JP2013248783A - 画像形成装置の製造方法、プリントヘッドの光量調整方法、及びプロセスカートリッジの製造方法 - Google Patents

画像形成装置の製造方法、プリントヘッドの光量調整方法、及びプロセスカートリッジの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】出力画像の品質向上を図ることができる画像形成装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 本実施形態の画像形成装置の製造方法は、Y軸方向に配列された複数のLEDを有するプリントヘッドを用いて対応する感光体ドラムを介して記録紙に形成されたベタパターンの複数の画素列の複数の明度情報を取得する工程と、該複数の明度情報のうち、Y軸方向に所定幅を有する注目領域に対応するN個の明度情報の変化幅を算出する工程と、該変化幅に基づいて平均化個数を決定する工程と、該平均化個数が2以上である場合に、N個の明度情報それぞれを平均化個数で移動平均する工程と、移動平均で得られた平均値に基づいて、N個の明度情報に対応するN個のLEDの発光光量を補正する工程と、を含んでいる。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置の製造方法、プリントヘッドの光量調整方法、及びプロセスカートリッジの製造方法に係り、更に詳しくは、複数の発光部を有するプリントヘッドと像担持体とを備える画像形成装置の製造方法、前記プリントヘッドの光量調整方法、及び前記プリントヘッドと像担持体とを備えるプロセスカートリッジの製造方法に関する。
従来、複数の発光部を有するプリントヘッドの光量補正方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、近年、プリントヘッドを用いて形成される画像(出力画像)の品質に要求される水準が高くなっており、特許文献1に開示されている光量補正方法では、要求される水準の画像品質を得ることは困難であった。
本発明は、一軸方向の位置が互いに異なるように配列された複数の発光部を有するプリントヘッドと、該プリントヘッドからの少なくとも一軸方向に離間する複数の光の光路上に配置された像担持体とを備える画像形成装置の製造方法であって、前記複数の光の特性、及び前記プリントヘッドを用いて前記像担持体を介して記録媒体に形成された画像の前記一軸方向の複数位置における明度、のいずれかに関する複数の情報を取得する工程と、前記複数の情報のうち、前記一軸方向に所定幅を有する領域内の前記一軸方向の少なくとも2つの位置に対応する少なくとも2つの情報、又は該少なくとも2つの情報及び前記少なくとも2つの位置、に基づく基準値を算出する工程と、前記基準値に基づいて、前記少なくとも2つの情報それぞれを移動平均する際に用いられる前記情報の個数を決定する工程と、前記個数が2以上である場合に、前記少なくとも2つの情報それぞれを前記個数で移動平均する工程と、前記移動平均で得られた平均値に基づいて、前記少なくとも2つの情報に対応する少なくとも2つの前記発光部の発光光量を補正する工程と、を含む画像形成装置の製造方法である。
本発明によれば、出力画像の品質向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るカラープリンタの概略構成を説明するための図である。 図1におけるプリントヘッドの概略構成を示す図(その1)である。 図1におけるプリントヘッドの概略構成を示す図(その2)である。 カラープリンタの制御の構成を示すブロック図である。 プリントヘッドの光量調整の手順を示すフローチャートである。 記録紙に形成されるベタパターンを説明するための図である。 図7(A)は、ベタパターンの各画素列の明度情報を示すグラフであり、図7(B)は、拡張移動平均後のベタパターンの各画素列の明度情報を示すグラフである。 図8(A)は、Y位置が80mm〜100mmにおける画素列毎の明度(生データ)及びその単純移動平均を示すグラフであり、図8(B)は、Y位置が80mm〜100mmにおける画素列毎の明度(生データ)及びその拡張移動平均を示すグラフである。 図9(A)は、Y位置が100mm〜120mmにおける画素列毎の明度(生データ)及びその単純移動平均を示すグラフであり、図9(B)は、Y位置が100mm〜120mmにおける画素列毎の明度(生データ)及びその拡張移動平均を示すグラフである。 図10(A)は、Y位置が150mm〜170mmにおける画素列毎の明度(生データ)及びその単純移動平均を示すグラフであり、図10(B)は、Y位置が150mm〜170mmにおける画素列毎の明度(生データ)及びその拡張移動平均を示すグラフである。 明度情報の変化幅Δと、明度情報の平均化個数d(Δ)との関係を示すグラフである。 変形例のプリントヘッドの光量調整の手順を示すフローチャートである。 プロセスカートリッジを説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図10(B)に基づいて説明する。図1には、一実施形態に係るカラープリンタ2000の概略構成が示されている。
このカラープリンタ2000は、4色(ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン)を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム方式の多色カラープリンタであり、4つのプリントヘッド(2200a、2200b、2200c、2200d)を有する光源装置2010、4つの感光体ドラム(2030a、2030b、2030c、2030d)、4つのクリーニングユニット(2031a、2031b、2031c、2031d)、4つの帯電装置(2032a、2032b、2032c、2032d)、4つの現像ローラ(2033a、2033b、2033c、2033d)、4つのトナーカートリッジ(2034a、2034b、2034c、2034d)、転写ベルト2040、転写ローラ2042、定着装置2050、給紙コロ2054、レジストローラ対2056、排紙ローラ2058、給紙トレイ2060、排紙トレイ2070、通信制御装置2080、スキャナ2085、及び上記各部を統括的に制御するプリンタ制御装置2090などを備えている。
ここでは、XYZ3次元直交座標系において、各感光体ドラムの長手方向(回転軸方向)に平行な方向をY軸方向、4つの感光体ドラムの配列方向に平行な方向をX軸方向として説明する。
通信制御装置2080は、ネットワークなどを介した上位装置(例えばパソコン)との双方向の通信を制御する。
プリンタ制御装置2090は、CPU、該CPUにて解読可能なコードで記述されたプログラム及び該プログラムを実行する際に用いられる各種データが格納されているROM、作業用のメモリであるRAM、アナログデータをデジタルデータに変換するAD変換回路などを有している。そして、プリンタ制御装置2090は、上位装置からの画像情報を光源装置2010に送る。
感光体ドラム2030a、プリントヘッド2200a、帯電装置2032a、現像ローラ2033a、トナーカートリッジ2034a、及びクリーニングユニット2031aは、組として使用され、ブラックの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Kステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030b、プリントヘッド2200b、帯電装置2032b、現像ローラ2033b、トナーカートリッジ2034b、及びクリーニングユニット2031bは、組として使用され、イエロー画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Yステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030c、プリントヘッド2200c、帯電装置2032c、現像ローラ2033c、トナーカートリッジ2034c、及びクリーニングユニット2031cは、組として使用され、マゼンタの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Mステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030d、プリントヘッド2200d、帯電装置2032d、現像ローラ2033d、トナーカートリッジ2034d、及びクリーニングユニット2031dは、組として使用され、シアンの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Cステーション」ともいう)を構成する。
各感光体ドラムはいずれも、その表面に感光層が形成されている。なお、各感光体ドラムは、不図示の回転機構により、図1における面内で矢印方向に回転するものとする。以下では、4つの感光体ドラム2030a〜2030dを、区別する必要がない場合は、感光体ドラム2030とも称する。
各帯電装置は、対応する感光体ドラムの表面をそれぞれ均一に帯電させる。
光源装置2010は、プリンタ制御装置2090からの多色の画像情報(ブラック画像情報、イエロー画像情報、マゼンタ画像情報、シアン画像情報)に基づいて、各色毎に変調された光を、対応する帯電された感光体ドラムの表面に照射する。これにより、各感光体ドラムの表面には、画像情報に対応した潜像が形成される。ここで形成された潜像は、感光体ドラムの回転に伴って対応する現像ローラの方向に移動する。この光源装置2010の詳細については後述する。
各現像ローラは、回転に伴って、対応するトナーカートリッジからのトナーが、その表面に薄く均一に塗布される。そして、各現像ローラの表面のトナーは、対応する感光体ドラムの表面に接すると、該表面における光が照射された部分にだけ移行し、そこに付着する。すなわち、各現像ローラは、対応する感光体ドラムの表面に形成された潜像にトナーを付着させて顕像化させる。ここでトナーが付着した像(トナー画像)は、感光体ドラムの回転に伴って転写ベルト2040の方向に移動する。
ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各トナー画像は、所定のタイミングで転写ベルト2040上に順次転写され、重ね合わされて多色のカラー画像が形成される。
給紙トレイ2060には記録紙が格納されている。この給紙トレイ2060の近傍には給紙コロ2054が配置されており、該給紙コロ2054は、記録紙を給紙トレイ2060から1枚ずつ取り出し、レジストローラ対2056に搬送する。該レジストローラ対2056は、所定のタイミングで記録紙を転写ベルト2040と転写ローラ2042との間隙に向けて送り出す。これにより、転写ベルト2040上のカラー画像が記録紙に転写される。ここでカラー画像が転写された記録紙は、定着装置2050に送られる。
定着装置2050では、熱と圧力とが記録紙に加えられ、これによってトナーが記録紙上に定着される。ここでトナーが定着された記録紙は、排紙ローラ2058を介して排紙トレイ2070に送られ、排紙トレイ2070上に順次積み重ねられる。
各クリーニングユニットは、対応する感光体ドラムの表面に残ったトナー(残留トナー)を除去する。残留トナーが除去された感光体ドラムの表面は、再度対応する帯電装置に対向する位置に戻る。
スキャナ2085は、一例として、定着装置2050と排紙トレイ2070との間の記録紙の搬送路近傍に配置されている。スキャナ2085は、一例として、発光素子を含む光照射手段によって後述する記録紙Wに形成されたベタパターン100に光を照射し、その反射光を複数の受光素子で受光することで、ベタパターン100の画像情報を読み取る。スキャナ2085は、記録紙Wの幅方向(Y軸方向)全域を光によってY軸方向に走査(スキャン)する。スキャナ2085で読み取る際の解像度は、一例として600dpiに設定されている。
次に、前記光源装置2010の構成について説明する。
光源装置2010は、4つのプリントヘッド(2200a、2200b、2200c、2200d)に加えて、一例として、制御装置3022などを有している。そして、これらは、不図示の光学ハウジングに取り付けられている。
4つのプリントヘッド2200a〜2200dは、一例として、対応する感光体ドラムの+Z側に配置されている(図1参照)。すなわち、4つのプリントヘッド2200a〜2200dは、一例として、X軸方向に配列されている。なお、ここでは、4つのプリントヘッド2200a〜2200dを、区別する必要がない場合は、プリントヘッド2200と総称する。
プリントヘッド2200は、図2及び図3に示されるように、一例として、1次元配列された複数のLED(発光ダイオード)を含むLEDアレイ2202、基板2203、1次元配列された複数のロッドレンズRL(屈折率分布型レンズ)を含むロッドレンズアレイ2204、XY平面に平行な板状部材から成る保持部材2206、Z軸方向に延びる筒状部材から成るパッケージ部材2208などを有している。
LEDアレイ2202は、一例として、複数のLEDの配列方向がY軸方向となるように基板2203の−Z側の面に実装されている。LEDアレイ2202の各LEDの射出方向は−Z方向となっている。基板2203は、保持部材2206の−Z側の面にXY平面に平行になるように取り付けられている。保持部材2206は、パッケージ部材2208の+Z側の面にXY平面に平行に固定されている。
LEDアレイ2202の各LEDは、1画素に対応している。
ロッドレンズアレイ2204は、複数のロッドレンズRLの配列方向がY軸方向となるようにパッケージ部材2208の内周側に嵌め込まれている。すなわち、ロッドレンズアレイ2204は、LEDアレイ2204の−Z側に配置されている。また、複数のロッドレンズRLは、複数のLEDに対応しており、対応する複数のLEDからの複数の光の光路上に位置している。そこで、ロッドレンズアレイ2204から、Y軸方向に離間する複数の光が−Z方向に射出される。
以上のように構成されるプリントヘッド2200の各LEDからの光は、対応するロッドレンズRLにより、対応する感光体ドラム上に集光され、光スポットが形成される。すなわち、各感光体ドラムの表面上に、対応するLEDアレイ2204の各LEDの共役像が形成される。
制御装置3022は、一例として図4に示されるように、CPU3210、フラッシュメモリ3211、RAM3212、IF(インターフェース)3214、画素クロック生成回路3215、画像処理回路3216、書込制御回路3219、光量調整回路3223、光源駆動回路3221などを有している。なお、図4における矢印は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロックの接続関係の全てを表すものではない。
画素クロック生成回路3215は、画素クロック信号を生成する。なお、画素クロック信号は、1/8クロックの分解能で位相変調が可能である。
画像処理回路3216は、CPU3210によって色毎にラスター展開された画像データに所定の中間調処理などを行った後、各プリントヘッドのLED毎のドットデータを作成する。
書込制御回路3219は、ステーション毎に、予め定められたタイミングで書込みを開始させる。そして、書き込み開始のタイミングに合わせて、各LEDのドットデータを画素クロック生成回路3215からの画素クロック信号に重畳させるとともに、LED毎にそれぞれ独立した変調データを生成する。また、書込制御回路3219は、所定のタイミング毎に、APC(Auto Power Control)を実施する。
光量調整回路3223は、後に詳しく説明するように、スキャナ2085で読み取られたベタパターン100の画像情報に基づいて各プリントヘッドの光量を補正するための光量補正データを作成し、該光量補正データを光源駆動回路3221に送る。
光源駆動回路3221は、書込制御回路3219からの各変調データに応じた駆動信号を、光量調整回路3223からの光量補正データを用いて補正し、補正後の駆動信号を各プリントヘッドに出力する。
IF(インターフェース)3214は、プリンタ制御装置2090との双方向の通信を制御する通信インターフェースである。
フラッシュメモリ3211には、CPU3210にて解読可能なコードで記述された各種プログラム、及びプログラムの実行に必要な各種データが格納されている。
RAM3212は、作業用のメモリである。
CPU3210は、フラッシュメモリ3211に格納されているプログラムに従って動作し、光源装置2010の全体を制御する。
ところで、従来、プリントヘッドを用いて感光体ドラムを介して記録媒体に画像を形成する際、例えばプリントヘッドからの複数の光の特性などに起因して、感光体ドラムに露光むらが発生し、記録媒体に形成された画像(出力画像)に濃度むら(例えば縦筋)が発生していた。ここで、「プリントヘッドからの複数の光の特性」とは、複数の光の結像位置での光量(光スポットの光量)のばらつき、複数の光の結像位置での大きさ(光スポットの大きさ)のばらつきなどを意味する。
そこで、本実施形態では、この濃度むらの発生を抑制するために、プリントヘッド2200の光量を調整することとしている。
以下に、プリントヘッド2200の光量調整方法の一例を、図5のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、図5は、制御装置3022によって実行される処理アルゴリズムに対応している。光量調整はプリントヘッド2200毎に行われるため、以下では、一のプリントヘッド2200の光量調整について詳細に説明する。
先ず、一のプリントヘッド2200を用いて、対応する感光体ドラム2030を介して、記録紙Wに、ベタパターン100を形成する(図6参照)。
ベタパターン100は、一のプリントヘッド2200のみを用いることを除いて、前述したカラープリンタ2000による一連の画像形成プロセスと同様のプロセスで形成される。すなわち、一のプリントヘッド2200からのベタパターン100の画像情報に基づいて変調された光が、対応する感光体ドラム表面に照射され、該感光体ドラム表面に潜像が形成される。そして、この潜像が対応する現像ローラによって現像され、現像された画像が転写ベルト2040を介して記録紙Wに転写された後、定着装置2050によって定着される。なお、ベタパターン100の画像情報は、予めフラッシュメモリ3211に格納されている。
ここでは、一のプリントヘッド2200の解像度は、一例として、600dpi(dots per inch)に設定されており、ベタパターン100は、600dpiの解像度で記録紙Wに形成される。以下では、定着装置2050を介した記録紙Wの移動方向を、排紙方向と称する。排紙方向は、各感光体ドラムの回転方向に対応する方向でもある。
ベタパターン100は、一例として、一のプリントヘッド2200の全LEDを用いて(点灯させて)記録紙WのY軸方向の幅のほぼ全域に亘って形成されたハーフトーン(例えば明度が1〜99)のパターンとされている。ベタパターン100の複数の画素は、一例として、対応する複数のLEDに同じ大きさの電流(基準電流)が供給されることで形成される。
すなわち、ベタパターン100は、一例として、記録紙W上における排紙方向を長手方向とする仮想矩形枠内に排紙方向及びY軸方向に2次元配列された複数の画素で構成されている。換言すると、ベタパターン100は、それぞれが排紙方向に1列に並ぶ複数の画素から成る、Y軸方向に隣接して並ぶ複数の画素列で構成されている。この場合、ベタパターン100の複数の画素列は、LEDアレイ2202の複数のLEDに個別に対応する。
記録紙Wは、定着装置2050によってベタパターン100が定着された後、スキャナ2085に対向しつつ排紙方向に搬送される(図1及び図6参照)。
このとき、ベタパターン100がスキャナ2085によりスキャン(走査)され、ベタパターン100の画像情報が光量調整回路3223に送られる。そして、光量調整回路3223は、この画像情報からベタパターン100の明度情報を画素単位で取得する。すなわち、ベタパターン100の各画素の明度情報が取得される。
最初のステップS1では、ベタパターン100の各画素列の明度情報を取得する。
具体的には、光量調整回路3223が、ベタパターン100の各画素列の複数の明度情報の平均値を求めて、該平均値を該画素列の明度情報として取得する。この場合、ベタパターン100の複数の画素列の明度情報は、LEDアレイ2202の複数のLEDに個別に対応する。
図7(A)には、ベタパターン100の各画素列の明度情報、すなわちベタパターン100のY軸方向の明度変化がグラフにて示されている。
次のステップS3では、ベタパターン100の複数の明度情報のうちのN個(Nは、2以上の整数)の明度情報に対応し、Y軸方向に幅D(所定幅)を有する注目領域をK個設定する。
すなわち、各注目領域は、一例として、ベタパターン100の一の画素列に対応する第n明度情報を含むN個(例えば2d+1個、dは自然数)の明度情報に対応するY軸方向の位置(以下では、Y位置とも称する)を含む幅Dの領域として設定される。ここでは、一例として、N=21(d=10)とされている。
各注目領域の幅Dは、一例として、0.1mm以上かつ2mm以下に設定されることが好ましく、0.5mm以上かつ1.5mm以下に設定されることがより好ましい。そこで、本実施形態では、各注目領域の幅Dは、一例として0.89mmに設定されている。この場合、ベタパターン100の最も+Y側の画素列と最も−Y側の画素列との距離が、例えば200mmの場合には、注目領域の数Kを、200個以上としても良い。なお、注目領域は、ベタパターン100のY軸方向の全域に亘って満遍なく(隙間なく)設定されることが好ましい。
次のステップS5では、各注目領域に対応するN個の明度情報、又は該N個の明度情報及び該N個の明度情報に対応するN個の画素列のY位置、に基づく基準値を算出する。ここでは、「基準値」は、一例として、各注目領域に対応するN個の明度情報の変化幅Δ、すなわちN個の明度情報の最大値から最小値を減じた値とされている。そこで、このステップS5では、各注目領域に対応するN個の明度情報の変化幅Δが算出される。
次のステップS7では、各注目領域に対応するN個の明度情報の変化幅Δに基づいて、該注目領域に対応するN個の明度情報に対する平均化個数を決定する。なお、「N個の明度情報に対する平均化個数」とは、N個の明度情報それぞれを移動平均する際に用いられる明度情報の個数を意味する。
ここで、濃度むら(例えば縦筋)は、例えばプリントヘッド2200に起因して出力画像に発生するが、複数の明度情報の変化幅Δが小さく高周波でばらついている領域(図7(A)における領域A及びC)では、一般の画像形成装置(例えばカラープリンタ)の解像力が追従しないため縦筋が発生せず、解像力が追従したとしても、人の目の解像力が追従しないため、高周波成分は補正しなくても、縦筋として認識され難い。一方、複数の明度情報の変化幅Δが大きく比較的低周波でばらついている領域(図7(A)における領域B)では、縦筋が発生し易い、すなわち縦筋として視覚で認識され易い。
また、スキャナ2085でベタパターン100を読み取って、その明度情報を測定する際には、ある程度の測定誤差が発生する。この場合、この測定誤差が含まれた明度情報に基づいて作成された光量補正データを用いてプリントヘッド2200の光量を調整すると、この測定誤差に起因する縦筋が出力画像に発生するおそれがある。
そこで、ベタパターン100のY軸方向の明度変化における高周波成分が除去されるとともに低周波成分が残存するように、複数の明度情報を平均化し、平均化された明度情報に基づいて、プリントヘッド2200の光量を補正するための光量補正データを作成することが好ましい。なお、上記測定誤差は、上記高周波成分に含まれていると考えられる。
すなわち、図7(A)に示されるベタパターン100の複数の明度情報を、図7(B)に示されるようにY軸方向に平均化し、この平均化された明度情報に基づいて光量補正データを作成することが好ましい。
具体的には、複数の明度情報の変化幅Δが大きい注目領域ほど、平均化個数を少ない個数に決定する。逆に言うと、複数の明度情報の変化幅Δが小さい注目領域ほど、平均化個数を多い個数に決定する。このような決定を、全ての注目領域について行う。
すなわち、各注目領域の複数の明度情報に対して、拡張移動平均を行う。
ここで、拡張移動平均に先立って、単純移動平均について説明する。
図8(A)、図9(A)、図10(A)には、明度の実測値(太線)と、該実測値を単純移動平均で平均化したもの(細線)が示されている。図8(A)、図9(A)及び図10(A)において、縦軸は、スキャナ2085で読み取られたベタパターン100の明度の測定値を示し、横軸は、各画素列のY位置を示している。
単純移動平均は、次の(1)式で定義される。
Figure 2013248783
上記(1)式において、mは、画素列番号を示し、xは、画素列番号mに対応するY位置を示し、L(x)は、Y位置がxでの明度の測定値を示し、L(x)は、xでの単純移動平均後の明度を示している。2d+1は、単純移動平均での平均化個数である。
図8(A)、図9(A)、図10(A)では、一例として、d=10とされている。この場合、画素列番号mに対応する明度の平均値は、画素列番号(m−10)〜画素列番号(m+10)のY軸方向に並ぶ21個の画素列に対応する21個の明度の測定値の平均値である。
図8(B)、図9(B)、図10(B)には、明度情報の実測値(太線)と、該実測値を拡張移動平均で平均化したもの(細線)が示されている。図8(B)、図9(B)、図10(B)において、縦軸は、スキャナ2085で読み取られたベタパターン100の明度情報の測定値を示し、横軸は、各画素列のY位置を示している。
拡張移動平均は、注目領域に対応する複数の明度情報の変化幅Δに応じて平均化個数が変わることを除いて、単純移動平均と同じである。
すなわち、拡張移動平均は、複数の明度情報の変化幅Δが大きい注目領域に対応する複数の明度情報に対して平均化個数を少なく設定し、複数の明度情報の変化幅Δが小さい注目領域に対応する複数の明度情報に対して平均化個数を多く設定する移動平均を意味する。
拡張移動平均における平均化個数d(Δ)は、一例として、明度情報の変化幅Δを変数、a、b、cを定数として、次の(2)式で表わすことができる。
Figure 2013248783
但し、上記(2)式において、d(Δ)<0のときは、d(Δ)=0とする。また、HA[ ]は四捨五入を表す。図8(B)、図9(B)、図10(B)では、a=2、b=10、c=2とされている。上記(2)式において、Δ=0のときd(Δ)=bとなり、Δ=aのときd(Δ)=0となる。
図11には、上記(2)式におけるΔとd(Δ)との関係の一例がグラフにて示されている。
図11では、理解を容易にするために、上記(2)式におけるd(Δ)におけるHA[ ](四捨五入)が行われていない。図11には、上記(2)式において、それぞれc=0.5、c=1、c=1.5、c=2、c=2.5、c=3のときの6つのグラフが描画されている。また、図11では、上記(2)式において、a=2、b=10とされている。c=1のときは、d(Δ)>0の領域において、Δの変化に対するd(Δ)の変化率(図11のグラフにおける微分)は一定である。
図8(A)、図9(A)及び図10(A)に示される単純移動平均と、図8(B)、図9(B)及び図10(B)に示される拡張移動平均とを比較すると、単純移動平均では、高周波な変化も低周波な変化も両方とも平均化されているのに対し、拡張移動平均では、高周波な変化のみが平均化され、低周波な変化は平均化されていないことが分かる。
そこで、本実施形態では、拡張移動平均を採用することで、明度情報の変化幅Δが小さい高周波な明度変化を平均化し、明度情報の変化幅Δが大きい低周波な明度変化を極力平均化しないようにしている。
次のステップS9では、kに1がセットされる。
次のステップS11では、K個の注目領域のうちの第k注目領域に対する平均化個数が2以上であるか否かが判断される。
ステップS11での判断が肯定されると、ステップS13に移行する。ステップS13では、nに1がセットされる。
次のステップS15では、第k注目領域に対応する、第n明度情報を含む平均化個数d(Δ)分の明度情報の平均値を求める。すなわち、第k注目領域に対応するN個の明度情報それぞれを平均化個数d(Δ)で移動平均する。
具体的には、平均化個数d(Δ)が、2r+1個(rは、自然数)、すなわち奇数個である場合には、一例として、第n明度情報、該第n明度情報に対応する画素列の+Y側に隣接する画素列を起点として+Y方向に順に並ぶr+i個(iは、絶対値がr以下の整数)の画素列に対応するr+i個の明度情報、及び第n明度情報に対応する画素列の−Y側に隣接する画素列を起点として−Y方向に順に並ぶr−i個の画素列に対応するr−i個の明度情報を含む2r+1個の明度情報の平均値を求める。
一方、平均化個数d(Δ)が、2r個(rは、自然数)、すなわち偶数個である場合には、一例として、第n明度情報、該第n明度情報に対応する画素列の+Y側に隣接する画素列を起点として+Y方向に順に並ぶr+i個(iは、絶対値がr−1以下の整数)の画素列に対応するr+i個の明度情報、第n明度情報に対応する画素列の−Y側に隣接する画素列を起点として−Y方向に順に並ぶr−i−1個の画素列に対応するr個の明度情報を含む2r個の明度情報の平均値を求める。
次のステップS17では、第k注目領域に対応する第n明度情報を求められた平均値で置き換える。
ここで、ステップS5〜ステップS17の一連の処理の具体例を簡単に説明する。上記(2)式においてa=2、b=10、c=2、第k注目領域に対応する明度情報の数をN=21とすると、仮に第k注目領域に対応する21個の明度情報の変化幅がΔ=1である場合には、上記(2)式及び図11から、平均化個数d(Δ)=8が求められる。この場合、第k注目領域に対応する21個の画素列のうちの一の画素列に対応する第n明度情報、該一の画素列の+Y側に隣接する画素列を起点に+Y方向に順に並ぶ4つ(又は3つ)の画素列に対応する4個(又は3個)の明度情報、及び該一の画素列の−Y側に隣接する画素列を起点に−Y方向に順に並ぶ3個(又は4個)の画素列に対応する3個(又は4個)の明度情報を含む8つの明度情報の平均値が求められる。そして、第n明度情報が、求められた平均値で置き換えられる。
次のステップS19では、n=Nであるか否かが判断される。
ステップS19での判断が否定されると、ステップS21に移行する。ステップS21では、nがインクリメントされ、フローは、ステップS15に戻る。
ステップS19での判断が肯定されると又はステップS11での判断が否定されると、ステップS23に移行する。ステップS23では、k=Kであるか否かが判断される。
ステップS23での判断が否定されると、ステップS25に移行する。ステップS25では、kがインクリメントされ、フローは、ステップS11に戻る。
一方、ステップS23での判断が肯定されると、ステップS27に移行する。ステップS27では、各注目領域に対応する置き換えられたN個の平均値又はN個の明度情報(図8(B)、図9(B)、図10(B)参照)に基づいて、複数のLEDの発光光量を補正するための光量補正データを作成し、保存する。
具体的には、予め明度変化と光量変化との関係を求めておき、この関係に基づいて、例えば、ベタパターン100のY軸方向の明度変化が低減されるような光量補正データを作成し、フラッシュメモリ3211に格納する。なお、光量補正データは、一例として、ベタパターン100の各画素列の明度情報が全画素列の明度情報の平均値に等しくなるようなデータに作成されることが好ましい。
より詳細には、ベタパターン100のY軸方向の明度変化が低減されるように一のプリントヘッド2200の複数のLEDの発光光量を補正し、これらの補正値を光量補正データとして取得(保存)する。すなわち、光量補正データは、各LEDの発光光量の補正値を含んでいる。なお、ここでは、各LEDの発光光量の補正は、一例として、各LEDに供給する電流の大きさを基準電流に対して調整(増減)することにより行われる。
そして、例えばパソコン等の上位装置からカラープリンタ2000に印刷要求があると、光量調整回路3223から光源駆動回路3221に光量補正データが送られ、光源駆動回路3221は、書込み制御回路3219からの画像情報に基づいて変調された各LEDの駆動信号を、該LEDに対応する補正値を用いて補正して、補正後の駆動信号を該LEDに出力する。
以上のようにして一のプリントヘッド2200の光量補正データが作成及び保存され、同様に、他のプリントヘッド2200についても光量補正データが作成及び保存される。そして、印刷が行われる際に、各プリントヘッドの光量が、対応する光量補正データを用いて調整される。
この結果、記録紙に高品質なカラー画像を形成することができる。
なお、上述したプリントヘッド2200の光量補正データの作成及び保存は、例えば、作業者、サービスマン又はユーザによって操作部を介して適宜行われることとしても良いし、例えば温度、湿度、印刷回数等に基づいて又は定期的に、自動で行われることとしても良い。
以上説明した本実施形態の光量調整方法は、Y軸方向に配列された複数のLEDを有するプリントヘッド2200を用いて対応する感光体ドラム2030を介して記録紙Wに形成されたベタパターン100の複数の画素列(Y軸方向の複数位置)の複数の明度情報を取得する工程と、該複数の明度情報のうち、Y軸方向に幅Dを有する注目領域に対応するN個の明度情報に基づく基準値である変化幅Δを算出する工程と、該変化幅Δに基づいて、N個の明度情報それぞれを移動平均する際に用いられる明度情報の個数である平均化個数d(Δ)を決定する工程と、該平均化個数が2以上である場合に、N個の明度情報それぞれを平均化個数d(Δ)で移動平均する工程と、移動平均で得られた平均値に基づいて、N個の明度情報に対応するN個のLEDの発光光量を補正する工程と、を含んでいる。
この場合、変化幅Δに基づいて、N個の明度情報に対する平均化個数d(Δ)が決定されるため、変化幅Δに応じてN個の明度情報の平均化の度合いを変えることができる。
具体的には、変化幅Δが大きいほど、N個の明度情報の平均化の度合いを小さくすることができる。逆に言うと、変化幅Δが小さいほど、N個の明度情報の平均化の度合を大きくすることができる。
そして、前記補正する工程では、平均化個数が2以上である場合に移動平均で得られた平均値に基づいて、N個の明度情報に対応するN個のLEDの発光光量が補正される。
この場合、ベタパターン100のY軸方向の明度変化から測定誤差を含む高周波成分が精度良く除去された明度変化を得ることができ、この明度変化に基づいて光量補正データを作成することができる。すなわち、測定誤差を含む高周波成分に起因する濃度むら(縦筋)の発生を効果的に抑制できる信頼性が高い光量補正データを作成することができる。
この結果、出力画像の品質向上を図ることができる。
また、前記補正する工程では、平均化個数d(Δ)が0又は1である場合に、注目領域に対応するN個の明度情報に基づいて、該N個の明度情報に対応するN個のLEDの発光光量が補正される。
この場合、ベタパターン100のY軸方向の明度変化のうち測定誤差を含まない低周波成分を残存させた明度変化を得ることができ、この明度変化に基づいて光量補正データを作成することができる。すなわち、測定誤差を含まない低周波成分に起因する縦筋の発生を確実に抑制できる信頼性が高い光量補正データを作成できる。
この結果、出力画像の更なる品質向上を図ることができる。
また、注目領域に対応するN個の明度情報に基づく基準値は、該N個の明度情報のうちの最大の明度情報と、該複数の情報のうちの最小の明度情報との差(変化幅Δ)とされている。
この場合、基準値を容易かつ迅速に算出することができる。
また、注目領域のY軸方向の幅Dは、一例として、0.1mm以上かつ2mm以下に設定されている。
この場合、変化幅Δが小さい高周波な変化をより平均化され易くし、かつ変化幅Δが大きい低周波な変化をより平均化され難くすることができるとともに、視覚で認識され易い1mm程度の間隔で縦筋が出力画像に発生することを十分に抑制できる。
カラープリンタ2000では、各プリントヘッド2200が本実施形態の光量調整方法で光量調整されるため、縦筋の発生が十分に抑制された高品質なカラー画像を得ることができる。
また、本実施形態の光量調整方法を用いて、カラープリンタ2000を製造することができる。すなわち、カラープリンタ2000の製造時に、各プリントヘッドについて上記ステップS1〜ステップS27を行うことで、該プリントヘッドの光量調整を行うことができる。この場合、濃度むら(縦筋)の発生を十分に抑制でき、出力画像の品質向上を図ることができる。この結果、画像品質に優れるカラープリンタ2000を製造できる。
また、平均化個数d(Δ)は、図11の6つのグラフに示されるように、変化幅Δが大きいほど少ない個数に決定されることが好ましい。この場合、高周波な変化は平均化され易く、低周波な変化は平均化され難くなる。
そして、平均化個数d(Δ)は、図11のc>1のときの4つのグラフに示されるように、変化幅Δが大きいほど、変化幅Δに対する平均化個数d(Δ)の変化率の絶対値が大きくなるように決定されることがより好ましい。この場合、高周波な変化はより平均化され易く、低周波な変化はより平均化され難くなる。
また、平均化個数d(Δ)は、図11のc>1のときの4つのグラフに示されるように、変化幅Δに対する平均化個数d(Δ)の変化率(図11のグラフにおける微分)が、変化幅Δの増加に対して単調減少となるように決定されることがより好ましい。この場合、高周波な変化はより平均化され易く、低周波な変化はより平均化され難くなる。
ここで、高周波な変化がより平均化され易く、低周波な変化がより平均化され難くするためには、注目領域の幅Dは大き過ぎても小さ過ぎても好ましくない。この場合、幅Dによって、上記定数a、b、cを適切に設定したとしても、高周波な変化が平均化され難くなってしまったり、低周波な変化が平均化され易くなってしまったりする。
そこで、これを回避するためにも、前述したように、幅Dの値は、一例として、0.1mm以上かつ2mm以下に設定されることが好ましい。この場合、高周波な変化はより平均化され易く、低周波な変化はより平均化され難くなる。
なお、上記実施形態では、プリントヘッド2200を用いて対応する感光体ドラム2030を介して記録紙Wに形成されたベタパターン100の複数の明度情報に基づいて、プリントヘッド2200の光量を調整しているが、これに限らず、例えば、プリントヘッド2200からの複数の光の特性に関する複数の特性情報に基づいて、プリントヘッド2200の光量を補正することとしても良い。この場合、例えば図12のフローチャートに示されるように、プリントヘッド2200からの複数の光の特性情報を取得した(ステップS31)後、図5におけるステップS3〜ステップS27に対応する図12のステップS33〜ステップS57を行えば良い。この結果、特にプリントヘッドに起因して出力画像に発生する濃度むらを十分に抑制でき、出力画像の品質向上を図ることができる。なお、複数の特性情報は、複数の光に個別に対応している。
具体的には、図12の最初のステップS31では、プリントヘッド2200の全LEDを点灯させて、各LEDから射出され対応するロッドレンズRLを介した複数の光、すなわち該プリントヘッド2200からの複数の光の特性に関する複数の特性情報が、不図示のプリントヘッド特性計測装置を用いて取得される。
プリントヘッド2200からの複数の光の特性に関する複数の特性情報としては、該複数の光の結像位置での光量(光スポットの光量)、該複数の光の結像位置での大きさ(光スポットの大きさ)等が挙げられ、いずれも、例えば図7(A)のような変化をする。
図12のステップS33〜ステップS55は、図5のステップS3〜ステップS25と同様に行われる。
図12の最後のステップS57では、各注目領域に対応する置き換えられたN個の平均値又はN個の特性情報に基づいて、複数の光スポットの光量及び大きさの少なくとも一方のばらつき(光スポット間での差)が低減されるように、複数のLEDの発光光量が補正され、これらの補正値を含む光量補正データがフラッシュメモリ3211に格納される。この場合、光量及び大きさの少なくとも一方が全光スポットで同じ(例えば全光スポットの平均値)になるように、複数のLEDの発光光量が補正されても良い。
図12のステップS31〜ステップS57は、カラープリンタ2000の製造時に行われても良い。この場合、特にプリントヘッドに起因する濃度むら(縦筋)を十分に抑制でき、出力画像の品質向上を図ることができ、ひいては画像品質に優れるカラープリンタ2000を製造できる。
また、上記実施形態では、注目領域に対応するN個の明度情報、又は該N個の明度情報及び該N個の明度情報に対応するN個の画素列のY位置、に基づく基準値として、N個の明度情報の変化幅Δが用いられているが、これに限られない。
例えば、注目領域のY軸方向の両端に位置する2つの画素列間のY軸方向の距離に対する、該2つの画素列の明度情報の差の比率(傾きL)を算出し、傾きLの絶対値を、基準値としても良い。すなわち、傾きLの絶対値に基づいて、平均化個数を決定することとしても良い。
また、例えば、N個の明度情報のうちの複数の情報を線形近似して得られる少なくとも1つの直線の傾き又は該少なくとも1つの直線の傾きに基づく値としても良い。
具体的には、注目領域を、複数の明度情報に対応する複数のY位置をそれぞれが含むJ個(J≧2)の領域に分けて、該J個の領域それぞれの複数の明度情報を線形近似することで、J個の直線の傾きを取得し、これらJ個の直線の傾きに基づく値を、基準値として用いても良い。すなわち、J個の直線の傾きに基づいて平均化個数を決定することとしても良い。より詳細には、一例として、J個の直線の傾きの絶対値のうちの最大値を基準値としても良いし、J個の直線の傾きの絶対値の平均値を基準値としても良い。
また、注目領域に対応するN個の明度情報を線形近似して得られる1つの直線の傾きを基準値としても良い。
以上の場合であっても、平均化個数は、基準値が大きいほど少ない個数に決定されることが好ましい。また、平均化個数は、基準値が大きいほど前記基準値の変化に対する前記個数の変化率の絶対値が大きくなるように決定されることがより好ましい。また、平均化個数は、基準値の変化に対する平均個数の変化率が基準値の増加に対して単調減少となるように決定されることがより好ましい。
また、平均化個数を算出する関係式として上記(2)式を例に説明したが、各注目領域に対応する複数の明度情報に基づく基準値に応じて平均化個数を算出可能な関係式であれば、上記(2)式以外の関係式を用いても良い。
上記実施形態の光量調整方法では、高周波な明度変化の補正は行わないことになるため、上記実施形態の光量調整方法を用いて、記録紙Wに画像を形成し、形成された画像の明度分布を測定すると、図8(B)、図9(B)、図10(B)より、Y軸方向に約1mm幅で、PV(Peak to Valley、Max−Minに対応)で、明度1以下程度の変化が残存することになる。すなわち、上記実施形態のように光量補正データを作成することは、出力画像の明度分布が、約1mm幅で、PVで、明度1以下程度の変化を意図的に残存させることに相当する。
また、図13に示されるように、プリントヘッド2200a〜2200dと、対応する感光体ドラム2030a〜2030dとが一体化され、カラープリンタ本体に着脱可能に構成したプロセスカートリッジ3000a〜3000dとすることも可能である。この場合、プリントヘッド及び感光体ドラムの交換、修理等のメンテナンスが容易となる。例えば、感光体ドラムの交換時に、プロセスカートリッジごと交換することが可能となり、その交換作業が容易となる。
そして、上記実施形態の光量補正方法を用いて、各プロセスカートリッジを製造することもできる。すなわち、各プロセスカートリッジの製造時に、そのプリントヘッドについて図5のステップS1〜ステップS27、又は図12のステップS31〜S57を行うことで、該プリントヘッドの光量調整を行うことができる。この場合、出力画像の品質向上を図ることができ、この結果、画像品質に優れるプロセスカートリッジを製造できる。なお、上記プロセスカートリッジのプリントヘッドの光量調整は、プロセスカートリッジを例えばカラープリンタ本体に装着して行うことができる。
上記実施形態では、記録紙Wに形成される画像は、ベタパターンとされているが、これに限らず、例えばY軸方向に延びるライン状のパターンとされても良い。
また、ベタパターンの形状、大きさ、数、配置、トーンは、上記実施形態で説明したものに限られず、適宜変更可能である。例えば、ベタパターンは、複数のパターンで構成されていても良い。
また、上記実施形態では、複数のLEDは、Y軸方向に1列に配列されているが、これに限らず、代えて、例えばY軸方向の位置が互いに異なるように2次元配列されていても良く、要は、複数のLEDは、Y軸方向の位置が互いに異なるように配列されていれば良い。
また、上記実施形態では、カラープリンタ2000にベタパターン100を読み取るためのスキャナ2085が設けられているが、設けられていなくても良い。この場合、例えば、製造時には、工場に備え付けのスキャナを用いても良い。また、例えば、メンテナンス時には、別体のスキャナをカラープリンタ2000に接続することとしても良い。
なお、上記実施形態において、プリントヘッド2200の解像度、及びスキャナ2085で読み取る際の解像度は共に600dpiとされているが、これに限定されるものではなく、その他の値とすることも可能である。
また、上記実施形態において、制御装置3022は、光量調整回路3223を有していなくても良い。この場合、上記実施形態で光量調整回路3223が行う処理を、例えばCPU3210が行うこととしても良い。
また、上記実施形態において、制御装置3022での処理の少なくとも一部を、プリンタ制御装置2090が行っても良い。また、プリンタ制御装置2090での処理の少なくとも一部を、制御装置3022が行っても良い。
上記実施形態では、発光部としてLEDを用いているが、これに限らず、例えば有機EL、レーザなどを用いても良い。
上記実施形態では、画像形成装置として、カラープリンタ2000が採用されているが、これに代えて、例えばモノクロプリンタ、複写機、複写機とその他の装置との複合機などを採用することとしても良い。なお、例えば、複写機などで原稿読み取り用のスキャナが内蔵されている場合は、そのスキャナをベタパターン100の読み取りにも用いることとしても良い。この場合、専用のスキャナを設ける必要がない。
100…ベタパターン(画像)、2000…カラープリンタ(画像形成装置)、2200(2200a〜2200d)…プリントヘッド、2030(2030a〜2030d)…感光体ドラム(像担持体)、3000a〜3000d…プロセスカートリッジ、W…記録紙(記録媒体)。
特許第4403744号公報

Claims (11)

  1. 一軸方向の位置が互いに異なるように配列された複数の発光部を有するプリントヘッドと、該プリントヘッドからの少なくとも一軸方向に離間する複数の光の光路上に配置された像担持体とを備える画像形成装置の製造方法であって、
    前記複数の光の特性、及び前記プリントヘッドを用いて前記像担持体を介して記録媒体に形成された画像の前記一軸方向の複数位置における明度、のいずれかに関する複数の情報を取得する工程と、
    前記複数の情報のうち、前記一軸方向に所定幅を有する領域内の前記一軸方向の少なくとも2つの位置に対応する少なくとも2つの情報、又は該少なくとも2つの情報及び前記少なくとも2つの位置、に基づく基準値を算出する工程と、
    前記基準値に基づいて、前記少なくとも2つの情報それぞれを移動平均する際に用いられる前記情報の個数を決定する工程と、
    前記個数が2以上である場合に、前記少なくとも2つの情報それぞれを前記個数で移動平均する工程と、
    前記移動平均で得られた平均値に基づいて、前記少なくとも2つの情報に対応する少なくとも2つの前記発光部の発光光量を補正する工程と、を含む画像形成装置の製造方法。
  2. 前記補正する工程では、前記個数が0又は1である場合に、前記少なくとも2つの情報に基づいて、前記少なくとも2つの発光部の発光光量が補正されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の製造方法。
  3. 前記所定幅は、0.1mm以上かつ2mm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置の製造方法。
  4. 前記基準値は、前記少なくとも2つの情報のうちの最大の情報と最小の情報との差であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置の製造方法。
  5. 前記基準値は、前記少なくとも2つの情報のうちの複数の情報を線形近似して得られる少なくとも1つの直線の傾き又は該少なくとも1つの直線の傾きに基づく値であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置の製造方法。
  6. 前記基準値は、前記領域の前記一軸方向の両端間の前記一軸方向の距離に対する、前記少なくとも2つの情報のうちの前記両端に対応する2つの情報の差の比率であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置の製造方法。
  7. 前記決定する工程では、前記個数は、前記基準値が大きいほど少ない個数に決定されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置の製造方法。
  8. 前記決定する工程では、前記個数は、前記基準値が大きいほど前記基準値の変化に対する前記個数の変化率の絶対値が大きくなるように決定されることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置の製造方法。
  9. 前記決定する工程では、前記個数は、前記基準値の変化に対する前記個数の変化率が前記基準値の増加に対して単調減少となるように決定されることを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置の製造方法。
  10. 一軸方向の位置が互いに異なるように配列された複数の発光部を有するプリントヘッドの光量調整方法であって、
    前記プリントヘッドからの少なくとも前記一軸方向に離間する複数の光の特性、及び前記プリントヘッドを用いて前記像担持体を介して記録媒体に形成された画像の前記一軸方向の複数位置における明度、のいずれかに関する複数の情報を取得する工程と、
    前記複数の情報のうち、前記一軸方向に所定幅を有する領域内の前記一軸方向の少なくとも2つの位置に対応する少なくとも2つの情報、又は該少なくとも2つの情報及び前記少なくとも2つの位置、に基づく基準値を算出する工程と、
    前記基準値に基づいて、前記少なくとも2つの情報それぞれを移動平均する際に用いられる前記情報の個数を決定する工程と、
    前記個数が2以上である場合に、前記少なくとも2つの情報それぞれを前記個数で移動平均する工程と、
    前記移動平均で得られた平均値に基づいて、前記少なくとも2つの情報に対応する少なくとも2つの前記発光部の発光光量を補正する工程と、を含むプリントヘッドの光量調整方法。
  11. 一軸方向の位置が互いに異なるように配列された複数の発光部を有するプリントヘッドと、該プリントヘッドからの少なくとも前記一軸方向に離間する複数の光の光路上に配置された像担持体とを備えるプロセスカートリッジの製造方法であって、
    前記複数の光の特性、及び前記プリントヘッドを用いて前記像担持体を介して記録媒体に形成された画像の前記一軸方向の複数位置における明度、のいずれかに関する複数の情報を取得する工程と、
    前記複数の情報のうち、前記一軸方向に所定幅を有する領域内の前記一軸方向の少なくとも2つの位置に対応する少なくとも2つの情報、又は該少なくとも2つの情報及び前記少なくとも2つの位置、に基づく基準値を算出する工程と、
    前記基準値に基づいて、前記少なくとも2つの情報それぞれを移動平均する際に用いられる前記情報の個数を決定する工程と、
    前記個数が2以上である場合に、前記少なくとも2つの情報それぞれを前記個数で移動平均する工程と、
    前記移動平均で得られた平均値に基づいて、前記少なくとも2つの情報に対応する少なくとも2つの前記発光部の発光光量を補正する工程と、を含むプロセスカートリッジの製造方法。
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