JP2013538946A - コーミング機械の円形コーム - Google Patents

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Abstract

本発明は、シャフト(15)に相対回動不能に取り付けられた、外周面にコーミング針布(G)を支持する基体(18,20)を備え、前記シャフトの半径方向で見て、前記シャフト(15)の、前記コーミング針布(G)とは反対の側に、質量補償エレメント(AG,AG1)が取り付けられている、コーミング機械用の円形コーム(R)に関する。従来の解決手段に対して安定性を損なうことなしに円形コームの質量慣性モーメントを減じるために、基体(20)が、中空成形体から成っていて、該中空成形体は、前記コーミング針布(G)を収容するための外側の円弧形の部分(23)と、該外側の部分(23)とは反対の側に位置する内側の部分(22)とを有し、該内側の部分(22)は、前記シャフト(15)の方向で開いた半円状の窪み(21)を有し、該窪み(21)は、前記中空成形体(20)の長手方向に延び、かつ該窪み(21)を介して、前記基体(20)が前記シャフト(15)に支持されており、前記基体(20)と、前記質量補償エレメント(AG1)とを、前記シャフト(15)の長手方向に対して横方向で互いに対して緊締させる取付け手段(S3)が設けられていることが提案される。

Description

本発明は、相対回動不能にシャフトに取り付けられた、外周面にコーミング針布を支持する基体を備え、シャフトの半径方向で見て、当該シャフトの、コーミング針布とは反対に位置する側に質量補償エレメントが取り付けられている、コーミング機械用の円形コームに関する。
このような種類の円形コームは、供給された繊維塊(木綿、羊毛等)をコーミングするコーミング機械もしくはコーマのために使用される。この場合、繊維塊の供給は、巻管に巻き取られたラップウェブ(単に巻成体ともいう)の形で、または個別の繊維束の形で行われ得る。
コーミング動作数もしくはニップ数(コーミング動作/分)は、近年大幅に高められ、このことは生産性の向上をも伴う。
システムをより良好にコーミング工程に合わせるために、たとえば円形コームがもはや連続的な回転数を有するのではなく、不連続な回転運動で駆動される場合に、このような円形コームに課される要求も増大した。このような態様は、たとえば特許公告昭58−57529号公報に示され、記載されている。
この不連続の運動により、特に、円形コームの比較的大きな質量を加速もしくは減速しなければならない場合に、円形コームの駆動部に高い要求が課される。
コーミング機械用に使用される円形コームは、円形コーム支持体を有している。この円形コーム支持体は、緊締ハブを有している。この緊締ハブによって、円形コーム支持体は駆動される円形コームシャフトに相対回動不能に取り付けられている。円形コーム支持体の部分周面には、コーミングセグメントが取り付けられている。このコーミングセグメントにより、ニッパユニットから供給された繊維塊(繊維房とも呼ばれる)の端部がコーミングされる、もしくはくしけずられる。
このような装置は、公開されたドイツ連邦共和国特許出願公開第10163663号明細書およびドイツ連邦共和国特許第2503976号明細書から判る。
コーミングセグメントは、複数の部材から組み立てられていてよい。この場合、たとえば、コーミング針布が取り付けられる基体が設けられていてよい。この場合、基体は、円形コーム支持体に着脱可能に結合されている。複数のコーミングセグメントが存在していることも可能である。
コーミングセグメントは、片側で円形コーム支持体に取り付けられているので、釣合わせ(バランシング)のために、コーミングセグメントとは反対の側で、質量補償部が必要となる。これにより、不釣合い(アンバランス)が生じないか、もしくは質量振動(Massenschwingungen)を回避することができる。従来使用された解決手段では、円形コーム支持体が鋳造部分として製造されており、この鋳造部分は、コーミングセグメントの取付け箇所とは反対の側で付加質量体を備えている。
この態様では、コーミングセグメントの質量が補償されるが、このように形成された円形コーム支持体自体が、大きく重い質量を有していて、この質量は、不連続な円形コーム運動に際して、常時加速および減速されなければならない。円形コームの不連続の回転数を用いることにより、高いコーミング動作数で作業することが可能になる。この場合に発生する加速および減速は、付加的な負荷を駆動ユニットに与える。この場合、さらに不都合な場合には、装置の不都合な振動をもたらし、このことは装置の寿命を減じ得る。
コーミング作用を高めるために、130°以上の円周角にわたって延びるコーミングセグメントが提案された。このようなコーミングセグメントは、公開された欧州特許1383948号に記載されている。コーミング作用を高めることにより、コーミング針布が取り付けられる基体の質量も増大する。
英国特許第205128号明細書から、円形コームの1態様が公知である。この場合、コーミング針布を支持する基体は、一体的に、つまりワンピースに形成されており、両端部において、直接に円形コームシャフトに支持されている。カウンタウェイトのフランジを貫通するねじによって、基体は円形コームシャフトに緊締される。
この場合、カウンタウェイトは、鞍状の付設部を備えている。この付設部を介して、カウンタウェイトは、円形コームシャフトに被せ嵌められかつねじを介して円形コームシャフトに緊締される。鞍状の付設部は、基体の両支持端部の間に位置している。これにより、基体の中間領域は、支持を有していない。コーミング針布の先端と、下側のニッパプレートとの間の間隔は、コーミング位置では極めて小さく維持されなければならない。これにより、閉じられたニップから突出する、コーミングすべきタフトはほぼ完全に捕捉され得る。つまり、基体の寸法精度をこの中間領域においても保証し、ひいてはコーミング挙動をコーミング針布の全幅にわたって一定に維持するためには、基体は、英国特許第205128号明細書による態様では、比較的中実に形成されなければならない。このことは、質量慣性モーメントが極めて大きく形成される結果をもたらし、このことは、特に今日のように、高いコーミング動作数と不連続の回転数を以て作業される場合に、形成されるべきエネルギと支承箇所とに不都合に作用する。英国特許205128号の公開の時点(1923年)には、運転されるコーミング動作数は数倍も小さく、したがってこの領域における質量慣性モーメントはあまり重要ではなかった。
したがって、本発明の根底を成す課題は、公知の解決手段を改善して、回転数が高い場合にも公知の解決手段に比べて小さな質量慣性モーメントを有する円形コームを提案することである。同時に、円形コームの一定の安定性が、当該円形コームの全幅にわたって保証されることが望ましい。
上記課題を解決した本発明の構成によれば、基体が中空成形体から成っていて、該中空成形体が、コーミング針布を収容するための外側の円弧状の部分と、該コーミング針布とは反対の側に位置する内側の部分とを備え、内側の部分が、シャフトの方向に向かって開いた半円形の窪みを備え、該窪みは、中空成形体の長手方向に延び、かつ該窪みを介して基体がシャフトに支持されており、取付け手段が設けられており、該取付け手段により、基体と質量補償エレメントとが、シャフトの長手方向に対して直交する横方向で互いに緊締される。
基体のこの構造形式によって、特に円形コームシャフトの回転軸線に関して外側に位置する、コーミング針布を支持する領域で、成形体の厚みを小さく保つことができ、さらに成形体が、その全長にわたって円形コームシャフトに支持されているということが実現される。したがって、この領域における質量、ひいては質量慣性モーメントは、小さく維持され得る。これによって、円形コームにおけるコーミング針布の円周角を、公知の解決手段に対して増大させることができ、この際に公知の解決手段に対して質量慣性モーメントの大幅な増大が生じることはない。
さらに、質量補償エレメントがシャフトの方向を向いた凹状の部分を有していることが提案される。この凹状の部分を介して、質量補償エレメントはシャフトの部分周面に載置されている。したがって、コンパクトな構造形式が得られ、この場合、ベースエレメントの成形体と質量補償エレメントとは、円形コームシャフトの周囲を取り囲むことができ、両エレメントは組み立てられて、円形コームシャフトを取り囲む閉じられた1つのユニットを形成することができる。
有利には、基体の中空成形体が、その長手方向にかつ中空成形体内に延びるリブを備えていることが提案されている。これらのリブは、中空成形体を三角形の中空スペースに分割する、つまり中空成形体内において三角形の複数の中空スペースを形成している。したがって、中空成形体の肉厚を小さく維持することができる。なぜならば、力の伝達が、三角形の中空スペースを介して(平衡状態およびハニカム状の配置により)最適に、円形コームシャフトへの支持部に伝達され得るからである。シャフトが、当該シャフトの長手方向軸線に対して直交する横方向に延びる複数の貫通開口を備え、これらの貫通開口を取付け手段が貫通するという別の提案により、取付け手段がシャフトの回転軸線を貫通するので、質量慣性モーメントは、取付け手段の取付けによって僅かにしか高められないことが保証される。
有利には、取付け手段はねじである。このねじは、中空成形体のねじ山付き孔内に突入する。このことは、円形コームシャフトへの中空成形体およびカウンタウェイトの単純かつ確実な取付けを可能にする。この場合、ねじによる力導入は、中空成形体とカウンタウェイトとが円形コームシャフトに載置されている緊締面の領域で直接に行われる。
質量慣性を低い水準に維持するために、基体の中空成形体は、小さな比重を有する材料から製造される。基体の中空成形体は、たとえば、アルミニウムの押出し成形体から製造されていてよい。
ねじ山付き孔が、取付けエレメント(たとえばねじ)を直接収容するためにこの部材に設けられている限り、大きな引っ張り力をねじ山付き孔内で受容しなければならない場合、このねじ山付き孔内で変形をもたらすことがある。この変形を排除するためには、中空成形体の内側で、内側の部分の領域に少なくとも1つの付加的な手段が支承されていることがさらに提案される。この付加的な手段は、取付け手段を収容するねじ山付き孔を備えていて、この場合、付加的な手段は、中空成形体よりも高い強度を有していてよい。
円形コームシャフトにおける基体と質量補償エレメントとの角度位置を位置固定するためには、取付け手段がねじであり、複数のねじのうちの少なくとも1つのねじが、位置合わせねじもしくは合わせねじ(Passschraube:ダウエル部分を有するねじ)であり、該合わせねじのねじ軸部は、質量補償エレメントと、シャフトと、基体とに設けられた位置合わせ孔もしくは合わせ孔(Passbohrung:ダウエル部分が嵌合する穴)を貫通することがさらに提案される。この場合、合わせねじの端部に設けられたねじ山付きピンは、付加的な手段のねじ山付き孔内に収容される。
円形コームの外側輪廓による制御されない空気流を発生させないように、かつ円形コーム自体を汚染物(浮遊繊維)に対して保護するために、中空成形体と、質量補償エレメントの外側面は閉じられた周面を形成していることがさらに提案される。
旋回可能なニッパユニットに対するコーミングセグメントと補償エレメントとの正確な位置決めを維持することができるように、質量補償エレメントと、シャフトが溝を備えていて、該溝を介して、質量補償エレメントが、シャフトに対して、キーの使用により、シャフトの周方向で決められた位置に位置決めされることが提案される。したがって、円形コームシャフトの角度位置およびニッパユニットの駆動シャフトの位置とは、互いに対して正確に調整され得る。
中空成形体の内室を清潔に保つために、中空成形体の両端部に、中空スペースを閉じるカバーが取り付けられていることが提案されている。
基体の中空成形体を、(たとえば交換のために)質量補償エレメントから独立して円形コームシャフトから取り除くことができるように、質量補償エレメントが、付加的な取付け手段を介してシャフトに結合されていることが提案されている。つまり、質量補償エレメントおよび基体を円形コームシャフトに対して緊締している取付け手段の取外し後に、基体を円形コームシャフトから取り除くことができるのに対して、質量補償エレメントは、付加的な取付け手段により未だ円形コームシャフトに保持されている。これにより、組付けおよび取外しが容易にされる。
質量慣性モーメントを減少させるために、さらに、円形コームの回転方向で見て、基体の外側の部分の厚みが段状に減じられるように形成されていることが提案される。
このことは有利には、基体(20)の外側の部分(23)の、コーミング針布(G)を支持する周面(U)が少なくとも1つの段部(A1)を有しており、該段部(A1)に、コーミング針布(G)に設けられた段部(Z1)が向かい合っていることが提案されることにより達成される。この場合、段部の高さは、連続する針布区分の異なる歯たけに適合されている。
高い回転数で回転する円形コームの特に外側の領域における質量のあらゆる削減は、質量慣性モーメントの減少に著しく作用を及ぼす。このことは特に、円形コームが不連続の回転数で駆動され、ひいては駆動部が加速及び減速にさらされる場合に特に利点となる。
本発明の別の利点は以下の実施の形態に詳細に示し、かつ説明する。
コーミング機械のコーミングヘッドを示す概略的な部分側面図である。 本発明により形成された円形コームの概略的な側面図である。 図2に示した円形コームのX方向からの側面図である。 図2に示した態様の別の態様を示す図である。 図4に示した態様のさらに別の態様を示す図である。 図4および図4aに示した態様のさらに別の態様を示す部分図である。 図5に示した態様を拡大した部分図である。
図1は、コーミング機械もしくはコーマに設けられたコーミングヘッドKの概略的な側面図を示している。公知のコーミング機械では、たとえば、このようなコーミングヘッドKが8つ、相並んで配置されている。構成要素のうち一部しか図示されていないコーミングヘッドKは、ニッパ(把持)ユニット1を有している。このニッパユニット1は、旋回アーム9,12を介して軸10,15を中心として往復するように旋回可能に、コーミング機械のフレーム内に支承されている。ニッパシャフトとも呼称される軸10は,駆動部(図示せず)により駆動され、これによりニッパユニット1に往復運動を与える。軸15は、円形コームシャフトに相当し、この円形コームシャフトに、円形コームRが相対回動不能に取り付けられている。中心軸線Aを有する円形コームシャフト15も、1つの駆動部(図示せず)により連続的にまたは不連続に駆動される。ニッパユニット1の下方で円形コームシャフト15に取り付けられた円形コームRは、図示された公知の態様では、互いに対して間隔を空けて円形コームシャフト15に堅固に取り付けられた2つのハブN1,N2を有している。円形コームRの外周面には、一方では基体18が、他方では質量補償エレメントAGが取り付けられている。質量補償エレメント(単に「補償エレメント」とも呼称される)の取付けは、概略的に示されているように、ねじSを介して行われる。これらのねじSを介して、質量補償エレメントはハブN1,N2に取り付けられている。基体18は、同様に概略的に示されたねじS1を介してハブN1,N2に堅固に結合されている。補償エレメントAGと同様に円形コームRの全幅Bにわたって延びる基体18には、針布(Garnitur)Gが取り付けられている。角度αで示された、コーミング針布Gの角度は、公知のコーミング機械の場合、約90度であり、コーミング角とも呼称される。
ニッパユニット1は、ニッパフレーム5から形成され、このニッパフレーム5には下側のニッパプレート6が取り付けられている。ニッパフレーム5上には、旋回アーム3と上側のニッパプレート(ニッパナイフ)2とが旋回軸線4を中心として旋回可能に支承されている。図示の実施の形態では、ニッパユニット1は閉じられている。この場合、ニッパユニット1のニップ箇所から突出するタフトもしくは繊維房FBは、針布Gにより捕捉されて、くしけずられる。旋回アーム3には、付勢手段(図示せず:たとえば、ばね)が作用していて、この付勢手段は、一方では上側のニッパプレート2の旋回運動を制御し、他方ではニッパユニット1のニップ箇所において必要となる把持力を形成する。同じくニッパフレーム5において、下側のニッパプレート6の上方にはフィードローラ16が回転可能に支承されている。このフィードローラ16は、たとえばラチェット駆動装置(図示せず)によりステップ式に駆動される。このフィードローラ16を介して、ニッパユニット1に供給されたラップW(または個別の繊維束)が、ニッパユニット1のニップ箇所に供給される。タフトFBのコーミング工程が行われた後に、ニッパユニット1は、後続のデタッチングローラ対AWの方向に向かって平行四辺形リンク運動のように旋回される。この旋回工程時に、ニッパユニット1は開放し、ラップもしくはタフトFBのくしけずられた端部は、先に形成された繊維フリースVの端部Eに載置されて、デタッチングローラAWのニップ箇所の作用を受けて、この繊維フリースVに重ね合わされて、搬送方向Fに搬送される。
図2は、本発明により形成された円形コームRの1形態を示している。この場合、図2に示された基体20は、中空成形体として形成されている。この中空成形体は、半円形の窪み21を介して円形コームシャフト15の部分周面に支持されている。窪み21は、基体20の内側の部分22に位置している。この内側の部分22に、リブR1〜R4を介して外側の部分23が支持されている。リブR1〜R4と、内側および外側の部分22,23との間には中空スペースH1〜H3が形成される。たとえば図3から判るように、窪み21は、円形コームRの全幅Bにわたって円形コームシャフト15の周面に載置されている。部分22,23およびリブR1〜R4も、円形コームRの幅Bにわたって延びている。基体20の質量を付加的に減じるために、リブR1〜R4が、円形コームRの幅Bにわたって分配された破断部もしくは開口を備えていることも考えられる。このことは、場合によっては付加的な製造ステップを必要とする。
基体20を中空成形体としての図示のように形成することによって、基体20の要求された安定性および強度が大幅に減じられることなしに、特に基体20の外側の部分23の厚みdを小さく形成することができる。これによって、基体20は、円形コームシャフト15の回転軸線Aから最も離れている領域(外側の部分23)において、比較的小さな質量で形成され得る。したがって、質量慣性モーメントも大幅に減じられる。これにより、コーミング角α1を、公知の解決手段におけるコーミング角(α)に比べて拡大することができ、この場合に、公知の解決手段と較べて質量慣性モーメントの増大をもたらすことはない。つまりたとえば、90°の大きさのコーミング角αを有する図1に示した形態における質量慣性モーメントをさらに増大させることなしに、角度α1を、130°以上に拡大することが可能となる。基体20の外側の部分23の外周面Uに、コーミング針布Gが取り付けられている。
この例では、基体20は、内側の部分22の領域でV字形に形成されている。つまり、窪み21から外方に向かって延びるウェブ22a,22bが、質量補償エレメント(単に「補償エレメント」とも云う)AG1用のV字形の収容部を形成する。この場合、質量補償エレメントAGも、同様にシャフト15の部分周面に、前記幅Bにわたって載置されている。補償エレメントAG1の外側輪廓と、ウェブ22a,22bとの間には、小さな間隔ABが設けられている。これにより、基体20は窪み21の領域で、かつ補償エレメントAG1は窪み形に形成された凹状の部分25の領域で、円形コームシャフト15の外周面に完全に当て付けられることが達成される。補償エレメントAG1の外側輪廓Kは、基体20のリブR1,R4の外側輪廓に接続し、これにより円形コームRの閉じられた(段部のない)周面が形成される。したがって、円形コームRの外側の形状により、不都合な空気循環が生じ得ないことが達成される。さらに、円形コームの周面領域における汚染物(繊維くず)の付着は十分に阻止される。
基体20および補償エレメントAG1を円形コームシャフト15(単に「シャフト」とも呼称される)に取り付けるために、シャフト15は、円形コームRの幅Bにわたって見て、複数の貫通孔27を備えている。これらの貫通孔27を通ってねじS3が貫通する。各ねじS3のねじヘッドは、補償エレメントAG1に設けられた凹設部26内に載置される。さらに、補償エレメントAG1には、貫通孔28が設けられている。この貫通孔28は、シャフト15に設けられた貫通孔27と整合する。各ねじS3の端部は、ねじ山30を有している。このねじ山30は、基体20の窪み21の領域に設けられたねじ山付き孔31内に突入する。ねじS3を締め、ねじ山付き孔31内に捩じ込むことで、基体20と補償エレメントAG1とは互いに向かう方向に押圧されて、シャフト15において、窪み21と窪み形に形成された部分25とを介してシャフト15に固く緊締される。
図3に概略的に破線で示してあるように、補償エレメントAG1は、長手方向溝を備えていてよい。この長手方向溝は、キーを使用することで、シャフト15内の、向かい合って位置する長手方向溝と共に、キー・溝結合部33を形成する。このキー・溝結合部33を介して、補償エレメントAG1、ひいては基体20の角度位置を正確に維持することができる。したがって、コーミングセグメントGの所定の角度位置を、ニッパユニット1の相当する位置に対して正確に確定することが保証され得る。
同様に図3から判るように、ねじS3を有するこのような複数のねじ締結部が、円形コームRの幅Bにわたって配置されている。したがって、基体20と、補償ウェイトAG1とは、均等にかつ円形コームRの全幅Bにわたってシャフト15に載置されるか、もしくは支持されることが保証される。
簡略的に図3から判るように、補償エレメントAG1は、別の貫通孔34および凹設部35を備えている。これらの貫通孔34および凹設部35を通ってねじS2が貫通する。各ねじの端部は、ねじ山を備えている。これらのねじ山は、シャフト15に設けられたねじ山付き孔36内で終わっている。ねじ山付き孔36は、貫通しておらず、シャフト15の直径の一部にわたってのみ延びている。ねじS2によるこの付加的なねじ締結部は、シャフト15における補償ウェイトAG1の独立した取付けを可能にする。つまり、基体20および該基体20に取り付けられたコーミング針布Gは、シャフト15からのねじS3の取外し後に完全に取り除くことができるのに対して、補償ウェイトAG1は、ねじ締結部S2を介して未だシャフト15に取り付けられている。このことは、コーミング針布Gを有する基体20の簡単かつ迅速な交換を可能にし、その際に補償エレメントAG1を同様に取り外す必要はない。
基体20の両端面には、それぞれ1つのカバー38,39が簡略的に示されたねじ結合部40を介して取り付けられている。これによって、特に基体20の中空スペースH1〜H3を外部から遮断することができる。これらのカバー38,39は、軽量の材料(プラスチック)から製造されていてよい。なぜならば、カバー38,39は、基体20の中空スペース内への汚染物(浮遊繊維)の侵入を阻止するという課題しか有していないからである。
図4に示した別の実施の形態では、図2に示した形態の変化形が示されている。この場合、基体20は、図2に示した形態に対して付加的なリブR5,R6を有している。これらのリブR5,R6により、安定性を高めるために、三角形の中空スペースH1,H2,H3,H5およびH6が形成される。窪み21の領域で、基体20は貫通孔42を備えている。この貫通孔42を通ってねじS3が貫通する。各ねじS3の端部は、ねじ山30を備えている。このねじ山30は、装入部材46に設けられたねじ山付き孔45内に突入する。装入部材46は、凹設部44内で、その位置を基体20に関して保持されている。装入部材46は、基体20よりも高い強度(比重)を有していて、これによりねじS3の引っ張り力によるねじ山45の変形は阻止される。この変形のリスクは、ねじ山30が、比重の軽い材料から形成され得る基体20に直接に設けられている場合に生じ得る。
図4aは、図4に示した形態にほぼ一致する別の形態を示している。この実施の形態は、単に位置決めねじもしくは合わせねじ(Passschraube:ダウエル部分を有するねじ)S3aの使用によってのみ異なっている。この合わせねじS3aを介して、円形コームシャフト15における基体20および補償ウェイトAG1の角度位置は、正確に位置固定され得る。合わせねじS3aの使用により、図3に示し説明したキー・溝結合部33による位置固定は省略され得る。つまり、図3に示したねじS3のうちの1つのねじS3が、合わせねじS3aに置き換えられている。残りのねじS3(図3)は、図4に示されているように貫通孔28,27および42を貫通する。これらの貫通孔28,27,42の直径は、貫通するねじ軸部の直径よりもいくらか大きく形成されている。
合わせねじS3aの領域で、補償ウェイトAG1は位置決め孔もしくは合わせ孔(Passbohrung)48を有し、円形コームシャフト15は合わせ孔49を有し、基体20は合わせ孔50を有している。これらの合わせ孔内にねじ軸部52が収容され、これらの合わせ孔と遊びのない嵌合を形成する。
合わせねじS3aのねじヘッド51は、補償ウェイトAG1に設けられた凹設部26内に載置されている。合わせねじS3aの端部は、ねじ山付きピン53を備えている。このねじ山付きピン53は、(たとえば図4に示した例のように)装入部材46に設けられたねじ山付き孔45内に突入する。
図5(図5a)に示したさらに別の実施の形態は、円形コームRの1形態を示している。この円形コームRの基体20は、その外側の部分23の周面Uの領域に、所定の高さhを有する段部A1を備えている。これに対応して、この周面Uに取り付けられたコーミング針布G(通常は互いに隣り合って平行に延びる複数の針布ストリップから成っている)は、同様に段部Z1を有している。この段部Z1の寸法設計は、段部A1に対応しており、かつこの段部A1に向かい合って位置している。段部A1/Z1の領域は、特に図5aに示した拡大した部分図に詳しく示されている。
コーミング針布Gの第1の区分G1は、小さな歯たけt2を有する第2の部分G2の細かい歯列に比べて、大きな歯たけt1を備える粗い歯列を有している。図5aから判るように、第2の部分G2が接続する第1の部分G1は、段部A1の領域で終端している。
基体20の外側の部分23の部分23b(図5)の厚みd2は、図4および図4aに示した外側の部分23の厚みdにほぼ一致する。しかし、コーミング針布Gの第1の部分G1の領域にある部分23aの厚みd1は、コーミング針布Gの第2の部分G2の領域における部分23bの厚みd2よりも小さく形成されている。したがって、基体20の外側の部分23の部分23aにおける質量の減少を達成することができ、これにより円形コームの質量慣性モーメントは全体的に減じられる。このことは、臨界的な範囲を上回ることなしに、回転数をさらに増大することを可能にする。
図5に示した手段により、針布の存在する歯たけに応じて基体20の最適化された構成が得られる。針布の構成に応じて、1つよりも多い段付け部(段部)を基体20の周面Uに設けることも考え得る。
自明ではあるが、本発明の枠内で別の実施形態も可能である。

Claims (14)

  1. シャフト(15)に相対回動不能に取り付けられた、外周面にコーミング針布(G)を支持する基体(18,20)を備え、前記シャフトの半径方向で見て、前記シャフト(15)の、前記コーミング針布(G)とは反対の側に、質量補償エレメント(AG,AG1)が取り付けられている、コーミング機械用の円形コーム(R)であって、
    前記基体(20)は、中空成形体から成っており、該中空成形体は、前記コーミング針布(G)を収容するための外側の円弧形の部分(23)と、該外側の部分(23)とは反対の側に位置する内側の部分(22)とを有し、該内側の部分(22)は、前記シャフト(15)の方向で開いた半円状の窪み(21)を有し、該窪み(21)は、前記中空成形体(20)の長手方向に延び、かつ該窪み(21)を介して、前記基体(20)が前記シャフト(15)に支持されており、前記基体(20)と、前記質量補償エレメント(AG1)とを、前記シャフト(15)の長手方向に対して横方向で互いに対して緊締させる取付け手段(S3)が設けられていることを特徴とする、コーミング機械用の円形コーム。
  2. 前記質量補償エレメント(AG1)は、前記シャフト(15)の方向を向いた凸状の部分(25)を有し、該凸状の部分(25)を介して、前記質量補償エレメント(AG1)は前記シャフト(15)の部分周面に載置されている、請求項1記載の円形コーム。
  3. 前記基体(20)の前記中空成形体は、前記基体(20)の長手方向に、かつ前記中空成形体内に延びるウェブ(R2,R3,R5,R6)を備え、該ウェブ(R2,R3,R5,R6)は、前記中空成形体を三角形の中空スペース(H1,H2,H3,H5,H6)に分割している、請求項1または2記載の円形コーム。
  4. 前記シャフト(15)は、該シャフト(15)の長手方向軸線に対して直交する横方向に延びる複数の貫通開口(28)を備え、該貫通開口(28)を前記取付け手段(S3)が貫通する、請求項1から3までのいずれか1項記載の円形コーム。
  5. 前記取付け手段は、ねじ(S3)であり、該ねじ(S3)は、前記中空成形体(20)に設けられたねじ山付き孔(31)内に突入する、請求項4記載の円形コーム。
  6. 前記中空成形体(20)内に、前記内側の部分(22)の領域で、前記取付け手段(S3,S3a)を収容するためのねじ山付き孔(45)を備えた少なくとも1つの付加的な手段(46)が支承されており、該付加的な手段(46)は、前記中空成形体(20)よりも高い強度を有している、請求項4記載の円形コーム。
  7. 前記取付け手段は、ねじ(S3,S3a)であり、該ねじのうちの少なくとも1つのねじ(S3a)が、合わせねじ(S3a)であり、該合わせねじ(S3a)のねじ軸部(52)は、前記質量補償エレメント(AG1),前記シャフト(15)および前記基体(20)に設けられた合わせ孔(49,49,50)を貫通し、前記合わせねじの端部に設けられたねじ山付きピンが、前記付加的な手段(46)の前記ねじ山付き孔(45)内に収容される、請求項6記載の円形コーム。
  8. 前記中空成形体(20)および前記質量補償エレメント(AG1)の外面は、閉じられた1つの周面を形成する、請求項1から3までのいずれか1項記載の円形コーム。
  9. 前記基体(20)の前記中空成形体は、アルミニウム押出し成形体である、請求項1から8までのいずれか1項記載の円形コーム。
  10. 前記質量補償エレメント(AG1)および前記シャフト(15)は、溝(33)を備えており、該溝(33)を介して、前記質量補償エレメント(AG1)および前記シャフト(15)は、キー(33)を使用することで、前記シャフト(15)の周方向で決められた位置に位置決めされる、請求項2記載の円形コーム。
  11. 前記中空成形体(20)の両端部に、前記中空スペース(H1−H5)を閉じるカバー(38,39)が取り付けられている、請求項8記載の円形コーム。
  12. 前記質量補償エレメント(AG1)は、付加的な取付け手段(S2)を介して前記シャフト(15)に結合されている、請求項4記載の円形コーム。
  13. 前記円形コーム(R)の回転方向(L)で見て、前記基体(20)の前記外側の部分(23)の厚み(d1,d2)は、段状(A1)に減少するように形成されている、請求項1から12までのいずれか1項記載の円形コーム。
  14. 前記基体(20)の前記外側の部分(23)の、前記コーミング針布(G)を支持する前記周面(U)は、少なくとも1つの段部(A1)を有しており、該段部(A1)に、前記コーミング針布(G)に設けられた段部(Z1)が向かい合っている、請求項13記載の円形コーム。
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