JPH09116745A - 原稿読取装置および方法 - Google Patents

原稿読取装置および方法

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JPH09116745A
JPH09116745A JP7266833A JP26683395A JPH09116745A JP H09116745 A JPH09116745 A JP H09116745A JP 7266833 A JP7266833 A JP 7266833A JP 26683395 A JP26683395 A JP 26683395A JP H09116745 A JPH09116745 A JP H09116745A
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JP7266833A
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English (en)
Inventor
Yosuke Yasui
洋介 安井
Masayuki Takezawa
正行 竹澤
Hideo Kawachi
秀夫 河内
Youichi Hishijima
洋一 比志島
Katsuyuki Koizumi
勝幸 古泉
Yuichi Machida
祐一 町田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置を小型化し、外観を良好にする。 【解決手段】 原稿を読み取るスキャナ、読み取った原
稿を表示する液晶ディスプレイ(LCD)2、および読
み取った原稿を記録するMD Dataドライブ3を1
つの筐体内に備え、LCD2には、原稿の種類を入力す
るメニューが表示され、そのメニューにおいて、ユーザ
は、原稿の種類を入力する。そして、その原稿種類に応
じた原稿ガイドが、LCD2に表示され、ユーザは、そ
の原稿ガイドに合わせて原稿を挿入する。スキャナを内
蔵する可動部12は、原稿を読み取るときのみ、上方に
回動され使用され、通常は装置に収納されている。従っ
て、装置が小さくなり、また、可動部12に原稿ガイド
を印刷する必要もないので、装置の外観が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿読取装置およ
び方法に関し、特に、原稿を読み取るとき、原稿に応じ
たガイドを表示する原稿読取装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、写真、名刺、書類などの原稿を読
み取り、読み取った原稿を表示する装置としては、電子
ファイル装置やファクシミリなどがある。電子ファイル
装置は、読取部、表示部などを備え、読取部は、通常の
書類や名刺などを読み取り、表示部は、読取部で読み取
られた画像データを表示し、その電子ファイル装置が記
録装置を有している場合は、読み取った画像データをそ
の記録装置に記録させる。
【0003】このような電子ファイル装置は、従来、表
示部と読取部が分離しており、個別の(独立した)複数
の筐体で構成されている。また、原稿を読み取る場合、
読取部における原稿の挿入位置を指示する原稿ガイドに
従って、原稿を読取部に挿入する。通常、この原稿ガイ
ドは、読取部に印刷されているか、あるいは、原稿の端
部の位置を規制する規制部材を読取部にスライド自在に
結合して設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、読取部
に印刷された原稿ガイドの場合、用紙の大きさ毎にガイ
ドを印刷する必要があるため、多くのガイドが装置に印
刷され、装置の外観が悪くなる。また、機械的に原稿を
規制する原稿ガイドは、外観が悪くなるだけでなく、装
置が大型化するという問題を有している。
【0005】また、読取部と表示部が一体となった小型
ファクシミリもあるが、原稿のサイズが限定されてお
り、様々なサイズの原稿を読み取ることができないた
め、サイズの違う原稿を一括して取り扱うことができな
い。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、読取部、表示部および記録部を一体化し、さ
らに、読取時に、表示部が原稿ガイドを表示するように
し、外観を損ねず、さらに装置を小型化するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の原稿読
取装置は、原稿を読み取り、画像データに変換する読取
手段と、読取手段が読み取った画像データを記録する記
録手段と、画像データを表示する表示手段とを備え、表
示手段は、読取手段が原稿を読み取るとき、原稿の大き
さに応じた原稿ガイドを表示することを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の原稿読取方法は、原稿を
読み取るとき、原稿の大きさに応じた原稿ガイドを表示
することを特徴とする。
【0009】請求項1に記載の原稿読取装置において
は、表示手段は、読取手段が原稿を読み取るとき、原稿
の大きさに応じた原稿ガイドを表示する。
【0010】請求項4に記載の原稿読取方法において
は、原稿を読み取るとき、原稿の大きさに応じた原稿ガ
イドを表示する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の原稿読取装置を
応用した可搬型の電子ファイル装置の一実施例の外観を
示している。この実施例においては、読取手段としての
スキャナ1、表示手段としての液晶ディスプレイ(LC
D:Liquid Crystal Display)2、および記録手段とし
てのMD(Mini Disk)Data(商標)ドライブ3が
1つの筐体内に備えられている。
【0012】この筐体は、本体部11である第1の筐
体、および可動部12である第2の筐体で構成され、第
1の筐体内には、LCD2とMD Dataドライブ3
が備えられ、第1の筐体の下側先端は、支持脚22とな
っており、ついたて21とともに装置を支えるときに利
用される。LCD2には、原稿を読み取るときに、原稿
の挿入位置を指示する原稿ガイド86,87や、スキャ
ナ1で読み取った原稿などが表示される。
【0013】第2の筐体内には、スキャナ1が備えられ
ている。また、第2の筐体内には、A4の原稿の読み取
りを行うときに、原稿の左右端の位置を規制し、その移
送をガイドするためのパスガイド45が設けられてい
る。
【0014】本実施例において原稿の読み取りを行う場
合、図2に示すように、本体部11の背部に回動自在に
取り付けられているついたて21を開き、このついたて
21と支持脚22により装置を斜めに正立させる。さら
に、本体部11に対して回動自在に結合されている可動
部12を前上方に回動させ、本体部11と可動部12の
間にすきまを作り、そのすきまから原稿31をスキャナ
1に挿入する。このように支持脚22を付加すること
で、本体部11に対して回動自在な可動部12で装置を
支えなくても済み、装置を安定して立たせることができ
る。
【0015】図3(a)は、可動部12に備えられてい
る移送機構64とスキャナ1の構造を示している。移送
機構64は、駆動ローラ41とローラ42で構成され、
スキャナ1は、ランプ43とセンサ44で構成される。
本体部11と可動部12の間から挿入された原稿31
は、駆動ローラ41とローラ42で圧接され、駆動ロー
ラ41によって、所定の速度で移送される。そして、ラ
ンプ43は、原稿31に上方から一定光量の光を照射
し、原稿31からの反射光をセンサ44が受光し、原稿
の読み取りが行われる。原稿がA4サイズである場合、
原稿は、可動部12の内部に固定されたパスガイド45
に沿って、可動部12から排出される。
【0016】このように、可動部12に移送機構64お
よびスキャナ1を備えたので、原稿の読み取りを行わな
いときは、可動部12を図3において反時計方向に回動
させ、図3(b)に示すように、可動部12を本体部1
1に収納することで、原稿読取時以外は装置を小さくす
ることができ、また、ほこりなどの異物が装置内に入り
にくくすることができる。
【0017】本実施例は、A4の大きさの原稿まで読み
取ることができる。通常、A4の大きさの紙は、比較的
やわらかいので、A4の原稿を読み取る場合、原稿は、
図3(a)に示すようにその左右端部がパスガイド45
に沿ってガイドされ、前面に曲げられながら排出され
る。図4に模式的に示すように、パスガイド45は、A
4の原稿51の幅を規制する位置に固定されている。例
えば、本実施例において、A4より幅の小さいはがき5
2や名刺53を原稿として読み込む場合、装置の中央を
移送させるため、パスガイド45は使用されない。この
ようにすることで、比較的かたい原稿であるはがき52
や名刺53を読み取る場合、パスガイド45を通すこと
で、それらの原稿を曲げてしまうことを防止することが
できる。
【0018】図5は、上記実施例の電気的構成例を示し
ている。この実施例は、CPU61および入力装置66
を備えている。CPU61は、ROM62に記憶されて
いるプログラムに従って、各種処理を行うようになされ
ている。RAM63は、CPU61が各種処理を行うと
き、プログラムやデータを一時的に記憶するようになさ
れている。
【0019】CPU61は、原稿を読み取るモードのと
き、図6に示すような原稿の種類のメニューを、LCD
制御回路67に指示し、LCD2に表示させる。原稿の
種類のメニューは、A4普通紙、はがき、名刺および原
稿ホルダーの4種類の原稿の大きさのメニューボタン8
1−1乃至81−4がある。このメニューにおいて、は
がき、名刺、またはA4普通紙が選択された場合、CP
U61は、対応する原稿ガイド86、原稿ガイド87ま
たは原稿ガイド88を、LCD制御回路67に指示し、
LCD2に表示させる。図6に示すように、はがきと名
刺の原稿ガイド86,87は、LCD2の下方中央部に
表示される。これに対して、A4普通紙の原稿ガイド8
8は、LCD2の左右端部に表示される。
【0020】また、CPU61は、スキャナ1が原稿を
読み取った後、その画像データを、LCD制御回路67
に指示し、LCD2に表示させ、また、LCD2におい
て表示されている原稿を外部プリンタで印刷するとき、
プリンタインタフェース69を介して、その画像データ
を外部プリンタに出力するようになされている。
【0021】移送機構64(駆動ローラ41およびロー
ラ42)は、LCD2に表示された原稿ガイドに合わせ
て挿入された原稿を所定の速度で移送(紙送り)するよ
うになされており、スキャナ1は、その原稿を読み取
り、その画像データをバッファメモリ65に書き込む。
そして、画像データの書き込みが終わった後、CPU6
1が、この画像データを、LCD制御回路67に供給
し、原稿の画像がLCD2に表示される。
【0022】入力装置66は、キー66−1およびタッ
チパネル66−2を備え、図6に示すような原稿の種類
のメニューにおいて、原稿の種類を選択するときに操作
される。タッチパネル66−2は、透明であり、LCD
2の表示面上に備えられ、ユーザが指やペンなどで触れ
て選択したメニューアイテムの位置などを検出するよう
になされている。
【0023】例えば、図6に示すメニューにおいて、
「A4普」(A4普通紙)ボタン81−1、「はがき」
ボタン81−2、「名刺」ボタン81−3、および「原
稿ホルダー」ボタン81−4のうちの1つに触れると、
タッチパネル6−2がそれを検出して、その信号をCP
U1に供給し、CPU1は、その信号から選択されたメ
ニューアイテムを特定し、そのメニューアイテムの色を
反転させて、LCD8に表示させる。
【0024】同様にして、タッチパネル66−2によっ
て、原稿を読み取るときの濃度を、淡い、中間または濃
いのボタン82−1乃至82−3のうちの1つに触れて
選択し、原稿に写真が含まれているか、文字だけである
かを、ボタン83−1,83−2のどちらかに触れて選
択し、さらに、原稿の方向を、縦方向または横方向のボ
タン84−1,84−2のどちらかに触れて選択するこ
とができる。また、縦原稿と横原稿を挿入する方向を表
す表示89,90も表示される。さらに、選択を解除す
るために、キャンセルボタン85が設けられている。
【0025】また、入力装置66は、MD Dataド
ライブ3における記録媒体であるMD Data(商
標)に記録されている原稿を表示するときにも操作され
る。
【0026】圧縮伸張回路68は、スキャナ1によって
読み取られ、CPU61より供給される画像データを圧
縮し、MD Dataドライブ3に出力し、MD Dat
aドライブ3は、その画像データをMD Dataに記
録する。原稿の画像データを記録すると、画像データ
は、ボックス、フォルダ、ページという階層構造で管理
される。ボックスは、1個もしくは独立した複数のフォ
ルダで構成され、フォルダは、1枚もしくは連続した複
数のページで構成される。そして、読み込まれた原稿1
枚は、この階層構造における1ページに対応する。
【0027】また、圧縮伸張回路68は、MD Dat
aドライブ3がMD Dataから読み出した、圧縮さ
れた画像データを伸張し、LCD制御回路7に出力する
ようになされている。
【0028】次に、図7は、本実施例における原稿の画
像データの流れを示している。
【0029】最初に、原稿の種類メニューにおいて、原
稿の種類や読取時のスキャナ1の設定などを入力した
後、原稿は、その設定に従ってスキャナ1で読み取られ
る。読み取られた原稿の画像データは、MD Data
に記録される。このとき、画像データは、ボックス、フ
ォルダおよびページという階層構造で管理される。
【0030】そして、ユーザは、ページを編集する場
合、そのページを所定のマークや作成した日付などで自
動検索して、選択することができ、また、ボックス一覧
からボックスを選択し、そのボックスが有するフォルダ
の一覧の中から、編集するフォルダを選択し、そのフォ
ルダの所定のページをさらに選択することもできる。
【0031】このようにして編集を行うページを選択し
た後、そのページに対して、移動、複製、削除などの処
理や、その中の一部のデータを抜き出して、別のページ
とするスクラップ作業を行うことができる。選択された
フォルダもしくはページの印刷も行うことができる。
【0032】次に、図8および図9のフローチャートを
参照して、本実施例における原稿の読取操作について説
明する。
【0033】最初に、ステップS1においては、読み取
る原稿を記録するフォルダを選択する。図9のフローチ
ャートを参照して、このフォルダの選択操作の詳細につ
いて説明する。
【0034】最初に、ステップS21において、CPU
61は、入力装置66からのユーザの指令に対応して、
図10に示すようなボックス101の一覧をLCD2に
表示するようにLCD制御回路67に指示する。ボック
スは、アイコンで表示され、それらのアイコンには、C
Gによる絵や実際のイメージデータを簡略化した絵など
が利用される。そして、これらのボックスは、ユーザに
より名称が付けられ、そのボックスが有するフォルダの
数とともに表示される。例えば、図10に示すボックス
「タイムズ」(商標)は、8個のフォルダを有する。
【0035】次に、ステップS22において、ユーザ
は、LCD2に表示されているこれらのボックスのうち
1つに触れる。LCD2上に備えられた透明なタッチパ
ネル66−2は、それを検出して、その信号をCPU6
1に供給し、そのボックスが選択されたことを通知す
る。なお、図10の右下の矢印102に触れると、ボッ
クス一覧の続きが表示される。
【0036】ボックスを選択すると、ステップS23に
おいて、CPU61は、そのボックスが有するフォルダ
の一覧を、LCD2に表示するように、LCD制御回路
67に指示する。例えば、図10に示すボックスの一覧
において、ボックス「タイムズ」に触れて選択すると、
図11に示すように、ボックス「タイムズ」の8個のフ
ォルダ121−1乃至121−8が表示され、左下に選
択されたボックスの名称(「タイムズ」)が表示され
る。
【0037】なお、これらのフォルダ121−1乃至1
21−8は、新しく記録された順に、表示される(図1
1に示すフォルダ一覧の場合、フォルダ「95−1」1
21−1が最も新しく、次に、フォルダ「95−2」1
21−2が新しいことになる)。このとき、フォルダの
名称122、そのフォルダが有するページの数123、
およびマーク124も同時に表示される。例えば、図1
1の左上のフォルダ121−1は、名称が95−1であ
り、9ページで構成されており、重要書類であることを
示すマーク124とともに表示されている。
【0038】また、図11の上段中央のフォルダ121
−3は、セキュリティロックが掛かっており、所定のパ
スワードを入力しないと、このフォルダが有するページ
(原稿)が表示されないようになされている。
【0039】そして、ステップS24において、LCD
2に表示されているこれらのフォルダ121−1乃至1
21−8のうち1つに触れると、ボックスの選択のとき
と同様に、LCD2上に備えられた透明なタッチパネル
66−2が、それを検出して、そのフォルダが選択され
る。
【0040】以上のようにして、フォルダを選択する。
ただし、原稿を新規のフォルダに保存する場合は、ステ
ップS24でフォルダの選択は行わない。このような場
合は、原稿を取り込むと、新たなフォルダが自動的に作
成され、フォルダの一覧に追加される。次に、図8のフ
ローチャートに戻り、以下の処理の説明を続ける。
【0041】ステップS2において、図10に示す画面
上に表示されるスキャナ読取アイコン104にペンなど
で触れると、LCD2上に備えられたタッチパネル66
−2がそれを検出して、その信号をCPU61に供給
し、CPU61は、LCD制御回路67に指示し、図6
に示すような原稿の種類のメニューをLCD2に表示さ
せる。
【0042】次に、ステップS3において、最初に、原
稿の大きさを指定する。LCD2に表示されているメニ
ューアイテムの中から、「A4普」(A4普通紙)ボタ
ン81−1、「はがき」ボタン81−2、「名刺」ボタ
ン81−3、および「原稿ホルダー」ボタン81−4の
うちの1つに触れると、タッチパネル66−2がそれを
検出して、その信号をCPU61に供給し、CPU61
は、その信号から選択されたメニューアイテムを特定
し、そのメニューアイテムの色を反転させて、LCD2
に表示するようにLCD制御回路67に指示する。
【0043】次に、原稿を読み取るときの濃度を、「淡
い」ボタン82−1、「中間」ボタン82−2、および
「濃い」ボタン82−3のうちの1つに触れて選択す
る。さらに、原稿に写真が含まれているか、文字だけで
あるかを、「写真」ボタン83−1もしくは「文字」ボ
タン83−2に触れて選択する。そして、最後に原稿の
方向を、「縦原稿」ボタン84−1もしくは「横原稿」
ボタン84−2に触れて選択する。
【0044】図6に示す例においては、用紙サイズが
「A4普」に、読み取り濃度が「中間」に、原稿の種類
(写真の有無)が「文字」に、そして原稿方向が「縦原
稿」に選択されており、選択されたメニューアイテムは
表示色が反転している。
【0045】また、選択の途中で、誤ったメニューアイ
テムを選択した場合、「キャンセル」ボタン85を押す
ことで、メニューの最初から選択をやり直すことができ
る。
【0046】ステップS3において原稿種類の選択が終
わると、ステップS4において、CPU61は、入力さ
れた原稿の種類に応じたガイドをLCD2に表示するよ
うに、LCD制御回路67に指示し、図6に示すような
原稿ガイド86乃至88のいずれか(入力に対応するも
の)が、LCD2に表示される。あるいは、図6に示す
ように、原稿ガイド86乃至88が同時にすべて表示さ
れる。この実施例における読取可能な最も大きい原稿の
サイズはA4であるので、A4サイズの原稿を読み取る
場合は、スキャナ挿入部の幅いっぱいに原稿をセットす
るように原稿ガイド88がLCD2の左右端部に表示さ
れ、それより小さい、はがきサイズや名刺サイズの原稿
を読み取る場合、原稿ガイド86(はがきサイズの場
合)もしくは原稿ガイド87(名刺サイズの場合)が、
LCD2の中央に表示される。
【0047】なお、図6に示すように、ガイド表示は、
原稿の種類のメニュー表示と同時に行うようにしてもよ
い。
【0048】次に、ステップS5において、LCD2に
表示された原稿ガイドに従って、原稿をスキャナ1に挿
入すると、移送機構64は、その原稿を移送し、スキャ
ナ1は、ステップS3で入力した設定で、移送されてい
る原稿を読み取る。
【0049】通常のA4紙は、比較的やわらかいので、
図3(a)に示すようなパスガイド45に沿って、前面
に曲げられながら排出される。はがきや名刺は、比較的
かたいので、移送が滑らかに行われるように、パスガイ
ド45を通さずに読み取られ、曲げずに排出される。こ
のため、パスガイド45は、A4の原稿の左右端部の位
置に固定され、A4より小さいはがきや名刺は、パスガ
イド45を通ることがないように、装置の中央で移送さ
れる。
【0050】このようにして読み取られた原稿の画像デ
ータは、バッファメモリ65に記憶される。そして、C
PU61は、バッファメモリ65に記憶された画像デー
タを、圧縮伸張回路68に出力する。原稿を読み取ると
き、スキャナ1は、原稿サイズが既に入力されているの
で、その原稿サイズの領域だけを読み取るようになされ
ている(スキャナ幅いっぱいに読み取りを行う必要がな
い)。従って、読み取る画像データの量が減少し、原稿
の読み取りを素早く行うことができ、さらに、1枚のM
D Dataに、より多くの画像データを記録すること
ができる。
【0051】そして、ステップS6において、圧縮伸張
回路68は、この画像データを圧縮し、MD Data
ドライブ3に出力する。そして、ステップS7におい
て、画像データは、ステップS1においてフォルダが選
択されている場合、そのフォルダの1ページとして、M
D Dataに書き込まれる。フォルダが選択されてい
ない場合、CPU61がフォルダの一覧に新規のフォル
ダを追加した後、画像データは、新規のフォルダの1ペ
ージとしてMD Dataに書き込まれる。
【0052】以上のようにして、原稿を読み取り、読み
取った原稿を、選択したボックスおよびフォルダに保存
する。
【0053】次に、図12のフローチャートを参照し
て、記録されている原稿の読み出し操作について説明す
る。
【0054】最初に、ステップS41において、ユーザ
は、マニュアル操作で原稿を選択するか、自動検索を利
用して原稿を選択するかを決定し、自動検索を行う場合
は、ステップS42において、図10に示す検索アイコ
ン103を押した後、検索する原稿(フォルダ)の名称
122や、フォルダに付随するマーク124などを、キ
ー66−1を操作して入力し、自動検索を行う。マニュ
アル操作で原稿を選択する場合、ステップS43におい
て、マニュアル操作で原稿(フォルダ)を選択する。
【0055】マニュアル操作でフォルダを選択する場
合、ステップS43において、ボックスおよびフォルダ
を選択する。ここでのフォルダ選択操作は、原稿入力に
おけるフォルダの選択操作(図8のステップS1、すな
わち図9のフローチャート)と同じであるので、詳細な
説明は省略する。
【0056】次に、ステップS44において、CPU6
1は、自動検索もしくはマニュアル操作で選択されたフ
ォルダの最初のページを、図13に示すように、LCD
2に表示させる。このとき、画面左下に、このページが
属するフォルダの名称およびボックスの名称が表示され
る。
【0057】例えば、ステップS43において、図11
に示すフォルダ「95ねんど」121−5を選択した場
合、ステップS44においては、画面左下に、このペー
ジが属するフォルダの名称「95ねんど」およびボック
スの名称「タイムズ」が表示される。
【0058】図13に示すようにページが表示されてい
るときに画面に触れると、触れた場所に表示されている
画像が画面の中央に表示されるように、表示全体が上下
に移動する。従って、画面中央より下に触れることで、
ページの続きを表示させることができる。また、画面中
央より上に触れることで、ページの前方に戻ることがで
きる。ページは連続的に表示されるので、同様の操作
で、前後のページを表示させることができる。以上のよ
うに、所望のページを表示することができる。
【0059】次に、ステップS45に進み、ユーザはこ
のページの編集を行うか否かを判断し、編集を行う場
合、ステップS46においてページの編集を行う。
【0060】ページの編集においては、そのページに文
字を書き込むことや、書かれているものを消去すること
ができ、また、各ページの一部を切り取り、他のページ
に貼り付けるスクラップ作業を行うことができる。ペー
ジへの書き込みおよび消去を行う場合、画面下方の書き
込みおよび消去作業アイコン141に触れる。スクラッ
プ作業を行う場合は、切り取り作業アイコン142に触
れてから、別のページに移り、貼り付け作業アイコン1
43に触れて、切り取ったデータを貼り付けてスクラッ
プ作業を行う。
【0061】以上のようにして、記録装置に記録されて
いる原稿から所望のページを選択し、そのページを表示
させ、さらに、そのページに対して編集作業を行う。
【0062】次に、ステップS47において、ユーザは
表示されているページの印刷を行うか否か判断し、印刷
を行う指令が入力されると、ステップS48において、
CPU61は、現在表示されているページをプリンタイ
ンターフェース69を介して、外部プリンタに出力す
る。
【0063】なお、本実施例においては、記録手段とし
てMD Dataドライブ3を使用しているが、磁気デ
ィスクドライブなどの他の記録装置を利用することもで
きる。
【0064】上記実施例においては、原稿の種類をA4
普通紙、はがき、名刺、および原稿ホルダーに限定した
が、さらに多くの種類の原稿(スキャナ幅より小さい原
稿)を読み取ることができるようにすることもできる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明の原稿読取装置お
よび方法によれば、読取手段、記録手段、表示手段を1
つの筐体内に収め、原稿を読み取るとき、表示手段が原
稿の大きさに応じた原稿ガイドを表示するようにしたの
で、読取手段に原稿ガイドを備える必要がなくなり、装
置を小型化し、外観を良好にすることができる。従っ
て、特に可搬型の装置に適用すると有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原稿読取装置を適用した可搬型の電子
ファイル装置の一実施例の外観を示す図である。
【図2】図1の実施例における原稿を読み取る様子を示
す図である。
【図3】図1の実施例の可動部12の構造を示す図であ
る。
【図4】図1の実施例に備えられているパスガイドを示
す図である。
【図5】図1の実施例の内部の電気的構成例を示すブロ
ック図である。
【図6】図1の実施例における原稿の種類のメニューの
表示例を示す図である。
【図7】図1の実施例におけるデータの流れを説明する
図である。
【図8】図1の実施例における原稿を読み取るときの操
作を説明するフローチャートである。
【図9】図8のステップS1の動作の詳細を説明するフ
ローチャートである。
【図10】図1の実施例におけるボックスの一覧の表示
例を示す図である。
【図11】図1の実施例におけるフォルダの一覧の表示
例を示す図である。
【図12】図1の実施例における記録されている原稿
を、表示、印刷、および編集するときの操作を説明する
フローチャートである。
【図13】図1の実施例におけるページの表示例を示す
図である。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 液晶ディスプレイ(LCD) 3 MD Dataドライブ 11 本体部 12 可動部 21 ついたて 22 支持脚 31 原稿 41 駆動ローラ 42 ローラ 43 ランプ 44 センサ 45 パスガイド 51 A4の原稿 52 はがき 53 名刺 61 CPU 62 ROM 63 RAM 64 移送機構 65 バッファメモリ 66 入力装置 66−1 キー 66−2 タッチパネル 67 LCD制御回路 68 圧縮伸張回路 69 プリンタインターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 比志島 洋一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 古泉 勝幸 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 町田 祐一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取り、画像データに変換する
    読取手段と、 前記読取手段が読み取った前記画像データを記録する記
    録手段と、 前記画像データを表示する表示手段とを備える原稿読取
    装置において、 前記表示手段は、前記読取手段が前記原稿を読み取ると
    き、前記原稿の大きさに応じた原稿ガイドを表示するこ
    とを特徴とする原稿読取装置。
  2. 【請求項2】 前記読取手段、前記記録手段、および前
    記表示手段を同一の筐体内に備えることを特徴とする請
    求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 【請求項3】 前記読取手段は、前記記録手段と前記表
    示手段を内蔵する第1の筐体に対して回動自在に結合さ
    れている第2の筐体に内蔵されていることを特徴とする
    請求項2に記載の原稿読取装置。
  4. 【請求項4】 原稿を読み取り、画像データに変換し、 読み取った前記画像データを記録し、 前記画像データを表示する原稿読取方法において、 前記原稿を読み取るとき、前記原稿の大きさに応じた原
    稿ガイドを表示することを特徴とする原稿読取方法。
JP7266833A 1995-10-16 1995-10-16 原稿読取装置および方法 Pending JPH09116745A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6784904B2 (en) 1998-08-07 2004-08-31 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Appliance and method for navigating among multiple captured images and functional menus
KR100600847B1 (ko) * 2001-12-21 2006-07-14 삼성에스디아이 주식회사 스캐너 부착형 표시장치
JP2008113388A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Canon Electronics Inc 画像読取装置
JP2011182473A (ja) * 2011-06-20 2011-09-15 Canon Electronics Inc 画像読取装置
JP2017098712A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 キヤノン電子株式会社 画像読取装置

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