JP4645158B2 - 固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、複数の画素を形成した基板上にマイクロレンズを設け、入射光を各画素に効率的に導くようにした固体撮像装置及びその製造方法に関する。
従来、マイクロレンズを備えた固体撮像装置としては、光電変換を行うフォトダイオード(光電変換部)を含む複数の画素が2次元アレイ状に配置され、その上部にフォトダイオード以外の領域を遮光するための遮光層が配置され、この遮光層に光を入射させるため開口部が形成され、さらに、この遮光層の上部に各画素に対して光を集めるためのマイクロレンズが配置されたものが知られている(例えば図8参照)。
ところで、近年の固体撮像装置(例えば特許文献1参照)を用いたビデオカメラ等においては、カメラ機体側の対物レンズは、オート・フォーカスの高速化を追求した結果、インナーフォーカス方式が主流になってきており、射出瞳距離が著しく短くなってきている。
しかし、このように、射出瞳距離が縮むと、従来の固体撮像装置の構造では画素アレイ部周辺の受光部への入射率が低下して感度シェーディングとなる問題があった。これは、画素アレイ部周辺にある受光部上のオンチップレンズが、斜めからの入射光を直下の受光部に集光させきれず、入射光の一部が受光部から外れて遮光膜上に入射してしまう、いわゆるケラレが発生するためである。このように射出瞳距離が縮まれば、よりシェーディングが悪化する問題があった。
そこで、このような問題点の対応策として、オンチップレンズのシェーディング補正を行う方法が提案されている(例えば特許文献2参照)。
例えば、オンチップ、平板オンチップレンズアレイなどのオンチップレンズアレイに、有効画素中心を中心として微小スケーリング(例えば、0.999倍等)をかけることで、各画素の受光部とそれに対応するオンチップレンズとの水平方向のズレ量を中心から遠ざかるに従って、集光部を対応する受光部より中心方向に漸次大きくずらすようにしたものである。
このようなシェーディング補正を行ったことにより、画素アレイ部の周辺画素の受光部の中心とオンチップレンズの中心が光軸に合うようになり、射出瞳によるセンタリングエラーが補正される。
図8はこのような従来の固体撮像装置の構造を示す断面図である。
図示のように、この固体撮像装置では、光電変換部13を形成したシリコン基板10上に遮光層(配線層)12、及び層間絶縁膜14を含む上層膜を介してマイクロレンズ11が配置されている。
マイクロレンズ11は平坦化された層間絶縁膜14の上面に配置され、撮像レンズ15から入射した光を各画素の光電変換部13に導く。そして、上述したスケーリングによってマイクロレンズ11の配置が光電変換部13よりも画素アレイ部の中心方向に縮小しており、撮像レンズ15から各光電変換部13に向かう主光線光軸上に各マイクロレンズ11が配置され、各画素の像高(画素アレイ部の中心から各画素までの距離)に対応する斜め入射光を各光電変換部13に効率的に集光するようになっている。
さらに上述したスケーリングによって、遮光層12の開口部の配置も、各主光線光軸上に配置されるように、画素アレイ部の中心方向にずらして配置されており、各マイクロレンズ11に入射した光が遮光層12で遮られることなく、各光電変換部13に集光される。
特開平6−140609号公報 特開平1−213079号公報
しかしながら、上記従来技術のシェーディング補正では、マイクロレンズのパターンを水平方向にずらすだけであるので、撮像レンズからマイクロレンズまでの主光線光軸の長さが画素アレイ部の中心部と周辺部とで異なるため、集光効率も画素アレイ部の周辺部と中心部とで異なることになり、十分なシェーディング補正効果を得ることができないという問題がある。
そこで本発明は、画素アレイ部全体にわたってシェーディングを防止でき、全体で均一な集光効率を実現して感度や画質の向上を図ることができる固体撮像装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の固体撮像装置は、撮像レンズと、撮像レンズの下方に配置された層間絶縁膜と、層間絶縁膜上に配置され、撮像レンズまでの主光線光軸の長さがそれぞれ均一とされたマイクロレンズ群と、層間絶縁膜の下方に配置され、複数の光電変換部を含む画素アレイ部を形成した基板と、を含む。
また本発明の製造方法は、複数の光電変換部を含む画素アレイ部を形成した基板と、前記基板上に層間絶縁膜を介して配置されるマイクロレンズとを有する固体撮像装置の製造方法であって、層間絶縁膜の上面にマイクロレンズ形成面となる曲面を形成する曲面形成工程と、曲面に沿ってマイクロレンズを形成するマイクロレンズ形成工程とを有する。そして、曲面形成工程では、硬度が小さく、変形量の大きい研磨パッドを用いたCMP法によるディッシングを作用させることにより、層間絶縁膜の上面を凹状または凸状の曲面を形成する
本発明の固体撮像装置によれば撮像レンズからマイクロレンズまでの主光線光軸の長さが均一であることにより、さらに有効にシェーディングを防止できる。さらに、光電変換部とマイクロレンズとの距離が画素アレイ部の中心部から周辺部にかけて徐々に変化していることにより、画素アレイ部全体に滑らかな光学特性を得ることができる。
また、光電変換部とマイクロレンズとの距離が画素アレイ部の中心部から周辺部にかけて徐々に伸張していることにより、撮像レンズの瞳距離が「マイナス方向」の場合に適応でき、光電変換部とマイクロレンズとの距離が画素アレイ部の中心部から周辺部にかけて徐々に短縮していることにより、撮像レンズの瞳距離が「プラス方向」の場合に適応できる。
また、本発明の製造方法によれば、上層膜の上面にマイクロレンズ形成面となる曲面を形成する場合に、CMP法によるディッシングを作用させて上層膜の上面を凹状または凸状の曲面を形成することから、滑らかなマイクロレンズ形成面を容易に得ることが可能となる。なお、この曲面形成工程において、CMP用の研磨パッドを硬度が小さく、変形量の大きいものを使用することにより、さらに良好な曲面を得ることが可能となる。
また、曲面形成工程において、上層膜に含まれる配線層の密度をマイクロレンズ形成面とその他の領域とで変えた状態で上層膜を形成することにより、上層膜の上面に段差を形成し、その後、CMP法による平坦化を行うことによって曲面を形成することにより、工程を増やすことなく、マイクロレンズ形成面を得ることが可能となる。あるいは、フォトリソグラフィ法及びエッチング法によって上層膜の上面に段差を形成し、その後、CMP法による平坦化を行うことによって曲面を形成することにより、配線層の密度設計に拘束されることなく、適正にマイクロレンズ形成面を得ることが可能となる。
本発明の実施の形態では、それぞれ光電変換部を含む画素を2次元配列して構成した画素アレイ部を基板に形成し、この基板上に配線や遮光層を含む上層膜を設け、その上に、各光電変換部に対応してマイクロレンズを設けた構成で、上層膜(層間絶縁膜)の上面の撮像エリアに対応する領域を凹形状または凸形状の球面に形成してマイクロレンズ形成面とし、ここにマイクロレンズを設けることにより、撮像レンズと各マイクロレンズとの距離を均一化し、全体で均一な集光効率を実現して、シェーディングを防止し、感度や画質を向上する。また、マイクロレンズ形成面は、CMP法のディッシングを利用して形成する。
図1は本発明の実施例1による固体撮像装置を示す断面図であり、撮像レンズの瞳距離が「マイナス方向」の場合の構成例を示している。
この固体撮像装置では、光電変換部23を形成したシリコン基板20上に遮光層(配線層)22、及び層間絶縁膜24を含む上層膜を介してマイクロレンズ21が配置されており、その上部に撮像レンズ25が配置されている。なお、層間絶縁膜24中に形成される遮光層(配線層)22は各光電変換部23の上部では、各光電変換部23に対応した遮光層として形成され、その他の領域では光電変換部への電源供給線や、信号供給線、信号引き出し線等として形成されるものである。
そして、本実施例において、層間絶縁膜24の上面(マイクロレンズ形成面24A)は、画素アレイ部(撮像エリア)の周辺部から中央部にかけて凹んだ球面状に形成されており、この上面に沿ってマイクロレンズ21が配置されている。したがって、各画素のマイクロレンズ21と光電変換部23との距離(基板の垂直方向の距離)は、画素アレイ部の周辺部から中央部にかけて徐々に拡大される状態で配置され、一方、各画素のマイクロレンズ21と撮像レンズ25との距離(主光線光軸の長さ)は均一となっている。
すなわち、画素アレイ部の中心付近のマイクロレンズ21に入射する光の主光線光軸Dの長さと、画素アレイ部の周辺付近のマイクロレンズ21に入射する光の主光線光軸Cの長さとがほぼ同じ長さとなり、画素アレイ部の中心付近のマイクロレンズ21からみた撮像レンズの立体角Fと画素アレイ部の周辺付近のマイクロレンズ21からみた撮像レンズの立体角Cがほぼ同じとなり、画素アレイ部の周辺付近の感度が低くなるという問題を回避できる。
次に、本実施例におけるマイクロレンズ形成面24Aの形成方法について説明する。
図2〜図4は図1に示すマイクロレンズ形成面24Aの形成工程の2つの例を示す断面図である。なお、図2〜図4は光電変換部23等を形成した基板上に遮光層(配線層)22や層間絶縁膜24が配置された状態を示している。
まず、図2は第1の例を示している。この例では、遮光層(配線層)22の配線密度を、撮像エリア内(すなわち、遮光層22Aとして形成される領域)では小さく、撮像エリアの外周から外側(すなわち、配線層22Bとして形成される領域)では大きくなるように設定している。
これにより、遮光層(配線層)22の上に形成される層間絶縁膜24は遮光層(配線層)22からの高さが、撮像エリアの上部では低く(薄く)、撮像エリアの外周部では高く(厚く)形成され、撮像エリアの外周に沿って段差が生じる。
そこで、この段差を有する層間絶縁膜24の上面をCMP等により平坦化(平滑化)することにより、図3に示すように、凹形状に曲面に形成されたマイクロレンズ形成面24Aを得ることができ、このマイクロレンズ形成面に対して従来の工法によってマイクロレンズを形成する。なお、この場合のCMP工程において、研磨パッドには硬度が小さく、変形量の大きいものを使用することにより、良好なマイクロレンズ形成面24Aを得ることができる。
また、図4は第2の例を示している。この例は、図2の例のように、配線層の密度を自由に設定できない場合の、凹形状に曲面形成されたマイクロレンズ形成面を得る方法である。
すなわち、図4に示すように、層間絶縁膜24を形成した後、その上面にフォトレジスト28を積層し、フォトリソグラフィ法を用いて、撮像エリアの上部または撮像エリアの中心部にのみ開口を形成する。そして、ドライエッチング法により、フォトレジスト28をマスクとしたエッチングを行い、層間絶縁膜24を凹形状に加工して撮像エリア内に段差を設ける。
そして、この凹形状面をCMPにより平坦化(平滑化)することにより、図3に示したのと同様の凹形状に曲面形成されたマイクロレンズ形成面24Aを得ることができる。なお、この場合のCMP工程においても研磨パッドには硬度が小さく、変形量の大きいものを使用するものとする。
なお、フォトレジストをマスクとするエッチングは、ドライエッチングに限定されず、ウェットエッチングにより、凹形状を形成しても良い。
図5は本発明の実施例2による固体撮像装置を示す断面図であり、撮像レンズの瞳距離が「プラス方向」の場合の構成例を示している。
この固体撮像装置では、光電変換部33を形成したシリコン基板30上に遮光層(配線層)32、及び層間絶縁膜34を含む上層膜を介してマイクロレンズ31が配置されている。また、この場合の撮像レンズを仮想撮像レンズ36として示している。
上述した実施例1の固体撮像装置では、マイクロレンズを層間絶縁膜の凹んだ上面に沿って形成したが、本実施例2では、逆に層間絶縁膜34の上面(マイクロレンズ形成面34A)を画素アレイ部(撮像エリア)の周辺部から中央部にかけて突出した球面状に形成し、ここにマイクロレンズ31を設けたものである。
このような構成により、画素アレイ部の中心付近のマイクロレンズ31に入射する光の主光線光軸Fの長さと、画素アレイ部の周辺付近のマイクロレンズ31に入射する光の主光線光軸Eの長さがほぼ同じ長さとなり、画素アレイ部の中心付近のマイクロレンズからみた撮像レンズの立体角Fと撮像エリア周辺付近のマイクロレンズからみた撮像レンズの立体角Eがほぼ同じとなり、撮像エリア周辺付近の感度が低くなる問題を回避できる。
図6及び図7は図5に示すマイクロレンズ形成面34Aの形成工程の例を示す断面図である。なお、図6及び図7は光電変換部33等を形成した基板上に遮光層(配線層)32や層間絶縁膜34が配置された状態を示している。
まず、図6において、層間絶縁膜34を形成した後、フォトリソグラフィ法を用いて、撮像エリア上部または撮像エリア中心部のみ、フォトレジスト38を形成する。次に、ドライエッチング法によりフォトレジスト38をマスクとしたエッチングを行い、層間絶縁膜34を凸形状に加工し、撮像エリアの外周に沿って段差を設ける。
次に、この凸形状面をCMP等により平坦化(平滑化)することにより、図7に示すような凸形状に曲面形成されたマイクロレンズ形成面34Aを得ることができる。
なお、この場合のCMP工程においても研磨パッドには硬度が小さく、変形量の大きいものを使用するものとする。また、フォトレジストをマスクとするエッチングは、ドライエッチングに限定されず、ウェットエッチングにより、凸形状を形成しても良い。
以上のように本発明の実施例1、2によれば、画素の微細化、多画素化に伴うマイクロレンズの集光の不均一性による光シェーディングを大幅に低減することが可能となり、この固体撮像装置を用いたビデオカメラ、スチルビデオカメラ、あるいは携帯電話搭載のデジタルスチルカメラなどの撮像システムにおいて、再生画像の画質向上が実現できる。
また、本発明を複眼式固体撮像装置に適応することにより、装置の小型化、特に薄型化が実現されるため、例えば、厚さ3mm 程度の薄型カードサイズカメラや薄型携帯電話へ本固体撮像装置の搭載が実現できる。
なお、本発明は上記実施例1、2に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、曲面である層間絶縁膜上に形成される各マイクロレンズのレンズ面曲率は、均一である必要はない。
また、各光電変換部がフラットな面に形成される場合、その上部に曲面上に配置される各マイクロレンズは、それぞれ対応するマイクロレンズと光電変換部との距離が異なるように配置される。これに対し、各マイクロレンズの焦点が、各対応する光電変換部に設定されるようにするためには、各マイクロレンズの曲率は各画素で異なることが望ましい。
また、上記実施例では、各光電変換部が平坦面に形成された例を説明したが、これに限定されるものではなく、曲面に形成されるものであってもよい。
また、マイクロレンズの曲率(焦点距離)を、各マイクロレンズにて均一になるように設定する場合は、各光電変換部を曲面上に配置されるように形成すればよい。つまり、曲面上に配置される各マイクロレンズと、各対応する光電変換部との距離が均一になるように各光電変換部を曲面上に配置すれば良い。
また、本発明を適用する固体撮像装置としては、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等、種々の形態のものに広く適用できるものである。
本発明の実施例1による固体撮像装置を示す断面図である。 図1に示す固体撮像装置の製造工程の一部を示す断面図である。 図1に示す固体撮像装置の製造工程の一部を示す断面図である。 図1に示す固体撮像装置の製造工程の一部を示す断面図である。 本発明の実施例2による固体撮像装置を示す断面図である。 図5に示す固体撮像装置の製造工程の一部を示す断面図である。 図5に示す固体撮像装置の製造工程の一部を示す断面図である。 従来例による固体撮像装置を示す断面図である。
符号の説明
20……シリコン基板、21……マイクロレンズ、22……遮光層(配線層)、23……光電変換部、24……層間絶縁膜、25……撮像レンズ。

Claims (11)

  1. 撮像レンズと、
    前記撮像レンズの下方に配置された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜上に配置され、前記撮像レンズまでの主光線光軸の長さがそれぞれ均一とされたマイクロレンズ群と、
    前記層間絶縁膜の下方に配置され、複数の光電変換部を含む画素アレイ部を形成した基板と、
    を含む
    固体撮像装置。
  2. 前記マイクロレンズ群が前記層間絶縁膜上に形成した曲面に沿って形成されている請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記層間絶縁膜内には、その開口部が、各マイクロレンズを透る主光線光軸上にそれぞれ配置される遮蔽層が配設される請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記光電変換部とマイクロレンズとの距離が画素アレイ部の中心部から周辺部にかけて徐々に変化している請求項3記載の固体撮像装置。
  5. 前記光電変換部とマイクロレンズとの距離が画素アレイ部の中心部から周辺部にかけて徐々に伸張している請求項3記載の固体撮像装置。
  6. 前記光電変換部とマイクロレンズとの距離が画素アレイ部の中心部から周辺部にかけて徐々に短縮している請求項3記載の固体撮像装置。
  7. 前記光電変換部とマイクロレンズとの距離が画素アレイ部の中心部から周辺部にかけて基板面に対して垂直方向に変化している請求項3記載の固体撮像装置。
  8. 複数の光電変換部を含む画素アレイ部を形成した基板と、前記基板上に層間絶縁膜を介して配置されるマイクロレンズとを有する固体撮像装置の製造方法であって、
    前記層間絶縁膜の上面にマイクロレンズ形成面となる曲面を形成する曲面形成工程と、
    前記曲面に沿ってマイクロレンズを形成するマイクロレンズ形成工程と、を有し、
    前記曲面形成工程はCMP法によるディッシングを作用させることにより、前記層間絶縁膜の上面を凹状または凸状の曲面を形成する、
    固体撮像装置の製造方法。
  9. 前記曲面形成工程において、CMP用の研磨パッドを硬度が小さく、変形量の大きいものを使用することを特徴とする請求項8記載の固体撮像装置の製造方法。
  10. 前記曲面形成工程において、前記層間絶縁膜に含まれる配線層の密度をマイクロレンズ形成面とその他の領域とで変えた状態で前記層間絶縁膜を形成することにより、前記層間絶縁膜の上面に段差を形成し、その後、CMP法による平坦化を行うことによって曲面を形成する請求項8記載の固体撮像装置の製造方法。
  11. 前記曲面形成工程において、フォトリソグラフィ法及びエッチング法によって前記層間絶縁膜の上面に段差を形成し、その後、CMP法による平坦化を行うことによって曲面を形成する請求項8記載の固体撮像装置の製造方法。
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