JP2011088728A - 原稿搬送装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】原稿載置部1上の原稿Sを所定の読取部30を通過するように搬送する原稿搬送装置において、装置本体に対して固定されたガイド9、15によって形成される、読取部30通過後の原稿を搬送するための第2搬送路14と、第2搬送路14内の原稿を搬送する搬送ローラ対16a、16bと、装置本体に対して開閉可能に構成されるカバー7と、カバー7の開閉動作に連動して搬送ローラ対16a、16bの圧接を解除するレバー24と、搬送ローラ対16a、16bの圧接解除状態を検出するセンサ28と、センサ28の検出結果を報知する操作部105とを備えている。
【選択図】図2
Description
請求項2の発明は、請求項1の原稿搬送装置において、上記圧接解除手段は、上記開閉部材に固設された係合部材と係合可能な被係合部材を有する回動可能なレバー部材であり、上記圧接解除検出手段は、該レバー部材の回動位置により上記搬送ローラ対の圧接解除状態を検出することを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項2の原稿搬送装置において、上記開閉部材の開閉動作に伴う上記係合部材の所定の移動軌跡内では該係合部材と上記被係合部材とが係合し、該係合部材の所定の移動軌跡外では該係合部材と該被係合部材とが離間することを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項2又は3の原稿搬送装置において、上記被係合部材は、上記レバー部材の回転平面に対して鉛直方向にスライド可能な状態で突出し、且つ該鉛直方向を軸方向として回動可能な円筒状突出部材であり、上記係合部材が該被係合部材に対して上方から下方に向かうために接触したとき、該被係合部材は回動しながらスライドして該係合部材から待避することを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項2、3、又は4の原稿搬送装置において、上記レバー部材は、一端に設けられたカム部が上記搬送ローラ対の一方のローラ軸を押圧して該搬送ローラ対の圧接を解除するとともに、該カム部に設けられた凹部に一方のローラ軸を嵌めて圧接解除状態を保持することを特徴とするものである。
請求項6の発明は、記録材に画像を形成する画像形成手段と、原稿に記録された画像を読み取る画像読取手段と、該原稿を該画像読取手段による原稿読取位置に搬送する原稿搬送手段とを備え、該画像読取装置で読み取った画像を記録材に形成することで原稿を複写する画像形成装置において、上記原稿搬送手段として、請求項1乃至5の何れかのものを用いたことを特徴とするものである。
本発明において、ユーザーは報知手段によって目視しづらい搬送ローラ対の圧接解除状態を知ることができる。よって、読取後搬送経路でジャムが発生しても、ユーザーは報知手段によってジャム処理が可能な状況であるかを認識することができ、ジャム処理の利便性が向上する。
(片面モード)
原稿載置台1に載置された原稿束Sの片面のみの複写を行う片面モードが設定された場合について説明する。片面モードが設定された状態で操作部105に設けられたスタートキーが押下されたとき、原稿載置センサ2からの検知信号により原稿載置台1上に原稿束Sがセットされているか否かがチェックされる。なお、原稿束Sは、読み取りを行う画像面が原稿載置台1上で上向きとなるように積載されている。原稿載置センサ2により原稿セットが検知されると、モータが正回転し、ピックアップローラ3が下降し原稿束Sに押圧されるとともに図中時計方向に回転し原稿を送りだす。ピックアップローラ3により第1搬送路6に送りだされた原稿は、フィードローラ4と分離パッド5にて順次一枚ずつ分離される。次いで、原稿の先端が読取前センサ12に検知されると、読取部30において読取開始タイミングがとられ、原稿の先端にあわせて読取が開始される。また、センサ12により原稿の後端が検知されると、読取部30において読取終了のタイミングがとられ、原稿の後端にあわせて読取が終了される。
原稿載置台1に載置された原稿束Sの両面の複写を行う両面モードが設定された場合について説明する。なお、原稿載置台1に載置された原稿束Sの上向きの面を表面といい、下向きの面を裏面という。両面モードが設定された状態で操作部105に設けられたスタートキーが押下されたとき、原稿載置センサ2からの検知信号により原稿載置台1上に原稿束Sがセットされているか否かがチェックされる。原稿載置センサ2により原稿セットが検知されると、モータが正回転し、ピックアップローラ3が下降し原稿束Sに押圧されるとともにピックアップローラ3が図中時計方向に回転し原稿を送りだす。ピックアップローラ3により第1搬送路6に送りだされた原稿は、フィードローラ4と分離パッド5にて順次一枚ずつ分離される。
また、本実施形態に係る自動原稿搬送装置によれば、開閉部材たるガイド7に固設された係合部材たる爪26と係合可能な突起25を有するレバー24により排紙ローラ対16a、16bの圧接状態を解除することができる。そして、このレバー24に設けられた被検知部27の回動位置により排紙ローラ対16a、16bの圧接解除を検出することができる。
また、本実施形態に係る自動原稿搬送装置によれば、ガイド7の爪26の所定の回転軌跡内では、爪26と突起25とが係合しているため、ガイド7の開閉動作に伴ってレバー24が回動し、排紙ローラ対16a、16bの圧接状態を解除することができる。一方、ガイド7の爪26の所定の回転軌跡外では、爪26と突起25とが離間するため、ガイド7をレバー24の可動範囲に関わらず、大きく解放することができる。
また、本実施形態に係る自動原稿搬送装置によれば、レバー24の突起25は、レバー24の回転平面に対して鉛直方向にスライド可能で、且つ該鉛直方向を軸方向として回動可能な円筒状突出部材である。そして、カバー7の開閉動作に伴って、爪26が突起25に対して上方から下方に向かうときは、突起25は回動しながらスライドして爪26から待避する。そのため、爪26と突起25の摩擦が低減され、カバー7の操作力が低減される。
また、本実施形態に係る自動原稿搬送装置によれば、レバー24のカム部が対向コロ16bのローラ軸22を押圧するとともに、カム部に設けられた凹部24bにローラ軸22を嵌めて圧接解除状態を保持する。これにより、排紙ローラ対16a、16bの圧接解除を確実に行うことができる。
また、本実施形態に係る複写機によれば、上述した自動原稿搬送装置100を用いることによりジャム処理の利便性が向上し、作業効率が向上する。
2 原稿載置センサ
3 ピックアップローラ
4 フィードローラ
5 分離パッド
6 第1搬送路
7 カバー
8 上ガイド
9 下ガイド
10 プルアウトローラ
11 読取前ローラ
12 読取前センサ
13 原稿排紙口
14 第2搬送路
15 排紙ガイド
16 排紙ローラ
17 排紙トレイ
18 第3搬送路
19 分岐爪
20 反転ローラ
21 第4搬送路
22 軸
23 スプリング
24 レバー
25 突起
26 爪
27 被検知部
28 センサ
30 読取部
100 自動原稿搬送装置
101 スキャナ
105 操作部
Claims (6)
- 原稿載置部上の原稿を所定の画像読取位置を通過するように搬送する原稿搬送装置において、
装置本体に対して固定されたガイド部材によって形成される、画像読取位置通過後の原稿を搬送するための読取後搬送経路と、
該読取後搬送経路内の原稿を搬送する搬送ローラ対と、
装置本体に対して開閉可能に構成される開閉部材と、
該開閉部材の開閉動作に連動して該搬送ローラ対の圧接を解除する圧接解除手段と、
該搬送ローラ対の圧接解除状態を検出する圧接解除検出手段と、
該圧接解除検出手段の検出結果を報知する報知手段とを備えていることを特徴とする原稿搬送装置。 - 請求項1の原稿搬送装置において、
上記圧接解除手段は、上記開閉部材に固設された係合部材と係合可能な被係合部材を有する回動可能なレバー部材であり、
上記圧接解除検出手段は、該レバー部材の回動位置により上記搬送ローラ対の圧接解除状態を検出することを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項2の原稿搬送装置において、
上記開閉部材の開閉動作に伴う上記係合部材の所定の移動軌跡内では該係合部材と上記被係合部材とが係合し、該係合部材の所定の移動軌跡外では該係合部材と該被係合部材とが離間することを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項2又は3の原稿搬送装置において、
上記被係合部材は、上記レバー部材の回転平面に対して鉛直方向にスライド可能な状態で突出し、且つ該鉛直方向を軸方向として回動可能な円筒状突出部材であり、
上記係合部材が該被係合部材に対して上方から下方に向かうために接触したとき、該被係合部材は回動しながらスライドして該係合部材から待避することを特徴とする原稿搬送装置。 - 請求項2、3、又は4の原稿搬送装置において、
上記レバー部材は、一端に設けられたカム部が上記搬送ローラ対の一方のローラ軸を押圧して該搬送ローラ対の圧接を解除するとともに、該カム部に設けられた凹部に一方のローラ軸を嵌めて圧接解除状態を保持することを特徴とするシート搬送装置。 - 記録材に画像を形成する画像形成手段と、原稿に記録された画像を読み取る画像読取手段と、該原稿を該画像読取手段による原稿読取位置に搬送する原稿搬送手段とを備え、該画像読取装置で読み取った画像を記録材に形成することで原稿を複写する画像形成装置において、
上記原稿搬送手段として、請求項1乃至5の何れかのものを用いたことを特徴とする画像形成装置。
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