JP6696760B2 - 原稿搬送装置 - Google Patents
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Description
また、本発明によれば、トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部と、前記原稿の厚さを検知する検知手段とを備え、前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能であり、前記検知手段の検知する原稿の厚さが所定量未満の状態にあるときは、前記給紙搬送部を前記第1搬送制御に切り替え、前記検知手段の検知する原稿の厚さが所定量以上の状態にあるときは、前記給紙搬送部を前記第2搬送制御に切り替えて前記原稿の搬送を行い、前記第2搬送制御は、前記第1搬送制御よりも、前記給紙搬送部と前記メイン搬送部の少なくとも一方の搬送速度を遅くすることを特徴とする原稿搬送装置である。
また、本発明によれば、トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部と、前記原稿の厚さを検知する検知手段とを備え、前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能であり、前記検知手段の検知する原稿の厚さが所定量未満の状態にあるときは、前記給紙搬送部を前記第1搬送制御に切り替え、前記検知手段の検知する原稿の厚さが所定量以上の状態にあるときは、前記給紙搬送部を前記第2搬送制御に切り替えて前記原稿の搬送を行い、前記第2搬送制御は、前記第1搬送制御よりも、前記給紙搬送部と前記メイン搬送部の少なくとも一方の駆動源の駆動トルクを上げることを特徴とする原稿搬送装置である。
また、本発明によれば、トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部とを備え、前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能であり、前記第1搬送制御と前記第2搬送制御とを切り替える切替手段を設け、前記切替手段はユーザが操作手段を介して設定が可能であり、前記原稿の給紙を開始する前にユーザによる前記第1搬送制御と前記第2搬送制御との切り替えを受け付けてから、前記原稿の搬送を開始し、前記第2搬送制御は、前記第1搬送制御よりも、前記給紙搬送部と前記メイン搬送部の少なくとも一方の搬送速度を遅くすることを特徴とする原稿搬送装置である。
また、本発明によれば、トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部とを備え、前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能であり、前記第1搬送制御と前記第2搬送制御とを切り替える切替手段を設け、前記切替手段はユーザが操作手段を介して設定が可能であり、前記原稿の給紙を開始する前にユーザによる前記第1搬送制御と前記第2搬送制御との切り替えを受け付けてから、前記原稿の搬送を開始し、前記第2搬送制御は、前記第1搬送制御よりも、前記給紙搬送部と前記メイン搬送部の少なくとも一方の駆動源の駆動トルクを上げることを特徴とする原稿搬送装置である。
<装置の構成>
画像読取装置Aは、載置台1に積載された一つ又は複数の原稿Sを1つずつ装置内に経路RTにて搬送してその画像を読み取り、排出トレイ2に排出する装置である。読み取る原稿Sは、例えば、OA紙、チェック、小切手、名刺、カード類等のシートであり、厚手のシートであっても、薄手のシートであってもよい。カード類は、例えば、保険証、免許証、クレジットカード等を挙げることができる。原稿Sには、また、パスポートなどの冊子も含まれる。
<上部ユニット>
図2は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの概略断面図である。装置Aは、上部ユニット103と下部ユニット104とから構成され、上部ユニット103は下部ユニット104に対し、本体ヒンジ105を支点として回動可能に取り付けられている。図3は、上部ユニット103を回転させ図1における経路RTを解放した状態を示す。この状態の時に、ユーザが原稿のジャム処理やローラの清掃等を行う。
<給紙>
図1に示すように、経路RTに沿って原稿Sを給送する給送機構としての第1搬送部10が設けられている。第1搬送部10は本実施形態の場合、給紙ローラ11と、給紙ローラ11に対向配置される分離ローラ12と、を備え、載置台1上の原稿Sを搬送方向D1に一つずつ順次搬送する。給紙ローラ11には、モータ等の駆動部3から伝達部5を介して駆動力が伝達され、図中矢印方向(経路RTに沿って原稿Sを搬送させる正方向)に回転駆動される。伝達部5は例えば電磁クラッチであり、駆動部3からの給紙ローラ11への駆動力を断続する。
<駆動部>
駆動部3と給紙ローラ11とを接続する伝達部5は、例えば、本実施形態では、通常時において駆動力が伝達される状態(以下、ON)とし、後述する重送リトライ時において原稿Sの逆送の場合に駆動力を遮断された状態(以下、OFF)とする。給紙ローラ11は伝達部5により駆動力の伝達が遮断されると、自由回転可能な状態となる。なお、このような伝達部5は、給紙ローラ11を一方向のみに駆動させる場合には設けなくてもよい。
<分離構造>
給紙ローラ11に対向配置される分離ローラ12は、原稿Sを1枚ずつ分離するためのローラであり、給紙ローラ11に対して一定圧で圧接している。この圧接状態を確保するため、図4に示すように分離ローラ12を分離フロート121に固定し、分離フロート121を軸部121aを中心に回転可能に支持し、分離ローラ12が給紙ローラ11に圧接するように圧縮バネ122により分離フロート121に付勢力を与えている。
<原稿の厚さ検知手段>
図4に示すように、分離ローラに設けられた分離フロート121にはフラッグ部121bが設けられ、その近傍に原稿の厚さ検知センサ123が設けられている。本実施形態では厚さ検知センサとしてフォトインタラプタを用いる。他の例としてフォトインタラプタの替わりにエンコーダを用いた構成であってもよい。
<給紙部の原稿検知構造>
給紙トレイ1上の原稿の有無を検知するため、給紙ローラ11の上流部には原稿検知センサ90が設けられている。原稿検知センサ90は、レバー式のセンサである。他の例として後述の媒体検出センサ50、60のような光学式のセンサであっても構わない。
<搬送構造>
図1に示すように、第1搬送部10の搬送方向下流側にある搬送機構としての第2搬送部20は、駆動ローラ21と、駆動ローラ21に従動する従動ローラ22とを備え、第1搬送部10から搬送されてきた原稿Sをその下流側へ搬送する。駆動ローラ21にはモータ等の駆動部4から駆動力が伝達され、図中矢印方向に回転駆動される。従動ローラ22は駆動ローラ21に対して一定圧で圧接し、駆動ローラ21に連れ回る。この従動ローラ22は、バネ等の付勢ユニット(不図示)によって駆動ローラ21に対して付勢された構成としてもよい。
<重送検出>
第1搬送部10と第2搬送部20との間に配置される重送検出センサ40は、静電気等で紙などの原稿S同士が密着し、第1搬送部10を通過してきた場合(つまり重なって搬送される重送状態の場合)に、これを検出するための検出センサ(原稿の挙動や状態を検出するセンサ)の一例である。重送検出センサ40としては、種々のものが利用可能であるが本実施形態の場合には超音波センサであり、超音波の発信部41とその受信部42とを備え、紙等の原稿Sが重送されている場合と1つずつ搬送されている場合とで、原稿Sを通過する超音波の減衰量が異なることを原理として重送を検出する。
<レジストセンサ>
このような重送検出センサ40よりも搬送方向下流側に配置される媒体検出センサ50は第2搬送部20よりも上流側で、第1搬送部10よりも下流側に配置された上流側の検出センサ(原稿の挙動や状態を検出するセンサ)としての一例であり、第1搬送部10により搬送される原稿Sの位置、詳細には、媒体検出センサ50の検出位置に原稿Sの端部が到達又は通過したか否かを検出する。媒体検出センサ50としては、種々のものが利用可能であるが、本実施形態の場合には光学センサであり、発光部51とその受光部52とを備え、原稿Sの到達又は通過により受光強度(受光量)が変化することを原理として原稿Sを検出する。
<CISの配置>
媒体検出センサ60よりも下流側にある画像読取ユニット70は、例えば、光学的に走査し、電気信号に変換して画像データとして読み取るものであり、内部にLED等の光源、イメージセンサ、レンズアレー等を備えている。本実施形態の場合、画像読取ユニット70は経路RTの両側に一つずつ配置されており、原稿Sの表裏面を読み取る。しかし、経路RTの片側にのみ一つ配置して、原稿Sの片面のみを読み取る構成としてもよい。また、本実施形態では、画像読取ユニット70を経路RTの両側に対向配置した構造としているが、例えば、経路RTの方向に間隔をあけて配置してもよい。
<ブロック図の説明>
図11を参照して制御部80について説明する。図11は画像読取装置Aの制御部8のブロック図である。
<PCからの開始指示受信による駆動>
画像読取装置Aの基本的な動作について説明する。制御部80は、例えば画像読取装置Aが接続された外部パソコンから画像読み取りの開始指示を受信すると、第1乃至第3搬送部10乃至30の駆動を開始する。載置台1に積載された原稿Sはその最も下に位置する原稿Sから1つずつ搬送される。
<重送時の制御>
搬送の途中で原稿Sは重送検出センサ40により重送の有無が判定され、重送が無いと判定されると搬送が継続される。なお、重送があると判定された場合には、後述の重送リトライを行うか、搬送を停止するか、第1搬送部10による後続原稿Sの取り込みを停止して、重送状態にある原稿Sをそのまま排出するようにしてもよい。重送リトライとは、重送と検知した原稿を逆走させてから再度給紙を行う機能である。重送を検知した時伝達部5をOFFにすると、給紙ローラ11が自由回転可能な状態となって分離ローラ12の回転に連れ回り、原稿を逆走させることができる。
<レジストセンサの出力に応じた読取開始>
制御部80は、媒体検出センサ60の検出結果に基づくタイミングで、第2搬送部20により搬送されてきた原稿Sの、画像読取ユニット70、70による画像の読み取りを開始し、読み取った画像を一次記憶して順次外部パソコンへ送信する。画像が読み取られた原稿Sは第3搬送部30により排出トレイ2に排出されてその原稿Sの画像読取処理が終了する。
<給紙・搬送制御>
ここで、本実施形態の画像読取装置Aでは、第2搬送部20と第3搬送部30との間に配置される画像読取ユニット70によって画像の読み取りを行うため、第2搬送部20及び第3搬送部30は原稿Sを定速搬送する。第1搬送部10の搬送速度は、第2搬送部20及び第3搬送部30の速度より速い速度に設定すると、搬送原稿が第1搬送部10と第2搬送部20の両方にニップした状態の時に原稿が撓んでしまうため、第2搬送部20及び第3搬送部30の速度と同じがそれ以下の設定であればよい。本実施形態の場合、第1搬送部10の搬送速度は第2搬送部20及び第3搬送部30の搬送速度と同じとする。
<第2の実施形態>
上記の実施形態では、給紙ローラ11の搬送速度V1とV2とが異なる速度であるが、これに限るものではなく、同じ速度であってもいい。この場合具体的には、ステップS16での給紙ローラ11の搬送速度を、ステップS25での給紙ローラ11の搬送速度であるV2とする。V2は、V1より遅い速度であるため、単位時間当たりの原稿の搬送枚数が少なくなるが、ステップS25での速度変更が不要となるので制御が単純化する。
<第3の実施形態>
上記の実施形態では、分離ローラ12を揺動可能にして分離ローラ12の揺動した位置により原稿の厚さを検知する構成であるが、これに限るものではなく、給紙ローラ11を揺動可能にして給紙ローラ12の揺動した位置を検知することにより原稿の厚さを検知する構成であってもよい。また、分離ローラ12および給紙ローラ11以外の別の部材を揺動可能にして、その部材の揺動した位置を検知することにより原稿の厚さを検知する構成であってもよい。
<第4の実施形態>
上記の実施形態では、重送検出センサ40が超音波の減衰量により重送を検出するが、厚い原稿では超音波の減衰量が多いため重送と誤って検知する場合がある。これを防ぐため、給紙された原稿の厚さを検知して、所定の厚さ以上であることが分かった場合に重送検出センサ40の検出を無視させるという構成を採ってもよい。
<第5の実施形態>
上記の実施形態では、給紙された原稿の厚さを検知して、所定の厚さ以上であることが分かった場合に、第1搬送部10の搬送速度は下げる(ステップS25)または同じまま(第1.2の実施形態)にするが、第2搬送部20及び第3搬送部30の搬送速度は常に不変である。この構成に限るものではなく、給紙された原稿の厚さを検知して、所定の厚さ以上であることが分かった場合に、第1搬送部10の搬送速度と第2搬送部20及び第3搬送部30の搬送速度の少なくとも一方を下げる構成であってもよい。この構成にすることで、厚い原稿が第2搬送部20のローラニップや第3搬送部30のローラニップに突入するときの負荷を低減することができ、モータの脱調等の駆動部3,4の動作不良を低減することができる。
<第6の実施形態>
上記の実施形態では、給紙された原稿の厚さを検知して、所定の厚さ以上であることが分かった場合に、駆動部3,4の駆動トルクの設定は変えない構成であるが、この構成に限るものではない。給紙された原稿の厚さを検知して、所定の厚さ以上であることが分かった場合に、駆動部3,4の少なくとも一方の駆動トルクを上げる構成であってもよい。この構成にすることで、厚い原稿が第2搬送部20のローラニップや第3搬送部30のローラニップに突入するときの負荷によって発生するモータの脱調等の駆動部3,4の動作不良を低減することができる。
〔第7の実施形態〕
上記第1の実施形態は、給紙された原稿の厚さを検知して原稿の厚さによって搬送制御を切り替えるが、第2の実施形態は、原稿の厚さの検知を行わず、2つの搬送制御手段を設けて、原稿の厚さに応じてユーザがどちらかの搬送制御手段を選択してから、給紙を行う。この2つの搬送制御手段を、通常モードと厚紙モードとする。通常モードで搬送する原稿は、例えばOA紙、雑誌、チェック、小切手、名刺、カード類等の原稿である。厚紙モードで搬送する原稿は、例えばパスポートや冊子等の厚い原稿である。
<通常モードの給紙・搬送の動作フロー>
次に、図17を参照して通常モードの給紙・搬送の動作フローについて説明する。
<厚紙モードの給紙・搬送の動作フロー>
次に、図18を参照して厚紙モードの給紙・搬送の動作フローについて説明する。
<第8の実施形態>
上記の第2の実施形態では、給紙ローラ11の搬送速度V1とV2とが異なる速度であるが、これに限るものではなく、同じ速度であってもいい。この場合具体的には、ステップS36(通常モード)での給紙ローラ11の搬送速度を、ステップS56(厚紙モード)での給紙ローラ11の搬送速度であるV2とする。V2は、V1より遅い速度であるため、単位時間当たりの原稿の搬送枚数が少なくなるが、通常モードと厚紙モードで給紙ローラ11の搬送速度が同じになるので制御が単純化する。
<第9の実施形態>
上記第2の実施形態では、重送検出センサ40が超音波の減衰量により重送を検出するが、厚い原稿では超音波の減衰量が多いため重送と誤って検知する場合がある。これを防ぐため、厚紙モードが選択されている時は重送検出センサ40の検出を無視させるという構成を採ってもよい。
<第10の実施形態>
上記第2の実施形態では、通常モードに対して厚紙モードは第1搬送部10の搬送速度が遅くされているかまたは同じままにされ、第2搬送部20及び第3搬送部30の搬送速度が常に同じままにされているが、この構成に限るものではない。通常モードに対して厚紙モードは第1搬送部10の搬送速度と第2搬送部20及び第3搬送部30の搬送速度の少なくとも一方が遅くされた構成であってもよい。この構成にすることで、厚い原稿が第2搬送部20のローラニップや第3搬送部30のローラニップに突入するときの負荷を低減することができ、モータの脱調等の駆動部3,4の動作不良を低減することができる。
<第11の実施形態>
上記第2の実施形態では、通常モードと厚紙モードとの間で駆動部3,4の駆動トルクの設定は変えない構成であるが、この構成に限るものではない。厚紙モードの時駆動部3,4の少なくとも一方の駆動トルクを上げる構成であってもよい。この構成にすることで、厚い原稿が第2搬送部20のローラニップや第3搬送部30のローラニップに突入するときの負荷によって発生するモータの脱調等の駆動部3,4の動作不良を低減することができる。
S 原稿
1 載置台
2 排出トレイ
3、4 駆動部
5 伝達部
10 第1搬送部
11 給紙ローラ
12 分離ローラ
13 ローラカバー
14 ガイド
15 原稿ストッパー
20 第2搬送部
21 駆動ローラ
22 従動ローラ
30 第3搬送部
31 駆動ローラ
32 従動ローラ
40 重送検出センサ
50、60 媒体検出センサ
70 画像読取ユニット
80 制御部
84 通信部
90 原稿検知センサ
103 上部ユニット
104 下部ユニット
100 ホルダ
110 搬送路
121 分離フロート
122 圧縮バネ
123 厚さ検知センサ
Claims (7)
- トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、
前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部と、
前記原稿の厚さを検知する検知手段と、
搬送される前記原稿に当接し、原稿厚さに追従して変位する揺動部材と
を備え、
前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、
前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能で、
前記検知手段は、前記揺動部材の変位量を検知することで前記原稿の厚さを検知する変位量検知手段であり、
前記検知手段によって検知した前記原稿の厚さに基づいて、前記第1搬送制御と前記第2搬送制御とを切り替える切替手段を設け、
前記変位量検知手段の検知する変位量が所定量未満の状態にあるときは、前記切替手段により前記給紙搬送部を前記第1搬送制御に切り替え、
前記変位量検知手段の検知する変位量が所定量以上の状態にあるときは、前記切替手段により前記給紙搬送部を前記第2搬送制御に切り替えて前記原稿の搬送を行うことを特徴とする原稿搬送装置。 - 前記給紙搬送部は、
搬送方向に回転して前記原稿を機内に取り込む給紙ローラと、
前記給紙ローラに圧接して前記原稿を一枚ずつに分離する分離ローラと、を有し、
前記給紙ローラと前記分離ローラの少なくとも一方が前記揺動部材を兼ねることを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。 - トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、
前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部と、
前記原稿の厚さを検知する検知手段と
を備え、
前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、
前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能であり、
前記検知手段の検知する原稿の厚さが所定量未満の状態にあるときは、前記給紙搬送部を前記第1搬送制御に切り替え、前記検知手段の検知する原稿の厚さが所定量以上の状態にあるときは、前記給紙搬送部を前記第2搬送制御に切り替えて前記原稿の搬送を行い、
前記第2搬送制御は、前記第1搬送制御よりも、前記給紙搬送部と前記メイン搬送部の少なくとも一方の搬送速度を遅くすることを特徴とする原稿搬送装置。 - トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、
前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部と、
前記原稿の厚さを検知する検知手段と
を備え、
前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、
前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能であり、
前記検知手段の検知する原稿の厚さが所定量未満の状態にあるときは、前記給紙搬送部を前記第1搬送制御に切り替え、前記検知手段の検知する原稿の厚さが所定量以上の状態にあるときは、前記給紙搬送部を前記第2搬送制御に切り替えて前記原稿の搬送を行い、
前記第2搬送制御は、前記第1搬送制御よりも、前記給紙搬送部と前記メイン搬送部の少なくとも一方の駆動源の駆動トルクを上げることを特徴とする原稿搬送装置。 - トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、
前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部と
を備え、
前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、
前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能であり、
前記第1搬送制御と前記第2搬送制御とを切り替える切替手段を設け、
前記切替手段はユーザが操作手段を介して設定が可能であり、
前記原稿の給紙を開始する前にユーザによる前記第1搬送制御と前記第2搬送制御との切り替えを受け付けてから、前記原稿の搬送を開始し、
前記第2搬送制御は、前記第1搬送制御よりも、前記給紙搬送部と前記メイン搬送部の少なくとも一方の搬送速度を遅くすることを特徴とする原稿搬送装置。 - トレイに載置された原稿を機内に取り込む給紙搬送部と、
前記給紙搬送部の下流にあって前記原稿を装置内で搬送するメイン搬送部と
を備え、
前記給紙搬送部が駆動と停止を繰り返して紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第1搬送制御と、
前記給紙搬送部が、前記メイン搬送部よりも低速で駆動し続けることによって紙間を設けて前記原稿を一枚ずつ搬送する第2搬送制御と、を選択的に動作可能であり、
前記第1搬送制御と前記第2搬送制御とを切り替える切替手段を設け、
前記切替手段はユーザが操作手段を介して設定が可能であり、
前記原稿の給紙を開始する前にユーザによる前記第1搬送制御と前記第2搬送制御との切り替えを受け付けてから、前記原稿の搬送を開始し、
前記第2搬送制御は、前記第1搬送制御よりも、前記給紙搬送部と前記メイン搬送部の少なくとも一方の駆動源の駆動トルクを上げることを特徴とする原稿搬送装置。 - 前記原稿の重送を検知する重送検知手段を設け、
前記第2搬送制御の実行時においては、前記重送検知手段が重送を検知しないことを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の原稿搬送装置。
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