JP2015041629A - 放射線撮像装置および放射線撮像表示システム - Google Patents

放射線撮像装置および放射線撮像表示システム Download PDF

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Abstract

【課題】信頼性を向上させることが可能な放射線撮像装置を提供する。
【解決手段】放射線撮像装置は、放射線に基づく信号電荷を発生する複数の画素と、複数の画素から信号電荷を読み出すための電界効果型のトランジスタとを備え、トランジスタは、活性層と活性層に隣接して形成された低濃度不純物層とを含む半導体層と、活性層を間にして対向配置された第1および第2のゲート電極とを有し、第1および第2のゲート電極の少なくとも一方は、低濃度不純物層と非対向の領域に設けられているものである。
【選択図】図1

Description

本開示は、例えば医療用や非破壊検査用のX線撮影に好適な放射線撮像装置、およびそのような放射線撮像装置を用いた放射線撮像表示システムに関する。
例えばX線などの放射線に基づく画像信号を取得する放射線撮像装置が提案されている(例えば特許文献1,2)。
特開2008−252074号公報 特開2004−265935号公報
上記放射線撮像装置では、放射線に基づく信号電荷を各画素から読み出すためのスイッチング素子として、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)が用いられる。このようなトランジスタにおいて放射線に対して信頼性の高い素子構造の実現が望まれている。
本開示はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、信頼性を向上させることが可能な放射線撮像装置、およびそのような放射線撮像装置を備えた放射線撮像表示システムを提供することにある。
本開示の放射線撮像装置は、放射線に基づく信号電荷を発生する複数の画素と、複数の画素から信号電荷を読み出すための電界効果型のトランジスタとを備え、トランジスタは、活性層と活性層に隣接して形成された低濃度不純物層とを含む半導体層と、活性層を間にして対向配置された第1および第2のゲート電極とを有し、第1および第2のゲート電極の少なくとも一方は、低濃度不純物層と非対向の領域に設けられているものである。
本開示の放射線撮像表示システムは、上記本開示の放射線撮像装置と、この放射線撮像装置により得られた撮像信号に基づく画像表示を行う表示装置とを備えたものである。
本開示の放射線撮像装置および放射線撮像表示システムでは、各画素から信号電荷を読み出すためのトランジスタにおいて、第1および第2のゲート電極が、活性層を間にして対向配置されると共に、それらのうちの少なくとも一方が活性層に隣接する低濃度不純物層と非対向な領域に設けられている。これにより、トランジスタのオフ時のリーク電流の発生が抑制され、素子寿命が改善される。
本開示の放射線撮像装置および放射線撮像表示システムによれば、各画素から信号電荷を読み出すためのトランジスタにおいて、活性層を間にして対向配置された第1および第2のゲート電極のうちの少なくとも一方が、活性層に隣接する低濃度不純物層と非対向な領域に設けられるようにしたので、素子寿命を改善することができる。よって、信頼性を向上させることが可能となる。
本開示の一実施の形態に係る放射線撮像装置の全体構成を表すブロック図である。 間接変換型の場合の画素部の概略構成を表す模式図である。 直接変換型の場合の画素部の概略構成を表す模式図である。 図1に示した画素等の詳細構成例を表す回路図である。 図2に示したトランジスタの構成を表す断面図である。 図1に示した列選択部の詳細構成例を表すブロック図である。 比較例1に係るトランジスタの構成例を表す断面図である。 図6Aに示したトランジスタのX線照射時(0〜500Gy)の電流電圧特性を表す図である。 比較例2に係るトランジスタの構成例を表す断面図である。 比較例2に係るトランジスタの他の構成例を表す断面図である。 図4に示したトランジスタの他の構成例を表す断面図である。 オーバーラップ量の許容範囲について説明するための模式図である。 ゲート(ボトム側)およびLDD間のオーバーラップ量のトランジスタ特性への影響を説明するための特性図である。 図10Aにおけるオフ領域の拡大図である。 ゲート(トップ側)およびLDD間のオーバーラップ量のトランジスタ特性への影響を説明するための特性図である。 ゲート電極(トップ側)の他の構成例を表す断面図である。 変形例1に係る画素等の構成を表す回路図である。 変形例2に係る画素等の構成を表す回路図である。 変形例3に係る画素等の構成を表す回路図である。 変形例4に係る画素等の構成を表す回路図である。 適用例に係る放射線撮像表示システムの概略構成を表す模式図である。
以下、本開示における実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。尚、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態(2つのゲート電極がLDD層に非対向な領域に設けられたTFTを用いた放射線撮像装置の例)
2.変形例1,2(パッシブ型の画素回路の他の例)
3.変形例3,4(アクティブ型の画素回路の例)
4.適用例(放射線撮像表示システムの例)
<実施の形態>
[構成]
図1は、本開示の一実施の形態に係る放射線撮像装置(放射線撮像装置1)の全体のブロック構成を表すものである。放射線撮像装置1は、例えば入射する放射線Rrad(例えばα線,β線,γ線,X線等)に基づいて被写体の情報を読み取る(被写体を撮像する)ものである。この放射線撮像装置1は、画素部11を備えると共に、この画素部11の駆動回路(周辺回路部)として、行走査部13、A/D変換部14、列走査部15およびシステム制御部16を備えている。
(画素部11)
画素部11は、放射線に基づいて信号電荷を発生させる複数の画素(撮像画素,単位画素)20を備えたものである。複数の画素20は、行列状(マトリクス状)に2次元配置されている。尚、図1に示したように、画素部11内における水平方向(行方向)を「H」方向とし、垂直方向(列方向)を「V」方向とする。放射線撮像装置1は、画素部11(画素20)からの信号電荷の読み出しのためのスイッチング素子として後述のトランジスタ22を用いるものであれば、間接変換型および直接変換型のいずれのタイプであってもよい。図2Aに、間接変換型の場合の画素部11の構成、図2Bに、直接変換型の場合の画素部11の構成をそれぞれ示す。
間接変換型(図2A)の場合には、画素部11は、光電変換層111A上(受光面側)に波長変換層112を有している。波長変換層112は、放射線Rradを、光電変換層111の感度域の波長(例えば可視光)に変換するものである。この波長変換層112は、例えばX線を可視光に変換する蛍光体(例えば、CsI(Tl添加),Gd22S,BaFX(XはCl,Br,I等),NaIまたはCaF2等のシンチレータ)からなる。このような波長変換層112は、光電変換層111A上に、例えば有機材料またはスピンオングラス材料等からなる平坦化膜を介して形成されている。光電変換層111Aは、フォトダイオードなどの光電変換素子(後述の光電変換素子21)を含んで構成されている。
直接変換型(図2B)の場合には、画素部11は、入射した放射線Rradを吸収して電気信号(正孔および電子)を発生する変換層(直接変換層111B)を有する。直接変換層111Bは、例えばアモルファスセレン(a−Se)半導体や、カドミニウムテルル(CdTe)半導体などにより構成される。
このように、放射線撮像装置1は、間接変換型および直接変換型のいずれのタイプであってもよいが、以下の実施の形態等では、主に間接変換型の場合を例に挙げて説明する。即ち、画素部11では、詳細は後述するが、放射線Rradが波長変換層112において可視光に変換された後、この可視光が光電変換層111A(光電変換素子21)において電気信号に変換され、信号電荷として読み出されるようになっている。
図3は、画素20の回路構成(いわゆるパッシブ型の回路構成)を、A/D変換部14内の後述するチャージアンプ回路部171の回路構成とともに例示したものである。このパッシブ型の画素20には、1つの光電変換素子21と、1つのトランジスタ22とが設けられている。この画素20にはまた、H方向に沿って延在する読み出し制御線Lreadと、V方向に沿って延在する信号線Lsigとが接続されている。
光電変換素子21は、例えばPIN(Positive Intrinsic Negative)型のフォトダイオードまたはMIS(Metal-Insulator-Semiconductor)型センサからなり、前述したように、入射光量に応じた電荷量の信号電荷を発生させる。尚、この光電変換素子21のカソードは、ここでは蓄積ノードNに接続されている。
トランジスタ22は、読み出し制御線Lreadから供給される行走査信号に応じてオン状態となることにより、光電変換素子21により得られた信号電荷(入力電圧Vin)を信号線Lsigへ出力するトランジスタ(読み出し用トランジスタ)である。このトランジスタ22は、ここではNチャネル型(N型)の電界効果トランジスタ(FET;Field Effect Transistor)により構成されている。但し、トランジスタ22はPチャネル型(P型)のFET等により構成されていてもよい。
図4は、トランジスタ22の断面構造を表したものである。本実施の形態では、トランジスタ22は、いわゆるデュアルゲート(両面ゲート,ダブルゲート)型の薄膜トラジスタの素子構造を有する。トランジスタ22は、例えば、基板110上に、ゲート電極120A(第1のゲート電極),第1ゲート絶縁膜129、半導体層126、第2ゲート絶縁膜130、ゲート電極120B(第2のゲート電極)をこの順に有している。ゲート電極120B上には、層間絶縁膜131が形成されており、この層間絶縁膜131と、第2ゲート絶縁膜130とを貫通してコンタクトホールH1が形成されている。層間絶縁膜131上には、コンタクトホールH1を埋め込むようにソース・ドレイン電極128が設けられている。尚、これらのソース・ドレイン電極128上には更に図示しない層間絶縁膜が形成されている。
半導体層126は、例えばチャネル層126a(活性層)、LDD(Lightly Doped Drain)層126b(低濃度不純物層)およびN+層126cを含むものである。LDD層126bは、リーク電流を低減するためのものであり、チャネル層126aに隣接して(チャネル層126aとN+層126cとの間に)形成されている。より詳細には、LDD層126bは、チャネル層126aのソース側およびドレイン側の端部のうち少なくとも一方の端部に隣接して形成されていればよいが、ここではチャネル層126aの両側に形成されている。また、このLDD層126bの不純物濃度は、画素部11とその周辺回路部との間で同一であっても異なっていてもよいが、画素部11における不純物濃度が周辺回路部よりも高いことが望ましい。効果的にリーク電流を軽減できるためである。
この半導体層126は、例えば非晶質シリコン(アモルファスシリコン)、微結晶シリコンまたは多結晶シリコン(ポリシリコン)等のシリコン系半導体、望ましくは低温多結晶シリコン(LTPS:Low Temperature Poly-silicon)により構成されている。あるいは、酸化インジウムガリウム亜鉛(InGaZnO)または酸化亜鉛(ZnO)等の酸化物半導体により構成されていてもよい。
ソース・ドレイン電極128は、ソースまたはドレインとして機能し、例えばチタン(Ti),アルミニウム(Al),モリブデン(Mo),タングステン(W)およびクロム(Cr)等のうちのいずれかよりなる単層膜、またはそれらのうちの2種以上を含む積層膜である。
ゲート電極120A,120Bは、例えばモリブデン,チタン,アルミニウム,タングステンおよびクロム等のうちのいずれかよりなる単層膜、またはそれらのうちの2種以上を含む積層膜である。これらのゲート電極120A,120Bは、チャネル層126aを間にして対向配置され、例えば互いに同一の電圧が印加されるようになっている。
本実施の形態では、これらのゲート電極120A,120Bが、LDD層126bに非対向の領域に設けられている(LDD層126bにオーバーラップしていない)。例えば、ゲート電極120A,120Bは、活性層126aの幅と同等またはそれ以下の領域内に形成されている。尚、ゲート電極120A,120BとLDD層126bとのオーバーラップ量の許容範囲については後述する。
詳細には、ゲート電極120Bは、チャネル層126aに正対して設けられると共に、その幅(ゲート長)d2は、例えばチャネル層126aと略同一である。これは、ゲート電極120Bの形成後に、セルフアラインで(ゲート電極120Bをマスクとして)不純物ドープを行い、チャネル層126a,LDD層126bおよびN+層126cを形成するためである。この一方で、ゲート電極120Aは、チャネル層126aに対向して設けられるが、その幅d1が、ゲート電極120Bの幅d2よりも小さくなっている。
また、スイッチング素子としてのトランジスタは、画素部11だけでなく、その周辺回路部(行走査部13等)にも形成されている。上述したゲート電極120A,120Bを含む素子構造は、画素部11に選択的に形成されていればよく、周辺回路部における素子構造は上述のものに限定されない。X線などの放射線Rradは、周辺回路部では遮蔽されることが多く、画素部11ほど放射線耐性が要求されないからである。
第1ゲート絶縁膜129および第2ゲート絶縁膜130はそれぞれ、例えば酸化シリコン(SiOx)または酸窒化シリコン(SiON)等のシリコン酸化物膜(酸素を含むシリコン化合物膜)を含んで構成されている。具体的には、第1ゲート絶縁膜129および第2ゲート絶縁膜130はそれぞれ、例えば酸化シリコンまたは酸窒化シリコン等からなる単層膜であるか、あるいはこのようなシリコン酸化物膜と、窒化シリコン(SiNx)膜等のシリコン窒化物膜とを含む積層膜である。これらの第1ゲート絶縁膜129および第2ゲート絶縁膜130のいずれにおいても、上記シリコン酸化物膜が、半導体層126側に(半導体層126に隣接して)設けられている。半導体層126が例えば低温多結晶シリコンからなる場合には、製造プロセス上の理由から、半導体層126に隣接して、シリコン酸化物膜が形成される。
第1ゲート絶縁膜129および第2ゲート絶縁膜130はそれぞれ、上記シリコン酸化物膜およびシリコン窒化物膜を含む積層膜であることが望ましい。ここでは、第1ゲート絶縁膜129および第2ゲート絶縁膜130はそれぞれ積層膜となっている。具体的には、第1ゲート絶縁膜129は、基板110側から順に、例えば窒化シリコン膜129Aおよび酸化シリコン膜129Bを積層したものである。第2ゲート絶縁膜130は、半導体層126側から順に、例えば酸化シリコン膜130A、窒化シリコン膜130Bおよび酸化シリコン膜130Cを積層したものである。また、これらの第1ゲート絶縁膜129および第2ゲート絶縁膜130の各厚みは、特に限定されるものではないが、例えば第2ゲート絶縁膜130の厚みが、第1ゲート絶縁膜129の厚みよりも大きくなっている。
層間絶縁膜131は、例えば酸化シリコン、酸窒化シリコンおよび窒化シリコンのうちのいずれかよりなる単層膜、またはそれらのうちの2種以上を含む積層膜である。例えば、層間絶縁膜131は、ゲート電極120Bの側から順に、酸化シリコン膜131A、窒化シリコン膜131Bおよび酸化シリコン膜131Cを積層したものである。尚、この層間絶縁膜131およびソース・ドレイン電極128を覆って更に他の層間絶縁膜が形成されていてもよい。
(行走査部13)
行走査部13は、後述のシフトレジスタ回路や所定の論理回路等を含んで構成されており、画素部11内の複数の画素20に対して行単位(水平ライン単位)での駆動(線順次走査)を行う画素駆動部(行走査回路)である。具体的には、各画素20の読み出し動作やリセット動作等の撮像動作を例えば線順次走査により行う。尚、この線順次走査は、読み出し制御線Lreadを介して前述した行走査信号を各画素20へ供給することによって行われる。
(A/D変換部14)
A/D変換部14は、複数(ここでは4つ)の信号線Lsigごとに1つ設けられた複数の列選択部17を有しており、信号線Lsigを介して入力された信号電圧(信号電荷に応じた電圧)に基づいてA/D変換(アナログ/デジタル変換)を行うものである。これにより、デジタル信号からなる出力データDout(撮像信号)が生成され、外部へ出力される。
各列選択部17は、例えば図5に示したように、チャージアンプ172、容量素子(コンデンサあるいはフィードバック容量素子等)C1、スイッチSW1、サンプルホールド(S/H)回路173、4つのスイッチSW2を含むマルチプレクサ回路(選択回路)174、およびA/Dコンバータ175を有している。これらのうち、チャージアンプ172、容量素子C1、スイッチSW1、S/H回路173およびスイッチSW2はそれぞれ、信号線Lsig毎に設けられている。マルチプレクサ回路174およびA/Dコンバータ175は、列選択部17毎に設けられている。尚、チャージアンプ172、容量素子C1およびスイッチSW1は、図3のチャージアンプ回路171を構成するものである。
チャージアンプ172は、信号線Lsigから読み出された信号電荷を電圧に変換(Q−V変換)するためのアンプ(増幅器)である。このチャージアンプ172では、負側(−側)の入力端子に信号線Lsigの一端が接続され、正側(+側)の入力端子には所定のリセット電圧Vrstが入力されるようになっている。チャージアンプ172の出力端子と負側の入力端子との間は、容量素子C1とスイッチSW1との並列接続回路を介して帰還接続(フィードバック接続)されている。即ち、容量素子C1の一方の端子がチャージアンプ172の負側の入力端子に接続され、他方の端子がチャージアンプ172の出力端子に接続されている。同様に、スイッチSW1の一方の端子がチャージアンプ172の負側の入力端子に接続され、他方の端子がチャージアンプ172の出力端子に接続されている。尚、このスイッチSW1のオン・オフ状態は、システム制御部16からアンプリセット制御線Lcarstを介して供給される制御信号(アンプリセット制御信号)によって制御される。
S/H回路173は、チャージアンプ172とマルチプレクサ回路174(スイッチSW2)との間に配置されており、チャージアンプ172からの出力電圧Vcaを一時的に保持するための回路である。
マルチプレクサ回路174は、列走査部15による走査駆動に従って4つのスイッチSW2のうちの1つが順次オン状態となることにより、各S/H回路173とA/Dコンバータ175との間を選択的に接続または遮断する回路である。
A/Dコンバータ175は、スイッチSW2を介して入力されたS/H回路173からの出力電圧に対してA/D変換を行うことにより、上記した出力データDoutを生成して出力する回路である。
(列走査部15)
列走査部15は、例えば図示しないシフトレジスタやアドレスデコーダ等を含んで構成されており、上記した列選択部17内の各スイッチSW2を走査しつつ順番に駆動するものである。このような列走査部15による選択走査によって、信号線Lsigの各々を介して読み出された各画素20の信号(上記出力データDout)が、順番に外部へ出力されるようになっている。
(システム制御部16)
システム制御部16は、行走査部13、A/D変換部14および列走査部15の各動作を制御するものである。具体的には、システム制御部16は、前述した各種のタイミング信号(制御信号)を生成するタイミングジェネレータを有しており、このタイミングジェネレータにおいて生成される各種のタイミング信号を基に、行走査部13、A/D変換部14および列走査部15の駆動制御を行う。このシステム制御部16の制御に基づいて、行走査部13、A/D変換部14および列走査部15がそれぞれ画素部11内の複数の画素20に対する撮像駆動(線順次撮像駆動)を行うことにより、画素部11から出力データDoutが取得されるようになっている。
[作用、効果]
本実施の形態の放射線撮像装置1では、例えばX線などの放射線Rradが画素部11へ入射すると、各画素20(ここでは、光電変換素子21)において、入射光に基づく信号電荷が発生する。このとき、詳細には、図3に示した蓄積ノードNにおいて、発生した信号電荷の蓄積により、ノード容量に応じた電圧変化が生じる。これにより、トランジスタ22のドレインには入力電圧Vin(信号電荷に対応した電圧)が供給される。この後、読み出し制御線Lreadから供給される行走査信号に応じてトランジスタ22がオン状態になると、上記した信号電荷が信号線Lsigへ読み出される。
読み出された信号電荷は、信号線Lsigを介して複数(ここでは4つ)の画素列ごとに、A/D変換部14内の列選択部17へ入力される。列選択部17では、まず、各信号線Lsigから入力される信号電荷毎に、チャージアンプ172等からなるチャージアンプ回路においてQ−V変換(信号電荷から信号電圧への変換)を行う。次いで、変換された信号電圧(チャージアンプ172からの出力電圧Vca)毎に、S/H回路173およびマルチプレクサ回路174を介してA/Dコンバータ175においてA/D変換を行い、デジタル信号からなる出力データDout(撮像信号)を生成する。このようにして、各列選択部17から出力データDoutが順番に出力され、外部へ伝送される(または図示しない内部メモリーへ入力される)。
(比較例)
ここで、図6Aおよび図7Aに、本実施の形態の比較例(比較例1,2)に係る素子構造について示す。尚、上記トランジスタ22の素子構造と同様の要素には同一の符号を付している。まず、比較例1に係る素子構造では、本実施の形態と同様、半導体層126を間にして2つのゲート電極(ゲート電極101A,101B)が対向配置されている。また、第1ゲート絶縁膜129、第2ゲート絶縁膜130、ソース・ドレイン電極128および層間絶縁膜131の各構成についても、本実施の形態と同様である。但し、比較例1では、本実施の形態と異なり、ゲート電極101A,101Bが、半導体層126のLDD層126bにオーバーラップして設けられると共に、ゲート電極101A,101Bが、互いに同一の幅d100を有している。このような素子構造は、例えば半導体層126における不純物ドープ工程(活性層126a,LDD層126b,N+層126cの形成工程)を、第2ゲート電極101Bの形成前に行うことにより形成される。
図6Bに、比較例1の素子構造における、管電圧80kV、線量0Gy,100Gy,300Gy,500Gyの各場合の電流電圧特性(ゲート電圧Vgとドレイン電流Idsとの関係)について示す。上記のようなLDD層126bとオーバーラップするゲート電極101A,101Bをもつ比較例1の素子構造では、放射線(X線)の照射により、電流電圧特性(ゲート電圧Vgとドレイン電流Idsとの関係)が劣化する。具体的には、オフ時にリーク電流が発生し、局所的にドレイン電流Idsが上昇する現象(例えば0Gyの場合であれば−3V付近)が生じる。また、トランジスタ22に対する放射線の照射量が増すと、閾値電圧Vthが負側(マイナス側)へシフトしたり、あるいはS(サブスレッショルドスウィング)値が悪化する。これらの結果、トランジスタ22の素子寿命が短くなってしまう。
そこで、図7Aに示した比較例2の素子構造を採用することができる。比較例2では、ゲート電極102A、活性層126aおよびゲート電極102Bが略同一の幅d200となるように設計されている。このような素子構造では、例えばゲート電極102Bを形成後、セルフアラインで(ゲート電極102Bをマスクとして不純物ドープを行い)、活性層126a,LDD層126bおよびN+層126cが形成される。これにより、ゲート電極102BとLDD層126bとのオーバーラップ領域を削減できる。ところが、実際には、ゲート電極102A,102B間で位置合わせずれが生じた場合や、ゲート電極102A,102Bの仕上がりの各幅が設計値からばらついた場合などに、ゲート電極102AとLDD層126bとのオーバーラップ領域(dOL)が生じてしまう(図7B)。
これに対し、本実施の形態のトランジスタ22では、半導体層126を間にしてゲート電極120A,120Bが対向配置された構造において、ゲート電極120A,120Bが、LDD層126bに非対向な領域に設けられている。これにより、上述したようなリーク電流の局所的な上昇を抑制することができる。
具体的には、例えばゲート電極120Aと活性層126aとが略同一の幅(d2)を有する(即ち、ゲート電極120Bの形成後にセルフアラインでLDD層126b等が形成される)ことにより、ゲート電極120BとLDD層126bとのオーバーラップ領域を削減できる。また、本実施の形態では、ゲート電極120Aの幅d1がゲート電極120Bの幅d2よりも小さくなっている(ゲート電極120Aの幅が、ゲート電極120Bの幅よりも小さい値になるように設計される)。このため、ゲート電極120A,120B間において位置合わせずれが生じた場合や、ゲート電極120Aの線幅が設計値よりも大きくなってしまった場合においても、ゲート電極120AとLDD層126bとのオーバーラップ領域が生じにくい(図8)。
ここで、本実施の形態のトランジスタ22では、第2ゲート絶縁膜130の厚みが、第1ゲート絶縁膜129の厚みよりも大きくなるように構成されている。このような素子構造では、半導体層126よりも上側のゲート電極120BとLDD層126bとのオーバーラップに比べ、下側のゲート電極120AとLDD層126bとのオーバーラップが、特性に影響を与え易い。これは、ゲート電極120BとLDD層126bとの間に生じる電界よりも、ゲート電極120AとLDD層126bとの間に生じる電界の方が強くなるためである。従って、ゲート電極120Aの幅d1を幅d2よりも小さくして、ゲート電極120AとLDD層126bとがオーバーラップしないように設計されることで、上記のようなデュアルゲート型の素子構造において効果的に特性劣化を抑制することができる。
(ゲート電極120AのLDDオーバーラップ量)
ゲート電極120AとLDD層126bとのオーバーラップ量(オーバーラップ領域の幅)は理想的には0(ゼロ)である。但し、実際には、位置合わせずれなどのプロセス上の誤差等を考慮して、例えば−0.2μm〜+0.1μm程度の範囲まで許容される。
尚、図9に模式的に示したように、活性層126aおよびLDD層126bの境界(境界A)の位置と、ゲート電極120Aの端部eの位置が一致する場合をオーバーラップ量0とする。また、+(プラス)の符号は、オーバーラップ量が0となる境界Aの位置を基準として、端部eが相対的にLDD層126b側に位置する場合、即ちゲート電極120AとLDD層126bとがオーバーラップしている場合を表す。一方、−(マイナス)の符号は、オーバーラップ量が0となる境界Aの位置を基準として、端部eが相対的に活性層126a側に位置し、ゲート電極120AとLDD層126bとがオーバーラップしておらず、離れていることを表す。
図10Aに、ゲート電極120AとLDD層126bとのオーバーラップ量を変化させた場合の電流電圧特性についてのシミュレーション結果を示す。図10Bは、図10Aにおけるオフ領域を拡大したものである。オーバーラップ量としては、−0.4μm〜+0.5μmの範囲(0μmを除く)において0.1μm刻みで変化させた。この結果、ゲート電極120AとLDD層126bとのオーバーラップ量が+0.1μm以下であれば、リーク電流による局所的なドレイン電流の上昇が抑制され、ゲート電圧Vgが−2V〜−8Vの範囲において、ドレイン電流Idsの値も同程度となることがわかった。一方で、オーバーラップ量が−0.2μm以下となると、S値が悪化する傾向がある。これらの結果から、オーバーラップ量は、−0.2μm〜+0.1μmの範囲内であることが望ましい。換言すると、オーバーラップ量がこの範囲内であれば、オーバーラップ量が0である場合とほぼ同等の効果を得ることができ、ゲート電極120Aが、LDD層126bとオーバーラップしていない(LDD層126bと非対向の領域に形成されている)、と見做すことができる。尚、上記シミュレーションにおいて、ゲート電極120A(Mo)の厚みを65nm、ゲート電極120B(Mo)の厚みを90nmとした。ゲート電極120A,120Bの実効的なゲートL長は2.5μm、ゲートW長は2.0μmとした。また、第1ゲート絶縁膜129では、窒化シリコン膜129Aの厚みを83nm、酸化シリコン膜129Bの厚みを14nmとした。第2ゲート絶縁膜130では、酸化シリコン膜130Aの厚みを29nm、窒化シリコン膜130Bの厚みを62nm、酸化シリコン膜130Cの厚みを14nmとした。また、LDD長(各LDD層126bの幅)を1.85μmとした。
(ゲート電極120BのLDDオーバーラップ量)
他方、ゲート電極120BとLDD層126bとのオーバーラップ量は、第2ゲート絶縁膜130の厚みが第1のゲート絶縁膜129よりも大きい場合、特性に影響を与えにくい。例えば、図11に示したように、オーバーラップ量が0.21μmである場合と、0.11μmである場合との間において、特性にほとんど差はみられなかった。ゲート電極120Bの形成後にセルフアラインでLDD層126b等が形成されることから、ゲート電極120Bとの間では大きなオーバーラップは生じにくいが、仮に生じた場合であっても、そのオーバーラップ量は、上記ゲート電極120Aよりも広い範囲で許容される。
上記理由から、本開示内容における「非対向」とは、ゲート電極120A,120BのそれぞれとLDD層126bとが全くオーバーラップしない状態(オーバーラップ量が0以下の状態)を含むことは勿論、上記理由により、若干の許容範囲を含むものとする。また、本実施の形態では、ゲート電極120Bの形成後にセルフアラインでLDD層126bが形成されることから、ゲート電極120BがLDD層126bに非対向である(ゲート電極120A,120Bの双方がLDD層126bに非対向である)が、必ずしもこの構成に限定されない。第2ゲート絶縁膜130の厚みが第1ゲート絶縁膜129よりも大きい場合には、例えば図12に示したように、ゲート電極120Bは、LDD層126bとオーバーラップしていてもよい。つまり、ゲート電極120Bの形成前に、LDD層126bを形成することもできる。但し、本実施の形態(図4)のように、ゲート電極120A,120Bの双方がLDD層126bに非対向であることがより望ましい。
以上説明したように、本実施の形態では、各画素20から信号電荷を読み出すためのトランジスタ22において、ゲート電極120A,120Bが、活性層126aを間にして対向配置されると共に、LDD層126bと非対向な領域に設けられている。これにより、トランジスタ22のオフ時においてリーク電流の局所的な上昇を抑制することができ、素子寿命を改善することができる。よって、信頼性を向上させることが可能となる。
尚、上記実施の形態では、半導体層126において、活性層126aの両側(ソース側およびドレイン側)にLDD層126bを形成した構成を例示したが、LDD層126bは、活性層126aの片側(ソース側あるいはドレイン側)にのみ設けられていてもよい。片側にのみ設けられる場合には、LDD層126bは、活性層126aのドレイン側に形成されることが望ましい。
次に、上記実施の形態の変形例について説明する。尚、上記実施の形態における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
<変形例1>
図13は、変形例1に係る画素(画素20A)の回路構成を、チャージアンプ回路171の回路構成例と共に表したものである。この画素20Aは、上記実施の形態の画素20と同様、パッシブ型の画素回路を有し、1つの光電変換素子21と1つのトランジスタ22とを有している。また、この画素20Aには読み出し制御線Lread(Lread1,Lread2)と、信号線Lsigとが接続されている。
但し、本変形例の画素20Aでは、上記実施の形態の画素20と異なり、光電変換素子21のアノードが蓄積ノードNに接続され、カソードが電源に接続されている。このように、画素20Aにおいて光電変換素子21のアノードに蓄積ノードNが接続されていてもよく、この場合であっても、上記実施の形態の放射線撮像装置1と同等の効果を得ることができる。
<変形例2>
図14は、変形例2に係る画素(画素20B)の回路構成を、チャージアンプ回路171の回路構成例と共に表したものである。この画素20Bは、上記実施の形態の画素20と同様、パッシブ型の回路構成となっており、読み出し制御線Lread(Lread1,Lread2)と、信号線Lsigとに接続されている。
但し、本変形例では、画素20Bにおいて、1つの光電変換素子21と共に2つのトランジスタ22を有している。これら2つのトランジスタ22は、互いに直列に接続されている(一方のソースまたはドレインと他方のソースまたはドレインとが電気的に接続されている。また、各トランジスタ22におけるゲートは読み出し制御線Lreadに接続されている。
このように、画素20B内に直列接続された2つのトランジスタ22を設けた構成としてもよく、この場合にも、上記実施の形態と同等の効果を得ることができる。
<変形例3,4>
図15は、変形例3に係る画素(画素20C)の回路構成を、アンプ回路171Aの回路構成例とともに表したものである。図16は、変形例4に係る画素(画素20D)の回路構成を、アンプ回路171Aの回路構成例とともに表したものである。これらの画素20C,20Dはそれぞれ、これまで説明した画素20,20A,20Bとは異なり、いわゆるアクティブ型の画素回路を有している。
画素20C,20Dには、1つの光電変換素子21と、3つのトランジスタ22,23,24とが設けられている。これらの画素20C,20Dにはまた、読み出し制御線Lreadおよび信号線Lsigに加え、リセット制御線Lrstが接続されている。
画素20C,20Dではそれぞれ、トランジスタ22の2つのゲートが読み出し制御線Lread1,Lread2に接続され、ソースが例えば信号線Lsigに接続され、ドレインが、例えばソースフォロワ回路を構成するトランジスタ23のドレインに接続されている。トランジスタ23のソースは例えば電源VDDに接続され、ゲートは、例えば蓄積ノードNを介して、光電変換素子21のカソード(図15の例)またはアノード(図16の例)と、リセット用トランジスタとして機能するトランジスタ24のドレインとに接続されている。トランジスタ24のゲートはリセット制御線Lrstに接続され、ソースには例えばリセット電圧Vrstが印加される。図15の変形例3では、光電変換素子21のアノードがグランドに接続(接地)され、図16の変形例4では、光電変換素子21のカソードが電源に接続されている。
アンプ回路171Aは、前述の列選択部17において、チャージアンプ172、容量素子C1およびスイッチSW1に代わりに、定電流源171およびアンプ176を設けたものとなっている。アンプ176では、正側の入力端子には信号線Lsigが接続されると共に、負側の入力端子と出力端子とが互いに接続され、ボルテージフォロワ回路が形成されている。尚、信号線Lsigの一端側には定電流源171の一方の端子が接続され、この定電流源171の他方の端子には電源VSSが接続されている。
<適用例>
上記実施の形態および変形例に係る放射線撮像装置は、以下に説明するような放射線撮像表示システムへ適用可能である。
図17は、適用例に係る放射線撮像表示システム(放射線撮像表示システム5)の概略構成例を模式的に表したものである。放射線撮像表示システム5は、上述の画素部11を有する放射線撮像装置1と、画像処理部52と、表示装置4とを備えている。
画像処理部52は、放射線撮像装置1から出力される出力データDout(撮像信号)に対して所定の画像処理を施すことにより、画像データD1を生成するものである。表示装置4は、画像処理部52において生成された画像データD1に基づく画像表示を、所定のモニタ画面40上で行うものである。
この放射線撮像表示システム5では、放射線撮像装置1(ここでは放射線放射線撮像装置)が、光源(ここではX線源等の放射線源)51から被写体50に向けて照射された照射光(ここでは放射線)に基づき、被写体50の画像データDoutを取得し、画像処理部52へ出力する。画像処理部52は、入力された画像データDoutに対して上記した所定の画像処理を施し、その画像処理後の画像データ(表示データ)D1を表示装置4へ出力する。表示装置4は、入力された画像データD1に基づいて、モニタ画面40上に画像情報(撮像画像)を表示する。
このように、本適用例の放射線撮像表示システム5では、放射線撮像装置1において被写体50の画像を電気信号として取得可能であるため、取得した電気信号を表示装置4へ伝送することによって画像表示を行うことができる。即ち、従来のような放射線写真フィルムを用いることなく、被写体50の画像を観察することが可能となり、また、動画撮影および動画表示にも対応可能となる。
以上、実施の形態、変形例および適用例を挙げたが、本開示内容はこれらの実施の形態等に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態等では、撮像部における画素の回路構成は、上記実施の形態等で説明したもの(画素20,20A〜20Dの回路構成)には限られず、他の回路構成であってもよい。同様に、行走査部や列選択部等の回路構成についても、上記実施の形態等で説明したものには限られず、他の回路構成であってもよい。
更に、上記実施の形態等で説明した撮像部、行走査部、A/D変換部(列選択部)および列走査部等はそれぞれ、例えば同一基板上に形成されているようにしてもよい。具体的には、例えば低温多結晶シリコンなどの多結晶半導体を用いることにより、これらの回路部分におけるスイッチ等も同一基板上に形成することができるようになる。このため、例えば外部のシステム制御部からの制御信号に基づいて、同一基板上における駆動動作を行うことが可能となり、狭額縁化(3辺フリーの額縁構造)や配線接続の際の信頼性向上を実現することができる。
尚、本開示は以下のような構成であってもよい。
(1)
放射線に基づく信号電荷を発生する複数の画素と、
前記複数の画素から前記信号電荷を読み出すための電界効果型のトランジスタとを備え、
前記トランジスタは、
活性層と前記活性層に隣接して形成された低濃度不純物層とを含む半導体層と、
前記活性層を間にして対向配置された第1および第2のゲート電極とを有し、
前記第1および第2のゲート電極の少なくとも一方は、前記低濃度不純物層と非対向の領域に設けられている
放射線撮像装置。
(2)
基板側から順に、前記第1のゲート電極、第1のゲート絶縁膜、前記半導体層、第2のゲート絶縁膜および前記第2のゲート電極が設けられ、
前記第1のゲート電極は、前記第2のゲート電極よりも小さい幅を有する
上記(1)に記載の放射線撮像装置。
(3)
前記第2のゲート電極は、前記活性層に正対して配置されると共に前記活性層と略同一の幅を有する
上記(2)に記載の放射線撮像装置。
(4)
前記第2のゲート絶縁膜の厚みは、前記第1のゲート絶縁膜の厚みよりも大きい
上記(2)または(3)に記載の放射線撮像装置。
(5)
少なくとも前記第1ゲート電極が前記低濃度不純物層と非対向の領域に設けられている
上記(4)に記載の放射線撮像装置。
(6)
前記第1および第2のゲート電極の両方が前記低濃度不純物層と非対向の領域に設けられている
上記(1)に記載の放射線撮像装置。
(7)
前記第1および第2のゲート電極は、前記複数の画素を有する画素部と前記画素部の周辺回路部とのうち前記画素部に形成されたものである
上記(1)〜(6)のいずれかに記載の放射線撮像装置。
(8)
前記低濃度不純物層における不純物濃度は、前記複数の画素を有する画素部において前記画素部の周辺回路部よりも高くなっている
上記(1)〜(7)のいずれかに記載の放射線撮像装置。
(9)
前記活性層は、ソース電極およびドレイン電極に電気的に接続される2つの端部を有し、
前記低濃度不純物層は、前記活性層の前記2つの端部のうちの少なくとも一方に隣接して形成されている
上記(1)〜(8)のいずれかに記載の放射線撮像装置。
(10)
前記半導体層は、非晶質シリコン、多結晶シリコンまたは微結晶シリコンを含む
上記(1)〜(9)のいずれかに記載の放射線撮像装置。
(11)
前記半導体層が低温多結晶シリコンを含む
上記(1)〜(10)のいずれかに記載の放射線撮像装置。
(12)
前記複数の画素がそれぞれ光電変換素子を有し、
前記複数の画素の光入射側に、前記放射線を前記光電変換素子の感度域の波長に変換する波長変換層を備えた
上記(1)〜(11)のいずれかに記載の放射線撮像装置。
(13)
前記複数の画素はそれぞれ、前記放射線を吸収して前記信号電荷を発生させる変換層を備えた
上記(1)〜(11)のいずれかに記載の放射線撮像装置。
(14)
前記放射線はX線である
上記(1)〜(13)のいずれかに記載の放射線撮像装置。
(15)
放射線撮像装置と、この放射線撮像装置により得られた撮像信号に基づく画像表示を行う表示装置とを備え、
前記放射線撮像装置は、
放射線に基づく信号電荷を発生する複数の画素と、
前記複数の画素から前記信号電荷を読み出すための電界効果型のトランジスタとを備え、
前記トランジスタは、
活性層と前記活性層に隣接して形成された低濃度不純物層とを含む半導体層と、
前記活性層を間にして対向配置された第1および第2のゲート電極とを有し、
前記第1および第2のゲート電極の少なくとも一方は、前記低濃度不純物層と非対向の領域に設けられている
放射線撮像表示システム。
1…放射線撮像装置、11…画素部、111A…光電変換層、111B…直接変換層、112…波長変換層、13…行走査部、14…A/D変換部、15…列走査部、16…システム制御部、17…列選択部、171…チャージアンプ回路、172…チャージアンプ、20,20A〜20D…画素(撮像画素)、21…光電変換素子、22…トランジスタ、110…基板、120A,120B…ゲート電極、126…半導体層、126a…活性層、126b…LDD層、126c…N+層、128…ソース・ドレイン電極、129…第1ゲート絶縁膜、130…第2ゲート絶縁膜、131…層間絶縁膜、4…表示装置、40…モニタ画面、5…放射線撮像表示システム、50…被写体、51…光源(放射線源)、52…画像処理部、Lsig…信号線、Lread,Lread1,Lread2…読み出し制御線、Lrst…リセット制御線、Dout…出力データ、Vrst…リセット電圧、N…蓄積ノード、SW1…スイッチ、C1…容量素子、Rrad…放射線。

Claims (15)

  1. 放射線に基づく信号電荷を発生する複数の画素と、
    前記複数の画素から前記信号電荷を読み出すための電界効果型のトランジスタとを備え、
    前記トランジスタは、
    活性層と前記活性層に隣接して形成された低濃度不純物層とを含む半導体層と、
    前記活性層を間にして対向配置された第1および第2のゲート電極とを有し、
    前記第1および第2のゲート電極の少なくとも一方は、前記低濃度不純物層と非対向の領域に設けられている
    放射線撮像装置。
  2. 基板側から順に、前記第1のゲート電極、第1のゲート絶縁膜、前記半導体層、第2のゲート絶縁膜および前記第2のゲート電極が設けられ、
    前記第1のゲート電極は、前記第2のゲート電極よりも小さい幅を有する
    請求項1に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記第2のゲート電極は、前記活性層に正対して配置されると共に前記活性層と略同一の幅を有する
    請求項2に記載の放射線撮像装置。
  4. 前記第2のゲート絶縁膜の厚みは、前記第1のゲート絶縁膜の厚みよりも大きい
    請求項2に記載の放射線撮像装置。
  5. 少なくとも前記第1ゲート電極が前記低濃度不純物層と非対向の領域に設けられている
    請求項4に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記第1および第2のゲート電極の両方が前記低濃度不純物層と非対向の領域に設けられている
    請求項1に記載の放射線撮像装置。
  7. 前記第1および第2のゲート電極は、前記複数の画素を有する画素部と前記画素部の周辺回路部とのうち前記画素部に形成されたものである
    請求項1に記載の放射線撮像装置。
  8. 前記低濃度不純物層における不純物濃度は、前記複数の画素を有する画素部において前記画素部の周辺回路部よりも高くなっている
    請求項1に記載の放射線撮像装置。
  9. 前記活性層は、ソース電極およびドレイン電極に電気的に接続される2つの端部を有し、
    前記低濃度不純物層は、前記活性層の前記2つの端部のうちの少なくとも一方に隣接して形成されている
    請求項1に記載の放射線撮像装置。
  10. 前記半導体層は、非晶質シリコン、多結晶シリコンまたは微結晶シリコンを含む
    請求項1に記載の放射線撮像装置。
  11. 前記半導体層が低温多結晶シリコンを含む
    請求項10に記載の放射線撮像装置。
  12. 前記複数の画素がそれぞれ光電変換素子を有し、
    前記複数の画素の光入射側に、前記放射線を前記光電変換素子の感度域の波長に変換する波長変換層を備えた
    請求項1に記載の放射線撮像装置。
  13. 前記複数の画素はそれぞれ、前記放射線を吸収して前記信号電荷を発生させる変換層を備えた
    請求項1に記載の放射線撮像装置。
  14. 前記放射線はX線である
    請求項1に記載の放射線撮像装置。
  15. 放射線撮像装置と、この放射線撮像装置により得られた撮像信号に基づく画像表示を行う表示装置とを備え、
    前記放射線撮像装置は、
    放射線に基づく信号電荷を発生する複数の画素と、
    前記複数の画素から前記信号電荷を読み出すための電界効果型のトランジスタとを備え、
    前記トランジスタは、
    活性層と前記活性層に隣接して形成された低濃度不純物層とを含む半導体層と、
    前記活性層を間にして対向配置された第1および第2のゲート電極とを有し、
    前記第1および第2のゲート電極の少なくとも一方は、前記低濃度不純物層と非対向の領域に設けられている
    放射線撮像表示システム。
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