JP4795185B2 - シート処理装置と画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、シートを処理する処理手段がシートを案内する案内手段の一部分を形成しているシート処理装置と、このシート処理装置を装置本体に接続もしくは内蔵して備えた画像形成装置とに関する。
画像形成装置は、シートに画像を形成する装置である。画像形成装置には、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機等がある。画像形成装置は、シートに画像を形成する装置本体と、画像形成されたシートを処理するシート処理装置とで構成されているタイプがある。
シート処理装置は、画像形成装置の装置本体に内蔵されるか、購入選択肢(いわゆるオプション)として接続されるかして、シート束を綴じるステイプル処理、シート束に孔をあける穿孔処理等の少なくとも1つの処理を行うようになっている。これらの処理の内、シート束を綴じる処理手段としてのステイプラを備えたシート処理装置が、特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載のシート処理装置のステイプラは、シートを案内する案内手段としての案内パスの外側に配置されて、幅を整合されたシート束を綴じるようになっている。
特開2005−89121号公報
しかし、従来のシート処理装置は、ステイプラが案内パスよりも外側に配置されているため、装置自体が大型化していた。
また、従来のシート処理装置は、ステイプラの傍でシートの幅を整合しなければ、シートを綴じることができないので、シートを不必要に幅方向に移動しなければならず、その分、処理時間が長くなり、処理効率が悪かった。
また、大型化したシート処理装置を備えた画像形成装置は、小型化するのが困難であった。
本発明は、処理手段を案内手段の底部の一部分を形成するように載置して、装置自体を小型化したシート処理装置を提供することにある。
本発明は、小型化されたシート処理装置を備えた、小型化の画像形成装置を提供することにある。
本発明のシート処理装置は、シートを案内する案内手段と、前記案内手段の下流側でシートを積載する積載手段と、前記積載手段に積載されたシートを綴じる針を収納して交換可能な針カートリッジを有するステイプラと、を備え、前記ステイプラは、上部が前記案内手段の底部の一部分を形成しているものであって、シートを搬送可能な搬送ポジションと、前記針カートリッジを交換可能な針カートリッジ交換ポジションとに移動可能である、ことを特徴としている。
本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像を形成された前記シートに処理をするシート処理装置と、を備え、前記シート処理装置が、上記のシート処理装置である、ことを特徴としている。
本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像を形成されたシートをステイプラによって綴じる上記シート処理装置と、開閉可能な扉と、前記ステイプラを、シートを搬送可能な前記搬送ポジションと、前記針カートリッジを交換可能な前記針カートリッジ交換ポジションと、に移動させるステイプラ移動手段と、を備え、前記扉は、前記ステイプラ移動手段に当接する当接部材を有し、前記扉を閉めたとき、前記当接部材は前記ステイプラ移動手段に当接し、前記ステイプラを前記搬送ポジションに移動させ、前記扉を開けたとき、前記当接部材は前記ステイプラ移動手段から離間し、前記ステイプラを前記針カートリッジ交換ポジションに移動させる、ことを特徴としている。
本発明のシート処理装置は、ステイプラの上部が、案内手段の底部の一部分を形成しているので、シート処理装置を案内手段内に載置することができて、小型にすることができる。
本発明の画像形成装置は、小型化されたシート処理装置を備えているので、小型にすることができる。
本発明の画像形成装置は、ステイプラが、針の補充や交換時に、画像形成装置の装置本体の扉の開閉に伴って、針カートリッジを交換できる位置に位置変更可能であるので、針の補充や交換を容易に行うことができる。
本発明のシート処理装置と、このシート処理装置を装置本体に備えた画像形成装置とを図に基づいて説明する。
なお、実施形態の説明において、シート搬送方向とは、図1の左右方向のことである。シート排出方向とは、図1の左から右への方向を言う。シートの後端とは、シート搬送方向上流側の縁のことであり、上流端と言う場合もある。シートの先端とは、シート搬送方向下流側の縁のことであり、下流端と言う場合もある。シートの側端とは、シート搬送方向に沿った縁のことである。シートの幅方向とは、シート搬送方向に対して直角でシートの表面に沿った方向のことである。上下方向とは、図1の上下方向のことである。なお、各図において、矢印Xはシート搬送方向を示している。矢印Yはシートの幅方向を示している。矢印Z方向は上下方向を示している。
(画像形成装置)
図1は、本発明の実施形態における画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。画像形成装置150は、シートに画像を形成する装置である。画像形成装置150には、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機等がある。画像形成装置150は、シートに画像を形成する装置本体150Aと、画像が形成されたシートを処理するシート処理装置300とで構成されている。
シート処理装置300は、画像形成装置の装置本体150Aに購入選択肢(いわゆるオプション)として接続されている。なお、シート処理装置300は、装置本体150Aに内蔵されていてもよい。シート処理装置300は、シート束の縁を揃える(以下、「整合」という)処理とシート束を綴じる(以下、「ステイプル」という)処理をするようになっている。
画像形成装置150の装置本体150Aは、外部からの情報に基づいてシートに画像を形成するようになっている。装置本体150Aは、下部に、シートを収納したシートカセット151を図1の右方向に引き出し自在に装備されている。シートカセット151のシートSは、ピックアップローラ261によってシートカセット151から送り出されて、搬送ローラ対262、レジストローラ対263によって、画像形成手段である例えば感光体ドラム264と転写ローラ265との間に送り込まれる。感光体ドラム264には、予めトナー画像が形成されている。このため、感光体ドラム264のトナー画像がシートに転写される。トナー画像を転写されたシートSは、定着器266によってトナー画像を定着されてから、排紙ローラ対153によって、シート処理装置300に送り込まれる。
装置本体150Aとシート処理装置300は、装置本体150Aに設けられた操作パネル152をユーザが操作することによって、作動するようになっている。装置本体150Aの制御は、制御部140によって行われる。また、シート処理装置300の制御は御部100によって行われる。制御部140,100は、いずれか一方が他方に組み込まれて一体化されていてもよい。
(シート処理装置)
図2は、本発明の実施形態におけるシート処理装置のシート搬送方向に沿った断面図である。
シート処理装置300は、装置本体150Aからシート受入部201で受け入れたシートを、処理トレイ205上で束状にして、シートの後端と、側端とを整合もしくは整合後ステイプル処理をして、装置本体150A上のトレイ154(図1)に排出するようになっている。
図2において、シート受入部201は、装置本体150Aの排紙ローラ対153(図1)から排出されたシートSを受け取る部分である。このシート受入部201に排出されたシートSは、入口センサ202に検知された後、搬送ローラ対203(203a,203b)、及び処理ローラ204に搬送されて、処理トレイ205上に排出される。
シートを処理トレイ205に排出する搬送ローラ対203は、駆動ローラ203aと、従動ローラ203bとで構成されている。駆動ローラ203aは、図3に示すように、搬送モータ206から、搬送モータ206に取り付けられている搬送モータギア207、搬送プーリギア208、搬送ベルト209、搬送プーリ210を介して回転力を得て、駆動回転するようになっている。
なお、図3は、シート処理装置において、上半分を取り除いた斜視図であるが、駆動ローラ203aは上半分側に設けられている。
処理ローラ204は、円筒部材で構成されて、外周部がゴムもしくは発泡体等ゴムに近い弾性を持った弾性体で形成されている。処理ローラ204は、処理ローラホルダ211に保持されている。処理ローラホルダ211は図示しないカム機構によりローラホルダ軸212(図8)を中心に上下方向へ回転できるようになっている。処理ローラ204は、処理ローラホルダ211によって、シート上を下流側または上流側へ移動できるようになっており、移動するときにはシートと共に移動し、回転しないようになっている。
図2において、処理ローラ204は、搬送ローラ対203がシートSを処理トレイ205に搬送するとき、上方に待避している。このため、シートSの先端は処理ローラ204に邪魔されることなく処理トレイ205上に排出される。
(爪241aの上下動作)
図5において、固定部材に設けられたクランプソレノイド240は、固定部材に回転自在に支持された爪軸241を回転させるようになっている。図8(a)、(b)に示すように、搬送ローラ対203や処理ローラ204がシートSを排出搬送しているとき、クランプソレノイド240(図5)はオフになっている。クランプソレノイド240がオフで、かつ処理トレイ205に既にシートが積載されている場合、爪軸241(図5)の爪241aが、爪軸ばね243の牽引力によってそのシートの上流端部を処理トレイ205に押さえ付けている。このため、処理トレイ205に既に積載されているシートは、次に送られてくるシートによって連れ送りされることがない。
クランプソレノイド240は、オンになると、爪軸ばね243に抗して爪軸241の爪241aを上方へ回動させて、後端規制板242にシートの後端を受け入れ易くする。
そして処理ローラ204は、上流側へ移動して、シートの後端を後端規制板242に突き当てる(図9(b)、図10(a))。その後、処理ローラ204は、幅規制板239の方に幅移動して、シートの側端を幅規制板239に突き当てる(図10(b))。処理ローラ204は、多少、幅移動を継続してシート上を滑り、シートの側端を幅規制板239に確実に突き当てる。処理ローラ204が上方に待避してシートから離れるとき、クランプソレノイド240がオフになる(図11(a))。すると、爪軸ばね243により爪軸241が下方回動し、爪241aがシートを処理トレイ205に押さえ込む。これによって、シートは、後端と側端とを整合されて、処理トレイ205に保持され、後続シートによる連れ送りもなく、整合が乱れることがない。
(処理トレイ205上でのシート整合動作)
図8乃至図11において、シート処理装置300は、搬送ローラ対203により、画像形成装置の装置本体150Aから受け取ったシートを処理トレイ205へ搬送する(図8(a))。シートが搬送ローラ対203のニップから抜ける前に、処理ローラ204が落下しながらシート排出方向(下流側)に移動して、搬送ローラ対203と同時にシートを搬送する(図8(b))。このとき、処理ローラ204は、シートを搬送する際、処理ローラホルダ211に対して回転しないようになっており、シートを確実に下流側へ搬送する。
そして、処理ローラ204は、シートSが搬送ローラ対203のニップを抜けた後も、下流側へ移動を継続して、最大移動地点に到達する(図9(a))。そして、処理ローラ204が後端規制板242(図1)に接近移動を開始する。同時に、クランプソレノイド240(図5)がONになって、爪軸241が回動して、爪241aが上方に退避し、後端規制板242にシートを受け入れることができるようになる。
処理ローラ204は、シートを後端規制板242に突き当て、若干量シートの上を滑って(図9(b)、図10(a))、シートの後端を後端規制板242に確実に突き当てる。その後、処理ローラ204は、幅規制板239に接近移動して、シートを幅規制板239に突き当て若干量シートの上を滑り(図10(b))、上方に待避する。そして、クランプソレノイド240(図5)がOFFになり、後端整合、幅整合(側端整合)したシートの上流側端部を爪241aが処理トレイ205に押さえ付ける(図11(a))。処理ローラ204は、上方に待避したまま、幅規制板239から離れる方向へ移動してホームポジションに戻る。これによって、シートの整合動作が完了する(図11(b))。
(ステイプラ)
図3に示すようにシート処理装置300にはステイプラ254が設けられている。本実施形態のステイプラ254は、図3、図12に示すようにシート幅方向に対して固定されている。ステイプラ254は、案内パス268(図1)を通過して、処理トレイ205上に排出され、整合されて束状になったシート(シート束)の片側の一端を綴じるようになっている。
図13に示すように、ステイプラ254は、針を打ち出す針打出し部1303と、打ち出された針を受け止めて曲げる受け部1304とで構成されている。針打出し部1303は、把手部1301を有する針カートリッジ1302を備えている。ステイプラ254は、針がなくなったときや交換するとき、ユーザが把手部1301を摘んでステイプラ254から針カートリッジ1302を引き抜いて、新しい針カートリッジを装填することによって、針の補充や交換を容易にできるようになっている。
また、ステイプラ254は、図12に示すように案内パス268内に配設されている。すなわち、ステイプラ254は、通紙可能シート幅(シート通過領域幅)内に配置されている。このため、処理手段としての例えばステイプラ254の上部である例えば上面254aが、案内手段である例えば案内パス268(図1)の底部である例えば下ガイド215の一部分を形成している。
したがって、シートSが装置本体150Aからシート処理装置300内の積載手段である例えば処理トレイ205上に搬送されるとき、シートSはステイプラ254の上面254aを通過して搬送される。
把手部1301の上面1301aもステイプラ254の上面254aの一部分を形成しており、シートの案内面になっている。このため、把手部1301の上面1301aを含むステイプラ254全体の上面254aは、シートを摺動案内し易くするため、例えば、メッキ処理を施して滑らかに形成されている。また、把手部1301の上面1301aは、斜面になって、下ガイド215よりも一段下がった位置に形成されて(図14)、シートが通過し易くしてある。
したがって、シートSは、シート処理装置300に送り込まれて、案内パス268を通過して処理トレイ205に排出される。シートは、案内パス268を通過するとき、一部分がステイプラ254の上面254aに案内されて処理トレイ205に排出される。
処理トレイ205は、図1に示すように、案内パス268より低い位置に設けられている。このため、シートは、処理トレイ205上で処理ローラ204によって移動させられて、後端規制板242(図1)に後端を当接させられ、後端整合されるとき、開いた針打出し部1303と受け部1304との間に進入して、後端規制板242に後端整合される。また、処理ローラ204によって移動させられて、幅規制板239に側端を当接されて側端整合されるときも、同様に、開いた針打出し部1303と受け部1304との間に進入した状態で行われる。これによって、ステイプラ254は、開いた針打出し部1303と受け部1304と閉じることによって、シート束を綴じることができる。
以上の説明において、処理ローラ204と後端規制板242は、上流端整合手段の一例である。また、処理ローラ204と幅規制板239は、側端整合手段の一例である。
なお、ステイプラ254の代わりにシートに孔をあける穿孔装置を備えた場合も同様に、穿孔装置の上面でシートを案内することができる。この場合、シートの後端整合、側端整合が行われるとき、シートは、離れたパンチとダイの間に進入して行われる。したがって、処理手段は、ステイプラに限定されるものではない。
以上説明したように、本シート処理装置300は、ステイプラが案内パス268(シート幅(シート通過領域幅))の内側の位置に配置されており、かつステイプラ254の上面254aが案内パスの一部分を形成している。ただし、ステイプラ254は、案内パス268内に全体が配設されていてもよいし、一部分だけが配設されていてもよい。
このため、本シート処理装置300は、省スペース化、小型化、低コスト化を図ることができる。
また、本シート処理装置300の幅規制板239は、ステイプラ254が図12に示すように通紙可能シート幅(シート通過領域幅)内側に配置されているので、従来よりも、案内パス268に接近させて配設されている。
このため、本シート処理装置300は、シートの側端を整合してシートの角を綴じるとき、シートを幅方向に移動させる量が従来よりも少なくて済み、その分、処理時間を短くして、可動率を高めることができる。
また、本画像形成装置150は、可動率の良いシート処理装置300を備えているので、画像形成効率を高めることができる。
(処理トレイ205(図1)上で整合したシート束をトレイ154に排出するTDスライダ244(図4)と爪249の動作)
TDスライダ244は、下ガイド215(図2)の下方に設置されているTDモータ216(図5)により、シート排出方向に移動するようになっている。
図4、図5において、爪249は、TDスライダ244に上下方向に回動可能に取り付けられている。また、爪249を下方に牽引する爪ばね250が、爪249とTDスライダ244との間に設けられている。TDスライダ244のホームポジションは、センサ検知部245aがTDスライダ位置センサ248によって検知されてセンサギア245が回転停止しているときの位置である。TDスライダ244がホームポジションにいるとき、処理トレイ205の凸部205aに爪249のレバー部249aが乗り上げて、爪249が上方に回動したままになっている。
図6に示すように、TDスライダ244(図4)の移動によりシート束SAをトレイ154(図1)に排出するとき、TDスライダ244の移動にともない、爪249のレバー部249aは、爪ばね250に引かれて、処理トレイ205の凸部205aを降りる。すると、爪249は、下方に回動して、シート押し出し部でシート束SAの上流端部を押しながら、上方から処理トレイ205に押さえ付ける。
図7において、トレイ紙押さえ251は、TDスライドギア246の下部に突設されたカム部246bの回転による紙押さえレバープレス252の移動と、トレイ紙押さえばね253の弾力とによって、上下方向に回動するようになっている。
図7(a)において、トレイ紙押さえ251は、処理トレイ205上に整合されたシート束が爪249で処理トレイ205に押し付けられながら滑ってトレイ154に排出されるまで、トレイ154に先に積載されているシート束をトレイ154に押圧している。すなわち、トレイ紙押さえ251は、図1、図5に示すように、トレイ154上に位置している。なお、処理トレイ205には、爪249がシート束を処理トレイ205に押さえ付けて、下流側に移動できるようにシート搬送方向に沿ったスリット205b(図5)が形成されている。
そして、図7(b)に示すように、シート束がトレイ154に落下する前にTDスライドギア246のカム部246bが回転して、紙押さえレバープレス252をスリット部252aと不図示のピンとの案内によって、矢印E方向に移動させる。紙押さえレバープレス252は、紙押さえばね253に抗して、移動しながらトレイ紙押さえの軸251aを回転させて、トレイ紙押さえ251を矢印G方向に回動させる。トレイ紙押さえ251は、処理トレイ205の不図示の下部空間に進入して待避する。すなわち、トレイ紙押さえ251は、シート処理装置300内に引っ込む。これによって、トレイ紙押さえ251は、後続のシート束がトレイ154に落下するのに邪魔になることがない。
シート束がトレイ154に落下すると、図7(c)に示すように、TDスライドギア246のカム部246bは、回転して、紙押さえレバープレス252に対する作用を止める。すると、紙押さえレバープレス252が紙押さえばね253のばね力により矢印F方向に移動し、トレイ紙押さえ251が矢印K方向に回転して、トレイ154上のシート束をトレイ154に押さえ付ける。以上でシート束のトレイ154への積載が完了する。
(針カートリッジの交換)
図15において、ステイプラ254は、通常、シート搬送(シート処理)時の搬送ポジション254Hと、ステイプラ254の針カートリッジ1302を交換するときの針カートリッジ交換ポジション254Cとの2つの位置をとるようになっている。しかし、針カートリッジ1302は、搬送ポジション254Hにおいて、画像形成装置150の装置本体150Aの一部がステイプラ254に接近して邪魔になっており、交換することができない(図1、図19)。このため、搬送ポジション254Hから針カートリッジ交換ポジション254Cへのステイプラ254の移動は、装置本体150Aに備えられた開閉自在な扉1701(図17)の開閉に伴って、自動的に行われるようになっている。扉1701は、装置本体150aに設けた軸1702(図1、図17、図18)を中心に開閉できるようになっている。
図16に示すようにステイプラ254はステイプルホルダ1601に固定されている。扉1701(図17)はカム部1701cを有している。ステイプルホルダ1601はホルダ軸1601sに回転自在に取り付けられている。ホルダ軸1601sの一端にはねじりコイルばね1602が配置されている。ねじりコイルばね1602は、常に、ステイプルホルダ1601、ステイプラ254を図中上方(針カートリッジ交換ポジション254C)に持ち上げる方向に付勢している。また、ホルダ軸1601sの他端にはホルダ軸1601sと連動して回転する台座1603が設けられている。台座1603は、可撓性部材である板ばね1604を一体に有している。
図17はステイプラ254が搬送ポジション254Hにいるときの状態図である。ステイプラ254の搬送ポジション254Hへの移動は、ユーザが装置本体150Aの扉1701を閉めることによって行われる。ユーザが扉1701を閉めると、扉1701のカム部1701cが板ばね1604に当接してねじりコイルばね1602(図16)の付勢力に打ち勝ちながら扉1701を押し込む。扉1701のカム部1701cが板ばね1604に当接することによって、ステイプルホルダ1601が回転させられてステイプラ254が搬送ポジション254Hに移動する。ステイプラ254が搬送ポジション254Hに移動した状態において、扉1701は装置本体150Aを完全に閉めており、ステイプルホルダ1601は不図示のストッパに当接して停止している。そして、カム部1701cに押された板ばね1604は、弾性変形内で多少撓まされて、ステイプラ254を搬送ポジション254Hに保持する。
図18はステイプラ254が針カートリッジ交換ポジション254Cにいるときの状態図である。扉1701が開放されることによってカム部1701cの板ばね1604への付勢力が開放されてねじりコイルばね1602(図16)の付勢力によってステイプルホルダ1601が不図示のストッパに突き当たる位置まで上昇しステイプラ254が針カートリッジ交換ポジション254Cに移動させられる。
以上説明したように、本シート処理装置は、ステイプラの針の補充や交換時に、画像形成装置の扉を開くことにより、ステイプラが自動的に針交換ポジションに移動するように配置されている。このため、本シート処理装置、あるいは画像形成装置は、ステイプラ254を案内パス268内に配設して省スペース化を図っても、針の補充や交換を容易に行うことができる。
本発明の実施形態における画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 本発明の実施形態におけるシート処理装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 図2のシート処理装置において、上半分を取り除いた斜視図である。 TDスライダと爪の動作説明用の図である。(a)は、駆動力伝達方向選択機構が、押さえ作動機構を選択した図である。(b)は、(a)の状態から爪が下流側に移動した図である。 処理トレイの斜視図である。 爪がシートを処理トレイに押さえた図である。 トレイ紙押さえの動作説明用の図である。(a)は、トレイ紙押さえがトレイ上にいるときのトレイ紙押さえの図である。(b)は、トレイ紙押さえがトレイから離れた待機位置にいるときのトレイ紙押さえの図である。(c)は、トレイ紙押さえがシート束をトレイに押さえ付けているときのトレイ紙押さえの図である。 シート束をシート排出方向に排出する様子を示す図であり、図3を右側から見た図である。(a)は、シートがシート処理装置に送り込まれてきた図である。(b)は、シートの後端が処理トレイに排出される直前の図である。 処理ローラがシートの後端を整合するときの動作説明用の図である。(a)は、シートが後端規制板に接近している状態を示した図である。(b)は、シートが後端規制板に当接した図である。 処理ローラがシートの側端を整合するときの動作説明用の図である。(a)は、シートが最大移動地点から幅規制板に接近するときの図である。(b)は、シートが幅規制板に当接した図である。 シート処理装置を下流側から見た図である。(a)は、後端整合、幅整合(側端整合)されたシートの上流側端部を爪が処理トレイに押さえ付けている図である。(b)は、(a)の状態から処理ローラが上昇してホームポジションに戻った図である。 処理トレイ周りの平面図である。 ステイプラの斜視図であり、針カートリッジを交換するときの図である。 ステイプラと周囲の部品の位置関係を示したシート処理装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 ステイプラの搬送ポジションと針カートリッジ交換ポジションを示したシート処理装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 シート処理装置の上半分と処理トレイを外した状態でのステイプラ周りの斜視図である。 ステイプラが搬送ポジションにいるときの画像形成装置の扉との位置関係を示した断面図である。 ステイプラが針交換ポジションにいるときの画像形成装置の扉との位置関係を示した断面図である。 ステイプラが搬送ポジションにいるときの画像形成装置との位置関係を示した斜視図である。
符号の説明
S シート
SA シート束
150 画像形成装置
150A 画像形成装置の装置本体
204 処理ローラ(上流端整合手段、側端整合手段)
205 処理トレイ(積載手段)
215 案内パスの下ガイド(底部)
239 幅規制板(側端整合手段)
242 後端規制板(上流端整合手段)
254 ステイプラ(処理手段)
254a 上面(上部)
254C 針カートリッジ交換ポジション
254H ステイプラの搬送ポジション
264 感光体ドラム(画像形成手段)
268 案内パス(案内手段)
300 シート処理装置
1301 把手部
1301a 把手部の上面(上部)
1302 針カートリッジ
1303 針打出し部
1304 受け部
1601 ステイプルホルダ
1601s ホルダ軸
1602 ねじりコイルばね
1603 台座
1604 板ばね
1701 扉
1701c カム部

Claims (8)

  1. シートを案内する案内手段と、
    前記案内手段の下流側でシートを積載する積載手段と、
    前記積載手段に積載されたシートを綴じる針を収納して交換可能な針カートリッジを有するステイプラと、を備え、
    前記ステイプラは、上部が前記案内手段の底部の一部分を形成しているものであって、シートを搬送可能な搬送ポジションと、前記針カートリッジを交換可能な針カートリッジ交換ポジションとに移動可能である、
    ことを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記ステイプラの上部が、前記案内手段の入口から出口までの長さを有している、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記針カートリッジ交換ポジションは、前記搬送ポジションの上方に設定されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート処理装置。
  4. 前記ステイプラの針カートリッジが、交換可能にする把手部を有し、前記把手部が前記案内手段の底部の一部分を形成している、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  5. 前記積載手段に積載されたシートの上流端を整合する上流端整合手段を備え、
    前記ステイプラは、シートを綴じる針を打ち出す針打出し部と、打ち出された針を受け止めて曲げる受け部とを有
    前記ステイプラが、前記針打出し部と前記受け部とを開いた状態で、前記上流端整合手段によって整合されたシートの上流側端部を受け入れることのできる位置に配設されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  6. 前記積載手段に積載されたシートの側端を整合する側端整合手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項5に記載のシート処理装置。
  7. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像を形成されたシートに処理をするシート処理装置と、を備え、
    前記シート処理装置が、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート処理装置である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像を形成されたシートをステイプラによって綴じる請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート処理装置と、
    開閉可能な扉と、
    前記ステイプラを、シートを搬送可能な前記搬送ポジションと、前記針カートリッジを交換可能な前記針カートリッジ交換ポジションと、に移動させるステイプラ移動手段と、
    を備え、
    前記扉は、前記ステイプラ移動手段に当接する当接部材を有し、
    前記扉を閉めたとき、前記当接部材は前記ステイプラ移動手段に当接し、前記ステイプラを前記搬送ポジションに移動させ、
    前記扉を開けたとき、前記当接部材は前記ステイプラ移動手段から離間し、前記ステイプラを前記針カートリッジ交換ポジションに移動させる、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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