JP2013522203A - 嚥下障害患者用の組成物、及び嚥下障害患者用の摂食物の製造方法 - Google Patents

嚥下障害患者用の組成物、及び嚥下障害患者用の摂食物の製造方法 Download PDF

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Abstract

嚥下障害患者による安全な摂食に適した組成物を提供する。一つの実施形態では、組成物は、ゲル様の性質を有する粘性、流動性の溶液を提供するのに適した量の変性キサンタンガムを含む。変性キサンタンガムは、非ピルビン酸化キサンタンガム、低ピルビン酸化キサンタンガム、又はそれらの組み合わせを含む。組成物は、好適には、約2000cP超の粘度を有し、約50%超の形状保持性を有することを特徴とする。また、それらの調製及び使用方法も提供する。

Description

本発明は、嚥下障害患者用の組成物、及び嚥下障害患者用の摂食物の製造方法に関する。
嚥下障害は、アメリカ合衆国の何百万人もの人々に及び国際的に、影響を与える内科的疾患である。嚥下障害の患者は、飲み込むことが困難であり、飲み込む間に痛みを感じることもある。特に、多くの嚥下障害患者は、飲み物、食べ物又は唾液を飲み込むことに苦労する。このように、食べること及び飲むことは、嚥下障害患者にとって課題となり得ることであり、患者が体に滋養を取るために十分なカロリー及び水分を摂取することを困難にする。
嚥下障害の治療及び管理のための一般的な方法の一つとして、増粘剤(例えば、スターチ粉末、変性スターチ粉末、未変性キサンタンガム、及びグァーガム)を使用して、粘性のある飲料を調製することが挙げられる。しかしながら、既存の増粘剤は、しばしば分散性が低く、多くのタイプの溶液を使用時に所望されるレベルで粘性のあるものとするには効果的ではなく、必要な稠度並びに所望の口当たり及び味の両方を有する粘性のある飲料をつくることができない。
例えば、頻繁に用いられる増粘剤の一つとして、変性コーンスターチが挙げられる。しかしながら、変性コーンスターチは、濁った飲料を生み出すため、所望のレベルにまで飲料の粘性を十分に増加させるためには、高いレベルで用いる必要がある。ところが、このような高いレベルで用いると、得られる飲料はペースト状になり、望ましくない口当たりとなる。加えて、変性コーンスターチは、一般的に、ずり増粘でもあり、嚥下障害患者が飲み込むことをより困難にする。
別の一般的に用いられる増粘剤は、未変性キサンタンガムである。キサンタンガムは、Xanthomonas campestrisを好気性の深部培養したものの純粋培養物により産生される微生物多糖類である。未変性キサンタンガムは、1,4−結合のD−グルコース骨格を含み、無水グルコース単位に交互に三糖側鎖を有する。側鎖は、2つのマンノース単位とその間のグルクロン酸残基とからなる。約50%の末端マンノース分子は、ピルビン酸残基を有する。キサンタンガムは、商用に、水性溶液中に一般的なガム濃度(0.1〜1重量%)で水和させると、粘性がありつつも流動性がある溶液が得られる。未変性キサンタンガムは、従来のスターチベースの増粘剤に対して向上を示すものの、得られる飲料に関して他の問題を残している。
特に出願人は、増粘剤が組成物に「ゲル様」の性質を付与できることが、特に望ましいことを発見した。ゲル様の性質は、嚥下障害患者が飲むことができる飲料(水、茶、ミルク、ジュース等)を増粘させる際に特に望ましい。「ゲル様」の性質は、嚥下障害患者がこれらの組成物を安全に摂食することを可能にし、気管内への吸引を回避するのに十分な粘着性を維持しつつ、食道内での適切な流動を可能にする。しかしながら、先行技術の増粘剤は、「ゲル様」の性質を有する飲料をつくるときに有効ではない。ジェランガム、カラギーナン、ペクチン、ゼラチン等の一般的なゲル化剤の使用は、ゲルを形成させるために手間のかかる調製(例えば、ゲル化イオン存在下での溶液の加熱及び冷却)を必要とする。加えて、一般的なゲル化剤を用いて形成されるゲルは、固すぎるために所望の流動性溶液を提供しない。
従って、粘性、流動性の性質、及びゲル様の性質の両方を組成物に付与しつつ、所望の口当たり及び透明感をも提供することが可能な、有効な増粘剤が必要とされていた。
一つの実施形態では、ゲル様の性質を有する粘性、流動性の溶液を提供するのに適した量の変性キサンタンガムを含む、嚥下障害患者による安全な摂食に適した組成物を提供し、変性キサンタンガムは、非ピルビン酸化キサンタンガム、低ピルビン酸化キサンタンガム、又はそれらの組み合わせを含み、組成物は、約2000cP超の粘度を有し、約50%超の形状保持性を有することを特徴とする。
別の実施形態では、栄養又は医薬を、水和する又は嚥下障害患者に提供するための組成物を調製する方法を提供し、該方法は、変性キサンタンガムを水性溶液に加える工程と、組成物を混合する工程と、を含み、変性キサンタンガムは、非ピルビン酸化キサンタンガム、低ピルビン酸化キサンタンガム、又はそれらの混合物を含み、組成物は、約2000cP超の粘度を有し、約50%超の形状保持性を有することを特徴とする。
更に別の実施形態では、栄養又は医薬を、水和する又は嚥下障害患者に提供するための方法を提供し、該方法は、嚥下障害患者による消化用の変性キサンタンガムを含む組成物を提供する工程を含み、組成物は、ゲル様の性質を有する粘性、流動性の溶液を提供するのに適した量の変性キサンタンガムを含み、変性キサンタンガムは、非ピルビン酸化キサンタンガム、低ピルビン酸化キサンタンガム、又はそれらの組み合わせを含み、組成物は、約2000cP超の粘度を有し、約50%超の形状保持性を有することを特徴とする。
追加の態様は、一部は以下の本願明細書に記載され、一部は本願明細書から明らかになり、又は下記の態様の実施により理解され得る。下記の利点は、特に添付の請求項に規定される構成要素及びその組み合わせを用いて、具現化され達成されるであろう。前述の一般的記載、及び以下の詳細な記載の両方とも、例示的、説明的なものに過ぎず、制限的なものではないことを理解されたい。
嚥下障害患者による安全な摂食に適した組成物を提供する。特に、粘性、流動性の溶液を提供するのに適した量の変性キサンタンガムを含む組成物を提供し、変性キサンタンガムは、非ピルビン酸化キサンタンガム、低ピルビン酸化キサンタンガム、又はそれらの組み合わせを含み、組成物は、ゲル様の性質であることを特徴とする。
本願明細書に用いられる“ゲル様”という用語は、液体及びゲルの性質の中間の性質を有する組成物を指す。ゲル様の性質を有する組成物は、液体(流動)及びゲル(形状保持)の両方の特徴を有する性質を備える。
組成物の液体としての性質はその組成物の粘性により評価され、この粘性は、以下により詳細に記載される、当業者に周知の方法を用いて測定することができる。一つの実施形態では、組成物が少なくとも2000cPの粘度を有すると、それは粘性、流動性の溶液とみなされる。例えば、一つの態様では、組成物が、少なくとも2500cPの粘度、少なくとも3000cPの粘度、少なくとも3500cPの粘度、又は少なくとも4000cPの粘度を有すると、それは、粘性、流動性の溶液として評価される。
組成物のゲル様の性質は、下記のテクスチャープロファイル分析(TPA)を用いて、その組成物の初期高さを測定することにより評価される。一つの実施形態では、組成物が、離型直後にTPAを用いて測定した場合に少なくとも50%を保持していると、その組成物は「ゲル様」の性質を有するとみなされる。例えば、一つの態様では、組成物が、少なくとも60%の高さ、少なくとも70%の高さ、少なくとも80%の高さ、少なくとも90%の高さ、又は少なくとも95%の高さを保持していると、ゲル様の性質を有するものとして評価される。
A.変性キサンタンガム
本願明細書は、未変性キサンタンガムのピルビン酸含有量と比較して低いピルビン酸含有量を有する変性キサンタンガムを用い、その非制限的な例として、非ピルビン酸化キサンタンガム、低ピルビン酸化キサンタンガム、及びそれらの組み合わせを含む。当業者は、未変性キサンタンガムは一般的に約3.0〜約6.0%のピルビン酸含有量を有することを理解するであろう。このように、本願明細書の変性キサンタンガムは、約2.0%未満のピルビン酸含有量を有するものとして広義に捉えることができる。
一つの実施形態では、変性キサンタンガムとは、非ピルビン酸化キサンタンガムを含む。本願明細書で用いられる非ピルビン酸化キサンタンガム(NPX)とは、実質的にピルビン酸を有しない変性キサンタンガムからなる。本願明細書でいう、実質的にピルビン酸化されていないとは、ピルビン酸含有量が最大で約0.5%であることを意味する。
一つの実施形態では、変性キサンタンガムは、低ピルビン酸化キサンタンガムを含む。本願明細書で用いられる低ピルビン酸化キサンタンガム(RPX)とは、最大で約2.0%のピルビン酸を有する変性キサンタンガムを含む。すなわち、低ピルビン酸化キサンタンガムは概して、非ピルビン酸化キサンタンガム(最大で約0.5%)より高いピルビン酸含有量を有し、且つ未変性キサンタンガム(約2.0%より高い)より低いピルビン酸含有量を有する、変性キサンタンガムを含む。例えば、本願明細書における実施形態による低ピルビン酸化キサンタンガムは、約0.5%〜約2.0%のピルビン酸含有量、約0.5%〜約1.5%のピルビン酸含有量、約0.5%〜約1.0%のピルビン酸含有量を有する。
出願人は意外にも、未変性キサンタンガムより低いレベルのピルビン酸を有する変性キサンタンガムが、先行技術では理解されず、また、先行技術の教示に基づいて予測されなかったであろう形で、未変性キサンタンガムとは異なった挙動を示すことを発見した。特に、本願明細書中で提供される変性キサンタンガムは、ゲル様の性質を組成物に付与することができる。例えば、1%NPX(w/w)の組成物は、1%未変性キサンタンガム(w/w)の組成物と比較してより高い粘性及びゲル様の性質を有する組成物を与えた。
本願明細書の変性キサンタンガムは、非関連分野の応用において使用されることは知られているものの、変性キサンタンガムの使用が組成物にゲル様の性質を付与し、そしてそれ故に嚥下障害分野の応用における使用に特に適するであろうことは、公知のこと、又は予測されることではない。下記の本願明細書の実施例に例示される通り、本願明細書の変性キサンタンガムは、先行技術の未変性キサンタンガムと比較して、驚くほど向上したゲル様の性質を示す。
B.液体としての性質の測定
上記の通り、組成物の液体としての性質は、当業者に周知の方法を用いて、組成物の粘度を測定することにより評価される。一つの実施形態では、粘度を、ブルックフィールド社製LV型粘度計を、円盤型スピンドル#63使用、30rpmの条件で用いて、測定することができる。その後、相対的粘度を、変性キサンタンガム組成物の粘度の、同濃度の未変性キサンタンガム組成物の粘度に対する割合を算出することによって、評価することができる。例えば、変性キサンタンガム組成物(1重量%)は、3000cPの粘度を有し、未変性キサンタンガム組成物(1重量%)は1500cPの粘度を有する場合、変性キサンタンガム組成物は2.0の相対的粘度を有する。
一つの態様では、本願明細書における変性キサンタンガム組成物は、約1.0超の相対的粘度を有する。別の態様では、変性キサンタンガム組成物は、約1.25超、約1.5超、約1.75超、約2.0超、約2.5超、約3.0超、約3.5超、約4.0超、又は約5.0超の相対的粘度を有する。別の態様では、変性キサンタンガム組成物は、約1.0〜約10.0の範囲、約2.0〜約9.0の範囲、約3.0〜約8.0の範囲、約3.0〜約7.0の範囲、又は約3.0〜約6.0の範囲の相対的粘度を有する。
C.ゲル様の性質の測定
組成物がゲル様の性質を有するかどうかは、テクスチャープロファイル分析(TPA)を用いて評価され、これは従来ゲルの評価のために用いられている(TPAを用いた文献に関しては、http://www.texturetechnologies.com/texture_profile_analysis.html参照)。「ゲル様」の性質を評価するための鍵となるパラメータは、離型後の組成物の高さであり、これは組成物がその初期形状を保持する能力を示す。
組成物は、調製され、アクリル製の環状鋳型(内径:29mm;高さ:12mm)に流し込まれる。組成物は、その後、アクリル製の環状鋳型から離型され、直ちに組成物の高さが測定される(下記の実施例参照)。高さが(アクリル製の環状鋳型の高さと比較して)高いほど、より「ゲル様」の組成物となる。
D.変性キサンタンガムの調製
本願明細書の変性キサンタンガムは、未変性キサンタンガムよりも低いピルビン酸含有量を有する変性キサンタンガムを産生することが可能ないかなる株を培養することによっても、調製することができる。例えば、適した変性キサンタンガムは、非ピルビン酸化型のXanthomonas campestris(類似の株に関する記載については、米国特許第6316614号明細書、Biotechnol.Prg.1990,6,182−187.参照)、又は低(低減化した)ピルビン酸化型のXanthomonas campestris(天然由来の変異体の類似の型に関しては、Carbohydrate Polymers 1991,14,29−51.参照)を用いて生産することができる。加えて、ピルビン酸置換体は、化学的処理により未変性キサンタンガムから除去することができる(Carbohydrate Polymers 1983,3,23−28.参照)。
非ピルビン酸化キサンタンガムを産生することが可能な株の非制限的な例として、ATCC受託番号53472、及び67344が挙げられる(米国特許第6316614号明細書参照)
低ピルビン酸化キサンタンガムを産生することが可能な株の非制限的な例として、ATCC受託番号53474が挙げられる(Id参照)
変性キサンタンガムを、その後、培養液から回収して、当業者に知られる方法(清澄、殺菌、沈殿、乾燥、粉砕)を用いて処理することができる。
E.変性キサンタンガムを用いるための組成物
本願明細書における変性キサンタンガムは、ゲル様の性質を有する粘性、流動性の溶液を提供することが望まれる、あらゆる組成物中に用いることができる。当業者は、組成物中に用いられる変性キサンタンガムの量を、得られる組成物に所望する性質に依存して変更することができることを理解するであろう。実施形態では、変性キサンタンガムが組成物に、最終組成物の約0.5%〜約2.0%(w/w)の量加えられる。
本願明細書における変性キサンタンガムは、嚥下障害患者による摂食用の組成物に加えられる前に、他の成分と混合することもでき、その非制限的な例として、分散剤及び他の増粘剤(例えば、グァー)、塩類等が挙げられる。
一つの実施形態では、変性キサンタンガムは、変性キサンタンガムを嚥下障害患者による摂食用の組成物に加える前に、分散剤と混合される。変性キサンタンガムを嚥下障害患者による摂食用の組成物中で分散するのを援助するために機能し、変性キサンタンガムの機能性を妨害せず、そして、ヒトによる摂食に関して承認されている、あらゆる分散剤を用いることができる。適した分散剤の非制限的な例として、デキストリン又はマルトデキストリン;デキストロース、スクロース、及びマルトースなどの低分子量の糖;ソルビトール及びマンニトールなどの糖アルコール;二酸化シリコン;及びリン酸三カルシウム、が挙げられる。
いかなる理論にも束縛されることを望まないが、本願明細書における変性キサンタンガムは、ゲル様の性質を与えることが望まれる他の組成物中において増粘剤として使用されるのに適しているとも考えれる。例えば、変性キサンタンガムは、低脂肪マヨネーズ、スプーンですくうことのできるドレッシング、ソース、ヨーグルト、クリームチーズ、低脂肪スプレッド、及び飲料などの食料品に役立てることもできる。
F.変性キサンタンガムの使用方法
本願明細書における変性キサンタンガムは、所望の「ゲル様」の性質を有する組成物を提供することができるあらゆる適した方法を用いて、適切な量で、組成物に加えることができる。
一つの実施形態では、変性キサンタンガムは、水性組成物に加え、あらゆる適した混合方法を用いて、水性組成物中に分散させることができる。例えば、一つの実施形態では、混合方法は、約30秒の低剪断のハンドミキサーによる常温での混合を含み、変性キサンタンガムを水性混合物中で迅速に水和させる。当業者は、今日入手可能な多くの嚥下障害患者用の増粘剤は、実質的により複雑な調製方法を必要とすることを理解するであろう。このように、本願明細書における変性キサンタンガムは、嚥下障害患者による摂食に適したゲル様の性質を有する水性組成物の、簡便かつ効果的な調製を可能にする。
一つの実施形態では、変性キサンタンガムは、嚥下障害患者が、家で又は入院中に、用いることができる製品の形で提供することができる。例えば、変性キサンタンガムは、予め量りとった量の変性キサンタンガム及び分散剤を含有する小包として提供することができる。この小包を、例えば、開封し、望みの飲料、食料又は医薬に加え、その後、手短に食料又は医薬中に手で混合して、嚥下障害患者が安全に消化するために所望される粘性及びゲル様の性質を有する組成物を提供する。
本願の開示発明を、下記の実施例により更に例示するが、決してその範囲について制限を課すものとみなすべきではない。逆に、本願明細書を読んだ後に当業者への示唆となり得る、本願発明の様々な他の実施形態、変更及び同等物に関しては、本発明の精神及び/又は添付の請求項の範囲から逸脱しない限り、権利が及び得ることは、明確に理解されるべきである。
未変性キサンタンガム(NXG)の調製
未変性キサンタンガムを、30,000ガロン培養器中で産生される標準的なキサンタン培養液(例えば、米国特許第3232929号明細書)から調製し、標準的な酵素による清澄工程(例えば、米国特許第6586213号明細書)により処理し、一般的な殺菌、沈殿、乾燥及び粉砕を経て回収した。未変性キサンタンガム1及び2は、約4%〜約5%のピルビン酸含有量を有した。
非ピルビン酸化キサンタンガム(NPX)の調製
非ピルビン酸化キサンタンガムを、1200ガロン培養器中で産生される非ピルビン酸化型の株(類似の株に関して、例えば、米国特許第6316614号明細書)から調製し、標準的な酵素による清澄工程により処理し、一般的な殺菌、沈殿、乾燥及び粉砕を経て回収した。NPX1、NPX2、NPX3及びNPX4のそれぞれは、0.5重量%超のピルビン酸含有量を有した。
低ピルビン酸化キサンタンガム(RPX)の調製
低ピルビン酸化キサンタンガムを、1200ガロン培養器中で産生される低ピルビン酸化型の株(標準的なキサンタン株から単離した自発的な変異株)から調製し、標準的な酵素による清澄工程により処理し、一般的な殺菌、沈殿、乾燥及び粉砕を経て回収した。RPX1は、約2重量%のピルビン酸含有量を有した。
未変性及び変性キサンタンガムの調製
未変性キサンタンガム、非ピルビン酸化キサンタンガム(NPX)又は低ピルビン酸化キサンタンガム(RPX)(1.0、2.0、2.4、3.0又は4.0g)と、デキストリン(10.0g)からなる均一な乾燥粉末を調製した。乾燥粉末混合物を、4つの尖ったプロペラを備えるミキサーを500rpmで用いて混合することによって、200.0gの人工水道水(ナトリウム、Na:1.9mg/100mL、及びカルシウム、Ca:1.6mg/100mLを、塩化物塩として脱イオン水に加えることによって調製)中に加えた。乾燥混合物を、10秒間に亘って継続的に、人工水道水に加え、合計で30秒間混合した。溶液を直ちにミキサーから取り出し、180mLの長い形状のビーカーに注いだ。水和した試料を室温で1.5分間静置し、溶液の粘性及び形状保持性を直ちに評価した。結果は以下の通りである。
溶液の粘度を、ブルックフィールド社製LV型粘度計を、円盤型スピンドル#63使用、30rpmの条件で用いて、測定した。粘度を、室温で1分間回転させた後に、記録した。
溶液の形状保持性を、TPAにより測定した。粘度を測定した直後に、溶液を3つのアクリル製の環状鋳型(直径:29mm;高さ:12mm)に注いだ。それから、それぞれの型付けした溶液を、測定プレート上に離型し、直ちに、型付けした試料の高さをTA−X2.Tiテクスチャアナライザー(テクスチャー テクノロジーズ社製、スカーズデール、ニューヨーク)を使用して測定した。プレート上の離型した溶液の高さは、試料がその形状を保持する能力を示す。
*ブルックフィールド社製LV型粘度計を、円盤型スピンドル#63使用、30rpmの条件で用いて、測定することができる最大粘度は、10,000cPである。
^同じ濃度における、未変性キサンタン1に対する相対的粘度
前述の例示の通り、変性キサンタンガムは、同等量の未変性キサンタンガムを有する組成物と比較して、組成物の粘性及びゲル様の性質の両方にかなりの向上をもたらした。例えば、非ピルビン酸化キサンタンガム(1.0重量%)を用いて調製した組成物は、3600cP超の粘度、及び58%超の形状保持性を有するのとは対照的に、両方の未変性キサンタンガム(1.0重量%)を用いて調製した組成物は、1600cP未満の粘度、及び40%未満の形状保持性しか有しない。
前述は、本発明の好適な実施形態のみに関し、以下の請求項及びその均等物により規定される発明の精神及び範囲から逸脱しない限り、多くの変化及び変更が可能であることは明らかである。

Claims (20)

  1. ゲル様の性質を有する粘性、流動性の溶液を提供するのに適した量の変性キサンタンガムを含む、嚥下障害患者による安全な摂食に適した組成物であり、
    前記変性キサンタンガムは、非ピルビン酸化キサンタンガム、低ピルビン酸化キサンタンガム、又はそれらの組み合わせを含み、
    前記組成物は、約2000cP超の粘度を有し、約50%超の形状保持性を有する
    ことを特徴とする、組成物。
  2. 前記変性キサンタンガムは、前記組成物の約0.5%〜約2.0%(w/w)の量、前記組成物中に存在することを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記変性キサンタンガムは、前記組成物の約0.5%〜約1.0%(w/w)の量、前記組成物中に存在することを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  4. 前記組成物は、約2500cP超の粘度を有することを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  5. 前記組成物は、約4000cP超の粘度を有することを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  6. 前記組成物は、60%超の形状保持性を有することを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  7. 前記組成物は、70%超の形状保持性を有することを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  8. 前記変性キサンタンガムは、約2.0重量%未満のピルビン酸含有量を有することを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  9. 前記変性キサンタンガムは、約1.5重量%未満のピルビン酸含有量を有することを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  10. 前記変性キサンタンガムは、約1.0重量%未満のピルビン酸含有量を有することを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  11. 前記変性キサンタンガムは、約0.5重量%未満のピルビン酸含有量を有することを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  12. 栄養又は医薬を、水和する又は嚥下障害患者に提供するための組成物を調製する方法であり、該方法は、
    変性キサンタンガムを水性溶液に加える工程と、
    組成物を混合する工程と、
    を含み、
    前記変性キサンタンガムは、非ピルビン酸化キサンタンガム、低ピルビン酸化キサンタンガム、又はそれらの組み合わせを含み、
    前記組成物は、約2000cP超の粘度を有し、約50%超の形状保持性を有する
    ことを特徴とする、方法。
  13. 組成物の前記混合工程は、低剪断混合を含むことを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 栄養又は医薬を、水和する又は嚥下障害患者に提供するための方法であり、該方法は、嚥下障害患者による消化用の変性キサンタンガムを含む組成物を提供する工程を含み、
    前記組成物は、ゲル様の性質を有する粘性、流動性の溶液を提供するのに適した量の変性キサンタンガムを含み、
    前記変性キサンタンガムは、非ピルビン酸化キサンタンガム、低ピルビン酸化キサンタンガム、又はそれらの組み合わせを含み、
    前記組成物は、約2000cP超の粘度を有し、約50%超の形状保持性を有する
    ことを特徴とする、方法。
  15. 前記変性キサンタンガムは、前記組成物の約0.5%〜約2.0%(w/w)の量、前記組成物中に存在することを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 前記変性キサンタンガムは、前記組成物の約0.5%〜約1.0%(w/w)の量、前記組成物中に存在することを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  17. 前記組成物は、約4000cP超の粘度を有することを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  18. 前記組成物は、60%超の形状保持性を有することを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  19. 前記変性キサンタンガムは、約2.0重量%未満のピルビン酸含有量を有することを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  20. 前記変性キサンタンガムは、約0.5重量%未満のピルビン酸含有量を有することを特徴とする、請求項14に記載の方法。
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