JP2017098717A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像読取装置を小型化する技術を提供する。
【解決手段】原稿を搬送する搬送手段を有する装置本体と、前記装置本体の搬送路に沿って装着されるセンサケースと、前記センサケース内で前記原稿の搬送方向に移動可能に設けられ、前記原稿の一方面を読み取る読取センサと、前記搬送路を挟んで前記読取センサに対向して設けられ、原稿搬送方向に並んで配置される第1背景部及び第2背景部を有する背景部材と、前記読取センサを前記原稿の搬送方向に移動させるセンサ移動部材とを備え、前記センサ移動部材は、前記搬送路の反対側から前記センサケースに取り付けられることで前記読取センサに係合し、前記センサ移動部材に対し、前記読取センサとは反対側から駆動力を伝達する駆動源を有することを特徴とする。
【選択図】図21

Description

本発明は、原稿を搬送しながら原稿に形成された画像を読み取る画像読取装置に関する。
画像読取装置において原稿の背景色を白色と黒色とを交互に切り替える技術が知られている。背景色を黒色とした場合には、自動的に原稿サイズを検知したり、黒色の背景により原稿と背景部との境界を認識して傾いた原稿を補正したり、更に薄手の原稿を読み取る際には裏映りを防止している。一方、背景部を白色とすることにより、読取位置に配置するガラス面に付着する埃等を検出し、埃等により読取画像に現れる縦スジを除去すると共に白色の読取データを受光素子の感度補正(シェーディング補正)のための基準データとして用いている。
従来の背景色を切り替える機構について図22を用いて説明する。
筒状の透明プラテンローラ800及び円筒状背景板801は、軸802に軸受803を介して支持されている。筒状の透明プラテンローラ800は、蓋804により内部で円筒状背景板801にゴミ・塵等が付着しないように密閉している。また、円筒状背景板801は軸802に固定され、同様に軸802に固定されたギア805を介してモータ806により回転駆動されるようになっている。原稿読み取り位置と対向する円筒状背景板801を白色部と黒色部に選択可能に保持することで、読み取り画像の背景色の切り替えを行うことができる。
特開2004-320331号公報
しかしながら上記特許文献1に記載されたように、背景色を切り替えるモータが背景板の側面に配置されていると、装置の幅寸法が大きくなるという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、画像読取装置を小型化する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像読取装置は、
原稿を搬送する搬送手段を有する装置本体と、
前記装置本体の搬送路に沿って装着されるセンサケースと、
前記センサケース内で前記原稿の搬送方向に移動可能に設けられ、前記原稿の一方面を読み取る読取センサと、
前記搬送路を挟んで前記読取センサに対向して設けられ、原稿搬送方向に並んで配置される第1背景部及び第2背景部を有する背景部材と、
前記読取センサを前記原稿の搬送方向に移動させるセンサ移動部材と
を備え、
前記センサ移動部材は、前記搬送路の反対側から前記センサケースに取り付けられることで前記読取センサに係合し、
前記センサ移動部材に対し、前記読取センサとは反対側から駆動力を伝達する駆動源を有することを特徴とする。
本発明によれば、読取ユニットの側面に背景切替用の駆動部を設ける必要がなくなるので、装置の幅寸法を小さくすることができる。
本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略図。 図1の画像読取装置の制御ユニットのブロック図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の正面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の他の正面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の上面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の他の上面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略断面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の他の概略断面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の側面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の他の側面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の斜視図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の他の斜視図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の画像読取下ユニットの概略断面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の画像読取ユニットの概略断面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の画像読取下ユニットの他の概略断面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の画像読取下ユニットの他の概略断面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の画像読取下ユニットを外した状態の位置検知センサ周辺の斜視図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の位置検知センサ周辺の概略断面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置のCIS駆動部の斜視図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置のCIS駆動部の概略断面図。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置のCIS摺動モータ周辺の概略断面図。 従来の背景切替機構の概略図。
図1は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの概略図である。
<装置の構成>
画像読取装置Aは、載置台1に積載された一又は複数の搬送媒体Sを1つずつ装置内に経路RTにて搬送してその画像を読み取り、排出トレイ2に排出する装置である。読み取る搬送媒体Sは、例えば、OA紙、チェック、小切手、名刺、カード類等の原稿であり、厚手の原稿であっても、薄手の原稿であってもよい。カード類は、例えば、保険証、免許証、クレジットカード等を挙げることができる。搬送媒体Sには、また、パスポートなどの冊子も含まれる。冊子を対象とする場合、ホルダを用いることができる。ホルダに見開き状態の冊子を収容して載置台1に載置することで、冊子がホルダと共に搬送され、その画像を読み取ることができる。
<給紙>
経路RTに沿って搬送媒体Sを給送する給送機構としての第1搬送部10が設けられている。第1搬送部10は本実施形態の場合、送りローラ11と、送りローラ11に対向配置される分離ローラ12を備え、載置台1上の搬送媒体Sを搬送方向D1に一つずつ順次搬送する。送りローラ11には、モータ等の駆動部3から伝達部5を介して駆動力が伝達され、図中矢印方向(経路RTに沿って搬送媒体Sを搬送させる正方向)に回転駆動される。伝達部5は例えば電磁クラッチであり、駆動部3からの送りローラ11への駆動力を断続する。
<駆動部>
駆動部3と送りローラ11とを接続する伝達部5は、例えば、本実施形態では、通常時において駆動力が伝達される状態とし、搬送媒体Sの逆送の場合に駆動力を遮断する。送りローラ11は伝達部5により駆動力の伝達が遮断されると、自由回転可能な状態となる。なお、このような伝達部5は、送りローラ11を一方向のみに駆動させる場合には設けなくてもよい。
<分離構造>
送りローラ11に対向配置される分離ローラ12は、搬送媒体Sを1枚ずつ分離するためのローラであり、送りローラ11に対して一定圧で圧接している。この圧接状態を確保するため、分離ローラ12は揺動可能に設けると共に送りローラ11へ付勢されるように構成される。分離ローラ12は、トルクリミッタ12aを介して駆動部3から駆動力が伝達され、実線矢印方向(送りローラ11の正方向とは逆方向))に回転駆動される。
分離ローラ12はトルクリミッタ12aにより駆動力伝達が規制されるため、送りローラ11と当接している際は送りローラ11に連れ回りする方向(破線矢印方向)に回転する。これにより、複数の搬送媒体Sが送りローラ11と分離ローラ12との圧接部に搬送されてきた際には、一つを残して2つ以上の搬送媒体Sが下流に搬送されないようにせき止められる。
なお、本実施形態では分離ローラ12と送りローラ11とで分離機構を構成したが、このような分離機構は必ずしも設けなくてもよく、経路RTに搬送媒体Sを1つずつ順次給送する給送機構であればよい。また、分離機構を設ける場合においては、分離ローラ12のような構成の代わりに、搬送媒体Sに摩擦力を付与する分離パッドを送りローラ11に圧接させて、同様の分離作業を持たせるようにしてもよい。
<搬送構造>
第1搬送部10の搬送方向下流側にある搬送機構としての第2搬送部20は、駆動ローラ21と、駆動ローラ21に従動する従動ローラ22とを備え、第1搬送部10から搬送されてきた搬送媒体Sをその下流側へ搬送する。駆動ローラ21にはモータ等の駆動部4から駆動力が伝達され、図中矢印方向に回転駆動される。従動ローラ22は駆動ローラ21に対して一定圧で圧接し、駆動ローラ21に連れ回る。この従動ローラ22は、バネ等の付勢ユニット(不図示)によって駆動ローラ21に対して付勢された構成としてもよい。
このような第2搬送部20よりも搬送方向下流側にある第3搬送部30は、駆動ローラ31と、駆動ローラ31に従動する従動ローラ32とを備え、第2搬送部20から搬送されてきた搬送媒体Sを排出トレイ2へ搬送する。つまり、この第3搬送部30は排出機構として機能する。駆動ローラ31にはモータ等の駆動部4から駆動力が伝達され、図中矢印方向に回転駆動される。従動ローラ32は駆動ローラ31に対して一定圧で圧接し、駆動ローラ31に連れまわる。この従動ローラ32は、バネ等の付勢ユニット(不図示)によって駆動ローラ31に対して付勢された構成としてもよい。
排出トレイ2は、画像読取装置Aに対して回動可能なように、画像読取装置Aの下方に設けられた第1ヒンジ101を介して軸支されている。また、第1ヒンジ101側の第1排出トレイ2aとその先端側に接続された第2排出トレイ2bとから構成されており、第2排出トレイ2bは第1排出トレイ2aに対して回動可能に軸支されている。
<画像読取構造、制御>
ここで、本実施形態の画像読取装置Aでは、画像読取ユニット70として、第2搬送部20と第3搬送部30との間に配置される画像読取上ユニット701と画像読取下ユニット702とによって画像の読み取りを行うため、第2搬送部20及び第3搬送部30は搬送媒体Sを定速搬送する。搬送速度は常に第1搬送部10の搬送速度以上とすることで、先行搬送媒体Sに後続搬送媒体Sが追いついてしまう事態を確実に回避できる。例えば、本実施形態では、第2搬送部20及び第3搬送部30による搬送媒体Sの搬送速度を、第1搬送部10による搬送媒体Sの搬送速度よりも速くなるように速度制御するようにした。
なお、第2搬送部20及び第3搬送部30による搬送媒体Sの搬送速度と、第1搬送部10による搬送媒体Sの搬送速度とを同一条件とした場合でも、駆動部3を制御して後続搬送媒体Sの給送開始タイミングを間欠的にずらすことにより先行搬送媒体Sと後続搬送媒体Sとの間に最低限の間隔を形成することも可能である。
<重送検出>
第1搬送部10と第2搬送部20との間に配置される重送検出センサ40は、静電気等で紙などの搬送媒体S同士が密着し、第1搬送部10を通過してきた場合(つまり重なって搬送される重送状態の場合)に、これを検出するための検出センサ(原稿の挙動や状態を検出するセンサ)の一例である。重送検出センサ40としては、種々のものが利用可能であるが本実施形態の場合には超音波センサであり、超音波の発信部41とその受信部42とを備え、紙等の搬送媒体Sが重送されている場合と1つずつ搬送されている場合とで、搬送媒体Sを通過する超音波の減衰量が異なることを原理として重送を検出する。
<レジストセンサ>
このような重送検出センサ40よりも搬送方向下流側に配置される媒体検出センサ50は第2搬送部20よりも上流側で、第1搬送部10よりも下流側に配置された上流側の検出センサ(原稿の挙動や状態を検出するセンサ)としての一例であり、第1搬送部10により搬送される搬送媒体Sの位置、詳細には、媒体検出センサ50の検出位置に搬送媒体Sの端部が到達又は通過したか否かを検出する。媒体検出センサ50としては、種々のものが利用可能であるが、本実施形態の場合には光学センサであり、発光部51とその受光部52とを備え、搬送媒体Sの到達又は通過により受光強度(受光量)が変化すること
を原理として搬送媒体Sを検出する。
本実施形態の場合、搬送媒体Sの先端が媒体検出センサ50で検出されると、搬送媒体Sが重送検出センサ40により重送を検出可能な位置に到達しているように、上記の媒体検出センサ50は重送検出センサ40の近傍においてその下流側に設けられている。なお、この媒体検出センサ50は、上記の光学センサに限定されず、例えば、搬送媒体Sの端部が検知できるセンサ(イメージセンサ等)を用いてもよいし、経路RTに突出したレバー型のセンサでもよい。
媒体検出センサ50とは別の媒体検出センサ60が画像読取上ユニット701と画像読取下ユニット702よりも上流側に配置されている。第2搬送部20よりも下流側に配置された下流側の検出センサとしての一例であり、第2搬送部20により搬送される搬送媒体Sの位置を検出する。媒体検出センサ60としては、種々のものが利用可能であるが、本実施形態の場合、媒体検出センサ50と同様に光センサであり、発光部61と受光部62とを備え、搬送媒体Sの到達又は通過により受光強度(受光量)が変化することを原理として搬送媒体Sを検出する。なお、本実施形態では、第2搬送部20の搬送方向上流側と下流側のそれぞれに媒体検出センサ50、60を配置したが、何れか一方だけでもよい。
<ブロック図の説明>
図2を参照して制御部80について説明する。図2は画像読取装置Aの制御部8のブロック図である。
制御部80はCPU81、記憶部82、操作部83、通信部84及びインターフェース部85を備える。CPU81は記憶部82に記憶されたプログラムを実行することにより、画像読取装置A全体の制御を行う。記憶部82は例えばRAM、ROM等から構成される。操作部83は、例えば、スイッチやタッチパネル等で構成され、操作者からの操作を受け付ける。
通信部84は、外部装置との情報通信を行うインターフェースである。外部装置としてPC(パソコン)を想定した場合、通信部84としては、例えば、USBインターフェースやSCSIインターフェースを挙げることができる。また、このような有線通信のインターフェースの他、通信部84は無線通信のインターフェースとしてもよく、有線通信、無線通信の双方のインターフェースを備えていてもよい。
インターフェース部85はアクチュエータ86やセンサ87とのデータの入出力を行うI/Oインターフェースである。アクチュエータ86には、駆動部3、駆動部4、伝達部5等が含まれる。センサ87には、重送検出センサ40、媒体検出センサ50及び60、画像読取上ユニット701と画像読取下ユニット702等が含まれる。
<PCからの開始指示受信による駆動>
画像読取装置Aの基本的な動作について説明する。制御部80は、例えば画像読取装置Aが接続された外部パソコンから画像読み取りの開始指示を受信すると、第1搬送部10〜第3搬送部30の駆動を開始する。載置台1に積載された搬送媒体Sはその最も下に位置する搬送媒体Sから1つずつ搬送される。
<重送時の制御>
搬送の途中で搬送媒体Sは重送検出センサ40により重送の有無が判定され、重送が無いと判定されると搬送が継続される。なお、重送があると判定された場合には、搬送を停止するか、第1搬送部10による後続搬送媒体Sの取り込みを停止して、重送状態にある搬送媒体Sをそのまま排出するようにしてもよい。
<レジストセンサの出力に応じた読取開始>
制御部80は、媒体検出センサ60の検出結果に基づくタイミングで、第2搬送部20により搬送されてきた搬送媒体Sの、画像読取上ユニット701と画像読取下ユニット702による画像の読み取りを開始し、読み取った画像を一次記憶して順次外部パソコンへ送信する。画像が読み取られた搬送媒体Sは第3搬送部30により排出トレイ2に排出されてその搬送媒体Sの画像読取処理が終了する。
<排紙構造>
図3は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの排出トレイ2を展開した状態の正面図である。
正面上部の表示パネル90には表示画面93が設けられ、隣接した位置に操作キー122が設けられている。
正面下部の下部パネル91には排出開口92が設けられており、第3搬送部30によって搬送された搬送媒体Sが排出される。
図4は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの排出トレイ2を収納した状態の正面図である。
排出トレイ2は、画像読取装置Aに対して回動可能なように、画像読取装置Aの下方に設けられた第1ヒンジ101を介して軸支されており、第1排出トレイ2a及び第2排出トレイ2bによって本体前面を覆うように構成されている。
第1排出トレイ2aは、第1ヒンジ101を支点として回動可能に画像読取装置Aの本体100に取り付けられている。第1排出トレイ2aは、下部パネル91及び排出開口92を合わせた面積と同サイズで形成され、図4に示すような排出トレイ2の収納状態において、第1ヒンジ101を支点として回動し、下部パネル91及び排出開口92を覆うように折り畳まれる。
第2排出トレイ2bは、表示パネル90と同サイズで形成され、図4に示すような排出トレイ2の収納状態において、第1排出トレイ2aの先端に設けられた第2ヒンジ102を支点として回動し、表示パネル90と重なるように折り畳まれる。
図5は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの排出トレイ2を展開した状態における上面図である。
第3搬送部30により搬送されてきた搬送媒体Sは、排出開口92を経て第1排出トレイ2aに排出され、搬送媒体Sのサイズによっては第2排出トレイ2bまで到達し、案内される。
第1排出トレイ2aには、排出位置調整部材120が回動可能に設けられており、名刺などのような第1排出トレイ2aに対して小さいサイズの搬送媒体Sが排出されるときなどに、起立状態に回動させることで搬送媒体Sが停止する位置を調整し、排出された搬送媒体Sを散らばりにくくすることができる。
また、第2排出トレイ2bには、透光部121が設けられており、表示パネルに設けられた操作キー122と重なる位置に配置されている。操作キー122は本体電源をオン、オフする電源ボタンとなっており、電源オン状態においてはボタンが点灯するように構成されている。操作キー122と重なる位置に配置された透光部121は、排出トレイ2の収納状態においても操作キー122が点灯状態であるか、消灯状態であるかを確認することができ、画像読取装置Aの電源状態を確認することができる。
<表示パネルの構成>
第2排出トレイ2bの収納状態において、第2排出トレイ2bと重なる位置に設けられた表示パネル90には、表示画面93が配置されている。
表示画面93は、給送トレイ110および搬送路幅Wと中心線Xが同位置となるように配置されている。尚、本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの最大搬送路幅WmaxとしてA4レターサイズを給送可能に構成されており、その幅はWmax=216mmである。表示画面93の幅は224mmであり、Wmaxを超える長さとなっている。
これにより、例えば、読み取った画像を実寸大で表示画面93に表示することができるようになり、仕上がり状態の確認が容易に行えるため、ユーザの利便性を向上することができる。
<給送構造詳細>
図6は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの排出トレイ2を収納した状態における上面図である。
積載台1には、配置される搬送媒体Sの大きさに合わせて搬送方向に対して直交する方向にスライド可能に取り付けられた規制部材111が設けられている。
<上部ユニット詳細>
図7は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの概略断面図である。
本体100は、上部ユニット103と下部ユニット104とから構成され、上部ユニット103は下部ユニット104に対し、本体ヒンジ105を支点として回動可能に取り付けられている。
上部ユニット103は、表示パネル90に最大搬送路幅Wmaxを超える幅の表示画面93及び表示画面93の支持フレーム板金を備えているため、図8に示すように上部ユニット103を展開した状態における重心は、図1に示すような上部ユニット103を収納した状態よりも搬送方向前方側に大きくずれることになる。
したがって、上部ユニットを展開する際に勢いがあると画像読取装置Aが転倒してしまう虞があるが、本実施形態に係る画像読取装置Aにおいては、突出部130を有することにより、上部ユニット103の展開に伴う重心移動が起こっても画像読取装置Aの転倒を防ぐことができる。突出部130の突出量は、図7のような上部ユニット103及び排出トレイ2の収納状態においては、排出トレイ2の下方に収まるような突出量であって、図8のような上部ユニット103の展開状態においては、上部ユニット103の重心よりも搬送方向前方まで位置するような突出量となっている。これにより、上部ユニット103の展開による画像読取装置Aの転倒を防止しつつ、排出トレイ2を収納した収納状態においては必要以上に突出させず、ユーザの邪魔にならないようにすることができる。
<排出トレイ角度調節>
また、突出部130の上面には、排出トレイ2を展開したときにその下面に当接するようにしたトレイ支持部131が回動可能に設けられている。
図9に示すように、排出トレイ2は、その展開状態においては、突出部130によって支持され、排出される搬送媒体Sを受けることができるようにされている。図10に示すように、トレイ支持部131を突出部130上面から上方に突出するように回動させると、排出トレイ2の下面側に当接して排出トレイ2を支持することとなり、突出部130によって支持する図9の状態から、排出トレイ2の角度を調節できる。
例えば、図10の状態では、図9の状態と比べて、排出トレイ2が鉛直方向上方に持ち上げられることとなり、排出トレイ2の上面において搬送媒体Sの先端が着地する位置を変更することができる。これにより、図9の状態では、排出される搬送媒体Sの先端が、既に排出済みの搬送媒体Sの後端に当接して押し出してしまうような場合において、図10のように排出トレイ2の角度を変更することで、既に排出済みの搬送媒体Sの後端を下部ユニット104側に寄せる作用に加えて、既に排出済みの搬送媒体Sの上面に、後続の搬送媒体Sの先端を確実に着地させることができる。このような構成により、排出トレイ2上での排出済みの搬送媒体Sの整列性を格段に向上することができる。
なお、トレイ支持部131は回動範囲の途中においても排出トレイ2を支持可能なように構成し、排出トレイ2の角度を複数段階で調節可能にしてもよい。その場合、搬送媒体Sごとに最も排出トレイ2上での整列性が高い角度で搬送媒体Sを受けることができ、使用性を向上できる。
<上部ユニットのアース>
図11は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの上部ユニット103を展開した状態の斜視図である。
上部ユニット103を収納する際に勢いよく回動させると、上部ユニット103が下部ユニット104側に接触する際に大きな衝撃が加わり、大きな音が発生してしまうなどすることがある。本実施形態に係る画像読取装置Aにおいては、上部ユニット103の分離ローラ12の両脇に、金属製の上部弾性部材140が設けられている。
上部ユニット103が収納状態となる際に、上部弾性部材140が下部ユニット104側に設けられた接点部141に弾性付勢されながら収納状態となる。上部弾性部材140の上部ユニット103に取り付けられる側の端部は、上部ユニット130内に設けられた電装部品のグランド側と導通しており、上部弾性部材140が接点部141に接触することによって下部ユニット内に配置された電装部品のグランド側に導通される。
したがって、上部ユニット103の収納状態において、緩衝部材によって上部ユニット103側のアースを取ることができる。
<CISユニットのアース>
図12は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの画像読取下ユニット702の取付時の斜視図である。図12(a)は画像読取下ユニット702の取付前の状態を示し、(b)は取付後の状態を示す。
画像読取下ユニット702は、図12(a)の様に下部ユニット104の下部読取収容部1041に挿入される際に、下部ユニット104側から突出した金属製の下部弾性部材75を付勢しながら挿入され、図12(b)の様に収容完了位置において、嵌合固定される。
図13は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの画像読取下ユニット702周辺の概略断面図である。図13(a)は画像読取下ユニット702の取付前の状態を示し、(b)は取付後の状態を示す。
画像読取下ユニット702の下面は金属製部材76で覆われており、CIS71などの電装部品とアースが取られている。金属製部材76で下部弾性部材75を付勢しながら挿入されることで、画像読取下ユニット702は下部ユニット104に対しアースされる。
ここで、画像読取下ユニット702は、下部弾性部材75によって上方に付勢されているため、嵌合固定を外すだけで画像読取下ユニット702が上方に持ち上げられ、画像読取下ユニット702の取り外しが容易となり、メンテナンス性を向上できる。
<CISの配置>
これより本発明の画像読取ユニットに関する実施形態について詳しく開示する。
媒体検出センサ60よりも下流側にある画像読取上ユニット701と画像読取下ユニット702は、例えば、光学的に走査し、電気信号に変換して画像データとして読み取るものであり、内部にLED等の光源、イメージセンサ、レンズアレー等を備えている。本実施形態の場合、画像読取上ユニット701は上部ユニット103に設けられた上部読取収容部(不図示)、画像読取下ユニット702は下部ユニット104に設けられた下部読取収容部1041にそれぞれ配置されており、搬送媒体Sの表裏面を読み取る。しかし、上部ユニット103もしくは下部ユニット104のどちらか片側にのみ一つ配置して、搬送媒体Sの片面のみを読み取る構成としてもよい。また、本実施形態では、画像読取上ユニット701と画像読取下ユニット702を経路RTの両側に対向配置した構造としているが、例えば、経路RTの方向に間隔をあけて配置してもよい。
画像読取下ユニット702は、下部ユニット104に固定されている。一方、画像読取上ユニット701は加圧ばね(不図示)によって移動可能に支持されている。これにより、画像読取上ユニット701自体が搬送面に対して垂直方向に平行移動可能となり、厚手の原稿に対する画像読み取りや搬送を円滑に行うことができる。
図14は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの画像読取上ユニット701と画像読取下ユニット702の垂直方向部分断面図である。(a)は白基準部対向時を示し、(b)は黒部対向時を示す。
図14を参照して画像読取上ユニット701及び画像読取下ユニット702の構成について説明する。画像読取上ユニット701は、画像を読み取るロッドレンズ711aを有するCIS711と、白基準部721aを有する色基準部材721と、原稿読取位置に原稿をガイドするコンタクトガラス741と、CIS711と色基準部材721を収容しコンタクトガラス741を保持するセンサケース751と、センサケースの蓋となる蓋731で構成される。本実施形態では色基準部材721の白基準部721aは貼り付け、接着、塗装、もしくはその他の方法でCIS711と一体になっており、黒部721bはCIS711の一部に形成されている。
画像読取下ユニット702は、上記の画像読取上ユニット701の構成と同様に、画像を読み取るロッドレンズ712aを有するCIS712と、白基準部722aを有する色基準部材722と、原稿読取位置に原稿をガイドするコンタクトガラス742と、CIS712と色基準部材722を収容しコンタクトガラス742を保持するセンサケース752と、センサケースの蓋となる蓋732で構成され、それ以外に、CIS712を所定の位置に移動させるための直進カム74と、移動させたCIS712を第一の位置(初期位置)に移動させるために直進カム74を付勢するカム戻しバネ78とを有する。
図15(a)は黒部対向時の画像読取下ユニット702の垂直部分断面図であり、図15(b)は黒部対向時の画像読取下ユニット702の水平部分断面図である。図16(a)は白基準部対向時の画像読取下ユニット702の垂直部分断面図であり、図16(b)は白基準部対向時の画像読取下ユニット702の水平部分断面図である。
CIS712は図15(a)の矢印z方向に伸びる突起712a、712bを有する。突起712aは、直進カム74に設けられたカム溝74aに嵌め込まれている。更に、突起712aは、下蓋732に設けられた長穴732aに摺動部材760を介して嵌め込まれており、これにより、主走査方向の移動が規制される。一方、突起712bは、直進カム74に設けられたカム溝74bに嵌め込まれている。また、CIS712は摺動性の良い摺動部材760を介して下蓋732と摺動する為、CIS712の移動によるCIS712及び下蓋732、カム溝74aとの摩耗を低減することができる。
直進カム74は、CIS712の突起712a、712bが嵌まり込むカム溝74a、74bと、下蓋732に設けられた突起732b、732cが嵌まり込む長穴74c、74dと、カム戻しバネ78が引っ掛かる引っ掛け部74eとを有する。
直進カム74は、カム戻しバネ78によって下蓋732の係止め部732dに係止めされ、図中の矢印g方向に引っ張られている。そして、第一の位置(初期位置)である白基準部対向時には、図15(a)に示すように突起712aおよび712bは図中右寄りに位置する。一方、所定の位置である黒部対向時には、図16(a)に示すように、突起712aおよび712bは図中左寄りに位置する。
このように直進カム74は、CIS712に係合され、CIS712の長手方向である主走査方向に移動されることにより、当該CIS712を副走査方向に動かして画像読取上ユニット701に設けられた色基準部材721の白基準部721aに対向する位置及び黒部721bに対向する位置のいずれか一方に移動させることができる。これにより原稿の画像を読み取る際の原稿の背景色の切り替えを行う。
本実施形態の様にCIS712だけを移動させるようにすれば、CIS摺動モータ73に掛かる負荷を小さくでき、モータの小型化及び低消費電力化を図ることができる。
なお、CIS712が色基準部材721の白基準部721aと黒部721bのどちらに対向した位置に移動したかは位置検知センサ770の出力で判別することができる。この位置検知センサ770は直進カム74の位置を検知する検知手段であり、直進カム74の位置を検出することによって、間接的にCIS712が白基準部721aと黒部721bのどちらに対向して位置しているかを検知している。
このような画像読取装置において、CIS712が白基準部721a対向位置と黒部721b対向位置との間を移動する場合、原稿画像読取位置に対してCIS712がずれると原稿読取の先端位置ずれ(読み取り位置ずれ)を引き起こしてしまう。先端位置ずれが起こると原稿の先端、もしくは原稿の後端にある画像が欠け、読み取った画像の品位が低下する。この先端位置ずれを防止するために、位置検知センサ770を使用して原稿読取時のCIS712の位置検出を行う。
本実施形態においては、位置検出センサ770により検出したCIS712の位置に応じて、白基準部対向位置と黒部対向位置とで、媒体検出センサ60で原稿先端が検出されてから原稿の画像の読み取りを開始するまでのタイミングを変えることで先端位置ずれを防止している。
また、本実施形態において、位置検知センサ770は図17に示すように下部ユニット104に設けられた下部読取収容部1041の画像読取下ユニット702の搬送面とは反対の面側に配置されている。
位置検知センサ770の直進カム74の位置検出動作について図18を参照して説明する。
画像読取装置の電源がONになったとき、直進カム74を図18の矢印aの方向へ、直進カム74の突部74gが図17に示す位置検知センサ770のスリット770aを遮る位置(位置検知センサ770がONになった位置:BP)まで移動させる。このBPはCIS712が黒部712bに対向する位置である。そして後述するギア79が半回転する位置(WP)まで、直進カム74を図18の矢印bの方向へ移動させる。このWPはCIS712が白基準部712aに対向する位置である。この一連の動作が装置の電源がonになる度に行われる、背景切替機構のイニシャライズ動作である。
イニシャライズ動作後、背景色が白色に設定され画像の読み取りが開始されると、直進カム74を移動させずWPに位置したまま、シェーディング補正用の白基準データの読み取りを行う。そして搬送されてきた原稿の画像の読み取りを行う。
背景色が黒色に設定されていた場合は、背景色が白色のときと同様にシェーディング補正用の白基準データの読み取りを行った後、直進カム74をBPまで移動させ、搬送されてきた原稿の画像の読み取りを行う。
次に、CIS駆動部の構成について図19及び図20を参照して説明する。
図19は画像読取下ユニット702を外した状態のCIS駆動部周辺の斜視図であり、図20はCIS駆動部周辺の部分断面図である。
下部ユニット104は、図19に示すように、CIS摺動モータ73と直進カム74の嵌合部が貫通する貫通孔104aを有する。
また、下部ユニット104の下部読取収容部1041には、貫通孔104aと後述するCIS駆動部を覆うように突出部104cが設けられている。突出部104cにより、搬送路から下部読取収容部1041に落ちてきた紙粉などが貫通孔104aから下部ユニット104に設けられた部品やCIS駆動部に堆積することを低減している。
CIS駆動部は図20に示すように直進カム74に駆動力を伝達するギア79と、ピニオンギア77を作動するCIS摺動モータ73と、CIS摺動モータ73に圧入され、ギア79と当接するピニオンギア77とを有する。
ギア79には、直進カム74に設けられたカム溝74fに嵌め込まれる突起79aが設けられている。CIS摺動モータ73が回転すると、ピニオンギア77、ギア79、そして直進カム74へと駆動力が伝わり、直進カム74が主走査方向に移動する。
また、CIS摺動モータ73は図21に示すように、下部ユニット104に設けられた下部読取収容部1041の搬送路とは反対側の面に配置されている。つまり、下部読取収容部1041を挟んだ画像読取下ユニット702の搬送路側とは反対側の面に配置されている。CIS摺動モータ73を画像読取下ユニット702の搬送路側とは反対側の面に配置することで、装置本体の幅方向寸法を小型化できる。
本実施形態の様にCIS711、712と色基準板721、722をそれぞれ一体にすることで、両面同時読取の画像読取装置においても片側のCIS712を移動させるだけで表面と裏面の両面の背景色を切り替えることが可能となる。従って、2つの読取ユニット701、702に対して、当該ユニットを駆動させるためのCIS駆動部や直進カム74をそれぞれに設ける必要がなくなる。その結果、それらを設ける空間を削減して装置の小型化を図ることができるとともに、部品点数を減らして装置を廉価にすることができる。
また、本実施形態ではCIS駆動部を読取下ユニット702ではなく下部ユニット104に配置したことで、読取下ユニット702だけを装置から着脱することができ、メンテナンスの際に扱うユニットが小さくなり、メンテナンス性が向上する。
特に、画像読取下ユニット702の下部にCIS712を移動させるための直進カム74を設けたことで画像読取装置Aの幅方向を広げることなく、背景の切り替えを行うことが出来る。
A 画像読取装置
S 搬送媒体
1 載置台
2 排出トレイ
2a 第1排出トレイ
2b 第2排出トレイ
3、4 駆動部
5 伝達部
10 第1搬送部
11 送りローラ
12 分離ローラ
20 第2搬送部
21 駆動ローラ
22 従動ローラ
30 第3搬送部
31 駆動ローラ
32 従動ローラ
40 重送検出センサ
50、60 媒体検出センサ
73 CIS摺動モータ
74 直進カム
75 下部弾性部材
76 金属製部材
77 ピニオンギア
78 カム戻しバネ
79 ギア
80 制御部
84 通信部
90 表示パネル
91 下部パネル
93 表示画面
100 本体
101 第1ヒンジ
102 第2ヒンジ
103 上部ユニット
104 下部ユニット
105 本体ヒンジ
111 規制部材
120 排出位置調整部材
121 透光部
122 操作キー
130 突出部
131 トレイ支持部
140 上部弾性部材
141 接点部
701 画像読取上ユニット
702 画像読取下ユニット
711、712 コンタクトイメージセンサ(CIS)
721、722 色基準板
721a、722a 白基準部
721b、722b 黒部
731、732 蓋
741、742 コンタクトガラス
751、752 センサケース
760 摺動部材
770 位置検知センサ
800 透明プラテンローラ
801 円筒状背景板
802 軸
803 軸受
804 蓋
805 ギア
806 モータ

Claims (3)

  1. 原稿を搬送する搬送手段を有する装置本体と、
    前記装置本体の搬送路に沿って装着されるセンサケースと、
    前記センサケース内で前記原稿の搬送方向に移動可能に設けられ、前記原稿の一方面を読み取る読取センサと、
    前記搬送路を挟んで前記読取センサに対向して設けられ、原稿搬送方向に並んで配置される第1背景部及び第2背景部を有する背景部材と、
    前記読取センサを前記原稿の搬送方向に移動させるセンサ移動部材と
    を備え、
    前記センサ移動部材は、前記搬送路の反対側から前記センサケースに取り付けられることで前記読取センサに係合し、
    前記センサ移動部材に対し、前記読取センサ側とは反対側から駆動力を伝達する駆動源を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記センサ移動部材は、
    前記原稿の搬送方向における幅方向に移動することで前記読取センサを前記原稿の搬送方向に移動させることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記センサケースは、前記装置本体に設けられたセンサ収容部に載置され、
    前記駆動源は、前記センサ収容部に設けられた貫通孔を介して前記センサ移動部材へ駆動力を伝達し、
    前記貫通孔の周囲に、前記センサケースに向かって延びる突出部が設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
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