JP2013500322A5 - - Google Patents

Claims (25)

1. 下記濃度で下記成分を含む水溶液：
   （ａ） 平均分子量２５００乃至４５００を有するポリエチレングリコール（ＰＥＧ）
   Ｎ×（７０乃至１３０）ｇ／Ｌ；
   （ｂ） 塩化ナトリウム Ｎ×（１．６乃至４．０）ｇ／Ｌ；
   （ｃ） 塩化カリウム Ｎ×（０．２乃至０．６）ｇ／Ｌ；
   （ｄ） 重炭酸ナトリウム Ｎ×（０．６乃至２．２）ｇ／Ｌ；
   （ｅ） Ｎ×量の防腐剤；
   （ｆ） 所望によりＮ×量の香味料；及び
   （ｇ） 所望によりＮ×量の甘味料、
   ここで、Ｎは２乃至８の範囲である。
2. 前記溶液が防腐剤 Ｎ×（０．３乃至１．４）ｇ／Ｌを含む、請求項１記載の溶液。
3. 前記防腐剤が、メチルパラベン、エチルパラベン若しくはベンジルアルコール、又はそれらの２種又はそれ以上の混合物を含む、請求項１又は請求項２に記載の溶液。
4. 例えば、アセスルファム Ｋ及びスクラロースの一方又は両方を含む甘味料Ｎ×（０．０２乃至０．２）ｇ／Ｌを含む請求項１乃至請求項３の何れか１項に記載の溶液であり、及び／又は該溶液は例えばオレンジ果汁又はトロピカルフルーツ香料の香味料 Ｎ×（０．２乃至２）ｇ／Ｌを含む、ところの溶液。
5. 前記成分（ａ）乃至（ｇ）が完全に溶解している、前記請求項１乃至請求項４の何れか１項に記載の溶液。
6. 下記濃度で下記成分を含む、請求項１に記載の溶液：
   （ａ） 平均分子量２５００乃至４５００を有するポリエチレングリコール（ＰＥＧ）
   ３５０乃至６００ｇ／Ｌ；
   （ｂ） 塩化ナトリウム ８．０乃至２０ｇ／Ｌ；
   （ｃ） 塩化カリウム １．０乃至３．０ｇ／Ｌ；
   （ｄ） 重炭酸ナトリウム ３．０乃至１１ｇ／Ｌ；
   （ｅ） 防腐剤；
   （ｆ） 所望により香味料；及び
   （ｇ） 所望により甘味料。
7. 前記溶液が防腐剤１．５乃至７．０ｇ／Ｌを含む、請求項６に記載の溶液。
8. 前記防腐剤がメチルパラベン、エチルパラベン又はベンジルアルコール、又はこれらの２種若しくはそれ以上の混合物を含む、請求項６又は請求項７に記載の溶液。
9. 例えばアセスルファム Ｋ及びスクラロースの一方又は両方を含む甘味料０．１乃至１．０ｇ／Ｌを含む、請求項６乃至請求項８の何れか１項に記載の溶液であり、及び／又は該溶液は例えばオレンジ果汁又はトロピカルフルーツ香料の香味料１．０乃至１０ｇ／Ｌを含む、ところの溶液。
10. 下記濃度で下記成分を含む、請求項１乃至請求項３又は請求項６乃至請求項８の何れか１項に記載の溶液：
    （ａ） 平均分子量２５００乃至４５００を有するポリエチレングリコール（ＰＥＧ）
    ５２５ ｇ／Ｌ；
    （ｂ） 塩化ナトリウム １４．０２８ ｇ／Ｌ；
    （ｃ） 塩化カリウム １．８６４ ｇ／Ｌ；
    （ｄ） 重炭酸ナトリウム ７．１４０ ｇ／Ｌ；
    （ｅ） 防腐剤；
    （ｆ） 所望により香味料；及び
    （ｇ） 所望により甘味料。
11. （ｅ） 防腐剤 ２．５又は３．５ｇ／Ｌ；
    （ｆ） 香味料 ３．２ｇ／Ｌ；及び
    （ｇ） 甘味料 ０．５２ｇ／Ｌ
    を含む、請求項１０に記載の溶液。
12. 何れの硫酸塩成分を実質的に含まない、請求項１乃至１１の何れか１項に記載の溶液。
13. 前記防腐剤がアルカリ性ｐＨで活性が有り及び／又は時間とともに減少しないものである、請求項１乃至請求項１２の何れか１項に記載の溶液。
14. 前記防腐剤がメチルパラベン、エチルパラベン及びベンジルアルコールを含む、請求項１乃至請求項１３の何れか１項に記載の溶液。
15. 下記成分を含む水溶液。
    

    
16. 請求項１乃至請求項１５の何れか１項に記載の溶液を含む容器であって、例えば、２５ｍＬ、１００ｍＬ、１５０ｍＬ、２５０ｍＬ又は５００ｍＬの溶液を含む容器。
17. 請求項１６に記載の容器であって、
    （ａ） ポリエチレングリコール（ＰＥＧ）３３５０ χ×２６２．５０ｇ；
    （ｂ） 塩化ナトリウム χ×７．０１４ｇ；
    （ｃ） 塩化カリウム χ×０．９３２ｇ；
    （ｄ） 重炭酸ナトリウム χ×３．５７０ｇ；
    （ｅ） χ×量の防腐剤；
    （ｆ） 所望によりχ×量の香味料；
    （ｇ） 所望によりχ×量の甘味料；及び
    （ｈ） χ×５００ｍｌまでの水；
    ここで、χは０．５乃至２を表し、例えばχは０．５又は１を表す、
    を含むところの容器。
18. 例えば、使用者が規定量の水で規定量の溶液を希釈することを指示する、使用のための使用説明書を一緒に備えた、請求項１６又は請求項１７に記載の容器を含むキット。
19. 溶液の規定量を計量するための計量用付属品を一緒に備えた、請求項１６若しくは請求項１７に記載の容器を含むキット、又は請求項１８に記載のキット。
20. 前記成分（ａ）乃至（ｇ）と水とを混合することを含む、請求項１乃至請求項１５の何れか１項に記載の濃縮溶液の調製方法。
21. 宿便又は便秘の治療のための溶液の調製方法であって、請求項１乃至請求項１５の何れか１項に記載の溶液と水とを混合することを含むところの方法。
22. 請求項１乃至請求項１５の何れか１項に記載の溶液と水とを混合することによって調製された溶液。
23. 薬剤として使用するための、請求項２２に記載の溶液。
24. 宿便又は便秘の治療に使用するための、請求項２３に記載の溶液。
25. 宿便又は便秘の治療方法であって、請求項２２に記載の溶液を、対象者に経口投与することを含むところの方法。