JPH0885237A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH0885237A
JPH0885237A JP6221723A JP22172394A JPH0885237A JP H0885237 A JPH0885237 A JP H0885237A JP 6221723 A JP6221723 A JP 6221723A JP 22172394 A JP22172394 A JP 22172394A JP H0885237 A JPH0885237 A JP H0885237A
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JP
Japan
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image
color
coordinate
test pattern
data
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Application number
JP6221723A
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English (en)
Inventor
Akihiko Takeuchi
竹内  昭彦
Toshio Miyamoto
敏男 宮本
Kazuro Ono
和朗 小野
Koichi Tanigawa
耕一 谷川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to US08/525,100 priority patent/US5715498A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 座標変換に伴う量子化誤差を抑制しながら位
置ずれやスジムラのないように各色画像を重ね合せて、
良好なカラー画像を高速に得ることができる。 【構成】 CCDセンサ部14A,14Bが読み取った
各テストパターン画像情報から転写ベルトに転写された
各パターンの形成座標情報を発生する座標データ発生手
段2−33が発生した各パターンの形成座標情報と所定
の基準位置情報とから決定されるずれ量に基づいて座標
変換手段2−34が各色毎の画像データの出力座標位置
をレジストレーションずれを補正した出力座標位置に自
動変換し、該変換された各色の画像データに基づいて修
正手段38が変調された光ビームの位置を色信号の最小
ドット単位よりも小さい量で修正する構成を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の像担持体を並置
して異なる色画像を搬送される記録媒体に順次重ね転写
してカラー画像を形成するカラー画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式を用いた、カラー画
像形成装置としては1つの感光体に対し複数の現像器を
用いて各々の色による現像を行い、露光−現像−転写の
工程を複数回繰り返すことで1枚の転写紙上に色画像を
重ね合わせて形成し、これを定着させることによりフル
カラー画像を得る方式が一般に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この方式によれば、1
枚のプリント画像を得るために、3回から4回(黒色を
用いた場合)の画像形成工程を繰り返す必要があり、時
間がかかるという欠点があった。
【0004】この欠点を補うための方法として、複数の
感光体を用い、各色ごとに得られた顕像を、転写紙上に
順次重ね合わせ、1回の通紙でフルカラープリントを得
る方法がある。この方法によれば、スループットを大幅
に短縮できるが、一方で、各感光体の位置精度や径のず
れ、光学系の位置精度ずれなどに起因して、各色の転写
紙上での位置ずれによる色ずれという問題が生じ高品位
なフルカラー画像を得るのが困難であった。
【0005】この色ずれを防止するための方法として
は、例えば、転写紙や転写手段の一部をなす搬送ベルト
上にテストトナー像を形成し、これを検知して、この結
果をもとに各光学系の光路を補正したり、各色の画像書
き出し位置を補正する(特開昭64−40956号公報
等参照)などの方法が考えられるが、この方法では、以
下のような問題点が生じる。
【0006】第1に、光学系の光路を補正するために
は、光源やf−θレンズを含む補正光学系、光路内のミ
ラー等を機械的に動作させ、テストトナー像の位置を合
わせ込む必要があるが、このためには高精度な可動部材
が必要となり、高コスト化を招く。更に、補正の完了ま
でに時間がかかるため、頻繁に補正を行うことが不可能
であるが、光路長のずれは機械の昇温などにより時間と
ともに変化することがあり、このような場合には光学系
の光路を補正することで色ずれを防止するのは困難とな
る。
【0007】第2に、画像の書出し位置を補正すること
では、左端および左上部の位置ずれ補正は可能である
が、光学系の傾きを補正したり、光路長のずれによる倍
率ずれを補正することはできない等の問題点があった。
【0008】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1〜第3の発明の目的
は、各画像ステーションで形成されたレジストマークの
形成位置と基準位置とを比較して位置ずれ座標位置を演
算して、該演算された位置ずれ座標位置に基づいて入力
される各色画像の出力位置を補正された出力位置に変換
し、該変換された各色の画像データに基づいて修正手段
が変調された光ビームの位置を前記色信号の最小ドット
単位よりも小さい量で修正して、座標変換処理に伴う量
子化誤差に起因する画像劣化を抑えながら光ビームを露
光して、光学走査系の機械的配置ずれ等に起因するレジ
ストレーションずれが各画像ステーションに発生してい
ても、レジストレーションずれを相殺する位置に各色画
像を各画像ステーションが出力するので、主走査方向に
おける最小座標単位よりも小さい値でもって位置修正し
て、画像変換処理で発生する量子化誤差に起因した各走
査方向に対する筋むらとなって出力画像が劣化するのを
確実に抑制して、良好なカラー画像を高速に得ることが
できるカラー画像形成装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、感光体と、各色信号で変調された光ビームを前記感
光体に照射して静電潜像を形成する露光手段と、この露
光手段により前記感光体上に形成された静電潜像を顕像
化する現像手段と、前記現像手段により顕像化された各
色像を転写紙に転写するための転写手段とを有する画像
ステーションを複数並置し、各画像ステーションで形成
された色画像を順次搬送手段により搬送される転写材に
転写してカラー画像を形成するカラー画像形成装置にお
いて、所定のレジストレーションずれを検知するための
テストパターンデータを発生するテストパターン発生手
段と、このテストパターン発生手段が発生した各色のテ
ストパターンデータを記憶する記憶手段と、この記憶手
段から読み出される各色のテストパターンデータに基づ
いて各画像ステーションで形成されて前記搬送手段上に
転写されたテストパターン画像を読み取る読取り手段
と、この読取り手段が読み取った各テストパターン画像
情報から前記搬送手段に転写された各パターンの形成座
標情報を発生する座標データ発生手段と、この座標デー
タ発生手段が発生した各パターンの形成座標情報と所定
の基準位置情報とから決定されるずれ量に基づいて各色
毎の画像データの出力座標位置をレジストレーションず
れを補正した出力座標位置に自動変換する座標変換手段
と、この座標変換手段により変換された各色の画像デー
タに基づいて変調された光ビームの位置を前記色信号の
最小ドット単位よりも小さい量で修正する修正手段とを
それぞれの画像ステーションに設け、各修正手段により
修正された各光ビームを各画像ステーションの各露光手
段が各感光体上にそれぞれ露光するように構成したもの
である。
【0010】本発明に係る第2の発明は、感光体と、各
色信号で変調された光ビームを前記感光体に照射して静
電潜像を形成する露光手段と、この露光手段により前記
感光体上に形成された静電潜像を顕像化する現像手段
と、前記現像手段により顕像化された各色像を転写紙に
転写するための転写手段とを有する画像ステーションを
複数並置し、各画像ステーションで形成された色画像を
順次搬送手段により搬送される転写材に転写してカラー
画像を形成するカラー画像形成装置において、所定のレ
ジストレーションずれを検知するためのテストパターン
データを発生するテストパターン発生手段と、このテス
トパターン発生手段が発生した各色のテストパターンデ
ータを記憶する記憶手段と、この記憶手段から読み出さ
れる各色のテストパターンデータに基づいて各画像ステ
ーションで形成されて前記搬送手段上に転写されたテス
トパターン画像を読み取る読取り手段と、この読取り手
段が読み取った各テストパターン画像情報から前記搬送
手段に転写された各パターンの形成座標情報を発生する
座標データ発生手段と、この座標データ発生手段が発生
した各パターンの形成座標情報と所定の基準位置情報と
から決定されるずれ量に基づいて各色毎の画像データの
出力座標位置をレジストレーションずれを補正した出力
座標位置に自動変換する座標変換手段と、この座標変換
手段により変換された各色の画像データに基づいてパル
ス幅変調される光ビームの光量を補正する補正手段とを
それぞれの画像ステーションに設け、各補正手段により
光量補正された各光ビームを各画像ステーションの各露
光手段が各感光体上にそれぞれ露光するように構成した
ものである。
【0011】本発明に係る第3の発明は、補正手段は、
座標変換手段により変換された各色の画像データに基づ
いてパルス幅変調されて露光される各ドット毎の点灯時
間を補正して前記光ビームの光量を補正するように構成
したものである。
【0012】
【作用】第1の発明においては、読取り手段が読み取っ
た各テストパターン画像情報から前記搬送手段に転写さ
れた各パターンの形成座標情報を発生する座標データ発
生手段が発生した各パターンの形成座標情報と所定の基
準位置情報とから決定されるずれ量に基づいて座標変換
手段が各色毎の画像データの出力座標位置をレジストレ
ーションずれを補正した出力座標位置に自動変換し、該
変換された各色の画像データに基づいて修正手段が変調
された光ビームの位置を前記色信号の最小ドット単位よ
りも小さい量で修正して、座標変換処理に伴う量子化誤
差に起因する画像劣化を抑えながら光ビームを露光し
て、光学走査系の機械的配置ずれ等に起因するレジスト
レーションずれが各画像ステーションに発生していて
も、レジストレーションずれを相殺する位置に各色画像
を各画像ステーションが出力するので、主走査方向にお
ける最小座標単位よりも小さい値でもって位置修正し
て、色ずれのないカラー画像を劣化することなく高速に
出力することを可能とする。
【0013】第2の発明においては、読取り手段が読み
取った各テストパターン画像情報から前記搬送手段に転
写された各パターンの形成座標情報を発生する座標デー
タ発生手段が発生した各パターンの形成座標情報と所定
の基準位置情報とから決定されるずれ量に基づいて座標
変換手段が各色毎の画像データの出力座標位置をレジス
トレーションずれを補正した出力座標位置に自動変換
し、該変換された各色の画像データに基づいて補正手段
がパルス幅変調される光ビームの光量を補正して、座標
変換処理に伴う量子化誤差に起因する画像劣化を抑えな
がら光ビームを露光して、光学走査系の機械的配置ずれ
等に起因するレジストレーションずれが各画像ステーシ
ョンに発生していても、レジストレーションずれを相殺
する位置に各色画像を各画像ステーションが出力するの
で、主走査方向における最小座標単位よりも小さい値で
もって位置修正して、色ずれのないカラー画像を劣化す
ることなく高速に出力することを可能とする。
【0014】第3の発明においては、補正手段は、座標
変換手段により変換された各色の画像データに基づいて
パルス幅変調されて露光される各ドット毎の点灯時間を
補正して前記光ビームの光量を補正して、主走査方向に
おける最小座標単位よりも小さい値でもって位置修正し
ながらそれぞれの色を位置ずれやスジムラのないように
重ね合せことを可能とする。
【0015】
【実施例】
〔第1実施例〕図1は本発明の第1実施例を示すカラー
画像形成装置の構成を説明する概略断面図であり、例え
ば4ドラム方式のカラーレーザビームプリンタの場合に
対応する。
【0016】図において、1Cはシアン用のOPC感光
ドラムで、クリーナ8Cと帯電ローラ2Cを含むドラム
ユニット9C及び現像スリーブ5C,塗布ローラ4C,
非磁性1成分現像剤3C,塗布ブレード6Cを含む現像
ユニット7Cからなる一体型のプロセスカートリッジが
構成されている。11Cは転写ローラで、ローラ12,
13により搬送される転写ベルト10に転写された転写
紙Pに現像された各色画像を転写する。
【0017】なお、転写紙Pはカセット26に収容さ
れ、バネ25により上面側の転写紙Pがピックアップロ
ーラ19に当接するように底上げされている。20,2
1は搬送ローラで、ピックアップローラ19に分離され
た転写紙Pをレジストローラ22の配設方向に搬送す
る。16は熱定着ローラで、加圧ローラ17とにより転
写紙Pに転写されたトナ像を熱溶融定着させる。18C
はレーザ走査装置で、画像信号に基づいて変調された走
査ビーム28Cを発射する。27はプリンタ本体筐体
(プリンタ部)である。23は搬送ローラで、熱定着プ
ロセスを終了した転写紙Pを排紙ローラ24配設方向に
搬送する。
【0018】14A,14BはCCDセンサ部で、露光
ランプ29A,Bにより転写ベルト10に転写された後
述するレジストレーション位置ずれ量を検知するための
レジストマークを照明した際に、反射される画像情報を
読み取る。なお、読み取りの収容したレジストマーク
(トナー像)はクリーナ15により清掃され、残留する
トナーが除去される。
【0019】1Mはマゼンタ用のOPC感光ドラムで、
クリーナ8Mと帯電ローラ2Mを含むドラムユニット9
M及び現像スリーブ5M,塗布ローラ4M,非磁性1成
分現像剤3M,塗布ブレード6Mを含む現像ユニット7
Mからなる一体型のプロセスカートリッジが構成されて
いる。11Mは転写ローラで、ローラ12,13により
搬送される転写ベルト10に転写された転写紙Pに現像
された各色画像を転写する。18Mはレーザ走査装置
で、画像信号に基づいて変調された走査ビーム28Cを
発射する。
【0020】1Yはイエロー用のOPC感光ドラムで、
クリーナ8Yと帯電ローラ2Yを含むドラムユニット9
Y及び現像スリーブ5Y,塗布ローラ4Y,非磁性1成
分現像剤3Y,塗布ブレード6Yを含む現像ユニット7
Yからなる一体型のプロセスカートリッジが構成されて
いる。11Yは転写ローラで、ローラ12,13により
搬送される転写ベルト10に転写された転写紙Pに現像
された各色画像を転写する。18Yはレーザ走査装置
で、画像信号に基づいて変調された走査ビーム28Yを
発射する。
【0021】1Kはブラック用のOPC感光ドラムで、
クリーナ8Kと帯電ローラ2Kを含むドラムユニット9
K及び現像スリーブ5K,塗布ローラ4K,非磁性1成
分現像剤3K,塗布ブレード6Kを含む現像ユニット7
Kからなる一体型のプロセスカートリッジが構成されて
いる。11Kは転写ローラで、ローラ12,13により
搬送される転写ベルト10に転写された転写紙Pに現像
された各色画像を転写する。18Kはレーザ走査装置
で、画像信号に基づいて変調された走査ビーム28Kを
発射する。
【0022】図2は、図1に示したカラー画像形成装置
のレジストレーション補正回路の構成を説明するブロッ
ク図であり、図1と同一のものには同一の符号を付して
ある。
【0023】図において、31は基準信号発生手段で、
座標データ発生手段2−33およびラインメモリ36
C,36M,36Y,36Kに所定の基準信号を出力す
る。35C,35M,35Y,35Kはビットマップメ
モリで、座標変換手段2−34から出力される画像デー
タDC,DM,DY,DKあるいはテストパターン発生
手段32から出力されるパターン画像データPDC,P
DM,PDY,PDKを記憶する。
【0024】37C,37M,37Y,37Kはパルス
幅変調回路で、ラインメモリ36C,36M,36Y,
36Kに記憶されたデータに基づいてレーザ走査装置1
8C,18M,18Y,18Kの半導体レーザを駆動し
て、走査ビーム28C,28M,28Y,28Kを発射
される。
【0025】以下、本実施例と第1〜第3の発明の各手
段との対応及びその作用について図2等を参照して説明
する。
【0026】第1の発明は、感光体(感光ドラム1C,
1M,1Y,1K)と、各色信号で変調された光ビーム
を前記感光体に照射して静電潜像を形成する露光手段
(レーザ走査装置18C,18M,18Y,18K)
と、この露光手段により前記感光体上に形成された静電
潜像を顕像化する現像手段(現像ユニット7C,7M,
7Y,7K)と、前記現像手段により顕像化された各色
像を転写紙に転写するための転写手段とを有する画像ス
テーションST1〜ST4を複数並置し、各画像ステー
ションで形成された色画像を順次搬送手段により搬送さ
れる転写材に転写してカラー画像を形成するカラー画像
形成装置において、所定のレジストレーションずれを検
知するためのテストパターンデータを発生するテストパ
ターン発生手段32と、このテストパターン発生手段3
2が発生した各色のテストパターンデータを記憶する記
憶手段(ビットマップメモリ35C,35M,35Y,
35K)と、この記憶手段から読み出される各色のテス
トパターンデータに基づいて各画像ステーションで形成
されて前記搬送手段上に転写されたテストパターン画像
を読み取る読取り手段(CCDセンサ部14A,14
B)と、この読取り手段が読み取った各テストパターン
画像情報から前記搬送手段に転写された各パターンの形
成座標情報を発生する座標データ発生手段2−33と、
この座標データ発生手段が発生した各パターンの形成座
標情報と所定の基準位置情報とから決定されるずれ量に
基づいて各色毎の画像データの出力座標位置をレジスト
レーションずれを補正した出力座標位置に自動変換する
座標変換手段2−34と、この座標変換手段2−34に
より変換された各色の画像データに基づいて変調された
光ビームの位置を前記色信号の最小ドット単位よりも小
さい量で修正する修正手段38とをそれぞれの画像ステ
ーションに設け、CCDセンサ部14A,14Bが読み
取った各テストパターン画像情報から前記転写ベルト1
0に転写された各パターンの形成座標情報を発生する座
標データ発生手段33が発生した各パターンの形成座標
情報と所定の基準位置情報とから決定されるずれ量に基
づいて座標変換手段34が各色毎の画像データの出力座
標位置をレジストレーションずれを補正した出力座標位
置に自動変換し、該変換された各色の画像データに基づ
いて修正手段38が変調された光ビームの位置を前記色
信号の最小ドット単位よりも小さい量で修正して、座標
変換処理に伴う量子化誤差に起因する画像劣化を抑えな
がら光ビームを各画像ステーションの各レーザ走査装置
18C,18M,18Y,18Kが露光して、座標変換
処理に伴う量子化誤差に起因する画像劣化を抑えながら
光ビームを露光して、光学走査系の機械的配置ずれ等に
起因するレジストレーションずれが各画像ステーション
に発生していても、レジストレーションずれを相殺する
位置に各色画像を各画像ステーションが出力するので、
主走査方向における最小座標単位よりも小さい値でもっ
て位置修正して、色ずれのないカラー画像を劣化するこ
となく高速に出力することを可能とする。
【0027】第2の発明は、感光体(1C,1M,1
Y,1K)と、各色信号で変調された光ビームを前記感
光体に照射して静電潜像を形成する露光手段(レーザ走
査装置18C,18M,18Y,18K)と、この露光
手段により前記感光体上に形成された静電潜像を顕像化
する現像手段(現像ユニット7C,7M,7Y,7K)
と、前記現像手段により顕像化された各色像を転写紙に
転写するための転写手段とを有する画像ステーションS
T1〜ST4を複数並置し、各画像ステーションで形成
された色画像を順次搬送手段により搬送される転写材に
転写してカラー画像を形成するカラー画像形成装置にお
いて、所定のレジストレーションずれを検知するための
テストパターンデータを発生するテストパターン発生手
段32と、このテストパターン発生手段32が発生した
各色のテストパターンデータを記憶する記憶手段(ビッ
トマップメモリ35C,35M,35Y,35K)と、
この記憶手段から読み出される各色のテストパターンデ
ータに基づいて各画像ステーションで形成されて前記搬
送手段上に転写されたテストパターン画像を読み取る読
取り手段(CCDセンサ部14A,14B)と、この読
取り手段が読み取った各テストパターン画像情報から前
記搬送手段に転写された各パターンの形成座標情報を発
生する座標データ発生手段2−33と、この座標データ
発生手段が発生した各パターンの形成座標情報と所定の
基準位置情報とから決定されるずれ量に基づいて各色毎
の画像データの出力座標位置をレジストレーションずれ
を補正した出力座標位置に自動変換する座標変換手段2
−34と、この座標変換手段2−34により変換された
各色の画像データに基づいて変調された光ビームの位置
を前記色信号の最小ドット単位よりも小さい量で修正す
る修正手段38とをそれぞれの画像ステーションに設
け、CCDセンサ部14A,14Bが読み取った各テス
トパターン画像情報から前記転写ベルト10に転写され
た各パターンの形成座標情報を発生する座標データ発生
手段2−33が発生した各パターンの形成座標情報と所
定の基準位置情報とから決定されるずれ量に基づいて座
標変換手段2−34が各色毎の画像データの出力座標位
置をレジストレーションずれを補正した出力座標位置に
自動変換し、座標変換手段により変換された各色の画像
データに基づいてパルス幅変調される光ビームの光量を
補正する階調補正手段39とをそれぞれの画像ステーシ
ョンに設け、該変換された各色の画像データに基づいて
階調補正手段39がパルス幅変調される光ビームの光量
を補正して、座標変換処理に伴う量子化誤差に起因する
画像劣化を抑えながら光ビームを各レーザ走査装置18
C,18M,18Y,18Kが露光して、光学走査系の
機械的配置ずれ等に起因するレジストレーションずれが
各画像ステーションに発生していても、レジストレーシ
ョンずれを相殺する位置に各色画像を各画像ステーショ
ンが出力するので、主走査方向における最小座標単位よ
りも小さい値でもって位置修正して、色ずれのないカラ
ー画像を劣化することなく高速に出力することを可能と
する。第3の発明は、階調補正手段39は、座標変換手
段により変換された各色の画像データに基づいてパルス
幅変調されて露光される各ドット毎の点灯時間を補正し
て前記光ビームの光量を補正して、主走査方向における
最小座標単位よりも小さい値でもって位置修正しながら
それぞれの色を位置ずれやスジムラのないように重ね合
せることを可能とする。
【0028】図3は、図1に示したカラー画像形成装置
に対してカラー原稿読取り装置を接続した際のデータ処
理構成を説明するブロック図であり、図1,図2と同一
のものには同一の符号を付してある。
【0029】図において、41は原稿で、図示しない光
学走査手段された反射光はR,G,Bの3原色に色分解
された後、各々CCDセンサ42R,42G,42Bに
よって多値の色信号に変換される。43R,43G,4
3BはA/D変換器で、CCDセンサ42R,42G,
42Bから出力される多値の色信号を輝度に応じたディ
ジタル信号に変換し、それぞれシェーディング補正回路
44R,44G,44Bに出力される。45R,45
G,45Bはガンマ変換部で、シェーディング補正回路
44R,44G,44Bによりシェーディング補正され
た輝度データのR,G,Bを対応する補色であるイエロ
ー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の画像データ
C’,M’,Y’に変換する。
【0030】46は黒データ発生回路で、上記画像デー
タC’,M’,Y’から黒の画像データK’を抽出す
る。47はマスキング処理回路で、画像データC’,
M’,Y’,K’に対して所定のマスキング処理を行
う。48C,48M,48Y,48Kはガンマ変換部
で、画像データC’,M’,Y’,K’の階調特性をプ
リンタの階調特性に見合うように階調補正を行う。
【0031】まず、本発明に係るカラー画像形成装置に
おけるカラー画像データの生成処理動作について説明す
る。
【0032】カラー画像データは、コンピュータ機器の
グラフィック画像を信号として取り出す場合と、カラー
原稿をカラーリーダ等で読み込んでこれをプリントする
場合がある。
【0033】前者の場合フルカラー信号をコンピュータ
で生成すればそのまま画像データとして用いることがで
きる。また、後者の場合は、図3のリーダ部に示すよう
な画像処理を行うことにより、画像データを生成する。
【0034】すなわち、図3において、フルカラー画像
からなる原稿41は適切な光学手段(図示せず)によ
り、赤(R),緑(G),青(B)の3原色に分解され
た後、各々CCDセンサ42R,42G,42Bによっ
て多値の色信号に変換される。ここで、良画像を得るた
めに光学系の分解能は400〜600ドット/インチ位
が好ましい。
【0035】次に、CCDセンサ42R,42G,42
Bのアナログ出力は、A/Dコンバータ43R,43
G,43Bにより輝度に応じたデジタル値に変換され
る。このとき、良好な画像を得るには、64〜256階
調以上の階調レベルとするのが好ましい。このようにし
て得られた輝度データは、光学系やCCDセンサの各画
素のばらつきを補正するためのシエーディング補正回路
44R,44G,44Bを経て、ガンマ変換部45R,
45G,45Bにより輝度データの赤,緑,青を対応す
る補色であるシアン(C’),マゼンタ(M’),イエ
ロー(Y’)のデータに各々変換(すなわち、逆数の対
数変換)する。
【0036】そして、このようにして得られたC’,
M’,Y’のデータから黒データ発生回路46により、
黒(K’)データを抽出する。これには様々な方法が用
いられるが、一例として、C’,M’,Y’の最小値を
黒データとするなどの方法を用いることができる。こう
して得られたC’,M’,Y’,K’の画像データを用
い、マスキング処理回路47によりマスキングを行う。
一般に、マスキング処理法としては、
【0037】
【数1】 なる数式1のマトリクスを作成し、例えばC”=a
11C’+a12M’+a13Y’+a14・fn(K’)、但
し、f(K’)はK’データに関するn次の多項式とす
る。そして、該演算をC″,M″,Y″,K″について
行う。
【0038】なお、a11〜a44は実験により適宜求める
定数であるが、本発明の本質に関わる部分ではないの
で、詳細な説明は省略する。
【0039】次に、マスキング処理により生成された画
像データC″,M″,Y″,K″をプリンタの階調特性
に合わせるため、ガンマ変換部48C,48M,48
Y,48Kで階調補正を行う。
【0040】以上のようにして得られた画像データC,
M,Y,Kをプリントするためのプリンタ部について図
1等を参照して説明を行う。
【0041】まず、階調を有する画像信号C,M,Y,
Kは256階調の濃度信号をパルス幅変調回路37C〜
37KによりレーザON時間に対応したパルス幅に変調
した後、各々レーザ走査装置18C,18M,18Y,
18Kに入力される。
【0042】図4は、図1に示したレーザ走査装置18
Cの構成を説明する概略図である。なお、レーザ走査装
置18M,18Y,18Kも同様である。
【0043】この図に示すように、シアンの画像信号C
はパルス幅変調後、レーザドライブ回路51Cに入力さ
れコリメータレンズを含む半導体レーザ52Cをオン・
オフ駆動する。次に、コリメータレンズで平行光となっ
たレーザビームはシリンドリカルレンズ53Cにより偏
平にされてポリゴンミラー54Cに入射され、走査ビー
ムとなる。
【0044】その後、f−θ特性およびビーム成形機能
を有する2群の補正光学系55Cを介して走査ビーム2
8Cが出力される。なお、56Cは走査ビームの一部を
検出し、垂直同期信号を与えるためのビームディテクタ
(BD),57Cは反射ミラーである。このようにして
出力された走査ビーム28C,28M,28Y,28K
は各々対応する感光ドラム1C,1M,1Y,1Kに入
射する。
【0045】以下、シアンの走査ビーム28Cを例とし
て動作について説明する。
【0046】OPC感光ドラム1Cはクリーナ8Cと帯
電ローラ2Cを含むドラムユニット9Cおよび現像スリ
ーブ5C,塗布ローラ4C,非磁性ー成分現像剤3C,
塗布ブレード6Cを含む現像ユニット7Cからなる一体
型プロセスカートリッジ内に設けられており、まず、感
光ドラム1Cは帯電ローラ2Cにより均一にマイナス帯
電される。次に走査ビーム28Cにより画像の色情報に
応じた露光を受け、感光ドラム1C上に静電潜像が形成
される。そして、現象スリーブ5Cの表面に担持された
ネガ現像剤3Cにより、レーザビームの露光部を反転現
像する。こうして得られた感光ドラム1C上の顕像とな
ったシアン像TCは、正のバイアスを印加した転写ロー
ラ11Cにより転写ベルト上の転写紙P上に転写され
る。
【0047】また、感光ドラム1C上の残留トナーはク
リーナ8Cにより回収される。なお、転写紙Pはカセッ
ト26内からバネ25でピックアップローラ19に押当
てられ、このピックアップローラ19の回転により給紙
される。そして搬送ローラ20,21,レジストローラ
22を経由して転写ローラ11C,11M,11Y,1
1Kおよびローラ12,13で回動される転写ベルト1
0上に乗せられた転写紙Pの表面には、前述のようにし
てシアン像TC,マゼンタ像TM,イエロ像TY,黒像
TKが転写ベルト背面に設けられ、正のバイアスを印加
した転写ローラ11C,11M,11Y,11Kにより
順次重ね合わせるように転写されて行く。
【0048】そして、熱定着ローラ16および加圧ロー
ラ17の間を通り各色が熔融定着され、搬送ローラ2
3,排紙ローラ24を介してプリンタ部27の機外に排
出される。
【0049】ここで、転写ベルト10には体積抵抗率1
11〜1016Ωcm程度の誘電体を用いるのが良い。本
実施例では白色顔料を分散した体積抵抗率が略1012Ω
cm程度の半導電性ポリカーボ樹脂フィルムを200μ
mの厚さに形成したものを用い、転写ローラ11C〜1
1Kとして、直径20mm、体積抵抗率105 Ωcm程
度のクロロプレンゴムを用いた。転写バイアスとして
は、定電流電源(図示せず)により、10〜20μA程
度のプラス電流を各々の転写ローラから転写ベルト背面
に付与することで、良好な転写が得られ、また、転写ベ
ルト10に対する転写紙Pの密着性も良好であった。
【0050】なお、以上の説明において、図3としての
ガンマ変換部階調補正手段48C〜48Kはプリンタ部
に設けても良いのは言うまでもない。
【0051】次に、以上のようなフルカラープリンタに
おいて、C,M,Y,Kの色ずれを防止するための装置
に関する説明を行う。
【0052】まず、図1において、実際のプリントに先
立ち、まず転写ベルト10上に印字位置を検出するため
のレジストマークを形成する。このレジストマークは位
置検出に適切なものであればどのような形状でも良い
が、一例として図5に示すような「#」の形をしたもの
を用いると、タテ・ヨコ線のエッジ部を用いて良好な位
置検出が可能となる。
【0053】次に、形成されたレジストマークを露光ラ
ンプ29A,Bの反射光により集光レンズつきのCCD
センサ部14A,14Bにより読み込む。その後、読み
込み終了後のレジストマークはクリーナ15により清掃
される。
【0054】次に、上述のレジストマーク生成と読み込
みの方法について詳述する。
【0055】まず、レジストマーク生成は、図2のテス
トパターン発生手段32により図5のような画像をドッ
トパターンとして発生させ、このドット信号を座標変換
手段34は介さずに、C,M,Y,Kの各色ごとにビッ
トマップメモリ35C,35M,35Y,35Kに記憶
する。
【0056】ここで、シアンの色の場合について、レジ
ストマークの書き込みおよび読み出しの方法を説明す
る。
【0057】まず、レジストマークにより指定する座標
(例えば図5に示した「#」パターンの中央部)を、A
(x1 ,y1 ),B(x2 ,y1 ),C(x1 ,y
2 ),D(x2 ,y2 )の4か所とする、そして、この
座標を中心にして、ドットパターンで形成した4個のレ
ジストマークを、各々ドットの形に直し、対応するビッ
トマップメモリ35Cに記憶する、このとき、ビットマ
ップメモリ35C,35M,35Y,35K等の大きさ
は、最大画像データよりも大きなものを用いた。
【0058】そして、予め定められたタイミングによ
り、図1の転写ベルト10および各色のプロセスカート
リッジを駆動し、基準信号発生手段31との同期をとり
ながらビットマップメモリ35Cの各ドットに対応させ
て、転写ベルト10上に、4個のレジストパターンを形
成する。
【0059】更に、詳述するとビットマップメモリ35
Cの各走査ラインごとのデータは一旦ラインメモリ36
Cに順次読み出され、レーザ走査装置18Cのビームデ
ィテクト信号により生成された垂直同期信号および基準
信号と同期をとりながら、パルス幅変調回路37Cを経
由して順次図5のレーザドライブ回路51Cに送られ、
半導体レーザ52Cをオン・オフ駆動することで、レジ
ストマークを形成する。
【0060】このようにして得られた転写ベルト10上
のレジストマークは、本来光学系や機械位置精度等に全
くの狂いがなければ、4個の各々が転写ベルト上の所定
の位置に形成されることになる。
【0061】しかしながら、レーザ走査装置18Cの機
械精度のずれが生じると、例えば反射ミラー57Cの傾
きや焦点距離のずれ、あるいはまたドラムユニット9c
とレーザ走査装置18C,転写ベルト10等の相対的な
ずれ等により転写ベルト10上のレジストマークの示す
位置は、実際には図6に示すように、A→A’,B→
B’,C→C’,D→D’というようなずれが生じる。
【0062】この時、転写ベルト10に近接してCCD
センサ部14A,14Bを設け、光源29A,Bにより
上記のレジストマークを照射して読み取り、レジストマ
ークの読み取りタイミング(即ち副走査位置)と主走査
方向のCCD素子に対する位置から座標データ発生手段
33によりA’,B’,C’,D’の位置データを生成
することで、実際にA’(x1',y1'),B’(x2',
1"),C’(x1",y2'),D’(x2",y2")の座
標を知ることができる。
【0063】本実施例では、256素子のCCDセンサ
2個を用い、転写ベルト10上のレジストマークが60
0ドット/インチの解像度でCCD素子に読み込めるよ
う、CCDセンサ部14A,14B内のレンズ(図示せ
ず)を調整した。
【0064】このようにして求めた座標に対し、
【0065】
【数2】Δx1 =x1'−x1 Δx2 =x2'−x2 Δy1 =y1'−y1 Δy1'=y1"−y1 Δy2 =y2'−y2 上記数式2に基づいてΔx1 ,Δx2 ,Δy1 ,Δ
1',Δy2 ,を定義すると、真の座標Q(x,y)
と、実際の座標Q’(x’,y’)との関係は、下記数
式3により求められる。
【0066】
【数3】 すなわち、予めレジストマークにより座標A’,B’,
C’,D’を測定しておけば、この結果からC1 〜C5
を求めて座標変換手段34に記憶しておくことで、転写
紙P上に印字する際の印字位置を、上記数式3を用いて
ビットマップメモリ35C上で補正することができる。
【0067】具体的には、プリントに先立つ、前回転時
などにおいて、レジストマークを生成し、C1 〜C5
求めた後、各画像データの座標を座標変換手段34によ
り、Q’(x’,y’)(即ち、原画像データの座標)
から、上記数式3を用いて逐次Q(x,y)に変換して
やれば転写ベルト10上の正しい対応位置に画像を形成
することができる。なお、座標変換手段34としては、
メモリを内蔵したマイクロコンピュータまたは演算回路
等を用いることができる。
【0068】例えばx,y座標を、ビットマップメモリ
35Cのビットマップ上に対応させ、A(0,0),B
(5000,0),C(0,7000),D(500
0,7000)、即ち、x1 =y1 =0,x2 =500
0,y2 =7000番地として、転写ベルト上にこの位
置を中心としたレジストパターンを形成し、これを検知
した結果、A’(12,−12),B’(5036,−
24),C’(12,7012),D’(5036,7
000)であった。(即ち、x1'=12,y1'=−1
2,x2'=5036,y1"=−24,x1"=12,y2'
=7012,x2"=’5036,y2"7000) このとき、C1 =5000/5024=0.9952,
2 =−12,C3 =0.9966,C4 =12,C5
=−0.002389となり、上記数式3よりx=0.
9952×(x’−12),y=0.9966×{y’
+12−0.002389×(x’−12)}となる。
【0069】従って、画像データQ’の座標がQ’(1
500,2000)であった場合、図7に示すように座
標交換後の座標Q(x,y)は、Q(1481,200
2)となる。
【0070】実際、このように座標変換によるドット位
置補正を行うことで、転写ベルト10上の所望の位置
に、正しく画像データを形成することが可能となった。
【0071】なお、他の色すなわち、M(マゼンタ),
Y(イエロ),K(黒)に関しても、座標変換の方法は
全く同様であり、各色ごとに、数式3における係数C1
〜C5 に対応したM1 〜M5 ,Y1 〜Y5 ,K1 〜K5
を求めて座標変換すれば良い。そして、全色を座標変換
後に重ね合わせることで、色ずれのないフルカラー画像
を得ることができる。なお、前述の数式3等の計算にお
いては、小数点以下を四捨五入して各ドットの番地を求
めた。
【0072】以上説明において、レジストマークの生成
と座標補正のためのデータC1 〜C 5 等の計算は、一例
として前回転中において行ったが、これは、レジストず
れの補正を必要とする任意のタイミングで行って良く、
例えば、プリンタの電源投入時毎に行っても良く、ま
た、タイマ等を用いて所定のタイミング毎に行っても良
い。この点においても、機械的な補正を必要としない本
発明を用いることで、補正時間を大幅に短縮することが
可能となり、この結果、補正を実行するタイミングの自
由度を従来に比べて大幅に広くすることが可能となる。
【0073】このように上記実施例では、前述のテスト
トナー像を検知してこの結果をもとに各々の感光体に露
光を行う際の色信号の座標データを、座標変換手段によ
り変換して各色のレジスト補正を行うよことにより、レ
ジスト補正がきわめて迅速に行えるばかりでなく、可動
部分を設けて光路補正を行わなくてよいので、安価で高
い信頼度の補正が可能となる。
【0074】一方、上記実施例による演算処理において
下記の問題が発生する場合がある。すなわち、座標変換
を行う際に、倍率や傾きを微妙に各色で変更する必要の
ある場合、原座標に対して量子化誤差の影響により変換
後の座標系が形成するビットマップ上の一部に濃淡のス
ジが生じる場合がある。これは通常の画像では目立ちに
くいが、均一な中間調整画像では周期的なスジとなって
目立ち易くなるものである。
【0075】この原因は、新しく形成される画像データ
が画素単位のいわば飛び飛びの位置を占めるために、例
えば前述の数式3等の演算において、小数点以下を四捨
五入するなどの方法で座標を求めてゆくと、量子化時の
誤差により、画像上に図8のような不連続部分によるス
ジムラ(白抜け)が生じることがある。
【0076】図8は本発明に係るカラー画像形成装置に
おける座標変換処理で生じるスジムラの要因を説明する
図であり、ビットマップメモリ上の座標(x座標系)と
転写材上の実際の書込み位置(X座標系)との対応示
す。
【0077】この図に示すように、座標X,Yはビット
マップ上の座標であるが、これに対し、X,Yは実際に
転写材上に書き込まれるときの実際の位置に対応した座
標である。つまり、座標変換時に、変換後の座標値の少
数点以下を丸めたために量子化誤差が生じ感光ドラム1
C上の画像上に、例えば図8のようなスジムラ(x→X
だが、x+1→X+2となり、X+1が欠落するため)
が生じたものと思われる。
【0078】このように主走査、すなわちX座標方向に
おいて、量子化誤差によるビットの飛びが生じるのを防
止するための方法について以下説明する。
【0079】先ず、感光ドラム上の光ビーム位置を微修
正するための手段として、ビットマップメモリ35C,
35M,35Y,35KのX座標データを、画像データ
C,M,Y,KのX座標データよりも大きく設定する。
【0080】具体的には、ビットマップメモリ35C,
35M,35Y,35Kを2〜8倍程度の規模とするこ
とにより、数式3の演算において生じたx座標の小数点
以下の端数情報を取り込み、主走査方向における量子化
誤差を1/2〜1/8程度に抑えることが可能となる。
【0081】この時、ラインメモリ36C,36M,3
6Y,36Kも同様に拡張するのはいうまでもない。ま
た、基準信号発生手段31の周波数も4倍のものを用い
た。一例として、端数演算可能な座標変換手段34と、
ビットマップメモリ35C,35M,35Y,35Kお
よびラインメモリ36C,36M,36Y,36Kを4
倍規模に拡張したものを修正手段38として用いたとこ
ろ、図9に示すように、数式3の演算結果の端数情報を
用いて、感光ドラム1C,1M,1Y,1K上のドット
位置を微修正することで量子化誤差によるスジムラを防
止することができた。
【0082】なお、前述の説明において、レジストパタ
ーンは転写ベルト10上に形成する場合を説明したが、
転写紙Pを実際に送り、この上に形成しても良いのはも
ちろんである。(この場合、CCDセンサ部14A,B
や露光ランプ29A,B等は転写紙Pの経路上に設置す
れば良い。) 〔第2実施例〕前述の第1実施例においては、主走査方
向での量子化誤差が原因となって生じる、縦スジムラを
防止する方法について説明を行ったが、副主走査方向
(すなわち転写材の搬送方向)においても、同様に量子
化誤差が起因して横スジムラの生じる可能性がある。
【0083】この場合は、数式3における量子化時の誤
差が原因となるが、これを防止するためにも、まず同様
にしてビットマップメモリ35C,35M,35Y,3
5KのY座標データを画像データC,M,Y,KのY座
標データよりも大きく設定し、数式3の小数点以下の情
報を取り込む必要がある。
【0084】しかし、副走査方向においては、画像密度
を変更するためには、走査線数を変更しなければならな
い。従って、図4に示したポリゴンミラー54C(およ
び、M,Y,Kの各ポリゴンミラー)の回転を増やし、
画像データC,M,Y,Kの副主走査密度よりも大きく
する必要がある。
【0085】具体的には、通常の2〜8倍程度の回転数
とすれば良い。例えば各画像ステーションST1〜ST
4の各ポリゴンミラーの回転数を、レーザビームの走査
線数が画像データC,M,Y,Kの副走査方向密度の4
倍となるように、すなわち、4倍速で回転させ、ビット
マップメモリ35C,35M,35Y,35Kの規模お
よび基準信号発生手段31の周波数もこれに合わせて変
更すれば、副走査方向においても座標変更時の量子化誤
差によるスジムラを防止できる。 〔第3実施例〕上記第2実施例においては、ポリゴンミ
ラーの回転数を増やすために、高速化に対して困難とい
う欠点が生じる。これを解消するためには、図10に示
すように、主走査線間に、仮想の走査線を形成すれば良
い。
【0086】図10は本発明の第3実施例を示すカラー
画像形成装置における量子化誤差によるスジムラを補正
するためのレーザ走査状態を説明する模式図である。
【0087】図において、Aはレーザビームを通常のデ
ューティで光らせた場合で、主走査線L1 ,L2 ,L3
のうち、主走査L1 に沿って横線が形成される。
【0088】これに対し、Bは主走査L1 と主走査L2
において、それぞれレーザビームを通常の1/2のデュ
ーティで光らせた場合であり、この場合は見かけ上、主
走査L1 と主走査L2 の間に走査線が形成された様にな
る。
【0089】更にまた、図10のCは、主走査L3 を1
/4のデューティ、L4 を3/4のデューティで点燈さ
せた場合であり、この場合は見かけ上、主走査L4 から
略1/4走査だけ上方に横線が形成された様に見える。
【0090】このように、数式3の少数点以下の端数情
報をもとに各レーザビームの光量に重みづけをしてやる
ことで、スキャナミラーの回転数を増加させなくても見
かけ上、主走査線を上下に微修正したのと同様な効果が
得られる。
【0091】この方法は、レーザビームの輝度、すなわ
ち、ドライブ電流を変化させることで実行しても良い
が、図1に示した階調出力用のパルス幅変調回路37
C,37M,37Y,37Kを上記の目的にも兼用して
用いれば、非常に簡単に実行することができる。
【0092】つまり、前述の第1実施例中において説明
した如く、256階調を有する画像信号C,M,Y,K
の階調情報(=濃度情報)はそのままパルス幅階調回路
37C,37M,37Y,37Kにてレーザビームの各
ドット毎の点燈時間に変換される。
【0093】従って、この階調データに数式3の小数点
以下の端数を用いて重みづけを行い、重みづけ後の階調
データをビットマップメモリ35C,35M,35Y,
35Kの規模を拡張させずに副走査方向のスジムラを防
止することができる。一例として、画像信号C,M,
Y,Kのうち、例えばC(シアン)の座標変換前の座標
P’(x’,y’)に対し、数式3による座標変換後の
座標Pを、P(x,y(ただし、x,yは小数点以下切
捨て)とし、このときの階調データをNP とし、数式3
におけるYの小数点以下の端数をΔYとする。
【0094】これに対し、P(x,y)の上下の主走査
ラインの座標をP-1(x,y−1),P+1(x,y+
1)とし、階調データをNp -1 ,Np +1 とし、yの端
数をΔy−1,Δy+1とすると、補正前の階調データ
p ,Np +1 に対し、補正後の階調データNp',Np'
+1 を、数式4より求めて、階調補正手段39がパルス
幅階調回路37C,37M,37Y,37Kに対する階
調データを補正する。
【0095】
【数4】 もちろん、Np',Np'+1 は上記数式4以外に、各々端
数Δy−1,Δy,Δy+1,…に対する高次式や関数
を用いて表してもよい。(これは、階調濃度とレーザ光
量の関係がリニヤでない場合等に特に有効な手段であ
る。) なお、上記の方法を図11に示すように主走査方向のデ
ータに当てはめてもよい。主走査方向にこの方法を適用
することで、主走査方向の書き込みのための基準信号発
生手段31の周波数やビットマップメモリ35C,M,
Y,Kを大きくしないで、主走査方向の量子化誤差によ
るスジムラを防止することができる。
【0096】なお、以上の実施例においては、階調を有
するドット信号を用いた場合の例を示したが、デイザ方
を用いたり、より高解像な画像データを用いた場合2値
画像でも十分な階調が得られ、このような場合において
も本発明は全く同様に実施できるのはいうまでもないこ
とである。更にまた、本発明はレーザ光以外の光源例え
ば、LEDや液晶等を用いたプリンタにおいても同様に
有効である。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、読取り手段が読み取った各テストパタ
ーン画像情報から前記搬送手段に転写された各パターン
の形成座標情報を発生する座標データ発生手段が発生し
た各パターンの形成座標情報と所定の基準位置情報とか
ら決定されるずれ量に基づいて座標変換手段が各色毎の
画像データの出力座標位置をレジストレーションずれを
補正した出力座標位置に自動変換し、該変換された各色
の画像データに基づいて修正手段が変調された光ビーム
の位置を前記色信号の最小ドット単位よりも小さい量で
修正するので、座標変換処理に伴う量子化誤差に起因す
る画像劣化を抑えながら光ビームを露光して、光学走査
系の機械的配置ずれ等に起因するレジストレーションず
れが各画像ステーションに発生していても、レジストレ
ーションずれを相殺する位置に各色画像を各画像ステー
ションが出力するので、主走査方向における最小座標単
位よりも小さい値でもって位置修正して、色ずれのない
カラー画像を劣化することなく高速に出力することがで
きる。
【0098】第2の発明によれば、読取り手段が読み取
った各テストパターン画像情報から前記搬送手段に転写
された各パターンの形成座標情報を発生する座標データ
発生手段が発生した各パターンの形成座標情報と所定の
基準位置情報とから決定されるずれ量に基づいて座標変
換手段が各色毎の画像データの出力座標位置をレジスト
レーションずれを補正した出力座標位置に自動変換し、
該変換された各色の画像データに基づいて補正手段がパ
ルス幅変調される光ビームの光量を補正するので、座標
変換処理に伴う量子化誤差に起因する画像劣化を抑えな
がら光ビームを露光して、光学走査系の機械的配置ずれ
等に起因するレジストレーションずれが各画像ステーシ
ョンに発生していても、レジストレーションずれを相殺
する位置に各色画像を各画像ステーションが出力するの
で、主走査方向における最小座標単位よりも小さい値で
もって位置修正して、色ずれのないカラー画像を劣化す
ることなく高速に出力することができる。
【0099】第3の発明によれば、補正手段は、座標変
換手段により変換された各色の画像データに基づいてパ
ルス幅変調されて露光される各ドット毎の点灯時間を補
正して前記光ビームの光量を補正するので、主走査方向
における最小座標単位よりも小さい値でもって位置修正
しながらそれぞれの色を位置ずれやスジムラのないよう
に重ね合せることができる。
【0100】従って、画像変換処理で発生する量子化誤
差に起因した各走査方向に対する筋むらとなって出力画
像が劣化するのを確実に抑制して、良好なカラー画像を
高速に得らことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すカラー画像形成装置
の構成を説明する概略断面図である。
【図2】図1に示したカラー画像形成装置のレジストレ
ーション補正回路の構成を説明するブロック図である。
【図3】図1に示したカラー画像形成装置に対してカラ
ー原稿読取り装置を接続した際のデータ処理構成を説明
するブロック図である。
【図4】図1に示したレーザ走査装置の構成を説明する
概略図である。
【図5】本発明に係るカラー画像形成装置におけるレジ
ストレーションずれ補正検知用のレジストマークの一例
を示す図である。
【図6】本発明に係るカラー画像形成装置におけるレジ
ストレーションずれ補正原理を説明する図である。
【図7】本発明に係るカラー画像形成装置におけるレジ
ストレーションずれ補正原理を説明する図である。
【図8】本発明に係るカラー画像形成装置における座標
変換処理で生じるスジムラの要因を説明する図である。
【図9】本発明に係るカラー画像形成装置における座標
変換処理で生じるスジムラの補正後の状態を説明する図
である。
【図10】本発明の第3実施例を示すカラー画像形成装
置における量子化誤差によるスジムラを補正するための
レーザ走査状態を説明する模式図である。
【図11】本発明の第3実施例を示すカラー画像形成装
置における量子化誤差によるスジムラを補正するための
レーザ走査状態を説明する模式図である。
【符号の説明】
14A CCDセンサ部 14B CCDセンサ部 32 テストパターン発生手段 33 座標データ発生手段 34 座標変換手段 35 ビットマップメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷川 耕一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と、各色信号で変調された光ビ
    ームを前記感光体に照射して静電潜像を形成する露光手
    段と、この露光手段により前記感光体上に形成された静
    電潜像を顕像化する現像手段と、前記現像手段により顕
    像化された各色像を転写紙に転写するための転写手段と
    を有する画像ステーションを複数並置し、各画像ステー
    ションで形成された色画像を順次搬送手段により搬送さ
    れる転写材に転写してカラー画像を形成するカラー画像
    形成装置において、所定のレジストレーションずれを検
    知するためのテストパターンデータを発生するテストパ
    ターン発生手段と、このテストパターン発生手段が発生
    した各色のテストパターンデータを記憶する記憶手段
    と、この記憶手段から読み出される各色のテストパター
    ンデータに基づいて各画像ステーションで形成されて前
    記搬送手段上に転写されたテストパターン画像を読み取
    る読取り手段と、この読取り手段が読み取った各テスト
    パターン画像情報から前記搬送手段に転写された各パタ
    ーンの形成座標情報を発生する座標データ発生手段と、
    この座標データ発生手段が発生した各パターンの形成座
    標情報と所定の基準位置情報とから決定されるずれ量に
    基づいて各色毎の画像データの出力座標位置をレジスト
    レーションずれを補正した出力座標位置に自動変換する
    座標変換手段と、この座標変換手段により変換された各
    色の画像データに基づいて変調された光ビームの位置を
    前記色信号の最小ドット単位よりも小さい量で修正する
    修正手段とをそれぞれの画像ステーションに設け、各修
    正手段により修正された各光ビームを各画像ステーショ
    ンの各露光手段が各感光体上にそれぞれ露光することを
    特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 感光体と、各色信号で変調された光ビー
    ムを前記感光体に照射して静電潜像を形成する露光手段
    と、この露光手段により前記感光体上に形成された静電
    潜像を顕像化する現像手段と、前記現像手段により顕像
    化された各色像を転写紙に転写するための転写手段とを
    有する画像ステーションを複数並置し、各画像ステーシ
    ョンで形成された色画像を順次搬送手段により搬送され
    る転写材に転写してカラー画像を形成するカラー画像形
    成装置において、所定のレジストレーションずれを検知
    するためのテストパターンデータを発生するテストパタ
    ーン発生手段と、このテストパターン発生手段が発生し
    た各色のテストパターンデータを記憶する記憶手段と、
    この記憶手段から読み出される各色のテストパターンデ
    ータに基づいて各画像ステーションで形成されて前記搬
    送手段上に転写されたテストパターン画像を読み取る読
    取り手段と、この読取り手段が読み取った各テストパタ
    ーン画像情報から前記搬送手段に転写された各パターン
    の形成座標情報を発生する座標データ発生手段と、この
    座標データ発生手段が発生した各パターンの形成座標情
    報と所定の基準位置情報とから決定されるずれ量に基づ
    いて各色毎の画像データの出力座標位置をレジストレー
    ションずれを補正した出力座標位置に自動変換する座標
    変換手段と、この座標変換手段により変換された各色の
    画像データに基づいてパルス幅変調される光ビームの光
    量を補正する補正手段とをそれぞれの画像ステーション
    に設け、各補正手段により光量補正された各光ビームを
    各画像ステーションの各露光手段が各感光体上にそれぞ
    れ露光することを特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 補正手段は、座標変換手段により変換さ
    れた各色の画像データに基づいてパルス幅変調されて露
    光される各ドット毎の点灯時間を補正して前記光ビーム
    の光量を補正することを特徴とする請求項2記載のカラ
    ー画像形成装置。
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