JP2013252718A - 樹脂成形用金型、樹脂成形方法および樹脂成形品 - Google Patents

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Abstract

【課題】コア型にアンダーカットを、キャビティ型にシボ加工を設ける場合でも、アンダーカットとシボ加工に起因するバリの発生を抑えることが可能な樹脂成形用金型を提供する。
【解決手段】本発明の樹脂成形用金型1は、貫通穴105を樹脂成形品100に形成する突起11をアンダーカットとして表面に有するコア型4と、コア型4と係合可能に設けられたキャビティ型5を有し、キャビティ型5は、コア型4と係合した状態でコア型4の突起11が設けられた面と対向するシボ加工面を有するキャビティ本体13と、突起11と突き当たるようにキャビティ本体13に設けられ、突起11と突き当たる対向面23に鏡面加工面を有する入れ子15を有している。
【選択図】図5

Description

本発明は樹脂成形用金型、樹脂成形方法および樹脂成形品に関する。
樹脂成形用金型は、主として樹脂成形品の内面に対応した形状を有するコア型と、コア型と係合可能に設けられ、主として樹脂成形品の外面に対応した形状を有するキャビティ型とを有している。
このような樹脂成形用金型においては、コア型とキャビティ型が係合した状態で生じる空間(キャビティ)が樹脂成形品に対応した形状を有しており、キャビティ内に溶融樹脂を注入し、硬化させることにより、樹脂成形品を製造する(特許文献1、2)。
ここで、樹脂が硬化した後はコア型とキャビティ型を分離して樹脂成形品を樹脂成形用金型から取り出す必要があるが、この分離方向(型抜き方向)に対して交差(直交)するような凹凸形状や貫通孔が樹脂成形品に設けられている場合、そのままでは樹脂成形品を樹脂成形用金型から取り出すことはできない。
このような形状はアンダーカットと呼ばれている。
アンダーカットを有する樹脂成形品の成形用の金型においては、アンダーカットが形成された部分を、別部品とし、当該部品を型抜き方向とは異なる方向に移動させながら型抜きを行うことにより、樹脂成形品を樹脂成形用金型から取り出す方法が知られている(特許文献3)。
ここで、アンダーカットが樹脂成形品の型抜き方向に対して垂直に設けられる貫通穴の場合、コア型にアンダーカットを設ける必要がある場合がある。
具体的には、コア型に貫通穴に対応するピン状の突起を設け、突起の周囲の部分を型抜き方向に対して傾斜した方向に移動可能なコアスライドとする。
一方で樹脂成形品の表面にシボ面と呼ばれる立体的な装飾を施す場合、キャビティ型の内壁にはシボ加工と呼ばれる、模様を刻み込む加工を行う必要がある(特許文献4)。
特開平05−212752号公報 実開平02−146013号公報 特開2002−205324号公報 実開昭59−067217号公報
しかしながら、前述のような、貫通孔に対応するアンダーカットを設けたコア型と、シボ加工を設けたキャビティ型を組み合わせて樹脂成形を行うと、貫通孔の周囲にシボ面に起因するバリが発生してしまうという問題があった。
また、樹脂成形用金型の製作当初はバリが出ていなくても、樹脂成形品を量産しているうちに、殆どの金型はバリが発生してくるが、成形後バリ取りするにしても、エアで飛ばせる程度の小さいバリであれば問題ないが、エアで飛ばせないバリは、製品面からバリ取りをする必要があり、シボ面にバリがついた場合は仕上げが難しいので、金型修理を行って対応するしかなかった。
これに対してはキャビティ型のアンダーカットに対向する面をマスキングする方法もあるが、コア型とキャビティ型は独立した部材であるため、マスキングの位置決めが困難であり、バリを抑えるのが困難であるという問題があった。
また、アンダーカットにもシボ加工を行うことも考えられるが、この場合もバリが出やすいという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、コア型にアンダーカットを、キャビティ型にシボ加工を設ける場合でも、アンダーカットとシボ加工に起因するバリの発生を抑えることが可能な樹脂成形用金型を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明の第1の態様は、アンダーカットを有する貫通孔を樹脂成形品に形成する突起を表面に有するコア型と、前記コア型と係合可能に設けられたキャビティ型と、を有し、前記キャビティ型は、前記コア型と係合した状態で前記コア型の前記突起が設けられた面と対向する第1の加工面を有する本体と、前記突起と突き当たるように前記本体に設けられ、前記突起と突き当たる面に第2の加工面を有する入れ子と、を有することを特徴とする樹脂成形用金型である。
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載の樹脂成形用金型を用いることを特徴とする樹脂成形方法である。
第3の態様は、第2の態様に記載の樹脂成形方法を用いて成形されたことを特徴とする樹脂成形品である。
本発明によれば、コア型にアンダーカットを、キャビティ型にシボ加工を設ける場合でも、アンダーカットとシボ加工に起因するバリの発生を抑えることが可能な樹脂成形用金型を提供することができる。
第1の実施形態に係る樹脂成形用金型1によって成形される樹脂成形品100を示す斜視図である。 図1をY方向から見た側面図である。 図2の3−3断面図である。 図3の一点鎖線で囲まれた領域を拡大した図である。 第1の実施形態に係る樹脂成形用金型1を示す断面図であって、図4に対応する部分の拡大図である。 コア型4を示す断面図である。 キャビティ型5を示す断面図である。 キャビティ型5のシボ加工面21の断面プロファイルの模式図である。 図5の突起11付近の拡大図である。 樹脂成形用金型1を用いて樹脂成形品100を成形する際の手順を示す断面図である。 樹脂成形用金型1を用いて樹脂成形品100を成形する際の手順を示す断面図である。 樹脂成形用金型1を用いて樹脂成形品100を成形する際の手順を示す断面図である。 第2の実施形態に係る樹脂成形用金型1aを示す平面図である。
以下、図面に基づいて本発明に好適な実施形態を詳細に説明する。
まず、図1〜図4を参照して第1の実施形態に係る樹脂成形用金型1を用いて成形される樹脂成形品100の形状について簡単に説明する。
ここでは、樹脂成形品100として、ルータの充電器に用いられる外枠が例示されている。
図1〜図4に示すように、樹脂成形品100は底面が開放された中空の箱型形状を有し、側面103の一つには貫通穴105が設けられている。
この貫通穴105は、図4に示すように、側面103の内側に拡径したテーパ部105aを有しており、かつ後述するように、樹脂成形時には樹脂成形用金型1の型抜き方向と交差(直交)する。
そのため、樹脂成形品100を成形する際に貫通穴105はアンダーカットとなり、かつこのアンダーカットはコア型に設ける必要がある。
なお、貫通穴105は例えば充電器の電気的な接続状態やルータの充電状況を示すためのLED等が挿入される穴である。
さらに、貫通穴105の周囲を含む樹脂成形品100の外側表面の一部107は、第1の加工面としてのシボ加工面となっているため、キャビティ型にシボ加工を施す必要がある。
次に、樹脂成形用金型1の構造について、図5〜図9を参照して説明する。
図5に示すように、樹脂成形用金型1はコア型4と、コア型4と係合可能なキャビティ型5を有している。
詳細は後述するが、コア型4とキャビティ型5を係合した状態では、コア型4とキャビティ型5の間にキャビティ6が形成されるため、このキャビティ6に樹脂を充填・硬化させることにより、樹脂成形品100が製造される。
なお、キャビティ型5はコア型4に対して、図5のA1、A2の向きに移動可能となっており、この移動の向きが樹脂成形用金型1の型抜き方向に対応している。
図6に示すように、コア型4は樹脂成形品100の内周に対応した形状を有するコア本体7を有しており、貫通穴105(図4参照)に対応する部分が突起11を形成している。突起11は樹脂成形用金型1の型抜き方向に対して交差する(直交する)方向に突出しているため、アンダーカットを形成している。
また、コア型4の突起11の周囲はスライド型9を形成しており、型抜き方向(A1、A2の向き)に対して傾斜した向きであるB1、B2の向きに移動可能となっている(図5参照)。
図7に示すように、キャビティ型5は、樹脂成形品100の外側表面の一部107に対応した内周形状を有するキャビティ本体13と、コア型4の突起11に突き当たるように設けられたピン状の入れ子15を有している。
なお、キャビティ本体13には入れ子15の形状に対応した穴13aが設けられており、入れ子15は穴13aに着脱可能に構成されている。
キャビティ本体13は、前述のように、樹脂成形品100の外周に対応した形状を有する部分がシボ加工面21を形成している(図8参照)。
シボ加工面21は、キャビティ型5がコア型4と係合した状態で、コア型4の突起11が設けられた面と対向するように設けられている。
なお、シボ加工面21の粗さは、例えば図8に示す最大深さEが80μm程度である。
一方、入れ子15は、コア型4の突起11に突き当たる対向面23の表面が第2の加工面としての鏡面加工面となっている。
なお、図9に示すように、入れ子15の直径25は、突起11の直径27よりも大きく形成されている。即ち、入れ子15の突起11と突き当たる面の面積は、突起11の入れ子15と突き当たる面の面積よりも大きく形成されている。
具体的には、例えば、入れ子15の直径25は、突起11の直径27よりもより片側0.05mm、直径でプラス0.1mm程度大きく形成されている。
また、入れ子15の対向面23は、コア型4とキャビティ型5を組み合わせた状態では、図5に示すように、突起11の先端に突き当たるようになっている。
詳細は後述するが、このように入れ子15を形成することにより、樹脂成形時のバリの発生を抑制できる。
また、入れ子15は、少なくとも対向面23を構成する材料が、突起11の先端よりも硬度(例えばビッカース硬度)が高い材料で構成されている。
入れ子15をこのような材料で構成することにより、入れ子15を突起11の先端に突き当てた際に対向面23が変形するのを防止できる。
なお、樹脂成形用金型1にはコア型4とキャビティ型5の他にもこれらを固定する取り付け板、型抜き・型締めに用いられるスプリング、樹脂をキャビティに注入するためのスプルゥ部等を有するが、これらの記載および詳細な説明は省略する。
次に、樹脂成形用金型1を用いて樹脂成形品100を製造する際の手順について、図5、図7および図9〜図12を参照して説明する。
まず、図7に示すように、キャビティ本体13の穴13aに入れ子15を挿入して装着し、さらに、図5に示すように、コア型4とキャビティ型5を係合させ、コア型4とキャビティ型5の間にキャビティ6を形成する。
この際、前述のように、入れ子15の対向面23は、コア型4とキャビティ型5を係合した状態では、突起11の先端に突き当たっている。
次に、図10に示すようにキャビティ6に樹脂31を注入し、硬化させて樹脂成形品100を形成する。
この際、入れ子15の対向面23は突起11の先端に突き当たっており、かつ対向面23は鏡面加工され、さらに、入れ子15の直径25は、突起11の直径27よりも大きく形成されているため、入れ子15と突起11の間には隙間が生じない。
そのため、入れ子15と突起11の間に樹脂31が注入されないため、突起11の周囲(即ち貫通穴105の周囲)に、シボ加工に起因するバリが生じることはない。
次に、樹脂31が硬化すると、図11に示すように、キャビティ型5をコア型4に対して図11のA1の向きに移動させる。
樹脂成形品100を取り出し可能な位置(樹脂成形品100の高さを超えた位置)までキャビティ型5が移動すると、次に、突起11の周囲のスライド型9は図11のB1の向きにスライドする。ここで、スライドする向き(B1の向き)は型抜き方向(A1の向き)に対して傾斜しているため、スライド型9の移動に従い、スライド型9の突起11は樹脂成形品100の貫通穴105から離れていき、スライド型9と樹脂成形品100の間に隙間が生じる。
最後に図12に示すように、樹脂成形品100がスライド型9と干渉しない位置までスライド型9が移動したところで、樹脂成形品100をスライド型9から分離し、A1の向き、即ち樹脂成形用金型1の抜き方向から樹脂成形品100を取り出す。
このように、第1の実施形態によれば、樹脂成形用金型1は、貫通穴105を樹脂成形品100に形成する突起11をアンダーカットとして表面に有するコア型4と、コア型4と係合可能に設けられたキャビティ型5を有し、キャビティ型5は、コア型4と係合した状態でコア型4の表面と対向するシボ加工面21を有するキャビティ本体13と、突起11と突き当たるようにキャビティ本体13に設けられ、突起11と突き当たる対向面23に鏡面加工面を有する入れ子15を有している。
そのため、型抜き方向にアンダーカットを有し、かつアンダーカットの周囲にシボ加工面を有する場合であっても、バリの発生を抑制できる。
また、第1の実施形態によれば、シボ加工面21を有するキャビティ本体13が入れ子15を着脱可能な構造であるため、全面シボ加工を行いたい場合には、対向面23をシボ加工した、ダミー入れ子15a(図示せず)を装着することにより、キャビティ本体13をそのまま利用できる。
次に、第2の実施形態について、図13を参照して説明する。
第2の実施形態は、第1の実施形態において、コア型4と、キャビティ型5の4隅にインロー構造を設けたものである。
なお、第2の実施形態において、第1の実施形態と同様の機能を果たす要素については同一の番号を付し、主に第1の実施形態と異なる部分について説明する。
図13に示すように、第2の実施形態に係る樹脂成形用金型1aは、平面形状が矩形のコア型4aと、キャビティ型5aを有している。
コア型4aの4隅には第1の位置決め部41a、41b、41c、41dが、キャビティ型5aの4隅には第1の位置決め部41a〜41dに対応した形状の第2の位置決め部43a、43b、43c、43dが設けられており、第1の位置決め部41a〜41dと、第2の位置決め部43a〜43dでインロー構造を構成している。
このように、コア型4aとキャビティ型5aにインロー構造を設けることにより、突起11に入れ子15を突き当てる際の位置決めをより正確にできる。
このように、第2の実施形態によれば、樹脂成形用金型1aは、貫通穴105を樹脂成形品100に形成する突起11をアンダーカットとして表面に有するコア型4aと、コア型4aと係合可能に設けられたキャビティ型5aを有し、キャビティ型5は、コア型4aと係合した状態でコア型4aの突起11が設けられた面と対向するシボ加工面21を有するキャビティ本体13と、突起11と突き当たるようにキャビティ本体13に設けられ、突起11と突き当たる対向面23に鏡面加工面を有する入れ子15を有している。
従って、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
また、第2の実施形態によれば、樹脂成形用金型1aは、平面形状が矩形のコア型4aと、キャビティ型5aを有し、コア型4aの4隅には第1の位置決め部41a、41b、41c、41dが、キャビティ型5aの4隅には第2の位置決め部43a、43b、43c、43dが設けられており、第1の位置決め部41a〜41dと、第2の位置決め部43a〜43dでインロー構造を構成している。
そのため、第1の実施形態と比べて、突起11に入れ子15を突き当てる際の位置決めをより正確にできる。
以上、本発明を実施形態に基づき説明したが、本発明は実施形態に限定されない。
当業者であれば本発明の範囲内で各種変形例および改良例に想到し得るのは当然のことであり、これらも本発明の範囲内に属するものと了解される。
例えば、本実施形態では、樹脂成形品100として、ルータの充電器に用いられる外枠を例示し、これを製造する樹脂成形用金型1を例示したが、本発明は何らこれに限定されることはなく、コア型にアンダーカットを有し、かつキャビティ型のアンダーカットとの対向面にシボ加工面を設ける必要がある全ての樹脂成形用金型に適用できる。
1 樹脂成形用金型
1a 樹脂成形用金型
4 コア型
4a コア型
5 キャビティ型
5a キャビティ型
6 キャビティ
7 コア本体
9 スライド型
11 突起
13 キャビティ本体
13a 穴
15 入れ子
15a ダミー入れ子(図示せず)
21 シボ加工面
23 対向面
25 入れ子15の直径
27 突起11の直径
31 樹脂
41a 第1の位置決め部
41b 第1の位置決め部
41c 第1の位置決め部
41d 第1の位置決め部
43a 第2の位置決め部
43b 第2の位置決め部
43c 第2の位置決め部
43d 第2の位置決め部
100 樹脂成形品
103 側面
105 貫通穴
105a テーパ部
107 外側表面の一部

Claims (8)

  1. 貫通孔を樹脂成形品に形成する突起をアンダーカットとして表面に有するコア型と、
    前記コア型と係合可能に設けられたキャビティ型と、
    を有し、
    前記キャビティ型は、
    前記コア型と係合した状態で前記コア型の前記突起が設けられた面と対向する第1の加工面を有する本体と、
    前記コア型と係合した状態で前記突起と突き当たるように前記本体に設けられ、前記突起と突き当たる面に第2の加工面を有する入れ子と、
    を有し、
    前記第1の加工面はシボ加工面であり、前記第2の加工面は鏡面加工面であり、前記第1の加工面と前記第2の加工面との間には段差はなく連続しており、前記入れ子の、前記突起と突き当たる面の面積は、前記突起の、前記入れ子と突き当たる面の面積よりも大きいことを特徴とする樹脂成形用金型。
  2. 前記突起は、突出方向が前記係合時の係合方向と交差するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の樹脂成形用金型。
  3. 前記突起は、突出方向が前記係合時の係合方向と直交するように設けられていることを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載の樹脂成形用金型。
  4. 前記入れ子は、少なくとも前記第2の加工面を構成する材料が、前記突起よりも硬度が高い材料で構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の樹脂成形用金型。
  5. 前記コア型および前記キャビティ型は平面形状が矩形であり、
    前記コア型の矩形の4隅には第1の位置決め部を有し、
    前記キャビティ型の矩形の4隅には、前記第1の位置決め部と係合可能な第2の位置決め部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の樹脂成形用金型。
  6. 前記第1の位置決め部および前記第2の位置決め部は、インロー構造を有することを特徴とする請求項5記載の樹脂成形用金型。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の樹脂成形用金型を用いることを特徴とする樹脂成形方法。
  8. 請求項7記載の樹脂成形方法を用いて成形されたことを特徴とする樹脂成形品。
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