JP6696760B2 - 原稿搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ドキュメントスキャナ、ファクシミリ、プリンタ、複写機等の原稿搬送装置に関する。
従来の原稿搬送装置の構成について、ドキュメントスキャナを例にして説明する。
図19に示すように、従来の原稿搬送装置は、給紙ローラ1011で原稿S’を給紙し、搬送ローラ1021で原稿S’を搬送し、読取センサ1070で原稿S’の画像を読み取る装置である。
給紙ローラ1011、搬送ローラ1021はそれぞれ、モータ1003、モータ1004により駆動される。
媒体検出センサ1060は、読取センサ1070の上流側に配置され、搬送ローラ1021から送られてきた原稿S’の先端および後端を検知する。その検知に同期して、読取センサ1070の画像取得、搬送制御が行われる。
読取センサ1070で搬送原稿の先端から後端までを確実に読み取るために原稿S’は所定の間隔(以下、紙間)を空けて搬送する必要があり、媒体検出センサ1060で搬送原稿の後端を検知して次に給紙する原稿の給紙タイミングを制御する。具体的には、搬送ローラ1021を常に回転した状態にして、給紙ローラ1011を回転して、給紙された原稿S’の先端が媒体検出センサ1060を通過したら給紙ローラ1011を停止し、その後その原稿S’の後端が媒体検出センサ1060を通過したら給紙ローラ1011を回転して、次の原稿S’を給紙する。
特許文献1に記載された従来例は、1つのモータで電磁クラッチを介さずに給紙ローラと搬送ローラを駆動し、給紙ローラの搬送速度を搬送ローラの搬送速度より遅い設定にすることで紙間を設けて、複数の原稿S’を連続して読取ることを可能にしている。この装置において、給紙ローラは常に回り続け、原稿S’を連続的に給紙している。
特開2007−45536号公報
上記従来の原稿読取装置で厚い原稿を搬送すると、原稿の先端が媒体検出センサ1060に掛かった状態で、原稿の搬送が停止してしまうことがある。原因は、原稿の先端が媒体検出センサ1060に掛かると給紙ローラ1011を停止することにより、厚い原稿を搬送する力が低下し、搬送ローラ1021が原稿に対して滑ってしまうためか、または搬送モータ1004が脱調するためである。
特許文献1の従来例の構成にすれば、原稿の先端が媒体検出センサ1060に掛かっても給紙ローラ1011を回転し続けるため、厚い原稿を搬送する力が低下しない。しかし、特許文献1の従来例の構成は、上記従来の装置に比べ、密着力の強い原稿を搬送した時に重送等の搬送エラーが発生し易いという問題がある。尚、特許文献1に記載された技術では、紙間を開けることができるが、厚い原稿の搬送については触れられていない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、厚い原稿の安定した搬送と密着力の強い原稿の安定した搬送とを両立する技術を提供するものである。
本発明によれば、トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部と、前記原稿の厚さを検知する検知手段と、搬送される前記原稿に当接し、原稿厚さに追従して変位する揺動部材とを備え、前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能で、前記検知手段は、前記揺動部材の変位量を検知することで前記原稿の厚さを検知する変位量検知手段であり、前記検知手段によって検知した前記原稿の厚さに基づいて、前記第1搬送制御と前記第2搬送制御とを切り替える切替手段を設け、前記変位量検知手段の検知する変位量が所定量未満の状態にあるときは、前記切替手段により前記給紙搬送部を前記第1搬送制御に切り替え、前記変位量検知手段の検知する変位量が所定量以上の状態にあるときは、前記切替手段により前記給紙搬送部を前記第2搬送制御に切り替えて前記原稿の搬送を行うことを特徴とする原稿搬送装置である。
また、本発明によれば、トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部と、前記原稿の厚さを検知する検知手段とを備え、前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能であり、前記検知手段の検知する原稿の厚さが所定量未満の状態にあるときは、前記給紙搬送部を前記第1搬送制御に切り替え、前記検知手段の検知する原稿の厚さが所定量以上の状態にあるときは、前記給紙搬送部を前記第2搬送制御に切り替えて前記原稿の搬送を行い、前記第2搬送制御は、前記第1搬送制御よりも、前記給紙搬送部と前記メイン搬送部の少なくとも一方の搬送速度を遅くすることを特徴とする原稿搬送装置である
また、本発明によれば、トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部と、前記原稿の厚さを検知する検知手段とを備え、前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能であり、前記検知手段の検知する原稿の厚さが所定量未満の状態にあるときは、前記給紙搬送部を前記第1搬送制御に切り替え、前記検知手段の検知する原稿の厚さが所定量以上の状態にあるときは、前記給紙搬送部を前記第2搬送制御に切り替えて前記原稿の搬送を行い、前記第2搬送制御は、前記第1搬送制御よりも、前記給紙搬送部と前記メイン搬送部の少なくとも一方の駆動源の駆動トルクを上げることを特徴とする原稿搬送装置である
また、本発明によれば、トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部とを備え、前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能であり、前記第1搬送制御と前記第2搬送制御とを切り替える切替手段を設け、前記切替手段はユーザが操作手段を介して設定が可能であり、前記原稿の給紙を開始する前にユーザによる前記第1搬送制御と前記第2搬送制御との切り替えを受け付けてから、前記原稿の搬送を開始し、前記第2搬送制御は、前記第1搬送制御よりも、前記給紙搬送部と前記メイン搬送部の少なくとも一方の搬送速度を遅くすることを特徴とする原稿搬送装置である
また、本発明によれば、トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部とを備え、前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能であり、前記第1搬送制御と前記第2搬送制御とを切り替える切替手段を設け、前記切替手段はユーザが操作手段を介して設定が可能であり、前記原稿の給紙を開始する前にユーザによる前記第1搬送制御と前記第2搬送制御との切り替えを受け付けてから、前記原稿の搬送を開始し、前記第2搬送制御は、前記第1搬送制御よりも、前記給紙搬送部と前記メイン搬送部の少なくとも一方の駆動源の駆動トルクを上げることを特徴とする原稿搬送装置である
本発明によれば、第1搬送制御では、給紙ローラが回転・停止を繰り返して紙間を確保できるので、密着力の強い原稿の重送エラーや紙詰まりエラーを低減でき、第2搬送制御では、給紙ローラを回転し続ける搬送方法になるので、第1搬送制御に比べて搬送する力が低下せず、厚い原稿などを安定して搬送することができる。よって、密着力の強い原稿の安定した搬送と厚い原稿の安定した搬送とを両立した原稿搬送装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る原稿搬送装置の概略図 第1の実施形態に係る原稿搬送装置の概略断面図(上部ユニットを開いた状態) 第1の実施形態に係る原稿搬送装置の概略断面図(上部ユニットを閉じた状態) 第1の実施形態に係る分離構造の断面図 第1の実施形態に係る分離構造の厚紙搬送時の断面図 第1の実施形態に係る原稿検知構造の断面図(原稿が無い状態) 第1の実施形態に係る原稿検知構造の断面図(原稿が有る状態) 第1の実施形態に係る原稿検知構造の斜視図 第1の実施形態に係る原稿ストッパーの断面図(原稿が無い状態) 第1の実施形態に係る原稿ストッパーの断面図(原稿が有る状態) 第1の実施形態に係る制御ユニットのブロック図 第1の実施形態に係る原稿搬送装置の動作を示すフローチャート 給紙ローラ近傍の概略断面図 給紙ローラ近傍の概略断面図 給紙ローラ近傍の概略断面図 本実施形態に係る原稿の一例 第7の実施形態に係る原稿搬送装置の動作(通常モード)を示すフローチャート 第7の実施形態に係る原稿搬送装置の動作(薄紙モード)を示すフローチャート 従来の原稿搬送装置の概略断面図
第1の実施形態を図1〜16を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの概略図である。
<装置の構成>
画像読取装置Aは、載置台1に積載された一つ又は複数の原稿Sを1つずつ装置内に経路RTにて搬送してその画像を読み取り、排出トレイ2に排出する装置である。読み取る原稿Sは、例えば、OA紙、チェック、小切手、名刺、カード類等のシートであり、厚手のシートであっても、薄手のシートであってもよい。カード類は、例えば、保険証、免許証、クレジットカード等を挙げることができる。原稿Sには、また、パスポートなどの冊子も含まれる。
冊子を対象とする場合、後述するホルダ100を用いることができる。ホルダ100に見開き状態の冊子を収容して載置台1に載置することで、冊子がホルダ100と共に搬送され、その画像を読み取ることができる。
<上部ユニット>
図2は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの概略断面図である。装置Aは、上部ユニット103と下部ユニット104とから構成され、上部ユニット103は下部ユニット104に対し、本体ヒンジ105を支点として回動可能に取り付けられている。図3は、上部ユニット103を回転させ図1における経路RTを解放した状態を示す。この状態の時に、ユーザが原稿のジャム処理やローラの清掃等を行う。
<給紙>
図1に示すように、経路RTに沿って原稿Sを給送する給送機構としての第1搬送部10が設けられている。第1搬送部10は本実施形態の場合、給紙ローラ11と、給紙ローラ11に対向配置される分離ローラ12と、を備え、載置台1上の原稿Sを搬送方向D1に一つずつ順次搬送する。給紙ローラ11には、モータ等の駆動部3から伝達部5を介して駆動力が伝達され、図中矢印方向(経路RTに沿って原稿Sを搬送させる正方向)に回転駆動される。伝達部5は例えば電磁クラッチであり、駆動部3からの給紙ローラ11への駆動力を断続する。
<駆動部>
駆動部3と給紙ローラ11とを接続する伝達部5は、例えば、本実施形態では、通常時において駆動力が伝達される状態(以下、ON)とし、後述する重送リトライ時において原稿Sの逆送の場合に駆動力を遮断された状態(以下、OFF)とする。給紙ローラ11は伝達部5により駆動力の伝達が遮断されると、自由回転可能な状態となる。なお、このような伝達部5は、給紙ローラ11を一方向のみに駆動させる場合には設けなくてもよい。
<分離構造>
給紙ローラ11に対向配置される分離ローラ12は、原稿Sを1枚ずつ分離するためのローラであり、給紙ローラ11に対して一定圧で圧接している。この圧接状態を確保するため、図4に示すように分離ローラ12を分離フロート121に固定し、分離フロート121を軸部121aを中心に回転可能に支持し、分離ローラ12が給紙ローラ11に圧接するように圧縮バネ122により分離フロート121に付勢力を与えている。
図1に示すように、分離ローラ12はトルクリミッタ12aを介して駆動部3から駆動力が伝達され、実線矢印方向(給紙ローラ11の正方向とは逆方向))に回転駆動される。分離ローラ12はトルクリミッタ12aにより駆動力伝達が規制されるため、給紙ローラ11と当接している際は給紙ローラ11に連れ回りする方向(破線矢印方向)に回転する。これにより、複数の原稿Sが給紙ローラ11と分離ローラ12との圧接部に搬送されてきた際には、一つを残して2つ以上の原稿Sが下流に搬送されないようにせき止められる。
なお、本実施形態では分離ローラ12と給紙ローラ11とで分離機構を構成したが、このような分離機構は必ずしも設けなくてもよく、経路RTに原稿Sを1つずつ順次給送する給送機構であればよい。また、分離機構を設ける場合においては、分離ローラ12のような構成の代わりに、原稿Sに摩擦力を付与する分離パッドを給紙ローラ11に圧接させて、同様の分離作業を持たせるようにしてもよい。
<原稿の厚さ検知手段>
図4に示すように、分離ローラに設けられた分離フロート121にはフラッグ部121bが設けられ、その近傍に原稿の厚さ検知センサ123が設けられている。本実施形態では厚さ検知センサとしてフォトインタラプタを用いる。他の例としてフォトインタラプタの替わりにエンコーダを用いた構成であってもよい。
厚さ検知の方法は、給紙した原稿の厚さに追従して分離フロート121が給紙ローラ11から離れる方向に軸部121aを中心にして揺動し、ある所定の厚さ以上の原稿の場合フラッグ部121bが厚さ検知センサ123に入り込むことで、所定量以上の変位量であることが検知され、厚紙と判断される。図5では後述するホルダ100を給紙した時の状態を示している。ホルダ100が給紙ローラ11と分離ローラ12の圧接部に入り込んだ時にホルダ100の厚さに追従して分離ローラ12が軸部121aを中心に回転して持ち上がり、分離フロート121のフラッグ部121bが厚さ検知センサ123に入り込んだ状態になることにより、変位量検知手段の一例としての厚さ検知センサ123が所定量以上の変位量を検知し、厚紙と判断され、厚紙モードでの搬送に切り替えられる。
厚さ検知センサ123による厚紙の検知の前後において、厚さ検知センサ123の変位量が所定量未満である状態にあると、通常モードでの搬送に切り替えられる。
<給紙部の原稿検知構造>
給紙トレイ1上の原稿の有無を検知するため、給紙ローラ11の上流部には原稿検知センサ90が設けられている。原稿検知センサ90は、レバー式のセンサである。他の例として後述の媒体検出センサ50、60のような光学式のセンサであっても構わない。
図6、図7はそれぞれ、給紙トレイ上の原稿が無い状態、原稿が有る状態を示す。原稿検知センサ90のレバー部90aは、軸部90bを中心に回転可能に上部ユニット103に支持されている。図7のように、原稿先端が原稿ストッパー15の爪部15aに突き当るように原稿を給紙トレイにセットすると、原稿先端がレバー部90aを押し込むことで、原稿が有ることが検知される。
給紙ローラ11の周囲には、給紙ローラ11を覆うローラカバー13が設けられている。ローラカバー13には、原稿を給紙トレイにセットするときに原稿先端が給紙ローラ11に引っ掛からないようにガイドするために、ガイド14が設けられている。ガイド14は、軸部14aを中心に回転可能に支持され、原稿を持ち上げて給紙ローラ11から離す方向にバネ(不図示)で付勢され、先端部14bをローラカバー13の受け部13aに突き当てて回転が留まっている。軸部14aから遠い位置にある先端部14bで位置決めすることでガイド14の姿勢を精度良く保持することができる。
図8に示すように、ガイド14は3本の腕14cを有し、腕14cは2つの給紙ローラ11の中間と両脇に配置されている。2つ給紙ローラ11の中間にも腕14cを設けることで、薄紙等の腰が弱い原稿をセットする時、原稿が撓んで給紙ローラに当たってしまうことを防ぐ。
原稿ストッパー15は、図8に示すように3箇所の爪部15aを備え、軸部15bを中心に回転可能に支持される。不図示の駆動機構によって原稿ストッパー15が駆動され原稿搬送時には搬送路を解放するように移動することにより、原稿の搬送が可能となる。
原稿ストッパー15の爪部15aには図7のようにセットされた原稿の先端が突き当たる。原稿の突き当たる力によって原稿ストッパー15の爪部15aが撓まないようにするため、図9のように、ローラカバー13のリブ形状部13bが設けられている。リブ形状部13bが爪部15aの先端部15cの下流側を受けることで、爪部15aの撓みを防止する。
図9・図10に示すように、原稿検知センサ90のレバー部90aの先端部90cは給紙ローラ11の中心と分離ローラ12の中心を結んだ線より搬送方向下流側に配置される。これにより、ジャム処理後等で上部ユニット103を開いた状態(図3の状態)から閉じる時に、もし原稿が搬送路にあった場合、原稿検知センサ90の先端部90cがその原稿に当たりながら下流側に移動する。よって、先端部90cが原稿を突き破る事を防止できる。
<搬送構造>
図1に示すように、第1搬送部10の搬送方向下流側にある搬送機構としての第2搬送部20は、駆動ローラ21と、駆動ローラ21に従動する従動ローラ22とを備え、第1搬送部10から搬送されてきた原稿Sをその下流側へ搬送する。駆動ローラ21にはモータ等の駆動部4から駆動力が伝達され、図中矢印方向に回転駆動される。従動ローラ22は駆動ローラ21に対して一定圧で圧接し、駆動ローラ21に連れ回る。この従動ローラ22は、バネ等の付勢ユニット(不図示)によって駆動ローラ21に対して付勢された構成としてもよい。
このような第2搬送部20よりも搬送方向下流側にある第3搬送部30は、駆動ローラ31と、駆動ローラ31に従動する従動ローラ32とを備え、第2搬送部20から搬送されてきた原稿Sを排出トレイ2へ搬送する。つまり、この第3搬送部30は排出機構として機能する。駆動ローラ31にはモータ等の駆動部4から駆動力が伝達され、図中矢印方向に回転駆動される。従動ローラ32は駆動ローラ31に対して一定圧で圧接し、駆動ローラ31に連れまわる。この従動ローラ32は、バネ等の付勢ユニット(不図示)によって駆動ローラ31に対して付勢された構成としてもよい。
<重送検出>
第1搬送部10と第2搬送部20との間に配置される重送検出センサ40は、静電気等で紙などの原稿S同士が密着し、第1搬送部10を通過してきた場合(つまり重なって搬送される重送状態の場合)に、これを検出するための検出センサ(原稿の挙動や状態を検出するセンサ)の一例である。重送検出センサ40としては、種々のものが利用可能であるが本実施形態の場合には超音波センサであり、超音波の発信部41とその受信部42とを備え、紙等の原稿Sが重送されている場合と1つずつ搬送されている場合とで、原稿Sを通過する超音波の減衰量が異なることを原理として重送を検出する。
<レジストセンサ>
このような重送検出センサ40よりも搬送方向下流側に配置される媒体検出センサ50は第2搬送部20よりも上流側で、第1搬送部10よりも下流側に配置された上流側の検出センサ(原稿の挙動や状態を検出するセンサ)としての一例であり、第1搬送部10により搬送される原稿Sの位置、詳細には、媒体検出センサ50の検出位置に原稿Sの端部が到達又は通過したか否かを検出する。媒体検出センサ50としては、種々のものが利用可能であるが、本実施形態の場合には光学センサであり、発光部51とその受光部52とを備え、原稿Sの到達又は通過により受光強度(受光量)が変化することを原理として原稿Sを検出する。
本実施形態の場合、原稿Sの先端が媒体検出センサ50で検出されると、原稿Sが重送検出センサ40により重送を検出可能な位置に到達しているように、上記の媒体検出センサ50は重送検出センサ40の近傍においてその下流側に設けられている。なお、この媒体検出センサ50は、上記の光学センサに限定されず、例えば、原稿Sの端部が検知できるセンサ(イメージセンサ等)を用いてもよいし、経路RTに突出したレバー型のセンサでもよい。
媒体検出センサ50とは別の媒体検出センサ60が画像読取ユニット70よりも上流側に配置されている。第2搬送部20よりも下流側に配置された下流側の検出センサとしての一例であり、第2搬送部20により搬送される原稿Sの位置を検出する。媒体検出センサ60としては、種々のものが利用可能であるが、本実施形態の場合、媒体検出センサ50と同様に光センサであり、発光部61と受光部62とを備え、原稿Sの到達又は通過により受光強度(受光量)が変化することを原理として原稿Sを検出する。
<CISの配置>
媒体検出センサ60よりも下流側にある画像読取ユニット70は、例えば、光学的に走査し、電気信号に変換して画像データとして読み取るものであり、内部にLED等の光源、イメージセンサ、レンズアレー等を備えている。本実施形態の場合、画像読取ユニット70は経路RTの両側に一つずつ配置されており、原稿Sの表裏面を読み取る。しかし、経路RTの片側にのみ一つ配置して、原稿Sの片面のみを読み取る構成としてもよい。また、本実施形態では、画像読取ユニット70を経路RTの両側に対向配置した構造としているが、例えば、経路RTの方向に間隔をあけて配置してもよい。
また、2つの画像読取ユニット70のうち少なくとも一方を原稿Sの厚み方向に揺動可能に支持した構成であってもよい。例えば、一方の画像読取ユニット70は下部ユニット104に固定し、もう一方の画像読取ユニットは上部ユニット103の中で、搬送面に対して垂直な方向に揺動可能に支持し、バネ等で付勢し対向の画像読取ユニット70に突き当てる。この構成にすることで、原稿が通過するとき上部ユニット103側の画像読取ユニット70が原稿の厚さに応じてフロートするので、薄紙から厚紙までの画像読取が可能になる。
<ブロック図の説明>
図11を参照して制御部80について説明する。図11は画像読取装置Aの制御部8のブロック図である。
制御部80はCPU81、記憶部82、操作部83、通信部84及びインターフェース部85を備える。CPU81は記憶部82に記憶されたプログラムを実行することにより、画像読取装置A全体の制御を行う。記憶部82は例えばRAM、ROM等から構成される。操作部83は、例えば、スイッチやタッチパネル等で構成され、操作者からの操作を受け付ける。
通信部84は、外部装置との情報通信を行うインターフェースである。外部装置としてPC(パソコン)を想定した場合、通信部84としては、例えば、USBインターフェースやSCSIインターフェースを挙げることができる。また、このような有線通信のインターフェースの他、通信部84は無線通信のインターフェースとしてもよく、有線通信、無線通信の双方のインターフェースを備えていてもよい。
インターフェース部85はアクチュエータ86やセンサ87とのデータの入出力を行うI/Oインターフェースである。アクチュエータ86には、駆動部3、駆動部4、伝達部5等が含まれる。センサ87には、重送検出センサ40、媒体検出センサ50及び60、画像読取ユニット70、原稿検知センサ90、厚さ検知センサ123等が含まれる。
<PCからの開始指示受信による駆動>
画像読取装置Aの基本的な動作について説明する。制御部80は、例えば画像読取装置Aが接続された外部パソコンから画像読み取りの開始指示を受信すると、第1乃至第3搬送部10乃至30の駆動を開始する。載置台1に積載された原稿Sはその最も下に位置する原稿Sから1つずつ搬送される。
<重送時の制御>
搬送の途中で原稿Sは重送検出センサ40により重送の有無が判定され、重送が無いと判定されると搬送が継続される。なお、重送があると判定された場合には、後述の重送リトライを行うか、搬送を停止するか、第1搬送部10による後続原稿Sの取り込みを停止して、重送状態にある原稿Sをそのまま排出するようにしてもよい。重送リトライとは、重送と検知した原稿を逆走させてから再度給紙を行う機能である。重送を検知した時伝達部5をOFFにすると、給紙ローラ11が自由回転可能な状態となって分離ローラ12の回転に連れ回り、原稿を逆走させることができる。
<レジストセンサの出力に応じた読取開始>
制御部80は、媒体検出センサ60の検出結果に基づくタイミングで、第2搬送部20により搬送されてきた原稿Sの、画像読取ユニット70、70による画像の読み取りを開始し、読み取った画像を一次記憶して順次外部パソコンへ送信する。画像が読み取られた原稿Sは第3搬送部30により排出トレイ2に排出されてその原稿Sの画像読取処理が終了する。
<給紙・搬送制御>
ここで、本実施形態の画像読取装置Aでは、第2搬送部20と第3搬送部30との間に配置される画像読取ユニット70によって画像の読み取りを行うため、第2搬送部20及び第3搬送部30は原稿Sを定速搬送する。第1搬送部10の搬送速度は、第2搬送部20及び第3搬送部30の速度より速い速度に設定すると、搬送原稿が第1搬送部10と第2搬送部20の両方にニップした状態の時に原稿が撓んでしまうため、第2搬送部20及び第3搬送部30の速度と同じがそれ以下の設定であればよい。本実施形態の場合、第1搬送部10の搬送速度は第2搬送部20及び第3搬送部30の搬送速度と同じとする。
次に、図12を参照して画像読取装置Aの給紙・搬送の動作フローについて説明する。
ステップS11では、制御部80が、例えば画像読取装置Aが接続された外部パソコンから画像読み取りの開始指示を受信する。
ステップS12では、制御部80が、原稿検知センサ90により原稿の有無を判定する。
ステップS13では、制御部80が、原稿検知センサ90により原稿が無いと判定した場合、原稿が無い旨の注意書きを外部パソコン等に表示し、給紙・搬送が行われず終了となる。
ステップS14では、制御部80が、原稿検知センサ90により原稿が有ると判定した場合、駆動部4を駆動させる。
ステップS15では、制御部80が、伝達部5をONにする。
ステップS16では、制御部80が、駆動部3を駆動し、給紙ローラ11を原稿の搬送方向に回転させ、原稿を給紙する。この時の給紙ローラ11の搬送速度をV1とする。V1は第2搬送部20及び第3搬送部30の搬送速度と同じ速度かまたはそれより遅い速度に設定されている。
ステップS17では、搬送原稿の先端が媒体検出センサ50を通過する。ここで給紙ローラ11の搬送速度はそのままとし、ステップS16から移ってきた場合はV1であり、ステップS28から移ってきた場合はV2である。
ステップS18では、制御部80が、厚さ検知センサ123により原稿の厚さが所定の厚さ以上かを判定する。
ステップS18で制御部80が、所定の厚さ未満と判定した場合、媒体検出センサ60をトリガーとして次の原稿の給紙をする搬送制御(以下、通常モード)を行う。通常モードは、ステップS18からステップS19〜S22に進行する制御である。
ステップS18で制御部80が、所定の厚さ以上と判定した場合、給紙ローラ11を回転し続けることによりすぐさま次の原稿の給紙を行う搬送制御(以下、厚紙モード)を行う。厚紙モードは、ステップS18からS25〜S28に進行する制御である。
ステップS19では、原稿の厚さが所定の厚さ未満の場合、搬送される原稿の先端が媒体検出センサ60を通過する。
ステップS20では、制御部80が、駆動部3を停止する。
ステップS21では、搬送原稿の後端が媒体検出センサ60を通過する。
ステップS22では、制御部80が、原稿検知センサ90により原稿の有無を判定する。原稿が有ると判定した場合はステップS16に移る。
ステップS23では、制御部80が、原稿検知センサ90により原稿が無いと判定した場合、駆動部3を停止し、伝達部5をOFFにする。
ステップS24では、制御部80が、駆動部4を停止し、給紙・搬送の動作が終了となる。
ステップS25では、原稿の厚さが所定の厚さ以上の場合、制御部80が、駆動部3の速度を変更する。この時の給紙ローラ11の搬送速度をV2とする。ステップS18で厚さ検知センサ123が所定の厚さ以上と判断した時に給紙ローラ11の搬送速度がV2の場合はそのままV2とする。V2はV1より遅い速度に設定されている。
ステップS26では、搬送原稿の先端が媒体検出センサ60を通過する。
ステップS27では、搬送原稿の後端が媒体検出センサ60を通過する。この時の次の原稿は、遅い速度(V2)で給紙されているのでまだ媒体検出センサ50に掛かっていない。V2は、ステップS27で搬送原稿の後端が媒体検出センサ60を通過する時に次の原稿先端が媒体検出センサ50に掛からないようにあらかじめ設定された搬送速度である。
ステップS28では、制御部80が、原稿検知センサ90により原稿の有無を判定する。原稿が無いと判定した場合はステップS23に移る。原稿が有ると判定した場合はステップS17に移る。
以上より制御部80は、給紙された原稿の厚さを検知して、所定の厚さ未満であることを判定した場合、通常モードで搬送を行い、所定の厚さ以上であることを判定した場合、厚紙モードで搬送を行う。
通常モードは、厚紙モードに比べて重送等の搬送エラーが発生し難いという特長がある。
その搬送エラーについて図13〜図15を参照して説明する。理想的な原稿搬送では、図13に示すように、n枚目の原稿dnを給紙している時、次の原稿である原稿dn+1の先端は給紙ローラ11と分離ローラ12とによるローラニップの略中心点Pに停止している。しかし、紙と紙との密着力が強い原稿束を給紙すると、原稿dnを給紙している時、図14に示すように、原稿dn+1の先端は、点Pより下流側に入ったところで停止している。これは原稿dn+1が原稿dnに密着していて、原稿dnに連れられて入り込むこと(以下、連れ入り)が原因である。この連れ入りの位置から原稿dn+1の給紙を始めると紙間が短くなり、所定の紙間より小さくなった場合、紙詰まりエラーとして搬送が停止される。厚紙モードで搬送を行った場合、この連れ入りの位置から原稿dn+1の給紙を始める時、図15のように、原稿dn+1の先端部は原稿dnの後端部と重なっている。この原稿の重なった部分が重送検出センサ40を通過した場合重送エラーとなる。
しかし、通常モードでは、原稿の後端が媒体検出センサ60を通過したら給紙ローラ11を回転して次の原稿を給紙するので、上記のような原稿dn後端部と原稿dn+1の先端部が重なった状態で原稿dn+1の給紙が始まることはなく、充分紙間を設けられるので重送エラーや紙詰まりエラーが厚紙モードに比べて少ない。また、通常モードでは、原稿dnの後端が点Pを通過した時、分離ローラ12のゴムの歪みや分離ローラ12のトルクリミッタにチャージされた力が解放され、その力により原稿dn+1以降の原稿束が上流方向に戻される。この時、連れ入りした原稿も戻される。これによって、紙詰まりエラーや重送エラーが厚紙モードに比べて少ない。
よって、給紙された原稿の厚さを検知して、所定の厚さ未満であることが分かった場合通常モードとなり、画像読取ユニット70の読取位置で所定の紙間を設けられるので、安定的に原稿を連続して搬送できる。所定の厚さ未満に含まれる原稿とは、例えばOA紙、雑誌、チェック、小切手、名刺、カード類等のシートである。雑誌の中でもカラー雑誌のように特に紙と紙とか密着している原稿に対して、上記の搬送制御をすることによって、一枚ずつを確実に分離して給紙できる。
また、給紙された原稿の厚さを検知して、所定の厚さ以上であることが分かった場合厚紙モードとなる。この時の第1搬送部10の搬送速度が第2搬送部20及び第3搬送部30の搬送速度より遅い速度であることにより、画像読取ユニット70の読取位置で所定の紙間を設けられるため、安定的に原稿を連続して搬送できる。但し所定の厚さ以上に含まれる原稿とは、例えばパスポートなどの冊子である。この場合、特に後続の原稿が存在しない場合には、第1搬送部10の搬送速度は第2搬送部20及び第3搬送部30の搬送速度より遅い速度でなくとも良く、第1搬送部10の搬送速度を速い搬送速度にすることによって原稿の搬送を促してもよい。特に搬送する力の必要な原稿に対しては、通常モードにおける搬送速度よりも速い搬送速度となるように第1搬送部10の搬送速度を制御してもよい。
ホルダ100は、それら冊子を搬送する時の紙の捲れ・折れを防止するためもののであり、図16のように冊子を見開き状態にしてホルダ100に収容させる。パスポートを入れたホルダ100等の厚い原稿は、原稿の先端が媒体検出センサ60に掛かっても給紙ローラ11の駆動を継続されることにより、搬送する力が低下しないため、安定して搬送される。
第1の実施形態は、原稿の厚さに応じて通常モード/厚紙モードを自動的に切り替えられるので、ユーザが通常モード/厚紙モードを切り替える必要が無く、ユーザビリティに優れる。
<第2の実施形態>
上記の実施形態では、給紙ローラ11の搬送速度V1とV2とが異なる速度であるが、これに限るものではなく、同じ速度であってもいい。この場合具体的には、ステップS16での給紙ローラ11の搬送速度を、ステップS25での給紙ローラ11の搬送速度であるV2とする。V2は、V1より遅い速度であるため、単位時間当たりの原稿の搬送枚数が少なくなるが、ステップS25での速度変更が不要となるので制御が単純化する。
<第3の実施形態>
上記の実施形態では、分離ローラ12を揺動可能にして分離ローラ12の揺動した位置により原稿の厚さを検知する構成であるが、これに限るものではなく、給紙ローラ11を揺動可能にして給紙ローラ12の揺動した位置を検知することにより原稿の厚さを検知する構成であってもよい。また、分離ローラ12および給紙ローラ11以外の別の部材を揺動可能にして、その部材の揺動した位置を検知することにより原稿の厚さを検知する構成であってもよい。
<第4の実施形態>
上記の実施形態では、重送検出センサ40が超音波の減衰量により重送を検出するが、厚い原稿では超音波の減衰量が多いため重送と誤って検知する場合がある。これを防ぐため、給紙された原稿の厚さを検知して、所定の厚さ以上であることが分かった場合に重送検出センサ40の検出を無視させるという構成を採ってもよい。
また、厚さ検知センサ123の検知結果により厚紙モードが選択された状態においては、重送検出センサ40を動作させないことにより重送検出を行わない構成としてもよい。
<第5の実施形態>
上記の実施形態では、給紙された原稿の厚さを検知して、所定の厚さ以上であることが分かった場合に、第1搬送部10の搬送速度は下げる(ステップS25)または同じまま(第1.2の実施形態)にするが、第2搬送部20及び第3搬送部30の搬送速度は常に不変である。この構成に限るものではなく、給紙された原稿の厚さを検知して、所定の厚さ以上であることが分かった場合に、第1搬送部10の搬送速度と第2搬送部20及び第3搬送部30の搬送速度の少なくとも一方を下げる構成であってもよい。この構成にすることで、厚い原稿が第2搬送部20のローラニップや第3搬送部30のローラニップに突入するときの負荷を低減することができ、モータの脱調等の駆動部3,4の動作不良を低減することができる。
<第6の実施形態>
上記の実施形態では、給紙された原稿の厚さを検知して、所定の厚さ以上であることが分かった場合に、駆動部3,4の駆動トルクの設定は変えない構成であるが、この構成に限るものではない。給紙された原稿の厚さを検知して、所定の厚さ以上であることが分かった場合に、駆動部3,4の少なくとも一方の駆動トルクを上げる構成であってもよい。この構成にすることで、厚い原稿が第2搬送部20のローラニップや第3搬送部30のローラニップに突入するときの負荷によって発生するモータの脱調等の駆動部3,4の動作不良を低減することができる。
また、例えば、厚紙モードで搬送する原稿のうち、分離動作が必要でない場合には、さらに駆動トルクを上げる動作を行ってもよい。
例えば、パスポートなどの冊子上の原稿を搬送するモードが選択されたときに、給送ローラ11の駆動に加えて、分離ローラ12も給紙可能な方向に駆動することで、全体としての駆動トルクを向上して原稿の搬送を行ってもよい。
〔第7の実施形態〕
上記第1の実施形態は、給紙された原稿の厚さを検知して原稿の厚さによって搬送制御を切り替えるが、第2の実施形態は、原稿の厚さの検知を行わず、2つの搬送制御手段を設けて、原稿の厚さに応じてユーザがどちらかの搬送制御手段を選択してから、給紙を行う。この2つの搬送制御手段を、通常モードと厚紙モードとする。通常モードで搬送する原稿は、例えばOA紙、雑誌、チェック、小切手、名刺、カード類等の原稿である。厚紙モードで搬送する原稿は、例えばパスポートや冊子等の厚い原稿である。
第2実施形態の装置構成は、第1の実施形態の装置構成と略同じであり、異なる点は、原稿の厚さ検知手段が無いことである。
<通常モードの給紙・搬送の動作フロー>
次に、図17を参照して通常モードの給紙・搬送の動作フローについて説明する。
ステップS31では、制御部80が、例えば画像読取装置Aが接続された外部パソコンから画像読み取りの開始指示を受信する。
ステップS32では、制御部80が、原稿検知センサ90により原稿の有無を判定する。
ステップS33では、制御部80が、原稿検知センサ90により原稿が無いと判定した場合、原稿が無い旨の注意書きを外部パソコン等に表示し、給紙・搬送が行われず終了となる。
ステップS34では、制御部80が、原稿検知センサ90により原稿が有ると判定した場合、駆動部4を駆動させる。
ステップS35では、制御部80が、伝達部5をONにする。
ステップS36では、制御部80が、駆動部3を駆動し、給紙ローラ11を原稿の搬送方向に回転させ、原稿を給紙する。この時の給紙ローラ11の搬送速度をV1とする。V1は、第2搬送部20及び第3搬送部30の搬送速度と同じ速度かまたはそれより遅い速度に設定されている。
ステップS37では、搬送原稿の先端が媒体検出センサ50を通過する。
ステップS38では、搬送原稿の先端が媒体検出センサ60を通過する。
ステップS39では、制御部80が、駆動部3を停止する。
ステップS40では、搬送原稿の後端が媒体検出センサ60を通過する。
ステップS41では、制御部80が、原稿検知センサ90により原稿の有無を判定する。原稿が有ると判定した場合はステップS36に移る。
ステップS42では、制御部80が、原稿検知センサ90により原稿が無いと判定した場合、駆動部3を停止し、伝達部5をOFFにする。
ステップS43では、制御部80が、駆動部4を停止し、給紙・搬送の動作が終了となる。
以上の動作フローにより、通常モードでは、媒体検出センサ60をトリガーとして次の原稿の給紙をする搬送制御を行う。これにより、画像読取ユニット70の読取位置で所定の紙間を設けられるので、安定的に原稿を連続して搬送できる。よって第1の実施形態の通常モードと同様に、紙と紙とか密着している原稿に対して重送が発生し難い。
<厚紙モードの給紙・搬送の動作フロー>
次に、図18を参照して厚紙モードの給紙・搬送の動作フローについて説明する。
ステップS51では、制御部80が、例えば画像読取装置Aが接続された外部パソコンから画像読み取りの開始指示を受信する。
ステップS52では、制御部80が、原稿検知センサ90により原稿の有無を確認する。
ステップS53では、制御部80が、原稿検知センサ90により原稿が無いと判定した場合、原稿が無い旨の注意書きを外部パソコン等に表示し、給紙・搬送が行われず終了となる。
ステップS54では、制御部80が原稿検知センサ90により原稿が有ると判定した場合、駆動部4を駆動させる。
ステップS55では、制御部80が、伝達部5をONにする。
ステップS56では、制御部80が、駆動部3を駆動し、給紙ローラ11を原稿の搬送方向に回転させ、原稿を給紙する。この時の給紙ローラ11の搬送速度をV2とする。V2はV1より遅い速度に設定されている。
ステップS57では、搬送原稿の先端が媒体検出センサ50を通過する。
ステップS58では、搬送原稿の先端が媒体検出センサ60を通過する。
ステップS59では、搬送原稿の後端が媒体検出センサ60を通過する。この時の次の原稿は、遅い速度(V2)で給紙されているのでまだ媒体検出センサ50に掛かっていない。V2は、ステップS59で搬送原稿の後端が媒体検出センサ60を通過する時に次の原稿先端が媒体検出センサ50に掛からないようにあらかじめ設定された搬送速度である。
ステップS60では、制御部80が、原稿検知センサ90により原稿の有無を判定する。原稿が有ると判定した場合はステップS57に移る。
ステップS61では、原稿検知センサ90により原稿が無いことが分かった場合、制御部80が、駆動部3を停止し、伝達部5をOFFにする。
ステップS62では、制御部80が、駆動部4を停止し、給紙・搬送の動作が終了となる。
以上の動作フローにより、厚紙モードでは、給紙ローラ11を停止することなく駆動し続けることにより、すぐさま次の原稿の給紙を行う。この時の第1搬送部10の搬送速度が第2搬送部20及び第3搬送部30の搬送速度より遅い速度であることにより、画像読取ユニット70の読取位置で所定の紙間を設けられるため、安定的に原稿を連続して搬送できる。また、パスポート等の厚紙は、原稿の先端が媒体センサ60に掛かっても給紙ローラ11の駆動が継続されることにより、搬送する力が低下しないため、安定して搬送される。
通常モードと厚紙モードは、外部パソコンのUI画面上のアプリケーションから、または装置内の操作部83から、切り替え選択可能に設けてあり、ユーザにより原稿の厚さ等の種類に応じて自由に切り替え選択される。
制御部80は、画像読み取りの開始指示を受信した時、選択されているモード(通常モード/厚紙モード)に応じて、上述の通常モード/厚紙モードの給紙・搬送の動作フローに沿った制御を行う。
通常モードと厚紙モードを切り替え可能に設けることにより、OA紙のような薄手の原稿からパスポート等の厚手の原稿まで搬送ができ、かつ、原稿の厚み検知手段を設けないため部品コストを掛けないで済む。
尚、画像読み取りの開始指示を受信した後で、通常モード/厚紙モードの選択を受け付けるように構成してもよく、その場合、基本は通常モードが選択されており、制御部80による開始指示の受信またはユーザによる開始指示の入力から所定時間の間、厚紙モードへの変更入力を受け付けるようにしてもよい。
また、基本は厚紙モードが選択されており、制御部80による開始指示の受信またはユーザによる開始指示の入力から所定時間の間、通常モードへの変更入力を受け付けるようにしてもよい。
<第8の実施形態>
上記の第2の実施形態では、給紙ローラ11の搬送速度V1とV2とが異なる速度であるが、これに限るものではなく、同じ速度であってもいい。この場合具体的には、ステップS36(通常モード)での給紙ローラ11の搬送速度を、ステップS56(厚紙モード)での給紙ローラ11の搬送速度であるV2とする。V2は、V1より遅い速度であるため、単位時間当たりの原稿の搬送枚数が少なくなるが、通常モードと厚紙モードで給紙ローラ11の搬送速度が同じになるので制御が単純化する。
<第9の実施形態>
上記第2の実施形態では、重送検出センサ40が超音波の減衰量により重送を検出するが、厚い原稿では超音波の減衰量が多いため重送と誤って検知する場合がある。これを防ぐため、厚紙モードが選択されている時は重送検出センサ40の検出を無視させるという構成を採ってもよい。
<第10の実施形態>
上記第2の実施形態では、通常モードに対して厚紙モードは第1搬送部10の搬送速度が遅くされているかまたは同じままにされ、第2搬送部20及び第3搬送部30の搬送速度が常に同じままにされているが、この構成に限るものではない。通常モードに対して厚紙モードは第1搬送部10の搬送速度と第2搬送部20及び第3搬送部30の搬送速度の少なくとも一方が遅くされた構成であってもよい。この構成にすることで、厚い原稿が第2搬送部20のローラニップや第3搬送部30のローラニップに突入するときの負荷を低減することができ、モータの脱調等の駆動部3,4の動作不良を低減することができる。
<第11の実施形態>
上記第2の実施形態では、通常モードと厚紙モードとの間で駆動部3,4の駆動トルクの設定は変えない構成であるが、この構成に限るものではない。厚紙モードの時駆動部3,4の少なくとも一方の駆動トルクを上げる構成であってもよい。この構成にすることで、厚い原稿が第2搬送部20のローラニップや第3搬送部30のローラニップに突入するときの負荷によって発生するモータの脱調等の駆動部3,4の動作不良を低減することができる。
以上、第1から第11の実施形態において、駆動部3と駆動部4とを別々に駆動させる構成にて説明を行ったが、駆動部3の代わりに駆動部4の駆動力を給紙ローラ11または分離ローラ12に伝達し、単一の駆動部にて動作する構成としてもよく、その場合、駆動部4から分離ローラ12への経路の途中に他の伝達部(クラッチ)を設けることが好ましい。
A 画像読取装置
S 原稿
1 載置台
2 排出トレイ
3、4 駆動部
5 伝達部
10 第1搬送部
11 給紙ローラ
12 分離ローラ
13 ローラカバー
14 ガイド
15 原稿ストッパー
20 第2搬送部
21 駆動ローラ
22 従動ローラ
30 第3搬送部
31 駆動ローラ
32 従動ローラ
40 重送検出センサ
50、60 媒体検出センサ
70 画像読取ユニット
80 制御部
84 通信部
90 原稿検知センサ
103 上部ユニット
104 下部ユニット
100 ホルダ
110 搬送路
121 分離フロート
122 圧縮バネ
123 厚さ検知センサ

Claims (7)

  1. トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、
    前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部と、
    前記原稿の厚さを検知する検知手段と
    搬送される前記原稿に当接し、原稿厚さに追従して変位する揺動部材と
    を備え、
    前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、
    前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能で、
    前記検知手段は、前記揺動部材の変位量を検知することで前記原稿の厚さを検知する変位量検知手段であり、
    前記検知手段によって検知した前記原稿の厚さに基づいて、前記第1搬送制御と前記第2搬送制御とを切り替える切替手段を設け
    前記変位量検知手段の検知する変位量が所定量未満の状態にあるときは、前記切替手段により前記給紙搬送部を前記第1搬送制御に切り替え、
    前記変位量検知手段の検知する変位量が所定量以上の状態にあるときは、前記切替手段により前記給紙搬送部を前記第2搬送制御に切り替えて前記原稿の搬送を行うことを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 前記給紙搬送部は、
    搬送方向に回転して前記原稿を機内に取り込む給紙ローラと、
    前記給紙ローラに圧接して前記原稿を一枚ずつに分離する分離ローラと、を有し、
    前記給紙ローラと前記分離ローラの少なくとも一方が前記揺動部材を兼ねることを特徴とする請求項に記載の原稿搬送装置。
  3. トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、
    前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部と、
    前記原稿の厚さを検知する検知手段と
    を備え、
    前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、
    前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能であり、
    前記検知手段の検知する原稿の厚さが所定量未満の状態にあるときは、前記給紙搬送部を前記第1搬送制御に切り替え、前記検知手段の検知する原稿の厚さが所定量以上の状態にあるときは、前記給紙搬送部を前記第2搬送制御に切り替えて前記原稿の搬送を行い、
    前記第2搬送制御は、前記第1搬送制御よりも、前記給紙搬送部と前記メイン搬送部の少なくとも一方の搬送速度を遅くすることを特徴とする原稿搬送装置。
  4. トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、
    前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部と、
    前記原稿の厚さを検知する検知手段と
    を備え、
    前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、
    前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能であり、
    前記検知手段の検知する原稿の厚さが所定量未満の状態にあるときは、前記給紙搬送部を前記第1搬送制御に切り替え、前記検知手段の検知する原稿の厚さが所定量以上の状態にあるときは、前記給紙搬送部を前記第2搬送制御に切り替えて前記原稿の搬送を行い、
    前記第2搬送制御は、前記第1搬送制御よりも、前記給紙搬送部と前記メイン搬送部の少なくとも一方の駆動源の駆動トルクを上げることを特徴とする原稿搬送装置。
  5. トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、
    前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部と
    を備え、
    前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、
    前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能であり、
    前記第1搬送制御と前記第2搬送制御とを切り替える切替手段を設け、
    前記切替手段はユーザが操作手段を介して設定が可能であり、
    前記原稿の給紙を開始する前にユーザによる前記第1搬送制御と前記第2搬送制御との切り替えを受け付けてから、前記原稿の搬送を開始し、
    前記第2搬送制御は、前記第1搬送制御よりも、前記給紙搬送部と前記メイン搬送部の少なくとも一方の搬送速度を遅くすることを特徴とする原稿搬送装置。
  6. トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、
    前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部と
    を備え、
    前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、
    前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能であり、
    前記第1搬送制御と前記第2搬送制御とを切り替える切替手段を設け、
    前記切替手段はユーザが操作手段を介して設定が可能であり、
    前記原稿の給紙を開始する前にユーザによる前記第1搬送制御と前記第2搬送制御との切り替えを受け付けてから、前記原稿の搬送を開始し、
    前記第2搬送制御は、前記第1搬送制御よりも、前記給紙搬送部と前記メイン搬送部の少なくとも一方の駆動源の駆動トルクを上げることを特徴とする原稿搬送装置。
  7. 前記原稿の重送を検知する重送検知手段を設け、
    前記第2搬送制御の実行時においては、前記重送検知手段が重送を検知しないことを特徴とする請求項1からのいずれか一つに記載の原稿搬送装置。
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