JP6619629B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート状の原稿を搬送しながら原稿に形成されている画像を読み取る画像搬送方式の画像読取装置に関し、特に、読取画像の表示が可能な表示手段を備えた画像読取装置に関する。
従来のシート状の原稿を搬送しながら原稿に形成されている画像を読み取り、読取画像を表示する装置が特許文献1に開示されている。画像読取装置の前面部に液晶ディスプレイが配置されており、読み取る原稿種類に応じた原稿ガイドを液晶ディスプレイに表示し、ユーザーはそれに合わせて原稿を挿入する。
特開平9−116745号公報
画像読取装置は、画像読取条件としてカラー、グレー、白黒の読取モードや解像度、コントラスト等を設定することが可能である。ユーザーは設定条件が適切であったかを読み取った画像で確認する。必要であれば、再度設定し直して画像を読み取る。画像の確認時に、読み取った画像が縮小表示されていると、詳細を確認し難く、等倍表示、或は拡大表示させてから画像を確認する。液晶表示部の表示幅が搬送させる原稿幅より小さいと、読み取った画像を等倍表示した場合に原稿幅全体を表示することが出来ず、読み取った画像の両端部の画像を確認するためには、表示された画像を左右にスクロールする必要があり操作性が悪い。
本発明は、スキャンした画像内容を確認し易くユーザーに伝えることによって使用性を向上できる技術を提供するものである。
そこで、本発明に係る画像読取装置は、
下部ユニット及び前記下部ユニットにヒンジを支点として回動可能に取り付けられた上部ユニットと、
原稿を積載するための原稿積載部と、
前記原稿を搬送する搬送手段と、
前記上部ユニットと前記下部ユニットとの間に形成され、前記原稿積載部から前記ヒンジが設けられた方向に向かって前記原稿が搬送される原稿搬送路と、
前記原稿搬送路の幅方向に延在し、前記搬送手段により前記原稿搬送路を搬送中の前記原稿の画像を読取る画像読取手段と、
前記画像読取手段に付着したゴミを検知する検知手段と、
前記原稿の画像読み取りに関する画面を表示可能であり、前記上部ユニットにおける前記原稿搬送路と重なる位置に設けられた表示手段と
を備え、
前記上部ユニットは、前記ヒンジを支点として回動することで前記原稿搬送路を開放することが可能であり、
前記表示手段は、前記画像読取手段に対応する画像を、その長手方向を前記画像読取手段の長手方向と並行に、かつ、前記画像読取手段の長手方向範囲内に重ねて表示すると共に、前記検知手段によって検知されたゴミが付着する前記画像読取手段における位置を示す画像を表示することを特徴とする。
本発明によれば、原稿幅を規制する規制ガイドの規制幅あるいは、原稿読取幅よりも表示部の表示幅の方が大きいため、読み取った画像を等倍もしくはそれ以上の大きさで表示できる。等倍以上で表示した場合には、画像読取設定などが適切な設定になっているか容易に確認することができる。
本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略図。 図1の画像読取装置の制御ユニットのブロック図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の正面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の他の正面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の上面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略断面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略斜視図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の他の概略断面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略断面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の他の概略断面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の斜視図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の断面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の他の断面図。 本発明の実施例2に係る画像読取装置の斜視図。 本発明の実施例3に係る画像読取装置の表示部の正面図。 本発明の実施例3に係る画像読取装置の表示部の他の正面図。 本発明の実施例4に係る画像読取装置の正面図。 本発明の実施例5に係る画像読取装置の正面図。
<実施例1>
図1は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの概略図である。
<装置の構成>
画像読取装置Aは、載置台1に積載された一又は複数の搬送媒体Sを1つずつ装置内に経路RTにて搬送してその画像を読み取り、排出トレイ2に排出する装置である。読み取る搬送媒体Sは、例えば、OA紙、チェック、小切手、名刺、カード類等の原稿であり、厚手の原稿であっても、薄手の原稿であってもよい。カード類は、例えば、保険証、免許証、クレジットカード等を挙げることができる。搬送媒体Sには、また、パスポートなどの冊子も含まれる。冊子を対象とする場合、ホルダを用いることができる。ホルダに見開き状態の冊子を収容して載置台1に載置することで、冊子がホルダと共に搬送され、その画像を読み取ることができる。
<給紙>
経路RTに沿って搬送媒体Sを給送する給送機構としての第1搬送部10が設けられている。第1搬送部10は本実施形態の場合、送りローラ11と、送りローラ11に対向配置される分離ローラ12と、を備え、載置台1上の搬送媒体Sを搬送方向D1に一つずつ順次搬送する。送りローラ11には、モータ等の駆動部3から伝達部5を介して駆動力が伝達され、図中矢印方向(経路RTに沿って搬送媒体Sを搬送させる正方向)に回転駆動される。伝達部5は例えば電磁クラッチであり、駆動部3からの送りローラ11への駆動力を断続する。
<駆動部>
駆動部3と送りローラ11とを接続する伝達部5は、例えば、本実施形態では、通常時において駆動力が伝達される状態とし、搬送媒体Sの逆送の場合に駆動力を遮断する。送りローラ11は伝達部5により駆動力の伝達が遮断されると、自由回転可能な状態となる。なお、このような伝達部5は、送りローラ11を一方向のみに駆動させる場合には設けなくてもよい。
<分離構造>
送りローラ11に対向配置される分離ローラ12は、搬送媒体Sを1枚ずつ分離するためのローラであり、送りローラ11に対して一定圧で圧接している。この圧接状態を確保するため、分離ローラ12は揺動可能に設けると共に送りローラ11へ付勢されるように構成される。分離ローラ12は、トルクリミッタ12aを介して駆動部3から駆動力が伝達され、実線矢印方向(送りローラ11の正方向とは逆方向))に回転駆動される。
分離ローラ12はトルクリミッタ12aにより駆動力伝達が規制されるため、送りローラ11と当接している際は送りローラ11に連れ回りする方向(破線矢印方向)に回転する。これにより、複数の搬送媒体Sが送りローラ11と分離ローラ12との圧接部に搬送されてきた際には、一つを残して2つ以上の搬送媒体Sが下流に搬送されないようにせき止められる。
なお、本実施形態では分離ローラ12と送りローラ11とで分離機構を構成したが、このような分離機構は必ずしも設けなくてもよく、経路RTに搬送媒体Sを1つずつ順次給送する給送機構であればよい。また、分離機構を設ける場合においては、分離ローラ12のような構成の代わりに、搬送媒体Sに摩擦力を付与する分離パッドを送りローラ11に圧接させて、同様の分離作業を持たせるようにしてもよい。
<搬送構造>
第1搬送部10の搬送方向下流側にある搬送機構としての第2搬送部20は、駆動ローラ21と、駆動ローラ21に従動する従動ローラ22とを備え、第1搬送部10から搬送されてきた搬送媒体Sをその下流側へ搬送する。駆動ローラ21にはモータ等の駆動部4から駆動力が伝達され、図中矢印方向に回転駆動される。従動ローラ22は駆動ローラ21に対して一定圧で圧接し、駆動ローラ21に連れ回る。この従動ローラ22は、バネ等の付勢ユニット(不図示)によって駆動ローラ21に対して付勢された構成としてもよい。
このような第2搬送部20よりも搬送方向下流側にある第3搬送部30は、駆動ローラ31と、駆動ローラ31に従動する従動ローラ32とを備え、第2搬送部20から搬送されてきた搬送媒体Sを排出トレイ2へ搬送する。つまり、この第3搬送部30は排出機構として機能する。駆動ローラ31にはモータ等の駆動部4から駆動力が伝達され、図中矢印方向に回転駆動される。従動ローラ32は駆動ローラ31に対して一定圧で圧接し、駆動ローラ31に連れまわる。この従動ローラ32は、バネ等の付勢ユニット(不図示)によって駆動ローラ31に対して付勢された構成としてもよい。
排出トレイ2は、画像読取装置Aに対して回動可能なように、画像読取装置Aの下方に設けられた第1ヒンジ101を介して軸支されている。また、第1ヒンジ101側の第1排出トレイ2aとその先端側に接続された第2排出トレイ2bとから構成されており、第2排出トレイ2bは第1排出トレイ2aに対して回動可能に軸支されている。
<画像読取構造、制御>
ここで、本実施形態の画像読取装置Aでは、第2搬送部20と第3搬送部30との間に配置される画像読取ユニット70によって画像の読み取りを行うため、第2搬送部20及び第3搬送部30は搬送媒体Sを定速搬送する。搬送速度は常に第1搬送部10の搬送速度以上とすることで、先行搬送媒体Sに後続搬送媒体Sが追いついてしまう事態を確実に回避できる。例えば、本実施形態では、第2搬送部20及び第3搬送部30による搬送媒体Sの搬送速度を、第1搬送部10による搬送媒体Sの搬送速度よりも速くなるように速度制御するようにした。
なお、第2搬送部20及び第3搬送部30による搬送媒体Sの搬送速度と、第1搬送部10による搬送媒体Sの搬送速度とを同一条件とした場合でも、駆動部3を制御して後続搬送媒体Sの給送開始タイミングを間欠的にずらすことにより先行搬送媒体Sと後続搬送媒体Sとの間に最低限の間隔を形成することも可能である。
<重送検出>
第1搬送部10と第2搬送部20との間に配置される重送検出センサ40は、静電気等で紙などの搬送媒体S同士が密着し、第1搬送部10を通過してきた場合(つまり重なって搬送される重送状態の場合)に、これを検出するための検出センサ(シートの挙動や状態を検出するセンサ)の一例である。重送検出センサ40としては、種々のものが利用可能であるが本実施形態の場合には超音波センサであり、超音波の発信部41とその受信部42とを備え、紙等の搬送媒体Sが重送されている場合と1つずつ搬送されている場合とで、搬送媒体Sを通過する超音波の減衰量が異なることを原理として重送を検出する。
<レジストセンサ>
このような重送検出センサ40よりも搬送方向下流側に配置される媒体検出センサ50は第2搬送部20よりも上流側で、第1搬送部10よりも下流側に配置された上流側の検出センサ(シートの挙動や状態を検出するセンサ)としての一例であり、第1搬送部10により搬送される搬送媒体Sの位置、詳細には、媒体検出センサ50の検出位置に搬送媒体Sの端部が到達又は通過したか否かを検出する。媒体検出センサ50としては、種々のものが利用可能であるが、本実施形態の場合には光学センサであり、発光部51とその受光部52とを備え、搬送媒体Sの到達又は通過により受光強度(受光量)が変化すること
を原理として搬送媒体Sを検出する。
本実施形態の場合、搬送媒体Sの先端が媒体検出センサ50で検出されると、搬送媒体Sが重送検出センサ40により重送を検出可能な位置に到達しているように、上記の媒体検出センサ50は重送検出センサ40の近傍においてその下流側に設けられている。なお、この媒体検出センサ50は、上記の光学センサに限定されず、例えば、搬送媒体Sの端部が検知できるセンサ(イメージセンサ等)を用いてもよいし、経路RTに突出したレバー型のセンサでもよい。
媒体検出センサ50とは別の媒体検出センサ60が画像読取ユニット70よりも上流側に配置されている。第2搬送部20よりも下流側に配置された下流側の検出センサとしての一例であり、第2搬送部20により搬送される搬送媒体Sの位置を検出する。媒体検出センサ60としては、種々のものが利用可能であるが、本実施形態の場合、媒体検出センサ50と同様に光センサであり、発光部61と受光部62とを備え、搬送媒体Sの到達又は通過により受光強度(受光量)が変化することを原理として搬送媒体Sを検出する。なお、本実施形態では、第2搬送部20の搬送方向上流側と下流側のそれぞれに媒体検出センサ50、60を配置したが、何れか一方だけでもよい。
<CISの配置>
媒体検出センサ60よりも下流側にある画像読取ユニット70は、例えば、光学的に走査し、電気信号に変換して画像データとして読み取るものであり、内部にLED等の光源、イメージセンサ、レンズアレー等を備えている。本実施形態の場合、画像読取ユニット70は経路RTの両側に一つずつ配置されており、搬送媒体Sの表裏面を読み取る。しかし、経路RTの片側にのみ一つ配置して、搬送媒体Sの片面のみを読み取る構成としてもよい。また、本実施形態では、画像読取ユニット70を経路RTの両側に対向配置した構造としているが、例えば、経路RTの方向に間隔をあけて配置してもよい。
<ブロック図の説明>
図2を参照して制御部80について説明する。図2は画像読取装置Aの制御部8のブロック図である。
制御部80はCPU81、記憶部82、操作部83、通信部84及びインターフェース部85を備える。CPU81は記憶部82に記憶されたプログラムを実行することにより、画像読取装置A全体の制御を行う。記憶部82は例えばRAM、ROM等から構成される。操作部83は、例えば、スイッチやタッチパネル等で構成され、操作者からの操作を受け付ける。
通信部84は、外部装置との情報通信を行うインターフェースである。外部装置としてPC(パソコン)、サーバーを想定した場合、通信部84としては、例えば、Ethernetインターフェース、USBインターフェースやSCSIインターフェースを挙げることができる。また、このような有線通信のインターフェースの他、通信部84は無線通信のインターフェースとしてもよく、有線通信、無線通信の双方のインターフェースを備えていてもよい。
インターフェース部85はアクチュエータ86やセンサ87とのデータの入出力を行うI/Oインターフェースである。アクチュエータ86には、駆動部3、駆動部4、伝達部5等が含まれる。センサ87には、重送検出センサ40、媒体検出センサ50及び60、画像読取ユニット70等が含まれる。
<開始指示による駆動>
画像読取装置Aの基本的な動作について説明する。制御部80は、後述するタッチパネルから、画像読み取りの開始指示を受けると、第1搬送部10〜第3搬送部30の駆動を開始する。載置台1に積載された搬送媒体Sはその最も下に位置する搬送媒体Sから1つずつ搬送される。読み取った画像データはインターフェース部を介して、サーバー等に送られる。
<重送時の制御>
搬送の途中で搬送媒体Sは重送検出センサ40により重送の有無が判定され、重送が無いと判定されると搬送が継続される。なお、重送があると判定された場合には、搬送を停止するか、第1搬送部10による後続搬送媒体Sの取り込みを停止して、重送状態にある搬送媒体Sをそのまま排出するようにしてもよい。
<レジストセンサの出力に応じた読取開始>
制御部80は、媒体検出センサ60の検出結果に基づくタイミングで、第2搬送部20により搬送されてきた搬送媒体Sの、画像読取ユニット70、70による画像の読み取りを開始し、読み取った画像を一次記憶して順次外部のサーバー等へ送信する。画像が読み取られた搬送媒体Sは第3搬送部30により排出トレイ2に排出されてその搬送媒体Sの画像読取処理が終了する。
<排紙構造>
図3は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの排出トレイ2を展開した状態の正面図である。
正面上部の表示パネル90には表示画面93とタッチパネル94が重ねて設けられ、隣接した位置に操作キー122が設けられている。
正面下部の下部パネル91には排出開口92が設けられており、第3搬送部30によって搬送された搬送媒体Sが排出される。
図4は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの排出トレイ2を収納した状態の正面図である。
排出トレイ2は、画像読取装置Aに対して回動可能なように、画像読取装置Aの下方に設けられた第1ヒンジ101を介して軸支されており、第1排出トレイ2a及び第2排出トレイ2bによって本体前面を覆うように構成されている。
第1排出トレイ2aは、第1ヒンジ101を支点として回動可能に画像読取装置Aの本体100に取り付けられている。第1排出トレイ2aは、下部パネル91及び排出開口92を合わせた面積と同サイズで形成され、図4に示すような排出トレイ2の収納状態において、第1ヒンジ101を支点として回動し、下部パネル91及び排出開口92を覆うように折り畳まれる。
第2排出トレイ2bは、表示パネル90と同サイズ以上で形成され、図4に示すような排出トレイ2の収納状態において、第1排出トレイ2aの先端に設けられた第2ヒンジ102を支点として回動し、表示パネル90と重なるように折り畳まれる。
図5は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの排出トレイ2を展開した状態における上面図である。
第3搬送部30により搬送されてきた搬送媒体Sは、排出開口92を経て第1排出トレイ2aに排出され、搬送媒体Sのサイズによっては第2排出トレイ2bまで到達し、案内される。
第1排出トレイ2aには、排出位置調整部材120が回動可能に設けられており、名刺などのような第1排出トレイ2aに対して小さいサイズの搬送媒体Sが排出されるときなどに、起立状態に回動させることで搬送媒体Sが停止する位置を調整し、排出された搬送媒体Sを散らばりにくくすることができる。
また、第2排出トレイ2bには、透光部121が設けられており、表示パネルに設けられた操作キー122と重なる位置に配置されている。操作キー122は本体電源をオン、オフする電源ボタンとなっており、電源オン状態においてはボタンが点灯するように構成されている。操作キー122と重なる位置に配置された透光部121は、排出トレイ2の収納状態においても操作キー122が点灯状態であるか、消灯状態であるかを確認することができ、画像読取装置Aの電源状態を確認することができる。
本実施例では、第1排出トレイ2aと第2排出トレイ2bから構成される排紙トレイについて、説明しているが、一体で構成された排紙トレイで表示パネル90を覆う構成でも良い。
<給送構造詳細>
載置台1には、配置される搬送媒体Sの大きさに合わせて搬送方向に対して直交する方向にスライド可能に取り付けられた規制部材111a、111bが設けられている。本実施例では、規制部材111a、111bは不図示の連結部材を介して左右対称に可動するが別々に可動しても良い。中心線Xは規制部材111a、111bの中心線で、搬送される原稿の中心線でもある。
<表示パネルの構成>
第2排出トレイ2bの収納状態において第2排出トレイ2bと重なる位置に設けられた表示パネル90には、表示画面93とタッチパネル94を重ねて配置されている。表示画面93の表示内容に沿ってタッチパネル94を操作することで、画像読取設定や、画像読取開始等を指示することができる。表示パネル90は経路RTに対して略平行に配置されている。
表示画面93は、中心線Xに対して左右対称に位置するように配置している。尚、本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aで、搬送可能な最大サイズとして、レターサイズ(216mm)を給送可能に構成されており、規制部材111a、111bの最大可動幅は、レターサイズ+αで例えばWmax=220mmである。原稿が斜行した場合でも画像を読み取れるように、画像読取幅は、220mm程度に設定している。表示画面93で表示出来る幅は例えば224mmであり、Wmaxを超える長さとなっている。尚、本実施形態に係る画像読取装置Aの表示画面93は、横幅222.7mm、縦125.3mmの10.1インチサイズを使用している。
これにより、例えば、読み取った画像を等倍で表示画面93に全幅を表示することが可能となり、スキャンした画像の状態確認が容易に行えるため、ユーザーの利便性を向上することができる。
読み取った画像を読み取った順に搬送中に読取画像を上方にスクロールしながら表示した場合には、ユーザーは読取画像全体の仕上がりをリアルタイムに確認することができる。また、画像読取中は等倍相当の大きさで表示し、画像読取後は画像全体を表示部に表示出来るように縮小して表示するなど、表示の仕方を使い分けることで、ユーザーは読み取った画像を容易に確認することができる。
中心線Xに対して、表示画面93を左右対称に配置することで、規制部材の最大可動域より表示画面93の表示部を同等以上に大きくしつつ、装置が大きくなることを防ぐことができる。
装置の大きさに制約がない場合には、表示画面93を中心線Xに対して非対称に配置してもよい。表示画面93の幅方向端部を、規制部材の最大可動領域より外側に配置することで、搬送媒体Sが搬送される幅方向の位置と表示画面93で表示する画像の幅方向の位置を合わせて等倍表示することが可能になる。さらに、操作部122を配置している場所まで、表示画面93幅方向のサイズをさらに大きくし(例えば、横幅305.7mm、縦220.6mm、12.9インチサイズのディスプレイ)、表示画面93上に操作部を設けても良い。
本実施の形態に係る画像読取装置Aの表示画面93としては、レターサイズ(216mm)を超える幅のディスプレイを用いることで、規制部材111a、111bを最大の幅にした際にも原寸大の画像を表示画面93に表示することができるため、例えば、横幅240mm、9.7インチサイズのディスプレイなどを用いてもよい。
<給紙構造>
第一搬送部10で搬送媒体Sの紙詰まりや、媒体を搬送できない不送りを防止するための構成の一例として、図6aで第一搬送部10付近の構成について説明する。下部ユニット104に設けられた駆動部4は、タイミングベルト318と歯車319a、319b、図6bで説明する伝達部材を介して、駆動ローラ21、31に動力を伝達する。ここで、搬送媒体Sが図示D1方向に搬送されるように駆動部4が回転駆動する方向を正転、その反対方向を逆転とする。歯車319a,図6bで説明する伝達部材、歯車321、歯車322、カム334を介してピックアップアーム309及びストッパー307へ動力が伝達される。駆動部4を逆転させて、歯車321を介して歯車322が矢印w1方向に回転する場合に、カム部材334の作用によりストッパー307とピックアップアーム309がそれぞれ矢印w2,w3cとは反対方向に連動し、ストッパー307は搬送路310を閉じた状態(閉状態)、ピックアップアーム309は送りローラ11から退避した状態(退避状態)となる。搬送媒体Sを載置台1にセットする際に、ストッパー7が搬送路310を塞ぐ状態になっていることで、原稿媒体が搬送路310に侵入することを防止することが出来る。また、搬送媒体Sは、ストッパー7に突き当たることで搬送媒体Sの先端を揃え、第1搬送部10で原稿を搬送するときにジャムが起こらずに安定して搬送媒体Sを搬送することが出来る。
図6bで駆動の伝達の詳細な構成について説明する。図6bに示すように、駆動部4はタイミングベルト318を介して歯車319aを駆動させる。搬送ローラ21と一体で回転する搬送軸342は、歯車319aと一体で回転する。搬送軸342は、ワンウェークラッチ341を介して歯車340を回転駆動させる。駆動部4が逆転した場合(図示矢印方向に回転)に、ワンウェークラッチ341がロック状態となって、搬送軸342の動力は、歯車340に伝達し、歯車321に動力を伝達する。駆動部4が正転した場合(搬送媒体Sを搬送する場合)には、ワンウェークラッチ341がアンロック状態となり、搬送軸342の動力は、歯車340に伝達されない。これにより、ストッパー307とピックアップアーム309はばね335、336の付勢力によりそれぞれ矢印w2、w3の方向に移動する。そして、図6cのようにストッパー307は搬送路310を開いた状態(開状態)、ピックアップアーム309はコロ308を介して載置されている搬送媒体Sを送りローラ11に圧接した状態となり、搬送媒体Sが搬送されない不送りを防止することが出来る。
歯車321は上部ユニット103に設けられており、後述する上部ユニット103が開いた状態のときは、歯車321は、下部ユニット104に設けられた歯車319aから離間する。開閉する上下部ユニットを介して配置された歯車321と歯車340の軸間距離の精度が悪く騒音の原因となることもあるが、搬送媒体Sを搬送するときには歯車321、340共に停止していることで、騒音を防止することが出来る。駆動部4を逆転した場合は、低速で駆動させるため、歯車321、340が噛み合って回転しても、気にならない程度の騒音に抑えることができる。
<上部ユニット詳細>
図7は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの概略断面図である。
本体100は、上部ユニット103と下部ユニット104とから構成され、上部ユニット103は下部ユニット104に対し、本体ヒンジ105を支点として回動可能に取り付けられている。
上部ユニット103は、表示パネル90に規制部材の最大可動幅Wmaxを超える幅の表示画面93及び表示画面93の支持フレーム板金を備えているため、図8に示すように上部ユニット103を展開した状態における重心は、図1に示すような上部ユニット103を閉じた状態よりも搬送方向前方側に大きくずれることになる。
したがって、上部ユニットを開く際に勢いがあると画像読取装置Aが転倒してしまうことがあるが、本実施形態に係る画像読取装置Aにおいては、突出部130を有することにより、上部ユニット103の開閉に伴う重心移動が起こっても画像読取装置Aの転倒を防ぐことができる。突出部130の突出量は、図7のような上部ユニット103及び排出トレイ2の収納状態においては、排出トレイ2の下方に収まるような突出量である。上部ユニット103の開閉による画像読取装置Aの転倒を防止しつつ、排出トレイ2を収納した収納状態においては必要以上に突出させず、ユーザーの邪魔にならないようにすることができる。
上述のように、転倒防止用の突出部130を設ける他に、上部ユニット103が勢いよく開かないように、図9に示すダンパー機構151を設けても良い。図10は、ダンパー機構151の構成概略断面図で、図10aは上部ユニット103を閉じた状態で、図10bは上部ユニット103を開いた状態である。ダンパーロッド152は、上部ユニット103に設けられたヒンジ部154に回転可能に保持されている。ダンパーロッド152の他端に設けられたヒンジ部155は、下部ユニット104に設けられているスリット穴156に保持され、図10aの2つの図示矢印方向にスライド移動及び回転可能である。図10aの状態から上部ユニット103を開けると、ダンパーロッド152の当接部157は受け部材158に当接する。弾性部材153は受け部材158を介してダンパーロッド152の当接部157を図10bの図示矢印方向に押し返すことで、上部ユニット103が勢いよく開くことを防止する。ダンパー機構151は、原稿が搬送される搬送路を避けて設けており、搬送路に対して装置の左右どちら側に設けても構わない。本実施例では、搬送路に対して操作キー122と同じ側に設け、操作キーの背面下部に設けることで、装置の大型化を防止している。
<上部ユニットのアース>
図10bの状態から上部ユニット103を閉じる際に勢いよく回動させると、上部ユニット103が下部ユニット104側に接触して大きな衝撃が加わり、大きな音が発生してしまうことがある。本実施形態に係る画像読取装置Aにおいては、図9に示すように上部ユニット103の分離ローラ12の両脇に、金属製の弾性部材140が設けられている。
上部ユニット103が閉じた状態となる際に、上部弾性部材140が下部ユニット104側に設けられた接点部141に弾性付勢されながら閉じた状態となる。上部弾性部材140の上部ユニット103に取り付けられる側の端部は、上部ユニット103内に設けられた電装部品のグランド側と導通しており、上部弾性部材140が接点部141に接触することによって下部ユニット104内に配置された電装部品のグランド側に導通される。
したがって、上部ユニット103の閉じた状態において、上部弾性部材140によって上部ユニット103側のアースを取ることができる。
<実施例2>
実施例1で説明した画像読取装置Aの表示画面93に表示させる内容について、説明する。レターサイズ(216mm)を表示部に表示させる場合、原稿幅に対して、表示可能幅は222.7mmであるため、等倍で表示させた場合には幅方向は全域表示可能である。長さ方向に関しては、表示画面を一定速度で縦スクロール表示する、或いはユーザーが縦スクロールすることで、ユーザーは読み取った画像全体を確認することができる。
例えば、搬送媒体Sの搬送中に読み取った画像を即座に順次縦スクロール表示させても良い。搬送媒体Sの搬送終了時は、縮小表示して画像全体を画面に表示させてもよい。
<実施例3>
搬送媒体Sを搬送する画像読取装置では、搬送媒体Sから落ちる紙粉が搬送路内に付着することがあるため、装置を定期的に清掃する必要がある。例えば、実施例1で説明した媒体検出センサ50、60の光学センサに紙粉が付着すると発光部51で発光した光が受光部52に届かないため、常に原稿があると誤検知する。紙粉は自重で落下し、下部ユニットに設けられた発光部51、61に付着することが多い。媒体検出センサ50、60が正常に動作しない場合には、ユーザーに清掃を促す。図11のように搬送路の画像を等倍のサイズで表示画面93に表示させ、清掃が必要な部分を図のように四角く囲って、清掃部160を表示することで、ユーザーはどの位置を清掃すれば良いのか直感的に理解することが可能である。
また、画像読取ユニット70に紙粉等のゴミが付着すると、読み取った画像にスジが発生する。画像読取ユニット70の清掃方法も、媒体検出センサ50、60の清掃と同様、図12aのように搬送路の画像を等倍表示させて、表示画面93に表示された読取センサ70aの清掃が必要な部分を図12aのように四角く囲って清掃部161として表示することで、ユーザーが容易に清掃位置を確認することが出来る。
ゴミが付着していることの検出手段としては、画像読取ユニット70は、搬送媒体Sの読み取りの前に、対向する位置に配置された色基準を読み込んでシェーディング補正を行う。その際に、主走査方向に並んで配置されたCISについては全て同じ検出値を読み込むはずなのに、一箇所だけ出力が他の箇所と異なるこのなどによってゴミの付着を検出することができる。
ローラの清掃にも上記の構成を用いて、表示画面93に清掃部分を表示させてもよい。例えば、表示画面93に表示された分離ローラ11aに清掃部分を表示させるなど、駆動ローラ、送りローラ等のローラの清掃を指示してもよい。
さらに、画像読取装置Aのユーザーメンテナンスでは、エラーコードやメッセージ等を液晶表示装置等に表示してユーザーに清掃を促すことがある。原稿が搬送される搬送路上には、原稿を検知する媒体検出センサや、斜行を検知する斜行検知センサ等が設けられており、紙粉等が付着するとセンサが機能しないことがある。前記センサが機能しない場合に、エラーコードやメッセージを表示し、同時にエラーの発生要因となっている箇所を原寸大で表示することでユーザーに清掃を促せば、ユーザーはどこを清掃すれば良いのかが直観的に分かりやすくなる。
また、所定時間や所定の動作回数にかけて、例えば、媒体検出センサ50、60において、同じ位置に同じ検出値が連続した場合に、汚れやゴミが付着している可能性があると判断し、清掃が必要な部分を上記のように画面に表示してもよく、その場合、「汚れやゴミが付着していませんか?」などのメッセージを表示画面93に表示する。メッセージは音声やエラー音を表すブザー音などでもよい。
表示画面93の大きさについては、実施例1、2で説明したが、長さ方向に関しては、送りローラ11及び分離ローラ12を有する第一搬送部10、駆動ローラ21及び従動ローラ22を有する第二搬送部、駆動ローラ31及び従動ローラ32を有する第二搬送部のすべてを等倍表示で全域表示出来るサイズにすることが望ましい。ただし、上部ユニットの上端に配置された送りローラ11、下端に配置された第二搬送部の一部が表示されないサイズでも清掃部分を表示させることはできる。表示画面93の位置に関しては、搬送方向(経路RT)に対して、各種搬送ローラと表示させるローラが同じ位置で表示できるようにすることで、表示画面93に表示された搬送路はあたかも装置内部が透けて見えるようにすることが出来るため、ユーザーはローラ、読取センサ等の位置を把握しやすい。
また、媒体検出センサや、読取センサの清掃をユーザーに促す際に、表示画面93に装置内部の搬送路を実寸で表示させれば、あたかも装置内部が透けて見えるように表示して清掃する位置を指示することができ、ユーザーはどの位置を清掃すれば良いか容易に理解することが出来る。
ここで、本実施形態に係る画像読取装置Aの表示画面93の表示態様について詳述する。
図12bは、表示画面93の表示態様の一例である。
図12bに示すように、表示画面93に向かって左側には、画像読取装置Aの機能に係るホームメニュー群が表示されるホームメニュー表示領域501が配置される。その右側にはサブメニュー群が表示されるサブメニュー表示領域502が配置される。サブメニュー表示領域502には、ホームメニュー群で選択されている機能に対応したサブメニュー群に含まれる機能を示すアイコンが表示されている。サブメニューという名称であるが、実際には画像読取装置Aを動作させるために直接選択するメニューであり、重要なメニューである。
図12bには、ホームメニュー群のうち、「ホーム」機能が選択されており、それに対応するサブメニュー群である、「メール」、「FTP」、「FAX」、「共有フォルダー」、「USBメモリー」、「プリンター」機能を示すアイコンが上下2段で縦に3列並んで表示されている。
そのうち、「FTP」機能を示すアイコン503は、サブメニュー表示領域に502において、上段の中央に表示されている。残りのアイコンは、左右対称になるように配置されている。ここで、他のホームメニュー群に対応するサブメニュー群の機能が6つに満たない場合には、上段の左から右に向かって詰めて表示される。
本発明に係る画像読取装置Aの表示パネル90の幅方向の中心線Yに対し、アイコン503がオーバーラップするような位置に表示されている。つまり、サブメニュー表示領域は、表示パネル90の幅方向全長に対して、略中央に表示されている。
こうすることによって、通常のユーザは、画像読取装置Aの正面で使用することが多く、よく選択することとなる、画像読取装置Aの機能が正面に配置されるため、視覚的に機能が認識しやすくなる。
より良くは、ホームメニュー表示領域501の背景色を表示パネル90における表示画面93以外の領域の色と同じ色とすることが好ましい。一例としては、黒色などであれば、汎用的な樹脂などを用いて表示パネル90を形成しやすい。
<実施例4>
画像読取装置では、読み取る原稿サイズに応じて、画像読取サイズを設定することが可能である。例えば、A4、LETTER、A5などがある。現状選択されている画像読取領域幅が何であるかを図13のように、画像読取領域を表示するマーク162a、162bを表示画面93に表示することで、原稿をセットする際の目安や、規制部材111a、111bのセット位置の目安になり、画面を見ながら規制部材111a、111bの位置を設定すればよく、作業性を向上させることができる。また、ユーザーは現状どの設定になっているのか視覚的に確認することが可能である。
<実施例5>
実施例1から4で説明した画像読取装置から表示画面93を含む一部分だけを取り外せる構成にしてもよい。例えば、タブレット端末163を横向きでも縦向きでも装置に取り付けられる構成にする。画像読取装置から取り外し可能なタブレット端末163は、無線LAN等の通信手段により、画像データを通信することで、実施例1と同様にスキャンした画像データをタブレット端末の表示部に表示させることができる。図14は画像読取装置Aに対して表示部が縦長になるようにタブレット端末163を配置している。タブレット端末163に設けられた加速度センサにより、画像読取装置にセットされたタブレット端末の設置する向きに応じて、表示部に表示する向きを決める。
スキャンする原稿の幅、長さに応じて、ユーザーは表示部であるタブレット端末163の設置する向きをかえることで、読み取った画像データを等倍に近いサイズで表示することが可能であり、容易に読取画像を確認することができる。表示部より小さいサイズの原稿であれば、スクロールなしで全体を表示することができる。その場合、読み取った画像を順次画面上方から表示させることが好ましい。
A 画像読取装置
S 搬送媒体
1 載置台
2 排出トレイ
2a 第1排出トレイ
2b 第2排出トレイ
3、4 駆動部
5 伝達部
10 第1搬送部
11 送りローラ
12 分離ローラ
12a トルクリミッタ
20 第2搬送部
21 駆動ローラ
22 従動ローラ
30 第3搬送部
31 駆動ローラ
32 従動ローラ
40 重送検出センサ
41 発信部
42 受信部
50 媒体検出センサ
51 発光部
52 受光部
60 媒体検出センサ
61 発光部
62 受光部
70 画像読取ユニット
71 コンタクトイメージセンサ(CIS)
80 制御部
81 CPU
82 記憶部
83 操作部
84 通信部
85 インターフェース部
90 表示パネル
91 下部パネル
92 排出開口
93 表示画面
94 タッチパネル
100 本体
101 第1ヒンジ
102 第2ヒンジ
103 上部ユニット
104 下部ユニット
105 本体ヒンジ
111a、b 規制部材
120 排出位置調整部材
121 透光部
122 操作キー
130 突出部
131 トレイ支持部
140 上部弾性部材
141 接点部
151 ダンパー機構
152 ダンパーロット
153 弾性部材
154 ヒンジ部
155 ヒンジ部
156 スリット
157 当接部
158 受け部材
160 清掃部
161 清掃部
162 マーク
163 タブレット端末
201 画像読取装置
202 載置台
203 給紙口
204 液晶表示装置
205 タッチパネル
206、207 規制ガイド板
307 ストパー
308 ピックコロ
309 ピックアーム
310 搬送路
318 タイミングベルト
319 軸
319a、b 歯車
321 歯車
322 歯車
334 カム
335 弾性部材
336 弾性部材
340 歯車
341 ワンウェークラッチ
342 ローラ軸

Claims (9)

  1. 下部ユニット及び前記下部ユニットにヒンジを支点として回動可能に取り付けられた上部ユニットと、
    原稿を積載するための原稿積載部と、
    前記原稿を搬送する搬送手段と、
    前記上部ユニットと前記下部ユニットとの間に形成され、前記原稿積載部から前記ヒンジが設けられた方向に向かって前記原稿が搬送される原稿搬送路と、
    前記原稿搬送路の幅方向に延在し、前記搬送手段により前記原稿搬送路を搬送中の前記原稿の画像を読取る画像読取手段と、
    前記画像読取手段に付着したゴミを検知する検知手段と、
    前記原稿の画像読み取りに関する画面を表示可能であり、前記上部ユニットにおける前記原稿搬送路と重なる位置に設けられた表示手段と
    を備え、
    前記上部ユニットは、前記ヒンジを支点として回動することで前記原稿搬送路を開放することが可能であり、
    前記表示手段は、前記画像読取手段に対応する画像を、その長手方向を前記画像読取手段の長手方向と並行に、かつ、前記画像読取手段の長手方向範囲内に重ねて表示すると共に、前記検知手段によって検知されたゴミが付着する位置を示す画像を表示することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記画像読取手段で読み取った画像を、前記原稿の搬送に連動して、前記表示手段にスクロールしながら表示することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記原稿積載部に積載された原稿の幅方向を規制する規制ガイドであって、前記表示手段における幅方向に移動して前記原稿の幅方向を規制するように構成された規制ガイドをさらに有し、
    前記規制ガイドは、前記画像読取装置の筐体における前記幅方向に対し、一方側に寄って配置され、
    前記表示手段は、前記筐体の前面に設けられた表示パネルにおける前記一方側に寄って配置され、前記表示パネルにおける他方側には操作ボタンが設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記規制ガイドの規制領域の中心線と、前記表示手段の幅方向の中心線が同じ位置になるように前記表示手段が配置されたことを特徴とした請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記上部ユニットを回動することで前記原稿搬送路を開放した状態において、前記ゴミが付着した位置を示す画像を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  6. 前記搬送手段によって搬送された原稿を積載する排出トレイを備え、
    前記排出トレイは、前記表示手段と重なるように前記画像読取装置の本体に対して折り畳むことが可能であり、
    前記下部ユニットの最下部には、前記本体の前方に突出する突出部を有し、
    前記突出部における突出量は、前記排出トレイが前記画像読取装置の本体に折り畳まれた状態において、前記排出トレイの下方に収まる突出量であることを特徴とする請求項に記載の画像読取装置。
  7. 前記原稿搬送路を示す画像に対し、ゴミが付着した位置を前記検知手段に基づいて重ねて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の画像読取装置。
  8. 前記原稿の幅方向の読取領域を選択できる読取領域選択手段を有し、
    前記表示手段において、選択された前記読取領域に対応する表示を行うことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の画像読取装置。
  9. 前記表示手段を前記画像読取装置から取り外せることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の画像読取装置。
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