JP2013258314A - 撮像装置および撮像表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画素への電気的な影響を軽減しつつ、隣接画素への光漏れ込みを低減して、画素間のクロストークを抑制することにより、撮像画像の高画質化を実現することが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】光電変換素子21と電界効果型のトランジスタとを含む複数の画素を有し、光電変換素子21の周辺領域に、信号線213、214等の配線層に対向して、所定の電位に保持され、遮光性を有するグリッドメタル層211が設けられている。
【選択図】図5

Description

本開示は、例えば医療用や非破壊検査用のX線撮影に好適な撮像装置、およびそのような撮像装置を用いた撮像表示システムに関する。
近年、例えば人体の胸部X線撮影装置など、放射線写真フィルムを介さずに、放射線に基づく画像を電気信号として得る撮像装置が開発されている。このような撮像装置では、各画素に、光電変換素子と、電界効果型の薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)が配設されている。画素内に蓄積された信号電荷が、トランジスタを含む画素回路を用いて読み出されることにより、放射線量に基づく電気信号が得られる。
このような撮像装置に用いられる光電変換素子としては、例えばPIN(Positive Intrinsic Negative Diode)フォトダイオードが挙げられる。PINフォトダイオードは、p型半導体層とn型半導体層との間に、いわゆるi型の半導体層(真性半導体層)を挟み込んだ構造を有し、入射光の光量に応じた電荷量の信号電荷を取り出し可能となっている(例えば、特許文献1,2)。
特開2008−277710号公報 特開2011−14752号公報
しかしながら、上記のような光電変換素子を用いた撮像装置では、各画素に外光や迷光が入射したり、あるいは隣接画素との間でクロストークが生じ、画質が劣化するという問題がある。
本開示はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、撮像画像の高画質化を実現することが可能な撮像装置、およびそのような撮像装置を備えた撮像表示システムを提供することにある。
本開示の撮像装置は、各々が光電変換素子と電界効果型のトランジスタとを含む複数の画素を有し、各画素は、光電変換素子の周辺領域に、所定の電位に保持された遮光層を含むものである。
本開示の撮像表示システムは、上記本開示の撮像装置と、この撮像装置により得られた撮像信号に基づく画像表示を行う表示装置とを備えたものである。
本開示の撮像装置および撮像表示システムでは、各々が光電変換素子および電界効果型のトランジスタを含む複数の画素を有し、各光電変換素子の周辺領域に、所定の電位に保持された遮光層を含む。これにより、各画素への電気的な影響を軽減しつつ、隣接画素への光漏れ込みが抑制され、画素間のクロストークの生じにくくなる。
本開示の撮像装置および撮像表示システムによれば、各画素において、光電変換素子の周辺領域に遮光層を設け、この遮光層を所定の電位に保持するようにしたので、各画素20への電気的な影響を軽減しつつ、画素間のクロストークを抑制することができる。よって、撮像画像の高画質化を実現することが可能となる。
本開示の第1の実施形態に係る撮像装置の全体構成例を表すブロック図である。 図1に示した撮像部の概略構成例を表す模式図である。 図1に示した画素等の詳細構成例を表す回路図である。 図1に示した画素の要部の平面構成例を表す模式図である。 図4に示した画素のA−A’線に対応する領域の断面図である。 図4に示した画素のB−A’線に対応する領域の断面図である。 グリッドメタル層のレイアウト例を表す模式図である。 変形例1に係る画素の断面図である。 変形例2に係る画素の要部の平面構成例を表す模式図である。 図9に示した画素のA−A’線に対応する領域の断面図である。 本開示の第2の実施形態に係る撮像装置における画素の平面構成例を表す模式図である。 図11に示した画素のA−A’線に対応する領域の断面図である。 変形例3に係る画素の要部の平面構成例を表す模式図である。 図13に示した画素のA−A’線に対応する領域の断面図である。 変形例4−1に係る画素等の構成を表す回路図である。 変形例4−2に係る画素等の構成を表す回路図である。 変形例4−3に係る画素等の構成を表す回路図である。 変形例4−4に係る画素等の構成を表す回路図である。 変形例5−1に係る画素の断面図である。 変形例5−2に係る画素の断面図である。 変形例5−3に係る撮像部の模式図である。 適用例に係る撮像表示システムの概略構成を表す模式図である。
以下、本開示における実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。尚、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(光電変換素子よりも下層にグリッドメタル層を有する撮像装置の例)
2.変形例1(グリッドメタル層をトランジスタのゲート電極と同層とした例)
3.変形例2(グリッドメタル層をトランジスタの形成領域にも配置した例)
4.第2の実施の形態(光電変換素子よりも上層にグリッドメタル層を有する撮像装置の例)
5.変形例3(光電変換層の下層および上層にグリッドメタル層を有する場合の例)
6.変形例4−1,4−2(パッシブ型の画素回路の他の例)
7.変形例5−1,5−2(アクティブ型の画素回路の例)
8.変形例6−1,6−2(間接変換型撮像装置の例)
9.変形例7(直接変換型撮像装置の例)
10.適用例(撮像表示システムの例)
<第1の実施形態>
[構成]
図1は、本開示の第1の実施形態に係る撮像装置(撮像装置1)の全体のブロック構成を表すものである。撮像装置1は、入射光(撮像光)に基づいて被写体の情報を読み取る(被写体を撮像する)ものである。この撮像装置1は、例えば、撮像部11、行走査部13、A/D変換部14、列走査部15およびシステム制御部16を備えている。
(撮像部11)
撮像部11は、入射光(撮像光)に応じて電気信号を発生させるものである。この撮像部11では、画素(撮像画素,単位画素)20が、行列状(マトリクス状)に2次元配置されており、各画素20は、入射光の光量に応じた電荷量の光電荷を発生して内部に蓄積する光電変換素子(後述の光電変換素子21)を有している。尚、図1中に示したように、以下、撮像部11内における水平方向(行方向)を「H」方向とし、垂直方向(列方向)を「V」方向として説明する。
この撮像部11は、図2に示したように、例えば基板210上に設けられ、画素20毎に光電変換素子21および電界効果型のトランジスタ22を有している。尚、この撮像部11の上面または基板210の裏面には、例えば後述する波長変換層が設けられ、撮像装置1は、例えばいわゆる間接変換型の放射線撮像装置として用いられる。
図3は、画素20の回路構成(いわゆるパッシブ型の回路構成)を、A/D変換部14内の後述するチャージアンプ回路171の回路構成とともに例示したものである。このパッシブ型の画素20には、1つの光電変換素子21と、1つのトランジスタ22とが設けられている。この画素20にはまた、H方向に沿って延在する読み出し制御線Lread(ゲート線,走査線)と、V方向に沿って延在する信号線Lsigとが接続されている。
光電変換素子21は、例えばPIN(Positive Intrinsic Negative)型のフォトダイオードまたはMIS(Metal-Insulator-Semiconductor)型センサからなり、前述したように、入射光(撮像光Lin)の光量に応じた電荷量の信号電荷を発生させるようになっている。尚、この光電変換素子21のカソードは、ここでは蓄積ノードNに接続されている。この光電変換素子21を含む画素の具体的な構成については後述する。
トランジスタ22は、読み出し制御線Lreadから供給される行走査信号に応じてオン状態となることにより、光電変換素子21により得られた信号電荷(入力電圧Vin)を信号線Lsigへ出力するトランジスタ(読み出し用トランジスタ)である。このトランジスタ22は、ここではNチャネル型(N型)の電界効果型トランジスタ(FET;Field Effect Transistor)により構成されている。但し、トランジスタ22はPチャネル型(P型)のFET等により構成されていてもよい。画素20では、トランジスタ22のゲートが読み出し制御線Lreadに接続されており、ソース(またはドレイン)は、例えば信号線Lsigに接続されており、ドレイン(またはソース)は、例えば光電変換素子21のカソードに蓄積ノードNを介して接続されている。また、光電変換素子21のアノードは、ここではグランドに接続(接地)されている。
行走査部13は、所定のシフトレジスタ回路や論理回路等を含んで構成されており、撮像部11内の複数の画素20に対して行単位(水平ライン単位)での駆動(線順次走査)を行う画素駆動部(行走査回路)である。具体的には、後述する読み出し動作等の撮像動作を例えば線順次走査により行う。尚、この線順次走査は、読み出し制御線Lreadを介して前述した行走査信号を各画素20へ供給することによって行われるようになっている。
A/D変換部14は、複数(ここでは4つ)の信号線Lsigごとに1つ設けられた複数の列選択部17を有しており、信号線Lsigを介して入力した信号電圧(信号電荷)に基づいてA/D変換(アナログ/デジタル変換)を行うものである。これにより、デジタル信号からなる出力データDout(撮像信号)が生成され、外部へ出力されるようになっている。
列選択部17は、例えばチャージアンプ172、容量素子(コンデンサ,フィードバック容量素子)C1およびスイッチSW1を含むチャージアンプ回路171(図3)と、図示しないサンプルホールド(S/H)回路、マルチプレクサ回路(選択回路)およびA/Dコンバータを有している。
チャージアンプ172は、信号線Lsigから読み出された信号電荷を電圧に変換(Q−V変換)するためのアンプ(増幅器)である。このチャージアンプ172では、負側(−側)の入力端子に信号線Lsigの一端が接続され、正側(+側)の入力端子には所定のリセット電圧Vrstが入力されるようになっている。チャージアンプ172の出力端子と負側の入力端子との間は、容量素子C1とスイッチSW1との並列接続回路を介して帰還接続(フィードバック接続)されている。即ち、容量素子C1の一方の端子がチャージアンプ172の負側の入力端子に接続され、他方の端子がチャージアンプ172の出力端子に接続されている。同様に、スイッチSW1の一方の端子がチャージアンプ172の負側の入力端子に接続され、他方の端子がチャージアンプ172の出力端子に接続されている。尚、このスイッチSW1のオン・オフ状態は、システム制御部16からアンプリセット制御線Lcarstを介して供給される制御信号(アンプリセット制御信号)によって制御される。
列走査部15は、例えば図示しないシフトレジスタやアドレスデコーダ等を含んで構成されており、各列選択部17を順番に駆動するものである。この列走査部15による選択走査によって、信号線Lsigの各々を介して読み出された各画素20の信号(上記した出力データDout)が、順番に外部へ出力される。
システム制御部16は、行走査部13、A/D変換部14および列走査部15の動作を制御するものである。具体的には、システム制御部16は、各種のタイミング信号(制御信号)を生成するタイミングジェネレータを有しており、このタイミングジェネレータにおいて生成されるタイミング信号を基に、行走査部13、A/D変換部14および列走査部15の駆動制御を行う。このシステム制御部16の制御に基づいて、行走査部13、A/D変換部14および列走査部15がそれぞれ各画素20に対する撮像駆動(線順次撮像駆動)を行うことにより、撮像部11から出力データDoutが取得される。
(画素20の詳細構成)
図4は、画素20の要部の平面構成例を表したものである。図5は、図4のA−A’線に対応する領域の断面構成、図6はB−A’線に対応する領域の断面構成をそれぞれ表したものである。このように、画素20には、光電変換素子21と、トランジスタ22とが配置されるが、図4には、簡便化のため、光電変換素子21の形成領域として、p型半導体層215Bのみを示し、他の構成要素の図示を省略している(図9以降の要部平平面構成例についても同様)。
光電変換素子21は、図5および図6に示したように、例えば、基板210上に、層間絶縁膜212の一部(層間絶縁膜212A〜212C)を介して、p型半導体層215B、i型半導体層216およびn型半導体層217がこの順に積層されたものである。具体的には、基板210上(詳細には、層間絶縁膜212A〜212C上)の選択的な領域にp型半導体層215Bが設けられ、このp型半導体層215Bに対向してコンタクトホールH1を有する層間絶縁膜212D〜212Fが設けられている。p型半導体層215B上には、コンタクトホールH1を埋め込むように、i型半導体層216が設けられており、このi型半導体層216上にn型半導体層217が形成されている。これらのi型半導体層216およびn型半導体層217の側壁を覆って、層間絶縁膜(側壁保護膜)212Gが設けられている。この層間絶縁膜212Gには、n型半導体層217に対向してコンタクトホールH2が形成され、このコンタクトホールH2を介して、n型半導体層217上に上部電極218が接続されている。尚、本実施の形態の光電変換素子21では、p型半導体層215B上に、i型半導体層216およびn型半導体層217がこの順に積層された構成を例示するが、p,i,nの積層順はこれに限らず、n型半導体層上に、i型半導体層およびp型半導体層がこの順に積層された構成であってもよい。但し、この場合には、n型半導体層がトランジスタ部に接続され、p型半導体層と上部電極218がグランド電位(または固定電位)に保持される。
層間絶縁膜212(212A〜212G)は、例えば酸化シリコン(SiOX)、酸窒化シリコン(SiON)あるいは窒化シリコン(SiNX)等により構成されている。
p型半導体層215Bは、例えば多結晶シリコン(ポリシリコン)よりなることが望ましい。例えば、p型半導体層215Bが低温ポリシリコンにより構成されることにより、p型半導体層215Bが低抵抗率となり、金属材料からなる下部電極を別途設ける必要がなくなる(p型半導体層215Bが下部電極として機能する)。尚、このp型半導体層215B側は、例えば基準電位供給用の電源配線等に接続されており、電荷が排出されるようになっている。但し、p型半導体層215Bの側から信号電荷を取り出す場合には、このp型半導体層215Bが蓄積ノードNに接続される(p型半導体層215Bが蓄積ノードNを兼ねる)。また、ここでは、p型半導体層215Bが低温ポリシリコンよりなる場合を例に挙げて説明するが、p型半導体層215Bは微結晶シリコンあるいは非晶質シリコンであってもよい。但し、上述のように金属電極が不要となることから、低温ポリシリコンが用いられることが望ましい。更には、p型半導体層215B(ポリシリコン)上に、非晶質シリコンよりなるp型半導体層、i型半導体層216およびn型半導体層217を積層した構成であってもよい。また、n型半導体層(ポリシリコン)上に、n型半導体層(非晶質シリコン)、i型半導体層およびp型半導体層がこの順に積層されてもよい。
i型半導体層216は、ノンドープの真性半導体層であり、例えば非晶質シリコン(アモルファスシリコン)により構成されている。i型半導体層216の厚みは、例えば400nm〜2000nmであるが、厚みが大きい程、光感度を高めることができる。特に、本実施の形態のように、p型半導体層215B、i型半導体層216およびn型半導体層217を上下方向に積層してなる構造の場合、いわゆるプレーナー型の構造(横方向に沿って、p型半導体層とn型半導体層との間にi型半導体層を挟み込んだ構造)に比べ、i型半導体層216の厚みを大きく確保し易い。このため、プレーナー型に比べ、光感度を向上させることができる。
n型半導体層217は、例えば非晶質シリコンにより構成され、n+領域を形成するものである。このn型半導体層217の厚みは例えば、10nm〜50nmである。尚、図4において、このn型半導体層217と上記i型半導体層216とは、p型半導体層215Bと重畳して略同一形状となるように形成されている。
上部電極218は、電荷取り出しのための電極であり、例えば蓄積ノードNに接続されて(上部電極218が蓄積ノードNを兼ねて)おり、コンタクト部a1(図5の配線層214A,n型半導体層215A)を介して、トランジスタ22の例えばソースに接続されている。n型半導体層215Aは、例えばp型半導体層215Bと同層に設けられ、p型半導体層215Bと同様、例えば低温ポリシリコンからなる。トランジスタ22の例えばドレインは、コンタクト部a2を介して信号線220(Lsig)に接続されている。この上部電極218は、例えばITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電膜により構成されている。
保護層219は、例えば窒化シリコン(SiNX)により構成されている。
(グリッドメタル層211)
このような光電変換素子21の周辺領域には、グリッドメタル層211(遮光層)が設けられている。p型半導体層215Bを囲む領域に設けられている。ここで、各画素20では、図4に示したように、例えば略矩形状(あるいは方形状)の領域の角部にトランジスタ22が配設され、このトランジスタ22の形成領域を除いた領域に光電変換素子21が形成されている。本実施の形態では、グリッドメタル層211は、この光電変換素子21の周辺領域に、その面形状に沿って、光電変換素子21(p型半導体層215B)を囲むように設けられている。また、各画素20では、これらの光電変換素子21およびトランジスタ22の形成領域を格子状に囲むように、配線層(信号線Lsig、読み出し制御線LreadおよびGND線214B)が設けられている。グリッドメタル層211の少なくとも一部は、そのような配線層に対向して設けられていることが望ましい。図4では、グリッドメタル層211の各辺と、信号線220および読み出し制御線213Aとを並行するように図示しているが、実際には、グリッドメタル層211と配線層とは対向して(重畳して)配置されている。但し、グリッドメタル層211は、信号線220とは非対向の領域に(重畳せずに)設けられることが望ましい。特にFPD(フラットパネルディスプレイ)用途では、グリッドメタル層211と信号線220との間のカップリングが増えると、いわゆるジョンソンノイズが増加するため、グリッドメタル層211と信号線220とは非重畳であることが望ましい。
グリッドメタル層211は、遮光性を有する導電膜材料、例えばアルミニウム(Al),モリブデン(Mo),チタン(Ti),タングステン(W)およびクロム(Cr)等のうちのいずれかよりなる単層膜またはそれらのうちの2種以上よりなる積層膜である。本実施の形態では、このグリッドメタル層211が、上述したような光電変換素子21の周辺領域であって、かつp型半導体層215Bと基板210との間の層に設けられている。より詳細には、グリッドメタル層211は、基板210と、読み出し制御線213A(Lread,あるいはトランジスタ22のゲート電極)との間の層に設けられている。
このような構成において、グリッドメタル層211は、p型半導体層215Bと同電位に保持されている。ここでは、例えばコンタクト部a3(図4,図5)を介して、グリッドメタル層211がGND線214Bに接続され、コンタクト部a4(図4,図6)を介して、p型半導体層215BがGND線214Bに接続されている。即ち、本実施の形態では、グリッドメタル層211とp型半導体層215Bとが、グランド電位に保持されている。尚、ここでは、2つのコンタクト部a3,a4を用いてグリッドメタル層211とp型半導体層215BとをGND線214Bに接続しているが、1つのコンタクト部を介してこれらを接続するような構成であってもよい。
図7(A),(B)には、グリッドメタル層211のレイアウト例を示す。図7(A)に示したように、グリッドメタル層211は、各画素20を個別に囲って(画素20毎に分離して)形成されていてもよいし、図7(B)に示したように、全体として格子状に(各画素20に対応する領域に開口を有して)設けられていてもよい。尚、図7(B)の構成では、グリッドメタル層211が全画素20に対して一体的に設けられるため、GND線214Bとのコンタクト部a3は、画素20毎に設けられていなくともよく、少なくとも1箇所に設けられていればよい。
[作用、効果]
本実施の形態の撮像装置1では、撮像光Linが撮像部11へ入射すると、各画素20内の光電変換素子21において、この撮像光Linが信号電荷に変換(光電変換)される。このとき、蓄積ノードNでは、光電変換により発生した信号電荷の蓄積によって、ノード容量に応じた電圧変化が生じる。具体的には、蓄積ノード容量をCs、発生した信号電荷をqとすると、蓄積ノードNでは(q/Cs)の分だけ電圧が変化(ここでは低下)する。このような電圧変化に応じて、トランジスタ22のドレインには信号電荷に対応した電圧が印加される。そして、読み出し制御線Lread(Lread1,Lread2)から供給される行走査信号に応じてトランジスタ22がオン状態になると、蓄積ノードNに蓄積された信号電荷(トランジスタ22のドレインに印加された上記信号電荷に対応した電圧)が画素20から信号線Lsigへ読み出される。
読み出された信号電荷は、信号線Lsigを介して複数(ここでは4つ)の画素列ごとに、A/D変換部14内の列選択部17へ入力される。列選択部17では、各信号線Lsigから入力される信号電荷毎に、チャージアンプ回路171においてQ−V変換(信号電荷から信号電圧への変換)処理がなされた後、A/D変換処理等が行われることにより、デジタル信号からなる出力データDout(撮像信号)が生成される。このようにして、各列選択部17から出力データDoutが順番に出力され、外部へ伝送される(または図示しない内部メモリーへ入力される)。
ここで、撮像装置1では、各画素20に入射した撮像光Linが、その入射した画素20に設けられた光電変換素子21において受光されることが理想的である。ところが、実際には、例えばある画素20へ入射した撮像光Linのうちの一部が、当該画素20の光電変換素子21において検出されず(光電変換されず)に、装置内部の配線や部材等において反射されて迷光となる。この迷光が、隣接画素等の他の画素20へ漏れ込み、いわゆるクロストークを生じさせる。このようなクロストークが生じると、MTF(Modulation Transfer Function)が低下すると共に、撮像画像の解像度が低下してしまう。
本実施の形態では、各画素20において、光電変換素子21の周辺領域に、遮光性を有するグリッドメタル層211が設けられていることにより、隣接画素からの漏れ込み光が遮断され、上記のようなクロストークの発生が抑制される。従って、画素20毎の光検出精度が向上し、撮像画像の解像度が改善される。また、そのようなグリッドメタル層211が所定の電位に保持されることにより、光電変換素子21や電極、配線層等との間において容量結合が生じにくく、各画素20への電気的な影響が軽減される。
また、グリッドメタル層211が、信号線220(Lsig)等の配線層に対向して設けられていることにより、光電変換素子21の受光領域(画素開口率)を減少させることなく、漏れ込み光を遮断することができる。
更に、グリッドメタル層211は、上記のように光電変換素子21の周辺領域で、かつ光電変換素子21のp型半導体層215Bよりも下層(p型半導体層215Bと基板210との間の層)に設けられている。これにより、高温(例えば200℃以上)によって劣化し易い光電変換素子21を成膜するよりも前に、基板210上にグリッドメタル層211を形成可能である。このため、グリッドメタル層211の成膜時の温度が特に限定されず、比較的高温成膜が必要な材料を用いることができる。一方、p型半導体層215Bを形成する(多結晶化する)際にレーザアニール(数千℃程度)を行うことから、グリッドメタル層211としては、高融点材料が用いられることが望ましい。
また、このグリッドメタル層211は、本実施の形態では、p型半導体層215Bと基板210との間に設けられるが、このような構成において、グリッドメタル層211は、p型半導体層215Bと同電位(例えばグランド電位)に保持されている。これにより、グリッドメタル層211とp型半導体層215Bとの間において容量結合が生じにくくなり、画素20への電気的影響を軽減し易くなる。
以上説明したように、本実施の形態では、各画素20において、光電変換素子21の周辺領域にグリッドメタル層211を設け、このグリッドメタル層211を所定の電位に保持するようにしたので、画素への電気的な影響を軽減しつつ、隣接画素への光漏れ込みを低減して、画素間のクロストークを抑制することができる。よって、撮像画像の高画質化を実現することが可能となる。
また、本実施の形態では、光電変換素子21のp型半導体層215Bが、低温ポリシリコンを含むことにより、p型半導体層215Bが低抵抗率となる。このため、p型半導体層215Bよりも下層に、電荷取り出し(あるいは電荷排出)のための金属電極を別途配設する必要がなくなるが、その一方で、遮光性が乏しくなる。従って、本実施の形態のグリッドメタル層211は、光電変換素子21に低温ポリシリコンを用いた場合に特に有効である。
次に、上記実施の形態の変形例(変形例1,2)について説明する。尚、上記実施の形態における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
<変形例1>
図8は、変形例1に係る画素の断面構造を表したものである。上記第1の実施の形態では、グリッドメタル層211を、p型半導体層215Bよりも下層であって、読み出し制御線213Aと基板210との間の層に設けたが、本変形例のように、グリッドメタル層(グリッドメタル層211a)が、読み出し制御線213Aと同層に設けられていてもよい。尚、グリッドメタル層211aは、上記第1の実施の形態のグリッドメタル層211と同様、光電変換素子21の周辺領域において、信号線220(Lsig)等を含む配線層に対向配置されると共に、コンタクト部a3を介してGND線214Bに接続され、p型半導体層215Bと同電位(グランド電位)に保持されている。また、グリッドメタル層211aの平面レイアウト構成についても、上記グリッドメタル層211と同様である。
このように、グリッドメタル層211aが読み出し制御線Lreadと同層に設けられていてもよく、この場合であっても、上記第1の実施の形態と同等の効果を得ることができる。また、本変形例では、グリッドメタル層211aは、読み出し制御線213Aと同一の材料、例えばモリブデンにより構成され、同一のパターニング工程において一括して形成可能である。加えて、本変形例では、層間絶縁膜212Aが不要であることから、例えば基板210側から放射線等を入射させる場合には、上記第1の実施の形態に比べ、光入射面(基板210の裏面)から光電変換素子21までの層数が少なくなると共に、距離(厚み)が短くなり、光損失が低減する。
<変形例2>
図9は、変形例2に係る画素の要部平面構成を表したものである。図10は、図9のA−A’線における断面構造を表したものである。上記第1の実施の形態では、グリッドメタル層211を、光電変換素子21(p型半導体層215B)の面形状に沿って設け、トランジスタ22に対向する領域には非形成としたが、本変形例のように、グリッドメタル層211bは、トランジスタ22に対向する領域にわたって形成されていてもよい。
このように、グリッドメタル層211bが信号線220等の配線層だけでなくトランジスタ22に対向する領域にわたって設けられていてもよく、この場合であっても、上記第1の実施の形態と同等の効果を得ることができる。
<第2の実施の形態>
図11は、本開示の第2の実施形態に係る撮像装置の各画素の要部平面構成を表したものである。図12は、図11のA−A’線における断面構成を表したものである。本実施の形態における画素は、上記第1の実施の形態の画素20と同様、撮像部11に複数設けられ、1つの光電変換素子21と1つのトランジスタ22とを有している。また、光電変換素子21の周辺領域には、配線層に対向してグリッドメタル層211cが設けられている。
但し、本実施の形態では、グリッドメタル層211cが、光電変換素子21の周辺領域において、光電変換素子21よりも上層(n型半導体層217よりも上層)に設けられている。グリッドメタル層211cは、例えば、保護層219上に、信号線220(Lsig)、読み出し制御線213A(Lread)およびGND線214Bに対向して設けられている。このグリッドメタル層211cの構成材料としては、上記第1の実施の形態のグリッドメタル層211と同様のものが挙げられるが、グリッドメタル層211cは、光電変換素子21の成膜後に形成することから、できるだけ低温(例えば200℃以下程度)成膜が可能なものが用いられるとよい。
このグリッドメタル層211cは、遮光性を有すると共に、所定の電位に保持されている。本実施の形態では、グリッドメタル層211cは、信号線220(Lsig)および読み出し制御線213A(Lread)等の配線層との間において発生する容量結合を軽減するような電位に保持されている。具体的には、グリッドメタル層211cは、コンタクト部a5において、GND線214Bに接続され、グランド電位に保持されている。あるいは、信号線220(Lsig)および読み出し制御線213A(Lread)へそれぞれ印加される電圧パルスに応じて設定された電位に保持されるようにしてもよい(所定のタイミングで電位が切り替えられてもよい)。
本実施の形態においても、撮像光Linが撮像部11へ入射すると、各画素に信号電荷が蓄積され、蓄積された信号電荷がトランジスタ22を用いて、画素20から信号線Lsigへ読み出される。各画素において、光電変換素子21の周辺領域に、遮光性を有するグリッドメタル層211cが設けられていることにより、隣接画素とのクロストークが抑制される。また、そのようなグリッドメタル層211cが上記のような所定の電位に保持されることにより、特に信号線220(Lsig)や読み出し制御線213A(Lread)等の配線層との間において容量結合が生じにくく、各画素20への電気的な影響を軽減できる。従って、上記第1の実施の形態と同等の効果を得ることができる。
更に、グリッドメタル層211は、上記のように光電変換素子21の周辺領域で、かつ光電変換素子21のn型半導体層217よりも上層(保護層219上)に設けられている。これにより、例えば保護層219側から撮像光Linを入射させる場合に、よりクロストークを軽減し易い。
<変形例3>
図13は、本開示の変形例3に係る画素の要部平面構成を表したものである。図14は、図13のA−A’線における断面構成を表したものである。尚、図14では、グリッドメタル層211の各辺と、信号線220および読み出し制御線213Aとを並行するように図示しているが、実際には、グリッドメタル層211と配線層とは対向して(重畳して)配置されている。本変形例のように、上記第1の実施の形態のグリッドメタル層211と、上記第2の実施の形態のグリッドメタル層211cとを組み合わせて用いてもよい。グリッドメタル層211は、GND線214Bに接続され、p型半導体層215Bと同じグランド電位に保持されている。一方、グリッドメタル層211cは、図示しないコンタクト部を介してGND線に接続されていてもよいし、上述したような信号線22および読み出し制御線213Aに印加される電圧パルスに応じた所定の電位に保持されていてもよい。
このようにした場合であっても、上述のように、グリッドメタル層211,211cを所定の電位に保持することにより、画素への電気的な影響を軽減しつつ、隣接画素間でのクロストークを抑制することができる。また、光電変換素子21の上層および下層の両方にグリッドメタル層211,211cが設けられることにより、より遮光性が向上し、クロストーク抑制に有利となる。
尚、上記第2の実施の形態の画素構造においても、上記変形例2のように、グリッドメタル層211cをトランジスタ22に対向する領域にわたって形成するようにしてもよい。また、上記変形例3の画素構造において、上記変形例2のように、グリッドメタル層211,211cの一方または両方を、トランジスタ22に対向する領域にわたって形成するようにしてもよい。また、上記変形例3の画素構造において、上記変形例1のように、グリッドメタル層211を読み出し制御線213Aと同層に設けるようにしてもよい。
<変形例4−1>
図15は、変形例4−1に係る画素(画素20A)の回路構成を、チャージアンプ回路171の回路構成例と共に表したものである。この画素20Aは、上記実施の形態の画素20と同様、パッシブ型の画素回路を有し、1つの光電変換素子21と1つのトランジスタ22とを有している。また、この画素20Aには読み出し制御線Lreadと、信号線Lsigとが接続されている。
但し、本変形例の画素20Aでは、上記実施の形態の画素20と異なり、光電変換素子21のアノードが蓄積ノードNに接続され、カソードが電源に接続されている。このように、画素20Aにおいて光電変換素子21のアノードに蓄積ノードNが接続されていてもよく、この場合であっても、上記実施の形態の撮像装置1と同等の効果を得ることができる。
<変形例4−2>
図16は、変形例4−2に係る画素(画素20B)の回路構成を、チャージアンプ回路171の回路構成例と共に表したものである。この画素20Bは、上記実施の形態の画素20と同様、パッシブ型の回路構成となっており、読み出し制御線Lreadと、信号線Lsigとに接続されている。
但し、本変形例では、画素20Bにおいて、1つの光電変換素子21と共に2つのトランジスタ22を有している。これら2つのトランジスタ22は、互いに直列に接続されている(一方のソースまたはドレインと他方のソースまたはドレインとが電気的に接続されている。また、各トランジスタ22におけるゲートは読み出し制御線Lreadに接続されている。
このように、画素20B内に直列接続された2つのトランジスタ22を設けた構成としてもよく、この場合にも、上記実施の形態と同等の効果を得ることができる。
<変形例4−3,4−4>
図17は、変形例4−3に係る画素(画素20C)の回路構成を、アンプ回路171Aの回路構成例とともに表したものである。図18は、変形例4−4に係る画素(画素20D)の回路構成を、アンプ回路171Aの回路構成例とともに表したものである。これらの画素20C,20Dはそれぞれ、これまで説明した画素20,20A,20Bとは異なり、いわゆるアクティブ型の画素回路を有している。
画素20C,20Dには、1つの光電変換素子21と、3つのトランジスタ22,23,24とが設けられている。これらの画素20C,20Dにはまた、読み出し制御線Lreadおよび信号線Lsigに加え、リセット制御線Lrstが接続されている。
画素20C,20Dではそれぞれ、トランジスタ22の2つのゲートが読み出し制御線Lread1,Lread2に接続され、ソースが例えば信号線Lsigに接続され、ドレインが、例えばソースフォロワ回路を構成するトランジスタ23のドレインに接続されている。トランジスタ23のソースは例えば電源VDDに接続され、ゲートは、例えば蓄積ノードNを介して、光電変換素子21のカソード(図17の例)またはアノード(図18の例)と、リセット用トランジスタとして機能するトランジスタ24のドレインとに接続されている。トランジスタ24のゲートはリセット制御線Lrstに接続され、ソースには例えばリセット電圧Vrstが印加される。図17の変形例4−3では、光電変換素子21のアノードがグランドに接続(接地)され、図18の変形例4−4では、光電変換素子21のカソードが電源に接続されている。
アンプ回路171Aは、前述の列選択部17において、チャージアンプ172、容量素子C1およびスイッチSW1に代わりに、定電流源171およびアンプ176を設けたものとなっている。アンプ176では、正側の入力端子には信号線Lsigが接続されると共に、負側の入力端子と出力端子とが互いに接続され、ボルテージフォロワ回路が形成されている。尚、信号線Lsigの一端側には定電流源171の一方の端子が接続され、この定電流源171の他方の端子には電源VSSが接続されている。
このようなアクティブ型の画素20C,20Dを有する撮像装置においても、上記実施の形態等において説明したグリッドメタル層211を適用することができ、これにより、ショットノイズの発生あるいはダークレベルの変動を抑制することができる。よって、上記実施の形態と同様の効果を得ることが可能である。
<変形例5−1>
図19は、変形例5−1に係る画素の断面構成を表したものである。本変形例では、撮像部11上(保護層219上)に、更に波長変換層112を有している。波長変換層112は、放射線Rrad(α線,β線,γ線,X線等)を、光電変換素子21の感度域に波長変換するものであり、これにより光電変換素子21では、この放射線Rradに基づく情報を読み取ることが可能となっている。この波長変換層112は、例えばX線などの放射線を可視光に変換する蛍光体(例えば、シンチレータ)からなる。このような波長変換層112は、例えば保護層219上に、有機平坦化膜、スピンオングラス材料等からなる平坦化膜を形成し、その上部に蛍光体膜(CsI、NaI、CaF2等)を形成することにより得られる。このような画素構造は、例えばいわゆる間接型の放射線撮像装置に適用される。この場合、上記第2の実施の形態において説明したグリッドメタル層211cを設けることが好適である。
<変形例5−2>
図20は、変形例5−2に係る画素の断面構成を表したものである。本変形例では、基板210の裏面に、波長変換層112を有しており、基板210の裏面側から入射した放射線Rradを、波長変換層112において波長変換した後、光電変換素子21において検出するようになっている。この画素構造も、間接型の放射線撮像装置に適用される。この場合、上記第1の実施の形態において説明したグリッドメタル層211を設けることが好適である。また、この変形例5−2の画素構造は、p型半導体層215Bに低温ポリシリコンを用いた場合に成し得る構造である。上述したように、低温ポリシリコンを用いた場合には、十分な導電性が得られることから、別途金属電極を形成しなくともよいため、基板210裏面側からの光取り込みが可能となる。尚、本変形例のように、基板210の裏面側から光を取り込む場合には、基板210には、ガラス等の透明基板が用いられる。
<変形例5−3>
図21は、変形例5−3に係る撮像部(撮像部11A)の概略構成を模式的に表したものである。撮像部11Aは、これまでに説明した実施の形態等と異なり、入射した放射線Rradを電気信号に変換する光電変換素子を有するものである。このような光電変換素子は、例えば、アモルファスセレン(a−Se)半導体や、カドミニウムテルル(CdTe)半導体などにより構成されている。このような構造は、例えばいわゆる直接型の放射線撮像装置に適用される。また、直接型の放射線撮像装置では、光電変換素子のリフレッシュ光(直接変換膜である半導体には残留電荷が生じるため、この残留電荷を除去するための光)として紫外線UV等を照射することがある。このような直接型の放射線撮像装置にグリッドメタル層211を採用することにより、放射線Rradの入射側とは反対側から効率的にリフレッシュ光を取り込むことが可能となる。
上記の変形例5−1〜5−3に係る画素構造あるいは撮像部を備えた撮像装置では、入射した放射線Rradに基づいて電気信号を得る、様々な種類の放射線撮像装置として利用される。放射線撮像装置としては、例えば、医療用のX線撮像装置(Digital Radiography等)や、空港等で用いられる携帯物検査用X線撮影装置、工業用X線撮像装置(例えば、コンテナ内の危険物等の検査や、鞄等の中身の検査を行う装置)などに適用することが可能である。
<適用例>
上記実施の形態および変形例に係る撮像装置は、以下に説明するような撮像表示システムへ適用可能である。
図22は、適用例に係る撮像表示システム(撮像表示システム5)の概略構成例を模式的に表したものである。撮像表示システム5は、上述の撮像部11(または撮像部11A)を有する撮像装置1と、画像処理部52と、表示装置4とを備えており、この例では放射線を用いた撮像表示システム(放射線撮像表示システム)である。
画像処理部52は、撮像装置1から出力される出力データDout(撮像信号)に対して所定の画像処理を施すことにより、画像データD1を生成するものである。表示装置4は、画像処理部52において生成された画像データD1に基づく画像表示を、所定のモニタ画面40上で行うものである。
この撮像表示システム5では、撮像装置1(ここでは放射線撮像装置)が、光源(ここではX線源等の放射線源)51から被写体50に向けて照射された照射光(ここでは放射線)に基づき、被写体50の画像データDoutを取得し、画像処理部52へ出力する。画像処理部52は、入力された画像データDoutに対して上記した所定の画像処理を施し、その画像処理後の画像データ(表示データ)D1を表示装置4へ出力する。表示装置4は、入力された画像データD1に基づいて、モニタ画面40上に画像情報(撮像画像)を表示する。
このように、本適用例の撮像表示システム5では、撮像装置1において被写体50の画像を電気信号として取得可能であるため、取得した電気信号を表示装置4へ伝送することによって画像表示を行うことができる。即ち、従来のような放射線写真フィルムを用いることなく、被写体50の画像を観察することが可能となり、また、動画撮影および動画表示にも対応可能となる。
尚、本適用例では、撮像装置1が放射線撮像装置として構成されており、放射線を用いた撮像表示システムとなっている場合を例に挙げて説明したが、本開示の撮像表示システムは、他の方式の撮像装置を用いたものにも適用することが可能である。
以上、実施の形態、変形例および適用例を挙げたが、本開示内容はこれらの実施の形態等に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態等では、光電変換素子21の周辺領域において、グリッドメタル層が光電変換素子21を囲むように(格子状または枠状に)設けられた構成を例示したが、グリッドメタル層は、光電変換素子21の周辺領域において必ずしも全てが繋がっていなくともよい。即ち、グリッドメタル層の一部が分断されていてもよいし、信号線Lsigあるいは読み出し制御線Lreadのどちらか一方に沿って配置されたストライプ状であってもよい。但し、上述したように、光電変換素子21の面形状に沿って、光電変換素子21を囲んで形成されることが漏れ込み光を抑制する点において望ましい。
また、上記実施の形態等では、撮像部における画素の回路構成は、上記実施の形態等で説明したもの(画素20,20A〜20Dの回路構成)には限られず、他の回路構成であってもよい。同様に、行走査部や列選択部等の回路構成についても、上記実施の形態等で説明したものには限られず、他の回路構成であってもよい。
更に、上記実施の形態等で説明した撮像部、行走査部、A/D変換部(列選択部)および列走査部等はそれぞれ、例えば同一基板上に形成されているようにしてもよい。具体的には、例えば低温多結晶シリコンなどの多結晶半導体を用いることにより、これらの回路部分におけるスイッチ等も同一基板上に形成することができるようになる。このため、例えば外部のシステム制御部からの制御信号に基づいて、同一基板上における駆動動作を行うことが可能となり、狭額縁化(3辺フリーの額縁構造)や配線接続の際の信頼性向上を実現することができる。
尚、本開示は以下のような構成であってもよい。
(1)
各々が光電変換素子と電界効果型のトランジスタとを含む複数の画素を有し、
各画素は、前記光電変換素子の周辺領域に、所定の電位に保持された遮光層を含む
撮像装置。
(2)
前記周辺領域には、信号線および読み出し制御線を含む配線層が設けられ、
前記遮光層は、前記配線層に対向配置されている
上記(1)に記載の撮像装置。
(3)
前記光電変換素子は、基板上に設けられると共に、前記基板側から順に第1の導電型半導体層、真性半導体層および第2の導電型半導体層を有し、
前記遮光層は、前記光電変換素子の周辺領域であって、前記第1の導電型半導体層と前記基板との間の層に設けられ、前記第1の導電型半導体層と同電位に保持されている
上記(2)に記載の撮像装置。
(4)
前記遮光層および前記第1の導電型半導体層は所定のDC電位に保持されている
上記(3)に記載の撮像装置。
(5)
前記遮光層は、前記トランジスタのゲート電極と前記基板との間の層に設けられている
上記(3)または(4)に記載の撮像装置。
(6)
前記遮光層は、前記トランジスタのゲート電極と同層に設けられている
上記(3)または(4)に記載の撮像装置。
(7)
前記第1の導電型半導体層は低温ポリシリコンを含む
上記(3)〜(6)のいずれかに記載の撮像装置。
(8)
前記遮光層は、前記配線層および前記トランジスタに対向する領域にわたって設けられている
上記(2)に記載の撮像装置。
(9)
前記光電変換素子は、基板上に設けられると共に、前記基板側から順に第1の導電型半導体層、真性半導体層および第2の導電型半導体層を有し、
前記遮光層は、前記光電変換素子の周辺領域であって、前記第2の導電型半導体層よりも上層に設けられ、グランド電位に保持されている
上記(2)に記載の撮像装置。
(10)
前記光電変換素子は、基板上に設けられると共に、前記基板側から順に第1の導電型半導体層、真性半導体層および第2の導電型半導体層を有し、
前記遮光層は、前記光電変換素子の周辺領域であって、前記第2の導電型半導体層よりも上層に設けられ、走査線および信号線へそれぞれ印加される電圧パルスに応じて設定された電位に保持されている
上記(2)に記載の撮像装置。
(11)
前記光電変換素子は、基板上に設けられると共に、前記基板側から順に第1の導電型半導体層、真性半導体層および第2の導電型半導体層を有し、
前記遮光層は、前記光電変換素子の周辺領域であって、前記第1の導電型半導体層と前記基板との間の層と、前記第2の導電型半導体層よりも上層にそれぞれ設けられている
上記(2)に記載の撮像装置。
(12)
前記光電変換素子は基板上に設けられ、
前記基板の裏面に、放射線を前記光電変換素子の感度域の波長に変換する波長変換層を備えた
上記(2)〜(11)のいずれかに記載の撮像装置。
(13)
前記光電変換素子は基板上に設けられ、
前記光電変換素子上に、放射線を前記光電変換素子の感度域の波長に変換する波長変換層を備えた
上記(2)〜(11)のいずれかに記載の撮像装置。
(14)
前記光電変換素子は、入射した放射線に基づいて電気信号を発生するものである
上記(2)〜(11)のいずれかに記載の撮像装置。
(15)
前記放射線はX線である
上記(12)〜(14)のいずれかに記載の撮像装置。
(16)
撮像装置と、この撮像装置により得られた撮像信号に基づく画像表示を行う表示装置とを備え、
前記撮像装置は、
各々が光電変換素子と電界効果型のトランジスタとを含む複数の画素を有し、
各画素は、前記各光電変換素子の周辺領域に、所定の電位に保持された遮光層を含む
撮像表示システム。
1…撮像装置、11,11A…撮像部、112…波長変換層、13…行走査部、14…A/D変換部、15…列走査部、16…システム制御部、17,17B…列選択部、171…チャージアンプ回路、172…チャージアンプ、20,20A〜20D…画素(撮像画素)、21…光電変換素子、22,22A〜22D,23,24…トランジスタ、210…基板、211,211a〜211c…グリッドメタル層、212(212A〜212G)…層間絶縁膜、214B…GND線、215A…n型半導体層、215B…p型半導体層、216…i型半導体層、217…n型半導体層、218…上部電極、219…保護層、4…表示装置、40…モニタ画面、5…撮像表示システム、50…被写体、51…光源(放射線源)、52…画像処理部、220,Lsig…信号線、213A,Lread…読み出し制御線、Lrst…リセット制御線、a1〜a5…コンタクト部、Dout…出力データ、Vrst…リセット電圧、N…蓄積ノード、SW1…スイッチ、C1…容量素子、Lin…撮像光、Rrad…放射線。

Claims (16)

  1. 各々が光電変換素子と電界効果型のトランジスタとを含む複数の画素を有し、
    各画素は、前記光電変換素子の周辺領域に、所定の電位に保持された遮光層を含む
    撮像装置。
  2. 前記周辺領域には、信号線および読み出し制御線を含む配線層が設けられ、
    前記遮光層は、前記配線層に対向配置されている
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記光電変換素子は、基板上に設けられると共に、前記基板側から順に第1の導電型半導体層、真性半導体層および第2の導電型半導体層を有し、
    前記遮光層は、前記光電変換素子の周辺領域であって、前記第1の導電型半導体層と前記基板との間の層に設けられ、前記第1の導電型半導体層と同電位に保持されている
    請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記遮光層および前記第1の導電型半導体層は所定のDC電位に保持されている
    請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記遮光層は、前記トランジスタのゲート電極と前記基板との間の層に設けられている
    請求項3に記載の撮像装置。
  6. 前記遮光層は、前記トランジスタのゲート電極と同層に設けられている
    請求項3に記載の撮像装置。
  7. 前記第1の導電型半導体層は低温ポリシリコンを含む
    請求項3に記載の撮像装置。
  8. 前記遮光層は、前記配線層および前記トランジスタに対向する領域にわたって設けられている
    請求項2に記載の撮像装置。
  9. 前記光電変換素子は、基板上に設けられると共に、前記基板側から順に第1の導電型半導体層、真性半導体層および第2の導電型半導体層を有し、
    前記遮光層は、前記光電変換素子の周辺領域であって、前記第2の導電型半導体層よりも上層に設けられ、グランド電位に保持されている
    請求項2に記載の撮像装置。
  10. 前記光電変換素子は、基板上に設けられると共に、前記基板側から順に第1の導電型半導体層、真性半導体層および第2の導電型半導体層を有し、
    前記遮光層は、前記光電変換素子の周辺領域であって、前記第2の導電型半導体層よりも上層に設けられ、走査線および信号線へそれぞれ印加される電圧パルスに応じて設定された電位に保持されている
    請求項2に記載の撮像装置。
  11. 前記光電変換素子は、基板上に設けられると共に、前記基板側から順に第1の導電型半導体層、真性半導体層および第2の導電型半導体層を有し、
    前記遮光層は、前記光電変換素子の周辺領域であって、前記第1の導電型半導体層と前記基板との間の層と、前記第2の導電型半導体層よりも上層にそれぞれ設けられている
    請求項2に記載の撮像装置。
  12. 前記光電変換素子は基板上に設けられ、
    前記基板の裏面に、放射線を前記光電変換素子の感度域の波長に変換する波長変換層を備えた
    請求項2に記載の撮像装置。
  13. 前記光電変換素子は基板上に設けられ、
    前記光電変換素子上に、放射線を前記光電変換素子の感度域の波長に変換する波長変換層を備えた
    請求項2に記載の撮像装置。
  14. 前記光電変換素子は、入射した放射線に基づいて電気信号を発生するものである
    請求項2に記載の撮像装置。
  15. 前記放射線はX線である
    請求項12に記載の撮像装置。
  16. 撮像装置と、この撮像装置により得られた撮像信号に基づく画像表示を行う表示装置とを備え、
    前記撮像装置は、
    各々が光電変換素子と電界効果型のトランジスタとを含む複数の画素を有し、
    各画素は、前記各光電変換素子の周辺領域に、所定の電位に保持された遮光層を含む
    撮像表示システム。
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