JP2013503464A - Cvd方法およびcvd反応炉 - Google Patents

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Abstract

【課題】途中でガス排出エレメントを交換またはクリーニングすることなしに、連続するプロセスステップにおいてサセプタに支持される1つ以上の基板の上に汚染のない半導体層を堆積させる。
【解決手段】プロセスガスは、ガス注入エレメント(8)の流路を通ってプロセスチャンバー(1)の中にキャリアガスとともに導入される。キャリアガスは、実質的にサセプタ(2)に並行にプロセスチャンバー(1)を通って流れて、ガス排出エレメント(7)を通って排出される。分解生成物が、少なくとも基板(21)の表面上と、サセプタ(2)の下流の端(2’)から間隔(D)でサセプタ(2)の下流に配置されたガス排出エレメント(7)の表面上との領域において被膜を形成するために成長する。間隔(D)は、ガス排出エレメント(7)の被膜から第2のプロセス温度で蒸発する分解生成物が対向流拡散によって基板(21)に到達することを防ぐために十分に大きい。
【選択図】図1

Description

本発明は、サセプタに支持される1つ以上の基板の上に特に複数の成分から成る半導体層を堆積する方法に関する。サセプタがプロセスチャンバーの壁の部分を形成し、壁の部分がプロセス温度に加熱デバイスによって加熱される。プロセスガスが、ガス混合システムによって供給され、ガス注入エレメントの流路を通ってプロセスチャンバーの中にキャリアガスとともに導入される。キャリアガスは、実質的にサセプタに並行にプロセスチャンバーの中に流れる。プロセスガスが少なくとも加熱された基板の表面上で分解生成物に熱分解され、分解生成物が少なくとも基板の表面上と、サセプタの下流の端から所定の間隔で下流に位置するガス排出エレメントの表面上とのある領域において被膜を形成するために成長する。第1のプロセスステップが第1のプロセス温度で実行され、その後で、分解生成物の成長によってコーティングされたガス排出エレメントのクリーニングまたは交換を間に挟むことなく、第2のプロセスステップが第2のプロセス温度で実行される。第2のプロセス温度は、第1のプロセス温度より高い。
更に、本発明は、1つ以上の基板の上に特に複数の成分から成る半導体層を堆積する装置に関する。その装置は、基板を支持し、プロセスチャンバーの壁の部分を形成するサセプタを含み、壁の部分はプロセス温度に加熱デバイスによって加熱される。その装置は、ガス供給ラインによってガス混合システムに接続されるガス注入エレメントを含み、ガス混合システムによって供給されるプロセスガスがガス注入エレメントの流路を通ってプロセスチャンバーの中にキャリアガスとともに導入されることが可能である。そして、キャリアガスが実質的にサセプタに並行にプロセスチャンバーを通って流れるように、流路がプロセスチャンバーに配置される。プロセスガスが少なくとも基板の表面上で分解生成物に分解し、分解生成物が基板とガス排出エレメントの熱い表面上の少なくともある領域において熱分解の方法で被膜を形成するために成長するように、サセプタと、サセプタの下流の端から所定の間隔を隔ててサセプタの下流に位置するガス排出エレメントとが、加熱デバイスによって直接的にまたは間接的に加熱可能である。
一般的な種類の装置は、特許文献1、特許文献2、および特許文献3に記載されている。それらの装置は反応炉ハウジングを持ち、反応炉ハウジングは環境に対してガスが漏れないように密封される。反応炉ハウジング内にプロセスチャンバーがある。これは円形のシリンダーの形状である。プロセスチャンバーの円盤状の床はグラファイトから成るマルチパートサセプタによって形成される。マルチパートサセプタはプロセスチャンバーに面する側にその中心の周りに配置された複数の凹部を有する。凹部の中に円盤状の基板ホルダがあり、各基板ホルダの表面にコーティングされるべき基板が支持される。基板ホルダは回転駆動され、ガス流によるガスクッションで支持される。中心の柱の上に置かれているサセプタは、同様にプロセスチャンバーの回転軸の周りを回転することができる。水平面に延びるサセプタの上に、同様にグラファイトで作られたプロセスチャンバーの天井がある。プロセスチャンバーの天井の中心には、供給ラインによってガス混合システムに接続されるガス注入エレメントがある。ガス混合システムによってガス注入エレメントの出口がキャリアガスと、そのキャリアガスにより運ばれるプロセスガスとを供給する。一方では、プロセスガスは有機金属物質、例えばTMGa、TMIn、またはTMAlであることができる。他のプロセスガスは、水素化物、例えばヒ化水素、ホスフィン、またはアンモニアである。これらのプロセスガスを使って、半導体層が基板の表面に堆積させられる。その層は、Ga、In、Al、P、As、およびNで構成されることができる。それらの装置を使って、III-V属半導体層だけでなく、また出発物質の適切な選択によってII-VI属半導体層を堆積させることができる。更に、適切な少量の出発物質の付加によって堆積される半導体層にドープすることができる。
キャリアガスとともにプロセスチャンバーの中心に導入されるプロセスガスは、プロセスチャンバーの天井と床に並行にプロセスチャンバーを通って水平方向に流れる。プロセスチャンバーの床と、また付加的にプロセスチャンバーの天井はプロセス温度に加熱される。これは、RFヒーターによって行われる。このために、サセプタの下に水冷加熱コイルの巻き線がある。プロセスガスは、熱い表面上で、特に熱い基板表面上で分解生成物に熱分解する。速度論的に制御された温度範囲において最も高い結晶の品質が達成されることができるので、基板上での半導体層の成長はこの温度範囲で起こるようにプロセスが行われる。プロセスの間に、基板を囲むサセプタの表面領域において、プロセサチャンバーの天井の下側において、およびプロセサチャンバーの下流の壁を形成するガス排出エレメントにおいて寄生性の被膜が成長することは避けられない。
論議中の装置で起こる熱処理プロセスは、異なるプロセス温度を必要とする。一般的な方法では、最初の原料の最初の層が最初のプロセスステップで基板上に堆積する。これは低いプロセス温度で行われ、その温度は例えば500℃から800℃までの範囲であることができる。1つ以上の除去ステップと、更にまた付加的な中間のステップとの後で2番目のプロセスステップが実行される。そのプロセス温度は、最初のプロセスよりもかなり高く、少なくとも1,000℃である。このプロセスステップでは、2番目の原料の層が最初の層の上に、または更に中間の層の上に堆積する。最初のプロセスステップにおいて分解生成物でコーティングされたガス排出エレメントは、最初のプロセスステップと2番目のプロセスステップの間の期間にクリーニングも交換もされなかった。2番目のプロセスステップで堆積した層の後続の分析において、最初のプロセスステップでプロセスチャンバーの中に導入されたプロセスガスの分解生成物の痕跡が見つかった。
更にまた、一般的な装置を使って、非常に高いプロセス温度、例えば1,600℃で実行されるプロセスステップで始まる堆積方法を実行することができる。このプロセスステップは熱処理ステップであってよい。複数のステップの間に交換された基板上での以前の堆積プロセスにおいて、成長ステップがより低い温度で実行されたならば、ガス排出エレメントに寄生性の被膜がある。基板が交換されたとき、ガス排出エレメントが取り替えられなかったならば、熱処理プロセスの間にも、次のコーティング処理のための汚染されたガス排出エレメントが存在する。また、このプロセス手続きのために、層の成長が起こる低い温度での最初のプロセスステップは、高いプロセス温度での2番目のプロセスステップによって従われる。ここでまた、より早いプロセスステップからの分解生成物が後で堆積された層に含まれることが、堆積された層の後続の分析により立証された。
また、特許文献4は、先行技術に属するが、コーティングされる基板を支持するサセプタが下から加熱されるCVD反応炉を開示する。プロセスチャンバーはカバーによって上部を閉じられ、その中をプロセスガスが水平方向に流れる。ガス排出端で反応ガスの再循環を防ぐために安定羽根が与えられ、それはガスが流れる細い経路を定める。
特許文献5はプロセスチャンバーを持つCVD反応炉を開示し、そのプロセスチャンバーの床は基板を支持する回転可能なサセプタを形成する。プロセスガスは、プロセスチャンバーを通って水平方向に流れるが、付加的な不活性ガスの導入によって上部からサセプタの方向に強制される。この方法で、ガスの層流がコーティングされる基板の上に確立される。
特許文献6は、下から加熱されるプロセスチャンバーを持つCVD反応炉を開示し、そのプロセスチャンバーを通る流れは水平方向に起こる。ここでまた、プロセスガスの流れのパターンに影響を及ぼすために、付加的な不活性ガスの流れが供給される。
特許文献7は、プロセスチャンバーを持つCVD反応炉を開示する。そのプロセスチャンバーの床はサセプタを形成し、サセプタはランプによって下から加熱される。そのサセプタの上にシャワーヘッドタイプのガス注入エレメントがある。そのプロセスチャンバーの壁は加熱される。サセプタより低い高さに、ポンプによってプロセスチャンバーからプロセスガスを吸い出すためにガス排出口がある。
特許文献8は、シャワーヘッドタイプのガス注入エレメントを持ち、コーティングされる基板が下から加熱されるプロセスチャンバーを備えたCVD反応炉を開示する。
特許文献9は、ガス排出チューブを示す。それは、加熱スリーブを備えた内側チューブを有する。
特許文献10はコーティングされる基板が支持されるサセプタを持つCVD反応炉を開示し、その基板は下から加熱される。ガス排出口は、サセプタより低い高さに存在する。
特許文献11は、シャワーヘッドタイプのガス注入エレメントと、プロセスチャンバーの床を形成するサセプタとを備えたCVD反応炉を開示し、サセプタの上で基板が支持される。ガス排出アニュラスが与えられ、これはギャップを残す間隔でサセプタを囲む。
特許文献12は、ガス排出システムにおけるポリマー形成の問題に取り組む。そこに配置されたヒーターによって、ポリマーの化学結合が破壊される。
特許文献13はCVD反応炉とガス排出の流れの中に配置された凝結トラップとに関し、そのトラップは加熱されることができる。
特許文献14は、基板が浮いた状態で保持されるCVD反応炉を開示する。それで、基板を両側からコーティングすることができる。
特許文献15はCVD反応炉のための特別なガス混合システムを開示する。プロセスチャンバー内の圧力の変動が削減されるように、そのシステムのバルブの配置は選択される。
独国特許第100 43 600 A1号明細書 欧州特許第1 060 301 B1号明細書 欧州特許第1 240 366 B1号明細書 欧州特許第0 449 821号明細書 欧州特許第0 252 667号明細書 米国特許第5,891,251号明細書 米国特許第5,951,772号明細書 米国特許第2002/0000196 A1号明細書 米国特許第2003/0136365 A1号明細書 米国特許第2005/0011441 A1号明細書 米国特許第2006/0225649 A1号明細書 米国特許第2009/0044699 A1号明細書 米国特許第2009/0114155 A1号明細書 日本国特許第08078338 A号明細書 日本国特許第10306375 A号明細書 欧州特許第0 687 749 B1号明細書
途中でガス排出エレメントを交換またはクリーニングすることなしに、お互いに続くプロセスステップにおいて汚染のない層を堆積させることができる配置を提供することが本発明の目的である。
この目的は、請求項に明記された本発明によって達成される。従属する請求項は、関連する請求項1と7の有利な改善を示す。けれども、更にまた、従属する請求項は、問題の独立した解決策を提供し、任意の望ましい方法でお互いに結び付けられることができる。
本発明は、観察された層の汚染がガス排出エレメントの被膜にその起源を持つという実験とモデル計算の過程で得られた認識に基づく。このために、非常に高くドープされたテスト層を使う一連の実験でその汚染が研究された。汚染の程度は、基板と最初の層の間の界面に比べて基板と第2の層の間の界面で具体化される。実験の過程で、ガス排出エレメントの表面温度がまたかなり変化することが見いだされた。また、これは、特許文献3に記載されているような装置で観察された。その装置において、ガス排出エレメントは、基板交換の間に低くされることができ、このためにサセプタから間隔を持つ。サセプタとガス排出エレメントの間のこの種の狭い間隔は、また、特許文献2の図1に示される。論議中のフロー反応炉において、プロセスガスは、プロセスチャンバーを通って水平方向に流れる。流れの境界はサセプタとガス排出エレメントの間に形成される。分解生成物はより低いプロセス温度の間ガス排出エレメントの表面に寄生的に成長するが、それは第2のプロセスステップにおいてガス排出エレメントの表面から蒸発する傾向を持つ。第2のプロセスステップにおいてこれまではサセプタのみならずガス排出エレメントがかなり高い温度に加熱される。このためガス層になる成分は、あらゆる方向に、結果的にガスの流れに逆らって拡散する。この対向流拡散が、第2のプロセスステップで堆積する層またはその後で堆積する層の望ましくない汚染に対して責任があることが分かった。単に高温で実行される熱処理ステップの場合にさえ、高いプロセス温度でガス排出口から蒸発する分解生成物がまさしく基板までプロセスチャンバー中で拡散し、そこでその表面に付着するので、熱処理された基板表面の汚染がある。
この難点を打ち破るために、本発明に従う手段は、装置の構築において、サセプタの下流の端とガス排出エレメントの間の間隔にある。その間隔は、ガス排出エレメント上の被膜から蒸発する分解生成物、もしくは分解生成物の断片または塊が対向流拡散または再循環によって基板に達するのを防ぐために十分に大きく作られる。更に、本発明に従う手段は、ガス排出エレメントの別個の温度制御に関連する。これは、異なるプロセス温度を使うプロセスステップの間にガス排出エレメントの表面温度がわずかな程度のみお互いから異なるようにもたらされる。対応するように、ガス排出エレメント上の被膜から第2のプロセス温度で蒸発する分解生成物、もしくは分解生成物の断片または塊が対向流拡散または再循環によって基板に達するのを防ぐためにサセプタの下流の端とガス排出エレメントの間の間隔が十分に大きくなるようにガス相の状態、温度、圧力等が調整されるようにその方法が実行される。このために、代わりにまたは更に付加的に、ガス排出エレメントの表面温度が両方のプロセスステップの間でわずかな程度のみお互いに異なるようにその温度が2つのプロセスステップの間で制御されることができる。この温度範囲は初めから終わりまで100℃以上であってよい。それは、ガス排出エレメント上の被膜の化学的および物理的特性に依存する。サセプタに最も近い表面がサセプタから拡散長の3倍に等しい間隔を持つならば、それは最適である。ここで、流れの速度によって決まる対向流拡散長が問題になっている。この逆拡散長は、蒸発した分解生成物のガス相の濃度が1/eに減るパスによって定義される。ガス排出エレメントの温度制御は、サセプタの下に配置された1つ以上の加熱コイルによって、特に外側のまき線によって達成される。このようにして、ガス排出エレメントは別個に積極的に加熱される。このために、加熱コイルは、プロセスチャンバーを環状に取り囲むガス排出エレメントのすぐ近くにある。ガス排出エレメントは電気伝導性のある材料で作られる。それでガス排出エレメントは、RFコイルによって生成される渦電流によって加熱されることができる。望ましい実施形態において、ガス排出エレメントが水平面に延びるサセプタよりも垂直方向に低く配置されることが提供される。ガス排出エレメントの位置調整と積極的な加熱によって、その表面は実質的にプロセスの実行とは独立に温度に関して制御されることができる。従って、ガス排出エレメントの表面温度はサセプタの表面温度よりもかなり小さく変動する。サセプタの表面温度は異なるプロセスステップに対して500℃以上まで完全に異なってよい。ガス排出エレメントは、前述の種類のサセプタの温度変化の場合にはたかだか100℃の温度の変化のみがあるように積極的に加熱される。一様なガス相の反応を持ったプロセスでは、分解生成物が表面で熱分解によって成長するだけではなく、またガス相の反応が起こるが、ガス排出エレメントは付加物形成温度より上の温度を持たなければならない。また、これはプロセスチャンバーの天井のために必要とされ、プロセスチャンバーの天井はそのようなプロセス中に積極的に加熱される。この種類のプロセスでは、特に有機金属成分が複数の中間ステップを経て基本元素、例えば、ガリウム、インジウム、アルミニウムに分解する。けれども、通常のプロセス温度で、これらの金属はそれらの低い蒸気圧のために揮発性ではない。従って、ガス相で核生成がある。この核生成が付加物形成の理由である。これは防がれるべきである。このために、プロセスチャンバー内に冷たいゾーンが生じないことを保証することが必要である。サセプタはグラファイトから成るが、それはクオーツから成る支持プレートに取り付けられる。支持プレートの端はサセプタの下流の端に固定される。同様にグラファイトで作られるガス排出アニュラスがこの支持プレートの端に直接隣接する。このアニュラスは支持プレートの高さに口を持つ開口を有する。その開口を通って、キャリアガスガスがガス排出エレメントの収集ボリュームの中に流れることができる。ガス収集ボリュームは排出チャネルに接続され、排出チャネルは真空ポンプに接続される。
本発明に係るCVD反応炉の場合には、原理上は先行技術で知られているようなガス注入エレメントが使われることができる。例えば、円形のプロセスチャンバーの中央に配置されているガス注入エレメントが使われることができる。このガス注入エレメントは、お互いから離れている少なくとも2つの流路を持ち、それらを通って有機金属物質と水素化物がプロセスチャンバーに達する。これらの流路は供給ライン、マスフローレギュレータおよびバルブを経てキャリアガスとプロセスガスが蓄えられているタンクと接続される。水素、窒素または希ガスがキャリアガスとして使われることができる。中央のガス注入エレメントの代替手段として、例えば、特許文献16に記載されているようなシャワーヘッドの形式のガス注入エレメントを使ってもよい。これは、プロセスチャンバーの天井を形成し、注入エリアの至る所に一様に分布する複数の通気口を持ち、その通気口からプロセスガスがプロセスチャンバーに入ることができる。ここで、さまざまなプロセスガスが異なるガス通気口を通ってプロセスチャンバーに入ることができる。ここでまた、実質的にサセプタの表面に並行に動くガスの流れが生じる。
添付図面を参照して本発明の典型的な実施形態を以下に説明する。
第1の実施形態に係る装置の半分の断面図を示す。 図1のII-II線断面図を示す。 異なる構成のガス注入エレメントを備える第2の実施形態に係る装置の図1に対応する図を示す。 プロセスチャンバーの重要な部品が概略的に示されており、更にガス混合システムが示された更に別の実施形態を示す。
本発明に係る装置の供給に適したガス混合システム22は、有機金属物質のためのタンク23、キャリアガスのためのタンク24、および水素化物のためのタンク25を持つ。有機金属物質は、TMGa、TMIn、TMAl、または同種のものである。キャリアガスは、水素、窒素、または希ガスである。水素化物は、AsH、PH、またはNHである。図示されていないが、さらに別のプロセスガスおよび特にドーパントの貯蔵のための付加的な追加のタンクがある。プロセスガスとキャリアガスは、上流にバルブがあるマスフローコントローラ26によって測定される。好ましくは、供給は図示しないベント/ランシステムによって生じる。供給ライン27、28はガス注入エレメント8で終わる。
図1に示される実施形態では、ガス注入エレメント8が回転対称であるプロセスチャンバー1の中央に配置されている。プロセスチャンバー1の床はグラファイトで作られたサセプタ2によって形成される。サセプタ2は複数の表面凹部を有し、それらの中に各々円形の基板ホルダ6が包み込まれる。支持ガスがガス供給ライン12を通ってノズルを経て凹部に導入される。それで、基板ホルダ6はガスクッションの上で支えられて回転する。個々の基板ホルダ6は、円形の配置でプロセスチャンバー1の中心を囲む。
サセプタ2はクオーツの支持プレート13の上にある。支持プレート13の端部は、下流の端2’を越えて半径方向に外側に延びる。拡散境界を形成する支持プレート13の端部は、距離Dだけサセプタ2の端2’を越えて延びる。距離Dは、プロセスに関連する寸法を示す。
支持プレート13は分配器プレート14の上に取り付けられ、分配器プレート14によって支持ガスがサセプタ2に供給される。柱が参照符号15によって示される。柱15は、サセプタ2がそれを軸として回転駆動されることができるように構成される。
らせん状に構成されるRF加熱コイル5がサセプタ2、支持プレート13および分配器プレート14の下に位置する。RF加熱コイル5のボディは、冷却媒体が流れる空洞のボディである。
RF加熱コイル5は加熱エネルギーを付加的に別々に供給することができるが、その半径方向に最も外側の巻き線5’はガス排出エレメント7のすぐそばに配置される。
ガス排出エレメント7は、環状のボディから成り、モリブデンまたは好ましくはグラファイトで作られる。ガス排出エレメント7は支持プレート13の半径方向に外側の端と直接接触する。ガス排出エレメント7は上方に面する開口9を有し、開口9を通ってガスがプロセスチャンバー1から収集ボリューム10に流れることができる。収集ボリューム10は真空ポンプに排出チャネル11経由でつながれる。記述された装置全体は反応炉ハウジング20内に配置され、プロセスチャンバー1は反応炉ハウジング20によって外界に対してガスが漏れないように遮蔽される。プロセスチャンバー1の上壁はプロセスチャンバー天井3によって形成され、それは同様にグラファイトから成る。また、この後者は、先行技術、特に特許文献1に記載されているように、別々に加熱される。プロセスチャンバー1の側壁は、環状の側壁4によって形成される。
ガス排出エレメント7はサセプタ2から間隔を空けて下流に配置される。ガス排出エレメント7は水平方向に間隔を空けられており、垂直方向にはサセプタより低い位置にある。ガス排出エレメント7は、それと結び付く加熱デバイス(巻き線5’)によって積極的に加熱されることができる。
図3に示される実施形態は、主にガス注入エレメント8の構成において図1に示される実施形態と異なる。ガス注入エレメント8は、ここではシャワーヘッドとして形成され、特許文献16に記載されている構成を持つ。すなわち、プロセスチャンバー1の中へのプロセスガスの注入のために複数のガス出口18がプロセスチャンバー天井3に配置される。このガス出口18の上に、ガス分配ボリュームが参照符号19によって示される。単一のガス分配ボリューム19のみが図3に示されている。けれども、より好ましい構成において、特許文献16に記載されているように、複数のガス分配ボリュームが与えられることができる。
図4に示される実施形態において、同様に問題の水平反応炉がある。その中で、ガス排出エレメント7の開口9は基板21を運ぶサセプタ2の表面の水平位置より下にある。
前述の装置で実行されるプロセスにおいて、ガス排出エレメント7をプロセスステップの間でクリーニングする、または交換する必要なしに、複数のプロセスステップが順々に実行される。従って、少なくとも第1のプロセスステップにおいてプロセスガスの分解生成物でガス排出エレメント7の被膜が生じる。第1のプロセスステップは、低い温度で、例えば500℃と1,000℃の間の温度で実行される。このプロセスステップにおいて、有機金属物質と水素化物の導入によってIII-V族半導体が基板上に堆積する。また、ガス排出エレメント7の表面にこれらの分解生成物によって寄生性の被膜が堆積する。ガス排出エレメント7の温度の分離管理によって、このエレメントの温度は狭い温度範囲に保持される。プロセスチャンバー1内の全圧は、1ミリバールと1,000ミリバールの間の範囲である。好ましくは、全圧は20ミリバールと500ミリバールの間である。
この第1のプロセスステップの後で、さらなる中間ステップが実行される。異なるプロセス温度と異なる全圧の下で他のプロセスガスを使って追加の層を第1の層の上に堆積させることができる。また、本発明に係る第2のプロセスステップの前にプロセスチャンバー1から既にコーティングされた基板を取り除き、プロセスチャンバー1の中に未使用の基板を導入することができる。本発明に係る第2のプロセスステップは、主としてそのプロセス温度によって本発明に係る第1のプロセスステップと異なる。これは、第1のプロセスステップのプロセス温度よりも高い。第2のプロセスステップは1,000℃と1,600℃の間の温度で実行されることができる。それで、2つのプロセス温度は少なくとも500℃異なる。従って、第2のプロセスステップは、堆積プロセスまたは単に熱処理プロセスであることができる。
第2のプロセスステップのプロセスパラメータに対して、従って、第2のプロセス温度や第2のプロセスステップの間の全圧に対して、ガス排出エレメント7上の被膜から蒸発する分解生成物、またはこれらの生成物の断片や塊の逆拡散や逆循環が基板21に達しないように、サセプタ2の下流の端2’とガス排出エレメント7との間の上述した間隔Dが選択される。このため、間隔Dは、問題になっている蒸発材料の逆拡散長の少なくとも3倍に相当する。逆拡散長は、濃度枯渇曲線の指数関数減衰過程から導き出される特性値である。このために、その濃度枯渇曲線の90%の点と10%の点を通る直線が引かれる。その直線とX軸の交点が、X軸上でその間隔がマークされて、拡散長を定義する。これは、400ミリバールと600℃の壁の温度でマグネシウムーインー水素システムのために15mmである。そのとき、このシステムにおける間隔Dの最小値は45mmである。ここで60mmの値を適用することが最適である。
それに、加熱デバイス(巻き線5’)によるガス排出エレメント7の積極的な加熱によって、第2のプロセスステップの間におけるそのエレメントの表面温度は第1のプロセスステップの間におけるそのエレメントの表面温度よりも最大約100度高い値に保持される。この手段の結果として、ガス排出エレメント7上の被膜の蒸発率は少なくとも最小化されるか、または変化しない。
間隔Dの領域における支持プレート13の表面は、最小限の堆積のみがそこで生じるように選択される。
全ての開示された特徴は、(それ自体で)本発明に関連する。関係する/添付の優先権書類(先の出願のコピー)の開示内容もまた、本願の特許請求の範囲にこれらの書類の特徴を包含させる目的も含め、その出願の開示全体をここに含める。

Claims (14)

  1. サセプタ(2)に支持される1つ以上の基板(21)の上に特に複数の成分から成る半導体層を堆積する半導体層堆積方法であって、
    前記サセプタ(2)が、プロセスチャンバー(1)の壁の部分を形成し、
    前記壁の部分が、プロセス温度に加熱デバイス(5)によって加熱され、
    プロセスガスが、II族またはIII族の有機金属成分とV族またはVI族の水素化物を含み、ガス混合システム(22)によって供給され、ガス注入エレメント(8)の流路(15、16;18)を通って前記プロセスチャンバー(1)の中にキャリアガスとともに導入され、
    前記キャリアガスが、実質的に前記サセプタ(2)に並行に前記プロセスチャンバー(1)を通って流れて、ガス排出エレメント(7)を通って排出され、
    前記プロセスガスが、少なくとも加熱された前記基板(21)の表面上で分解生成物に熱分解され、
    前記分解生成物が、少なくとも前記基板(21)の表面上と、前記サセプタ(2)の下流の端(2’)から間隔(D)で下流に位置する前記ガス排出エレメント(7)の表面上とのある領域において被膜を形成するために成長し、
    第1のプロセスステップが第1のプロセス温度で実行され、当該第1のプロセスステップの後で、分解生成物の成長によってコーティングされた前記ガス排出エレメント(7)のクリーニングまたは交換を間に挟むことなく、第2のプロセスステップが第2のプロセス温度で実行され、
    前記第2のプロセス温度が、前記第1のプロセス温度より少なくとも500℃高く、
    前記ガス排出エレメント(7)の被膜から前記第2のプロセス温度で蒸発する分解生成物、または分解生成物の断片や塊が逆拡散や逆循環によって前記基板(21)に到達することを防ぐために前記間隔(D)が十分に大きく、
    前記2つのプロセスステップの間における前記ガス排出エレメント(7)の表面温度がお互いに最大で100℃のみ異なるように、前記ガス排出エレメント(7)の加熱が前記2つのプロセスステップの間で制御される、
    ことを特徴とする半導体層堆積方法。
  2. MOCVD法であって、前記プロセスガスが、III族とV族の元素、またはII族とVI族の元素を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体層堆積方法。
  3. 前記2つのプロセスステップにおいて、特に異なる材料の組成を使って、異なる層を前記基板(21)上に堆積させることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体層堆積方法。
  4. 前記間隔(D)が、少なくとも拡散長の3倍に相当することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の半導体層堆積方法。
  5. 前記ガス排出エレメント(7)が巻き線(5‘)によって積極的に加熱され、前記2つのプロセスステップの間の表面温度が前記2つのプロセスステップに対する付加物の形成温度より上であるようにのみ変化することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の半導体層堆積方法。
  6. 前記第1のプロセスステップが堆積プロセスであり、前記第2のプロセスステップが前記基板(21)の交換の後で付加的に実行される熱処理ステップであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の半導体層堆積方法。
  7. 1つ以上の基板(21)の上に特に複数の成分から成る半導体層を堆積する半導体層堆積装置であって、
    前記基板(21)を支持し、プロセスチャンバー(1)の壁の部分を形成するサセプタ(2)を含み、
    前記壁の部分が、プロセス温度に加熱デバイス(5)によって加熱され、
    ガス供給ライン(27、28)によってガス混合システム(22)に接続されるガス注入エレメント(8)を含み、
    前記ガス混合システム(22)によって供給されるプロセスガスが前記ガス注入エレメント(8)の流路(15、16;18)を通って前記プロセスチャンバー(1)の中にキャリアガスとともに導入されることが可能であり、
    前記プロセスガスが、II族またはIII族の有機金属成分とV族またはVI族の水素化物を含み、前記ガス混合システム(22)のタンク(23、25)に蓄えられ、
    前記キャリアガスが実質的に前記サセプタ(2)に並行に前記プロセスチャンバー(1)を通って流れるように、前記流路(15、16;18)と、前記プロセスガスとキャリアガスが前記プロセスチャンバー(1)から排出されるときに通るガス排出エレメント(7)とが、前記プロセスチャンバー(1)に配置され、
    前記プロセスガスが少なくとも前記基板(21)の表面上で分解生成物に分解し、前記分解生成物が、前記基板(21)と前記ガス排出エレメント(7)の熱い表面上の少なくともある領域において熱分解の方法で被膜を形成するために成長するように、前記サセプタ(2)と、前記サセプタ(2)の下流の端(2’)から間隔(D)を隔てて前記サセプタ(2)の下流に位置する前記ガス排出エレメント(7)とが、前記加熱デバイス(5)によって直接的にまたは間接的に加熱可能であり、
    前記ガス排出エレメント(7)の被膜から蒸発する分解生成物、または分解生成物の断片や塊が逆拡散や逆循環によって前記基板(21)に到達することを防ぐために前記間隔(D)が十分に大きく、
    2つのプロセスステップの間における前記ガス排出エレメント(7)の表面温度がお互いに最大で100℃のみ異なるように、少なくとも500℃異なるプロセス温度を持つ前記2つのプロセスステップの間で前記ガス排出エレメント(7)の加熱が制御されることが可能である、
    ことを特徴とする半導体層堆積装置。
  8. 前記サセプタ(2)が支持プレート(13)に支持され、当該支持プレート(13)の端の領域が前記ガス排出エレメント(7)の所まで前記サセプタ(2)の下流の端(2’)を超えて外側に延びることを特徴とする請求項7に記載の半導体層堆積装置。
  9. 拡散境界を形成する前記支持プレート(13)がクオーツで構成され、前記サセプタ(2)がグラファイトで構成されることを特徴とする請求項7または8に記載の半導体層堆積装置。
  10. 前記支持プレート(13)の下に配置される分配器プレート(14)が同様にクオーツで構成されることを特徴とする請求項8または9に記載の半導体層堆積装置。
  11. 前記加熱デバイス(5)が前記サセプタ(2)の下に、特に前記支持プレート(13)と前記分配器プレート(14)の下に配置された1つ以上のRF加熱コイルによって形成され、最も外側の巻き線(5‘)が前記ガス排出エレメント(7)を積極的に加熱することを特徴とする請求項7ないし10のいずれか1項に記載の半導体層堆積装置。
  12. 前記ガス排出エレメント(7)が、円形の前記プロセスチャンバー(1)を取り囲み、多数の開口(9)を備え、当該開口(9)を通って前記キャリアガスと前記プロセスガスの反応生成物とが前記ガス排出エレメント(7)の収集ボリューム(10)に到達し、当該収集ボリューム(10)が排出チャネル(11)によって真空ポンプに接続されることを特徴とする請求項7ないし11のいずれか1項に記載の半導体層堆積装置。
  13. 前記ガス供給ライン(27、28)がマスフローコントローラ(26)とバルブを経由してタンク(23、24、25)に接続され、前記タンク(23)がキャリアガスを蓄え、前記タンク(24)が有機金属物質を蓄え、前記タンク(25)が水素化物を蓄えることを特徴とする請求項7ないし12のいずれか1項に記載の半導体層堆積装置。
  14. 前記ガス排出エレメント(7)が、水平面に延びる前記サセプタ(2)より垂直方向に下に位置することを特徴とする請求項7ないし13のいずれか1項に記載の半導体層堆積装置。
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