JP2014035616A - 媒体処理装置及び自動取引装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高抗磁力の磁性体が形成された媒体の普及に資することが可能な、媒体処理装置及び自動取引装置を提供する。
【解決手段】磁性体が形成された媒体を挿入される媒体挿入口と、前記媒体挿入口から挿入された媒体についての所定の条件が満たされるか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に応じて、当該媒体から新しい媒体への切り替えを促す画面を生成するか否かを制御する表示制御部と、前記表示制御部が生成した切り替えを促す画面を表示する表示部と、を備える媒体処理装置。
【選択図】図8

Description

本発明は、媒体処理装置及び自動取引装置に関する。
近年、磁気情報を読み書きすることのできる磁性体が形成された、カードや切符などの媒体が多様な場所で使用されている。そのような場所の一例として、現金自動預け払い機(ATM:Automatic Teller Machine)があり、顧客は磁性体が形成された通帳をATMに挿入して磁気情報を読み書きさせることで、入金、出金などの様々な取引を行うことができる。なお、通帳には取引内容を印字するための明細ページが設けられており、取引の際には取引内容が明細ページの印字領域に印字される。
ここで、磁性体は磁気に影響を受けるので、携帯電話などの発する磁気により磁性体の磁気情報が変容して通帳の使用に支障を来すことがある。そして、使用に支障を来した通帳は、金融機関の装置または窓口に返却され、金融機関の装置または窓口でその度に新たな通帳に切り替えられていた。このような問題の対策のひとつとして、例えば特許文献1では、通帳に形成された磁性体を高抗磁力化して磁気情報を変容しにくくする技術が開示されている。そして、金融機関は、顧客が持つ既存の通帳を、明細ページの印字領域が無くなるまで継続して顧客に使用させ、印字領域が無くなり新たな通帳に切り替える際に、高抗磁力の磁性体が形成された通帳を発行していた。
特開2008−293377号公報
しかし、明細ページの印字領域が無くなるまでには通常数年以上の期間を要するため、高抗磁力の磁性体が形成された通帳が速やかに普及しない、という問題があった。このため、金融機関は、高抗磁力の通帳を導入するために多額の開発投資を行ったとしても、顧客の持つ通帳に形成された磁性体の磁気情報が変容しにくくなる、という効果を速やかに得ることが困難であった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、高抗磁力の磁性体が形成された媒体の普及に資することが可能な、新規かつ改良された媒体処理装置及び自動取引装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、磁性体が形成された媒体を挿入される媒体挿入口と、前記媒体挿入口から挿入された媒体についての所定の条件が満たされるか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に応じて、当該媒体から新しい媒体への切り替えを促す画面を生成するか否かを制御する表示制御部と、前記表示制御部が生成した切り替えを促す画面を表示する表示部と、を備える媒体処理装置が提供される。
前記条件は、前記磁性体の抗磁力が第1の抗磁力であることを含んでもよい。
前記媒体処理装置は、前記媒体に形成された磁性体に書き込まれた情報を読み取る磁気読取部をさらに備え、前記磁気読取部は、前記磁性体に書き込まれた情報の読み取りに失敗した場合に再度の読み取りを行い、前記条件は、前記磁気読取部が再度の読み取りを行ったことを含んでもよい。
前記媒体は、情報が印字される領域を有し、前記条件は、前記領域の残量が所定の基準量を下回ったことを含んでもよい。
前記条件は、前記媒体の発行時期が所定の基準時期より古いことを含んでもよい。
前記表示制御部は、前記判定部が前記媒体は前記条件のすべてを満たすと判定した場合に、前記切り替えを促す画面を生成してもよい。
前記媒体処理装置は、前記新しい媒体への切り替えを行うか否かを示す情報が入力される入力部と、前記入力部に前記新しい媒体への切り替えを行うことを示す情報が入力された場合に、前記新しい媒体の発行処理を制御する発行制御部と、をさらに備えてもよい。
前記切り替えを促す画面は前記新しい媒体への切り替えを行う選択肢を表示する第1の領域と、前記新しい媒体への切り替えを取り止める選択肢を表示する第2の領域と、を含み、前記第1の領域は前記第2の領域と比較して大きくてもよい。
前記媒体処理装置は金融機関の店舗に設置され、前記表示制御部は、前記切り替えを促す画面として、前記新しい媒体への切り替えを行うための前記店舗の窓口相談を促す画面を生成し、前記表示部は、前記表示制御部が生成した窓口相談を促す画面を表示してもよい。
前記媒体処理装置は、前記媒体に情報を印字する印字部をさらに備え、前記印字部は、前記表示制御部が前記窓口相談を促す画面を生成した場合に、前記店舗の窓口相談の受付順を示す窓口受付予約番号を印字してもよい。
前記新しい媒体に形成された磁性体の抗磁力は、第2の抗磁力であってもよい。
前記第2の抗磁力は、前記第1の抗磁力と比較して高い抗磁力であってもよい。
前記媒体は通帳であってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、磁性体が形成された媒体を挿入される媒体挿入口と、前記媒体挿入口から挿入された媒体についての所定の条件が満たされるか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に応じて、当該媒体から新しい媒体への切り替えを促す画面を生成するか否かを制御する表示制御部と、前記表示制御部が生成した切り替えを促す画面を表示する表示部と、を備える自動取引装置が提供される。
以上説明したように本発明によれば、高抗磁力の磁性体が形成された媒体の普及に資することが可能である。
本発明の実施形態に係る自動取引システムの構成を示した説明図である。 本発明の実施形態に係る自動取引装置の構成を示した説明図である。 本発明の実施形態に係る通帳の構成を示した説明図である。 第1の実施形態に係る自動取引装置の構成を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る自動取引装置の内部構成を概略的に示した説明図である。 第1の実施形態に係る自動取引装置による新しい通帳への切り替えを促す画面を表示する処理の概要を示した説明図である。 第1の実施形態に係る自動取引装置による新しい高抗磁力タイプの通帳への切り替え処理のフローを示した説明図である。 第1の実施形態に係る表示部が表示する切り替えを促す画面の一例を示した説明図である。 第1の実施形態の変形例1に係る自動取引装置による新しい高抗磁力タイプの通帳への切り替え処理のフローを示した説明図である。 第1の実施形態の変形例2に係る自動取引装置による新しい高抗磁力タイプの通帳への切り替え処理のフローを示した説明図である。 第2の実施形態に係る自動取引装置による新しい高抗磁力タイプの通帳への切り替え処理のフローを示した説明図である。 第2の実施形態に係る表示部が表示する切り替えを促す画面の一例を示した説明図である。 第3の実施形態に係る自動取引装置による新しい高抗磁力タイプの通帳への切り替えおよび店舗の窓口相談を促す処理のフローを示した説明図である。 第3の実施形態に係る表示部が表示する窓口相談を促す画面の一例を示した説明図である。 第3の実施形態に係る印字部が印字した窓口受付予約番号の一例を示した説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.自動取引装置および自動取引システムの基本構成>
本発明は、一例として<2.第1の実施形態>〜<4.第3の実施形態>において詳細に説明するように、多様な形態で実施され得る。また、各実施形態に係る自動取引装置(10)は、
A.磁性体(磁気ストライプ46)が形成された媒体(通帳42)を挿入される媒体挿入口(通帳挿入排出口22)と、
B.前記媒体挿入口から挿入された媒体についての所定の条件が満たされるか否かを判定する判定部(102)と、
C.前記判定部の判定結果に応じて、当該媒体から新しい媒体への切り替えを促す画面を生成するか否かを制御する表示制御部(104)と、
D.前記表示制御部が生成した切り替えを促す画面を表示する表示部(72)と、
を備える。
以下では、まず、このような各実施形態において共通する自動取引装置、および自動取引装置を含む自動取引システムの基本構成について、図1〜3を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る自動取引システムの構成を示した説明図である。図1に示したように、自動取引システムは、複数の自動取引装置10と、専用網14と、金融機関ホスト18と、を含む。
専用網14は、金融機関のネットワークであり、例えば専用線またはIP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)により構成される。自動取引装置10と金融機関ホスト18はこの専用網14を介して接続される。
金融機関ホスト18は、専用網14を介して自動取引装置10と通信することにより、各種取引を制御する。例えば、金融機関ホスト18は、自動取引装置10を操作する顧客の認証や、自動取引装置10において顧客により指示された入金や振込などの金銭取引(勘定の取引処理)を実行する。また、金融機関ホスト18は、口座番号、暗証番号、氏名、住所、年齢、生年月日、電話番号、職業、家族構成、年収、預金口座残高などの顧客情報(口座の元帳)を管理する。
自動取引装置10は、金融機関の顧客による操作に基づいて金銭の取引を実行する顧客操作型端末である。この自動取引装置10は、金融機関の営業店、コンビニエンスストア、駅構内、ホテル、病院、アミューズメントパーク、飲食店、オフィスビルディングなどの多様な施設に設置される。以下、図2を参照し、自動取引装置10の外観構成を説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る自動取引装置10の構成を示した説明図である。図2に示したように、自動取引装置10は、通帳挿入排出口22と、カード挿入排出口26と、硬貨投入口30と、紙幣投入口34と、操作表示部70と、を含む。
操作表示部70は、顧客による操作の誘導画面を表示する表示部72(後述の図4参照)、および顧客操作により情報が入力される入力部74(後述の図4参照)としての機能を包含する。表示部72としての機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。また、入力部74としての機能は、例えば、タッチパネルにより実現される。なお、図2においては、表示部72および入力部74の機能が自動取引装置10において一体的に形成される例を示しているが、表示部72および入力部74の機能は分離して形成されていてもよい。
通帳挿入排出口22は、顧客の通帳の挿入および排出を行う。なお、通帳は開帳状態で挿入および排出される。また、カード挿入排出口26は、顧客のカードの挿入および排出を行う。また、硬貨投入口30は、顧客による硬貨の入金口、および顧客への硬貨の出金口としての機能を有する。また、紙幣投入口34は、顧客による紙幣の入金口、および顧客への紙幣の出金口としての機能を有する。
上述した自動取引装置10が扱う通帳には、通常、磁気ストライプが設けられている。自動取引装置10は、磁気ストライプから読み取りを行うことにより、顧客に関する多様な情報を得ることが可能である。以下、図3を参照し、このような通帳についてより具体的に説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る通帳42の構成を示した説明図である。図3に示したように、通帳42は、表紙50、背表紙54、および中紙58を有する冊子状媒体である。中紙58は、表紙50および背表紙54に挟まれて綴じられており、取引の内容が印字される明細ページを含む。また、図3に示したように、背表紙54には磁気ストライプ46が形成される。なお、図3においては磁気ストライプ46が背表紙54に形成される例を示しているが、磁気ストライプ46は通帳42の表紙50や中紙58などの他の領域に形成されてもよい。
磁気ストライプ46には、店番、科目、口座番号などの口座情報が格納される。このため、自動取引装置10は、挿入された通帳42の磁気ストライプ46から口座情報を読み取り、読み取った口座情報に基づいて顧客により指示された金銭取引を実行することができる。ただし、磁気ストライプ46は、携帯電話のスピーカーなどの磁気を発する物体と擦れ合った際に、減磁または消磁する場合がある。その場合、自動取引装置10は磁気ストライプ46に書き込まれた磁気情報を読み取ることが出来ないので、通帳42は使用に支障を来す。
通帳42の磁気ストライプ46には、高い抗磁力を有する高抗磁力タイプや、低い抗磁力を有する低抗磁力タイプなど、複数種類の抗磁力タイプが存在し得る。例えば、高抗磁力タイプの抗磁力は2750エルステッド(2750Oe=218.9kA/m)、低抗磁力タイプの抗磁力は300エルステッド(300Oe=23.9kA/m)であってもよい。高抗磁力タイプの磁気ストライプ46は低抗磁力タイプの磁気ストライプ46と比較して、減磁および消磁しにくい性質を有する。また、磁気ストライプ46に書き込まれた磁気情報は、低抗磁力タイプであっても高抗磁力タイプであっても、同じ条件で読み取ることができる。なお、低抗磁力タイプの抗磁力を第1の抗磁力、高抗磁力タイプの抗磁力を第2の抗磁力として捉えることもできる。以下では、低抗磁力タイプの磁気ストライプ46が形成された通帳42を低抗磁力タイプの通帳42、高抗磁力タイプの磁気ストライプ46が形成された通帳42を高抗磁力タイプの通帳42、と呼称する。
また、自動取引装置10は、通帳42の明細ページに取引の内容を印字する(58−1)。ただし、通帳42の明細ページに取引の内容を印字するための十分な印字領域が無い場合、自動取引装置10は、既存の通帳42に印字できなかった分の取引の内容を、新しい通帳42に印字をして顧客に新しい通帳42を発行する。このとき、既存の通帳42は顧客に返却される。
なお、通帳42の中紙58には、ページ数および科目などの情報が格納された通帳バーコード62が形成されている。このため、自動取引装置10は、通帳バーコード62に格納されたページ数を示す情報を参照することで、通帳42のページをめくり、所望のページを開くことができる。
このような磁気ストライプ46と同様の磁性体を有し、自動取引装置10によって新規発行され得る媒体のその他の例として、例えば振込カードがある。顧客は、振込先の口座番号、店番号などの振込情報が書き込まれた振込カードを自動取引装置10に発行させることができる。また、自動取引装置10は、挿入された振込カードの磁性体から振込情報を読み取り、読み取った振込情報に基づいて顧客により指示された金銭取引を実行することができる。
<2.第1の実施形態>
以上、各実施形態において共通する自動取引装置10、および自動取引装置10を含む自動取引システムの基本構成について説明した。以下では、図4〜図6を参照し、本発明の第1の実施形態を説明する。まず、図4〜5を参照し、自動取引装置10の構成を説明する。本実施形態は、低抗磁力タイプの通帳42が挿入された場合に、高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを顧客に促す形態である。
(構成)
図4は、第1の実施形態に係る自動取引装置10の構成を示す機能ブロック図である。また、図5は、第1の実施形態に係る自動取引装置10の内部構成を概略的に示した説明図である。図4および図5に示したように、自動取引装置10は、通帳挿入排出口22と、磁気ストライプ処理部108と、印字部124と、を含む。また、図4で示したように、自動取引装置10は、判定部102と、表示制御部104と、発行制御部106と、を含む制御部100と、表示部72と、入力部74と、を含む。また、図5に示したように、自動取引装置10は、搬送ローラー112と、繰り出しローラー114と、光学的読取部116と、ページめくり部128と、通帳取込部136と、取込ローラー140と、搬送路144と、通帳取引部160と、通帳装填部164と、を含む。ここで、通帳装填部164は、通帳の束152を含む通帳カセット148が装填される装填部を少なくとも1つ含み、1つ以上の通帳カセット148が装填される場合がある。
通帳取引部160は、通帳42に発行情報として例えば口座番号や口座種別などの情報を記録する発行処理部としての機能と、通帳42に取引内容を記録する取引処理部としての機能を有する。磁気ストライプ処理部108は、通帳42に形成された磁気ストライプ46に書き込まれた磁気情報の読み取りを行う磁気読取部としての機能を有する。また、磁気ストライプ処理部108は、通帳42に形成された磁気ストライプ46に、高抗磁力または低抗磁力に適した電流値で書込情報の書き込みを行う磁気書込部としての機能を有する。
光学的読取部116は、通帳42の表面に記載された情報を光学的に読み取る。例えば、光学的読取部116は、現在開いているページ数などの通帳バーコード62に格納された情報を読み取る。他にも、光学的読取部116は、明細ページに印字された取引の内容や、最後に印字された明細ページにおける印字済み行数を示す最終印字行数を読み取る。印字部124は、通帳42の明細ページへの取引内容の印字、並びに通帳42の表紙50および見返しページへの顧客名や口座番号などの印字を行う。ページめくり部128は、通帳42の表紙50およびその他明細ページに対して所定のページが開かれた状態となるようページめくりを行う。
制御部100は、自動取引装置10における通帳42の取引処理、および図示しない通信部による専用網14を介した金融機関ホスト18との通信処理などの処理を制御する。例えば、制御部100は、磁気ストライプ処理部108による読み取り結果を通信部に金融機関ホスト18へ送信させ、金融機関ホスト18から受信した取引のための情報に基づいて自動取引装置10における取引処理を制御する。
判定部102は、通帳42についての所定の条件が満たされるか否かを判定する。判定部102は、磁気ストライプ処理部108による読み取りおよび書き込み結果、並びに制御部100による金融機関ホスト18との通信結果などにより、通帳42についての所定の条件が満たされるか否かを判定する。そして、判定部102は、判定結果を表示制御部104に通知する。本実施形態では、判定部102により判定される条件が、通帳42が低抗磁力タイプであること、である例を説明する。
表示制御部104は、判定部102より通知された判定結果に応じて、顧客により挿入された通帳42から新しい通帳42への切り替えを促す画面を生成するか否かを制御する。表示制御部104は、判定部102より、所定の条件が満たされる旨の判定結果が通知された場合には、新しい通帳42への切り替えを促す画面を生成し、表示部72に通知する。本実施形態においては、通帳挿入排出口22に挿入された通帳42が低抗磁力タイプであった場合、新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを促す画面を生成し、表示部72に通知する。
表示部72は、表示制御部104が生成した切り替えを促す画面を表示する。入力部74は、新しい通帳42への切り替えを行うか否かを示す情報が入力される。本実施形態においては、表示部72は新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを促す画面を表示し、入力部74は、顧客による新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替え可否の選択が入力される。また、上述の通り、一例として、表示部72および入力部74が、操作表示部70として一体的に形成される。
発行処理部106は、入力部74が新しい通帳42への切り替えを行うことを示す情報を入力された場合に、自動取引装置10による新しい通帳42の発行処理を制御する。本実施形態においては、顧客が新しい高抗磁力タイプの通帳42へ切り替える選択を入力部74に入力した場合、発行処理部106は磁気ストライプ処理部108や印字部124などの処理部を制御して、新しい高抗磁力タイプの通帳42を発行する。
搬送路144は、自動取引装置10における通帳42の経路である。また、搬送ローラー112は、搬送ローラー112a〜112kとして複数配設されてもよく、通帳42を搬送路144に沿って搬送する。取込ローラー140は、顧客が取り忘れた通帳42や、発行が中断された通帳42を通帳取込部136に搬送し、通帳取込部136は取込ローラー140により搬送された通帳42を保管する。
通帳装填部164は、通帳発行の際に用いられる未使用の通帳42が装填される。通帳カセット148は、通帳の束152を含み、通帳装填部164に装填される。通帳の束152は、通帳発行の際に用いられる未使用の通帳42の束である。ここで、通帳カセット148および通帳の束152として、通帳の束152a〜152dおよび通帳カセット148a〜148dの複数が装填されてもよい。繰り出しローラー114は、繰り出しローラー114a〜114dとして複数配設されてもよく、通帳発行の際に未使用の通帳42を搬送路144に繰り出す。
(動作)
以上、自動取引装置10の構成を説明した。続いて、自動取引装置10における、新しい通帳42への切り替えを促す画面を表示する処理の概要を、図6を参照して説明する。
図6は、第1の実施形態に係る自動取引装置10による新しい通帳42への切り替えを促す画面を表示する処理の概要を示した説明図である。図6に示したように、まず、ステップS14で、顧客により通帳42が通帳挿入排出口22に挿入される。そして、ステップS18で、判定部102は、通帳42についての所定の条件が満たされるか否かを判定する。判定部102が所定の条件は満たされると判定した場合は、ステップS22で、表示制御部104は切り替えを促す画面を生成し、続いてステップS26で、表示部72は切り替えを促す画面を表示する。一方で、ステップS18で判定部102が所定の条件は満たされないと判定した場合は、ステップS30で、表示部72は切り替えを促す画面を表示しない。以下では、図7を参照して、自動取引装置10における、新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替え処理について詳細に説明する。
図7は、第1の実施形態に係る自動取引装置10による新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替え処理のフローを示した説明図である。
まず、ステップS104で、通帳挿入排出口22に通帳42が挿入され、搬送ローラー112は通帳42を磁気ストライプ処理部108に搬送する。そして、ステップS112で、磁気ストライプ処理部108は、通帳42に形成された磁気ストライプ46の磁気情報を読み取る。続いて、搬送ローラー112は通帳42を光学的読取部116に搬送し、ステップS112で、光学的読取部116は、通帳42に形成された通帳バーコード62に格納された情報を読み取る。
次に、ステップS116で、制御部100は、該当口座に、通帳42にまだ印字されていない情報を示す未記帳印字データが有るか否かを判定する。ここで、ステップS116における処理について詳述する。まず、制御部100は、磁気ストライプ処理部108または光学的読取部116が読み取った店番号および口座番号などの口座を特定する情報を、通信部に金融機関ホスト18へ送信させる。そして、金融機関ホスト18は、受信した口座を特定する情報に該当する口座の未記帳印字データの有無、および未記帳印字データが有る場合は未記帳印字データを、自動取引装置10に送信する。そして、未記帳印字データが有る場合は、ステップS120で、印字部124は、通帳42の明細ページに通信部が受信した未記帳印字データを印字する。
続いて、ステップS124で、判定部102は、切り替えを促す画面を表示するための条件として、通帳42が低抗磁力タイプであるか否かを判定する。例えば、磁気ストライプ46または通帳バーコード62に抗磁力タイプを示す情報が含まれる場合は、判定部102は、磁気ストライプ処理部108または光学的読取部116の読み取り結果により通帳42が低抗磁力タイプであるか否かを判定する。他にも、通帳42の抗磁力タイプを示す情報を金融機関ホスト18が保持している場合は、ステップS116と同様に制御部100が金融機関ホスト18に問い合わせることで、判定部102は通帳42が低抗磁力タイプであるか否かを判定する。
通帳42が低抗磁力タイプであった場合、ステップS132で、表示部72は、新たに高抗磁力タイプの通帳42を発行する旨の画面表示を行う。即ち、通帳42が低抗磁力タイプであること、という条件が満たされた場合に、表示制御部104は切り替えを促す画面を生成し、表示部72は表示制御部104が生成した切り替えを促す画面を表示する。
図8は、第1の実施形態に係る表示部72が表示する切り替えを促す画面の一例を示した説明図である。なお、本実施形態においては、上述の通り表示部72の機能を有する操作表示部70が、切り替えを促す画面を表示する。図8に示したように、切り替えを促す画面は、新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを促す情報(70−1A)と、切り替えを行う選択肢(70−1B)と、切り替えを取り止める選択肢(70−1C)と、を含む。なお、切り替えを行う選択肢(70−1B)を、新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを行う選択肢を表示する第1の領域として捉えてもよい。また、切り替えを取り止める選択肢(70−1C)を、新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを取り止める選択肢を表示する第2の領域として捉えてもよい。また、高抗磁力タイプの通帳42への切り替えをより強く促すために、切り替えを行う選択肢(70−1B)は、切り替えを取り止める選択肢(70−1C)と比較して大きく表示される。
一方で、通帳42が低抗磁力タイプでない場合は、後述のステップS148に進み、表示部72は切り替えを促す画面を表示しない。
そして、表示部72が切り替えを促す画面を表示すると、ステップS136で、入力部74は、顧客による、切り替えを行う選択肢(70−1B)または切り替えを取り止める選択肢(70−1C)の選択を受け付ける。そして、入力部74に新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを行うことを示す情報が入力、即ち、切り替えを行う選択肢(70−1B)が選択された場合は、後述のステップで発行制御部106が新しい高抗磁力タイプの通帳42の発行処理を制御する。新しい高抗磁力タイプの通帳42を発行(繰り越し発行)するために、ステップS140で、磁気ストライプ処理部108は、通帳42を使用不可とする情報を磁気ストライプ46に書き込む。そして、ステップS144で、搬送ローラー112は、通帳42を通帳挿入排出口22に搬送し、続いて排出することで、既存の通帳42を顧客に返却する。
一方で、ステップS136で、入力部74に新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを取り止めることを示す情報が入力、即ち、切り替えを取り止める選択肢(70−1C)が選択された場合は、新しい高抗磁力タイプの通帳42は発行されない。このため、ステップS148で、磁気ストライプ処理部108は、ステップS120で印字部S120が通帳42の明細ページに未記帳印字データを印字していた場合に、磁気ストライプ46に更新情報を書き込む。例えば、残高や最終印字行数が書き込まれる場合がある。そして、ステップS152で、搬送ローラー112は、通帳42を通帳挿入排出口22に搬送し、続いて排出することで、既存の通帳42を顧客に返却して、処理は終了する。
上述の通り、ステップS144で通帳42を顧客に返却後、発行制御部106は新しい高抗磁力タイプの通帳42の発行処理を制御する。
まず、ステップS156で、繰り出しローラー114は未使用の新しい高抗磁力タイプの通帳42を繰り出す。詳述すると、通帳装填部164に装填された通帳カセット148に、高抗磁力タイプの通帳の束152が存在する場合、繰り出しローラー114は、通帳の束152のうち1冊の新しい高抗磁力タイプの通帳42を繰り出す。続いて、搬送ローラー112は、繰り出された新しい高抗磁力タイプの通帳42を印字部124に搬送する。
続いて、ステップS160で、新しい高抗磁力タイプの通帳42に、新規発行のための情報を印字する。ここで、ステップS160における処理について詳述する。まず、印字部124は、新しい高抗磁力タイプの通帳42の表紙50に店番、口座番号および顧客氏名、などの情報を印字する。次に、ページめくり部128が新しい高抗磁力タイプの通帳42の表紙50をめくり見返しページを開き、印字部124は新しい高抗磁力タイプの通帳42の見返しページに店番、口座番号および顧客氏名などの情報を印字する。そして、ページめくり部128が新しい高抗磁力タイプの通帳42の見返しページをめくって明細ページを開き、印字部124は新しい高抗磁力タイプの通帳42の明細ページに繰越残高を印字する。
そして、ステップS164で、磁気ストライプ処理部108は磁気ストライプ46に新規発行のための情報として、金融機関名、店番、および口座番号などの情報を書き込む。そして、ステップS168で、搬送ローラー112は、新しい高抗磁力タイプの通帳42を通帳挿入排出口22に搬送し、続いて排出することで、新しい高抗磁力タイプの通帳42を顧客に発行して、処理は終了する。
(効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、低抗磁力タイプの通帳42が挿入された場合に、表示部72が切り替えを促す画面を表示することで、新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを顧客に促すことができる。ここで、表示部72は、切り替えを促す画面において、切り替えを行う選択肢を、切り替えを取り止める選択肢と比較して大きく表示するので、顧客に対して高抗磁力タイプの通帳42へ切り替えるよう強く促すことができる。このように、自動取引装置10は、顧客に高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを促すので、明細ページの印字領域が無くなるまで継続して顧客に使用させてから切り替える例と比較して、高抗磁力タイプの通帳42の普及に資することができる。
また、本実施形態によれば、一般的に困難であった、金融機関が高抗磁力タイプの通帳42を導入した直後に、金融機関に返却される使用に支障を来した通帳42の数を大きく低減させることを、容易に実現することができる。なぜならば、高抗磁力タイプの通帳42に切り替えられ、古い低抗磁力タイプの通帳42は使用不可となるので、高抗磁力タイプの通帳42を導入した直後に、使用に支障を来し得る低抗磁力タイプの通帳42の利用数が大きく低減するからである。
また、新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを促す画面において、切り替えを取り止める選択肢を顧客が選択した場合、顧客は、消磁する可能性を認識した上で、低抗磁力タイプの通帳42を継続して使用することもできる。
<2−1.第1の実施形態の変形例1>
本実施形態は、低抗磁力タイプの通帳42が挿入され、且つ、印字可能な印字領域の量が所定の基準量よりも少ない場合に、高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを顧客に促す形態である。本実施形態に係る自動取引装置10の構成は、<2.第1の実施形態>の構成において説明した通りであるので、ここでの詳細な説明を省略する。
(動作)
以下では、図9を参照し、本実施形態に係る自動取引装置10における、新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替え処理について説明する。なお、図7を参照して説明した動作と重複するものについては説明を省略する。
図9は、第1の実施形態の変形例1に係る自動取引装置10による新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替え処理のフローを示した説明図である。図7と図10とを比較すると、ステップS126が追加されている点で、第1の実施形態に係る切り替え処理と異なる。このため、ステップS126における処理について説明する。
ステップS126で、判定部102は、切り替えを促す画面を表示するための条件として、通帳42の明細ページにおける印字可能な印字領域の量が所定の基準量よりも少ないか否かを判定する。例えば、基準量を明細ページ1ページ分とした場合、明細ページの最後の1ページに印字がされていた場合は、判定部102は印字可能な印字領域の量が基準量よりも少ないと判定する。なお、判定部102は、光学的読取部116が読み取った最終印字行数または最後に印字された明細ページのページ数によって、明細ページにおける印字可能な印字領域の量が基準量より少ないか否かを判定してもよい。
印字可能な印字領域の量が基準量より少ない場合は、処理はステップS132に進み、表示部72は新たに高抗磁力タイプの通帳42を発行する旨の画面表示を行うので、新しい高抗磁力タイプの通帳42が発行される場合がある。一方で、印字可能な印字領域の量が基準量より多い場合は、ステップS148に進み、新しい高抗磁力タイプの通帳42は発行されない。
つまり、本実施形態では、通帳42が低抗磁力タイプであること、および、印字可能な印字領域の量が所定の基準量よりも少ないこと、という条件がすべて満たされた場合に、表示制御部104は切り替えを促す画面を生成する。
(効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、顧客の所有する通帳42が低抗磁力タイプであり、且つ、印字可能な印字領域の量が所定の基準量よりも少ない場合に、新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを促すことができる。従って、金融機関は、低抗磁力タイプの通帳42を、印字可能な印字領域の量が所定の基準量を下回るまで顧客に使用させることで、高抗磁力タイプの通帳42の生産および新規発行に伴うコストを削減することができる。また、本実施形態に係る自動取引装置10は、新規発行されたばかりの低抗磁力タイプの通帳42を、新規発行してすぐに高抗磁力タイプの通帳42に切り替えるという、顧客への不親切な対応を防止することができる。
その他にも、第1の実施形態で説明した効果と同様の効果を得ることが可能である。
<2−2.第1の実施形態の変形例2>
本実施形態は、低抗磁力タイプの通帳42が挿入され、且つ、通帳42の発行時期が所定の基準時期よりも古い場合に、高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを顧客に促す形態である。本実施形態に係る自動取引装置10の構成は、<2.第1の実施形態>の構成において説明した通りであるので、ここでの詳細な説明を省略する。
(動作)
以下では、図10を参照し、本実施形態に係る自動取引装置10における、新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替え処理について説明する。なお、図7を参照して説明した動作と重複するものについては説明を省略する。
図10は、第1の実施形態の変形例2に係る自動取引装置10による新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替え処理のフローを示した説明図である。図7と図10とを比較すると、ステップS128が追加されている点で、第1の実施形態に係る切り替え処理と異なる。このため、ステップS128における処理について説明する。
ステップS128で、判定部102は、切り替えを促す画面を表示するための条件として、通帳42の発行時期が所定の基準時期よりも古いか否かを判定する。例えば、基準時期を現時刻の10年前とした場合、通帳42の発行時期が現時刻よりも10年以上古い場合に、判定部102は通帳42の発行時期が所定の基準時期よりも古いと判定する。なお、判定部102は、通帳42の最初の明細ページの最上段に印字されている通帳42の繰越日を、通帳42の発行時期として用いてもよい。そのために、判定部102は、光学的読取部116が読み取った、通帳42の最初の明細ページをOCR(光学文字認識:Optical Character Recognition)認識することで、最上段に印字されている通帳42の繰越日を認識してもよい。他にも、通帳42の発行時期を示す情報を金融機関ホスト18が保持している場合は、判定部102は、通帳42の発行時期を金融機関ホスト18に問い合わせてもよい。
発行時期が所定の基準時期よりも古い場合は、処理はステップS132に進み、表示部72は新たに高抗磁力タイプの通帳42を発行する旨の画面表示を行うので、新しい高抗磁力タイプの通帳42が発行される場合がある。一方で、発行時期が所定の基準時期よりも新しい場合は、ステップS148に進み、新しい高抗磁力タイプの通帳42は発行されない。
つまり、本実施形態では、通帳42が低抗磁力タイプであること、および、発行時期が所定の基準時期よりも古いこと、という条件がすべて満たされた場合に、表示制御部104は切り替えを促す画面を生成する。
(効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、低抗磁力タイプの通帳42が挿入された場合であり、且つ、通帳42の発行時期が所定の基準時期よりも古い場合に、新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを促すことができる。ここで、発行時期が所定の基準時期よりも古い場合は、通帳42が長期間使用されていないと考えられる。
一般的に、長期間使用されずにいた通帳42を所有する顧客の存在は、金融機関にとって望ましいものではない。特に、大多数の顧客が高抗磁力タイプの通帳42に切り替えた後に、依然として低抗磁力タイプの通帳42を利用している顧客の存在は、金融機関にとって望ましいものではない。このような問題に対して、本実施形態に係る自動取引装置10は、発行時期が所定の基準時期よりも古い通帳42、即ち、長期間使用されていない通帳42を、新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替えるよう促すことができる。
また、通帳42が長期間使用されていない場合には、磁気ストライプ46が劣化している可能性があると考えられる。また、長期間使用されていない通帳42は、頻繁に使用されている通帳42と比較して、使用されない期間中に携帯電話などの磁気を発する物体との接触機会も多いと考えられるので、磁気ストライプ46が消磁している可能性がある。このような問題に対して、本実施形態に係る自動取引装置10は、発行時期が所定の基準時期よりも古い通帳42、即ち、劣化または消磁している可能性のある通帳42を、新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替えるよう促すことができる。
その他にも、第1の実施形態で説明した効果と同様の効果を得ることが可能である。
<3.第2の実施形態>
本実施形態は、磁気ストライプ処理部108がリトライ動作を行った場合に、高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを顧客に促す形態である。本実施形態に係る自動取引装置10の構成は、<2.第1の実施形態>の構成において説明した通りであるので、ここでの詳細な説明を省略する。
(動作)
以下では、図11を参照し、本実施形態に係る自動取引装置10における、新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替え処理について説明する。なお、図7を参照して説明した動作と重複するものについては説明を省略する。
図11は、第2の実施形態に係る自動取引装置10による新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替え処理のフローを示した説明図である。図7と図11とを比較すると、ステップS124、S132、S136が、ステップS224、S232、S236にそれぞれ代えられている点で、第1の実施形態に係る切り替え処理と異なる。このため、ステップS224、S232、S236における処理について説明する。
ステップS224で、判定部102は、磁気ストライプ処理部108がリトライ動作を行っていたか否かを判定する。磁気ストライプ処理部108は、ステップS108において、磁気ストライプ46に書き込まれた情報の読み取りに失敗した場合に、再度の読み取り、即ちリトライ動作を行っている。例えば、磁気ストライプ46が減磁または消磁している場合に、磁気ストライプ処理部108は磁気ストライプ46に書き込まれた情報の読み取りに失敗する。磁気ストライプ処理部108は、磁気ストライプ46の読み取り出力値が所定の基準値よりも低下している場合に読み取りに失敗するので、基準値を通常よりも下げて再度の読み取りを行う。他にも、磁気ストライプ46が破損している場合にも、磁気ストライプ処理部108は磁気ストライプ46に書き込まれた情報の読み取りに失敗する。
磁気ストライプ処理部108がリトライ動作を行っていた場合、ステップS232で、表示部72は、新たに高抗磁力タイプの通帳42を発行する旨の画面表示を行う。ここで、ステップS132における処理について詳述する。まず、表示制御部104は、ステップS224で判定部102が磁気ストライプ処理部108はリトライ動作を行っていたと判定した場合に、切り替えを促す画面を表示するための条件が満たされたものとして、切り替えを促す画面を生成する。そして、表示部72は、表示制御部104が生成した切り替えを促す画面を表示する。
図12は、第2の実施形態に係る表示部72が表示する切り替えを促す画面の一例を示した説明図である。図12に示したように、切り替えを促す画面は、新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを促す情報(70−2A)と、切り替えを了承する選択肢(70−2B)と、切り替えを了承しない選択肢(70−2C)と、を含む。
一方で、磁気ストライプ処理部108がリトライ動作を行っていない場合、ステップS148に進み、表示部72は切り替えを促す画面を表示しない。
そして、表示部72が切り替えを促す画面を表示すると、ステップS236で、入力部74は、顧客による、切り替えを了承する選択肢(70−2B)または切り替えを了承しない選択肢(70−2C)の選択を受け付ける。そして、入力部74に新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを行うことを示す情報が入力、即ち、切り替えを了承する選択肢(70−2B)が選択された場合は、以降のステップで発行制御部106が新しい高抗磁力タイプの通帳42の発行処理を制御する。
一方で、ステップS236で、入力部74に新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを取り止めることを示す情報が入力、即ち、切り替えを了承しない選択肢(70−2C)が選択された場合は、新しい高抗磁力タイプの通帳42は発行されない。
つまり、本実施形態では、通帳42に対して磁気ストライプ処理部108がリトライ動作を行ったこと、という条件が満たされた場合に、表示制御部104は切り替えを促す画面を生成する。
(効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、磁気ストライプ処理部108がリトライ動作を行った場合に、新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを促すことができる。磁気ストライプ処理部108がリトライ動作を行った通帳42、即ち減磁または消磁した通帳42は、低抗磁力タイプであり、且つ減磁または消磁しやすい生活環境の顧客に所有されているため、将来的に減磁または消磁を繰り返す確率が高いと考えられる。つまり、自動取引装置10は、減磁または消磁する環境にある一部の低抗磁力タイプの通帳42を、優先的に高抗磁力タイプの通帳42に切り替えることができる。
一方で、自動取引装置10は、低抗磁力タイプの通帳42であっても、減磁または消磁していない場合には、高抗磁力タイプの通帳42に切り替えない。磁気ストライプ処理部108がリトライ動作を行っていない通帳42は、通帳42が減磁または消磁しにくい生活環境の顧客に所有されているため、低抗磁力タイプの通帳42であっても将来的に減磁または消磁する確率が低いと考えられる。自動取引装置10は、減磁または消磁する環境にない通帳42を、明細ページの印字領域が無くなるまで継続して顧客に使用させることができるので、高抗磁力タイプの通帳42の生産および新規発行に伴うコストを削減することができる。
また、自動取引装置10は、高抗磁力タイプの通帳42であっても、磁気ストライプ46の破損などにより磁気ストライプ処理部108がリトライ動作を行った場合には、新しく高抗磁力タイプの通帳42を発行することができる。
その他にも、第1の実施形態で説明した効果と同様の効果を得ることが可能である。
<4.第3の実施形態>
本実施形態は、高抗磁力タイプの通帳42への切り替えのために、店舗の窓口相談を促す形態である。本実施形態に係る自動取引装置10の構成は、<2.第1の実施形態>の構成において説明した通りであるので、ここでの詳細な説明を省略する。
(動作)
以下では、図13を参照し、本実施形態に係る自動取引装置10における、店舗の窓口相談を促す処理について説明する。なお、図7を参照して説明した動作と重複するものについては説明を省略する。
図13は、第3の実施形態に係る自動取引装置10による新しい高抗磁力タイプの通帳42への切り替えおよび店舗の窓口相談を促す処理のフローを示した説明図である。図7と図13とを比較すると、ステップS372、S376、S380が追加されている点で、第1の実施形態に係る切り替え処理と異なる。このため、ステップS372、S376、S380における処理について説明する。なお、本実施形態では、一例として、第1の実施形態に係る切り替え処理にステップS372、S376、S380を追加したが、他の実施形態に係る切り替え処理にステップS372、S376、S380を追加してもよい。
ステップS140で、磁気ストライプ処理部108が通帳42を使用不可とする情報を磁気ストライプ46に書き込んだ後、ステップS372で、判定部102は、新しい高抗磁力タイプの通帳42を発行可能か否かを判定する。例えば、自動取引装置10が、通帳装填部164を含んでいないまたは異常がある場合、または通帳カセット148が高抗磁力タイプの通帳42を含んでいない場合は、判定部102は、新しい高抗磁力タイプの通帳42を発行可能ではない、と判定する。他にも、自動取引装置10が高抗磁力タイプの通帳42に未対応である場合には、判定部102は、新しい高抗磁力タイプの通帳42を発行可能ではない、と判定する。なお、金融機関の有する自動取引装置10のうちひとつでも、高抗磁力タイプの通帳42に未対応である自動取引装置10が存在する場合には、判定部102は、新しい高抗磁力タイプの通帳42を発行可能ではない、と判定してもよい。
なお、金融機関は、自動取引装置10が高抗磁力タイプの通帳42に対応できるようにするために、自動取引装置10のハードウェアの部品の入れ替えなどの改造、およびファームウェアの更新等を行う。金融機関が自動取引装置10にこれらの改造および更新を行っていない場合は、自動取引装置10は、高抗磁力タイプの通帳42に未対応のままとなり、高抗磁力タイプの通帳42を発行することができない。
新しい高抗磁力タイプの通帳42を発行可能である場合は、ステップS144に進み、第1の実施形態において説明した通り、新しい高抗磁力タイプの通帳42を発行する。一方で、自動取引装置10が新しい高抗磁力タイプの通帳42を発行可能でない場合は、ステップS376で、表示部72は、切り替えを促す画面として、自動取引装置10が設置されている店舗の窓口での相談を促す旨の画面表示を行う。このとき、表示制御部104が窓口相談を促す画面を生成し、表示部72は表示制御部104が生成した窓口相談を促す画面を表示する。
図14は、第3の実施形態に係る表示部72が表示する窓口相談を促す画面の一例を示した説明図である。図14に示したように、窓口相談を促す画面は、窓口相談を促す情報(70−3)を含む。
続いて、ステップS380で、印字部124は、通帳42に金融機関の店舗の窓口相談の受付順を示す窓口受付予約番号を印字する。ここで、窓口受付予約番号とは、自動取引装置10が設置されている店舗の窓口の、受け付け待ちの順番を示す番号である。一般的に、金融機関は店舗において、窓口の前に列ができることによる混雑や割り込みなどを防止するため、窓口受付予約番号を別途準備した専用の紙に印字して発行している。
図15は、第3の実施形態に係る印字部124が印字した窓口受付予約番号の一例を示した説明図である。図15に示したように、印字部124は、通帳42の中紙58が含む明細ページの印字領域に、窓口受付予約番号を含む情報(58−2)を印字する。
そして、ステップS384で、搬送ローラー112は、通帳42を通帳挿入排出口22に搬送し、続いて排出することで、既存の通帳42を顧客に返却する。
その後、顧客が窓口受付予約番号を印字された既存の通帳42を持って窓口相談すると、窓口の従業員は、既存の低抗磁力タイプの通帳42を高抗磁力タイプの通帳42へ切り替える。
(効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、高抗磁力タイプの通帳42への切り替えのために、店舗の窓口相談を促すことができる。従って、自動取引装置10は、新しい高抗磁力タイプの通帳42を発行不可能な状態にあっても、窓口相談に誘導するので、金融機関は窓口で高抗磁力タイプの通帳42に切り替えることができる。このように、金融機関は、顧客全体の低抗磁力タイプの通帳42から高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを、高抗磁力タイプの通帳42の導入後早期に行うことができる。
また、窓口受付予約番号が既存の通帳42の明細ページの印字領域に印字されるので、金融機関の店舗は、別途準備した専用の紙に窓口受付予約番号を印字して発行する必要がない。
なお、窓口の従業員は、高抗磁力タイプの通帳42に切り替える際に、新しい高抗磁力タイプの通帳42を発行することなく、既存の通帳42に形成された低抗磁力タイプの磁気ストライプ46の上に高抗磁力タイプの磁気ストライプ46を貼付または張り替えてもよい。この場合、金融機関は、顧客にもともと低抗磁力タイプであった既存の通帳42を継続利用させることができるので、高抗磁力タイプの通帳42の生産および新規発行に伴うコストを削減することができる。
その他にも、第1の実施形態で説明した効果と同様の効果を得ることが可能である。
<5.まとめ>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、低抗磁力タイプの通帳42を新しい高抗磁力タイプの通帳42に切り替えるとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、低抗磁力タイプの通帳42を新しい低抗磁力タイプの通帳42に切り替えてもよい。この場合、金融機関は、すでに生産されている低抗磁力タイプの通帳42を、有効に活用することができる。他にも、高抗磁力タイプの通帳42を、新しい低抗磁力タイプの通帳42に切り替えてもよい。
また、上記実施形態では、第1の実施形態から第3の実施形態まで個別に記載したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、第1の実施形態から第3の実施形態を任意に組み合わせてもよい。例えば、第1の実施形態と第2の実施形態とを組み合わせて、低抗磁力タイプの通帳42が挿入され、且つ、磁気ストライプ処理部108がリトライ動作を行った場合に、自動取引装置10は、高抗磁力タイプの通帳42への切り替えを顧客に促してもよい。このとき、判定部102が通帳42は低抗磁力タイプであることを判定後にリトライ動作の有無を判定することで、自動取引装置10は、低抗磁力タイプであり消磁または減磁した通帳42のみを、高抗磁力タイプの通帳42に切り替えることができる。
一方で、判定部102は、リトライ動作の有無を判定後に通帳42が低抗磁力タイプであることを判定することもできる。この場合、自動取引装置10は、減磁または消磁した既存の通帳42を、既存の通帳42と同じ抗磁力タイプの新しい通帳42に切り替えることができる。例えば、自動取引装置10は、減磁または消磁した低抗磁力タイプの通帳42を新しい低抗磁力タイプの通帳42に切り替えることができる。また、自動取引装置10は、減磁または消磁した高抗磁力タイプの通帳42を新しい高抗磁力タイプの通帳42に切り替えることができる。
また、上記実施形態では、切り替え前の通帳42に未記帳印字データを印字後に、新しい高抗磁力タイプの通帳42を発行するとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、新しい高抗磁力タイプの通帳42に対して未記帳印字データを印字してもよい。この場合、今後顧客が使用する新しい高抗磁力タイプの通帳42に直近の取引内容が印字されるので、顧客に対して親切である、と言える。一方で、上記実施形態で説明した、切り替え前の通帳42に未記帳印字データを印字する場合、自動取引装置10は、新しい高抗磁力タイプの通帳42に対して印字する場合と比較して、新しい高抗磁力タイプの通帳42の印字領域を多く確保することができる。
10 自動取引装置
14 専用網
18 金融機関ホスト
22 通帳挿入排出口
26 カード挿入排出口
30 硬貨投入口
34 紙幣投入口
42 通帳
46 磁気ストライプ
50 表紙
54 背表紙
58 中紙
62 通帳バーコード
70 操作表示部
72 表示部
74 入力部
100 制御部
102 判定部
104 表示制御部
106 発行制御部
108 磁気ストライプ処理部
112 搬送ローラー
114 繰り出しローラー
116 光学的読取部
124 印字部
128 ページめくり部
136 通帳取込部
140 取込ローラー
144 搬送路
148 通帳カセット
152 通帳の束
160 通帳取引部
164 通帳装填部

Claims (14)

  1. 磁性体が形成された媒体を挿入される媒体挿入口と、
    前記媒体挿入口から挿入された媒体についての所定の条件が満たされるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に応じて、当該媒体から新しい媒体への切り替えを促す画面を生成するか否かを制御する表示制御部と、
    前記表示制御部が生成した切り替えを促す画面を表示する表示部と、
    を備える媒体処理装置。
  2. 前記条件は、前記磁性体の抗磁力が第1の抗磁力であることを含む、請求項1に記載の媒体処理装置。
  3. 前記媒体処理装置は、前記媒体に形成された磁性体に書き込まれた情報を読み取る磁気読取部をさらに備え、
    前記磁気読取部は、前記磁性体に書き込まれた情報の読み取りに失敗した場合に再度の読み取りを行い、
    前記条件は、前記磁気読取部が再度の読み取りを行ったことを含む、請求項1または2に記載の媒体処理装置。
  4. 前記媒体は、情報が印字される領域を有し、
    前記条件は、前記領域の残量が所定の基準量を下回ったことを含む、請求項2または3に記載の媒体処理装置。
  5. 前記条件は、前記媒体の発行時期が所定の基準時期より古いことを含む、請求項2〜4のいずれか一項に記載の媒体処理装置。
  6. 前記表示制御部は、前記判定部が前記媒体は前記条件のすべてを満たすと判定した場合に、前記切り替えを促す画面を生成する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の媒体処理装置。
  7. 前記媒体処理装置は、
    前記新しい媒体への切り替えを行うか否かを示す情報が入力される入力部と、
    前記入力部に前記新しい媒体への切り替えを行うことを示す情報が入力された場合に、前記新しい媒体の発行処理を制御する発行制御部と、
    をさらに備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載の媒体処理装置。
  8. 前記切り替えを促す画面は
    前記新しい媒体への切り替えを行う選択肢を表示する第1の領域と、
    前記新しい媒体への切り替えを取り止める選択肢を表示する第2の領域と、
    を含み、
    前記第1の領域は前記第2の領域と比較して大きい、請求項1〜7のいずれか一項に記載の媒体処理装置。
  9. 前記媒体処理装置は金融機関の店舗に設置され、
    前記表示制御部は、前記切り替えを促す画面として、前記新しい媒体への切り替えを行うための前記店舗の窓口相談を促す画面を生成し、
    前記表示部は、前記表示制御部が生成した窓口相談を促す画面を表示する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の媒体処理装置。
  10. 前記媒体処理装置は、前記媒体に情報を印字する印字部をさらに備え、
    前記印字部は、前記表示制御部が前記窓口相談を促す画面を生成した場合に、前記店舗の窓口相談の受付順を示す窓口受付予約番号を印字する、請求項9に記載の媒体処理装置。
  11. 前記新しい媒体に形成された磁性体の抗磁力は、第2の抗磁力である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の媒体処理装置。
  12. 前記第2の抗磁力は、前記第1の抗磁力と比較して高い抗磁力である、請求項2を引用する請求項11に記載の媒体処理装置。
  13. 前記媒体は通帳である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の媒体処理装置。
  14. 磁性体が形成された媒体を挿入される媒体挿入口と、
    前記媒体挿入口から挿入された媒体についての所定の条件が満たされるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に応じて、当該媒体から新しい媒体への切り替えを促す画面を生成するか否かを制御する表示制御部と、
    前記表示制御部が生成した切り替えを促す画面を表示する表示部と、
    を備える自動取引装置。
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