JP2013518644A - 薬物送達デバイス用のアセンブリ及び薬物送達デバイス - Google Patents

薬物送達デバイス用のアセンブリ及び薬物送達デバイス Download PDF

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Abstract

薬物送達デバイス(1)用のアセンブリは、ハウジング(11)、少なくとも一つの停止機能(36)、及び少なくとも一つのブロック部材(34)を含む。薬物(5)の用量を設定するために、停止機能(36)はブロック部材(34)に対して及びハウジング(11)に対して用量設定方向に回転するように構成される。薬物(5)の設定された用量を送達するために、ブロック部材(34)は軸方向の始動位置から離れてそして軸方向の相互作用位置に向かって、停止機能(36)に対して軸方向に変位するように構成される。ブロック部材(34)が軸方向の始動位置にあるとき、ブロック部材(34)は停止機能(36)から軸方向にオフセットされ、そしてブロック部材(34)が軸方向の相互作用位置にあるとき、ブロック部材(34)は、ハウジング(11)に対して用量設定方向への停止機能(36)の回転が防止されるように、停止機能(36)と機械的に協動するように構成される。
【選択図】図4B

Description

本開示は、薬物送達デバイス用のアセンブリ及びそのようなアセンブリを組み込んでいる薬物送達デバイスに関する。
薬物送達デバイスにおいて、薬物を含有するカートリッジを有するピストンが供され得る。ピストンは、カートリッジから薬物の用量を送達するためにカートリッジに対して変位し得る。薬物の投与された用量が、使用者によって以前に設定された用量とできるだけ良好に一致することが望ましい。つまり、デバイスは高い用量精度を有すべきである。特に、設定された用量のサイズがカートリッジ中に存在する用量の量を超えるとき、用量投与行動がトリガーされ得ることは避けられるべきである。
薬物送達デバイスは特許文献1及び特許文献2の公報中に述べられている。
WO 2008/031238A1号公報 米国特許出願2007/0197976A1号公報
本開示の目的は、改良された薬物送達デバイス、例えば、高い用量精度を有するデバイスの提供を助けるアセンブリを供することである。
この目的は、独立した請求項の主題によって達成され得る。更なる特長及び有利な実施態様は従属請求項の主題である。
一つの態様によれば、薬物送達デバイス用のアセンブリが供される。アセンブリはハウジングを含み得る。アセンブリは少なくとも一つの停止機能を含み得る。アセンブリは少なくとも一つのブロック部材を含み得る。アセンブリは回転部材を含み得る。アセンブリは駆動部材を含み得る。回転部材は、薬物の用量を設定するために、ハウジングに対して用量設定方向に回転するように構成される。回転部材は、薬物の設定された用量を送達するために、ハウジングに対して用量送達方向に回転するように構成される。駆動部材は、回転部材との機械的相互作用によってハウジングに対して用量送達方向への回転部材の回転運動に従動するように適合され得る。薬物の用量を設定するために、停止機能は、ブロック部材に対して及びハウジングに対して回転するように構成され得る。薬物の設定された用量を送達するために、ブロック部材は、軸方向の始動位置から離れて軸方向の相互作用位置に向かって、停止機能に対して軸方向に変位するように構成され得る。ブロック部材が軸方向の始動位置にあるとき、ブロック部材は停止機能から軸方向にオフセットされ得る。ブロック部材が軸方向の相互作用位置にあるとき、ブロック部材は、停止機能と機械的に協動するように、特に、隣接するように配置され得て及び/又は構成され得る。この機械的協動によって、ハウジングに対して用量設定方向への停止機能の回転が防止され得る。
更なる態様は薬物送達デバイスに関する。薬物送達デバイスは便宜上、上述のアセンブリを含む。薬物送達デバイスはカートリッジを含む。カートリッジは薬物の複数回の用量を保持し得る。アセンブリは、薬物送達デバイス用の端部停止機構を供し得る。端部停止機構は、カートリッジ中に存在する薬物の量を超える薬物の用量の設定を防止するように構成され得る。
薬物送達デバイスは注射デバイスであり得る。薬物送達デバイスはペン型のデバイス、例えば、ペン型の注射器であり得る。好ましくは、薬物送達デバイスは薬物の事前に設定された用量を投与するように構成されたデバイスである。薬物は持続性の又は即効性のインスリン、ヘパリン又は成長ホルモンのような液体薬剤であり得る。
薬物の用量を設定するために、停止機能はハウジングに対して用量設定方向に回転され得る。薬物の設定された用量を送達するために、停止機能はハウジングに対して用量送達方向に回転され得る。用量送達方向は用量設定方向に対して反対向きであり得る。
軸方向の相互作用位置において、ブロック部材は、ブロック部材及び停止機能が相互作用し得るように、特に、隣接し得るように、ハウジング(11)に対して停止機能の軸位置に位置決めされ得る。ブロック部材が軸方向の相互作用位置にあるとき、投与のために意図されたカートリッジ中に保持された薬物の全量が投与されているかもしれない。その結果、薬物の引き続くフルサイズの用量の投与はもはや可能でなくなり得る。軸方向の相互作用位置において、停止機能及びブロック部材の機械的協動のせいで、薬物の引き続く用量の設定が防止され得て、従って、過少投与が防止され得る。このようにして、使用者に優しいそして安全な薬物送達デバイスが達成され得る。
実施態様によれば、薬物の設定された用量を送達するために、ブロック部材及び停止機能はハウジングに対して用量送達方向に一緒に回転するように構成される。
実施態様によれば、ブロック部材はハウジングに対して用量設定方向への回転に抗して固定される。従って、ブロック部材及び停止機能が互いに機械的に協動するとき、ブロック部材及び停止機能のハウジングに対して用量設定方向への共通回転が防止され得る。
このようにして、ブロック部材が相互作用位置にあるとき、カートリッジ中に保持された薬物の現在の量を超え得る薬物の引き続く用量の設定が効果的に防止される。
実施態様によれば、停止機能は、薬物の用量を設定するために、ハウジングに対して用量設定方向に、停止機能角の周りを回転する。ブロック部材が軸方向の始動位置から軸方向の相互作用位置に向かって変位するとき、ブロック部材はハウジングに対して用量送達方向に、ブロック部材送達角の周りを回転し得る。ブロック部材が軸方向の相互作用位置にあるとき、ブロック部材と停止機能の間の角距離が都合よく停止機能角より小さい。
特に、最小用量を設定するために必要な、停止機能の最小回転角は、相互作用位置における、停止機能とブロック部材の間の角距離より大きくあり得る。従って、ブロック部材が軸方向の相互作用位置にあるとき、更なる用量設定作動が防止される。
好ましくは、薬物の用量を設定するために、停止機能は、ハウジングに対して用量設定方向に360度未満ずつ回転する。
好ましくは、軸方向の始動位置から軸方向の相互作用位置に向かって変位しているとき、ブロック部材はハウジングに対して用量送達方向に360度又はそれ以上ずつ回転する。
実施態様によれば、用量設定方向に回転されているとき、ブロック部材が軸方向の相互作用位置にないとき、停止機能はブロック部材の角位置を通り得る。
従って、カートリッジ中に保持された薬物の量が、設定されたそして送達された用量のサイズを超えるとき、停止機能はハウジングに対して用量設定方向に回転でき得て、そうすることによって、ブロック部材との機械的協動なしで、特に、隣接せずに、ブロック部材の角位置を通る。このように、ブロック部材が軸方向の相互作用位置にないとき、薬物の少なくとも最小用量を設定することが可能になる。
実施態様によれば、軸方向の相互作用位置は、ハウジング内の停止機能の軸方向の位置によって画成され得る。
好ましくは、最後の用量が送達されたとき、例えば、薬物の引き続く最小の設定可能用量がカートリッジ中の薬物の現在の量を超えるであろうとき、ブロック部材が、停止機能の軸方向の位置に位置付けられるように、ブロック部材は停止機能に対して軸方向に移動されている、つまり、ブロック部材は停止機能に重なる。好ましくは、ブロック部材の、軸方向の始動位置から軸方向の相互作用位置への軸方向の移動距離は、カートリッジ中に保持された薬物の全量に対応する。
実施態様によれば、回転部材が供される。回転部材は、薬物の用量を設定するためにハウジングに対して用量設定方向に回転するように構成され得る。回転部材は薬物の設定された用量を送達するためにハウジングに対して用量送達方向に回転するように構成され得る。停止機能は回転部材の部分であり得る。停止機能はこのように、回転部材が回転するときに回転し得る。
実施態様によれば、ブロック部材はピストンロッドの部分であり得る。薬物の用量を送達するために、ピストンロッドはハウジングに対して軸方向に変位するように構成され得る。
好ましくは、回転軸はピストンロッドに沿って、特に、ピストンロッドの伸びの主方向に沿って走行する。好ましくは、ピストンロッドはハウジングとねじで係合される。ピストンロッドは、カートリッジから薬物の設定された用量を排出するために、ピストンをカートリッジに対して軸方向に移動するように構成され得る。
実施態様によれば、停止機能は半径方向に、好ましくは、半径方向に内側に回転部材から突き出る。
実施態様によれば、停止機能は半径方向に、好ましくは、半径方向に外側にピストンロッドから突き出る。
実施態様によれば、駆動部材が供される。駆動部材は、回転部材との機械的協動によってハウジングに対して用量送達方向への回転部材の回転運動に従動するように適合され得る。ハウジングに対して用量送達方向への回転部材の回転は、ハウジングに対するピストンロッドの軸方向運動に変換され得る。停止部材が供される。停止部材は、回転部材がハウジングに対して用量設定方向に回転するとき、駆動部材との機械的協動によってハウジングに対して用量設定方向への駆動部材の回転運動を防止するように適合され得る。
駆動部材及び停止部材は、薬物の用量を設定しそして送達するために、一方向性摩擦クラッチ機構、例えば、摺動クラッチによって、互いに、好ましくは、恒久的に連結され得る。クラッチ機構は、用量設定方向への回転部材の回転中に、駆動部材と停止部材の間の相対的な回転運動を防止するように構成され得る。クラッチ機構は、用量送達方向への回転部材の回転中に、停止部材と駆動部材の間の相対的な回転運動を可能にするように構成され得る。弾性部材が供され得る。弾性部材は、用量設定中に及び用量送達中に、駆動部材を停止部材及び回転部材と係合状態、好ましくは、恒久的な係合状態に保つ力を供し得る。
駆動部材及び停止部材は、好ましくは、恒久的な機械的接触状態にあり得る。駆動部材及び停止部材は、一方向性摩擦クラッチ機構によって互いに連結、好ましくは、恒久的に連結され得る。摩擦クラッチ機構は、薬物の用量を設定するときに、回転部材と駆動部材の間の相対的な回転運動を可能にするように構成され得る。このようにして、ピストンロッド、ひいてはブロック部材の用量設定方向の回転が効果的に防止され得る。摩擦クラッチ機構は、薬物の設定された用量を送達するために、回転部材と駆動部材の相対的な回転運動を防止するように構成され得る。
回転部材は、ハウジングに対して軸方向に限られた状態においてのみ可動であり得る。例えば、回転部材の軸方向運動は、摩擦クラッチ機構の構成によって、例えば、摩擦クラッチ機構の歯の深さによって影響され得る。摩擦クラッチ機構の歯によって定められ得る、或る軸方向の距離を超える回転部材の軸方向運動は、例えば、回転部材及びハウジングの機械的協動を用いて制限され得る。
実施態様によれば、駆動部材及びピストンロッドは互いに回転してロックされる。好ましくは、ピストンロッドは駆動部材にスプラインされる。
実施態様によれば、アセンブリは、少なくとも二つのブロック部材を含む。二つのブロック部材は反対向きに配列され得る。
好ましい実施態様によれば、薬物送達デバイス用のアセンブリが供される。アセンブリはハウジング、少なくとも一つの停止機能及び少なくとも一つのブロック部材を含む。薬物の用量を設定するために、停止機能は、ブロック部材に対して及びハウジングに対して用量設定方向に回転するように構成され、そして薬物の設定された用量を送達するために、ブロック部材は、軸方向の始動位置から離れて軸方向の相互作用位置に向かって、停止機能に対して軸方向に変位するように構成される。ブロック部材が軸方向の始動位置にあるとき、ブロック部材は、停止機能から軸方向にオフセットされ、そしてブロック部材が軸方向の相互作用位置にあるとき、ハウジングに対して用量設定方向への停止機能の回転が防止されるべく、ブロック部材は停止機能と機械的に協動するように構成される。
勿論、異なる態様及び実施態様に関連する上述の特長は、互いに及び以下に述べる特長と組み合わされ得る。
更なる特長及び改善は、添付図面と関連した例示的な実施態様の以下の記述から明らかになる。
薬物送達デバイスの例示的実施態様の部分側部断面図を模式的に示す。 図1の薬物送達デバイスの一部の斜視断面図を模式的に示す。 図2において示された薬物送達デバイスの部分の側部断面図を模式的に示す。 図1の薬物送達デバイス又はその部分を示す。 図1の薬物送達デバイス又はその部分を示す。 図1の薬物送達デバイス又はその部分を示す。 図4Bの一部の斜視断面図を模式的に示す。 図4Bの別の部分の斜視断面図を模式的に示す。 図1の薬物送達デバイスの一部の斜視断面図を模式的に示す。
同様のエレメント、同じ種類のエレメント及び等しく作用しているエレメントには図において同じ参照番号が供され得る。
図1において、薬物送達デバイス1が示される。薬物送達デバイス1はカートリッジユニット2を含む。薬物送達デバイス1は駆動ユニット3を含む。薬物送達デバイス1はハウジング11を有する。
カートリッジユニット2はカートリッジホルダー39を含む。カートリッジユニット2はカートリッジ4を含む。カートリッジ4は、カートリッジホルダー39に好ましくは、開放可能に固定される。カートリッジホルダー39はカートリッジ4を機械的に安定させる。
カートリッジ4は薬物5の複数回の用量を保持し得る。薬物5は、好ましくは、例えば、持続性の又は即効性のインスリンのようなインスリン、ヘパリン又は成長ホルモンを含む液体薬剤である。
本明細書で使用する用語「薬物」は、好ましくは、少なくとも1つの薬学的に活性な化合物を含む医薬製剤を意味し、
ここで、一実施態様において、薬学的に活性な化合物は、最大で1500Daまでの分子量を有し、及び/又は、ペプチド、蛋白質、多糖類、ワクチン、DNA、RNA、抗体、酵素、抗体、ホルモン、若しくはオリゴヌクレオチド、又は上記の薬学的に活性な化合物の混合物であり、
ここで、更なる実施態様において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、又は糖尿病性網膜症などの糖尿病関連の合併症、深部静脈又は肺血栓塞栓症などの血栓塞栓症、急性冠症候群(ACS)、狭心症、心筋梗塞、癌、黄斑変性症、炎症、枯草熱、アテローム性動脈硬化症、及び/又は、関節リウマチの治療、及び/又は、予防に有用であり、
ここで、更なる実施態様において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、又は糖尿病性網膜症などの糖尿病に関連する合併症の治療、及び/又は、予防のための、少なくとも1つのペプチドを含み、
ここで、更なる実施態様において、薬学的に活性な化合物は、少なくとも1つのヒトインスリン、又はヒトインスリン類似体若しくは誘導体、グルカゴン様ペプチド(GLP−1)、又はその類似体若しくは誘導体、又はエキセンジン−3又はエキセンジン−4、若しくはエキセンジン−3又はエキセンジン−4の類似体若しくは誘導体を含む。
インスリン類似体は、例えば、Gly(A21)、Arg(B31)、Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3)、Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28)、Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;ヒトインスリンであり、ここで、B28位におけるプロリンは、Asp、Lys、Leu、Val又はAlaで代替され、そして、B28位において、Lysは、Proで代替されてもよく;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28−B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン、及びDes(B30)ヒトインスリンである。
ヒトインスリン誘導体は、例えば、B29−N−ミリストイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−パルミトイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−ミリストイルヒトインスリン;B29−N−パルミトイル ヒトインスリン;B28−N−ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28−N−パルミトイル−LysB28ProB29ヒトインスリン;B30−N−ミリストイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30−N−パルミトイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29−N−(N−パルミトイル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(N−リトコリル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)−des(B30)ヒトインスリン、及びB29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
エキセンジン−4は、例えば、エキセンジン−4(1−39)、H−His−Gly−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Leu−Ser−Lys−Gln−Met−Glu−Glu−Glu−Ala−Val−Arg−Leu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Lys−Asn−Gly−Gly−Pro−Ser−Ser−Gly−Ala−Pro−Pro−Pro−Ser−NH2配列のペプチドを意味する。
エキセンジン−4誘導体は、例えば、以下の化合物リスト:
H−(Lys)4−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)5−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);又は
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39);
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
ここで、基−Lys6−NH2は、エキセンジン−4誘導体のC−末端と結合してもよく;
又は以下の配列のエキセンジン−4誘導体:
H−(Lys)6−desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
H−desAsp28 Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−des Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
desMet(O)14,Asp28,Pro36,Pro37,Pro38 エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5,desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Lys6−desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
H−desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−des Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(S1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
又は前述のいずれかのエキセンジン−4誘導体の薬学的に許容可能な塩若しくは溶媒和物;
から選択される。
ホルモンは、例えば、ゴナドトロピン(ホリトロピン、ルトロピン、コリオンゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロピン (ソマトロピン)、デスモプレッシン、テルリプレッシン、ゴナドレリン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンなどのRote Liste、2008年版、50章に表示されている脳下垂体ホルモン又は視床下部ホルモン又は規制活性ペプチド及びそれらの拮抗剤である。
多糖類としては、例えば、ヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリン、又は超低分子量ヘパリン、若しくはその誘導体などのグルコアミノグリカン、又はスルホン化された、例えば、上記多糖類のポリスルホン化形体、及び/又は、薬学的に許容可能なその塩がある。ポリスルホン化低分子量ヘパリンの薬学的に許容可能な塩の例としては、エノキサパリンナトリウム塩がある。
薬学的に許容可能な塩は、例えば、酸付加塩及び塩基塩がある。酸付加塩としては、例えば、HCl又はHBr塩がある。塩基塩は、例えば、アルカリ又はアルカリ土類金属、例えば、Na+、又は、K+、又は、Ca2+から選択されるカチオン、又は、アンモニウムイオンN+(R1)(R2)(R3)(R4)を有する塩であり、ここで、R1〜R4は互いに独立に、水素;場合により置換されるC1−C6アルキル基;場合により置換されるC2−C6アルケニル基;場合により置換されるC6−C10アリール基、又は場合により置換されるC6−C10ヘテロアリール基である。薬学的に許容される塩の更なる例は、“Remington's Pharmaceutical Sciences”17編、Alfonso R.Gennaro(編集),Mark
Publishing社,Easton, Pa., U.S.A主縦軸1985 及び Encyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
薬学的に許容可能な溶媒和物としては、例えば、水和物がある。
カートリッジ4は出口6を有する。薬物5はカートリッジ4から出口6を通って投与され得る。出口6は膜によって覆われ得る。膜は、カートリッジ4の保存中に外部の影響に抗して薬物5を保護し得る。薬物送達デバイス1はピストン9を含む。ピストン9はカートリッジ4中に留められ得る。
駆動ユニット3はピストンロッド10を含む。駆動ユニット3は用量部分12を含む。用量部分12は用量ノブ13を含む。
薬物送達デバイス1及びハウジング11は、遠位端及び近位端を有する。用語「遠位端」7は、薬物送達デバイス1の投与端に最も近くに配置される又は配置されることになる薬物送達デバイス1のその端又はその部分を表す。用語「近位端」は、デバイス1の投与端から最も遠く離れて配置される又は配置されることになるデバイス1のその端又はその部分を表す。
薬物送達デバイス1はペン型デバイス、特に、ペン型注射器であり得る。デバイス1は廃棄可能な又は再使用可能なデバイスであり得る。デバイス1は、薬物5の固定された用量、又は、変更され得る、好ましくは、使用者が設定できる薬物5の用量を投与するように構成され得る。
薬物送達デバイス1は、例えば、ニードルマウント、針保持器及び/又はニードルシールによって覆われた針を含む、(明確には示されていない)ニードルアセンブリを含み得る。ニードルアセンブリはカートリッジホルダー39の遠位端に開放可能に取り付けられ得る。膜は、薬物5の用量を投与するために針によって突き刺され得る。また、薬物送達デバイス1は針無デバイスであり得る。
ハウジング11は、薬物送達デバイス1の安全で快適な取り扱いを可能にするように設計され得る。ハウジング11は、薬物送達デバイス1の内部部分、例えば、ピストンロッド10又は用量部分12を収容し、固定し、保護し又は案内するように構成され得る。好ましくは、ハウジング11は、液体、埃、ごみのような汚染物質への内部部分の暴露を制限し又は防ぐ。ハウジング11は単一の又は複数部分の部分であり得る。ハウジング11は、図1において示された通り、チューブ状又は円筒状の形を含み得る。また、ハウジング11は非チューブ状の形を含み得る。
ピストン9はカートリッジ4内に留められる。ピストン9はカートリッジ4に対して動き得る。ピストン9はカートリッジ4を近位でシールし得る。カートリッジ4に対する遠位方向へのピストン9の動きによって、カートリッジ4から出口6を通して薬物5が投与されることになる。
ピストンロッド10は薬物送達デバイス1のハウジング11を通して操作される。ピストンロッド10は、例えば、薬物5を投与する目的で、薬物送達デバイス1を通して軸運動を移すように設計され得る(より詳細には、図2及び3も参照)。特に、ピストンロッド10は力をピストン9に移すように設計され得て、そうすることによって、ピストン9をハウジングに対して遠位方向に押す。このようにして、薬物5の用量は、カートリッジ4から投与され得る。投与された用量のサイズは、ハウジング11に対して遠位方向にピストン9がそれだけ変位される距離によって定められる。
ベアリング部材38はピストン9を前進するよう、ピストン9とピストンロッド10の間に配置され得る。ベアリング部材38はピストンロッド10と一緒にハウジング11に対して変位され得る。ピストンロッド10はベアリング部材38に対して回転でき得る。
ピストンロッド10は柔軟材料又は剛性材料で作られ得る。ピストンロッド10は円形の又は非円形の断面を有し得る。ピストンロッド10は単純な棒、親ねじ、ラック、ピニオンシステムなどであり得る。ピストンロッド10は単一の又は複数部分の構造のものであり得る。
カートリッジユニット2及び駆動ユニット3は、好ましくは、開放可能に互いに固定され得る。この目的のために、カートリッジユニット2の近位端は駆動ユニット3の遠位端に、例えば、ねじ連結によって固定され得る。もし、カートリッジユニット2が駆動ユニット3に開放可能に互いに固定されるならば、デバイス1は再使用可能なデバイスであり得る。この場合、カートリッジユニット2は、もし、薬物5の全ての用量が既に投与されているならば、カートリッジ4を供するために、駆動ユニット3から取り外され得て、そしてその後、駆動ユニット3に再度取り付けられ得る。もし、カートリッジユニット2が駆動ユニット3に開放不可能に互いに固定されるならば、薬物送達デバイス1は使い捨て可能なデバイスであり得る。
駆動ユニット3は図2及び3の描写に関連して詳細に述べられる駆動機構を含む。用量部分12は駆動機構の部分であり得る。用量部分12はハウジング11に対して可動であり得る。用量部分12は、薬物5の用量を設定するために、近位方向に可動であり得る。用量部分12は、薬物5の設定された用量を送達するため、ハウジング11に対して遠位方向に可動であり得る。
薬物5の用量を設定するために、用量部分12がハウジング11に対して近位にそれだけ動かされる距離によって、薬物5の用量のサイズが定められ得る。ハウジング11に対して用量部分12の近位端位置及び遠位端位置は、ハウジング11に対して用量部分12の近位運動及び遠位運動を制限している(明確には示されていない)各停止機能によって定められ得る。用量部分12は用量ノブ13を含み得る。用量ノブ13は使用者によって掴まれるように構成され得る。用量ノブ13は用量部分12に対する動きに抗して固定され得る。
薬物送達デバイス1は手動で、特に、非電気的に駆動されるデバイスであり得る。用量部分12をハウジング11に対して遠位に動かすことになる、好ましくは、使用者によってかけられる力は、後でより詳細に述べられる駆動機構によってピストンロッド10に移され得る。好ましくは、駆動機構は、用量部分12がハウジング11に対して近位方向に動かされるとき、ピストンロッド10をハウジング11に対して静止した状態にしておくように構成され得る。
図2は、図1の薬物送達デバイスの一部の斜視断面図を模式的に示す。特に、図2は、前に述べられた薬物送達デバイス1の駆動機構を説明する。
駆動機構は、駆動部材14を含む。駆動機構は、回転部材15を含む。駆動機構は、停止部材16を含む。駆動機構は、用量部材22を含む。
図3は、図2において示された薬物送達デバイスの部分の側部断面図を模式的に示す。
駆動機構は薬物送達デバイス1のハウジング11内に配置される。回転部材15は薬物5の用量を設定するためにハウジング11に対して用量設定方向に回転可能である。回転部材15は、薬物の設定された用量を送達するために、矢印26bによって表されるように、ハウジング11に対して用量送達方向に回転可能である。用量送達方向は用量設定方向と反対方向であり得る。回転部材15は、雄ねじ(図6のねじ24を参照)を含み得る。
回転部材15は少なくとも一つの停止機能(図4〜7における停止機能36を参照)を含む。停止機能36は回転部材15内に供され得る。好ましくは、回転部材15及び停止機能36は一体である。停止機能36は回転部材15の遠位端セクションに配置され得る。停止機能36は、回転部材15から半径方向に内側に突き出る。停止機能は、カートリッジ4中に存在する薬物5の量を超え得る薬物5の用量の設定を防止するように構成され得る。停止機能36の操作は図4〜7に関連して述べられるであろう。
駆動部材14はハウジング11に対して回転可能である。駆動部材14及び回転部材15は、好ましくは、設定された用量を送達するとき、共通回転軸の周りに回転するように構成される。回転軸はハウジング11の主縦軸であり得る。好ましくは、回転軸はピストンロッド10に沿って、特に、ピストンロッド10の伸びの主方向に沿って走行する。
回転部材15及び駆動部材14は恒久的な機械的接触状態にある。回転部材15は、一方向性クラッチ機構、特に、摩擦クラッチ機構、例えば、摺動クラッチによって駆動部材14に連結される。クラッチ機構によって、回転部材15がハウジング11に対して用量設定方向に回転するとき、例えば、薬物の用量を設定するとき、駆動部材14に対する回転部材15の回転運動が可能になる。クラッチ機構によって、回転部材15がハウジング11に対して用量送達方向に回転するとき、例えば、薬物5の設定された用量を送達するとき、駆動部材14に対する回転部材15の回転運動が防止される。その結果、駆動部材14は、薬物5の設定された用量を送達するとき、ハウジング11に対する用量送達方向への回転部材15の回転運動に従動する。
駆動部材14は回転部材15と隣接する又は係合するように配置され得る。回転部材15と係合するために、駆動部材14は、例えば、駆動部材14の近位端セクションに配置され得る歯部を含む(図3における歯部28を参照)。また、回転部材15は、例えば、回転部材15の遠位端セクションに配置され得る歯部を含む(図3における歯部29を参照)。特に、歯部29は、駆動部材14に面する回転部材15の一つの端セクションに配置され得る。歯部29及び歯部28は互いに連結されるように構成され得る。歯部28は複数の歯(図3における歯30)を含む。歯部29は複数の歯(図3における歯31を参照)を含む。歯30及び歯31は回転軸に沿って伸び得る。回転軸はハウジング11の主縦軸に沿って向けられ得る。
歯30及び歯31の各歯は、特に、回転軸に対して方位角方向に沿って傾斜路の形であり得る。各歯30、31の傾斜路は、該歯の険しい側面、例えば、回転軸に平行に走行するは歯30、31の面によって、方位角方向に制限される。歯30、31の険しい端面が隣接し、そして回転部材15がハウジング11に対して用量送達方向に更に回転するとき、険しい側面は隣接状態に留まり、従って、駆動部材14は、回転部材15の回転運動に従動する。回転部材15がハウジング(11)に対して用量設定方向に回転するとき、歯30、歯31の傾斜路は、互いに沿って滑り、従って回転部材15は駆動部材14に対して回転する。
各歯部28、29の歯30、31の深さによって、回転部材15がハウジング11に対して軸方向にそれだけ動き得る距離が定められる。特に、ハウジング11に対して回転部材15の軸運動は、軸方向の距離が歯部28、29の各歯30、31の深さを超える場合、例えば、回転部材15及びハウジング11の機械的協動によって防止される。
駆動部材14はピストンロッド10と係合し得る。駆動部材14はピストンロッド10にスプラインされ得る。好ましくは、ピストンロッド10は案内ノッチを含む(図5及び7の案内ノッチ27を参照)。駆動部材14は、案内ノッチを係合するための(明確には示されていない)対応している案内リブを含み得る。好ましくは、案内リブはハウジング11の主縦軸に沿って駆動部材14の内部に伸びる。対応する案内ノッチ27はピストンロッド10の主縦軸に沿ってピストンロッド10の外側で伸びる。駆動部材14及びピストンロッド10のスプラインされた連結によってピストンロッド10に対する駆動部材14の相対的な回転運動及びその逆が防止される。従って、駆動部材14及び回転部材15は恒久的に回転してロックされる。
駆動部材14は、力、好ましくは、トルクをピストンロッド10に移すように構成される。移された力によって、ピストンロッド10がハウジング11に対して回転することになり得る。追加的に又は代わりに、移された力によって、薬物5の用量を送達するために、ピストンロッド10がハウジング11に対して遠位方向に変位されることになり得る。
ピストンロッド10はねじ山を含む(図4、5及び7のねじ山35を参照)。ねじ山35はピストンロッド10の外表面に配置され得る。相手部分、例えば、更なるねじ山が、ハウジング11及びピストンロッド10のねじ係合のためにハウジング11の内部に供され得る。ピストンロッド10の回転運動は、ピストンロッド10及びハウジング11のねじ係合故に、ハウジング11に対する遠位方向へのピストンロッド10の軸運動に変換され得る。
駆動部材14は停止部材16と回転部材15の間に配置され得る。停止部材16は、薬剤5の用量を設定するとき、ハウジング11に対する用量設定方向への駆動部材14の回転運動を防止するように構成される。従って、用量を設定するとき、回転部材15は駆動部材14に対して及び停止部材16に対して回転する。停止部材16は、好ましくは、ハウジング11に対する回転に抗して固定される。停止部材16はハウジング11にスプラインされ得る。
停止部材16は、一方向性クラッチ機構を用いて駆動部材14に連結され得る。クラッチ機構によって、回転部材15がハウジングに対して用量設定方向に回転するときとき、例えば、薬物5の用量を設定するとき、停止部材16に対する駆動部材14の回転運動が防止される。クラッチ機構によって、回転部材15がハウジング11に対して用量送達方向に回転するときとき、例えば、薬物5の設定された用量を送達するとき、停止部材16に対する駆動部材14の回転運動が可能になる。
停止部材16は、好ましくは、用量を設定するとき、及び設定された用量を送達するとき、駆動部材14と隣接し又は係合するように配置され得る。停止部材16は、駆動部材14に面する一つの端セクション、例えば、停止部材16の近位端セクションに、歯部(図3における歯部32を参照)を含む。歯部32の歯は、傾斜路の形をしていて、そして駆動部材14の周囲に沿って配列され得る。
駆動部材14は、好ましくは、駆動部材14の遠位端セクションに歯部(図3における歯部33を参照)を含む。そうすることによって、駆動部材14の歯28及び歯部33は反対側に配列され得る。歯部33は、回転部材15の歯部29に従うように構成され得る。歯部32及び歯部33は、薬物5の用量を設定するとき、ハウジング11に対する、そして停止部材16に対する駆動部材14の回転を防ぐために協動するように構成され得る。
ハウジング11に対する用量設定方向への駆動部材14の回転が防止されるため、用量の設定中に、ハウジング11に対する用量設定方向へのピストンロッド10の回転が防止されるのと同様に、ハウジング11に対する近位方向へのピストンロッド10の動きが防止される。
前に述べられた通り、停止部材16はハウジング11に対する回転運動に抗して固定される。しかしながら、停止部材16は、図3における矢印26cによって表される通り、ハウジング11に対して軸方向に変位でき得る。この目的のために、停止部材16は複数の案内部材、例えば、案内取っ手(guide lug)17を含み得る。案内取っ手17は対応する案内スロット18と係合し得る。案内スロット18はハウジング11中に供され得る。案内取っ手17は、ハウジング11に対する停止部材16の遠位運動を可能にしながら、ハウジング11に対する停止部材16の回転運動を防止するように案内スロット18と協動する。
駆動機構は、弾性部材19、例えば、ばねを更に含む。弾性部材19は用量送達中にバイアスをかけられ得る。弾性部材19は、用量を設定するとき及び用量を送達するとき、駆動部材14を停止部材16及び回転部材15と恒久的な機械的協動状態、例えば、係合状態に保持するための力を供し得る。
駆動機構は、支持部材20を含む。支持部材20はハウジング11に対する軸運動及び回転運動に抗して固定され得る。支持部材20はハウジング11と一体であり得る。支持部材20は、例えば、突出しであり得る。回転部材15は支持部材20中の開口部を通して伸び得る。支持部材20は、弾性部材19によってかけられる力に対する対抗力を供し得る。
回転部材15は突出し部分21を含む。突出し部分21、例えば、フランジ部分は回転部材15に対して半径方向に外側に向かって突き出得る。突出し部分21は支持部材20に隣接するように構成され得る。突出し部分21によって、ハウジング15に対する回転部材15の近位移動が防止される。
用量部材22は用量部分12の一部であるか(図1を参照)又は用量部分12に操作可能に連結され得る。回転部材15は用量部材22の内部に配置され得る。用量部材22はハウジング11に対して可動であり得る。用量部材22は、図2における矢印26aによって表されるように、用量を設定するとき、回転部材15に対して及びハウジング11に対して近位方向に動かされ得る。用量部材22は、設定された用量を送達するために、回転部材15に対して及びハウジング11に対して遠位方向に動かされ得る。用量部材22はハウジング11を係合する。好ましくは、用量部材22はハウジングに対して回転に抗して固定される。用量部材22は案内機構23、例えば、(図2及び図3において明確には示されていない)別の案内機構、例えば、ハウジング11中に供され得る案内取ってと係合している案内スロットを含み得る。
用量部材22は回転部材15に連結され得て、好ましくは、ねじで係合され得る。この目的のために、回転部材15は雄ねじ24を含み得る。用量部材はねじ25を含み得る。ねじ25は用量部材22の内部に供され得る。ねじ24はねじ25と係合され得る。用量部材22及び回転部材15は、用量部材22の軸運動が、回転部材15の回転運動に変換され得るように、ねじで係合され得る。このように、用量を設定するとき、用量部材22のハウジング11に対して近位方向への動きは、ハウジング11に対して用量設定方向への回転部材15の回転に変換され得る。設定された用量を送達するとき、ハウジング11に対して遠位方向への用量部材22の動きは、ハウジング11に対して用量送達方向への回転部材15の回転に変換され得る。
駆動部材14、回転部材15、停止部材16及び用量部材22は各々スリーブを含み得るか又はスリーブとして具現化され得る。ピストンロッド10は、該スリーブの少なくとも一つ又はそれ以上、又は全てを通して配置され得る、及び/又は駆動され得る。
図4Aから4Cを通して、図1の薬物送達デバイス又はその部分を示す。図4Aは薬物送達デバイス1の内部図を示す。図4Bは薬物送達デバイス1の展開図を示す。図4Cはハウジング11の内部図を示す。
回転部材15は、前に述べた通り、停止機能36を含む。また、回転部材は二つ又はそれ以上の停止機能36を含み得る。停止機能36は回転部材15の遠位端セクションに局在化される。停止機能36は回転部材15内部に供される。
停止機能36は、好ましくは、回転部材15の遠位端セクションに配置される。好ましくは、停止機能36は回転部材15の内側に配置される。好ましくは、停止機能36は回転部材15から半径方向に内側に向かって突き出る。好ましくは、停止機能36は回転部材15と一体的に形成される。また、別々の停止機能36は、回転部材15に連結され得る。好ましくは、停止機能36は回転部材15に対する併進運動及び回転運動に抗して固定される。
ピストンロッド10は二つのブロック部材34を含む。ブロック部材34は、ピストンロッド10の近位端セクション中に配置され得る。ブロック部材34は反対に配置され得る。また、ピストンロッド10は一つのブロック部材34のみを含む。また、ピストンロッド10は三つ又はそれ以上のブロック部材34を含み得る。
好ましくは、ブロック部材34はピストンロッド10と一体的に形成される。また、ブロック部材34はピストンロッド10に連結され得る。ブロック部材34はピストンロッド10から半径方向に外側に向かって突き出得る。好ましくは、ブロック部材34はピストンロッド10に対する併進運動及び回転運動に抗して固定される。
停止機能36は、用量を設定するために、ブロック部材34に対して、及びハウジング11に対して用量設定方向に、回転部材15と一緒に回転する。そうすることによって、停止機能36は用量設定方向に、ほぼ停止機能角の周りを回転し得る。好ましくは、停止機能36は、ブロック部材34に対して用量設定方向に360度未満ずつ回転する。ブロック部材34は、前に述べられた通り、ピストンロッド10がハウジング11に対して用量設定方向に回転することを防止される故に、ハウジング11に対して用量設定方向に回転することに抗して固定され得る。
停止機能36は、例えば、薬物5の用量を設定するために、ほぼ90度の停止機能角の周りを回転し得る。回転部材15の部分である故に、用量を設定しそして送達するとき、ハウジング11に対して停止機能36の著しい軸方向の移動、又は如何なる軸方向の移動も防止され得る。
停止機能36は薬物5の設定された用量を送達するために、用量送達方向に回転部材15と一緒に回転する。従って、薬物5の設定された用量を送達するために、ブロック部材34はピストンロッド10と一緒に用量送達方向に回転する。このように、停止機能36はブロック部材34と一緒にハウジング11に対して用量送達方向に回転するように構成される。ブロック部材34は停止機能36に対して回転し得る。
ブロック部材34は、薬物5の設定された用量を送達するために、ピストンロッド10と一緒にハウジング11に対して遠位方向に変位するように構成され、そうすることによって停止機能36に対して軸方向に変位する。ブロック部材34は、軸方向の始動位置から軸方向の相互作用位置に向かって、軸方向に変位し得る。軸方向の始動位置において、ブロック部材34は停止機能36から軸方向にオフセットされ得る。軸方向の相互作用位置において、ブロック部材34は停止機能36と重なり得る。
ブロック部材34が軸方向の相互作用位置から離れているとき、例えば、ブロック部材34が軸方向の始動位置にあるとき、停止機能36は、ほぼ停止機能角の周りを回転しながら、ブロック部材34の角位置を通り得る。従って、ブロック部材34が軸方向の相互作用位置に位置付けられないとき、停止機能36は、用量を設定するために、ハウジング11に対して用量設定方向に、ほぼ少なくとも最小の停止機能角、例えば、用量設定作動の完了に必要な角、例えば、90度で、回転し得る。
ブロック部材34は、軸方向の始動位置から軸方向の相互作用位置へと移動されているとき、ハウジング11に対して用量送達方向に、ほぼブロック部材の送達角度で回転され得る。
好ましくは、ブロック部材34は、軸方向の始動位置から軸方向の相互作用位置へと移動されているとき、ハウジング11に対して用量送達方向に、360度だけ又はそれ以上で回転する。
好ましくは、最後の用量が送達されたとき、例えば、薬物5の引き続く最小の設定可能用量が、カートリッジ4にまだ存在する薬物5の量を超えるであろうとき、ブロック部材34は、ブロック部材34が軸方向の相互作用位置位置付けられるように、例えば、ブロック部材34が停止機能36に重なるように、停止機能36に対して軸方向に移動されている。好ましくは、ブロック部材34の、軸方向の始動位置から軸方向の相互作用位置への軸方向の全移動距離は、カートリッジ4中に保持された薬物5の全量に対応する。
軸方向の相互作用位置は、ハウジング11に対して停止機能36の軸方向の位置によって画成され得る。従って、ブロック部材34が停止機能36の軸方向の位置に到達したとき、ブロック部材34は軸方向の相互作用位置にある。
駆動機構は、ピストンロッド10が遠位端位置に到達したとき、設定された用量を送達するためのピストンロッド10の軸方向の移動によってブロック部材34が軸方向の相互作用位置にあることになるように構成され得る。特に、ピストンロッド10の雄ねじ35及びハウジング11の雌ねじは、ピストンロッド10が遠位端位置に到達したとき、例えば、ピストン9がカートリッジ4の最も遠位位置に到達したとき、ブロック部材34が停止機能36に重なるように適合され得る。
ブロック部材34が軸方向の相互作用位置にあるとき、ブロック部材34と停止機能36の間の角距離は、停止機能角よりも都合よく小さい。特に、最小用量を設定するために必要な停止機能36の最小回転角は、停止機能36とブロック部材34の間の角距離より大きくあり得る。従って、ブロック部材34が軸方向の相互作用位置にあるとき、更なる用量設定作動が防止される。
このようにして、停止機能36及びブロック部材34は薬物送達デバイス1のための端部停止機構を備える。カートリッジ4中にまだ保持された薬物5の量を超える薬物5の用量を設定することは、このように効果的に防止される。このようにして、使用者に対して極めて重要な結果、又は致命的な結果を有し得る過少投与が防止され得る。
図5は、図4Bの一部の斜視断面図を模式的に示す。特に、図5は、二つのブロック部材34を含むピストンロッド10を示す。ブロック部材34は反対方向に配列され、そして上述の通り、ピストンロッド10から半径方向に外側に向かって突き出る。
ピストンロッド10は案内ノッチ(guide notch)27を含み得る。案内ノッチ27は、図2及び3の記述に関連して述べられた通り、ピストンロッド10を駆動部材14とスプライン連結することを可能にし得る。好ましくは、ピストンロッド10は二つの案内ノッチ27を含む。案内ノッチ27は反対方向に配置され得る(図7を参照)。加えて、ピストンロッド10は雄ねじ35を含む。雄ねじ35は、図1の記述に関連して説明された通り、ピストンロッド10をハウジング11とねじ連結することを可能にし得る。
図6は、図4Bの別の部分の斜視断面図を模式的に示す。特に、図6は回転部材15を示す。回転部材15は停止機能36を含む。停止機能36は回転部材15から半径方向に内側に向かって突き出る。
回転部材15はねじ24を含む。ねじ24は、前に述べた通り、回転部材15及び用量部材22のねじ係合を可能にし得る。
図7は、図1の薬物送達デバイスの一部の断面図を模式的に示す。特に、図7は停止機能36及び停止部材34の機械的協動を示す。
カートリッジ4中に保持された薬物5の最後の用量は投与され得ており、つまり、ピストン9がカートリッジ4中の最遠位端位置に到達し得ており、このように、ブロック部材34は、軸方向の相互作用位置に位置付けられる。図7において示される通り、ブロック部材34及び停止機能36は相互作用位置において機械的協動し、特に、重なる。停止機能36の、ひいては回転部材15の回転は、図4に関連して述べられた通り、このようにして防がれ得る。このように、薬物5の引き続く用量の設定は防止され得る。
デバイス1によって、カートリッジ4中に保持された薬物5の現在の量を超える薬物5の用量の設定が効果的に防止される。従って、デバイス1は端部停止機構を備える。このようにして、使用者に対して極めて重要な結果、又は致命的な結果を有し得る過少投与が防止され得る。その結果、本明細書において述べられた薬物送達デバイス1は使用者に対してより高い安全性を供する。
好ましくは、デバイス1は固定された用量の薬物送達デバイス、例えば、薬物5、特に、使用者によって変更され得ない用量の複数の事前に設定された用量を投与するように構成されたデバイスである。この場合、薬物の用量を設定するために停止機能36が用量設定方向にそれだけ回転する角、つまり、停止機能角は、各用量設定作動に対して等しくあり得る。
他の実行例は以下の請求項の範囲内にある。異なる実行例のエレメントは、本明細書に特に記述されていない実行例を形成するように組合せられ得る。
1 薬物送達デバイス
2 カートリッジユニット
3 駆動ユニット
4 カートリッジ
5 薬物
6 出口
7 遠位端
8 近位端
9 ピストン
10 ピストンロッド
11 ハウジング
12 用量部分
13 用量ノブ
14 駆動部材
15 回転部材
16 停止部材
17 案内機構
18 案内スロット
19 弾性部材
20 支持部材
21 突出部分
22 用量部材
23 案内機構
24 ねじ
25 係合部材
26a 矢印
26b 矢印
26c 矢印
27 案内ノッチ
28 歯部
29 歯部
30 歯
31 歯
32 歯部
33 歯部
34 ブロック部材
35 ねじ
36 停止機能
37 矢印
38 ベアリング部材
39 カートリッジホルダー
薬物送達デバイスは特許文献1、特許文献2、特許文献3及び特許文献4の明細書中に述べられている。
WO 2008/031238A1号公報 米国特許出願、2007/0197976A1号公報 米国特許出願、2008/0108953A1号公報 ドイツ特許出願、10 2007 026 556A1号公報

Claims (16)

  1. 薬物送達デバイス(1)用のアセンブリであって、
    −ハウジング(11)、
    −少なくとも一つの停止機能(36)、
    −少なくとも一つのブロック部材(34)、
    −回転部材(15)(ここで、回転部材(15)は薬物(5)の用量を設定するためにハウジング(11)に対して用量設定方向に回転するように、そして薬物(5)の設定された用量を送達するためにハウジング(11)に対して用量送達方向に回転するように構成される)、
    −回転部材(15)との機械的相互作用によってハウジング(11)に対して用量送達方向への回転部材(15)の回転運動に従動するように適合される駆動部材(14)、を含んでなり、
    ここで、薬物(5)の用量を設定するために、停止機能(36)がブロック部材(34)に対して及びハウジング(11)に対して回転するように構成され、そして薬物(5)の設定された用量を送達するために、ブロック部材(34)が軸方向の始動位置から離れて軸方向の相互作用位置に向かって、停止機能(36)に対して軸方向に変位するように構成され、ここでブロック部材(34)が軸方向の始動位置にあるとき、ブロック部材(34)が停止機能(36)から軸方向にオフセットされ、そしてブロック部材(34)が軸方向の相互作用位置にあるとき、ブロック部材(34)が、ハウジング(11)に対して用量設定方向への停止機能(36)の回転が防止されるように、停止機能(36)と機械的に協動するように構成される、上記アセンブリ。
  2. 薬物(5)の設定された用量を送達するためにブロック部材(34)及び停止機能(36)がハウジング(11)に対して用量送達方向に一緒に回転するように構成される、請求項1に記載のアセンブリ。
  3. ブロック部材(34)及び停止機能(36)が互いに機械的に協動するとき、ブロック部材(34)及び停止機能(36)のハウジング(11)に対して用量設定方向への共通回転が防止されるように、ブロック部材(34)がハウジング(11)に対して用量設定方向への回転に抗して固定される、請求項1又は2に記載のアセンブリ。
  4. 停止機能(36)が、薬物(5)の用量を設定するために、ハウジング(11)に対して用量設定方向に、停止機能角の周りを回転し、そしてブロック部材(34)が軸方向の始動位置から軸方向の相互作用位置に向かって変位するとき、ブロック部材(34)がハウジング(11)に対して用量送達方向に、ブロック部材送達角の周りを回転し、そしてブロック部材(34)が軸方向の相互作用位置にあるとき、ブロック部材(34)と停止機能(36)の間の角距離が停止機能角より小さい、請求項1〜3の何れか1項に記載のアセンブリ。
  5. 薬物(5)の用量を設定するために、停止機能(36)が、ハウジング(11)に対して用量設定方向に360度未満ずつ回転する、請求項1〜4の何れか1項に記載のアセンブリ。
  6. 軸方向の始動位置から軸方向の相互作用位置に向かって変位するとき、ブロック部材(34)がハウジング(11)に対して用量送達方向に360度又はそれ以上ずつ回転する、請求項1〜5の何れか1項に記載のアセンブリ。
  7. ブロック部材(34)が軸方向の相互作用位置から離れているとき、薬物(5)の用量を設定するために、停止機能(36)がブロック部材(34)の角位置を通り得る、請求項1〜6の何れか1項に記載のアセンブリ。
  8. 軸方向の相互作用位置が、ハウジング(11)に対して停止機能(36)の軸方向の位置によって規定される、請求項1〜7の何れか1項に記載のアセンブリ。
  9. 停止機能(36)が回転部材(15)の部分である、請求項1〜8の何れか1項に記載のアセンブリ。
  10. ブロック部材(34)がピストンロッド(10)の部分であり、そして薬物(5)の設定された用量を送達するために、ピストンロッド(10)がハウジング(11)に対して軸方向に変位するように構成される、ピストンロッド(10)を含んでなる、請求項1〜9の何れか1項に記載のアセンブリ。
  11. 停止機能(36)が回転部材(15)から半径方向に突き出て、そしてブロック部材(34)がピストンロッド(10)から半径方向に突き出る、請求項9又は10に記載のアセンブリ。
  12. ブロック部材(34)及び停止機能(36)が軸の相互作用位置において機械的に協動するとき、更なる用量設定作動の完了が防止される、請求項1〜11の何れか1項に記載のアセンブリ。
  13. ハウジング(11)に対する用量送達方向への駆動部材(14)の回転が、ハウジング(11)に対するピストンロッド(10)の軸方向運動に変換され、そしてアセンブリが、回転部材(15)がハウジング(11)に対して用量設定方向に回転すると、駆動部材(14)との機械的協動によってハウジング(11)に対して用量送達方向への駆動部材(14)の回転運動を防止するように適合される、停止部材(16)を含む、請求項10〜12の何れか1項に記載のアセンブリ。
  14. 駆動部材(14)及びピストンロッド(10)が互いに回転してロックされる、請求項10〜13の何れか1項に記載のアセンブリ。
  15. 少なくとも二つの、反対向きに配列されたブロック部材(34)を含んでなる、請求項1〜14の何れか1項に記載のアセンブリ。
  16. 請求項1〜15の何れか1項に記載のアセンブリを含んでなる薬物送達デバイス(1)であって、更にカートリッジ(4)を含んでなり、ここで、カートリッジ(4)が薬物(5)の複数回の用量を保持し、アセンブリが、カートリッジ(4)中に存在する薬物(5)の量を超える薬物(5)の用量の設定を防止するように構成される薬物送達デバイス(1)のための端部停止機構を備える、薬物送達デバイス。
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