JP2013253452A - 逆流抑制装置付き排水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】排水先の水位状況を間接的に把握することができ、水害による被害を未然に防ぐことができる逆流抑制装置付き排水構造を提供する。
【解決手段】逆流防止装置30の装置本体31には、下流側管部14内と逆流防止ます1内の気相空間Yとに連通している通気路34を構成する通気用筒体部33が設けられ、さらに、該通気路34にはフロート弁体40が配置され、かつ、該通気用筒体部33の上端部には係止部42が設けられ、フロート弁体40が係止部42に係止されて上限位置に位置した際に、作業者によって該フロート弁体40が視認可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭にあるトイレ等の衛生器具や浄化槽などを含む排水設備から排出される排水、及び雨水又は雑排水からなる排水の排水経路に設けられる逆流抑制装置付き排水構造に関するものである。
例えばトイレ等の衛生器具や浄化槽などを含む排水設備から排出される排水の排水経路においては、上流側への逆流を防止するための逆流防止手段を備えるますが排水設備と排水先との間に設置されていることが一般的である(例えば、特許文献1参照)。このような構成とすることにより、排水先である側溝、河川、下水本管等の水位が集中豪雨等により上昇して該排水経路を排水が逆流してきた場合でも、該逆流防止手段がその排水を遮断することで該排水が排水設備に到達してしまうことを防止することができる。
特開2010−126888号公報
しかしながら、上記したようなますを利用した従来構成は、ますの点検口を介して当該ます内の水位状況は確認できるものの、排水先である例えば側溝、河川、下水本管等の水位状況は全く把握することができない。このため、前記逆流防止手段の機能によります内の水位はそれ程上昇していないが、実は集中豪雨等で排水先の水位が上昇し、該ますの下流側は排水で満たされていて当該排水経路の排水量に限界が生じていることがある。このため、ますを点検した作業者が、排水先の増水が危険域であるのにも関わらず、当該ますの水位が安全域であるがために排水設備からの排水量をすぐに抑えるなどの対策を適切に行えないおそれがあった。また、排水先の実際の水位状況を確認すべく、わざわざ豪雨の中を排水先まで確認しに行って、増水した排水先で水難事故に遭ってしまうおそれもあった。
そこで本発明は、排水先に確認しに行くことなく、該排水先の水位状況を間接的に把握することができ、水害による被害を未然に防ぐことができる逆流抑制装置付き排水構造を提供することを目的とする。
本発明は、排水が流れる排水経路に設けられ、該排水が内空部を流れる管体部を有し、該管体部の上流側には上流側管部が接続された流入口が形成され、下流側には下流側管部が接続された流出口が形成されており、さらに該流出口には、該下流側管部を介して排水が該管体部内へ逆流することを抑制する逆流抑制装置が配設されている逆流抑制装置付き排水構造であって、前記逆流抑制装置の装置本体には、下端が前記下流側管部内に連通し、上端が前記管体部内の前記流出口における該下流側管部の管頂より高い位置にある気相空間に連通している通気路を構成する通気用筒体部が設けられており、さらに、該通気路には、該下流側管部を介して流入した排水の水位変動に伴い上下動するフロート弁体が配置され、かつ、該通気用筒体部の上端部には、前記フロート弁体と係止することにより該フロート弁体の上限位置を定める係止部と、該フロート弁体が上限位置にあることを該通気用筒体部の外部から確認可能とする弁体位置確認手段と、が設けられ、該上限位置に該フロート弁体が位置した際に、前記下流側管部内と前記気相空間との間の通気が遮断されると共に該通気用筒体部内の排水が該気相空間へ流入することが阻止されることを特徴とする逆流抑制装置付き排水構造である。
かかる構成にあって、通常時は通気用筒体部の通気路によって管体部内の気相空間と下流側管部とが連通しているため、本発明にかかる排水経路において管体部を基準に上流側と下流側とで適切に通気が確保される。また、豪雨等で排水先の水位が上昇した場合、排水先から逆流する排水が前記下流側管部内に到達する場合があるが、このような非常時であっても前記逆流抑制装置によって管体部内への排水の流入を適切に抑制することができる。
さらに、上記のように該下流側管部内に排水が到達したとき、通気用筒体部内に排水が浸入してくるが、該通気用筒体部内のフロート弁体が該排水により浮遊し、該フロート弁体が上限位置に位置することで該排水の管体部内への流入を阻止することができる。また、上限位置に位置するフロート弁体を作業者が前記弁体位置確認手段を介して確認することにより、作業者は該フロート弁体の位置に基づいて排水先の水位が通常時に比して上昇していることを間接的に把握することが可能となる。これにより、排水先に出向くことなく、事前に水害への対応を迅速かつ適切にとることができる。また、該フロート弁体が水位上昇に伴い上限位置に達しているという状況から、前記逆流抑制装置が確実に機能して下流側管部内の排水が適切に堰き止められていることも確認することができる。
また、前記弁体位置確認手段は、前記通気用筒体部の上端部に設けられた、前記係止部により係止された状態のフロート弁体を視認可能とする透明部により構成されていてもよい。
かかる構成とすることにより、作業者は、透明部を介して、上限位置に位置するフロート弁体を容易に確認することが可能となる。
また、前記弁体位置確認手段は、前記通気用筒体部に設けられた、下限位置から上限位置までの範囲で上下動するフロート弁体を視認可能とする透明部により構成されていてもよい。
かかる構成とすることにより、作業者は、透明部を介して、時間経過に伴うフロート弁体の位置の変化を確実に把握することが可能となる。
また、前記弁体位置確認手段は、前記通気用筒体部の上端部に可動自在に設けられた、可動フラグにより構成されており、該可動フラグは、該フロート弁体と接触しない通常位置と、前記係止部により係止されたフロート弁体と接触して通常位置から押し上げられたときの非常位置とに選択的に位置変換可能とされていてもよい。
かかる構成とすることにより、作業者にとって視認し易い形態で弁体位置確認手段を構成することが可能となる。
本発明にかかる逆流抑制装置付き排水構造は、排水先の水位状況を間接的に把握することができ、水害への対応を迅速かつ安全に行うことができる効果がある。
(a)は排水構造の概要を示す側断面図であり、(b)は平面図である。 (a)は通常時の通気用筒体部内を示す側断面図であり、(b)は非常時の通気用筒体部内を示す側断面図である。 実施例2に係る排水構造の通気用筒体部を示す側断面図である。 実施例3に係る排水構造の通気用筒体部を示す側断面図である。 実施例4に係る排水構造の通気用筒体部を示す側断面図である。 実施例5に係る排水構造の継手を示す側断面図である。
以下、本発明の逆流抑制装置付きの排水構造(以下、適宜、排水構造という。)を具体化した実施例を詳細に説明する。
〔実施例1〕
図1に示すように、浄化槽21から排出された排水を側溝22に放出する排水経路Xにかかる排水構造50Aは、管体部としての逆流防止ます1を備えている。
前記逆流防止ます1は、流入口3と流出口4とを備えたます本体部2を備えている。該流入口3には、一端が浄化槽21に接続された上流側管部13の他端が接続されている。また、前記流出口4には、一端が側溝22に接続された下流側管部14の他端が接続されている。
また、前記ます本体部2の下部には泥溜め部5が配設されている。これにより、前記流入口3を介して該ます本体部2の内空部に流入した浄化槽21からの排水が、該泥溜め部5内に一定量貯留可能とされている。さらに、該ます本体部2の上端には点検口6が形成され、該点検口6が蓋8によって遮蔽されている。なお、前記点検口6には、立ち上がり管が接続されていてもよい。
さらに、該ます本体部2内であって前記流出口4の周縁には、逆流抑制装置としての逆流防止装置30が脱着自在に取り付けられている。該逆流防止装置30は、逆流防止装置本体31を有し、該逆流防止装置本体31の内部には弁体としての開閉蓋32が上下方向に回動自在に配設されている。そして、該逆流防止装置30が前記流出口4に装着された状態で前記開閉蓋32が開閉することにより、ます本体部2内と下流側管部14内とを開通させる開通状態と、該ます本体部2内と該下流側管部14内とを遮断する閉塞状態とに、状態変換される。
かかる構成にあって、浄化槽21から流出した排水は、上流側管部13を通って流入口3からます本体部2内に流入し、泥溜め部5内に一定量貯留された後、逆流防止装置30の開閉蓋32を持ち上げて流出口4から下流側管部14へ案内され、側溝22へ放出される。
一方、側溝22から逆流する排水は、下流側管部14を通じて逆流防止装置30に到達するが、閉塞状態の開閉蓋32によってます本体部2内に流入してしまうことが阻止される。
また、図1,2に示すように、前記逆流防止装置本体31の上部には、上方に向けて突出した通気用筒体部33が形成されている。さらに詳述すると、該通気用筒体部33は、直管形状の管体で構成されており、その下端33Aが該逆流防止装置本体31の上部に接続され、上端33Bが前記ます本体部2内であって前記流出口4における下流側管部14の管頂より高い位置にある気相空間Yに配置されている。そして、該通気用筒体部33の内部空間が、通気路34とされている。すなわち、該通気路34の一端は下流側管部14内に連通し、他端は前記気相空間Yに連通している。
さらに、図1,2に示すように、前記通気路34には、球状のフロート弁体40が上下動自在に配置されている。また、前記通気用筒体部33の下端部内周面には、透水自在にフロート弁体40を支持する支持底部33Cが設けられていると共に、該通気用筒体部33の上端部内周面には、上側に向かって縮径するテーパー形状の係止部42が形成されている。
上記構成にあって、通常時は、図2(a)に示すようにフロート弁体40が前記支持底部33Cに支持されており、通気路34が開通状態となっている。このように逆流防止ます1に通気路34が設けられることにより、前記排水経路Xにおいて上流側であるます本体部2内と、下流側である下流側管部14内との間で好適に通気を確保することができる。このため、該ます本体部2の内圧が高くなってしまうことを抑制でき、該逆流防止装置30の開閉蓋32がます本体部2の内圧変動に伴って微動してしまうことがなくなり、不快な異音が発生したり、該逆流防止装置30の止水効果が低下したりすることがない。
一方、集中豪雨等によって過剰な排水が側溝22に集中し、下流側管部14内を通じて排水が逆流し、上記逆流防止装置30の開閉蓋32が閉塞状態となっている場合、図2(b)に示すように、該下流側管部14内の排水が前記通気用筒体部33に浸入してフロート弁体40が浮遊し、さらに該通気用筒体部33内の水位が上昇すると該フロート弁体40の上面部が前記係止部42に押し当てられる。そうすると、該フロート弁体40によって通気用筒体部33の上端33Bに形成された開口33Dが遮蔽され、上記気相空間Yと下流側管部14内との間で通気が遮断されると共に、下流側管部14内の排水が気相空間Yに流入してしまうことが阻止される。
ここで、前記係止部42に係止されたフロート弁体40の上面部は、該通気用筒体部33の前記開口33Dから一部突出することにより、前記逆流防止ます1の点検口6を介して作業者が視認することができる。すなわち、該係止部42は、フロート弁体40に対応する弁座としての機能を果たすと共に、該フロート弁体40の上限位置を定める役割を果たしている。なお、フロート弁体40の上面部のみが露出するように寸法設定された前記通気用筒体部33の開口33Dにより、本発明に係る弁体位置確認手段が構成される。
上記構成は、上限位置にあるフロート弁体40が作業者に視認可能であるため、作業者は該フロート弁体40を視認することにより側溝22の水位が通常時に比して上昇していることを間接的に把握することが可能となる。これにより、排水先である側溝22へ直接行かなくても、側溝22が増水して当該排水経路Xの排水量が限界であることを認識することができ、浄化槽21からの排水量を抑えるなどの水害への対応を迅速にとることができる。
〔実施例2〕
以下、実施例2の排水構造50Bを説明するが、実施例1の排水構造50Aと共通する部分については、説明を簡略又は省略する。
図3に示すように、通気用筒体部33の上端部に対応する側壁には、前記係止部42により係止された状態のフロート弁体40を外部から視認可能とする透明部51が設けられている。かかる構成とすることにより、作業者は、該透明部51を介して、上限位置に位置するフロート弁体40を容易に目視することが可能となる。なお、該透明部51により、本発明に係る弁体位置確認手段が構成される。
〔実施例3〕
以下、実施例3の排水構造50Cを説明するが、実施例1,2の排水構造50A,50Bと共通する部分については、説明を簡略又は省略する。
図4に示すように、通気用筒体部33の側壁には、下限位置から上限位置までの範囲においてフロート弁体40を視認可能とする透明部51が設けられている。さらに、該透明部51の表面には、作業者が視認可能できる水位標識53が付されている。かかる構成とすることにより、作業者は、該透明部51を介して、フロート弁体40の時間経過に伴う位置変化を確実に把握することが可能となる。また、水位標識53により、正確な水位の状況把握が可能となる。なお、該水位標識53を確認する際に、長い柄のついた鏡を点検口6から挿入して水位標識53を映し出すようにしてもよい。前記透明部51により、本発明に係る弁体位置確認手段が構成される。
〔実施例4〕
以下、実施例4の排水構造50Dを説明するが、実施例1〜3の排水構造50A〜50Cと共通する部分については、説明を簡略又は省略する。
図5に示すように、通気用筒体部33には、可動フラグ60が取り付けられている。さらに詳述すると、該可動フラグ60は、該通気用筒体部33の上端33Bに形成された開口33Dに挿通された軸部61と、該軸部61の上端部に取り付けられたフラグ部62と、該開口33Dよりも上側で軸部61に配設される上側ストッパ部63と、該開口33Dよりも下側で軸部61に配設される下側ストッパ部64とで構成されている。
前記上側ストッパ部63と前記下側ストッパ部64は、前記開口33Dの口径よりも径大となっており、通常時は、図5aに示すように、上側ストッパ部63が前記開口33Dの周縁部に係止されてフラグ部62が通常位置に配されている。このとき、通気路34は、開通状態となっている。
一方、排水が逆流して通気用筒体部33内の水位が上昇するような非常時は、図5bに示すように、前記軸部61の下端が、フロート弁体40により押し上げられ、作業者にとって目印となるフラグ部62が通常位置に比して相対的に高い非常位置に配される。このとき、通気路34は、下側ストッパ部64が開口33Dを塞ぐことで閉鎖状態となる。
かかる構成とすることにより、作業者は、フロート弁体40の位置により、側溝22の状況を容易に把握することが可能となる。なお、前記可動フラグ60により、本発明に係る弁体位置確認手段が構成される。
〔実施例5〕
以下、実施例5の排水構造50Eを説明するが、実施例1〜4の排水構造50A〜50Dと共通する部分については、説明を簡略又は省略する。
図6に示すように、管体部として、逆流防止ます1に代えて継手75が採用されてもよい。また、逆流抑制装置として、逆流防止装置30に代えてオリフィス装置70が採用されてもよい。かかる構成にあって、例えば下流側管部14を通じて排水が逆流した場合、該オリフィス装置70により該継手75内に流入する排水の量を可及的に抑制することができる。そして、オリフィス装置70により逆流を抑制された排水が、装置本体71の上部に設けられた通気用筒体部33内に浸入し、フロート弁体40が浮遊することとなる。
本発明は、上記実施例に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。例えば、排水先としては、側溝22に限定されることはなく、下水本管、雨水本管、水路、河川、池等であってもよい。また、浄化槽21は他の排水設備でもよく、トイレ等の衛生器具であってもよい。また、上記弁体位置確認手段は、作業者がフロート弁体40の位置を確認できる構成であれば適宜採用可能である。
1 逆流防止ます(管体部)
3 流入口
4 流出口
13 上流側管部
14 下流側管部
30 逆流防止装置(逆流抑制装置)
31 装置本体
33 通気用筒体部
33D 開口(弁体位置確認手段)
34 通気路
40 フロート弁体
42 係止部
50A〜50E 逆流抑制装置付き排水構造
51 透明部(弁体位置確認手段)
60 可動フラグ(弁体位置確認手段)
70 オリフィス装置(逆流抑制装置)
71 装置本体
75 継手(管体部)
X 排水経路
Y 気相空間

Claims (4)

  1. 排水が流れる排水経路に設けられ、該排水が内空部を流れる管体部を有し、該管体部の上流側には上流側管部が接続された流入口が形成され、下流側には下流側管部が接続された流出口が形成されており、さらに該流出口には、該下流側管部を介して排水が該管体部内へ逆流することを抑制する逆流抑制装置が配設されている逆流抑制装置付き排水構造であって、
    前記逆流抑制装置の装置本体には、下端が前記下流側管部内に連通し、上端が前記管体部内の前記流出口における該下流側管部の管頂より高い位置にある気相空間に連通している通気路を構成する通気用筒体部が設けられており、
    さらに、該通気路には、該下流側管部を介して流入した排水の水位変動に伴い上下動するフロート弁体が配置され、
    かつ、該通気用筒体部の上端部には、
    前記フロート弁体と係止することにより該フロート弁体の上限位置を定める係止部と、
    該フロート弁体が上限位置にあることを該通気用筒体部の外部から確認可能とする弁体位置確認手段と、
    が設けられ、
    該上限位置に該フロート弁体が位置した際に、前記下流側管部内と前記気相空間との間の通気が遮断されると共に該通気用筒体部内の排水が該気相空間へ流入することが阻止されることを特徴とする逆流抑制装置付き排水構造。
  2. 前記弁体位置確認手段は、
    前記通気用筒体部の上端部に設けられた、前記係止部により係止された状態のフロート弁体を視認可能とする透明部により構成されている請求項1に記載の逆流抑制装置付き排水構造。
  3. 前記弁体位置確認手段は、
    前記通気用筒体部に設けられた、下限位置から上限位置までの範囲で上下動するフロート弁体を視認可能とする透明部により構成されている請求項1に記載の逆流抑制装置付き排水構造。
  4. 前記弁体位置確認手段は、
    前記通気用筒体部の上端部に可動自在に設けられた、可動フラグにより構成されており、
    該可動フラグは、該フロート弁体と接触しない通常位置と、前記係止部により係止されたフロート弁体と接触して通常位置から押し上げられたときの非常位置とに選択的に位置変換可能とされている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の逆流抑制装置付き排水構造。
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