JP2004058150A - 複合造形金型 - Google Patents
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Abstract
【課題】鋳造による金型内のキャビティ部およびコア部の製造は大きさに関わらず、均質な精度で金型内のキャビティ部およびコア部を製造することを目的とすることが望まれる。
【解決手段】コンピューター制御により鋳造用の消失模型を三次元造形する際に、キャビティ部(2)およびコア部(3)の大きさと形状に要求される精度を損ねることのないよう最低限度必要な強度を有する、均一な厚みのキャビティ部(4)および均一な厚みのコア部(5)にして、強靱な材料で個々に裏打ち(6)を施す。また、コンピューター制御する三次元造形機の定格出力範囲内で定形を基準として分割し、分割キャビティ部分(7)および分割コア部分(8)を鋳造用の消失模型に三次元造形する際、連結穴(9)を有する連結リブ(10)を分割境界面上に設ける。
【選択図】 図2
【解決手段】コンピューター制御により鋳造用の消失模型を三次元造形する際に、キャビティ部(2)およびコア部(3)の大きさと形状に要求される精度を損ねることのないよう最低限度必要な強度を有する、均一な厚みのキャビティ部(4)および均一な厚みのコア部(5)にして、強靱な材料で個々に裏打ち(6)を施す。また、コンピューター制御する三次元造形機の定格出力範囲内で定形を基準として分割し、分割キャビティ部分(7)および分割コア部分(8)を鋳造用の消失模型に三次元造形する際、連結穴(9)を有する連結リブ(10)を分割境界面上に設ける。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金型内のキャビティ部およびコア部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、金型内のキャビティ部およびコア部の製造は、機械加工や鋳造などによるダイレクトな単一構造が主流であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
鋳造による金型内のキャビティ部およびコア部の製造は、大形に比べ軽量なため小形ほど、高精度で繊細な形状向きであるという問題点があった。本発明は、大きさに関わらず均質な精度で金型内のキャビティ部およびコア部を製造することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
大きさや形状の複雑さにとらわれることなく、均質な金型のキャビティ部およびコア部を鋳造する手段として、コンピューター制御により鋳造用の消失模型を三次元造形する際に、キャビティ部(2)およびコア部(3)の大きさと形状に要求される精度を損ねることのない最低限度必要な強度を有する、均一な厚みのキャビティ部(4)および均一な厚みのコア部(5)にする。
【0005】
鋳造した均一な厚みのキャビティ部(4)および均一な厚みのコア部(5)を、金型内に装填して成形時に何度圧着しても変形することのない強度を持たせる手段として、強靱な材料で個々に裏打ち(6)を施す。
【0006】
大きさに関わらず均質な精度で金型内のキャビティ部およびコア部を製造する手段として、コンピューター制御する三次元造形機の定格出力範囲内で定形を基準として、分割キャビティ部分(7)および分割コア部分(8)に分割する。
【0007】
鋳造後に分割部分を個々に連結する手段として、連結穴(9)を有する連結リブ(10)を分割境界面上に設ける。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
図1は従来の金型の断面図で、キャビティ部(2)およびコア部(3)が金型内において所定の形状分の空隙(1)を共有する状態を示す。
【0009】
図2は本発明の実施例を示す断面図で、コンピューター制御により鋳造用の消失模型に三次元造形する際に、キャビティ部およびコア部をその大きさと形状に要求される精度を損ねることのない最低限度必要な強度を有する、均一な厚みのキャビティ部(4)および均一な厚みのコア部(5)を設け、鋳造後に強靱な材料で裏打ち(6)を施した状態を示す。
【0010】
図3は本発明の実施例を示す断面図で、定形を基準としたキャビティ部およびコア部を分割して、分割境界面上に個々に連結することができる連結穴(9)を有する連結リブ(10)を設けた状態を示す。
【0011】
【発明の効果】
本発明により、鋳造による金型内のキャビティ部およびコア部の製造は、大きさに関わらず均質な精度で短納期に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の金型の断面図。
【図2】本発明の実施例を示す断面図。
【図3】本発明の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1 所定の形状分の空隙
2 キャビティ部
3 コア部
4 均一な厚みのキャビティ部
5 均一な厚みのコア部
6 裏打ち
7 分割キャビティ部分
8 分割コア部分
9 連結穴
10 連結リブ
【発明の属する技術分野】
本発明は、金型内のキャビティ部およびコア部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、金型内のキャビティ部およびコア部の製造は、機械加工や鋳造などによるダイレクトな単一構造が主流であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
鋳造による金型内のキャビティ部およびコア部の製造は、大形に比べ軽量なため小形ほど、高精度で繊細な形状向きであるという問題点があった。本発明は、大きさに関わらず均質な精度で金型内のキャビティ部およびコア部を製造することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
大きさや形状の複雑さにとらわれることなく、均質な金型のキャビティ部およびコア部を鋳造する手段として、コンピューター制御により鋳造用の消失模型を三次元造形する際に、キャビティ部(2)およびコア部(3)の大きさと形状に要求される精度を損ねることのない最低限度必要な強度を有する、均一な厚みのキャビティ部(4)および均一な厚みのコア部(5)にする。
【0005】
鋳造した均一な厚みのキャビティ部(4)および均一な厚みのコア部(5)を、金型内に装填して成形時に何度圧着しても変形することのない強度を持たせる手段として、強靱な材料で個々に裏打ち(6)を施す。
【0006】
大きさに関わらず均質な精度で金型内のキャビティ部およびコア部を製造する手段として、コンピューター制御する三次元造形機の定格出力範囲内で定形を基準として、分割キャビティ部分(7)および分割コア部分(8)に分割する。
【0007】
鋳造後に分割部分を個々に連結する手段として、連結穴(9)を有する連結リブ(10)を分割境界面上に設ける。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
図1は従来の金型の断面図で、キャビティ部(2)およびコア部(3)が金型内において所定の形状分の空隙(1)を共有する状態を示す。
【0009】
図2は本発明の実施例を示す断面図で、コンピューター制御により鋳造用の消失模型に三次元造形する際に、キャビティ部およびコア部をその大きさと形状に要求される精度を損ねることのない最低限度必要な強度を有する、均一な厚みのキャビティ部(4)および均一な厚みのコア部(5)を設け、鋳造後に強靱な材料で裏打ち(6)を施した状態を示す。
【0010】
図3は本発明の実施例を示す断面図で、定形を基準としたキャビティ部およびコア部を分割して、分割境界面上に個々に連結することができる連結穴(9)を有する連結リブ(10)を設けた状態を示す。
【0011】
【発明の効果】
本発明により、鋳造による金型内のキャビティ部およびコア部の製造は、大きさに関わらず均質な精度で短納期に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の金型の断面図。
【図2】本発明の実施例を示す断面図。
【図3】本発明の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1 所定の形状分の空隙
2 キャビティ部
3 コア部
4 均一な厚みのキャビティ部
5 均一な厚みのコア部
6 裏打ち
7 分割キャビティ部分
8 分割コア部分
9 連結穴
10 連結リブ
Claims (3)
- 金型内において所定の形状分の空隙(1)を共有するキャビティ部(2)およびコア部(3)を、コンピューター制御により鋳造用の消失模型に三次元造形する際、キャビティ部(2)およびコア部(3)の大きさと形状に要求される精度を損ねることのない最低限度必要な強度を有する、均一な厚みのキャビティ部(4)および均一な厚みのコア部(5)にすることを特徴とする複合造形金型。
- 鋳造した均一な厚みのキャビティ部(4)および均一な厚みのコア部(5)を金型内に装填して、成形時に何度圧着しても変形することのない強靱な材料で、個々に裏打ち(6)を施すことを特徴とする請求項1記載の複合造形金型。
- コンピューター制御する三次元造形機の定格出力範囲内で定形を基準として分割し、分割キャビティ部分(7)および分割コア部分(8)を鋳造用の消失模型に三次元造形する際、鋳造後に分割面を個々に連結することができる連結穴(9)を有する連結リブ(10)を分割境界面上に設けることを特徴とする請求項1記載の複合造形金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002257173A JP2004058150A (ja) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | 複合造形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002257173A JP2004058150A (ja) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | 複合造形金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004058150A true JP2004058150A (ja) | 2004-02-26 |
Family
ID=31944408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002257173A Pending JP2004058150A (ja) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | 複合造形金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004058150A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106001425A (zh) * | 2016-06-20 | 2016-10-12 | 南京力源轨道交通装备有限公司 | 管径可调轨道模具 |
-
2002
- 2002-07-30 JP JP2002257173A patent/JP2004058150A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106001425A (zh) * | 2016-06-20 | 2016-10-12 | 南京力源轨道交通装备有限公司 | 管径可调轨道模具 |
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