JPH11284158A - 固体撮像素子と固体撮像素子の製造方法 - Google Patents

固体撮像素子と固体撮像素子の製造方法

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JPH11284158A
JPH11284158A JP8167598A JP8167598A JPH11284158A JP H11284158 A JPH11284158 A JP H11284158A JP 8167598 A JP8167598 A JP 8167598A JP 8167598 A JP8167598 A JP 8167598A JP H11284158 A JPH11284158 A JP H11284158A
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light
color filter
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solid
imaging device
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JP8167598A
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Hirotake Marumichi
博毅 円道
Hirotomo Natori
太知 名取
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体撮像素子の画質の向上を図り、製造工程
を簡略化させる。 【解決手段】 受光センサ部上に、凹部を有する層間膜
を有し、この凹部を埋め込んで、凹部の曲面により受光
センサ部に入射光を集光させるために必要な曲率の凸部
が形成された層内カラーフィルターを有する構造の固体
撮像素子を作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子と固
体撮像素子の製造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】近年、固体撮像素子においては、その小
型化や画素の高密度化が進み、これに伴って、受光エリ
アが縮小され、感度低下などの特性の劣化を招いてい
る。感度低下の対策としては、例えば、マイクロレン
ズ、いわゆるオンチップレンズや、層内レンズを設け、
受光センサ部での集光効率を高めるといったことが提案
されている。以下に従来における固体撮像素子の構造を
説明する。
【0003】図14に従来の層内レンズを有する構造の
固体撮像素子の固体撮像素子100の概略断面図を示
す。
【0004】図14に示すように、シリコン基板101
上には、光電変換を行う多数の受光センサ部102が配
列形成されている。受光センサ部102の一方の側に
は、読み出しゲート103を介して電荷転送部104が
形成され、他方の側には、チャネルストップ105を介
して他の受光センサ部102に対する電荷転送部104
が形成されている。
【0005】受光センサ部102で光電変換されて得ら
れた信号電荷は、読み出しゲート103を介して上記一
方の電荷転送部104に読み出され、さらに電荷転送部
104にて転送されるようになされている。また、シリ
コン基板101の表面部には、熱酸化法やCVD(Ch
emical Vaper Deposition)法
等によって形成されたSiO2 絶縁膜106が設けられ
ている。
【0006】絶縁膜106上には、電荷転送部104の
ほぼ直上位置に、ポリシリコンからなる転送電極107
が形成されており、さらに転送電極107とは一部が重
なり合う状態で他の転送電極(図示せず)が形成されて
いる。これらの転送電極107の表面上、すなわちその
上面および側面上には、転送電極107を覆い、さらに
転送電極間107間に臨む受光センサ部102上の絶縁
膜106を覆って、層間絶縁膜108が形成されてい
る。
【0007】この層間絶縁膜108上には、上記転送電
極107を覆った状態で、遮光膜109が形成されてい
る。この遮光膜109は、スミアを抑えるため受光セン
サ部102の直上にまで張り出してなる張出部109a
が形成されてなり、受光センサ部102の直上に上記張
出部109aで囲った状態に開口部110が形成された
ものである。また、この遮光膜109は、高融点金属の
例えばタングステンにより形成する。
【0008】この遮光膜109上には、遮光膜109お
よび開口部110に臨む層間絶縁膜108を覆って、B
PSG(ボロン・リン・シリケートガラス)よりなる層
間膜111が形成されている。この層間膜111は、リ
フロー処理されることにより、転送電極107間の受光
センサ部102上に、凹部111aが形成される。この
凹部111aは所要の曲率に調整されて加工される。こ
の層間膜111上には、その表面を覆って、パッシベー
ション膜112が形成される。
【0009】パッシベーション膜112の上には、層間
膜111の凹部111aを埋め込んだ状態に層内レンズ
材が成膜され、凹部111aによって所要の曲率の凸部
を有する層内レンズ114が形成される。この層内レン
ズ114は、表面が公知のいわゆるレジストエッチバッ
ク法、あるいはCMP法(化学機械研磨法)によって平
坦化されている。
【0010】平坦化された層内レンズ114の上には、
カラーフィルター層116が形成される。このカラーフ
ィルター層116は、色素が分散された樹脂等により公
知の方法により形成することができる。
【0011】このカラーフィルター層116の上には、
透明樹脂等からなるマイクロレンズ117が形成されて
いる。このマイクロレンズ117は、入射光を層内レン
ズ114を介して遮光膜109の開口部109aに導
き、受光センサ部102上に入射させるためのものであ
る。よって、このマイクロレンズ117の曲率は、図1
4に示す固体撮像素子100における受光センサ部10
2からマイクロ117の底面までの距離に応じて所望の
値に選定する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
において示した構造の固体撮像素子においては、以下に
述べる不都合が生じる。すなわち、図14に示す層内レ
ンズ114を有する構造の固体撮像素子100において
は、層内レンズ114とカラーフィルター層116と
が、それぞれ設けられるため、受光センサ部102から
マイクロレンズ117の底面までの全体の厚さが、4〜
5μm程度以上になり、受光センサ部102とマイクロ
レンズ117までの距離が大となる。
【0013】このように、受光センサ部102からマイ
クロレンズ117までの距離が大となると、図15に示
すように、カメラの撮像レンズの絞りを開いた場合のよ
うに、マイクロレンズ117に対して斜めに入射する光
が増加した場合、図15において破線で示すように、マ
イクロレンズ117により集光された光は、遮光膜10
9の開口の中心からずれるため、受光センサ部102へ
の集光率が低下する。すなわち、F値依存が悪化して、
平行光に対する感度は良好だが、絞り開放側での感度低
下が顕著となる。また、集光された光が、遮光膜109
の開口端に近づくことにより、隣接の受光センサ部10
2や電荷転送領域(図示せず)に信号電荷を混入させ
て、いわゆるスミアを発生させる。
【0014】また、上記のように受光センサ部102か
らマイクロレンズ117までの距離に応じてマイクロレ
ンズ117の曲率が決定されるため、受光センサ部10
2からマイクロレンズ117までの距離が大となると、
それに応じてマイクロレンズ117の曲率を大きくする
必要が生じる。
【0015】このように、カラーフィルター116上の
マイクロレンズ117の曲率が大きくなると、図14に
示すように、マイクロレンズ117で集光した光Lが、
カラーフィルター116の端部で蹴られてしまう。これ
は微小黒点の増加の原因になり、画質の低下を引き起こ
す。
【0016】本発明は、上記事情に鑑みて、上記不都合
を解消するため、受光センサ部102からマイクロレン
ズ117までの距離を薄くした構造の固体撮像素子を提
供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像素子
は、基板上に、光電変換をなす受光センサ部を有し、受
光センサ部上に、凹部を有する層間膜を有し、層間膜上
に、層間膜の凹部を埋め込んで、凹部の曲面によって受
光センサ部に入射光を集光させるために必要な曲率の凸
部が形成された層内カラーフィルターを有し、層内カラ
ーフィルター上に、マイクロレンズを有するものとし、
この層内カラーフィルターは、入射光を受光センサに集
光する層内レンズと、カラーフィルターの双方の機能を
備え、これらの役割を兼ねているものとする。
【0018】また、本発明の固体撮像素子は、基板上に
転送電極を形成し、転送電極を覆って層間絶縁膜を形成
し、遮光膜を形成し、遮光膜を覆って層間膜を積層形成
し、層間膜の凹部の形成を行い、層間膜の上に、層間膜
の凹部を埋め込んで、この凹部の曲面によって受光素子
に入射光を集光させるために必要な曲率の凸部を有する
層内カラーフィルターを形成し、層内カラーフィルター
上に、マイクロレンズを形成することにより作製する。
【0019】本発明の固体撮像素子の構造によれば、層
内カラーフィルターは、従来構造の固体撮像素子におけ
る層内レンズとカラーフィルターの双方の機能を有し、
これらの役割を兼ねている。本発明の固体撮像素子の構
造によれば、層内カラーフィルターが、カラーフィルタ
ーの機能を有し、かつ受光センサ部に入射光を集光させ
るために必要な曲率の凸部を有するレンズである層内レ
ンズの機能を有することから、層内レンズとカラーフィ
ルターを別個に設ける必要がなくなり、受光センサ部か
らマイクロレンズまでの距離が小さくなる。また、これ
により、カメラの撮像レンズの絞りを開いた場合のよう
に、マイクロレンズに対して斜めに入射する光が増加し
た場合においても、マイクロレンズにより集光された光
は、遮光膜の開口の中心からずれることがない。
【0020】また、受光センサ部からマイクロレンズま
での距離を小さくできたため、マイクロレンズの曲率が
小さく選定される。これにより、マイクロレンズで集光
した光Lが、カラーフィルターの端部で蹴られることを
回避することができる。
【0021】本発明の固体撮像素子の製造方法によれ
ば、固体撮像素子の製造工程において、層内レンズと、
カラーフィルター層を別々に形成することがなくなる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の固体撮像素子は、基板上
に、光電変換をなす受光センサ部と、受光センサ部から
読み出された信号電荷を転送する電荷転送部と、基板上
の、電荷転送部のほぼ直上位置に絶縁膜を介して設けら
れた転送電極とを有するものし、受光センサ部上に、所
定の曲率の凹部を有する層間膜を有し、層間膜上に、層
間膜の凹部を埋め込んで、凹部の曲面によって、受光セ
ンサ部に入射光を集光させるために必要な曲率の凸部が
形成された層内カラーフィルターを有し、層内カラーフ
ィルター上に、マイクロレンズを有するものとし、この
層内カラーフィルターは、入射光を受光センサに集光す
る層内レンズと、カラーフィルターの双方の機能を有す
るものとする。
【0023】以下、本発明の固体撮像素子の一例につい
て説明するが、本発明は、以下の例に限定されるもので
はない。図1に本発明の固体撮像素子10の一例の概略
断面図を示す。図1に示すように、例えばシリコンより
なる基板11上には、光電変換を行う多数の受光センサ
部12が配列形成されている。シリコン基板11上にお
いて、受光センサ部12の一方の側には、読み出しゲー
ト13を介して電荷転送部14が形成され、他方の側に
は、チャネルストップ15を介して他の電荷転送部14
が形成されている。受光センサ部12で光電変換されて
得られた信号電荷は、読み出しゲート13を介して上記
一方の電荷転送部14に読み出され、さらに電荷転送部
14にて転送されるようになされている。また、シリコ
ン基板11の表面部には、例えば熱酸化法やCVD法等
によって形成されたSiO2 よりなる絶縁膜16が設け
られている。
【0024】絶縁膜16上には、電荷転送部14のほぼ
直上位置に、例えばポリシリコンからなる転送電極17
が形成されており、さらに転送電極17とは一部が重な
り合う状態で他の転送電極(図示せず)が形成されてい
る。これらの転送電極17の表面上、すなわちその上面
および側面上には、転送電極17を覆い、さらに転送電
極17間に臨む受光センサ部12上の絶縁膜16を覆っ
て、層間絶縁膜18が形成されている。
【0025】この層間絶縁膜18上には、転送電極17
を覆った状態で、例えば、タングステン(W)等の高融
点金属により遮光膜19が形成されている。この遮光膜
19は、スミアを抑えるため受光センサ部12の直上に
まで張り出してなる張出部19aが形成されてなり、受
光センサ部12の直上に上記張出部19aで囲った状態
に開口部20が形成されたものである。
【0026】この遮光膜19上には、遮光膜19および
開口部20に臨む層間絶縁膜18を覆って、例えばBP
SG(ボロン・リン・シリケートガラス)よりなる層間
膜21が形成されている。この層間膜21は、リフロー
処理されることにより、転送電極17間の受光センサ部
12上に、凹部21aが形成される。この凹部21aは
所要の曲率に調整されて加工される。この層間膜21上
には、その表面を覆って、例えばSiN膜や、SiON
膜をプラズマCVD法により成膜することにより、パッ
シベーション膜22が形成されている。
【0027】パッシベーション膜22の上には、例えば
色素含有光硬化性樹脂を層間膜21の凹部21aを埋め
込んだ状態に所定のパターンに成膜して、層内カラーフ
ィルター24が形成されている。この層内カラーフィル
ター24は、層間膜凹部21aを埋め込んで形成される
ことから、凹部21aの曲面によって、受光センサ部1
2に入射光を集光させるために必要な曲率の凸部24a
が形成されてなる。この層内カラーフィルター24は、
図14に示して説明した従来の固体撮像素子における層
内レンズの役割も兼ねていることから、層間膜21を形
成するBRSGよりも屈折率の大きいことが必要であ
る。ここで、層間膜21のBRSGの屈折率は、1.4
5〜1.5程度である。この層内カラーフィルター24
は、例えば、可視光透過領域における平均屈折率が、
1.55以上である材料により形成されている。
【0028】なお、カラーフィルターの可視光透過領域
とは、以下の波長範囲をいう。 レッド : 590〜640nm グリーン:500〜580nm、 ブルー : 420〜480nm マゼンタ: 420〜500nm、および580〜640nm シアン : 420〜580nm イエロ−: 500〜640nm
【0029】この層内カラーフィルター24を形成する
材料としては、例えば、光重合型のアクリル系ネガ型レ
ジストに顔料を分散させたものや、ノボラック系のポジ
型レジストに染料を溶解させたものを適用することがで
きる。
【0030】図2〜図7に、層内カラーフィルター24
を形成する、レッド、グリーン、ブルー、マゼンタ、シ
アン、イエロ−のそれぞれの材料における、波長(n
m)と屈折率との関係を示す。図2〜図7に示すよう
に、いずれにおいても、上記カラーフィルターの可視光
透過領域において、平均屈折率が、1.55以上である
ことがわかる。
【0031】この層内カラーフィルター24の上には、
透明樹脂等よりなる凸型のマイクロレンズ27が形成さ
れている。このマイクロレンズ27は、入射光を層内カ
ラーフィルター24を介して遮光膜19の開口部19a
に導き、受光センサ部12上に集光させるためのもので
ある。よって、このマイクロレンズ27の曲率は、図1
に示す固体撮像素子10における受光センサ部12から
マイクロレンズ27までの距離に応じて所要の値に選定
される。図1に示す固体撮像素子10においては、層内
レンズとカラーイフィルターを個別に形成することな
く、層内カラーフィルター24のみを形成した構造とし
たため、受光センサ部からマイクロレンズまでの距離を
小さく、例えば約2.5〜3μm程度とすることができ
るため、マイクロレンズの曲率を、図14に示す従来構
造の固体撮像素子100におけるマイクロレンズよりも
小さく選定される。
【0032】上述したように、図1に示す固体撮像素子
10は、図14に示す従来構造の固体撮像素子100よ
りも受光センサ部からマイクロレンズの配置面までの距
離を小さく形成することができるため、図8に示すよう
に、カメラの撮像レンズの絞りを開いた場合のように、
マイクロレンズ27に対して斜めに入射する光が増加し
ても、図8中の破線で示すようにマイクロレンズ27に
より集光された光は、遮光膜19の開口の中心からずれ
た場合においても、受光センサ部12へ集光し、従来構
造の固体撮像素子に比べて集光率の向上が図られる。す
なわち、絞り開放側においても感度の低下を低減するこ
とができる。また、集光された光が、隣接の受光センサ
部12や電荷転送領域(図示せず)に信号電荷を混入さ
せることを回避することができるため、いわゆるスミア
を発生を防止することができる。
【0033】図9に、図14に示した従来の固体撮像素
子100と、図1に示した本発明の固体撮像素子10
を、それぞれ1/4インチ38万画素構造の固体撮像素
子に適用した場合のカメラレンズのF値と相対感度の関
係、すなわち、感度のF値依存性を示す。図9中、曲線
91は、本発明の固体撮像素子におけるカメラレンズの
F値と相対感度の関係、曲線92は、従来の固体撮像素
子におけるカメラレンズのF値と相対感度の関係を表
す。図9によれば、従来の固体撮像素子100に比べ、
本発明の固体撮像素子10の方が、F値を小さくした場
合、すなわちレンズを開放した場合にも感度の低下を低
減できることがわかる。
【0034】以下に、本発明の固体撮像素子を作製する
方法について説明する。本発明の固体撮像素子は、基板
上に受光センサ部、および転送電極を形成し、転送電極
を覆って層間絶縁膜を形成し、遮光膜を形成し、遮光膜
を覆って層間膜を積層形成し、層間膜に凹部を形成し、
この層間膜の凹部を埋め込んで、この凹部の曲面によ
り、受光センサ部に入射光を集光させるために必要な曲
率の凸部を有する層内カラーフィルターを形成し、層内
カラーフィルター上に、マイクロレンズを形成すること
により作製する。
【0035】図1に示した本発明の固体撮像素子の作製
方法の一実施例を図を参照して以下に説明するが、本発
明は、以下に示す実施例に限定されるものではない。
【0036】先ず、従来公知の方法により、例えばシリ
コン基板11上に受光センサ部12、読み出しゲート1
3、電荷転送部14、チャネルストップ15、絶縁膜1
6、転送電極17をそれぞれ形成する。さらに転送電極
17を覆って層間絶縁膜18を形成する。その後、例え
ばタングステン(W)等の高融点金属を、CVD法によ
り被着させて遮光膜19を形成する。
【0037】次に、図10に示すように、例えばBPS
Gを用いて、これをCVD法により、遮光膜19等を覆
った状態に堆積させて、層間膜21を形成する。
【0038】次に、図11に示すように、この層間膜2
1を所定の条件、例えば700〜800℃程度でリフロ
ー処理、すなわち熱軟化処理して、層間膜21に凹部2
1aの形成を行う。このとき、凹部21a上には、この
後、層内カラーフィルター24が形成され、これが層内
レンズの機能を有するようにするため、この凹部21a
は、この上に形成される層内カラーフィルター24が層
内レンズとして機能するために必要な曲率を有するよう
に形成する。
【0039】次に、この層間膜凹部21a上に、例えば
SiN膜や、SiON膜をプラズマCVD法により成膜
することにより、パッシベーション膜22を形成する。
このパッシベーション膜22は、下層の層間膜21に上
層からイオンが混入することを防止する。
【0040】図12に示すように、パッシベーション膜
22の上には、例えば色素含有光硬化性樹脂を層間膜凹
部21aを埋め込んで、所定のパターンに成膜して、凹
部21aの曲面により、入射光を受光センサ部12に集
光させるために必要な曲率の凸部が形成された層内カラ
ーフィルター24を形成する。この層内カラーフィルタ
ー24は、層内レンズとしての役割も兼ねていることか
ら、層間膜21を形成するBRSGよりも屈折率の大き
い材料を適用し、例えば、アクリル系ネガレジストに顔
料を分散させたものや、ノボラック系のポジ型レジスト
に染料を溶解させたものを適用することができる。
【0041】この層内カラーフィルター24の形状につ
いては、この上に形成するマイクロレンズ27によって
層内カラーフィルター24に入射した光を遮光膜19の
開口部20に導くように、入射光を位置や入射角に応じ
て適宜、屈折する形状に形成する。
【0042】次に、図13に示すように、層内カラーフ
ィルター24上に、マイクロレンズ27を、例えば、入
射する光に対して透明な樹脂により形成する。このマイ
クロレンズ27は、光硬化性の光透過性樹脂等を層内カ
ラーフィルター24の上面に堆積させ、さらのその上部
にレジストパターンを設けた後、このレジストをリフロ
ー処理して所望の曲率を有する凸レンズ形状にし、さら
にこれをマスクにして上記光透過性樹脂の堆積層をエッ
チングすることにより最終的に所望のマイクロレンズを
形成する、いわゆるエッチバック転写等により形成する
ことができる。
【0043】このマイクロレンズ27の曲率は、図1に
示す固体撮像素子10における受光センサ部12からマ
イクロレンズ27の配置面までの距離に応じて所要の値
に選定する。図1に示す固体撮像素子においては、層内
カラーフィルターのみを形成した構造としたため、受光
センサ部からマイクロレンズの配置面までの距離を従来
構造よりも小さく、例えば2.5〜3μmに形成するこ
とができ、マイクロレンズの曲率を、図14に示す従来
構造の固体撮像素子100におけるマイクロレンズより
も小さく選定して形成する。このようにして図1に示す
固体撮像素子を作製することができる。
【0044】図1に示す固体撮像素子10においては、
入射光Lがマイクロレンズ27により集光され、さらに
層内カラーフィルター24に入射する。この層内カラー
フィルター24は、層内レンズの役割を有するため、こ
こで再度集光し、入射光Lは、遮光膜19の開口部20
内に入射し、層間絶縁膜18、絶縁膜16を透過して受
光センサ部12に到達して光電変換がなされる。
【0045】上述した実施例においては、層間膜の凹部
21aを、層間膜21を熱軟化処理することによって形
成したが、本発明はこの例に限定されるものではなく、
例えば、層間膜21を溶解することによる化学的手法に
よっても、あるいは、層間膜上に樹脂をコーティングし
て、所要の曲率を形成させることによっても形成するこ
とができる。
【0046】また、上述した実施例においては、層間膜
21をBPSGにより形成するものとしたが、本発明は
この例に限定するものではなく、PSG等、従来公知の
材料を適用することができる。
【0047】図1において示した本発明の固体撮像素子
によれば、図14に示した従来の層内レンズを有する構
造の固体撮像素子を構成する層内レンズと、カラーフィ
ルターの役割を兼ねた層内カラーフィルター24を形成
し、層内レンズと、カラーフィルターを個別に作製しな
いものとしたため、光電変換を行う受光センサ部12か
らマイクロレンズ27の配置面までの距離を小さく形成
することができた。これにより、図8に示すように、カ
メラの撮像レンズの絞りを開いた場合のように、マイク
ロレンズ27に対して斜めに入射する光が増加した場合
においても、マイクロレンズ27により集光された光
は、遮光膜の開口の中心からずれることがなくなり、こ
れにより、集光率の向上を図ることができた。
【0048】また、図1に示す固体撮像素子10におい
ては、受光センサ部12からマイクロレンズ27の配置
面までの距離を従来より小さくすることができるため、
マイクロレンズ27の曲率を小さく選定することができ
た。これにより、図1に示すように、マイクロレンズ2
7で集光した入射光Lが、層内カラーフィルター24の
端部で蹴られることを回避することができ、これによ
り、画質の向上が図られた。
【0049】また、上述した図1に示した本発明の固体
撮像素子の製造方法によれば、層内レンズとカラーフィ
ルターをそれぞれ別個に作製せず、これら双方の機能を
有する層内カラーフィルター24を形成するのみで足り
るので、固体撮像素子の製造工程の簡略化を図ることこ
とができた。
【0050】
【発明の効果】本発明の固体撮像素子においては、層内
レンズと、カラーフィルターの双方の機能を有し、これ
らの役割を兼ねた層内カラーフィルターのみを形成した
構造としたため、受光センサ部からマイクロレンズの配
置面までの距離を小さく形成することができた。これに
より、カメラの撮像レンズの絞りを開いた場合のよう
に、マイクロレンズに対して斜めに入射する光が増加し
た場合においても、マイクロレンズにより集光された光
は、遮光膜の開口の中心からずれることなく、集光率の
低下を効果的に回避することができた。
【0051】また、受光センサ部からマイクロレンズの
配置面までの距離を小さくすることができるため、マイ
クロレンズの曲率を小さく選定することができた。これ
により、マイクロレンズで集光した光Lが、カラーフィ
ルターの端部で蹴られることを回避することができ、画
質の向上が図られた。
【0052】本発明の固体撮像素子の製造方法によれ
ば、層内レンズとカラーフィルターを別々に作製するこ
とを必要とせず、層内カラーフィルターを形成すれば足
りるので、固体撮像素子の製造工程の簡略化を図ること
ことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固体撮像素子の概略断面図を示す。
【図2】層内カラーフィルターを形成するレッドの感光
性樹脂の、波長と屈折率との関係を示す。
【図3】層内カラーフィルターを形成するグリーンの感
光性樹脂の、波長と屈折率との関係を示す。
【図4】層内カラーフィルターを形成するブルーの感光
性樹脂の、波長と屈折率との関係を示す。
【図5】層内カラーフィルターを形成するマゼンタの感
光性樹脂の、波長と屈折率との関係を示す。
【図6】層内カラーフィルターを形成するシアンの感光
性樹脂の、波長と屈折率との関係を示す。
【図7】層内カラーフィルターを形成するイエローの感
光性樹脂の、波長と屈折率との関係を示す。
【図8】本発明の固体撮像素子によるレンズの入射光の
集光を説明するための図である。
【図9】本発明の固体撮像素子と、従来の固体撮像素子
の、カメラレンズのF値と相対感度との関係を示す。
【図10】本発明の固体撮像素子の作製工程図を示す。
【図11】本発明の固体撮像素子の作製工程図を示す。
【図12】本発明の固体撮像素子の作製工程図を示す。
【図13】本発明の固体撮像素子の作製工程図を示す。
【図14】従来の固体撮像素子の概略断面図を示す。
【図15】従来の固体撮像素子によるレンズの入射光の
集光を説明するための図である。
【符号の説明】
10,100‥‥固体撮像素子、11,101‥‥シリ
コン基板、12,102‥‥受光センサ部、13,10
3‥‥読み出しゲート、14,104‥‥電荷転送部、
15,105‥‥チャネルストップ、16,106‥‥
絶縁膜、17,107‥‥転送電極、18,108‥‥
層間絶縁膜、19,109‥‥遮光膜、19a,109
a‥‥張出部、20,110‥‥開口部、21,111
‥‥層間膜、21a,111a‥‥凹部、22,112
‥‥パッシベーション膜、24‥‥層内カラーフィルタ
ー、24a‥‥凸部、27,117‥‥マイクロレン
ズ、27a,117a‥‥マイクロレンズの配置面、9
1‥‥本発明の固体撮像素子のカメラレンズのF値と相
対感度との関係曲線、92‥‥従来の固体撮像素子のカ
メラレンズのF値と相対感度との関係曲線、114‥‥
層内レンズ、116‥‥カラーフィルター

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、光電変換をなす受光センサ部
    を有する固体撮像素子であって、 上記受光センサ部上に、凹部を有する層間膜を有し、 上記層間膜上に、上記凹部を埋め込んで、該凹部の曲面
    によって上記受光センサ部に入射光を集光させるために
    必要な曲率の凸部が形成された層内カラーフィルターを
    有し、 上記層内カラーフィルター上に、マイクロレンズを有
    し、 上記層内カラーフィルターは、入射光を受光センサに集
    光する層内レンズの役割を兼ねていることを特徴とする
    固体撮像素子。
  2. 【請求項2】 上記層内カラーフィルターの可視光透過
    領域における平均屈折率が、上記層間膜の屈折率よりも
    大なる値に選定されていることを特徴とする請求項1に
    記載の固体撮像素子。
  3. 【請求項3】 上記層内カラーフィルターの可視光透過
    領域における平均屈折率が、1.55以上であることを
    特徴とする請求項2に記載の固体撮像素子。
  4. 【請求項4】 基板上に受光センサ部を形成する工程
    と、 上記基板上に、転送電極を形成する工程と、 上記転送電極を覆って層間絶縁膜を形成する工程と、 遮光膜を形成する工程と、上記遮光膜を覆って層間膜を
    積層形成する工程と、 上記層間膜に、凹部の形成を行う工程と、 上記層間膜上であって、上記凹部を埋め込んで、該凹部
    の曲面によって上記受光センサ部に入射光を集光させる
    ために必要な曲率の凸部が形成された層内カラーフィル
    ターを形成する工程と、 上記層内カラーフィルター上に、マイクロレンズを形成
    する工程を有することを特徴とする固体撮像素子の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 上記層間膜の凹部の形成を、上記層間膜
    の熱軟化処理によって形成することを特徴とする請求項
    4に記載の固体撮像素子の製造方法。
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