JP2009016574A - 固体撮像装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】感度特性の向上を図りつつ、撮像装置の絞り(F値)特性に対して感度特性の低下が小さい固体撮像装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】固体撮像装置は、受光部12が配置された撮像領域と、受光部12の上方に配置され、開口部を形成する金属配線22A、22B、22Cと、第1の絶縁膜20とを有する配線層と、受光部12ごとに設けられ、配線層の上または上部に形成された層内レンズ24と、配線層および層内レンズ24の上に形成された透明な第2の絶縁膜26と、受光部12ごとに設けられ、第2の絶縁膜26の上に形成され、上面が凸状曲面であるトップレンズ28と、トップレンズ28の上に形成され、トップレンズ28よりも屈折率の低い材料で構成された透明な透明膜30とを備えている。これにより、入射光の少なくとも一部の焦点を半導体基板10の上方に位置させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光電変換部等の受光部を形成した半導体基板の上方に、入射光を受光部に導くレンズを設けた固体撮像装置に関する。
一般に、例えばMOSイメージセンサのような固体撮像装置では、受光部(フォトダイオード等の光電変換部)を設けた半導体基板上に、遮光パターンや配線パターンのような各種の膜を多層状に配置した構造となっている。このような固体撮像装置を小型化した場合、必然的にカメラレンズの瞳距離が短くなり、複数の画素が2次元配列された画素アレイ部(撮像領域)、特に画素アレイ部の周縁部に入射する光の斜め成分が増大する。このため、画素単位で考えた場合、光の進入角度が大きければ大きくなるほど、配線等によって光が遮られ、受光面に直接入射する光量は減少する。これにより、画質を高いレベルで維持することが困難になる。
そこで、特許文献1には、イメージセンサの上層膜に高屈折率材料、例えばP−SiN膜(プラズマCVD法によって形成されたシリコン窒化膜)によって上面に凸レンズ面を形成した集光レンズ(層内レンズ)を形成することにより、受光感度を向上させる従来技術が開示されている。
また、特許文献2には、図16に示すように、基板111の表面部に設けられた受光素子112と、基板111上方に配置された集光レンズ16とを備える固体撮像装置において、集光レンズ16の焦点を基板111の上面より深い位置にすることにより、感度を向上させることが開示されている。
特開2000−124434号公報 特開平2−309674号公報
しかし、従来技術に係る固体撮像装置においては、以下の不具合がある。
まず、MOSイメージセンサの場合には、通常、CCDイメージセンサと異なり、入射光を電荷に変換する光電変換部の上部には、複数層の金属配線が形成されている。従って、基板上面より焦点を深い位置にすると、配線に入射光が散乱、または反射されやすくなり、基板上面に焦点を合わせる場合に比べて感度が低下する。すなわち、焦点位置を基板111の上面位置よりも深くすると、金属配線での光の反射が大きくなり、フォトダイオードへの集光率が低下する。
また、固体撮像装置では、一般的にトップレンズ(上層に配置されるレンズ)は有機材料により形成されている。その形成方法は、図17(a)に示すように、一旦矩形状(四辺形状)のパターン128aを形成した後に、熱処理によって曲線を有したレンズ128を形成する方法(以下、熱リフロープロセスと呼ぶ)が一般的である。
しかし、熱リフロープロセスでレンズ128を形成する際に、矩形状のパターンの高さ(厚さ)をある一定の高さ(厚さ)より低く(薄く)した場合、図17(b)に示すように、レンズ128中央部の上面が平坦となり、熱フロー後になだらかで均一な形状を有するレンズ曲面を形成することが困難となる。そのため、従来の固体撮像装置では、トップレンズの形状を設計通りに形成することができない場合があった。
そこで、本発明は、感度特性の向上を図りつつ、撮像装置(カメラ)の絞り(F値)特性に対して感度特性の低下が小さい固体撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像装置は、半導体基板に形成した複数の受光部からなる撮像領域と、前記複数の受光部の各々の上方に配置され、金属配線および絶縁膜により形成された多層配線と、前記受光部ごとに設けられ、前記多層配線の上に形成した第1のレンズと、前記第1のレンズの上方に形成した第2のレンズと、前記第2のレンズの上に形成した透明膜と
を備え、前記透明膜の屈折率は前記第2のレンズの屈折率よりも低く、前記第2のレンズの厚さは前記第1のレンズの厚さよりも厚い。
この構成により、透明膜を設けない場合に比べ、第2のレンズにおける実効的な屈折率を下げることができる。従って、第2のレンズを通る光の焦点位置を容易に最適化することができる。例えば、第2のレンズがフォトレジスト等の有機材料で構成されている場合であっても、第2のレンズの厚さを厚くしながら入射光の焦点位置を半導体基板の上方に位置させることが可能となる。
本発明の固体撮像装置の製造方法は、半導体基板の上部に受光部を形成する工程(a)と、前記受光部の上方領域に配置された開口部を形成する金属配線と、前記金属配線埋め込む第1の絶縁膜とをそれぞれ有する一層または複数層の配線層を形成する工程(b)と、前記受光部ごとに設けられ、前記配線層の上または上部に配置された第1のレンズを形成する工程(c)と、前記配線層および前記第1のレンズの上に透明な第2の絶縁膜を形成する工程(d)と、前記受光部ごとに設けられ、前記第2の絶縁膜の上に配置され、上面が凸状曲面である第2のレンズを形成する工程(e)と、前記第2のレンズの上に、前記第2のレンズよりも屈折率の低い材料で構成された透明な透明膜を形成する工程(f)とを備えている。
この方法によれば、受光効率の良い固体撮像装置を形成することができる。
特に、第2のレンズをフォトレジスト等の有機材料で構成すれば、上に凸または下に凸な曲面を容易に形成することができるので、好ましい。この場合、当該有機材料で構成されたパターンを形成後に加熱することで第2のレンズを形成することができるが、この際に、パターンの厚さを十分に厚くしても、第2のレンズおよび第1のレンズを通る光の焦点を半導体基板の上面位置より高い位置にすることが可能となる。
本発明によれば、撮像領域上の各画素において第1のレンズおよび第2のレンズを通して入射光を効率良く受光部に集めることができ、感度特性の向上を図ることができるとともに、撮像装置(カメラ)の絞り(F値)特性に対して感度特性の低下が小さい固体撮像装置を得ることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る固体撮像装置である増幅型固体撮像装置(MOSイメージセンサ、CMOSイメージセンサ)について説明する。
(第1の実施形態)
−MOSイメージセンサの構成およびその作用・効果−
図1は、第1の実施形態に係るMOSイメージセンサの画素内の構造を示す断面図である。
同図に示すように、本実施形態のMOSイメージセンサは、半導体基板10上に設けられ、入射光を受けて光電変換を行うフォトダイオード(PD)等の受光部12と、半導体基板10上に設けられ、受光部12で生成した信号電荷を読み出すための転送ゲート(TG;図示せず)と、半導体基板10に設けられ、転送ゲートによって受光部12から読み出された信号電荷を一時的に蓄積するフローティングデフュージョン(FD)等を有する画素が多数配置された撮像領域を備えている。ここでは、転送ゲートはトランジスタで構成されている。
また、半導体基板10の上には絶縁膜20Aが形成され、絶縁膜20Aの上には例えば複数層設けられた絶縁膜20が設けられ、各層の絶縁膜20の上または上部にはアルミまたは銅などの金属材料により構成された配線22A、22B、22Cが設けられている。第1層の配線22A、第2層の配線22B、第3層の22Cは、それぞれ受光部12の上方をできるだけ横切らないように、受光部12上方では、縦方向および横方向に所定の間隔a、b、cを空けて配置されている。すなわち、本発明の実施形態に係る固体撮像装置は、画素内に多層配線が形成された増幅型固体撮像装置(MOSイメージセンサ、CMOSイメージセンサ)である。
また、最上層の配線22C上に設けられた絶縁膜20の上には層内レンズ(第1のレンズ)24が設けられている。そして、層内レンズ24および最上層の絶縁膜20の上方にはカラーフィルタを含む絶縁膜26が形成されており、絶縁膜26の上にはトップレンズ(第2のレンズ)28が形成されている。トップレンズ28上には透明膜30が設けられている。
層内レンズ24は、絶縁膜20の平坦面上に形成され、高屈折率材であるシリコン窒化膜(Si)等で構成される。この層内レンズ24の上面は凸型であり、層内レンズ24上にはシリコン酸化膜等で構成された絶縁性の平坦化膜(図示せず)が設けられる。カラーフィルタを含む絶縁膜26は、この平坦化膜上に設けられる。
トップレンズ28は、透明な高分子樹脂等の有機材料で構成され、凸状の上面を有している。ここで、本実施形態に係る固体撮像装置の特徴の1つは、トップレンズ28上に、レンズよりも低屈折率である透明膜(絶縁膜)30が設けられたことにより、トップレンズ28の屈折率を実効的に小さくしていることにある。後に詳述するが、これにより、トップレンズ28の中心厚が例えば0.5μm以上であっても、トップレンズ28の実効的な屈折率をトップレンズ28の中心厚が0.5μm未満である場合と同等にすることができる。
また、本実施形態に係るMOSイメージセンサでは、トップレンズ28と層内レンズ24により集められる光の焦点位置が、半導体基板10の上面よりも上方に位置している。ここで、本願明細書中で単に「焦点位置」というときは、平行光がトップレンズ28に入射した場合の焦点位置を意味する。なお、拡散光の焦点位置は半導体基板10の上面より上であってもよいが、拡散光の焦点位置が上面位置以下の高さにある場合、光が半導体基板10の内部を通過して隣接画素の受光部12に漏れるのを抑えることができるので好ましい。
ここで、配線22Aの受光部12上方の開口幅a、配線22Bの受光部12上方の開口幅b、配線22Cの受光部12上方の開口幅cを比較すると、b<a<cの関係になる。
従って、本実施形態に係るMOSイメージセンサでは、入射光の焦点位置を半導体基板10の上面よりも上方にすることにより、配線22Aが設けられた第1配線層と配線22Bが設けられた第2の配線層との間での入射光の広がりを小さくすることができ、配線による光の反射や散乱による集光率の低下を抑制し、集光率を向上させることができる。
なお、入射光の焦点位置は、第1の配線層と第2の配線層との間、言い換えれば配線22Aの下面以上で且つ配線22Bの上面以下の高さ範囲にあることが好ましい。ただし、平面的に見た場合に、入射光の焦点位置が受光部12上方の開口部内にある必要がある。
光の広がりは焦点位置で最も小さくなる。よって、焦点位置の上下付近にて光の広がりは小さくなるため、配線の開口幅が最も小さくなる付近を焦点位置とすることにより、受光部12への集光率を最大にすることができる。
なお、通常、第1層の配線22Aの受光部12上の開口幅a、第2層の配線22Bの受光部12上の開口幅b、第3層の配線22Cの受光部12上の開口幅cを比較すると、b<a<cの関係になる。そこで、第3層の配線22Cよりも、第1層の配線22A付近にて、広がりを小さくする方が、配線層での光の反射や散乱による集光率の低下を抑制できる。
なお、本実施形態のMOSイメージセンサでは、トップレンズ28の中心部を通る縦方向の断面は、水平方向(図1の左右方向)、垂直方向(図1の手前から奥に向かう方向)、対角方向など、いずれの方向においてもほぼ同一の形状を有している。すなわち、トップレンズ28の上面の曲率はどの方向から見ても同一になっている。
なお、図1で示されたMOSイメージセンサにおいて、トップレンズ28上に設けられた透明膜30の上面は平面形状であるが、図2に示すように透明膜30の上面が上に凸な曲面形状であってもよい。この場合は、透明膜30にレンズとしての機能を持たせることができる。
次に、図3(a)〜(c)は、本実施形態のMOSイメージセンサの画素において、各層の配線パターンを示す平面図である。
図3(a)に示すように、第1層の配線22Aは、例えば、受光部12の一部を水平方向(図3(a)での横方向)に横切る配線22A−1と、局所的に形成される配線22A−2、22A−3、22A−4から構成される。また、配線22A−1は、転送ゲートに電源電圧を供給するための配線であり、コンタクト(図示せず)を介して転送ゲートに接続される。
また、配線22A−2は半導体基板10上のFDの電位を読み出すための配線であり、コンタクトを介して第2層の配線22B−1に接続する。配線22A−3は半導体基板10上の増幅トランジスタ、リセットトランジスタに電源を供給するための配線であり、コンタクトを介して第2層の配線22B−2に接続する。
また、図3(b)に示すように、第2層の配線は、受光部12の一部を垂直方向(図3(b)での縦方向)に横切る配線22B−1、22B−2と、局所的に形成される配線22B−3とから構成される。配線22B−1は、FDの電位を読み出すための配線であり、配線22B−2は、半導体基板10上の増幅トランジスタ、リセットトランジスタに電源電圧を供給する役割を持つ。
さらに、第3層の配線22Cと配線22A−4は、配線22B−3およびコンタクトを介して電気的に接続され、FDの電位を、増幅トランジスタのゲート電極に印加する役割を持つ。
以上説明したように、本実施形態に係るMOSイメージセンサでは、第3層の配線22Cは配線数が少なく、その開口幅cは第1層の配線幅a,第2層の配線幅bに比べて、極めて大きい。また、第2層の開口幅aと第2層の開口幅bを比べると、通常、第2層の開口幅bの方が小さくなっている。
開口幅a>開口幅bとなるのは、通常の半導体製造工程では、配線を形成するたびに絶縁膜で配線を埋め込んで平坦化を行うので、上層になるほど平坦化後の絶縁膜表面のばらつきが大きくなり、配線の微細化が困難になるためである。つまり、第2層の最小配線幅より、第1層の最小配線幅が小さくなるために、第1層の開口幅aは第2層の開口幅bよりも大きくすることができる。画素サイズが例えば1辺1.75μmであれば、a=1.2μm、b=0.9μm、c=1.5μm程度である。
つまり、受光部12への入射光量を確保するためには、第1層の配線22Aと第2層の配線22Bとで光が反射または散乱されないように、層内レンズ24とトップレンズ28の形状を制御することが重要である。この場合、レンズ形状としては、トップレンズ28と層内レンズ24により集光される光の焦点位置が、半導体基板10よりも上部に位置するように、レンズ曲率を設計することが重要である。特に、第1の配線層と第2の配線層の間で入射光の広がりが小さくなるように、光の焦点を第1の配線層と第2の配線層の間に位置させることが必要である。
また、MOSイメージセンサでは、撮像領域内にCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサにはない配線層と層間絶縁膜からなる多層配線が形成されているため、半導体基板10の上面と層内レンズ24との距離h1と半導体基板10の上面とトップレンズ28との距離h2が、CCDイメージセンサに比べると極めて大きくなっている。本実施形態のMOSイメージセンサでは、例えばh1=3.5μm、h2=4.5μm程度である。これに対し、CCDイメージセンサでは、h1=2.5μm、h2=3.5μm程度である。このため、本実施形態に係るMOSイメージセンサでは、トップレンズ28と層内レンズ24の曲率がCCDイメージセンサにおけるよりも小さくなっている。
この理由は、レンズ表面の曲率が大きい場合、集光位置が基板上面よりもはるかに高い位置にくることになり、基板上面では入射光の広がりが大きくなって、受光部12へ十分に集光することができないためである。
なお、通常、CCDイメージセンサでは、セルサイズが1.75μm(1辺)の場合には、層内レンズの中心厚は0.7μm程度、トップレンズの中心厚は0.5μm程度である。ここで、CCDイメージセンサでは、トップレンズ上部に絶縁膜などは形成せず、空気が(屈折率=1)が存在する。
このレンズ厚さをそのままMOSイメージセンサに適用する場合、焦点位置が基板上面よりもはるかに高い位置となり、十分な集光率が得られない。そのため、MOSイメージセンサでは、層内レンズの中心厚は0.3μm程度、トップレンズの中心厚は0.2μm程度とする必要がある。 しかしながら、このように中心厚の薄いトップレンズを設計通りの形状にすることは以下で説明するように困難である。
また、トップレンズ28は、一般的には、熱フロー法で形成され、その具体的なプロセスは、トップレンズとなるフォトレジストを形成し、受光部12に対応する形状のマスク部が形成されるようにパターニングし、このフォトレジストを所定の温度でリフローさせて、マスク部の表面を凸状に湾曲させて形成する、というものである。このプロセスにより、図6(d)に示すような、凸状に湾曲した上面を持つトップレンズ28が形成されることになる。
ところが、このプロセス(熱フロー法)では、通常、レンズ厚さが0.5μm未満のようにレンズ高さを低くする形状を、なだらかで、均一性良く実現することは極めて困難である。図17(a)のように、レンズ厚さがある一定よりも厚い場合(例えば、レンズ厚さが0.5μm以上)であれば、レンズを溶解して、レンズ形状をなまらせることにより、レンズの上面全体が曲面(曲率)をもった形状となる。しかし、図17(b)のように、レンズ厚さが0.5μmよりも薄い時には、レンズの両端の近傍のみが曲率を持つ形状となり、レンズの中心付近では曲率を持たず、直線的な構造となる。
これに対し、本実施形態に係るMOSイメージセンサでは、トップレンズ28の上に、レンズよりも低屈折率で透明な透明膜30が塗布、形成されている。これにより、トップレンズ28の屈折率を実効的に小さくしているため、トップレンズ28の厚みを所定値以上としつつ、入射光の焦点位置を第1配線層と第2配線層との間に設定することができる。
例えば、トップレンズ28の形成に用いたフォトレジストの屈折率が1.5の場合、透明膜30の屈折率=1.2程度であれば、トップレンズの中心厚を0.7μm以上且つ1.0μm以下とすればよく、なだらかで、均一性の良いレンズ形状を形成することが可能となる。なお、イメージセンサの上面に接着剤を介してガラス基板(透明部材)を接着させる場合には、透明膜30の屈折率を1.4以上且つ1.5未満とし、接着剤とガラス基板の屈折率を透明膜30の屈折率と同等にすることが入射光の反射を低減する上で好ましい。
以上のように、本実施形態に係るMOSイメージセンサでは、トップレンズ28の中心厚を層内レンズ24の中心厚よりも厚くして、なおかつ、トップレンズ28上にトップレンズ28よりも低屈折率である透明膜30を塗布することで、焦点位置を第1の配線層と第2の配線層の間とすることができる。さらに、トップレンズ28の形状ばらつきを防ぐことができ、高い感度特性を有し、且つ感度ばらつきが抑えられたMOSイメージセンサを得ることができる。
すなわち、本発明は、CCDイメージセンサではなくMOSイメージセンサ(増幅型固体撮像装置、CMOSイメージセンサ)に適用されることが特徴であり、これにより優れた画像特性を得ることができる。
なお、透明膜30の材料としては、フッ化樹脂などの低屈折率膜を用いることができる。
その理由は、フッ化樹脂は、他の樹脂(例えば、アクリル樹脂など)に比べて、光に対する劣化が起きにくく(膜の強度が強く)、耐熱性にも優れ、また、光の波長に対する透過率の依存性も極めて小さいためである。
なお、トップレンズ28よりも低い屈折率を有していれば、フッ化樹脂以外の透明性材料で透明膜30を構成してもよく、例えば、SOG(Spin on Glass)膜などの酸化膜を用いることができる。
以上説明したように、近年、イメージセンサの微細化が進み、画素単位のアスペクト比(フォトダイオードの開口面積Sと深さDの比D/S)が増大したため、上述の撮像領域、特に撮像領域の周縁部に入射する光の斜め成分が増大する。また、上述のように、MOSセンサではゲート電極の上に多層配配線が形成されているため、センサに入射した光が受光部に到達するまでの距離が一般的にはCCDセンサよりも長くなる。
従って、MOSセンサにおける層内レンズおよびトップレンズの設計はCCDデバイスより複雑である。すなわち、MOSセンサでは、CCDデバイスよりも、さらなるレンズ設計の最適化の検討が必要である。そのため、本願発明者らが、層内レンズとトップレンズとの厚さの検討を行ったところ、トップレンズ上に透明層を設けない構造では、理論上、トップレンズの厚さが層内レンズの厚さに比べて薄い方が受光部に入射する光量を増やすことができる場合が多いことが分かった。
しかしながら、上述のように、一般的な構成のMOSイメージセンサでは、例えば、熱フロー法を用いてトップレンズを作製する場合のように、トップレンズの厚さを所定値以下にすることは実際には困難であった。これに対し、本実施形態のMOSイメージセンサでは、トップレンズ28の上に低屈折率の透明な透明膜30が形成されていることにより、トップレンズ28の厚さを層内レンズ24の厚さより薄くした場合と同様の優れた光学特性を得ることができる。このため、本実施形態のMOSイメージセンサでは、感度が向上している上にカメラレンズのF値の変化(F値依存性)に対しても感度の低下を最小限に抑えることができる。
なお、トップレンズ28の構成材料としてはフォトレジスト以外の透明な有機材料を用いてもよい。ただし、比較的低温で凸状曲面の形成が可能で、MOSイメージセンサの注入層などへの影響を無視できる等の理由から、フォトレジストを用いるのが最も好ましい。
また、層内レンズ24の構成材料は窒化シリコンに限られることはなく、酸窒化シリコン、酸化シリコンなど他の無機材料であってもよいし、フッ素樹脂やアクリル樹脂などの有機材料であってもよい。
次に、図4および図5を用いて、本実施形態に係るMOSイメージセンサにおける、いわゆるシュリンク構造について説明する。
図4は、第1の実施形態のMOSイメージセンサを撮像装置に搭載した場合の入射光について説明するための図であり、図5(a)は、第1の実施形態のMOSイメージセンサにおいて、撮像領域の中心部に設けられた画素での入射光を示す図であり、(b)は、撮像領域の周辺部に配置された画素での入射光を示す図である。
理解を容易にするために、図1およびその説明では触れなかったが、本実施形態のMOSイメージセンサにおいて、図5(b)に示すように、撮像領域の周辺部に配置された画素では、受光部12の位置を基準としたトップレンズ28、層内レンズ24、配線22A、22B、22Cの位置を撮像領域の中心側あるいは周辺側にずらすことが好ましい。この理由について以下で説明する。
図4に示すように、撮像領域の中央部に位置する画素には垂直(角度0°)の光が主に入射するが、撮像領域の周辺部に位置する画素には斜め光(角度25°程度)が主に入射する。すなわち、MOSイメージセンサに入射する光のうち斜め成分の占める割合は、撮像領域(画素アレイ)の中心から周辺部に向かうにつれ増大する。そのため、撮像領域の周辺領域に位置する画素では、トップレンズ28、層内レンズ24、配線22A、22B、22Cの位置を撮像領域の中心方向、あるいは周辺方向に適宜ずらすことにより、斜め光が配線等に遮られにくくなり、受光部12に届く光量が減少するのを防ぎ、集光率を高めることができる。なお、必ずしもトップレンズ28、層内レンズ24、配線のすべてがずれていてもよいが、必要に応じて、いずれか1つ以上の部材の位置がずれていればよい。
−MOSイメージセンサ(固体撮像装置)の製造方法−
図6(a)〜(d)は、本実施形態に係る固体撮像装置の製造工程を示す断面図である。
まず、図6(a)に示すように、半導体基板10の上部にイオン注入法などの公知の方法によりフォトダイオード等の受光部12を形成した後、半導体基板10上に複数層または単数層の膜からなる絶縁膜(層間絶縁膜)20Aと、AlやCuなどを用いて配線22Aを形成する。続いて、高密度プラズマCVD(HDP−CVD)または低温でのプラズマCVD法によってテトラエトキシシラン層(P−TEOS)等で構成された絶縁膜20を堆積する。この絶縁膜20の屈折率は約1.45である。その後、CMP法により絶縁膜20の上面を平坦化する。また、配線の形成、絶縁膜20の形成およびその平坦化の工程を繰り返すことにより、画素内に多層配線が形成される。
次に、図6(b)に示すように、多層配線層のうち最上層の絶縁膜20の上に、CVD法によりシリコン窒化膜44Aを形成する。このシリコン窒化膜44Aの屈折率は1.9から2.0程度である。続いて、シリコン窒化膜44A上にフォトレジストを形成し、受光部12に対応する位置にマスク部が形成されるようにフォトレジストをパターニングする。そして、このフォトレジストを所定の温度でリフローさせて、マスク部の上面を凸状曲面に形成する。このプロセスにより、凸状曲面を有するフォトレジスト31Bが形成される。
次に、図6(c)に示すように、凸状曲面を有するフォトレジスト31Bと共に、シリコン窒化膜44Aをエッチングすることにより、シリコン窒化膜44Aにフォトレジスト31Bの上面形状を転写し、シリコン窒化膜44Aを母材とする層内レンズ24を形成する。ここでは、層内レンズ24の中心厚は例えば350nm程度である。
次に、図6(d)に示すように、層内レンズ24上に絶縁性の平坦化膜44Bを形成する。この平坦化膜44Bの材料としては、例えば屈折率1.5程度のシリコン酸化物等を用いてもよいし、屈折率1.5程度のアクリル系の熱硬化樹脂等を用いてもよい。なお、層内レンズ24の凸状の上面と平坦化膜44Bとの界面では、両層の屈折率の相対的な関係より、光が屈折する。
さらに、平坦化膜44Bの上にカラーフィルタ50、トップレンズ28、透明膜30を順次形成する。具体的には、トップレンズ28となるフォトレジストを形成し、受光部12に対応する位置にマスク部が形成されるようにフォトレジストをパターニングする。そして、このマスク部を所定の温度でリフローさせて、マスク部の上面を凸状曲面にしてトップレンズ28を形成する。なお、トップレンズ28の材料として用いたフォトレジストの屈折率は、例えば1.6程度である。続いて、トップレンズ28の上に、例えば、フッ化樹脂などの低屈折率材料(トップレンズ28を形成するためのフォトレジストの屈折率よりも低い屈折率である材料)からなる透明膜30をスピンコート法等により形成する。なお、この低屈折率材料の屈折率は例えば、1.4である。なお、透明膜30の屈折率が1.4程度である場合、トップレンズ28の厚さは0.5μm以上1.0μm以下とすればよく、なだらかで均一性の良いレンズ形状を形成することが可能である。また、透明膜30の屈折率が1.5程度であればトップレンズ28の厚さは0.7μm以上且つ1.0μm以下とすることができる。
図7(a)、(b)は、封止用のガラス基板(透明部材)を備えた場合の本実施形態のMOSイメージセンサを示す断面図である。図7(b)に示すように、透明膜30の上に、透明膜30よりもさらに低い屈折率を有する物質42(気体等)をさらに配置してもよいし、図7(a)に示すように、封止用のガラス基板40を接着させるための透明な接着剤41などを配置してもよい。ただし、後述のように、接着剤41を用いる方が集光効率が向上するのでより好ましい。なお、以下の説明で「固体撮像素子」とは、便宜的に、MOSイメージセンサ(固体撮像装置)のうち、ガラス基板40や気体である物質42を除く部分を指すものとする。
通常、イメージセンサなどの固体撮像素子は保護パッケージに封止されるが、その場合、固体撮像装置の受光部側には、入射光が透過するようにガラス基板を配置することが一般的である。そして、図7(b)に示すように、ガラス基板40と固体撮像素子の上面との間にはスペースを形成する。この場合、入射光は、ガラス基板40の上面、ガラス基板40の底面、固体撮像素子の上面の3つの界面で反射される。通常、1回あたりの反射で5%程度の光が反射される。その分、受光部12に入射する光量は元の入射光の80%程度に減少する。
一方、ガラス基板40と固体撮像素子上面との間に接着剤41を配置する場合には、ガラス基板40の底面、固体撮像素子の上面での2つを大幅に低減することが可能である。
ただし、ガラス基板40、接着剤41、および低屈折率の透明膜30の屈折率をほぼ同程度にすることが、より好ましい。この場合、受光部12に入射する光量を元の入射光量の95%程度とすることが可能となり、接着剤41を配置しない場合に比べて撮像領域に入射する光量を増加させることができる。具体的には、低屈折率の透明膜30の屈折率を1.4以上且つ1.5未満とし、ガラス基板40、接着剤41の屈折率も透明膜30とほぼ同等に、1.4以上且つ1.5未満にすることがより望ましい。
すなわち、本発明では、図8(a)に示すように、透明膜30の上面が平面形状である場合は、透明膜30の上に接着剤41を形成し、その上にガラス基板40を形成することができる。なお、図8(a)に示す構成には、透明膜30と接着剤41の材料選定を容易にすることができるという長所がある。
また、図8(b)に示すように、透明膜30が接着剤の機能を備えている場合は、透明膜30の上にガラス基板40を形成することができる。なお、図8(b)に示す構成をとる場合は、透明膜30およびガラス基板40における界面での光反射量を低減させ受光部へ到達させる光量を増やすことができ、また、製造工程が短縮できるなどの長所がある。
さらに、本発明のMOSイメージセンサにおいて、図9に示すように、透明膜30の上面が曲面形状である場合は、図8(a)に示すMOSイメージセンサと同様に透明膜30の上に接着剤41を形成し、その上にガラス基板40を形成することができる。なお、図9に示す構成には、透明膜30と接着剤41の材料選定を容易にすることができるという長所がある。
−第1の実施形態の変形例−
次に、図10、図11を用いて、第1の実施形態の変形例に係る固体撮像装置(MOSイメージセンサ)の詳細について説明する。
図10(a)、(b)は、第1の実施形態の変形例に係るMOSイメージセンサの画素の一部において、それぞれ水平方向および対角方向での縦断面を示す図であり、図11(a)、(b)および(c)は、第1の実施形態の変形例に係るMOSイメージセンサの画素の一部において、それぞれ第1層の配線パターン、第2層の配線パターン、および第3層の配線パターンを示す平面図である。ここで、「対角方向」とは、原則として、撮像領域の平面形状が四辺形である場合に、当該四辺形の対角線の方向を意味するものとする。
図1に示す第1の実施形態に係るMOSイメージセンサでは、いずれの方向で切った縦断面においてもトップレンズ28および層内レンズ24により集められる光の焦点位置は
基板上方の一点である。これに対し、本変形例に係るMOSイメージセンサでは、トップレンズ28の光軸方向に入射する光について、トップレンズ28の水平方向断面および垂直方向断面を通る光の焦点よりもトップレンズ28の対角方向断面を通る光の焦点の方が半導体基板10の上面から上方に離れた位置にある。図10(a)、(b)に示す例では、トップレンズ28の水平方向断面を通る光の焦点位置は半導体基板10(受光部12)の上面付近であり、トップレンズ28の対角方向断面を通る光の焦点位置は受光部の上方で且つ第1の配線層と第2の配線層の間となっている。
また、水平方向の縦断面において、トップレンズ28は隣接するトップレンズ28と接触あるいは接続され、対角方向の縦断面において、トップレンズ28は隣接するトップレンズ28との間に間隔が空けられている。なお、トップレンズ28を、隣接するレンズと接触あるいは接続するように配置すると、隣接するレンズと接触あるいは接続しない場合に比べて、当該方向におけるレンズの曲率が低下する。
さらに、図11(a)に示すように、第1層の配線22Aの水平方向における受光部12上の開口幅aは、第1層の配線22Aの対角方向の開口幅dよりも大きくなっており、第2層の配線22Bの水平方向の開口幅bは、第2層の配線22Bの対角方向の開口幅eよりも大きくなっている。
このため、本実施形態のMOSイメージセンサでは、他の方向に比べて開口幅の小さい対角方向の縦断面において、入射光の焦点が第1配線層と第2配線層との間にくるように設定されているので、配線の開口幅が狭い方向においても集光率を高めることができる。これに対し、水平方向の縦断面においては入射光の焦点が水平方向の縦断面におけるよりも半導体基板10の上面に近くなっている。水平方向の縦断面においては配線層内での入射光の広がり幅は広がるが、配線幅が広くなっているため、配線により光の反射および散乱が小さく抑えられ、集光率の低下は生じない。
なお、図10、図11に示した例に限らず、配線の開口幅が狭くなっている方向での縦断面における入射光の焦点を、他の方向での縦断面における入射光の焦点よりも半導体基板10の上面に近い位置に設定しておけば、本実施形態のMOSイメージセンサと同様の効果を得ることができる。
次に、図12、図13を用いて、本変形例に係るMOSイメージセンサのトップレンズ形状の詳細について説明する。図12(a)は、MOSイメージセンサにおいて、いずれの方向にも間隔を空けて配置されたトップレンズを模式的に示す平面図および断面図であり、(b)は、少なくとも水平方向で隣接するレンズ同士で接続されたトップレンズを模式的に示す平面図および断面図である。
ここで、図12(b)に示す例では、トップレンズ28について、水平方向のスペースg1(≦0)、対角方向のスペースg2が図12(a)に示すg1(>0)、g2よりもそれぞれ小さくなっている。図12(a)に示すレンズは第1の実施形態におけるトップレンズ28に相当し、図12(b)に示すレンズは第1の実施形態の変形例に係るトップレンズに相当する。
次に、図13は、MOSイメージセンサにおいて、トップレンズ間のスペースと集光率の関係を示す図である。なお、実際のスペースg1は負にはならないが、隣接するトップレンズ28同士の重なりの大きさを表すために図13ではg1<0の領域も図示している。
通常、トップレンズ28間のスペースに入射する光は、受光部には向かわず、配線などにより散乱を受ける。そこで、トップレンズ28間のスペースを小さくすることにより、入射光がフォトダイオードに向かうようにすれば、集光率を向上させることができる。一方、水平方向のスペースが存在しない場合、隣接するトップレンズ28同士が互いに接続するため、レンズ端での曲率が小さくなる。このとき、図13に示すように、g1が0から負の値になるにつれて対角方向のスペースg2が小さくなることによって集光率は上昇するが、g2がある一定値以下となると、集光率は低下する。従って、トップレンズ28の対角方向のスペースg2には最適値が存在し、本願発明者らの検討結果によれば、1.75μmセルの場合には、対角方向のスペース幅g2=0.5μm程度が最適値となることが分かった。
図10、図11に示す第1の実施形態の変形例に係る固体撮像装置において、トップレンズ28を形成する際には、水平方向(および垂直方向)に四辺形状のフォトレジスト同士の水平方向の間隔を適宜調節して、熱フロー後のトップレンズ28同士を水平方向で接触するようにすればよい。
このように、トップレンズ28を備えたMOSイメージセンサにおいて、トップレンズ28と層内レンズ24により集められる入射光の焦点位置を、対角方向断面では第1層の配線22Aと第2層の配線22Bとの間として、水平方向断面では焦点位置を対角方向断面での焦点位置より半導体基板10の上面近くに配置することで、集光率を最大限に高めることができる。
なお、本変形例のMOSイメージセンサでは、水平方向だけでなく垂直方向に隣接するトップレンズ28同士が接続されていてもよく、その場合はトップレンズ28上面の曲率は垂直方向と水平方向とでほぼ同じである。しかし、画素においては配線構造や受光部(フォトダイオード)の形状が垂直方向と水平方向とで異なるため、トップレンズ28の曲率を最適化し、水平方向と垂直方向とで異なる曲率を持たせるようにしてもよい。例えば、受光部の短辺方向では、その長辺方向に比べてトップレンズ28の曲率を大きくして光を受光部に入射させやすくしてもよい。
なお、トップレンズ28の水平方向断面を通る光の焦点は、半導体基板10上面以上且つ最下層の配線層(配線22Aの下面)未満の高さ範囲にあることが好ましい。
(第2の実施形態)
図14(a)、(b)は、本発明の第2の実施形態に係るMOSイメージセンサの画素の一部を示す断面図である。同図では、図1に示す第1の実施形態のMOSイメージセンサと同じ部材については図1と同一の符号を付している。
図14に示すように、本実施形態のMOSイメージセンサは、層内レンズ25の下面が下に凸(凹状)である点が第1の実施形態のMOSイメージセンサと異なっている。
この場合、半導体基板10の上面と層内レンズ25との距離h3は第1の実施形態のMOSイメージセンサにおける距離h1とほぼ同等であるが、半導体基板10の上面とトップレンズ28との距離h4は第1の実施形態のMOSイメージセンサにおけるh2より小さくすることが可能である。
その理由は、層内レンズの上面が凸状である場合は、絶縁膜20の上に層内レンズ24を形成するのに対して、層内レンズの下面が下に凸である場合は、絶縁膜20の内部に層内レンズ25を形成できるためである。すなわち、本実施形態のMOSイメージセンサでは、層内レンズ25が絶縁膜26内に形成されない分、絶縁膜26を薄くすることができる。例えば、h3=3μm、h4=4μm程度とすることができる。このように、半導体基板10の上面とトップレンズ28との距離h2を小さくすることにより、層内レンズの上面を凸状にする場合よりも、入射光を受光部12に集光させやすくなり、集光率を向上させることができる。
この場合も、層内レンズ25の厚さ(中心厚)をトップレンズ28の厚さよりも厚くすることにより、層内レンズ24の上面が凸状である場合と同等の集光効果が得られる。
また、図15(a)、(b)に示すように、下面が下に凸な層内レンズ29を、水平方向で隣接するレンズと接続されたトップレンズ28を有するMOSイメージセンサと組み合わせることにより、さらに効果的に受光部12に光を集めることが可能となる。ここで、図15(a)、(b)は、本実施形態のMOSイメージセンサにおいて、それぞれ水平方向および対角方向での縦断面を示す図である。
本発明の固体撮像装置は、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ及びファクシミリ等の種々の画像入力機器に適用できる。
本発明の第1の実施形態に係るMOSイメージセンサの画素内の構造を示す断面図である。 第1の実施形態に係るMOSイメージセンサの変形例を示す断面図である。 (a)〜(c)は、第1の実施形態に係るMOSイメージセンサの画素において、各層の配線パターンを示す平面図である。 第1の実施形態に係るMOSイメージセンサを撮像装置に搭載した場合の入射光について説明するための図である。 (a)は、第1の実施形態に係るMOSイメージセンサにおいて、撮像領域の中心部に設けられた画素での入射光を示す図であり、(b)は、撮像領域の周辺部に配置された画素での入射光を示す図である。 (a)〜(d)は、第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造工程を示す断面図である。 (a)、(b)は、封止用のガラス基板を備えた場合の第1の実施形態のMOSイメージセンサを示す断面図である。 (a)、(b)は、第1の実施形態のMOSイメージセンサの一例を示す断面図である。 第1の実施形態のMOSイメージセンサの変形例を示す断面図である。 (a)、(b)は、第1の実施形態の変形例に係るMOSイメージセンサの画素の一部において、それぞれ水平方向および対角方向での縦断面を示す図である。 (a)、(b)および(c)は、第1の実施形態の変形例に係るMOSイメージセンサの画素の一部において、それぞれ第1層の配線パターン、第2層の配線パターン、および第3層の配線パターンを示す平面図である。 (a)は、MOSイメージセンサにおいて、いずれの方向にも間隔を空けて配置されたトップレンズを模式的に示す平面図および断面図であり、(b)は、少なくとも水平方向で隣接するレンズ同士で接続されたトップレンズを模式的に示す平面図および断面図である。 MOSイメージセンサにおいて、トップレンズ間のスペースと集光率の関係を示す図である。 (a)、(b)は、本発明の第2の実施形態に係るMOSイメージセンサの画素の一部を示す断面図である。 (a)、(b)は、第2の実施形態に係るMOSイメージセンサにおいて、それぞれ水平方向および対角方向での縦断面を示す図である。 従来の固体撮像装置を示す断面図である。 (a)、(b)は、それぞれトップレンズの高さが高い場合と低い場合における当該トップレンズの熱フロー前と熱フロー後の状態を示す図である。
符号の説明
10 半導体基板
12 受光部
20、20A 絶縁膜
22A、22B、22C 配線
24、25、29 層内レンズ
26 絶縁膜
30 透明膜
28 トップレンズ
31B フォトレジスト
40 ガラス基板
41 接着剤
42 物質
44A シリコン窒化膜
44B 平坦化膜
50 カラーフィルタ

Claims (15)

  1. 半導体基板に形成した複数の受光部からなる撮像領域と、
    前記複数の受光部の各々の上方に配置され、金属配線および絶縁膜により形成された多層配線と、
    前記受光部ごとに設けられ、前記多層配線の上に形成した第1のレンズと、
    前記第1のレンズの上方に形成した第2のレンズと、
    前記第2のレンズの上に形成した透明膜と
    を備え、
    前記透明膜の屈折率は前記第2のレンズの屈折率よりも低く、前記第2のレンズの厚さは前記第1のレンズの厚さよりも厚いことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記透明膜の上面は平面形状であることを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記透明膜の上面は曲面形状であることを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  4. 前記透明膜の上に配置された接着剤と、
    前記接着剤の上に形成された透明部材とをさらに備えていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の固体撮像装置。
  5. 前記透明膜の上に形成された透明部材をさらに備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の固体撮像装置。
  6. 前記撮像領域の周辺部に設けられた前記金属配線、前記第1のレンズ、および前記第2のレンズのうち少なくとも1つは、前記受光部の位置を基準として、前記撮像領域の中心側に近づく方向、または、離れる方向にずれていることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1つに記載の固体撮像装置。
  7. 前記第1のレンズの上面は凸状曲面であることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1つに記載の固体撮像装置。
  8. 前記第1のレンズの下面は下に凸な曲面であることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1つに記載の固体撮像装置。
  9. 前記複数の受光部、前記第1のレンズ、および前記第2のレンズは前記撮像領域内で垂直および水平方向に2次元状に配置され、
    前記第2のレンズ同士は互いに接触していないことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1つに記載の固体撮像装置。
  10. 前記複数の受光部、前記第1のレンズ、および前記第2のレンズは前記撮像領域内で垂直および水平方向に2次元状に配置され、
    水平方向に隣接する前記第2のレンズ同士は互いに接続されており、
    前記第2のレンズの上面について、水平方向における曲率は、対角方向における曲率よりも小さいことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1つに記載の固体撮像装置。
  11. 前記第1のレンズは無機材料により構成されていることを特徴とする請求項1〜10のうちいずれか1つに記載の固体撮像装置。
  12. 前記第2のレンズは有機材料により構成されていることを特徴とする請求項1〜11のうちいずれか1つに記載の固体撮像装置。
  13. 半導体基板の上部に受光部を形成する工程(a)と、
    前記受光部の上方領域に配置された開口部を形成する金属配線と、前記金属配線埋め込む第1の絶縁膜とをそれぞれ有する一層または複数層の配線層を形成する工程(b)と、
    前記受光部ごとに設けられ、前記配線層の上または上部に配置された第1のレンズを形成する工程(c)と、
    前記配線層および前記第1のレンズの上に透明な第2の絶縁膜を形成する工程(d)と、
    前記受光部ごとに設けられ、前記第2の絶縁膜の上に配置され、上面が凸状曲面である第2のレンズを形成する工程(e)と、
    前記第2のレンズの上に、前記第2のレンズよりも屈折率の低い材料で構成された透明な透明膜を形成する工程(f)と
    を備えている固体撮像装置の製造方法。
  14. 前記工程(e)は、
    第2の絶縁膜上にフォトレジストを形成する工程(e1)と、
    リソグラフィ処理を行って、前記フォトレジストで構成され、互いに間隔を空けて配置された四辺形状のパターンを前記受光部ごとに形成する工程(e2)と、
    熱処理を行って、前記パターンを変形させ、前記フォトレジストで構成された前記第2のレンズを形成する工程(e3)とを含んでいることを特徴とする請求項14に記載の固体撮像装置の製造方法。
  15. 前記第2のレンズおよび前記第1のレンズにより集められた入射光の少なくとも一部の焦点は、前記半導体基板の上面より上に位置し、
    前記工程(e)で形成された前記第2のレンズの厚さは0.5μm以上であることを特徴とする請求項14または15に記載の固体撮像装置の製造方法。
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