JP2014020000A - 繊維機械の操作ユニットにおける糸のドラム・インターストレージ及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】繊維機械の操作ユニットにおける糸のドラム・インターストレージ及びその制御方法を提供すること。
【解決手段】繊維機械の糸のドラム・インターストレージ1は、電気モータで構成される第1のドライブに結合された被動ロータリ・ドラム10を備え、被動ロータリ・ドラム10は、電気モータで構成される第2のドライブに結合された補償ロータリ・アーム103を有する。両モータは、制御システムに接続される。
また、繊維装置の操作ユニットにおいて糸0のドラム・インターストレージ1を制御する方法である。操作ユニットは、ステープル糸0を生成する紡績ユニット3と、生成した糸0を交差ボビン4に巻き取る巻取り装置8とを備え、紡績ユニット3と巻取り装置8の間に、紡績ユニット3から糸0をドローオフする機構5が配列され、このドローオフ機構5と巻取り装置8の間に、上記のドラム・インターストレージ1が配列される。
【選択図】図1

Description

本発明は、可動補償ロータリ・アームを有する被動ロータリ・ドラムを備える繊維機械の糸のドラム・インターストレージに関する。
本発明は、繊維機械の操作ユニットにおいて糸のドラム・インターストレージを制御する方法にも関する。この繊維機械において、操作ユニットは、ステープル糸を生成する紡績ユニットと、生成した糸を交差ボビンに巻き取る巻取り装置とを備え、紡績ユニットと巻取り装置の間に、紡績ユニットから糸をドローオフするドローオフ機構が配列され、糸のドローオフ機構と巻取り装置の間に、被動ロータリ・ドラム及び可動補償ロータリ・アームを有する糸のドラム・インターストレージが配列される。
オープン・エンド紡績機械の糸のドローオフ及び巻取りを行う装置では、交差巻きした円筒形の、さらに詳細には円錐形のボビンを形成する技術的要件を全て満たし、また糸をスピンインするプロセスに関して機械の簡単な構造を実現することが課題である。オープン・エンド紡績機械では、糸は、紡績ユニットのロータで生成され、1対のドローオフ・ローラによってドローオフされ、そこから巻取りローラにもたせかけられたボビンに導かれ、分配される。しかし、糸をボビンに交差巻きする際に、糸が一方の端点から別の端点に分配される間に、糸の進行経路の長さが変わり、そのために糸を巻き取る張力が不均一になる。
独国特許第2056593号には、ドローオフ・ローラと巻取りローラの間に位置する機械的ロータリ・ストレージの修正形態が記載されており、この修正形態では、ドローオフ・ローラによってドローオフされた糸は、最初は機械的ロータリ・ストレージに巻き取られ、その後、そこから巻取りローラによってドローオフされる。ロータで糸が切れた場合には、ドローオフ・ローラの運動方向を逆転させる、又は機械的ロータリ・ストレージ及び巻取りローラの運動方向を逆転させる。ただし、装置全体では比較的コストが掛かり、機械自体の構造という点でも、また個々の紡績ユニットで糸をスピンインする際、又は切れた糸を除去する際の機械の制御という点でも、構造が複雑である。
独国特許第2553892号には、紡績ユニットの真上に配列され、したがってドローオフ・ローラに置き換わる機械的ロータリ・ストレージが示されている。機械的ロータリ・ストレージ上に生成されたストレージからの糸は、スピンインされ、すなわちロータに戻され、またボビンに巻き取られる。
独国特許第2717314号は、ドローオフ・ローラの直後に配置され、ベルトによって接続されたプレスローラの揺動レバー上に配列された糸の機械的ロータリ・ストレージが開示されている。機械的ロータリ・ストレージとドローオフ・ローラの間で、揺動レバー上にループ状の追加の糸ストレージが生成され、これは、糸が切れた場合に、プレスローラを被動ドローオフ・ローラから離した後で糸を素早くロータに戻すために使用される。
チェコ共和国特許第237357号及びその他の文献に記載の繊維機械は、紡績ユニットと糸巻取りユニットの間の糸の進行経路内で操作ユニットに配列された糸のインターストレージを備える。前記発明の主題は、ドローオフ・ローラの奥に機械的ロータリ・ストレージを備えたオープン・エンド紡績機械におけるスピンイン時のドローオフ及び巻取りのプロセス並びに糸を戻すプロセスにおける問題を解消することである。前記発明による解決策の原理は、機械的ロータリ・ストレージが1つのドローオフ・ローラに結合され、このドローオフ・ローラの後に糸の分配を行う巻取りローラが配置され、被動ドローオフ・ローラに対してその前側から同軸に固定されることにある。さらに、被動ドローオフ・ローラの奥、且つ機械的ロータリ・ストレージの前に、被動ドローオフ・ローラの円筒形表面から機械的ロータリ・ストレージの周面に糸を案内する出力案内手段がある。
その他にも、例えばチェコスロバキア特許第198164号、チェコスロバキア特許第207677号及びチェコスロバキア特許第196204号などの文献により、同様の機構が既知である。
欧州特許第1457448号、欧州特許第1717182号及び欧州特許第2075358号から、糸のドラム・インターストレージを有するエア・ジェット紡績機械も既知である。実のところ、エア・ジェット紡績機械は、糸を生成する場所と糸をボビンに巻き取る場所の間の空間に、紡績ユニットで生成された糸を中間配置するための装置を備えており、この糸を中間配置するための装置は、配置された糸を徐々に滑らせ、その後交差ボビンに巻き取るプロセスに備えてほどくことができるようにする、特殊に成形された表面を有するほぼ円筒形の回転体で構成される。簡単にするために、以下では、この構成要素を「ドラム」と呼ぶ。そこからさらに巻取り装置に向かって糸が巻き取られるドラムの前部に対して、アームの回転時にドラムの前部の外周付近で移動して一部がドラムの前部の端面の上まで届く糸捕捉部材を備えた回転アームが位置合わせされる。回転アームは、それと回転軸を共有する回転円筒体のシャフトの軸と同心のロータリ・シャフト上に径方向に向けて取り付けられる。回転円筒体とアームのシャフトの間で、ドラムからアーム・シャフトへのトルクの力伝達が行われる。例えば、このトルクの力伝達は、ドラムとアーム・シャフトの間に作用する磁力又は電磁力によって行われるか、或いはドラムとアーム・シャフトの間の摩擦接触によって行われる。すなわち、これらの表面のダウン圧力が、ドラムの適当な部分とアーム・シャフトの適当な部分との間に誘起され、このドラム回転時のドラムとアーム・シャフトの係合表面の間のダウン圧力によって、摩擦力が発生し、被動ドラムからアームの被牽引シャフトにトルクが伝達され、その結果、アームのシャフトが被動ドラムの回転方向と同じ方向に回転し始める。機械摩擦クラッチ或いは磁気又は電磁気クラッチを適当に設定することにより、ドローオフされて巻き取られた糸の所望の張力に対応する特定のトルクが得られたときにドラムとアームのシャフトの間の力の伝達が制限され、既定の張力をかけた状態でストレージから糸をほどくことができる状態を実現することができる。実際には「マスタ・スレーブ」型であるドラムとアームの間のトルク伝達の原理により、アームは、ドラムの回転方向にしか、またドラムの回転速度を超えない角速度でしか、能動的に回転することができない。しかし、アームは、ドラムの回転速度を超える速度では能動的且つ独立して回転することができず、ほどかれる糸の作用がなければ、ドラムの回転方向と反対の方向には能動的に回転することもできない。糸の中間ストレージ用に設計された機構全体に対して、糸ガイド装置を備えた、延長位置と引込位置の間で動くことができる可動ガイド・プレートがさらに割り当てられる。延長位置にあるガイド・プレートは、ドラムの回転に同期して自由に回転するアームが糸を捕捉することができる領域の外側に糸を導くことにより、糸をドラム上に導く。ドラムが回転せずに静止していることができるのは、この状況の時だけである。ガイド・プレートが引込位置にあるときには、糸は、糸がアームの捕捉端部の進行経路を横切る領域内をガイド・プレートによって導かれ、その結果として、ドラムのドライブが始動して、ドラムが回転する。同時に、上述の「マスタ・スレーブ」接続によってドラムからアーム上にトルクが伝達され、その結果としてアームが回転し、アームの捕捉端部が糸を捕捉して、回転ドラム上に糸を導き、このドラム上の糸送出領域と糸出口領域の間で、糸がさらに巻き取られる。回転ドラムの周りで折り返すことによって糸の進行経路の長さを延長することにより、自由な糸がなくなるようにする。同時に、回転ドラムに糸を巻き取る間に、アームは、糸の張力の大きさ及びドラムからアームへのトルクの伝達のための結合力の設定値に対応する特定の力で糸に作用する。これにより、糸の張力は交差ボビンへの巻取りの際に安定する。糸に作用する張力のレベルに応じて、またアームと回転ドラムの間のトルクの伝達の設定段階に応じて、アームは、回転ドラム上に糸を巻き取ることをサポートする、又は反対に、回転ドラムから糸をほどくことをサポートする、すなわち糸の張力の変化を補償する。
これら周知の機構の欠点は、回転ドラムとアームの間の正しい磁気結合、電磁気結合又は摩擦結合、すなわちトルクの伝達の設定の要求が比較的厳しいこと、及びこの要求の厳しい設定が、インターストレージの前後の糸の進行経路内に配置された繊維機械のその他の協働部分に関連していることである。また、ドラムとアームの間でトルクを伝達するための結合の設定の長期安定性及び反復性を、特に紡績機械の異なる操作ユニットで実現することも課題である。これらの実施例の別の欠点は、アームが回転ドラムの速度より高い回転速度になることができないこと、及び糸の引張り(張力)の影響がなければ、アームは常にドラムの回転方向に回転しなければならないことである。この実施例の別の欠点は、制御された可動ガイド・プレート、或いはアームの捕捉端部の移動経路の外側に、又はアームの捕捉端部の進行経路を横切るように糸を導く別の装置を使用する必要があることである。
独国特許第2056593号 独国特許第2553892号 独国特許第2717314号 チェコ共和国特許第237357号 チェコスロバキア特許第198164号 チェコスロバキア特許第207677号 チェコスロバキア特許第196204号 欧州特許第1457448号 欧州特許第1717182号 欧州特許第2075358号 米国特許第4558265号
Chiasson及びJohn Nelsonによる「Modeling and high performance control of electric machines」、ISBN 0−471−68449−X
本発明の目的は、従来技術の欠点を解消する、又は少なくとも最小限に抑え、特に、必然的に生じる回転ドラムからアームへのトルクの伝達の必要をなくし、ドラムの回転速度に関わりなくアームがどちらの回転方向にも独立して動くことができるようにし、速度や生成されるトルクなど、アームの様々なパラメータを中央で電子的に設定することを可能にし、糸の可動ガイド・プレートを使用する必要をなくし、全体としてシステム全体の動的応答を改善することである。
本発明の目的は、被動ロータリ・ドラムが電気モータで構成される第1のドライブに結合され、補償ロータリ・アームが電気モータで構成される第2のドライブに結合され、両モータが紡績機械の制御システムに接続可能であることにその原理を有する、糸のドラム・インターストレージによって達成される。
この解決策の利点は、アームの速度及び生成されるトルクがインターストレージ(ドラム)の作用面の回転の速度及び方向に関わらず必要に応じて独立して制御可能となるように機械の制御システムによって制御される独立したドライブによってロータリ・アームが駆動され、これにより、自動化されている繊維機械の操作ユニットの付随動作の自動化の際にストレージを使用する可能性が広がる点である。
繊維機械の操作ユニットにおいて糸のドラム・インターストレージを制御する方法の原理は、それ自体のモータを有する補償ロータリ・アームの回転が、連続紡績時に糸に一定トルクを発生させて、糸を交差ボビンに巻き取るのに必要な糸張力を発生させ、連続紡績から中間状態に移行したときに、補償ロータリ・アームの速度及びトルクが少なくとも部分的にはドラムの回転速度から独立して制御されるように、ドラムのドライブの回転に従って制御されることにある。
本発明は、以下の図面に概略的に示してある。
本発明による繊維機械の操作ユニットの1つの可能な構成を示す図である。 糸のインターストレージの構成の長手方向断面図である。 インターストレージ全体の制御を示す図である。 アーム・モータのトルクを制御する例示的な方法を示す図である。
糸のドラム・インターストレージは、少なくとも1つの操作ユニットを有する繊維機械の操作ユニットに適用される。操作ユニットでは、例えばステープル・ファイバ00など、シルバー・バンド又はファイバ・バンドなどの形態に構成されたステープル・ファイバから糸0を形成し,その後生成した糸0をボビン4に巻き取る、個々の装置が配列される。
ステープル・ファイバ00は、例えばシルバー・カンなど、図示しない収容装置から給糸装置2に送出される。給糸装置2は、所要量のステープル・ファイバ00を、その先に配列されている紡績ユニット3に供給する。給糸装置2は、使用する紡績ユニット3のタイプに応じた適当な構造を有している。紡績ノズルを有する紡績ユニット3を使用する場合には、給糸装置2は、通常は1対の給糸ローラ20で構成される。これにより、それらのうちの少なくとも1つは、エネルギー源及び制御装置に接続されたドライブ6によって駆動される。さらに、このような給糸装置2の前に、例えばドラフティング機構など、ファイバ材料を事前に準備するための適当な装置を前置することもできる。紡績ロータを有する紡績ユニット3を使用する場合には、給糸装置2は、一般に1組の給糸ローラと給糸テーブルのセットで構成され、これに対して、結合用ローラを有するファイバ選択装置が割り当てられる。これにより、通常はファイバ材料から不純物を除去するシステムに接続される選択装置の後に、紡績ロータにつながるファイバ移送チャネルが後置される。
紡績ユニット3では、ステープル・ファイバ00を撚って糸0を生成し、これをドローオフ機構5によって紡績ユニット3からドローオフする。ドローオフ機構5は、通常は、1対のドローオフ・ローラ52で構成されるが、原則として、接続されている装置50によって駆動されるのは、そのうちの一方だけである。この装置50は、エネルギー源及び制御装置に接続されている。
糸0のドラム・インターストレージ1は、糸0の移動方向に見て、ドローオフ機構5の奥に位置している。これにより、ドローオフ機構5と糸0のドラム・インターストレージ1の間の糸0の進行経路において、ドローオフ機構5から糸0のドラム・インターストレージ1のドラム10の作用面まで、糸0の案内手段51が配置される。
糸0のドラム・インターストレージ1は、エネルギー源及び制御装置に接続されたドライブに結合された、枢動可能に設置されたドラム10を備える。糸0のドラム・インターストレージ1は、そのドラム10の入口部分100により、糸0の案内手段51及び糸0のドローオフ機構5に向かって前方傾斜している。糸0のドラム・インターストレージ1のドラム10の出口部分106に対して、糸0の移動方向のさらに奥に配列された、ドラム・インターストレージ1のドラム10の作用面から糸0の巻取り装置8までの糸0の出力案内手段7が位置合わせされる。
ドラム10の入口部分100は、ドローオフ機構5からその先に配列されたドラム10の中央部分101に向かって傾斜する円錐状表面として形成されている。糸0は、ドラム10の中央部分101からドラムの出口部分106まで進み、そこで、以下で詳述するように、所定の方法で糸0に作用するドラム10の出口部分106の外周の周りを回る糸0のガイド102を有する独立して駆動される可動アーム103の作用進行経路を通過する。
糸0のガイド102を有する可動アーム103は、独立して回転可能なシャフト1040に取り付けられる。このシャフト1040の回転軸は、ドラム10の回転軸と同じである。独立して回転可能なシャフト1040は、ドラム10のドライブから独立し、且つエネルギー源及び制御装置に接続された、それ自体のドライブに結合される。すなわち、ドラム10とシャフト1040は、1つの共通の制御装置に接続された、それぞれ別個のドライブによって駆動される。したがって、独立して回転可能なシャフト1040は、制御装置からの信号に応じて、ドラム10の回転から完全に独立して、すなわち回転方向及び回転速度の両方と発生するトルクの大きさ又は時間経過などの点で、さらには加速、減速及びその他の動的な動作パラメータ並びに動作モードの観点でも完全に独立して、回転することができる。
独立して回転可能なシャフト1040のドライブ、すなわち可動アーム103のドライブは、外部ドライブで構成されるか、或いは、例えばそのロータが可動アーム103を有する独立して回転可能なシャフト1040で構成される一体化電気モータとして、糸0のドラム・インターストレージ1に直接内蔵される。可動アーム103は、いわゆる補償ロータリ・アームを構成する。1実施例の実例では、独立して回転可能なシャフト1040のドライブは、永久磁石を有するブラシレス電気モータ、いわゆるBLDCモータで構成される。このようなBLDCモータは、1実施例の実例では、独立して回転可能なシャフト1040の回転の位置及び/又は速度のエンコーダ1031を備え、制御装置のコマンドに従って、また操作ユニットにおける技術的プロセスのその瞬間の必要に応じて、可動アーム103を用いて可逆動作を正確に制御し、独立して回転可能なシャフト1040を停止することを可能にする。
図1に示す実施例の実例では、ドラム10は、糸0のドローオフ機構5の被動ドローオフ・ローラ52と共通のシャフト上に位置する。これにより、糸0をドラム10の中央部分101に巻き取るのに必要な初荷重を糸0に発生させるために、被動ドローオフ・ローラ52の作用面の周速度とドラム10の中央部分101の周速度を近づけるように、被動ドローオフ・ローラ52の外径とドラム10の中央部分101の外径が互いにほぼ対応する。ドラム10の中央部分101は、円筒形であるか、或いは、図2に示すように、ドラム10の入口部分100から離れてドラム10の出口部分106に向かって傾斜するようにわずかに円錐状になっていて、ドラム10の作用面からの糸0の送出が容易になるようになっている。
図2に示す実施例の実例では、被動ドローオフ・ローラ52は、ドラム10の本体のまっすぐな部分である。すなわち、被動ドローオフ・ローラ52は、直ちにドラム10の入口部分100に続く、円筒形表面105として構成される。これにより、ドラム10自体がドライブに結合される。このドラム10のドライブは、例えば図1のドライブ50のような外部ドライブとして構成されるか、或いは、例えば以下に詳述するBLDCモータ110など、可動アーム103のドライブから独立してドラム10の内部空間に直接内蔵された特殊ドライブで構成される。このようにして、一体化多目的モータが構成され、そのロータが、糸0のドローオフ機構5の被動ドローオフ・ローラ52の機能及び糸0のドラム・インターストレージ1の被動回転ドラム10の機能の両方を果たす。図2の実施例では、糸0のドラム・インターストレージ1のドラム10のドライブは、永久磁石を有するブラシレス電気モータ110、いわゆるBLDCモータで構成され、そのロータ107は、ドラム10に固く接続され、そのステータ108は、1対の軸受1090を援用してドラム10が枢動可能に取り付けられた中央の非回転シャフト109に、固定して接続される。図示しない実施例の実例によれば、このようなBLDCモータ110は、ドラム10のロータ位置及び/又は回転速度の図示しないエンコーダを備えることができ、機械の制御システムのコマンドに従って、また操作ユニットにおける技術的プロセスのその瞬間の必要に応じて、逆運動を正確に制御し、ドラム10を停止させることを可能にする。
図2の実施例の実例では、独立して回転可能なシャフト1040は、中央の非回転シャフト109の空洞内に枢動可能に設置される。中央の非回転シャフト109は、可動アーム103に近い端部に、独立して回転可能なシャフト1040のモータ1030のステータ104を備える。ステータ104も中空であり、このステータ104内を、独立して回転可能なシャフト1040が通り、軸受内でステータ104内に取り付けられる。さらに、独立して回転可能なシャフト1040は、BLDCモータ1030のロータ1041を担持し、BLDCモータ1030のステータ104は、上述のように、中央の非回転シャフト109に取り付けられる。図示の実施例では、独立して回転可能なシャフト1040の反対側端部に対して、独立して回転可能なシャフト1040の回転の位置及び/又は速度の上述のエンコーダ1031が位置合わせされる。
図示の実施例の実例では、独立して回転可能なシャフト1040は短く、中央の非回転シャフト109の空洞の全長を貫通しない。
中央の非回転シャフト109は、機械のフレーム内に配列されるか、或いは場合によっては、機械のフレーム内に配列するための手段を備える。
図2から明らかなように、ドラム10の出口部分106は、その端部に、拡張部1060を備え、これにより、可動アーム103の外側のドラム10の作用表面からの糸0の望ましくない滑りを軽減又は解消する。
糸0の移動方向に見て可動アーム103の奥に、上述の糸0の出力案内手段7が配列され、糸0の移動方向に見てそのさらに奥に、糸0の巻取り装置8が配列される。糸0の巻取り装置8は、巻取り装置8の幅の中央部分に糸0を安定させる糸0の補助ガイド80を備える。糸0の移動方向に見て補助ガイド80の奥に、糸0が巻き取られる円錐ボビン4の幅に沿って糸0の分配装置81がさらに配列される。図示の実施例の実例では、ボビン4は、糸0を巻き取るときにボビン4が取り付けられ、交差巻が形成される、回転する駆動ローラ82によって駆動される。
ドラム10のドライブの制御装置及び可動ガイド102の制御装置は、交差ボビン4上に糸0を巻き取るのに必要な張力を糸0に発生させるために連続紡績中に可動アーム103によって糸0上で一定トルクを発生させるように、両ドライブの制御を行う。この連続紡績のための一定トルクは、制御システムのパラメータを変化させることによって様々なタイプの糸について中央で設定することができ、したがって、ボビン4上での糸パッケージの必要とされる密度を達成することができる。
糸が切れたり、欠陥のある糸を除去したり、又は一杯になったボビンをからのチューブと交換したりするなど、中間状態では、アームの速度及びトルクの両方を、少なくとも部分的には、ドラムの回転速度から独立して制御する。図示しない糸品質センサがドラム上の糸ストレージに欠陥を検出した場合には、ドラムが動作していない場合でも、回転アームによってこのストレージをほどいて、廃棄する。長い糸の欠陥を検出し、その部分が既にドラムの外側にあって交差ボビン上に巻き取られているときに、アームを逆回転させ、且つ巻取り装置を逆転させることによってこの欠陥部分をボビンからドラムに巻き戻す。その後、その部分を前述のように除去することができる。
アームを駆動する電気モータとしては、より正確な制御のためにロータ位置及び/又は回転速度の追加エンコーダを備えることができる、永久磁石を有するブラシレス直流モータ、いわゆるBLDCモータを使用することが好ましい。
構造を簡単にするために、アームを駆動する電気モータは、ドラムの回転軸内に直接配置することが望ましい。機構全体をさらに単純化し、且つコストを削減するために、ドラムの内面に接続された外部ロータを有する電気モータによって、ドラムに個別の一体化ドライブを与えると有利である。また、利用するモータがBLDCモータ、すなわち永久磁石を有するブラシレス・モータであると有利である。
図3に示す実施例の実例では、本発明による糸のインターストレージの制御を示す図がある。ドラム10のモータ110は、ドラム10の回転速度を制御するモジュール111の出口に接続される。モジュール111は、双方向通信用導体レールによって、コマンド/通信ユニット112に接続される。コマンド/通信ユニット112には、双方向通信用導体レールによって、アーム103のトルク及び/又は速度を制御するモジュール113が接続される。モジュール113の出口には、アーム103のモータ1030が接続される。これにより、モータ1030は、例えばアーム103のシャフト104の変位角度を記録する、すなわちアーム103のモータ1030のシャフトの変位角度を記録するエンコーダ1031を備える。エンコーダ1031は、モジュール113の入口に接続される。機械の操作ユニットのコマンド/通信ユニット112は、継手114によって、機械の通信用導体レール115と、その先にある機械の中央制御システム116とに接続される。
連続紡績モードでは、アーム103のモータ1030のトルクは、2つの異なる調整サーカムフェレンスが形成されたときに、例えば修正ベクトル制御の方法を援用して制御される。2つの調整サーカムフェレンスとは、1つはトルクを監視及び制御するサーカムフェレンスであり、もう1つはモータの磁束を監視及び制御するサーカムフェレンスであり、これらのサーカムフェレンスは、それらが互いに影響を及ぼさないように形成される。この修正ベクトル制御の原理は、ステータ電流の空間ベクトルを、ステータ又はロータの磁束の空間ベクトル、或いは場合によってはその結果得られる磁束の空間ベクトルに合わせて配向することができる回転座標系における2つの直交する成分に分配することにある。これにより、ステータ電流の空間ベクトルのこれらの成分は、機械のトルク及び磁化を規定することになる。ステータ電流のベクトルのトルク生成成分は、磁束のそれぞれの成分と共に、モータのトルクを規定する。電気モータのベクトル制御方法は、文献、例えばChiasson及びJohn Nelsonによる書籍「Modeling and high performance control of electric machines」、ISBN 0−471−68449−Xに記載されている。
上述の基準に従ってアーム103のモータ1030を制御する制御サーカムフェレンスの構成は、例えば、パーク変換を適用することを基礎としており、これを図4に示す。生成する糸のタイプに応じて、また得るべき糸パッケージのタイプに応じて、モータ1030の所要トルクMの値が制御システムに入力され、その後、変換器29によってモータ1030の電流Iqの値に変換される。電流Iqの入力値は、モータ1030の所要電圧Uqに対応し、この所要電圧Uqは、PIアクチュエータ21、逆パーク変換ユニット23、及びPWM制御モジュール24を介してアーム103の被制御モータ1030に送られる。モータ1030の電流Iqも、パーク変換モジュール26及びA/D変換器25を介して被制御モータ1030に供給される。制御サーカムフェレンスは、制御電流Id及び電圧Udに接続された調整ブランチをさらに備える。電圧Udは、第2のPIレギュレータ22を介して、逆パーク変換ユニット23及びPWM制御24に送られ、さらにアーム103の被制御モータ1030に送られる。電流Idは、パーク変換モジュール26及びA/D変換器25を流れ、被制御モータ1030にも供給される。被制御モータ1030から、エンコーダ1031が、モータ1030のシャフトの変位の角度φを走査し、このデータが、フィードバック27によって逆パーク変換ユニット23に送られ、同時にパーク変換ユニット26にも送られ、これら両ユニットを援用して、電流Idがゼロになり、電流IqがトルクMの入力値になるように、システム全体が調整される。調整後の電圧及び電流の値は、被制御モータ1030の入口に供給され、このモータが所要のトルクを生じ、アーム103が所要の方法で糸0に作用する。
図4に示す個々の量について、以下のパーク変換の式が成り立つ。
Id=Iαcos(φ)+Iβsin(φ)
Iq=Iαsin(φ)+Iβcos(φ)
また、逆パーク変換については、以下の式が成り立つ。
Uα=Udcos(φ)−Uqsin(φ)
Uβ=Udsin(φ)+Uqcos(φ)
このパーク変換を適用する方法は、本明細書では、単に、本発明によるモータ1030を制御する具体的な方法の考えられる実施例の一例として述べたに過ぎない。しかし当業者なら、モータ1030を制御するこれらの原理の知識を用いて、本発明によるモータ1030を制御するための要件を満たすその他の解決策を見いだすことができることは明らかである。例えば、米国特許第4558265号などに記載のいわゆるTakahashiの方法によるモータ・トルクの直接制御を適用することもできる。
また、図4に示すアーム103のモータ1030を制御する制御サーカムフェレンス及びその機能は、制御装置又は制御マイクロプロセッサの制御プログラムのプログラム・ブロックとして実装することができることも明らかである。
0 糸
00 ステープル・ファイバ
1 ドラム・インターストレージ
2 給糸装置
3 紡績ユニット
4 ボビン
5 ドローオフ機構
8 巻取り装置
10 ドラム

Claims (14)

  1. 補償ロータリ・アーム(103)を有する被動ロータリ・ドラム(10)を備える、繊維機械の糸のドラム・インターストレージであって、被動ロータリ・ドラム(10)が、電気モータで構成される第1のドライブに結合され、補償ロータリ・アーム(103)が、電気モータで構成される第2のドライブに結合され、前記両モータが、紡績機械の制御システムに接続されることを特徴とする、ドラム・インターストレージ。
  2. 少なくとも前記第2のドライブが、永久磁石を有するブラシレス・モータで構成されることを特徴とする、請求項1に記載のドラム・インターストレージ。
  3. 永久磁石を有する前記ブラシレス電気モータが、ロータの位置及び/又は回転速度のエンコーダ(1031)を備えることを特徴とする、請求項2に記載のドラム・インターストレージ。
  4. 少なくとも前記第2のドライブが、前記ドラム(10)の回転軸と同軸に配列されることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記載のドラム・インターストレージ。
  5. 前記第2のドライブの構成の少なくとも一部分が、前記ドラム(10)内に配置されることを特徴とする、請求項1から4の何れかに記載のドラム・インターストレージ。
  6. 前記ドラム(10)が、その入口部分(100)の前に糸(0)の一体化されたドローオフ・ローラ(52)を備え、被動ドローオフ・ローラ(52)の作用面の周速度と前記ドラム(10)の中央部分(101)の周速度を互いに近づけるために、被動ドローオフ・ローラ(52)の外径と前記ドラム(10)の中央部分(101)の外径とが互いに対応することを特徴とする、請求項1から5の何れかに記載のドラム・インターストレージ。
  7. 前記ドラム(10)が、非ロータリ中央シャフト(109)に枢動可能に取り付けられ、前記非ロータリ中央シャフト(109)の後端部に、可動アーム(103)を有する独立して回転可能なシャフト(1040)のモータのステータ(104)が配置され、前記独立して回転可能なシャフト(1040)が、非ロータリ中央シャフト(109)内に枢動可能に設置され、且つ可動アーム(103)のモータ(1030)のロータ(1041)を担持し、前記非ロータリ中央シャフト(109)上に、前記ドラム(10)のモータ(110)がさらに配列され、前記モータ(110)のロータ(107)が、前記ドラム(10)に固く取り付けられることを特徴とする、請求項1から5の何れかに記載のドラム・インターストレージ。
  8. 前記制御システムが、前記ドラム(10)の回転の速度を制御するモジュール(111)を備え、前記モジュール(111)の出口に前記ドラム(10)の前記モータ(110)が接続され、前記ドラム(10)の回転の速度を制御する前記モジュール(111)が、双方向通信用導体レールによってコマンド/通信ユニット(112)に接続され、前記アーム(103)のトルク及び/又は速度を制御するモジュール(113)が、前記双方向通信用導体レールを介して前記コマンド/通信ユニット(112)に接続され、前記アーム(103)のトルク及び/又は速度を制御する前記モジュール(113)の出口に前記アーム(103)のモータ(1030)が接続され、前記モータ(1030)が、前記アーム(103)のトルク及び/又は速度を制御する前記モジュール(113)の入口に接続されたエンコーダ(1031)を備え、前記コマンド/通信ユニット(112)が、前記機械の通信用導体レール(115)及び前記機械の中央制御システム(116)に接続する手段を備えることを特徴とする、請求項1から7の何れかに記載のドラム・インターストレージ。
  9. 前記制御装置が、前記ドラム(10)の回転速度を制御するプログラム・ブロック及び前記アーム(103)のトルク及び/又は速度を制御するプログラム・ブロックを含む制御プログラムを備えることを特徴とする、請求項1から7の何れかに記載のドラム・インターストレージ。
  10. 繊維装置の操作ユニットにおいて糸(0)のドラム・インターストレージ(1)を制御する方法であり、前記操作ユニットが、ステープル糸(0)を生成する紡績ユニット(3)と、生成した糸(0)を交差ボビン(4)に巻き取る巻取り装置(8)とを備え、前記紡績ユニット(3)と前記巻取り装置(8)の間に、紡績ユニット(3)から糸(0)をドローオフするドローオフ機構(5)が配列され、糸(0)の前記ドローオフ機構(5)と前記巻取り装置(8)の間に、被動ロータリ・ドラム(10)及び補償ロータリ・アーム(103)を有する糸(0)のドラム・インターストレージ(1)が配列される、糸(0)のドラム・インターストレージ(1)の制御方法であって、それ自体のロータ(1030)を有する前記補償ロータリ・アーム(103)の回転が、連続紡績時には、糸(0)を交差ボビン(4)に巻き取るのに必要な張力を糸(0)に発生させるように糸(0)に一定トルクが発生するように、また連続紡績から中間状態に移行するときには、補償ロータリ・アーム(103)の速度及びトルクが少なくとも部分的には前記ドラム(10)の回転速度から独立して制御されるように、前記ドラム(10)のドライブの回転に従って制御されることを特徴とする、制御方法。
  11. 連続紡績のための前記一定トルクの値は、生成される糸のタイプごとに、また交差ボビン(4)上の糸(0)のパッケージの所要の密度を達成するように、中央で設定されることを特徴とする、請求項10に記載の制御方法。
  12. ドラム(10)上の糸(0)のストレージ内の糸(0)の欠陥を検出したときに起こる連続紡績から中間状態への移行時に、ドラム(10)の回転を停止させ、補償ロータリ・アーム(103)を独立して回転させることによってドラム(10)上の欠陥のある糸のストレージをほどいて廃棄することを特徴とする、請求項10に記載の制御方法。
  13. 糸に長い欠陥を検出したときに起こる連続紡績から中間状態への移行時に、前記糸(0)の前記長い欠陥の部分が既にドラム(10)の外側にあるときには、前記補償ロータリ・アーム(103)の回転方向を逆転させ、前記糸(0)の前記検出した欠陥部分をドラム(10)上に巻き戻し、その後前記検出した欠陥部分を前記ドラム(10)から除去することを特徴とする、請求項10に記載の制御方法。
  14. 前記補償ロータリ・アーム(103)のモータ(1030)の制御が、モータ(1030)のトルク及び磁束について別個の調整サーカムフェレンスを有するベクトル制御によって、前記調整サーカムフェレンスが相互に作用し合わないようにして実行されることを特徴とする、請求項10に記載の制御方法。
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