JP2013545818A5 - - Google Patents

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JP2013545818A5
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を好適な条件下で反応させて、構造式(XX)で表わされる化合物を形成する工程と;ii)構造式(XX)の化合物のG基を好適な条件下で脱保護し、構造式(I)の化合物を形成する工程と、を含み、ここにおいて構造式(I)及び(XX)並びに化合物(A)及び(B)はそれぞれ独立に、本明細書で定義される通りであり、Lはハロゲンであり、Gはトシル又はトリチルである。
本発明の好ましい実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
構造式(I):


又はこの製薬上許容される塩であり、式中、
Xは−Cl、−Br、−F、−CN、−O(C 1〜4 アルキル)、又はC 〜C 脂肪族であって、所望により1つ以上のインスタンスのJ で置換されているC 〜C 脂肪族であり;
、Z 、Z 、及びZ はそれぞれ独立にCR 又はNであり、ただしZ 、Z 、Z 、及びZ には最高3つまでのNが選択され、かつZ とZ が両方ともCR である場合、Z とZ は両方とも同時にNとはならず;
環Sは六員芳香環であり;
環TはC 〜C 10 炭素環であって、所望により更に1つ以上のインスタンスのJ で置換されているC 〜C 10 炭素環であり;
は−C(O)−、−CO −、−OC(O)−、−O(CR −C(O)O−、−C(O)NR’−、−C(O)N(R’)−O−、−C(O)NRC(O)O−、−NRC(O)−、−NRC(O)NR’−、−NRCO −、−OC(O)NR’−、−OSO NR’−、−S(O)−、−SO −、−SO NR’−、−NRSO −、−NRSO NR’−、−P(O)(OR)O−、−OP(O)(OR )O−、−P(O) O−、−CO SO −、−B(O) −、又は−(CR −Y −であり;
は−C(O)−、−CO −、−OC(O)−、−O(CR −C(O)O−、−C(O)NR’−、−C(O)N(R’)−O−、−C(O)NRC(O)O−、−NRC(O)−、−NRC(O)NR’−、−NRCO −、−OC(O)NR’−、−OSO NR’−、−S(O)−、−SO −、−SO NR’−、−NRSO −、−NRSO NR’−、−P(O)(OR)O−、−OP(O)(OR )O−、−P(O) O−、−B(O) −、又は−CO SO −であり;
は:i)−H、ii)C 〜C 脂肪族基であって、所望により1つ以上のインスタンスのJ で置換されているC 〜C 脂肪族基、iii)C 〜C 10 炭素環基又は4〜10員の複素環基であって、それぞれ所望によりかつ独立に1つ以上のインスタンスのJ で置換されているC 〜C 10 炭素環基又は4〜10員の複素環基、あるいはiv)6〜10員のアリール基又は5〜10員のヘテロアリール基であって、それぞれ所望によりかつ独立に1つ以上のインスタンスのJ で置換されている6〜10員のアリール基又は5〜10員のヘテロアリール基であり、あるいは、
所望によりR は、R’、及びそれらが結合している窒素と合わせて4〜8員の複素環基を形成し、これは所望により1つ以上のインスタンスのJ で置換されており、あるいは、
所望により−Q −R は、環Tと合わせて、4〜10員の非芳香族スピロ環を形成し、これは所望により1つ以上のインスタンスのJ で置換されており;かつ
は、−H、ハロゲン、−CN、−NO 、−C(O)NH 、−C(O)NH(CH ),−C(O)N(CH 、又はC 〜C 脂肪族であって、所望により1つ以上のインスタンスのJ で置換されているC 〜C 脂肪族であり;
、J 、及びJ はそれぞれ独立に、オキソ又はJ であり;
はそれぞれ独立に、ハロゲン、シアノ、M、R 、又はR −Mからなる群から選択され;
Mは独立に、−OR 、−SR 、−S(O)R 、−SO 、−NR 、−C(O)R 、−C(=NR)R 、−C(=NR)NR 、−NRC(=NR)NR 、−C(O)OR 、−OC(O)R 、−NRC(O)R 、−C(O)NR 、−NRC(O)NR 、−NRC(O)OR 、−OCONR 、−C(O)NRCO 、−NRC(O)NRC(O)OR 、−C(O)NR(OR )、−OSO NR
−SO NR 、−NRSO 、−NRSO NR 、−P(O)(OR 、−OP(O)(OR 、−P(O) OR 及び−CO SO からなる群から独立して選択され;又は
所望により、2つのJ 、2つのJ 、2つのJ 、及び2つのJ 、がそれぞれ、それらが結合している原子と合わせて、所望により1つ以上のインスタンスのJ で置換された4〜10員環を独立に形成し;かつ
は独立に:
i)C 〜C 脂肪族基であって、所望によりハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、−O(C 〜C アルキル)、C 〜C 炭素環基(所望により1つ以上のインスタンスのJ で置換されている)、4〜8員の複素環基(所望により1つ以上のインスタンスのJ で置換されている)、5〜10員のヘテロアリール基(所望により1つ以上のインスタンスのJ で置換されている)、及び6〜10員のアリール基(所望により1つ以上のインスタンスのJ で置換されている)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されているC 〜C 脂肪族基、
ii)C 〜C 炭素環基、又は4〜8員の複素環基であって、このそれぞれが所望によりかつ独立に1つ以上のインスタンスのJ で置換されているC 〜C 炭素環基、又は4〜8員の複素環基、あるいは
iii)5〜10員のヘテロアリール基、又は6〜10員のアリール基であって、このそれぞれが所望によりかつ独立に1つ以上のインスタンスのJ で置換されている5〜10員のヘテロアリール基、又は6〜10員のアリール基、であり、かつ
及びR はそれぞれ独立に、R 又は−Hであり、あるいは所望によりR 及びR は、それらが結合している窒素原子と合わせて、所望により1つ以上のインスタンスのJ で置換された4〜8員の複素環基をそれぞれ独立して形成し;
及びR はそれぞれ独立に、−H、ハロゲン、又はC 〜C アルキルであって、所望により1つ以上のインスタンスのJ で置換されているC 〜C アルキルであり、あるいは所望により、R 及びR は、それらが結合している炭素原子と合わせて、シクロプロパン環を形成し、これは所望により、1つ以上のインスタンスのメチルで置換されており;
R及びR’はそれぞれ独立に、−H又はC 〜C アルキルであって、前記C 〜C アルキルは所望によりかつ独立に1つ以上のインスタンスのJ で置換されており、あるいは所望により、R及びR’は、それらが結合している窒素と合わせて、4〜8員の複素環基を形成し、これは所望により、1つ以上のインスタンスのJ で置換されており;
各J は独立に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、−O(C 〜C アルキル)、及びフェニルからなる群から選択され;
各J は独立に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、C 〜C アルキル、C 〜C ハロアルキル、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から選択され;
各J 及びJ は独立に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、C 〜C アルキル、C 〜C ハロアルキル、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から選択され;
pは独立に1、2、3又は4であり;かつ
kは0、1、2、3又は4であり、かつ
ただし、Q −R は、環Sに結合している−NH基が結合している同じ炭素原子のところにはない、化合物、又はこの製薬上許容される塩。
(項目2)
〜Z のうち少なくとも1つがNである、項目1に記載の化合物。
(項目3)
Xが−Cl、−Br、−F、−CN、−O(C 1〜4 アルキル)、C 1〜6 アルキル、又はC 1〜6 ハロアルキルである、項目1又は2に記載の化合物。
(項目4)
環Sが:


から選択される、項目1〜3のいずれか一項に記載の化合物。
(項目5)
が−F、−Cl、−CN、C 〜C 脂肪族、又はC 〜C ハロアルキルである、項目4に記載の化合物。
(項目6)
Xが−Cl、−Br、−F、−CN、−CH 、又はCF である、項目1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
(項目7)
が−C(O)NH 以外である、項目1〜6のいずれか一項に記載の化合物。
(項目8)
環Tが所望により置換された、架橋C 〜C 10 炭素環基である、項目1〜7のいずれか一項に記載の化合物。
(項目9)
環Tが所望により置換された、単環C 〜C 炭素環基である、項目1〜8のいずれか一項に記載の化合物。
(項目10)
が独立に、i)−H、ii)C 〜C 脂肪族基であって、所望により1つ以上のインスタンスのJ で置換されているC 〜C 脂肪族基、iii)C 〜C 炭素環基又は4〜8員の複素環基であって、それぞれ所望によりかつ独立に1つ以上のインスタンスのJ で置換されているC 〜C 炭素環基又は4〜8員の複素環基、iv)フェニル基又は5〜6員のヘテロアリール基であって、それぞれ所望によりかつ独立に1つ以上のインスタンスのJ で置換されているフェニル基又は5〜6員のヘテロアリール基、あるいは
所望によりR は、R’及びそれらが結合している窒素と合わせて、所望により置換された、4〜8員の複素環基を形成しており;あるいは所望により、−Q −R は、環Tと合わせて、所望により置換された、4〜10員の非芳香スピロ環を形成しており;かつ
、J 、及びJ はそれぞれ独立に、オキソ又はJ であり;
は、ハロゲン、シアノ、R 、−OR 、−SR 、−S(O)R 、−SO 、−NHR 、−C(O)R 、−C(O)OR 、−OC(O)R 、−NHC(O)R 、−C(O)NHR 、−NHC(O)NHR 、−NHC(O)OR 、−OCONHR 、−NHC(O)NHC(O)OR 、−N(CH )R 、−N(CH )C(O)R 、−C(O)N(CH )R 、−N(CH )C(O)NHR 、−N(CH )C(O)OR 、−OCON(CH )R 、−C(O)NHCO 、−C(O)N(CH )CO
−N(CH )C(O)NHC(O)OR 、−NHSO 、−SO NHR 、−SO N(CH )R 、及び−N(CH )SO からなる群から選択され、
所望により、2つのJ 、2つのJ 、2つのJ 、及び2つのJ がそれぞれ、それらが結合している原子と合わせて独立に、所望により置換された、4〜10員の非芳香環を形成する、項目1〜9のいずれか一項に記載の化合物。
(項目11)
が独立に:i)C 〜C アルキル基であって、所望によりハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、−O(C 〜C アルキル)、所望により置換されたC 〜C 炭素環基、所望により置換された4〜8員の複素環基、所望により置換された5〜6員のヘテロアリール、及び所望により置換されたフェニル基からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されているC 〜C アルキル基;ii)所望により置換されたC 〜C 炭素環基;iii)所望により置換された4〜8員の複素環基;iv)所望により置換された5〜6員のヘテロアリール基;v)あるいは、所望により置換されたフェニル基であり、
及びR はそれぞれ独立に、R 又は−Hであり、あるいは所望により、R 及びR は、それらが結合している窒素原子と合わせて、所望により置換された4〜8員の複素環基をそれぞれ独立して形成し、かつ
R及びR’はそれぞれ独立に、−H又はC 1〜4 アルキルであり、あるいは所望によりR及びR’は、それらが結合している窒素と合わせて、4〜8員の複素環基を形成し、あるいは所望によりR’は、R 及びそれらが結合している窒素と合わせて、所望により置換された4〜8員の複素環基を形成している、項目1〜10のいずれか一項に記載の化合物。
(項目12)
が、−C(O)−、−CO −、−OC(O)−、−O(CR −C(O)O−、−C(O)NR’−、−C(O)N(R’)−O−、−C(O)NRC(O)O−、−NRC(O)−、−NRC(O)NR’−、−NRCO −、−OC(O)NR’−、−OSO NR’−、−S(O)−、−SO −、−SO NR’−、−NRSO −、−NRSO NR’−、−B(O) −、又は−(CR −Y −であり、かつ
が、−C(O)−、−CO −、−OC(O)−、−O(CR −C(O)O−、−C(O)NR’−、−C(O)N(R’)−O−、−C(O)NRC(O)O−、−NRC(O)−、−NRC(O)NR’−、−NRCO −、−OC(O)NR’−、−OSO NR’−、−S(O)−、−SO −、−SO NR’−、−NRSO −、−B(O) −、又は−NRSO NR’−である、項目1〜11のいずれか一項に記載の化合物。
(項目13)
が、−CO −、−O(CR −C(O)O−、−P(O)(OR)O−、−OP(O)(OR )O−、−P(O) O−、−CO SO −、又は−(CR −Y −であり、かつ
が、−CO −、−O(CR −C(O)O−、−P(O)(OR)O−、−OP(O)(OR )O−、−P(O) O−、又は−CO SO −である、項目1〜11のいずれか一項に記載の化合物。
(項目14)
環Sが:


である、項目1〜13のいずれか一項に記載の化合物。
(項目15)
環Sが:


から選択される、項目1〜14のいずれか一項に記載の化合物。
(項目16)
環Tが:


であり、ここにおいて、
環Aは5〜10員の炭素環基であって、所望により更に1つ以上のインスタンスのJ で置換された炭素環基であり、あるいは、所望により環AとR 15 、環AとR 14 、又は環AとR 13 は独立にかつ所望により、5〜10員の架橋炭素環を形成し、これは所望により更に1つ以上のインスタンスのJ で置換され;
12 、R 13 、及びR 14 はそれぞれ独立に、−H、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C 〜C アルキル、−O(C 〜C アルキル)、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、又は−CO (C 〜C アルキル)であり、ここにおいて前記の各C 〜C アルキルは所望によりかつ独立に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換され、
各R 15 は独立に、−H、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、又はC 〜C アルキルであって、所望によりかつ独立に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されているC 〜C アルキルであり、かつ
Xは0、1又は2である、項目1〜15のいずれか一項に記載の化合物。
(項目17)
、J 、J 、及びJ がそれぞれ独立に、ハロゲン、シアノ、R 、−OR 、−NHR 、−C(O)R 、−C(O)OR 、−OC(O)R 、−NHC(O)R 、−C(O)NHR 、−NHC(O)NHR 、−NHC(O)OR 、−OCONHR 、−N(CH )R 、−N(CH )C(O)R 、−C(O)N(CH )R 、−N(CH )C(O)NHR 、−N(CH )C(O)OR 、−NHSO 、−SO NHR 、−SO N(CH )R 、及び−N(CH )SO からなる群から選択され;あるいは、
所望により、2つのJ 、2つのJ 、2つのJ 、及び2つのJ がそれぞれ独立に、それらが結合している原子と合わせて、所望によりハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換された4〜10員環を独立して形成する、項目1〜16のいずれか一項に記載の化合物。
(項目18)
が独立に:i)C 〜C アルキル基であって、所望によりハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、−O(C 〜C アルキル)、C 〜C 炭素環、4〜8員の複素環、5〜6員のヘテロアリール、及びフェニルからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されているC 〜C アルキル基;ii)C 〜C 炭素環基又は4〜8員の複素環基であって、これらはそれぞれ独立にかつ所望により、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、C 〜C アルキル、C 〜C ハロアルキル、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されているC 〜C 炭素環基又は4〜8員の複素環基;あるいはiii)5〜6員のヘテロアリール基又はフェニル基であって、これらは独立にかつ所望により、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、C 〜C アルキル、C 〜C ハロアルキル、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されている5〜6員のヘテロアリール基又はフェニル基、であり;
及びR はそれぞれ独立に、R 又は−Hであり、あるいは所望により、R 及びR は、それらが結合している窒素原子と合わせて、独立に4〜8員の複素環基をそれぞれ形成し、これは所望により、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、C 〜C アルキル、C 〜C ハロアルキル、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されている、項目1〜17のいずれか一項に記載の化合物。
(項目19)
が−C(O)O−、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−NRC(O)NR’−、又は−(CR 1,2 −Y −であり;かつ
は−C(O)O−、−NRC(O)−、−C(O)NR−、又は−NRC(O)NR’−である、項目16〜18のいずれか一項に記載の化合物。
(項目20)
環Sが:


から選択される、項目1〜19のいずれか一項に記載の化合物。
(項目21)
12 、R 13 、及びR 14 がそれぞれ独立に、−H、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、−O(C 〜C アルキル)、又は所望により置換されたC 〜C アルキルであり、
15 が、−H又は所望により置換されたC 〜C アルキルであり、かつ
及びR はそれぞれ独立に、−H、ハロゲン、C 〜C アルキル、又はC 〜C ハロアルキルである、項目1〜20のいずれか一項に記載の化合物。
(項目22)
12 及びR 13 がそれぞれ独立に、−H、ハロゲン、ヒドロキシ、C 〜C アルキル、C 〜C ハロアルキル、又は−O(C 〜C アルキル)であり、
14 及びR 15 がそれぞれ独立に、−H、C 〜C アルキル、又はC 〜C ハロアルキルであり、かつ
及びR はそれぞれ独立に、−H又はC 〜C アルキルである、項目1〜21のいずれか一項に記載の化合物。
(項目23)
は独立に、i)−H;ii)C 〜C 脂肪族基であって、所望によりハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−O(C 〜C アルキル)、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−C(O)(C 〜C アルキル)、−OC(O)(C 〜C アルキル)、−C(O)O(C 〜C アルキル)、−CO H、C 〜C 炭素環基、4〜8員の複素環基、フェニル、及び5〜6員のヘテロアリールからなる群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換されているC 〜C 脂肪族基、iii)C 〜C 炭素環基、iv)4〜7員の複素環基、v)フェニル基、又はvi)5〜6員のヘテロアリール基であり、
所望によりR が、R’、及びそれらが結合している窒素と合わせて所望により置換された4〜8員の複素環基を形成し、かつ
で表わされる、及び、R で表わされるC 〜C 脂肪族基の置換基についての、前記炭素環基、フェニル基、複素環基、及びヘテロアリール基のそれぞれと、R 及びR’で形成される前記複素環基は、独立にかつ所望により、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、C 〜C アルキル、C 〜C ハロアルキル、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換される、項目1〜22のいずれか一項に記載の化合物。
(項目24)
環Aが所望によりかつ独立に更に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、C 〜C アルキル、C 〜C ハロアルキル、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されており、あるいは、環AとR 15 、環AとR 14 、又は環AとR 13 は独立にかつ所望により架橋炭素環基を形成し、これらはそれぞれ所望によりかつ独立に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、C 〜C アルキル、C 〜C ハロアルキル、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されている、項目1〜23のいずれか一項に記載の化合物。
(項目25)
環AとR 15 、環AとR 14 、又は環AとR 13 が独立に、所望により置換された、架橋炭素環基を形成する、項目1〜24のいずれか一項に記載の化合物。
(項目26)
環Tが:


であり、式中、
環A1〜A5はそれぞれ独立に、5〜10員の架橋炭素環であり、これは所望により更に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、C 〜C アルキル、C 〜C ハロアルキル、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換され、
各R 14 は独立に、−H、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C 〜C アルキル、−O(C 〜C アルキル)、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、又は−CO (C 〜C アルキル)であり、ここにおいて前記の各C 〜C アルキルは所望によりかつ独立に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換され、
各R 15 は独立に、−H、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、又はC 〜C アルキルであって、所望によりかつ独立に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されているC 〜C アルキルであり、かつ
21 、R 22 、R 23 、R 24 、及びR 25 はそれぞれ独立に、−H、ハロゲン、−OH、C 〜C アルコキシ、又はC 〜C アルキルであって、所望によりハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、C 〜C アルキル、C 〜C ハロアルキル、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換されたC 〜C アルキルであり、
qは0、1又は2であり、かつ
rは1又は2である、項目1〜25のいずれか一項に記載の化合物。
(項目27)
14 及び各R 15 がそれぞれ独立に、−H、C 〜C アルキル、又はC 〜C ハロアルキルであり、かつ
21 、R 22 、R 23 、R 24 、及びR 25 がそれぞれ独立に、−H、ハロゲン、ヒドロキシ、C 〜C アルコキシ、C 〜C アルキル、又はC 〜C ハロアルキルである、項目26に記載の化合物。
(項目28)
が独立に、−C(O)O−、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−NRC(O)NR’−、又は−(CH 1,2 −Y −であり、かつ
が独立に、−C(O)O−、−NRC(O)−、−C(O)NR−、又は−NRC(O)NR’−である、項目26又は27に記載の化合物。
(項目29)
が独立に−C(O)O−、−NRC(O)−、又は−C(O)NR−である、項目28に記載の化合物。
(項目30)
は独立に、−H又は所望により置換されたC 〜C 脂肪族基であり、かつ
R及びR’はそれぞれ独立に、−H又は−CH であり、又は
所望によりR は、R’、及びそれらが結合している窒素と合わせて所望により置換された4〜8員の複素環基を形成している、項目25〜29のいずれか一項に記載の化合物。
(項目31)
が独立に−C(O)O−、−NHC(O)−、又は−C(O)NH−である、項目29に記載の化合物。
(項目32)
環Tが:


であり、
ここにおいて、環A1〜A5はそれぞれ独立にかつ所望により更に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C 〜C アルキル、C 〜C ハロアルキル、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換される、項目26〜31のいずれか一項に記載の化合物。
(項目33)
14 及び各R 15 がそれぞれ独立に、−H又はC 1〜6 アルキルであり、かつ
21 、R 22 、R 23 、R 24 、及びR 25 はそれぞれ独立に、−H又はC 1〜6 アルキルである、項目26〜32のいずれか一項に記載の化合物。
(項目34)
が、H又は所望により置換されたC 1〜6 アルキルであり、かつ
14 、R 15 、R 21 、R 22 、R 23 、R 24 、及びR 25 はそれぞれ独立に、−Hである、項目26〜32のいずれか一項に記載の化合物。
(項目35)
qが1である、項目26〜34のいずれか一項に記載の化合物。
(項目36)
環Tが、


から選択され、
式中、
14 及び各R 15 がそれぞれ独立に、−H、C 〜C アルキル、又はC 〜C ハロアルキルであり、かつ
各環A8〜A11が独立にかつ所望により、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、C 〜C アルキル、C 〜C ハロアルキル、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換される、項目1〜25のいずれか一項に記載の化合物。
(項目37)
が独立に、−C(O)−、−C(O)O−、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−NRC(O)NR’−、又は−(CH 1,2 −Y−であり、かつ
が独立に、−C(O)−、−C(O)O−、−NRC(O)−、−C(O)NR−、又は−NRC(O)NR’−である、項目36に記載の化合物。
(項目38)
14 及び各R 15 がそれぞれれ独立に、−H又はC 1〜6 アルキルであり、かつ
各環A8〜A11が独立にかつ所望により、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C 〜C アルキル、C 〜C ハロアルキル、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換される、項目36又は37に記載の化合物。
(項目39)
R及びR’がそれぞれ独立に−H又は−CH である、項目36〜38のいずれか一項に記載の化合物。
(項目40)
が独立に
−NRC(O)−、−C(O)NR−、又は−NRC(O)NR’−である、項目36〜38のいずれか一項に記載の化合物。
(項目41)
R及びR’はそれぞれ独立に、−H又は−CH であり、かつ
は独立に、4〜7員の複素環基、フェニル基、又は5〜6員のヘテロアリール基であり、ここにおいて前記複素環基、フェニル基、及びヘテロアリール基は独立にかつ所望により、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH 、−NH(C 〜C アルキル)、−N(C 〜C アルキル) 、−OCO(C 〜C アルキル)、−CO(C 〜C アルキル)、−CO H、−CO (C 〜C アルキル)、C 〜C アルキル、C 〜C ハロアルキル、及び−O(C 〜C アルキル)からなる群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換され、又は
所望によりR とR’は、それらが結合している窒素原子と合わせて、所望により置換された4〜8員の複素環基を形成する、項目40に記載の化合物。
(項目42)
pが1又は2であり、かつkが1又は2である、項目1〜18及び36のいずれか一項に記載の化合物。
(項目43)
Xが−F又は−Clである、項目1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
(項目44)
下記の構造:


のうちのいずれか1つから選択される化合物、又はその製薬上許容される塩。
(項目45)
下記の構造:


のうちのいずれか1つから選択される化合物、又はその製薬上許容される塩。
(項目46)
項目1〜45のいずれか一項に記載の化合物と、製薬上許容される担体、補助剤、又は賦形剤とを含む、医薬組成物。
(項目47)
項目1〜45のいずれか一項に記載の化合物の有効量を、生物学的サンプル又は患者に投与する工程を含む、該生物学的サンプル又は該患者におけるインフルエンザウイルスの複製を阻害する方法。
(項目48)
追加治療薬を併用投与する工程を更に含む、項目47に記載の方法。
(項目49)
前記追加治療薬が、抗ウイルス剤又はインフルエンザワクチン、あるいはその両方から選択される、項目48に記載の方法。
(項目50)
項目1〜45のいずれか一項に記載の化合物の有効量を、生物学的サンプル又は患者に投与する工程を含む、該生物学的サンプル又は該患者におけるインフルエンザウイルスの量を低減する方法。
(項目51)
項目1〜45のいずれか一項に記載の化合物の有効量を、患者に投与する工程を含む、該患者におけるインフルエンザの治療方法。
(項目52)
構造式(I):


で表される化合物又はその製薬上許容できる塩の調製方法であって、該方法が:
i)化合物A:


を化合物B:


と反応させて、構造式(XX):


で表わされる化合物を形成する工程と、
ii)好適な条件下で構造式(XX)の化合物のG基を脱保護して、構造式(I)の化合物を形成する工程と、を含み、ここにおいて:
構造式(I)及び(XX)、並びに化合物(A)及び(B)の可変部分はそれぞれ独立に、項目1〜45のいずれか一項で定義されている通りであり、
はハロゲンであり、かつ
Gはトシル又はトリチルである、方法。
(項目53)
がF、Br又はClである、項目52に記載の方法。
(項目54)
構造式(I):


で表される化合物又はその製薬上許容できる塩の調製方法であって、該方法が:
i)化合物(K)又は(L):


を、好適な条件下で化合物(D):


と反応させて、構造式(XX):


で表わされる化合物を形成する工程と、
ii)好適な条件下で構造式(XX)の化合物のG基を脱保護して、構造式(I)の化合物を形成する工程と、を含み、ここにおいて:
構造式(I)及び(XX)、並びに化合物(K)、(L)、及び(D)の可変部分はそれぞれ独立に、項目1〜45のいずれか一項で定義されている通りであり、
Gはトシル又はトリチルである、方法。
(項目55)
構造式(I):


で表される化合物又はその製薬上許容できる塩の調製方法であって、該方法が:
i)化合物(G)を化合物(D):


と好適な条件下で反応させて、構造式(XX):


で表わされる化合物を形成する工程と、
ii)好適な条件下で構造式(XX)の化合物のG基を脱保護して、構造式(I)の化合物を形成する工程と、を含み、ここにおいて:
構造式(I)及び(XX)、並びに化合物(A)及び(B)の可変部分はそれぞれ独立に、項目1〜45のいずれか一項で定義されている通りであり、
はハロゲンであり、かつ
Gはトシル又はトリチルである、方法。
(項目56)
がF、Br又はClである、項目55に記載の方法。
(項目57)
構造式(XX):


で表わされる化合物であって、ここにおいて構造式(XX)の可変部分はそれぞれ独立に項目1〜45のいずれか一項で定義されている通りであり、かつ
Gはトシル又はトリチルである、化合物。
(項目58)
Gがトシルである、項目57に記載の化合物。
(項目59)
構造式:


のうちいずれか任意の1つで表わされる、項目57に記載の化合物、又はその製薬上許容される塩であって、式中、Tsはトシルである、化合物、又はその製薬上許容される塩。
(項目60)
構造式:


のうちいずれか任意の1つで表わされる、項目57に記載の化合物、又はその製薬上許容される塩であって、式中、Tsはトシルである、化合物、又はその製薬上許容される塩。

Claims (60)

  1. 構造式(I):

    又はこの製薬上許容される塩であり、式中、
    Xは−Cl、−Br、−F、−CN、−O(C1〜4アルキル)、又はC〜C脂肪族であって、所望により1つ以上のインスタンスのJで置換されているC〜C脂肪族であり;
    、Z、Z、及びZはそれぞれ独立にCR又はNであり、ただしZ、Z、Z、及びZには最高3つまでのNが選択され、かつZとZが両方ともCRである場合、ZとZは両方とも同時にNとはならず;
    環Sは六員芳香環であり;
    環TはC〜C10炭素環であって、所望により更に1つ以上のインスタンスのJで置換されているC〜C10炭素環であり;
    は−C(O)−、−CO−、−OC(O)−、−O(CR−C(O)O−、−C(O)NR’−、−C(O)N(R’)−O−、−C(O)NRC(O)O−、−NRC(O)−、−NRC(O)NR’−、−NRCO−、−OC(O)NR’−、−OSONR’−、−S(O)−、−SO−、−SONR’−、−NRSO−、−NRSONR’−、−P(O)(OR)O−、−OP(O)(OR)O−、−P(O)O−、−COSO−、−B(O)−、又は−(CR−Y−であり;
    は−C(O)−、−CO−、−OC(O)−、−O(CR−C(O)O−、−C(O)NR’−、−C(O)N(R’)−O−、−C(O)NRC(O)O−、−NRC(O)−、−NRC(O)NR’−、−NRCO−、−OC(O)NR’−、−OSONR’−、−S(O)−、−SO−、−SONR’−、−NRSO−、−NRSONR’−、−P(O)(OR)O−、−OP(O)(OR)O−、−P(O)O−、−B(O)−、又は−COSO−であり;
    は:i)−H、ii)C〜C脂肪族基であって、所望により1つ以上のインスタンスのJで置換されているC〜C脂肪族基、iii)C〜C10炭素環基又は4〜10員の複素環基であって、それぞれ所望によりかつ独立に1つ以上のインスタンスのJで置換されているC〜C10炭素環基又は4〜10員の複素環基、あるいはiv)6〜10員のアリール基又は5〜10員のヘテロアリール基であって、それぞれ所望によりかつ独立に1つ以上のインスタンスのJで置換されている6〜10員のアリール基又は5〜10員のヘテロアリール基であり、あるいは、
    所望によりRは、R’、及びそれらが結合している窒素と合わせて4〜8員の複素環基を形成し、これは所望により1つ以上のインスタンスのJで置換されており、あるいは、
    所望により−Q−Rは、環Tと合わせて、4〜10員の非芳香族スピロ環を形成し、これは所望により1つ以上のインスタンスのJで置換されており;かつ
    は、−H、ハロゲン、−CN、−NO、−C(O)NH、−C(O)NH(CH),−C(O)N(CH、又はC〜C脂肪族であって、所望により1つ以上のインスタンスのJで置換されているC〜C脂肪族であり;
    、J、及びJはそれぞれ独立に、オキソ又はJであり;
    はそれぞれ独立に、ハロゲン、シアノ、M、R、又はR−Mからなる群から選択され;
    Mは独立に、−OR、−SR、−S(O)R、−SO、−NR、−C(O)R、−C(=NR)R、−C(=NR)NR、−NRC(=NR)NR、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)R、−C(O)NR、−NRC(O)NR、−NRC(O)OR、−OCONR、−C(O)NRCO、−NRC(O)NRC(O)OR、−C(O)NR(OR)、−OSONR
    −SONR、−NRSO、−NRSONR、−P(O)(OR、−OP(O)(OR、−P(O)OR及び−COSOからなる群から独立して選択され;又は
    所望により、2つのJ、2つのJ、2つのJ、及び2つのJ、がそれぞれ、それらが結合している原子と合わせて、所望により1つ以上のインスタンスのJで置換された4〜10員環を独立に形成し;かつ
    は独立に:
    i)C〜C脂肪族基であって、所望によりハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、−O(C〜Cアルキル)、C〜C炭素環基(所望により1つ以上のインスタンスのJで置換されている)、4〜8員の複素環基(所望により1つ以上のインスタンスのJで置換されている)、5〜10員のヘテロアリール基(所望により1つ以上のインスタンスのJで置換されている)、及び6〜10員のアリール基(所望により1つ以上のインスタンスのJで置換されている)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されているC〜C脂肪族基、
    ii)C〜C炭素環基、又は4〜8員の複素環基であって、このそれぞれが所望によりかつ独立に1つ以上のインスタンスのJで置換されているC〜C炭素環基、又は4〜8員の複素環基、あるいは
    iii)5〜10員のヘテロアリール基、又は6〜10員のアリール基であって、このそれぞれが所望によりかつ独立に1つ以上のインスタンスのJで置換されている5〜10員のヘテロアリール基、又は6〜10員のアリール基、であり、かつ
    及びRはそれぞれ独立に、R又は−Hであり、あるいは所望によりR及びRは、それらが結合している窒素原子と合わせて、所望により1つ以上のインスタンスのJで置換された4〜8員の複素環基をそれぞれ独立して形成し;
    及びRはそれぞれ独立に、−H、ハロゲン、又はC〜Cアルキルであって、所望により1つ以上のインスタンスのJで置換されているC〜Cアルキルであり、あるいは所望により、R及びRは、それらが結合している炭素原子と合わせて、シクロプロパン環を形成し、これは所望により、1つ以上のインスタンスのメチルで置換されており;
    R及びR’はそれぞれ独立に、−H又はC〜Cアルキルであって、前記C〜Cアルキルは所望によりかつ独立に1つ以上のインスタンスのJで置換されており、あるいは所望により、R及びR’は、それらが結合している窒素と合わせて、4〜8員の複素環基を形成し、これは所望により、1つ以上のインスタンスのJで置換されており;
    各Jは独立に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、−O(C〜Cアルキル)、及びフェニルからなる群から選択され;
    各Jは独立に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から選択され;
    各J及びJは独立に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から選択され;
    pは独立に1、2、3又は4であり;かつ
    kは0、1、2、3又は4であり、かつ
    ただし、Q−Rは、環Sに結合している−NH基が結合している同じ炭素原子のところにはない、化合物、又はこの製薬上許容される塩。
  2. 〜Zのうち少なくとも1つがNである、請求項1に記載の化合物。
  3. Xが−Cl、−Br、−F、−CN、−O(C1〜4アルキル)、C1〜6アルキル、又はC1〜6ハロアルキルである、請求項1又は2に記載の化合物。
  4. 環Sが:

    から選択される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物。
  5. が−F、−Cl、−CN、C〜C脂肪族、又はC〜Cハロアルキルである、請求項4に記載の化合物。
  6. Xが−Cl、−Br、−F、−CN、−CH、又はCFである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
  7. が−C(O)NH以外である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物。
  8. 環Tが所望により置換された、架橋C〜C10炭素環基である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物。
  9. 環Tが所望により置換された、単環C〜C炭素環基である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物。
  10. が独立に、i)−H、ii)C〜C脂肪族基であって、所望により1つ以上のインスタンスのJで置換されているC〜C脂肪族基、iii)C〜C炭素環基又は4〜8員の複素環基であって、それぞれ所望によりかつ独立に1つ以上のインスタンスのJで置換されているC〜C炭素環基又は4〜8員の複素環基、iv)フェニル基又は5〜6員のヘテロアリール基であって、それぞれ所望によりかつ独立に1つ以上のインスタンスのJで置換されているフェニル基又は5〜6員のヘテロアリール基、あるいは
    所望によりRは、R’及びそれらが結合している窒素と合わせて、所望により置換された、4〜8員の複素環基を形成しており;あるいは所望により、−Q−Rは、環Tと合わせて、所望により置換された、4〜10員の非芳香スピロ環を形成しており;かつ
    、J、及びJはそれぞれ独立に、オキソ又はJであり;
    は、ハロゲン、シアノ、R、−OR、−SR、−S(O)R、−SO、−NHR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NHC(O)R、−C(O)NHR、−NHC(O)NHR、−NHC(O)OR、−OCONHR、−NHC(O)NHC(O)OR、−N(CH)R、−N(CH)C(O)R、−C(O)N(CH)R、−N(CH)C(O)NHR、−N(CH)C(O)OR、−OCON(CH)R、−C(O)NHCO、−C(O)N(CH)CO
    −N(CH)C(O)NHC(O)OR、−NHSO、−SONHR、−SON(CH)R、及び−N(CH)SOからなる群から選択され、
    所望により、2つのJ、2つのJ、2つのJ、及び2つのJがそれぞれ、それらが結合している原子と合わせて独立に、所望により置換された、4〜10員の非芳香環を形成する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の化合物。
  11. が独立に:i)C〜Cアルキル基であって、所望によりハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、−O(C〜Cアルキル)、所望により置換されたC〜C炭素環基、所望により置換された4〜8員の複素環基、所望により置換された5〜6員のヘテロアリール、及び所望により置換されたフェニル基からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されているC〜Cアルキル基;ii)所望により置換されたC〜C炭素環基;iii)所望により置換された4〜8員の複素環基;iv)所望により置換された5〜6員のヘテロアリール基;v)あるいは、所望により置換されたフェニル基であり、
    及びRはそれぞれ独立に、R又は−Hであり、あるいは所望により、R及びRは、それらが結合している窒素原子と合わせて、所望により置換された4〜8員の複素環基をそれぞれ独立して形成し、かつ
    R及びR’はそれぞれ独立に、−H又はC1〜4アルキルであり、あるいは所望によりR及びR’は、それらが結合している窒素と合わせて、4〜8員の複素環基を形成し、あるいは所望によりR’は、R及びそれらが結合している窒素と合わせて、所望により置換された4〜8員の複素環基を形成している、請求項1〜10のいずれか一項に記載の化合物。
  12. が、−C(O)−、−CO−、−OC(O)−、−O(CR−C(O)O−、−C(O)NR’−、−C(O)N(R’)−O−、−C(O)NRC(O)O−、−NRC(O)−、−NRC(O)NR’−、−NRCO−、−OC(O)NR’−、−OSONR’−、−S(O)−、−SO−、−SONR’−、−NRSO−、−NRSONR’−、−B(O)−、又は−(CR−Y−であり、かつ
    が、−C(O)−、−CO−、−OC(O)−、−O(CR−C(O)O−、−C(O)NR’−、−C(O)N(R’)−O−、−C(O)NRC(O)O−、−NRC(O)−、−NRC(O)NR’−、−NRCO−、−OC(O)NR’−、−OSONR’−、−S(O)−、−SO−、−SONR’−、−NRSO−、−B(O)−、又は−NRSONR’−である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物。
  13. が、−CO−、−O(CR−C(O)O−、−P(O)(OR)O−、−OP(O)(OR)O−、−P(O)O−、−COSO−、又は−(CR−Y−であり、かつ
    が、−CO−、−O(CR−C(O)O−、−P(O)(OR)O−、−OP(O)(OR)O−、−P(O)O−、又は−COSO−である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物。
  14. 環Sが:

    である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の化合物。
  15. 環Sが:

    から選択される、請求項1〜14のいずれか一項に記載の化合物。
  16. 環Tが:

    であり、ここにおいて、
    環Aは5〜10員の炭素環基であって、所望により更に1つ以上のインスタンスのJで置換された炭素環基であり、あるいは、所望により環AとR15、環AとR14、又は環AとR13は独立にかつ所望により、5〜10員の架橋炭素環を形成し、これは所望により更に1つ以上のインスタンスのJで置換され;
    12、R13、及びR14はそれぞれ独立に、−H、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C〜Cアルキル、−O(C〜Cアルキル)、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、又は−CO(C〜Cアルキル)であり、ここにおいて前記の各C〜Cアルキルは所望によりかつ独立に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換され、
    各R15は独立に、−H、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、又はC〜Cアルキルであって、所望によりかつ独立に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されているC〜Cアルキルであり、かつ
    Xは0、1又は2である、請求項1〜15のいずれか一項に記載の化合物。
  17. 、J、J、及びJがそれぞれ独立に、ハロゲン、シアノ、R、−OR、−NHR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NHC(O)R、−C(O)NHR、−NHC(O)NHR、−NHC(O)OR、−OCONHR、−N(CH)R、−N(CH)C(O)R、−C(O)N(CH)R、−N(CH)C(O)NHR、−N(CH)C(O)OR、−NHSO、−SONHR、−SON(CH)R、及び−N(CH)SOからなる群から選択され;あるいは、
    所望により、2つのJ、2つのJ、2つのJ、及び2つのJがそれぞれ独立に、それらが結合している原子と合わせて、所望によりハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換された4〜10員環を独立して形成する、請求項1〜16のいずれか一項に記載の化合物。
  18. が独立に:i)C〜Cアルキル基であって、所望によりハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、−O(C〜Cアルキル)、C〜C炭素環、4〜8員の複素環、5〜6員のヘテロアリール、及びフェニルからなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されているC〜Cアルキル基;ii)C〜C炭素環基又は4〜8員の複素環基であって、これらはそれぞれ独立にかつ所望により、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されているC〜C炭素環基又は4〜8員の複素環基;あるいはiii)5〜6員のヘテロアリール基又はフェニル基であって、これらは独立にかつ所望により、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されている5〜6員のヘテロアリール基又はフェニル基、であり;
    及びRはそれぞれ独立に、R又は−Hであり、あるいは所望により、R及びRは、それらが結合している窒素原子と合わせて、独立に4〜8員の複素環基をそれぞれ形成し、これは所望により、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されている、請求項1〜17のいずれか一項に記載の化合物。
  19. が−C(O)O−、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−NRC(O)NR’−、又は−(CR1,2−Y−であり;かつ
    は−C(O)O−、−NRC(O)−、−C(O)NR−、又は−NRC(O)NR’−である、請求項16〜18のいずれか一項に記載の化合物。
  20. 環Sが:

    から選択される、請求項1〜19のいずれか一項に記載の化合物。
  21. 12、R13、及びR14がそれぞれ独立に、−H、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、−O(C〜Cアルキル)、又は所望により置換されたC〜Cアルキルであり、
    15が、−H又は所望により置換されたC〜Cアルキルであり、かつ
    及びRはそれぞれ独立に、−H、ハロゲン、C〜Cアルキル、又はC〜Cハロアルキルである、請求項1〜20のいずれか一項に記載の化合物。
  22. 12及びR13がそれぞれ独立に、−H、ハロゲン、ヒドロキシ、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、又は−O(C〜Cアルキル)であり、
    14及びR15がそれぞれ独立に、−H、C〜Cアルキル、又はC〜Cハロアルキルであり、かつ
    及びRはそれぞれ独立に、−H又はC〜Cアルキルである、請求項1〜21のいずれか一項に記載の化合物。
  23. は独立に、i)−H;ii)C〜C脂肪族基であって、所望によりハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−O(C〜Cアルキル)、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−C(O)(C〜Cアルキル)、−OC(O)(C〜Cアルキル)、−C(O)O(C〜Cアルキル)、−COH、C〜C炭素環基、4〜8員の複素環基、フェニル、及び5〜6員のヘテロアリールからなる群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換されているC〜C脂肪族基、iii)C〜C炭素環基、iv)4〜7員の複素環基、v)フェニル基、又はvi)5〜6員のヘテロアリール基であり、
    所望によりRが、R’、及びそれらが結合している窒素と合わせて所望により置換された4〜8員の複素環基を形成し、かつ
    で表わされる、及び、Rで表わされるC〜C脂肪族基の置換基についての、前記炭素環基、フェニル基、複素環基、及びヘテロアリール基のそれぞれと、R及びR’で形成される前記複素環基は、独立にかつ所望により、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換される、請求項1〜22のいずれか一項に記載の化合物。
  24. 環Aが所望によりかつ独立に更に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されており、あるいは、環AとR15、環AとR14、又は環AとR13は独立にかつ所望により架橋炭素環基を形成し、これらはそれぞれ所望によりかつ独立に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されている、請求項1〜23のいずれか一項に記載の化合物。
  25. 環AとR15、環AとR14、又は環AとR13が独立に、所望により置換された、架橋炭素環基を形成する、請求項1〜24のいずれか一項に記載の化合物。
  26. 環Tが:

    であり、式中、
    環A1〜A5はそれぞれ独立に、5〜10員の架橋炭素環であり、これは所望により更に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換され、
    各R14は独立に、−H、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C〜Cアルキル、−O(C〜Cアルキル)、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、又は−CO(C〜Cアルキル)であり、ここにおいて前記の各C〜Cアルキルは所望によりかつ独立に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換され、
    各R15は独立に、−H、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、又はC〜Cアルキルであって、所望によりかつ独立に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されているC〜Cアルキルであり、かつ
    21、R22、R23、R24、及びR25はそれぞれ独立に、−H、ハロゲン、−OH、C〜Cアルコキシ、又はC〜Cアルキルであって、所望によりハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換されたC〜Cアルキルであり、
    qは0、1又は2であり、かつ
    rは1又は2である、請求項1〜25のいずれか一項に記載の化合物。
  27. 14及び各R15がそれぞれ独立に、−H、C〜Cアルキル、又はC〜Cハロアルキルであり、かつ
    21、R22、R23、R24、及びR25がそれぞれ独立に、−H、ハロゲン、ヒドロキシ、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、又はC〜Cハロアルキルである、請求項26に記載の化合物。
  28. が独立に、−C(O)O−、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−NRC(O)NR’−、又は−(CH1,2−Y−であり、かつ
    が独立に、−C(O)O−、−NRC(O)−、−C(O)NR−、又は−NRC(O)NR’−である、請求項26又は27に記載の化合物。
  29. が独立に−C(O)O−、−NRC(O)−、又は−C(O)NR−である、請求項28に記載の化合物。
  30. は独立に、−H又は所望により置換されたC〜C脂肪族基であり、かつ
    R及びR’はそれぞれ独立に、−H又は−CHであり、又は
    所望によりRは、R’、及びそれらが結合している窒素と合わせて所望により置換された4〜8員の複素環基を形成している、請求項25〜29のいずれか一項に記載の化合物。
  31. が独立に−C(O)O−、−NHC(O)−、又は−C(O)NH−である、請求項29に記載の化合物。
  32. 環Tが:

    であり、
    ここにおいて、環A1〜A5はそれぞれ独立にかつ所望により更に、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換される、請求項26〜31のいずれか一項に記載の化合物。
  33. 14及び各R15がそれぞれ独立に、−H又はC1〜6アルキルであり、かつ
    21、R22、R23、R24、及びR25はそれぞれ独立に、−H又はC1〜6アルキルである、請求項26〜32のいずれか一項に記載の化合物。
  34. が、H又は所望により置換されたC1〜6アルキルであり、かつ
    14、R15、R21、R22、R23、R24、及びR25はそれぞれ独立に、−Hである、請求項26〜32のいずれか一項に記載の化合物。
  35. qが1である、請求項26〜34のいずれか一項に記載の化合物。
  36. 環Tが、

    から選択され、
    式中、
    14及び各R15がそれぞれ独立に、−H、C〜Cアルキル、又はC〜Cハロアルキルであり、かつ
    各環A8〜A11が独立にかつ所望により、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換される、請求項1〜25のいずれか一項に記載の化合物。
  37. が独立に、−C(O)−、−C(O)O−、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−NRC(O)NR’−、又は−(CH1,2−Y−であり、かつ
    が独立に、−C(O)−、−C(O)O−、−NRC(O)−、−C(O)NR−、又は−NRC(O)NR’−である、請求項36に記載の化合物。
  38. 14及び各R15がそれぞれれ独立に、−H又はC1〜6アルキルであり、かつ
    各環A8〜A11が独立にかつ所望により、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換される、請求項36又は37に記載の化合物。
  39. R及びR’がそれぞれ独立に−H又は−CHである、請求項36〜38のいずれか一項に記載の化合物。
  40. が独立に
    −NRC(O)−、−C(O)NR−、又は−NRC(O)NR’−である、請求項36〜38のいずれか一項に記載の化合物。
  41. R及びR’はそれぞれ独立に、−H又は−CHであり、かつ
    は独立に、4〜7員の複素環基、フェニル基、又は5〜6員のヘテロアリール基であり、ここにおいて前記複素環基、フェニル基、及びヘテロアリール基は独立にかつ所望により、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、−NH、−NH(C〜Cアルキル)、−N(C〜Cアルキル)、−OCO(C〜Cアルキル)、−CO(C〜Cアルキル)、−COH、−CO(C〜Cアルキル)、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、及び−O(C〜Cアルキル)からなる群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換され、又は
    所望によりRとR’は、それらが結合している窒素原子と合わせて、所望により置換された4〜8員の複素環基を形成する、請求項40に記載の化合物。
  42. pが1又は2であり、かつkが1又は2である、請求項1〜18及び36のいずれか一項に記載の化合物。
  43. Xが−F又は−Clである、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
  44. 下記の構造:

    のうちのいずれか1つから選択される化合物、又はその製薬上許容される塩。
  45. 下記の構造:

    のうちのいずれか1つから選択される化合物、又はその製薬上許容される塩。
  46. 請求項1〜45のいずれか一項に記載の化合物と、製薬上許容される担体、補助剤、又は賦形剤とを含む、医薬組成物。
  47. 請求項1〜45のいずれか一項に記載の化合物を含む、生物学的サンプル又は患者におけるインフルエンザウイルスの複製を阻害するための組成物
  48. 追加治療薬併用投与されることを特徴とする、請求項47に記載の組成物
  49. 前記追加治療薬が、抗ウイルス剤又はインフルエンザワクチン、あるいはその両方から選択される、請求項48に記載の組成物
  50. 請求項1〜45のいずれか一項に記載の化合物を含、生物学的サンプル又は患者におけるインフルエンザウイルスの量を低減するための組成物
  51. 請求項1〜45のいずれか一項に記載の化合物を含、患者におけるインフルエンザの治療のための組成物
  52. 構造式(I):

    で表される化合物又はその製薬上許容できる塩の調製方法であって、該方法が:
    i)化合物A:

    を化合物B:

    と反応させて、構造式(XX):

    で表わされる化合物を形成する工程と、
    ii)好適な条件下で構造式(XX)の化合物のG基を脱保護して、構造式(I)の化合物を形成する工程と、を含み、ここにおいて:
    構造式(I)及び(XX)、並びに化合物(A)及び(B)の可変部分はそれぞれ独立に、請求項1〜45のいずれか一項で定義されている通りであり、
    はハロゲンであり、かつ
    Gはトシル又はトリチルである、方法。
  53. がF、Br又はClである、請求項52に記載の方法。
  54. 構造式(I):

    で表される化合物又はその製薬上許容できる塩の調製方法であって、該方法が:
    i)化合物(K)又は(L):

    を、好適な条件下で化合物(D):

    と反応させて、構造式(XX):

    で表わされる化合物を形成する工程と、
    ii)好適な条件下で構造式(XX)の化合物のG基を脱保護して、構造式(I)の化合物を形成する工程と、を含み、ここにおいて:
    構造式(I)及び(XX)、並びに化合物(K)、(L)、及び(D)の可変部分はそれぞれ独立に、請求項1〜45のいずれか一項で定義されている通りであり、
    Gはトシル又はトリチルである、方法。
  55. 構造式(I):

    で表される化合物又はその製薬上許容できる塩の調製方法であって、該方法が:
    i)化合物(G)を化合物(D):

    と好適な条件下で反応させて、構造式(XX):

    で表わされる化合物を形成する工程と、
    ii)好適な条件下で構造式(XX)の化合物のG基を脱保護して、構造式(I)の化合物を形成する工程と、を含み、ここにおいて:
    構造式(I)及び(XX)、並びに化合物(A)及び(B)の可変部分はそれぞれ独立に、請求項1〜45のいずれか一項で定義されている通りであり、
    はハロゲンであり、かつ
    Gはトシル又はトリチルである、方法。
  56. がF、Br又はClである、請求項55に記載の方法。
  57. 構造式(XX):

    で表わされる化合物であって、ここにおいて構造式(XX)の可変部分はそれぞれ独立に請求項1〜45のいずれか一項で定義されている通りであり、かつ
    Gはトシル又はトリチルである、化合物。
  58. Gがトシルである、請求項57に記載の化合物。
  59. 構造式:

    のうちいずれか任意の1つで表わされる、請求項57に記載の化合物、又はその製薬上許容される塩であって、式中、Tsはトシルである、化合物、又はその製薬上許容される塩。
  60. 構造式:

    のうちいずれか任意の1つで表わされる、請求項57に記載の化合物、又はその製薬上許容される塩であって、式中、Tsはトシルである、化合物、又はその製薬上許容される塩。
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