JPH0662511U - 水冷式吊上げ電磁石装置における水タンク内の水位検出装置 - Google Patents

水冷式吊上げ電磁石装置における水タンク内の水位検出装置

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JPH0662511U
JPH0662511U JP808393U JP808393U JPH0662511U JP H0662511 U JPH0662511 U JP H0662511U JP 808393 U JP808393 U JP 808393U JP 808393 U JP808393 U JP 808393U JP H0662511 U JPH0662511 U JP H0662511U
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JP
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water
water tank
level
water level
cooled
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JP808393U
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Inventor
煕 田村
文雄 森川
功幸 岩橋
Original Assignee
神鋼電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水タンク付属の水冷式吊上げ電磁石装置にお
いて,水タンク内の水位を外側から容易に検出できるよ
うにすること。 【構成】 水冷式吊上げ電磁石装置において,水タンク
の上方に突出したポ−ト,このポ−ト内に確認フラグと
フロ−を連結してなるフロ−センサを確認フラグを上に
して設け,外側からこのフロ−センサの位置を確認する
ことによって上記水タンク内の水位を検出するように構
成した。この場合,上記確認フラグは赤色等の目視で確
認しやすい色とすることが望ましい。上記フロ−センサ
に代えて,水タンク内の所定水位にレベルセンサを設
け,このレベルセンサが上記水タンク内の冷却水の水位
が所定水位に達したときに信号を発することによって上
記水タンク内の水位を検出することもできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,冷却用に水タンクを取り付けて,その冷却水を循環させることによ り自冷機能を備えた水冷式吊上げ電磁石装置において,上記水タンク内の水位を 上記水冷式吊上げ電磁石装置の外側から容易に検出できるようにした水冷式吊上 げ電磁石装置における水タンク内の水位検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の水冷式吊上げ電磁石装置は図4に示すように構成されていた。 図4において,1は吊上げ電磁石本体で1aはその励磁コイルである。2は冷 却用の水タンク,3は冷却水,4は蒸気排出口である.5a,5bは吊り金具で 夫々鎖6a,6bの一端が固定されている。これら鎖6a,6bの他端は共にリ ング7に連結され,図示しないクレ−ンに連結されている。 上記構成において,従来のものは水タンク2内の冷却水3が吊上げ電磁石本体 1自身の発熱と吊り上げ対象である高温のビレット等からの伝熱により温められ て蒸発する。吊り上げ電磁石本体1は冷却水と,この冷却水の蒸発の気化熱も利 用して冷却される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで,従来のものは,蒸気排出口から排出される蒸気の有無のみで冷却水 の水量の確認を行っていたため,水タンク内の冷却水の有無は確認できるが,上 記冷却水の水位の確認まではできず,冷却水を補充する時期が明確にはわからな かった。従って,蒸気が発生しなくなったときには,既に水タンク内に冷却水が なくなり水冷効果がなくなっており,この時期まで待って対処しては吊上げ電磁 石本体の励磁コイルが熱で損傷してしまう。 従って,従来のものでは,冷却効果を持続させるには,頻繁な蒸気の有無確認 と冷却水を補充するための作業員を配置しておかなければならないという問題点 があった。 本考案は従来のものの上記課題(問題点)を解決するようにした水冷式吊上げ 電磁石装置における水タンク内の水位検出装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の課題を解決するために,吊上げ電磁石本体の周りに水タンクを 取り付けてこの水タンク内の冷却水を循環させる自冷機能を備えた水冷式吊上げ 電磁石装置において,上記水タンクの上面にポ−トを突設すると共に,このポ− ト内に確認フラグとフロ−を連結して成るフロ−センサを確認フラグを上にして 収納し,上記水冷式吊上げ電磁石装置の外側からこのフロ−センサの位置を確認 することによって上記水タンク内の水位を検出するように構成した。 この場合,上記フロ−センサの確認フラグは例えば赤色等の目視で確認しやす い色にした方が望ましい。 また,上記フロ−センサに代え,上記水冷式吊上げ電磁石装置の水タンクの内 壁の所定水位に相当する位置にレベルセンサを設け,このレベルセンサが上記水 タンク内の冷却水の水位が所定水位に達したときに信号を発することによって上 記水タンク内の水位を検出するようにしても良い。
【0005】
【作用】
本考案の水位検出装置の内,まず,上記水タンクの上方にポ−トを突設し,こ のポ−ト内に確認フラグとフロ−を連結してなるフロ−センサを確認フラグを上 にして設けるようにした場合では,上記確認フラグがポ−トの上方か下方かを確 認することで,水タンク内の水位が警戒すべき所定水位の上か否かを目視で検出 でき,一方,水タンク内にレベルセンサを設けるようにした場合では,上記レベ ルセンサから発せられる信号によって上記水タンク内の水位が警戒すべき水位の 上か否かを電気信号の形で検出できる。
【0006】
【実施例】
以下図1乃至図3に示す第1,第2の実施例を用いて本考案の水冷式吊上げ電 磁石装置における水タンク内の水位検出装置を具体的に説明する。 (第1の実施例) 本考案の第1の実施例は図1に示すように構成される。 図1において11は吊上げ電磁石本体で,11aはその励磁コイルである。1 2は冷却用の水タンク,13は冷却水である。14a,14bは吊り金具で夫々 鎖15a,15bの一端が固定されている。これら鎖15a,15bの他端は共 にリング16に連結され図示しないクレ−ンに連結されている。 17はフロ−センサで,浮きの機能を有するフロ−17aと確認フラグ17b とを連結棒17cで連結して成る。18は水タンク12の上面に突設したポ−ト である。 フロ−センサ17は,そのフロ−17aを下にして水タンク12内の冷却水1 3の水面に配置され,確認フラグ17bと連結棒17cの各部分は水タンク12 のポ−ト18内に収納される。したがって,フロ−センサ17の確認フラグ17 bが冷却水13の水位によって上昇または下降し,次のように目視によってタン ク内の冷却水の水位が警戒すべき水位(以下給水水位という)Lよりも上か下か でその水位の検出を行うものである。 即ち,ポ−ト18の高さ及びフロ−センサ17の長さを適正な値に設定するこ とにより,図2(イ)に示すように水タンク12の水位が吊上げ電磁石本体11 の上部の位置すなわち給水水位Lより高いときは確認フラグ17bは吊上げ電磁 石装置の外側(例えばクレ−ン運転室)から確認でき,また,図2(ロ)に示す ように上記水タンク12の水位が上記給水水位L以下のときは吊上げ電磁石装置 の外側から確認できないようになっている。 ここで,確認フラグ17bは遠方から見やすくするために,色付き(例えば赤 色)とした方が望ましい。 上記構成において,水タンク12内の冷却水13は吊上げ電磁石本体11を冷 却する際に蒸発するため,その水位は徐々に下がっていく。 水タンク12内の冷却水13の水位の検出は,フロ−センサ17の確認フラグ 17bがポ−ト18の上方か下方かで外側からの目視で確認が可能か否かによっ て行われる。 即ち,作業員によってフロ−センサ17の確認フラグ17bが外側から確認で きるときは,冷却水13の水位が給水水位Lより上部にあるため,冷却効果が持 続されており,水タンク12への給水の必要はない。 これに対して,確認フラグ17bが外側から確認できなくなったときは,フロ −センサ17のフロ−17aが上記給水水位L以下に低下していることを意味し ,すなわち冷却効果を失っている状態なので,このときは水タンク12に給水す るようにする。 (第2の実施例) 本考案の第2の実施例は図3に示すように構成される。 図3において,21は吊上げ電磁石本体で,21aはその励磁コイルである。 22は冷却用の水タンク,23は冷却水である。24a,24bは吊り金具で夫 々鎖25a,25bの一端が固定されている。これら鎖25a,25bの他端は 共にリング26に連結され,図示しないクレ−ンと連結されている。 27はレベルセンサで,第1の実施例で説明した給水水位Lの位置に設置され ている。27aはレベルセンサ端子箱で,レベルセンサ27からの信号をケ−ブ ル27bを介してクレ−ン運転室等の管理室(図示せず)へ送り,管理室内に設 けた表示灯を点灯させるようになっている。 上記構成において,第1の実施例と同様,水タンク22内の冷却水23は吊上 げ電磁石本体21を冷却する際に蒸発するためその水位は徐々に下がっていき, 水タンク22内の冷却水23の検出は,レベルセンサ27によって行われる。 即ち,冷却水23の水位がレベルセンサ27の設置位置より高いときはレベル センサ27は反応せず,上記水位がレベルセンサ27設置位置にまで低下したと きは感知して,レベルセンサ端子箱27a,ケ−ブル27bを介して管理室へ報 知信号を送り,表示灯を点灯する。このとき吊上げ電磁石本体21に対する冷却 効果は失われ始めているので,管理室に待機している作業員は上記表示灯が点灯 するのを見て,水タンク22に給水を施すようにすれば良い。 なお,本実施例では給水時期を電気信号で報知するようにしているため,自動 的な給水設備を備えるようにすれば,上記報知信号により給水を自動で行うよう にすることも可能である。
【0007】
【考案の効果】
本考案の水位検出装置は上記のように構成されるから,次のような優れた効果 を有する。 まず,上記水タンクの上方にポ−トを突設し,このポ−ト内に確認フラグとフ ロ−を連結してなるフロ−センサを確認フラグを上にして設けるようにした場合 では,上記確認フラグがポ−トの上方か下方かを確認することで,管理室から作 業員が目視で確認して水タンク内の水位が給水水位か否かを的確に検出できるよ うになった。この場合,確認フラグが赤色等の色付きとすれば確認はさらに容易 となる。 一方,水タンク内にレベルセンサを設けるようにした場合では,上記水タンク 内の冷却水の水位が所定水位に達したときに上記レベルセンサから発せられる信 号によって上記水タンク内の水位が警戒すべき水位か否かを電気信号の形で検出 して管理室の表示灯の点灯で報知するから,この場合には作業員は表示灯を監視 していれば給水水位か否かの確認ができて便利である。 なお,この構成のものでは,給水時期を電気信号で報知するようにしているた め,自動的な給水設備を備えるようにすれば,上記報知信号により給水を自動で 行うようにすることも可能である。 上記のように本考案によれば,冷却水の補充時期も容易に判定できるようにな り,吊上げ電磁石本体は常に連続して適正に冷却されるから励磁コイルが損傷す ることは防止される。また,これにより作業員に頻繁に冷却水の水位確認をさせ る必要もなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の構成を示す要部縦断正
面図である。
【図2】本考案の第1の実施例の構成を示す要部の縦断
拡大図で,(イ)は水位が給水水位Lより上方位置の場
合,(ロ)は給水水位Lより下方位置の場合を示す。
【図3】本考案の第2の実施例の構成を示す要部縦断正
面図である。
【図4】従来例の構成を示す要部縦断正面図である。
【符号の説明】
11,21:吊上げ電磁石本体 12,22:水タンク 17:フロ−センサ 17a:フロ− 17b:確認フラグ 18:ポ−ト 27:レベルセンサ L:給水水位

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊上げ電磁石本体の周りに水タンクを取
    り付けてこの水タンク内の冷却水を循環させる自冷機能
    を備えた水冷式吊上げ電磁石装置において,上記水タン
    クの上面にポ−トを突設すると共に,このポ−ト内に確
    認フラグとフロ−を連結して成るフロ−センサを確認フ
    ラグを上にして収納し,上記水冷式吊上げ電磁石装置の
    外側からこのフロ−センサの位置を確認することによっ
    て上記水タンク内の水位を検出するようにしたことを特
    徴とする水冷式吊上げ電磁石装置における水タンク内の
    水位検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて,上記確認
    フラグは赤色等の目視で確認しやすい色に着色したこと
    を特徴とする水冷式吊上げ電磁石装置における水タンク
    内の水位検出装置。
  3. 【請求項3】 吊上げ電磁石本体の周りに水タンクを取
    り付けてこの水タンク内の冷却水を循環させる自冷機能
    を備えた水冷式吊上げ電磁石装置において,上記水タン
    クの内壁の所定水位に相当する位置にレベルセンサを設
    け,このレベルセンサが上記水タンク内の冷却水の水位
    が上記所定水位に達したときに信号を発することによっ
    て上記水タンク内の水位を検出するようにしたことを特
    徴とする水冷式吊上げ電磁石装置における水タンク内の
    水位検出装置。
JP808393U 1993-02-05 1993-02-05 水冷式吊上げ電磁石装置における水タンク内の水位検出装置 Pending JPH0662511U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013253452A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Aron Kasei Co Ltd 逆流抑制装置付き排水構造

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