JPH08505609A - 胃腸洗浄用薬剤組成物 - Google Patents

胃腸洗浄用薬剤組成物

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JPH08505609A JP6513395A JP51339594A JPH08505609A JP H08505609 A JPH08505609 A JP H08505609A JP 6513395 A JP6513395 A JP 6513395A JP 51339594 A JP51339594 A JP 51339594A JP H08505609 A JPH08505609 A JP H08505609A
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Abstract

(57)【要約】 (1)少なくとも2つの甘昧料を含む液体を有し、その少なくとも1つの甘味料は非代謝性であり第2の甘味料は代謝性であり得る、および/または(2)水溶性の非代謝性基質に吸着された着香剤を有する、胃腸洗浄用あるいは緩下剤としての経口投与薬剤組成物を調製するための乾燥プリブレンド。

Description

【発明の詳細な説明】 胃腸洗浄用薬剤組成物 発明の背景 本発明は、経口投与薬剤組成物に関するものである。さらに詳しくは、本発明 は、胃腸洗浄用あるいは緩下剤としての経口投与薬剤組成物に関する。 洗浄液は、内視鏡検査の準備のための、および結腸内視術、2重造影バリウム 注腸エックス線撮影、静脈内腎盂尿管造影法、緊急の処置、たとえば、毒物除去 等のための緊急の胃腸洗浄、などの診断および外科的な処置の準備のための胃腸 洗浄をするために用いられ得る。強力な胃腸洗浄が必要な場合には、これらは、 一般に約4リットルの量を経口投与することによりなされる。 1980年以前、腸を清浄にするための胃腸洗浄は、しばしば等張性の食塩水 あるいは電解質溶液等の水溶液の摂取を必要としていた。最近では、ゴライトリ (マサチューセッツ州ブレイントリのブレイントリ・ラボラトリ株式会社の登録 商標)およびコライト(ニュージャージー州ピスケータウエイのリード・アンド ・カーニック社の登録商標)として知られている洗浄溶液がより一般的となって いる。他の胃洗浄剤、緩下剤もまた知られている。 コライトおよびゴライトリ製品は、塩化ナトリウム、塩化カリウム、重炭酸ナ トリウム、硫酸ナトリウムおよび水と結合したポリエチレングリコール(PEG )を含有する。コライトおよびゴライトリのPEG/電解質組成物を用いる利点 は、洗浄時間の劇的な減少(2〜3日から4〜5時間に)および水と電解質ロス が最小となることである。 これらの利点は、このPEG/電解質組成物の二つの本質的な特性、すなわち 、胃腸の吸収を調整する輸送機構を補償するための、生理的液体との等浸透性お よび溶液中のイオン種のバランスに由来する実質的な改良を示している。 これらの特性は、消化器管壁の組織での、PEG/電解質組成物と細胞内液お よび細胞外液との間の実質的等張性をもたらし、実質上、イオンあるいは水の吸 収あるいは排出を全体としておこさないこととなる。これは、液および電解質の バランスをさほど変化させずに大量の投与を認める。 従来公知の洗浄組成物の重大な欠点は、それらが刺激が少なく、単調なことで あり、PEG/電解質組成物の場合、明らかに不愉快なにがさ、塩辛い味、「ね ばねばした」口あたりがあり、これは敏感な患者にとっては嘔吐を引き起こし、 これにより飲み込むことをさまたげるものである。前述の利点を得るために必要 な溶液等張性の要請は、水溶性アジュバントが等張性を変えるため、それを公知 の製剤に導入することは通常認められず、あるいは、少なくともかなり問題を生 じさせる。この点で、いくつかの商業的製剤は、この溶液を調整するときに味を 矯正するものを添加すべきではないことを、明らかに示している。 さらに、公知技術のいずれの製剤においても、腸内の生理的寄生菌(フローラ )により発酵し得る物質を相当量加えることはいつも適切なものではない。なぜ なら、ガスは、たとえば、電気メスを用いる結腸鏡検査の場合においてはきわめ て危険となりうるからである。浸透圧条件あるいは電解質溶液のpHを変える等 のため、大量に水溶性物質を導入することは、いずれも常に適切なものとはいえ ない。そうすると、メリットおよび製剤(preparations)の許容度を失うことに なる可能性がある。電解質製剤中の1または2以上のイオン種の濃度をかなり変 えるような電解質を導入することもまた、常に適切なものとはいえない。 その結果は、モル浸透圧濃度を変えることによって作り出されるものと同様であ る。味を矯正するための水溶性物質を添加することの他の障害は、サッカロース 、フルクトース、グルコース、およびソルビトール等のもっとも一般的な天然甘 味料でさえ、製剤の発酵を生じさせそのモル浸透圧濃度を変化させ得ることであ る。 合成甘味料の場合には、上記の一般的な問題に加え、さらなる問題、すなわち 、投薬量が多いときの中毒の問題があり、したがって、許容される1日の投薬量 (ADD)を考慮に入れなければならない。従来技術の製剤の場合、1回の投与 毎に4リットルもの量の溶液が経口投与されることを思いだせば、実際には、す べての公知の合成甘味料はその有効量を投与しなければならず、これは規則で定 められているADDに適合しないものである。 これらの組成物の香味を良くするため、着香剤が胃洗浄剤および緩下剤に加え られるのが望ましい。乾式フレーバーシステムにおいて、基質の使用は材料の取 り扱い性を助け、水との結合前の乾式混合における団塊状化を防止するため、こ れらの着香剤は基質に吸着されることが好ましい。アラビアゴム、デキストリン およびでんぷん等の代謝可能な基質が一般にフレーバオイルを吸着するために用 いられる。しかしながら、代謝性基質は、水素ガスおよびメタンガスを発生させ る腸内バクテリアによって発酵する欠点を有する。このようなガスの生成は、電 気メス作業中に結腸内で爆発を起こす潜在的な危険を生じさせるものであるため 、望ましいものではない。もしも他の代謝物質も存在するのであれば、爆発の危 険は増加する。 ドイツ特許出願公報3807712号は、緩下効果を有する飲用液を調製する ための乾式薬剤調製方法を開示している。この調製では、電解質、ポリエチレン ・グリコール、炭酸水素アルカリ、クエン酸を含み、および選択的に、さらにジ メチコン(Dimeticon)、硫酸ナトリウム、キウイ・フレーバー、食用色素、サ ッカリンナトリウムあるいはシクラメート、および香味を吸着する分散性の高い 2酸化シリコンを含む。 上記引用ドイツ文献に開示された組成物は、一つの甘味料、すなわち、サッカ リンあるいはシクラメートのみ含み、香味用基質として2酸化シリコンを用いて いる。しかしながら、サッカリンは不愉快な後味を残すものでり、その使用は、 シクラメートの使用と同様、投薬量が多いと健康に危険を及ぼす問題を生じる可 能性がある。さらに、ADDに基づく投薬量の制限は、使用し得るサッカリンあ るいはシクラメートの量を制限し、これによって、それらの甘味効果/遮蔽効果 を制限することになる。さらに、前記ドイツ引用文献で教示されている組成物に おける基質としての不溶性2酸化シリコンの使用は、望ましいものではない。不 溶性2酸化シリコンあるいは他の不溶性固体基質が存在すると、溶液を調製して いる間における可溶化を成し遂げるのが不確実となる可能性がある。さらに、不 溶性固体基質は胃腸管壁に堆積し、潜在的に診断あるいは外科的処置を妨げるこ ととなる。 本発明によれば、胃腸洗浄効果については変わらず、かつ、危険なレベルのガ ス生成あるいは他の好ましくない効果を生じることなく、実際に患者にとって喜 ばしい味に実質的に変えられた胃洗浄剤および緩下剤として用いられる経口製剤 を提供し得ることが見い出された。 発明の要約 一つの側面によれば、前述の驚くべき効果および以下に明らかにされる他の利 点を奏する本発明は、胃腸洗浄用、特に診断あるいは外科的準備用の、または緩 下剤としての経口投与薬剤組成物を有するものである。それは、液体の洗浄剤/ 緩下剤、たとえば、ポリエチレングリコール、無水硫酸ナトリウム、重炭酸ナト リウム、塩化ナトリウムおよび塩化カリウムを含み、または他の香味の付けられ ていない、もしくは不愉快な香味の付けられた成分を含むものに基づいている。 一つの実施例において、本発明の組成物は、液体の、好ましくは、しかしなが ら必須ではないが、電解質溶液であり、少なくとも1つの甘味料が非代謝性であ る少なくとも2つの甘味料を含有する液体を有するものである。 本発明の他の側面は、水と混合することによって、胃腸洗浄用、または緩下剤 としての経口投与薬剤組成物を調製するための乾燥プリブレンドに向けられてい る。ここで、乾燥プリブレンドは、少なくとも1つの甘味料が非代謝性である少 なくとも2つの甘味料を含む液体を有する。 この発明は、また、水と混合することによって、胃腸洗浄用、または緩下剤と しての経口投与薬剤組成物を調製するための、水溶性、非代謝性の基質に吸着さ れた少なくとも一つの着香剤を含む乾燥プリブレンドに向けられている。 本発明は、さらに、上述の乾燥プリブレンドと水を混合することによって作ら れる組成物に向けられている。 この発明の他の実施例には、緩下剤として効果的な量の本発明の組成物を動物 (人間を含む)に投与することによって、その動物への緩下剤効果を得るための 方法が提供されている。 本発明の具体的な用途のための種々の組み合わせの適合性は、腸内バクテリア により促進される経口摂取可能な組成物の代謝によって発生した水素ガスとメタ ンガス量を測定する工程を有する新しい方法により決定することができる。ここ で、大便サンプルは生体外で経口摂取可能な組成物と結合され、この結合により 発生したガス量が生体外で測定される。 この生体外での方法は、生体内ガス測定方法を超えるいくつかの利点がある。 たとえば、生体外方法は、結腸のいくつかの選択された領域でガスをサンプリン グした場合に内在するサンプリングエラーなしに、全体のガス生成量を測定する ものである。さらに、この生体外方法によりレポートされるガス濃度は希釈され ないが、生体内のデータは結腸鏡検査により必要とされるエアーの注入によって 希釈されてしまう。また、生体外方法によりレポートされるガス濃度は、結腸中 の生体内拡散により希釈されずに発生したガス全体を示すものである。 好ましい実施例においては、本発明の組成物と前ブレンド剤は、少なくとも2 つの甘味料と着香剤とを含む。ここで、甘味料の一つは非代謝性、好ましくはサ ッカリンおよび/あるいはシクラメートであり、他方の甘味料は代謝性、好まし くは、モノアンモニウムグリシルリチネートに基づくマグナスイート(登録商標 )として商業的に利用可能な代謝性甘味料である。 好ましい実施例においては、本発明に用いられる着香剤は、胃洗浄剤あるいは 緩下剤を形成するための液体と結合される前に、水溶性の非代謝性基質上に吸着 される。 この発明によって提供される組成物は好ましい味を持ち、患者が容易に摂取す ることができるものであり、生体内における電解質バランスに悪影響を及ぼさず 、迅速かつすぐれた清浄効果を有し、水素およびメタンガスの生成を最小とする ものである。 好ましい実施例の詳細な記述 本発明の好ましい組成物は、少なくとも1つが非代謝性である少なくとも2つ の甘味料を含む胃洗浄剤または緩下剤用液体を含む。 他の液体も胃洗浄剤または緩下剤用液体として知られており、本発明に用いる ことができるが、代表的なものとしては、ポリエチレングリコール(PEG)、 無水硫酸ナトリウム、重炭酸アルカリ金属、塩化ナトリウムおよび塩化カリウム を含む電解質溶液を用いるのが好ましい。 一般的には、このような電解質溶液は、1リットルの水溶液あたり、約40か ら約120g、好ましくは約50から約70g、そして、最も好ましくは約57 から約63gのPEG、約4から約7g、好ましくは約5.4から約6.0g、 そして、最も好ましくは約5.6から約5.8gの無水硫酸ナトリウム、約1. 0から約2.0g、好ましくは約1.5から約1.8g、そして、最も好ましく は約1.5から約1.7gの重炭酸アルカリ金属、約1から約4g、好ましくは 約1.4から約1.6g、そして、最も好ましくは約1.4から約1.5gの塩 化ナトリウム、約0.2から約0.9g、好ましくは約0.7から約0.8g、 そして、最も好ましくは約0.7から約0.75gの塩化カリウムを含む。 好ましくは、本発明で用いられるPEGは、少なくとも3000、好ましくは 3000から6000、そして、最も好ましくは3000から4000の分子量 を有するものである。 好ましい重炭酸アルカリ金属は重炭酸ナトリウムである。 本発明によれば、少なくとも1つが非代謝性である2つの甘味料を用いている ため、好ましい味を提供できるとともに、発酵の問題が生じることなく、PEG /電解質組成物と関係がある不愉快な味を克服することさえできる。 この発明において用いられる非代謝性の甘味料は腸内バクテリアによって実質 的に発酵することができないものである。好ましくは、これは人工甘味料、たと えばサッカリンあるいはシクラメートである。最も好ましくはサッカリンナトリ ウム・二水和物である。 第2の甘味料は非代謝性の甘味料でもよいし、また、代謝性、すなわち、腸内 バクテリアにより発酵し得る甘味料でもよい。もしも、発酵の問題が生じるには あまりに少ない量である場合には、それは、胃洗浄/緩下剤用液体のどのような 不愉快な香りをも効果的に遮蔽することに寄与するし、サッカリンと関係がある いやな後味等の非代謝性甘味料の悪い味の影響を遮蔽することに寄与する。甘味 料混合物と着香剤とを組み合わせることにより、必要とされる甘味料の量をさら に減少することができる。第2の甘味料は香り増進効果をも有することが好まし い。 第2の甘味料として用いられる特に好ましい甘味料は、モノアンモニウムグリ シルリチネートに基づくものである。このような甘味料の例としては、グリシレ チン酸のグリコーン(glycone)とグルクロン酸ユニットの糖成分(sugar moiet y)と を有するトリテルペノイドサポニンのモノアンモニウム塩が挙げられる。このよ うな塩としては、マックアンドリュース・アンド・フォーブス社(MaFco) からマグナスイート(登録商標)100シリーズとして出されているものが商業 的に利用可能である。このシリーズは、カンゾウ植物、グリシルリザグラブラ( glycrrhiza glabra)の根から抽出した白色結晶粉末であるMaFcoブランド のモノアンモニウムグリシルリチネート(MAG)に基づいている。 このマグナスイート100シリーズは、製品の総合的な甘味を高め、にがい、 味気のない、渋い後味を効果的に隠す。 このマグナスイート100シリーズにおける種々の製品の内、本発明の目的の ために最も好ましいものは、マグナスイート(登録商標)185である。これは 、1−10%のエチルマルトール(ethyl maltol)、5−20%のコーンシロッ プ、および70−90%の天然の、あるいは合成のモノアンモニウムグリシルリ チネートペンタヒドレート(monoammonium glycyrrhizinate pentahydrate)を 含有する。そのうえ、第2の甘味料として、ヴアージニア・デア・イクストラク ト社からのプロスイート(登録商標)製品を用いることもできる。 本発明において用いられる前記非代謝性甘味料あるいは甘味料は、味を改善し 、および/あるいは第2の甘味料と結合したときに胃洗浄剤あるいは緩下剤組成 物のあらゆる不愉快な味を隠すのに効果的な量だけ入っている。一般的に、この 量は、水溶液1リットルあたり、約0.01〜約0.3g、好ましくは約0.0 25〜約0.25g、最も好ましくは約0.04〜約0.16gの範囲にある。 第2の甘味料の量は、非代謝性甘味料と選択的に添加される着香剤と結合され るとき、非代謝性甘味料の不愉快な味を隠すのに、また、必要なら、その味を改 善し、および/あるいは胃洗浄剤あるいは緩下剤組成物の不愉快な味を隠すこと に寄与するのに効果的な量であるが、もし代謝性であるなら、発酵が生じガスが 生成される問題が生じないよう十分小さな量だけ存在する。 もしも代謝性甘味料が前記マグナスイート(登録商標)あるいはプロスイート (登録商標)であるなら、その添加量は、典型的なものを挙げると、水溶液1リ ットルあたり、約0.005〜約2.0g、好ましくは約0.01〜約0.72 g、最も好ましくは約0.015〜約0.245gの範囲である。 他の具体的な好ましい本発明の実施例においては、着香剤が胃洗浄剤あるいは 緩下剤組成物に用いられる。 この発明において有用な着香剤は、パイナップル、マンダリンオレンジ、いち ご、ピニャコラーダ、チェリー、レモン、プラム、りんご、オレンジ、ぶどう、 あんず、ラズベリー、グレープフルーツ、コケモモ、バナナ、レモンライム、シ トラスベリー、キウイ等のフルーツ着香剤を含む。他の適切な着香剤は、キャラ メル、アイステイー、コーラおよびチョコレートを含む。 この発明の組成物において、着香剤は、もしあるとしても、この組成物の香味 を高めるのに効果的な量だけ用いられる。典型的には、この着香剤は、水溶液1 リットルあたり、約0.005〜約2.5g、好ましくは約0.027〜約1. 38g、最も好ましくは約0.005〜約0.25gの範囲の量だけ用いられる 。 特に好ましい実施例において、着香剤は、胃洗浄剤あるいは緩下剤の液体組成 物の乾燥前駆体を調製する際、水溶性の非代謝性基質に吸着され、着香剤の添加 により前駆体の凝集を阻止し、このような乾燥前駆体の液体胃洗浄剤あるいは緩 下剤の液体ベース中への混合性および溶解性を向上させることができる。 アラビアゴム、デキストリンおよびスターチ等の代謝性含水炭素は、乾燥フレ ーバーシステムを作るため、一般にフレーバーオイルを吸着するのに用いられて いる。しかしながら、腸内バクテリアによるこれらの代謝性含水炭素の発酵が、 水素およびメタンガスを発生させる。これらのガスは、電気メスを用いている間 に、特に、たとえ少しでも上述の実施例の第2の甘味料などの他の代謝性物質を ある量含む胃洗浄剤あるいは緩下剤の組成物内で結合すると、爆発の危険がある ため望ましいものではない。 この発明においては、水溶性の非代謝性の基質(substrate)は、発酵の問題 を生じることなく、また、発酵の問題を生じる他の成分と結合することなしに、 フレーバーオイルを吸着するため効果的かつ安全であることが見い出されている 。 一般に、水溶性の非代謝性基質は、本発明において、着香オイル100重量部 について、約2〜約28重量部、好ましくは約7〜23重量部、最も好ましくは 約10〜約20重量部の範囲の量だけ用いられ得る。 本発明での使用に適した水溶性の非代謝性基質の例としては、サッカリンある いはシクラメート等の人工甘味料、NaCl,KCl,Na2SO4,NaHCO3 等の塩、および、ポリエチレングリコール(PEG),ヒドロキシプロピルメ チルセルロース(HPMC),ヒドロキシプロピルセルロース(HPC),カル ボキシメチルセルロース(CMC),ヒドロキシエチルセルロース(HEC), ポリプロピレングリコール(PPG)等の水溶性ポリマーを挙げることができる が、これに限定されるものではない。これらの水溶性の非代謝性基質は、好まし い実施例において、PEGベースの洗浄剤あるいは緩下剤のPEG、および/あ るいは電解質ベースあるいはPEG/電解質ベースの洗浄剤あるいは緩下剤の塩 などの、いずれにしろ存在する最終洗浄剤あるいは緩下剤の成分であってもよい 。他の実施例において、水溶性の非代謝性基質は、これらの成分が胃洗浄剤ある いは緩下剤の必要な特性を受忍できないほど損なうものではない限り、付加成分 とすることができる。 乾燥フレーバーシステムについては、所望のフレーバーオイルあるいはフレー バー剤を持つこれら水溶性の非代謝性基質を用いることにより、そしてフリーズ ドライおよびスプレイドライ等の従来公知の乾燥技術を適用することによって作 ることができる。新たに作られたこの水溶性の非代謝性乾燥フレーバーシステム は、経口胃洗浄剤および緩下剤溶液中で安全に、効果的に用いることができる。 この発明はさらに、胃洗浄剤および緩下剤用の少なくとも一つの乾燥前駆体、 好ましくはPEGおよび/あるいは電解質ブレンド、および前述のような水溶性 の非代謝性基質に吸着された少なくとも一つの着香剤を含む乾燥したプリブレン ドに向けられている。 特定の実施例は、水溶液0.5リットルあたり、次の処方の組成物を含むもの である。 I. ポリエチレングリコール(3000−4000) 29.5g±20% 無水硫酸ナトリウム 2.843g±10% 重炭酸ナトリウム 0.843g±10% 塩化ナトリウム 0.733g±10% 塩化カリウム 0.371g±10% サッカリン 0.010−0.320g シクラメートナトリウム 0.01−0.100g 第2甘味料 0.040−0.160g II. ポリエチレングリコール(3000−4000) 29.5g±20% 無水硫酸ナトリウム 2.843g±10% 重炭酸ナトリウム 0.843g±10% 塩化ナトリウム 0.733g±10% 塩化カリウム 0.371g±10% サッカリン 0.010−0.025g シクラメートナトリウム 0.040−0.100g 第2甘味料 0.040−0.080g 着香剤 ≦1.000g III. ポリエチレングリコール(3000−4000) 29.5g±20% 無水硫酸ナトリウム 2.843g±10% 重炭酸ナトリウム 0.843g±10% 塩化ナトリウム 0.733g±10% 塩化カリウム 0.371g±10% サッカリン 0.010−0.320g 第2甘味料 0.040−0.160g 着香剤 ≦1.000g 本発明の組成物は、乾燥成分を標準的な混合器内で混合し、その後、この混合 物を水と結合することによって調製され得る。 結腸洗浄については、個体は、一般的に、1分あたり約12から36ミリリッ トルの速度で、最も好ましくは1分あたり24ミリリットルの速度で、本発明の 組成物によって洗浄される。 経口摂取可能な組成物の腸内バクテリアにより促進された代謝によって発生し た水素ガス量およびメタンガス量を測定するための非常に有用な新規の方法は、 統計的に意味のある個体群からの大便サンプル、好ましくは、メタンを生成し、 あるいはメタンを生成しないバクテリアフローラを持つ動物(人間等)の大便サ ンプルを、経口摂取可能な組成物サンプルと生体外で結合する工程と、生体外で 発生したガス量を測定する工程とを有するものである。 経口摂取可能な組成物の例は本発明の薬組成物である。 好ましくは、大便サンプルと経口摂取可能な組成物が結合される前にそれぞれ 脱酸素化される。また、この脱酸素化された大便サンプルと脱酸素化された経口 摂取可能な組成物は、嫌気条件の下でブレンドされ大便組織粉末懸濁液(fecalh omogenate)を作る。この脱酸素化された経口摂取可能な組成物は、典型的には 、好ましくは6.95から7.25のpH、最も好ましくは約7のpHを有する 、リン酸緩衝液中に含有される。 フィーカル・ホモジェネートあるいは大便サンプル/経口摂取可能な組成物の 内部に発生する水素ガスとメタンガスの量は、好ましくはガスクロマトグラフィ ーにより測定される。 発生した水素ガスとメタンガスの量は、たとえば、フィーカル・ホモジェネー トあるいは大便サンプル/経口摂取可能な組成物を、嫌気性の条件下で一定の混 合を続けながら37℃でインキュベートし、その後、水素ガスとメタンガスのレ ベルをガスクロマトグラフィーにより決定することによって、測定することがで きる。 この測定技術は、種々の診断のための処置および外科的前処置のための上記胃 洗浄剤および緩下剤用組成物の適合性を決定するために用いることができる。た とえば、40,000ppmのレベルのH2の生成あるいは50,000ppm のレベルのメタンの生成は、電気メス、レーザー技術等を用いるような診断およ び外科的処置の際に爆発の危険を生じる。したがって、本発明の好ましい組成物 は、メタン非生成対象物からの大便サンプルを用い、溶液:大便部の比が20: 1 で、4,000ppm以下のレベル、好ましくは3,000ppm以下のレベル の統計的に意味のある平均H2を発生させるものである。これらのレベルは、対 象物が変わっても、現FDA安全基準に適合するものである。このようなレベル は、少なくとも他の甘味料および/あるいは水溶性の非代謝性基質上に着香剤を 有する、少なくとも1つの非代謝性甘味料を有する本発明の組成物によって達成 される。 本発明の組成物は、内視鏡検査の準備のための胃腸洗浄をするために、および 結腸内視術、2重造影バリウム注腸エックス線撮影、静脈内腎盂尿管造影法、お よび緊急の処置、たとえば、毒物除去等のための胃腸洗浄、などの診断および外 科的な処置の準備のための胃腸洗浄をするために用いることができる。 本発明の特徴および利点は、以下の非限定的実施例からより明らかとなるであ ろう。 実施例 実施例1−7 生体外検査システムが、人間の腸内バクテリアによる種々の着香されたコライ ト(登録商標)製剤の代謝の結果として生じる水素ガスとメタンガスの量を定め るために採用されている。コライトは、60gのPEG3350、1.46gの NaCl、0.745gのKCl、1.68gの重炭酸ナトリウム、および5. 68gの無水硫酸ナトリウムを含む。正および負のコントロールを含む7つの製 剤がリン酸緩衝液中に準備されている。これらの各々が、8人の大便試料、すな わち、公知のメタン生成対象から得られた4つとメタン非生成対象から得られた 4つのホモジェネートを用いてガスの生成について試験される。ガス生成は、嫌 気条件下、37℃の大便のホモジェネート中で、製剤の0,1,2,4および2 4時間のインキュベーションの後、定量的に定められる。 7つのフレーバー製剤がpH7.0の0.02Mのリン酸緩衝液内で再形成さ れ、実験的使用のために必要な脱酸素化がなされる。この研究の前に、少なくと も2か月間抗生物質を使用していない健康なボランテイアの人間(4人のメタン 生成者と4人のメタン非生成者)から、新たに排出された大便試料が得られた。 所定の実験の日に、脱酸素化された0.02Mのリン酸緩衝液あるいは0.0 2Mのリン酸緩衝液中に用意された脱酸素化されたフレーバー製剤を用いて、大 便のホモジェネートが嫌気条件の下で調製される。これらの材料の一定部分(ア リクオット)が25mlのアルゴンガスを含む密閉された注射器に移され、24 時間、コンスタントに混合されながら37℃で培養される。ガスサンプルが、ガ スクロマトグラフィによるH2,CH4の分析のため0,1,2,4および24時 間経過時に除去される。 多数のサンプリングをしている間、嫌気条件を維持するため注射器内でのイン キュベーションがなされる。注射器およびコックの栓を詰まらせない最大の便濃 度は1:20に大便を希釈(60mlの試験材料内に3gの均質化された大便) したものである。加えて、水素の生成の比較を有効なものとするために厳密なp Hコントロールが必要であり(水素の生成は酸性化により急速に減少する。)、 濃度がより大きくなると、大便のホモジェネートは要求されるpH範囲を適切に 維持することができなくなる。 実施例1−7でテストされたフレーバー製剤およびコントロール(controls) が表Iにリストアップされている。 各粉体処方の全量が、電磁撹拌器上に置かれたpH7.0、1500ml、0 .02Mのリン酸緩衝液を含む大きなビーカーに移される。混合は、すべての処 方成分が溶液状になるまで続けられる。できた溶液はその後2リットルの容積測 定のフラスコに移され、0.02Mのリン酸緩衝液を含む2リットルの容積にさ れる。 その後、各溶解された試験処方のアリクオットが脱酸素化のために300ml のエルレンマイヤーフラスコに移される。激しくかき混ぜられている溶液中をア ルゴンガスを1時間通し、急速にバブリングがなされる。そして、60mlの脱 酸素化された溶液が密閉された注射器内に引き入れられ、この注射器と内容物は ウオーターバス中で37℃にされる。 新たに排出された3gの人間の大便が、ねじキャップでかたく密閉されている 250mlの撹拌容器内に計り分けられる。 その後、撹拌器内部および大便サンプルは、アルゴンガスを一定速度で20分 流すことにより脱酸素化される。60mlの前もって暖められ脱酸素化された試 験材料が針によって撹拌器に加えられ、そして、大便サンプルを溶解した試験サ ンプルと完全に混合するために簡単に撹拌される。すべての実験における試験材 料に対する大便サンプルの比は1:20である。 アルゴンを含む60mlの注射器がチューブの出口を備えた撹拌器に取り付け られている。アルゴンが撹拌器内に流され、5mlのホモジェネートが取り出さ れる。その後、25mlのアルゴンがこの5mlのホモジェネートに加えられる 。ゴムの隔壁(スリーブストッパー)が、注射器に取り付けられたストップコッ ク端部上に載置される。 詰め込まれシールされたサンプル注射器は、130rpmにセットされた37 ℃振動培養器に移される。 ガスサンプル(0.5ml)が、分析のため、0,1,2,4,24時間経過 するごとに取り出される。ガスサンプルは、スリーブストッパーを介し、ストッ プコック(オープン位置の)を介して、1mlのガスが詰まったフラスコに取り 付けられた3”,21Gの針をサンプル注射器のガススペース内に直接通すこと によって得られる。その後、これらのサンプルは、クロマトグラフ中への注入前 、必要なときにアルゴン中で希釈される。 水素分析は、ガスサンプリングバルブと分子篩グレード6Aをもってパックさ れた6フィート×1/4”のステンレスステイールの柱を装備したベックマンG C72−5ガスクロマトグラフでなされる。オーブンの温度は100℃であり、 キャリアガスはアルゴンである(30ml/min)。還元ガス検知器(トレー ブアナリチカル、メンロパーク、カルフォルニア州)がH2を定量化するために 用いられる。メタン分析は、分子篩グレード6Aをもってパックされた9フィー ト×1/4”のステンレスステイールの柱を装備したヒューレットパッカード5 8880Aシリーズのガスクロマトグラフでなされる。オーブンの温度は100 ℃であり、共通のガス、アルゴンが用いられる(30ml/min)。水素フレ ームデイテクタがCH4を定量化するために用いられる。それぞれのサンプルタ イムの際にガス生成量が、最も近似したmlに対する注射器内のH2およびCH4 の濃度、および注射器内のガス体積から計算される。 すべての試験材料の嫌気性代謝によって生成された8つの対象物すべてについ ての水素の平均ppm量が、時間間隔ごとにサンプルをとられたすべてについて 、表IIに、4つのメタン非生成対象については表IIIに、4つのメタン生成 対象については表IVに示されている。3つの表のすべては、平均および標準偏 差、および各サンプルについて検出された最小および最大値を示している。ゼロ 時の分析について示されている負の数字の下段は、得られた他の値のすべてから 引かれた便緩衝液ブランクコントロール(fecal buffer blan kcontrols)の内 因性代謝を反映している。製剤の全体(n=8)にわたって、H2の体積は上昇 し、その後、下降している。実施例1は、テストされたすべての着香された製剤 の最も低い水素ガス量を生成しているが、一つの甘味料のみを持つ実施例6は、 テストされた材料の中で最も高いレベルの水素ガスを生成している。本発明の2 つの甘味料を持つ製剤(実施例1,2,5および7)はいづれも、4時間のイン キュベーションの後、正のコントロールとして1%グルコースで得られる(実施 例4)120,700ppm(平均ピークレベル 45,653ppm)、ある いは潜在的に爆発性と考えられる40,000レベルに近づくような水素レベル を作り出すものではない。 公知のメタン非生成対象から得られた便試料により試験材料のインキュベーシ ョンによって生成された水素レベルが表IIIに示されている。最大レベルには 2時間のインキュベーションまでに到達しており、その後、24時間のインキュ ベーション期間の終わりまで、基準線の値に向かって徐々に減少している。この グループにおいて、着香された製剤の最も低い水素レベルはやはり実施例1で得 られており、実施例6が最大レベルの水素ガスを生成している。着香された製剤 はいずれも、4時間後、正のコントロールとして1%グルコースで得られる(実 施例4)120,700ppm(平均ピークレベル 83,183ppm)に近 づくようなH2レベルを作り出すものではない。 公知のメタン生成対象から得られた便試料により試験材料のインキュベーショ ンによって生成された水素レベルが表IVに示されている。かろうじて検出可能 な水素レベルの低いもの(1,000ppmに満たない)のみが、24時間のイ ンキュベーション期間中、このグループにおいて試験されたフレーバー製剤のす べてについて得られている。これは、メタンの生成においてH2が消費された結 果であると思われる。 実施例1−7についてのすべてのサンプルによるメタンガス生成のレベルが、 表Vにppmで示されている。 一般に、メタン生成の時間推移は、水素生成の場合とは逆のイメージであるこ とが分かっている。すなわち、極めて低いレベルのものは初期のサンプリング間 隔の間に検出することができ、これらのレベルは24時間後まで時間と共に増加 する。このメタン生成全体の評価において、実施例1は最も低いメタンガス量を 生成しているが、実施例6はフレーバー製剤の最も高いレベルのメタンガス(2 4時間後に)を生成している。着香された製剤はいずれも、1%グルコースの正 のコントロール(実施例4)により示されるレベルのメタンを作り出すものでは ない。 公知のメタン非生成対象から得られた便試料により試験材料の嫌気代謝によっ て得られたメタンのレベルが表VIに示されている。試験された製剤のすべてに ついて、およびサンプリングされた時間間隔すべてについて、メタンのレベルは 、本質的には24時間のインキュベーションの間ずっと、基線の値にとどまって いる。 公知のメタン生成対象から得られた便試料により試験材料のインキュベーショ ンによって生成されたメタンガスレベルが表VIIに示されている。着香された 製剤はいずれも、1%グルコースのコントロール(実施例4)によるものに近づ くようなレベルのメタンを作り出すものではない。実施例1の代謝は最も少ない メタンを生成するが、実施例6はフレーバー製剤において見られる最も高いレベ ルのメタンを生成する。 これらの実施例の結果は、一貫して、大便組織ホモジェネートに種々の着香コ ライト溶液を添加すると、1%グルコース添加の場合よりもH2およびCH4の生 成がより少なくなるが、着香なしのコライト溶液により観察される場合よりも少 し多くなることを示している。 この研究において用いられている1%グルコースの正のコントロールは、8つ の大便組織ホモジェネート全体にわたり、120,000ppmの水素および6 7,788ppmのメタンの最高ピークレベルを生じさせる。一つの甘味料を有 するアイステイー製剤(formulation)は、8つの大便組織ホモジェネート全体 にわたり、22,200ppmの水素および29,106ppmのメタンの、着 香製剤(flavor formulations)の水素およびメタンの最高ピークレベルを生じ させる。 実施例 8−13 実施例8−13は、低濃度のマグナスイート(登録商標)185甘味料(”M AG185”)あるいは高濃度のナツラスイート(登録商標)甘味料(すなわち 、アスパルテーム(”APM”))がコライト溶液の香味を遮蔽するのに十分で あるかどうかを決めるためになされている。 コライト溶液はコライト組成物(1579.86g)に溶液を作るための水( 4805.16g)をブレンドすることによって調製される。その後、1579 .86gのコライト溶液と4805.16gのイオンを除去した水とがクリアー になるまで混合された後、等量に2つの部分に分けられる。その一方の部分には ストロベリーの”S”のラベルが付され、他方の部分にはキャラメルの”C”の ラベルが付される。ストロベリー着香剤(0.3831g)が”S”のマークの ビーカーに添加される。キャラメル着香剤(0.3831g)が”C”のマーク のビーカーに添加される。各部分の内容物はよくブレンドされた後、それぞれ3 つの小さなビーカーにさらに分けられ、実施例8−13にそれぞれ対応するラベ ルA−Fが付された合計6つのビーカーに分けられる。ビーカ−A−Cはストロ ベリー着香剤を含むが、ビーカーD−Fはキャラメル着香剤を含む。 ビーカーAおよびDの各々に、100mgのMAG185が置かれる。ビーカ ーBおよびEの各々に、200mgのMAG185が置かれる。ビーカーCおよ びFの各々に、215mgのAPMが置かれる。 各ビーカーの内容物がよく混合され、希釈される(2mlの液体を6mlの水 で)。 実施例8−13における6つの製剤のいずれもコライト溶液の塩辛い味を遮蔽 することができないものである。実施例14−26 実施例14−26は、コライト組成物の香味を遮蔽するための、ストロベリー およびキャラメル以外の着香剤の適合性を示すものである。これらの着香剤が表 VIIIにリストアップされている。 上記表VIIIに示されている製剤は、コライト溶液(261.31g/投与 量のコライトBMBと800.86g/投与量の水とを透明になるまで撹拌する ことによって調製された。)を13個の1リットル投与量に分割し、表IIIに 示されているよう、に、それぞれの投与量に所定量のマグネスイート(登録商標 )135甘味料と着香剤を加えることによって調製されている。 各投与量の内容物がよく混合され、1mlの容積の液体に対し3mlの水で希 釈される。各サンプルのpH値は測定され、表VIIIに示されている。それぞ れのサンプルの味見がなされた。チョコレートを含む組成物(実施例18)はほ とんど受け入れることが可能である。ベリーおよびチェリーを含む組成物はスト ロベリー味の組成物とほとんど同様に良好である。 MAG185を含むストロベリー組成物は実施例14−26において準備され た組成物のどれよりも良い味であった。 実施例27−36 表IXに示される処方の9つの組成物が準備された。 実施例28−37において調製された組成物の味見がなされ、その結果が表X に示されている。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年10月11日 【補正内容】 補正書の翻訳文(特許法第184条の8)請求の範囲 1. 少なくとも2つの甘味料を含む液体を有し、その少なくとも1つの甘味 料が非代謝性であり、少なくとも1つの付加甘味料が代謝性である胃腸洗浄剤も しくは緩下剤。 2. さらに電解質溶液を有する請求項1記載の組成物。 3. 生体外で、前記電解質溶液とメタン非生成対象物からの大便サンプルと を、溶液:大便部の比が20:1であるように結合し、4000ppmよりも少 ない水素ガスを生成する請求項2記載の組成物。 4. 溶液:大便部の比が20:1であるようになされた前記電解質溶液と大 便サンプルとの前記結合が、3000ppmよりも少ない水素ガスを生成する請 求項3記載の組成物。 5. 少なくとも1つの前記非代謝性の甘味料がサッカリンもしくはシクラメ ートである請求項1記載の組成物。 6. 前記サッカリンはサッカリンナトリウム・二水和物である請求項5記 載の組成物。 7. 前記サッカリンナトリウム・二水和物の量が、組成物1リットルあた り約0.01から約0.30グラムの範囲内にある請求項6記載の組成物。 8. 甘味料が、全体量において、組成物1リットルあたり約0.015から 約2.3グラムの範囲存在する請求項1記載の組成物。 9. 前記少なくとも1つの非代謝性の甘味料の量は、組成物1リットルあた り約0.01から約0.3グラムの範囲内にある請求項1記載の組成物。 10. 前記少なくとも1つの代謝性の甘味料はモノアンモニウムグリシルリ チネートに基づくものである請求項1記載の組成物。 11. さらに、少なくとも1つの着香剤を有する請求項1記載の組成物。 12. 着香剤が、パイナップル、マンダリンオレンジ、オレンジ、グレープ 、いちご、キャラメル、ピニャコラーダ、チェリー、アイステイー、チョコレー ト、コーラ、レモン、プラム、りんご、あんず、ラズベリー、グレープフルーツ 、コケモモ、バナナ、レモンライム、シトラスベリーおよびキウイからなるグル ープから選択された少なくとも一つである請求項11記載の組成物。 13. 前記電解質溶液は、ポリエチレングリコール、硫酸ナトリウム、重炭 酸ナトリウム、塩化ナトリウム、および塩化カリウムを含む請求項2記載の組成 物。 14. 前記組成物を緩下剤として効果的な投薬量を経口投与することにより 、動物への緩下効果を得る方法の使用のための薬物を製造するための請求項2記 載の組成物の用途。 15. 少なくとも1つの甘味料が非代謝性であり少なくとも一つの付加甘味 料が代謝性である、少なくとも2つの甘味料を含む乾燥前駆体を有する乾燥胃腸 洗浄用プリブレンドまたは緩下剤プリブレンド。 16. 前記乾燥前駆体が電解質ブレンドを有する請求項15記載の乾燥プリ ブレンド。 17. (a)水溶性の非代謝性基質に吸着された少なくとも1つの着香剤と 、(b)乾燥電解質ブレンドとを有し、水と混合することによって、胃腸洗浄用 あるいは緩下剤としての経口投与薬剤組成物を調製するための乾燥プリブレンド 。 18. 前記基質は、人工甘味料、フレーバーエンハンサー、毒性のない塩お よび水溶性ポリマーからなるグループから選択された少なくとも一つである請求 項17記載の乾燥プリブレンド。 19. 前記基質は、NaCl,KCl,Na2SO4,NaHCO3からなる グループから選択された少なくとも一つの塩である請求項17記載の乾燥プリブ レンド。 20. 前記基質は、PEG,HPMC,HPC,CMC,HECおよびPP Gからなるグループから選択された少なくとも一つの水溶性ポリマーである請求 項18記載の乾燥プリブレンド。 21. 前記基質の少なくとも一部は、前記電解質ブレンドの少なくとも一つ の成分を有する請求項17記載の乾燥プリブレンド。 22. 前記電解質ブレンドは、PEG、硫酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム 、塩化ナトリウムおよび塩化カリウムを有する請求項17記載の乾燥プリブレン ド。 23. さらに、少なくとも一つの非代謝性甘味料を有する請求項17記載の 乾燥プリブレンド。 24. さらに、少なくとも2つの甘味料を有する請求項17記載の乾燥プリ ブレンド。 25. 前記甘味料は、サッカリンあるいはシクラメート、および代謝性の少 なくとも一つの第2の甘味料を有する請求項24記載の乾燥プリブレンド。 26. 前記代謝性の少なくとも一つの第2の甘味料はモノアンモニウムグリ シルリチネートに基づくものである請求項25記載の乾燥プリブレンド。 27. 前記サッカリンはサッカリンナトリウム・二水和物である請求項25 記載の乾燥プリブレンド。 28. 生体外で、前記乾燥プリブレンドと水とメタン非生成対象物からの大 便サンプルとを、溶液:大便部の比が20:1であるように結合し、4000p pmよりも少ない平均量の水素ガスを生成する請求項17記載の乾燥プリブレン ド。 29. 前記平均が水素ガス3000pmより小さい請求項28記載の乾燥プ リブレンド。 30. 前記着香剤がフレーバーオイルである請求項17記載の乾燥プリブレ ンド。 31. 前記着香剤がフルーツ着香剤である請求項17記載の乾燥プリブレン ド。 32. 前記着香剤が、パイナップル、マンダリンオレンジ、オレンジ、グレ ープ、いちご、キャラメル、ピニャコラーダ、チェリー、アイステイー、コーラ 、チョコレート、レモン、プラム、りんご、あんず、ラズベリー、グレープフル ーツ、コケモモ、バナナ、レモンライム、シトラスベリーおよびキウイからなる グループから選択された少なくとも一つである請求項17記載の乾燥プリブレン ド。 33. 少なくとも一つの非代謝性の水溶性基質に吸着された少なくとも1つ の着香剤を含む乾燥プリブレンドを有し、水と混合することによって調製され、 前記基質が、PEG,SiO2,KCl,NaCl,NaHCO3若しくはNa2 SO4以外の材料である胃腸洗浄用あるいは緩下剤としての経口投与薬剤組成物 。 34. 前記水溶性の基質は、HPMC,HPC,CMC,HECおよびPP Gからなるグループから選択される請求項33記載の組成物。 35. 着香剤を水溶性の非代謝性基質に吸着する工程と、電解質ブレンドを 有し結果として得られる基質と前記組成物のための液体ベースとを混合する工程 とを有する胃腸洗浄用あるいは緩下剤としての経口投与薬剤組成物を製造する方 法。 36. 前記基質は、人工甘味料、フレーバーエンハンサー、毒性のない塩お よび水溶性ポリマーからなるグループから選択された少なくとも一つである請求 項35記載の方法。 37. 前記基質の少なくとも一部は、前記電解質ブレンドの少なくとも一つ の成分を含む請求項35記載の方法。 38. さらに、少なくとも1つの前記甘味料が非代謝性である少なくとも2 つの甘味料と、前記液体とを混合する工程を有する請求項37記載の方法。 39. 前記組成物を緩下剤として効果的な投薬量を経口投与することにより 、動物への緩下効果を得る方法の使用のための薬物を製造するための請求項33 記載の組成物の用途。 40. 前記組成物を胃腸洗浄剤として効果的な投薬量を経口投与することに より、動物への胃腸洗浄効果を得る方法の使用のための薬物を製造するための請 求項1記載の組成物の用途。 41. 前記組成物を胃腸洗浄剤として効果的な投薬量を経口投与することに より、動物への胃腸洗浄効果を得る方法の使用のための薬物を製造するための請 求項2記載の組成物の用途。 42. 前記組成物を胃腸洗浄剤として効果的な投薬量を経口投与することに より、動物への胃腸洗浄効果を得る方法の使用のための薬物を製造するための請 求項33記載の組成物の用途。 43. 水溶性の非代謝性基質が、着香剤100重量部について約2重量部か ら約28重量部の範囲内の量だけ存在する請求項17記載の組成物。 44. 水溶性の非代謝性基質が、着香剤100重量部について約2重量部か ら約28重量部の範囲内の量だけ存在する請求項33記載の組成物。 45. 前記着香剤の前記吸着工程に続いて、前記着香剤がスプレイドライあ るいはフリーズドライにより乾燥される請求項35記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI A61K 33/14 9454−4C (72)発明者 パラショス・デメトラ アメリカ合衆国 ニューヨーク州11358 フラッシュィング、ワンハンドレッドナイ ンティシクシス ストリート、42―38 (72)発明者 ビラリ・イサット アメリカ合衆国 ニュージャージー州 07650 パリセイズ・パーク、シクシス ストリート、270 (72)発明者 フェアリー・トム アメリカ合衆国 ニュージャージー州 07950 モリス・プレインズ、パーカー・ ドライブ、37 (72)発明者 カウフマン・マイケル・ビー アメリカ合衆国 ニュージャージー州 08854 ピスキャタウエイ、ファウンテ ン・アベニュー、142 (72)発明者 クロ・フレデリック・エイ アメリカ合衆国 ニュージャージー州 07630―1428 エマーソン、ポウエル・ロ ード、3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 少なくとも1つの甘味料が非代謝性である少なくとも2つの甘味料を含 む液体を有する、胃腸洗浄用または緩下剤としての経口投与薬剤組成物。 2. さらに電解溶液を有する請求項1記載の組成物。 3. 生体外で、前記電解溶液とメタン非生成対象物からの大便サンプル部と を、溶液:大便部の比が20:1であるように結合し、FDA安全基準に適合す る統計的に有意な平均水素ガスを生成する請求項1記載の組成物。 4. 溶液:大便部の比が20:1であるようになされた前記電解溶液と大便 サンプルとの結合が、4000ppm未満の水素ガスを生成する請求項3記載の 組成物。 5. 溶液:大便部の比が20:1であるようになされた前記電解溶液と大便 サンプルとの結合が、3000ppm未満の水素ガスを生成する請求項4記載の 組成物。 6. 少なくとも1つの前記甘味料が代謝性である請求項1記載の組成物。 7. 少なくとも1つの前記非代謝性の甘味料がサッカリンもしくはシクラメ ートである請求項1記載の組成物。 8. 前記サッカリンはサッカリンナトリウム・二水和物である請求項7記載 の組成物。 9. 前記サッカリンナトリウム・二水和物の量は、組成物1リットルあたり 約0.01から約0.30グラムの範囲にある請求項8記載の組成物。 10. 甘味料が、全体量において、組成物1リットルあたり約0.015か ら約2.3グラムの範囲存在する請求項1記載の組成物。 11. 前記少なくとも1つの非代謝性の甘味料の量は、組成物1リットルあ たり約0.01から約0.3グラムの範囲にある請求項1記載の組成物。 12. 少なくとも1つの前記代謝性の甘味料がモノアンモニウムグリシルリ チネートに基づくものである請求項6記載の組成物。 13. さらに、少なくとも1つの着香剤を有する請求項13記載の組成物。 14. 着香剤が、パイナップル、マンダリンオレンジ、オレンジ、グレープ 、いちご、キャラメル、ピニャコラーダ、チェリー、アイステイー、チョコレー ト、コーラ、レモン、プラム、りんご、あんず、ラズベリー、グレープフルーツ 、コケモモ、バナナ、レモンライム、シトラスベリーおよびキウイからなるグル ープから選択された少なくとも一つである請求項13記載の組成物。 15. 前記電解溶液は、ポリエチレングリコール、硫酸ナトリウム、重炭酸 ナトリウム、塩化ナトリウム、および塩化カリウムを含む請求項2記載の組成物 。 16. 動物に請求項2の組成物を緩下剤として効果的な量を投与する、動物 への緩下効果を得る方法。 17. 少なくとも1つの甘味料が非代謝性である少なくとも2つの甘味料を 含む乾燥前駆体を有し、水と混合することによって、胃腸洗浄用あるいは緩下剤 としての経口投与薬剤組成物を調製するための乾燥プリブレンド。 18. 前記乾燥前駆体が電解質ブレンドを有する請求項17記載の乾燥プリ ブレンド。 19. 水溶性の非代謝性基質に吸着された少なくとも1つの着香剤を含む乾 燥前駆体を有し、水と混合することによって、胃腸洗浄用あるいは緩下剤として の経口投与薬剤組成物を調製するための乾燥プリブレンド。 20. さらに、乾燥電解質ブレンドを有する請求項17記載の乾燥プリブレ ンド。 21. 前記基質は、人工甘味料、フレーバーエンハンサー、塩および水溶性 ポリマーからなるグループから選択された少なくとも一つである請求項17記載 の乾燥プリブレンド。 22. 前記基質は、NaCl,KCl,Na2SO4,NaHCO3からなる グループから選択された少なくとも一つの塩である請求項19記載の乾燥プリブ レンド。 23. 前記基質は、PEG,HPMC,HPC,CMC,HECおよびPP Gからなるグループから選択された少なくとも一つの水溶性ポリマーである請求 項21記載の乾燥プリブレンド。 24. 前記基質の少なくとも一部は、前記電解質ブレンドの少なくとも一つ の成分を有する請求項20記載の乾燥プリブレンド。 25. 前記電解質ブレンドは、PEG、硫酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム 、塩化ナトリウムおよび塩化カリウムを有する請求項20記載の乾燥プリブレン ド。 26. さらに、少なくとも一つの非代謝性甘味料を有する請求項19記載の 乾燥プリブレンド。 27. さらに、少なくとも2つの甘味料を有する請求項19記載の乾燥プリ ブレンド。 28. 前記甘味料は、サッカリンあるいはシクラメート、および少なくとも 一つの第2の甘味料をを有する請求項27記載の乾燥プリブレンド。 29. 前記代謝性の少なくとも一つの第2の甘味料がモノアンモニウムグリ シルリチネートに基づくものである請求項28記載の乾燥プリブレンド。 30. 前記サッカリンはサッカリンナトリウム・二水和物である請求項27 記載の乾燥プリブレンド。 31. 前記乾燥プリブレンドと水とメタン非生成対象物からの大便サンプル とにより、溶液:大便部の比が20:1であるように調製される胃腸洗浄用また は緩下剤の生体外での結合が、FDA安全基準に適合する統計的に有意な平均水 素ガスを生成する請求項19記載の乾燥プリブレンド。 32. 前記平均が4000pmの水素ガスより小さい請求項31記載の乾燥 プリブレンド。 33. 前記平均が3000pmの水素ガスより小さい請求項32記載の乾燥 プリブレンド。 34. 前記着香剤がフレーバーオイルである請求項19記載の乾燥プリブレ ンド。 35. 前記着香剤がフルーツ着香剤である請求項19記載の乾燥プリブレン ド。 36. 前記着香剤が、パイナップル、マンダリンオレンジ、オレンジ、グレ ープ、いちご、キャラメル、ピニャコラーダ、チェリー、アイステイー、コーラ 、チョコレート、レモン、プラム、りんご、あんず、ラズベリー、グレープフル ーツ、コケモモ、バナナ、レモンライム、シトラスベリーおよびキウイからなる グループから選択された少なくとも一つである請求項19記載の乾燥プリブレン ド。 37. 少なくとも一つの水溶性の非代謝性基質に吸着された少なくとも1つ の着香剤を含む乾燥前駆体を有し、水と混合することによって調製され、前記基 質が、PEG,SiO2,KCl,NaCl,NaHCO3,Na2SO4以外の材 料である胃腸洗浄用あるいは緩下剤としての経口投与薬剤組成物。 38. 前記水溶性の基質は、HPMC,HPC,CMC,HECおよびPP Gからなるグループから選択される請求項37記載の組成物。 39. 着香剤を水溶性の非代謝性基質に吸着する工程と、これによって得ら れる基質と前記組成物のための液体ベースとを混合する工程とを有する胃腸洗浄 用あるいは緩下剤としての経口投与薬剤組成物を製造する方法。 40. さらに、電解質ブレンドと前記液体とを混合する工程を有する請求項 39記載の方法。 41. 前記基質は、人工甘味料、フレーバーエンハンサー、塩および水溶性 ポリマーからなるグループから選択された少なくとも一つである請求項39記載 の方法。 42. 前記基質の少なくとも一部は、前記電解質ブレンドの少なくとも一つ の成分を含む請求項40記載の方法。 43. さらに、少なくとも1つの前記甘味料が非代謝性である少なくとも2 つの甘味料と、前記液体とを混合する工程を有する請求項42記載の方法。 44. 緩下剤効果を発揮する効果的な量の請求項37記載の組成物を動物に 投与する工程を有する動物への緩下剤効果を得る方法。 45. 0.5リットルの水様液について以下の成分を含有する、胃腸洗浄用 、特に診断用、または緩下剤としての経口投与薬剤組成物。 ポリエチレングリコール(3000−4000) 29.5g±20% 無水硫酸ナトリウム 2.843g±10% 重炭酸ナトリウム 0.843g±10% 塩化ナトリウム 0.733g±10% 塩化カリウム 0.371g±10% サッカリン 0.010−0.320g 第2甘味料 0.040−0.160g 46. さらにシクラメートナトリウムを含有する請求項45記載の組成物。 47. 0.5リットルの水様液について以下の成分を含有する請求項45記 載の組成物。 ポリエチレングリコール(3000−4000) 29.5g±20% 無水硫酸ナトリウム 2.843g±10% 重炭酸ナトリウム 0.843g±10% 塩化ナトリウム 0.733g±10% 塩化カリウム 0.371g±10% サッカリン 0.010−0.320g シクラメートナトリウム 0.01−0.100g 第2甘味料 0.040−0.160g 48. 最大投薬量が4リットルである溶液において、投与される胃腸洗浄剤 として用いられ、0.5リットルの水溶液について以下の成分を含有する請求項 45記載の組成物。 ポリエチレングリコール(3000−4000) 29.5g±20% 無水硫酸ナトリウム 2.843g±10% 重炭酸ナトリウム 0.843g±10% 塩化ナトリウム 0.733g±10% 塩化カリウム 0.371g±10% サッカリン 0.010−0.025g シクラメートナトリウム 0.040−0.100g 第2甘味料 0.040−0.080g 49. 最大投薬量が1リットルである溶液において、投与される緩下剤とし て用いられ、0.5リットルの水溶液について以下の成分を含有する請求項45 記載の組成物。 ポリエチレングリコール(3000−4000) 29.5g±20% 無水硫酸ナトリウム 2.843g±10% 重炭酸ナトリウム 0.843g±10% 塩化ナトリウム 0.733g±10% 塩化カリウム 0.371g±10% サッカリン 0.010−0.320g 第2甘味料 0.040−0.160g 50. 緩下剤効果を発揮する効果的な量の請求項45記載の組成物を温血動 物に投与する工程を有する温血動物への緩下剤効果を得る方法。
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