JP2013502848A - 電力増幅器の保護回路 - Google Patents

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Abstract

装置は、入力RF信号を増幅し、出力RF信号を供給するPAモジュール(310)と、高ピーク電圧に対してPAモジュールを保護するために、送信機ゲインをコントロールする保護回路(320)とを含んでいる。保護回路(329)は、アナログ入力信号を量子化し、送信機ゲインを調整するために用いられるデジタルコンパレータ出力信号を供給するコンパレータ(370)のセットを含んでいる。保護回路は、ヒステリシスによって送信機ゲインを減少又は増加させる。保護回路は、出力RF信号の立ち下がり増幅率よりも立ち上がり増幅率の方が速い応答を有している。ヒステリシス及び/又は異なった立ち上がり及び立ち下がり応答は、保護回路が、シビアな負荷のミスマッチ下において送信機ゲインがトグルすることを回避すること、及び増幅率変調に起因する時間変動エンベロープを操作することを許容している。

Description

関連出願の表示
[米国連邦法規集第35編第119条による利益の主張]
特許のための本出願は、"VSWR Protection for Power Amplifiers" とタイトルされた、2009年8月19日に出願された、出願番号61/235313の米国仮出願の優先権を主張し、それは譲受人に譲渡され、ここにリファレンスとして組み入れられる。
本開示は、一般にエレクトロニクスに関し、より具体的には、電力増幅器の保護回路に関する。
無線通信デバイスは典型的には、データ送信をサポートするための送信機を含んでいる。送信機は典型的には、無線周波数(RF)信号を増幅し、高出力電力を供給する電力増幅器を含んでいる。電力増幅器は、特定の負荷インピーダンス(例えば、50オーム)をドライブするように設計されているかもしれない。負荷インピーダンスは、種々の妨害によって変動するかもしれず、高ピーク電圧を観測する電力増幅器に帰結するかもしれない。高ピーク電圧は、電力増幅器の信頼性の高い動作を保証するレベルを超えるかもしれない。高ピーク電圧を検出し、補正行為を実行して、電力増幅器を高ピーク電圧から保護できるようにすることが望まれているかもしれない。
図1は、無線通信デバイスのブロック図を示している。 図2は、電力増幅器(PA)モジュール及び保護回路を示している。 図3は、PAモジュール及び改善された保護回路を示している。 図4は、図4の改善された保護回路内の種々の回路を示している。 図5は、図4の回路からの種々の信号に対するタイミング図を示している。 図6は、改善された保護回路の例示的な設計を示している。 図7は、改善された保護回路の例示的な設計を示している。 図8は、改善された保護回路のピーク検出器を示している。 図9は、改善された保護回路のピーク検出器を示している。 図10は、高ピーク電圧から電力増幅器を保護するためのプロセスを示している。
以下に明らかにされる詳細な説明は、本開示の例示的な設計の説明として意図され、本開示が実行されることができる唯一の設計を表すことは意図されていない。“例示的(exemplary)”なる語句は、“例(example)、例示(instance)、或いは例証(illustration)として提供すること”を意味するために、ここでは用いられる。“例示的(exemplary)”としてここで説明されるいかなる設計も、他の設計にわたって好ましい或いは効果的であるとして、必ずしも解釈されない。詳細な説明は、本開示の例示的な設計の全体的な理解を与える目的のために特別な詳細を含んでいる。当業者にとって、ここで説明される例示的な設計が、これらの特別な詳細なしに実行されるかもしれないことは明白であろう。いくつかの例において、よく知られた構造及びデバイスは、ここで示された例示的な設計の新規性を不明瞭にすることを避けるために、ブロック図の形式で示される。
電力増幅器を高ピーク電圧から保護するための技術が、ここで説明される。該技術は、無線通信デバイス、セルラー電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ハンドへルドデバイス、無線モデム、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ブルートゥースデバイス、コンシューマ電子デバイスといった、種々の電子デバイスに用いられるかもしれない。明確化のため、無線通信デバイスに対する技術の使用について、以下に説明される。
図1は、無線通信デバイス100の例示的な設計のブロック図を示している。この例示的な設計において、無線デバイス100は、データプロセッサ110及びトランシーバ120を含んでいる。トランシーバ120は、双方向無線通信をサポートする送信機130及び受信機150を含んでいる。一般に、無線デバイス100は、任意の数の通信システム及び任意の数の周波数帯に対する、任意の数の送信機及び任意の数の受信機を含んでいるかもしれない。
送信機パスにおいて、データプロセッサ110は、送信されるデータを処理し、アナログ出力ベースバンド信号を送信機130に供給する。送信機130内では、アナログ出力ベースバンド信号が、増幅器(Amp)132によって増幅され、デジタルアナログコンバータによって生じるイメージを除去するためにロウパスフィルタ134によってフィルタされ、可変ゲイン増幅器(VGA)136によって増幅され、ミキサ138によってベースバンドからRFにアップコンバートされる。アップコンバートされた信号は、フィルタ140によってフィルタされ、ドライバ増幅器142及び電力増幅器144によってさらに増幅され、スイッチ/デュプレクサ146に送られ、アンテナ148を介して送信される。
受信機パスにおいて、アンテナ148は、ベースバンドステーション及び/又は他の送信機ステーションから信号を受信し、受信された信号をスイッチ/デュプレクサ146に送って受信機150に供給する。受信機150内では、受信された信号は、ロウノイズ増幅器(LNA)152によって増幅され、バンドパスフィルタ154によってフィルタされ、ミキサ156によってRFからベースバンドにダウンコンバートされる。ダウンコンバートされた信号は、VGA158によって増幅され、ロウパスフィルタ160によってフィルタされ、増幅器162によって増幅されて、アナログ入力ベースバンド信号を取得し、それはデータプロセッサ110に供給される。
図1は、RFとベースバンドとの間において1段で周波数変換を行うダイレクトコンバージョン構造をインプリメントする送信機130及び受信機150を示している。送信機130及び/又は受信機150は、RFとベースバンドとの間において複数段で周波数変換を行うスーパーヘテロダイン構造をインプリメントするかもしれない。ローカルオシレータ(LO)発生器170は、送信及び受信LO信号を発生し、それぞれミキサ138及び156に供給する。フェイズロックループ(PLL)172は、データプロセッサ110からコントロール情報を受け取り、コントロール信号をLO発生器170に供給し、適切な周波数で送信及び受信LO信号を発生させる。
図1は、例示的なトランシーバ設計を示している。一般に、送信機130及び受信機150内の信号のコンディショニングは、1段以上の増幅器、フィルタ、ミキサ等によって行われるかもしれない。これらの回路は、図1に示された構成とは異なってアレンジされるかもしれない。さらに、図1に示されていない他の回路が、送信機及び受信機で使用されるかもしれない。例えば、図1の種々のアクティブ回路をマッチさせるために、マッチング回路が使用されるかもしれない。図1のいくつかの回路は、除去されるかもしれない。トランシーバ120の全部又は一部は、1以上のアナログ集積回路(IC)、RFIC(RFIC)、ミックス信号IC等にインプリメントされるかもしれない。例えば、送信機130内の増幅器132から電力増幅器144は、RFIC上にインプリメントされるかもしれない。ドライバ増幅器142及び電力増幅器144はまた、RFIC外の他のIC上にインプリメントされるかもしれない。
データプロセッサ110は、送信及び受信データを処理する無線デバイス100等に対する種々のファンクションを実行するかもしれない。メモリ112は、データプロセッサ110のためのプログラムコード及びデータを記憶するかもしれない。データプロセッサ110は、1以上の特定用途向け集積回路(ASIC)及び/又は他のIC上にインプリメントされるかもしれない。
無線デバイスに用いられる電力増幅器に対し、高出力電力とともに高電力付加効率(high power-added efficiency)(PAE)が重要である。電力増幅器は、小さいサイズ、低コスト、及び他の効果を得るために、IC上に製造されるかもしれない。高出力電力及び高PAEを得るために、シリコンベースの電力増幅器は、高電力サプライ電圧或いはバッテリに直接、接続されるかもしれない。さらに、コストとともに挿入損失を低減するために、負荷のミスマッチに起因する反射信号を減衰させるために典型的に用いられるアイソレータを通過させることなしに、電力増幅器がアンテナに結合されるかもしれない。その結果、電力増幅器内のトランジスタのゲート及びドレインは、高ピーク電圧を観測するかもしれない。高ピーク電圧は、電力増幅器の出力でシビアなインピーダンスミスマッチがあるときに、電力サプライ電圧の3から4倍であるかもしれない。シビアな負荷ミスマッチは、例えば10:1以上のVSWRといった高電圧定在波比(voltage standing wave ratio)(VSWR)に対応するかもしれない。保護回路が、ピーク電圧を制限し、電力増幅器内のトランジスタをブレークダウンから保護するために用いられるかもしれない。保護回路は、VSWR保護回路、PA保護回路等とも呼ばれるかもしれない。
図2は、PAモジュール210及びピーク電圧を制限する保護回路220のブロック図を示している。PAモジュール210は、ドライバ増幅器(DA)242及び電力増幅器244を含んでいる。ドライバ増幅器242は、入力RF信号(RFin)を受け取って構成可能なゲインで増幅し、中間RF信号を供給する。電力増幅器244は、中間RF信号をさらに増幅し、出力RF信号(RFout )を供給する。マッチング回路246は、電力増幅器244に対する出力インピーダンスマッチングを行い、電力増幅器244とアンテナ248との間に結合される。マッチング回路246は、電力増幅器244の低出力インピーダンス(例えば、2から4オーム)を、アンテナ248の適度なインピーダンス(例えば、50オーム)にマッチさせる。
保護回路220内において、減衰器250は、電力増幅器244からRFout 信号を受け取り、ピーク検出器入力信号(Vin)を供給し、それはRFout 信号の減衰されたものであるかもしれない。ピーク検出器260は、Vin信号のピーク電圧を検出し、検出されたピーク電圧を表すピーク検出器出力信号(Vpeak)を供給する。エラー増幅器270は、反転入力でピーク検出器260からVpeak信号を受け取り、非反転入力でリファレンス電圧(Vref )を受け取る。エラー検出器270は、Vpeak信号とVref 電圧との誤差(error)を決定し、比較結果に基づいてゲインコントロール信号を供給する。ドライバ増幅器242のゲインは、ゲインコントロール信号に基づいて調整される。
図2に示されるように、PAモジュール210及び保護回路220は、負帰還ループで結合されている。保護回路220は、RFout 信号のピーク電圧をセンスし、ピーク電圧がVref 電圧によって設定された予め決められたレベルを越えた時に、ドライバ増幅器242のゲインを減少させる。ドライバ増幅器242の減少したゲインは、RFout 信号レベルを減少させ、それはピーク電圧を減少させる。保護回路220は、ドライバ増幅器242のゲインを下げることによって、RFout 信号のピーク電圧を減少及び制限することができる。
保護回路220は、電力増幅器224内のトランジスタをブレークダウンから保護することができるが、不利な点も有している。第1に、保護回路220は、RFout 信号が2つの出力電力レベル間でトグル(toggle)することを生じさせる。Vref を越える高ピーク電圧が検出される(例えば、シビアな負荷のミスマッチに起因して)とき、エラー増幅器270はドライバ増幅器242のゲインを下げるためにゲインコントロールを与え、それはRFout 信号レベルを下げる。保護回路220は、制限された帯域幅を有し、直ちに小さなRFout 信号に対して検出及び行動に移すことができないかもしれない。RFout 信号は、より低いレベルに減少することを続けるかもしれない。保護回路220は、ある遅延の後に、RFout 信号のより低いレベルを検出し、ドライバ増幅器242のゲインをオリジナルレベルへと増加させるかもしれない。RFout 信号は、オリジナル高レベルへと増加するかもしれず、それは、保護回路220がドライバ増幅器242のゲインを減少させることを生じさせるかもしれない。このシーケンスは、負荷のミスマッチが変化するまで、周期的に繰り返されるかもしれない。RFout 信号レベルのトグリング(toggling)は、シビアな負荷のミスマッチの状況下において、RFout 信号のエンベロープを確実に維持することが難しいことに起因するかもしれない。RFout 信号レベルのトグリングは、望ましくないドロップコール(dropped call)となるかもしれない。
第2に、保護回路220は、RFout 信号に対する増幅率変調を行うことができないかもしれない。フィードバックループの帯域幅は、高ピーク電圧に素早く反応するために、できるだけ高く設定されるかもしれない。RFout 信号が増幅率変調を有しているとすると、フィードバックループはRFout 信号の時間変動するエンベロープに追随し、エラー増幅器270からのゲインコントロール信号は連続的に変化するかもしれない。その結果、RFout 信号は、フィードバックループによって変調されるかもしれない。
第3に、保護回路220は、ICプロセス、電圧及び温度(PVT)変動に敏感であるかもしれない種々のアナログ回路を含んでいるかもしれない。フィードバックループのループゲイン及び位相は、エラー増幅器270のようなアナログ回路のゲイン及び遅延に依存しているかもしれない。このフィードバックループ特性のアナログ回路特性に対する依存は、フィードバックループの安定性を維持することをより難しくしているかもしれない。電力増幅器244は、ループの不安定性に起因して発振するかもしれない。
図3は、PAモジュール310及びピーク電圧を制限する保護回路320の例示的な設計のブロック図を示している。PAモジュール310は、ドライバ増幅器342及び電力増幅器344を含み、それらは図1のドライバ増幅器142及び電力増幅器144に対応するかもしれない。ドライバ増幅器342は、RFin信号を受け取って構成可能なゲインで増幅し、中間RF信号を供給する。電力増幅器344は、中間RF信号をさらに増幅し、RFout を供給する。マッチング回路346は、電力増幅器344に対する出力インピーダンスマッチングを行い、電力増幅器344とアンテナ348との間に結合される。
保護回路320内において、減衰器350は、電力増幅器344からRFout 信号を受け取り、ピーク検出器入力信号(Vin)を供給し、それはRFout 信号の減衰されたものであるかもしれない。ピーク検出器360は、Vin信号のピーク電圧を検出し、検出されたピーク電圧を表すピーク検出器出力信号(Vpeak)を供給する。図3に示された例示的な設計において、ピーク検出器360は、第2のピーク検出器364に直列に結合された第1のピーク検出器362を含んでいる。第1のピーク検出器362は、Vin信号のピーク電圧を検出し、検出されたピーク電圧を表す中間信号(Vint )を供給する。第2のピーク検出器364は、Vint 信号のピーク電圧を検出し、検出されたピーク電圧を表すVpeak信号を供給する。ピーク検出器362及び364は、RFout 信号の立ち上がり増幅率(rising amplitude)に素早く応答し、RFout 信号の立ち下がり増幅率(falling amplitude)にゆっくり応答する。Vpeak信号は、RFout 信号の立ち上がり増幅率をトラック(track)するかもしれないが、RFout 信号の立ち下がり増幅率にはラグ(lag)するかもしれない。コンパレータ370のセットは、ピーク検出器360からのVpeak信号をリファレンス電圧のセットと比較し、コンパレータ出力信号のセットを供給する。アンチトグリング(anti-toggling)コントロール回路380は、コンパレータ出力信号を受け取り、2つの出力電力レベル間でのトグリングを回避するためにヒステリシスを有する少なくとも1つのコントロール信号を発生する。サーマルトゥバイナリエンコーダ(thermal-to-binary encoder)390は、コントロール回路380から少なくとも1つのコントロール信号を受け取り、少なくとも1つのゲインコントロール信号を発生し、それはドライバ増幅器342に対するゲインコントロールを形成する。
図3に示されるように、PAモジュール310及び保護回路320は、負帰還ループで結合されている。保護回路320は、RFout 信号のピーク電圧をセンスし、高ピーク電圧が検出されたときに、ドライバ増幅器342のゲインを下げる。ドライバ増幅器342の減少したゲインは、RFout 信号の増幅率を下げ、それはピーク電圧を下げる。フィードバックループ内の保護回路320は、ドライバ増幅器342のゲインを下げることによって、RFout 信号のピーク電圧を減少及び制限することができる。
図3の保護回路320は、図2の保護回路220に存在しないいくつかの特徴を含んでいる。第1に、図2のエラー増幅器270(それはアナログ回路である)が、コンパレータ370、アンチトグリングコントロール回路380及びサーマルトゥバイナリエンコーダ390(それらはデジタル回路である)に置き換わっている。保護回路320内のデジタル回路は、PAモジュール310に対する他のデジタルゲインコントロール機能に容易に組み合わされるかもしれない。さらに、デジタル回路は、図3のフィードバックループに対するより決定論的な(deterministic)ループゲイン変動及びループ安定性に帰結するかもしれない。これは、図2の保護回路220の欠点の1つである、PVT変動に関連する不安定性の発生を回避するかもしれない。
第2に、ピーク検出器362及び364は、RFout 信号の立ち上がり増幅率に素早く追随し、RFout 信号の立ち下がり増幅率にゆっくり追随することができる。これは、高ピーク電圧が検出されたときに、保護回路320がドライバ増幅器342のゲインを素早く下げることを許容する。これはまた、RFout 信号の増幅率が下がるときにゲインが素早く変化しないために、保護回路320がRFout 信号に対する増幅率変調を処理することを許容するかもしれない。保護回路320は、それ故、コンスタントな増幅率のRF信号、及び増幅率変調されたRF信号の両者を処理することができる。ピーク検出器364は、コンスタントな増幅率のRF信号を有するアプリケーションに対して、含まれてもよいしバイパスされてもよい。
第3に、アンチトグリングコントロール回路380が、高ピーク電圧が検出されたときに、2つの出力電力レベル間でトグル(toggle)することを避けるために、ヒステリシスを与えることができる。ドライバ増幅器342のゲインは、RFout 信号が高閾値を越える(例えば、シビアな負荷のミスマッチに起因して)ときに、下がるかもしれない。これは、RFout 信号が増幅率を減少させることを生じさせる。しかしながら、ドライバ増幅器342のゲインは、高閾値よりもヒステリシス量だけ低く設定されるかもしれない低閾値よりも低くRFout 信号が立ち下がったときにのみ、増加するかもしれない。ヒステリシスは、高ピーク電圧が検出され、トグリングに起因するドロップコール(dropped call)を回避するかもしれないときに、ドライバ増幅器342のゲインのトグリングを回避するかもしれない。ヒステリシスはまた、ゲインが変化したときに、RFout 信号エンベロープの立ち上がりに起因するゲインのトグリングを回避するかもしれない。ヒステリシスはさらに、保護回路320がRFout 信号に対して増幅率変調を扱うことを許容するかもしれない。
図3の保護回路320は、図2の保護回路220の欠点を回避しながら、電力増幅器344内のトランジスタをブレークダウンから保護することができる。さらに、保護回路320は、以下に述べるように、フィードバックループ特性をプログラムするフレキシビリティを与えることができるプログラマブル或いはアジャスタブルなコンポーネントによってインプリメントされるかもしれない。
図4は、図3の減衰器350、コンパレータ370、アンチトグリングコントロール回路380、及びサーマルトゥバイナリエンコーダ390の例示的な設計の模式的な図である。ピーク検出器360は、以下に説明される。
図4に示された例示的な設計において、減衰器350は、キャパシタ452及び454並びに抵抗456及び458を含んでいる。キャパシタ452及び抵抗456は、並列に結合され、RFout 信号を受け取るトップエンドと、ノードAに結合されたボトムエンドとを有している。キャパシタ454及び抵抗458は、並列に結合され、ノードAに結合されたトップエンドと、回路グラウンドに結合されたボトムエンドとを有している。キャパシタ452及び454は、電力カプラとして、及びRFout 信号のダイナミックコンポーネントに対する電圧ドライバとして機能する。抵抗456及び458は、RFout 信号の直流(DC)コンポーネントに対する電圧ドライバとして機能する。ノードAでのVin信号は、RFout 信号の減衰したものであり、シビアな負荷のミスマッチの最中に大きくなるかもしれない。電圧ドライバは、シビアな負荷のミスマッチの最中に、ピーク検出器360を高電圧から保護する。一般に、任意の数のキャパシタが、電圧ドライバを形成するために用いられるかもしれない。プログラマブル電圧ドライバが、構成可能なキャパシタンス値を有する1以上のキャパシタ(例えば、キャパシタ454)によって形成されるかもしれない。キャパシティブな分割比(divider ratio)は、最悪の負荷のミスマッチの場合(例えば、10:1、或いはより高いVSWRについて)に、ピーク検出器360の適切な動作を確保するためにVin信号が電圧制限されるように選択されるかもしれない。減衰器350は、キャパシタ452及び454のみによって、或いは抵抗456及び458のみによってインプリメントされるかもしれない。
図4に示されるように、ピーク検出器360は、Vin信号のピーク電圧を検出し、Vpeak信号を供給する。ピーク検出器360は、RFout 信号の立ち上がり増幅率に素早く追随するが、RFout 信号の立ち下がり増幅率にはゆっくり応答する。
図4に示された例示的な設計において、コンパレータ370は、M個のコンパレータ470aから470mを含んでおり、Mは2以上であるかもしれず、一設計ではM=3であるかもしれない。M個の抵抗472aから472mは、直列に結合され、抵抗472mのトップエンドはVref 電圧に結合されている。電流源474は、抵抗472aのボトムエンドに結合された一端と、回路グラウンドに結合された他端とを有している。抵抗472aから472mのボトムエンドは、それぞれ、M個のリファレンス電圧Vref1からVresMを供給し、Vref1<Vref2<…<VrefM、である。コンパレータ470aから470mは、一方の入力で同一のVpeak信号を受け取り、さらに他方の入力でVref1からVresM電圧を受け取る。各コンパレータ470は、m∈{1,…,M}について、Vpeak信号をリファレンス電圧(Vrefm)と比較し、その比較結果に基づいて、対応するコンパレータ出力信号(Bm)を供給する。Bmコンパレータ出力信号は、Vpeak信号がVrefmを越えているとロジックハイであるかもしれず、そうでない場合にはロジックロウであるかもしれない。
ドライバ増幅器342は、保護回路320からのゲインコントロールに基づいて、M個のディスクリートゲインG1からGMの1つに設定されるかもしれず、G1>G2,…>GM、である。ゲインG2からGMは、Vpeak信号がそれぞれVref2からVrefMを越えているときに、選択されるかもしれない。ゲインG1は、Vpeak信号がVref2よりも下にあるときに選択されるかもしれない。より多くのコンパレータ470及びより多くのリファレンス電圧が、より精密な分解能を有するディスクリートゲインをサポートするために用いられるかもしれない。
図4に示された例示的な設計において、アンチトグリング(anti-toggling)コントロール回路380は、(M−1)個のDタイプラッチ480bから480m、(M−1)個のORゲート482bから482m、インバータ484、及び遅延回路486を含んでいる。インバータ484は、コンパレータ470aからのB1信号を受けて反転させる。遅延回路486は、B1信号を受けて遅延させ、遅延されたB1信号(B1d)を供給する。遅延回路486は、直列に結合された偶数個のインバータによってインプリメントされるかもしれない。ORゲート482bから482mは、一方の入力にインバータ484から同一の出力信号を受け、他方の入力にそれぞれコンパレータ470bから470mからのB2からBM信号を受ける。ラッチ480bから480mは、データ(D)入力に遅延回路486からの同一の遅延されたB1信号を受け、クロック入力にそれぞれORゲート482bから482mからのX2からXM信号を受ける。ラッチ480bから480mは、それぞれ(M−1)個のコントロール信号C2からCMを供給する。
図5は、M=3の場合について、図4のコンパレータ470及びアンチトグリングコントロール回路380の動作を示したタイミング図である。ピーク検出器360からのVpeak信号は、3つのリファレンス電圧Vref1、Vref2及びVref3とともに、図5の上部に示されている。Vref1及びVref2間の差は、ヒステリシスの量である。
時間T1において、Vpeak信号はVref1を越え、コンパレータ470aからのB1信号はロジックハイに遷移する。時間T2において、Vpeak信号はVref2を越え、コンパレータ470bからのB2信号はロジックハイに遷移する。時間T3において、Vpeak信号はVref3を越え、コンパレータ470mからのB3信号はロジックハイに遷移する。時間T4において、Vpeak信号はVref3を下回り、B3信号はロジックロウに遷移する。時間T5において、Vpeak信号はVref2を下回り、B2信号はロジックロウに遷移する。時間T6において、Vpeak信号はVref1を下回り、B1信号はロジックロウに遷移する。各コンパレータ出力信号は、そのコンパレータ出力信号に用いられるリファレンス電圧をVpeak信号が上回るか下回るかに依存して、ロジックハイ又はロジックロウに設定される。
ORゲート482bからのX2信号は、(i)B2信号がロジックハイのときであるT2からT5、(ii)B1信号がロジックロウのときであるT6からT7で、ロジックハイである。同様に、ORゲート482mからのX3信号は、(i)B3信号がロジックハイのときであるT3からT4、(ii)B1信号がロジックロウのときであるT6からT7で、ロジックハイである。
ラッチ470bからのC2信号は、B2信号の立ち上がりエッジに起因して時間T2でロジックハイに遷移し、B1信号の立ち下がりエッジに起因して時間T6でロジックロウに遷移する。同様に、ラッチ470mからのC3信号は、B3信号の立ち上がりエッジに起因して時間T3でロジックハイに遷移し、B1信号の立ち下がりエッジに起因して時間T6でロジックロウに遷移する。それ故、各ラッチからのCmデジタルコントロール信号は、(i)対応するBmコンパレータ出力信号がロジックハイに遷移するときにロジックハイに遷移し、(ii)B1コンパレータ出力信号がロジックロウに遷移するときにロジックロウに遷移する。
図4及び5に示されるように、B1信号は、ファンクショナルコントロールビットとして用いられる。C2からCM信号は、それぞれB2からBM信号と同じ立ち上がりエッジを有し、B1信号と同じ立ち下がりエッジを有する。特に、B2からBM信号がロジックロウに遷移するとき、C2からCM信号はB1信号がロジックロウに遷移するまでロジックハイを維持する。このファンクションは、図4のラッチ480bから480m及びORゲート482bから482mによって実現される。各ラッチ480の入力は、対応するORゲート482からのトリガ信号がロジックハイに遷移するときにのみ、その出力へと通過する。
よく制御された及び調整可能なヒステリシスは、コンパレータ470からのB2からBM信号と、ラッチ480からのC2からCM信号との間で得られるかもしれない。ヒステリシスは、2つの出力電力レベル間でのRFout 信号のトグリング(toggling)を避けるために用いられるかもしれない。
C2からCM信号は、ドライバ増幅器342に対する所望のゲインを表し、第1のデジタルフォーマットにおいて与えられる。サーマルトゥバイナリ(thermal-to-binary)エンコーダ390は、C2からCM信号を受け取り、所望のゲインを表し、ドライバ増幅器342のために用いられる第2のデジタルフォーマットにおいて与えられるD2からDM信号を発生する。D2からDM信号は、それぞれゲインG2からGMに対応するかもしれない。D2からDM信号の多くても1つは、対応するゲインを選択するためにロジックハイに設定されるかもしれない。ゲインG1は、D2からDM信号の全てがロジックロウである場合に対応しているかもしれない。
図4は、M=3の場合について、サーマルトゥバイナリエンコーダ390の例示的な設計を示している。この例示的な設計において、サーマルトゥバイナリエンコーダ390は、エクスクルーシブOR(XOR)ゲート490及びANDゲート492を含んでいる。XORゲート490は、C2及びCM信号を受け取り、D2信号を供給する。ANDゲート492は、C2及びCM信号を受け取り、DM信号を供給する。一般に、(M−2)個のXORゲートが、D2からD(M−1)信号を発生するために用いられるかもしれない。各XORゲートは、Cm及びC(m+1)信号を受け取り、対応するDm信号を供給するかもしれず、m∈{2,…,M−1}、である。ANDゲート492は、C2及びCM信号に基づいてDM信号を発生するかもしれない。簡単のために図4では示されていないが、追加のロジック回路が、ドライバ増幅器342に対する最終的なゲインコントロール信号を発生するために、存在するゲインコントロールファンクションに対して用いられる他のゲインコントロール信号に、D2からDM信号を結合するかもしれない。
図5は、M=3の場合について、サーマルトゥバイナリエンコーダ390からのD2及びD3信号を示している。D2信号は、C2信号がロジックハイで、C3信号がロジックハイでないときに、ロジックハイである。D3信号は、C3信号がロジックハイであるときに、ロジックハイである。D2及びD3信号の多くても1つが、任意の与えられた瞬間でロジックハイである。最も低いゲインG3は、D3信号がロジックハイのときに選択されるかもしれない。中間のゲインG2は、D2信号がロジックハイのときに選択されるかもしれない。最も高いゲインG1は、D2及びD3信号が両方ともロジックロウのときに選択されるかもしれない。
図4は、保護回路320の例示的な設計を示しており、それは、電力増幅器344内のトランジスタをブレークダウンから保護し、2つの出力電力レベル間のRFout 信号のトグリングを回避し、及び他の効果を提供することができる。保護回路は、他の方法でインプリメントされるかもしれない。
図6は、保護回路322の例示的な設計のブロック図を示し、第2のピーク検出器364を除いて図3の保護回路320内の全ての回路を含んでいる。この例示的な設計において、ピーク検出器362は、その出力をVpeak信号としてダイレクトにコンパレータ370に供給している。保護回路322は、アンチトグリングコントロール回路380によって与えられるヒステリシスに基づいて、RFout 信号のトグリング避けることができるかもしれない。
図7は、保護回路324の例示的な設計のブロック図を示し、アンチトグリングコントロール回路380を除いて図3の保護回路320内の全ての回路を含んでいる。この例示的な設計において、コンパレータ370からのコンパレータ出力信号は、サーマルトゥバイナリエンコーダ390にダイレクトに供給される。保護回路324は、RFout 信号の立ち下がり増幅率にゆっくり応答することに基づいて、RFout 信号のトグリングを避けることができるかもしれない。
一般に、ドライバ増幅器342のゲイン(RFout 信号の増幅率)のトグリングは、アンチトグリングコントロール回路380のみによって(図6に示されるように)、或いはピーク検出器364のみによって(図7に示されるように)、或いはアンチトグリングコントロール回路380及びピーク検出器364の両者によって(図3に示されるように)、避けられるかもしれない。アンチトグリングコントロール回路380及びピーク検出器364の両者を用いることは、アンチトグリングコントロール回路380又はピーク検出器364のいずれかのみよりも、より大きなRFout 信号レンジにわたって、ドライバ増幅器342のゲインのトグリングを避けることができるかもしれない。
図3、6及び7は、ドライバ増幅器342のゲインがRFout 信号レベルを変化させるように調整されることができる、例示的な設計を示している。一般に、送信機ゲインは、RFout 信号レベルを変化させるように調整されるかもしれない。送信機ゲインは、ドライバ増幅器のゲイン(もしそれが構成可能であれば)、及び/又は送信パス内の1以上の他の回路のゲインを備えているかもしれない。例えば、保護回路は、RFout 信号レベルを変化させるために、VGA136のゲイン、データプロセッサ110内のデジタルマルチプライヤのゲイン、及び/又は送信パス内の他の回路のゲインを変化させるかもしれない。
図8は、図3、6及び7のピーク検出器362の例示的な設計の模式的な図を示している。ピーク検出器362内において、Nチャネル金属酸化物半導体(NMOS)トランジスタ812は、Vin信号を受け取るゲートと、ノードUに結合されたソースと、電源(Vdd)に結合されたドレインとを有している。電流源814及びキャパシタ816は、並列に結合され、ノードU及び回路グラウンド間に結合されている。NMOSトランジスタ822は、ピーク検出器362の出力に結合されたゲートと、ノードVに結合されたソースと、Vdd電源に結合されたドレインとを有している。電流源824は、ノードV及び回路グラウンド間に結合されている。演算増幅器(op−amp)826は、ノードUに結合された非反転入力と、ノードVに結合された反転入力と、NMOSトランジスタ822のゲートに結合された出力とを有している。電流源814及び824はそれぞれ、Ibiasの電流を供給する。
ピーク検出器362は、以下のように動作する。NMOSトランジスタ812は、Vin信号の存在下において、整流用のフォワードバイアスされたダイオードとして振る舞い、正の整流電圧を得るためにキャパシタ816上に電荷を整流する(commutate)。キャパシタ816に対して双方向に電荷転送をするために、電流源814は、ピーク検出器362が時間変動する波形(time-varying waveform)に応答することができるように、定電流シンク(constant current sink)として振る舞う。Vin信号は、システム帯域幅内に変調周波数の連続(continuum)を含んでいるかもしれない。キャパシタ816のC1キャパシタンス及び電流源814のIbias電流は、Vin信号上のエンベロープの電圧の変化の最も速いレート(dv/dt)及び最も高い増幅率が追随され及びトラックされることができるように、選択されるかもしれない。キャパシタ816上の結果的に整流された電圧が、キャパシタ816からの電荷リークを防止するために、高入力インピーダンスop−amp826に供給される。
ノードUでの整流された電圧は、NMOSトランジスタ812のゲートの電圧からNMOSトランジスタ812のゲート−ソース電圧(Vgs)を引いたものに等しい。op−amp826は、負帰還ループ内に接続され、ノードVの電圧がノードUの電圧にマッチするようにNMOSトランジスタ822のゲート電圧が設定される。NMOSトランジスタ822のゲート電圧は、NMOSトランジスタ822及び電流源824がNMOSトランジスタ812及び電流源814のレプリカであるため、NMOSトランジスタ812のゲート電圧にマッチするべきである。NMOSトランジスタ822はそれ故、NMOSトランジスタ812のVgs電圧を補償する。
図9は、図3及び7のピーク検出器364の例示的な設計の模式的な図を示している。ピーク検出器364内において、op−amp910は、ピーク検出器362からVint 信号を受け取る反転入力と、ノードYに結合された非反転入力とを有し、ノードYはピーク検出器364の出力でもある。Pチャネル金属酸化物半導体(PMOS)トランジスタ912及び922は、カレントミラーとして結合され、互いに結合されたゲートと、Vdd電源に結合されたソースとを有している。PMOSトランジスタ912のゲート及びドレインは互いに結合され、op−amp910の出力に結合されている。PMOSトランジスタ922のドレインは、ノードYに結合されている。電流源924及びキャパシタ926は、並列に結合され、ノードY及び回路グラウンド間に結合されている。電流源924は、Idisの電流を供給する。
ピーク検出器364は、以下のように動作する。Vint 信号がハイになるとき、op−amp910の出力はロウになり、PMOSトランジスタ912及び922は両者ともにオンする。PMOSトランジスタ922は、相対的に大きな量の電流によってキャパシタ926を充電する。逆に、Vint 信号がロウになるとき、op−amp910の出力はハイになり、PMOSトランジスタ912及び922は両者ともにオフする。電流源924は、キャパシタ926から電荷を除去する定電流シンクとして振る舞う。しかしながら、PMOSトランジスタ922からの充電電流は、電流源924からの放電電流よりもはるかに大きいかもしれない。例えば、充電電流はマイクロアンペア(μA)のオーダーであるのに対して、放電電流はナノアンペア(nA)のオーダーであるかもしれない。この場合、ピーク検出器364は、Vint 信号の立ち上がり増幅率には素早く反応するが、Vint 信号の立ち下がり増幅率にはゆっくり反応するかもしれない。Idis電流は、Vint 信号の立ち下がり増幅率に対して、所望の遅い応答を得るように選択されるかもしれない。ピーク検出器364からのVpeak信号は、Vint 信号の速い立ち上がり増幅率をトラックするかもしれず、Vint 信号の立ち下がり増幅率をラグする(lag)かもしれず、それはRFout 信号が増幅率変調される場合に特に望ましいかもしれない。
図8及び9は、ピーク検出器362及び364の例示的な設計を示している。図8に示されるように、ピーク検出器362は、NMOSトランジスタ812の高速性のために、RF信号上で動作することができる。図9に示されるように、ピーク検出器364は、op−amp910の相対的に遅い速度に起因して、エンベロープ信号上で動作することができる。ピーク検出器362及び364は、他の方法でインプリメントされるかもしれない。
電力増幅器の保護回路に対し、適切なピーク検出器は、立ち上がり増幅率に対する速い応答を有し(電力増幅器内のトランジスタを保護するのに十分な速さ)、立ち下がり増幅率に対する遅い応答(安定なフィードバックループを確保するために)を有するべきである。これらの特徴は、(i)立ち上がり及び立ち下がり増幅率の両者に対する速い応答を有するピーク検出器362、及び(ii)立ち上がり増幅率に対する速い応答と立ち下がり増幅率に対する遅い応答とを有するピーク検出器364、のカスケードによって得られるかもしれない。ピーク検出器362及び364は、単一の回路内に結合されるかもしれない。
図4に戻ると、Vref2からVrefMは、ドライバ増幅器342に対する異なったディスクリートゲインに関連付けられるかもしれず、Vref1及びVref2は、ヒステリシスの量を決めるかもしれない。望ましいVref1からVrefMは、(i)抵抗472aから472mに対する適切な値、及び(ii)電流源474からの与えられたIref 電流によるVref に対する適切な値、によって得られるかもしれない。例示的な設計において、適切なVref 値を決めるために、キャリブレーションが行われるかもしれない。キャリブレーションに対し、RFin信号はノミナルな(nominal)信号レベルに設定されるかもしれず、ノミナルなゲインがドライバ増幅器342に対して選択されるかもしれない。ワーストケースのVSWR(例えば、20:1或いは10:1)が、電力増幅器344に与えられるかもしれない。Vref は、保護回路がドライバ増幅器342のゲインをキックイン(kick in)及び下げるように、調整されるかもしれない。Vref は、保護回路がキックインする電圧に設定されるかもしれない。望ましいVref1からVrefMは、(i)キャリブレーションから決められる適切なVref 、及び(ii)設計から正確に得られるかもしれない抵抗値の適切な比率、によって得られるかもしれない。
例示的な設計において、装置(例えば、無線デバイス、集積回路等)は、例えば図3及び4に示されるように、PAモジュール及び保護回路を含むかもしれない。PAモジュールは、入力RF(RFin)信号を受け取り、出力RF(RFout )信号を出力するかもしれない。保護回路は、PAモジュールに結合され、RFout 信号の高ピーク電圧に対してPAモジュールを保護するために送信機ゲインをコントロールするかもしれない。保護回路は、複数のコンパレータを含むかもしれず、それは、RFout 信号に基づいて得られるアナログ入力信号を受け取り、アナログ入力信号を量子化し、送信機ゲインを調整するために用いられる複数のデジタルコンパレータ出力信号を供給するかもしれない。
例示的な設計において、PAモジュールは、図3及び4に示されるように、電力増幅器に直列に結合されたドライバ増幅器を含むかもしれない。送信機ゲインは、ドライバ増幅器のゲインを含むかもしれない。保護回路は、RFout 信号の高ピーク電圧に対して電力増幅器を保護するために、ドライバ増幅器のゲインをコントロールするかもしれない。他の例示的な設計において、PAモジュールは、電力増幅器のみを含んでいるかもしれない。保護回路は、電力増幅器のゲイン及び/又は送信パス内の他のゲインをコントロールするかもしれない。
例示的な設計において、保護回路は、さらにピーク検出器を含むかもしれない。ピーク検出器は、RFout 信号に基づいて得られたピーク検出器入力信号(Vin)を受け取り、ピーク検出器入力信号に基づいてRFout 信号のピーク電圧を検出し、アナログ入力信号(例えば、Vpeak)を複数のコンパレータに供給するかもしれない。例示的な設計において、アナログ入力信号は、RFout 信号の立ち上がり増幅率をトラックするかもしれないが、RFout 信号の立ち下がり増幅率をラグする(lag)かもしれない、
例示的な設計において、図4に示されるように、複数のコンパレータのそれぞれは、第1の入力でアナログ入力信号を受け取り、第2の入力で複数のリファレンス電圧(例えば、Vref1からVrefM)の1つを受け取り、複数のコンパレータ出力信号(例えば、B1からBM信号)の1つを供給するかもしれない。用いられるコンパレータの数は、送信機ゲインのディスクリートゲイン値の数に依存している。
例示的な設計において、保護回路は、コンパレータ出力信号に基づいて、ヒステリシスを有する少なくとも1つのコントロール信号を発生するために、アンチトグリングコントロール回路をさらに含んでいるかもしれない。コンパレータ出力信号は、少なくとも1つのコンパレータ出力信号(例えば、B2からBM信号)と、指定された(designated)コンパレータ出力信号(例えば、B1信号)とを含むかもしれない。少なくとも1つのコントロール信号(例えば、C2からCM信号)は、少なくとも1つのコンパレータ出力信号によって決定される立ち上がりエッジと、指定されたコンパレータ出力信号によって決定される立ち下がりエッジとを有するかもしれない。
例示的な設計において、保護回路は、(i)アンチトグリングコントロール回路からの少なくとも1つのコントロール信号、或いは(ii)コンパレータからのコンパレータ出力信号に基づいて、少なくとも1つのゲインコントロール信号(例えば、D2からDM信号)を発生するために、サーマルトゥバイナリエンコーダをさらに含むかもしれない。少なくとも1つのゲインコントロール信号は、送信機ゲインに対する少なくとも1つのディスクリートゲイン値に関連付けられるかもしれない。多くても1つのゲインコントロール信号は、送信機ゲインに対する多くても1つのディスクリートゲイン値を選択するために、任意の与えられた瞬間にアサートにされる(asserted)かもしれない。
他の例示的な設計において、装置は、PAモジュール及び保護回路を含むかもしれない。PAモジュールは、RFin信号を受け取り、RFout 信号を供給するかもしれない。保護回路は、RFout 信号の高ピーク電圧に対してPAモジュールを保護するために、送信機ゲインをコントロールするかもしれない。保護回路は、RFout 信号の増幅率が高閾値を上回るときにトランジスタゲインを下げ、RFout 信号の増幅率が低閾値を下回るときにトランジスタゲインを上げるかもしれない。低閾値は、ヒステリシスを与えるために、高閾値よりも低いかもしれない。
例示的な設計において、保護回路は、RFout 信号の増幅率が高閾値を上回ったときに、送信機ゲインを第1のゲイン値(例えば、G1)から第2のゲイン値(例えば、G2)に下げるかもしれない。保護回路は、RFout 信号の増幅率がより高い閾値を上回ったときに、送信機ゲインを第3のゲイン値(例えば、G3)にさらに下げるかもしれない。より高い閾値は、高閾値よりも上にあるかもしれない。保護回路は、RFout 信号の増幅率が低閾値を下回ったときに、送信機ゲインを第2のゲイン値又は第3のゲイン値から第1のゲイン値に上げるかもしれない。
例示的な設計において、保護回路は、複数のコンパレータと、アンチトグリングコントロール回路とを含むかもしれない。コンパレータは、RFout 信号に基づいて得られたアナログ入力信号を受け取り、複数のリファレンス電圧(例えば、Vref1からVrefM)に基づいてアナログ入力信号を量子化し、複数のコンパレータ出力信号を供給するかもしれない。複数のリファレンス電圧は、複数の閾値に対応するかもしれず、それは、上述したように、高、より高い、及び低閾値を含むかもしれない。コントロール回路は、コンパレータ出力信号に基づいて、ヒステリシスを有する少なくとも1つのコントロール信号を発生するかもしれない。コンパレータ出力信号は、少なくとも1つのコンパレータ出力信号と、指定されたコンパレータ出力信号とを含むかもしれず、それは低閾値に基づいて発生するかもしれない。少なくとも1つのコントロール信号は、少なくとも1つのコンパレータ出力信号によって決定される立ち上がりエッジと、指定されたコンパレータ出力信号によって決定される立ち下がりエッジとを有するかもしれない。少なくとも1つのコントロール信号は、送信機ゲインを調整するために用いられるかもしれない。
例示的な設計において、RFout 信号は、増幅率変調されているかもしれず、時間変動するエンベロープ(time-varying envelope)を有するかもしれない。他の例示的な設計において、RF信号は、一定の増幅率を有するかもしれない。いずれの場合にも、ヒステリシスが、PAモジュールの出力での負荷のミスマッチに起因する2つのゲイン値間の送信機ゲインのトグリングを回避するかもしれない。
さらに他の例示的なデザインにおいて、装置は、PAモジュール及び保護回路を含むかもしれない。PAモジュールは、RFin信号を受けて、RFout 信号を供給するかもしれない。保護回路は、RFout 信号の高ピーク電圧に対してPAモジュールを保護するために、送信機ゲインをコントロールするかもしれない。保護回路は、RFout 信号の立ち下がり増幅率よりも立ち上がり増幅率により速く応答するかもしれない。
例示的な設計において、保護回路は、RFout 信号のピーク電圧を検出するピーク検出器を含むかもしれない。ピーク検出器は、RFout 信号に基づいて得られる入力信号を受け取り、入力信号に基づいてRFout 信号のピーク電圧を検出し、RFout 信号の立ち上がり増幅率をトラックし、RFout 信号の立ち下がり増幅率をラグする出力信号を供給するかもしれない。例示的な設計において、図3に示されるように、ピーク検出器は、第1及び第2のピーク検出器を含むかもしれない。第1のピーク検出器は、入力信号を受け取り、RFout 信号の立ち上がり及び立ち下がり増幅率をトラックする中間(intermediate)信号を供給するかもしれない。第2のピーク検出器は、第1のピーク検出器に結合され、中間信号を受け取り、出力信号を供給するかもしれない。第2のピーク検出器は、(i)RFout 信号の立ち上がり増幅率を検出するための充電電流、及び(ii)RFout 信号の立ち下がり増幅率を検出するための放電電流を有するかもしれない。放電電流は、RFout 信号の立ち下がり増幅率に対するゆっくりした応答を得るために、大きさが充電電流よりも少なくとも1桁小さい。
例示的な設計において、RFout 信号は増幅率変調されているかもしれない。保護回路は、増幅率変調に起因するRFout 信号の立ち上がり増幅率をトラックし、増幅率変調に起因するRFout 信号の立ち下がり増幅率をラグするかもしれない。他の例示的な設計において、RFout 信号は、一定の増幅率を有しているかもしれない。いずれの例示的な設計でも、保護回路は、負荷のミスマッチに起因するRFout 信号の立ち上がり増幅率をトラックするかもしれない。
図10は、PAモジュールを保護するプロセスの例示的な設計を示している。RFin信号がPAモジュールによって増幅され、RFout 信号が得られるかもしれない(ブロック912)。送信機ゲインが、RFout 信号の高ピーク電圧に対してPAモジュールを保護するためにコントロールされるかもしれない(ブロック914)。送信機ゲインは、(i)複数のコンパレータからの複数のコンパレータ出力信号に基づいて調整される、又は、(ii)ヒステリシスを伴って減少又は増加する、又は、(iii)RFout 信号の立ち下がり増幅率(増幅度)よりも立ち上がり増幅率(増幅度)に対してより速く応答することに基づいて調整される、又は、(iv)それらの組み合わせ、である。
例示的な設計において、RFout 信号のピーク電圧が検出されるかもしれず、RFout 信号の立ち上がり増幅率をトラックし、RFout 信号の立ち下がり増幅率をラグするピーク検出器出力信号が、供給されるかもしれない。例示的な設計において、ピーク検出は2ステップで行われるかもしれない。第1のステップでは、RFout 信号のピーク電圧が第1のピーク検出器によって検出され、RFout 信号の立ち上がり及び立ち下がり増幅率をトラックする中間信号(intermediate)が得られるかもしれない。第2のステップでは、中間信号のピーク電圧が第2のピーク検出器によって検出され、RFout 信号の立ち上がり増幅率をトラックし、立ち下がり増幅率をラグするピーク検出器出力信号が得られるかもしれない。ピーク検出は、他の方法で実行されるかもしれない。
例示的な設計において、送信機ゲインは、RFout 信号の増幅率が高閾値を上回るときに減少する。送信機ゲインは、RFout 信号の増幅率が低閾値を下回るときに増加する。低閾値は、ヒステリシスを与えるために、高閾値よりも低い。
例示的な設計において、送信機ゲインを調整するために用いられる少なくとも1つのコントロール信号は、複数のコンパレータ出力信号に基づいて発生するかもしれない。コンパレータ出力信号は、少なくとも1つのコンパレータ出力信号と、指定された(designated)コンパレータ出力信号とを含むかもしれない。少なくとも1つのコントロール信号は、少なくとも1つのコンパレータ出力信号によって決定される立ち上がりエッジと、指定されたコンパレータ出力信号によって決定される立ち下がりエッジとを有するかもしれない。
ここで説明されたPAモジュール及び保護回路は、IC、アナログIC、RFIC、ミックス信号IC、ASIC、プリント回路基板(PCB)、電子デバイス等にインプリメントされるかもしれない。PAモジュール及び保護回路は、相補的金属酸化物半導体(CMOS)、NMOS、PMOS、バイポーラジャンクショントランジスタ(BJT)、バイポーラ−CMOS(BiCMOS)、シリコンゲルマニウム(SiGe)、ガリウムヒ素(GaAs)等の、種々のICプロセス技術によって製造されるかもしれない。
ここで説明されるPAモジュール及び保護回路をインプリメントする装置は、スタンドアロンデバイスであるかもしれないし、或いはより大きなデバイスの一部であるかもしれない。デバイスは、(i)スタンドアロンIC、(ii)データ及び/又はインストラクションを記憶するメモリICを含むかもしれない1以上のICのセット、(iii)RF受信機(RFR)又はRF送受信機(RTR)のようなRFIC、(iv)ASIC、(v)他のデバイスにエンベッドされるかもしれないモジュール、(vi)受信機、セルラーフォン、無線デバイス、ハンドセット、モバイルユニット、(vii)等々、であるかもしれない。
1以上の例示的な設計において、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、或いはそれらの任意の組合せでインプリメントされるかもしれない。ソフトウェアでインプリメントされる場合、機能は、1以上の命令又はコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、或いはコンピュータ可読媒体を介して伝達されるかもしれない。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体であるかもしれない。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、もしくは他の光学ディスク記憶、磁気ディスク記憶、もしくは他の磁気記憶デバイス、又は、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを運搬または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる他の任意の媒体を備えることができる。また、任意の接続は、コンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、又は赤外線、無線、及びマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、又は赤外線、無線、及びマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用されるディスク(disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光学ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク及びブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
開示の前述の説明は、当業者が本開示を実施または使用できるようにするために提供される。開示に対する種々の変更は、当業者に容易に明らかになり、ここで定義された包括的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなく、他の変更に適用できるかもしれない。それ故、本開示は、ここで説明された例及び設計に限定されることは意図されておらず、ここで開示された原理および新規な特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきものである。

Claims (28)

  1. 入力無線周波数(RFin)信号を受け取り、出力RF(RFout )信号を供給する電力増幅器(PA)モジュールと、
    前記PAモジュールに結合され、前記RFout 信号の高ピーク電圧に対して前記PAモジュールを保護するために送信機ゲインをコントロールする保護回路であって、前記RFout 信号に基づいて得られたアナログ入力信号を受け取り、前記アナログ入力信号を量子化し、送信機ゲインを調整するために用いられる複数のデジタルコンパレータ出力信号を供給する複数のコンパレータを備えた保護回路と、
    を備えた装置。
  2. 前記複数のコンパレータのそれぞれは、第1の入力でアナログ入力信号を受け取り、第2の入力で複数のリファレンス電圧の1つを受け取り、前記複数のコンパレータ出力信号の1つを供給する
    請求項1の装置。
  3. 前記保護回路は、前記複数のコンパレータ出力信号に基づいてヒステリシスを有する少なくとも1つのコントロール信号を発生するコントロール回路をさらに備え、前記少なくとも1つのコントロール信号は、前記送信機ゲインを調整するために用いられる
    請求項1の装置。
  4. 前記複数のコンパレータ出力信号は、少なくとも1つのコンパレータ出力信号と指定されたコンパレータ出力信号とを備え、前記少なくとも1つのコントロール信号は、前記少なくとも1つのコンパレータ出力信号によって決定される立ち上がりエッジと、前記指定されたコンパレータ出力信号によって決定される立ち下がりエッジとを有する
    請求項3の装置。
  5. 前記保護回路は、前記複数のコンパレータ出力信号に基づいて、前記送信機ゲインを調整するために用いられる、少なくとも1つのゲインコントロール信号を発生するサーマルトゥバイナリエンコーダをさらに備える
    請求項1の装置。
  6. 前記少なくとも1つのゲインコントロール信号は、前記送信機ゲインに対する少なくとも1つのディスクリートゲイン値に関連付けられ、前記少なくとも1つのゲインコントロール信号の多くても1つは、前記少なくとも1つのディスクリートゲイン値の多くても1つを選択するためにアサートにされる
    請求項5の装置。
  7. 前記保護回路は、前記RFout 信号に基づいて得られたピーク検出器入力信号を受け取り、前記ピーク検出器入力信号に基づいて前記RFout 信号のピーク電圧を検出し、前記複数のコンパレータに前記アナログ入力信号を供給するピーク検出器をさらに備える
    請求項1の装置。
  8. 前記アナログ入力信号は、前記RFout 信号の立ち上がり増幅率をトラックし、前記RFout 信号の立ち下がり増幅率をラグする(lag)
    請求項7の装置。
  9. 前記PAモジュールは、電力増幅器に直列に結合ざれたドライバ増幅器を備え、前記送信機ゲインは前記ドライバ増幅器のゲインを備え、前記保護回路は、前記RFout 信号の高ピーク電圧に対して前記電力増幅器を保護するために前記ドライバ増幅器のゲインを制御する
    請求項1の装置。
  10. 入力無線周波数(RFin)信号を受け取り、出力RF(RFout )信号を供給する電力増幅器(PA)モジュールと、
    前記PAモジュールに結合され、前記RFout 信号の高ピーク電圧に対して前記PAモジュールを保護するために送信機ゲインをコントロールする保護回路であって、前記RFout 信号の増幅率が高閾値を上回るときに前記送信機ゲインを減少させ、前記RFout 信号の増幅率が低閾値を下回るときに前記送信機ゲインを増加させ、前記低閾値を前記高閾値よりも低くしてヒステリシスを与える保護回路と、
    を備えた装置。
  11. 前記保護回路は、前記RFout 信号の前記増幅率が前記高閾値を上回るときに、前記送信機ゲインを第1のゲイン値から第2のゲイン値に減少させ、前記RFout 信号の前記増幅率が前記高閾値よりもより高い閾値を越えるときに、前記送信機ゲインを第3のゲイン値に減少させる
    請求項10の装置。
  12. 前記保護回路は、前記RFout 信号の前記増幅率が前記低閾値を下回るときに、前記送信機ゲインを前記第2のゲイン値又は前記第3のゲイン値から前記第1のゲイン値に増加させる
    請求項11の装置。
  13. 前記保護回路は、前記RFout 信号のピーク電圧を検出し、前記RFout 信号の立ち上がり増幅率をトラックし、前記RFout 信号の立ち下がり増幅率をラグする(lag)出力信号を供給するピーク検出器を備え、前記送信機ゲインは、前記ピーク検出器からの前記出力信号に基づいて増加又は減少する
    請求項10の装置。
  14. 前記保護回路は、
    前記RFout 信号に基づいて得られるアナログ入力信号を受け取り、複数のリファレンス電圧に基づいて前記アナログ入力信号を量子化し、複数のコンパレータ出力信号を供給する複数のコンパレータであって、前記複数のリファレンス電圧が、前記高及び低閾値を含む複数の閾値に対応する複数のコンパレータと、
    前記複数のコンパレータ出力信号に基づいてヒステリシスを有する少なくとも1つのコントロール信号を発生するコントロール回路であって、前記少なくとも1つのコントロール信号が前記送信機ゲインを調整するために用いられるコントロール回路と、
    を備える請求項10の装置。
  15. 前記複数のコンパレータ出力信号は、前記低閾値に基づいて発生する指定されたコンパレータ出力信号と少なくとも1つのコンパレータ出力信号とを備え、前記少なくとも1つのコントロール信号は、前記少なくとも1つのコンパレータ出力信号によって決定される立ち上がりエッジと、前記指定されたコンパレータ出力信号によって決定される立ち下がりエッジとを有する
    請求項14の装置。
  16. 前記RFout 信号は、増幅率変調され、時間変動するエンベロープを有する
    請求項10の装置。
  17. 前記ヒステリシスは、前記PAモジュールの出力での負荷のミスマッチに起因する2つのゲイン値間の前記送信機ゲインのトグリング(toggling)を回避する
    請求項10の装置。
  18. 入力無線周波数(RFin)信号を受け取り、出力RF(RFout )信号を供給する電力増幅器(PA)モジュールと、
    前記PAモジュールに結合され、前記RFout 信号の高ピーク電圧に対して前記PAモジュールを保護するために送信機ゲインをコントロールする保護回路であって、前記RFout 信号の立ち上がり増幅率が立ち下がり増幅率よりもより速く応答する保護回路と、
    を備えた装置。
  19. 前記保護回路は、前記RFout 信号に基づいて得られた入力信号を受け取り、前記入力信号に基づいて前記RFout 信号のピーク電圧を検出し、前記RFout 信号の立ち上がり増幅率をトラックし、前記RFout 信号の立ち下がり増幅率をラグする(lag)出力信号を供給するピーク検出器を備える
    請求項18の装置。
  20. 前記ピーク検出器は、
    前記入力信号を受け取り、前記RFout 信号の立ち上がり及び立ち下がり増幅率をトラックする中間信号を供給する第1のピーク検出器と、
    前記第1のピーク検出器に結合され、前記中間信号を受け取り、前記出力信号を供給する第2のピーク検出器と、
    を備える請求項19の装置。
  21. 前記第2のピーク検出器は、前記RFout 信号の立ち上がり増幅率を検出するためのチャージング電流と、前記RFout 信号の立ち下がり増幅率を検出するためのディスチャージング電流とを有し、前記ディスチャージング電流は前記チャージング電流よりも大きさが少なくとも1桁小さい
    請求項20の装置。
  22. 前記RFout 信号は増幅率変調され、前記保護回路は、増幅率変調に起因する前記RFout 信号の立ち上がり増幅率をトラックし、増幅率変調に起因する前記RFout 信号の立ち下がり増幅率をラグする
    請求項18の装置。
  23. 電力増幅器(PA)モジュールを保護する方法であって、
    前記PAモジュールによって入力無線周波数(RFin)信号を増幅して出力RF(RFout )信号を得ることと、
    前記RFout 信号の高ピーク電圧に対して前記PAモジュールを保護するために送信機ゲインをコントロールすることであって、前記送信機ゲインが、複数のコンパレータからの複数のコンパレータ出力信号に基づいて調整されること、又は、ヒステリシスを伴って減少及び増加すること、又は、前記RFout 信号の立ち上がり増幅率が立ち下がり増幅率よりもより速く応答することに基づいて調整されること、又はそれらの組み合わせであることと、
    を備えた方法。
  24. 前記送信機ゲインをコントロールすることは、前記RFout 信号のピーク電圧を検出することと、前記RFout 信号の立ち上がり増幅率をトラックし、前記RFout 信号の立ち下がり増幅率をラグする(lag)ピーク検出器出力信号を供給することと、を備える
    請求項23の方法。
  25. 前記RFout 信号のピーク電圧を検出することは、
    第1のピーク検出器によって前記RFout 信号の前記ピーク電圧を検出して、前記RFout 信号の立ち上がり及び立ち下がり増幅率をトラックする中間信号を得ることと、
    第2のピーク検出器によって前記中間信号のピーク電圧を検出して、前記ピーク検出器出力信号を得ることと、
    を備える請求項24の方法。
  26. 前記送信機ゲインをコントロールすることは、
    前記RFout 信号の増幅率が高閾値を上回るときに前記送信機ゲインを減少させることと、
    前記RFout 信号の増幅率が低閾値を下回るときに前記送信機ゲインを増加させ、前記低閾値を高閾値よりも低くしてヒステリシスを与えることと、
    を備える請求項23の方法。
  27. 前記送信機ゲインをコントロールすることは、
    前記複数のコンパレータ出力信号に基づいて前記送信機ゲインを調整するために用いられる少なくとも1つのコントロール信号を発生することを備え、前記複数のコンパレータ出力信号は、少なくとも1つのコンパレータ出力信号と指定されたコンパレータ出力信号とを備え、前記少なくとも1つのコントロール信号は、前記少なくとも1つのコンパレータ出力信号によって決定される立ち上がりエッジと、前記指定されたコンパレータ出力信号によって決定される立ち下がりエッジとを有する
    請求項23の方法。
  28. 入力無線周波数(RFin)信号を増幅して出力RF(RFout )信号を得る手段と、
    前記RFout 信号の高ピーク電圧に対して前記増幅する手段を保護するために送信機ゲインをコントロールする手段であって、前記送信機ゲインが、複数のコンパレータからの複数のコンパレータ出力信号に基づいて調整されること、又は、ヒステリシスを伴って減少及び増加すること、又は、前記RFout 信号の立ち上がり増幅率が立ち下がり増幅率よりもより速く応答することに基づいて調整されること、又はそれらの組み合わせである手段と、
    を備えた装置。
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