JPH1040063A

JPH1040063A - 画像情報処理方法とその装置

Info

Publication number: JPH1040063A
Application number: JP8197242A
Authority: JP
Inventors: Miyuki Enokida; 幸榎田; Tadashi Yoshida; 正吉田; Kunihiro Yamamoto; 邦浩山本
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1996-07-26
Filing date: 1996-07-26
Publication date: 1998-02-13
Also published as: US6335746B1

Abstract

(57)【要約】【課題】ユーザにとって複数の画像の中から所定の画
像の検索が簡単にかつ高速にできる画像情報処理方法と
その装置を提供する。【解決手段】ディレクトリの下に別のディレクトリや
ファイルを所属させる階層化ツリー構造のファイルシス
テムで、一画像データを一ファイルに割り当て、画像デ
ータのグループに共通のディレクトリ名を割り当てられ
たファイルシステムにおいて、所望のディレクトリに所
属する各ファイルの画像データの縮小画像を表示する
（ステップＳ３３）。そして、所望のディレクトリに所
属する別のディレクトリに所属するファイルのうちの１
つのファイルの画像データの縮小画像を表示する（ステ
ップＳ３４）。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報処理方法
とその装置、特に、複数の画像データファイルの検索と
表示を行う画像情報処理方法とその装置方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】最近のコンピュータの急速なパワーアッ
プとディスク、光磁気ディスク（ＭＤ）等の記憶容量の
大容量化に伴い、大容量の画像データを記憶する画像フ
ァイリング装置や画像データベース等が実用化されてき
ている。これらの装置では、通常、以下のように、画像
をコンピュータのディスクに格納している。その例を、
図１に示す。

【０００３】図１を参照して、１０はイメージスキャ
ナ、２０はパーソナルコンピュータ（以下、パソコンと
呼ぶ）、２２はディスプレイ、３０はパソコンの内ある
いは外に接続される磁気ディスクである。スキャナ１０
は、画像を、内蔵するイメージセンサ（不図示）で読取
り、ディジタル信号に変換した後、ＳＣＳＩ１１インタ
ーフェイス（不図示）を介して、パソコン２０に伝送す
る。スキャナ１０でディジタル化する画像は白黒２値、
８ビットグレースケール、２４ビットフルカラー等があ
り、通常入力する画像（ハードコピー）により、選択で
きるようになっている。

【０００４】パソコン２０で受け取ったディジタル画像
は、ファイル名がつけられた後、磁気ディスク３０に格
納する。ディスク３０に格納された複数の画像データ
は、パソコン操作者がファイル名を指定することで、読
み出され、パソコンディスプレイ２２上に表示される。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像ファイリング装置においては、以下のよ
うな問題点があった。第１に、画像データが膨大なた
め、所望の画像を指定し、ディスクから画像データを読
みだし、表示するのに時間がかかっていた。たとえば、
Ａ４サイズで４００ｄｐｉの白黒２値画像では、約２メ
ガバイトの容量となる。また、フルカラーでは、約４８
メガバイトの容量になる。そのため、パソコン、ディス
ク間のＳＣＳＩ２１を介して伝送するだけでも相当の時
間が係っていた。特に、フルカラーの場合では、何分も
の時間がかかった。

【０００６】この欠点を解決するため、画像圧縮が通常
行われている。フルカラーの場合、ＪＰＥＧ方式が広く
使われている。ＪＰＥＧ方式によると、画像データがあ
まり劣化せず、１／２０〜１／３０程度に圧縮可能であ
る。しかしながら、このような圧縮を行うと、ディスク
からパソコンへの伝送時間は減少するが、パソコンで圧
縮された画像を復号する処理が必要で、やはり時間がか
かる欠点があった。

【０００７】第２に、格納されている画像を検索、ある
いは、確認するためには、いちいち、ディスクから圧縮
された膨大な画像データを読みだし、復号した後、表示
しなければならなかった。また、通常ディスク３０に格
納されている画像データにくらべ、ディスプレイ２２は
解像度が低い。そのため、画像をディスプレイ表示する
場合、間引等の処理を行う必要があった。したがって、
画像検索表示の場合、各画像ファイルをいちいち表示す
る必要があった。

【０００８】これらの欠点を改良するため、サムネール
画像という縮小画像を用いて検索するファイリング装置
が提案されている。その例を図２に示す。２０，２２は
それぞれ、図１で同じ参照番号が付いた処理部と同様の
処理部である。各画像ファイルには、あらかじめ、縮小
画像（サムネール画像）が生成されており、格納されて
いる原寸画像を表示するかわりに、サムネール画像を表
示する。サムネール画像は、原寸画像に比べてデータサ
イズが小さいため、ディスクからの伝送時間が短い。ま
た、ディスプレイ２２に多数のサムネール画像２３，２
４，２５が表示できる利点がある。

【０００９】しかしながら、このような装置では、以下
に述べるような欠点が存在する。サムネール画像自体
は、本来原寸画像の概略と表示するためだけのものであ
るため、原寸が像と同一ファイルが望ましい。しかし、
１つのファイルにサムネール画像と原寸画像を含めると
特殊なフォーマットとなり、他のアプリケーション、あ
るいは、ファイリング装置から読み出すことはできな
い。また、サムネール画像を別ファイルにすると、管理
が複雑になるばかりでなく、サムネール画像のデータ容
量も問題となる。

【００１０】サムネールと原寸画像の関連付けは、ファ
イリング装置のソフトウェアが管理しなければならな
い。そのため、ユーザがＯＳの機能、あるいは、ＯＳ付
属のアプリによりファイルの移動、コピー、リネーム、
デリート等の処理を行うと、ファイリング装置のソフト
ウェアでの関連付けと矛盾が生じてしまう欠点があっ
た。また、サムネール画像が、ユーザの意志にかかわ
らず、勝手にファイルとして生成されてしまう欠点があ
った。

【００１１】このような矛盾の発生を防止するために、
データベース構造のファイリングシステムがある。この
データベース構造では、多数の画像ファイルの中からキ
ーワード検索等の検索方法により、検索された複数のフ
ァイルをサムネール表示する場合が多い。このようなデ
ータベース構造においては、画像ファイルは、そのデー
タベース構造内に管理されており、ユーザからはファイ
ル構造がみえない。ユーザが直接ディレクトリ構造を見
ることができないため、キーワード検索等により検索で
きなかったファイルを表示しながら検索する場合、不便
であった。また、ＣＤ−ＲＯＭ等別のメディアにディレ
クトリ構造のファイルがある場合でも、一度、すべての
画像をデータベース領域に移動し、サムネール画像等を
付加した構造に変更しなければならなかった。

【００１２】上記従来例では、画像ファイリングシステ
ムにおいては、所望の画像を複数の画像から選択検索す
る場合以下のような欠点があった。１画像を確認するための画像表示時間がかかった。２サムネール画像を使った画像検索では、サムネール
と原寸画像の管理が特殊となり、ＯＳ、他アプリケーシ
ョンからの処理時に不都合があった。

【００１３】３サムネール画像も、ファイリング画像
数が多くなると、データ容量が問題となった。４データベース構造の画像ファイリングシステムにお
いては、その構造がユーザからは見えないため、画像を
表示確認しながら所望の画像を検索する場合、不便であ
った。

【００１４】５ユーザが所望のディレクトリ下に画像
ファイルを管理するのは不可能であった。６ディレクトリ構造を有する他の画像ファイル領域の
画像検索をするには一度データベース構造に変更しなけ
ればならなかった。本発明は、上記従来例に鑑みてなされたもので、ユーザ
にとって複数の画像の中から所定の画像の検索が簡単に
かつ高速にできる画像情報処理方法とその装置を提供す
ることを目的とする。

【００１５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像情報処理方法とその装置は以下の構成
を備える。即ち、ディレクトリの下に別のディレクトリ
やファイルを所属させる階層化ツリー構造のファイルシ
ステムで、一画像データを一ファイルに割り当て、画像
データのグループに共通のディレクトリ名を割り当てら
れたファイルシステムを用いた画像情報処理方法におい
て、所望のディレクトリに所属する各ファイルの画像デ
ータの縮小画像を表示する第１表示工程と、前記所望の
ディレクトリに所属する別のディレクトリに所属するフ
ァイルのうちの１つのファイルの画像データの縮小画像
を表示する第２表示工程とを備える。

【００１６】また、別の発明は、ディレクトリの下に別
のディレクトリやファイルを所属させる階層化ツリー構
造のファイルシステムで、一画像データを一ファイルに
割り当て、画像データのグループに共通のディレクトリ
名を割り当てられたファイルシステムを用いた画像情報
処理装置において、所望のディレクトリに所属する各フ
ァイルの画像データの縮小画像を表示する第１表示手段
と、前記所望のディレクトリに所属する別のディレクト
リに所属するファイルのうちの１つのファイルの画像デ
ータの縮小画像を表示する第２表示手段とを備える。

【００１７】また、別の発明は、コンピュータプログラ
ム製品であって、ディレクトリの下に別のディレクトリ
やファイルを所属させる階層化ツリー構造のファイルシ
ステムで、一画像データを一ファイルに割り当て、画像
データのグループに共通のディレクトリ名を割り当てら
れたファイルシステムを用いた画像情報処理を行う、コ
ンピュータ読み取り可能なプログラムコード手段を有す
るコンピュータ使用可能な媒体を備え、前記コンピュー
タプログラム製品は、所望のディレクトリに所属する各
ファイルの画像データの縮小画像を表示する、コンピュ
ータ読み取り可能な第１プログラムコード手段と、前記
所望のディレクトリに所属する別のディレクトリに所属
するファイルのうちの１つのファイルの画像データの縮
小画像を表示する、コンピュータ読み取り可能な第２プ
ログラムコード手段とを備える。

【００１８】

【発明の実施の形態】はじめに、本発明の実施の形態の
情報処理方法のポイントを要約した後に、その詳細な説
明に入るものとする。本発明の実施の形態の情報処理方
法では、画像データをファイルシステムが有するディレ
クトリ構成で管理し、１画像データを１ファイルで管理
することにより、所望の画像をディレクトリ構造で検索
/表示する。

【００１９】また、１ディレクトリ下のディレクトリ、
および、画像ファイルの表示に関して、ディレクトリに
ついては、その下に所属する画像ファイルのうち代表の
縮小画像を選択して表示する。また、画像ファイルにつ
いては、その縮小画像を表示する。このことより、画像
検索の高速化を実現する。また、選択されたディレクト
リ下にある画像ファイルの一覧を表示し、かつ、画像フ
ァイルの一覧のうちの１ファイルを選択することによ
り、詳細画像を得る処理を行う。

【００２０】以下、本発明の実施の形態の情報処理方法
とその装置の詳細な説明を行う。［第１の実施の形態］図３に、本発明に係る一実施の形
態の情報処理装置の構成を示す。図３を参照して、１１
０はイメージスキャナ、１２０はパーソナルコンピュー
タ（以下、パソコンと呼ぶ）、１２２はディスプレイ、
１３０はパソコンの内、あるいは、外に接続される磁気
ディスクである。

【００２１】スキャナ１１０は、画像を読取り、ディジ
タル信号に変換した後、ＳＣＳＩ１１インターフェイス
（不図示）を介して、パソコン１２０に伝送する。スキ
ャナ１１０でディジタル化する画像は、白黒２値、８ビ
ットグレースケール、２４ビットフルカラー等があり、
通常、入力する画像の種類に対応してより、選択でき
る。

【００２２】パソコン１２０で受け取ったディジタル画
像は、ファイル名がつけられた後、磁気ディスク１３０
に格納される。ディスク１３０に格納された複数の画像
データは、パソコン操作者がファイル名を指定すること
で、読み出され、パソコンディスプレイ２２上に表示さ
れる。１４０はカラープリンタ、１５０はＣＤ−ＲＯＭ
ドライブである。

【００２３】１６０は入力部であり、キーボードやポイ
ンティングデバイスなどを含む。本実施の形態では、図
１と同様に、画像をスキャナ１１０で読取り、ディジタ
ル化し、パソコン１２０により圧縮した後、ディスク１
３０に格納する。しかし、１画像１ファイル対応であ
り、サムネール用の画像はもたない。また、本実施の形
態では、カラー画像の圧縮にはＪＰＥＧ方式を、２値画
像の圧縮にはＪＢＩＧ方式を用いる。ここで、圧縮され
たカラー画像のファイル名には、ファイル名．ｊｐｇ、また、圧縮された２値画像のファイル名には、ファイル名．ｊｂｇという拡張子を付ける。

【００２４】本実施の形態では、例えば、ＤＯＳ／Ｗｉ
ｎｄｏｗｓシステムがインプリメントされており、通常
のＤＯＳディレクトリの構造下に、１画像１ファイル単
位で、 "ＦＩＬＥ１.ｊｐｇ"、"ＦＩＬＥ２.ｊ
ｂｇ" の名前で管理されている。そのファイル管理の様子を図
４に示す。本実施の形態においては、例えば、図４のよ
うなファイルディレクトリ構造を有するファイリング画
像の検索表示を行う。

【００２５】例えば、スキャナ１１０で読み込んだ各カ
ラー画像はそれぞれ、ＦＩＬＥ１.ｊｐｇ、．．．、ＦＩＬＥ６.ｊｐｇという名前がつけられ、ＪＰＥＧ圧縮された後に、ディ
スク１３０内に図４のようなディレクトリ構造で格納さ
れる。また、各２値画像については、例えば、ＦＩＬＥ７.ｊｂｇ、．．．、ＦＩＬＥ１０.ｊｂｇという名前がつけられ、ＪＢＩＧ圧縮された後に、ディ
スク１３０内に格納される。

【００２６】図４のディレクトリ構造では、ディレクト
リ名”ＤＩＲ−Ａ”下に、ＦＩＬＥ１.ｊｐｇからＦＩ
ＬＥ６.ｊｐｇの各画像ファイルと、”ＤＩＲ−
１”，”ＤＩＲ−２”の２つのディレクトリを備える。
また、ディレクトリ名”ＤＩＲ−１”には、ＦＩＬＥ
７.ｊｂｇ，ＦＩＬＥ８.ｊｂｇが所属する。また、ディ
レクトリ名”ＤＩＲ−２”は、ＦＩＬＥ９.ｊｂｇ，Ｆ
ＩＬＥ１０.ｊｂｇの２つの画像ファイルを備える。

【００２７】このように格納された画像ファイルを検索
して、表示する一例を図５に示す。図５を参照して、
１，２，３は、検索画像を表示するウィンドウである。
ウィンドウ１には、図４で示したディレクトリ名"ＤＩ
Ｒ-Ａ"に所属する各ディレクトリ、画像ファイルに関す
る情報を表示する。ウィンドウ１の２−１から２−６
は、"ＤＩＲ-Ａ"に所属する各画像ファイルのファイル
名と対応する画像表示を示す。

【００２８】また、ウィンドウ１の３−１と３−２
は、"ＤＩＲ-Ａ"に所属する各ディレクトリ名の表示例
を示す。以下、図４のディレクトリ名”ＤＩＲ−Ａ”下
のファイルを表示する処理について、図６、図７のフロ
ーチャートを参照して説明する。尚、以下の説明では、
扱う画像データの拡張子と符号化方法の関係に関して、
白黒２値画像、すなわち、拡張子が".ｊｂｇ"の場合
は、ＪＢＩＧ方式で階層符号化された符号化データであ
ることを示し、また、カラー画像、或は、白黒多値画
像、すなわち、拡張子が".ｊｐｇ"の場合は、ＪＰＥＧ
方式で符号化された符号化データであるとする。

【００２９】図５を参照して、２−１から２−６の表示
には、ＦＩＬＥ１.ｊｐｇからＦＩＬＥ６.ｊｐｇのサム
ネール画像が表示されている。また、ディレクトリＤＩ
Ｒ１（３−１）とＤＩＲ２（３−２）には、ディレクト
リを示すふちどり３−３，３−４が示され、それぞれの
下にあるファイルＦＩＬＥ７.ｊｂｇ，ＦＩＬＥ８.ｊｂ
ｇ，ＦＩＬＥ９.ｊｂｇ，ＦＩＬＥ１０.ｊｂｇのうち最
近の画像が示されている。即ち、ＤＩＲ１をオープンす
ると、その下のファイルが２のように表示される。その
うち、最近のファイルが表紙としてウィンドウ１のＤＩ
Ｒ１に表示される。また、ウィンドウ１にはディレクト
リパス名ＤＩＲ−Ａがタイトル表示される。

【００３０】以下、以上説明した表示を行う処理手順
を、図６を参照して説明する。ユーザからディレクト
リ”ＤＩＲ−Ａ”下に格納されているファイルを表示す
るコマンドを入力する（入力部１６０から）と、図６に
示すフローチャートの処理を実行する。ステップＳ３０
では、入力されたディレクトリ名（例えば、”ＤＩＲ−
Ａ”）下に画像ファイル、或は、ディレクトリが存在す
るかどうかを、図４に示したデータ構造を有するファイ
ルシステムを検索することで、チェックする。そして、
存在すれば、ステップＳ３１に進む。存在しなければ、
処理を終了する。

【００３１】ステップＳ３１では、入力されたディレク
トリ名下で、まだ表示されていない１つのファイル（ま
たは、ディレクトリ）をピックアップし、それが、通常
の画像ファイルを示すかどうかを判断する。そして、通
常の画像ファイルであれば、ステップＳ３３に分岐す
る。逆に、そうでなければ、ステップＳ３２に進む。ス
テップＳ３３では、対応する画像ファイルの画像データ
をディスプレイ１２２に表示する。そして、ステップＳ
３０に戻り、同様の処理を繰り返す。ここでの処理の詳
細は、図７のフローチャートを参照して後述する。

【００３２】一方、ステップＳ３２では、ピックアップ
されたファイル（または、ディレクトリ）がディレクト
リを示すかどうかを判断する。ディレクトリの場合に
は、ステップＳ３４に分岐する。そうでない場合は、ス
テップＳ３０に戻り、同様の処理を繰り返す。ステップ
Ｓ３４では、ディレクトリの表示処理を行う。そして、
ステップＳ３０に戻り、同様の処理を繰り返す。尚、ス
テップＳ３４での詳細な処理手順は、図９を参照して後
述される。

【００３３】このように、入力されたディレクトリ名
（例えば、”ＤＩＲ−Ａ”）下の全てのファイル（また
は、ディレクトリ）に関する表示を完了するまで、同様
の処理を繰り返す。次に、上述の図６の処理を、具体例
を提示しながら説明する。上述の判定処理では、入力し
たデータ列が、通常のファイルかディレクトリを示すか
を分類するのみであるために、そのデータ列の示すファ
イル属性を調べるだけで判断できる。

【００３４】図４に示すディレクトリ構造の例では、ま
ず、ＦＩＬＥ１.ｊｐｇを表示する。このＦＩＬＥ１.ｊ
ｐｇは通常のファイルなので、図６のステップＳ３１で
ファイルと判断されて、ステップＳ３３に移り、ＦＩＬ
Ｅ１.ｊｐｇを表示する。次のＦＩＬＥ２.ｊｐｇ，ＦＩ
ＬＥ３.ｊｐｇについても同様である。次に”ＤＩＲ−
１”を表示する場合には、ステップＳ３１からステップ
Ｓ３２に移り、ディレクトリであるため、ステップＳ３
４に分岐する。そして、ディレクトリの表示処理を行
う。同様の処理を、最後の”ＤＩＲ−２”についても行
う。

【００３５】次に、ステップＳ３３での画像ファイル表
示処理の詳細な処理手順を、図７のフローチャートを用
いて説明する。図６の処理では、画像ファイルがＪＢＩ
Ｇ符号化データか、ＪＰＥＧ符号化データかを判断し
て、対応するデコードを処理を行い、表示用の画像デー
タを作成する。

【００３６】この判断は、例えば、ＪＰＥＧ符号化方式
で符号化された画像ファイルには、”.ＪＰＧ”、か
つ、ＪＢＩＧ符号化方式で符号化された画像ファイルに
は、”.ｊｂｇ”が付けられているため、ファイルの属
性として簡単に判断することができる。ＪＢＩＧ符号化
データの場合は、ステップＳ４０の判断で、ステップＳ
４２に移り、ＪＢＩＧの最低解像度の符号化データを読
みだし、デコード処理を行う。

【００３７】また、ＪＰＥＧ符号化データの場合は、ス
テップＳ４１の判断で、ステップＳ４３に移り、ＪＰＥ
Ｇの階層デコード処理を用いてＸ，Ｙサイズとも１／８
のサイズの画像データのデコード処理を行う。このＪＰ
ＥＧでの１／８サイズのデコード処理を、図８を参照し
て説明する。図８を参照して、９０は、通常のＪＰＥＧ
符号化データを示す。これを、通常のハフマン・デコー
ド処理（ステップＳ９１）によって、８ｘ８のＤＣＴ係
数９２を得る。そして、このＤＣＴ係数を、ステップＳ
９３での１ｘ１の逆ＤＣＴ処理によって、Ｘ，Ｙサイズ
とも１／８の画像を復元する。すなわち、ＤＣＴ係数の
うち、ＤＣ成分（直流成分）のみがデコードされる。

【００３８】次に、図７のステップＳ４４では、ステッ
プＳ４２かステップＳ４３でデコードした画像データ
を、検索画像表示用のサイズになるように画像サイズを
調整する処理を行う。この処理では、デコードして得ら
れた画像データのサイズが、図５に示すように表示する
検索画像サイズより大きい場合には、表示サイズになる
ように縮小する。

【００３９】一方、デコードして得られた画像データの
画像サイズが表示サイズより小さい場合には、拡大処理
を行う。これにより、原画像のサイズが異なっている場
合でも、図５に示すように表示する画像は、同じ大きさ
の検索画像データを表示することができる。検索表示画
像を、ウィンドウに表示した後、ステップＳ４５では、
その画像ファイルのファイル名を表示する。

【００４０】以上、ステップＳ３３に対応するファイル
の表示処理の詳細を説明した。次に、図４のステップＳ
３４でのディレクトリ表示処理での詳細な処理手順を図
６のフローチャートを参照して説明する。ステップＳ５
０では、ディレクトリ用のアイコンを表示する。この場
合、図５のＤＩＲ１，ＤＩＲ２のようなディレクトリを
示すふちどりアイコンとなる。

【００４１】ステップＳ５１では、表示するディレクト
リ下に画像ファイルがあるかどうかを調べる。そして、
ない場合は、ステップＳ５４に進み、ディレクトリ名の
みの表示を行う。また、この場合は縮小画像の表示はな
い。逆に、表示するディレクトリ下に画像ファイルがあ
る場合は、ステップＳ５２に進む。ステップＳ５２で
は、図７を参照して上述したファイル表示処理手順によ
って、最初のファイルを表示する。

【００４２】ステップＳ５３では、サイズ調整されたデ
ィレクトリ内の第１ファイルをディレクトリアイコン内
にに表示する。ステップＳ５４では、ディレクトリ名
（例えば、ＤＩＲ１（図５）等）を表示する。ここで
は、連続して入力する画像ファイルに対しては、”本”
の属性を持つディレクトリに割り当て、図５のＤＩＲ１
やＤＩＲ２のディレクトリに示すように、それぞれ、３
-３、３-４のふちどりを付けたアイコンで示している。

【００４３】また、その”本”ディレクトリを表示する
時は、その第１ページの画像をディレクトリアイコン内
に表示する。図５におけるディレクトリアイコンＤＩＲ
１（３−１）は、ユーザがそのディレクトリ下のファイ
ル表示を指定した場合、その下の画像ファイル一覧を表
示する。すなわち、図７で説明したファイル表示処理を
行い、サイズ調整された縮小画像が図５のウィンドウ２
のように表示される。

【００４４】ここで、３−３は、ディレクトリ３−１の
アイコン内に示された第１ページの画像、３−４は、第
２ページの画像である。また、ウィンドウ２のタイトル
には、パス名"ＤＩＲ−Ａ／ＤＩＲ１"が表示される。更
に、画像ファイルの詳細を表示することも可能である。
また、図５のウィンドウ２のＦＩＬＥ７.ｊｂｇの詳細
画像、あるいは、原寸画像を以下のように表示すること
ができる。即ち、ユーザがウィンドウ２の"ＦＩＬＥ７.
ｊｂｇ"の表示を指定した場合、ウィンドウ３をオープ
ンし、対応する詳細画像が図のように表示され、タイト
ルとして、パス名： "ＤＩＲ−Ａ／ＤＩＲ１／ＦＩＬＥ７.ｊｂｇ" が表示される。＜ＪＢＩＧ符号化画像の表示処理説明＞画像の符号化が
ＪＢＩＧの場合は、符号化画像は、階層化符号で構成さ
れ、図１０に示す処理手順でデコード/表示する。即
ち、所望の画像ファイル、または、ディレクトリの高解
像画像表示要求コマンドを、入力部１６０から入力する
と、図１０のステップＳ６０にエントリする。

【００４５】ステップＳ６０では、所望の画像ファイル
に関して、さらに高解像の階層画像があるかどうかをチ
ェックし、あれば、ステップＳ６１へ進む。なければ、
処理を終了する。ステップＳ６１では、現在表示中の画
像の解像度より１階層上の画像をデコードする。

【００４６】ステップＳ６２では、デコードされた画像
をウィンドウに表示する。図５のウィンドウ３にこの表
示の一例を示す。＜ＪＰＥＧ符号化画像の表示処理説明＞一方、画像ファ
イルがＪＰＥＧ符号化されている場合は、図１１のフロ
ーのような表示処理が行われる。

【００４７】ステップＳ７０、ステップＳ７１では、Ｊ
ＰＥＧ符号をハフマンデコード逆ＤＣＴ（ＲＤＣＴ）処
理を行って、ＤＣＴ係数を得る。ステップＳ７２、ステ
ップＳ７３、ステップＳ７４では、現在表示されている
画像サイズを判定し、現サイズより大きなＲＤＣＴを行
い詳細画像を得る。たとえば、現表示画像がアイコン画
像、すなわち、１／８×１／８である場合、１×１のＲ
ＤＣＴ処理により縮小画像をデコードしているため、２
×２のＲＤＣＴ処理（ステップＳ７５）を行い、１／４
×１／４サイズの画像を得る。

【００４８】同様な処理により、１／２×１／２サイ
ズ、１×１サイズの画像をウィンドウ３（図５）に表示
することができる。［第２実施の形態］第１の実施の形態では、ディスク１
３０内に格納されたディレクトリ構造の画像ファイルの
検索、表示について説明した。

【００４９】本発明は、通常のディレクトリ構造の他に
付加データはいっさい生成しないため、ＣＤ−ＲＯＭド
ライブ１５０のような書き込みできない記憶装置につい
ても同様に実施することができる。つまり、ＣＤ−ＲＯ
Ｍ中に格納されたディレクトリー構造を持つ画像ファイ
ルが、図４のようなファイル構造を有するものであると
すると、同様にしてＣＤ−ＲＯＭの内容を直接検索/表
示することができる。

【００５０】［第３実施の形態］第１の実施の形態で
は、ディレクトリを表示する場合に、アイコンとディレ
クトリ名を表示することを説明したが、第３実施の形態
では、アイコンとディレクトリ名とそのディレクトリ下
に配置されているファイルの数を表示する場合について
説明する。

【００５１】本実施の形態での動作原理を図１２を用い
て説明する。図１２を参照して、第１実施の形態と同様
の処理を行う部分には、同一の参照番号を付けてある。
ディレクトリを表示する場合、ディレクトリ用のアイコ
ン表示、ディレクトリ名の表示については、第１実施の
形態と同じであり、このディレクトリ下に配置されてい
るファイルの数を数え、その数を表示する処理であるス
テップＳ９０が追加される。

【００５２】ステップＳ９０では、ディレクトリを管理
しているファイル（不図示）をオープンし、そのディレ
クトリ管理のフォーマットに従いその内容を読みだし、
このディレクトリで管理されているＪＰＥＧ符号化ファ
イル、ＪＢＩＧ符号化ファイルの数をカウントする。こ
のファイルの数をディレクトリ用アイコンと同時に表示
する。

【００５３】また、別の実施の形態として、たとえば、
キーボード検索等の検索処理の結果を表示する場合を考
える。この場合、たとえば、キーボード検索の結果とし
て得られる情報が図１３に示すようなディレクトリ名の
付いたフルパスのファイル名である場合について説明す
る。読者の理解を容易にするために、図４に示したディ
レクトリ構造のファイルの中から６個の画像ファイルを
検索したとする。

【００５４】この場合での検索画像表示のフローを図１
４を用いて説明する。ステップＳ８０では、各初期化処
理を行う。例えば、ディレクトリ名を比較するための、
１つ前のディレクトリ名を格納する領域をクリアしたり
する。ステップＳ８１では、検索結果に関する処理が全
て終わったかを判断し、終わったら終了する。処理途中
の場合には、ステップＳ８２に移る。

【００５５】ステップＳ８２では、検索結果のフルパス
で格納されているファイル名からディレクトリ名を切り
出す。ステップＳ８３では、切り出されたディレクトリ
名が、現在表示しているディレクトリ名と同じか否か判
断する。そして、同じであれば、ステップＳ３３に移
り、検索表示画像データを表示する処理に移る。逆に、
同じでない場合には、ステップＳ８４に移る。

【００５６】ステップＳ８４では、別のディレクトリ名
が既に表示されているかどうかを判断する。そして、表
示されていない場合には、ステップＳ３４に移り、ディ
レクトリを表示する処理を行う。ここで、図１３に示し
たデータに関して、以上の処理を行った場合、 ”ＤＩＲ−Ａ／ＦＩＬＥ１.jｐｇ” については、ステップＳ８２で、そのディレクトリ名
は、”ＤＩＲ−Ａ”となり、また、今回表示するディレ
クトリは、”ＤＩＲ−Ａ”となる。

【００５７】次に、ステップＳ８３での分岐により、ス
テップＳ３３に処理が移り、検索画像の表示処理を行
う。また、次の”ＤＩＲ−Ａ／ＦＩＬＥ２.ｊｐ
ｇ”、”ＤＩＲ−Ａ／ＦＩＬＥ４.ｊｐｇ”についても
同様に検索画像の表示処理を行う。一方、”ＤＩＲ−Ａ
／ＤＩＲ１／ＦＩＬＥ７．ｊｂｇ”の場合では、ステッ
プＳ８２で、ディレクトリ名が、”ＤＩＲ−Ａ／ＤＩＲ
１”になり、今回表示しているディレクトリ名とは異な
るため、ステップＳ８４に処理が移り、ステップＳ３４
でディレクトリ表示を行う。

【００５８】また、”ＤＩＲ−Ａ／ＤＩＲ２／ＦＩＬＥ
９．ｊｂｇ”に関しても、同様にディレクトリ表示処理
を行う。また、”ＤＩＲ−Ａ／ＤＩＲ２／ＦＩＬＥ９．
ｊｂｇ”についても、同様にディレクトリ表示処理を行
う。”ＤＩＲ−Ａ／ＤＩＲ２／ＦＩＬＥ１０．ｊｂｇ”
の場合は、ステップＳ８４に処理が移るが、既に、”Ｄ
ＩＲ２”は表示しているため、表示はしない。

【００５９】これにより、このディレクトリで管理して
いるファイルの数を把握することができ、ファイル検索
の効率を上げることができる。尚、以上説明した各実施
の形態では、白黒２値画像に対してはＪＢＩＧ符号化方
式を、カラー画像に対してはＪＰＥＧ符号化方式を使う
ことを説明したが、本発明は、これらの符号化方式に限
るものではなく、別の符号化方式でも良いことは言うま
でもない。

【００６０】また、ＪＰＥＧ符号化方式については、Ｊ
ＰＥＧ階層デコード方式により、検索表示画像を再生す
ることを説明したが、通常のＪＰＥＧデコード方式でも
良く、この場合には、原画像を再生した後に、検索表示
用の縮小処理を行ってもよいことも言うまでもない。ま
た、ディレクトリの場合、ディレクトリ用のアイコンを
表示することを説明したが、これに限るものではない。

【００６１】検索表示の画面レイアウトもこれに限るも
のではない。なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明の目的は、前述した実施形
態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを
記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、
そのシステムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰ
ＵやＭＰＵ）が記憶媒体に格納されたプログラムコード
を読出し実行することによっても、達成されることは言
うまでもない。

【００６２】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。プログラムコードを供給
するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディス
ク，ハードディスク，光ディスク，光磁気ディスク，Ｃ
Ｄ−ＲＯＭ，ＣＤ−Ｒ，磁気テープ，不揮発性のメモリ
カード，ＲＯＭなどを用いることができる。

【００６３】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペレ
ーティングシステム）などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。

【００６４】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るＣＰＵなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。

【００６５】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図１５のメモリマップ例に示す各モジュール
を記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくと
も、所定のディレクトリに所属するファイル（画像デー
タ）の縮小画像を表示する「ファイル表示モジュー
ル」、所定のディレクトリに所属する別のディレクトリ
下に所属する１つのファイル（画像データ）の縮小画像
を表示する「ディレクトリ表示モジュール」の各モジュ
ールのプログラムコードを記憶媒体に格納すればよい。

【００６６】以上説明したように、各実施の形態によれ
ば、ディレクトリ構造を有する画像ファイルを表示する
ことにより、ディレクトリ構造に従い、画像の検索を行
うことができ、画像検索作業の効率を向上することがで
きる。また、ディレクトリ毎に検索画像を縮小画像で表
示することにより、画像の復号表示時間が短縮される。

【００６７】更に所望の画像のみ詳細画像、または、原
画像を復号表示することにより、更なる画像検索効率が
向上する。

【００６８】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の画像の中から所定の画像の検索が簡単にかつ高速に
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来例の構成を示す図である。

【図２】従来例のサムネール画像の表示構成を示す図で
ある。

【図３】本発明に係る実施の形態の情報処理装置の構成
を示す図である。

【図４】本発明に係る実施の形態ののディレクトリ構造
の概念図である。

【図５】画像ファイルの検索処理を説明するための図で
ある。

【図６】本発明に係る実施の形態の情報処理手順を示す
フローチャートである。

【図７】本発明に係る実施の形態のファイル表示手順を
示すフローチャートである。

【図８】ＪＰＥＧ１／８サイズの伸長処理を説明するた
めの図である。

【図９】本発明に係る実施の形態のディレクトリ表示処
理のフローチャートである。

【図１０】ＪＢＩＧ階層符号表示の処理フローチャート
である。

【図１１】ＪＰＥＧ表示の処理フローチャートである。

【図１２】第２実施の形態でのディレクトリ表示処理の
フローチャートである。

【図１３】第２実施の形態での検索結果のファイル名の
概念図である。

【図１４】第２実施の形態での情報処理手順を示すフロ
ーチャートである。

【図１５】コンピュータ読み取り可能な所定の記録媒体
に格納された各プログラムモジュールのレイアウトを示
す図である。

【符号の説明】

１１０イメージスキャナ１２０パーソナルコンピュータ１２２ディスプレイ１３０磁気ディスク１２２パソコンディスプレイ。１４０カラープリンタ１５０ＣＤ−ＲＯＭドライブ１６０入力部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ディレクトリの下に別のディレクトリや
ファイルを所属させる階層化ツリー構造のファイルシス
テムで、一画像データを一ファイルに割り当て、画像デ
ータのグループに共通のディレクトリ名を割り当てられ
たファイルシステムを用いた画像情報処理方法におい
て、所望のディレクトリに所属する各ファイルの画像データ
の縮小画像を表示する第１表示工程と、前記所望のディレクトリに所属する別のディレクトリに
所属するファイルのうちの１つのファイルの画像データ
の縮小画像を表示する第２表示工程とを備えることを特
徴とする画像情報処理方法。
【請求項２】前記第１表示工程と前記第２表示工程で
表示する縮小画像は共に第１のウインドーに表示される
ことを特徴とする請求項１に記載の画像情報処理方法。
【請求項３】前記別のディレクトリに所属する各ファ
イルの画像データの縮小画像を表示する第３表示工程
と、前記別のディレクトリに所属するさらに別のディレクト
リに所属するファイルのうちの１つのファイルの画像デ
ータの縮小画像を表示する第４表示工程とをさらに備
え、前記第３表示工程と前記第４表示工程で表示する縮小画
像は共に、前記第１のウインドーとは別のウインドーに
表示されることを特徴とする請求項２に記載の画像情報
処理方法。
【請求項４】前記第１表示工程や前記第２表示工程で
表示された縮小画像の１つが選択されると、対応する画
像データを前記第１のウインドーとは別のウインドーに
表示する第５表示工程をさらに備えることを特徴とする
請求項１に記載の画像情報処理方法。
【請求項５】前記画像データは、ＪＰＥＧ符号化画像
データであることを特徴とする請求項１に記載の画像情
報処理方法。
【請求項６】前記画像データは、ＪＢＩＧ符号化画像
データであることを特徴とする請求項１に記載の画像情
報処理方法。
【請求項７】前記第５表示工程は、前記第１表示工程
や前記第２表示工程で表示された縮小画像の１つが選択
されると、対応する画像データの所望の解像度の画像を
前記第１のウインドーとは別のウインドーに表示するこ
とを特徴とする請求項６に記載の画像情報処理方法。
【請求項８】ディレクトリの下に別のディレクトリや
ファイルを所属させる階層化ツリー構造のファイルシス
テムで、一画像データを一ファイルに割り当て、画像デ
ータのグループに共通のディレクトリ名を割り当てられ
たファイルシステムを用いた画像情報処理方法におい
て、所望のディレクトリに所属する各ファイルの画像データ
の縮小画像を表示する第１表示手段と、前記所望のディレクトリに所属する別のディレクトリに
所属するファイルのうちの１つのファイルの画像データ
の縮小画像を表示する第２表示手段とを備えることを特
徴とする画像情報処理装置。
【請求項９】前記第１表示手段と前記第２表示手段で
表示する縮小画像は共に第１のウインドーに表示される
ことを特徴とする請求項８に記載の画像情報処理装置。
【請求項１０】前記別のディレクトリに所属する各フ
ァイルの画像データの縮小画像を表示する第３表示手段
と、前記別のディレクトリに所属するさらに別のディレクト
リに所属するファイルのうちの１つのファイルの画像デ
ータの縮小画像を表示する第４表示手段とをさらに備
え、前記第３表示手段と前記第４表示手段で表示する縮小画
像は共に、前記第１のウインドーとは別の第２のウイン
ドーに表示されることを特徴とする請求項９に記載の画
像情報処理装置。
【請求項１１】前記第１表示手段や前記第２表示手段
で表示された縮小画像の１つが選択されると、対応する
画像データを前記第１と第２のウインドーとは別の第３
のウインドーに表示することを特徴とする請求項８に記
載の画像情報処理装置。
【請求項１２】前記画像データは、ＪＰＥＧ符号化画
像データであることを特徴とする請求項８に記載の画像
情報処理装置。
【請求項１３】前記画像データは、ＪＢＩＧ符号化画
像データであることを特徴とする請求項８に記載の画像
情報処理装置。
【請求項１４】前記第５表示手段は、前記第１表示手
段や前記第２表示手段で表示された縮小画像の１つが選
択されると、対応する画像データの所望の解像度の画像
を前記第１のウインドーとは別のウインドーに表示する
ことを特徴とする請求項１３に記載の画像情報処理装
置。
【請求項１５】コンピュータプログラム製品であっ
て、ディレクトリの下に別のディレクトリやファイルを
所属させる階層化ツリー構造のファイルシステムで、一
画像データを一ファイルに割り当て、画像データのグル
ープに共通のディレクトリ名が割り当てられたファイル
システムを用いた画像情報処理を行う、コンピュータ読
み取り可能なプログラムコード手段を有するコンピュー
タ使用可能な媒体を備え、前記コンピュータプログラム
製品は、所望のディレクトリに所属する各ファイルの画像データ
の縮小画像を表示する、コンピュータ読み取り可能な第
１プログラムコード手段と、前記所望のディレクトリに所属する別のディレクトリに
所属するファイルのうちの１つのファイルの画像データ
の縮小画像を表示する、コンピュータ読み取り可能な第
２プログラムコード手段とを備えることを特徴とするコ
ンピュータプログラム製品。