JP2007018295A - 自動取引装置及び自動取引システム - Google Patents

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Abstract

【課題】振込取引時の注意喚起のアピール性を向上させ、振込め詐欺の被害を抑制する。
【解決手段】振込取引で現金での振込が選択された場合、記憶部17に記憶した注意喚起画面を顧客操作表示部7に表示して顧客に注意を喚起し、該画面で確認キーが押下された場合は当該振込取引を続行し、取消キーが押下された場合には当該振込取引を中止するよう制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、振込取引が可能な自動取引装置及び自動取引システムに関するもので、特に不正者が指定する口座への振込を抑制して、犯罪の防止に貢献する技術に関するものである。
金融機関の営業店等に設置される自動取引装置(ATM)では、顧客の操作により振込取引を実行できる機能が設けられているが、振込取引は入力項目が多いので、顧客にとって操作がわずらわしく、また時間もかかることになる。
そのため、従来においては、顧客により振込取引が行われる毎に、その振込取引における振込先の情報を振込取引実績として顧客の識別情報と共にホストコンピュータの記憶部に保存し、次回の振込取引の際、過去の振込取引実績として振込先の一覧を顧客に表示して、選択させ、それにより入力操作を簡略化して振込取引を実行するようにいる(例えば、特許文献1参照)。
また、振込み依頼人の情報や振込先(受取人)の口座情報を記録した振込カードを顧客に発行しておき、この振込カードを用いることによって、ATMでの振込取引時の入力操作を簡略化することも実施されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−61897号公報(段落「0009」〜段落「0013」、図1〜図3) 特開2002−352085号公報(段落「0022」、図1)
しかしながら、上述した従来のATMでは、過去に振込を行ったことの無い振込先に振込みを行う場合、入力画面で必要な情報の入力を誘導するのみであるため、昨今急増している振込め詐欺と気づかずに顧客が誘導に従って振込取引の入力操作を行うと現金の振込みが行われてしまい、顧客に損害が生じるという問題がある。
このような場合の対策として、顧客の操作待ち画面等に常に振込め詐欺に対する注意を喚起するメッセージ等を表示することにより、詐欺被害を抑制することは容易に考えられるが、常に表示することで逆にアピール性に欠けてしまい、いざというときに見落として抑制効果が上がらないものとなる。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、顧客の操作を誘導して振込取引を実行させる自動取引装置において、確認または取消を選択するキーを有する注意喚起画面を記憶した記憶部と、振込取引で現金での振込が選択された場合、前記注意喚起画面を顧客操作表示部に表示して顧客に注意を喚起し、該画面で確認キーが押下された場合は当該振込取引を続行し、取消キーが押下された場合には当該振込取引を中止するよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
このようにした本発明は、顧客が現金での振込を選択した場合、注意喚起画面を表示して顧客に注意を喚起させると共に、顧客に確認キーの押下による確認動作も行わせるため、注意喚起のアピール性が向上し、振込め詐欺の被害を抑制することができる
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
図1は第1の実施例を示す自動取引装置のブロック図、図2はその自動取引装置の外観を示す斜視図である。
まず、図2について説明すると、図において1は銀行等の金融機関の営業店やコンビニエンスストア等に設置される自動取引装置(ATM)で、この自動取引装置1は正面上部に略L字形の接客部を有し、その立面には、レシート発行口を兼ねるカード挿入排出口2と通帳挿入排出口3が設けられ、また接客部の水平面(または水平に近い傾斜面)には、奥側に紙幣入出金口4と硬貨入出金口5が、手前側に顧客操作表示部7が設けられている。
顧客操作表示部7は表示面を上に向けたCRTディスプレイまたは液晶ディスプレイ等による表示手段と、この表示手段上に配置した入力手段としてのタッチパネルとを備え、表示手段に顧客の操作を誘導するメッセージを配した画面や各種の入力キーを表示し、その入力キーをタッチパネル上から指で押下することにより、入力キーに定義された情報を入力できるものとなっていて、入力された情報の表示等も行うようになっている。
次に、図1について説明する。
ATM1内には、この図1に示した紙幣入出金部11、硬貨入出金部12、カードリードライト部13、レシート印字部14、通帳印字部15、通信部16、記憶部17、及び制御部(制御手段)18等が設けられている。
紙幣入出金部11と硬貨入出金部12はそれぞれ前記紙幣入出金口4と硬貨入出金口5に対応して配置されており、取引に伴う入出金処理を行うものとなっている。
カードリードライト部13とレシート印字部14が通帳印字部15は前記カード挿入排出口2及び通帳挿入排出口3に対応して設けられており、ここで、カードリードライト部13は、顧客のカードに設けられた磁気ストライプに対してデータの読取及び書込みを行う機能を有し、レシート印字部14は取引終了時にレシートに取引内容を印字し、通帳印字部15は顧客の通帳の印字欄に未記帳データの印字を行う機能を有している。
記憶部17は、取引時における入力データ等を記憶する他、装置の動作を制御するための制御プログラムが格納されており、また取引選択画面や各取引における処理ステップ毎の案内画面や入力画面、更には後述する振込取引時の注意喚起画面等もこの記憶部17に格納されている。
制御部18は、記憶部17に格納されている制御プログラムに基づいて顧客操作表示部7、紙幣入出金部11、硬貨入出金部12、カードリードライト部13、レシート印字部14、及び通帳印字部12等を制御し、各種の取引を遂行する機能を有しており、その遂行に当たっては、通信16を介してホストコンピュータ(上位装置)と通信を行い、必要な情報の授受を行うものとなっている。
尚、ホストコンピュータは、金融機関のセンタ等に設置されていて、各顧客の氏名、口座番号、暗証番号、未記帳データ、及び口座残高等を顧客口座情報として記憶部(データベース)に記憶させ、管理する機能を有している。
図3は第1の実施例の作用を示すフローチャートで、この図と共に図1、図2を参照して第1の実施例の作用について説明する。
尚、以下の作用において制御部18は記憶部17に格納された制御プログラムに基づいて各部を制御するものとし、また、画面データは制御部18が逐次記憶部17から読出すものとして、その説明を省略する。
まず、制御部18は顧客操作表示部7に取引選択画面を表示させる(S1)。
顧客が来店し、顧客操作表示部7に表示された取引選択画面を見て取引を選択すると、制御部18は選択されたどの取引が選択されたかを判断する(S2)。
振込取引以外の取引が選択された場合、その選択された取引のプログラムに基づいて処理が実行されるが、ここでは顧客が振込取引を選択したものとする。
制御部18は現金による振込か口座からの振込かを選択させる画面を顧客操作表示部7に表示させ(S3)、口座からの振込が選択(指定)されたかどうかを判断する(S4)。
口座からの振込が選択された場合、制御部18はキャッシュカードの挿入を促す画面を顧客操作表示部7に表示させ、これに従って顧客がカード挿入排出口2にキャッシュカードを挿入すると(S5)、そのキャッシュカードがカードリードライト部13に取り込まれて、カードに設けられている磁気ストライプあるいはICから顧客の口座情報が読取られ(S6)、記憶部17に記憶される。その後、処理はS11へ移行する。
一方、前記現金による振込か口座からの振込かを選択させる画面で顧客が現金による振込を選択した場合、制御部18は顧客操作表示部7に図4に一例として示す注意喚起画面を表示させる(S7)。
この注意喚起画面には、図示したように「振込む前に、落ち着いて確認してください。」、「振込み先は間違いありませんか?」等の顧客に注意を喚起させるためのメッセージ、及び「振込を続ける場合は「確認」を、止める場合は「取消」」を押してください。」等のキー操作を促すメッセージと共に、確認キー10aと取消キー10bを表示している。
尚、注意喚起のためのメッセージは、前記のものに限らず「振込め詐欺の心配はありませんか」等の振込みを利用した詐欺に対する注意を直接喚起するものでもよい。
この画面を見て顧客が取消キー10bを押下すると、制御部18はそれを認識(S8)して取引を中止し、S1に戻って顧客操作表示部7に取引選択画面を表示させる。
顧客が確認キー10aを押下した場合は、制御部18は顧客操作表示部7に顧客の氏名、連絡先の電話番号等を振込人情報として入力させるための振込人情報入力画面を表示させ(S9)、これにより顧客が振込人情報入力画面上でキー操作をして振込人の氏名、連絡先の電話番号等の振込人情報を入力し、入力が終了すると(S10)、制御部18は振込先情報を入力させるための振込先情報入力画面を顧客操作表示部7に表示させる(S11)。
この振込先情報入力画面上で顧客がキー操作をして振込先の銀行名、支店名、口座科目、口座番号、受取人の氏名、振込金額等の振込先情報を入力し、入力が終了して(S12)、画面中の確認キーを押下すると(S13)、制御部18は顧客操作表示部7に振込人情報と振込先情報を1画面に収めた取引内容確認画面を表示させる。
この取引内容確認画面を見て顧客が取引内容を確認し、画面中の確認キーを押下すると、制御部18は通信部16を介してホストコンピュータと通信を行い、振込先情報とキャッシュカードから読取った口座情報または顧客が入力した振込人情報を振込取引情報としてホストコンピュータ23に送信する。
尚、現金での振込の場合は、前記取引内容確認画面での確認キー押下後、顧客に振込金額分の現金を投入させる。
ホストコンピュータで振込取引が実行され(S14)、その通知を制御部18が通信部16を介して受信すると、制御部18はレシート印字部14により取引内容をレシートに印字してカード挿入排出口から顧客に発行し(S15)、このときキャッシュカードが挿入されていればカード挿入排出口からカードも排出して顧客に返却する。
以上説明したように、第1の実施例では、顧客が現金での振込を選択した直後に注意喚起画面を表示して顧客に注意を喚起させると共に、顧客に確認キーの押下による確認動作も行わせるため、注意喚起のアピール性が向上し、振込め詐欺の被害を抑制できるという効果が得られる。
また、この実施例は自動取引装置の制御プログラムで対応可能なため、センタのホストコンピュータの機能に変更を加えることなく容易に実現できるという効果も得られる。
次に第2の実施例について説明する。
この第2の実施例の構成は図1、図2で説明した第1の実施例と同様である。
図5はATMで用いられる振込カードの一例を示す図で、同図(A)は表面、同図(B)は裏面である。
ATMは、振込取引を行うと顧客(振込人)の希望により、振込カードを発行する機能を有するものが多く採用されている。このような振込カードの表面には、図5(A)に示したように顧客の氏名、電話番号等を振込人情報の印字19aと、振込先の銀行名、支店名、口座番号等の振込人情報の印字19bが行われており、カード裏面には図5(B)に示したように磁気ストライプ20が設けられていて、その磁気ストライプに前記と同様の振込依頼人及び振込先の情報が記録されている。
この振込カードを使用してATMで振込取引を行う場合、顧客が過去に振込取引を行った振込先の情報がカードリードライト部により読取られて自動入力されるので、入力操作を省くことができるものであるが、このことは顧客が過去に振込先の情報を確認していることを示し、金融機関側から見ると振込め詐欺とは関係ないものと認定することができる。
従って、この第2の実施例は、振込カードを使用してATMで振込取引を行う場合、注意喚起画面の表示を行わないように制御するものである
図6は第2の実施例の作用を示すフローチャートで、この図と共に図1、図2を参照して第2の実施例の作用について説明する。
尚、以下の作用においても、制御部18は記憶部17に格納された制御プログラムに基づいて各部を制御するものとし、また、画面データは制御部18が逐次記憶部17から読出すものとして、その説明を省略する。
まず、制御部18は顧客操作表示部7に取引選択画面を表示させる(S21)。
顧客が来店し、顧客操作表示部7に表示された取引選択画面を見て取引を選択すると、制御部18は選択されたどの取引が選択されたかを判断する(S22)。
振込取引以外の取引が選択された場合、その選択された取引のプログラムに基づいて処理が実行されるが、ここでは顧客が振込取引を選択したものとする。
制御部18は振込カードを使用するか否かを選択させる画面を顧客操作表示部7に表示させ、この画面で顧客が選択を行うと、振込カードの使用を選択したか否かを判断する(S23)。
振込カードの使用を選択した場合、制御部18はカードの挿入を促す画面を顧客操作表示部7に表示させ、これに従って顧客がカード挿入排出口2に振込カードを挿入すると(S24)、そのカードがカードリードライト部13に取り込まれて、振込カードに設けられている磁気ストライプから振込依頼人及び振込先の情報が読取られ(S25)、読取られた振込依頼人及び振込先の情報が取引内容確認画面として顧客操作表示部7に表示される。
このときの取引内容確認画面には取消キーと確認キーが表示され、制御部18はいずれのキーが押されたかを判断する(S26)。
この画面で、顧客が使用するカードを間違えて挿入した等の理由により取消キーを押下するとS23戻り、取引を進めるために確認キーを押下すると、S38に移行する。
一方、前記振込カードを使用するか否かを選択させる画面で顧客が振込カードを使用しないことを選択した場合、制御部18は第1の実施例と同様に顧客操作表示部7に図4の注意喚起画面を表示させる(S27)。
この画面を見て顧客が取消キー10bを押下すると、制御部18はそれを認識(S28)して取引を中止し、S21に戻って顧客操作表示部7に取引選択画面を表示させる。
顧客が確認キー10aを押下した場合は、制御部18は現金による振込か口座からの振込かを選択させる画面を顧客操作表示部7に表示させ、口座からの振込が選択されたか否かを判断する(S30)。
口座からの振込が選択された場合、制御部18はカードの挿入を促す画面を顧客操作表示部7に表示させ、これに従って顧客がカード挿入排出口2にカードを挿入すると(S31)、そのカードがカードリードライト部13に取り込まれて、カードに設けられている磁気ストライプあるいはICから顧客の口座情報が読取られ(S32)、記憶部17に記憶される。その後、処理はS35へ移行する。
現金による振込か口座からの振込かを選択させる画面で顧客が現金による振込みを選択した場合は、制御部18は顧客操作表示部7に顧客の氏名、連絡先の電話番号等を振込人情報として入力させるための振込人情報入力画面を表示させ(S33)、これにより顧客が入力画面上でキー操作をして振込人情報を入力し、入力が終了すると(S34)、制御部18は振込先情報を入力させるための振込先情報入力画面を顧客操作表示部7に表示させる(S35)。
この振込先情報入力画面上で顧客がキー操作をして振込先の銀行名、支店名、口座科目、口座番号、受取人の氏名、振込金額等の振込人情報を入力し、入力が終了して(S36)、画面中の確認キーを押下すると(S37)、制御部18は顧客操作表示部7に振込人情報と振込先情報を1画面に収めた取引内容確認画面を表示させる。
この取引内容確認画面を見て顧客が取引内容を確認し、画面中の確認キーを押下すると、制御部18は通信部16を介してホストコンピュータと通信を行い、振込先情報とキャッシュカードから読取った口座情報または顧客が入力した振込人情報を振込取引情報としてホストコンピュータ23に送信する。
尚、振込カードの使用または現金での振込の場合は、前記S26または前記取引内容確認画面での確認キー押下後、顧客に振込金額分の現金を投入させる。
ホストコンピュータで振込取引が実行され(S38)、その通知を制御部18が通信部16を介して受信すると、制御部18はレシート印字部14により取引内容をレシートに印字してカード挿入排出口から顧客に発行し(S39)、このときキャッシュカードまたは振込みカードが挿入されていればカード挿入排出口からカードも排出して顧客に返却する。
以上説明したように第2の実施例では、過去に振込実績が無い可能性の高い振込先への口座からの振込処理あるいは現金での振込処理を行う場合、つまり振込カードによる振込取引以外の振込取引を行う場合、注意喚起画面を表示して顧客に注意を喚起させると共に、顧客に確認キーの押下による確認動作も行わせるため、注意喚起のアピール性が向上し、振込め詐欺の被害を抑制できるという効果が得られる。
また、この実施例も第1の実施例と同様に自動取引装置の制御プログラムで対応可能なため、センタのホストコンピュータの機能に変更を加えることなく容易に実現できるという効果も得られる。
次に第3の実施例について説明する。
この第3の実施例はATMとホストコンピュータから成る自動取引システムとして構成したもので、図7はそのシステムの構成を示すブロック図である。
この図に示したようにATM1は、金融機関の各店舗(営業店)A,B,Cに複数台ずつ設置され、店舗毎に通信装置21により通信回線22を介してホストコンピュータ(上位装置)23と通信可能に接続されている。
尚、各ATM1は第1の実施例のものと同様である。
ホストコンピュータ23は金融機関のセンタ等に設置されており、記憶部(データベース)24、制御部(制御手段)25、及び通信装置26等により構成されている。
この記憶部24には、口座を開設している各顧客の氏名、口座番号、暗証番号、未記帳データ、及び口座残高等を顧客口座情報として記憶しており、本実施例では各ATM1で行われた振込取引の履歴情報を記憶している。
制御部25は、この記憶部24を管理し、通信装置21により各店舗のATM1と通信と行って振込取引等を実行する。
図8は記憶部24に記憶された振込取引の履歴情報の一例を示す図で、番号、振込種類、口座番号、振込人氏名、振込金額、振込先の金融機関、振込先の口座の各欄がフォーマットされ、これらの各欄に対応して、取引の順番を示す番号、現金か口座からの引き落としかを示す情報、口座からの引き落とした場合の口座番号、振込(依頼)人の氏名、振込人の連絡先の電話番号、振込を行った金額、振込先の銀行名、口座科目と口座番号が記憶されている。
図9は第3の実施例の作用を示すフローチャートで、この図と共に図1、図2、図7、図8を参照して第1の実施例の作用について説明する。
尚、以下の作用において制御部18は記憶部17に格納された制御プログラムに基づいて各部を制御するものとし、また、画面データは制御部18が逐次記憶部17から読出すものとして、その説明を省略する。
まず、制御部18は顧客操作表示部7に取引選択画面を表示させる(S41)。
顧客が来店し、顧客操作表示部7に表示された取引選択画面を見て取引を選択すると、制御部18は選択されたどの取引が選択されたかを判断する(S42)。
振込取引以外の取引が選択された場合、その選択された取引のプログラムに基づいて処理が実行されるが、ここでは顧客が振込取引を選択したものとする。
制御部18は現金による振込か口座からの振込かを選択させる画面を顧客操作表示部7に表示させ(S43)、口座からの振込が選択(指定)されたかどうかを判断する(S44)。
口座からの振込が選択された場合、制御部18はキャッシュカードの挿入を促す画面を顧客操作表示部7に表示させ、これに従って顧客がカード挿入排出口2にキャッシュカードを挿入すると(S45)、そのキャッシュカードがカードリードライト部13に取り込まれて、カードに設けられている磁気ストライプあるいはICから顧客の口座情報が読取られ(S46)、記憶部17に記憶される。その後、処理はS49へ移行する。
一方、前記現金による振込か口座からの振込かを選択させる画面で顧客が現金による振込を選択した場合、制御部18は顧客操作表示部7に振込人の氏名、連絡先の電話番号等を振込人情報として入力させるための振込人情報入力画面を表示させ(S47)、これにより顧客が入力画面上でキー操作をして振込人情報を入力し、入力が終了すると(S48)、制御部18は振込先情報を入力させるための振込先情報入力画面を顧客操作表示部7に表示させる(S49)。
この振込先情報入力画面上で顧客がキー操作をして振込先の銀行名、支店名、口座科目、口座番号、受取人の氏名、振込金額等の振込人情報を入力し、入力が終了すると(S50)、制御部18は顧客操作表示部7に振込人情報と振込先情報を1画面に収めた取引内容確認画面を表示させる。
この取引内容確認画面を見て顧客が取引内容を確認し、画面中の確認キーを押下すると(S51)、制御部18は通信装置21を介してホストコンピュータ23と通信を行い、振込先情報とキャッシュカードから読取った口座情報または顧客が入力した振込人情報を振込取引情報としてホストコンピュータ23に送信する(S52)。
ホストコンピュータ23の制御部25はATM1から振込取引情報を受信すると、その振込取引情報のうちの振込人氏名や電話番号を識別子として記憶部24に記憶されている振込取引の履歴情報に、振込人が今回振込先として指定した銀行名や口座科目、口座番号に該当するものが存在するどうかを検索し、その検索結果を応答電文としてATM1に通知する。
ATM1の制御部18はホストコンピュータ23の制御部25からの応答電文を受信すると(S53)、その内容を解析して振込人が今回指定した振込先は過去に振込取引を行った実績があるか否かを判断し(S54)、実績がある場合はS57の処理に移行する。
そして、実績が無い場合、制御部18は顧客操作表示部7に図4の注意喚起画面を表示させ(S55)、この画面を見て顧客が取消キー10bを押下すると、制御部18はそれを認識(S56)して取引を中止し、S41に戻って顧客操作表示部7に取引選択画面を表示させる。
顧客が確認キー10aを押下した場合、あるいは前記S54で実績があると判断した場合、制御部18は現金での振込のときは顧客に振込金額分の現金を投入させ、その金額を計数により確認して、振込取引実行の旨の通知を通信装置21によりホストコンピュータ23に送信する。
これによりホストコンピュータ23で制御部5により振込取引が実行され(S57)、その通知をATM1の制御部18が通信装置21を介して受信すると、制御部18はレシート印字部14により取引内容をレシートに印字させてカード挿入排出口から顧客に発行し(S58)、このときキャッシュカードが挿入されていればカード挿入排出口からカードも排出して顧客に返却する。
以上説明したように、第3の実施例では、過去に振込実績が無い振込先へ振込を行う場合のみ注意喚起画面を表示して顧客に注意を喚起させると共に、顧客に確認キーの押下による確認動作も行わせるため、注意喚起のアピール性が向上し、振込め詐欺の被害を抑制できるという効果が得られる。
また、過去に振込実績がある振込先へ振込を行う場合は、注意喚起画面は表示されないので、操作回数が減り、手間がかからなくなるという効果も得られる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、第2の実施例では、振込先が過去に振込取引の実績がある振込先か否かを、振込カードが使用されたか否かにより判断することを例にして説明したが、キャッシュカードがICカードの場合、ICに記憶される取引の履歴情報をATMのカードリードライト部で読取って、その履歴情報を基に過去に振込取引の実績がある振込先か否かを判断させるようにすることも可能である。
また、第3の実施例では、センタのホストコンピュータ23に設けられた記憶部24に記憶させた振込取引の履歴情報に基づいて振込先が過去に振込取引の実績がある振込先か否かを判断するものとしたが、「優良振込先リスト(ホワイトリスト)」等の振込先情報を別途作成して記憶部24に登録し、この振込先情報に基づいて振込先が過去に振込取引の実績がある振込先か否かを判断する仕組みとすることもできる。
更に、前記振込取引の履歴情報や優良振込先リストは、必ずしもセンタのホストコンピュータ23に設けられた記憶部24に記憶させる必要はなく、システムとして情報を検索できるものであれば、例えば各金融機関の各店舗に配備されたサーバ(上位装置)の記憶部に記憶させて利用することも可能である。
第1の実施例を示す自動取引装置のブロック図 図1の自動取引装置の外観を示す斜視図 第1の実施例の作用を示すフローチャート 注意喚起画面の一例を示す図 ATMで用いられる振込カードの一例を示す図 第2の実施例の作用を示すフローチャート 第3の実施例を示す自動取引システムのブロック図 取引履歴情報を示す図 第3の実施例の作用を示すフローチャート
符号の説明
1 ATM
2 カード挿入排出口
4 紙幣入出金口
5 硬貨入出金口
7 顧客操作表示部
10a 確認キー
10a 取消キー
11 紙幣入出金部
12 硬貨入出金部
13 カードリードライト部
14 レシート印字部
17 記憶部
18 制御部
23 ホストコンピュータ
24 記憶部
25 制御部

Claims (5)

  1. 顧客の操作を誘導して振込取引を実行させる自動取引装置において、
    確認または取消を選択するキーを有する注意喚起画面を記憶した記憶部と、
    振込取引で現金での振込が選択された場合、前記注意喚起画面を顧客操作表示部に表示して顧客に注意を喚起し、該画面で確認キーが押下された場合は当該振込取引を続行し、取消キーが押下された場合には当該振込取引を中止するよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする自動取引装置。
  2. 顧客の操作を誘導して振込取引を実行させる自動取引装置において、
    確認または取消を選択するキーを有する注意喚起画面を記憶した記憶部と、
    振込取引で振込先の情報が記録された振込カードを使用しないことが選択された場合、前記注意喚起画面を顧客操作表示部に表示して顧客に注意を喚起し、該画面で確認キーが押下された場合は当該振込取引を続行し、取消キーが押下された場合には当該振込取引を中止するよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする自動取引装置。
  3. 顧客の操作を誘導して振込取引を実行させる自動取引装置において、
    確認または取消を選択するキーを有する注意喚起画面を記憶した記憶部と、
    振込取引時に顧客に入力させた識別子と振込先を上位装置に送信し、上位装置から該当する振込先が存在しない旨の応答を受信した場合、前記注意喚起画面を顧客操作表示部に表示して顧客に注意を喚起し、該画面で確認キーが押下された場合は当該振込取引を続行し、取消キーが押下された場合には当該振込取引を中止するよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする自動取引装置。
  4. 顧客の操作を誘導して振込取引を実行させる自動取引装置と、過去に行われた振込取引の振込先の情報を識別子と共に記憶した記憶部を有する上位装置を備えた自動取引システムにおいて、
    前記自動取引装置に、
    確認または取消を選択するキーを有する注意喚起画面を記憶した記憶部と、
    振込取引時に顧客に入力させた識別子と振込先を上位装置に送信し、上位装置から該当する振込先が存在しない旨の応答を受信した場合、前記注意喚起画面を顧客操作表示部に表示して顧客に注意を喚起し、該画面で確認キーが押下された場合は当該振込取引を続行し、取消キーが押下された場合には当該振込取引を中止するよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする自動取引システム。
  5. 請求項3に記載の自動取引システムにおいて、
    前記上位装置は金融機関のセンタ等に設置されるホストコンピュータとし、前記記憶部に記憶される過去に行われた振込取引の振込先の情報は、振込取引の履歴情報とすることを特徴とする自動取引システム。
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