JP7204563B2 - 原稿搬送装置 - Google Patents

原稿搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7204563B2
JP7204563B2 JP2019066403A JP2019066403A JP7204563B2 JP 7204563 B2 JP7204563 B2 JP 7204563B2 JP 2019066403 A JP2019066403 A JP 2019066403A JP 2019066403 A JP2019066403 A JP 2019066403A JP 7204563 B2 JP7204563 B2 JP 7204563B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stacking tray
tray
main body
image reading
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019066403A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020164293A (ja
Inventor
麻子 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Electronics Inc filed Critical Canon Electronics Inc
Priority to JP2019066403A priority Critical patent/JP7204563B2/ja
Publication of JP2020164293A publication Critical patent/JP2020164293A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7204563B2 publication Critical patent/JP7204563B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pile Receivers (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

本発明は、原稿を搬送する搬送装置に関する。
複写機、スキャナ、プリンタ等において、複数枚のシートを1枚ずつ搬送する機構を備えたものが知られている。例えば、スキャナではチェック、ドキュメント等の原稿束が原稿台上に載置され、給紙機構によりこれを1枚ずつ分離して搬送しながら、原稿の画像を読み取る画像読取装置が知られている。
特開2014-72564号公報
特許文献1に開示されている装置は、筐体のシート排出口側に排出トレイが設けられている。これにより、排出されるシートを受けて整列性を向上している。
しかしながら、特許文献1にある排出トレイに対して排出する紙の種類によっては必ずしも整列性よくシートを受けることが出来ないという課題があった。また、筐体内に給送するシートを積載する給送トレイにおいても、好適な角度でシートを積載することによって給紙性能を向上したいという要求があった。
以上を鑑み、本発明に係る原稿搬送装置は、
本体と、
前記本体の給紙口と排出口との間で原稿を搬送する搬送手段と、
前記本体内に収容され、前記本体から引き出される積載トレイと
を備え、
前記積載トレイは、
前記本体から引き出された第1の位置において前記本体に設けられた第1突き当て部に当接する第1当接部を有し、
前記積載トレイの先端が前記原稿の積載面側に向かう第1の方向に回動されることで、前記第1当接部と前記第1突き当て部との当接状態が解除され、
前記第1の位置からさらに引き出された第2の位置において、前記積載トレイの第2当接部と前記本体に設けられた第2突き当て部とが当接し、
前記第1の位置と前記第2の位置とで、前記本体に対する前記積載トレイの角度が異なることを特徴とする。
本発明によれば、積載トレイの角度を容易に調整することができる。例えば、積載トレイが排出トレイの場合には、排出された原稿の整列性を向上でき、積載トレイが給紙トレイの場合には、原稿の給紙性能を向上することができる。
本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略図。 図1の画像読取装置の制御ユニットのブロック図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略側面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略側面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の要部断面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の画像読取ユニットの断面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略側面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略正面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の断面図。 本発明の一実施形態に係る第1排出トレイの斜視図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の断面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の要部断面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略側面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略正面図。 本発明の他の実施形態に係る画像読取装置の概略断面図。
(実施例1)
図1は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの概略図である。本実施形態においては、原稿搬送装置に一例として画像読取装置Aを例に挙げて説明する。
<装置の構成>
画像読取装置Aは、載置台1に積載された1つ又は複数の搬送媒体Sを1つずつ本体内の経路RTに沿って給紙口から排出口まで搬送してその画像を読み取り、排出トレイ2(積載トレイ)に排出する装置である。読み取る搬送媒体Sは、例えば、OA紙、チェック、小切手、名刺、カード類等のシートであり、厚手のシートであっても、薄手のシートであってもよい。カード類は、例えば、保険証、免許証、クレジットカード等を挙げることができる。搬送媒体Sには、また、パスポートなどの冊子も含まれる。冊子を対象とする場合、ホルダ200を用いることができる。透明なホルダ200に見開き状態の冊子を収容して載置台1に載置することで、冊子がホルダ200と共に搬送され、その画像を読み取ることができる。
<給紙>
経路RTに沿って搬送媒体Sを給送する給送機構としての第1搬送部10が設けられている。第1搬送部10は本実施形態の場合、送りローラ11と、送りローラ11に対向配置される分離ローラ12と、を備え、載置台1上の搬送媒体Sを搬送方向D1に一つずつ順次搬送する。送りローラ11には、モータ等の駆動部3から伝達部5を介して駆動力が伝達され、図中矢印方向(経路RTに沿って搬送媒体Sを搬送させる正方向)に回転駆動される。伝達部5は例えば電磁クラッチであり、駆動部3からの送りローラ11への駆動力を断続する。
<駆動部>
駆動部3と送りローラ11とを接続する伝達部5は、例えば、本実施形態では、通常時において駆動力が伝達される状態とし、搬送媒体Sを逆送または停止する場合には駆動力を遮断する。送りローラ11は伝達部5により駆動力の伝達が遮断されると、自由回転可能な状態となる。なお、このような伝達部5は、送りローラ11を一方向のみに駆動させる場合には設けなくてもよい。
<分離構造>
送りローラ11に対向配置される分離ローラ12は、搬送媒体Sを1つずつ分離するためのローラであり、送りローラ11に対して一定圧で圧接している。この圧接状態を確保するため、分離ローラ12は揺動可能に設けると共に送りローラ11へ付勢されるように構成される。分離ローラ12は、トルクリミッタ12aを介して駆動部3から駆動力が伝達され、実線矢印方向(送りローラ11の正方向とは逆方向))に回転駆動される。
分離ローラ12はトルクリミッタ12aにより駆動力伝達が規制されるため、送りローラ11と当接している際は送りローラ11に連れ回りする方向(破線矢印方向)に回転する。これにより、複数の搬送媒体Sが送りローラ11と分離ローラ12との圧接部に搬送されてきた際には、1つを残して2つ以上の搬送媒体Sが下流に搬送されないようにせき止められる。
なお、本実施形態では分離ローラ12と送りローラ11とで分離機構を構成したが、このような分離機構は必ずしも設けなくてもよく、経路RTに搬送媒体Sを1つずつ順次給送する給送機構であればよい。また、分離機構を設ける場合においては、分離ローラ12のような構成の代わりに、搬送媒体Sに摩擦力を付与する分離パッドを送りローラ11に圧接させて、同様の分離作用を持たせるようにしてもよい。
<搬送構造>
第1搬送部10の搬送方向下流側にある搬送機構としての第2搬送部20は、駆動ローラ21と、駆動ローラ21に従動する従動ローラ22とを備え、第1搬送部10から搬送されてきた搬送媒体Sをその下流側へ搬送する。駆動ローラ21にはモータ等の駆動部4から駆動力が伝達され、図中矢印方向に回転駆動される。従動ローラ22は駆動ローラ21に対して一定圧で圧接し、駆動ローラ21に連れ回る。この従動ローラ22は、バネ等の付勢ユニット(不図示)によって駆動ローラ21に対して付勢された構成としてもよい。
このような第2搬送部20よりも搬送方向下流側にある第3搬送部30は、駆動ローラ31と、駆動ローラ31に従動する従動ローラ32とを備え、第2搬送部20から搬送されてきた搬送媒体Sを排出トレイ2へ搬送する。つまり、この第3搬送部30は排出機構として機能する。
駆動ローラ31にはモータ等の駆動部4から駆動力が伝達され、図中矢印方向に回転駆動される。従動ローラ32は駆動ローラ31に対して一定圧で圧接し、駆動ローラ31に連れ回る。この従動ローラ32は、バネ等の付勢ユニット(不図示)によって駆動ローラ31に対して付勢された構成としてもよい。
排出トレイ2は、画像読取装置Aに対して摺動可能なように、画像読取装置Aの下方に支持されており、本体100に取り付けられた第1の排出トレイ151と第1の排出トレイ151に取り付けられた第2の延長トレイ152を備えている。第2の排出トレイ152は、第1の排出トレイ151の先端側に接続された第1の延長トレイ153、第2の延長トレイ154とから構成されている。第1の延長トレイ153は第1の排出トレイ151に対して摺動可能に支持されており、第2の延長トレイ154は第1の延長トレイ153に対して摺動可能に支持されている。
<画像読取構造、制御>
ここで、本実施形態の画像読取装置Aでは、第2搬送部20と第3搬送部30との間に配置される画像読取ユニット70によって画像の読み取りを行うため、第2搬送部20及び第3搬送部30は搬送媒体Sを定速搬送する。搬送速度は常に第1搬送部10の搬送速度以上とすることで、先行搬送媒体Sに後続搬送媒体Sが追いついてしまう事態を確実に回避できる。例えば、本実施形態では、第2搬送部20及び第3搬送部30による搬送媒体Sの搬送速度を、第1搬送部10による搬送媒体Sの搬送速度よりも速くなるように速度制御するようにしている。
なお、第2搬送部20及び第3搬送部30による搬送媒体Sの搬送速度と、第1搬送部10による搬送媒体Sの搬送速度とを同一条件とした場合もしくは第2搬送部20や第3搬送部30よりも第1搬送部10による搬送媒体Sの搬送速度を速く速度制御する場合でも、駆動部3を制御して後続搬送媒体Sの給送開始タイミングを間欠的にずらすことにより先行搬送媒体Sと後続搬送媒体Sとの間に最低限の間隔を形成することも可能である。
<重送検出>
第1搬送部10と第2搬送部20との間に配置される重送検出センサ40は、静電気等で紙などの搬送媒体S同士が密着し、第1搬送部10を通過してきた場合(つまり重なって搬送される重送状態の場合)に、これを検出するための検出センサ(シートの挙動や状態を検出するセンサ)の一例である。重送検出センサ40としては、種々のものが利用可能であるが本実施形態の場合には超音波センサであり、超音波の発信部41とその受信部42とを備え、紙等の搬送媒体Sが重送されている場合と1つずつ搬送されている場合とで、搬送媒体Sを通過する超音波の減衰量が異なることを原理として重送を検出する。
<レジストセンサ>
このような重送検出センサ40よりも搬送方向下流側に配置される媒体検出センサ50は第2搬送部20よりも上流側で、第1搬送部10よりも下流側に配置された搬送路RT上流側の検出センサ(シートの挙動や状態を検出するセンサ)としての一例であり、第1搬送部10により搬送される搬送媒体Sの位置、詳細には、媒体検出センサ50の検出位置に搬送媒体Sの端部が到達又は通過したか否かを検出する。媒体検出センサ50としては、種々のものが利用可能であるが、本実施形態の場合には光学センサであり、発光部51とその受光部52とを備え、搬送媒体Sの到達又は通過により受光強度(受光量)が変化することを原理として搬送媒体Sを検出する。
本実施形態の場合、搬送媒体Sの先端が媒体検出センサ50で検出された時点で、搬送媒体Sが重送検出センサ40により重送を検出可能な位置に到達しているように、上記の媒体検出センサ50は重送検出センサ40の近傍においてその下流側に設けられている。なお、この媒体検出センサ50は、上記の光学センサに限定されず、例えば、搬送媒体Sの端部が検知できるセンサ(イメージセンサ等)を用いてもよいし、経路RTに突出したレバー型のセンサでもよい。
媒体検出センサ50とは別の媒体検出センサ60が画像読取ユニット70よりも上流側に配置されている。第2搬送部20よりも下流側に配置された下流側の検出センサとしての一例であり、第2搬送部20により搬送される搬送媒体Sの位置を検出する。媒体検出センサ60としては、種々のものが利用可能であるが、本実施形態の場合、媒体検出センサ50と同様に光センサであり、発光部61と受光部62とを備え、搬送媒体Sの到達又は通過により受光強度(受光量)が変化することを原理として搬送媒体Sを検出する。なお、本実施形態では、第2搬送部20の搬送方向上流側と下流側のそれぞれに媒体検出センサ50、60を配置したが、何れか一方だけでもよい。
<CISの配置>
媒体検出センサ60よりも下流側にある画像読取ユニット70は、例えば、光学的に走査し、電気信号に変換して画像データとして読み取るものであり、内部にLED等の光源、イメージセンサ、レンズアレー等を備えている。本実施形態の場合、画像読取ユニット70は経路RTの両側に一つずつ配置されており、搬送媒体Sの表裏面を読み取る。しかし、経路RTの片側にのみ一つ配置して、搬送媒体Sの片面のみを読み取る構成としてもよい。また、本実施形態では、画像読取ユニット70を経路RTの両側に対向配置した構造としているが、例えば、経路RTの方向に間隔をあけて配置してもよい。
<ブロック図の説明>
図2を参照して制御部80について説明する。図2は画像読取装置Aの制御部80のブロック図である。
制御部80はCPU81、記憶部82、操作部83、通信部84及びインターフェース部85を備える。CPU81は記憶部82に記憶されたプログラムを実行することにより、画像読取装置A全体の制御を行う。記憶部82は例えばRAM、ROM等から構成される。操作部83は、例えば、スイッチやタッチパネル等で構成され、操作者からの操作を受け付ける。
通信部84は、外部装置との情報通信を行うインターフェースである。外部装置としてPC(パソコン)を想定した場合、通信部84としては、例えば、USBインターフェースやSCSIインターフェースまたは有線LAN接続のネットワークインターフェースを挙げることができる。また、このような有線通信のインターフェースの他、通信部84は無線通信のインターフェースとしてもよく、有線通信、無線通信の双方のインターフェースを備えていてもよい。
インターフェース部85はアクチュエータ86やセンサ87とのデータの入出力を行うI/Oインターフェースである。アクチュエータ86には、駆動部3、駆動部4、伝達部5等が含まれる。センサ87には、重送検出センサ40、媒体検出センサ50及び60、画像読取ユニット70等が含まれる。
<PCからの開始指示受信による駆動>
画像読取装置Aの基本的な動作について説明する。制御部80は、例えば画像読取装置Aが接続された外部パソコンから画像読み取りの開始指示を受信すると、第1乃至第3搬送部10乃至30の駆動を開始する。載置台1の積載面に積載された搬送媒体Sはその最も下に位置する搬送媒体Sから1つずつ搬送される。
また、後述するように、画像読取装置Aの操作部83に設けられたスタートキーによって画像の読み取りを開始し、その後画像読取の開始を外部パソコンに通知したり、スタートキーが押されたことを外部パソコンが検知すると開始指示が外部パソコンから送信されるようにしたりしてもよい。
<重送時の制御>
搬送の途中で搬送媒体Sは重送検出センサ40により重送の有無が判定され、重送が無いと判定されると搬送が継続される。なお、重送があると判定された場合には、搬送を停止するか、第1搬送部10による後続搬送媒体Sの取り込みを停止して、重送状態にある搬送媒体Sをそのまま排出するようにしてもよい。
<レジストセンサの出力に応じた読取開始>
制御部80は、媒体検出センサ60の検出結果に基づくタイミングで、第2搬送部20により搬送されてきた搬送媒体Sの、画像読取ユニット70による画像の読み取りを開始し、読み取った画像を一次記憶して順次外部パソコンへ送信する。画像が読み取られた搬送媒体Sは第3搬送部30により排出トレイ2に排出されてその搬送媒体Sの画像読取処理が終了する。
<給送構造詳細>
給送トレイ110には、配置される搬送媒体Sの大きさに合わせて搬送方向に対して直交する方向にスライド可能に取り付けられた規制部材111が設けられている。また、給送トレイ110の中央には、引き出して使用することのできる給紙延長トレイ112が設けられている。
<上部ユニット詳細>
図3は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの概略断面図である。本体100は、上部ユニット103と下部ユニット104とから構成され、上部ユニット103は下部ユニット104に対し、本体ヒンジ105を支点として回動可能に取り付けられている。なお、本実施形態においては、本体ヒンジ105は第1ヒンジ101と同軸に設けられており、軸部材を共通としている。
図4に示すような上部ユニット103を展開した状態における重心は、図3に示すような上部ユニット103を収納した状態よりも搬送方向前方側に大きくずれることになる。
したがって、上部ユニット103を展開する際に勢いがあると画像読取装置Aが転倒してしまう恐れがあるが、本実施形態に係る画像読取装置Aにおいては、突出部130を有することにより、上部ユニット103の展開に伴う重心移動が起こっても画像読取装置Aの転倒を防ぐことができる。突出部130の突出量は、図3のような上部ユニット103及び排出トレイ2の収納状態においては、排出トレイ2の下方に収まるような突出量であって、図4のような上部ユニット103の展開状態においては、本体100の重心よりも搬送方向前方まで位置するような突出量となっている。これにより、上部ユニット103の展開による画像読取装置Aの転倒を防止しつつ、排出トレイ2を収納した収納状態においては必要以上に突出させず、ユーザーの邪魔にならないようにすることができる。
<上部ユニットのアース>
図5は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの要部断面図である。上部ユニット103を収納する際に勢いよく回動させると、上部ユニット103が下部ユニット104側に接触する際に大きな衝撃が加わり、大きな音が発生してしまうなどすることがある。本実施形態に係る画像読取装置Aにおいては、上部ユニット103の分離ローラ12の両脇に、金属製の上部弾性部材140が設けられている。
上部ユニット103が収納状態となる際に、上部弾性部材140が下部ユニット104側に設けられた接点部141に弾性付勢されながら収納状態となる。上部弾性部材140の上部ユニット103に取り付けられる側の端部は、上部ユニット103内に設けられた電装部品のグラウンド側と導通しており、上部弾性部材140が接点部141に接触することによって下部ユニット104内に配置された電装部品のグラウンド側に導通される。
したがって、上部ユニット103の収納状態において、緩衝部材として機能する上部弾性部材140によって上部ユニット103側のアースを取ることができる。
<CISユニットのアース>
図6は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの画像読取ユニット70の断面図である。
本実施形態においては、画像読取ユニット70は搬送路RTの両側に対向させて配置しており、以下の説明ではそれぞれ画像読取ユニット70a、70bとする。画像読取ユニット70aと70bとは、搬送路RTを挟んで対象に配置された同構造を有するセンサユニットである
画像読取ユニット70aは、内部にコンタクトイメージセンサ(以下、CIS)71aと、色基準板72aが設けられている。
下部ユニット104に配置されたCIS摺動モータ73の駆動力を、画像読取ユニット70下部に設けられた伝達部材74および伝達部材連結部150を介して伝達することで、CIS71aおよび色基準板72aは、搬送方向に対し摺動可能に配置される。CIS71aおよび色基準板72aを摺動させることによって、背景色の切り替えが可能である(不図示)。
読取画像の背景色を白にする場合は、CIS摺動モータ73によってCIS71aを摺動させ、読み取り位置を対向する白色基準板72bの位置に配置することにより白背景読取が可能となる。このとき、CIS71aと白色基準板72aとが一体となって移動するので、CIS72aを白背景位置に配置するとCIS72bの読み取り位置と対向する位置に白色基準板72aが配置され、画像読取ユニット70a、70bの両方で白背景の読み取りが可能となる。
読取画像の背景色を黒にする場合はCIS71aの読み取り位置を対向する黒背景部76bの位置に配置することにより黒背景の読み取りが可能となる。
CIS71a内の発光素子の発光を黒背景部76bの斜面で拡散させ、CIS71a内の受光素子へ入光させないことで黒背景の読み取りを実現する。
画像読取ユニット70bも画像読取ユニット70a同様の構造であるが、CIS71bはCIS摺動モータ73による駆動はされずに、ユニット内に固定されている。
画像読取ユニット70aは、下部ユニット104の収容部77に挿入される際に、下部ユニット104側から突出した金属製の下部弾性部材75を付勢しながら挿入され、収容完了位置において、嵌合固定される。
画像読取ユニット70aの下面は不図示の金属製部材76で覆われており、CIS71aなどの電装部品とアースが取られている。金属製部材76で下部弾性部材75を付勢しながら挿入されることで、画像読取ユニット70は下部ユニット104に対しアースされる。
ここで、画像読取ユニット70は、下部弾性部材75によって上方に付勢されているため、嵌合固定を外すだけで画像読取ユニット70が上方に持ち上げられ、画像読取ユニット70の取り外しが容易となり、メンテナンス性を向上できる。
下部ユニット104の収容部77は、下部ユニット104と対向する3面が構成されるように金属製板材を折り曲げて形成されている。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲内にて種々の変更が可能であることは当業者にとって明らかである。
<排紙構造>
正面下部の下部パネル91には排出開口92が設けられており、第3搬送部30によって搬送された搬送媒体Sが排出される。
図7は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの排出トレイ2を収納した状態の側面図である。また、図8は画像読取装置Aの排出トレイ2を収納した状態の正面図である。
排出トレイ2は、図1を用いて説明したように、第1の排出トレイ151、第1の延長トレイ153、及び第2の延長トレイ154によって構成され、画像読取装置Aに対してスライド(引き出し)可能に配置される。排出トレイ2を画像読取装置Aに収納した状態及び画像読取装置Aから引き出した状態において、排出開口92は開放されており、搬送された搬送媒体Sの排出が可能となっている。排出トレイ2は、画像読取装置Aから引き出された状態においては、排出された原稿を積載可能な位置まで引き出される。
また、図10は排出トレイ2の斜視図である。第1の排出トレイ151は、矢印B1方向へスライド可能に画像読取装置Aの本体100に取り付けられている。また第1の排出トレイ151に第1の延長トレイ153がスライド可能に保持され、第1の延長トレイ153に第2の延長トレイ154がスライド可能に保持されている。第2の延長トレイは先端の中央部に指掛け形状154bを有する。
また、図13、図14は、後述する第1の展開状態、第2の展開状態を示す側面図である。ユーザーは指掛け形状154bを持ち後述の操作方法により排出トレイ2を操作することで第1の展開状態から第2の展開状態へ、また第2の展開状態から第1の展開状態へ変更することができる。なお、排出トレイ2の姿勢変更は、第1の排出トレイ151に第2の排出トレイ152を収容した状態で行っても良いし、図13、14に示すように、展開した状態で行っても良い。
ここで排出トレイ2の操作方法について説明する。排出トレイ2が本体100に収納された状態から、排出トレイ2に設けられた指掛け形状154bを持って図13に示すB1方向に引くと、第1の展開状態まで排出トレイ2を引き出すことができる。
この第1の展開状態において排出トレイ2の指掛け形状154bを持って排出トレイ2の先端を本体100の載置面から離すように原稿の積載面側に持ち上げると、排出トレイ2が図10などに示すヒンジ部151dを中心に回転する(図14中 B2方向)。これにより排出トレイ2は更にB1方向に引き出せるようになり、排出トレイ2をB2方向に回転させた状態でB1方向に引くことで第2の展開状態まで排出トレイ2を引き出すことができ、第1の展開状態よりも排出トレイ2の先端が持ち上がった状態で保持することができる。
この動きを実現する構成について排出トレイ2の斜視図(図10)と画像読取装置Aの断面図(図9,11,12)を用いて説明する。
図10に示すように、第1の排出トレイ151は幅方向両端にヒンジ部151d、引き出し方向後端側に第1当接部151eと第2当接部151f、クリック部151gを有する。第1当接部151eと第2当接部151f、クリック部151gはそれぞれ排出トレイ151の引き出し方向における後端部側(上流側)に左右対称にそれぞれ幅方向の端部近傍に設けられている。第1当接部151eと第2当接部151fとは、第1の排出トレイ151の下面側から上面側に向けて突出する突出部に一体に設けられている。
図9は、図8の画像読取装置AをA-A断面によって切断した断面図である。第1の排出トレイ151を、本体100への収納状態と、引き出した状態(第1の展開状態)と、B2方向に持ち上げて更にB1方向に引き出した状態(第2の展開状態)とを合わせて表示している。画像読取装置Aの底部102には、第1の排出トレイ151を操作した際に第1の排出トレイ151のヒンジ部151dが摺動する摺動面102aが第1の排出トレイ151の収容部の内面に設けられている。
第1の排出トレイ151のヒンジ部151dは収納状態、第1の展開状態、第2の展開状態及び、これらの間の動きにおいて常に収容部の上面と下面とに設けられた摺動面102aの間に挟まれており、排出トレイ2が第2の展開状態になった際には、ヒンジ部151dが画像読取装置Aの底部102に設けられた抜け止め面102dに当接し、第1の排出トレイ151が画像読取装置Aから外れてしまうことを防いでいる。摺動面102aと抜け止め面102dは底部102の左右に対称に設けられている。
図11は、図8の画像読取装置AをB-B断面によって切断した断面図である。第1の排出トレイ151を、収納状態と、引き出した状態(第1の展開状態)と、B2方向に持ち上げて更にB1方向に引き出した状態(第2の展開状態)とを合わせて表示している。
画像読取装置Aの底部102に設けられた排出トレイ151の収容部には上面から下方に突出して突き当て部102e(第1突き当て部)と回転止め部102f(第2突き当て部)が一体の突出部として設けられている。
第1の排出トレイ151の、第1の展開状態においては、第1の排出トレイ151は第1の位置にあり、第1の排出トレイ151の第1当接部151eが画像読取装置Aの収容部に設けられた突き当て部102eに突き当たっていて、第1の展開状態においては、それ以上第1の排出トレイ151をB1方向に引き出せなくなっている。
また、第1の展開状態においてヒンジ部151dを中心に第1の排出トレイ151をB2方向に回転させることにより、第1の排出トレイ151の第1当接部151eと画像読取装置Aの底部102に設けられた収容部の突き当て部102eの当接状態が解除され、第1の排出トレイ151を更にB1方向に引き出すことができるようになっている。
この状態で、第1の排出トレイ151をB1方向に引き出すことで、第1の排出トレイ151が第2の位置となり、回転止め面151f(第2当接部)が画像読取装置Aの底部102の回転止め部102f(第2突き当て部)に当接するようになり、第1の排出トレイ151のB2方向と逆方向への回転が規制され、第1の排出トレイ151の先端が持ち上がった状態で保持される第2の展開状態となる。
ここで、画像読取装置Aの底部102の突き当て部102eは円弧状の形状をしており、第1の排出トレイ151の第1当接部151eと画像読取装置Aの底部102の突き当て部102eとが当接した状態において、第1の排出トレイ151の回動中心である円柱状のヒンジ部151dと画像読取装置Aの底部102の円弧状の突き当て部102eの円の中心位置とが一致するようになっている。これにより第1の排出トレイ151をB2方向へ回転させる際にスムーズに排出トレイ2を操作できるようになっている。
図12は、図8の画像読取装置AをC-C断面によって切断した断面図である。第1の排出トレイ151を、収納状態と、引き出した状態(第1の展開状態)と、B2方向に持ち上げて更にB1方向に引き出した状態(第2の展開状態)とを合わせて表示している。画像読取装置Aの底部102には、第1の排出トレイ151を引き出し操作した際にクリック部151gが乗り越える凸形状102b、102cが設けられている。
第1の排出トレイ151の収納状態においてクリック部151gは凸形状102bに引っ掛かっており、第1の排出トレイ151が自重や衝撃により簡単に飛び出してこないようにしている。
また、第1の排出トレイ151を引き出す時と収納する時にクリック部151gが凸形状102bを乗り越えることによりユーザーにクリック感を感じさせることができる。
また、第1の排出トレイ151の第1の展開状態においてクリック部151gは凸形状102cに引っ掛かって収納状態側に第1の排出トレイ151が移動しないようになっている。これにより、排出トレイ151が自重や衝撃により簡単に引っ込んでしまわないようにしている。
また、第1の排出トレイ151を第1の展開状態から収納する時と、第1の展開状態に延長する際に、クリック部151gが凸形状102cを乗り越えることによりユーザーにクリック感を感じさせることができる。
ここで第1の排出トレイ151のクリック部151gの凸形状102cとの摺動部には円弧形状151g1が上向きに凸となるように設けられており、この円弧形状151g1と排出トレイ151のヒンジ部151dの円の中心位置が同じになるように設定されている。これにより、排出トレイ2を第1の展開状態からB2方向に回転させた時にクリック部151gと凸形状102cとの当接が解除されず、排出トレイ151の角度を調整している最中に排出トレイがB1方向の反対方向に引っ込んでしまうのを防止でき、また、排出トレイ151のクリック部151gが凸形状102cにより過剰に押され、クリック部151gが破損してしまうことを防いでいる。
図13、14は、第1の展開状態、第2の展開状態において第1の延長トレイ153及び第2の延長トレイ154を展開した状態を示す側面図である。図13及び図14に示すように、搬送媒体Sは矢印F方向に排出され、排出トレイ2上に着地する。
搬送媒体Sの厚さが薄い場合、図13のように排出トレイ2の積載面が画像読取装置Aの本体100の載置面となす傾斜角度が緩やかであれば排出トレイ2上に搬送媒体Sの先端が着地した時に抵抗が小さいため、先端が丸まることなく排出できる。
一方、図14のように排出トレイ2の積載面の本体100の載置面に対する傾斜角度を急にすることにより、排出済みの搬送媒体Sの後端を矢印G方向に寄せる作用が働く。これにより、排出済みの搬送媒体Sの後端と排出開口92との隙間が狭まるため、排出済みの搬送媒体Sの上面に、後続の搬送媒体Sの先端を確実に着地させることができる。このような構成により、サイズが異なる搬送媒体Sが混在した束を排出する時などに、排出トレイ2上における排出済みの搬送媒体Sの整列性を向上することができる。このように、搬送媒体Sのサイズや厚さによって第1の展開状態と第2の展開状態を使い分けることができ、様々な種類の搬送媒体Sを排出可能となる。また、本構成であれば、図10などを用いて説明した指掛け形状154bの上には、排出される原稿が積載されないため、原稿が排出されてからでも排出トレイ2の展開状態の変更が可能となる。
第3搬送部30により搬送されてきた搬送媒体Sは、排出開口92を経て第1の排出トレイ151上に排出され、搬送媒体Sのサイズによっては第1の排出トレイ151から引き出された第1の延長トレイ153、第2の延長トレイ154まで到達し、案内される。
また、第2の排出トレイ152には、排出位置調整部材155が回動可能に設けられており、搬送媒体Sの搬送方向に対する長さに応じて引き出された各延長トレイに対し、起立状態に回動させることで搬送媒体Sが停止する位置を調整し、排出された搬送媒体Sを散らばりにくくして整列性を向上できる。
(実施例2)
以下に、図15を用いて、本発明の第2の実施例について説明する。本実施例においては、実施例1における排出トレイの角度調整機構を、画像読取装置Aの本体100に設けられた給紙口に給紙する原稿を支持する給紙トレイに適用したものである。なお、実施例1と同じ構成については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。また、同様の構成については同じ符号を用いる。
図15には、本実施例に掛かる画像読取装置Aの断面図を示している。本実施例においては、給紙トレイ1に対して延長可能な給紙延長トレイ251を設けており、給紙延長トレイ251を給紙トレイ1から延長する際に、給紙延長トレイが収納状態、第1の展開状態、第2の展開状態を取ることができる。
給紙延長トレイ251は、給紙トレイ1に収納された収納状態から、本体100の斜め上方に向けて引き出されることで、第1当接部251eが給紙トレイ1に設けられた第1突き当て部202eと当接することで位置決めされ、第1の展開状態となり、その上面に原稿積載面が形成される。
この第1の展開状態において、原稿積載面側に給紙延長トレイ251を持ち上げることによって、実施例1同様に、第1突き当て部202eが設けられた突出部260と第1当接部251eとの当接状態が解除され、給紙延長トレイ251をさらに斜め上方に引き出し可能となる。そして、斜め上方に引き出されることによって、給紙延長トレイ251の第2当接部251fが、突出部260に設けられた第2突き当て部202fと当接し、給紙延長トレイ251の回動が規制され、第2の展開状態となる。
この第2の展開状態においては、第1の展開状態よりも、給紙延長トレイ251が本体100の載置面となる角が大きくなり、すなわち、給紙延長トレイ251に積載された原稿が給紙口内に進入しやすくなる。
このように、給紙延長トレイ251を引き出す動作のみによって、原稿の給紙性能を向上することができる。なお、本実施例においては、実施例1と同様に、給紙延長トレイ251の先端に指掛け形状254bを設けているため、給紙延長トレイ251に原稿が積載された状態にあっても、給紙延長トレイ251を引き出すことで給紙延長トレイ251の角度を変更することができ、原稿を連続給紙している途中でも給紙性能を変更することができる。
本実施例においては、原稿が搬送される搬送路が、画像読取装置Aの載置面に対して斜めに傾斜したものについて例示したが、いわゆるUターンパスの搬送路を有し、給紙トレイが画像読取装置Aの載置面と略平行となる画像読取装置に対しても好適に適用できる。
A 画像読取装置
S 搬送媒体
1 載置台
2 排出トレイ
3 駆動部
4 駆動部
5 伝達部
10 第1搬送部
11 送りローラ
12 分離ローラ
20 第2搬送部
30 第3搬送部
70 画像読取ユニット
80 制御部
90 正面パネル
100 本体
100a 凹部
100b 突き当て部
102 底部
102a 摺動面
102b 凸形状(収納時用)
102c 凸形状(展開時用)
102d 抜け止め面
102e 突き当て部
102f 回転止め面
122 操作キー群
151 排出トレイ
151d ヒンジ部
151e 第1当接部
151f 第2当接部
151g クリック
153 第1の延長トレイ
154 第2の延長トレイ
154b 指掛け形状

Claims (11)

  1. 本体と、
    前記本体の給紙口から排出口との間で原稿を搬送する搬送手段と、
    前記本体内に収容され、前記本体から引き出されて原稿を積載可能な積載トレイと
    を備え、
    前記積載トレイは、
    前記本体から引き出された第1の位置において前記本体に設けられた第1突き当て部に当接する第1当接部を有し、
    前記積載トレイの先端が前記原稿の積載面側に向かう第1の方向に回動されることで、前記第1当接部と前記第1突き当て部との当接状態が解除され、
    前記第1の位置からさらに引き出された第2の位置において、前記積載トレイの第2当接部と前記本体に設けられた第2突き当て部とが当接して前記積載トレイが保持され、
    前記第1の位置と前記第2の位置とで、前記本体に対する前記積載トレイの角度が異なることを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 前記第2の位置においては、前記第2当接部と前記第2突き当て部とが当接することで、前記第1の方向と反対の第2の方向への前記積載トレイの回動が規制されることを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
  3. 前記積載トレイの引き出し方向において、前記第1突き当て部よりも前記積載トレイの回動中心の方が前記積載トレイの先端側に位置し、
    前記本体が載置される載置面と前記第1の位置における前記積載トレイとがなす角よりも、前記載置面と前記第2の位置における前記積載トレイとがなす角の方が大きいことを特徴とする請求項2に記載の原稿搬送装置。
  4. 前記本体において前記積載トレイを収容する収容部の内面のうちの上面から下方に突出し、前記第1突き当て部が設けられた突出部を有し、
    前記第1の位置において、前記第1当接部が前記第1突き当て部に当接することで前記積載トレイの移動が規制され、
    前記第1の位置において前記第1の方向に前記積載トレイの先端が回動されて、前記第1当接部と前記第1突き当て部とが前記積載トレイの引き出し方向で重ならない位置において、前記積載トレイが前記本体から引き出されて前記第2の位置に到達し、
    前記第2の位置においては、前記突出部と前記第1当接部とが前記第1の方向で重なることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の原稿搬送装置。
  5. 前記積載トレイは、下面側から前記積載面側に突出する突出部を有し、
    前記第1当接部と前記第2当接部は前記突出部に一体に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の原稿搬送装置。
  6. 前記積載トレイは、前記本体に設けられた摺動面に対し摺動する抜け止め部を中心として前記第1の方向に回動可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の原稿搬送装置。
  7. 前記第1突き当て部と前記第1当接部との当接部における少なくとも一方には第1円弧形状が形成され、前記第1円弧形状の中心と、前記積載トレイの回動中心とが一致することを特徴とする請求項6に記載の原稿搬送装置。
  8. 前記積載トレイが前記第1の位置から前記第2の位置に引き出される際に、前記本体において前記積載トレイを収容する収容部の内面のうちの上面から下方に突出した凸形状を乗り越えるクリック部を有し、
    前記クリック部は、前記積載トレイが前記第1の方向に回動される際に前記凸形状に沿う第2円弧形状を有し、
    前記第2円弧形状の中心と、前記積載トレイの回動中心とが一致することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の原稿搬送装置。
  9. 前記クリック部は、前記積載トレイが前記第1の方向に回動される間、前記凸形状に当接し、前記積載トレイが引き出し方向と反対方向へ移動することを規制することを特徴とする請求項8に記載の原稿搬送装置。
  10. 前記積載トレイに対して引き出し可能に設けられた延長トレイを有することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の原稿搬送装置。
  11. 前記積載トレイは、前記本体における前記排出口の下方に収容された排出トレイであり、
    前記排出トレイは、前記本体の載置面と平行に引き出されることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の原稿搬送装置。
JP2019066403A 2019-03-29 2019-03-29 原稿搬送装置 Active JP7204563B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019066403A JP7204563B2 (ja) 2019-03-29 2019-03-29 原稿搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019066403A JP7204563B2 (ja) 2019-03-29 2019-03-29 原稿搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020164293A JP2020164293A (ja) 2020-10-08
JP7204563B2 true JP7204563B2 (ja) 2023-01-16

Family

ID=72715751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019066403A Active JP7204563B2 (ja) 2019-03-29 2019-03-29 原稿搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7204563B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008303000A (ja) 2007-06-05 2008-12-18 Seiko Epson Corp 排出用スタッカ装置及び記録装置
JP2018100145A (ja) 2016-12-19 2018-06-28 セイコーエプソン株式会社 画像読取装置
JP2018184285A (ja) 2017-04-27 2018-11-22 キヤノン電子株式会社 原稿載置台及び、原稿載置台を備える原稿搬送装置
JP2018203524A (ja) 2017-06-09 2018-12-27 キヤノン株式会社 プリント装置およびシート積載装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10291694A (ja) * 1997-04-15 1998-11-04 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 給紙トレー及び用紙の供給方法
JP2003040516A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Ricoh Co Ltd 排紙トレイ装置及び画像形成装置
JP6806477B2 (ja) * 2016-07-19 2021-01-06 キヤノン株式会社 シート積載装置、及びそのシート積載装置を備える画像形成装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008303000A (ja) 2007-06-05 2008-12-18 Seiko Epson Corp 排出用スタッカ装置及び記録装置
JP2018100145A (ja) 2016-12-19 2018-06-28 セイコーエプソン株式会社 画像読取装置
JP2018184285A (ja) 2017-04-27 2018-11-22 キヤノン電子株式会社 原稿載置台及び、原稿載置台を備える原稿搬送装置
JP2018203524A (ja) 2017-06-09 2018-12-27 キヤノン株式会社 プリント装置およびシート積載装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020164293A (ja) 2020-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10815091B2 (en) Sheet conveyance apparatus
JP4916369B2 (ja) 画像読取装置
JP2017208627A (ja) 画像処理装置及び画像処理システム
US20070052149A1 (en) Automatic document feeder
JP7204563B2 (ja) 原稿搬送装置
JP2018104154A (ja) シート搬送装置
JP6696760B2 (ja) 原稿搬送装置
JP6786208B2 (ja) カバーおよびカバーを備えたシート搬送装置
JP6750940B2 (ja) 画像読取装置
JP5455025B2 (ja) 原稿搬送装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2022183717A (ja) 原稿搬送装置
JP6619629B2 (ja) 画像読取装置
JP4483638B2 (ja) 給紙装置
JP2017095230A (ja) シート搬送装置
JP2018104158A (ja) シート搬送装置
JP2024036722A (ja) 原稿給紙装置
JP2018104155A (ja) シート搬送装置
JP2021020756A (ja) 画像読取装置
JP2023025446A (ja) 折り畳みシート搬送装置
CN110775668A (zh) 图像读取装置
JP2023025445A (ja) 折り畳みシート搬送装置
JP2021017349A (ja) シート給送装置及び画像読取装置
JP6945299B2 (ja) シート搬送装置
JP6958109B2 (ja) シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
JP2021031202A (ja) 搬送装置及び読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220303

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20220303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7204563

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150