JP5287895B2 - 液体吐出装置 - Google Patents

液体吐出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5287895B2
JP5287895B2 JP2011027085A JP2011027085A JP5287895B2 JP 5287895 B2 JP5287895 B2 JP 5287895B2 JP 2011027085 A JP2011027085 A JP 2011027085A JP 2011027085 A JP2011027085 A JP 2011027085A JP 5287895 B2 JP5287895 B2 JP 5287895B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge
region
space
discharge port
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011027085A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012166368A (ja
Inventor
康介 温井
信吾 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2011027085A priority Critical patent/JP5287895B2/ja
Priority to EP12151356.8A priority patent/EP2487038B1/en
Priority to US13/356,531 priority patent/US9010904B2/en
Publication of JP2012166368A publication Critical patent/JP2012166368A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5287895B2 publication Critical patent/JP5287895B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16505Caps, spittoons or covers for cleaning or preventing drying out

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明は、吐出口から液体を吐出して記録媒体に画像を記録する液体吐出装置に関する。
液体吐出装置は、インク等の液体を吐出する吐出口が開口した吐出面を有するヘッドを備えている。この吐出口から液体が吐出されない状況が長時間続くと、吐出口近傍の液体の水分が蒸発して粘性が増加し、吐出口に目詰まりが生じる。この吐出口の目詰まりを抑制するための技術として、例えば、下記特許文献1に記載された技術が知られている。
特許文献1に記載された技術では、凹状のキャッピング部によって吐出面を覆うことで、外部空間から隔てられた吐出空間を形成する。そして、キャッピング部の底面に空気供給口及び空気排出口が形成された空気流路を有する空調装置により、加湿した空気を空気供給口から吐出空間内に供給し、且つ吐出空間内の空気を空気排出口から排出することで吐出口近傍の液体を加湿している。こうして、吐出口近傍の液体の蒸発が抑制され、吐出口の目詰まりが抑制される。
特開2005−212138号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、空気供給口及び空気排出口がキャッピング部の底面の両端に形成されていない。つまり、吐出空間内においては、加湿空気が空気供給口から吐出面を経由して空気排出口に流れる加湿経路が構成されているが、その経路はキャッピング部の端にまで及ばないため、キャッピング部の吐出面と当接する環状部材に付着した液体を当該加湿空気で加湿することができない。このため、加湿空気の循環を停止すると、この加湿されていない環状部材及びその近傍に残留した増粘液体が吐出口近傍の液体から水分を吸収するため、当該液体が増粘して吐出口の目詰まりが生じる。
そこで、本発明の目的は、環状部材及びその近傍に残留した液体が増粘するのを抑制することが可能な液体吐出装置を提供することである。
本発明の液体吐出装置は、液体を吐出するための吐出口が形成された一方向に長い液体吐出ヘッドと、前記吐出口と対向する吐出空間が外部空間から封止された封止状態と、前記吐出空間が前記外部空間に対して開放された非封止状態とを取り得るキャップ手段であって、前記封止状態において前記吐出空間を取り囲む環状部材及び前記吐出空間を挟んで前記吐出口に対向する対向部材を有するキャップ手段と、加湿空気を生成するとともに、前記キャップ手段によって前記外部空間から封止された前記吐出空間内に加湿空気を供給する供給口及び当該吐出空間から空気を排出する排出口を有する加湿空気供給機構と、前記吐出空間を前記封止状態とするように前記キャップ手段を制御するとともに、前記吐出空間に対して、加湿空気を前記供給口から供給し、前記排出口から排出するように前記加湿空気供給機構を制御する制御手段とを備えている。そして、前記環状部材は、前記一方向に延びた一対の長辺部分、前記一対の長辺部分の一方端同士を繋ぐ第1領域及び前記一対の長辺部分の他方端同士を繋ぐ第2領域を含み、前記供給口が前記第1領域に向かって開口しているとともに、前記排出口が前記第2領域に近接して配置されている。
これによると、封止状態において、加湿空気が環状部材の第1領域及び第2領域のそれぞれにおいて内周面に沿って流れるので、環状部材及びその近傍に残留した液体が増粘するのを抑制することが可能となる。このため、封止状態において、吐出口内の液体が増粘しにくくなる。
また、本発明において、前記供給口は、前記環状部材の前記第1領域の内周面に沿って周方向に延在していることが好ましい。これにより、残留液体がより増粘するのを抑制することが可能となる。
また、本発明において、前記液体吐出ヘッド及び前記環状部材は、平面視で、前記一方向の長さがこれと直交する方向の長さよりも長い矩形状の輪郭を有しており、前記環状部材の一方の短辺が前記第1領域に含まれていることが好ましい。これにより、残留液体がより一層増粘するのを抑制することが可能となる。
また、本発明において、前記排出口は、前記環状部材の前記第2領域の内周面に沿って周方向に延在していることが好ましい。これにより、残留液体がより増粘するのを抑制することが可能となる。
また、本発明において、前記液体吐出ヘッド及び前記環状部材は、平面視で、前記一方向の長さがこれと直交する方向の長さよりも長い矩形状の輪郭を有しており、前記環状部材の他方の短辺が前記第2領域に含まれていることが好ましい。これにより、残留液体がより一層増粘するのを抑制することが可能となる。
また、本発明において、前記供給口及び前記排出口は、前記液体吐出ヘッドを挟む位置に配置されており、前記環状部材は、平面視で前記供給口及び前記排出口を包含するとともに、その先端が前記対向部材に当接することによって前記封止状態を構成し、前記環状部材の前記第1領域と前記対向部材との境界である第1境界部、及び、前記環状部材の前記第2領域と前記対向部材との境界である第2境界部が、前記加湿経路に面していることが好ましい。これにより、第1及び第2境界部に残留した液体も増粘するのを抑制することが可能となる。
また、本発明において、加湿空気が前記第1領域の内周面に向けて供給されるように、前記第1領域の内周面に向けて開口する前記供給口を構成する第1ガイド部と、前記第2領域の内周面付近の空気を排出するように、前記第2領域の内周面に向けて開口した前記排出口を構成する第2ガイド部とを備えることが好ましい。これにより、液体が残留しやすい部位に存在する液体の増粘を確実に抑制することが可能となる。
また、本発明において、前記加湿空気供給機構は、一端が前記供給口に連通し、他端が前記排出口に連通した循環流路と、前記循環流路内の空気を加湿して加湿空気を生成する加湿手段とを有することが好ましい。これにより、吐出空間から排出された空気を効果的に加湿することができる。
本発明の液体吐出装置によると、封止状態において、加湿空気が環状部材の第1領域及び第2領域のそれぞれにおいて内周面に沿って流れるので、環状部材及びその近傍に残留した液体が増粘するのを抑制することが可能となる。このため、封止状態において、吐出口内の液体が増粘しにくくなる。
本発明の液体吐出装置の一実施形態によるインクジェットプリンタの内部構造を示す概略側面図である。 図1のプリンタに含まれるインクジェットヘッドの流路ユニット及びアクチュエータユニットを示す平面図である。 図2の一点鎖線で囲まれた領域IIIを示す拡大図である。 図3のIV−IV線に沿った部分断面図である。 図1のプリンタに含まれるヘッドホルダ及び加湿空気供給機構を示す概略図である。 (a)は図5の一点鎖線で囲まれた領域VIを示す部分断面図であって、キャップが離隔位置にある状況を示す図であり、(b)はキャップが当接位置にある状況を示す図である。 図5のVII−VII線に沿った断面図である。 プリンタの電気的構成を示すブロック図である。 プリンタの制御装置が実行するキャッピング及び加湿メンテナンス動作の制御内容を示すフロー図である。 本発明の液体吐出装置の第1変形例を示し、封止状態において加湿メンテナンス動作が行われている状況を示す状況図である。 本発明の液体吐出装置の第2変形例を示し、封止状態において加湿メンテナンス動作が行われている状況を示す状況図である。 本発明の液体吐出装置の第3変形例を示し、封止状態において加湿メンテナンス動作が行われている状況を示す状況図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1を参照し、本発明の液体吐出装置の一実施形態に係るインクジェットプリンタ1の全体構成について説明する。
プリンタ1は、直方体形状の筐体1aを有する。筐体1aの天板上部には、排紙部31が設けられている。筐体1aの内部空間は、上から順に空間A,B,Cに区分できる。空間A,Bには、給紙ユニット1bから排紙部31に至る用紙搬送経路が形成されている。空間Aでは、用紙Pへの画像形成と、用紙Pの排紙部31への搬送が行われる。空間Bでは、用紙Pの搬送経路への給紙が行われる。空間Cは、空間Aのヘッド10に対するインク供給が行われる。
空間Aには、用紙センサ32、4つのヘッド10、搬送部、用紙Pをガイドするガイド部29、加湿メンテナンスに用いられる加湿空気供給機構50(図5参照)、制御装置1p等が配置されている。搬送部は、4つのヘッド10のそれぞれに対向して配置された4つの平板状プラテン7、及び、用紙搬送経路に沿って配置された4つの送りローラ対24からなり、用紙Pを図1中の太矢印方向(搬送方向)に搬送する。
ヘッド10は、主走査方向に長尺な略直方体形状を有する。ヘッド10は、副走査方向に所定ピッチで並び、ヘッドホルダ3(図5参照)を介して筐体1aに支持されている。ヘッドホルダ3は、ヘッド10の下面(吐出面10a)とプラテン7の上面(対向面7a)との間に記録に適した所定の間隙が形成されるように、ヘッド10を保持している。また、ヘッドホルダ3には、ヘッド10毎に、ヘッド10の下端近傍に環状のキャップ40(環状部材)が設けられている。キャップ40は、平面視でヘッド10を内包し、吐出面10aを取り囲む。なお、キャップ40の構成、動作、機能等については、後に詳述する。
搬送部を挟んで、ガイド部29が配置されている。搬送方向上流側のガイド部29は、ガイドと2つの送りローラ対22、23を有し、給紙ユニット1b(後述)と搬送部とを繋ぐ。画像形成用の用紙Pが、搬送部に向けて搬送される。下流側のガイド部29は、ガイドと3つの送りローラ対25〜27を有し、搬送部と排紙部31とを繋ぐ。画像形成後の用紙Pが、排紙部31に向けて搬送される。
空間Bには、給紙ユニット1bが配置されている。給紙ユニット1bは、給紙トレイ20及び給紙ローラ21を有する。このうち、給紙トレイ20が、筐体1aに対して着脱可能となっている。給紙トレイ20は、上方に開口する箱であり、複数の用紙Pを収納可能である。給紙ローラ21は、給紙トレイ20内で最も上方にある用紙Pを送り出す。
ここで、副走査方向とは、送りローラ対23,24によって搬送される用紙搬送方向と平行な方向であり、主走査方向とは、水平面に平行且つ副走査方向に直交する方向である。
空間Cには、カートリッジユニット1cが筐体1aに対して着脱可能に配置されている。カートリッジユニット1cは、トレイ35、及び、トレイ35内に並んで収納された4つのカートリッジ39を有する。4つのカートリッジ39には、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックのいずれかのインクが収容されている。カートリッジ39はそれぞれ、チューブ(図示せず)を介してヘッド10と接続され、当該ヘッド10に対応する色のインクを供給する。
次に、制御装置1pについて説明する。制御装置1pは、プリンタ1各部の動作を制御してプリンタ1全体の動作を司る。制御装置1pは、外部装置(プリンタ1と接続されたPC等)から供給された画像データに基づいて、画像形成動作を制御する。具体的には、制御装置1pは、記録に係わる準備動作、用紙Pの供給・搬送・排出動作、用紙Pの搬送に同期したインク吐出動作等を制御する。制御装置1pはまた、ヘッド10に対するメンテナンス動作を制御する。
制御装置1pは、外部装置から受信した記録指令に基づいて、給紙ローラ21用の給紙モータ125(図8参照)、各送りローラ対22〜27用の送りモータ127(図8参照)等を駆動する。給紙トレイ20から送り出された用紙Pは、上流側のガイド部29によりガイドされ搬送部に送られる。搬送部では、用紙Pがプラテン7の対向面7aに順次支持されて搬送される。用紙Pが各ヘッド10の真下を副走査方向(用紙搬送方向)に通過する際に、制御装置1pの制御により、各吐出面10aから順次インクが吐出され、用紙P上にカラー画像が形成される。インクの吐出動作は、用紙Pの先端を検知する用紙センサ32からの検知信号に基づいて行われる。そして画像が形成された用紙Pは、下流側のガイド部29によりガイドされて、筐体1a上部に形成された開口30から排紙部31に排出される。
制御装置1pは、メンテナンス動作によって、ヘッド10のインク吐出特性の回復・維持や記録に係わる準備を行う。メンテナンス動作には、パージやフラッシングによるインク排出動作、ワイピングによる吐出面10aのクリーニング動作、キャッピングや加湿によるインクの増粘防止動作等が含まれる。
パージでは、ポンプが駆動されて、全ての吐出口14aからインクが強制的に排出される。フラッシングでは、アクチュエータが駆動されて、全ての吐出口14aからインクが吐出(排出)される。インクの吐出は、フラッシングデータ(画像データと異なるデータ)に基づいて行われる。ワイピングでは、吐出面10aがワイパ(板状弾性部材)によって払拭される。ワイピングは、インクの排出動作後に行われ、吐出面10a上の残留インクや異物が取り除かれる。キャッピングでは、図6(b)に示すように、キャップ40により吐出空間(吐出面10aと対向する空間)S1が外部空間S2から隔離される。増粘防止動作における加湿(加湿メンテナンス)では、図6(b)に加え図10〜図12に示すように、隔離された吐出空間S1に加湿空気が供給される。
インク排出動作は、クリーニング動作を伴い、ヘッド10内の異物や吐出口14a近傍の増粘インクが排出される。吐出口14aの吐出特性が回復され、吐出面10aが清浄化される。キャッピングによりメニスカスの乾燥が抑制され、加湿により乾燥がさらに抑制される。なお、インク排出動作は、例えば、プリンタ1の電源投入直後、搬送経路内での紙ジャム(詰まり)時、所定時間以上継続した画像形成後や非吐出後等に行われる。電源投入直後のインク排出動作(特に、フラッシング)は、記録に係わる準備動作となる。インクの増粘防止動作は、例えば、プリンタ1の停止時や休止時に行われる。
次に、図2〜図5を参照し、ヘッド10の構成について説明する。なお、図3では、アクチュエータユニット17の下側にあって破線で示すべき圧力室16及びアパーチャ15を実線で示している。
ヘッド10は、流路ユニット12、アクチュエータユニット17、リザーバユニット11及び回路基板が、下から順に積層された積層体である。
上流側流路部材のリザーバユニット11には、リザーバを含む上流側インク流路が形成されており、カートリッジ39からインクが供給される。リザーバは、インクを一時的に貯留する。
下流側流路部材の流路ユニット12は、図4に示すように、9枚の矩形状金属プレート12a〜12iが積層された積層体である。流路ユニット12には、下流側インク流路が形成されている。下流側インク流路は、上面12xの開口12yで上流側インク流路と接続されている。下流側インク流路は、図2〜図4に示すように、開口12yを一端とするマニホールド流路13、マニホールド流路13から分岐した副マニホールド流路13a、副マニホールド流路13aに接続した多数の個別インク流路14で構成されている。個別インク流路14は、流路抵抗調整用のアパーチャ(絞り)15を含み、副マニホールド流路13aの出口から圧力室16を経て吐出口14aに至る。上面12xには、圧力室16が開口しマトリクス状に配置されている。下面は、吐出口14aが配置された吐出面10aである。
アクチュエータユニット17は、リザーバユニット11及び流路ユニット12に挟まれて、主走査方向に沿って千鳥状に配置されている。アクチュエータユニット17は、流路ユニット12の上面12xに固定されて、各圧力室16の開口を封止する。また、アクチュエータユニット17は、厚み方向に分極された圧電層(最上層)が振動板に積層した積層体である。振動板は、同じ圧電層であるが、自発的変形をしない。最上層は、表面側の多数の個別電極と内側の共通電極に挟まれている。1つの個別電極及び共通電極で挟まれた部分が歪むと、これに振動板を加えた部分がユニモルフ変形する。ユニモルフ変形する部分(個別電極と圧力室で挟まれた部分)が、個別アクチュエータとして働き、駆動信号で選択的に駆動される。
回路基板及びアクチュエータユニット17は、FPC19により電気的に接続されている。FPC19は、途中部にドライバICが実装されている。制御装置1pの制御の下、FPC19は、回路基板で中継・調整された各種信号(制御信号、画像信号等)をドライバICに伝達し、ドライバICが生成した駆動信号を対応する個別アクチュエータに伝達する。
次に、図5〜図7を参照し、ヘッドホルダ3及びこれに取り付けられたキャップ40、ジョイント51の構成について説明する。
ヘッドホルダ3は、金属等からなる枠状フレームであり、リザーバユニット11の側面を全周に亘って支持している。ヘッドホルダ3は、それぞれヘッド10毎に設けられ、キャップ40と一対のジョイント51とが取り付けられている。一対のジョイント51は、図5に示すように、対応するヘッド10の主走査方向の端部にそれぞれ近接配置されている。具体的には、一対のジョイント51は、図5に示すように、開口51aを持つ左側ジョイント51と開口51bを持つ右側ジョイント51とから構成され、リザーバユニット11を主走査方向に挟んで配置されている。一対のジョイント51は、ヘッド10の中心に対して点対称である。加湿メンテナンスでは、吐出空間S1に対し、開口51aから加湿空気が供給され、開口51bから空気が排出される。また、開口51a,51bは、図5に示すように、対向面7aに対して吐出面10aよりリザーバユニット11側に離れた位置に配置されている。
ジョイント51は、図6に示すように、方形状の基端部51x、及び、基端部51xから延出した円柱状の先端部51yを含んでいる。また、内部には、基端部51xから先端部51yに亘って、鉛直方向に沿った円柱状の中空空間51zが形成されている。基端部51xの方が、先端部51yより外形サイズが大きい。また、中空空間51zは、鉛直方向に沿って一定の断面サイズを有する。基端部51xは、副走査方向を長手方向とし、その長手方向の幅(長さ)は、吐出面10aよりも若干長く、ほぼ一対の平行部62a,62bと同じである。
ヘッドホルダ3には、平面視円形の貫通孔3aが形成されており、ジョイント51は、先端部51yが貫通孔3aに貫挿された状態で、ヘッドホルダ3に固定されている。先端部51yは、貫通孔3aよりも一回り小さいが、両者間の隙間にはシール材等が充填されて、封止される。
キャップ40は、図7に示すように、平面視でヘッド10の外周を取り囲む矩形の環状部材であり、主走査方向が長手方向である。キャップ40は、図6に示すように、ヘッドホルダ3に支持された弾性体41、及び、昇降可能な可動体42を含む。また、キャップ40は、図5及び図6(b)に示すように、供給口61a及び排出口61bの一部を構成している。
弾性体41は、ゴム等の環状弾性材料からなり、平面視でヘッド10を囲んでいる。弾性体41は、図6(a)に示すように、基部41x、基部41xから下方に突出した突出部41a、ヘッドホルダ3に固定された固定部41c、及び、基部41xと固定部41cとを接続する接続部41dを含む。このうち、突出部41aは、基部41xの下面から突出し、断面が三角形である。また、固定部41cの断面はT字状である。固定部41cの上端部分は、接着剤等によって、ヘッドホルダ3に固定されている。固定部41cはまた、ヘッドホルダ3と各ジョイント51の基端部51xとで挟持されている。接続部41dは、固定部41cの下端から湾曲しつつ外側(平面視で吐出面10aから離隔する方向)に延び、基部41xの下端に接続している。接続部41dは、可動体42の昇降に伴って変形可能であり、下降することで平行部62a(後述)と供給口61aを構成し、同様に平行部62b(後述)と排出口61bを構成する。基部41xの上面には、凹部41bが形成されており、可動体42の下端と嵌合している。
可動体42は、環状の剛材料(例えば、ステンレス)からなり、平面視でヘッド10の外周を取り囲んでいる。可動体42は、弾性体41を介してヘッドホルダ3に支持されつつ、ヘッドホルダ3に対して鉛直方向に相対移動可能である。可動体42は、複数のギア43と接続されている。制御装置1pによる制御の下、昇降モータ44(図8参照)が駆動されると、ギア43が回転して昇降する。このとき、基部41xも可動体42と共に昇降する。これにより、突出部41aの先端41a1と吐出面10aとの相対位置が、鉛直方向に変化する。本実施形態では、1つの昇降モータ44から、各キャップ40用の複数のギア43に対して、その駆動力が選択的に伝達される。
突出部41aは、可動体42の昇降に伴って、先端41a1が対向面7aに当接する当接位置(図6(b)に示す位置)と、先端41a1が対向面7aから離隔した離隔位置(図6(a)に示す位置)とを選択的に取る。当接位置では、吐出空間S1が、吐出面10aとプラテン7の対向面7aとに挟まれて、外部空間S2から隔離された封止状態となっている。また、離隔位置では、吐出空間S1が外部空間S2に対して開放された非封止状態となっている。このようなキャップ40(環状部材)、複数のギア43を含む伝達機構、ヘッドホルダ3、昇降モータ44、及び、プラテン(対向部材)7によって、キャップ手段が構成されている。
次に、図5〜図7を参照し、加湿空気供給機構50の構成について説明する。
加湿空気供給機構50は、図5に示すように、一対のジョイント51、ガイド部材60、チューブ55,57、ポンプ56、水温センサ46、ヒータ58及びタンク54などを含む。チューブ55,57はそれぞれ、4つのヘッド10に共通の主部55a,57a、及び、主部55a,57aから分岐してジョイント51まで延在した4つの分岐部55b,57bを含む。ポンプ56は主部57aに設けられている。なお、図5では、1組の分岐部55b、57bと1つのヘッド10との接続状態が示されている。実際は、1つの主部55a、57aに対して、4つのヘッド10が分岐部55b、57bを介して並列的に接続されている。
チューブ55の一端(分岐部55bの先端)は左側ジョイント51の先端部51yに嵌合し、他端はタンク54に接続されている。一方、チューブ57の一端(分岐部57bの先端)は右側ジョイント51の先端51yに嵌合し、他端はタンク54に接続されている。
タンク54は、下部空間に水を貯留し、且つ、上部空間に、下部空間の水により加湿された加湿空気を貯蔵している。チューブ57は、タンク54の下部空間(水中)と連通している。一方、チューブ55は、タンク54の上部空間と連通している。なお、タンク54内の水がポンプ56に流れ込まないよう、チューブ57には図示しない逆止弁が取り付けられており、図5中白抜き矢印方向にのみ空気が流れるようになっている。また、タンク54には水の温度を計測する水温センサ46が設置され、タンク54(下部空間)の近傍には、タンク54内の水を温めるヒータ58が設置されている。加湿に際して、制御装置1pによる制御の下、水温センサ46による温度検出結果に基づいてヒータ58が制御され、加湿空気の湿度が調整される。本実施形態においては、プリンタ1の電源がONされることで、自動的に加湿空気の湿度が所望の湿度に調整される。なお、タンク54に貯留された水が少なくなった時は、図示しない補給タンクから水が補給される。
このように、タンク54、ヒータ58、水温センサ46などによって、加湿空気を生成する加湿手段が構成されている。また、封止状態を作るキャップ40とともに、チューブ55,57、一対のジョイント51などによって、加湿空気の循環流路が構成されている。これら加湿手段及び循環流路が設けられていることで、加湿メンテナンスにおいて吐出空間S1を効果的に加湿することが可能となる。
本実施の形態では、図6及び図7に示すように、吐出面10aから水平に広がるガイド部材60が配置されている。ガイド部材60は、矩形板状部材であって、中央の貫通孔から吐出面10aが露出している。ガイド部材60は、副走査方向に延在する1対の平行部(第1及び第2ガイド部)62a、62bと、主走査方向に延在する1対の平行部63a、63bとから構成され、貫通孔の内周面60aが流路ユニット12の側面に接着されている。平行部(第1ガイド部)62aは、左側ジョイント51の開口51aと対向配置され、キャップ40の接続部41dとともに供給口61aを構成する。平行部(第2ガイド部)62bは、右側ジョイント51の開口51bと対向配置され、同様にして排出口61bを構成している。
一対の平行部62a,62bは、ヘッド10の主走査方向の一端及び他端に隣接配置されている。一方、一対の平行部63a,63bは、ヘッド10の副走査方向の一端及び他端に隣接配置され、一対の平行部62a,62bを繋いでいる。また、一対の平行部63a,63bは、主走査方向に関して吐出面10aとほぼ同じ長さを有している。一対の平行部62a,62bは、副走査方向に関して、吐出面10aよりも若干長く形成されており、基端部51xとほぼ同じ長さである。
平行部(第1ガイド部)62aは、図6(b)に示すように、主走査方向外側の角部が、下方斜めに延びた接続部41dの内周面と隙間を介して対向している。この隙間は、平行部62aの副走査方向両端部まで延在して、供給口61aを構成している。この両端部では、接続部41dの内周面が平行部(角部)62aと接触している。加湿空気は、細長い供給口61a全体から流れ出る。供給口61aは、キャップ40の第1領域40aに向かって開口している。第1領域40aは、接続部41d及び突出部41aで構成された領域であって、矩形の弾性体41において一方の短辺及び当該短辺と長辺とを繋ぐ角部で構成された領域である。これは、図7中のハッチング領域に相当する。このように供給口61aが、第1領域40aに向かって開口しているため、加湿空気は、図6(b)の白抜き矢印で示すように、第1領域40aの内周面に沿って確実に流れる。
これにより、供給口61aから供給された加湿空気が、キャップ40の一方の端部の内周面全体に沿って流れやすくなる。このため、当該内周面に付着した残留インクが増粘するのをより抑制することが可能となる。
平行部(第2ガイド部)62b付近の構成は、図6(b)に示すように、平行部62a付近の構成と同様である。排出口61bは、第2領域40bの内周面付近の空気を排出する。このように排出口61bが、第2領域40bに近接して配置されているため、吐出空間S1内の空気が、図6(b)の白抜き矢印で示すように、第2領域40bの内周面に沿って確実に流れる。つまり、吐出空間S1内の空気が、キャップ40の他方の端部の内周面全体に沿って流れやすくなる。このため、当該内周面に付着した残留インクが増粘するのをより抑制することが可能となる。
この構成において、加湿メンテナンスが実行されると、制御装置1pによる制御の下、ポンプ56が駆動されてタンク54内の加湿空気がタンク54から開口51aに向かう方向(図5中白抜き矢印方向)に流れ、吐出空間S1内に加湿空気が循環する。つまり、図6(b)及び図7の白抜き矢印で示すように、開口51aから鉛直方向下方に流れた加湿空気が、平行部62aの上面に当たって当該上面に沿った流れを作り、さらに供給口61aから接続部41d(第1領域40a)に沿って供給される(吐出空間S1に供給される)。その後、加湿空気は、吐出面10a(吐出口14a)と対向面7aとの間、及び、一対の平行部63a,63bと対向面7aとの間を通って第2領域40bに向かって流れる。このとき、一部の加湿空気が、一対の平行部63a,63b上を流れて開口51bから排出されるので、当該経路に残留するインクにも水分を補給することが可能となる。
第2領域40bに向かって流れてきた加湿空気は、第2領域40b(突出部41a及び接続部41d)の内周面に沿って流れて排出口61bから排出される。排出された空気は、さらに開口51b及びチューブ57を通ってタンク54に流入する。
また、図6(b)に示すように、キャップ40の第1領域40aとプラテン7との境界である第1境界部65a、及び、第2領域40bとプラテン7との境界である第2境界部65bが、吐出空間S1内の加湿経路に面している。さらに、キャップ40の第1領域40aと第2領域40bとを繋ぐ領域(キャップ40の主走査方向に平行な領域)とプラテン7との境界部(両者の当接部)も、加湿経路に面している。つまり、加湿経路はすべての境界部に沿う経路が含まれている。このように加湿メンテナンスが行われることで、加湿空気が吐出空間S1の隅々に行き渡るようにして流れ、排出口61bから排出される加湿経路が構成されることになる。なお、キャップ40の先端41a1は、一旦、どこかにインクが付着すると、当該インクが、境界部(第1及び第2境界部65a,65b含む)に沿って広がる。しかしながら、加湿経路がこの境界部に沿う経路を含んでいるので、加湿空気が当該境界部に存在するインクに水分を補給することが可能となる。このため、当該境界部に隣接する吐出口14aでも、インクの増粘を抑制できる。
次に、図8を参照し、プリンタ1の電気的構成について説明する。
制御装置1pは、図8に示すように、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)101に加えて、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory:不揮発性RAMを含む)103、ASIC(Application Specific Integrated Circuit )104、I/F(Interface)105、I/O(Input/Output Port)106等を有する。ROM102には、CPU101が実行するプログラム、各種固定データ等が記憶されている。RAM103には、プログラム実行時に必要なデータが一時的に記憶される。ASIC104では、画像データの書き換え、並び替え等(例えば、信号処理や画像処理)が行われる。I/F105は、外部装置とのデータ送受信を行う。I/O106は、各種センサの検出信号の入力/出力を行う。
制御装置1pは、各モータ125,127、用紙センサ32、ヘッド10の制御基板、水温センサ46,ヒータ58,ポンプ56等に接続されている。制御装置1pはさらに、ギア43(図6参照)を駆動する昇降モータ44に接続されている。
次に、図9を参照しつつ、制御装置1pが実行するキャッピング及び加湿メンテナンスの制御内容について説明する。
制御装置1pは、図9に示すように、先ず、キャッピング指令の受信の有無を判断する(G1)。キャッピング指令の受信前、キャップ40は離隔位置にある。
制御装置1pは、キャッピング指令を受信すると(G1:YES)、昇降モータ44を駆動し、各キャップ40の先端41a1を対向面7aに当接(離隔位置から当接位置に移動)させる(ステップ2:G2)。これにより、吐出面10aとプラテン7の対向面7aとの間に形成される吐出空間S1が外部空間S2から隔離された封止状態となる(図5及び図6(b)参照)。
ステップ2の後、制御装置1pは、ポンプ56を駆動して、タンク54内の加湿空気を供給口61aから吐出空間S1に供給し、排出口61bから吐出空間S1内の空気を排出する加湿メンテナンスを所定時間だけ行う(ステップ3:G3)。これにより、加湿空気がタンク54から吐出空間S1へ、吐出空間S1からタンク54へと循環し、吐出空間S1内の空気の湿度が所望湿度に調整される。このとき、供給口61aから供給された加湿空気が、上述したように吐出空間S1内の加湿経路に沿って流れ、排出口61bから排出される。このため、加湿経路上のインク(吐出口14a近傍のインクおよび残留インク)に水分を補給することが可能となる。
こうして、キャッピング及び加湿メンテナンスが終了する。この後、外部装置から記録指令などの信号を受信すると、制御装置1pは、昇降モータ44を駆動し、各キャップ40の先端41a1を対向面7aから離隔(当接位置から離隔位置かに移動)させる。これにより、吐出面10aとプラテン7の対向面7aとの間に形成される吐出空間S1が外部空間S2に開放された非封止状態となる(図1参照)。そして、上述したように記録動作が制御装置1pの制御によって行われる。
以上に述べたように、本実施形態によるプリンタ1によると、加湿メンテナンスにおいて、加湿空気がキャップ40の第1領域40a及び第2領域40bのそれぞれにおいて内周面に沿って流れるので、キャップ40及びその近傍にインクが残留していても(すなわち、予備吐出などによってキャップ40やキャップ40とプラテン7との境界部(第1境界部65a及び第2境界部65bを含む)にインクが付着して残留していても)、当該残留インクに水分を補給することが可能となる。このため、加湿メンテナンスが終了し、封止状態が継続されているときに、残留インクが増粘するのを抑制することが可能となり、吐出口14a内のインクが増粘しにくくなる。
また、供給口61a及び排出口61bを構成するように、一対の平行部(第1及び第2ガイド部)62a,62bを設けたことで、インクが残留しやすい部位(第1及び第2領域40a,40bの内周面)に存在するインクの増粘を確実に抑制することが可能となる。
第1変形例として、加湿空気をプラテン7側から吐出空間S1内に供給してもよい。この場合、例えば、図10に示すように、プラテン7上で吐出面10aを主走査方向に挟む位置に2つの開口251a,251bが設けられる。開口251aはチューブ55の分岐部55bと連通し、吐出空間S1内に加湿空気を供給する。一方、開口251bはチューブ57の分岐部57bと連通し、吐出空間S1内から空気を排出する。そして、開口251a及び開口251bをそれぞれ覆う位置には、用紙の搬送経路を主走査方向に挟んでガイド部材262a,262bが設けられている。これらガイド部材262a,262bは、L字断面形状を有しており、対向面7aに固定されている。ガイド部材(第1ガイド部)262aは、対向面7aとの間で供給口261aを形成し、第1領域40aに向かって開口している。このため、開口251aからの加湿空気も第1領域40aに向かって供給される。ガイド部材(第2ガイド部)262bは、対向面7aとの間で排出口261bを形成し、第2領域40bに向かって開口している。このため、吐出空間S1内の空気を第2領域40bに沿わせてから排出口261bで確実に排出できる。
この第1変形例においても、加湿メンテナンスにおいて、供給口261aから供給された加湿空気が、図10中矢印で示すように、第1領域40aの内周面に沿って流れ、吐出面10aと対向面7aとの間を経て第2領域40bの内周面に沿って流れ、排出口261bから排出される加湿経路が、吐出空間S1内に構成される。これにより、上述の実施形態と同様な効果を得ることができる。もちろん、上述の実施形態と同様な構成においては、同様な効果を得ることができる。また、本変形例においては、加湿空気がプラテン7側から供給・排出されているので、ヘッド10側にはジョイント51などが設けられていない。
第2変形例として、上述のキャップ手段とは別のキャップ手段を採用してもよい。この場合、キャップ手段が、例えば、図11に示すように、キャップ340と、キャップ340が吐出面10aに対向する対向位置と吐出面10aに対向しない非対向位置との間においてキャップ340を移動させる移動機構(不図示)とを含むものであってもよい。
キャップ340は、吐出面10aと対向する平板状の対向部材307と、対向部材307の周縁から立設された環状のリップ308とを有し、吐出面10aに向かって開口する凹部が構成されている。リップ308は、キャップ340が対向位置にあるときに吐出面10aの周縁部と対向する位置に形成されている。そして、対向部材307には、主走査方向に沿って互いに離隔された2つの開口351a,351bが設けられている。開口351aはチューブ55の分岐部55bと連通し、加湿メンテナンスにおいて加湿空気を供給する。一方、開口351bはチューブ57の分岐部57bと連通し、加湿メンテナンスにおいて吐出空間S1内の空気を排出する。また、対向部材307の対向面(吐出面10aと対向する面)307aには、第1変形例と同様なガイド部材(第1及び第2ガイド部)362a,362bが固定されており、供給口361a及び排出口361bが形成されている。
供給口361aは、キャップ340の主走査方向の一端部(第1領域340aであってリップ308の一部)に向かって開口している。このため、加湿空気が、第1領域340aに向かって供給される。排出口361bは、キャップ340の他端部(第2領域340bであってリップ308の一部)に向かって開口し、当該第2領域340bに近接している。このため、吐出空間S1内の空気を第2領域340bに沿わせてから排出口361bで確実に排出できる。
なお、移動機構は、キャップ340が対向位置(キャップ340のリップ308と吐出面10aとが当接する当接位置と離隔する離隔位置との間の位置)にあるときに、キャップ340を移動させる。これにより、キャップ手段は、吐出空間S1を外部空間S2から隔離する封止状態と、外部空間S2に対して開放する非封止状態とを取り得ることが可能となる。また、リップ308は、封止状態において吐出空間S1を取り囲む。また、本変形例においては、加湿空気が対向部材307側から供給・排出されているので、ヘッド10側にはジョイント51などが設けられていない。
この第2変形例においては、供給口361aから供給された加湿空気が、図11中矢印で示すように、第1領域340aの内周面に沿って流れる。この後、加湿空気は、吐出面10aとリップ308との境界部(当接部であってリップ308の先端)及び吐出面10aに沿いつつ吐出面10a(吐出口14a)と対向面307aとの間を経て第2領域340bの内周面に沿って流れ、排出口361bから排出される。このように本変形例の加湿メンテナンスにおいては、上述の加湿経路が吐出空間S1内に構成される。これにより、上述の実施形態と同様な効果を得ることができる。また、加湿メンテナンス時の加湿経路が、吐出面10aとリップ308との境界部に沿った経路を含んでいる。これにより、加湿空気が、インクが残留しやすい境界部に沿って流れるため、当該境界部に存在するインクに水分を補給することが可能となる。このため、残留インクの増粘を抑制することが可能となり、当該境界部に隣接する吐出口14aでのインクの増粘を抑制できる。
また、図11に示すように、キャップ340の第1領域340a(リップ308)と対向部材307との境界である第1境界部365a、及び、第2領域340b(リップ308)と対向部材307との境界である第2境界部365bが、吐出空間S1内の加湿経路に面している。このため、両境界部365a,365bに残留したインクにも水分を補給することが可能となり、当該残留インクが増粘するのを抑制することが可能となる。もちろん、上述の実施形態と同様な構成においては、同様な効果を得ることができる。
また、第2変形例においては、下面が吐出面10aと同じ高さレベルに配置された環状の板状部材を、ヘッド10を取り囲むようにその外周側面に固定し、当該板状部材の下面にリップ308を当接してもよい。つまり、リップ308を吐出面10aに当接させずにその外周にある板状部材とリップ308とを当接させてもよい。この場合においても、上述と同様な効果を得ることができる。
第3変形例として、さらに別のキャップ手段を採用してもよい。この場合、キャップ手段が、例えば、図12に示すように、キャップ440と、キャップ440が吐出面10aに対向する対向位置と吐出面10aに対向しない非対向位置との間においてキャップ440を移動させる移動機構(不図示)とを含むものであってもよい。
キャップ440は、吐出面10aと対向する平板状の対向部材407と、対向部材407の周縁から立設された環状のリップ408とを有し、吐出面10aに向かって開口する凹部が構成されている。リップ408は、キャップ440が対向位置にあるときに後述の板状部材410の周縁部と対向する位置に形成されている。なお、移動機構は、キャップ440が対向位置(キャップ440のリップ408と板状部材410とが当接する当接位置と離隔する離隔位置との間の位置)にあるときに、キャップ440を移動させる。これにより、キャップ手段は、吐出空間S1を外部空間S2から隔離する封止状態と、外部空間S2に対して開放する非封止状態とを取り得ることが可能となる。また、リップ408は、封止状態において吐出空間S1を取り囲む。
ヘッド10の外周側面には、ヘッド10を取り囲む環状の板状部材410が固定されている。この板状部材410には、主走査方向に関してヘッド10を挟む位置に2つの開口451a,451bが設けられている。開口451aはチューブ55の分岐部55bと連通し、加湿メンテナンスにおいて加湿空気を供給する。一方、開口451bはチューブ57の分岐部57bと連通し、加湿メンテナンスにおいて吐出空間S1内の空気を排出する。
また、ヘッド10の主走査方向の側面には、上述の平行部62a,62bと同様な機能を果たす板状のガイド部材(第1及び第2ガイド部)462a,462bが固定されている。これらガイド部材462a,462bは、副走査方向に関して吐出面10aとほぼ同じ幅を有している。また、ガイド部材462aは、キャップ440の主走査方向の一端部(第1領域440aであってリップ408の一部)と隙間を介して対向し、供給口461aを構成する。供給口461aは、副走査方向に細長い。このため、開口451aからの加湿空気が供給口461aから第1領域440a全体に向かって供給される。また、ガイド部材462bは、キャップ440の主走査方向の他端部(第2領域440bであってリップ408の一部)と隙間を介して対向し、排出口461bを構成する。排出口461bも、副走査方向に細長い。このため、吐出空間S1内の空気を第2領域440b全体に沿わせてから排出できる。
この第3変形例においても、加湿メンテナンスにおいて、供給口461aから供給された加湿空気が、図12中矢印で示すように、第1領域440aの内周面に沿って流れ、吐出面10a(吐出口14a)と対向面407aとの間を経て第2領域440bの内周面に沿って流れ、排出口461bから排出される加湿経路が、吐出空間S1内に構成される。これにより、上述の実施形態と同様な効果を得ることができる。また、図12に示すように、キャップ440の第1領域440a(リップ408)と対向部材407との境界である第1境界部465a、及び、第2領域440b(リップ408)と対向部材407との境界である第2境界部465bが、吐出空間S1内の加湿経路に面している。このため、両境界部465a,465bに残留したインクにも水分を補給することが可能となり、当該残留インクが増粘するのを抑制することが可能となる。もちろん、上述の実施形態と同様な構成においては、同様な効果を得ることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、上述の実施形態及び各変形例においては、供給口及び排出口を構成する第1及び第2ガイド部としての一対の平行部62a,62b、ガイド部材262a,262b,362a,362b,462a,462bが設けられているが、これらが設けられていなくてもよい。この場合、例えば、開口51aを第1領域40aに向けて形成して供給口とし、開口51bを第2領域40bに向けつつ第2領域40b近傍に形成すればよい。つまり、加湿空気が第1領域40a,340a,440aの内周面に沿って流れ、吐出口14aと対向部材7,307,407との間を経て、第2領域40b,340b,440bの内周面に沿って流れる加湿経路を構成するように、供給口及び排出口が設けられればよい。さらに、供給口及び排出口が、吐出面10aに形成されていてもよい。この場合、供給口及び排出口は、一方向(例えば、主走査方向)に関して、吐出面10aの吐出口14aの形成領域の外側に形成されていることが好ましい。このとき、供給口は、加湿空気が第1領域40aに向かって供給されるように形成され、排出口は、吐出空間S1の空気が第2領域40bの内周面に沿って流れてから排出されるように形成されておればよい。
また、供給口61aは、第1領域40aの一部と対向しておればよい。また、排出口61bも、第2領域40bの一部と対向しておればよい。つまり、これら供給口61a及び排出口61bは、第1領域40a及び第2領域40bの内周面に沿って周方向に延在していなくてもよい。また、キャップ40,340,440の第1領域及び第2領域は、主走査方向と交差する水平方向に関して互いに対向する領域であってもよい。この場合、供給口及び排出口も、当該水平方向に沿って配置されることが好ましい。
また、上述の実施形態においては、先にキャッピング動作が開始され封止状態となってから加湿メンテナンス動作が開始されているが、キャッピング動作と加湿メンテナンス動作とを同時に開始しもよいし、加湿メンテナンス動作を先に開始してからキャッピング動作を行ってもよい。つまり、最終的には、外部空間S2と隔離された吐出空間S1に上述の加湿経路が構成されればよい。
本発明は、ライン式・シリアル式のいずれにも適用可能であり、また、プリンタに限定されず、ファクシミリやコピー機等にも適用可能であり、さらに、インク以外の液体を吐出させることで記録を行う液体吐出装置にも適用可能である。記録媒体は、用紙Pに限定されず、記録可能な様々な媒体であってよい。
1 インクジェットプリンタ(液体吐出装置)
1p 制御装置(制御手段)
7,307,407 対向部材
7a,307a,407a 対向面
10 ヘッド(液体吐出ヘッド)
10a 吐出面
14a 吐出口
40,340,440 キャップ(環状部材)
50 加湿空気供給機構
61a,261a,361a,461a 供給口
61b,261b,361b,461b 排出口
62a 平行部(第1ガイド部)
62b 平行部(第2ガイド部)
S1 吐出空間
S2 外部空間
262a,362a,462a ガイド部材(第1ガイド部)
262b,362b,462b ガイド部材(第2ガイド部)

Claims (7)

  1. 液体を吐出するための吐出口が形成された一方向に長い液体吐出ヘッドと、
    前記吐出口と対向する吐出空間が外部空間から封止された封止状態と、前記吐出空間が前記外部空間に対して開放された非封止状態とを取り得るキャップ手段であって、前記封止状態において前記吐出空間を取り囲む環状部材及び前記吐出空間を挟んで前記吐出口に対向する対向部材を有するキャップ手段と、
    加湿空気を生成するとともに、前記キャップ手段によって前記外部空間から封止された前記吐出空間内に加湿空気を供給する供給口及び当該吐出空間から空気を排出する排出口を有する加湿空気供給機構と、
    前記吐出空間を前記封止状態とするように前記キャップ手段を制御するとともに、前記吐出空間に対して、加湿空気を前記供給口から供給し、前記排出口から排出するように前記加湿空気供給機構を制御する制御手段とを備えており、
    前記環状部材は、前記一方向に延びた一対の長辺部分、前記一対の長辺部分の一方端同士を繋ぐ第1領域及び前記一対の長辺部分の他方端同士を繋ぐ第2領域を含み、
    前記供給口が前記第1領域に向かって開口しているとともに、前記排出口が前記第2領域に近接して配置されていることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記供給口は、前記環状部材の前記第1領域の内周面に沿って周方向に延在していることを特徴とする請求項に記載の液体吐出装置。
  3. 前記液体吐出ヘッド及び前記環状部材は、平面視で、前記一方向の長さがこれと直交する方向の長さよりも長い矩形状の輪郭を有しており、
    前記環状部材の一方の短辺が前記第1領域に含まれていることを特徴とする請求項に記載の液体吐出装置。
  4. 前記排出口は、前記環状部材の前記第2領域の内周面に沿って周方向に延在していることを特徴とする請求項のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  5. 前記液体吐出ヘッド及び前記環状部材は、平面視で、前記一方向の長さがこれと直交する方向の長さよりも長い矩形状の輪郭を有しており、
    前記環状部材の他方の短辺が前記第2領域に含まれていることを特徴とする請求項に記載の液体吐出装置。
  6. 加湿空気が前記第1領域の内周面に向けて供給されるように、前記第1領域の内周面に向けて開口する前記供給口を構成する第1ガイド部と、
    前記第2領域の内周面付近の空気を排出するように、前記第2領域の内周面に向けて開口した前記排出口を構成する第2ガイド部とを備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  7. 前記加湿空気供給機構は、
    一端が前記供給口に連通し、他端が前記排出口に連通した循環流路と、前記循環流路内の空気を加湿して加湿空気を生成する加湿手段とを有することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
JP2011027085A 2011-02-10 2011-02-10 液体吐出装置 Active JP5287895B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011027085A JP5287895B2 (ja) 2011-02-10 2011-02-10 液体吐出装置
EP12151356.8A EP2487038B1 (en) 2011-02-10 2012-01-17 Liquid ejection apparatus
US13/356,531 US9010904B2 (en) 2011-02-10 2012-01-23 Liquid ejection apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011027085A JP5287895B2 (ja) 2011-02-10 2011-02-10 液体吐出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012166368A JP2012166368A (ja) 2012-09-06
JP5287895B2 true JP5287895B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=45495808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011027085A Active JP5287895B2 (ja) 2011-02-10 2011-02-10 液体吐出装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9010904B2 (ja)
EP (1) EP2487038B1 (ja)
JP (1) JP5287895B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5246197B2 (ja) 2010-03-30 2013-07-24 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
JP5287895B2 (ja) 2011-02-10 2013-09-11 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
JP5712896B2 (ja) 2011-10-27 2015-05-07 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
JP6035746B2 (ja) * 2012-01-13 2016-11-30 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
JP6243097B2 (ja) 2012-01-13 2017-12-06 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
JP5953816B2 (ja) * 2012-02-29 2016-07-20 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
JP5953817B2 (ja) * 2012-02-29 2016-07-20 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
JP6106995B2 (ja) * 2012-08-31 2017-04-05 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
JP6115357B2 (ja) * 2013-06-28 2017-04-19 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
US9446607B2 (en) * 2014-09-18 2016-09-20 Xerox Corporation Spacer with integral flange for print head protection

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS645852A (en) 1987-06-29 1989-01-10 Ricoh Kk Method and apparatus for the prevention of clogging in ink jet printer
JPH02192951A (ja) * 1989-01-20 1990-07-30 Nec Corp インクジェットヘッドの保湿機構
JPH03184852A (ja) * 1989-12-15 1991-08-12 Canon Inc インクジェット記録装置
GB2280149A (en) * 1993-06-23 1995-01-25 Willett Int Ltd Preventing nozzle clogging in ink-jet printers.
JP3467716B2 (ja) 1995-05-25 2003-11-17 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録ヘッド用キャッピング装置
JPH0985959A (ja) 1995-09-21 1997-03-31 Mita Ind Co Ltd インクジェット記録装置
US5956053A (en) 1996-10-31 1999-09-21 Hewlett-Packard Company Dual seal capping system for inkjet printheads
JPH10264402A (ja) * 1997-03-26 1998-10-06 Seiko Epson Corp インクジェット式記録ヘッドのキャッピング装置
EP1074388B1 (en) 1997-03-25 2004-01-02 Seiko Epson Corporation Ink jet recording apparatus and cap unit for the recording head
JP2000079696A (ja) 1998-09-04 2000-03-21 Canon Inc 記録装置
US6290323B1 (en) * 1999-09-28 2001-09-18 Eastman Kodak Company Self-cleaning ink jet printer system with reverse fluid flow and rotating roller and method of assembling the printer system
JP2002127440A (ja) * 2000-10-26 2002-05-08 Seiko Epson Corp インクジェット式記録装置
JP3781284B2 (ja) * 2001-11-30 2006-05-31 リコープリンティングシステムズ株式会社 インクジェット式記録ヘッドとその記録装置
US7108352B2 (en) 2003-05-16 2006-09-19 Canon Kabushiki Kaisha Liquid-jet recording head
JP2005212138A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Seiko Epson Corp 液滴吐出装置及び方法並びにデバイス製造方法
JP2005271314A (ja) 2004-03-23 2005-10-06 Canon Inc 雰囲気調整システムおよびインクジェット記録装置
US7246876B2 (en) 2005-04-04 2007-07-24 Silverbrook Research Pty Ltd Inkjet printhead for printing with low density keep-wet dots
JP4932282B2 (ja) 2006-03-02 2012-05-16 理想科学工業株式会社 画像記録装置
JP4773859B2 (ja) * 2006-03-29 2011-09-14 富士フイルム株式会社 液体吐出ヘッド及びこれを備えた画像形成装置
JP4577253B2 (ja) 2006-03-31 2010-11-10 ブラザー工業株式会社 インクジェットヘッド保護アセンブリ及びインクジェットヘッドの保護方法
JP2007268852A (ja) 2006-03-31 2007-10-18 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置及びキャップ
JP2008030357A (ja) 2006-07-31 2008-02-14 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出ヘッド
JP4241792B2 (ja) 2006-09-25 2009-03-18 ブラザー工業株式会社 キャップ及びインクジェット保護アセンブリ
JP5246197B2 (ja) * 2010-03-30 2013-07-24 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
JP5287895B2 (ja) 2011-02-10 2013-09-11 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2487038A1 (en) 2012-08-15
EP2487038B1 (en) 2016-05-04
US20120206537A1 (en) 2012-08-16
JP2012166368A (ja) 2012-09-06
US9010904B2 (en) 2015-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5287895B2 (ja) 液体吐出装置
JP5246197B2 (ja) 液体吐出装置
JP5304809B2 (ja) 液体吐出装置、制御装置、及び、プログラム
JP6040811B2 (ja) 液体吐出装置
JP5472143B2 (ja) 液体吐出装置及びプログラム
JP6035746B2 (ja) 液体吐出装置
EP2471659B1 (en) Liquid ejection apparatus and storage medium storing program
US8454138B2 (en) Liquid ejecting apparatus
JP6243097B2 (ja) 液体吐出装置
JP5998485B2 (ja) 液体吐出装置
JP6111533B2 (ja) 液体吐出装置
JP5790271B2 (ja) 液体吐出装置
JP5891750B2 (ja) インクジェット記録装置
US7669984B2 (en) Liquid ejection head, image forming apparatus and liquid supply method for liquid ejection head
JP5488487B2 (ja) 液体吐出装置
JP6106995B2 (ja) 液体吐出装置
JP5742205B2 (ja) インク吐出装置及びプログラム
JP6241173B2 (ja) 液体吐出装置
JP6107567B2 (ja) 液体吐出装置
JP6040810B2 (ja) 液体吐出装置
JP5447623B2 (ja) 液体吐出装置
JP6048005B2 (ja) 液体吐出装置
JP5659912B2 (ja) 液体吐出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130305

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5287895

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150