JP2002307745A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002307745A
JP2002307745A JP2001111389A JP2001111389A JP2002307745A JP 2002307745 A JP2002307745 A JP 2002307745A JP 2001111389 A JP2001111389 A JP 2001111389A JP 2001111389 A JP2001111389 A JP 2001111389A JP 2002307745 A JP2002307745 A JP 2002307745A
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light
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JP2001111389A
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English (en)
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Naoya Yamazaki
直哉 山▲崎▼
Shunichiro Shishikura
俊一郎 宍倉
Toru Yoshida
徹 吉田
Naoko Odajima
尚子 小田島
Gen Nakajima
玄 中島
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】既存の装置または設備を活用し、LEDアレイ
に配列されている各素子から出射される露光光のばらつ
きによって生じる画像の濃度ムラを適宜検出し、各素子
が出射する露光光の強度や露光時間を調整することによ
り、濃度むらのない画像が形成される画像形成装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】像担持体と、主走査方向に配列された、露
光光を出射する複数の発光素子からなる光源と、光源を
画像データに応じて駆動する駆動手段とを備える画像形
成装置において、駆動手段に、主走査方向に一様な画像
を表わす画像データに基づいて光源を駆動させることに
よりテスト用静電潜像を形成し、顕像化されてなるテス
ト画像を記録媒体上に形成するテスト画像形成手段と、
テスト画像の主走査方向の濃度分布を表わす濃度データ
に基づいて、光源から出射される露光光の、主走査方向
の光量ばらつきを補正する露光補正手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
などに用いられる電子写真方式の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンタなどに用いられ
る電子写真方式の画像形成装置においては、ミラーなど
の光走査系を用いて感光体ドラムに露光光を照射し、感
光体ドラム表面に静電潜像を形成している。
【0003】しかし、光走査系は光学的空間が必要であ
り、形成する画像のサイズが大きくなると必要空間が大
きくなること、光学機器は重量があることなどから装置
の小型化、軽量化を図る上での隘路となっている。一
方、近年のLEDをめぐる技術の進展により、LEDの
高輝度化、小型化が図られ解像度が200ドット/mm
(600dpi)のLEDアレイが開発されるなど高密
度集積化の傾向にある。
【0004】しかし、LEDアレイの各素子が発光する
光量にはばらつきやムラがあるため、LEDアレイを画
像形成装置の露光装置として用いるためには、それらの
ばらつきやムラをなくする必要がある。
【0005】特開昭62−200966号公報には、L
EDヘッドの各素子の発光光量のばらつきに応じて予め
補正データをROMに記憶し、その補正データに基づい
て各素子の駆動電流を調整することによりLEDヘッド
の発光光量のばらつきを少なくし、光量分布の均一化を
図る技術が開示されている。
【0006】しかし、各素子の発光光量は経時変化する
ので、この技術では経時変化に伴って生じたばらつきを
補正することはできないという問題がある。
【0007】特開平10−193684号公報には、L
EDアレイからなる書き込み手段を有するLED書き込
み装置において、LEDアレイの各素子の発光光量を光
量センサで検出し各素子の発光光量を制御する技術が開
示されている。
【0008】しかし、各画像形成装置毎に光量センサを
配備する必要があるため、コストがかかる上、浮遊トナ
ーによりLEDアレイや光量センサが汚れ易く、誤検知
が生じ易い。また、感光体ドラムの回転方向に生じるム
ラ等は補正ができないという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み、既存の装置または設備を活用し、光源に配列され
ている複数の発光素子から出射される露光光のばらつき
によって生じる画像の濃度ムラを適宜検出し、各素子か
ら出射される露光光の光量を調整することにより、濃度
むらのない画像が形成される画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の画像形成装置は、副主査方向に回転しながら露光光
の照射を受けて静電潜像が形成される像担持体と、上記
副主査方向に交わる主走査方向に配列された、露光光を
出射する複数の発光素子からなる光源と、上記光源を画
像データに基づいて駆動する駆動手段とを備え、上記像
担持体に静電潜像を形成し、該静電潜像が顕像化されて
なる画像を、最終的に記録媒体上に形成する画像形成装
置において、上記駆動手段に、主走査方向に一様な画像
を表わす画像データに基づいて上記光源を駆動させるこ
とによりテスト用静電潜像を形成し、該テスト用静電潜
像が顕像化されてなるテスト画像を記録媒体上に形成す
るテスト画像形成手段と、上記テスト画像形成手段によ
り形成されたテスト画像から得られた、該テスト画像の
主走査方向の濃度分布を表わす濃度データに基づいて、
上記光源から出射される露光光の、主走査方向の光量ば
らつきを補正する露光補正手段とを備えたことを特徴と
する。
【0011】ここで、上記テスト画像形成手段は、主走
査方向には一様な画像を表わすとともに副主査方向に複
数段階に濃度が変化した画像を表わす画像データに基づ
いて上記光源を駆動するものであって、上記露光補正手
段は、上記光源から出射される露光光の、主走査方向の
光量ばらつきを、各露光レベルについて補正するもので
あることが好ましい。
【0012】また、上記光源は、上記主走査方向に複数
の発光素子が配列された単位モジュールが該主査方向に
複数配列されたものであって、上記露光補正手段は、上
記光源から出射される露光光の、上記単位モジュールご
との光量ばらつきを補正するものであることが好まし
い。
【0013】また、上記露光補正手段は、単位時間幅当
たりの発光光量および一画素あたりの発光時間のうちの
少なくとも一つを補正することにより、上記光源から出
射される露光光の光量ばらつきを補正するものであるこ
とが好ましい。
【0014】また、上記露光補正手段は、上記濃度デー
タに基づいて、テスト画像の主走査方向の画像の端部の
位置から、上記光源を構成する、光量補正を要する発光
素子の位置を求めるものであることが好ましい。
【0015】また、上記露光補正手段は、上記濃度デー
タに基づいて上記主走査方向の平均濃度を求め、上記光
源から出射された露光光の光量が主走査方向のいずれの
位置においても該平均濃度に対応した光量となるように
露光光の主走査方向の光量ばらつきを補正するものであ
ることが好ましい。
【0016】さらに、上記露光補正手段は、上記光源か
ら出射された露光光の光量が主走査方向のいずれの位置
においても所定の目標光量となるように、露光光の主走
査方向の光量ばらつきを補正するものであることが好ま
しい。
【0017】また上記テスト画像形成手段により形成さ
れた記録媒体上のテスト画像を読み取る画像読取手段を
備えたことも好ましい態様である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成装置の実
施形態について説明する。
【0019】図1は、本発明の第1の実施形態の画像形
成装置を示す概略構成図である。
【0020】図1に示す画像形成装置は上部に画像読取
部10および画像処理部20、下部に画像形成部30を
備えている。
【0021】画像読取部10は、読取原稿に光を照射す
る蛍光灯1と、読取原稿からの反射光を反射してその反
射光を所定の位置に導くミラー2と、ミラー2で導かれ
たその反射光を集光し読み取った画像をCCDセンサ4
の受光面に結像するレンズ3と、結像した画像を読み取
って濃度データに変換するCCDセンサ4とにより構成
されている。CCDセンサ4により読み取られたR(レ
ッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の色空間で表現
された濃度データは、画像読取部10の後段に設けられ
た画像処理部20に送られる。
【0022】画像処理部20では、送られてきた濃度デ
ータに対し前処理や特徴抽出を行い、R(レッド)、G
(グリーン)、B(ブルー)の色空間で表現された濃度
データをY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シア
ン)、K(ブラック)の色空間で表現された濃度データ
に変換する。色空間を変換された濃度データは、Y、
M、C、K各色毎に変調されて変調信号となり、その変
調信号は、画像形成部30に送られる。
【0023】画像形成部30には、感光体ドラム31が
直列に4つ配列されており、各感光体ドラム31はLE
Dアレイ32を備えている。LEDアレイ32には感光
体ドラム31表面に露光光を照射するLEDチップ32
aが主走査方向に複数配列され、そのLEDチップ32
aの各々に駆動手段32bから電流を供給してLEDア
レイ32を駆動する。駆動手段32bは、画像処理部2
0から各色毎に送られてくる変調信号に基づいて各感光
体ドラム31に備えるLEDアレイ32の各LEDチッ
プ32aに電流を供給し、各LEDチップ32aは、各
色毎の変調信号に基づいて感光体ドラム31に変調され
た露光光を照射して静電潜像を形成する。現像装置33
は、感光体ドラム31に形成されたその静電潜像を各色
のトナーにより現像して顕像化し各色トナー像を形成す
る。また、画像形成部30には駆動ロール34により駆
動されて循環移動する搬送ベルト35が備えられてお
り、その搬送ベルト35は、用紙トレイ36から引き出
した用紙を載せて循環移動し、直列に配列された4つの
感光体ドラム31の各々と接触する各転写位置38にそ
の用紙を搬送する。各感光体ドラム31は、その搬送さ
れてきた用紙に感光体ドラム31上に形成されている色
トナー像を転写する。色トナー像を転写した後になお感
光体ドラム31上に残留するトナーは、クリーナ38で
クリーニングされる。
【0024】定着装置39は、各色トナー像が転写され
た用紙37を加熱するととともに加圧し、トナー像をそ
の用紙上に定着し定着トナー像からなる画像を形成す
る。
【0025】本実施形態における画像処理部20は、L
EDアレイ32に複数配置されたLEDチップ32aの
各々から各感光体ドラム31表面に同一光量の露光光が
照射され一様な画像が形成されるように駆動手段32b
を駆動して静電潜像を形成し、その静電潜像を現像させ
るとともに用紙37上に転写および定着させて用紙上に
テスト画像を形成するテスト画像形成手段21と、テス
ト画像から得られた、テスト画像の主査方向濃度分布を
表わす濃度データに基づいて、LEDアレイから出射さ
れる露光光の、主走査方向の光量ばらつきを補正する露
光補正手段22とを備えている。
【0026】出荷時またはメンテナス時にこのテスト画
像形成手段21を用いてテスト画像が形成され、形成さ
れたテスト画像は、画像読取部10にかけられる。画像
読取部10は、その形成された用紙上のテスト画像を読
み取ってR、G、Bの色空間で表現されたテスト画像を
表す濃度データを取得し、その濃度データは画像読取部
10の後段に設けられた画像処理部20に送られる。
【0027】画像処理部20では、送られてくるR、
G、Bの色空間で表現された濃度データをY、M、C、
Kの色空間で表現された濃度データ(以下、単に濃度デ
ータと称する。)に変換し、その濃度データを露光補正
手段22に送る。
【0028】なお、濃度データは、画像読取部10でテ
スト画像を読取った主走査方向の画素を行とし、副主査
方向の画素を列とするマトリックスで表現することがで
きる。
【0029】露光補正手段22は、主走査方向に並んだ
各画素を、副主査方向に加算して平均し、それを主査方
向の濃度データとするとともに、その主査方向の濃度デ
ータの平均濃度からの偏差を求めることにより、あるい
は主査方向の濃度データの目標濃度からの偏差を求める
ことにより、各LEDチップ32aが出射した露光光の
うちばらつきがある濃度データを特定する。また、テス
ト画像の主走査方向の端部の位置は、LEDアレイ32
の両端に位置するLEDチップ32aが照射した露光光
により形成されたものであるから、その端部の位置の濃
度データを特定することにより、主査方向の各濃度デー
タと露光光を出射した各LEDチップ32aとを関係づ
け、先に求めた、ばらつきがある濃度データに基づい
て、光量補正を要するLEDチップ32aの位置を求
め、そのLEDチップ32aが出射する露光光の光量を
補正する。
【0030】ここでは、タンデム式の画像形成装置につ
いて説明したが、本発明の画像形成装置は、タンデム式
の画像形成装置に限定されるものではなく、またタンデ
ム式においても、直接転写方式に限らず中間転写方式の
画像形成装置にも適用することができる。
【0031】図2は、テスト画像形成手段により形成さ
れたテスト画像と画像読取部で読取った、テスト画像を
表す濃度データを模式的に示す図である。
【0032】図2(a)は、用紙上のテスト画像の濃淡
を模式的に表わした図である。
【0033】図2(a)に示すテスト画像40は、各L
EDチップから感光体ドラム表面に同一光量の露光光が
照射されるように駆動手段を駆動して静電潜像を形成
し、その静電潜像を顕像化するとともに用紙41上に転
写および定着させて形成したものである。各LEDチッ
プが発射する露光光の光量にはばらつきがあるため、静
電潜像の電位はそのばらつきを反映して高低が生じ、そ
れを顕像化したテスト画像40には、露光光の光量のば
らつきに応じた縦筋状の濃淡が主査方向に現れている。
【0034】図2(b)は、図2(a)に示すテスト画
像を画像読取部で主査方向に読み取った濃度データの大
きさを模式的に表わしたものである。
【0035】縦軸は、濃度データの大きさをあらわし、
濃度が濃くなるにつれて濃度データの大きさは大きくな
る。横軸は、主走査方向における用紙上の位置を表わし
ている。
【0036】図2(b)から明らかなように、図2
(a)に示すテスト画像に現れている縦筋状の濃淡に合
わせ、濃度データの大きさが変化し、用紙の主査方向に
濃度差が生じている。
【0037】露光補正手段は、この濃度データに基づい
て、例えば平均濃度データからの偏差を算出することに
より濃度データの主走査方向のばらつきを求めることが
できる。また、用紙上にテスト画像が記録されている領
域は、LEDアレイの各LEDチップから感光体ドラム
表面に同一光量の露光光が照射され一様な画像が形成さ
れるように駆動手段を駆動して静電潜像を形成した領域
であり、テスト画像が記録されている領域は一定レベル
以上の濃度の画像となって表れるので、LEDアレイの
主走査方向に複数配列されているLEDチップのうちの
両端に位置するLEDチップが照射して形成した画像の
端部を読み取って得た端部の濃度データを特定すること
ができる。さらに、2つの端部の濃度データの間にある
濃度データをLEDチップの数で按分することにより各
LEDチップと濃度データとを対応させることができる
ので、その対応関係に基づいて濃度にばらつきがあるL
EDチップの位置を求めることができる。
【0038】図3は、テスト画像形成手段により形成し
たテスト画像の例のうちのパターン1を表わした図であ
る。
【0039】図3に示すパターン1は、LEDアレイの
全てのLEDチップから感光体ドラムに同一光量の露光
光を照射して主査方向に一様な画像を表わすように駆動
手段を駆動し用紙41上にテスト画像40を形成したも
のである。
【0040】このパターン1に基づいて、主走査方向に
生じる濃度ムラを求めることができるとともに、LED
アレイの両端に配列されたLEDチップの位置を特定す
ることができる。
【0041】図4は、テスト画像形成手段により形成し
たテスト画像の例のうちのパターン2を表わした図であ
る。
【0042】図4に示すパターン2は、LEDアレイの
全てのLEDチップから感光体ドラムに同一光量で、し
かも3段階に変化する露光光を照射して主査方向に一様
な画像を表わすとともに副主査方向に3段階に濃度が変
化した画像を表わすように駆動手段を駆動し用紙41上
にテスト画像40を形成したものである。
【0043】ここでは、露光光を3段階に変化させてい
るが、これに限定されるものではなく、2段階または4
段階以上に変化させてもよい。
【0044】このパターン2に基づいて、LEDチップ
が出射する露光光のレベルを段階的に変化させたときに
主走査方向に生じる濃度ムラを求めることができるとと
もに、LEDアレイの両端に配列されたLEDチップの
位置を特定することができる。
【0045】図5は、テスト画像形成手段により形成さ
れたテスト画像の例のうち、単位モジュールが2列配列
されたLEDアレイにより露光して形成したパターン3
を表わした図である。
【0046】図5(a)は、単位モジュールが2列配列
されたLEDアレイを示す図である。
【0047】図5(a)に示すLEDアレイは、主走査
方向に複数のLEDチップ32aが配列された単位モジ
ュール42が主査方向に2列に配列されており、単位モ
ジュール42内に複数配列されたLEDチップ32a相
互の間隙を埋め合わせるように異なる単位モジュール4
2内に複数配列されたLEDチップ32aとは、互いに
位置をずらして配列されている。
【0048】図5(b)は、テスト画像形成手段により
形成したテスト画像の例のうちのパターン3を表わした
図である。
【0049】図5(b)に示すパターン3は、各単位モ
ジュール毎に全てのLEDチップから感光体ドラムに同
一光量の露光光を照射し主走査方向に一様な画像を表わ
すように駆動手段を駆動し用紙41上にテスト画像40
を形成したものである。
【0050】このパターン3によって、単位モジュール
毎に主走査方向の濃度ムラを検出することができるとと
もに、各単位モジュールの両端に配列されたLEDチッ
プの位置を特定することができる。
【0051】なお、ここでは図および説明を省略してい
るが、各単位モジュールの全てのLEDチップから感光
体ドラムに同一光量で、しかも複数段階に変化する露光
光を照射し主査方向には一様な画像を表わすとともに副
主査方向に複数段階に濃度が変化した画像を表わすよう
に駆動手段を駆動して用紙上にパターンを形成すること
により、LEDチップから出射する露光光のレベルを変
化させたときに主走査方向に生じる濃度ムラ検出するこ
とができる。
【0052】図6は、図3に示したパターン1のテスト
画像の濃度分布を示す図である。
【0053】図6において、縦軸は、画像読取手段で読
取った濃度データの大きさをあらわし、横軸は、主走査
方向における用紙上の位置をあらわしている。
【0054】図中の点線は、図3に示したテスト画像
の、副主査方向における位置aの濃度データの分布を表
し、図中の1点鎖線は、図3に示したテスト画像の、副
主査方向における位置bの濃度データの分布を表し、図
中の実線は、図3に示したテスト画像の主走査方向の分
布を表わす濃度データの平均濃度(主走査方向の分布を
副主査方向に平均したもの)の分布を表している。
【0055】図から明らかなように、テスト画像の、副
主査方向の位置aおよびbにおける濃度データの分布は
ほとんど差異がない。主走査方向に生じる濃度分布の変
動は、各LEDチップから出射される露光光の光量ばら
つきが主原因であるのに対して、副主査方向に生じる濃
度差の変動は、感光体ドラムの膜厚や感度のばらつきな
どが主原因であるため、変動量が微少でありほとんど無
視しうる。
【0056】したがって、テスト画像の主走査方向の分
布を表わす濃度データの平均濃度を、テスト画像の主走
査方向の濃度データの分布として扱うことができる。
【0057】ここで、画像読取部が備えるCCDセンサ
は、受光素子が主走査方向に1からnまで配置されてい
る。それらの受光素子によりテスト画像から読み取られ
た濃度データの副主査方向における検出数をN、読み取
られた濃度データをD(1,1)…D(n,1)、D
(1,N)…D(n,N)、主走査方向の分布を表わす
濃度データの平均濃度をM(1)…M(n)とすれば、 M(1)={D(1,1)+D(1,2)+…+D(1,N)}/N M(2)={D(2,1)+D(2,2)+…+D(2,N)}/N ……………………………… M(n)={D(n,1)+D(n,2)+…+D(n,N)}/N により求めることができる。
【0058】なお、濃度データを取得する間隔は、例え
ば感光体ドラムの回転周期の半周期毎に2回、1/4周
期毎に4回とするなど、整数分の1周期毎とすることが
好ましい。そのような周期で取得して平均することによ
り、感光体ドラムの回転変動により生じる濃度ムラをキ
ャンセルすることができる。
【0059】図7は、平均濃度データの分布から、LE
Dアレイの両端に位置するLEDチップを特定すること
により全てのLEDチップと平均濃度データとを対応づ
ける図である。
【0060】図7において、縦軸は濃度データの大きさ
をあらわし、横軸は、用紙の主査方向の左隅を原点とす
る用紙上の各位置をあらわしている。
【0061】図中の実線は、主走査方向の濃度データの
分布をあらわし、用紙の主走査方向の左隅付近と右隅付
近は濃度データの大きさがほとんど0になる位置があ
る。また、点線は、主走査方向の分布を表わす濃度デー
タを平均した平均濃度をあらわしている。
【0062】したがって、実線であらわす濃度分布のう
ち、点線であらわす平均濃度からの差分が濃度分布のば
らつき、すなわち主走査方向に配列されたLEDチップ
から出射される露光光の光量ばらつきを表わしている。
【0063】また、LEDチップから露光光が照射され
た画像領域とLEDチップから露光光が照射されていな
い非画像領域とを判別する濃度のしきい値をMeとすれ
ば、濃度M(1)からM(n)をMeと比較することに
よりLEDアレイの両端に配置されたLEDチップから
照射されて形成された画像の端部jとkおよびその画像
端部の濃度M(i)とM(k)とを特定することができ
る。この画像端部iとkおよび記憶されているLEDチ
ップの配列情報とに基づいて、出射露光光の光量にばら
つきがあるLEDチップを特定するとともにばらつき量
を求めることができる。
【0064】ここでは、濃度データの総平均値に対する
偏差をばらつき量としているが、目標濃度からの偏差を
ばらつき量とすることもできる。
【0065】なお、CCDセンサの素子数とLEDチッ
プ数とが異なっている場合には、対応する素子数の比重
を変えることにより対処することができる。
【0066】図8は、主走査方向に配列された各LED
チップの濃度補正量を求める図である。
【0067】図8において、縦軸は、濃度補正を行なう
大きさを表わし、原点を中心に濃くする場合はプラス、
薄くする場合はマイナスで表示している。横軸は、LE
Dアレイに配列された各LEDチップの配列位置をあら
わしている。
【0068】図中の実線は濃度補正量の分布を表してお
り、図7に実線示した濃度分布のばらつきをあらわす傾
向曲線を逆向きにしたものである。また、点線は濃度補
正量が0となる平均濃度を表している。
【0069】図9および図10は、濃度補正量とLED
チップに供給する電流との関係をあらわした図である。
【0070】各LEDチップに供給する電流の大きさや
1画素当たりのオンタイムを変えることにより、LED
チップが出射する露光光の単位時間当たりの発光光量や
1画素当たりの発光時間を変化させて感光体ドラムに照
射する露光光の光量を調整しばらつきを補正することが
できる。
【0071】図9は、LEDチップに供給する電流の大
きさ(露光光の単位時間当たりの発光光量)と濃度補正
量との関係を表す図である。
【0072】図9において、縦軸は、露光光の単位時間
当たりの発光光量をあらわし、横軸は、濃度補正量をあ
らわしている。
【0073】図中の実線は、LEDチップに供給する電
流の大きさ(露光光の単位時間当たりの発光光量)と濃
度補正量との関係を表す傾向曲線である。
【0074】図中の傾向曲線から明らかなように、濃度
補正量をプラスして濃度を濃くする場合はLEDチップ
に供給する電流を大きくし露光光の単位時間当たりの発
光光量を多くすればよく、濃度補正量をマイナスして濃
度を薄くする場合はLEDチップに供給する電流を小さ
くし露光光の単位時間当たりの発光光量を少なくすれば
よい。
【0075】図10は、LEDチップに供給する電流の
1画素当たりのオンタイム(1画素当たりの発光時間)
と濃度補正量との関係を表す図である。
【0076】図10において、縦軸は、1画素当たりの
発光時間をあらわし、横軸は、濃度補正量をあらわして
いる。
【0077】図中の実線は、LEDチップに供給する電
流の1画素当たりのオンタイム(1画素当たりの発光時
間)と濃度補正量との関係を表す傾向曲線である。
【0078】図中の傾向曲線から明らかなように、濃度
補正量をプラスして濃度を濃くする場合はLEDチップ
に供給する電流の1画素当たりのオンタイムを長くし発
光時間を長くすればよく、濃度補正量をマイナスして濃
度を薄くする場合はLEDチップに供給する電流の1画
素当たりのオンタイムを短くし発光時間を短くすればよ
い。
【0079】図11は、図4に示したパターン2のテス
ト画像から読取った各階調毎の濃度データの分布を示す
図である。
【0080】図11において縦軸は、濃度データの大き
さをあらわし、横軸は、主走査方向に配列されたLED
チップの位置をあらわしている。
【0081】図中の実線は、LEDアレイの全てのLE
Dチップから感光体ドラムに同一光量で、しかも3段階
に変化する露光光を照射して用紙上にテスト画像を形成
し、そのテスト画像を画像読取部で読取った濃度データ
をプロットして直線で結んだ濃度分布を表わす曲線であ
る。また、点線はLEDチップiとkが配列されている
位置を表している。
【0082】図から明らかなように、主走査方向におけ
る濃度分布は、各階調とも同じ傾向を示している。各L
EDチップは、発光光量がばらついており、また各LE
Dチップと感光体ドラム表面との光学的距離もばらつい
ているため、感光体ドラムに形成される静電潜像の主走
査方向の電位分布がばらつき、その静電潜像を顕像化し
たテスト画像の主走査方向の濃度分布もばらついている
ためである。
【0083】図12は、階調を変化させたときの濃度の
変化の状況を示す図である。
【0084】図12において、縦軸は、濃度の大きさを
あらわし、横軸は、階調の大きさをあらわしている。
【0085】図中の直線(1)は、各階調毎の平均濃度
もしくは各階調毎の目標濃度をプロットした目標線をあ
らわし、直線(2)は、図11に示したLEDチップj
の各階調の濃度をプロットして結んだLEDチップjの
特性をあらわし、直線(2)は、図11に示したLED
チップkの各階調の濃度をプロットして結んだLEDチ
ップkの特性をあらわしたものである。
【0086】図から明らかなように、LEDチップから
出射される露光光には光量ばらつきがあり、その光量ば
らつきは、階調の大きさによってその程度を異にしてい
る。
【0087】各階調毎に目標線との差分を求めることに
より、補正すべき濃度量がわかる。
【0088】図13は、図12に示したLEDチップの
特性を補正して目標線にあわせる手順をあらわす図であ
る。
【0089】図13において縦軸は、濃度の大きさをあ
らわし、横軸は、階調をあらわしている。
【0090】図中の直線(1)は、目標線であり、直線
(2)は、LEDチップj、直線(3)は、LEDチッ
プkの特性を表している。すでに図12に示したLED
チップj、kの特性を目標線にあわせるため、高濃度の
階調cにおける濃度補正量を図12の直線(1)と直線
(2)との差分または直線(1)と直線(3)との差分
から求め、LEDチップに供給する電流の大きさを調整
してある。
【0091】したがって高濃度の階調cにおいては、濃
度の大きさが目標線と一致している。
【0092】階調cにおいて濃度の大きさを目標線にあ
わせることができたら、次に、図13の直線(1)と直
線(2)との差分または直線(1)と直線(3)との差
分から中間調d、ハイライトeにおける濃度補正量を求
め、この階調dとeにおいてLEDチップに供給する電
流の1画素当たりのオンタイムを調整する。これにより
露光光の発光時間を変化させ、目標線に合わせることが
できる。
【0093】なお、濃度補正量とLEDチップに供給す
る電流の大きさ(露光光の単位時間当たりの発光光量)
の関係、あるいは濃度補正量とLEDチップに供給する
電流の1画素当たりのオンタイム(1画素当たりの発光
時間)の関係を各階調毎にテーブル化しそのテーブルに
基づいて露光補正手段が各LEDチップに供給する電流
を調整することができる。
【0094】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0095】図14は、第2の実施形態の画像形成装置
を示す概略構成図である。
【0096】第2の実施形態の画像形成装置は、第1の
実施形態の画像形成装置と較べて、画像読取部を内臓し
ていないので、画像形成装置とは別に画像読取手段を準
備し、テスト画像をその画像読取手段で読み取って濃度
データを得、その濃度データを伝送媒体もしくは記憶媒
体を経由して取得する点は相違するが、それ以外は共通
する。したがって、同一の構成要素には同一の符号を付
し、相違点について説明する。
【0097】図14に示す画像形成装置は画像処理部と
画像形成部を備えている。
【0098】画像処理部20は、パーソナルコンピュー
タ25と接続されており、そのパーソナルコンピュータ
25はLAN26に接続されている。また、そのLAN
26には別のパーソナルコンピュータ27が接続されて
おり、その別のパーソナルコンピュータ27には画像を
読みとってラスタデータを得るスキャナ28が接続され
ている。
【0099】画像処理部20は、パーソナルコンピュー
タ25でR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)
の色空間に基づいて表現されたデータをラスタデータに
変換し、そのラスタデータをY(イエロー)、M(マゼ
ンタ)、C(シアン)K(ブラック)の色空間に基づい
て表現された濃度データに変換する。色空間を変換され
た濃度データは、Y、M、C、K各色毎に変調されて変
調信号となり、その変調信号は、画像形成部30に送ら
れ、以下第1の実施形態と同様の処理がなされる。
【0100】画像処理部30のテスト画像形成手段21
により形成されたテスト画像は、LAN26上の別のパ
ーソナルコンピュータ27に接続されたスキャナ28で
読み取られる。
【0101】スキャナ28は、その形成された用紙上の
テスト画像を読み取ってR、G、Bの色空間に基づいて
表現されたテスト画像を表す濃度データを取得し、その
濃度データは、スキャナ28と接続されたパーソナルコ
ンピュータ27、LAN26、画像形成装置と接続され
たパーソナルコンピュータ25を経由して画像処理部2
0に送られる。
【0102】画像処理部20に送られた濃度データは、
第1の実施形態と同様の処理がなされ、LEDアレイの
主査方向に複数配列された各LEDチップから出射され
た露光光のばらつきが検出され、その光量ばらつきが露
光補整手段により補正される。
【0103】なお、ここでは、濃度データをオンライン
で取得しているが、スキャナ28に接続された別のパー
ソナルコンピュータ27からFDなどにダウンロード
し、そのFDなどを画像形成装置に接続されたパーソナ
ルコンピュータ25でアップロードすることにより濃度
データをオフラインで取得することもできる。
【0104】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の画像形
成装置によれば、複数配置される発光素子の各々から発
射される露光光の光量のばらつきを、光量センサ等を装
備することなく、既存の装置や設備を用いローコストで
検出し、製造時のばらつき調整が必要な工場出荷時はも
とより、経時変化によるばらつき調整が必要なメインテ
ナンス時においても容易に調整してばらつきをなくする
ことができる。
【0105】また、最終的に記録媒体上に形成された画
像濃度に基づいてばらつきを調整するので、発光素子の
光量のばらつきのみならずトナー像形成媒体や転写媒体
の特性に起因する主走査方向の偏りを含めた総合的濃度
ムラが補正されるので、画面内ムラのない高画質の画像
を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の画像形成装置を示す
概略構成図である。
【図2】テスト画像形成手段が形成したテスト画像と画
像読取部で読取ったテスト画像を表す濃度データを模式
的に示す図である。
【図3】テスト画像形成手段により形成したテスト画像
の例のうちのパターン1を表わした図である。
【図4】テスト画像形成手段により形成したテスト画像
の例のうちのパターン2を表わした図である。
【図5】テスト画像形成手段により形成したテスト画像
の例のうちのパターン3を表わした図である。
【図6】図3に示したパターン1のテスト画像の濃度分
布を示す図である。
【図7】平均濃度データの分布から、LEDアレイの両
端に位置するLEDチップを特定することにより全ての
LEDチップと平均濃度データとを対応づける図であ
る。
【図8】主走査方向に配列された各LEDチップの濃度
補正量を求める図である。
【図9】LEDチップに供給する電流の大きさ(露光光
の単位時間当たりの発光光量)と濃度補正量との関係を
表す図である。
【図10】LEDチップに供給する電流の1画素当たり
のオンタイム(1画素当たりの発光時間)と濃度補正量
との関係を表す図である。
【図11】図4に示したパターン2のテスト画像から読
取った各階調毎の平均濃度データの分布を示す図であ
る。
【図12】階調を変化させたときの濃度変化を示す図で
ある。
【図13】図12に示したLEDチップの特性を補正し
て目標線にあわせる手順をあらわす図である。
【図14】第2の実施形態の画像形成装置を示す概略構
成図である。
【符号の説明】
1 蛍光灯 2 ミラー 3 レンズ 4 CCDセンサ 10 画像読取部 20 画像処理部 21 テスト画像形成手段 22 露光補正手段 25,27 パーソナルコンピュータ 28 スキャナ 30 画像形成部 31 感光体ドラム 32 LEDアレイ 32a LEDチップ 32b 駆動手段 33 現像装置 34 駆動ロール 35 用紙搬送ベルト 36 用紙トレイ 37,41 用紙 38 クリーナ 39 定着装置 40 テスト画像 42 単位モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 510 H04N 1/036 (72)発明者 吉田 徹 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 小田島 尚子 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 中島 玄 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 2C162 AE21 AE28 AE47 AF22 AF70 AF72 AF83 FA04 FA17 2H027 DA09 DE02 EA02 EB04 EC03 EC06 EC11 EC18 EC20 HA07 HA12 HB06 HB16 2H076 AB42 BB06 DA05 DA07 DA08 DA17 DA19 DA32 EA24 5C051 AA02 CA08 DA03 DB02 DB08 DB29 DC03 DE03 DE30 FA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】副主査方向に回転しながら露光光の照射を
    受けて静電潜像が形成される像担持体と、前記副主査方
    向に交わる主走査方向に配列された、露光光を出射する
    複数の発光素子からなる光源と、前記光源を画像データ
    に基づいて駆動する駆動手段とを備え、前記像担持体に
    静電潜像を形成し、該静電潜像が顕像化されてなる画像
    を、最終的に記録媒体上に形成する画像形成装置におい
    て、 前記駆動手段に、主走査方向に一様な画像を表わす画像
    データに基づいて前記光源を駆動させることによりテス
    ト用静電潜像を形成し、該テスト用静電潜像が顕像化さ
    れてなるテスト画像を記録媒体上に形成するテスト画像
    形成手段と、 前記テスト画像形成手段により形成されたテスト画像か
    ら得られた、該テスト画像の主走査方向の濃度分布を表
    わす濃度データに基づいて、前記光源から出射される露
    光光の、主走査方向の光量ばらつきを補正する露光補正
    手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記テスト画像形成手段は、主走査方向に
    は一様な画像を表わすとともに副主査方向に複数段階に
    濃度が変化した画像を表わす画像データに基づいて前記
    光源を駆動するものであって、 前記露光補正手段は、前記光源から出射される露光光
    の、主走査方向の光量ばらつきを、各露光レベルについ
    て補正するものであることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記光源は、前記主走査方向に複数の発光
    素子が配列された単位モジュールが該主査方向に複数配
    列されたものであって、 前記露光補正手段は、前記光源から出射される露光光
    の、前記単位モジュールごとの光量ばらつきを補正する
    ものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】前記露光補正手段は、単位時間幅当たりの
    発光光量および一画素あたりの発光時間のうちの少なく
    とも一つを補正することにより、前記光源から出射され
    る露光光の光量ばらつきを補正するものであることを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記露光補正手段は、前記濃度データに基
    づいて、テスト画像の主走査方向の画像の端部の位置か
    ら、前記光源を構成する、光量補正を要する発光素子の
    位置を求めるものであることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記露光補正手段は、前記濃度データに基
    づいて前記主走査方向の平均濃度を求め、前記光源から
    出射された露光光の光量が主走査方向のいずれの位置に
    おいても該平均濃度に対応した光量となるように露光光
    の主走査方向の光量ばらつきを補正するものであること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記露光補正手段は、前記光源から出射さ
    れた露光光の光量が主走査方向のいずれの位置において
    も所定の目標光量となるように、露光光の主走査方向の
    光量ばらつきを補正するものであることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記テスト画像形成手段により形成された
    記録媒体上のテスト画像を読み取る画像読取手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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