JP2014028126A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技の演出により遊技者に操作させる操作手段を有し、意外性のある操作手段を用いた演出により遊技者を飽きさせることなく遊技者の遊技に対する意欲を高める弾球遊技機を提供すること。
【解決手段】遊技機の前面に配置されて遊技者が操作可能な演出ボタン15およびジョグダイヤル16などの操作手段と、遊技者に指示を行う指示手段と、遊技者による手動操作が適正か否かを判定する適正判断手段と、操作が指示通り適正であれば大当りか否かの抽選結果を示唆する演出を行う抽選結果示唆手段と、を備えた弾球遊技機において、前記操作手段を自動操作せしめる自動制御手段と、自動操作を行わせるか否かを判定する自動操作判定手段とを設け、自動操作させる場合には、前記適正判断手段により適正となるように操作手段を自動操作せしめるように構成した。
【選択図】 図19

Description

本発明は弾球遊技機、特に前面に、遊技者が操作可能な操作手段を備え、遊技の演出として操作手段を操作させる構成とした弾球遊技機に関する。
従来の弾球遊技機であるパチンコ機には、その前面に遊技者が操作可能な操作ボタン(演出ボタン)を設け、リーチ演出など特定の演出の一環として遊技者に操作ボタンを操作するように促し、遊技者が操作ボタンを操作すると所定の演出を行い、所定の演出の違いにより、遊技者の期待感に変化を与えているようにしたものがある。
また、この種のパチンコ機では、近年、演出効果を向上するために、演出ボタンを上方へ突出可能に設けて、特定の演出時に自動的に突出作動させたり、演出ボタンの外周部に設置されたジョグダイヤルを自動的に回転作動させて、演出効果を向上することが考えられている(例えば、後記特許文献1、2、3、4参照)。
特許文献1、2、3に記載のパチンコ機の演出ボタン(ボタン式演出操作装置)は、いずれも突出作動の初期にはコイルスプリングの付勢力で勢いよく突出せしめ、途中から電動モータにより回転するピニオンとこれに噛合するラックとからなる移動用の機構部、又は、電動モータにより回転するカムとそのカム面に摺動するピンとからなる移動用の機構部により突出最大位置まで大きく突出移動させるようにしている。
特許文献4に記載のパチンコ機は、電気的回転駆動手段によりジョグダイヤル(操作部材)を正回転と逆回転とを交互に繰り返し小刻みに作動せしめてジョグダイヤルに触れた遊技者の指や手のひらに振動を伝えるようにしている。
特開2011−212048号公報 特開2011−212049号公報 特開2011−212050号公報 特開2011−206126号公報
しかしながら、従来のように演出ボタンを自動で突出作動させたりジョグダイヤルを自動で小刻みに作動させて演出ボタンやジョグダイヤルの操作を促す演出を行なう構成であっても、必ずしも遊技者による演出ボタンやジョグダイヤルの操作が特別図柄の抽選結果に反映されるとは限らない。更には演出ボタンやジョグダイヤルを操作しても前記抽選のハズレが続くと、演出ボタンやジョグダイヤルの作動演出に遊技者が飽きてしまい、遊技に対する意欲の低下につながる。
また従来、特別図柄の抽選の期待感を高めるために遊技盤に可動部材を設けてこれを作動させるものがあり、前記のように単に演出ボタンやジョグダイヤルが自動で動くだけでは、遊技者が触ることのできないものが動くのか触れることができるものが動くのかの相違があるのみで、遊技者にとっては演出ボタンやジョグダイヤルを自動に動かすことに余り価値があることではないと考えられている。
そこで本発明は上記事情に鑑み、操作手段を用いる演出に意外性のある演出を行ない、遊技者を飽きさせることなく、遊技に対する遊技者の意欲を向上せしめる興趣の豊かな弾球遊技機を提供することを課題としてなされたものである。
請求項1に記載の発明は、始動口への遊技球の入球に起因して抽出した乱数値によって遊技者に有利な大当り遊技を発生させるか否かを抽選し、該抽選結果を特別図柄の変動表示後の確定表示により報知する主制御装置と、
該主制御装置から送信される信号に基づいて制御を行う複数のサブ制御装置と、
該サブ制御装置に設けられ、前記信号に基づいて演出図柄表示装置にて表示させる前記特別図柄の擬似演出を複数の演出の中より選択する擬似演出選択手段と、
前記サブ制御装置に接続され、遊技者により操作可能な操作手段と、
該操作手段が操作されたことを検知する操作検知手段と、
所定の前記擬似演出の最中に遊技者に対して指示を行う指示手段と、
該指示手段の指示内容に応じて、遊技者による前記操作手段の手動操作が適正か否かを判定する適正判断手段と、
指示通りの操作が行われて前記適正判定手段により適正と判定された場合に、変動中の特別図柄の抽選結果を示唆する演出を行う抽選結果示唆手段と、を備えた弾球遊技機において、
前記手動操作以外に前記操作手段を自動操作せしめて前記操作検知手段に検知させるようになす自動制御手段と、
該自動制御手段を作動させて自動操作を行わせるか否かを判定する自動操作判定手段と、を備え、
前記指示手段によって指示がなされ、前記自動操作判定手段によって前記自動操作させると判定された場合には、前記適正判断手段により操作が適正と判断されるように前記操作手段を自動操作せしめるように構成する。
これによれば、単に操作手段が自動に動くだけではなく、指示された内容通りに正確に自動操作されることとなり、遊技者に新鮮味と驚嘆を与えることができる。また、常に自動で操作手段が動くのではなく、自動操作判定手段による判断がなされたときのみ操作手段を自動で操作させる一方、遊技者が手動操作しなければならない場合も設けたので、自動操作か手動操作かといった遊技者の期待感やスリル感を高めることができ、遊技者を飽きさせることなく、遊技に対する遊技者の意欲を向上せしめることができる。
尚、前記操作手段は、一つの構成であっても複数の構成であってもよい。例えば操作手段は、プッシュボタン、ジョグダイヤル、十字キー、キーボードなどであってもよい。
前記指示手段、適正判断手段、自動制御手段、自動操作判定手段、指示決定手段はサブ制御装置に設けることが望ましい。
前記抽選結果を示唆する演出とは、具体的に大当りとなる可能性を数値で表したり、キャラクタの種類、大きさ、数、色なで表したり、言葉で表したり、光、音などで表すことが望ましい。
前記所定の擬似演出とは、所定のスーパーリーチとすることが望ましい。
前記指示とは、具体的に操作手段を操作する内容であっても、クイズ問題などでもよい。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の弾球遊技機において、
前記操作手段の操作により文字入力が可能で、操作に対応する文字が前記演出図柄表示装置に表示されるように構成され、
前記指示手段の指示がないときに前記自動操作判定手段が前記自動操作を行うように判定した場合に、
前記自動制御手段は、所定の文字の組み合わせを前記演出図柄表示装置に表示させるように前記操作手段を作動させ、
前記所定の文字の組み合わせによって、変動中の特別図柄の抽選結果を示唆するように構成する。
これによれば、指示が行われなくても操作手段が自動操作されるので、遊技者は自動操作のタイミングが予測できず、遊技者をより驚嘆させることができる。
また、操作手段の動きに対応して文字が表示され、操作毎に表示された文字の組み合わせによって、抽選結果を示唆することにより、遊技者は「こっちに動いてくれ」などの、今までにない斬新な期待をもって遊技ができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の弾球遊技機において、
前記指示手段の指示内容は、複数種類存在し、該複数種類の指示より、前記所定の擬似演出中に指示される指示内容を決定する指示決定手段を備え、
前記自動操作判定手段は、少なくとも前記指示決定手段によって決定された指示内容および前記大当り遊技を実行するか否かの抽選の結果に基づいて前記自動制御手段を作動させるか否かを決定するように構成する。
これによれば、抽選結果によって操作手段を自動操作させるか否かが決定されるので、自動操作の開始により遊技者の大当りへの期待感を高めることができる。また、指示内容によっても自動操作させるか否かが決定されるので、簡単な指示内容のときは、自動操作させないようにすることが望ましい。これは簡単な指示内容で自動操作させてしまったら自動操作の有効性が軽減されてしまうが、複雑な指示内容を遊技者に代わって自動操作させることで自動操作の価値を上げることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の弾球遊技機において、
前記指示手段により指示が行われた場合における前記自動操作判定手段により前記自動操作を行なうと判定する確率を、前記大当り遊技を実行するか否かの抽選にて大当り遊技を実行しないと決定された場合よりも前記大当り遊技を実行させると決定された場合のほうが高くなるように設定する。
これによれば、指示が行われたときに、抽選結果がハズレのときよりも当りのほうが、自動操作するようにしたので、遊技者の自動操作への期待および大当りへの期待を高めることができる。
尚、請求項1ないし4のいずれかに記載の弾球遊技機において、
前記適正判断手段により適正と判定されるように前記自動制御手段が前記操作手段を自動操作している最中に、遊技者によって、前記自動制御手段の制御内容とは異なる手動操作が行われた場合には、前記適正判断手段が適正ではないと判断するように構成してもよい。
これによれば、操作手段の自動操作の最中に遊技者が操作手段を操作した場合には適正と判断されないようにしたので、自動操作の際には、遊技者は操作手段を操作しなくなる。よって自動操作時に操作手段が遊技者の手などに接触して、遊技者の手を傷めずにすむ。
更に、請求項1ないし4のいずれかに記載の弾球遊技機において、
前記適正判断手段により適正と判定されるように前記自動制御手段が前記操作手段を自動操作している最中に、遊技者によって、前記自動制御手段の制御内容とは異なる手動操作が行われた場合には、前記自動制御手段による自動操作を停止するように構成してもよい。
これによれば、操作手段の自動操作の最中に遊技者が操作手段を操作した場合には自動操作が停止するようにしたので、自動操作の際には、遊技者は操作手段を操作しなくなる。よって自動操作時に操作手段が遊技者の手などに接触して、遊技者の手を傷めずにすむ。
更にまた、請求項1ないし4のいずれかに記載の弾球遊技機において、
前記指示手段は前記操作手段を複数回操作させる指示を行い、
前記適正判定手段は、前記指示に対応する前記操作手段の1回の操作毎に正否を判定し、複数回の指示に対応する操作が全て正しい場合に適正であると判断するようになし、1回の操作が正しくない場合には、その時点で、不適正であると判断するようにし、
前記指示手段の指示は、前記適正判断手段によって1回の操作で正と判断された後に、次の1回の操作を指示するように構成してもよい。
これによれば、自動操作毎に操作が正か判定し、正と判断された場合のみ次の指示を行うようにしたので、自動操作中に早まって遊技者が操作手段を手動操作してしまうと次に進めず、遊技者は自動操作中に操作手段を手動操作しなくなる。よって自動操作時に操作手段が遊技者の手などに接触して、遊技者の手を傷めずにすむ。
本発明を適用した弾球遊技機の正面図である。 前記弾球遊技機の遊技盤の正面図である。 前記弾球遊技機の背面図である。 前記弾球遊技機の電気ブロック図である。 前記弾球遊技機の前面に設置された演出ボタンの拡大正面図である。 図5のVI−VI線に沿う位置での前記演出ボタンの断面図である。 前記演出ボタンの操作に関する説明図である。 前記弾球遊技機の主制御装置で実行されるメインルーチンの制御内容を示すフローチャートである。 前記主制御装置で実行される特別図柄の始動入賞確認処理の制御内容を示すフローチャートである。 前記主制御装置における特別図柄の当否判定処理の制御内容を示す第1のフローチャートである。 前記当否判定処理の制御内容を示す第2のフローチャートである。 前記当否判定処理の制御内容を示す第3のフローチャートである。 前記当否判定処理の制御内容を示す第4のフローチャートである。 前記主制御装置で実行される特別遊技処理の制御内容を示す第1のフローチャートである。 前記特別遊技処理の制御内容を示す第2のフローチャートである。 前記特別遊技処理の制御内容を示す第3のフローチャートである。 図17(a)は前記弾球遊技機のサブ制御装置で実行される演出内容決定処理の制御内容を示すフローチャート、図17(b)は演出内容の決定に用いられるテーブルの説明図である。 前記サブ制御装置で実行される自動操作判定処理の制御内容を示すフローチャートである。 前記サブ制御装置で実行される操作指示演出処理の制御内容を示すフローチャートである。 前記サブ制御装置で実行される自動操作開始処理の制御内容を示すフローチャートである。 前記自動操作の操作回数と作動率に関する説明図である。 前記弾球遊技機の演出図柄表示装置に表示される演出表示の第1の表示態様を示す図である。 前記演出図柄表示装置に表示される演出表示の第2の表示態様を示す図である。 前記演出図柄表示装置に表示される演出表示の第3の表示態様を示す図である。 前記演出図柄表示装置に表示される演出表示の第4の表示態様を示す図である。 前記演出図柄表示装置に表示される演出表示の第5の表示態様を示す図である。 前記演出図柄表示装置に表示される演出表示の第6の表示態様を示す図である。 前記演出表示装置に表示される演出表示に関する説明図である。 前記サブ制御装置で実行される自動操作処理の制御内容を示すフローチャートである。 前記サブ制御装置で実行される文字入力表示処理の制御内容を示すフローチャートである。 前記演出図柄表示装置に表示される他の演出表示の第1の表示態様を示す図である。 前記演出図柄表示装置に表示される他の演出表示の第2の表示態様を示す図である。 前記演出図柄表示装置に表示される他の演出表示の第3の表示態様を示す図である。 前記演出表示装置に表示される他の演出表示に関する説明図である。 本発明の弾球遊技機に用いられる他の演出ボタンを示す図である。
本発明を適用した実施形態の弾球遊技機たるパチンコ機を説明する。図1に示すように、パチンコ機1は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠10にて構成の各部を保持する構造としてある。外枠10には、左側の上下の位置に設けたヒンジ101を介して、板ガラス110が嵌め込まれた前枠(ガラス枠)11および図略の内枠が開閉可能に設けてある。尚、これら前枠11および前記内枠はシリンダ錠18により外枠10に閉鎖ロックされ、シリンダ錠18に所定の鍵を挿入し、鍵を時計回りに操作して前記内枠を開放するようになし、反時計まわりの操作により前枠11を開放する。
前枠11の板ガラス110の奥には前記内枠に保持された遊技盤2(図2)が設けてある。
前枠11の上部の左右両側位置にはそれぞれスピーカ112が設置してあり、これらにより遊技音が出力され、遊技の趣向性を向上させる。また前枠11には遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ113のほか、遊技の異常を報知するLED類が設けてある。
前枠11の下半部には上皿12と下皿13とが一体に形成してある。下皿13の右側には発射ハンドル14が設けてあり、該発射ハンドル14を時計回りに操作することにより発射装置が作動して、上皿12から供給された遊技球が遊技盤2に向けて発射される。また上皿12には賞球が払い出される。
下皿13は上皿12から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿13に溜まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。
本パチンコ機1は所謂CR機であって、プリペイドカードの読み書きを行うプリペイドカードユニット(CRユニット)60が隣接してある。パチンコ機1には上皿12の右側に球貸ボタン171、精算ボタン172および清算表示装置173が設けてある。
また上皿12の中央位置には遊技者が操作可能な演出ボタン15とジョグダイヤル16とが設置されている。これらはいずれも特許請求の範囲に記載の操作手段に相当する。
図2は遊技盤2を示し、遊技盤2には外レール201と内レール202とによって囲まれた略円形の遊技領域20が形成されている。遊技領域20には、その中央部にセンターケース200が装着されている。
センターケース200は中央に演出図柄表示装置21(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設されている。またセンターケース200には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。
センターケース200の左側には普通図柄の作動ゲート(作動口)22が設置されている。
センターケース200の直下には特別図柄(以下、単に特図という)の抽選を実行する始動口として、常時入球(入賞)可能な第1特図始動口23Aと、チューリップ式普通電動役物からなる第2特図始動口23Bとが上下位置に設置されている。
該第2特図始動口23Bは普通電動役物(以下、単に普電役物という)の開放時にのみ入球(入賞)可能である。普電役物は、遊技球が作動ゲート22を通過したことに起因して実行される普通図柄(以下、単に普図という)の抽選で当りとなると所定時間開放する。
第2特図始動口23Bの下方には、開閉板にて開閉される大入賞口24が配され、盤面最下部にはアウト口203が設けられている。また、第2特図始動口23Bの左側位置には複数の普通入賞口25が配されている。
尚、遊技盤2の遊技領域20には、多数の遊技釘や風車が植設されている。
図3に示すように、パチンコ機1の裏側は、前記遊技盤2を脱着可能に取付ける内枠30が収納されている。内枠30は、前記前枠11と同様に、一方の側縁(図3の右側)の上下位置が前記外枠10にヒンジ結合され開閉可能に設置されている。内枠30には、遊技球流下通路が形成されており、上方(上流)から球タンク31、タンクレール32、払出ユニット33が設けられ、払出ユニット33の中には払出装置が設けられている。この構成により、遊技盤20の入賞口に遊技球が入賞すれば球タンク31からタンクレール32を介して所定個数の遊技球(賞球)が払出ユニット33により払出球流下通路を通り前記上皿12に払い出される。また、本実施形態では前記賞球を払い出す払出ユニット33により前記貸出ボタン171の操作で払い出される貸球も払い出す構成としてある。
また、パチンコ機1の裏側には、主制御装置40、払出制御装置41、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43、発射制御装置44、電源基板45が設けられている。
主制御装置40、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43は遊技盤2に設けられ、払出制御装置41、発射制御装置44、電源基板45は内枠30に設けられている。図3では発射制御装置44が描かれていないが、払出制御装置41の下に設けてある。
また、球タンク31の右側には、外部接続端子板38が設けてあり、外部接続端子板38により、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータへ送られる。尚、従来はホールコンピュータへ信号を送信するための外部接続端子板には、盤用(遊技盤側から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)と枠用(枠側(外枠10、前枠11、内枠30)から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)の2種類を用いているが、本実施形態では、ひとつの外部接続端子板38を介して遊技状態や遊技結果を示す信号をホールコンピュータへ送信する。
図4は本パチンコ機1の電気的構成を示すもので、遊技の制御を司る主制御装置40と払出制御装置41を中心に、サブ制御装置としてサブ統合制御装置42および演出図柄制御装置43を具備する構成である。主制御装置40、払出制御装置41、サブ統合制御装置42および演出図柄制御装置43においては、何れもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備え、これらの制御装置は何れもCPUにより、2ms周期又は4ms周期の割り込み信号に起因してROMに搭載しているメインルーチンおよびサブルーチンからなるプログラムが開始され、各種の制御が実行される。
発射制御装置44にはCPU、ROM、RAM等が設けられていない。しかしこれに限るわけではなく、発射制御装置44にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置40は、裏配線中継端子板530および外部接続端子板38を介して遊技施設のホールコンピュータ500と電気的に接続される。また主制御装置40には、裏配線中継端子板530や遊技盤中継端子板531を介して、前枠(ガラス枠)11および内枠30が開放しているか否か検出するガラス枠開放SW(スイッチ)501、内枠開放SW502、第1特図始動口23Aへの入球を検出する第1始動口SW503、第2特図始動口23Bへの入球を検出する第2始動口SW504、普図始動ゲート22への入球を検出する普通図柄作動SW505、普通入賞口25への入球を検出する左入賞口SW506、大入賞口24への入球を検出するカウントSW507等の検出信号が入力される。
また主制御装置40は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成し、払出制御装置41や、演出中継端子板532を介してサブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43にコマンドを出力し、図柄表示装置中継端子板533を介して特図表示装置26、特図保留数表示装置28、普通図柄表示装置27および普図保留数表示装置29の表示制御を行なう。
主制御装置40は、大入賞口24の開閉駆動する大入賞口ソレノイド508を制御して大入賞口24を開放作動せしめる。また第2特図始動口23Bの電動役物を開閉する普電役物ソレノイド509の作動を制御して第2特図始動口23Bを開閉する。
主制御装置40からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板38を経てホールコンピュータ500に送られる。
主制御装置40と払出制御装置41とは双方向通信が可能である。
払出制御装置41は、裏配線中継端子板530や払出中継端子板534を介して球タンク31が空状態になったことを検出する球切れSW520、遊技球が払い出されたことを検出する払出SW522、遊技球貯留皿が満杯状態になったことを検出する満杯SW523等の検出信号が入力される。主制御装置40から送られてくるコマンドに応じて払出モータ521を稼働させて遊技球を払い出させる。また、CRユニット端子板535を介してCRユニット16と電気的に接続され、精算表示装置173を介して球貸および精算SW171,172による貸出要求、精算要求の操作信号を受け付け、CRユニット60とデータを送受し、貸出要求信号に応じて払出モータ521を稼働させて貸球を払い出させ、CRユニット60に挿入されているプリペイドカードの残高表示を制御する。
発射制御装置44は、発射停止SW524、発射ハンドル14に遊技者が接触(操作)していることを検出するタッチSW525等の検出信号が入力される。払出制御装置41を介して主制御装置40から送られてくるコマンド(タッチSW525の信号や遊技状況を反映している)、発射ハンドル14の回動信号および発射停止SW524の信号に基づいて発射モータ526を制御して遊技球を発射および停止させ、タッチランプの点灯を制御する。
サブ統合制御装置42には、音量調節SW、演出ボタン15の操作を検出する演出ボタン検出SW550、ジョグダイヤル16の操作を検出する第1および第2ジョグダイヤル検出SW551,552などの操作検出信号が入力される。
またサブ統合制御装置42は、演出ボタン15およびジョグダイヤル16を自動に操作するように演出ボタン押下ソレノイド553、ジョグダイヤル回転モータ554と接続されこれらを駆動制御可能である。
更にサブ統合制御装置42は、主制御装置40から送られてくるコマンドに応じて、スピーカ112を作動させて音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ113の点灯、消灯等を制御する。更に演出図柄制御装置43へキャラクタなどを表示する擬似演出や特図の擬似図柄の表示態様のコマンドを送信する。
演出図柄制御装置43は、LCDパネルユニットや付属ユニットと共に演出図柄表示装置21を構成している。演出図柄制御装置43は、サブ統合制御装置42から送られてくるコマンドに応じて演出図柄表示装置21のLCDパネルの表示を制御する。
図5、図6に示すように、演出ボタン15およびジョグダイヤル16は共通のベース部Bに組付けられており、円形押しボタン式の演出ボタン15の外周を囲むように環状のジョグダイヤル16が設けられている。そしてベース部Bの内部には演出ボタン15内部の中心位置に、演出ボタン15の押下可能な操作可動部151を下方へ引き下げ可能なように前記演出ボタン押下ソレノイド553が設けられている。またベース部Bの内部のジョグダイヤル16外側位置には、歯車555を介してジョグダイヤル16を回転可能とする前記ジョグダイヤル回転モータ554が設置されている。
前記ベース部B内部には、演出ボタン15およびジョグダイヤル16の直下位置に図7(a)に示す演出ボタン基板B1が設けられている。演出ボタン基板B1には、演出ボタン15が押されたことを検出するための前記演出ボタン検出SW550と、ジョグダイヤル16の回転を検出するための第1および第2の2個のジョグダイヤル検出SW551,552が実装されている。演出ボタン15が押されていない状態(通常状態)では、前記演出ボタン検出SW550はハイレベル(Hi)、演出ボタン15が押されると、前記検出SW550はロウレベル(Lo)を出力するように構成されている(図7(b))。
前記ジョグダイヤル検出SW551,552はフォトリフレクタで、図示しない対向面に円形に配置された12枚のリフレクタにて光が反射されるか否かを検出することにより、それぞれHiまたはLoを出力するように構成されている。ジョグダイヤル16が回転されていない状態では前記検出SW551,552は共にHiまたは共にLoを出力する。出力がどちらになるかは、ジョグダイヤル16の回転角度による。ジョグダイヤル16は前記のようにリフレクタが12枚配置されているため、15度の分解能で回転角度を検出可能にされており、例えば前記検出SW551,552の各出力が共にHi(以下、Hi−Hiと記す)だった場合、ジョグダイヤル16を左右いずれかの方向に15度回転させると、前記検出SW551,552の出力がLo−Loとなる。つまりジョグダイヤル16の停止位置では、前記検出SW551,552の出力はHi−HiまたはLo−Loとなる。
ここで仮に前記検出SW551,552の出力がHi−Hiであったとし、ここから、ジョグダイヤル16が時計回り(右回り)に回転されると、前記検出SW551,552の出力がHi−Hi→Hi−Lo→Lo−Lo→Lo−Hi→・・・と変化していく。ジョグダイヤル16が逆方向に回転されると、前記検出SW551,552の出力がHi−Hi→Lo−Hi→Lo−Lo→Hi−Lo→・・・と変化していく。つまり、前記検出SW551,552の出力が、これらのいずれのパターンで変化したかを検出することにより、ジョグダイヤル16が左右いずれの方向に回転されたかを知ることができ、Hi−HiまたはLo−Loが何回発現したかにより、ジョグダイヤル16が何度回転されたかを検出することが可能に構成されている。
本パチンコ機1は、始動ゲート22への入球に起因して普図の当否抽選を行い、普図表示装置27の図柄変動を開始する。前記抽選結果が当りであれば、表示装置27に普図の当り図柄を確定表示して前記普電役物を開放する。これにより第2特図始動口23Bへの入賞が可能となる。
第1又は第2特図始動口23A,23Bへの入賞があると、これに起因して乱数値が抽出され、該乱数値に基づいて特図の当否抽選を行い、特図表示装置26、および演出図柄表示装置21の図柄変動を開始する。抽選結果が大当りであれば、各表示装置21,26に大当り図柄を確定表示して大入賞口24の開放を伴う大当り遊技(特別遊技)を実行する構成である。また大当り遊技終了後に、大当りとなった特図に応じて、特図の当選確率が高確率に変更される確変遊技状態や、特図の変動時間を短縮するとともに特図変動の発生に有利な時短遊技状態へと移行可能である。
またパチンコ機1は、特図の変動が当否抽選時に設定された特定の変動パターンで開始された場合、例えば大当り演出やリーチ演出時に遊技者に向けて遊技ボタン15やジョグダイヤル16を操作するように示唆し、大当り発生への遊技者の期待感を高める演出を行なう。
以下、パチンコ機1の遊技に関する作動の詳細を、特許請求の範囲に記載の本発明に関わり深い主制御装置40で実行されるプログラムおよびサブ統合制御装置42で実行されるプログラムに基づいて説明する。
図8は主制御装置40で実行される「メインルーチン」のフローチャートを示し、「メインルーチン」は本処理(S100〜S110,S115)と残余処理(S111)とで構成され、2ms又は4ms周期の割り込み信号に起因して開始され、最初に正常割り込みか否かを判断する(S100)。この判断はRAMの特定アドレスに特定の数値が書き込まれているか否かに基づいて行われ、ここで否定判断(S100:no)なら初期設定(S115)を実行する。前述の正常割り込みか否かを判断するための数値は、この初期設定の一環としてRAMに書き込まれる。
正常割り込みなら(S100:yes)、初期値乱数更新処理(S101)、特図の当否判定用の乱数値である大当り決定用乱数の更新処理(S102)、特図の大当り図柄決定用乱数の更新処理(S103)、普図の当り判定用乱数の更新処理(S104)、特図のリーチに関するリーチ判定用乱数の更新処理(S105)、特図の変動パターンに関する変動パターン決定用乱数の更新処理(S106)、入賞確認処理(S107)、当否判定処理(S108)、各出力処理(S109)、不正監視処理(S110)を行って、次に割り込み信号が入力されるまでの残余時間内には初期乱数更新処理(S111)をループ処理する。
次に、本発明に関わりの深い入賞確認処理(S107)、当否判定処理(S108)および各出力処理(S109)の一部のサブルーチンについて説明する。
図9に示す「始動入賞確認処理」は前記入賞確認処理(S107)のサブルーチンで、第1および第2特図始動口23A,23Bへの入球があれば(S200:yes)、入球に対応する特図の保留記憶が満杯か確認する(S201)。本実施形態における記憶可能な保留記憶数は第1特図、第2特図いずれも4個である。
保留記憶が満杯でなければ(S201:no)、S202の抽出乱数保留記憶処理において、前記入球に起因して抽出した複数の乱数値(大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数等)を保留記憶として記憶する。またこの処理では、特図保留数表示装置28の点灯数を増加させると共にサブ統合制御装置42に現在の保留記憶数を送信する。
図10ないし図13は主制御装置40で実行される特図の「当否判定処理」のフローチャートを示す。「当否判定処理」では先ず、大入賞口24を開放させるための特別電動役物が作動中か確認し、作動していなければ(S300:no)、特図が変動中か確認し、変動中でなければ(S301:no)、特図の確定図柄が表示されているか確認する(S302)。尚、特別電動役物が作動中(S300:yes)であれば「特別遊技処理」に移行する。
S302の処理で確定図柄が表示中でなければ(S302:no)、図11に示すように、特図の保留記憶があるか確認する(S310)。保留記憶がなければ(S310:no)、「特別遊技処理」に移行する。保留記憶があれば(S310:yes)、記憶数を減算し、保留記憶のシフト処理を行う(S311)。該シフト処理により特図の保留記憶のうち最も古い保留記憶が当否判定の対象となる。
次にS312の処理で、確変フラグを確認して現在の遊技状態が前記確変遊技状態であるか確認する(確変フラグが「1」であれば確変中)。確変中であれば(S312:yes)、確変時の当否判定用テーブルと前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り決定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う(S313)。
確変中でなければ(S312:no)、通常確率(低確率)の当否判定用テーブルと前記大当り決定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う(S314)。
続くS315の処理では、S313又はS314の処理の当否判定が大当りか否かの確認を行う。
大当りであれば(S315:yes)、S316の処理において、前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数に基づいて大当り図柄を決定する。
S317の処理では、前記当否判定の対象となる保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて、特図表示装置26に表示される特図の大当り用の変動時間などといった変動パターンを決定する。
変動パターンの決定後、S318で大当り設定処理を行う。この処理では、前記決定された大当り図柄に基づき、大当り遊技の開放パターンの設定を行う。例えば演出図柄表示装置21で実行される大当り遊技のオープニング演出の時間の設定、エンディング演出の時間の設定、および大入賞口24の開放態様の設定がなされる。更に大当り遊技終了後の特典遊技状態として確変と時短が付与されるか否かの設定、確変の継続期間を制限する確変カウンタの設定、時短の継続期間を制限する時短カウンタ設定等の処理がなされる。尚、実質的に確変および時短の付与、確変カウンタおよび時短カウンタの設定は「特別遊技処理」で設定され、ここでの処理は仮設定がなされる。
前記S315の処理において、大当りでなくハズレであれば(S315:no)、S319の処理において、特図表示装置26に表示される特図のハズレ用の変動時間などといった変動パターンを決定する。続くハズレ設定処理(S320)では、遊技状態が確変、時短であれば、これらの継続期間をカウントする前記確変カウンタおよび時短カウンタを減算する。
前記S318又はS320の各設定処理の後、S321の処理では、特図表示装置26の図柄変動開始制御を行い、サブ統合制御装置42へ図柄の変動開始コマンド、図柄指定コマンドを送信し、「特別遊技処理」へ移行する。変動開始コマンド、図柄指定コマンドには特図の変動パターン、特図の当否判定の判定(抽選)結果などが含まれる。
図10のS301の処理で特図の変動中のときは(S301:yes)、図12に示すように、図柄の変動時間が経過したことを確認すると(S330:yes)、確定図柄表示処理(S331)において、特図表示装置26の特図の変動表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42および演出図柄制御装置43へ擬似図柄の変動表示および演出表示を終了させるように図柄確定コマンドを送信し、「特別遊技処理」へ移行する。
図10のS302の処理で特図の確定図柄を表示中であれば(S302:yes)、図13のS340の処理に移行して、確定図柄表示時間が終了したか確認する。確定図柄表示時間が終了していなければ(S340:no)、「特別遊技処理」へ移行する。
一方、確定図柄表示時間が終了したことを確認すると(S340:yes)、確定図柄表示終了の処理(S341)により特図表示装置26の特図の確定図柄表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42へ特図に対応する擬似図柄の確定表示を終了させるようにコマンドを送信する。
続いて特図の図柄が大当りになる組合せであるか確認し(S342)、大当りになる組合せであったときは(S342:yes)、確変フラグが「1」であれば(S343:yes)、確変フラグに「0」をセットする(S344)。次に、時短フラグが「1」であれば(S345:yes)、時短フラグに「0」をセットする(S346)。これらの処理により大当り遊技(特別遊技)中での遊技状態を通常状態にリセットする。
S347の処理では条件装置の作動を開始させ、S348の処理では役物連続作動装置の作動を開始させる。条件装置は大当り遊技で役物連続作動装置の作動に必要な装置であり、役物連続作動装置は特別電動役物を連続して作動させる装置である。
そして大当り開始演出処理(S349)によりサブ統合制御装置42へ大当り演出を開始させるようにコマンドを送信し、「特別遊技処理」に移行する。
S342の処理で、大当りになる組合せでなければ(S342:no)、確変フラグが「1」であるか確認し(S350)、確変フラグが「1」であり(S350:yes)、確変カウンタ(回数)が「0」であれば(S351:yes)、確変フラグを「0」にセットする(S352)。
続く処理で時短フラグが「1」であり(S353:yes)、時短カウンタ(回数)が「0」であれば(S354:yes)、時短フラグを「0」にセットする(S355)。
続くS356の状態指定コマンド送信処理では、遊技状態を示す確変フラグや時短フラグの情報等を含む状態指定コマンドを、サブ統合制御装置42へ送信する。その後、「特別遊技処理」に移行する。
図14に示すように、「特別遊技処理」は、先ず、役物連続作動装置が作動中か確認し(S400)、作動中であれば(S400:yes)、S401の処理で大入賞口25が開放中か確認する。
S401の処理で大入賞口が開放中でなければ(S401:no)、インターバル中か確認し(S402)、インターバル中でなければ(S402:no)、大当り終了演出中か確認し(S403)、大当り終了演出中でなければ(S403:no)、大当り開始演出時間が経過したか確認し(S404)、大当り開始演出時間が経過していれば(S404:yes)、S405の大入賞口開放処理で大入賞口25を開放してリターンする。
前記S401の処理で大入賞口開放中であれば(S401:yes)、図15に示すように、大入賞口25に規定入賞数(9個)の入賞があったか否かの確認(S410)、又は大入賞口25の開放時間が終了したか否かを確認して(S411)、いずれか確認できれば大入賞口25を閉鎖し(S412)、大当りインターバル処理を実行して(S413)、リターンする。大当りインターバル処理では、サブ統合制御装置42へ大当りのインターバル演出を開始させるようにコマンドを送信する。
図14の前記S402の処理でインターバル中であれば(S402:yes)、図15のS414の処理で大当りインターバル時間が経過したか確認し、経過していれば(S414:yes)、最終ラウンドかどうか確認し(S415)、最終ラウンドであれば、(S415:yes)、大当り終了演出の処理(S416)を実行し、この処理でサブ統合制御装置42に大当り終了コマンドを送信し、大当り遊技を終了してリターンする。
一方、最終ラウンドでなければ、(S415:no)、大入賞口25の開放処理(S417)を実行してリターンする。
図14のS403の処理で大当り終了演出中であれば(S403:yes)、図16に示すように、大当り終了演出時間の終了時間が経過したか確認し(S420)、経過していれば(S420:yes)、役物連続作動装置の作動を停止する処理(S421)を実行し、条件装置の作動を停止する処理(S422)を実行する。
続く、S423〜S428の処理では図11の前記大当り設定処理(S318)で設定された設定内容を参照し、大当り遊技後の遊技状態を設定する。即ちS423において、大当り遊技終了後に確変遊技に移行されるか確認し、移行される場合(S423:yes)は、確変回数設定処理(S424)および確変フラグに「1」をセットする処理(S425)を行う。またS426において、大当り遊技終了後に時短遊技に移行されるか確認し、移行される場合(S426:yes)は、時短回数設定処理(S427)および時短フラグに「1」をセットする処理(S428)を行う。
その後、サブ統合制御装置42へ大当り遊技終了のコマンドを送信するとともに(S429)、状態指定コマンドとして確変遊技状態、時短遊技状態へ移行するか否かの情報をサブ統合制御装置42等へ送信する(S430)。その後にリターンする。
続いてサブ統合制御装置42で実行される本発明に関わりの深いプログラム処理について説明する。
図17(a)に示す「演出内容決定処理」は、演出図柄表示装置21の演出内容の決定、演出ボタン15やジョグダイヤル16などの操作手段を用いる演出を行なうか否か、更に操作手段を用いる演出の内容などの決定を行う。
この処理では先ずS500の処理において、主制御装置40より前記「当否判定処理」のS321の処理(図11)で発信された特図変動開始コマンド(変動コマンド)を受信したか否かの確認を行う。コマンドの受信が確認できれば(S500:yes)、特図の当否判定の結果が大当りか否かを確認し(S501)、大当りであれば(S501:yes)、S502の大当り時演出決定処理において大当り時の演出内容を決定し、大当り出なければS503のハズレ時演出決定処理においてハズレ時の演出内容を決定する。
前記大当り時演出決定処理(S502)或いはハズレ時演出決定処理(S503)では、前記「当否判定処理」で決定された特図の大当り図柄又はハズレ図柄と特図の変動時間によって演出内容が決定され、更に図柄に応じて操作手段を用いた演出を行なうか否か、行なう場合には操作の指示内容が決定される。この場合、前記大当り時演出決定処理(S502)では、図7(b)に示す予め複数種類の操作指示が設定された「テーブルA」から一つの操作指示の種類が選択される。一方、ハズレ時演出決定処理(S503)では予め複数種類の操作指示が設定された「テーブルB」から一つの操作指示の種類が選択される。
例えば操作指示の種類として各テーブルA,Bにはそれぞれ、ジョグダイヤル16を「右−左−右−左」へと回転操作させ、最後に演出ボタン15を押下させる指示内容や、単にジョグダイヤル16を「右−左」に回転操作させて最後に演出ボタン15を押下させる指示内容など、操作数の異なる種類のものを設けている。
また大当り時に用いられるテーブルAは、「右−左−右−左−押」や「左−右−左−右−押」など操作数の多い指示内容の選択率が「3/12」であり、一方、「右−左−押」や「左−右−押」など操作数の少ない指示内容の選択率が「1/12」で、操作数の多い指示内容の方が少ない指示内容よりも高い確率で選択されるように構成されている。
ハズレ時のテーブルBでは操作数の多い指示内容の選択率は「1/12」であるのに対して、操作数の少ない指示内容の選択率は「3/12」で、操作数の少ない指示の方が多い指示よりも高い確率で選択される。
そしてS502の処理又はS503の処理の後、S504の変動開始処理において、演出図柄制御装置43を介して演出図柄表示装置21の演出を開始(変動開始)させる。尚、S502の処理およびS503の処理は特許請求範囲に記載の「擬似演出選択手段」と「指示決定手段」とに相当する。
続いて図18に示す「自動操作判定処理」において、抽選結果とS502、S503で決定された演出に応じて、演出ボタン15やジョグダイヤル16を前記指示通りに自動で操作するか否かの判定を行う。この処理では先ず、前記「演出内容決定手段」において演出ボタン15やジョグダイヤル16の操作指示演出を行なうことが決定されたか否かを確認し(S550)、操作指示演出が決定されているのであれば(S550:yes)、演出ボタン15やジョグダイヤル16を前記指示通りに自動で操作するか否かの判定を行う(S551)。この場合、自動操作をするか否かの判定は、サブ統合制御装置42が主制御装置40から送られた変動パターンを受信したことに起因して乱数が抽出され、該乱数によって決定される構成とされている。例えば、前記乱数を「0」〜「9」の10個の乱数で構成し、抽出された乱数が「0〜7」の範囲に含まれれば特図の判定が大当りの場合に自動操作を行なうようになし、抽出された乱数が「7」であれば、特図の判定がハズレの場合に自動操作を行なうように構成してもよい。
そして自動操作させるか否かの確認を行ない(S552)、自動操作させるのであれば(S552:yes)、準備フラグに「1」をセットする(S553)。
尚、本実施形態では「自動操作判定処理」で判定される自動操作の作動率は、図21に示すように、特図の判定が大当りの時、ハズレの時、更には指示内容の操作回数によって相違するように構成してある。例えば、大当り時で操作内容が「右−左−右−左−押」などの操作回数が「5回」の自動操作の作動率を「7/20」として最も高く設定されている。続く作動率が高い順に大当り時の「4回」、大当り時の「3回」、ハズレ時の「5回」、ハズレ時の「4回」とされ、ハズレ時の「3回」では自動操作を行なわない。この様に大当り時の自動操作の作動率を高くすることで、遊技者の期待感を高めることができ、一方、ハズレ時には自動操作の作動率を低くして手動操作の割合を高くすることで遊技者のスリル感を高める演出ができる。
また、「自動操作判定処理」では、自動操作を行なうか否かの判定を特図の当否判定が大当り時にのみ判定を行い、大当り時にのみ自動操作を可能とし、ハズレ時においては自動操作を行なわないようにしてもよい。
尚、S551の処理は特許請求範囲に記載の「自動操作判定手段」に相当する。
図19に示す「操作指示演出処理」では、手動操作(遊技者による)および自動操作のいずれの場合でも、操作の指示と指示に対する操作が適正であるか否かの判断等を行う。先ずS600の処理において、前記S504の処理により擬似図柄の変動が開始され、操作指示演出が開始されたか否か確認する。演出開始を確認できれば(S600:yes)、操作指示演出実行の準備処理を行う(S601)。続いて前記準備フラグが「1」であるか否かを確認し(S602)、フラグが確認できれば(S602:yes)、S603の操作注意表示処理において演出ボタン15やジョグダイヤル16が自動操作されることに伴う注意事項を演出図柄表示装置21に表示せしめる。次に自動作動フラグに「1」をセットする(S604)。
自動作動フラグに「1」をセットすることにより、図20示す「自動操作開始処理」により前記演出ボタン押下ソレノイド553および前記ジョグダイヤル回転モータ554を駆動せしめて演出ボタン15およびジョグダイヤル16を自動操作せしめる。
「自動操作開始処理」では先ず、前記自動フラグが「1」であるか否か確認をし(S700)、自動フラグが「1」であり(S700:yes)、かつ自動操作が既に開始されていなければ(S701:no)、前記演出ボタン押下ソレノイド553および前記ジョグダイヤル回転モータ554を駆動せしめて演出ボタン15およびジョグダイヤル16を自動操作せしめる(S702)。尚、S702の処理は特許請求範囲に記載の「自動制御手段」に相当する。
このように自動操作が実行されると、図19のS605の操作指示入力適正処理において、前記演出ボタン検出SW550、第1および第2のジョグダイヤル検出SW551,552の検出信号が前記操作指示の内容通りに適正に入力されて自動操作が適正に実行されたか否かの確認を行う。自動操作が適正と確認されると(S605:yes)、S606の処理において、その自動操作が最終回の指示に対するものであったか否かの確認を行う。
自動操作が最終回の指示に対するものでなければ(S606:no)、1回の指示に対する操作が適正であったことを示唆する演出(一時指示適正演出処理)を行ない(S607)、続いて次の指示表示を行うように指示演出更新処理(S608)を行う。その後、前記S605の処理へ戻り、S605〜S608の処理をS606の処理で最終回の指示と確認されるまで繰り返し行う。
前記S606の処理で最終回と確認されると(S606:yes)、S609の処理で前記自動作動フラグが「1」であるか確認し、フラグが「1」であれば(S609:yes)、自動作動フラグを「0」に戻して(S610)、続くS611の処理において、演出ボタン15およびジョグダイヤル16の操作が指示通りに操作された(クリアされた)ことを示唆する最終指示適正演出処理を行なう。この処理では前記示唆を演出図柄表示装置21に表示せしめる。
前記S605の処理で操作が適正と確認されなければ(S605:no)、S612の処理で前記自動作動フラグが「1」であるか確認し、フラグが「1」であれば(S612:yes)、自動作動フラグを「0」に戻す(S613)。該S613により自動作動フラグを「0」に戻すことは自動操作を中止することとなる。例えば、自動操作中に遊技者が手動操作を行なった場合、手動操作が指示に対して間違った操作では当然に不適正であると判定され、手動操作が指示通りであっても自動操作により操作が2回行なわれることとなって不適正と判断される。尚、自動操作によれば指示通りの操作を正確に実行しようとするが、手動操作がなされることにより、自動操作の制御内容とは異なる操作が行なわれたと見做す。
続くS614の処理において、演出図柄表示装置21に操作が指示通りに行なわれなかったことを示唆する指示不適正演出処理を行なう。
前記S602の処理で準備フラグが「1」でなければ(S602:no)、遊技者による手動操作の演出であり、前記S605の処理以降において自動操作時と同様に、操作(手動操作)が適切であるか判断し、該判断に応じて適正演出処理(S611)又は不適正演出処理(S614)を行なう。
尚、S605の処理は特許請求範囲に記載の「適正判断手段」に相当し、S601の処理やS608の処理等は「指示手段」に相当し、またS611の処理は「抽選結果示唆手段」に相当する。
次に演出ボタン15およびジョグダイヤル16を用いる前記操作指示演出時に演出図柄表示装置21に表示される表示態様の一例を説明する。図22ないし図24は遊技者の手動操作による演出であり、かつ操作をクリアして大当りとなった時の表示態様の一例を示す。
図22(a)に示すように演出図柄表示装置21の画面に演出が開始されると、特図に対応する三桁の擬似図柄210が変動を開始し、主人公211が表示される。次に主人公211が岩に刺さった剣212を見つけ、剣212を獲得するように示唆表示213がなされる(図22(b)(c))。そして剣212を獲得するための操作指示213がなされる(図22(d))。操作指示213に従って図22(e)に示すように遊技者がジョグダイヤル16を左に回転操作すると、操作が適正であり主人公211が岩を砕いて剣を得ようとする(図22(f))。
続いて図23(a)に示すように、次の操作指示213がなされる。指示213に従って遊技者がジョグダイヤル16を右に回転操作すると、操作が適正であり、前記擬似図柄210がリーチ表示となって主人公211が強く岩を砕いて剣を得ようとする(図23(b)(c))。更に次の操作指示213に従い演出ボタン15を押下すると、操作が適正であれば、図23(f)、図24(a)に示すように、主人公211が岩を砕いて剣212を得る。
その後、敵方214が現れ、剣212を使って敵方214と戦う(図24(c)(d)(e))。特図の判定が大当りであれば、主人公211が敵方214を倒し、三桁の数値が揃った擬似図柄210が確定表示されて大当りとなる(図24(f))。尚、特図の判定がハズレであれば主人公が敵方に破れ、擬似図柄が揃わずにハズレとなる。
図25および図26は遊技者の手動操作による演出であり、かつ操作を失敗したが大当りとなった時の表示態様の一例を示す。
前記図22(a)(b)(c)に示す演出を経て、図25(a)に示す操作指示213に対して、遊技者がジョグダイヤル16を右方向へ操作すると(図25(b))、遊技者の操作が不適正で主人公211が剣を獲得できない(図25(c)(d)(e))。そして図25(f)に示すように敵方214が現れ、擬似図柄210がリーチ表示となると、図26(a)(b)に示すように主人公211が素手で敵方214と戦う。その後、特図の判定が大当りであれば、主人公211が敵方214を倒し、三桁の数値が揃った擬似図柄210が確定表示されて大当りとなる(図26(c))。尚、特図の判定がハズレであれば主人公が敵方に破れ、擬似図柄が揃わずにハズレとなる。
次に自動操作による演出の表示態様の一例を、図27を用いて説明する。
自動操作の演出でも手動時と同様に前記図22(a)(b)(c)に示す演出を経て、図27(a)に示すように操作演出を開始する。この場合、演出ボタン15およびジョグダイヤル16が自動で作動するのでこれらに触れないように注意を促す注意表示215がなされる。その後、図27(b)ないし(e)に示すように自動操作の演出が進行し、最終の自動操作が適正であれば図27(f)に示すように主人公211が強く岩を砕く。その後、前記図24に示すように主人公211が剣212を獲得し、剣212を使って敵方214と戦い、特図の判定が大当りであれば、主人公211が敵方214を倒して大当りとなる。一方、特図の判定がハズレであれば主人公が敵方に破れ、擬似図柄が揃わずにハズレとなる。
尚、手動操作又は自動操作のいずれの演出においても、操作が適正で主人公が獲得する剣を複数種類設けて、剣の種類により大当りとなるか否かの特図の抽選結果を示唆する。例えば複数種類の剣として、図28に示すように「長剣」、「短剣」、「折れた剣」の3種類が用意されており、獲得した剣の種類に応じて大当りの期待度を示すようにしている。特図の大当り時には、「長剣」、「短剣」の獲得率(選択率)が「4/10」、「5/10」と高く、ハズレ時には「折れた剣」の獲得率が「7/10」と高く設定されている。
よって「長剣」、「短剣」を獲得したときは大当りの期待度が高く、「折れた剣」を獲得したときは大当りの期待が持てない。また「長剣」の中にも「金の長剣」、「銀の長剣」、「銅の長剣」を設け、「金の長剣」を獲得したときには確実に大当りとなり、「銅の長剣」ではハズレとなるようにすることが望ましい。これに限らず、他のアイテムを獲得できるようにしてもよい。
本実施形態のパチンコ機によれば、従来の様に単に演出ボタンやジョグダイヤルが自動に突出作動や振動作動するだけではなく、演出図柄表示装置21に遊技者へ向けてなされた操作指示の内容通りに演出ボタン15およびジョグダイヤル16が正確に自動操作されるので、遊技者に新鮮味と驚嘆を与えることができる。
また、常に自動で演出ボタン15およびジョグダイヤル16を自動操作するのではなく、遊技の進行に応じた判定(サブ統合制御装置42による)によっては、遊技者に手動操作させる場合を設けたので、自動操作か手動操作かといった遊技者の期待感やスリル感を高めることができ、かつ自動又は手動のいずれの操作においても操作が適正と判断されたときになされる特図の抽選結果の示唆により大当りとなるか否かといった遊技者の期待感やスリル感を高めることができ、遊技者を飽きさせることなく、遊技に対する遊技者の意欲を向上せしめることができる。
大当りとなるか否かの特図の抽選結果によって演出ボタン15およびジョグダイヤル16を自動操作させるか否かを決定することが望ましく、抽選結果がハズレのときよりも大当りの時に自動操作させるようにすることが有利である。これによれば、自動操作への遊技者の期待感を高め、更に自動操作の開始により遊技者の大当りへの期待感を高めることができる。また、操作させる指示内容によっても自動操作させるか否かを決めることが望ましく、簡単な指示内容のときは、自動操作させないようにすることが有利である。これは簡単な指示内容で自動操作させてしまったら自動操作の有効性が軽く見られてしまうが、複雑な指示内容を遊技者に代わって自動操作させることで自動操作の価値観を上げることができる。
また自動操作の最中に遊技者が手動操作した場合には、操作が適正と判断されず、かつ自動操作が停止するので、自動操作の際には、遊技者は操作手段を操作しなくなる。よって自動操作時に操作手段が遊技者の手などに接触して、遊技者の手を傷めずにすむ。
更に自動操作毎に操作が適正か判定し、適正と判断された場合のみ次の操作指示を行うようにしたので、自動操作の最中に早まって遊技者が操作手段を手動操作してしまうと次に進めず、自動操作中では遊技者は操作手段を手動操作しなくなる。よって自動操作時に操作手段が遊技者の手などに接触して、遊技者の手を傷めずにすむ。
次に本発明の他の実施形態を説明する。
先の実施形態のパチンコ機では、操作指示により、演出ボタン15の押下操作やジョグダイヤル16の回転操作をさせる構成であるが、これに限らず、演出ボタン15とジョグダイヤル16を用いて文字入力を可能とし、操作指示として簡単なクイズや問題を出題してこれに答えさせる文字入力演出を行なうように構成してもよい。
そこで本実施形態のパチンコ機では前記文字入力演出を自動操作で行う構成としてある。本実施形態のパチンコ機は、先の実施形態のパチンコ機とほぼ同一の基本構成を有するもので、前記演出ボタン15およびジョグダイヤル16の手動操作演出、自動操作演出と併用して特図のスーパーリーチ時などに文字入力演出を実施する構成とされ、以下の説明において、先の実施形態のパチンコ機との相違点を中心に説明する。
図29に示す「自動操作処理」はサブ統合制御装置42で実行されるプログラム処理で、前記「演出内容決定処理」(図17(a))の後に実行される。「自動操作処理」ではスーパーリーチなどの特定の演出が開始されると、自動操作で文字入力演出を行うものである。尚、スーパーリーチなどの特定の演出時には指示演出を行なう、行わないに関わらず、自動操作で文字入力演出を行う構成であり、特許請求の範囲に記載した「前記指示手段による指示が行われていないときに前記自動操作判定手段が前記自動制御手段を作動させると判定した場合」に相当する。
先ずS800の処理において、特別図柄の変動が開始され、スーパーリーチなどの特定の演出が開始されたか否か確認する。特定の演出開始を確認すると(S800:yes)、入力する文字(設定文字)を複数種類の設定文字から抽選で決定する(S801)。
前記設定文字として、図34に示すように、例えば、「さむい」、「あつい」、「げきあつ」など大当りに関する期待度を示す文字を用いることが望ましい。かつこれらの設定文字の選択率を、特図の大当り時には、「あつい」、「げきあつ」の選択率が「4/10」、「5/10」と高くし、ハズレ時には「さむい」の選択率を「7/10」」と高く設定するようにしている。よって「あつい」、「げきあつ」の入力演出時には大当りの期待度が高く、「さむい」の入力演出時は大当りの期待が持てない。
図29のS802の処理では、前記S801の処理において抽選選択された文字の設定処理を行う。続いて、演出ボタン15およびジョグダイヤル16を自動操作させる自動操作フラグに「1」をセットし(S803)、S804の自動操作処理において自動操作を開始する。この処理では演出図柄表示装置21の画面に、50音の平仮名と入力する平仮名を示すカーソルを表示するとともに、ジョグダイヤルダイヤル16を自動に回転操作せしめて前記カーソルを前記設定文字の最初の一文字を指す任意の位置に移動させる。
続いてS805の処理において、前記カーソルが前記一文字を示すか否かを確認し、カーソル位置が適正であれば(S805:yes)、演出ボタン15を自動操作で押下して一文字を入力する(S806)。
次にS807の処理において、前記入力した一文字が前記設定文字の最後の一文字であるか否かの確認を行い、最後の一文字でなけれ(S807:no)、S808の設定文字更新処理において次の一文字の設定を行う。
その後、前記S805の処理に移行してカーソルの位置を確認し、前記一文字を指す位置でなければ(S805:no)、ジョグダイヤル16を自動操作してカーソルを移動させて(S810)、前記S805の処理に移行して、前記S805〜S810の処理を、前記S807の処理で最後の一文字が確認されるまで繰り返し行う。
前記S807の処理で最後の一文字が確認されると(S807:yes)、S811の処理で前記自動作動フラグを「0」に戻す。
図30に示す「文字入力表示処理」では、スーパーリーチなどの特定の演出中であるか否かを確認し(S900)、特定の演出中であれば(S900:yes)、次に演出ボタン15が自動操作で押下された否かを確認する(S901)。演出ボタン15の操作があれば(S901:yes)、該ボタン操作により入力された一文字を確定表示せしめ(S902)、入力された文字が設定されたもの(適正)であるか確認する(S903)。
入力された文字が適正でなければ(S903:no)前記自動作動フラグを「0」に戻して(S904)、文字入力演出を終了する(S905)。
一方、入力文字が適正であれば(S903:yes)、設定文字の全ての入力が完了した否かを確認し(S906)、完了であれば(S906:yes)、入力文字を大きく表示するなど、入力文字完結演出を行なう(S907)。この処理により前記「さむい」、「あつい」、「げきあつ」のいずれかを拡大表示して特図の抽選の結果を示唆する。
前記S901の処理においてボタン操作がなければ(S901:no)、ジョグダイヤル16が操作されたか否かを確認し(S908)、ジョグダイヤル16の操作があれば(S908:yes)、ジョグダイヤル操作に応じて移動した前記カーソルの位置移動表示を行う(S909)。
次に演出ボタン15およびジョグダイヤル16の自動操作により実施される文字入力演出で演出図柄表示装置21に表示される表示態様の一例を説明する。文字入力の演出が開始されると、図31(a)に示すように演出図柄表示装置21に50音の平仮名216が表示され、入力する平仮名をカーソル217で示す構成である。
そして図31(b)(c)に示すように、自動操作により演出ボタン15が押され、カーソルが示す平仮名「あ」が入力され画面下辺の入力表示218に表示される。
続いて自動操作によりジョグダイヤル16が回転し、この回転動作に応じて平仮名216上をカーソル217が移動する(図31(d)(e)(f))。
カーソル217が所定の平仮名に移動すると、図32(a)(b)に示すように、再び自動操作により演出ボタン15が押され、カーソルが示す平仮名が入力される。図例では「つ」が入力されて前記入力表示218に表示される。
続いて自動操作によりジョグダイヤル16が回転し、この回転動作に応じて文字上をカーソルが移動して「い」を示し、その後に演出ボタン15が押されると(図32(c)(d)(e)(f))、図33(a)(b)に示すにように「い」が入力されて、最終的に入力表示281として「あつい」と拡大表示せしめる。
本実施形態によれば、先の実施形態と同様な作用効果が得られる上、自動操作の文字入力演習により遊技者への操作指示が行われなくても演出ボタン15およびジョグダイヤル16が自動操作され文字が入力されるので、遊技者は自動操作のタイミングが予測できず、遊技者をより驚嘆させることができる。
また、演出ボタン15およびジョグダイヤル16の自動操作に対応して文字が入力表示され、操作毎に入力された文字の組み合わせによって、抽選結果を示唆することにより、遊技者は「こっちに動いてくれ」などの、今までにない斬新な期待をもって遊技ができ、遊技者を飽きさせることがない。
尚、本実施形態において、文字入力演出の自動操作中に遊技者が演出ボタン15およびジョグダイヤル16を手動操作したときには、先の実施形態と同様に、自動操作を中止し、演出を終了することが望ましい。
尚、特許請求の範囲に記載の本発明は前記各実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは勿論である。例えば、操作手段として演出ボタンとジョグダイヤルの組合わせに限らず、図35に示す十字キー15aでもよいし、文字入力演出を実施するパチンコ機では文字入力用にキーボードを設けてもよい。
また、前記「演出内容決定処理」、「自動操作判定処理」、「操作指示延出処理」、「自動操作開始処理」、「自動操作処理」、「文字入力表示処理」をサブ統合制御装置42により実行する構成であるが、これに限らず、少なくとも「文字入力表示処理」などを演出表示制御装置43で処理するようにしてもよい。
更に前記実施形態では、「演出内容決定処理」(指示決定手段)により、操作手段を用いる演出が行なわれる(指示が行われる)ことが決定されたあとに、「自動操作判定処理」(自動操作判定手段)が自動操作を行なうか否か判定する構成としたが、双方を一度に決定する(同一処理で決定する)構成、例えば特定の乱数を抽出したときに、操作手段を用いる演出と自動操作を行う構成としてもよいし、先に自動操作を行うことが決定されてから操作手段を用いる演出を行うか否かを決定する構成でもよい。
また前記実施形態では、操作の適正判断において、1回の操作毎に正否を判定しており、1回でも間違えると適正ではないと判断される構成であるが、これに限らず、操作可能な制限時間を設け、この時間内に一度でも適正な操作があれば適正と判断する構成としてもよい。即ち前記時間内であれば何度間違ってもよい構成。
また本発明を適用したパチンコ機は、勝手に演出ボタンやジョグダイヤルが作動することから、ポルターガイスト、幽霊、怖い話、怪物、妖怪、たたり、神話などをテーマにした(演出上で行われる)ものが適している。
更にまた本発明は、機台内に所定数の遊技球が封入され、封入された遊技球を遊技盤の遊技領域に向けて発射するとともに、発射された遊技球を回収し、回収した遊技球を再度発射することで内部の所定数の遊技球を循環的に使用して遊技を行う封入式パチンコ機に適用してもよい。
1 パチンコ機(弾球遊技機)
15 演出ボタン(操作手段)
16 ジョグダイヤル(操作手段)
2 遊技盤
21 演出図柄表示装置
23A 第1特別図柄始動口(始動口)
23 第2特別図柄始動口(始動口)
40 主制御装置
42 サブ統合制御装置(サブ制御装置、擬似演出選択手段、指示手段、適正判断手段、抽選結果示唆手段、自動制御手段、自動操作判定手段、指示決定手段)
550 演出ボタン検出SW(操作検知手段)
551 第1ジョグダイヤル検出SW(操作検知手段)
552 第2ジョグダイヤル検出SW(操作検知手段)

Claims (4)

  1. 始動口への遊技球の入球に起因して抽出した乱数値によって遊技者に有利な大当り遊技を発生させるか否かを抽選し、該抽選結果を特別図柄の変動表示後の確定表示により報知する主制御装置と、
    該主制御装置から送信される信号に基づいて制御を行う複数のサブ制御装置と、
    該サブ制御装置に設けられ、前記信号に基づいて演出図柄表示装置にて表示させる前記特別図柄の擬似演出を複数の演出の中より選択する擬似演出選択手段と、
    前記サブ制御装置に接続され、遊技者により操作可能な操作手段と、
    該操作手段が操作されたことを検知する操作検知手段と、
    所定の前記擬似演出の最中に遊技者に対して指示を行う指示手段と、
    該指示手段の指示内容に応じて、遊技者による前記操作手段の手動操作が適正か否かを判定する適正判断手段と、
    指示通りの操作が行われて前記適正判定手段により適正と判定された場合に、変動中の特別図柄の抽選結果を示唆する演出を行う抽選結果示唆手段と、を備えた弾球遊技機において、
    前記手動操作以外に前記操作手段を自動操作せしめて前記操作検知手段に検知させるようになす自動制御手段と、
    該自動制御手段を作動させて自動操作を行わせるか否かを判定する自動操作判定手段と、を備え、
    前記指示手段によって指示がなされ、前記自動操作判定手段によって前記自動操作させると判定された場合には、前記適正判断手段により操作が適正と判断されるように前記操作手段を自動操作せしめるようにしたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 請求項1に記載の弾球遊技機において、
    前記操作手段の操作により文字入力が可能で、操作に対応する文字が前記演出図柄表示装置に表示されるように構成され、
    前記指示手段の指示がないときに前記自動操作判定手段が前記自動操作を行うように判定した場合に、
    前記自動制御手段は、所定の文字の組み合わせを前記演出図柄表示装置に表示させるように前記操作手段を作動させ、
    前記所定の文字の組み合わせによって、変動中の特別図柄の抽選結果を示唆するようにしたことを特徴とする弾球遊技機。
  3. 請求項1に記載の弾球遊技機において、
    前記指示手段の指示内容は、複数種類存在し、該複数種類の指示より、前記所定の擬似演出中に指示される指示内容を決定する指示決定手段を備え、
    前記自動操作判定手段は、少なくとも前記指示決定手段によって決定された指示内容および前記大当り遊技を実行するか否かの抽選の結果に基づいて前記自動制御手段を作動させるか否かを決定するようにしたことを特徴とする弾球遊技機。
  4. 請求項1又は2に記載の弾球遊技機において、
    前記指示手段により指示が行われた場合における前記自動操作判定手段により前記自動操作を行なうと判定する確率を、前記大当り遊技を実行するか否かの抽選にて大当り遊技を実行しないと決定された場合よりも前記大当り遊技を実行させると決定された場合のほうが高くなるように設定したことを特徴とする弾球遊技機。
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