JP2014028474A - プリント方法およびこれに用いられるプリント用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】連続シートの両面に複数の画像を順次プリントするにあたって、プリントヘッドの保守を含めた最適なスケジューリングを行うことで、全体としてのシートの消費量を抑制する。
【解決手段】シートの特異部が第1面と第2面のいずれのどこに存在するかに関する情報を取得し、取得した情報に基づいて、特異部が存在する特定シート面に、特異部を含むプリント禁止領域を設定し且つそれに続く保守領域を設定するとともに、特定シート面の裏側のシート面に、保守領域に対応する領域を含むようにプリント禁止領域を設定し且つそれに続く保守領域を設定する。
【選択図】図9

Description

本発明は、連続シートに複数の画像を両面プリントする技術に関する。
プリント用の連続シートには、シート製造過程で意図せずして生まれた、シートの特性が部分的に異なる領域である特異部が存在することがある。このような特異部が存在する領域に画像のプリントを行なうと、その画像は良質な成果物にならない。
特許文献1には、プリントに適さない特異部領域を含む連続シートに両面プリントを行う際に、シートの表面および裏面の特異部領域をそれぞれ考慮して両面の特異部領域を避けてプリントを行なう方法が開示されている。この方法では、第1面にプリントする最中に連続シートの特異部が検知されたら、第1面プリントスケジュールに禁止領域を設定するとともに、第2面プリントスケジュールにも第1面の特異部と対応する位置にプリント禁止領域を設定して、プリントを継続する。
特開2011−240493号公報
特許文献1に記載の装置では、インクジェットプリントにおいて必要な予備吐出等の保守(ヘッドメンテナンス)のスケジュールまでを最適化したものではなく、改良の余地がある。
本発明の目的は、連続シートの両面に画像をプリントするにあたって、プリントヘッドの保守を含めた最適なスケジューリングを行うことで、全体としてのシートの消費量を抑制することができる手法を提供することである。
よって本発明のプリント方法は、連続シートの第1面と第2面の順に、スケジュールに従って複数の画像のプリントおよびプリントヘッドの保守を行う方法であって、シートの特異部が前記第1面と前記第2面のいずれのどこに存在するかに関する情報を取得し、取得した前記情報に基づいて、前記特異部が存在する特定シート面に、前記特異部を含むプリント禁止領域を設定し且つそれに続く保守領域を設定するとともに、前記特定シート面の裏側のシート面に、前記保守領域に対応する領域を含むようにプリント禁止領域を設定し且つそれに続く保守領域を設定することを特徴とする。
本発明によれば、連続シートの両面に複数の画像を順次プリントするにあたって、シートに特異部が存在してもプリントヘッドの保守を含めた最適なスケジューリングを行うことで、全体としてのシートの消費量を抑制することができる。
プリント装置の内部構成を示す断面の概略図である。 制御部の概念を示すブロック図である。 連続シート上に記録されたマークを示す図である。 両面プリントの動作シーケンスを示すフローチャートである。 第1面プリントスケジュールの更新処理の動作を示すフローチャートである。 マークの前後に作成された特異部を含む所定長の特異領域を示した図である。 第1面特異領域の後端側に確保された第1面予備吐出領域を示した図である。 第1面プリント禁止領域を示した図である。 第2面プリント禁止領域と第2面予備吐出領域とを示した図である。 マークの前後に作成した特異部を含む所定長の特異領域を示した図である。 第1面特異領域の先端側に確保した第1面予備吐出領域を示した図である。 第1面特異領域の先端側に確保した第2面用予備吐出長の領域を示す図である。 第1面プリント禁止領域を示した図である。 第2面プリント禁止領域と第2面予備吐出領域を示した図である。 プリントスケジュールを示した図である。 プリントスケジュールを示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。本実施形態のプリント装置は、長尺で連続したプリント用シート(搬送方向において繰り返しのプリント単位(1ページあるいは単位画像という)の長さよりも長い連続シート)を使用し、片面プリントおよび両面プリントの両方に対応した高速ラインプリンタである。このようなプリント装置は、例えば、プリントラボ等における大量の枚数のプリントの分野に適している。なお、本明細書では、1つのプリント単位(1ページ)の領域内に複数の小さな画像や文字や空白が混在していたとしても、当該領域内に含まれるものをまとめて1つの単位画像という。つまり、単位画像とは、連続したシートに複数のページを順次プリントする場合の1つのプリント単位(1ページ)を意味する。なお、単位画像といわずに単に画像という場合もある。
本発明はプリンタ、プリンタ複合機、複写機、ファクシミリ装置、各種デバイスの製造装置など、インクを用いて乾燥が必要なプリント装置に広く適用可能である。
図1は、本実施形態を適用可能なプリント装置の内部構成を示す断面の概略図である。本実施形態のプリント装置は、ロール状に巻かれたシートを用いて、シートの第1面と第1面の背面側の第2面に両面プリントすることが可能となっている。プリント装置内部には、大きくは、シート供給部1、デカール部2、斜行矯正部3、プリント部4、検査部5、カッタ部6、情報記録部7、乾燥部8、反転部9、排出搬送部10、ソータ部11、排出部12、制御部13の各ユニットを備えられている。排出部12は、ソータ部11を含んでプリント後のシートの排出処理を行なうユニットを指す。シートは、図中の実線で示したシート搬送経路に沿って、ローラ対やベルトからなる搬送機構で搬送され、各ユニットで処理がなされる。なお、シート搬送経路の任意の位置において、シート供給部1に近い側を「上流」、その逆側を「下流」という。
シート供給部1は、ロール状に巻かれた連続シートを保持して供給するためのユニットである。シート供給部1は、2つのロールR1、R2を収納することが可能であり、択一的にシートを引き出して供給する構成となっている。なお、収納可能なロールは2つであることに限定はされず、1つ、あるいは3つ以上を収納するものであってもよい。また、連続したシートであれば、ロール状に巻かれたものに限らない。例えば、単位長さごとのミシン目が付与された連続したシートがミシン目ごとに折り返されて積層され、シート供給部1に収納されるものでもよい。
ここで使用する連続シートは、汚れなどの特異部を検知できるようあらかじめマークを記録してあるものである。特異部は最終成果物としての画像プリントに適さない領域である。シート供給部1の出口近傍には、マークセンサ17が設けられており、シート供給部1から供給される連続シートに付けられたマークの検出を行う。デカール部2は、シート供給部1から供給されたシートのカール(反り)を軽減させるユニットである。デカール部2では、1つの駆動ローラに対して2つのピンチローラを用いて、カールの逆向きの反りを与えるようにシートを湾曲させて通過させることでデカール力を作用させてカールを軽減させる。
斜行矯正部3は、デカール部2を通過したシートの斜行(本来の進行方向に対する傾き)を矯正するユニットである。基準となる側のシート端部をガイド部材に押し付けることにより、シートの斜行が矯正される。斜行矯正部3では、搬送されるシートにループが形成される。プリント部4は、搬送されるシートに対して上方からプリントヘッド14によりシート上にプリント処理を行なって画像を形成するシート処理部である。つまり、プリント部4は、シートに所定の処理を行なう処理部である。プリント部4は、シートを搬送する複数の搬送ローラも備えている。プリントヘッド14は、使用が想定されるシートの最大幅をカバーする範囲でインクジェット方式のノズル列が形成されたライン型プリントヘッドを備えている。プリントヘッド14は、複数のプリントヘッドが搬送方向に沿って平行に並べられている。本実施形態ではC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、LC(ライトシアン)、LM(ライトマゼンタ)、G(グレー)、K(ブラック)の7色に対応した7つのプリントヘッドを有する。なお、色数およびプリントヘッドの数は7つには限定はされない。インクジェット方式は、発熱素子を用いた方式、ピエゾ素子を用いた方式、静電素子を用いた方式、MEMS素子を用いた方式等を採用することができる。各色のインクは、インクタンクからそれぞれインクチューブを介してプリントヘッド14に供給される。
検査部5は、プリント部4でシートにプリントされた検査パターンや画像をスキャナによって光学的に読み取って、プリントヘッドのノズルの状態、シート搬送状態、画像位置等を検査して画像が正しくプリントされたかを判定するためのユニットである。スキャナはCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサを有する。
カッタ部6は、プリント後のシートを所定長さに切断する機械的なカッタ18を備えたユニットである。カッタ部6はさらに、シート上に記録されているカットマークを光学的に検出するカットマークセンサとシートを次工程に送り出すための複数の搬送ローラも備えている。カッタ部6の近傍にはゴミ箱19が設けられている。ゴミ箱19は、カッタ部6で切り落とされゴミとして排出される小さなシート片を収容するものである。カッタ部6には、切断したシートをゴミ箱19に排出するか、本来の搬送経路に移行させるかの振り分け機構が設けられている。
情報記録部7は、切断されたシートの非プリント領域にプリントのシリアル番号や日付などのプリント情報(固有の情報)を記録するユニットである。プリント情報の記録は、インクジェット方式、熱転写方式などで文字やコードをプリントすることで行なわれる。
乾燥部8は、プリント部4でプリントされたシートを加熱して、付与されたインクを短時間に乾燥させるためのユニットである。乾燥部8の内部では通過するシートに対して少なくとも下面側から熱風を付与してインク付与面を乾燥させる。なお、乾燥方式は熱風を付与する方式に限らず、電磁波(紫外線や赤外線など)をシート表面に照射する方式であってもよい。
以上のシート供給部1から乾燥部8までのシート搬送経路を第1経路と称する。第1経路はプリント部4から乾燥部8までの間にUターンする形状を有し、カッタ部6はUターンの形状の途中に位置している。
反転部9は、両面プリントを行う際に表面プリントが終了した連続シートを一時的に巻き取って表裏反転させるためのユニットである。反転部9は、乾燥部8を通過したシートを再びプリント部4に供給するための、乾燥部8からデカール部2を経てプリント部4に到る経路(ループパス)(第2経路と称する)の途中に設けられている。反転部9は、シートを巻き取るための回転する巻取回転体(ドラム)を備えている。表面のプリントが済んで切断されていない連続シートは、巻取回転体に一時的に巻き取られる。巻き取りが終わると巻取回転体が逆回転して、巻き取り済みシートは巻き取りの時とは逆順に送り出されてデカール部2に供給されプリント部4に送られる。このシートは表裏反転しているのでプリント部4で裏面にプリントを行うことができる。シート供給部1を第1のシート供給部とすると、反転部9は第2のシート供給部とみなすことができる。両面プリントのより具体的な動作については後述する。
排出搬送部10は、カッタ部6で切断され乾燥部8で乾燥されたシートを搬送して、ソータ部11までシートを受け渡すためのユニットである。排出搬送部10は、反転部9が設けられた第2経路とは異なる経路(第3経路と称する)に設けられている。第1経路を搬送されてきたシートを第2経路と第3経路とのいずれか一方に選択的に導くために、経路の分岐位置(「排出分岐位置」と呼ぶ。)には可動フラッパを有する経路切り替え機構が設けられている。
ソータ部11を含む排出部12は、シート供給部1の側部で且つ第3経路の末端に設けられている。ソータ部11は必要に応じてプリント済みシートをグループ毎に仕分けるためのユニットである。仕分けられたシートは排出部12が有する複数のトレイに排出される。このように、第3経路はシート供給部1の下方を通過して、シート供給部1を挟んでプリント部4や乾燥部8とは逆側にシートを排出するレイアウトとなっている。
以上のように、シート供給部1から乾燥部8までが第1経路に順に設けられている。乾燥部8の先は第2経路と第3経路に分岐され、第2経路は途中に反転部9が設けられ反転部9の先は第1経路に合流する。第3経路の末端には排出部12が設けられている。
制御部13は、プリント装置全体の各部の制御を司るユニットである。制御部13は、CPU、記憶装置、各種制御部を備えたコントローラ、外部インターフェース、およびユーザが入出力を行なう操作部15を有する。プリント装置の動作は、コントローラまたはコントローラに外部インターフェースを介して接続されるホストコンピュータ等のホスト装置16からの指令に基づいて制御される。
図2は、制御部13の概念を示すブロック図である。制御部13に含まれるコントローラ(破線で囲んだ範囲)は、CPU201、ROM202、RAM203、HDD204、画像処理部207、エンジン制御部208、個別ユニット制御部209から構成される。CPU201(中央演算処理部)はプリント装置の各ユニットの動作を統合的に制御する。ROM202はCPU201が実行するためのプログラムやプリント装置の各種動作に必要な固定データを格納する。RAM203はCPU201のワークエリアとして用いられたり、種々の受信データの一時格納領域として用いられたり、各種設定データを記憶させたりする。HDD204(ハードディスク)はCPU201が実行するためのプログラム、プリントデータ、プリント装置の各種動作に必要な設定情報を記憶読出することが可能である。操作部15はユーザとの入出力インターフェースであり、ハードキーやタッチパネルの入力部、および情報を提示するディスプレイや音声発生器などの出力部を含む。
高速なデータ処理が要求されるユニットについては専用の処理部が設けられている。画像処理部207は、プリント装置で扱うプリントデータの画像処理を行う。入力された画像データの色空間(たとえばYCbCr)を、標準的なRGB色空間(たとえばsRGB)に変換する。また、画像データに対し解像度変換、画像解析、画像補正等、様々な画像処理が必要に応じて施される。これらの画像処理によって得られたプリントデータは、RAM203またはHDD204に格納される。エンジン制御部208は、CPU201等から受信した制御コマンドに基づいてプリントデータに応じてプリント部4のプリントヘッド14の駆動制御を行なう。エンジン制御部208は更にプリント装置内の各部の搬送機構の制御も行なう。個別ユニット制御部209は、シート供給部1、デカール部2、斜行矯正部3、検査部5、カッタ部6、情報記録部7、乾燥部8、反転部9、排出搬送部10、ソータ部11、排出部12の各ユニットを個別に制御するためのサブコントローラである。CPU201による指令に基づいて個別ユニット制御部209によりそれぞれのユニットの動作が制御される。外部インターフェース205は、コントローラをホスト装置16に接続するためのインターフェース(I/F)であり、ローカルI/FまたはネットワークI/Fである。以上の構成要素はシステムバス210によって接続されている。
ホスト装置16は、プリント装置にプリントを行わせるための画像データの供給源となる装置である。ホスト装置16は、汎用または専用のコンピュータであってもよいし、画像リーダ部を有する画像キャプチャ、デジタルカメラ、フォトストレージ等の専用の画像機器であってもよい。ホスト装置16がコンピュータの場合は、コンピュータに含まれる記憶装置にOS、画像データを生成するアプリケーションソフトウェア、プリント装置用のプリンタドライバがインストールされる。なお、以上の処理の全てをソフトウェアで実現することは必須ではなく、一部または全部をハードウェアによって実現するようにしてもよい。
次に、プリント時の基本動作について説明する。プリント動作において、片面プリントモードと両面プリントモードとでは動作が異なるので、それぞれについて説明する。まず、片面プリントモードでは、シート供給部1からシートが供給され、デカール部2、斜行矯正部3でそれぞれ処理されたシートは、プリント部4において表面(第1面)へのプリントがなされる。長尺の連続シートに対して、搬送方向における所定の単位長さの画像(単位画像)を順次プリントして、複数の画像をシートに並べて形成していく。プリントされたシートは検査部5を経て、カッタ部6において単位画像ごとに切断される。切断されたシート(カットシート)は、必要に応じて情報記録部7でシートの裏面にプリント情報が記録される。そして、カットシートは1枚ずつ乾燥部8に搬送され乾燥が行なわれる。その後、排出搬送部10を経由して、ソータ部11の排出部12に順次排出され積載されていく。一方、最後の単位画像の切断でプリント部4の側に残されたシートは、シート供給部1に送り戻されて、ロールR1またはR2に巻き取られる。このように、片面プリントにおいては、シートは第1経路と第3経路を通過して処理され、第2経路は通過しない。
一方、両面プリントモードでは、表面(第1面)プリントシーケンスに次いで裏面(第2面)プリントシーケンスを実行する。最初の表面プリントシーケンスでは、シート供給部1から検査部5までの各ユニットでの動作は上述の片面プリントの動作と同じである。カッタ部6では切断動作は行わずに、連続シートのまま乾燥部8に搬送される。乾燥部8での表面のインク乾燥の後、排出搬送部10の側の経路(第3経路)ではなく、反転部9の側の経路(第2経路)にシートが導かれる。第2経路においてシートは、順方向(図面では反時計回り方向)に回転する反転部9の巻取回転体に巻き取られていく。プリント部4において、予定された表面のプリントが全て終了すると、カッタ部6にて連続シートのプリント領域の後端が切断される。切断位置を基準に、搬送方向下流側(プリントされた側)の連続シートは、乾燥部8を経て反転部9でシート後端(切断位置)まで全て巻き取られる。一方、反転部9での巻き取りと同時に、切断位置よりも搬送方向上流側(プリント部4の側)に残された連続シートは、シート先端(切断位置)がデカール部2に残らないように、シート供給部1に送り戻されて、シートがロールR1またはR2に巻き取られる。この送り戻し(バックフィード)によって、以下の裏面プリントシーケンスで再び供給されるシートとの衝突が避けられる。
上述の表面プリントシーケンスの後に、裏面プリントシーケンスに切り替わる。反転部9の巻取回転体が巻き取り時とは逆方向(図面では時計回り方向)に回転する。巻き取られたシートの端部(巻き取り時のシート後端は、送り出し時にはシート先端になる)は、図の破線の経路に沿ってデカール部2に送り込まれる。デカール部2では巻取回転体で付与されたカールの矯正がなされる。つまり、デカール部2は第1経路においてシート供給部1とプリント部4との間、ならびに第2経路において反転部9とプリント部4との間に設けられて、いずれの経路においてもデカールの働きをする共通のユニットとなっている。シートの表裏が反転したシートは、斜行矯正部3を経て、プリント部4に送られて、シートの裏面にプリントが行なわれる。プリントされたシートは検査部5を経て、カッタ部6において予め設定されている所定の単位長さ毎に切断される。カットシートは両面にプリントされているので、情報記録部7での記録はなされない。カットシートは1枚ずつ乾燥部8に搬送され、排出搬送部10を経由して、ソータ部11の排出部12に順次排出され積載されていく。このように、両面プリントにおいては、シートは第1経路、第2経路、第1経路、第3経路の順に通過して処理される。
次に、連続シートに存在する特異部について詳細に説明をする。特異部とは、連続シートの特性が部分的に異なる領域であり、例えば汚れ、穴、傷、シートとシートの接続部、折れ、破れ、異物混入、変色、厚みの不均一、きょう雑物等が存在する領域のことをいう。
特異部を識別するためのマークは、シート上の特異部に対して誤差を見込んだ前後所定の範囲内に記録され、当該個所に特異部が存在することを意味するマークである。つまり、特異部マークは特異部の位置を示す情報として記録される。特異部マークは、シートを製造する際に予め記録されたものであり、実施形態のプリント装置によって記録されるわけではない。特異部マークは、マークセンサ17で検知可能なものであればよく、単純な矩形、バーコード、QRコード(登録商標)、特定の図形、文字等である。加えて、マークは、その特異部領域がシートの第1面にあるのか、その裏に相当する第2面にあるのか判別可能な状態で記録されている。マークは、それぞれの特異部の近傍であって、特異部の下流側(ロール紙の先頭側)僅かに離れた位置に記録されている。
なお、シートに存在する特異部の位置を示す情報は、シートの途中に特異部マークとして記録されたものに限らず、シートの先頭部にバーコードのような形態でまとめて記録されたものであってもよい。また、連続シート自体でなくシートが梱包されるパッケージに情報がまとめて記録され、ユーザがホスト装置に入力する形態であってもよい。更に、情報がまとめて記録されたメモリ媒体をシートのパッケージに付属させてユーザがホスト装置に入力する形態であってもよい。ホスト装置に入力された情報を読み出すことで情報が取得される。
本実施形態のプリント装置においては、マークセンサ17は、光学センサとしてシート供給部1の側に設けられている。また、ロール紙の特異部を識別するためのマークは、その特異部がシートの第1面にあるのか、その裏に相当する第2面にあるのか判別可能な状態で第1面のみに記録されている。つまり、第2面プリントにおいて反転部9からシートを供給する際には、マーク部は検出できないので、第1面プリントにおけるマーク部の検知に基づいて、第2面プリントにおけるマーク部の位置をデータ上で推定して回避動作を行う。
図3(a)、(b)は、連続シート上に記録されたマークを示す図である。連続シートは、製造コストを抑えるために、汚れやシート接合部などのシートの特性が部分的に異なる領域である特異部を含んでいることがある。連続シートの製造の過程で汚れがついた場合、一部の不具合のために連続シート全体を不良品とすると製造コストがかさんでしまう。また、製造の過程で発生した所定の長さに満たないシートは、そのままでは製品にはならないが品質的には問題ないので、これらを接合することにより、一つの連続シートとすることもある。このような連続シートにおける汚れやシート接合部などの特異部を含む領域は、最終成果物としての画像のプリントに適さない領域である。そこで、連続シートの製造時にあらかじめ特異部の近傍にマークを記録しておき、プリント時にこれを検知することによって特異部およびマークを含む領域(以下、特異領域という)を避けてプリントする。
図3(a)は、連続シートにおける特異部が第1面にある場合のマークを示す図であり、上が第1面、下がその裏側(第1面と同じ位置の第2面)である。連続シート30aの第1面に特異部である汚れ31aがついており、特異部が第1面にあることを示す1本のライン状のマーク32aがその近傍に記録してある。この部分の裏側には、汚れ等の特異部はない。
図3(b)は、連続シートにおける特異部が第2面にある場合のマークを示す図であり、上が第1面、下がその裏側(第1面と同じ表裏位置の第2面)である。連続シート30bの第2面に特異部である汚れ31bがついており、その近傍の裏側、すなわち第1面に、特異部が第2面にあることを示す2本のライン状のマーク32bが記録してある。図3(b)においては、マーク32bの近傍であっても第1面には汚れ等の特異部はない。なお、マークは本発明のようなライン状のマークに限定されるわけではない。また、製造時に記録する他に、テープ、切欠きや孔などにより形成してもよい。
図4は、両面プリントの動作シーケンスを示すフローチャートである。以下このフローチャートに沿ってプリント動作における処理を説明する。なおこれらの処理は、制御部13の制御により実現される。
ステップS401では、プリントの指令に基づいて第1面プリントスケジュールを作成する。第1面プリントスケジュールは、連続シート第1面に順次プリントする複数の単位画像、隣り合う画像同士間の余白領域に形成されるカットマーク、予備吐出パターン、不吐監視パターン、余白領域等の並び順を規定したデータである。なお、予備吐出パターンは、プリントに寄与しないインクを吐出するパターンであり、予備吐出は、プリントヘッドの保守動作の一環として行われる。ステップS402に移行して、ステップS402では、ステップS401で作成した第1面プリントスケジュールに従って、連続シートに単位画像および保守パターンを所定の順序で順次プリントする。そして、ステップS403では、第1面プリントスケジュールで規定された第1面プリントが全て終了(Yes)したか否か(No)を判断する。ステップS403での判断がYesの場合は、第1面プリントシーケンスを終了して、ステップS406に移行する。また、ステップS403での判断がNoの場合は、ステップS404に移行する。ステップS404では、プリント中にマークセンサ17が連続シートのマーク部を検知したかを判断する。判断がYesの場合は、ステップS405に移行し、判断がNoの場合は、ステップS403に戻って処理を繰り返す。
ステップS405では、第1面プリントスケジュールの更新処理を行う。プリントスケジュールの更新処理では、検出したマークに対応するプリント禁止領域の設定と、予備吐出領域の挿入を行う。ステップS405については、図5を用いて詳細に説明する。ステップS403で第1面プリントの終了が判断され、ステップS406に移行すると、制御部のメモリ(RAMまたはHDD)に最新の第1面プリントスケジュールを記憶する。もともと生成してあるものが消去されていなければ、改めて記憶せずに維持するだけでもよい。
ステップS407では、メモリに記録されているスケジュールのデータを読み出す。その後、ステップS408では、第2面プリントスケジュールを作成する。スケジュール作成は、ステップS407で読み出した第1面プリントスケジュールに基づいて行う。なぜなら、第1面にプリントした単位画像に正確に位置合わせして第2面に単位画像をプリントしていく必要があるからである。もし、第1面プリントスケジュールにプリント禁止領域が設定されていたら、そのシート第2面の該当箇所にもプリント禁止領域を設定する。
ステップS409では、作成した第2面プリントスケジュールに従って、巻取回転体に巻き取られた連続シートの第2面(裏面)に、単位画像および保守パターンを所定の順序で順次プリントする。
ステップS410では、第2面プリントスケジュールで規定された第2面プリントがすべて終了(Yes)したか否か(No)を判断する。判断がYesの場合は両面プリントがすべて完了したということなので、シーケンスを終了する。判断がNoの場合はステップS410に戻って処理を繰り返す。
図5は、図4におけるステップS405の第1面プリントスケジュールの更新処理の動作シーケンスを示すフローチャートである。
ステップS501では、マークの前後に所定長の領域およびその裏面の同一領域に特異領域を作成する。特異領域とは、シートの特性が部分的に異なる特異部を含む領域であり、領域の長さはあらかじめ決めておいても良いし、プリント装置に設定できるようにしておいても良い。ステップS502では、マークのパターンにより、特異領域が第1面にあるか、第2面にあるかを判定している。本実施形態においては、マークが1本であれば第1面、2本であれば第2面に特異領域があるものとしている。特異領域が第1面にあると判定した場合は、ステップS503に進み、第2面にあると判定した場合はステップS504に進む。
ステップS503では、ステップS501で作成した特異領域の後端からシート後端側に向かって(特異領域に続く通常領域に)第1面予備吐出領域を確保する。これは、特異部が第1面の特異領域にあるため、第1面の特異領域を予備吐出領域として使用できないためである。
ステップS504では、ステップS501で作成した特異領域の後端からシート先端側、つまり特異領域の内側に向かって(特異領域内に)第1面予備吐出領域(第1面)を確保する。これは、特異部が第2面にあるため、その裏面である第1面の特異領域はマークが記されているだけであり、マーク部分以外は品質に問題なく、その部分を予備吐出領域として使用できるためである。その後ステップS505に移行して、ステップS505では、ステップS501で作成した特異領域のシート先端側に、第2面予備吐出領域(第2面)を確保する。これは、第2面のプリントはシート後端側から行われるため、プリントの際には特異領域を経過した後にシート先端側である予備吐出領域(第2面予備吐出領域)が来ることになるためである。また、特異部が第2面にあるため、第2面の特異領域を予備吐出領域として使用できないためである。
ステップS506では、特異部が第1面にある場合は特異領域よりも前、特異部が第2面にある場合は、特異領域の前に確保した第2面用予備吐出長の領域よりも前に、プリント可能な画像を確定させる。つまり、シート先端側からプリントする画像をスケジューリングするときに、どの画像までを特異領域の前にプリントし、どの画像から特異領域をスキップしてプリントするかを確定させる。
ステップS507では、第1面プリント禁止領域の開始位置と終了位置を確定させる。プリント禁止領域の開始位置については、ステップS506で確定させた、特異領域より前にプリントする画像の後端とする。プリント禁止領域の終了位置は、ステップS502で特異領域が第1面にあると判定した場合はステップS503、第2面にあると判定した場合はステップS504で確保した第1面予備吐出領域の開始位置とする。その後、ステップS508では、プリント禁止領域の後に第1面用予備吐出領域を挿入する。そして、ステップS509では、後続の画像に対する不吐監視パターン等の保守パターンを挿入する位置を更新する。
以下、図6から図14を用いて、マークを検知した際、その近傍にプリント禁止領域および予備吐出領域を確保する処理について説明する。
図6から図9は、特異部が第1面にあることを示すマークを検出した際に、その近傍に割り当てられる特異領域を表した図である。図中、シート30aの上側が第1面、下側が第2面であり、左側がシートの先端側、右側がシートの後端側である。また、第1面のプリント方向は、シート先端側からシート後端側へ向かう方向、第2面のプリント方向はその逆となる。図6は、マーク32aを検知して、マーク32aの前後に作成された特異部31aを含む所定長の特異領域を示した図である。第1面特異領域601は、開始位置602から終了位置603の間に定められる。また、その裏側に第2面特異領域604を作成する。第2面特異領域604は、開始位置603から終了位置602の間に定められており、この領域は、特異部31aがある第1面特異領域601の裏側に当たる領域であり、特異部は含まれていない。
図7は、第1面、第2面に特異領域を作成した後、第1面特異領域の終了位置603のシート後端側(後方)に確保された第1面予備吐出領域611を示した図である。第1面予備吐出領域611は、第1面特異領域の終了位置603と終了位置612との間に設けられる。
図8は、第1面プリント禁止領域621を示した図である。第1面プリントスケジュールを更新する際、シート先端側から画像を配置するときに、画像が第1面特異領域601と重ならないようにする必要がある。このとき第1面プリント禁止領域621の開始位置622は、第1面特異領域601の前にプリントする画像の後端となる。また、第1面プリント禁止領域の開始位置622と第1面特異領域601の開始位置602との間隔は、プリントする画像の大きさ、マークとの位置関係によって変動する。
図9は、第2面のプリントスケジュールを作成したときに確保された、第2面プリント禁止領域631と第2面予備吐出領域641とを示した図である。第2面のプリントスケジュールを作成する時には、第1面プリント禁止領域621および第1面予備吐出領域611が第1面のどの位置にあるかが分かっている。従って、第2面にプリントする画像をシート後端側から配置する際、第1面予備吐出領域611のシート後端側に配置した画像の裏面にプリントする画像の後端が、第2面プリント禁止領域631の開始位置632となる。このとき、第2面プリント禁止領域631の開始位置632は、第1面予備吐出領域611の終了位置612と一致する。第2面プリント禁止領域631の長さは第1面プリント禁止領域621の長さと同じであり、第2面プリント禁止領域631の終了位置633が第2面予備吐出領域641の開始位置となる。第2面予備吐出領域の終了位置642は、第1面プリント禁止領域の開始位置622と一致するので、第1面と第2面との画像の位置合わせが正確に行われる。
以上説明したように、特異部が第1面にある場合は、第1面プリント禁止領域621は第1面特異領域601を包含し、第1面特異領域601へのプリントを完全に避けている。また、第2面プリント禁止領域631は、第2面特異部604を包含しておらず、第2面特異領域604を予備吐出領域として利用する。
図10から図14は、特異部が第2面にあることを示すマークを検出した際に、その近傍に割り当てられる特異領域を示した図である。図中、シート30bの上側が第1面、下側が第2面であり、左側がシートの先端側、右側がシートの後端側である。また、第1面のプリント方向は、シート先端側からシート後端側へ向かう方向、第2面のプリント方向はその逆となる。図10は、マーク32bを検知して、マーク32bの前後に作成した特異部31bを含む所定長の特異領域を示した図である。第1面特異領域701の開始位置は702、終了位置は703である。また、その裏側に第2面特異領域704を作成する。第2面特異領域704は、開始位置は703から終了位置702までの間に定められる。
図11は、第1面、第2面に特異領域を作成した後、第1面特異領域の終了位置703のシート先端側に確保した第1面予備吐出領域711を示した図である。第1面予備吐出領域711は開始位置712から終了位置703の間に定められる。このとき、第1面特異領域701と第1面予備吐出領域711とは重なっているが、第1面特異領域701には特異部が含まれていないので、予備吐出領域として使用可能である。
図12は、第1面特異領域701の開始位置702のシート先端側に確保した第2面用予備吐出長の領域721を示す図である。特異部が第2面にあることを示すマークを検出した場合、第2面のプリントスケジュールを作成するときに、第2面予備吐出領域を第2面特異領域の終了位置702よりもシート先端側に確保する必要がある。そのため、第1面プリントスケジュール更新時にあらかじめ第2面の予備吐出に必要な長さの領域を第2面用予備吐出長の領域721として確保しておく。このように、第2面用予備吐出長の領域721は、開始位置722から第1面特異領域701の開始位置702の間に定められる。
図13は、第1面プリント禁止領域731を示した図である。第1面プリントスケジュールを更新する際、シート先端側から画像を配置ときに、画像が第2面予備吐出長の領域721に重ならないようにする必要がある。このとき、第1面プリント禁止領域731の開始位置732は、第2面用予備吐出長の領域721の前にプリントする画像の後端である。また、第1面プリント禁止領域の開始位置732と第2面用予備吐出長の領域721の開始位置722との間隔は、プリントする画像の大きさ、マークとの位置関係によって変動する。第1面プリント禁止領域731の終了位置は、第1面予備吐出領域711の開始位置712である。
図14は、第2面のプリントスケジュールを作成したときに確保される、第2面プリント禁止領域741と第2面予備吐出領域751を示した図である。第2面のプリントスケジュールを作成する時には、第1面プリント禁止領域731および第1面予備吐出領域711が第1面のどの位置にあるかが分かっている。したがって、第2面にプリントする画像をシート後端側から配置する際、第1面予備吐出領域711のシート後端側に配置した画像の裏面にプリントする画像の後端が、第2面プリント禁止領域741の開始位置742となる。
このとき、第2面プリント禁止領域の開始位置742は、第1面特異領域701および第1面予備吐出領域711の終了位置703と一致する。第2面プリント禁止領域741の長さは、第1面プリント禁止領域731の長さと同じであり、第2面プリント禁止領域741の終了位置743が、第2面予備吐出領域751の開始位置となる。なお、第2面予備吐出領域751を、第2面特異領域704の終了位置702の直後、つまり第2面用予備吐出長の領域721の真裏に配置することも可能である。しかしながら、その場合、第2面の予備吐出領域751と後続の画像との間に隙間ができるため、画像の品位が劣化する恐れがある。よって第2面予備吐出領域751と、後続の画像との間隔を最小にするのが望ましい。したがって、第2面プリント禁止領域741の開始位置742は、第1面予備吐出領域711の終了位置703と一致し、第2面予備吐出領域751の終了位置752は、第1面プリント禁止領域731の開始位置732と一致する。このように一致させることで、第1面と第2面との画像の位置合わせが正確に行われる。
以上説明したように、特異部が第2面にある場合は、第2面プリント禁止領域741は第2面特異領域704を包含し、第2面特異領域704へのプリントを完全に避けている。また、第1面プリント禁止領域731は、第1面特異領域701を包含しておらず、第1面特異領域701を予備吐出領域として有効に利用する。
続いて、図15および図16を用いて、第1面プリントスケジュールの更新処理、第2面プリントスケジュールの作成処理の一例について説明する。図15(a)〜(c)、図16(a)〜(c)はいずれも、図中上が連続シート先端側、下が連続シート後端側である。すなわち、第1面のプリント時(図15(a)(b)、図16(a)(b))は、上から下に向かってプリントが進み、第2面のプリント時(図15(c)、図16(c))は、下から上に向かってプリントが進む。
図15(a)は、ステップS401(図4参照)で作成された、初期の第1面プリントスケジュールを示した図である。ここでは、予備吐出はプリント先頭部に、また、不吐監視パターンは所定間隔ごと、および画像の最後に挿入されるようスケジュール作成する。図15(b)は、ステップS404のマーク検知処理において、プリント中の第1面側に特異部があると検出された場合の、更新された第1面プリントスケジュールの例である。マーク32aの前後に所定長の特異領域を作成し、特異領域の前に、どの画像までプリント可能かを判定する。判定の結果、画像Fの後のカットマーク81までがプリント可能であったとすると、プリント禁止領域82の開始位置を画像Fの後のカットマーク81の後端で確定させる。プリント禁止領域82の終了位置は、特異領域の終了位置のままである。プリント禁止領域82が確定したら、その後に第1面予備吐出領域83とカットマーク84を挿入する。後続の画像G以降については、保守パターンが所定間隔で挿入されるよう挿入位置を更新する。
図15(c)は、ステップS408において、図15(b)の更新された第1面プリントスケジュールに基づいて作成された、第2面プリントスケジュールの例である。画像Dに対して画像Vのように、第1面のそれぞれの画像に対し、第2面のそれぞれ相対する位置に画像が配置されるようスケジュールを作成する。第2面では、連続シートの後端側からプリントするので、画像Gに相対する画像Sの後のカットマーク85の後端が、第2面のプリント禁止領域86の開始位置となる。第2面のプリント禁止領域86の長さは第1面のプリント禁止領域82の長さに等しく、第2面のプリント禁止領域86の後に第2面予備吐出領域87とカットマーク88を挿入する。
以上により、第1面の特異領域に画像が配置されないようにプリント禁止領域82を配置するとともに、その後に第1面予備吐出領域83を配置している。また、第2面予備吐出領域87を第1面のプリント禁止領域82と重なる位置に配置している。これは、ステップS404(図4参照)のマーク部検知処理において、第1面側に特異部があると検出されたため、第2面側には特異部がなく、プリントヘッドのメンテナンス処理に利用できるためである。
図16(a)は、ステップS401(図4参照)で作成された、初期の第1面プリントスケジュールを示した図である。図15(a)と同様、予備吐出はプリント先頭部に、また、不吐監視パターンは所定間隔ごと、および画像の最後に挿入されるようスケジュール作成する。図16(b)は、ステップS404のマーク部検知処理において、プリント中の第1面と対向する第2面側に特異部があると検出された場合の、更新された第1面プリントスケジュールの例である。まず、マーク32bの前後に所定長の特異領域を作成する。汚れ等の実際の特異部は、ここで作成した特異領域の裏側、つまり第2面特異領域にあるため、第1面については、マーク部分以外はヘッドメンテナンスに利用できる。したがって、第1面の予備吐出領域93を特異領域の後端から特異領域の内側、つまり、シート先端側に向かって確保し、さらに、第2面の予備吐出長の領域を特異領域の先端からシート先端側に向かって確保する。この状態で、確保した第2面の予備吐出長の領域の前に、どの画像までプリント可能か判定する。その結果、画像Eまでがプリント可能と判定された場合、画像Eの後のカットマーク91の後端がプリント禁止領域92の開始位置となり、プリント禁止領域92の終了位置は、特異領域の後端から第1面予備吐出領域93の長さ分シート先端側の位置となる。プリント禁止領域92が確定したら、その後に第1面予備吐出領域94を挿入する。第1面予備吐出領域93に続けてカットマーク94を挿入し、後続の画像F以降を配置する。また、保守パターンが所定間隔で挿入されるよう挿入位置を更新する。
図16(c)は、ステップS408において、図16(b)の更新された第1面プリントスケジュールに基づいて作成された、第2面プリントスケジュールの例である。画像Dに対して画像Vのように、第1面のそれぞれの画像に対し、第2面のそれぞれ相対する位置に画像が配置されるようスケジュールを行う。第2面では、連続シートの後端側からプリントするので、画像Fに相対する画像Tの後のカットマーク95の後端が、第2面のプリント禁止領域96の開始位置となる。第2面のプリント禁止領域96の長さは第1面のプリント禁止領域92の長さに等しく、第2面のプリント禁止領域96の後に第2面の予備吐出領域97とカットマーク98を挿入する。
以上により、第2面の特異領域に画像が配置されないようにプリント禁止領域96を配置するとともに、その後に予備吐出領域97を挿入している。また、第1面の予備吐出領域93を第1面の特異領域の内側に配置している。これは、ステップS404のマーク部検知処理において、第2面側に特異部があると検出されたため、第1面側には特異部がなく、プリントヘッドのメンテナンス処理に利用できるためである。
本実施形態では、シートに付けられたマークによって特異部が第1面にあるか第2面にあるかを確認し、マークの前後に所定長さで特異領域を作成する。そして、第1面にある場合は、第1面では特異領域の後に予備吐出領域を設け、第2面では第2面特異領域を含めたプリント禁止領域の後に予備吐出領域を設ける。また、特異部が第2面にある場合は、第1面では特異領域内で第1面特異領域の後端部を含めた予備吐出領域を設け、第2面ではプリント禁止領域に続いて予備吐出領域を設ける。より一般化すれば、特異部が存在する特定シート面に、特異部を含むプリント禁止領域を設定し且つそれに続く保守領域を設定するとともに、前記特定シート面の裏側のシート面に、前記保守領域に対応する領域を含むようにプリント禁止領域を設定し且つそれに続く保守領域を設定する。特定シート面およびその裏側のシート面においてそれぞれ、特異部のために画像がプリントできないように設定された領域(プリント禁止領域と保守領域の合計)は、シート表裏で場所と長さが一致している。また、このような技術思想に基づくプリント方法に用いられる連続シートには、特異部の位置を示す情報が連続シート自体もしくは連続シートのパッケージに予め記録されており、この情報を取得することにより特異部が検知される。つまり、連続シート自体にも特徴がある。
以上の実施形態によれば、連続シートの両面に複数の画像を順次プリントするにあたって、シートに特異部が存在しても、プリントヘッドの保守を含めた最適なスケジューリングを行うことで、全体としてのシートの消費量を抑制することができる。
2 デカール部
14 プリントヘッド
16 ホスト装置
82 第1面のプリント禁止領域
83 第1面予備吐出領域
91 カットマーク
601 第1面特異領域
604 第2面特異領域
611 第1面予備吐出領域

Claims (9)

  1. 連続シートの第1面と第2面の順に、スケジュールに従って複数の画像のプリントおよびプリントヘッドの保守を行う方法であって、
    シートの特異部が前記第1面と前記第2面のいずれのどこに存在するかに関する情報を取得し、
    取得した前記情報に基づいて、前記特異部が存在する特定シート面に、前記特異部を含むプリント禁止領域を設定し且つそれに続く保守領域を設定するとともに、前記特定シート面の裏側のシート面に、前記保守領域に対応する領域を含むようにプリント禁止領域を設定し且つそれに続く保守領域を設定する
    ことを特徴とするプリント方法。
  2. 前記特定シート面およびその裏側のシート面においてそれぞれ、前記特異部のために画像がプリントできないように設定された領域は、シート表裏で場所と長さが一致していることを特徴とする、請求項1に記載のプリント方法。
  3. 前記特異部が前記第1面にあるときは、前記特異部と当該特異部を示すマークを含む第1面特異領域をカバーする範囲に前記第1面における前記プリント禁止領域を設定するとともに、前記第1面特異領域の背面である第2面特異領域の一部と重なるように前記第2面における前記プリント禁止領域を設定し、
    前記特異部が前記第2面にあるときは、前記特異部と当該特異部を示すマークを含む第2面特異領域をカバーする範囲に前記第2面における前記プリント禁止領域を設定するとともに、前記第2面特異領域の背面である第1面特異領域の一部と重なるように前記第1面における前記プリント禁止領域を設定する、
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載のプリント方法。
  4. 前記特異部が前記第1面にあるときは、前記特異部と当該特異部を示すマークを含む第1面特異領域の背面である第2面特異領域の一部と重なるように、前記第2面における前記保守領域を設定し、
    前記特異部が前記第2面にあるときは、前記特異部と当該特異部を示すマークを含む第2面特異領域の背面である第1面特異領域の一部と重なるように、前記第1面における前記保守領域を設定することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のプリント方法。
  5. 前記特異部が前記第1面にあるときは、前記第1面において前記第1面特異領域に接して前記保守領域を設定するとともに、
    前記特異部が前記第2面にあるときは、前記第2面において前記第2面特異領域から間隔を開けた後方に前記保守領域を設定する
    ことを特徴とする請求項4に記載のプリント方法。
  6. 前記連続シートの片面には、前記特異部の位置と前記第1面と前記第2面のどちらに存在するかを示す情報がマークとして予め記録されており、前記マークを読み取ることで前記情報が取得されることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載のプリント方法。
  7. 前記情報は、前記連続シートの先頭部に記録されていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載のプリント方法。
  8. 前記情報は、前記連続シートのパッケージにまとめて記録されている、もしくは前記パッケージに付属するメモリ媒体にまとめて記録されていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載のプリント方法。
  9. 請求項1から5のいずれか1項に記載のプリント方法に用いられる連続シートであって、前記連続シートもしくは連続シートのパッケージには前記情報が記録されていることを特徴とするプリント用シート。
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