JP3595991B2 - 電子ファイル装置および方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子ファイル装置および方法に関し、特に、原稿の画像データをその縮小画像データとともに記録し、原稿の分類の一覧を表示するとき、その分類を代表する縮小画像を表示し、原稿の分類の一覧を表示している途中において、分類の一覧のうちの1つの選択動作が行われた場合、原稿の分類の一覧の表示を中断し、選択された分類の原稿を表示する電子ファイル装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子ファイル装置は、記録装置、読取装置、および表示装置などで構成される。図20は、従来の電子ファイル装置の一例を示している。この電子ファイル装置は、読取装置としてスキャナ161を備える。スキャナ161は原稿を読み取り、その原稿の画像データを、制御装置162に出力する。制御装置162は、この画像データを、ディスプレイ164に出力したり、記録装置163に記録させたりするようになされている。入力装置165は、制御装置162に各種の指令を入力するとき操作される。
【0003】
このような電子ファイル装置において、読み取った原稿をフォルダという単位毎に保存したり、所定のフォルダの原稿を編集したりする場合、記録装置163に記録されているフォルダの一覧などを表示し、それらのフォルダのうちの所定のフォルダを選択する操作が行われる。
【0004】
フォルダを選択する場合、制御装置162は、記録装置163からフォルダの名称を読み出し、その名称をインデックスとして、ディスプレイ164に表示させる。このようにして複数のフォルダの表示を行った状態で、表示が終了した後、ユーザがポインティングデバイスなどの入力装置165を操作して、所定のフォルダを選択する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このように複数のフォルダのインデックスを表示する場合、フォルダを代表する原稿の縮小画像を生成し、これをインデックスの一部として表示させることが考えられる。
【0006】
しかしながら、このように、すべてのフォルダのインデックスに縮小画像を表示するようにすると、その描画に時間がかかる。その結果、通常、すべてのインデックスの描画が完了した後、所定のインデックスの選択操作が可能となるようになされているので、選択を希望するインデックスを確認することができたとしても、すべてのインデックスの描画が完了するまで、インデックスの選択操作を行うことができないという問題が発生する。
【0007】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、フォルダのインデックスが表示されている途中においても、選択動作を行うことができ、選択動作が行われた場合、フォルダのインデックスの表示を中断し、選択されたフォルダの原稿を表示するようにして、フォルダの選択操作を迅速に行うことができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の電子ファイル装置は、記録手段は、光センサ部より入力された画像データを階層構造に分類して記録するとともに、画像データを縮小した縮小画像を記録し、表示制御手段は、分類される画像データのうちの代表の画像データの縮小画像を含む、画像データの分類の一覧を表示させ、分類の一覧を表示させている途中に、入力手段より、所定の分類を選択する指令が入力された場合、分類の一覧の表示を中断し、選択された分類に分類される画像データの縮小画像の一覧を表示させることを特徴とする。
表示制御手段は、選択された分類に分類される画像データの縮小画像の一覧を表示させている途中に、入力手段より、所定の画像データを選択する指令が入力された場合、画像データの縮小画像の一覧の表示を中断し、選択された画像データを表示させるようにすることができる。
表示制御手段は、選択された画像データが表示されているときに、入力手段より、画像データの所定の領域を選択する指令が入力された場合、選択された所定の領域に応じて、画像データを表示させるとともに、画像データの分類に分類される次の画像データも連続して表示させるようにすることができる。
表示制御手段は、分類の一覧に含まれる縮小画像を表示させている途中に、入力手段より、所定の分類を選択する指令が入力された場合、縮小画像の表示を中断し、選択された分類に分類される画像データの縮小画像の一覧を表示させるようにすることができる。
分類の一覧において、分類は、アイコンで表示され、アイコンは、対応する分類の名称と縮小画像を有し、表示制御手段は、分類の一覧におけるアイコンの枠または分類の名称を表示させている途中に、入力手段より、所定の分類を選択する指令が入力された場合、アイコンの枠または分類の名称の表示を中断し、選択された分類に分類される画像データの縮小画像の一覧を表示させるようにすることができる。
【0009】
請求項に記載の電子ファイル方法は、光センサ部より入力された画像データを階層構造に分類して記録するとともに、画像データを縮小した縮小画像を記録し、分類される画像データのうちの代表の画像データの縮小画像を含む、画像データの分類の一覧を表示し、分類の一覧を表示している途中に、所定の分類を選択する指令が入力された場合、分類の一覧の表示を中断し、選択された分類に分類される画像データの縮小画像の一覧を表示することを特徴とする。
選択された分類に分類される画像データの縮小画像の一覧を表示している途中に、所定の画像データを選択する指令が入力された場合、画像データの縮小画像の一覧の表示を中断し、選択された画像データを表示するようにすることができる。
選択された画像データが表示されているときに、画像データの所定の領域を選択する指令が入力された場合、選択された所定の領域に応じて、画像データを表示するとともに、画像データの分類に分類される次の画像データも連続して表示するようにすることができる。
分類の一覧に含まれる縮小画像を表示している途中に、所定の分類を選択する指令が入力された場合、縮小画像の表示を中断し、選択された分類に分類される画像データの縮小画像の一覧を表示するようにすることができる。
分類の一覧において、分類は、アイコンで表示され、アイコンは、対応する分類の名称と縮小画像を有し、分類の一覧におけるアイコンの枠または分類の名称を表示している途中に、所定の分類を選択する指令が入力された場合、アイコンの枠または分類の名称の表示を中断し、選択された分類に分類される画像データの縮小画像の一覧を表示するようにすることができる。
【0010】
本発明の電子ファイル装置においては、センサ部より入力された画像データが階層構造に分類して記録されるとともに、画像データを縮小した縮小画像が記録される。そして、分類される画像データのうちの代表の画像データの縮小画像を含む、画像データの分類の一覧を表示させている途中に、所定の分類を選択する指令が入力された場合、分類の一覧の表示が中断され、選択された分類に分類される画像データの縮小画像の一覧が表示される。
【0011】
本発明の電子ファイル方法においては、センサ部より入力された画像データが階層構造に分類して記録されるとともに、画像データを縮小した縮小画像が記録される。そして、分類される画像データのうちの代表の画像データの縮小画像を含む、画像データの分類の一覧を表示している途中に、所定の分類を選択する指令が入力された場合、分類の一覧の表示が中断され、選択された分類に分類される画像データの縮小画像の一覧が表示される。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の可搬型の電子ファイル装置の一実施例の外観を示している。この実施例においては、スキャナ1(図5)、表示部としての液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)2、および記録手段としてのMD(Mini Disk)Data(商標)ドライブ3が1つの筐体内に備えられている。
【0013】
この筐体は、本体部11および可動部12でで構成されている。本体部11には、LCD2とMD Dataドライブ3が備えられ、本体部11の下側先端は、支持脚22となっており、ついたて21(図2)とともに装置を支えるときに利用される。LCD2には、原稿を読み取るときに、原稿の挿入位置を指示する原稿ガイド86,87や、スキャナ1で読み取った原稿などが表示される。
【0014】
可動部12内には、スキャナ1が備えられている。また、可動部12内には、A4の原稿の読み取りを行うときに、原稿の左右端の位置を規制し、その移送をガイドするためのパスガイド45が設けられている。
【0015】
本実施例において原稿の読み取りを行う場合、図2に示すように、本体部11の背部に回動自在に取り付けられているついたて21を開き、このついたて21と支持脚22により装置を斜めに正立させる。さらに、本体部11に対して回動自在に結合されている可動部12を前上方に回動させ、本体部11と可動部12の間にすきまを作り、そのすきまから原稿31をスキャナ1に挿入する。このように支持脚22を付加することで、本体部11に対して回動自在な可動部12で装置を支えなくても済み、装置を安定して立たせることができる。
【0016】
図3(a)は、可動部12に備えられている移送機構64とスキャナ1の構造を示している。移送機構64は、駆動ローラ41とローラ42で構成され、スキャナ1は、ランプ43とセンサ44で構成される。本体部11と可動部12の間から挿入された原稿31は、駆動ローラ41とローラ42で圧接され、駆動ローラ41によって、所定の速度で移送される。そして、ランプ43は、原稿31に上方から一定光量の光を照射し、原稿31からの反射光をセンサ44が受光し、原稿の読み取りが行われる。原稿がA4サイズである場合、原稿は、可動部12の内部に固定されたパスガイド45に沿って、可動部12から排出される。
【0017】
このように、可動部12に移送機構64およびスキャナ1を備えたので、原稿の読み取りを行わないときは、可動部12を図3において反時計方向に回動させ、図3(b)に示すように、可動部12を本体部11に収納することで、原稿読取時以外は装置を小さくすることができ、また、ほこりなどの異物が装置内に入りにくくすることができる。
【0018】
本実施例は、A4の大きさの原稿まで読み取ることができる。通常、A4の大きさの紙は、比較的やわらかいので、A4の原稿を読み取る場合、原稿は、図3(a)に示すようにその左右端部がパスガイド45に沿ってガイドされ、前面に曲げられながら排出される。図4に模式的に示すように、パスガイド45は、A4の原稿51の幅を規制する位置に固定されている。例えば、本実施例において、A4より幅の小さいはがき52や名刺53を原稿として読み込む場合、装置の中央を移送させるため、パスガイド45は使用されない。このようにすることで、比較的かたい原稿であるはがき52や名刺53を読み取る場合、パスガイド45を通すことで、それらの原稿を曲げてしまうことを防止することができる。
【0019】
図5は、上記実施例の電気的構成例を示している。この実施例は、CPU61および入力装置66を備えている。表示制御手段としてのCPU61は、ROM62に記憶されているプログラムに従って、各種処理を行うようになされている。RAM63は、CPU61が各種処理を行うとき、プログラムやデータを一時的に記憶するようになされている。
【0020】
CPU61は、原稿を読み取るモードのとき、図6に示すような原稿の種類のメニューを、LCD制御回路67に指示し、LCD2に表示させる。原稿の種類のメニューには、A4普通紙、はがき、名刺および原稿ホルダーの4種類の原稿の大きさのメニューボタン81−1乃至81−4が表示される。このメニューにおいて、はがき、名刺、またはA4普通紙が選択された場合、CPU61は、対応する原稿ガイド86、原稿ガイド87または原稿ガイド88を、LCD制御回路67に指示し、LCD2に表示させる。図6に示すように、はがきと名刺の原稿ガイド86,87は、LCD2の下方中央部に表示される。これに対して、A4普通紙の原稿ガイド88は、LCD2の左右端部に表示される。
【0021】
また、CPU61は、スキャナ1が原稿を読み取った後、その画像データを、LCD制御回路67に指示し、LCD2に表示させ、また、LCD2において表示されている原稿を外部プリンタで印刷するとき、プリンタインタフェース69を介して、その画像データを外部プリンタに出力するようになされている。
【0022】
なお、原稿をLCD2に表示させるとき、CPU61は、デフォルトとしては(特に、入力装置66を操作して、表示を逆さにする入力を行わない限り)スキャナ1が時間的に後に読み取った画像データをLCD2の画面上方に表示させ、先に読み取った画像データを画面下方に表示するようになされている。
【0023】
このようにすることで、スキャナ1に原稿(縦原稿)を挿入するとき、図2に示すように、原稿を正立した状態で(逆さまにしないで)、原稿面をユーザ側に向けて挿入して、原稿の読取を行うことができる。
【0024】
移送機構64(駆動ローラ41およびローラ42)は、LCD2に表示された原稿ガイドに合わせて挿入された原稿を所定の速度で移送(紙送り)するようになされており、スキャナ1は、その原稿を読み取り、その画像データをバッファメモリ65に書き込む。そして、画像データの書き込みが終わった後、CPU61が、この画像データを、LCD制御回路67に供給し、原稿の画像がLCD2に表示される。
【0025】
入力装置66は、キー66−1およびタッチパネル66−2を備え、図6に示すような原稿の種類のメニューが表示された状態において、原稿の種類を選択するときに操作される。タッチパネル66−2は、透明であり、LCD2の表示面上に備えられ、ユーザが指やペンなどで触れて選択したメニューアイテムの位置などを検出するようになされている。
【0026】
例えば、図6に示すメニューにおいて、「A4普」(A4普通紙)ボタン81−1、「はがき」ボタン81−2、「名刺」ボタン81−3、および「原稿ホルダー」ボタン81−4のうちの1つに触れると、タッチパネル6−2がそれを検出して、その信号をCPU1に供給し、CPU1は、その信号から選択されたメニューアイテムを特定し、そのメニューアイテムの色を反転させて、LCD8に表示させる。
【0027】
同様にして、タッチパネル66−2によって、原稿を読み取るときの濃度を、淡い、中間または濃いのボタン82−1乃至82−3のうちの1つに触れて選択し、原稿に写真が含まれているか、文字だけであるかを、ボタン83−1,83−2のどちらかに触れて選択し、さらに、原稿の方向を、縦方向または横方向のボタン84−1,84−2のどちらかに触れて選択することができる。また、縦原稿と横原稿を挿入する方向を表す表示89,90も表示される。さらに、選択を解除するために、キャンセルボタン85が設けられている。
【0028】
また、入力装置66は、MD Dataドライブ3における記録媒体であるMD Data(商標)に記録されている原稿を表示するときにも操作される。
【0029】
圧縮伸張回路68は、スキャナ1によって読み取られ、CPU61より供給される画像データを圧縮し、MD Dataドライブ3に出力し、MD Dataドライブ3は、その画像データをMD Dataに記録する。原稿の画像データを記録すると、画像データは、ボックス、フォルダ、ページという階層構造で管理される。ボックスは、1個もしくは独立した複数のフォルダで構成され、フォルダは、1枚もしくは連続した複数のページで構成される。そして、読み込まれた原稿1枚は、この階層構造における1ページに対応する。
【0030】
また、圧縮伸張回路68は、MD Dataドライブ3がMD Dataから読み出した、圧縮された画像データを伸張し、LCD制御回路7に出力するようになされている。
【0031】
次に、図7は、本実施例における原稿の画像データの流れを示している。
【0032】
最初に、原稿の種類メニューにおいて、原稿の種類や読取時のスキャナ1の設定などを入力した後、原稿は、その設定に従ってスキャナ1で読み取られる。読み取られた原稿の画像データは、MD Dataに記録される。このとき、画像データは、ボックス、フォルダおよびページという階層構造で管理される。
【0033】
そして、ユーザは、ページを編集する場合、そのページを所定のマークや作成した日付などで自動検索して、選択することができ、また、ボックス一覧からボックスを選択し、そのボックスが有するフォルダの一覧の中から、編集するフォルダを選択し、そのフォルダの所定のページをさらに選択することもできる。
【0034】
このようにして編集を行うページを選択した後、そのページに対して、移動、複製、削除などの処理や、その中の一部のデータを抜き出して、別のページとするスクラップ作業を行うことができる。選択されたフォルダもしくはページの印刷も行うことができる。
【0035】
次に、図8および図9のフローチャートを参照して、本実施例における原稿の読取操作について説明する。
【0036】
最初に、ステップS1においては、読み取る原稿を記録するフォルダを選択する。図9のフローチャートを参照して、このフォルダの選択操作の詳細について説明する。
【0037】
最初に、ステップS21において、CPU61は、入力装置66からのユーザの指令に対応して、図10に示すようなボックス101の一覧をLCD2に表示するようにLCD制御回路67に指示する。ボックスは、アイコンで表示され、それらのアイコンには、CGによる絵や実際のイメージデータを簡略化した絵などが利用される。そして、これらのボックスは、ユーザにより名称が付けられ、そのボックスが有するフォルダの数とともに表示される。例えば、図10に示すボックス「タイムズ」(商標)は、8個のフォルダを有する。
【0038】
ユーザは、ボックスに名称(タイトル)をつける場合、そのボックスの絵を指などで触れて、ボックスを指定した後、キー66−1を操作して、文字を入力する。
【0039】
なお、入力装置66として、デジタイザやペン入力装置を利用することで、自由な文字や絵をタイトルとして使用することができる。
【0040】
次に、ステップS22において、ユーザは、LCD2に表示されているこれらのボックスのうち1つに触れる。LCD2上に備えられた透明なタッチパネル66−2は、それを検出して、その信号をCPU61に供給し、そのボックスが選択されたことを通知する。なお、図10の右下の矢印102に触れると、ボックス一覧の続きが表示される。
【0041】
ボックスを選択すると、ステップS23において、CPU61は、そのボックスが有するフォルダの一覧を、LCD2に表示するように、LCD制御回路67に指示する。例えば、図10に示すボックスの一覧において、ボックス「タイムズ」に触れて選択すると、図11に示すように、ボックス「タイムズ」の8個のフォルダ121−1乃至121−8が表示され、左下に選択されたボックスの名称(「タイムズ」)が表示される。
【0042】
フォルダ121−1乃至121−8の画像は、スキャナ1で取り込まれ縮小して記録されている縮小画像を、MD Dataから読み出した後、さらに縮小し、インデックスとして表示されたものである。
【0043】
なお、これらのフォルダ121−1乃至121−8は、新しく記録された順に、表示される(図11に示すフォルダ一覧の場合、フォルダ「95−1」121−1が最も新しく、次に、フォルダ「95−2」121−2が新しいことになる)。このとき、フォルダの名称122、そのフォルダが有するページの数123、およびマーク124も同時に表示される。例えば、図11の左上のフォルダ121−1は、名称が95−1であり、9ページで構成されており、重要書類であることを示すマーク124とともに表示されている。
【0044】
また、図11の上段中央のフォルダ121−3は、セキュリティロックが掛かっており、所定のパスワードを入力しないと、このフォルダが有するページ(原稿)が表示されないようになされている。
【0045】
そして、ステップS24において、LCD2に表示されているこれらのフォルダ121−1乃至121−8のうち1つに触れると、ボックスの選択のときと同様に、LCD2上に備えられた透明なタッチパネル66−2が、それを検出して、そのフォルダが選択される。
【0046】
以上のようにして、フォルダを選択する。ただし、原稿を新規のフォルダに保存する場合は、ステップS24でフォルダの選択は行わない。このような場合は、原稿を取り込むと、新たなフォルダが自動的に作成され、フォルダの一覧に追加される。次に、図8のフローチャートに戻り、以下の処理の説明を続ける。
【0047】
ステップS2において、図10に示す画面上に表示されるスキャナ読取アイコン104にペンなどで触れると、LCD2上に備えられたタッチパネル66−2がそれを検出して、その信号をCPU61に供給し、CPU61は、LCD制御回路67に指示し、図6に示すような原稿の種類のメニューをLCD2に表示させる。
【0048】
次に、ステップS3において、最初に、原稿の大きさを指定する。LCD2に表示されているメニューアイテムの中から、「A4普」(A4普通紙)ボタン81−1、「はがき」ボタン81−2、「名刺」ボタン81−3、および「原稿ホルダー」ボタン81−4のうちの1つに触れると、タッチパネル66−2がそれを検出して、その信号をCPU61に供給し、CPU61は、その信号から選択されたメニューアイテムを特定し、そのメニューアイテムの色を反転させて、LCD2に表示するようにLCD制御回路67に指示する。
【0049】
次に、原稿を読み取るときの濃度を、「淡い」ボタン82−1、「中間」ボタン82−2、および「濃い」ボタン82−3のうちの1つに触れて選択する。さらに、原稿に写真が含まれているか、文字だけであるかを、「写真」ボタン83−1もしくは「文字」ボタン83−2に触れて選択する。そして、最後に原稿の方向を、「縦原稿」ボタン84−1もしくは「横原稿」ボタン84−2に触れて選択する。
【0050】
図6に示す例においては、用紙サイズが「A4普」に、読み取り濃度が「中間」に、原稿の種類(写真の有無)が「文字」に、そして原稿方向が「縦原稿」に選択されており、選択されたメニューアイテムは表示色が反転している。
【0051】
また、選択の途中で、誤ったメニューアイテムを選択した場合、「キャンセル」ボタン85を押すことで、メニューの最初から選択をやり直すことができる。
【0052】
ステップS3において原稿種類の選択が終わると、ステップS4において、CPU61は、入力された原稿の種類に応じたガイドをLCD2に表示するように、LCD制御回路67に指示し、図6に示すような原稿ガイド86乃至88のいずれか(入力に対応するもの)が、LCD2に表示される。あるいは、図6に示すように、原稿ガイド86乃至88が同時にすべて表示される。この実施例における読取可能な最も大きい原稿のサイズはA4であるので、A4サイズの原稿を読み取る場合は、スキャナ挿入部の幅いっぱいに原稿をセットするように原稿ガイド88がLCD2の左右端部に表示され、それより小さい、はがきサイズや名刺サイズの原稿を読み取る場合、原稿ガイド86(はがきサイズの場合)もしくは原稿ガイド87(名刺サイズの場合)が、LCD2の中央に表示される。
【0053】
なお、図6に示すように、ガイド表示は、原稿の種類のメニュー表示と同時に行うようにしてもよい。
【0054】
次に、ステップS5において、LCD2に表示された原稿ガイドおよび方向ガイドに従って、原稿31をスキャナ1に装着する。縦原稿の場合、図6の縦原稿の表示89に示すように、その天地をそのままにして(原稿を逆さまにしないで)、かつ原稿面(印字面)をユーザ側に向けてスキャナ1に挿入する。横原稿の場合、図6の表示90に示すように、原稿面をユーザ側に向けるとともに、原稿の左側辺を下にし、右側辺を上にして、スキャナ1に挿入する。原稿が挿入されると、移送機構64は、その原稿を移送する。スキャナ1では、ステップS3で入力した設定で、下側から上側へ向かって移送されている原稿の印字面にランプ43からの光が照射され、センサ44がその反射光から原稿の画像を読み取る。
【0055】
通常のA4紙は、比較的やわらかいので、図3(a)に示すようなパスガイド45に沿って、前面に曲げられながら排出される。はがきや名刺は、比較的かたいので、移送が滑らかに行われるように、パスガイド45を通さずに読み取られ、曲げずに排出される。このため、パスガイド45は、A4の原稿の左右端部の位置に固定され、A4より小さいはがきや名刺は、パスガイド45を通ることがないように、装置の中央で移送される。
【0056】
このようにして読み取られた原稿の画像データは、バッファメモリ65に記憶される。そして、CPU61は、バッファメモリ65に記憶された画像データを、圧縮伸張回路68に出力する。原稿を読み取るとき、スキャナ1は、原稿サイズが既に入力されているので、その原稿サイズの領域だけを読み取るようになされている(スキャナ幅いっぱいに読み取りを行う必要がない)。従って、読み取る画像データの量が減少し、原稿の読み取りを素早く行うことができ、さらに、1枚のMD Dataに、より多くの画像データを記録することができる。
【0057】
そして、ステップS6において、圧縮伸張回路68は、この画像データを圧縮し、MD Dataドライブ3に出力する。そして、ステップS7において、画像データは、ステップS1においてフォルダが選択されている場合、そのフォルダの1ページとして、MD Dataに書き込まれる。フォルダが選択されていない場合、CPU61がフォルダの一覧に新規のフォルダを追加した後、画像データは、新規のフォルダの1ページとしてMD Dataに書き込まれる。
【0058】
なお、CPU61は、図12に示すように、縦原稿の場合(図12(a))、時間的に先に読み取られた部分を原稿の下辺31D側と認識し、時間的に後に読み取られた部分を原稿の上辺31U側として認識する。また、横原稿の場合(図12(b))は、挿入された原稿の左側辺を上辺31Uとして認識し、右側辺を下辺31Dとして認識する。そして、この読み取った原稿を表示するとき、表示方向の逆転が指令されない限り、原稿の上辺が上になり、下辺が下になるように(文字が正立するように)表示させる。
【0059】
以上のようにして、原稿を読み取り、読み取った原稿を、選択したボックスおよびフォルダに保存する。
【0060】
次に、図13のフローチャートを参照して、記録されている原稿の読み出し操作について説明する。
【0061】
最初に、ステップS41において、ユーザは、マニュアル操作で原稿を選択するか、自動検索を利用して原稿を選択するかを決定し、自動検索を行う場合は、ステップS42において、図10に示す検索アイコン103を押した後、検索する原稿の名称122や、フォルダに付随するマーク124などを、キー66−1を操作して入力し、自動検索を行う。マニュアル操作で原稿を選択する場合、ステップS43において、マニュアル操作で原稿を選択する。
【0062】
マニュアル操作でフォルダを選択する場合、ステップS43において、ボックスおよびフォルダを選択する。図14のフローチャートを参照して、ここでのフォルダ選択操作を詳細に説明する。
【0063】
最初に、ステップS61において、CPU61は、入力装置66からのユーザの指令に対応して、図10に示すようなボックス101の一覧をLCD2に表示するようにLCD制御回路67に指示する。ボックスは、アイコンで表示され、それらのアイコンには、CGによる絵や実際のイメージデータを簡略化した絵などが利用される。そして、これらのボックスは、ユーザにより名称が付けられ、そのボックスが有するフォルダの数とともに表示される。例えば、図10に示すボックス「タイムズ」(商標)は、8個のフォルダを有する。
【0064】
次に、ステップS62において、ユーザは、LCD2に表示されているこれらのボックスのうちの1つ(読み出す原稿が収容されているボックス)に触れる。LCD2上に備えられた透明なタッチパネル66−2は、それを検出して、その信号をCPU61に供給し、そのボックスが選択されたことを通知する。なお、図10の右下の矢印102に触れると、ボックス一覧の続きが表示される。
【0065】
ボックスを選択すると、CPU61は、MD Dataドライブ3を制御して、そのボックスが有するフォルダの名称とそのフォルダを代表する縮小画像を、フォルダごとにMD Dataから読み出し、図15に示すようなインデックスとして、LCD制御回路67を介してLCD2に表示させる。
【0066】
フォルダを代表する縮小画像は、ユーザが登録時に予め設定することができ、特定の縮小画像を代表の縮小画像に選択したり、最も新しく記録された縮小画像が代表の縮小画像に選択されるように設定することができる。複数の画像が同時に登録された場合は、その最初の画像(先頭のページの画像)の縮小画像を代表画像とすることができる。
【0067】
このように、各フォルダのインデックスを表示するために、ステップS63において、CPU61は、インデックスにおけるフォルダの枠121AをLCD2に表示させる。
【0068】
次に、ステップS64において、CPU61は、MD Dataから読み出したフォルダの名称122をLCD2に表示させる。このとき、フォルダの名称がない場合は、ステップS64はスキップされる。
【0069】
なお、フォルダの枠121Aおよびフォルダの名称122は、画像データ量が少ないので、CPU61は、すべてのインデックスにおけるフォルダの枠と名称を、一括してMD Dataから読み出し、ステップS63およびステップS64において、それぞれ表示することができる。
【0070】
次に、ステップS65において、CPU61は、MD Dataから読み出したそのフォルダを代表する縮小画像121Bをフォルダの枠121Aの中に表示させる。縮小画像は、比較的データ量が多いので、CPU61は、複数の枠121Aのそれぞれに、1つずつ縮小画像を表示(描画)していく。
【0071】
そして、ステップS66において、すべてのフォルダの縮小画像が表示されたか否か(描画が完了したか否か)を判断し、表示されていない縮小画像がある場合、ステップS65に戻り、縮小画像を表示する(描画を継続する)。すべての縮小画像が表示された場合、ステップS67に進み、ユーザは、所定のフォルダのインデックスに触れて、そのフォルダを選択する。
【0072】
以上のようにして、フォルダを選択することができるが、さらに、本実施例においては、ステップS65とS66の処理を繰り返し、フォルダの縮小画像を表示している途中で(描画が完了する前に)、ユーザが入力装置66を操作して所定のフォルダを選択した場合、CPU61は、フォルダ選択よる割込処理を開始する。図16のフローチャートを参照して、この割込処理について説明する。
【0073】
最初に、ステップS81において、CPU61は、フォルダの縮小画面の表示処理(描画処理)を中断する。
【0074】
次に、ステップS82において、CPU61は、図17に示すように、選択されたフォルダが有するページの一覧をLCD2に表示させる。このとき、CPU61は、各ページに対応した表示窓131に、ページの上部の縮小画像を表示させる。この画像も、縮小画像データを必要に応じてさらに縮小するなどして生成したものである。
【0075】
そして、ステップS83において、すべてのページを一覧表示したか否かを判断し、まだすべてのページについて表示していない場合、ステップS82に戻り、表示されていないページの縮小画像を表示する。すべてのページが一覧表示されている場合、フォルダ選択による割込を終了する。
【0076】
なお、フォルダの選択の場合と同様に、すべてのページが表示される前に、ページが選択された場合、ページ選択による割込処理が開始される。図18のフローチャートを参照して、この割込処理について説明する。
【0077】
最初にステップS101において、CPU61は、ページの縮小画像の表示処理(描画処理)を中断する。
【0078】
次に、ステップS102において、CPU61は、選択されたページを図19に示すように表示して、ページ選択による割込処理を終了する。
【0079】
このようにすることで、比較的長い時間を要する縮小画像の表示の一部(選択するインデックス以降の縮小画像の表示)を省略することができ、フォルダおよびページの選択操作に要する時間を短縮することができる。
【0080】
なお、フォルダの選択に際し、縮小画像を表示している途中においてのみ、CPU61のインタラプト機能が働くようにしたが、フォルダの枠および名称が表示されている途中においてもインタラプト機能が働くようにし、フォルダの選択を行うことができるようにすることもできる。
【0081】
図14のステップS65,S66で、図11に示すようなフォルダの一覧の表示処理(描画処理)を実行中に、フォルダ選択の指令が入力されなければ、ステップS67で、図11に示す表示の中から所定のフォルダを選択する操作が行われ、図17に示すようなページの一覧が表示される。そして、ステップS68でページ一覧の中から、所定のページの選択が行われる。
【0082】
以上のようにして、図13のステップS43において、マニュアル操作で、ページが選択される。
【0083】
また、ステップS42において、自動検索する場合、最初に、マークやフォルダの名称などで、フォルダを自動検索した後、図17に示すような、ページの一覧が表示され、そのうちの1つに触れてページを選択する。
【0084】
次に、ステップS44において、CPU61は、自動検索もしくはマニュアル操作で選択したページを、図19に示すように、LCD2に表示させる。このとき、画面左下に、このページが属するフォルダの名称およびボックスの名称が表示される。
【0085】
例えば、ステップS43において、図11に示すフォルダ「95ねんど」121−5を選択した場合、ステップS44においては、画面左下に、このページが属するフォルダの名称「95ねんど」およびボックスの名称「タイムズ」が表示される。
【0086】
図19に示すようにページが表示されているときに画面に触れると、触れた場所に表示されている画像が画面の中央に表示されるように、表示全体が上下に移動する。従って、画面中央より下に触れることで、ページの続きを表示させることができる。また、画面中央より上に触れることで、ページの前方に戻ることができる。ページは連続的に表示されるので、同様の操作で、前後のページを表示させることができる。以上のように、所望のページを表示することができる。
【0087】
次に、ステップS45に進み、ユーザはこのページの編集を行うか否かを判断し、編集を行う場合、ステップS46においてページの編集を行う。
【0088】
ページの編集においては、そのページに文字を書き込むことや、書かれているものを消去することができ、また、各ページの一部を切り取り、他のページに貼り付けるスクラップ作業を行うことができる。ページへの書き込みおよび消去を行う場合、画面下方の書き込みおよび消去作業アイコン141に触れる。スクラップ作業を行う場合は、切り取り作業アイコン142に触れてから、別のページに移り、貼り付け作業アイコン143に触れて、切り取ったデータを貼り付けてスクラップ作業を行う。
【0089】
以上のようにして、記録装置に記録されている原稿から所望のページを選択し、そのページを表示させ、さらに、そのページに対して編集作業を行う。
【0090】
次に、ステップS47において、ユーザは表示されているページの印刷を行うか否か判断し、印刷を行う指令が入力されると、ステップS48において、CPU61は、現在表示されているページをプリンタインターフェース69を介して、外部プリンタに出力する。
【0091】
以上のように、CPU61の割込機能を利用することで、記録装置に記録されている原稿から所望のページを選択する場合、フォルダ一覧やページ一覧の表示において、すべてのインデックスの表示が終わる前に、フォルダやページの選択を行うことができる。
【0092】
なお、上記実施例においては、記録装置に記録されている原稿からページを選択する場合に、CPU61の割込機能を利用し、すべてのインデックスの表示が終わる前に、フォルダやページの選択を行うことができるようにしたが、読み取った原稿を記録装置に記録するときのフォルダの選択操作においても、CPU61の割込機能を利用し、フォルダやページの選択を行うことができるようすることもできる。
【0093】
以上、本発明を一体型電子ファイル装置に応用した場合を例として説明したが、本発明はスキャナやディスプレイが別体となっている電子ファイル装置にも適用することが可能である。
【0094】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、センサ部より入力された画像データを階層構造に分類して記録するとともに、画像データを縮小した縮小画像を記録し、分類される画像データのうちの代表の画像データの縮小画像を含む、画像データの分類の一覧を表示させている途中に、所定の分類を選択する指令が入力された場合、分類の一覧の表示を中断し、選択された分類に分類される画像データの縮小画像の一覧を表示するようにしたので、原稿の検索操作を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可搬型の電子ファイル装置の一実施例の外観を示す図である。
【図2】図1の実施例における原稿を読み取る様子を示す図である。
【図3】図1の実施例の可動部12の構造を示す図である。
【図4】図1の実施例に備えられているパスガイドを示す図である。
【図5】図1の実施例の内部の電気的構成例を示すブロック図である。
【図6】図1の実施例における原稿の種類のメニューの表示例を示す図である。
【図7】図1の実施例におけるデータの流れを説明する図である。
【図8】図1の実施例における原稿を読み取るときの操作を説明するフローチャートである。
【図9】図8のステップS1の動作の詳細を説明するフローチャートである。
【図10】図1の実施例におけるボックスの一覧の表示例を示す図である。
【図11】図1の実施例におけるフォルダの一覧の表示例を示す図である。
【図12】図1の実施例におけるスキャン方向と表示方向を示す図である。
【図13】図1の実施例における記録されている原稿を、表示、印刷、および編集するときの操作を説明するフローチャートである。
【図14】図13のステップS43の処理の詳細を説明するフローチャートである。
【図15】図1の実施例において表示されるインデックスの表示例を示す図である。
【図16】図1の実施例におけるフォルダ選択による割込処理を説明するフローチャートである。
【図17】図1の実施例におけるページの一覧の表示例を示す図である。
【図18】図1の実施例におけるページ選択による割込処理を説明するフローチャートである。
【図19】図1の実施例におけるページの表示例を示す図である。
【図20】従来の電子ファイル装置の一構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 スキャナ
2 液晶ディスプレイ(LCD)
3 MD Dataドライブ
11 本体部
12 可動部
21 ついたて
22 支持脚
31 原稿
41 駆動ローラ
42 ローラ
43 ランプ
44 センサ
45 パスガイド
51 A4の原稿
52 はがき
53 名刺
61 CPU
62 ROM
63 RAM
64 移送機構
65 バッファメモリ
66 入力装置
66−1 キー
66−2 タッチパネル
67 LCD制御回路
68 圧縮伸張回路
69 プリンタインターフェース
161 スキャナ
162 制御装置
163 記録装置
164 ディスプレイ
165 入力装置

Claims (10)

  1. 光センサ部と、
    前記光センサ部より入力される画像データを記録媒体に記録する記録手段と、
    前記画像データを前記記録媒体から再生し、表示部に表示させる表示制御手段と、
    所定の指示を入力するとき操作される入力手段と
    を備える電子ファイル装置において、
    前記記録手段は、前記光センサ部より入力された画像データを階層構造に分類して記録するとともに、前記画像データを縮小した縮小画像を記録し、
    前記表示制御手段は、分類される画像データのうちの代表の画像データの縮小画像を含む、前記画像データの分類の一覧を表示させ、
    前記分類の一覧を表示させている途中に、前記入力手段より、所定の分類を選択する指令が入力された場合、前記分類の一覧の表示を中断し、選択された分類に分類される前記画像データの縮小画像の一覧を表示させる
    ことを特徴とする電子ファイル装置。
  2. 前記表示制御手段は、選択された分類に分類される前記画像データの縮小画像の一覧を表示させている途中に、前記入力手段より、所定の画像データを選択する指令が入力された場合、前記画像データの縮小画像の一覧の表示を中断し、選択された画像データを表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子ファイル装置。
  3. 前記表示制御手段は、選択された画像データが表示されているときに、前記入力手段より、前記画像データの所定の領域を選択する指令が入力された場合、選択された所定の領域に応じて、前記画像データを表示させるとともに、前記画像データの分類に分類される次の画像データも連続して表示させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子ファイル装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記分類の一覧に含まれる前記縮小画像を表示させている途中に、前記入力手段より、所定の分類を選択する指令が入力された場合、前記縮小画像の表示を中断し、選択された分類に分類される前記画像データの縮小画像の一覧を表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子ファイル装置。
  5. 前記分類の一覧において、前記分類は、アイコンで表示され、前記アイコンは、対応する分類の名称と前記縮小画像を有し、
    前記表示制御手段は、前記分類の一覧における前記アイコンの枠または前記分類の名称を表示させている途中に、前記入力手段より、所定の分類を選択する指令が入力された場合、前記アイコンの枠または前記分類の名称の表示を中断し、選択された分類に分類される前記画像データの縮小画像の一覧を表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子ファイル装置。
  6. 前記光センサ部より入力される画像データを記録媒体に記録し、
    前記記録媒体に記録された前記画像データを再生し、表示する電子ファイル方法において、
    前記光センサ部より入力された画像データを階層構造に分類して記録するとともに、前記画像データを縮小した縮小画像を記録し、
    分類される画像データのうちの代表の画像データの縮小画像を含む、前記画像データの分類の一覧を表示し、
    前記分類の一覧を表示している途中に、所定の分類を選択する指令が入力された場合、前記分類の一覧の表示を中断し、選択された分類に分類される前記画像データの縮小画像の一覧を表示する
    ことを特徴とする電子ファイル方法。
  7. 選択された分類に分類される前記画像データの縮小画像の一覧を表示している途中に、所定の画像データを選択する指令が入力された場合、前記画像データの縮小画像の一覧の表示を中断し、選択された画像データを表示する
    ことを特徴とする請求項6に記載の電子ファイル方法。
  8. 選択された画像データが表示されているときに、前記画像データの所定の領域を選択する指令が入力された場合、選択された所定の領域に応じて、前記画像データを表示するとともに、前記画像データの分類に分類される次の画像データも連続して表示する
    ことを特徴とする請求項7に記載の電子ファイル方法。
  9. 前記分類の一覧に含まれる前記縮小画像を表示している途中に、所定の分類を選択する指令が入力された場合、前記縮小画像の表示を中断し、選択された分類に分類される前記画像データの縮小画像の一覧を表示する
    ことを特徴とする請求項6に記載の電子ファイル方法。
  10. 前記分類の一覧において、前記分類は、アイコンで表示され、前記アイコンは、対応する分類の名称と前記縮小画像を有し、
    前記分類の一覧における前記アイコンの枠または前記分類の名称を表示している途中に、所定の分類を選択する指令が入力された場合、前記アイコンの枠または前記分類の名称の表示を中断し、選択された分類に分類される前記画像データの縮小画像の一覧を表示する
    ことを特徴とする請求項6に記載の電子ファイル方法。
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