JP2014112650A - 受光モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】集光レンズと受光部の距離の誤差が許容される範囲を向上させることが可能な受光モジュールを提供する。
【解決手段】本発明の受光モジュール1において、受光器5は、集光レンズからの光が入射し、透過する半導体基板53と、半導体基板53の集光レンズから遠い側(裏面53f側)に配置され、半導体基板53を透過した光を受光し、電気信号に変換する受光部51と、を含む。半導体基板53の集光レンズに近い側(表面53c側)には、集光レンズからの光を受光部51に向けて集光するレンズ面55が形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、受光モジュールに関し、特には、受光部に向けて光を集光する技術に関する。
一般に、光通信などに用いられる受光モジュールは、集光レンズと、集光レンズにより集光された光を受光する受光部と、を備えている(特許文献1を参照)。
特開平5−224101号公報
ところで、従来の受光モジュールでは、集光レンズと受光部の距離に誤差が生じると、受光部で受光する光のスポット径が所望の大きさからずれてしまうことがある。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであり、集光レンズと受光部の距離の誤差が許容される範囲を向上させることが可能な受光モジュールを提供することを主な目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の受光モジュールは、集光レンズと、前記集光レンズからの光を受光する受光器と、を備える。前記受光器は、前記集光レンズからの光が入射し、透過する半導体基板と、前記半導体基板の前記集光レンズから遠い側に配置され、前記半導体基板を透過した光を受光し、電気信号に変換する受光部と、を含む。前記半導体基板の前記集光レンズに近い側に、前記集光レンズからの光を前記受光部に向けて集光するレンズ面が形成される。
また、本発明の受光モジュールは、複数の集光レンズが配列するレンズアレイと、前記複数の集光レンズからの光をそれぞれ受光する複数の受光器が配列する受光器アレイと、を備える。前記複数の受光器は各々、前記集光レンズからの光が入射し、透過する半導体基板と、前記半導体基板の前記集光レンズから遠い側に配置され、前記半導体基板を透過した光を受光し、電気信号に変換する受光部と、を含む。前記半導体基板の前記集光レンズに近い側に、前記集光レンズからの光を前記受光部に向けて集光するレンズ面が形成される。
また、本発明の受光モジュールの一態様では、前記集光レンズから前記半導体基板を経て前記受光部に至る光の焦点は、前記受光部の受光面から光軸方向に離れている。
また、本発明の受光モジュールの一態様では、前記集光レンズから前記半導体基板を経て前記受光部に至る光の焦点は、前記半導体基板の内側であって、前記レンズ面と前記受光部との間に位置している。
また、本発明の受光モジュールの一態様では、入射した光を相互に波長が異なる複数の光に分波し、前記複数の集光レンズに出射する光分波回路をさらに備え、前記集光レンズから前記半導体基板を経て前記受光部に至る光の焦点は、前記半導体基板の内側であって、前記レンズ面と前記受光部との間に位置している。
また、本発明の受光モジュールの一態様では、光ファイバと、前記光ファイバから出射される光を平行光に変換するコリメートレンズと、をさらに備え、前記平行光は前記入射した光であり、前記光分波回路は、前記平行光を相互に波長が異なる複数の光に分波し、前記複数の集光レンズに出射する。
本発明によると、半導体基板の集光レンズから遠い側に受光部が配置され、集光レンズに近い側にレンズ面が形成されているため、集光レンズによって集光される光は、受光部の手前に形成されたレンズ面によって更に集光される。このため、例えば、受光部で受光する光のスポット径が増大するように集光レンズと受光器の距離に誤差が生じても、受光部の手前にレンズ面が形成されていることで、スポット径が所望の大きさから外れることを抑制することが可能である。従って、本発明では、集光レンズと受光部の距離の誤差が許容される範囲を向上させることが可能である。
本発明の受光モジュールの一構成例を概略的に表す図である。 受光モジュールに含まれる受光器の一構成例を概略的に表す図である。 集光レンズと受光器の距離Lと受光面でのスポット径Rとの関係を説明するための図である。 図3における距離Lに応じた集光の様子を説明するための図である。 本発明の受光モジュールの他の構成例を概略的に表す図である。
本発明の受光モジュールの実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の受光モジュールの一構成例を概略的に表す図である。同図に示される受光モジュール1は、例えば、光通信などに用いられる受光モジュールである。受光モジュール1は、概略箱状の筐体2を備えており、筐体2の内部には支持基板3が配置されている。支持基板3には、集光レンズ4と、受光器5と、光学部品7と、回路基板8と、が取り付けられている。また、筐体2の内部にはコリメートレンズ6が配置されている。
コリメートレンズ6、光学部品7、集光レンズ4及び受光器5は、光ファイバ9から筐体2の内部に入射する光の光軸Aに沿ってこの順番に配列している。光学部品7は、例えばミラーやフィルタ等である。光ファイバ9から筐体2の内部に入射する光は、コリメートレンズ6によって平行光に変換され、光学部品7を経て、集光レンズ4によって集光され、その後、受光器5によって受光される。
受光器5は、受光した光を電気信号に変換する受光部を含んでおり(詳細は後述する。)、変換した電気信号を回路基板8に出力する。
図2は、受光モジュールに含まれる受光器5の一構成例を概略的に表す図である。同図に示される受光器5は、裏面入射型のフォトダイオードであり、半導体基板53の第1の面側に受光部51が形成されており、上記集光レンズ4からの入射光を電気信号に変換する。本実施形態では、入射される光の波長が1.3μm帯もしくは1.55μm帯であり、半導体基板53は当該波長に対して十分な透過特性を有するInPである。
ここで、半導体基板53のうち、集光レンズ4に近い側の面を裏面53cとし、集光レンズ4から遠い側の面を表面53fとする。また受光部51のうち、集光レンズ4の方向を向いている面を受光面51aとする。
半導体基板53の裏面53cには、集光レンズ4に向かって突出した球面状のレンズ面55が形成されている。例えば、レンズ面55は、半導体基板53の裏面53cを選択的にエッチングすることによって形成される。これに限られず、例えば、半導体基板53の裏面53c上にレンズを別途形成してもよい。集光レンズ4からの光は、レンズ面55から半導体基板53の内側へ入射すると共に、レンズ面55によって受光部51に向けて更に集光される。
なお、本明細書において「レンズ面55が集光レンズ4からの光を受光部51に向けて集光する」とは、レンズ面55から受光面51aまでの間の光の方向が、集光レンズ4からレンズ面55までの間の光の方向よりも光軸Aの方向に近づいていればよく(但し、光軸A上の光を除く。)、受光面51a上に焦点Fが位置する場合に限定されない。
また、ここでは「焦点」という表現で光の集光具合を説明したが、光線が最も集光するポイントである「ビームウェスト」もほぼ同義であり、「焦点の位置」ではなく「ビームウェストの位置」として考えても、本願発明の思想は変わらない。
ところで、受光面51a上に焦点Fが位置する場合、空間電荷効果が問題になる可能性がある。受光部51の空乏層内部で局所的に高密度に電荷(電子正孔対)が発生すると、電子は空乏層内部のP型電極側に高密度に蓄積し、正孔は空乏層内部のN型電極側に高密度に蓄積するため、両者による内部電界が発生する。これは、外部バイアス電圧によって空乏層内部に与えられる本来の電界とは逆向きであり、本来の電界強度を打ち消して弱めることとなる。これにより、電荷の走行時間が長くなり、高周波特性が劣化することがある。以上の現象が空間電荷効果である。こうした空間電荷効果は、通信速度が上昇するほど顕著になる(例えば25Gbit/s以上)。
そこで、空間電荷効果が問題になる可能性がある場合には、上記図2に示されるように、集光レンズ4から半導体基板53を経て受光部51に至る光の焦点Fを、受光部51の受光面51aからレンズ面55側にずらしてもよい(すなわち、デフォーカスさせてもよい)。これにより、受光面51aで受光する光のスポット径が比較的大きくなるので、空間電荷効果を抑制することが可能である。デフォーカスは、例えば、半導体基板53の厚みを調整することによって実現される。
より具体的には、集光レンズ4から半導体基板53を経て受光部51に至る光の焦点Fは、例えば、図2に示されるように、半導体基板53の内側に位置してもよいし、半導体基板53よりも集光レンズ4に近い側に位置してもよいし、半導体基板53よりも集光レンズ4から遠い側に位置してもよい。
図3は、集光レンズ4と受光器5の距離Lと受光面51aでのスポット径Rとの関係を説明するための図である。図4は、図3における距離Lに応じた集光の様子を説明するための図である。
図3のグラフの横軸は、集光レンズ4と受光器5の距離Lを表しており、集光レンズ4による光の焦点Fがレンズ面55上に位置する場合を0として、そこからの光軸Aに沿った方向にずらしたときの増減量を表している。図3に示される距離Lの範囲(a)〜(d)は、図4(a)〜図4(d)にそれぞれ対応している。図3のグラフの縦軸は、受光面51aでのスポット径Rを表しており、所望の範囲の最大値MAXを1として規格化している。例えば、所望の範囲の最大値MAXは受光面51aの大きさに基づいて定められ、最小値MINは空間電荷効果の問題を回避するように定められる。
具体的な例として、所望の範囲の最大値MAXのスポット径Rは、例えば、一般的な25Gb/sのフォトダイオードの有効受光半径を8.0μmとすると、この有効受光半径と同程度となる。また、所望の範囲の最小値MINのスポット径Rは、例えば、空間電荷効果の問題が発生しないように定められ、フォトダイオードの性能にもよるが、おおよそ2〜3μm程度となる。
図3における距離Lの範囲(a)は、受光面51aでのスポット径Rが所望の範囲の最小値MINを下回る場合を示している。この場合、図4(a)に示されるように、焦点Fは受光部51の受光面51a上に位置するか、若しくはその近傍に位置している。受光面51aでのスポット径Rが所望の範囲の最小値MINを下回る場合、上述したように空間電荷効果が問題になる可能性がある。
図3における距離Lの範囲(b)〜(d)は、受光面51aでのスポット径Rが所望の範囲(最大値MAXと最小値MINの間)に含まれる場合を示している。
このうち、範囲(b)では、図4(b)に示されるように、焦点Fは半導体基板53の内側に位置している。この場合、集光レンズ4からの光は、光軸Aに近づく方向に絞られた状態でレンズ面55に入射する。レンズ面55から半導体基板53の内側に入射した光は、レンズ面55と受光面51aの間で焦点Fを結んだ後、光軸Aから離れる方向に広がって受光面51aに至る。
また、範囲(c)では、図4(c)に示されるように、焦点Fは半導体基板53のレンズ面55上に位置している。この場合、集光レンズ4によって光軸Aに近づく方向に絞られた光は、レンズ面55上で焦点Fを結んだ状態でレンズ面55に入射する。レンズ面55から半導体基板53の内側に入射した光は、光軸Aから離れる方向に広がって受光面51aに至る。
また、範囲(d)では、図4(d)に示されるように、焦点Fは集光レンズ4と半導体基板53の間に位置している。この場合、集光レンズ4からの光は、集光レンズ4とレンズ面55の間で焦点Fを結んだ後、光軸Aから離れる方向に広がった状態でレンズ面55に入射する。レンズ面55から半導体基板53の内側に入射した光は、入射前よりも広がりがやや抑制されて受光面51aに至る。
以上に説明した範囲(b)と(d)では、範囲(b)の方が好ましい。範囲(b)では、集光レンズ4からの光が光軸Aに近づく方向に絞られた状態でレンズ面55に入射するのに対し、範囲(d)では、集光レンズ4からの光が光軸Aから離れる方向に広がった状態でレンズ面55に入射する。このため、範囲(d)における光の入射角度(光線とレンズ面55の法線で形成する鋭角の角度)は、範囲(b)における光の入射角度よりも大きくなる。レンズ面55に対する光の入射角度が大きくなる程、レンズ面55により集光し切れずに受光面51aから外れる光が多くなる可能性がある。
また、範囲(d)では、集光レンズ4と受光器5の距離Lが増加すると、受光面51aでのスポット径Rが所望の範囲の最大値MAXを上回るおそれがある。すなわち、集光レンズ4と受光器5の距離Lが増加すると、レンズ面55に入射する光の外側の一部が受光面51aから外れるおそれがある。このため、焦点Fが半導体基板53の内側に位置する範囲(b)の方が、焦点Fが集光レンズ4と半導体基板53の間に位置する範囲(d)よりも光軸Aに沿った方向のズレに対して誤差許容範囲が広いと言うことができる。
また、範囲(c)では、焦点Fがレンズ面55上に位置するが、この場合、レンズ面55で反射して、ノイズとなり受光感度が劣化するなどのおそれがある。このため、焦点Fをレンズ面55から光軸Aに沿った方向にずらした方が好ましい。
なお、焦点Fは半導体基板53よりも集光レンズ4から遠い側に位置してもよい(つまり焦点Fの位置が図4で示すところの受光部51より右側に位置してもよい)。但し、集光レンズ4と受光器5の距離Lが減少すると、レンズ面55に入射する光の径がレンズ面55の有効範囲を越えてしまうおそれがある。特に、エッチング等により形成したレンズ面55では、中心から離れるほど理想的な曲面から外れやすいことから、レンズ面55に入射する光の径は小さいほど好ましい。このため、焦点Fが半導体基板53の内側に位置する範囲(b)の方が、焦点Fが半導体基板53よりも集光レンズ4から遠い側に位置する場合よりも光軸Aに沿った方向の誤差許容範囲が広いと言うことができる。
以上、焦点Fを半導体基板53の内側に位置する範囲(b)とすることで、搭載位置のばらつきなどにより、集光レンズと受光部の距離がばらつき、受光する光のスポット径が所望の大きさからずれてしまう可能性を低減することができ、安定して所望のスポット径が得られる受光モジュールを提供できる。
図5は、本発明の受光モジュールの他の構成例を概略的に表す図である。上記の例と相違する点は、本例の受光モジュール1は集光レンズ4と受光器5の組を複数含んでいる点にある。すなわち、本例の受光モジュール1は、光分波回路10と、複数の集光レンズ4が配列したレンズアレイ40と、複数の受光器5が配列した受光器アレイ50と、を備えている。
光分波回路10には、上記コリメートレンズ6によって平行光に変換された光(図1を参照)が入射する。本例で使用される光は、相互に波長が異なる複数の成分を含んでいる。光分波回路10は、入射した光を相互に波長が異なる複数の光に分波し、レンズアレイ40に含まれる複数の集光レンズ4に出射する。光分波回路10は、空間光学型光分波回路であってもよいし、PLC型光分波回路であってもよい。
レンズアレイ40に含まれる複数の集光レンズ40は、光分波回路10からの光を受光器アレイ50に含まれる複数の受光器5に向けてそれぞれ集光する。複数の集光レンズ40は、光軸Aと直交する面の面内方向に互いに離れており、例えば、図5に示されるように面内方向に一列に配列している。また、複数の受光器5も、複数の集光レンズ4と同様に配列している。
ところで、本例のようにレンズアレイ40と受光器アレイ50とが設けられる場合、両者の平行度に誤差が生じる可能性があり(すなわち、両端の間隔Z1,Z2が相違する可能性があり)、集光レンズ4と受光器5の距離がばらつきやすい。以下、具体的に説明する。アレイではない1つの集光レンズ4と1つの受光器5を配置する場合には、焦点Fを所望の位置となるように配置することが容易である。しかし、アレイの場合には、例えば図5に示す複数の集光レンズ4と複数の受光器5の組のうち、一番下の組で焦点Fが所望の位置となるように配置したとすると(Z2が所望の距離となるように配置すると)、レンズアレイ40と受光器アレイ50の搭載位置のばらつきによりどちらか一方もしくは両方が傾いて、Z1とZ2の距離が異なった状態で配置されることがある。このとき、図5の一番上の集光レンズ4と受光器5の組の焦点Fの位置は、所望の位置からずれて配置されることになる。もし一番下の集光レンズ4と受光器5の組の焦点Fの位置を図3及び図4の(d)の範囲とし、かつZ1>Z2となるように配置した場合には、一番上の集光レンズ4と受光器5の組の焦点Fの位置は、受光面51aでのスポット径RのMAX値を超えてしまうおそれがある。
しかし、上述したように、一番下の集光レンズ4と受光器5の組の焦点Fの位置を図3及び図4の(b)の範囲となるように配置すれば、光軸Aに沿った方向のズレに対しての誤差許容範囲を向上させることが可能であることから、レンズアレイ40と受光器アレイ50の平行度に誤差が生じて集光レンズ4と受光器5の距離がばらついても、受光面でのスポット径RがMAX、MINを超えてしまう可能性を低減することができる。
以上のように、集光レンズ4と受光器5の各組において上記図4(b)に示されるように焦点Fが半導体基板53の内側に位置するように、レンズアレイ40と受光器アレイ50の距離、及び半導体基板53の厚み(レンズ面55と受光部51との距離)を設定することで、複数の集光レンズ4と複数の受光器5の各組において、受光面51aでのスポット径Rを所望の範囲に収めることができる。従って、本実施形態では、複数の波長を受光するようなアレイタイプの受光モジュールにおいて、特に有効な効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が当業者にとって可能であるのはもちろんである。
例えば、受光器アレイは、同一の半導体基板上に複数の受光部が集積されたものであっても、複数の受光器が同一のサブマウントに搭載されたものであっても構わない。
また、受光器が半導体基板上に受光部が形成された裏面入射型のフォトダイオードではなく、入射する光が十分に透過できる半導体基板にフォトダイオードが搭載され、フォトダイオードが搭載されていない面側にレンズ面が配置されても構わない。
1 受光モジュール、2 筐体、3 支持基板、4 集光レンズ、5 受光器、6 コリメートレンズ、7 光学部品、8 回路基板、9 光ファイバ、51 受光部、51a 受光面、53 半導体基板、53c 裏面、53f 表面、55 レンズ面、A 光軸、F 焦点、10 光分波回路、40 レンズアレイ、50 受光器アレイ。

Claims (6)

  1. 集光レンズと、
    前記集光レンズからの光を受光する受光器と、
    を備え、
    前記受光器は、
    前記集光レンズからの光が入射し、透過する半導体基板と、
    前記半導体基板の前記集光レンズから遠い側に配置され、前記半導体基板を透過した光を受光し、電気信号に変換する受光部と、
    を含み、
    前記半導体基板の前記集光レンズに近い側に、前記集光レンズからの光を前記受光部に向けて集光するレンズ面が形成される、
    ことを特徴とする受光モジュール。
  2. 複数の集光レンズが配列するレンズアレイと、
    前記複数の集光レンズからの光をそれぞれ受光する複数の受光器が配列する受光器アレイと、
    を備え、
    前記複数の受光器は各々、
    前記集光レンズからの光が入射し、透過する半導体基板と、
    前記半導体基板の前記集光レンズから遠い側に配置され、前記半導体基板を透過した光を受光し、電気信号に変換する受光部と、
    を含み、
    前記半導体基板の前記集光レンズに近い側に、前記集光レンズからの光を前記受光部に向けて集光するレンズ面が形成される、
    ことを特徴とする受光モジュール。
  3. 請求項1または2に記載の受光モジュールであって、
    前記集光レンズから前記半導体基板を経て前記受光部に至る光の焦点は、前記受光部の受光面から光軸方向に離れている、
    ことを特徴とする受光モジュール。
  4. 請求項3に記載の受光モジュールであって、
    前記集光レンズから前記半導体基板を経て前記受光部に至る光の焦点は、前記半導体基板の内側であって、前記レンズ面と前記受光部との間に位置している、
    ことを特徴とする受光モジュール。
  5. 請求項2に記載の受光モジュールであって、
    入射した光を相互に波長が異なる複数の光に分波し、前記複数の集光レンズに出射する光分波回路をさらに備え、
    前記集光レンズから前記半導体基板を経て前記受光部に至る光の焦点は、前記半導体基板の内側であって、前記レンズ面と前記受光部との間に位置している、
    ことを特徴とする受光モジュール。
  6. 請求項5に記載の受光モジュールであって、
    光ファイバと、
    前記光ファイバから出射される光を平行光に変換するコリメートレンズと、
    をさらに備え、
    前記平行光は前記入射した光であり、
    前記光分波回路は、前記平行光を相互に波長が異なる複数の光に分波し、前記複数の集光レンズに出射する、
    ことを特徴とする光モジュール。
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Cited By (3)

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