JP2008077193A - 自動取引装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現金自動預払機による振込取引における顧客の利便性を向上させる手段を提供する。
【解決手段】S17、過去振込情報を抽出した主制御部は、抽出した過去振込情報の各振込日とその振込情報の受取人名により過去振込一覧表の表示データを生成し、この過去振込一覧表を表示した取引媒体受取依頼画面を顧客操作部の画面に表示して顧客に注意を促す。顧客は、過去振込一覧表に表示された過去の振込情報により振込取引を行うときは、過去振込一覧表の当該振込取引の表示欄を選択する。振込取引を行わないときは「取消」ボタンを押下する。S18、主制御部は、「取消」ボタンの押下を認識した場合は、ステップS25へ移行する。振込取引の表示欄の選択を認識したときは、過去の振込情報による振込取引を行うことを判定してステップS19へ移行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、金融機関等の店舗に設置され、顧客との取引を自動で行う現金自動預払機等の自動取引装置に関する。
従来の現金自動預払機においては、顧客が振込取引を選択した場合に、顧客に取引カードおよび振込カードを挿入させ、それぞれに記録されたカード情報および振込情報に基づいて振込取引を実行している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−102364号公報(主に第4頁段落0013−第6頁段落0034、第1図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、顧客が振込取引を選択したときに、顧客の取引カードおよび振込カードに記録されたカード情報および振込情報に基づいて振込取引を実行しているため、家賃の振込やリース費用の振込等の定期的に振込が必要となる振込取引があるときに、顧客が多忙な時期等と重なるとそれらの振込を失念してしまう場合があり、顧客の利便性を低下させるという問題がある。
また、振込カードは、一般に一つの振込情報が記録され、かつ作成した金融機関のみでしか使用することができず、振込カードによる振込取引を行う場合にはその金融機関に出向く必要があり、近隣の他行で振込取引を行う場合には、振込情報を全て手入力する必要があり、顧客の利便性を低下させるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、自動取引装置による振込取引における顧客の利便性を向上させる手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、顧客との取引を自動で行う自動取引装置において、顧客が行った振込取引の振込日に対応させた振込情報を振込履歴情報として記録する取引カードを設け、顧客が振込取引以外の他の取引を選択したときに、前記取引カードから前記振込履歴情報を読取る手段と、該読取った振込履歴情報を保存する手段と、現在日を認識する手段と、前記選択された他の取引の終了時に、前記保存した振込履歴情報から前記現在日の近傍期間の過去振込情報を抽出する手段と、該抽出された過去振込情報を表示し、注意を促す手段と、該表示した過去振込情報の一つが選択されたときに、該選択された過去振込情報の振込情報に基づいて振込取引を実行する手段と、を備えることを特徴とする。
これにより、本発明は、自動取引装置により他の取引を行った顧客に対して振込取引に関する注意を喚起することができ、顧客が多忙な時期であっても定期的な振込取引の振込み忘れを防止することができると共に、取引カードに直接記録した振込履歴情報により他行においても、自行においても振込履歴情報の複数の振込情報を利用した振込取引を行うことが可能になり、振込取引における顧客の利便性を向上させることができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による自動取引装置の実施例について説明する。
図1は実施例の現金自動預払機を示すブロック図、図2は実施例の取引カードを示す説明図、図3は実施例の取引処理を示すフローチャートである。
図1において、1は自動取引装置としての現金自動預払機であり、銀行等の金融機関や郵政公社等(金融機関等という。)の支店や郵便局、コンビニエンスストア等の店舗に設置され、顧客との間での取引を自動で行う。
2は金融機関等のセンタに設置された上位装置としてのホストコンピュータであり、店舗に設置されている現金自動預払機1と専用回線や電話回線等の通信回線3を介して接続しており、顧客の口座の店番号や口座番号等の口座情報やその暗証番号、口座残高等の顧客情報を保有して顧客の口座を管理する。
5は現金自動預払機1の主制御部であり、通信回線3を介してホストコンピュータ2と接続しており、現金自動預払機1内の各部を制御して取引処理等を実行すると共にデータ通信等も制御する。
6は記憶部であり、主制御部5が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび主制御部5による処理結果等が格納される。
7は顧客操作部であり、CRTやLCD等の表示画面とタッチパネル等の入力手段との組合せで構成されており、表示画面に取引選択画面や各種の入力画面、顧客の処置を促す画面等を表示する他、入力手段により顧客からの入力を受付ける。
8はカード取扱部であり、挿入された顧客のキャッシュカード等の後述する取引媒体としての取引カード15に記録された情報を読み書きする機能を有すると共に、取引媒体としての明細票に取引内容等を印刷する機能等を有している。
9は通帳取扱部であり、挿入された取引媒体としての顧客の通帳の磁気ストライプやICチップ等に記録されている通帳情報を読み書きする機能を有すると共に取引内容等を通帳に記帳する機能を有している。
10は紙幣入出金部であり、顧客が投入した取引媒体としての紙幣を受入れ、これを鑑別および計数して収納し、顧客に支払う紙幣を計数して顧客に引渡す機能を有している。
11は硬貨入出金部であり、顧客が投入した取引媒体としての硬貨を受入れ、これを鑑別および計数して収納し、顧客に支払う硬貨を計数して顧客に引渡す機能を有している。
12は時計部であり、水晶発振器等を有する周波数発生器とカレンダを格納したメモリ等を備えており、発生した周波数を基に時間を計数し、現在日時を主制御部5へ出力する機能を有している。
取引カード15は、図2に示すように、記録部16を有するICチップ17が搭載された接触型のICカードで形成されており、その記録部16には、顧客IDや顧客の口座情報等の通常のカード情報を記録するカード情報記録エリア18、および顧客が過去に行った振込取引の振込情報をその振込日に対応させて振込履歴情報として記録する振込履歴情報記録エリア19が確保されている。
本実施例の振込履歴情報記録エリア19には、顧客が振込取引を行った日付(年月日を含む。)である振込日に対応させて、受取人の氏名または名称(受取人名という。)、その振込先金融機関名と振込先支店名、振込先口座番号等の振込先情報、および振込金額、および依頼人の氏名または名称(依頼人名という。)等からなる振込情報が複数記録されている。
上記の現金自動預払機1の記憶部6には、予め顧客との間で各種の取引を行うための通常の取引処理プログラムに、振込取引以外の他の出金取引や残高照会取引等のときに、取引カード15に記録されている振込履歴情報から近傍期間の振込情報を抽出してその過去振込情報を顧客に報知して振込取引を行う機能を有するアプリケーションプログラム、振込取引のときに取引カード15に記録されている振込履歴情報を用いて振込取引を行う機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された取引処理プログラムが格納されており、主制御部5が実行する取引処理プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
以下に、図3に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って本実施例の取引処理について説明する。
金融機関等の店舗の係員が、始業時等に現金自動預払機1へ電源を投入すると、現金自動預払機1の記憶部6に格納されている取引処理プログラムが自動的に起動される。
S1、取引処理プログラムが起動すると、現金自動預払機1の主制御部5は、顧客操作部7の画面に取引選択画面を表示して待機する。
取引選択画面には、出金取引のための「お引き出し」ボタン、入金取引のための「お預け入れ」ボタン、振込取引のための「振込」ボタン、通帳に未記入の取引データを記帳するための「通帳記帳」ボタンおよび口座残高を照会するための「残高照会」ボタン等の取引を選択するための取引選択ボタンが表示されている。
顧客は、顧客操作部7の入力手段により顧客が希望する取引の取引選択ボタンを押下する。
S2、入力手段からの信号により顧客の選択した取引の内容を認識した主制御部5は、認識した取引が振込取引のときはステップS3へ移行する。
認識した取引が振込取引以外の他の取引のときは、ステップS11へ移行する。
S3、顧客が選択した取引を振込取引と認識した主制御部5は、顧客操作部7の画面にカード振込または現金振込を選択するための決済方法選択画面を表示する。
本実施例では、顧客はカード振込を選択する。
カード振込が選択されたことを認識した主制御部5は、顧客操作部7の画面に取引カード15の挿入を促す旨の文言を表示した取引カード挿入依頼画面を表示し、顧客はこれに従って取引カード15をカード取扱部8に挿入する。
このとき、主制御部5はカード取扱部8により取引カード15のICチップ17の記録部16のカード情報記録エリア18に記録されているカード情報を読取ると共に、その振込履歴情報記録エリア19に記録されている全ての振込履歴情報を読取り、読取ったカード情報および振込履歴情報を記憶部6に保存する。
S4、カード情報および振込履歴情報を保存した主制御部5は、顧客操作部7の画面に顧客に暗証番号の入力を促す旨の文言およびその入力のためのテンキー等を表示した暗証番号入力画面を表示し、顧客はテンキー等によって暗証番号を入力する。
入力された暗証番号を認識した主制御部5は、その暗証番号を記憶部6に保存する。
S5、主制御部5は、取引カード15に振込履歴情報が記録されていない場合は、ステップS10へ移行する。取引カード15に振込履歴情報が記録されている場合はステップS6へ移行する。
S6、取引カード15に振込履歴情報が記録されていることを認識した主制御部5は、記憶部6に保存した振込履歴情報の各振込日とその振込情報の受取人名により振込履歴一覧表の表示データを生成し、これを顧客操作部7に送出してその画面に振込履歴一覧表および「取消」ボタン等を表示した振込履歴一覧画面を表示する。
顧客は、振込履歴一覧表に表示された過去の振込情報により振込取引を行うときは、振込履歴一覧表の当該振込取引の表示欄を選択する。振込取引を行わないときは「取消」ボタンを押下する。
S7、主制御部5は、「取消」ボタンの押下を認識した場合はステップS10へ移行する。振込取引の表示欄の選択を認識したときは過去の振込情報による振込取引を行うことを判定してステップS8へ移行する。
S8、過去の振込情報による振込取引を行うことを判定した主制御部5は、選択された表示欄の振込日および受取人名を基に当該振込情報を特定し、その振込情報を表示した振込情報確認画面を顧客操作部7の画面に表示する。
振込情報確認画面には、振込情報の確認を促す旨の文言、および当該振込情報の受取人名、振込先金融機関名、振込先支店名、振込先口座番号、依頼人名、振込金額、並びに振込情報の訂正を指示するための「訂正」ボタン、表示内容を確認したことを指示するための「確認」ボタン等が表示される。
顧客は振込金額等の振込情報を訂正するときは、訂正する項目を選択して「訂正」ボタンを押下し、表示されたその項目の振込情報訂正画面によりその項目の内容を訂正し、項目の内容を訂正して再表示された振込情報確認画面の「確認」ボタンを押下する。
S9、「確認」ボタンが押下されたことを認識した主制御部5は、振込情報が確定されたことを認識し、その振込情報を基に振込取引を実行する。
すなわち、主制御部5は、記憶部6に保存したカード情報および暗証番号を読出し、これらに確定された振込情報を添付した振込取引の取引電文を作成し、これを通信回線3を介してホストコンピュータ2へ送信する。
振込取引の取引電文を受信したホストコンピュータ2は、振込取引電文に含まれるカード情報を基に顧客情報を検索して該当する顧客情報の暗証番号と振込取引電文の暗証番号を照合し、暗証番号が一致する場合は顧客を認証し、顧客の口座から振込金額や手数料を引落して顧客の口座残高を更新し、振込先情報の金融機関に対して振込先情報と依頼人名を添付して振込金額の入金を依頼し、振込取引が成立した旨を振込取引結果通知電文として通信回線3を介して送信元の現金自動預払機1へ送信する。
振込取引が成立した旨の振込取引結果通知電文を受信した主制御部5は、振込情報等を基に印刷データを生成し、これをカード取扱部8により明細票に印刷し、印刷した明細票をカード取扱部8に待機させてステップS22へ移行する。
S10、取引カード15に振込履歴情報が記録されていないこと、または振込履歴一覧表に表示された過去の振込情報が選択されなかったことを認識した主制御部5は、手入力による振込取引を実行する。
すなわち、主制御部5は、顧客操作部7の画面に受取人名、振込先金融機関名、振込先支店名、振込先口座番号、依頼人名、振込金額等の各入力画面を順に表示し、顧客によるそれぞれの入力が終了したことを認識したときに、上記ステップS8と同様の振込情報確認画面を表示し、表示した振込情報が確定されたときに上記ステップS9と同様にして入力された振込情報を基に振込取引を実行し、振込取引が成立した旨の振込取引結果通知電文を受信したときに、ステップS9と同様にして振込情報等を印刷した明細票をカード取扱部8に待機させてステップS22へ移行する。
S11、上記ステップS2において、顧客の選択した取引を他の取引、例えば出金取引と認識した主制御部5は、上記ステップS3と同様にして、取引カード15に記録されているカード情報および全ての振込履歴情報を読取り、読取ったカード情報および振込履歴情報を記憶部6に保存する。
S12、カード情報および振込履歴情報を保存した主制御部5は、上記ステップS4と同様にして、入力された暗証番号を記憶部6に保存する。
S13、暗証番号を保存した主制御部5は、選択された他の取引の取引処理を通常の場合と同様に実行する。
例えば、出金取引が選択された場合には、主制御部5は、顧客操作部7の画面に出金金額入力画面を表示して顧客に出金金額を入力させ、記憶部6に保存したカード情報および暗証番号を読出し、これらに入力された出金金額を添付した出金取引の取引電文を作成し、これを通信回線3を介してホストコンピュータ2へ送信する。
出金取引の取引電文を受信したホストコンピュータ2は、取引電文に含まれるカード情報を基に顧客情報を検索して該当する顧客情報の暗証番号と取引電文の暗証番号とを照合し、暗証番号が一致した場合は顧客を認証し、該当する顧客情報の口座残高を更新して取引許可の旨を電文にした取引可否電文を作成し、これを通信回線3を介して送信元の現金自動預払機1へ送信する。
取引許可の旨の取引可否電文を受信した主制御部5は出金処理を行い、出金金額に相当する現金を紙幣入出金部10および硬貨入出金部11からそれぞれ計数して繰出し、これらをそれぞれの入出金口に集積して待機させると共に、取引内容等を基に印刷データを生成し、これをカード取扱部8により明細票に印刷し、印刷した明細票をカード取扱部8に待機させる。
なお、顧客の選択した他の取引が、入金取引等の場合も、通常の入金取引等の取引処理と同様にしてその取引を実行し、取引媒体としての明細票等をカード取扱部8等に待機させる。
S14、選択された出金取引等の他の取引の取引処理と並行して、主制御部5は時計部12により現在日時を認識して記憶部5に保存した振込履歴情報を検索し、認識した現在年月日の現在日の前後の所定の期間(近傍期間という。)に属する振込日に対応させて記録されている振込情報を、過去の所定の月数遡って特定し、これらを過去振込情報として抽出する。
本実施例の近傍期間の所定の期間は1週間、つまり7日に設定され、過去の所定の月数は6月に設定されている。例えば、現在年月日が平成18年8月21日の場合は、現在日21日の前後1週間の14日〜28日の近傍期間の振込日の振込情報を平成18年2月まで遡って抽出する。
S15、主制御部5は、過去振込情報が存在しない場合はステップS16へ移行する。過去振込情報が抽出された場合はステップS17へ移行する。
S16、過去振込情報が存在しないことを認識した主制御部5は、顧客操作部7の画面に他の取引の取引媒体の受取りを促す旨の文言を表示した取引媒体受取依頼画面を表示してステップS25へ移行する。
例えば、上記の出金取引の場合は、取引媒体受取依頼画面には現金や取引カード15、通帳、明細票の受取りを促す旨の文言が表示される。
S17、過去振込情報を抽出した主制御部5は、抽出した過去振込情報の各振込日とその振込情報の受取人名により過去振込一覧表の表示データを生成し、この過去振込一覧表を表示した図4に示す取引媒体受取依頼画面を顧客操作部7の画面に表示して顧客に注意を促す。
本実施例の他の取引は出金取引であるので、本ステップにおける取引媒体受取依頼画面には、ステップS16と同様の文言に加えて、表示された過去振込一覧表の表示欄を選択すればその振込情報による振込取引が可能であり、この場合には取引カード15は排出されない旨の文言が表示されると共に、過去振込一覧表および「取消」ボタン等が表示される。
顧客は、過去振込一覧表に表示された過去の振込情報により振込取引を行うときは、過去振込一覧表の当該振込取引の表示欄(本実施例では、振込日の表示欄)を選択する。振込取引を行わないときは「取消」ボタンを押下する。
S18、主制御部5は、「取消」ボタンの押下を認識した場合は、ステップS25へ移行する。振込取引の表示欄の選択を認識したときは、過去の振込情報による振込取引を行うことを判定してステップS19へ移行する。
S19、過去の振込情報による振込取引を行うことを判定した主制御部5は、取引カード15を除く、他の取引の取引媒体を当該部位から排出する。
例えば、上記の出金取引の場合は、紙幣入出金部10および硬貨入出金部11に待機させていた現金をそれぞれの入出金口を開放して顧客に引渡すと共に、通帳や出金取引の明細票を通帳取扱部9やカード取扱部8から排出する。
主制御部5は、顧客が取引カード15を除く他の取引の取引媒体を受取ったことを確認してステップS20へ移行する。
S20、取引カード15を除く他の取引の取引媒体の受取りを確認した主制御部5は、選択された表示欄の振込日および受取人名を基に当該振込情報を特定し、その振込情報を表示した上記ステップS8と同様の振込情報確認画面を表示し、顧客は必要に応じて表示された振込情報の訂正を行い、振込情報確認画面の「確認」ボタンを押下する。
S21、振込情報が確定されたことを認識した主制御部5は、その振込情報を基に上記ステップS9と同様にして振込取引を実行し、振込情報等を印刷した明細票をカード取扱部8に待機させてステップS22へ移行する。
S22、振込取引における振込情報等を印刷した明細票をカード取扱部8に待機させた主制御部5は、顧客操作部7の画面に実行した振込取引の振込情報の取引カード15への登録の要否を選択する指示ボタン等を表示した取引媒体受取依頼画面としての登録要否選択画面を表示する。
登録要否選択画面には、明細票および取引カードの受取りを促す旨の文言および振込情報の登録の要否の選択を促す旨の文言、並びに振込情報を登録することを指示するための「登録する」ボタン、および振込情報を登録しないことを指示するための「登録しない」ボタンが表示され、顧客は振込情報を登録するときは「登録する」ボタンを、振込情報を登録しないときは「登録しない」ボタンを押下する。
S23、主制御部5は「登録する」ボタンの押下を認識したときは、実行した振込情報の登録が必要と判定してステップS24へ移行する。「登録しない」ボタンの押下を認識したときは実行した振込情報の登録を不要と判定してステップS25へ移行する。
S24、実行した振込情報の登録が必要と判定した主制御部5は、時計部12により現在日時を認識し、その現在年月日を振込日とし、これに対応させて実行した振込取引の振込情報を、カード取扱部8によりそこに待機させている取引カード15の記録部16の振込履歴情報記録エリア19に書込んで登録し、ステップS25へ移行する。
この場合に、取引カード15の振込履歴情報記録エリア19に新たな振込履歴情報を書込む余地がないときは、その旨および記録されている全ての振込履歴情報を表示して不要になった振込情報を消去するようにするとよい。
S25、上記ステップS16、S18、S23、S24から移行した主制御部5は、待機させた取引媒体を当該部位から排出する。
すなわち、主制御部5は、ステップS16、S18から移行した場合は、ステップS16、S17の取引媒体受取依頼画面で表示した取引媒体(他の取引が出金取引のときは、現金や取引カード15、通帳、出金取引の明細票)を当該部位から排出する。
また、主制御部5は、ステップS23、S24から移行した場合は、ステップS22の取引媒体受取依頼画面としての登録要否選択画面で表示した取引媒体(振込取引の明細票と取引カード15)を当該部位(カード取扱部8)から排出する。
そして、主制御部5は、顧客が排出された取引媒体を受取ったことを確認して取引処理を終了させてステップS1へ戻り、顧客操作部7の画面に取引選択画面を表示して待機する。
上記のように、本実施例の取引処理においては、振込取引以外の他の取引が選択されたときに、他の取引の終了時に、取引カード15に記録されている振込履歴情報から、現在日の前後1週間の近傍期間の過去振込情報を抽出して顧客操作部7の画面に表示するので、現金自動預払機1により他の取引を行った顧客に対して振込取引に関する注意を喚起することができ、顧客が多忙な時期であっても、定期的な振込取引の振込み忘れを防止して顧客の利便性を向上させることができる共に、現在日の前の1月間の振込済みの過去振込情報が表示される機会が少なくなり、顧客の煩わしさを軽減することができる。
また、振込履歴情報を取引カード15に直接記録するので、近隣の他行で振込取引を行う場合においても、過去の複数の振込取引における振込情報を利用することが可能になると共に、自行における振込取引においても顧客は過去の複数の振込取引における振込情報を利用することが可能になり、振込情報の手入力を毎回行う必要がなくなり、入力ミスの発生を防止しながら振込取引時における顧客の利便性を向上させることができる。
なお、本実施例では、上記ステップS15において、過去振込情報が抽出された場合にステップS17へ移行するとして説明したが、過去振込情報が抽出された場合に、図5に示す過去振込情報が存在する旨の文言、および「振込実行」ボタン、「取消」ボタンを表示した振込取引問合せ画面を表示して顧客に注意を促し、「振込実行」ボタンが押下された場合にステップS17へ移行して図4に示す取引媒体受取依頼画面を表示し、「取消」ボタンが押下された場合にはステップS16に移行するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施例では、現金自動預払機で用いる取引カードに、顧客が行った振込取引の振込日に対応させた振込情報を振込履歴情報として記録し、顧客が振込取引以外の取引を選択したときに、取引カードから読取った振込履歴情報を記録部に保存しておき、選択された他の取引の終了時に、保存した振込履歴情報から現在日の近傍期間の過去振込情報を抽出して表示し、表示した過去振込情報の一つが選択されたときに、選択された過去振込情報に基づいて振込取引を実行するようにしたことによって、現金自動預払機により他の取引を行った顧客に対して振込取引に関する注意を喚起することができ、顧客が多忙な時期であっても定期的な振込取引の振込み忘れを防止することができると共に、取引カードに直接記録した振込履歴情報により他行においても、自行においても振込履歴情報の複数の振込情報を利用した振込取引を行うことが可能になり、振込取引における顧客の利便性を向上させることができる。
なお、上記実施例においては、過去振込情報を抽出する近傍期間の所定の期間が前後1週間であるとして説明したが、所定の期間は前後5日や10日等であってもよい。
また、上記実施例においては、近傍期間の過去振込情報を抽出ために遡る所定の月数は半年であるとして説明したが、1月や3月もしくは1年等であってもよく、遡る所定の月数を定めずに記録されている全ての振込履歴情報から抽出するようにしてもよい。
更に、上記実施例においては、取引カードは接触型のICカードであるとして説明したが、非接触型のICカードであってもよい。
実施例の現金自動預払機を示すブロック図 実施例の取引カードを示す説明図 実施例の取引処理を示すフローチャート 実施例の取引媒体受取依頼画面の表示例を示す説明図 実施例の振込取引問合せ画面の表示例を示す説明図
符号の説明
1 現金自動預払機
2 ホストコンピュータ
3 通信回線
5 主制御部
6 記憶部
7 顧客操作部
8 カード取扱部
9 通帳取扱部
10 紙幣入出金部
11 硬貨入出金部
12 時計部
15 取引カード
16 記録部
17 ICチップ
18 カード情報記録エリア
19 振込履歴情報記録エリア

Claims (2)

  1. 顧客との取引を自動で行う自動取引装置において、
    顧客が行った振込取引の振込日に対応させた振込情報を振込履歴情報として記録する取引カードを設け、
    顧客が振込取引以外の他の取引を選択したときに、前記取引カードから前記振込履歴情報を読取る手段と、
    該読取った振込履歴情報を保存する手段と、
    現在日を認識する手段と、
    前記選択された他の取引の終了時に、前記保存した振込履歴情報から前記現在日の近傍期間の過去振込情報を抽出する手段と、
    該抽出された過去振込情報を表示し、注意を促す手段と、
    該表示した過去振込情報の一つが選択されたときに、該選択された過去振込情報の振込情報に基づいて振込取引を実行する手段と、を備えることを特徴とする自動取引装置。
  2. 請求項1において、
    顧客が振込取引を選択したときに、前記取引カードから前記振込履歴情報を読取る手段と、
    該読取った振込履歴情報を表示する手段と、
    該表示した振込履歴情報の一つが選択されたときに、該選択された振込履歴情報の振込情報に基づいて振込取引を実行する手段と、を備えることを特徴とする自動取引装置。
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JP2010146309A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 自動取引システム
JP2014149596A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Fujitsu Frontech Ltd 自動取引装置及び自動取引方法

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JP2010146309A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 自動取引システム
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