JP2013243660A - 自動原稿給送装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】給紙トレイ上に搭載された原稿をスリットガラス上で移動させながら走査を行い、走査後の原稿を原稿排出部14に排出する際に、前記原稿の被走査面にマーキングを施すスタンプ装置40を備えた自動原稿給送装置であって、前記スタンプ装置40は、前記原稿の被走査面に対向する印字部41を備え、該印字部41は、前記原稿が排出される原稿排出部14に設けられている原稿の排出路32を移動する原稿に対面する位置と該排出路32から退避する位置とに移動可能に設けられている。
【選択図】図3
Description
自動原稿給送装置には、給送されて画像読み取りが終了した原稿にスタンプなどの印字を施して読み取りが終了した原稿をその印字されたマーキングにより区別する場合がある。
上記特許文献に開示されている構成では、スタンプ装置が記録紙の搬送路に対面した状態で設けられ、印字部の交換時には搬送路に用いられる搬送路部材あるいは搬送路に付随して設けられているフレームを開放することにより印字部が外部に露呈する構成であるので、外部から印字部を確認することができない。
これにより、上述した各位置への移動を行わせるだけの簡単な構成により印字部の所在を割り出すことができるので、装置の一部を開放するなどの作業を不要にして印字部の交換作業を行うことが可能となる。
図1は、自動原稿給送装置2を画像形成装置1に搭載した状態を示している。
同図において、符号1は画像形成装置であり、この画像形成装置1の上面には、原稿載置板としてのコンタクトガラス3およびコンタクトガラス3よりも小面積のスリットガラス4が設けられている。
繰り出しコロ7により原稿テーブル5から繰り出された原稿6は、繰り出し方向(図示矢印方向)で呼び出しコロ7の前方に配置されている給紙ベルト8およびこれに当接して連動回転可能な分離コロ9との当接位置に向けて搬送される。
第一搬送路31における原稿入口側には上述した給送ローラ対10が位置しており、原稿出口側には読み取り前ローラ対11が配置されている。
読み取り前ローラ対11により繰り出された原稿の被走査面がスリットガラス4に押圧されると、いわゆるスリットガラス4の全面に倣って平坦にされながら移動することができる。
つまり、走査後排出された原稿を、そのまま排出路に用いられる原稿排出部である排紙トレイ14に向け排出させる場合と原稿テーブル5側に環流させて、再度原稿テーブル5側から再度、スイッチバック動作によりスリットガラス4に向け給送する場合とである。
前者の場合は原稿の片面が被走査面に相当し、後者の場合は原稿の両面が被走査面に相当している。
第二搬送路32から原稿テーブル5側に向け移動する原稿の移動方向を、原稿テーブル側(図1中、符号Bで示す位置)と排紙トレイ14側(図1中、符号Aで示す位置)とに切り換えることができる切り換え爪15が設けられている。切り換え爪15が配置されている箇所は第三搬送路33とされている。
スタンプ装置40は、ユーザの指示により読み取りを終えた原稿の被走査面における所定位置にマーキングを施すために用いられる。
反転ローラ16は時計方向に回転し、切換え爪15はBの位置で保持されている。
第三搬送路33へ送られた原稿はその後端が排紙ローラ対13を抜け一定の距離を進んだ後、反転ローラ16の逆回転(時計方向)によって第四搬送路34へと送られる。このとき切換え爪15はA位置へと移動する。
第二画像面読み取り後、そのまま排出する場合は第二搬送路32を経て排出トレイ14へ送られる。
再度反転してページ順序を合わせる場合は切換え爪15によって第三搬送路33を経て、スイッチバック反転の後、第四搬送路34へと送られる。
再度反転した場合は、第一搬送路31、第二搬送路32を経て排出トレイ14へと送り出される。
本実施形態の特徴は、自動原稿給送装置2を開放したりあるいは画像形成装置1の一部を開放するなどの操作を必要とすることなく、スタンプ装置40の所在を確認することができる点にある。つまり、第二搬送路32に設けられているスタンプ装置40が、印字部41の交換作業のために外部から印字部41の所在を容易に確認できる構成を備えた点が特徴である。
同図において、スタンプ装置40は、第二搬送路32に位置する原稿の被走査面に対向する印字部41と、印字部41を原稿の被走査面に対して接離させる駆動部としての駆動ソレノイド42を保持部材43が主要部として備えられている。
つまり、図示しない摺動駆動部あるいは手動操作により、図2中、二点鎖線で示す位置である、第二搬送路32を移動する原稿に対面する位置と、図2中、実線で示す位置である、第二搬送路32から退避する位置とに移動できるようになっている。
本実施形態では、第二搬送路32から退避した位置としては、外部から印字部41の所在が確認できるように、排紙トレイ14内に保持部材43が位置している状態に相当している。
同図においては、図2に示した場合と違って、保持部材43が、摺動するのでなく回動する構成とされている。
また、この場合の位置決めに関しては、図2に示した場合と同様に図示しない係止部を用いることが可能である。
同図において、保持部材43は、図3に示したように、縦方向での回動軌跡ではなく、水平方向での回動軌跡が得られる構成とされている。
つまり、保持部材43は、基端が第二搬送路32を構成する搬送路部材32Aの一部に設けられた支持ロッド32A1に取り付けられており、回動端には印字部41が設けられている。
開口部32A2は、印字部41が第二搬送路32の原稿と対面できる位置に形成された長穴である。長穴としたのは、印字部41が露呈する際の位置ずれを吸収するためである。
これにより、印字部41が第二搬送路32の原稿に対面している場合には、印字部41の所在が明らかでないが、保持部材43を第二搬送路32側から外側に向けて摺動させるだけでスタンプ装置40の所在を確認できる。
従って、自動原稿給送装置2を開放したり、画像形成装置1の一部を開放するような作業を要しないで済ませることができる。しかも、排紙トレイ14内に保持部材43が位置していることを判断することにより印字部41が交換可能な位置にあることで、交換作業を迅速に行うことができる。
このため、印字部41の交換後には、スタンプ装置40をこれの使用位置である第二搬送路32に対面する位置に復帰させることになるが、スタンプ装置40を上記の使用位置に戻し忘れる場合もある。戻し忘れたことを判別できないと、正常な印字操作を行うことができない。
そこで、本実施形態では、以下に説明するように、スタンプ装置40が交換位置から使用位置に戻されているかどうかを判別できる構成およびほぼ自動的に使用位置に戻すことができる構成が備えられている。なお、図5以降の図において図2乃至図4に示した部材と同様なものは同符号で示し、その説明は省くことを前置きしておく。
図5は、図3に示した構成を対象とした場合を示しており、同図において、原稿テーブル5の下方で排紙トレイ14上に移動しているスタンプ装置40の保持部材43上方には、原稿テーブル5を対象とする給紙トレイ位置規制部材450が配置されている。
給紙トレイ位置規制部材450は、保持部材43が第二搬送路32の原稿と対面する位置と第二搬送路32から退避する位置とに移動するのに連動して回動することができる部材である。
このため、給紙トレイ位置規制部材450は、自動原稿給送装置内の不動部に支持された支軸450Aにより回動自在に支持されており、通常、図示しない付勢部材により、図において時計方向の回動習性が付与されている。
給紙トレイ位置規制部材450における回動端の一方は、スタンプ装置40の保持部材43と対向可能であり、回動端の他方は、原稿トレイ5の底面に対向可能な回動軌跡が設定されている。
スタンプ装置40の保持部材43が第二搬送路32から退避する位置に回動して移動する動作に連動して給紙トレイ位置規制部材450の回動端の一方が押し動かされて給紙トレイ位置規制部材450が図において反時計方向に回動するように可動される。
原稿テーブル5は、印字部41を交換するに際して予め上方に向けて開放されている。
つまり、スタンプ装置40が使用位置である第二搬送路32に対面する位置へ移動すると、これに連動して給紙トレイ位置規制部材450が自身の付勢により図中、時計方向に回動する。これにより、原稿テーブル5の底面から外れることができるので、原稿テーブル5を元の位置に復帰させることができる。
一方、スタンプ装置40が使用位置に戻されていない場合には、給紙トレイ位置規制部材450がスタンプ装置40に連動することがない。このため、給紙トレイ位置規制部材450の回動端の一方が原稿テーブル5の底面に対向したままとなり、原稿テーブル5を元の位置に復帰させることができない。従って、原稿テーブル5の元位置への復帰状態可否によりスタンプ装置40の使用位置への復帰状態を判別できることになる。
図6に示す構成の場合には、第二搬送路32に対面する位置からこの排出路である第二搬送路32から退避する位置にスタンプ装置40が移動するのに連動して給紙トレイ位置規制部材450が回動する。
印字体41の交換後における動作に関しては、図5に示した場合と同様であるので、その説明は省略する。
つまり、給紙トレイ位置規制部材(便宜上、符号450’で示す)は、図5,6に示した場合と違って回動半径が大きくされて回転モーメントを大きく設定されている。
スタンプ装置40が第二搬送路32と対面する位置からこの搬送路32から退避する位置である排紙トレイ14上に移動するのに連動して給紙トレイ位置規制部材450’は、原稿テーブル5を押し上げる向きに回動する。
これにより、スタンプ装置40を使用位置に戻し忘れても、原稿テーブル5を元の位置に復帰させることでスタンプ装置40を使用位置に戻すことが可能となる。
図8に示す構成は、印字部41を備えたスタンプ装置40が、弾性部材460を介して強制的に使用位置である第二搬送路32に対面する位置に向け付勢された構成が用いられている。
つまり、スタンプ装置40は、自動原稿給送装置本体側(図示されず)との間に配置された弾性部材460に連結されている。
弾性部材460は、スタンプ装置40が使用位置である第二搬送路32に対面する位置から退避する位置に向け移動するに従って弾性力が増加するようになっている。これにより、印字部41を交換し終えたスタンプ装置40は、交換後、弾性力が増加している弾性部材46の付勢力によって使用位置に向けほぼ自動的に復帰されることが可能となる。
なお、図8においては、弾性部材460の表示として、収縮時を二点鎖線で示し、伸長時を実線でそれぞれ示している。
弦巻バネ46’は、スタンプ装置40に装備されている保持部材43の一部に設けられた係止ピン43Cと排紙トレイ4を構成する筐体壁面(符号Hで示す)にそれぞれ捲回端部が係止されている。
弦巻バネを用いた弾性部材460’は、スタンプ装置40が第二搬送路32に対面する位置から排紙トレイ4上へと退避する位置に移動するのに応じて縮径されると弾性力が増加する。このため、排紙トレイ4上から使用位置である第二搬送路32に対面する位置へとスタンプ装置40を移動させる際には、弦巻バネ46’において増加された弾性力を利用することができる。
この構成においても、スタンプ装置40を使用位置に戻し忘れることを未然に防止することができる。
図10において、スタンプ装置40の保持部材43には、図示しないが、図8に示した場合と同様な弾性部材(図8中、符号460で示す部材)が連結されるとともに、台形断面形状を有する係止部43Dが設けられている。
自動原稿給送装置側の不動部(図示されず)には、係止部43Dに対し進退移動することにより係合および係合解除可能な係合片を有したスナップフィット構造からなる印字部位置規制部材470が設けられている。
印字部位置規制部材470の最先端よりも基端側寄りの揺動端には、原稿テーブル5の開閉動作に連動して係止片43Dと印字部位置規制部材470との係合を解除可能な印字部位置規制解除部材480が設けられている。係止部43Dと係合できる部分を有する印字部位置規制部材470には、上述したスナップフィット構造からなる部材だけでなく、磁性体や面ファスナー、摩擦部材などが用いられる。
これによりスタンプ装置40は、弾性部材(図8において符号460で示す部材)の付勢により使用位置である第二搬送路32に対面する位置に向け移動することができる。
この構成においては、原稿テーブル5の開閉動作に連動してスタンプ装置40の退避位置での保持および使用位置への強制復帰を行わせることができるので、保持するための労力負担の軽減さらには、使用位置への戻し忘れの防止が可能となる。
図11において、自動原稿給送装置の不動部(図示されず)には、磁性体51が、そしてスタンプ装置40側の保持部材43における磁性体51と対面する位置には被磁性体50がそれぞれ設けられている。
磁性体51は、不動部においてスタンプ装置40を使用位置に位置決めできる位置に設けられ、これに対面する被磁性体50は、保持部材43に一体化されている。図11では、磁性体51が、第二搬送路32を移動する原稿に対面する位置近傍に配置されている状態が示されている。
従って、印字部41の交換後にスタンプ装置40が使用位置である第二搬送路32と対面する位置に向け移動した際には、図12に示すように、磁性体51に被磁性体50が磁気的吸着される位置までスタンプ装置40が移動する。
両方の磁性体50,51が吸着される位置は、前述したように、スタンプ装置40の使用位置である第二搬送路32に印字部41が対面する位置に対応している。
第二搬送路32に対面するスタンプ装置40の使用位置へ印字部41が移動する際には、磁力を利用してスタンプ装置40の位置決めが行えるので、移動に要する力の軽減や使用位置への移動が確保できたかどうかの確認作業や移動量の調整などが不要となる。
つまり、上述した磁性体51が設けられている自動原稿給送装置の不動部には、ソレノイド52が設けられている。
ソレノイド52は、内部に挿通されているプランジャがスライド可能に設けられているリニアソレノイドが用いられ、プランジャがスタンプ装置40の保持部43底面に固定されている。
この構成においては、第二搬送路32から退避できる排紙トレイ4上に位置するスタンプ装置40が、使用位置である第二搬送路32に対面する位置に移動する際にソレノイド52が駆動される。
ソレノイド52は、プランジャを磁気的に吸引することでスライドさせるとこれに一体の保持部材43が排紙トレイ4上から第二搬送路32に対面する位置に向け移動することになる。
第二搬送路32に対面する位置にスタンプ装置40が移動すると、磁性体51に対して被磁性体50が磁気的吸着されることにより、使用位置への移動促進と位置決めとが行われる。
以上の構成においては、磁性体50,51同士の磁気的吸引だけでなくソレノイド52による使用位置への移動促進が可能となるので、使用位置へ戻す際の正確な移動と位置決めとが可能となる。
以上のような構成は、スタンプ装置40が印字部41の交換時に第二搬送路32から退避する位置に移動する構成および印字部41の使用位置である第二搬送路32に対面する位置へと復帰する際の構成である。
印字部41は、第二搬送路32から退避した位置に移動すると、排紙トレイ14上で外部から確認しやすい位置に移動された上で、保持部材43から古い印字部41が抜き取られ新しい印字部41と交換される。
印字部の抜き取りには、ユーザやサービスマンの手指を用いることが考えられるが、比較的小さい部分であることから作業が行い難くなる場合がある。
そこで、本実施形態では、自動的に抜き取り易い位置、換言すれば、掴みやすい位置に印字部41を突出させることができる構成が用いられている。
図14は、本実施形態が用いられる自動原稿給送装置を示す図であり、図1に示した構成との違いは、次の点である。
原稿をスタックする排紙トレイ14の一部に薄紙を通紙する際に使用する傾斜部のスライド部14Aが設けられている点、スリットガラス4上の圧板4Aが弾性体4A’により当接習性を付与されている点である。
自動原稿給送装置において用いられる駆動部は図示しないコントローラにより動作態位を制御されるようになっており、各駆動部とコントロールとは、図15に示すように、コントロール基板113のソケット114に接続される通信ケーブルが用いられる。通信ケーブルは、基板固定のブラケット115によりケーブル溝に挟んで固定されている。ケーブル溝には、図示しないが固定位置を決めるマーキングが施されている。
図16は、図2に示した構成、すなわち、保持部材43が排紙トレイ14での原稿の移動方向に沿って摺動する構成を対象としてその一部を示したものである。
突き上げ手段44Aは、側面視の断面形状が、退避位置に向け移動する方向の上流側から下流側にかけて順次高さが増加する傾斜面44A1で構成され、傾斜面44A1の高さは、印字部41を保持部材43側から突き上げることができる高さに設定されている。
この結果、前述した実施形態と同様に、自動原稿給送装置を開放すること、あるいは画像形成装置の一部を開放するなどの作業を要することがないことに加えて、印字部41の取り出し性をよくすることで交換作業性を向上させることができる。
同図において、スタンプ装置40の保持部材43が移動する通路には、保持部材43側に設けられた突起部119(図17(B)参照)に衝突することにより跳ね上げられて印字部41を突き上げ可能な片部を有する突き上げ手段44A’が設けられている。
突き上げ手段44A’は、スタンプ装置40が第二搬送路32から退避できる排紙トレイ14上に移動した位置に対応して設けられている。
突起部119は、スタンプ装置40が第二搬送路32から退避した位置に移動し終わる時点で突き上げ手段44A’による印字部41の突き上げができるタイミングが得られる位置に設けられている。
この構成では、スタンプ装置40が第二搬送路32から退避する位置に移動すると、突き上げ手段44A’が突起部119に干渉することで回動し、印字部41を突き上げることができる。これにより、第二搬送路32から退避した位置に移動したスタンプ装置40の印字部41は、頭部が抜きやすい位置まで突出しているので、手指による引き抜き作業が容易となる。
同図に示す突き上げ手段は、スタンプ装置40が第二搬送路32から退避する位置に対応させて回転するピニオン120と一体化されたロッド120Aが用いられる。
ピニオン120は、スタンプ装置40の保持部材43底面に設けられているラック121に噛み合うことで回転することができる。
ラック121は、スタンプ装置40が第二搬送路32から退避できる位置に移動するタイミングに合わせてピニオン120と噛み合い、スタンプ装置40が上記退避位置に移動した時点でロッド120Aを印字部41内に進入させて突き上げるようになっている。
このため、印字部41が第二搬送路32と対面するように保持部材43を戻していないと、第二搬送路32から原稿を排紙トレイ14に排出した場合に原稿が排紙トレイ14内に位置する保持部材43と干渉してしまい、原稿にダメージを与える虞がある。
同図において、原稿有無検知手段220は、光学センサ220aと、第二搬送路32内に進退可能であって進退状態に応じて光学センサ220aの光路を遮断および連通させる回動可能なフィラー部材220bとを備えている。
フィラー部材220aは、図示しない付勢部材により、図19において時計方向の回動習性を備えており、光学センサ220aと対向する端部と反対側の端部が第二搬送路32内に進出できるようになっている。
つまり、第二搬送路32内に進出している部分が第二搬送路32内に位置する原稿により押し動かされると、図20に示すように、光学センサ220aの光路を遮断して光学センサ220aにより原稿有りの判別を行えるようになっている。
つまり、スタンプ装置40の保持部材43には、ガイド部材450が一体的に設けられており、ガイド部材450には、検知手段作動部材230と対向する面の一部に検知手段作動部材230を乗り上げさせることができる傾斜面450aが形成されている。
フィラー部材220bは、検知手段作動部材230が離れると、図19に示すように、自身の回動習性により時計方向に回動して第二搬送路32内に進出する。
一方、スタンプ装置40およびガイド部材450が排紙トレイ14上に位置して印字部41の使用位置に戻されていない場合には、図20に示すように、検知手段作動部材230が時計方向に回動してフィラー部材220aを押し上げる。
これにより、フィラー部材220aは反時計方向に回動し、光学センサ220aの光路を遮断することで、第二搬送路32内に原稿が存在している場合と同様に、スタンプ装置40およびガイド部材450が排紙トレイ14上に残置されていることを警報する。
これにより、スタンプ装置40が排紙トレイ14上に残置されている状態、換言すれば、第二搬送路32に対面する位置にスタンプ装置40が戻されていない状態での原稿排出による原稿へのダメージの解消を特別な構成を付加することなく達成することができる。
2 自動原稿給送装置
4 スリットガラス
14 排紙トレイ
32 第二搬送路
40 プリント装置
41 印字部
42 駆動部
43 保持部材
44A、44A’ 突き上げ手段
45 給紙トレイ位置規制部材
46,46’ 弾性部材
47 印字部位置規制解除部材
50 磁性体
51 被磁性体
220 原稿有無検知手段
230 検知手段作動部材
450 ガイド部材
450a 傾斜面
Claims (10)
- 給紙トレイ上に搭載された原稿をスリットガラス上で移動させながら走査を行い、走査後の原稿を原稿排出部に排出する際に、前記原稿の被走査面にマーキングを施すスタンプ装置を備えた自動原稿給送装置であって、
前記スタンプ装置は、前記原稿の被走査面に対向する印字部を備え、
該印字部は、前記原稿が排出される原稿排出部に設けられている原稿の排出路を移動する原稿に対面する位置と該排出路から退避する位置とに移動可能に設けられていることを特徴とする自動原稿給送装置。 - 前記スタンプ装置は、印字部および該印字部を前記原稿の被走査面に対して接離させる駆動部を支持する保持部材を有し、該保持部材は、前記原稿の排出路に沿って前記印字部を前記排出路を移動する原稿に対面させる位置と該排出路から退避する位置とに摺動可能に設けられ、該排出路から退避した位置が外部から前記印字部を確認できる位置とされていることを特徴とする請求項1記載の自動原稿給送装置。
- 前記スタンプ装置は、印字部および該印字部を前記原稿の被走査面に対して接離させる駆動部が保持部材に支持され、
該保持部材は、前記原稿の排出路に沿って前記印字部を前記排出路を移動する原稿に対面させる位置と該排出路から退避する位置とに回動可能に設けられ、該排出路から退避した位置が外部から前記印字部を確認できる位置とされていることを特徴とする請求項1記載の自動原稿給送装置。 - 前記原稿が排出される原稿排出部に設けられている原稿の排出路を移動する原稿に対面する位置から該排出路から退避する位置に移動する印字部に連動して、該給紙トレイが所定位置に戻ることを規制する給紙トレイ位置規制部材が可動することを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか一つに記載の自動原稿給送装置。
- 前記印字部は、(自動原稿給送装置本体側との間に配置された)弾性部材を介して原稿の排出路を移動する原稿に対面する位置と該排出路から退避する位置とに移動可能であり、
前記排出路から退避する位置に移動するに従って前記弾性部材の弾性力が増加することを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか一つに記載の自動原稿給送装置。 - 該排出路から退避する位置にて該印字部の移動を規制する印字部位置規制部材と、
前記印字部位置規制部材の規制を解除する印字部位置規制解除部材と、を備え、
該給紙トレイが所定位置に戻ると前記印字部位置規制解除部材により印字部位置規制部材の規制が解除され、該弾性部材の弾性力により該印字部が原稿が排出される原稿排出部に設けられている原稿の排出路を移動する原稿に対面する位置に移動することを特徴とする請求項5に記載の自動原稿給送装置。 - 自動原稿給送装置本体側に磁性体と、該印字部に該磁性体の磁力により吸着される被磁性体と、を備え、
該磁性体は、前記原稿が排出される原稿排出部に設けられている原稿の排出路を移動する原稿に対面する該印字部が設けられている位置近傍に配置されることを特徴とする請求項1乃至6のうちのいずれか一つに記載の自動原稿給送装置。 - 前記保持部材が排出路から退避する位置には、該排出路側に設けられて前記保持部材から前記印字部を突き上げることが可能な突き上げ手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のうちのいずれか一つに記載の自動原稿給送装置。
- 前記排出路を挟んで前記原稿の一方側の面と対向する位置に設けられて該排出路内に進退可能な原稿有無検知手段と、
前記搬送路を挟んで前記原稿の他方側の面と対向する位置に設けられて前記原稿有無検知手段に向け進退可能な検知手段作動部材と、
前記保持部材に連動可能に設けられ、該保持部材の移動に連動して前記検知手段作動部材の進退態位を設定可能なガイド部材と、を備え、
前記ガイド部材は、前記検知手段作動部材に対向する傾斜面を有し、
前記傾斜面は、前記保持部材が前記印字部を前記排出路から退避する位置に移動させている場合に前記原稿有無検知手段を前記排出路に原稿が存在する場合と同じ状態に設定させる形態であることを特徴とする請求項1乃至8のうちの一つに記載の自動原稿給送装置。 - 請求項1乃至9のうちのいずれか一つに記載の自動原稿給送装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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