JP2013257593A - マスクブランク及びその製造方法並びに転写用マスク - Google Patents
マスクブランク及びその製造方法並びに転写用マスク Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013257593A JP2013257593A JP2013177415A JP2013177415A JP2013257593A JP 2013257593 A JP2013257593 A JP 2013257593A JP 2013177415 A JP2013177415 A JP 2013177415A JP 2013177415 A JP2013177415 A JP 2013177415A JP 2013257593 A JP2013257593 A JP 2013257593A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- mask blank
- mask
- thin film
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F1/00—Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
- G03F1/50—Mask blanks not covered by G03F1/20 - G03F1/34; Preparation thereof
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F1/00—Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
- G03F1/54—Absorbers, e.g. of opaque materials
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F1/00—Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
- G03F1/38—Masks having auxiliary features, e.g. special coatings or marks for alignment or testing; Preparation thereof
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F1/00—Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
- G03F1/60—Substrates
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70216—Mask projection systems
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70691—Handling of masks or workpieces
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/02—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
- H01L21/027—Making masks on semiconductor bodies for further photolithographic processing not provided for in group H01L21/18 or H01L21/34
- H01L21/0271—Making masks on semiconductor bodies for further photolithographic processing not provided for in group H01L21/18 or H01L21/34 comprising organic layers
- H01L21/0273—Making masks on semiconductor bodies for further photolithographic processing not provided for in group H01L21/18 or H01L21/34 comprising organic layers characterised by the treatment of photoresist layers
- H01L21/0274—Photolithographic processes
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明のマスクブランクは、透光性基板1上に、転写パターンを形成するための金属を含む材料からなる薄膜2を有し、前記薄膜2は、炭化水素を含む酸化膜からなる表面改質層を有する。この薄膜2の表面改質層は、例えば高濃度オゾンガスと不飽和炭化水素ガスとを前記薄膜に作用させることにより形成することができる。
【選択図】図1
Description
また、近年では、モリブデンシリサイド化合物を含む材料を遮光膜として用いたArFエキシマレーザー用のバイナリマスクブランクなども出現している。
一つは、マスクブランクのレジスト膜の薄膜化を進める際、例えば遮光膜の加工時間が1つの大きな制限事項となっていることである。遮光膜の材料として例えばクロムを用いる場合、クロムのドライエッチング加工では、エッチングガスに塩素ガスと酸素ガスの混合ガスが用いられている。レジストパターンをマスクにして遮光膜をドライエッチングでパターニングする際、レジストは有機膜でありその主成分は炭素であるので、ドライエッチング環境である酸素プラズマに対しては非常に弱い。遮光膜をドライエッチングでパターニングする間、その遮光膜上に形成されているレジストパターンは十分な膜厚で残っていなければならない。一つの指標として、マスクパターンの断面形状を良好にするために、ジャストエッチングタイムの2倍(100%オーバーエッチング)程度を行っても残存するようなレジスト膜厚にしなければならない。例えば、一般には、遮光膜の材料であるクロムと、レジスト膜とのエッチング選択比は1以下となっているので、レジスト膜の膜厚は、遮光膜の膜厚の2倍以上の膜厚が必要となることになる。従って、レジスト膜を薄膜化するためには、遮光膜の加工時間を短くする必要があるが、そのためには遮光膜の薄膜化が重要な課題である。しかし、遮光膜を薄膜化するといっても、遮光性を確保するためには所定の光学濃度(通常、マスクを使用する露光光の波長において3.0以上)が必要であり、遮光膜の薄膜化には自ずと限界がある。
転写用マスクに形成されるマスクパターンの微細化の要求は益々厳しくなるばかりであるが、マスクパターンのよりいっそうの微細化を実現する上で、マスクブランクにおけるレジストとの密着性の向上は重要な課題となっている。
本発明者は以上の解明事実に基づき、さらに鋭意検討を続けた結果、本発明を完成したものである。
すなわち、上記課題を解決するため、本発明は以下の構成を有する。
基板上に、転写パターンを形成するための金属を含む材料からなる薄膜を有するマスクブランクであって、前記薄膜は、炭化水素を含む酸化膜からなる表面改質層を有することを特徴とするマスクブランクである。
(構成2)
前記薄膜は積層膜であり、該積層膜の最上層は前記金属として遷移金属を含む材料からなることを特徴とする構成1に記載のマスクブランクである。
(構成3)
前記遷移金属は、クロムであり、前記表面改質層は、X線光電子分光法(XPS)によって測定されるO(酸素)1sスペクトルにおいて、結合エネルギーがそれぞれ532eV付近にある第1のピークと530eV付近にある第2のピークとに分離したときに、第2のピーク面積に対する第1のピーク面積の割合が2.0以上であることを特徴とする構成2に記載のマスクブランクである。
前記遷移金属は、タンタルであることを特徴とする構成2に記載のマスクブランクである。
(構成5)
前記表面改質層の表面粗さ(Ra)は、0.70nm以下であることを特徴とする構成1乃至4のいずれかに記載のマスクブランクである。
(構成6)
前記表面改質層の膜厚は、3nm以下の範囲であることを特徴とする構成1乃至5のいずれかに記載のマスクブランクである。
前記薄膜は、積層膜であり、該積層膜の最上層は遷移金属およびケイ素を含む材料からなることを特徴とする構成1に記載のマスクブランクである。
(構成8)
前記薄膜上に形成された化学増幅型レジスト膜を有することを特徴とする構成1乃至6のいずれかに記載のマスクブランクである。
(構成9)
前記化学増幅型レジスト膜はネガ型であることを特徴とする構成8に記載のマスクブランクである。
構成1乃至9のいずれかに記載のマスクブランクにおける前記薄膜をパターニングして転写パターンを形成してなることを特徴とする転写用マスクである。
(構成11)
基板上に、転写パターンを形成するための金属を含む材料からなる薄膜を成膜する工程と、前記薄膜に対して、前記薄膜の表面に炭化水素を含む酸化膜からなる表面改質層を形成する処理を施す工程と、を有することを特徴とするマスクブランクの製造方法である。
前記処理は、オゾンガスと不飽和炭化水素ガスとを前記薄膜に作用させることを特徴とする構成11に記載のマスクブランクの製造方法である。
(構成13)
前記オゾンガスの濃度は、50〜100体積%であることを特徴とする構成12に記載のマスクブランクの製造方法である。
(構成14)
前記不飽和炭化水素は、炭素数1〜4の低級不飽和炭化水素であることを特徴とする構成12又は13に記載のマスクブランクの製造方法である。
また、本発明のマスクブランクの製造方法によれば、このような転写パターンを形成するための薄膜の光学特性や表面粗さなどを劣化させることなく、薄膜の表面に炭化水素を含む酸化膜からなる表面改質層を形成することができ、レジストに対する密着性を向上できる。
また、本発明の転写用マスクによれば、本発明のマスクブランクを用いて転写パターンを形成したことにより、例えば32nmハーフピッチの微細パターンが良好なパターン精度で形成された転写用マスクが得られる。
本発明は、上記構成1の発明にあるように、透光性基板上に、転写パターンを形成するための金属を含む材料からなる薄膜を有するマスクブランクであって、前記薄膜は、炭化水素を含む酸化膜からなる表面改質層を有することを特徴とするマスクブランクである。
また、オゾンガス濃度は、50〜100体積%の範囲であることが好ましい。オゾンガス濃度が50体積%未満であると、処理時間が非常に長く必要になったり、あるいは、処理時間を長くしても、レジストとの密着性の向上に必要な膜厚を確保できない恐れがある。また、処理時間を短時間にし、基板の加熱温度を低温度にして、表面変質層を形成することができるため、オゾンガス濃度は100体積%が好ましい。
オゾンガスと不飽和炭化水素ガスとの供給比率(流量比率)は、1:1〜4:1が好ましい。この範囲であれば、オゾンガスと不飽和炭化水素ガスとの反応が良好に行われる。
また、このような高濃度オゾンガスと不飽和炭化水素ガスとを作用させる表面改質処理は、室温で行うことができるが、薄膜表面に有機系酸化物を含む酸化膜が形成される反応をより促進させるため、例えば基板を、50℃〜80℃程度まで加熱してもよい。この場合の加熱温度があまり高いと、薄膜の材料にもよるが、例えばクロム系材料膜の場合、100℃を超えると膜が劣化する恐れがある。
なお、本発明において、表面粗さを示す単位Raは、原子間力顕微鏡(AFM)で測定することができる。具体的な測定は、例えば1μm角の範囲内で行うが、マスクの有効エリア内で均一にこの表面粗さを有していることが好ましい。ここでマスクの有効エリアとは、6インチ基板の場合、例えば142mm角程度の範囲を有効エリアとして考えればよい。
なお、本発明に記載する平坦度とはTIR(Total Indicated Reading)で表される表面の反り(変形量)を表す値である。本発明においては142×142mmのエリア内の測定値をもって平坦度とする。例えば、6インチ基板の中心における142×142mmのエリア内の測定値である。
また、ダブルパターニング/ダブル露光技術を用いる転写用マスクにも好適である。これらの露光技術は2枚セットの転写用マスクを用いるものであるため、2枚の転写用マスクの精度の要求が厳しいが、本発明はこのような要求を満たすことが可能となる。また、特に転写用マスクとしたときにエッチングマスク膜を剥離するタイプのマスクブランクにおけるエッチングマスク膜に表面改質層を形成した場合には、エッチングマスク膜パターンをマスクにして下層膜を良好にエッチングすることが可能となり、またマスクブランクの欠陥検査等の検査を良好に行うことが可能となる。
上記表面改質層は、XPSによって測定されるO1sスペクトルにおいて、結合エネルギーがそれぞれ532eV付近にある第1のピークと530eV付近にある第2のピークとに分離したときに、第2のピーク面積に対する第1のピーク面積の割合が2.0以上である。上記第1のピークは、主に有機系酸化物成分や酸化度の高いクロム酸化物(Cr2O3など)成分(これらをA成分とする)によるピークであり、上記第2のピークは、主に酸化度の低いクロム酸化物(CrOなど)成分やクロム酸窒化物成分(これらをB成分とする)によるピークである。また、XPSによって測定されるC1sスペクトルにおいて、有機系酸化物成分による炭酸塩(H2CO3の塩)のピークが確認できる。
なお、表面改質層の存在は、例えば薄膜の断面TEM観察により確認することが可能であり、表面改質層の膜厚についても特定することが可能である。
また、本発明は、特に化学増幅型レジスト膜を備えたマスクブランクが好適である。レジスト膜付きマスクブランクは、収納ケース等に収められて一定期間保管されることが多い。長期間(例えば40日以上)保管されたレジスト膜付きマスクブランクを用いて転写用マスクを作製した場合、形成したレジストパターン形状が劣化するという問題があることがわかった。これは、レジスト膜下の薄膜表面に存在する汚染物質(汚染イオン等)が、長期間の保管中にレジスト膜中に入り込み、化学増幅型レジストの機能を劣化(感度変動によるパターン形状の劣化、解像性の低下等)させることが要因であると考えられる。これにより、レジストパターンの裾部分において、ポジ型の化学増幅型レジスト膜においては「裾引き」、ネガ型では「食われ」といった形状不良が生じてしまう。特に、ネガ型の場合には、「食われ」によって、レジストパターン倒れが生じる。
本発明の表面改質層を有する薄膜上に形成されたレジスト膜付きマスクブランクは、長期間保管した後に転写用マスクを作製しても、上記レジストパターン形状の劣化を防止することができる。これは、上記表面改質層を形成する過程において、薄膜表面上の汚染物質が除去されたり、表面改質層によって汚染物質がレジスト膜中に入り込むことが防止されたりするからであると考えられる。
透光性基板1上に、上記薄膜2を成膜し、その表面に表面改質層を形成したマスクブランク10を用いて、フォトリソグラフィー法により、該マスクブランクの薄膜をパターニングすることにより、薄膜パターンを形成する。すなわち、上記マスクブランク10の表面に、例えば電子線描画用ポジ型レジスト膜3を形成し(同図(a)参照)、所望のデバイスパターンの描画を行う(同図(b)参照)。描画後、レジスト膜3を現像処理することにより、レジストパターン3aを形成する(同図(c)参照)。本発明のマスクブランクは、レジストとの密着性が良好であるため、たとえレジストパターンの線幅がレジスト膜厚の1/3未満であっても、レジストパターンの倒れや欠けなどの発生を抑制することができる。
残存するレジストパターンを除去して、透光性基板1上に薄膜パターン2aを形成した転写用マスク20が出来上がる(同図(e)参照)。
本発明のマスクブランクを用いることにより、パターン倒れや欠けなどを生じることなく、微細なレジストパターンを安定して形成することができるため、最終的に微細転写パターンが高い精度で形成された転写用マスクを作製することが可能である。
また、転写用マスクを作製する工程において、複数回レジストを塗布する必要がある場合には、レジストを塗布する処理前毎に本発明の表面改質層を形成する処理を施してもよい。例えば、ハーフトーン型位相シフトマスク、トライトーン型位相シフトマスク、エンハンサ型位相シフトマスク等を作製する工程において、最初に塗布されて残存したレジストパターンを除去して、再度全面にレジスト膜を形成し、マスクの外周部等に遮光部(遮光帯)を形成する場合に、該レジスト膜を形成する前に、本発明の表面改質層を形成する処理を施すことができる。
かかるバイナリマスクブランクは、透光性基板上に遮光膜を有する形態のものであり、この遮光膜は、クロム、タンタル、ルテニウム等の遷移金属単体あるいはその化合物を含む材料からなる。例えば、クロムや、クロムに酸素、窒素、炭素などの元素から選ばれる1種以上の元素を添加したクロム化合物で構成した遮光膜が挙げられる。また、例えば、タンタルに、酸素、窒素、ホウ素などの元素から選ばれる1種以上の元素を添加したタンタル化合物で構成した遮光膜が挙げられる。また、上記遷移金属と、アルミニウム、マグネシウム、ガリウム、ゲルマニウム、スズ等の金属とを含む合金又はそれに酸素、窒素、炭素などの元素から選ばれる1種以上の元素を添加した化合物としてもよい。
かかるバイナリマスクブランクは、遮光膜を、遮光層と表面反射防止層の2層構造や、さらに遮光層と基板との間に裏面反射防止層を加えた3層構造としたものなどがある。また、遮光膜の膜厚方向における組成が連続的又は段階的に異なる組成傾斜膜としてもよい。
かかる位相シフトマスクブランクとしては、透光性基板上に光半透過膜を有する形態のものであって、該光半透過膜をパターニングしてシフタ部を設けるタイプであるハーフトーン型位相シフトマスクが作製される。かかる位相シフトマスクにおいては、光半透過膜を透過した光に基づき転写領域に形成される光半透過膜パターンによる被転写基板のパターン不良を防止するために、透光性基板上に光半透過膜とその上の遮光膜(遮光帯)とを有する形態とするものが挙げられる。また、ハーフトーン型位相シフトマスクブランクのほかに、透光性基板をエッチング等により掘り込んでシフタ部を設ける基板掘り込みタイプであるレベンソン型位相シフトマスク用やエンハンサー型位相シフトマスク用のマスクブランクが挙げられる。
また、光半透過膜上に遮光膜を有する形態の場合、上記光半透過膜の材料が遷移金属及びケイ素を含むので、遮光膜の材料としては、光半透過膜に対してエッチング選択性を有する(エッチング耐性を有する)特にクロムや、クロムに酸素、窒素、炭素などの元素を添加したクロム化合物で構成することが好ましい。
この遮光膜は、遷移金属及びケイ素の化合物を含む材料からなり、これらの遷移金属及びケイ素と、酸素及び/又は窒素を主たる構成要素とする材料が挙げられる。また、遮光膜は、遷移金属と、酸素、窒素及び/又はホウ素を主たる構成要素とする材料が挙げられる。遷移金属には、モリブデン、タンタル、タングステン、チタン、ハフニウム、ニッケル、バナジウム、ジルコニウム、ニオブ、パラジウム、ルテニウム、ロジウム等が適用可能である。
特に、遮光膜をモリブデンシリサイドの化合物で形成する場合であって、遮光層(MoSi等)と表面反射防止層(MoSiON等)の2層構造や、さらに遮光層と基板との間に裏面反射防止層(MoSiON等)を加えた3層構造がある。
また、遮光膜の膜厚方向における組成が連続的又は段階的に異なる組成傾斜膜としてもよい。
かかる反射型マスクは、基板上に露光光を反射する多層反射膜が形成され、該多層反射膜上にバッファ膜、さらにその上に露光光を吸収する吸収体膜がパターン状に形成されたものである。バッファ膜は、吸収体膜のパターン形成工程及び修正工程における多層反射膜の保護を目的として多層反射膜と吸収体膜との間に設けられており、バッファ膜がない構成とすることもできる。
吸収体膜は、露光光である例えばEUV光を吸収する機能を有するものであれば良い。タンタルを含む材料としては、特にTaの単体またはTaを主成分とする材料を好ましく用いることができる。Taを主成分とする材料は、たとえばTaの合金である。このような吸収体膜の結晶状態は、平滑性、平坦性の点から、アモルファス状又は微結晶の構造を有しているものが好ましい。Taを主成分とする材料としては、例えばTaとBを含む材料、TaとNを含む材料、TaとBを含み、更にOとNの少なくとも何れかを含む材料、等を好適に用いることができる。
転写用マスクには、位相シフト効果を使用しないバイナリマスク、位相シフト効果を使用する位相シフトマスクの中では、ハーフトーン型位相シフトマスク、レベンソン型位相シフトマスク、エンハンサーマスク、反射型マスクなどが含まれる。転写用マスクにはレチクルが含まれる。
本発明は、このようなインプリント用モールドの作製方法において、レジスト膜を形成する前に、例えばクロム系材料からなる上記薄膜に対して、上述の高濃度オゾンガスと不飽和炭化水素ガスによる処理を適用することが好ましい。
(実施例1)
透光性基板としてサイズ6インチ角、厚さ0.25インチの合成石英ガラス基板を用い、透光性基板上に、まず窒化されたモリブデン及びシリコンからなる光半透過膜を成膜した。
具体的には、モリブデン(Mo)とシリコン(Si)との混合ターゲット(Mo:Si=10mol%:90mol%)を用い、アルゴン(Ar)と窒素(N2)とヘリウム(He)との混合ガス雰囲気(ガス流量比 Ar:N2:He=5:49:46)で、ガス圧0.3Pa、DC電源の電力を3.0kWとして、反応性スパッタリング(DCスパッタリング)により、モリブデン、シリコン及び窒素からなるMoSiN膜を69nmの膜厚で形成した。次いで、上記MoSiN膜が形成された基板に対して、加熱炉を用いて、大気中で加熱温度を450℃、加熱時間を1時間として、加熱処理を行った。なお、このMoSiN膜は、ArFエキシマレーザーにおいて、透過率は6.16%、位相差が184.4度となっていた。
具体的には、スパッタターゲットにクロム(Cr)ターゲットを用い、アルゴン(Ar)と二酸化炭素(CO2)と窒素(N2)とヘリウム(He)との混合ガス雰囲気(ガス圧0.2Pa,ガス流量比 Ar:CO2:N2:He=20:35:10:30)とし、DC電源の電力を1.7kWとし、反応性スパッタリング(DCスパッタリング)により、膜厚30nmのCrOCN層を成膜した。続いて、アルゴン(Ar)と窒素(N2)との混合ガス雰囲気(ガス圧0.1Pa,ガス流量比 Ar:N2=25:5)とし、DC電源の電力を1.7kWとし、反応性スパッタリング(DCスパッタリング)により、膜厚4nmのCrN層を成膜した。最後に、アルゴン(Ar)と二酸化炭素(CO2)と窒素(N2)とヘリウム(He)との混合ガス雰囲気(ガス圧0.2Pa,ガス流量比 Ar:CO2:N2:He=20:35:5:30)とし、DC電源の電力を1.7kWとし、反応性スパッタリング(DCスパッタリング)により、膜厚14nmのCrOCN層を成膜し、合計膜厚48nmの3層積層構造のクロム系遮光膜を形成した。
原子間力顕微鏡(AFM)を用いて、上記遮光膜の表面の表面粗さを測定したところ(測定エリア1μm×1μm)、Ra=0.56nmであった。さらに、平坦度測定装置(トロッペル社製:UltraFlat200M)を用いて、142mm×142mmにおける平坦度を測定したところ、310nmであった。
以上のようにして、ガラス基板上に光半透過膜と遮光膜の積層構造のパターン形成用薄膜を有する位相シフトマスクブランクを作製した。
また、平坦度測定装置(トロッペル社製:UltraFlat200M)を用いて、142mm×142mmにおける平坦度を測定したところ、306nmであり、平坦度変化量は4nmであり、ほとんど変化しなかった。
このように、高濃度オゾンガス処理前後において、表面粗さ、光学特性、平坦度が変化(劣化)することなく、表面改質層を形成することが確認できた。
まず、上記マスクブランク上に、レジスト膜として、電子線描画用化学増幅型ネガレジスト膜(富士フィルムエレクトロニクスマテリアルズ社製 SLV08)を形成した。レジスト膜の形成は、スピンナー(回転塗布装置)を用いて、回転塗布した。上記レジスト膜を塗布後、所定の加熱乾燥処理を行った。レジスト膜の膜厚は165nmとした。
次に、上記レジストパターンをマスクとして、遮光膜のエッチングを行った。ドライエッチングガスとして、Cl2とO2の混合ガスを用いた。続いて、光半透過膜(MoSiN膜)のエッチングを行って光半透過膜パターンを形成した。ドライエッチングガスとして、SF6とHeの混合ガスを用いた。
残存するレジストパターンを剥離して、位相シフトマスクを得た。なお、光半透過膜の透過率、位相差はマスクブランク製造時と殆ど変化はなかった。こうして得られた位相シフトマスクは、32nmハーフピッチの微細パターンが良好なパターン精度で形成されていた。
実施例1において、ガラス基板上に光半透過膜と遮光膜を積層したマスクブランクに対し、遮光膜の表面に高濃度オゾンガス(100体積%)とエチレンガスを作用させる処理時間を30分としたこと以外は、実施例1と同様にして位相シフトマスクブランクを作製した。
作製した本実施例の位相シフトマスクブランクの上記積層構造の薄膜の断面をTEM(透過型電子顕微鏡)を用いて詳しく観察したところ、遮光膜の表層部分に厚さ略2nmの被膜(表面改質層)が形成されていた。さらにこの被膜の組成をX線光電子分光法で表面に対する検出器の傾きを30°として詳しく分析したところ、元素組成(原子%比)は、Cr:17.9、O:43.1、N:4.6、C:34.4であった。また、クロム原子数を基準としたときの原子数比は、O/Cr=2.41、N/Cr=0.26、C/Cr=1.92である。
さらに、処理後の光半透過膜と遮光膜の積層膜の光学濃度は3.0であり、処理前と変化はなかった。また、ArFエキシマレーザー露光光の波長193nmに対する遮光膜の表面反射率についても確認したが、処理前と殆ど変化は認められなかった。
なお、実施例1と同様にして、上記マスクブランク上にレジストパターンを形成したが、このとき、レジストパターンの倒れや欠けは発生しなかった。LSパターン、SRAFパターンを確認したが、ハーフピッチ32nmの微細パターンが解像されていた。
得られた位相シフトマスクは、32nmハーフピッチの微細パターンが良好なパターン精度で形成されていた。
透光性基板としてサイズ6インチ角、厚さ0.25インチの合成石英ガラス基板を用い、この透光性基板上に、実施例1と同様の光半透過膜を成膜し加熱後、以下の遮光膜を成膜した。
具体的には、スパッタターゲットにクロム(Cr)ターゲットを用い、アルゴン(Ar)と窒素(N2)とヘリウム(He)との混合ガス雰囲気(ガス圧0.2Pa,ガス流量比 Ar:N2:He=30:30:40)とし、DC電源の電力を0.8kWとし、反応性スパッタリング(DCスパッタリング)により、膜厚24nmのCrN層を成膜した。続いて、アルゴン(Ar)とメタン(CH4)と一酸化窒素(NO)とヘリウム(He)の混合ガス雰囲気(ガス圧0.3Pa,ガス流量比 Ar+CH4:NO:He=65:3:40)とし、DC電源の電力を0.3kWとし、反応性スパッタリング(DCスパッタリング)により、膜厚24nmのCrON(C)層を成膜し、合計膜厚48nmの2層積層構造のクロム系遮光膜を形成した。なお、この遮光膜はインライン型スパッタ装置を用いたため、CrN膜及びCrON(C)膜は膜厚方向に組成が傾斜した傾斜膜であった。
この遮光膜は、光学濃度3.0となるように調整されている。原子間力顕微鏡(AFM)を用いて、上記遮光膜の表面の表面粗さを測定したところ(測定エリア1μm×1μm)、Ra=0.73nmであった。
以上のようにして、ガラス基板上に光半透過膜と遮光膜の積層構造のパターン形成用薄膜を有する位相シフトマスクブランクを作製した。
また、原子間力顕微鏡(AFM)を用いて、上記表面改質層の表面の表面粗さを測定したところ(測定エリア1μm×1μm)、Ra=0.64nmであった。上述の高濃度オゾンガスとエチレンガスによる処理を施す前の遮光膜の表面の表面粗さRa=0.73nmと比べて、表面粗さは処理前後で0.09nm減少しており(減少率は0.09÷0.73×100=12%)、表面粗さの劣化はなく、表面粗さが小さくなった。また、断面TEM観察を行ったところ、処理前後で、表面粗さの低減及びグレインサイズの低減が確認された。
まず、上記マスクブランク上に、レジスト膜として、電子線描画用化学増幅型ネガレジスト膜(富士フィルムエレクトロニクスマテリアルズ社製 SLV08)を形成した。レジスト膜の形成は、スピンナー(回転塗布装置)を用いて、回転塗布した。上記レジスト膜を塗布後、所定の加熱乾燥処理を行った。レジスト膜の膜厚は165nmとした。
次に、実施例1と同様にして、位相シフトマスクを得た。こうして得られた位相シフトマスクは、32nmハーフピッチの微細パターンが良好なパターン精度で形成されていた。
透光性基板としてサイズ6インチ角、厚さ0.25インチの合成石英ガラス基板を用い、透光性基板上に、遮光膜として、MoSiN膜(遮光層)、MoSiON膜(表面反射防止層)をそれぞれ形成した。
具体的には、MoとSiとの混合ターゲット(Mo:Si=21mol%:79mol%)を用い、ArとN2との混合ガス雰囲気(ガス流量比 Ar:N2=25:28)で、ガス圧0.07Pa、DC電源の電力を2.1kWとして、モリブデン、シリコン、窒素からなるMoSiN膜を50nmの膜厚で形成した。
具体的には、スパッタターゲットにクロム(Cr)ターゲットを用い、アルゴン(Ar)と二酸化炭素(CO2)と窒素(N2)とヘリウム(He)との混合ガス雰囲気(ガス圧0.2Pa,ガス流量比 Ar:CO2:N2:He=20:35:5:30)とし、DC電源の電力を1.7kWとし、反応性スパッタリング(DCスパッタリング)により、膜厚10nmのCrOCN層を成膜した。
原子間力顕微鏡(AFM)を用いて、上記エッチングマスク膜の表面の表面粗さを測定したところ(測定エリア1μm×1μm)、Ra=0.52nmであった。
以上のようにして、ガラス基板上にパターン形成用MoSi系遮光膜およびCr系エッチングマスク膜を有するバイナリマスクブランクを作製した。
また、原子間力顕微鏡(AFM)を用いて、上記表面改質層の表面の表面粗さを測定したところ(測定エリア1μm×1μm)、Ra=0.43nmであった。上述の高濃度オゾンガスとエチレンガスによる処理を施す前のエッチングマスク膜の表面の表面粗さRa=0.52nmと比べて、表面粗さは処理前後0.09nm減少しており(減少率は0.09÷0.52×100=17%)、表面粗さの劣化はなく、表面粗さが小さくなった。
また、断面TEM観察を行ったところ、処理前後で、表面粗さの低減及びグレインサイズの低減が確認された。
まず、上記マスクブランク上に、レジスト膜として、電子線描画用化学増幅型ネガレジスト膜(富士フィルムエレクトロニクスマテリアルズ社製 SLV08)を形成した。レジスト膜の形成は、スピンナー(回転塗布装置)を用いて、回転塗布した。上記レジスト膜を塗布後、所定の加熱乾燥処理を行った。レジスト膜の膜厚は165nmとした。
次に、上記レジストパターンをマスクとして、エッチングマスク膜のエッチングを行った。ドライエッチングガスとして、Cl2とO2の混合ガスを用いた。続いて、エッチングマスク膜に形成されたパターンをマスクとして、上記MoSi系遮光膜(MoSiN/MoSiON)のエッチングを行って遮光膜パターンを形成した。ドライエッチングガスとして、SF6とHeの混合ガスを用いた。
こうして得られたMoSi系バイナリマスクは、32nmハーフピッチの微細パターンが良好なパターン精度で形成されていた。
実施例1において、ガラス基板上に光半透過膜と遮光膜を積層したマスクブランクに対し、遮光膜の表面に高濃度オゾンガスとエチレンガスのとを作用させる処理を省いたこと以外は、実施例1と同様にして位相シフトマスクブランクを作製した。
作製した本比較例の位相シフトマスクブランクの上記遮光膜の表層部分の組成をX線光電子分光法で表面に対する検出器の傾きを30°として詳しく分析したところ、元素組成(原子%比)は、Cr:18.5、O:36.1、N:8.5、C:36.9であった。また、クロム原子数を基準としたときの原子数比は、O/Cr=1.94、N/Cr=0.46、C/Cr=1.99である。
光半透過膜及び遮光膜の光学濃度は、3.0であった。また、ArFエキシマレーザー露光光の波長193nmに対する遮光膜の表面反射率は20%であった。
また、原子間力顕微鏡(AFM)を用いて、上記遮光膜の表面の表面粗さを測定したところ(測定エリア1μm×1μm)、Ra=0.56nmであった。
実施例1と同様にして、上記マスクブランク上にレジストパターンを形成したが、このとき、レジストとの密着性が不十分であることが原因であると考えられるレジストパターンの倒れや欠けが一部に発生していた。また、LSパターン、SRAFパターンを確認したが、ハーフピッチ45nmの微細パターンが十分に解像されていなかった。
得られた位相シフトマスクにおいても、位相シフト膜パターンのCD変化量は、上記レジストパターンの欠陥が原因で、10nm以上と大きく、半導体デザインルールhp45世代以降の転写用マスクとして使用することは困難である。
合成石英ガラスからなる透光性基板上に、枚葉式スパッタ装置を用いて、スパッタターゲットにタンタル(Ta)ターゲットを用い、アルゴン(Ar)と窒素(N2)の混合ガス雰囲気で、反応性スパッタリング(DCスパッタリング)により、TaN膜(膜組成 Ta=85原子%,N=15原子%)を膜厚42nmで成膜し、引き続いて、Taターゲットを用い、アルゴン(Ar)と酸素(O2)の混合ガス雰囲気で、TaO膜(膜組成 Ta=42原子%,O=58原子%)を膜厚9nmで成膜することにより、TaN膜とTaO膜の積層からなるArFエキシマレーザー(波長193nm)用遮光膜を形成した。なお、各層の膜組成は、AES(オージェ電子分光法)による分析結果である。
以上のようにして、ガラス基板上にTa系遮光膜を有するバイナリマスクブランクを作製した。
また、原子間力顕微鏡(AFM)を用いて、上記表面改質層の表面の表面粗さを測定したところ、表面粗さの劣化はなかった。
また、断面TEM観察を行ったところ、処理前後で、表面粗さ及びグレインサイズはほとんど変わらないことが確認された。
まず、上記マスクブランク上に、膜厚が100nmの電子線描画用化学増幅型ネガレジスト膜を形成した。その後、電子線描画装置を用いて所望のパターン描画を行った後、所定の現像液で現像してレジストパターンを形成した。このとき、レジストパターンの倒れや欠けは発生しなかった。LSパターン、SRAFパターンを確認したが、ハーフピッチ32nmの微細パターンが解像されていた。
こうして得られたTa系バイナリマスクは、32nmハーフピッチの微細パターンが良好なパターン精度で形成されていた。
2 パターン形成用薄膜
3 レジスト膜
10 マスクブランク
20 転写用マスク
Claims (14)
- 基板上に、転写パターンを形成するための金属を含む材料からなる薄膜を有するマスクブランクであって、
前記薄膜は、炭化水素を含む酸化膜からなる表面改質層を有することを特徴とするマスクブランク。 - 前記薄膜は積層膜であり、該積層膜の最上層は前記金属として遷移金属を含む材料からなることを特徴とする請求項1に記載のマスクブランク。
- 前記遷移金属は、クロムであり、
前記表面改質層は、X線光電子分光法(XPS)によって測定されるO(酸素)1sスペクトルにおいて、結合エネルギーがそれぞれ532eV付近にある第1のピークと530eV付近にある第2のピークとに分離したときに、第2のピーク面積に対する第1のピーク面積の割合が2.0以上であることを特徴とする請求項2に記載のマスクブランク。 - 前記遷移金属は、タンタルであることを特徴とする請求項2に記載のマスクブランク。
- 前記表面改質層の表面粗さ(Ra)は、0.70nm以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のマスクブランク。
- 前記表面改質層の膜厚は、3nm以下の範囲であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のマスクブランク。
- 前記薄膜は積層膜であり、該積層膜の最上層は遷移金属およびケイ素を含む材料からなることを特徴とする請求項1に記載のマスクブランク。
- 前記薄膜上に形成された化学増幅型レジスト膜を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のマスクブランク。
- 前記化学増幅型レジスト膜はネガ型であることを特徴とする請求項8に記載のマスクブランク。
- 請求項1乃至9のいずれかに記載のマスクブランクにおける前記薄膜をパターニングして転写パターンを形成してなることを特徴とする転写用マスク。
- 基板上に、転写パターンを形成するための金属を含む材料からなる薄膜を成膜する工程と、
前記薄膜に対して、前記薄膜の表面に炭化水素を含む酸化膜からなる表面改質層を形成する処理を施す工程と、
を有することを特徴とするマスクブランクの製造方法。 - 前記処理は、オゾンガスと不飽和炭化水素ガスとを前記薄膜に作用させることを特徴とする請求項11に記載のマスクブランクの製造方法。
- 前記オゾンガスの濃度は、50〜100体積%であることを特徴とする請求項12に記載のマスクブランクの製造方法。
- 前記不飽和炭化水素は、炭素数1〜4の低級不飽和炭化水素であることを特徴とする請求項12又は13に記載のマスクブランクの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013177415A JP5799063B2 (ja) | 2010-09-30 | 2013-08-28 | 転写用マスクの製造方法及び半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010220521 | 2010-09-30 | ||
JP2010220521 | 2010-09-30 | ||
JP2013177415A JP5799063B2 (ja) | 2010-09-30 | 2013-08-28 | 転写用マスクの製造方法及び半導体装置の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012536533A Division JP5357341B2 (ja) | 2010-09-30 | 2011-09-29 | マスクブランク及びその製造方法並びに転写用マスク |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013257593A true JP2013257593A (ja) | 2013-12-26 |
JP2013257593A5 JP2013257593A5 (ja) | 2014-11-13 |
JP5799063B2 JP5799063B2 (ja) | 2015-10-21 |
Family
ID=45893134
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012536533A Active JP5357341B2 (ja) | 2010-09-30 | 2011-09-29 | マスクブランク及びその製造方法並びに転写用マスク |
JP2013177415A Expired - Fee Related JP5799063B2 (ja) | 2010-09-30 | 2013-08-28 | 転写用マスクの製造方法及び半導体装置の製造方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012536533A Active JP5357341B2 (ja) | 2010-09-30 | 2011-09-29 | マスクブランク及びその製造方法並びに転写用マスク |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9104112B2 (ja) |
JP (2) | JP5357341B2 (ja) |
KR (1) | KR20130132787A (ja) |
TW (1) | TWI522728B (ja) |
WO (1) | WO2012043695A1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016057578A (ja) * | 2014-09-12 | 2016-04-21 | 信越化学工業株式会社 | フォトマスクブランク |
WO2016143897A1 (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-15 | 株式会社明電舎 | 樹脂の改質方法及び改質装置 |
JP2016206668A (ja) * | 2015-04-14 | 2016-12-08 | 大日本印刷株式会社 | フォトマスクおよびフォトマスクの製造方法 |
US10288998B2 (en) | 2014-08-13 | 2019-05-14 | Hoya Corporation | Mask blank with resist film and method for manufacturing the same and method for manufacturing transfer mask |
JP2023088844A (ja) * | 2021-12-15 | 2023-06-27 | エスケー エンパルス カンパニー リミテッド | ブランクマスク、ブランクマスク成膜装置及びブランクマスクの製造方法 |
JP7539525B2 (ja) | 2022-06-23 | 2024-08-23 | エスケー エンパルス カンパニー リミテッド | ブランクマスク及びそれを用いたフォトマスク |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5357341B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2013-12-04 | Hoya株式会社 | マスクブランク及びその製造方法並びに転写用マスク |
JP5820766B2 (ja) * | 2012-05-16 | 2015-11-24 | 信越化学工業株式会社 | フォトマスクブランクの製造方法、フォトマスクブランク、フォトマスク、および、パターン転写方法 |
JP5739375B2 (ja) * | 2012-05-16 | 2015-06-24 | 信越化学工業株式会社 | ハーフトーン位相シフトマスクブランク及びハーフトーン位相シフトマスクの製造方法 |
JP5795991B2 (ja) | 2012-05-16 | 2015-10-14 | 信越化学工業株式会社 | フォトマスクブランク、フォトマスクの製造方法、および位相シフトマスクの製造方法 |
WO2013183576A1 (ja) * | 2012-06-06 | 2013-12-12 | シャープ株式会社 | 型基材、型基材の製造方法、型の製造方法および型 |
KR102205778B1 (ko) * | 2012-11-20 | 2021-01-21 | 호야 가부시키가이샤 | 마스크 블랭크, 전사용 마스크, 마스크 블랭크의 제조방법, 전사용 마스크의 제조방법 및 반도체 디바이스의 제조방법 |
WO2014112409A1 (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-24 | Hoya株式会社 | マスクブランク用基板の製造方法、マスクブランクの製造方法及び転写用マスクの製造方法 |
JP5837257B2 (ja) | 2013-09-24 | 2015-12-24 | Hoya株式会社 | マスクブランク、転写用マスクおよび転写用マスクの製造方法 |
CN104571667B (zh) * | 2013-10-26 | 2018-05-29 | 宝宸(厦门)光学科技有限公司 | 触控面板及其制造方法 |
JP6266322B2 (ja) * | 2013-11-22 | 2018-01-24 | Hoya株式会社 | 表示装置製造用の位相シフトマスクブランク、表示装置製造用の位相シフトマスク及びその製造方法、並びに表示装置の製造方法 |
JP6601245B2 (ja) * | 2015-03-04 | 2019-11-06 | 信越化学工業株式会社 | フォトマスクブランク、フォトマスクの製造方法及びマスクパターン形成方法 |
WO2016140044A1 (ja) * | 2015-03-04 | 2016-09-09 | 信越化学工業株式会社 | フォトマスクブランク、フォトマスクの製造方法及びマスクパターン形成方法 |
JP6540278B2 (ja) * | 2015-06-29 | 2019-07-10 | 大日本印刷株式会社 | 光学素子の製造方法 |
JP6726553B2 (ja) * | 2015-09-26 | 2020-07-22 | Hoya株式会社 | フォトマスクの製造方法、及び表示装置の製造方法 |
US11054735B2 (en) | 2016-07-19 | 2021-07-06 | Hoya Corporation | Mask blank, phase shift mask, method for manufacturing phase shift mask, and method for manufacturing semiconductor device |
JP6900872B2 (ja) * | 2016-12-26 | 2021-07-07 | 信越化学工業株式会社 | フォトマスクブランク及びその製造方法 |
JP6900873B2 (ja) * | 2016-12-26 | 2021-07-07 | 信越化学工業株式会社 | フォトマスクブランク及びその製造方法 |
JP6532919B2 (ja) * | 2017-09-07 | 2019-06-19 | Hoya株式会社 | 表示装置製造用の位相シフトマスクブランク、表示装置製造用の位相シフトマスク、及び表示装置の製造方法 |
CN109917616B (zh) * | 2017-12-12 | 2022-07-05 | 中芯国际集成电路制造(北京)有限公司 | 用于双重图案化的掩模版的制作方法及双重图案化方法 |
JP6627926B2 (ja) * | 2018-07-23 | 2020-01-08 | 信越化学工業株式会社 | 位相シフトマスクブランクスの製造方法 |
JP6830985B2 (ja) * | 2019-07-22 | 2021-02-17 | Hoya株式会社 | マスクブランクおよび転写用マスク |
JP7298556B2 (ja) * | 2020-06-30 | 2023-06-27 | 信越化学工業株式会社 | フォトマスクブランクの製造方法 |
KR102581806B1 (ko) | 2020-12-30 | 2023-09-25 | 세메스 주식회사 | 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004199035A (ja) * | 2002-12-03 | 2004-07-15 | Shin Etsu Chem Co Ltd | フォトマスクブランク及びフォトマスクの製造方法 |
JP2005010467A (ja) * | 2003-06-19 | 2005-01-13 | Toppan Printing Co Ltd | ハーフトーン型位相シフトマスク及びその製造方法及びそれを用いたマスクパターン転写方法 |
JP2006259293A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Hoya Corp | フォトマスク用ブランクの製造方法とフォトマスク用ブランクおよびフォトマスクの製造方法とフォトマスク |
JP2010079110A (ja) * | 2008-09-27 | 2010-04-08 | Hoya Corp | マスクブランク及び転写用マスクの製造方法 |
WO2010092899A1 (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-19 | Hoya株式会社 | フォトマスクブランク及びその製造方法、並びにフォトマスク及びその製造方法 |
JP5357341B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2013-12-04 | Hoya株式会社 | マスクブランク及びその製造方法並びに転写用マスク |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5824455A (en) * | 1990-09-26 | 1998-10-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Processing method and apparatus |
JP4413828B2 (ja) | 2004-10-22 | 2010-02-10 | 信越化学工業株式会社 | フォトマスクブランクおよびフォトマスクならびにこれらの製造方法 |
TWI375114B (en) | 2004-10-22 | 2012-10-21 | Shinetsu Chemical Co | Photomask-blank, photomask and fabrication method thereof |
US8415212B2 (en) * | 2010-03-11 | 2013-04-09 | Freescale Semiconductor, Inc. | Method of enhancing photoresist adhesion to rare earth oxides |
-
2011
- 2011-09-29 JP JP2012536533A patent/JP5357341B2/ja active Active
- 2011-09-29 KR KR1020137011257A patent/KR20130132787A/ko not_active Application Discontinuation
- 2011-09-29 WO PCT/JP2011/072327 patent/WO2012043695A1/ja active Application Filing
- 2011-09-29 US US13/823,206 patent/US9104112B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2011-09-30 TW TW100135667A patent/TWI522728B/zh not_active IP Right Cessation
-
2013
- 2013-08-28 JP JP2013177415A patent/JP5799063B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004199035A (ja) * | 2002-12-03 | 2004-07-15 | Shin Etsu Chem Co Ltd | フォトマスクブランク及びフォトマスクの製造方法 |
JP2005010467A (ja) * | 2003-06-19 | 2005-01-13 | Toppan Printing Co Ltd | ハーフトーン型位相シフトマスク及びその製造方法及びそれを用いたマスクパターン転写方法 |
JP2006259293A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Hoya Corp | フォトマスク用ブランクの製造方法とフォトマスク用ブランクおよびフォトマスクの製造方法とフォトマスク |
JP2010079110A (ja) * | 2008-09-27 | 2010-04-08 | Hoya Corp | マスクブランク及び転写用マスクの製造方法 |
WO2010092899A1 (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-19 | Hoya株式会社 | フォトマスクブランク及びその製造方法、並びにフォトマスク及びその製造方法 |
JP5357341B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2013-12-04 | Hoya株式会社 | マスクブランク及びその製造方法並びに転写用マスク |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10288998B2 (en) | 2014-08-13 | 2019-05-14 | Hoya Corporation | Mask blank with resist film and method for manufacturing the same and method for manufacturing transfer mask |
JP2016057578A (ja) * | 2014-09-12 | 2016-04-21 | 信越化学工業株式会社 | フォトマスクブランク |
WO2016143897A1 (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-15 | 株式会社明電舎 | 樹脂の改質方法及び改質装置 |
JP6052470B1 (ja) * | 2015-03-12 | 2016-12-27 | 株式会社明電舎 | 樹脂の改質方法 |
KR101847538B1 (ko) | 2015-03-12 | 2018-04-10 | 메이덴샤 코포레이션 | 수지 개질 방법 및 장치 |
US10253148B2 (en) | 2015-03-12 | 2019-04-09 | Meidensha Corporation | Method and device for modifying resin |
JP2016206668A (ja) * | 2015-04-14 | 2016-12-08 | 大日本印刷株式会社 | フォトマスクおよびフォトマスクの製造方法 |
JP2023088844A (ja) * | 2021-12-15 | 2023-06-27 | エスケー エンパルス カンパニー リミテッド | ブランクマスク、ブランクマスク成膜装置及びブランクマスクの製造方法 |
JP7337245B2 (ja) | 2021-12-15 | 2023-09-01 | エスケー エンパルス カンパニー リミテッド | ブランクマスク、ブランクマスク成膜装置及びブランクマスクの製造方法 |
JP7539525B2 (ja) | 2022-06-23 | 2024-08-23 | エスケー エンパルス カンパニー リミテッド | ブランクマスク及びそれを用いたフォトマスク |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2012043695A1 (ja) | 2014-02-24 |
US20130177841A1 (en) | 2013-07-11 |
JP5357341B2 (ja) | 2013-12-04 |
WO2012043695A1 (ja) | 2012-04-05 |
TW201232163A (en) | 2012-08-01 |
JP5799063B2 (ja) | 2015-10-21 |
TWI522728B (zh) | 2016-02-21 |
KR20130132787A (ko) | 2013-12-05 |
US9104112B2 (en) | 2015-08-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5799063B2 (ja) | 転写用マスクの製造方法及び半導体装置の製造方法 | |
JP5865263B2 (ja) | マスクブランク及びその製造方法、並びに転写用マスク及びその製造方法 | |
JP6073028B2 (ja) | マスクブランク、位相シフトマスク及び位相シフトマスクの製造方法、並びに半導体装置の製造方法 | |
JP6087401B2 (ja) | マスクブランク、位相シフトマスクおよび半導体デバイスの製造方法 | |
JP5666218B2 (ja) | マスクブランク、転写用マスク、および転写用マスクセット | |
JP6271780B2 (ja) | マスクブランク、位相シフトマスクおよび半導体デバイスの製造方法 | |
JP2015121801A (ja) | マスクブランク及び位相シフトマスクの製造方法 | |
JP5642643B2 (ja) | フォトマスクブランク及びその製造方法、並びにフォトマスク及びその製造方法 | |
JP6545795B2 (ja) | マスクブランク、転写用マスク、マスクブランクの製造方法、転写用マスクの製造方法および半導体デバイスの製造方法 | |
JP6526938B1 (ja) | マスクブランク、位相シフトマスクおよび半導体デバイスの製造方法 | |
JP7176843B2 (ja) | 表示装置製造用の位相シフトマスクブランク、表示装置製造用の位相シフトマスクの製造方法、並びに表示装置の製造方法 | |
JP6302520B2 (ja) | マスクブランク、位相シフトマスクの製造方法および半導体デバイスの製造方法 | |
JP2018045257A (ja) | マスクブランク、位相シフトマスクおよび半導体デバイスの製造方法 | |
WO2020066590A1 (ja) | マスクブランク、転写用マスクおよび半導体デバイスの製造方法 | |
WO2020066591A1 (ja) | マスクブランク、転写用マスクおよび半導体デバイスの製造方法 | |
JP5906143B2 (ja) | マスクブランク、転写用マスク、転写用マスクの製造方法および半導体デバイスの製造方法 | |
JP7163505B2 (ja) | マスクブランク、位相シフトマスク及び半導体デバイスの製造方法 | |
JP6720360B2 (ja) | マスクブランク、位相シフトマスクおよびこれらの製造方法 | |
WO2021059890A1 (ja) | マスクブランク、位相シフトマスク及び半導体デバイスの製造方法 | |
JP2018106022A (ja) | 表示装置製造用フォトマスクの製造方法および表示装置の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140929 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140929 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150728 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150824 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5799063 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |