JP2009067541A - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化することなく、短時間で適切なシートの整合を行うことのできるシート処理装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】処理されるシートSが排出される処理トレイ205のシート排出方向と直交する幅方向の端部に、シートSの幅方向の側端位置を規制する規制部材239,1701を排出されるシートSの幅方向の長さに応じた位置に設ける。そして、規制部材239,1701のうち、幅方向の一番外側の規制部材1701以外の規制部材239を処理トレイ205に出没自在に設け、処理トレイ205にシートSを排出する際、排出されるシートSの下方に位置する規制部材239を処理トレイ内部に退避させるようにする。
【選択図】図12

Description

本発明は、シート処理装置及び画像形成装置に関し、特に処理されるシートの側端を整合するための構成に関するものである。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機器等の画像形成装置においては、画像形成装置本体に、画像形成装置本体から排出されるシートに対して綴じ処理等の処理を施すシート処理装置を設けるようにしたものがある。
そして、従来のシート処理装置では、画像形成装置本体から排出されたシートを処理する際は、まずシートをシート処理部に排出する。この後、シート処理部にて、シート束の側端を揃える処理(以下、整合処理という)、シート束を綴じるステイプル処理、綴じられたシート束を折り曲げる折り曲げ処理等の少なくとも1つの処理を行うようになっている。なお、このシート処理装置は、画像形成装置本体に内蔵されるか、あるいは購入選択肢(いわゆるオプション)として接続されて使用される。
ところで、このようなシート処理装置として、シート束のシート排出方向と直交する方向(以下、幅方向という)の整合処理を行うため、シート処理部の幅方向の一側端に位置決め壁を設けるようにしたものがある(特許文献1参照)。
そして、シート束の幅方向の整合処理を行う場合は、シート移動手段によってシートを幅方向に移動させ、シートの幅方向の端部を位置決め壁に当接させるようにしている。なお、シートの幅方向の整合を確実に行うため、シート端面を位置決め壁に当接させた後もシート移動手段を幅方向に移動させ、シート上を所定量滑らせた後に停止するようにしている。
特開2006−306602号公報
ところで、このような従来のシート処理装置及び画像形成装置では、シート処理装置が受け入れる全てのサイズのシートに対して幅方向の整合が可能となるよう、位置決め壁は、受け入れるシートのうちの最大サイズのシートよりも外側に配置されている。
しかしながら、このような位置に位置決め壁を配置した場合、幅の狭いシートに対する幅方向の整合を行う際、シートの移動量が多くなる。そして、このようにシートの移動量が多くなると、シートを幅方向に移動させるためのシート移動手段のストロークが大きくなり、これに伴ってシート移動手段が大型化すると共に、シートの整合に要する時間が長くなる。さらに、シートの搬送が不安定になり、シートの適切な整合ができなくなる。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、短時間で適切なシートの整合を行うことのできるシート処理装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、処理されるシートが排出されるシート積載手段を備え、前記シート積載手段に排出されたシートを整合して処理するシート処理装置において、前記シート積載手段のシート排出方向と直交する幅方向の端部に、排出されるシートの幅方向の長さに応じた位置に設けられ、シートの幅方向の側端位置を規制する複数の規制部材を備え、前記複数の規制部材のうち、幅方向の一番外側の規制部材以外の規制部材を前記シート積載手段に出没自在に設け、前記シート積載手段にシートを排出する際、前記幅方向の一番外側の規制部材以外の規制部材のうち、排出されるシートの下方に位置する規制部材をシート積載手段内部に退避させることを特徴とするものである。
また本発明は、処理されるシートが排出されるシート積載手段を備え、前記シート積載手段に排出されたシートを整合して処理するシート処理装置において、前記シート積載手段のシート排出方向と直交する幅方向の端部に、排出されるシートの幅方向の長さに応じた位置に設けられ、シートの幅方向の側端位置を規制する複数の規制部材を備え、前記複数の規制部材のうち、幅方向の一番外側の規制部材以外の規制部材を移動自在に設け、前記シート積載手段にシートを排出する際、前記幅方向の一番外側の規制部材以外の規制部材のうち、排出されるシートに当接する規制部材をシートの側端位置を規制する位置から上下方向に移動させることを特徴とするものである。
本発明のように、シートの側端位置を規制する規制部材を複数設けると共にシート排出の際、排出シートの下方に位置する規制部材をシート積載手段内部に退避させることにより、短時間で適切なシートの整合を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシート処置装置を備えた画像形成装置の構成を示す図である。
図1において、150はシートに画像を形成する画像形成装置であり、この画像形成装置150は、シートに画像を形成する画像形成部150Bを備えた装置本体150Aと、画像が形成されたシートを処理するシート処理装置300を備えている。なお、本実施の形態において、このシート処理装置300は、装置本体150Aにオプションとして接続されているが、シート処理装置300は、装置本体150Aに内蔵されていても良い。
画像形成装置150の装置本体150Aは、外部からの情報に基づいてシートに画像を形成するものであり、装置本体150Aの下部には、シートを収納したシートカセット151が引き出し自在に装備されている。
そして、このシートカセット151に収納されたシートSは、まずピックアップローラ261によってシートカセット151から送り出される。この後、搬送ローラ対262、レジストローラ対263によって、画像形成手段である、例えば感光体ドラム264と転写ローラ265との間に送り込まれる。
なお、このときまでに感光体ドラム264の表面にはトナー画像が形成されており、このため感光体ドラム264と転写ローラ265との間に送り込まれると、シートSには感光体ドラム264のトナー画像が転写される。次に、トナー画像が転写されたシートSは、定着器266によってトナー画像を定着され、この後、排紙ローラ対153によってシート処理装置300に送り込まれる。
ここで、シート処理装置300は、シート束の側端を揃える整合処理と、シート束を綴じるステイプル処理を行うようになっている。なお、装置本体150Aとシート処理装置300は、装置本体150Aに設けられた操作パネル140をユーザが操作することによって作動するようになっている。また、装置本体150A及びシート処理装置300の制御は、例えば制御部152によって行われる。
図2は、シート処理装置300の断面図である。なお、以下の説明において、シート搬送方向とは、図1の左右方向のことであり、シート排出方向とは、図1の左から右への方向を言う。また、例えば図4に示す矢印Xはシート搬送方向、矢印Yはシートの幅方向を、矢印Z方向は上下方向をそれぞれ示している。
シート処理装置300は、装置本体150Aから排出されるシートを受け入れるシート受入部201と、シート受入部201で受け入れたシートを整合処理する処理トレイ205等を有する整合部301を備えている。
ここで、シート受入部201は、装置本体150Aの排紙ローラ対153(図1参照)から排出されたシートSを受け取った後、処理トレイ205上に排出するための搬送ローラ対を備えている。
なお、この搬送ローラ対203は、駆動ローラ203aと、不図示の従動ローラとで構成されている。そして、駆動ローラ203aは、図3に示すように、搬送モータ206から、搬送モータ206に取り付けられている搬送モータギア207、搬送プーリギア208、搬送ベルト209、搬送プーリ210を介して回転力を得て駆動回転するようになっている。
整合部301は、処理トレイ205と、移動手段である例えば処理ローラ204と、処理トレイ205に排出されたシートを押える押え爪241aと、シートの後端位置を規制する後端規制板242とを備えている。また、整合部301は、例えば後述する図12に示すようにシート積載手段である例えば処理トレイ205の幅方向の一端部に設けられ、シートの側端位置を規制する規制部材である例えば幅規制板239,1701を備えている。
ここで、処理ローラ204は円筒形状を有すると共に、外周部がゴムもしくは発泡体等ゴムに近い弾性を持った弾性体で形成されると共に、図2に示す処理ローラホルダ211に保持されている。
この処理ローラホルダ211は不図示のカム機構によりローラホルダ軸212を中心に上下方向へ回動すると共に、処理ローラ204をシートに当接させた状態でシート排出方向下流側または上流側へ移動可能となっている。また、この処理ローラホルダ211は、不図示の駆動機構によりローラホルダ軸212に沿って幅方向に移動可能となっている。
そして、処理ローラ204がシートに当接している状態で処理ローラホルダ211を移動させると、シートをシート排出方向下流側または上流側、或は幅方向へ移動することができる。なお、処理ローラ204は、処理ローラホルダ211によって移動するときにはシートと共に移動し、回転しないようになっている。
処理トレイ205に排出されたシートを押える押え爪241aは、図4に示す固定部材240aに回転自在に支持された爪軸241に固着されており、この爪軸241は、固定部材240aに設けられたクランプソレノイド240により回転するようになっている。そして、このクランプソレノイド240をオンオフすることにより、押え爪241aは、処理トレイ205に排出されたシートを押える位置又はシートから離間する位置に移動するようになっている。
例えば、クランプソレノイド240がオフとなると場合、押え爪241aは、図4に示す爪軸ばね243の牽引力により、シートのシート排出方向上流端部(以下、後端部という)を処理トレイ205に押さえ付ける状態となる。そして、このように押え爪241aによってシートの後端部を押え付けることにより、処理トレイ205に既に積載されているシートが、次に送られてくるシートによって連れ送りされるのを防ぐことができる。
また、クランプソレノイド240がオンになると、爪軸ばね243に抗して押え爪241aは上方へ回動し、これにより後述するシートの後端整合の際、後端規制板242にシートのシート排出方向上流端(以下、後端という)を押し付け易くすることができる。
さらに、シート処理装置300は、図3に示すように、整合部301において整合されたシート束に対して選択的にステイプル処理を行うステイプラ254を備えている。また、このシート処理装置300は、整合処理及び選択的にステイプル処理されたシートを図1に示すトレイ154に排出するTDスライダ等を備えている。
ここで、ステイプラ254は図3に示すように、処理トレイ205の幅方向の一方の側端に固定されて配置されており、シートSが処理トレイ205上に搬送され整合動作が完了した後、シート束の一端部にステイプル動作を行なうようになっている。
また、TDスライダ244は、図2に示す下ガイド215の下方に設置されている、図4に示すTDモータ216により、シート排出方向に移動するようになっている。ここで、TDスライダ244には、図4及び図5に示すように、処理トレイ205で処理されたシート束を挟持するための爪249が上下方向に回動可能に取り付けられている。なお、この爪249は、図5に示す爪249とTDスライダ244との間に設けられた爪ばね250により下方に牽引されるようになっている。
TDスライダ244のホームポジションは、センサ検知部245aがTDスライダ位置センサ248によって検知されてセンサギア245が回転停止しているときの位置である。そして、TDスライダ244がホームポジションにあるとき、図4に示す処理トレイ205に設けられた凸部205aに爪249のレバー部249aが乗り上げて、爪249が上方に回動したままになっている。
また、シート束SAをトレイ154に排出するためTDスライダ244がシート排出方向に移動すると、TDスライダ244の移動に伴い爪249のレバー部249aは、爪ばね250に引かれて処理トレイ205の凸部205aから外れる。これにより、爪249は下方に回動し、図6に示すように上方から処理トレイ205に押さえ付ける。
なお、処理トレイ205には、爪249がシート束を処理トレイ205に押さえ付けて、下流側に移動できるようにシート搬送方向に沿ったスリット205b(図4参照)が形成されている。
図1〜図6において、251はトレイ紙押さえである。このトレイ紙押さえ251は、図7に示す、TDスライダ244を駆動するためのTDスライドギア246の下面に突設されたカム部246bの回転による紙押さえレバープレス252の移動と、トレイ紙押さえばね253の弾力とによって上下方向に回動する。
このトレイ紙押さえ251は、TDスライダ244によるシート束の排出が開始されるまでは、図7の(a)に示すトレイ154に先に積載されているシート束をトレイ154に押圧する位置にある。即ち、シート束の排出が開始されるまでは、トレイ紙押さえ251は、図1に示すように、トレイ154上に位置している。
TDスライダ244によるシート束の排出が開始されると、図7の(b)に示すように、TDスライドギア246のカム部246bの回転により、紙押さえレバープレス252がスリット部252aと不図示のピンとによって案内され、矢印E方向に移動する。これにより、紙押さえレバープレス252は、紙押さえばね253に抗して移動しながらトレイ紙押さえ251の軸251aを回転させ、シート束がトレイ154に落下する前、トレイ紙押さえ251を矢印G方向に回動させる。
この結果、トレイ紙押さえ251は、処理トレイ205の不図示の下部空間に待避する。即ち、トレイ紙押さえ251は、処理トレイ内に引っ込む。これにより、後続のシート束がトレイ154に落下するのをトレイ紙押さえ251が妨げることはない。
一方、シート束がトレイ154に落下すると、図7の(c)に示すように、TDスライドギア246のカム部246bが回転し、紙押さえレバープレス252に対して作用しなくなる。これにより、紙押さえレバープレス252は、紙押さえばね253のばね力により矢印F方向に移動し、これに伴いトレイ紙押さえ251が矢印K方向に回転して処理トレイ205から突出し、トレイ154上のシート束を上方から押さえ付けるようになる。
次に、このように構成されたシート処理装置300のシート処理動作について説明する。
シート処理装置300は、装置本体150Aの排紙ローラ対153(図1参照)から排出されたシートSを入口センサ202(図2参照)が検知すると、搬送ローラ対203を駆動し、シートSを図8の(a)に示すように処理トレイ205上に排出する。なお、このとき、処理ローラ204は、処理トレイ205の上方に待避しているため、シートSは処理ローラ204に邪魔されることなく処理トレイ205上に排出される。
次に、シートSが搬送ローラ対203のニップから抜ける前に、処理ローラホルダ211により、図8の(b)に示すように処理ローラ204が落下しながらシート排出方向下流側に移動し、搬送ローラ対203と同時にシートSを排出する。なお、シートSを排出する際、処理ローラ204は、処理ローラホルダ211に対して回転しないようになっており、これによりシートSを確実に下流側へ排出することができる。
また、このように搬送ローラ対203や処理ローラ204がシートSを排出しているときクランプソレノイド240は、オフになっている。このため、図8の(a)及び(b)に示すように、押え爪241aが、爪軸ばね243の牽引力によってシートSの後端部を処理トレイ205に押さえ付けている。このため、処理トレイ205に既に積載されているシートは、搬送ローラ対203や処理ローラ204により排出されているシートSによって連れ送りされることはない。
この後、処理ローラホルダ211は、シートSが搬送ローラ対203のニップを抜けた後も下流側への移動を継続し、これに伴い処理ローラ204は、図9の(a)に示す最大移動地点に到達する。
そして、このように最大移動地点に到達すると、この後、処理ローラホルダ211は、後端規制板側に向かって移動を開始する。これにより、シートSは、図9の(b)の矢印に示すように処理ローラ204と一体に後端規制板242に向かって移動を開始する。
なお、これと同時に、クランプソレノイド240がONになり、図9の(b)に示すように押え爪241aが上方に退避する。この結果、後端規制板242にシートSの後端を突き当てることができるようになる。
やがて、この処理ローラ204の後端規制板側への移動に伴い、シートSの後端が後端規制板242に突き当る。なお、このようにシートSの後端が後端規制板242に突き当った後も、処理ローラ204は若干量シートの上を滑るようになっており、これによりシートSの後端を後端規制板242に確実に突き当てることができる。
次に、このようにシートSの後端を後端規制板242に突き当ててシートSの後端位置を規制した後、処理ローラホルダ211をローラホルダ軸212に沿って幅方向に移動させる。これにより、図10の(a)に示すように、後端規制板242に突き当てられたシートSは、処理ローラ204と一体的に図10の(b)に示す矢印方向に移動し、やがて一側端が処理トレイ205の幅方向の一端部に設けられた幅規制板239に突き当てられる。
なお、このようにシートSの一側端が幅規制板239に突き当った後も、処理ローラ204は若干量シートの上を幅規制板側に滑るようになっており、これによりシートSの一側端を幅端規制板239に確実に突き当てることができる。
次に、このようにシートSの一側端を幅端規制板239に突き当てた後、図11の(a)に示すように処理ローラホルダ211を上方回動させて処理ローラ204を上方に待避させる。
また、この後、クランプソレノイド240がオフになり、この結果、爪軸ばね243により爪軸241が下方回動し、押え爪241aがシートSの後端部を処理トレイ205に押さえ込む。これにより、シートSは、後端と側端とを整合された状態で処理トレイ205に保持される。この結果、後続シートによる連れ送りもなく、また整合が乱れることなく、シートSは保持される。
次に、図11の(b)に示すように処理ローラホルダ211を幅規制板239から離れる方向へ移動させる。これにより、処理ローラ204は、上方に待避したままホームポジションに戻る。これによって、シートの整合動作が完了する。
この後、このような整合動作を所定枚数のシートに対して順次行ってシート束を形成する、或は、このように整合された状態のシート束に対してステイプラ254により選択的にステイプル処理を行い、ステイプル処理されたシート束を形成する。
次に、このようにシート束を形成した後、TDスライダ244を排出方向に移動させる。このとき、TDスライダ244の移動に伴い爪249が、図6に示すように下方回動し、シート束SAを上方から処理トレイ205に押さえ付ける。
なお、トレイ紙押さえ251は、処理トレイ205上に整合されたシート束がトレイ154に排出されるまでは、図7の(a)に示すトレイ154に先に積載されているシート束をトレイ154に押圧する位置にある。また、シート束がトレイ154に落下する前に、図7の(b)に示すように、処理トレイ205の不図示の下部空間に進入して待避する。
そして、シート束がトレイ154に落下すると、図7の(c)に示すように、トレイ154上のシート束を押さえ付ける位置に移動する。このようにして、シート束のトレイ154への積載が完了する。
ところで、本実施の形態において、図12に示すように処理トレイ205の幅規制板239よりも幅方向の外側に第2の幅規制板1701が設けられている。ここで、第2の幅規制板1701の幅方向内側に設けられた幅規制板239は、シート幅が狭いサイズのシートを整合する時に使用されるものであり、シート幅が広いサイズのシートを整合する場合は、第2の幅規制板1701を使用するようにしている。
そして、シート幅が広いサイズのシートの幅整合を行なう場合は、第2の幅規制板1701にシートを押し付ける一方、幅規制板239はシートの整合の妨げになるので、幅規制板239を処理トレイ205の表面から下方に退避させるようにしている。つまり、本実施の形態において、幅規制板239を処理トレイ205に出没自在に設け、シート幅が広いサイズのシートが搬送されてきた場合には、幅規制板239を処理トレイ205の表面から下方に退避するようにしている。
図13は、このような幅規制板239の構成を示す図である。図13に示すように、幅規制板239は軸239cを介して処理トレイ205に出没自在に支持されている。また、幅規制板239のフック部239aには、一端が処理トレイ205のフック部205aに係止されている弾性部材の一例としてのバネ1501が係止されている。これにより、幅規制板239は、通常はバネ1501により、処理トレイ205から突出してシートの側端位置を規制する位置に保持されるようになっている。
なお、239bは幅規制板239のストッパ部であり、このストッパ部239bを処理トレイ205に当接させることにより、通常状態において、幅規制板239は処理トレイ205から突出した状態で保持されている。
ここで、バネ1501の付勢力はシートSの重量よりも小さい値に設定されている。このため、処理トレイ205にシートが排出され、このシートが上方から幅規制板239に当接すると、幅規制板239は、図14に示すように、排出されるシートSの重量による押圧により、バネ1501の付勢力に抗しながら押し下げられる。
なお、図13及び図14において、1601は処理トレイ205に排出されるシートを処理トレイ205に向けて案内する案内部材の一例としてのシートガイドであり、このシートガイド1601は、シートSを上方より押圧しながらシートSを案内する。
そして、このようにシートガイド1601によってシートSを押圧することにより、シートガイド1601によっても、排出されるシートSを介して幅規制板239を押圧することができる。これにより、より確実に幅規制板239を押し下げ、処理トレイ205の内部に退避させることができる。
ところで、図15は、ステイプラ254の構成を示す図であり、図15に示すように、ステイプラ254は把手部1301を備えた針カートリッジ1302を備えている。そして、ステイプラ内の針がなくなった際には把手部1301をつまんでステイプラ254から針カートリッジ1302を引き抜き、新しい針カートリッジをステイプラ254に充填することにより容易に針の交換を行うことができる。
一方、このステイプラ254は、図16に示すように通紙可能な最大シート幅に対して内側の位置に配置されている。したがって、シートSが装置本体150Aからシート処理装置300内の処理トレイ205内に搬送される際、シートの幅方向の長さによっては、シートSはステイプラ254の上部を通過して搬送される。即ち、ステイプラ254が搬送パスを兼ねる構成となっている。
そこで、本実施の形態においては、ステイプラ254がシートの排出に悪影響を及ぼすことがないように、図17に示すステイプラ254の排出方向上流側部分を構成する把手部1301の上面1301Uが、摺動性に優れた表面性を有するようにしている。また、この上面1301Uに、シートSを迎え入れやすいようテーパー形状を形成している。
さらに、この把手部1301の上面1301Uは、幅方向においてシートが引っ掛かることがないように、下ガイド215よりも一段下がった位置にある。また、ステイプラ254の通紙面となる上面も、例えばメッキ処理などを施して摺擦性を向上させている。このため、ステイプラ254がシートの排出に悪影響を及ぼすことはない。なお、ステイプラ254は、シートを幅規制板239又は第2の幅規制板1701で規制した場合でも、ステイプルが可能な位置に設けられている。
次に、シート幅が幅規制板239を上方より覆うようなサイズのシート、即ち排出される際、幅規制板239が下方に位置するようになる幅方向の長さを有するシートの幅方向の整合を行なう際の動作を説明する。
この場合、このようなサイズのシートが排出されるまでは、図12の(a)に示すように幅規制板239は、処理トレイ205から突出している。しかし、図12の(b)に示すようにシートSが排出されると、幅規制板239は、この排出されるシートの下方に位置するようになり、排出されるシート及び既述したシートガイド1601の作用により幅規制板239が上方より押圧される。
この結果、幅規制板239は、シートSにより押圧され、既述した図14に示すように、シートSの重量により、バネ1501の付勢力(弾性力)に抗しながら押し下げられて処理トレイ内に退避する。
そして、このように幅規制板239が待避することにより、この後、処理ローラホルダ211と共に処理ローラ204が矢印方向に移動する際、幅規制板239に邪魔されることなく、シートSは、第2の幅規制板1701の方向に移動することができる。この後、シートSが第2の幅規制板1701に突き当たり、広いサイズのシートSの幅方向の整合が完了する。
このように、複数(2つ)の規制部材239,1701のうち、排出されるシートの下方に位置する規制部材239を処理トレイ内部に退避させることにより、シートを整合する際の処理ローラ204の幅方向の移動量(ストローク)を少なくすることができる。これにより、処理ローラ204を移動させるための機構の小型・省スペース化が可能になると共に整合時の搬送が安定し、この結果、装置を大型化することなく、短時間で適切なシートの整合を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図18は、本実施の形態に係るシート処理装置の構成を示す斜視図である。なお、図18において、既述した図12と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
ここで、本実施の形態において、処理トレイ205は、幅方向の長さが異なる3つのサイズのシートSα,Sβ,Sγの側端を規制するよう、複数、例えば3つの幅規制板239α,239β,239γを有している。そして、これら各幅規制板239α,239β,239γの位置は、処理トレイ205の各シートSα,Sβ,Sγの幅方向端部よりやや外側に配置されている。
また、本実施の形態において、3つの幅規制板239α,239β,239γのうち、幅方向の一番外側の規制部材以外の規制部材239β,239γは、処理トレイ205に出没自在に設けられている。
そして、例えば、一番サイズの大きなシートSαが排出される場合は、排出されるシートSαにより押圧されて、一番外側の幅規制板239α以外の幅規制板239β,239γは処理トレイ内に退避する。これにより、幅規制板239β,239γに邪魔されることなく、シートSαを一番外側の幅規制板239αに突き当てることができ、シートSαの幅方向の整合を行うことができる。
また、二番目にサイズの大きなシートSβが排出される場合は、排出されるシートSβにより押圧されて、幅規制板239γは処理トレイ内に退避する。これにより、幅規制板239γに邪魔されることなく、シートSβを幅規制板239βに突き当てることができ、シートSβの幅方向の整合を行うことができる。
以上説明したように、本実施の形態のように、複数(3つ)の幅規制板を設けるようにすれば、異なるサイズのシートの整合時の移動量を、さらに抑えることができ、幅の狭いサイズのシートを整合する際の処理ローラ204の移動量を少なくすることができる。これにより、処理ローラ204を移動させるための機構の小型・省スペース化が可能になると共に整合時の搬送が安定し、この結果、装置を大型化することなく、短時間で適切なシートの整合を行うことができる。シート移動手段のストロークがさらに小さくなり、より小型・省スペース化が実現できる。
なお、これまでの説明において、幅規制板を、シートの自重により処理トレイ内に退避させる場合について述べてきたが、本発明は、これに限らない。例えば、幅規制板を処理トレイから突出する位置と、処理トレイ内に退避した位置とに移動させる駆動手段を設けるようにしても良い。
そして、排出されるシートの幅方向の長さを入力する入力手段の一例としての操作パネル140からのサイズ情報に基づき制御部152が、排出されるシートのサイズに応じて各駆動手段を選択的に駆動し、幅規制板を処理トレイ内に退避させるようにしても良い。
例えば、図18に示す一番サイズの大きなシートSαが排出される場合は、一番外側の幅規制板239α以外の幅規制板239β,239γを、駆動手段により処理トレイ内に退避させるようにする。これにより、幅規制板239β,239γに邪魔されることなく、シートSαを一番外側の幅規制板239αに突き当てることができ、シートSαの幅方向の整合を行うことができる。
ところで、これまで説明した第1及び第2の実施の形態においては、幅規制板を処理トレイに出没自在に設けた場合について述べてきたが、本発明は、これに限らない。例えば、幅規制板として上端が回動自在に支持された状態で、下端が処理トレイの、シートの幅方向の側端位置を規制する位置するように構成された幅規制板を用いても良い。そして、規制部材が排出されるシートに当接した場合、規制部材はシートにより押し上げられてシートの側端位置を規制する位置から上方に移動するように構成する。
つまり、幅方向の一番外側の規制部材以外の規制部材を、上下方向に移動自在に設け、シートを排出する際、一番外側の規制部材以外の規制部材のうち、排出されるシートに当接する規制部材をシートの側端位置を規制する位置から移動させるように構成する。そして、このように構成することにより、短時間で適切なシートの整合を行うことができる。
本発明の第1の実施の形態に係るシート処置装置を備えた画像形成装置の構成を示す図。 上記シート処理装置の断面図。 上記シート処理装置の構成を説明する第1の斜視図。 上記シート処理装置の構成を説明する第2の斜視図。 上記シート処理装置に設けられたTDスライダと爪の動作説明図。 上記爪によりシートを処理トレイに押さえ付けた様子を示す斜視図。 上記シート処理装置に設けられたトレイ紙押さえの動作説明図。 上記シート処理装置のシート処理動作を説明する第1の図。 上記シート処理装置のシート処理動作を説明する第2の図。 上記シート処理装置のシート処理動作を説明する第3の図。 上記シート処理装置のシート処理動作を説明する第4の図。 上記シート処理装置のシート処理動作を説明する第5の図。 上記シート処理装置に設けられた幅規制板の構成を示す図。 上記幅規制板がシートにより押圧されて処理トレイ内部に退避した状態を示す図。 上記シート処理装置に設けられたステイプラの構成を示す図。 上記ステイプラの処理トレイに対する位置を説明する平面図。 上記ステイプラの上記シート処理装置における位置を説明する側面図。 本発明の第2の実施の形態に係るシート処置装置の構成を示す斜視図。
符号の説明
140 操作パネル
150 画像形成装置
150A 装置本体
150B 画像形成部
152 制御部
204 処理ローラ
205 処理トレイ
239 幅規制板
254 ステイプラ
300 シート処理装置
301 整合部
1501 バネ
1601 シートガイド
1701 第2の幅規制板
S,Sα,Sβ,Sγ シート
239α,239β,239γ 幅規制板

Claims (7)

  1. 処理されるシートが排出されるシート積載手段を備え、前記シート積載手段に排出されたシートを整合して処理するシート処理装置において、
    前記シート積載手段のシート排出方向と直交する幅方向の端部に、排出されるシートの幅方向の長さに応じた位置に設けられ、シートの幅方向の側端位置を規制する複数の規制部材を備え、
    前記複数の規制部材のうち、幅方向の一番外側の規制部材以外の規制部材を前記シート積載手段に出没自在に設け、前記シート積載手段にシートを排出する際、前記幅方向の一番外側の規制部材以外の規制部材のうち、排出されるシートの下方に位置する規制部材をシート積載手段内部に退避させることを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記幅方向の一番外側の規制部材以外の規制部材を、シートの側端位置を規制する前記シート積載手段から突出した位置に保持する弾性部材を備え、
    前記排出されるシートの下方に位置する規制部材を、排出されるシートによる押圧によって前記弾性部材の弾性力に抗しながら前記シート積載手段内部に退避させることを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  3. 排出されるシートを上方より押圧しながら前記シート積載手段に案内する案内部材を備え、
    前記案内部材により、上方より押圧されながら案内されるシートを介して前記排出されるシートの下方に位置する規制部材を押圧することを特徴とする請求項2記載のシート処理装置。
  4. 前記排出されるシートの下方に位置する規制部材を出没させる駆動手段と、
    前記排出されるシートの幅方向の長さを入力する入力手段と、を備え、
    前記入力手段からの情報に基づき前記駆動手段を選択的に駆動し、前記排出されるシートの下方に位置する規制部材をシート積載手段内部に退避させることを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  5. 前記規制部材によって側端位置が規制されたシートの束を綴じる綴じ手段を備え、
    前記綴じ手段の上面をシートの前記シート積載手段への排出を妨げない形状としたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  6. 処理されるシートが排出されるシート積載手段を備え、前記シート積載手段に排出されたシートを整合して処理するシート処理装置において、
    前記シート積載手段のシート排出方向と直交する幅方向の端部に、排出されるシートの幅方向の長さに応じた位置に設けられ、シートの幅方向の側端位置を規制する複数の規制部材を備え、
    前記複数の規制部材のうち、幅方向の一番外側の規制部材以外の規制部材を移動自在に設け、前記シート積載手段にシートを排出する際、前記幅方向の一番外側の規制部材以外の規制部材のうち、排出されるシートに当接する規制部材をシートの側端位置を規制する位置から上下方向に移動させることを特徴とするシート処理装置。
  7. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成されたシートを処理する請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート処理装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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