JP2000187756A - 自動取引装置及び記録媒体 - Google Patents
自動取引装置及び記録媒体Info
- Publication number
- JP2000187756A JP2000187756A JP36641098A JP36641098A JP2000187756A JP 2000187756 A JP2000187756 A JP 2000187756A JP 36641098 A JP36641098 A JP 36641098A JP 36641098 A JP36641098 A JP 36641098A JP 2000187756 A JP2000187756 A JP 2000187756A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passbook
- information
- data
- customer
- transaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 24
- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 10
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 8
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 36
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 7
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
タが破壊された場合、窓口に出向くことなく、その場
で、破壊されたMSデータの復元、又は記帳済み通帳の
再発行ができるようにする。 【解決手段】通帳を使用した取引中に、MSデータのリ
ードエラーが発生した場合、通帳情報(記帳途中の印字
頁、印字行等)及び取引印字情報(最終残高印字情報)
と、カード情報(口座番号等)と、暗証番号とを取得す
る手段(制御部7)と、情報取得手段が取得した情報を
センタのホストコンピュータ2へ送り、通帳のMSデー
タの復元又は通帳の再発行を要求する手段(制御部7)
と、前記要求に対し、ホストコンピュータ2から、前記
要求の妥当性を判断した結果の許可情報が通知された場
合、該許可情報に基づいて通帳のMSデータの復元、又
は通帳の再発行を行う手段(制御部7)とを備えてい
る。
Description
融機関等の店舗に設置され、顧客の操作に基づき入出金
等の取引を行うATM(Autmatic Tellers Machine)、
出金取引を行うCD(Cash Dispencer)等の自動取引装
置に関し、特に、MSデータの破壊された通帳をその場
で復元したり、MSデータの復元が不可能な場合は、元
の通帳の取引情報を記帳した新通帳の発行ができるよう
にした自動取引装置に関する。
作に基づき入出金等の取引を行うATM、出金取引を行
うCD等の自動取引装置には、顧客の取引通帳(以下、
単に「通帳」と記す)やその他の冊子媒体(例えば、冊
子式伝票)に取引情報を印字するためのプリンタ装置が
設けられていた。
(通帳プリンタユニット)で通帳に印字している途中で
通帳印字が満杯となった場合、係員を介在することな
く、自動的に表紙に必要な口座情報を印字した新通帳を
発行する。このため、表紙に必要な口座情報を印字した
新しい通帳を再発行するための通帳発行ユニットが設け
てある。
書き込むための磁気ストライプ(以下「MS」と記す)
が設けてあり、このMSに磁気ストライプデータ(以下
「MSデータ」と記す)を書き込むようになっている。
Sデータを破壊することがある。これは、例えば、通帳
の側に磁石が置いてあったような場合に発生することが
ある。このように、通帳のMSデータが磁石等により破
壊されると、自動取引装置では通帳による取引ができな
くなる。すなわち、MSデータが破壊されると、その通
帳は自動取引装置で扱えなくなるので、顧客は、金融機
関等の窓口に出向いて申告する必要がある。
のにおいては、次のような課題があった。
れた場合には、自動取引装置で扱えなくなる。すなわ
ち、自動取引装置において、通帳を使用した取引を行う
ためには、通帳を挿入してMSデータが正常にリードで
きる必要があり、MSデータの破壊によりリードエラー
となった通帳は、顧客に返却され取り扱い不可となって
いた。
データの破壊された通帳を持参して、窓口へ出向き申告
する必要がある。ところが、銀行等の金融機関の窓口
は、営業時間外(休日、祭日、平日の夜間など)は閉ま
っており、通帳が扱えない。従って、顧客は窓口が開く
まで待つ必要があり、不便であった。
し、通帳のMSデータが破壊された場合、窓口に出向く
ことなく、その場で、破壊されたMSデータの復元、又
は通帳再発行ができるようにすることを目的とする。
図であり、1は自動取引装置、2はセンタのホストコン
ピュータ、3は通信回線、4はセンタ元帳、7は制御
部、9はカードリーダ/プリンタユニット、10は通帳
プリンタユニット、14は顧客操作部、26は通帳印字
文字読み取り部、29はMS復元キーを示す。本発明は
前記の目的を達成するため、次のように構成した。な
お、以下の説明では磁気ストライプを「MS」と記す。
帳及び取引情報を記録したカード(キャッシュカード)
を扱い、顧客の操作に基づいて取引を行う自動取引装置
1において、通帳を使用した取引中に、該通帳のMSデ
ータのリードエラーが発生した場合、該通帳から読み出
した通帳情報(記帳途中の印字頁、印字行等)及び取引
印字情報と、顧客が挿入したカードから読み出したカー
ド情報(口座番号、店番号等)と、顧客が顧客操作部1
4から入力した暗証番号とを取得する情報取得手段(制
御部7の一部)と、前記情報取得手段が取得した情報を
センタ(センタ内のホストコンピュータ2)へ送り、通
帳のMSデータの復元又は通帳の再発行を要求するMS
復元/通帳再発行要求手段(制御部7の一部)と、前記
要求に対するセンタ(センタ内のホストコンピュータ
2)からの前記要求の妥当性を判断した結果の許可情報
(許可電文+MSデータ)が通知された場合、該許可情
報に基づいて通帳のMSデータの復元、又は通帳の再発
行を行うMS復元/通帳再発行手段(制御部7の一部)
とを備えている。
前記通帳から読み出した取引印字情報は、最終印字残高
情報であり、通帳から前記最終印字残高情報を読み取る
ための通帳印字文字読み取り部26を備えている。
前記通帳のMSデータのリードエラーが発生した場合、
顧客にMSの復元又は通帳の再発行を選択させるための
MS復元キー29を備えている。
MS復元/通帳再発行手段は、センタから受信した許可
情報を基に、前記リードエラーが発生した通帳のMSに
対し、MSデータの書き込みを行ってMSデータの復元
処理を行い、正常終了したら該通帳を顧客に返却して処
理を終了し、異常終了したら通帳を再発行する機能を備
えている。
MS復元/通帳再発行手段は、通帳のMSデータを復元
する場合、或いは通帳を再発行する場合、前記MSデー
タを復元する通帳に、顧客を特定し、判断できる情報
(例えば、カードから読み出した口座番号等)が印字さ
れていることで、通帳の妥当性を得る機能を備えてい
る。
帳及び取引情報を記録したカードを扱い、顧客の操作に
基づいて取引を行う自動取引装置に、通帳を使用した取
引中に、該通帳のMSデータのリードエラーが発生した
場合、該通帳から読み出した通帳情報及び取引印字情報
と、顧客が挿入したカードから読み出したカード情報
と、顧客が入力した暗証番号とを取得する情報取得手段
と、前記情報取得手段が取得した情報をセンタへ送り、
通帳のMSデータの復元又は通帳の再発行を要求するM
S復元/通帳再発行要求手段と、前記要求に対するセン
タからの前記要求の妥当性を判断した結果の許可情報が
通知された場合、該許可情報に基づいて通帳のMSデー
タの復元、又は通帳の再発行を行うMS復元/通帳再発
行手段の機能を実現するためのプログラムを格納したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
を、図1に基づいて説明する。
得手段)は、通帳を使用した取引中に、通帳のMSデー
タのリードエラーが発生した場合、該通帳から読み出し
た通帳情報(記帳途中の印字頁、印字行等)及び取引印
字情報と、顧客が挿入したカード(取引用のキャッシュ
カード)から読み出したカード情報(口座番号、店番号
等)と、顧客が入力した暗証番号とを取得する。
元/通帳再発行要求手段)は、前記情報取得手段が取得
した情報をセンタ内のホストコンピュータ2へ送り、通
帳のMSデータの復元又は通帳の再発行を要求する。前
記要求に対し、センタ内のホストコンピュータ2から、
前記要求の妥当性を判断した結果の許可情報(許可電文
+MSデータ)が通知された場合、自動取引装置1の制
御部7(MS復元/通帳再発行手段)は、該許可情報に
基づいて通帳のMSデータの復元、又は通帳の再発行を
行う。
1の所定の挿入口に、通帳と、同口座番号のカード(キ
ャッシュカード)を挿入し、顧客操作画面から暗唱番号
を入力するだけの簡単な操作により、即その場で、MS
データの復元された通帳、又は再発行された通帳を手に
いれることができる。従って、即その場で取引を継続し
て行うことができる。
場合、銀行等の金融機関の窓口に出向くことなく、即そ
の場で、破壊されたMSデータの復元、又は記帳済み通
帳の再発行ができ、顧客へのサービスを向上させること
ができる。また、金融機関での窓口業務の省力化を達成
することができる。
に通帳印字文字読み取り部26を設けたことにより、制
御部7からの指示に基づいて通帳印字文字読み取り部2
6が、前記取引印字情報として、通帳から最終印字残高
情報を読み出すことができる。そして、読み出した最終
印字残高情報は制御部7へ送り、制御部7では、MSデ
ータの復元/通帳再発行要求を行う際に前記情報をセン
タへ送るが、センタでは最終印字残高情報を用いて前記
要求の妥当性を判断することにより、正確な妥当性の判
断を行うことができる。
たに設けたので、通帳プリンタユニット10において、
通帳のMSデータのリードエラーが発生した場合、顧客
は、顧客操作部14に表示されたMS復元キー29によ
り、通帳のMSデータの復元又は通帳の再発行を選択す
ることができる。
ことで、簡単に、即その場で、MSデータの復元された
通帳、又は再発行された通帳を手にいれることができ
る。そして、顧客は即その場で取引を継続して行うこと
ができる。
タから受信した許可情報を基に、リードエラーが発生し
た通帳のMSに対し、MSデータの書き込みを行ってM
Sデータの復元処理を行い、正常終了したら通帳を顧客
に返却して処理を終了し、異常終了したら記帳済み通帳
を再発行する。このようにすれば、MSデータの復元の
みで済む場合は通帳の再発行は必要なく、処理が簡単、
かつ短時間で済む。
のMSデータを復元する場合、或いは通帳を再発行する
場合、前記MSデータを復元する通帳に、顧客を特定
し、判断できる情報(例えば、カードから読み出した口
座番号等)が印字されている(欄外に印字しても良い)
ことで、通帳の妥当性を得る。このようにすれば、通帳
の妥当性をより一層正確に判断することができる。
て実行することにより、通帳を使用した取引中に、該通
帳のMSデータのリードエラーが発生した場合、該通帳
から読み出した通帳情報及び取引印字情報と、顧客が挿
入したカードから読み出したカード情報と、顧客が入力
した暗証番号とを取得する情報取得手段と、前記情報取
得手段が取得した情報をセンタへ送り、通帳のMSデー
タの復元又は通帳の再発行を要求するMS復元/通帳再
発行要求手段と、前記要求に対し、センタから、前記要
求の妥当性を判断した結果の許可情報が通知された場
合、該許可情報に基づいて通帳のMSデータの復元、又
は通帳の再発行を行うMS復元/通帳再発行手段の機能
を実現するための処理を行う。
の所定の挿入口に、通帳と、同口座番号のカード(キャ
ッシュカード)を挿入し、顧客操作画面から暗唱番号を
入力するだけの簡単な操作により、即その場で、MSデ
ータの復元された通帳、又は再発行された通帳を手にい
れることができる。従って、即その場で取引を継続して
行うことができる。
場合、銀行等の金融機関の窓口に出向くことなく、即そ
の場で、破壊されたMSデータの復元、又は記帳済み通
帳の再発行ができ、顧客へのサービスを向上させること
ができる。また、金融機関での窓口業務の省力化を達成
することができる。
基づいて詳細に説明する。
等の金融機関において取引を行うために使用されるシス
テムであり、各営業店等に設置した自動取引装置1(一
般には複数台)と、遠隔地にあるセンタ内のホストコン
ピュータ2とが通信回線3により接続されたシステムで
ある。この場合、1台のホストコンピュータ2に対し、
各営業店の複数台の自動取引装置1が接続されている。
は、センタ元帳4(元帳データを格納した記憶装置)が
設けてあり、このセンタ元帳4には、顧客の取引情報等
が格納され、センタの係員により管理されている。前記
センタ元帳4のデータとしては、口座番号、暗証番号、
未記帳情報、通帳頁情報、行情報、通帳残高情報等が含
まれている。
を行う場合、ホストコンピュータ2と交信しながら取引
情報を送受信することで必要な処理を行う。
3参照 図3は自動取引装置のブロック図である。前記自動取引
装置1には、全体の制御を行う制御部7と、顧客が取引
に使用するカード(キャッシュカード)の情報を読み取
ったり、用紙に取引情報を印字したりするカードリーダ
/プリンタユニット9と、通帳に取引情報を印字するた
めの通帳プリンタユニット10と、紙幣の計数を行うた
めの現金計数ユニット(紙幣)12と、硬貨の計数を行
うための現金計数ユニット(硬貨)13と、顧客が取引
時に操作を行う顧客操作部14と、係員が装置の管理を
行う場合に操作する管理操作部15と、前記ホストコン
ピュータ2と通信するためのホスト通信部16等が設け
てある。
40と、ワーク用のメモリとして使用するRAM41
と、CPU40が処理を行う際に使用する各種のプログ
ラムや、その他のデータを格納するためのROM42等
が設けてある。
ト9には、カードのMSに対するMSデータのリード/
ライトを行うカードMSリード/ライト部19と、カー
ドのエンボス(凹凸による取引情報)の光学的な読み取
りを行うエンボス読み取り部21と、レシート等の用紙
に取引情報を印字するためのプリンタ部20と、前記プ
リンタ部20で使用する用紙を自動的に補充する自動補
充部22が設けてある。
のMSに対してMSデータのリード/ライトを行う通帳
MSリード/ライト部23と、通帳の印字頁、及び印字
行等の情報(通帳情報)を光学的に読み取るイメージリ
ーダ部24と、通帳に取引情報等を印字する印字部27
と、通帳を発行する通帳発行部25と、通帳の印字途中
の最終印字残高情報(印字された最終残高データ)を光
学的に読み取る通帳印字文字読み取り部26が設けてあ
る。
に設けたもの(従来装置にはない)であり、通帳の印字
面から最終印字残高データを光学的に読み取り、そのイ
メージデータから文字認識処理を行って前記データを認
識する機能を有するものである。従って、前記通帳印字
文字読み取り部26には、イメージセンサ等の光学的読
み取り用の素子と、文字認識処理を行う文字認識処理部
(プログラムにより構成)が設けてある。
に設けても実現可能である。この場合、通帳印字文字読
み取り部26のイメージセンサ等により、最終印字残高
データを光学的に読み取り、そのイメージデータを制御
部7へ送り、制御部7内で文字認識を行ってもよい。
作するものであり、情報を表示するための表示部(表示
画面)を備えている。この場合、前記表示部は、タッチ
パネルで構成され、表示された情報の部分を顧客が指で
タッチすることで情報の入力ができるようになってい
る。
Sを復元したり、MSデータの破壊された通帳の再発行
を選択するためのMS復元キー29が設けてあり(表示
できるようになっており)、この表示されたMS復元キ
ーの操作により、前記選択操作ができるようになってい
る。なお、前記MS復元キー29は新たに設けたキー
(従来装置にはない)である。
図4参照 図4は通帳プリンタユニットの構成図である。以下、図
4に基づいて通帳プリンタユニットの機構部を説明す
る。前記通帳プリンタユニット10には、通帳を挿入す
るための挿入口30が設けてあり、この挿入口30から
通帳を挿入できるようになっている。
センサ(図示省略)が設けてあり、挿入口30から挿入
された通帳が所定の位置にセットされたことを検出でき
るようになっている。前記挿入口30に続いて通帳の搬
送路31が設けてあり、この搬送路31に沿って複数の
搬送用のローラ(図示省略)が設けてあり、この搬送用
のローラを回転駆動することにより、挿入された通帳を
内部に吸引して搬送するようになっている。
有する通帳MSリード/ライト部23、イメージセンサ
を有するイメージリーダ部24、通帳印字文字読み取り
部26、印字ヘッドを有する印字部27、媒体一時退避
部35、媒体取り込み部36等が設けてある。更に、こ
のプリンタユニット10には、通帳の用紙を捲るための
通帳捲り機構部39、複数の通帳発行カセット37を有
する通帳発行部25等が設けてある。また、前記各機構
部(メカ部)の制御を行うため、プリンタ機構制御部3
8が設けてある。
印字行等の情報を光学的に検出するためのものであり、
通帳印字文字読み取り部26は、通帳の印字面から印字
文字を読み取るものであり、例えば、最終印字残高デー
タを読み取る機能を備えている。
印字を行うものであり、通帳MSリード/ライト部23
は通帳のMSから取引情報(口座番号等)を読み取った
り、前記MSに取引情報を書き込んだりするものであ
り、媒体一時退避部35は媒体を一時退避させておく機
構部であり、媒体取り込み部36は顧客の取り忘れ通帳
を取り込むための機構である。
であり、通帳発行部25は新規に通帳を発行するもので
ある。この場合、各通帳発行カセット37から通帳を発
行する。なお、前記通帳発行カセット37は通帳の種類
毎に複数個設けてある。
の通りである。顧客により挿入口30から挿入された通
帳は、プリンタ機構制御部38の制御により搬送路31
上のローラで搬送し、イメージリーダ部24の読み取り
位置まで搬送してイメージセンサにより通帳の情報
(頁、行の情報)を光学的に読み取ることで頁数を確認
し、更に通帳を印字位置まで搬送し、印字位置で停止
し、印字部27により印字データが印字される。
てもまだ残りの印字データ(未印字データ)がある場合
は、プリンタ機構制御部38の制御により搬送路31を
切り替えて通帳捲り機構部39まで通帳を搬送し、通帳
捲り機構部39で通帳の次頁に改頁する。
より、通帳捲り機構部39から通帳を排出し、イメージ
リーダ部24の読み取り位置まで搬送し、イメージセン
サにより通帳の情報(頁、行の情報)を光学的に読み取
ることで頁数を確認し、更に通帳を印字位置まで搬送し
て、印字部27により通帳に残りの印字データを印字す
る。そして、通帳MSリード/ライト部23の位置まで
通帳を搬送し、MSヘッドにより通帳のMSのMSデー
タを更新する。その後、通帳を挿入口30まで搬送して
排出し顧客に通帳を返却する。
場合は、その通帳で新たな取引ができなくなるので、新
規に通帳の発行を行う。この場合、顧客の操作により、
通帳発行部25の通帳発行カセット37で通帳を発行
し、その後、通帳を挿入口30まで搬送して排出し顧客
に通帳を渡す。
MSリード/ライト部23により通帳のMSをリードし
ている時、通帳のMSデータが破壊されていてリードエ
ラーが発生すると、プリンタ機構制御部38の制御によ
り、通帳印字文字読み取り部26で通帳の印字面から最
終印字残高データを読み取り、前記データを制御部7へ
送る。
照 図5は自動取引装置の処理フローチャートである。以
下、図5の処理フローチャートに基づいてMS復元/通
帳再発行時の処理を説明する。なお、S1〜S12は各
処理ステップを示す。
た取引を行うためには、通帳プリンタユニット10の挿
入口30に通帳を挿入して通帳のMSを正常にリードで
きる必要があり、リードエラーとなった通帳は顧客に返
却され取り扱い不可となっている。
ードエラー発生時に、MS復元又は通帳再発行の必要有
無を顧客が確認し、MS復元又は通帳再発行希望であれ
ば、同口座のカード(キャッシュカード)を挿入させ、
MSデータの復元、又は記帳済み通帳の再発行処理を行
う。これにより、顧客は、即その場でMSデータを復元
した通帳、又は新しい通帳(記帳済み)を手に入れるこ
とが可能になる。
有する自動取引装置において行う処理であり、顧客の操
作に基づいて処理を行う。先ず、顧客操作部14の画面
で顧客が取引上必要な操作を行う。この時、種別選択画
面にて、通帳取引キー(記帳/入金等)が押されると
(S1)、顧客の通帳挿入待ちとなる。この時、通帳が
前記挿入口30から挿入されると、通帳プリンタユニッ
ト10では、通帳MSリード/ライト部23によりMS
のリードを行い、続いて通帳の行セット処理を行う(S
2)。
常終了した場合(S3)は、通常の取引処理を行う。し
かし、MSリードエラーが発生した場合、通帳のMSデ
ータが破壊されたと判断し、MS復元/通帳再発行の選
択画面を表示して、顧客に選択させる(S4)。この場
合、前記制御部7からの指示に基づいて顧客操作部14
が顧客操作画面上にMS復元キー29を表示し、このキ
ー操作により前記選択を行う。
に、通常の処理終了を選択した場合は、顧客にMSデー
タの破壊された通帳を返却し、その後、顧客待ちとす
る。このような処理をするのは、例えば、顧客がカード
を持参しない場合、或いは、何らかの理由により窓口へ
出向くことを希望した場合等である。すなわち、MSデ
ータの破壊された通帳と同口座のカードの所持の確認を
行い、MS復元/通帳再発行が希望されなかった場合
は、今までどおり窓口申告とし、通帳を顧客に返却す
る。
した(押した)場合は、MSデータの復元又は通帳の再
発行を行う。この場合、通帳プリンタユニット10で
は、制御部7からの指示により、イメージリーダ部24
が通帳情報(通帳の未記帳情報、頁情報、行情報等)を
読み取り、この情報を制御部7へ送る。その後、通帳印
字文字読み取り部26が、通帳の取引印字情報(通帳印
字最終残高データ)を読み取り、この情報を制御部7へ
送る(S5)。そして、制御部7では前記情報を受け取
ると、CPU40がRAM41に格納しておく。
し、MS復元/通帳再発行が希望された場合は、同口座
番号のカード挿入待ちとなり、カード挿入後本人確認の
ための暗証番号入力を行う。この場合、顧客がカードを
挿入すると、カードリーダ/プリンタユニット9ではカ
ードMSリード/ライト部19により前記カードのMS
データをリードし、そのデータ(店番号、口座番号等)
を制御部7へ送る。そして、制御部7では前記データを
受け取ると、CPU40がRAM41に格納しておく。
暗証番号を入力すると、顧客操作部14はその入力デー
タ(暗証番号)を制御部7へ送る。そして、制御部7で
は前記データを受け取ると、そのデータをCPU40が
RAM41に格納しておく。このようにして制御部7で
は、カード情報と暗証番号を取得し、RAM41に格納
する(S6)。
1のデータ(カード情報、暗証番号、通帳情報、取引印
字情報)をセンタのホストコンピュータ2へ送り、MS
復元/通帳再発行要求を行う(S7)。前記要求を受け
たセンタでは、ホストコンピュータ2が受信した前記デ
ータを基に、センタ元帳4のデータと比較して前記要求
の妥当性を判断する。
ードから読み出した口座番号、顧客が入力した暗証番
号、通帳から読み出した記帳情報、頁情報、行情報、及
び通帳残高情報を、センタ元帳4内の情報と比較するこ
とで前記要求の妥当性を判断する。
判断した場合には、ホストコンピュータ2から自動取引
装置に対し、MS復元/通帳再発行指示(許可電文)が
送られる。この場合、ホストコンピュータ2側では、前
記口座番号を基に、通帳のMSデータ復元指示、通帳再
発行指示、未記帳印字指示等の指示を前記許可電文によ
り行う。
7では、通帳プリンタユニット10に指示して通帳のM
Sデータの復元処理を行う。この場合、通帳MSリード
/ライト部23が通帳のMSに、ホストコンピュータ2
から受信したMSデータを書き込み、MSデータの復元
を行う(S8)。
が正常完了した場合(S9)には、顧客にカードを返却
する(S11)。その後、印字部27により通帳に情報
(ホストコンピュータ2から受信した口座番号等の妥当
性を確認するための情報)を印字し、該通帳を顧客に返
却する(S12)。その後、顧客待ち状態となる。
は、通帳のMSデータの破壊が復元できないと判断し、
通帳の再発行を行う(S10)。この場合、制御部7の
指示により、通帳発行部25が、指定された通帳発行カ
セット37から新たな通帳を発行する。この時、再発行
した通帳には、元の通帳の情報を書き込み、継続して取
引ができる状態(記帳済み通帳)にする。
1)、印字部27により通帳に情報(ホストコンピュー
タ2から受信した口座番号等の妥当性を確認するための
情報)を印字(例えば、印字面の欄外に印字)し、該通
帳を顧客に返却する(S12)。その後、顧客待ち状態
となる。このようにして返却された通帳を使用すること
により、その後の通帳取引が可能となる。
帳と同口座番号のカードを挿入させ、かつ、暗証番号を
入力させることにより、通帳の妥当性と本人確認を行う
とともに、記帳途中頁と印字行をホストコンピュータ側
で管理しておき、発行要求の頁/行をチェックすること
により妥当性を得る。また、通帳印字明細の残高欄の読
み取り機能を付加し、ホストコンピュータのセンタ元帳
との整合性をとることにより、妥当性を高めることも可
能である。
・・・図6参照 図6はMS復元/通帳再発行処理のシーケンス図であ
る。以下、図6に基づいて、通帳のMSデータ破壊に対
する復元処理、及び通帳再発行処理を説明する。先ず、
顧客操作部14の画面で顧客が取引上必要な操作を行
う。この時、種別選択画面にて、顧客が通帳取引キー
(記帳/入金等)を押すと、顧客の通帳挿入待ちとな
る。この時、通帳が前記挿入口30から挿入されると、
制御部7の指示により、通帳プリンタユニット10で
は、通帳MSリード/ライト部23がMSリードを行
い、通帳の行セットを行う。
リンタユニット10から制御部7へ完了通知を送る。こ
こで、通帳のMSリード/行セットが正常終了した場合
は、通常の取引処理を行うが、MSリードエラーが発生
した場合、前記完了通知でリードエラーを通知する。
7では、顧客操作部14に指示して、MS復元キー29
を表示させ、顧客の選択待ちとする。そして、顧客がM
S復元キー29を選択すると、顧客操作部14では、通
帳のMSデータ復元、又は通帳の再発行希望有の入力情
報を制御部7へ送る。
ット10に対し、通帳からの情報(頁、行、印字データ
等)のリードを指示する。この指示により、通帳プリン
タユニット10では、イメージリーダ部24により通帳
情報(通帳の記帳情報、頁情報、行情報等)を読み取
り、この情報を制御部7へ送る。その後、通帳印字文字
読み取り部26により、通帳の取引印字情報(通帳印字
最終残高データ)を読み取り、この情報を制御部7へ送
る。
り、カード挿入後本人確認のための暗証番号入力を行
う。この場合、顧客がカードを挿入すると、制御部7か
らカードリーダ/プリンタユニット9に対し、挿入した
カードのMSデータをリードする指示を行う。この指示
により、カードリーダ/プリンタユニット9では、カー
ドMSリード/ライト部19により前記カードのMSデ
ータを読み取り、そのMSデータ(店番号、口座番号
等)を制御部7へ送る。
し、暗証番号入力を指示する。この指示により、顧客操
作部14では画面に暗証番号入力を促す情報を表示す
る。この表示により、顧客操作部14の画面上で顧客が
暗証番号を入力すると、顧客操作部14はその入力デー
タ(暗証番号)を制御部7へ送る。そして、制御部7で
は前記情報(カード情報、暗証番号、通帳情報、取引印
字情報)を受け取ると、その情報をCPU40がRAM
41に格納しておく。
M41のデータ(カード情報、暗証番号、通帳情報、取
引印字情報)をセンタのホストコンピュータ2へ送り、
MS復元/通帳再発行要求を行う。前記要求を受けたセ
ンタでは、ホストコンピュータ2が受信した前記データ
を基に、センタ元帳4のデータと比較して前記要求の妥
当性を判断する。
ードから読み出した口座番号、顧客が入力した暗証番
号、通帳から読み出した記帳情報、頁情報、行情報、及
び通帳残高情報を、センタ元帳4内の情報と比較するこ
とで前記要求の妥当性を判断する。
判断した場合には、ホストコンピュータ2から自動取引
装置の制御部7に対し、MS復元/通帳再発行指示(許
可電文)を送る。この場合、ホストコンピュータ2側で
は、前記口座番号を基に、通帳のMSデータ復元指示、
通帳再発行指示、未記帳印字指示等の指示を前記許可電
文により行う。
では、通帳プリンタユニット10に指示して通帳のMS
データの復元処理を行う。この場合、通帳MSリード/
ライト部23が通帳のMSに、ホストコンピュータ2か
ら受信したMSデータを書き込み、MSデータの復元を
行う。
制御部7に対し、前記MSデータの書き込み処理が正常
完了した完了通知を送ると、制御部7はカードリーダ/
プリンタユニット9に指示して顧客にカードを返却す
る。その後、カードリーダ/プリンタユニット9から制
御部7に対し、正常完了した旨の完了通知を送ると、制
御部7は通帳プリンタユニット10に対し、通帳返却の
指示を行う。
0では、顧客に通帳を返却する。そして、前記返却処理
が正常完了した場合には、正常完了した旨の管理用通知
を制御部7へ送る。
10の印字部27により、通帳に情報(ホストコンピュ
ータ2から受信した口座番号等の妥当性を確認するため
の情報)を印字し、該通帳を顧客に返却する。その後、
顧客待ち状態となる。
された通帳と同口座番号のカードを挿入させ、かつ暗証
番号を入力させることにより、通帳の妥当性と本人確認
を行うとともに、記帳途中頁と印字行をホストコンピュ
ータ側で管理しておき、発行要求の頁/行をチェックす
ることにより妥当性を得る。また、通帳印字明細の残高
欄の読み取り機能を付加し、ホストコンピュータのセン
タ元帳との整合性をとることにより、妥当性を高めるこ
とも可能である。
説明 (1) :自動取引装置1の制御部7は、通帳を使用した取
引中に、該通帳のMSデータのリードエラーが発生した
場合、該通帳から読み出した通帳情報(記帳途中の印字
頁、印字行等)及び取引印字情報と、顧客が挿入したカ
ード(取引用のキャッシュカード)から読み出したカー
ド情報(口座番号、店番号等)と、顧客が入力した暗証
番号とを取得する。
得した情報をセンタ内のホストコンピュータ2へ送り、
通帳のMSデータの復元又は通帳の再発行を要求する。
前記要求に対し、センタ内のホストコンピュータ2か
ら、前記要求の妥当性を判断した結果の許可情報(許可
電文+MSデータ)が通知された場合、制御部7は、該
許可情報に基づいて通帳のMSデータの復元、又は通帳
の再発行を行う。
1の所定の挿入口に、通帳と、同口座番号のカード(キ
ャッシュカード)を挿入し、顧客操作画面から暗唱番号
を入力するだけの簡単な操作により、即その場で、MS
データの復元された通帳、又は再発行された通帳を手に
いれることができる。従って、即その場で取引を継続し
て行うことができる。
場合、銀行等の金融機関の窓口に出向くことなく、即そ
の場で、破壊されたMSデータの復元、又は記帳済み通
帳の再発行ができ、顧客へのサービスを向上させること
ができる。また、金融機関での窓口業務の省力化を達成
することができる。
に通帳印字文字読み取り部26を設けたことにより、制
御部7からの指示に基づいて通帳印字文字読み取り部2
6が、前記取引印字情報として、通帳から最終印字残高
情報を読み出すことができる。そして、読み出した最終
印字残高情報は制御部7へ送り、制御部7では、MSデ
ータの復元/通帳再発行要求を行う際に前記情報をセン
タへ送るが、センタでは最終印字残高情報を用いて前記
要求の妥当性を判断することにより、正確な妥当性の判
断を行うことができる。
たに設けたので、通帳プリンタユニット10において、
通帳のMSデータのリードエラーが発生した場合、顧客
は、顧客操作部14に表示されたMS復元キー29によ
り、通帳のMSデータの復元又は通帳の再発行を選択す
ることができる。
ことで、簡単に、即その場で、MSデータの復元された
通帳、又は再発行された通帳を手にいれることができ
る。従って、即その場で取引を継続して行うことができ
る。
ら読み取った口座情報(口座番号)、顧客が入力した暗
証番号、通帳から読み取った記帳情報、頁情報、行情
報、最終印字残高情報を含んでいる。従って、センタで
は前記情報を基に、MSデータの復元/通帳再発行要求
に対する妥当性の判断を正確、かつ迅速に行うことがで
きる。
可情報を基に、前記リードエラーが発生した通帳のMS
に対し、MSデータの書き込みを行ってMSデータの復
元処理を行い、正常終了したら該通帳を顧客に返却して
処理を終了し、異常終了したら記帳済み通帳を再発行す
る。このようにすれば、MSデータの復元のみで済む場
合は通帳の再発行は必要なく、処理が簡単、かつ短時間
で済む。
元する場合、或いは通帳を再発行する場合、前記MSデ
ータを復元する通帳に、顧客を特定し、判断できる情報
(例えば、カードから読み出した口座番号等)が印字さ
れている(欄外に印字しても良い)ことで、通帳の妥当
性を得る。このようにすれば、通帳の妥当性をより一層
正確に判断することができる。
2にプログラムを格納しておき、CPU40が前記RO
M42のプログラムを読み出して実行することにより、
前記処理を行う。
ムとしては、取引情報を記録したMSを有する通帳及び
取引情報を記録したカードを扱い、顧客の操作に基づい
て取引を行う自動取引装置1に、 イ:通帳を使用した取引中に、通帳のMSのリードエラ
ーが発生した場合、通帳から読み出した通帳情報及び取
引印字情報と、顧客が挿入したカードから読み出したカ
ード情報と、顧客が入力した暗証番号とを取得する第1
の手順と、 ロ:前記第1の手順で取得した情報をセンタへ送り、通
帳のMSデータの復元又は通帳の再発行を要求する第2
の手順と、 ハ:前記要求に対し、センタから、前記要求の妥当性を
判断した結果の許可情報が通知された場合、該許可情報
に基づいて通帳のMSデータの復元、又は通帳の再発行
を行う第3の手順とを行わせるためのプログラムであ
る。
PU40がROM42内のプログラムを実行することに
より行うが、このような例に限らず次のようにしても実
現可能である。例えば、ホストコンピュータ2にはハー
ドディスク装置が設けてあり、このハードディスク装置
の記録媒体(ハードディスク)に、前記制御部7の処理
を実現するためのプログラムやその他のデータを格納し
ておく。
の制御により、ハードディスク装置の記録媒体に格納さ
れている前記プログラムを読み出して、各自動取引装置
へ転送する。前記プログラムを受信した自動取引装置で
は、制御部7内のCPU40の制御により、ホストコン
ピュータ2から受信した前記プログラムをRAM41へ
格納する。その後、CPU40がRAM41に格納して
あるプログラムの内、必要なプログラムから順次読み出
して実行することにより、前記制御部7の処理を行う。
スク装置(磁気ディスク装置)、或いは他の任意の書き
込み可能な不揮発性メモリ等を備えている場合は、この
磁気ハードディスク装置、或いは他の任意の書き込み可
能な不揮発性メモリ(例えば、EEPROM)に前記制
御部7が使用するプログラムを格納しておき、運転時に
前記プログラムをRAM41に格納して使用しても良
い。
ディスク装置に格納するプログラムは、例えば、次のよ
うにして記録(記憶)する。
ィスク)に格納されているプログラム(他の装置で作成
したプログラムデータ)を、ホストコンピュータ2に設
けたフレキシブルディスクドライブにより読み取り、ハ
ードディスク装置の記録媒体(ハードディスク)に格納
する。
等の記憶媒体に格納されているデータを、前記ホストコ
ンピュータ2に設けたドライブ装置(CD−ROMドラ
イブ12等)により読み取り、ハードディスク装置の記
録媒体(ハードディスク)に格納する。
から伝送されたプログラム等のデータを、ホストコンピ
ュータ2が通信制御部を介して受信し、そのデータをハ
ードディスク装置の記録媒体(ハードディスク)に格納
する。
装置、或いは書き込み可能な不揮発性メモリに前記プロ
グラムを格納する場合にも、前記〜の方法により格
納することも可能である。
のような効果がある。
い、通帳の時間外の取り扱いも可能になってきている
が、磁石等の影響によりMSデータの破壊された通帳は
自動取引装置で扱えないため、窓口申告が必要である。
この発明では、自動取引装置において、MSデータの破
壊された通帳と判断した場合に、即その場で、MSデー
タの復元、又は通帳の再発行を行うことができる。従っ
て、顧客は窓口に出向くことなく、即その場で取引を継
続して行うことが可能になる。その結果、顧客へのサー
ビス向上につながり、また、窓口業務の省力化にもつな
がる。
段)は、通帳を使用した取引中に、該通帳のMSデータ
のリードエラーが発生した場合、該通帳から読み出した
通帳情報(記帳途中の印字頁、印字行等)及び取引印字
情報と、顧客が挿入したカード(取引用のキャッシュカ
ード)から読み出したカード情報(口座番号、店番号
等)と、顧客が入力した暗証番号とを取得する。
/通帳再発行要求手段)は、前記情報取得手段が取得し
た情報をセンタ内のホストコンピュータへ送り、通帳の
MSデータの復元又は通帳の再発行を要求する。前記要
求に対し、センタ内のホストコンピュータ2から、前記
要求の妥当性を判断した結果の許可情報(許可電文+M
Sデータ)が通知された場合、自動取引装置1の制御部
7(MS復元/通帳再発行手段)は、該許可情報に基づ
いて通帳のMSデータの復元、又は通帳の再発行を行
う。
の所定の挿入口に、通帳と、同口座番号のカード(キャ
ッシュカード)を挿入し、顧客操作画面から暗唱番号を
入力するだけの簡単な操作により、即その場で、MSデ
ータの復元された通帳、又は再発行された通帳を手にい
れることができる。従って、即その場で取引を継続して
行うことができる。
場合、銀行等の金融機関の窓口に出向くことなく、即そ
の場で、破壊されたMSデータの復元、又は記帳済み通
帳の再発行ができ、顧客へのサービスを向上させること
ができる。また、金融機関での窓口業務の省力化を達成
することができる。
帳印字文字読み取り部を設けたことにより、制御部から
の指示に基づいて通帳印字文字読み取り部が、前記取引
印字情報として、通帳から最終印字残高情報を読み出す
ことができる。そして、読み出した最終印字残高情報は
制御部7へ送り、制御部では、MSデータの復元/通帳
再発行要求を行う際に前記情報をセンタへ送るが、セン
タでは最終印字残高情報を用いて前記要求の妥当性を判
断することにより、正確な妥当性の判断を行うことがで
きる。
設けたので、通帳プリンタユニットにおいて、通帳のM
Sデータのリードエラーが発生した場合、顧客は、顧客
操作部に表示されたMS復元キーにより、通帳のMSデ
ータの復元又は通帳の再発行を選択することができる。
ことで、簡単に、即その場で、MSデータの復元された
通帳、又は再発行された通帳を手にいれることができ
る。従って、即その場で取引を継続して行うことができ
る。
ら読み取った口座情報(口座番号)、顧客が入力した暗
証番号、通帳から読み取った記帳情報、頁情報、行情
報、最終印字残高情報を含んでいる。従って、センタで
は前記情報を基に、MSデータの復元/通帳再発行要求
に対する妥当性の判断を正確、かつ迅速に行うことがで
きる。
タから受信した許可情報を基に、前記リードエラーが発
生した通帳のMSに対し、MSデータの書き込みを行っ
てMSデータの復元処理を行い、正常終了したら該通帳
を顧客に返却して処理を終了し、異常終了したら記帳済
み通帳を再発行する。このようにすれば、MSデータの
復元のみで済む場合は通帳の再発行は必要なく、処理が
簡単、かつ短時間で済む。
のMSデータを復元する場合、或いは通帳を再発行する
場合、前記MSデータを復元する通帳に、顧客を特定
し、判断できる情報(例えば、カードから読み出した口
座番号等)が印字されている(欄外に印字しても良い)
ことで、通帳の妥当性を得る。このようにすれば、通帳
の妥当性をより一層正確に判断することができる。
て実行することにより、通帳を使用した取引中に、該通
帳のMSデータのリードエラーが発生した場合、該通帳
から読み出した通帳情報及び取引印字情報と、顧客が挿
入したカードから読み出したカード情報と、顧客が入力
した暗証番号とを取得する情報取得手段と、前記情報取
得手段が取得した情報をセンタへ送り、通帳のMSデー
タの復元又は通帳の再発行を要求するMS復元/通帳再
発行要求手段と、前記要求に対し、センタから、前記要
求の妥当性を判断した結果の許可情報が通知された場
合、該許可情報に基づいて通帳のMSデータの復元、又
は通帳の再発行を行うMS復元/通帳再発行手段の機能
を実現するための処理を行う。
の所定の挿入口に、通帳と、同口座番号のカード(キャ
ッシュカード)を挿入し、顧客操作画面から暗唱番号を
入力するだけの簡単な操作により、即その場で、MSデ
ータの復元された通帳、又は再発行された通帳を手にい
れることができる。従って、即その場で取引を継続して
行うことができる。
場合、銀行等の金融機関の窓口に出向くことなく、即そ
の場で、破壊されたMSデータの復元、又は記帳済み通
帳の再発行ができ、顧客へのサービスを向上させること
ができる。また、金融機関での窓口業務の省力化を達成
することができる。
である。
ロック図である。
ットの構成図である。
理フローチャートである。
発行処理のシーケンス図である。
Claims (6)
- 【請求項1】取引情報を記録した磁気ストライプを有す
る通帳及び取引情報を記録したカードを扱い、顧客の操
作に基づいて取引を行う自動取引装置において、 前記通帳を使用した取引中に、該通帳の磁気ストライプ
データのリードエラーが発生した場合、該通帳から読み
出した通帳情報及び取引印字情報と、顧客が挿入したカ
ードから読み出したカード情報と、顧客が入力した暗証
番号とを取得する情報取得手段と、 前記情報取得手段が取得した情報をセンタへ送り、通帳
の磁気ストライプデータの復元又は通帳の再発行を要求
するMS復元/通帳再発行要求手段と、 前記要求に対するセンタからの前記要求の妥当性を判断
した結果の許可情報が通知された場合、該許可情報に基
づいて通帳の磁気ストライプデータの復元、又は通帳の
再発行を行うMS復元/通帳再発行手段と、 を備えていることを特徴とする自動取引装置。 - 【請求項2】前記通帳から読み出した取引印字情報は、
最終印字残高情報であり、 通帳から前記最終印字残高情報を読み取るための通帳印
字文字読み取り部を備えていることを特徴とする請求項
1記載の自動取引装置。 - 【請求項3】前記通帳の磁気ストライプデータのリード
エラーが発生した場合、顧客に磁気ストライプの復元又
は通帳の再発行を選択させるためのMS復元キーを備え
ていることを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。 - 【請求項4】MS復元/通帳再発行手段は、 センタから受信した許可情報を基に、前記リードエラー
が発生した通帳の磁気ストライプに対し、磁気ストライ
プデータの書き込みを行って磁気ストライプデータの復
元処理を行い、正常終了したら該通帳を顧客に返却して
処理を終了し、異常終了したら通帳を再発行する機能を
備えていることを特徴とする請求項1記載の自動取引装
置。 - 【請求項5】MS復元/通帳再発行手段は、 通帳の磁気ストライプデータを復元する場合、或いは通
帳を再発行する場合、前記磁気ストライプデータを復元
する通帳に、顧客を特定し、判断できる情報が印字され
ていることで、通帳の妥当性を得る機能を備えているこ
とを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。 - 【請求項6】取引情報を記録した磁気ストライプを有す
る通帳及び取引情報を記録したカードを扱い、顧客の操
作に基づいて取引を行う自動取引装置に、 通帳を使用した取引中に、該通帳の磁気ストライプデー
タのリードエラーが発生した場合、該通帳から読み出し
た通帳情報及び取引印字情報と、顧客が挿入したカード
から読み出したカード情報と、顧客が入力した暗証番号
とを取得する情報取得手段と、 前記情報取得手段が取得した情報をセンタへ送り、通帳
の磁気ストライプデータの復元又は通帳の再発行を要求
するMS復元/通帳再発行要求手段と、 前記要求に対するセンタからの前記要求の妥当性を判断
した結果の許可情報が通知された場合、該許可情報に基
づいて通帳の磁気ストライプデータの復元、又は通帳の
再発行を行うMS復元/通帳再発行手段の機能を実現す
るためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36641098A JP4360503B2 (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36641098A JP4360503B2 (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 自動取引装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006287233A Division JP4360556B2 (ja) | 2006-10-23 | 2006-10-23 | 自動取引装置及び記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000187756A true JP2000187756A (ja) | 2000-07-04 |
JP4360503B2 JP4360503B2 (ja) | 2009-11-11 |
Family
ID=18486720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36641098A Expired - Lifetime JP4360503B2 (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4360503B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006053641A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
JP2010191618A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引システム及び自動取引装置 |
JP2011221897A (ja) * | 2010-04-13 | 2011-11-04 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 通帳証書発行装置 |
JP2014035616A (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-24 | Oki Electric Ind Co Ltd | 媒体処理装置及び自動取引装置 |
JP2020119408A (ja) * | 2019-01-26 | 2020-08-06 | 日本エイ・ティー・エム株式会社 | 磁気ストライプの自動修復システム |
-
1998
- 1998-12-24 JP JP36641098A patent/JP4360503B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006053641A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
JP4572619B2 (ja) * | 2004-08-10 | 2010-11-04 | 沖電気工業株式会社 | 自動取引装置 |
JP2010191618A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引システム及び自動取引装置 |
JP2011221897A (ja) * | 2010-04-13 | 2011-11-04 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 通帳証書発行装置 |
JP2014035616A (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-24 | Oki Electric Ind Co Ltd | 媒体処理装置及び自動取引装置 |
JP2020119408A (ja) * | 2019-01-26 | 2020-08-06 | 日本エイ・ティー・エム株式会社 | 磁気ストライプの自動修復システム |
JP7203615B2 (ja) | 2019-01-26 | 2023-01-13 | SocioFuture株式会社 | 磁気ストライプの自動修復システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4360503B2 (ja) | 2009-11-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4360556B2 (ja) | 自動取引装置及び記録媒体 | |
JP4360503B2 (ja) | 自動取引装置 | |
KR20120087765A (ko) | 통장 취급 장치 및 통장 취급 방법 | |
JP6878955B2 (ja) | 自動取引装置、自動取引システム及び自動取引プログラム | |
JP4156126B2 (ja) | 自動取引システム | |
JP2012003441A (ja) | 自動取引装置及び自動取引システム | |
JP4753598B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP5417224B2 (ja) | 取引処理装置および取引処理方法 | |
JP5664730B2 (ja) | 自動取引システム及び自動取引装置 | |
JP2005316531A (ja) | 自動取引装置によるカード再生システム | |
JP2686577B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP5488288B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP5412865B2 (ja) | 自動取引システム及び自動取引装置 | |
JP2021174205A (ja) | 通帳取扱装置、通帳取扱方法、通帳取扱プログラムおよび通帳取扱システム | |
JP2001202567A (ja) | 自動取引装置、ホストコンピュータ、及び記録媒体 | |
JPH02281371A (ja) | 現金自動取引装置 | |
JPS62128362A (ja) | 振込カ−ド発行機 | |
JPH0334870A (ja) | 自動取引装置 | |
JPH0237487A (ja) | 自動取引装置 | |
JPH0325566A (ja) | 現金自動取引システム未記帳データ照会取引方法 | |
JPH0793427A (ja) | 自動取引装置 | |
JP3312854B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP2020046810A (ja) | 自動取引装置 | |
JP2001052237A (ja) | 自動現金取引装置及びその方法 | |
JPH09231437A (ja) | 自動取引装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040309 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060822 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061023 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070306 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070507 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071030 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090528 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090806 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |