JP2003060849A - 自動原稿読取装置および画像形成装置 - Google Patents

自動原稿読取装置および画像形成装置

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JP2003060849A
JP2003060849A JP2001248801A JP2001248801A JP2003060849A JP 2003060849 A JP2003060849 A JP 2003060849A JP 2001248801 A JP2001248801 A JP 2001248801A JP 2001248801 A JP2001248801 A JP 2001248801A JP 2003060849 A JP2003060849 A JP 2003060849A
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JP2001248801A
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English (en)
Inventor
Hideki Yoshimizu
英毅 吉水
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、読取位置での原稿のバタツキを押
さえることにより、品質の良い読取りを行なうことがで
きることに加えて、コストダウンと省スペース化を図る
ことができる自動原稿読取装置および画像形成装置を提
供するものである。 【解決手段】 排紙ガイド31の下側のガイド板31bを密
着イメージセンサ29から排紙台33に向かうに従って湾曲
させるとともに、搬送ガイド30のガイド板30a、30bを
読取ローラ27から読取位置に達するまでの任意の位置で
屈曲させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ装置、複合機等の画像形成装置およびこの画像形成
装置に装着された自動原稿読取装置に関し、詳しくは、
原稿を反転搬送しながら原稿を読取ることができる自動
原稿読取装置および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機、ファクシミリ装置、複合
機等の画像形成装置に装着された画像読取装置によって
原稿を読取位置に搬送するに際し、原稿が読取位置の原
稿搬送方向上流のローラを抜けたときのバタツキによる
送りムラや読取りムラを防止するために、種々の工夫が
なされている。
【0003】例えば、特開平10ー69128号公報
(以下、第1従来例という)のように原稿を読取る手段
と、読取位置に搬送する搬送経路と、読取られた原稿を
排紙する排紙経路とを水平に構成し、かつ、原稿の厚さ
により読取位置手前のローラの加圧力を制御することに
より原稿の送りムラを軽減しているものや、特開平7ー
225507号公報(以下、第2従来例という)のよう
に原稿の厚さに関わらずに複写を可能とするために、露
光走査面を露光走査の下流方向に向かって下側に傾斜さ
せて原稿の搬送性を良くしているもの、さらには、特開
平7-257801号公報(以下、第3従来例という)
のように、原稿の排出時にスプリングで排出経路側に付
勢されるガイド板を設けて厚紙原稿の後端を跳ね上がら
せるのを防止するようにしたものがある。
【0004】ところがこれら第1〜第3従来例に記載さ
れたものにあっては、搬送経路を水平にすれば原稿のコ
シがないのでローラを通過後に原稿が上下方向にバタツ
クことを防止することはできるが、装置が大型化するお
それがあるので、現在のオフィス空間で場所をとらない
省スペースのものを提供するにはあまり好ましいもので
はない。
【0005】したがって、省スペース設計とするため
に、上方の原稿台にセットされた原稿を下方に向かいあ
る曲率をもって搬送する反転経路を有し、原稿を下方の
読取位置に搬送しながら読取りを行い、読取りが終了し
た原稿を上方に掬い上げて原稿台の下方の排紙台に排紙
する自動原稿読取装置(以下、単にADFという)、所
謂、シートスルーADF等が一般的に利用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシートスルーADFにあっては、曲率を有する反転
経路を設けると、この反転経路の曲率により原稿にコシ
ができるので、読取位置上流のローラを原稿後端が抜け
ると、原稿は元の形状に戻ろうとするので、そこで原稿
のバタツキが発生し、画像に影響を及ぼすおそれがあ
る。
【0007】特に、ファクシミリの分野においては装置
を小型化するために、読取位置にローラを当てて密着さ
せながら読取る方式を取らないものもあるので、原稿は
読取位置上流の読取ローラと読取位置下流の排紙ローラ
のみで原稿を搬送することになり、さらに読取り位置で
の原稿のバタツキを押さえることは難しくなる。
【0008】したがって、読取位置に設けられたイメー
ジセンサに対向して原稿を押圧するとともに原稿を案内
するガイドが有効になる。
【0009】ここで、このバタツキが発生すると次のよ
うな不具合が発生する。
【0010】まず、カラー原稿に対応した読取装置にお
いては読取り位置での読取りがR、G、Bをそれぞれ順
番に読取るので、上記のような反転経路では、原稿先端
が読取り終了後に排紙ガイド板に突き当たり、一瞬原稿
の搬送速度が遅くなるときに、R、G、B全てが正常に
読取られない可能性がある。
【0011】例えば、ある主走査方向のラインは、Rが
正常に読み取れても、G、Bが正しく読み取れていなけ
れば、送信される情報若しくは印刷される画像がぼやけ
たもの(Rは正確な情報を出力できても、G、Bは正確
な情報を出力できない)となってしまう。
【0012】次に、モノクロ原稿に対応した原稿自動読
取装置においては、原稿先端が読取り終了後に排紙ガイ
ド板に突き当たり、一瞬原稿の搬送速度が遅くなると、
その時点での主走査方向の同じラインが複数回読取られ
る様になるので、その情報を出力すると複数ライン同じ
情報が映し出される等のジターが発生してしまう。
【0013】さらには、この不具合を解決するために、
図10のような構成とすることも考えられる。ここで、図
10において、1は読取位置に設けられた密着型イメージ
センサ、2は図示しない原稿トレイに載置された原稿束
から分離された原稿をイメージセンサ1に搬送する読取
ローラ、3はイメージセンサ1と読取ローラ2の間に設
けられた湾曲形状の搬送ガイド、4はイメージセンサ1
によって読取りが終了した原稿を排紙する排紙ローラ、
5は排紙ローラ4とイメージセンサ1の間に設けられ、
下側のガイド板が湾曲形状の排紙ガイドである。
【0014】このような構成を有する装置で原稿を搬送
する場合には、原稿先端の揺らぎは改善できるものの、
原稿がR形状に沿って搬送されるため、後端が読取りロ
ーラを抜けた瞬間、原稿が最短の距離を取ろう(原稿後
端が持ち上がる)とするため一瞬止まってしまうので上
記のようなジターが生じてしまう。
【0015】そこで本発明では、読取位置での原稿のバ
タツキを押さえることにより、品質の良い読取りを行な
うことができることに加えて、コストダウンと省スペー
ス化を図ることができる自動原稿読取装置および画像形
成装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、原稿を読取位置に搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される原稿を前記読取位置に案
内する一対の搬送ガイドと、前記排紙ガイドに対して原
稿の搬送方向下流側に設けられ、前記読取位置で原稿を
読取る読取手段と、前記読取手段に対して原稿の搬送方
向下流側に設けられ、読取られた原稿を案内する一対の
排紙ガイドと、前記排紙ガイドに案内された原稿を排紙
台に排紙する排紙部材とを有する自動原稿読取装置にお
いて、前記排紙ガイドの一方を前記読取手段から前記排
紙台に向かうに従って湾曲させるとともに、前記一対の
搬送ガイドを前記搬送手段から前記読取位置に達するま
での任意の位置で屈曲させることを特徴としている。
【0017】その場合、読取手段を通過した原稿が湾曲
した排紙ガイドに衝突しても排紙ローラ方向に掬い上げ
られるから、一対の排紙ガイドのガイド面と原稿にはス
トレスが掛からない。このため、原稿先端は原稿の座屈
負荷や排紙ガイドのガイド面との摩擦負荷の影響で搬送
速度が変化し、文字歪み等が発生することを防止するこ
とができる。
【0018】また、搬送ガイドを屈曲させているので、
原稿先端が排紙ガイド下面に接触したときのガイド面と
原稿との摩擦力により原稿には瞬間的に原稿搬送方向上
流側に負荷が掛かっても、原稿は搬送ガイドの屈曲部に
よりストレスを受けることになる(原稿が搬送ガイドに
より挟まれることに近い状態になる)ので、原稿が上流
に移動することを防止でき、原稿後端の搬送手段抜けで
のジターが発生するのを防止することができる。そし
て、原稿後端が搬送ローラを抜けた瞬間に発生する原稿
のコシによる揺動も前記同様の作用により防止すること
ができる。
【0019】この結果、読取位置での原稿のバタツキを
押さえることにより、品質の良い読取りを行なうことが
できることに加えて、自動原稿読取装置のコストダウン
と省スペース化を図ることができる。
【0020】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、原稿を読取位置に搬送する搬送手段と、前記搬送手
段により搬送される原稿を前記読取位置に案内する一対
の搬送ガイドと、前記排紙ガイドに対して原稿の搬送方
向下流側に設けられ、前記読取位置で原稿を読取る読取
手段と、前記読取手段に対して原稿の搬送方向下流側に
設けられ、読取られた原稿を案内する一対の排紙ガイド
と、前記排紙ガイドに案内された原稿を排紙台に排紙す
る排紙部材とを有する自動原稿読取装置において、前記
排紙ガイドの一方を前記読取手段から前記排紙台に向か
うに従って湾曲させるとともに、前記一対の搬送ガイド
を前記搬送手段から前記読取位置に達するまでの任意の
位置で屈曲させ、前記読取位置の上流側直上の前記一対
の搬送ガイドの一方に、弾性シート部材を配設し、前記
弾性シート部材の先端を前記搬送ガイドの他方に摺接さ
せることを特徴としている。
【0021】その場合、読取手段を通過した原稿が湾曲
した排紙ガイドに衝突しても排紙ローラ方向に掬い上げ
られるから、一対の排紙ガイドのガイド面と原稿にはス
トレスが掛からない。このため、原稿先端は原稿の座屈
負荷やガイド面との摩擦負荷の影響で搬送速度が変化
し、文字歪み等が発生することを防止することができ
る。
【0022】また、原稿に搬送方向上流側にストレスが
掛かると、原稿先端が排紙ガイド下面に接触したときの
ガイド面と原稿との摩擦力により原稿に瞬間的に原稿搬
送方向上流側に負荷が掛かっても、弾性シート部材を搬
送ガイドの一方の面に付勢する力が加わるので、弾性シ
ート部材と搬送ガイドの一方の面とに挟持状態が成立
し、原稿が上流側に戻されることをより一層防止するこ
とができる。このため、原稿後端の搬送手段抜けでのジ
ターが発生するのを防止することができる。そして、原
稿後端が搬送手段を抜けた瞬間に発生する原稿のコシに
よる揺動も前記同様の作用により防止することができ
る。
【0023】この結果、読取位置での原稿のバタツキを
押さえることにより、品質の良い読取りを行なうことが
できることに加えて、自動原稿読取装置のコストダウン
と省スペース化を図ることができる。
【0024】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、原稿を読取位置に搬送する搬送手段と、前記搬送手
段により搬送される原稿を前記読取位置に案内する一対
の搬送ガイドと、前記排紙ガイドに対して原稿の搬送方
向下流側に設けられ、前記読取位置で原稿を読取る読取
手段と、前記読取手段に対して原稿の搬送方向下流側に
設けられ、読取られた原稿を案内する一対の排紙ガイド
と、前記排紙ガイドに案内された原稿を排紙台に排紙す
る排紙部材とを有する自動原稿読取装置において、前記
排紙ガイドの一方を前記読取手段から前記排紙台に向か
うに従って湾曲させるとともに、前記一対の搬送ガイド
を前記搬送手段から前記読取位置に達するまでの任意の
位置で屈曲させ、前記読取位置の上流側直上の前記一対
の搬送ガイドに互いの搬送ガイドに向かって突出する突
起部材を設けたことを特徴としている。
【0025】その場合、読取手段を通過した原稿が湾曲
した排紙ガイドに衝突しても排紙ローラ方向に掬い上げ
られるから、一対の排紙ガイドのガイド面と原稿にはス
トレスが掛からない。このため、原稿先端は原稿の座屈
負荷やガイド面との摩擦負荷の影響で搬送速度が変化
し、文字歪み等が発生することを防止することができ
る。
【0026】また、搬送ガイドに突起部材を設けたた
め、原稿先端が排紙ガイド下面に接触したときのガイド
面と原稿との摩擦力により原稿に瞬間的に原稿搬送方向
上流側に負荷が掛かっても、原稿が搬送方向に進入する
際は通常どおり滑らかに搬送され、原稿に搬送方向上流
側にストレスが掛かると、突起部材によって原稿が挟み
込まれるため、原稿が上流側に戻されることをより一層
防止することができる。
【0027】このため、原稿後端の搬送手段抜けでのジ
ターが発生するのを防止することができる。そして、原
稿後端が搬送手段を抜けた瞬間に発生する原稿のコシに
よる揺動も前記同様の作用により防止することができ
る。
【0028】この結果、読取位置での原稿のバタツキを
押さえることにより、品質の良い読取りを行なうことが
できることに加えて、自動原稿読取装置のコストダウン
と省スペース化を図ることができる。
【0029】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、前記読取位置の上流側直上の前記一対の搬送ガイド
の一方に、弾性シート部材を配設し、前記弾性シート部
材の先端を前記搬送ガイドの他方に摺接させることを特
徴としている。
【0030】その場合、原稿に搬送方向上流側にストレ
スが掛かると、弾性シート部材を搬送ガイドの一方の面
に付勢する力が加わるので、弾性シート部材と搬送ガイ
ドの一方の面とに挟持状態が成立するので、原稿が上流
側に戻されることをより一層防止することができる。
【0031】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、前記読取位置の上流側直上の前記一対の搬送ガイド
に互いの搬送ガイドに向かって突出する突起部材を設け
たことを特徴としている。
【0032】その場合、搬送ガイドに突起部材を設けた
ため、原稿が搬送方向に進入する際は通常どおり滑らか
に搬送され、原稿に搬送方向上流側にストレスが掛かる
と、突起部材によって原稿が挟み込まれるため、原稿が
上流側に戻されることをより一層防止することができ
る。
【0033】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、原稿を読取位置に搬送する搬送手段と、前記搬送手
段により搬送される原稿を前記読取位置に案内する一対
の搬送ガイドと、前記排紙ガイドに対して原稿の搬送方
向下流側に設けられ、前記読取位置で原稿を読取る読取
手段と、前記読取手段に対して原稿の搬送方向下流側に
設けられ、読取られた原稿を案内する一対の排紙ガイド
と、前記排紙ガイドに案内された原稿を排紙台に排紙す
る排紙部材とを有する自動原稿読取装置において、前記
排紙ガイドを前記読取位置における読取面と平行に位置
させるとともに、前記搬送ガイドを前記読取位置の読取
面に対して所定角度傾斜させたことを特徴としている。
【0034】その場合、原稿先端が読取位置を通過して
も、排紙ガイドは読取面に水平であるから原稿にストレ
スを与えることを防止でき、かつ、搬送ガイドと読取手
段の接続点は水平でないため、原稿後端が読取位置の上
流側の搬送手段を抜けても、所定のストレスが原稿に加
わるから形式的に原稿を挟み込んだときと同じ現象を再
現することができる。
【0035】この結果、読取位置での原稿のバタツキを
押さえることにより、品質の良い読取りを行なうことが
できることに加えて、自動原稿読取装置のコストダウン
と省スペース化を図ることができる。 また、本発明
は、上記課題を解決するために、前記搬送ガイドと排紙
ガイドをそれぞれ直線状に設置したことを特徴としてい
る。
【0036】その場合、搬送ガイドと排紙ガイドを湾曲
あるいは屈曲させる必要がないため、搬送ガイドおよび
排紙ガイドの加工を容易に行なうことができる。
【0037】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、上記各発明に記載の自動原稿読取装置を備えたこと
を特徴とする画像形成装置である。
【0038】その場合、読取位置での原稿のバタツキを
押さえることにより、品質の良い読取りを行なうことが
できるため、高品質な画像形成を行なうことができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0040】図1〜4は本発明に係る自動原稿読取装置
および画像形成装置の第1実施形態を示す図であり、画
像形成装置としてファクシミリ装置を例にしたものであ
る。なお、画像形成装置としては、複写機、複合機等に
適用することができる。
【0041】まず、構成を説明する。図1において、11
はファクシミリ装置であり、このファクシミリ装置11の
上端には原稿トレイ21にセットされた原稿を自動的に搬
送しながら読取りを行い排紙する自動原稿読取装置(以
下、単にADFという)12と、ADF12で読取るときは
位置を固定した光源により搬送された原稿を流し読みす
るとともに、コンタクトガラス13上に載置された原稿を
読取るときには光源が同図を左から右に移動しながら読
取ることができるブックスキャナ14と、外部機器から受
信した情報を転写紙に書き込む転写ローラ15、転写ロー
ラ15に形成された静電潜像にトナーを供給して可視像化
する現像装置16と、外部装置から受信した情報を転写ロ
ーラ15に書き込む光書込装置17、転写ローラ15に給紙さ
れる記録紙が収納された本体給紙トレイ18、現像装置17
にトナーを供給するトナー供給装置19と、記録紙に形成
されたトナー像を記録紙に定着する定着装置20とから構
成されている。
【0042】図2はADF12の概略構成図である。図2
おいて、22は原稿セットセンサであり、原稿トレイ22に
原稿をセットすると、原稿セットセンサ22は原稿先端に
押されて逆時計回りに回転することにより、原稿のセッ
ト位置に待避する。
【0043】この原稿セットセンサ22は一方がフィラー
になっており、光を遮断したり、透過したりすることで
原稿がセットされたか否かを検知することができるよう
になっている。
【0044】また、原稿セットセンサ22の上方にはピッ
クアップローラ(搬送手段)23が設けられており、この
ピックアップローラ23は原稿セットセンサ22によって原
稿がセットされたことが検知された後、図示しない読取
り動作開始のボタンが押下されると、図示しないモータ
により原稿の上に移動し、回転を始めることにより、最
上位の原稿搬送するようになっている。
【0045】また、ピックアップローラ23の下流側には
搬送手段を構成するフィードローラ24およびリバースロ
ーラ25が設けられており、ピックアップローラ23により
給紙された原稿が複数枚ある場合は、原稿搬送方向(時
計回転方向)に回転するフィードローラ24と原稿搬送方
向(時計回転方向)と逆側に回転するリバースローラ25
により1枚の原稿に分離されるようになっている。
【0046】ここで、リバースローラ24にはトルクリミ
ッタが接続されており、仮にピックアップローラ23によ
り1枚のみ原稿が給紙されると、ある一定の負荷がリバ
ースローラ24に加えられるので、リバースローラ24はフ
ィードローラ25と同じく原稿を搬送する方向に連れ回り
し、複数枚原稿がある場合は、負荷がかからないので、
原稿搬送方向とは逆方向に回転するようになっている。
【0047】この分離された原稿は搬送ローラ26を通過
した後、読取位置での読取速度に合わせて回転する読取
ローラ(搬送手段)27に搬送ガイド30上を案内されて搬
送されるようになっており、搬送ローラ26は読取位置ま
で早く搬送できるように読取ローラ27の回転速度にくら
べ高速で回転できるようにしてある。
【0048】このとき、搬送ローラ26が早すぎると、読
取ローラ27の回転速度が追いつかなくなるので、搬送ロ
ーラ26を抜けた原稿が読取ローラ27を押し込むことにな
り、原稿がたわんでしまうため、原稿がたわまない程度
に搬送ローラ26の速度を設定する必要がある。
【0049】読取ローラ27の下流側にはセンサフィラー
28によって原稿が検出されるようになっており、このセ
ンサフィラー28は原稿の先端によって押込まれることに
より、読取位置で読取りを開始する原稿の先端の検知
と、原稿の長さ検知が開始される。
【0050】ここで、センサフィラー28がオンすること
により、図示しない制御手段により、原稿先端を検知し
てから読取り位置で原稿の読取りを開始する時間が計測
されると同時に、原稿の長さを検知するタイマーがオン
する。
【0051】そして、所定時間後、センサフィラー28の
下流側の読取位置に設けられた密着イメージセンサ(読
取手段)29により原稿の画像読取りが開始され、読取ら
れた原稿は排紙ガイド31を経由して排紙ローラ32により
排紙台33に搬送される。
【0052】ここで、密着イメージセンサ29に対向する
部分には、搬送されてくる原稿を読取位置に案内するガ
イド板34がバネ等の図示しない弾性部材により密着イメ
ージセンサ29側に所定の間隔(0.3〜0.4mm)を保持して
付勢されており、このガイド板34はマイラ等の可檮性部
材により構成されているので、原稿がガイド板34に衝突
しても原稿の先端を痛めることなく、読取り位置に搬送
方向を変更させることができる。さらにガイド板34の読
取位置に対向する面は白色で構成されており、原稿を読
取る際の白色基準板として利用している。
【0053】また、読取りローラ27と排紙ローラ32の通
紙経路の長さは、取り扱う最小原稿が双方のローラを同
時に挟み込んでいる状態を保てるように設けているか
ら、最小長さの原稿先端が排紙ローラ32に加えられても
原稿の後端は読取りローラ27に加えられたままの状態に
なっている。
【0054】さらに、排紙ローラ32の高さは、所定枚数
読取られた原稿が積み重ねることができる程度に設けら
れており、排紙ガイド31の水平方向に対する角度は、通
紙経路の長さと排紙原稿の積み重ねられる枚数によって
決められる。
【0055】さて、原稿後端がセンサフィラー28を通過
すると、センサフィラー28はオフになり、制御手段が所
定時間後に読取り動作を終了する制御を行なうのと同時
に、原稿長さ検知タイマーがオフして原稿長さを特定す
る。さらに、センサフィラー28がオフした後、所定時間
経過後に排紙ローラ32の回転を停止させる制御も行な
う。
【0056】これらの動作を原稿トレイ21にセットされ
ている全ての原稿に対して行ない、原稿トレイ21の原稿
が全て給紙されると、原稿セットセンサ22が元の位置に
戻ることにより、原稿トレイ21の原稿がないものと判断
され、その後、原稿後端がセンサフィラー28を通過する
と、センサフィラー28は元の位置に戻る(オフ)ので、
所定時間(距離)後に排紙ローラ32を原稿が通過するこ
とを制御手段により計測するので、その所定時間(距
離)を過ぎた後、全ての原稿の排紙動作が終了したこと
を判断するので、図示しないモータを逆転してピックア
ップローラ23の回転を停止すると同時に、ピックアップ
ローラ23を上向のホームポジションに移動し、読取り動
作を完了する。
【0057】なお、読取りローラの近傍には回動軸35が
設けられており、この回転軸35を中心に図2および図3
の間で給紙機構が回動可能となっている。この構成にす
ることにより搬送中の原稿にジャムが発生しても容易に
取り除くことができることとなる。
【0058】また、搬送ガイド31、排紙ガイド32の隙間
(上ガイド面と下ガイド面との間隔)は1.5mm程度に設
定されており、普通紙原稿の厚さ0.1mmに対して幾分余
裕がある構成となっている。
【0059】一方、図4に示すように、搬送ガイド30は
上下一対のガイド板(搬送ガイド)30a、30bから構成
されており、このガイド板30a、30bは読取りローラ27
を抜けて密着イメージセンサ29の手前に来るまでは1.5m
mで一定の隙間を形成しており、上側のガイド板30aの
ガイド面と下側のガイド板30bのガイド面とはそれぞれ
直線形成されている。その後、読取り面と水平位置に達
すると上述した隙間を確保しつつ読取り位置に屈曲する
ように構成される。
【0060】また、排紙ガイド31は一対のガイド板(排
紙ガイド)31a、31bから構成されており、搬送面に対
し上側のガイド板31aは直線で構成されるとともに、下
側のガイド板31bはガイド板31bに離れる方向に向かい
湾曲する構成になっている。例えば、密着イメージセン
サ29の直下流に至っては、読取位置に略水平に近い角度
にしておき、その後、原稿が排紙ローラ32に掬い上げら
れるように下側のガイド板31bを湾曲させ、排紙ローラ
32では通常の間隔となるように構成されている。
【0061】次に、本実施形態の特徴的な作用を説明す
る。
【0062】本実施形態では、排紙ガイド31の搬送面下
側のガイド板31bを湾曲にすることにより、読取位置を
通過した原稿の先端がガイド板31bに衝突しても排紙ロ
ーラ32方向に掬い上げられるため、上下のガイド板31
a、31bと原稿にはストレスが掛からない。
【0063】このため、原稿先端は原稿の座屈負荷やガ
イド面との摩擦負荷の影響で搬送速度が変化し、文字歪
み等が発生することを防止することができる。
【0064】また、搬送ガイド30を構成するガイド板30
a、30bを屈曲させているので、原稿先端がガイド板31
bに接触したときのガイド面と原稿との摩擦力により原
稿には瞬間的に原稿搬送方向上流側に負荷が掛かって
も、原稿は搬送ガイドの屈曲部Aによりストレスをうけ
ることになる(原稿が搬送ガイドにより挟まれることに
近い状態になる)ので、原稿が上流に移動することを防
止できる。そして、原稿後端が読取ローラ27を抜けた瞬
間に発生する原稿のコシによる揺動も前記同様の作用に
より防止することができる。
【0065】この結果、読取位置での原稿のバタツキを
押さえることにより、品質の良い読取りを行なうことが
できることに加えて、ファクシミリ装置11のコストダウ
ンと省スペース化を図ることができる。
【0066】以下、本発明の実施形態を図面に基づいて
説明する。
【0067】図5、6は本発明に係る自動原稿読取装置
および画像形成装置の第2実施形態を示す図である。な
お、第1実施形態と同様の構成には同一番号を付して説
明を省略する。
【0068】図5、6において、搬送ガイド41を構成す
る上側のガイド板41aには複数の開口部42を形成されて
おり、この開口部42は読取位置の直上流(かつ、センサ
フィラー28の回動円上を妨げない位置)のガイド板41に
位置している。
【0069】また、ガイド板41aにはシート部材43が取
付けられており、このシート部材43はマイラ等の可檮性
部材から構成されている。このシート部材43は一端がガ
イド板41aの上面に接着剤や両面テープ等によって貼り
付けられており、他端が開口部42に挿通させて自重によ
り下側のガイド板41bに摺接するように垂れ下げられて
いる。
【0070】このように構成された本実施形態にあって
は、原稿は搬送方向に進入する際は通常どおり滑らかに
原稿が搬送され、原稿に搬送方向上流側にストレスが掛
かると、シート部材43をガイド板41b側に付勢する力が
加わるので、シート部材43とガイド板41bとに挟持状態
が成立するので、上流側に戻されることを防止すること
ができる。
【0071】なお、本実施形態では可撓性の弾性シート
43を用いているが、弾性シート状の部材であれば同様の
効果が得られるものであり、さらに、ガイド板41aに複
数の開口部43を設けているが、開口部を1つにして、1
枚の弾性シート部材を取り付けても同様の効果が得られ
ることは言うまでもない。
【0072】図7、8は本発明に係る自動原稿読取装置
および画像形成装置の第3実施形態を示す図である。な
お、第1実施形態と同様の構成には同一番号を付して説
明を省略する。
【0073】図7において、搬送ガイド51を構成する上
側のガイド板51aおよび下側のガイド板51bには突起部
材52a、52bが設けられており、この突起部材52a、52
bは読取位置の上流側直上に位置し、互いのガイド板51
a、51bに向かって交互に突出している。
【0074】本実施形態では、突起部材52a、52bは図
7(b)に示すように原稿の先端が突き当たらないよう
に、原稿搬送方向上流側はガイド板51a、51bのガイド
面に水平になるように構成され、下流に向かい上方に傾
斜させている。
【0075】また、図7(b)、(c)に示すようにそ
れぞれの突起部材52a、52bはオーバーラップしてお
り、原稿を波形に挟むような構成となっているため、原
稿は搬送方向に進入する際は通常どおり滑らかに搬送さ
れ、原稿に搬送方向上流側にストレスが掛かると、突起
部材52a、52bにより原稿に付勢する力が加わるので、
突起部材52a、52bとガイド板52aとに挟持状態が成立
し、原稿が上流側に戻されることを防止することが可能
となる。
【0076】また、この突起部材52a、52bは、原稿の
搬送を妨げないようにするため摩擦力の低い部材を設け
ることにより、原稿をスムーズに搬送することができる
とともに、原稿を挟みこんでいるため、原稿搬送方向上
流側に向かい負荷がかかっても、戻り力を低減すること
ができる。
【0077】なお、この突起部材52a、52bはエポキシ
剤や、接着剤を直接ガイド面に塗布して固めることによ
っても同様の効果を得ることができる。
【0078】また、図8に示すように、湾曲したガイド
板61a、61bからなる搬送ガイド61に、本実施形態の突
起部材52a、52bを設けても良い。
【0079】このようにしても、搬送ガイド61自体が原
稿を挟持しながら搬送することで原稿にストレスを与え
るから、突起部材52a、52bとガイド板61bとに挟持状
態が成立し、原稿が上流側に戻されることを防止するこ
とが可能となる。
【0080】図9は本発明に係る自動原稿読取装置およ
び画像形成装置の第4実施形態を示す図である。なお、
第1実施形態と同様の構成には同一番号を付して説明を
省略する。
【0081】図9に示すように、本実施形態では、直線
状のガイド板71a、71bからなる搬送ガイド71と、直線
状のガイド板72a、72bからなる排紙ガイド72とを備え
ており、密着イメージセンサ29の読取面を排紙ガイド71
のガイド面と水平になるように密着イメージセンサ29を
右斜め上方に配設している。
【0082】また、搬送ガイド71のガイド板71a、71b
の上下面と排紙ガイド72のガイド板72a、72bの上下面
の間隔は一定(1.5mm程度に)とし、搬送ガイド71は密
着イメージセンサ29に対して所定の角度をもって配設さ
れている。
【0083】上述した第1実施形態〜第3実施形態では
読取り後の原稿を排紙する排紙ガイドの原稿に対するス
トレスを軽減するために、下側の排紙ガイド板31b、41
b、51bに所定の余裕(湾曲)を設けているが、本実施
形態では、従来の間隔を保持しつつ読取り後の原稿のス
トレスを軽減するために、原稿先端が衝突しないことに
注目して排紙ガイド72のガイド面を読取面と同じ水平と
している。
【0084】また、搬送ガイド71は直線形状(上下面ガ
イドの間隔が一定)で構成され、密着イメージセンサ29
に対して原稿が所定の角度で進入するように取り付けら
れている。
【0085】このように構成することにより、原稿先端
が読取位置を通過しても、排紙ガイド72は読取面に水平
であるから原稿にストレスを与えることを防止すること
ができ、かつ、原稿後端が読取ローラ27を抜けても、搬
送ガイド71と密着イメージセンサ29の接続点は水平でな
いため、所定のストレスが原稿に加わるから形式的に原
稿を挟み込んだときと同じ現象を再現することができ
る。
【0086】また、搬送ガイド71と排紙ガイド72を湾曲
あるいは屈曲させずにそれぞれ直線状に設置したため、
搬送ガイド71および排紙ガイド72の加工を容易に行なう
ことができる。
【0087】なお、本実施形態では、排紙される原稿を
所定量載置するための排紙台33を設ける都合上、排紙ロ
ーラ32の位置を上方に設けているから、必然的に密着イ
メージセンサ29が斜め上方に位置されるが、排紙台32を
排紙ガイド72より下方に位置できるのであれば、第1実
施形態〜第3実施形態のように密着イメージセンサ29を
水平に位置させることも適宜成し得ることである。
【0088】また、本実施形態の直線形状の搬送ガイド
71と密着イメージセンサ29の取り付け角度を第1実施形
態のそれに置き換えることによっても同様の効果が得ら
れるものと言える。
【0089】最後に、第1実施形態〜第3実施形態まで
は読取手段を密着イメージセンサ29として説明してきた
が、通常の複写機で利用されるブック原稿の読取手段
を、シートスルー(原稿を搬送しながら位置を固定した
読取手段により読取る方式)ADF用のコンタクトガラ
スの下に待機させながら読取る方式にも適応できること
は言うまでもない。
【0090】
【発明の効果】本発明の画像読取装置によれば、読取位
置での原稿のバタツキを押さえることにより、品質の良
い読取りを行なうことができることに加えて、コストダ
ウンと省スペース化を図ることができる。
【0091】これに加えて、排紙ガイドを読取位置にお
ける読取面と平行に位置させるとともに、搬送ガイドを
前記読取位置の読取面に対して所定角度傾斜させ、搬送
ガイドと排紙ガイドをそれぞれ直線状に設置した自動原
稿読取装置によれば、搬送ガイドと排紙ガイドを湾曲あ
るいは屈曲させる必要がないため、搬送ガイドおよび排
紙ガイドの加工を容易に行なうことができる。
【0092】また、本発明の画像形成装置によれば、読
取位置での原稿のバタツキを押さえることにより、品質
の良い読取りを行なうことができるため、高品質な画像
形成を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動原稿読取装置および画像形成
装置の第1実施形態を示す図であり、その自動原稿読取
装置を備えた画像形成装置の概略図である。
【図2】第1実施形態の自動原稿読取装置の概略図であ
る。
【図3】第1実施形態の給紙機構を開放した状態を示す
自動原稿読取装置の概略構成図である。
【図4】第1実施形態の自動原稿読取装置の要図構成図
である。
【図5】本発明に係る自動原稿読取装置および画像形成
装置の第2実施形態を示す図であり、その自動原稿読取
装置の要図構成図である。
【図6】(a)は第2実施形態の搬送ガイドの斜視図、
(b)は搬送ガイドの側面図である。
【図7】本発明に係る自動原稿読取装置および画像形成
装置の第3実施形態を示す図であり、(a)はその搬送
ガイドの斜視図、(b)はその搬送ガイドの側面図、
(c)はその搬送ガイドの正面図である。
【図8】第3実施形態の搬送ガイドの他の形状を示す図
である。
【図9】本発明に係る自動原稿読取装置および画像形成
装置の第3実施形態を示す図であり、その自動原稿読取
装置の要図構成図である。
【図10】従来の自動原稿読取装置の概略構成図である。
【符号の説明】
11 ファクシミリ装置(画像形成装置) 12 自動原稿読取装置 23 ピックアップローラ(搬送手段) 24 フィードローラ(搬送手段) 25 リバースローラ(搬送手段) 27 搬送ローラ(搬送手段) 29 密着イメージセンサ(読取手段) 30、41、51、61、71 搬送ガイド 30a、30b、41a、41b、51a、51b、61a、61b、71
a、71b ガイド板 31 排紙ガイド 31a、31b ガイド板 43 シート部材(弾性シート部材) 52a、52b 突起部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H076 AA04 AA07 AA58 BA15 BA24 BA30 BA36 BA39 BA41 BA47 BA49 BA63 3F101 FA05 FB17 FC05 FC07 FE17 LA02 LA05 LB02 5C062 AA05 AB32 AD06 BA00 5C072 AA01 BA13 NA01 NA07 XA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を読取位置に搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送される原稿を前記読取位置に案
    内する一対の搬送ガイドと、 前記排紙ガイドに対して原稿の搬送方向下流側に設けら
    れ、前記読取位置で原稿を読取る読取手段と、 前記読取手段に対して原稿の搬送方向下流側に設けら
    れ、読取られた原稿を案内する一対の排紙ガイドと、 前記排紙ガイドに案内された原稿を排紙台に排紙する排
    紙部材とを有する自動原稿読取装置において、 前記排紙ガイドの一方を前記読取手段から前記排紙台に
    向かうに従って湾曲させるとともに、前記一対の搬送ガ
    イドを前記搬送手段から前記読取位置に達するまでの任
    意の位置で屈曲させることを特徴とする自動原稿読取装
    置。
  2. 【請求項2】原稿を読取位置に搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送される原稿を前記読取位置に案
    内する一対の搬送ガイドと、 前記排紙ガイドに対して原稿の搬送方向下流側に設けら
    れ、前記読取位置で原稿を読取る読取手段と、 前記読取手段に対して原稿の搬送方向下流側に設けら
    れ、読取られた原稿を案内する一対の排紙ガイドと、 前記排紙ガイドに案内された原稿を排紙台に排紙する排
    紙部材とを有する自動原稿読取装置において、 前記排紙ガイドの一方を前記読取手段から前記排紙台に
    向かうに従って湾曲させるとともに、前記一対の搬送ガ
    イドを前記搬送手段から前記読取位置に達するまでの任
    意の位置で屈曲させ、 前記読取位置の上流側直上の前記一対の搬送ガイドの一
    方に、弾性シート部材を配設し、前記弾性シート部材の
    先端を前記搬送ガイドの他方に摺接させることを特徴と
    する自動原稿読取装置。
  3. 【請求項3】原稿を読取位置に搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送される原稿を前記読取位置に案
    内する一対の搬送ガイドと、 前記排紙ガイドに対して原稿の搬送方向下流側に設けら
    れ、前記読取位置で原稿を読取る読取手段と、 前記読取手段に対して原稿の搬送方向下流側に設けら
    れ、読取られた原稿を案内する一対の排紙ガイドと、 前記排紙ガイドに案内された原稿を排紙台に排紙する排
    紙部材とを有する自動原稿読取装置において、 前記排紙ガイドの一方を前記読取手段から前記排紙台に
    向かうに従って湾曲させるとともに、前記一対の搬送ガ
    イドを前記搬送手段から前記読取位置に達するまでの任
    意の位置で屈曲させ、 前記読取位置の上流側直上の前記一対の搬送ガイドに互
    いの搬送ガイドに向かって突出する突起部材を設けたこ
    とを特徴とする自動原稿読取装置。
  4. 【請求項4】前記読取位置の上流側直上の前記一対の搬
    送ガイドの一方に、弾性シート部材を配設し、前記弾性
    シート部材の先端を前記搬送ガイドの他方に摺接させる
    ことを特徴とする請求項1記載の自動原稿読取装置。
  5. 【請求項5】前記読取位置の上流側直上の前記一対の搬
    送ガイドに互いの搬送ガイドに向かって突出する突起部
    材を設けたことを特徴とする請求項1記載の自動原稿読
    取装置。
  6. 【請求項6】原稿を読取位置に搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送される原稿を前記読取位置に案
    内する一対の搬送ガイドと、 前記排紙ガイドに対して原稿の搬送方向下流側に設けら
    れ、前記読取位置で原稿を読取る読取手段と、 前記読取手段に対して原稿の搬送方向下流側に設けら
    れ、読取られた原稿を案内する一対の排紙ガイドと、 前記排紙ガイドに案内された原稿を排紙台に排紙する排
    紙部材とを有する自動原稿読取装置において、 前記排紙ガイドを前記読取位置における読取面と平行に
    位置させるとともに、前記搬送ガイドを前記読取位置の
    読取面に対して所定角度傾斜させたことを特徴とする自
    動原稿読取装置。
  7. 【請求項7】前記搬送ガイドと排紙ガイドをそれぞれ直
    線状に設置したことを特徴とする請求項6記載の自動原
    稿読取装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7何れかに記載の自動原稿読取
    装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008252470A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Canon Inc 画像読取装置及び画像形成装置
JP2012199684A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Ricoh Co Ltd 画像読取装置および画像形成装置

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