JP2003341289A - 電子黒板装置 - Google Patents

電子黒板装置

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JP2003341289A
JP2003341289A JP2002155046A JP2002155046A JP2003341289A JP 2003341289 A JP2003341289 A JP 2003341289A JP 2002155046 A JP2002155046 A JP 2002155046A JP 2002155046 A JP2002155046 A JP 2002155046A JP 2003341289 A JP2003341289 A JP 2003341289A
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Kenji Kameyama
憲二 亀山
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Ricoh Elemex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投影画像を筆記シートの任意の位置に任意の
大きさで映すことができる電子黒板装置を提供する。 【解決手段】 電子黒板装置は、CPU24、プリンタ
6、画像読取部14、画像合成部20、メモリ21、筆
記シート1、LCDプロジェクタ3、画像変位変倍部2
2、I/F制御部23、操作部5をそなえ、不図示のM
Oから読み出した投影画像のデータをLCDプロジェク
タ3から筆記シート1に投影する。そして、投影画像の
大きさと位置を変更するには、操作部5にて所定の操作
を行うことにより、画像変位変倍部22にて投影画像を
任意の大きさに変倍し、かつ、任意の位置を設定して、
LCDプロジェクタ3から筆記シート1に投影する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、筆記具を用いて
筆記シートに手書きして書込みを行うとともに、必要に
応じて筆記シートを搬送しながら書込み内容を画像読取
手段で読み取り、その読取り内容をプリンタでプリント
シートに印刷出力する電子黒板装置に関する。特にその
うち、筆記シート上に画像を投影する画像投影手段をそ
なえる電子黒板装置に関する。
【0002】
【従来の技術】会議などにおいて、予めパーソナルコン
ピュータなどで作成された画像を、プロジェクタによっ
て電子黒板装置にそなえた筆記シートに投影して発表を
行い、この画像を投影した筆記シートに手書きで絵や文
字を書き込むことができる、電子黒板装置として、例え
ば、特開2000−332930号公報が開示されてい
る。
【0003】この公報による電子黒板装置は、図11に
示すように、画像読取手段61をそなえた筆記シート6
2に、画像投影手段64によって画像作成手段63で予
め作成した画像を投影する。そして、ユーザーが筆記シ
ート62に手書きで絵や文字を書き込んだ後、画像読取
手段61がその書込み内容を読取画像として読み取り、
画像合成手段65に送るとともに、画像作成手段63
は、画像表示手段62に投影された投影画像を画像合成
手段65に送り、画像合成手段65にて読取画像と合成
して、合成画像としてプリンタ66より出力する。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】しかし、このような従来の電子黒板装置で
は、投影画像が筆記シート62の表示可能な領域全体に
映されるため、筆記シート62に絵や文字を書き込む際
には、投影画像の映されていないわずかな余白を利用し
なければならず、書き込む絵や文字を小さくしたり、文
章を省略して書き込んでいた。このため、合成された合
成画像をプリンタ66で印刷すると、文字が小さくて読
み難かったり、文章が不完全で判り難いという問題があ
った。
【0005】これに対して、図12に示すように、画像
投影手段64を操作して投影画像67をズームアウト
し、筆記シート62に投影する投影画像67の大きさを
縮小して余白68を設ける方法がある。
【0006】しかし、このような方法では、投影画像6
7は常に筆記シート62の中央に映されるので、ユーザ
ーが余白68を任意の位置に確保することができず、必
要な位置に絵や文字を十分に書き込むことができないと
いう問題があった。
【0007】そこで、この発明の目的は、投影画像を筆
記シートの任意の位置に任意の大きさで映すことができ
る電子黒板装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、筆記シート上に画像を投影する画像投影手
段をそなえる電子黒板装置において、前記画像投影手段
で投影する投影画像の位置を、前記筆記シート上でその
投影画像の大きさとともに変更する画像変位変倍手段を
そなえることを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電子黒板装置において、画像読取手段で読み取った前
記筆記シート上の読取画像と、前記画像投影手段で前記
筆記シート上に投影した投影画像とを合成する画像合成
手段をそなえることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の電子黒板装置において、前記画像合成手段で合成した
合成画像を、前記画像投影手段で前記筆記シート上に投
影可能に記憶する画像記憶手段にそなえることを特徴と
する。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の電子黒板装置において、前記画像
変位変倍手段で投影画像の大きさを自在に変更可能とす
ることを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載の電子黒板装置において、前記画像
投影手段で前記筆記シート上に投影画像を投影すると
き、その投影画像の輪郭を視覚的に区切る判別線を投影
画像に付加することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態としての電子
黒板装置の一例である。電子黒板装置は、筆記シート1
を有する電子黒板本体2の上部に画像投影手段であるL
CDプロジェクタ3をフレーム4によって支持する。ま
た、電子黒板本体2の下部には、操作部5とプリンタ6
をそなえる。そして、電子黒板本体2は、下部にキャス
タ7のついたスタンド8によって支持されて直立してな
る。
【0015】電子黒板本体2は、図2に示すように、ケ
ース9の内部にシート搬送部10、画像読取部(画像読
取手段)14、不図示のクリーニング手段と制御手段な
どをそなえる。シート搬送部10は、駆動ローラ11と
従動ローラ12をそなえ、筆記シート1は、駆動ローラ
11と従動ローラ12との間に掛け回されている。
【0016】また、駆動ローラ11には、図示しないモ
ータが接続され、従動ローラ12には、図示しないシー
トテンション機構が配置され、筆記シート1に張力を施
している。さらに、筆記シート1の裏面側には、スクリ
ーンボード13が設けられている。
【0017】また、筆記シート1の奥には、筆記シート
1に書込まれた絵や文字などを、読取位置Pにおいて読
み取る画像読取部14をそなえ、画像読取部14は、光
源15、ミラー16、レンズ17、光―電気変換器であ
るCCD18をそなえる。
【0018】図3は、この例の電子黒板装置がそなえる
電気ブロック図である。電子黒板装置は、CPU24、
プリンタ6、画像読取部14、画像合成部(画像合成手
段)20、メモリ(画像記憶手段)21、筆記シート
1、LCDプロジェクタ(画像投影手段)3、画像変位
変倍部(画像変位変倍手段)22、I/F制御部23、
操作部5をそなえる。そして、メモリ21は、投影画像
記憶部21a、合成画像記憶部21b、読取画像記憶部
21cをそなえる。
【0019】さらに、電子黒板装置には、不図示のMO
ドライブが接続可能とされる。このMOドライブに代え
て、CDドライブ、フレキシブルディスクドライブなど
を接続してもよいし、また、DVDプレーヤー、ビデオ
デッキ、あるいは、パーソナルコンピュータを接続して
もよい。
【0020】操作部5は、後述するように、電子黒板装
置をユーザーの意向に合わせて作動させるための基本的
な設定を入力する複数の操作キーをそなえる。また、I
/F制御部23は、MOドライブと電子黒板装置とのイ
ンタフェースを行うものである。
【0021】さらに、画像変位変倍部22は、筆記シー
ト1に投影した投影画像の位置を筆記シート1上でその
投影画像の大きさとともに変更するものであり、画像を
ユーザーの指定した倍率に自在に変更し、変倍した画像
を筆記シート1の表示可能領域のユーザーが指定した位
置に投影するように制御するものである。
【0022】そして、LCDプロジェクタ3は、筆記シ
ート1上に画像を投影するものである。また、筆記シー
ト1は、LCDプロジェクタ3からの投影画像を映した
り、ユーザーが絵や文字を書き込むものである。
【0023】また、画像読取部14は、筆記シート1に
書き込んだ絵や文字を読取画像として読み取るためのも
のである。さらに、画像合成部20は、読取画像と投影
画像とを合成して、合成画像を作成するものである。
【0024】さらに、メモリ21は、筆記シート1に映
した投影画像を記憶する投影画像記憶部21a、合成画
像を記憶する合成画像記憶部21b、追記画像を記憶す
る読取画像記憶部21cをそなえる。
【0025】そして、プリンタ6は、投影画像、読取画
像、合成画像をコピーするものである。また、CPU2
4は、中央演算処理装置であり、この電子黒板装置のあ
らゆる電気的な動作を司るものである。
【0026】操作部5は、詳しくは、図4のようになっ
ている。すなわち、操作部5は、電源のON、OFFを
行う電源キー25、各種の選択を行う選択キー26、選
択した内容を決定する決定キー27、筆記シート1を先
送りする送りキー46、筆記シート1を後戻しする戻し
キー47、筆記シート1に書き込まれた絵や文字などを
消去するクリーニングキー48、画像を筆記シート1に
投影する投影キー28、各種の操作を選択するメニュー
キー29、コピー濃度を変更する濃度キー30、コピー
を停止するコピーストップキー31、コピー枚数を設定
する枚数キー32、コピーを開始するコピーキー33を
そなえる。
【0027】また、電源がONのときに点灯する電源L
ED34、エラーが発生したときに点灯するエラーLE
D35をそなえる。さらに、メニューキー29によっ
て、投影画像の拡大や縮小の設定が選択されたときに点
灯する拡大/縮小LED36、投影画像の表示位置の設
定が選択されたときに点灯する表示位置LED37、投
影画像に後述する判別線を付与することが選択されたと
きに点灯する判別線LED38、投影画像と追記内容の
合成を行うことが選択されたときに点灯する合成LED
39、コピーが選択されたときに点灯するコピーLED
40、投影画像あるいは読取画像を保存することが選択
されたときに点灯する保存LED41、保存された合成
画像を再表示することが選択されたときに点灯する再表
示LED45をそなえる。加えて、濃度キー30によっ
て、コピー濃度が「濃い」に選択されたときに点灯する
濃いLED42、コピー濃度が「薄い」に選択されたと
きに点灯する薄いLED43、コピー枚数を表示する7
セグメントLED44をそなえる。
【0028】このように構成された電子黒板装置に絵や
文字を書き込むときは、図4の操作部5の電源キー25
を押下し、電源をONにして、電源LED34を点灯さ
せる。次に、図1の筆記シート1にペンで絵や文字など
を書き込む。
【0029】筆記シート1に書込み内容がいっぱいにな
ったら、送りキー46を押し、筆記シート1を送り、書
込みがなされていない面を表に臨ませ、続けて絵や文字
などを書き込む。そして、先送りした面の内容を見たい
ときは、戻しキー24を押し、筆記シート1を戻す。
【0030】また、筆記シート1の書込み内容を消去す
るときは、クリーニングキー48を押す。すると、駆動
ローラ11が筆記シート1を搬送しながら、不図示のク
リーニング手段を作動して書込み内容を消去する。
【0031】一方、エラーが生じたときには、エラーL
ED35が点灯し、ユーザーに警告する。
【0032】そして、筆記シート1の書込み内容をコピ
ーするには、図4の操作部5において、コピーキー33
を押下する。なお、電源キー25をONにすると、読取
濃度は標準に設定され、コピー枚数は1枚に設定される
ので、読取濃度を変更するときは濃度キー30を、コピ
ー枚数を変更するときは枚数キー32を必要に応じてそ
れぞれ押下して変更した後、コピーキー33を押下す
る。
【0033】すると、操作部5から送信された信号が、
図2において、図示しないモータが駆動して、駆動ロー
ラ11を回転させ、筆記シート1を矢印のa方向に搬送
する。そして、画像読取部14が読取位置Pにて筆記シ
ート1上に書き込まれた絵や文字を順次読み取り、プリ
ンタ6に送信して用紙に印刷される。
【0034】次に、筆記シート1に投影画像を映して、
そこに絵や文字を書き込む場合の動作について説明す
る。まず、図4において、電源キー25をONにし、電
源LED34を点灯させ、投影キー28を押下する。す
ると、図示しないパーソナルコンピュータであらかじめ
作成され、MOドライブに装填されたMOに格納されて
いる複数の画像データが、I/F制御部19を介してL
CDプロジェクタ3より筆記シート1にサムネイル表示
で投影される。
【0035】この複数の画像の中から使用したい画像を
選択キー26により選択し、決定キー27を押下する
と、例えば図5に示すように、投影画像51が標準サイ
ズとして筆記シート1の表示可能領域52を最大に占有
して投影される。
【0036】そして、投影画像51に手書きで絵や文字
などを書き込むときは、メニューキー29により「拡大
/縮小」を選択して拡大/縮小LED36を点灯させ、
決定キー27を押下すると、投影画像51の映されてい
る筆記シート1上にLCDプロジェクタ3を介して、現
在の倍率が「100%」である旨が表示される。ユーザ
ーは、選択キー26により、たとえば投影画像51の倍
率を50%に設定して、決定キー27を押下する。する
と、図6(a)に示すように、筆記シート1の中央に、
50%に縮小された投影画像51aが投影され、その周
囲に余白53aが形成される。
【0037】さらに、メニューキー29により「表示位
置」を選択して表示位置LED37を点灯させ、決定キ
ー27を押下すると、投影画像51aが筆記シート1上
で移動可能状態となる。そして、選択キー26により投
影画像51aを表示したい位置に移動させる。この例で
は、図6(b)に示すように、筆記シート1上の左上に
投影画像51bを移動させ、余白53bを形成する。な
お、投影画像51の倍率、表示位置は、ユーザーの任意
に自在に設定することができる。
【0038】そして、ユーザーは、ペンで余白53bに
絵や文字を書き込む。余白53bに書き込まれた絵や文
字と、投影画像51bを合成するには、メニューキー2
9により「合成」を選択して合成LED39を点灯さ
せ、決定キー27を押下する。
【0039】すると、投影画像51bの標準サイズの投
影画像51のデータを一旦、メモリ21の投影画像記憶
部21aに格納した後、再び、読み出して、CPU24
において間引き処理する。なお、この間引き処理は、画
像変位変倍部22で処理するように設定してもよい。
【0040】一方、図7(a)において、余白53bに
書き込まれた絵や文字58は、駆動ローラ11が筆記シ
ート1を搬送し、読取位置Pにて順次、画像読取部14
で読取画像として読み取られ、メモリ21の読取画像記
憶部21cに格納した後、再び読み出して画像合成部2
0に送信する。そして、前述の画像合成部20において
間引き処理した投影画像51と合成して、合成画像59
を作成するとともに、作成した合成画像59をメモリ2
1の合成画像記憶部21bに格納する。
【0041】この合成画像59を印刷するには、操作部
5のメニューキー29により「コピー」を選択してコピ
ーLED40を点灯させ、決定キー27を押下する。そ
してコピーキー33を押下すると、合成画像59のデー
タが画像記憶部21bからプリンタ6に送信され、合成
画像59が印刷される。
【0042】また、保存されている合成画像59を再
度、筆記シート1に映すには、メニューキー29により
「再表示」を選択して再表示LED45を点灯させ、決
定キー27を押下する。すると、メモリ21の合成画像
記憶部21bに格納されている複数の合成画像が、筆記
シート1上にサムネイル表示され、選択キー26により
所望の合成画像を選択して、決定キー27を押下する
と、所望の合成画像が筆記シート1に再び映される。
【0043】ところで、画像51bの領域と余白53b
とを視覚的に区切るための判別線を表示したいときは、
メニューキー29により「判別線」を選択して判別線L
ED38を点灯させ、決定キー27を押下する。する
と、画像合成部14にて所定の処理が行われ、図7
(b)に示すように、画像51bと余白53bとを区切
るための判別線Dが表示される。すなわち、LCDプロ
ジェクタ3が投影した画像51bの縁に沿って画像51
bの領域を視覚的に区切るための判別線Dを表示する。
【0044】また、筆記シート1に絵や文字のみを書い
た場合に、その内容を保存するには、メニューキー29
により「保存」を選択して、保存LED41を点灯さ
せ、決定キー27を押下すると、筆記シート1が搬送さ
れながら、読取位置Pにおいて画像読取部14が読み取
り、読取画像として、読取画像記憶部21cに格納され
る。一方、筆記シート1上に投影された投影画像のみを
保存するには、投影画像が筆記シート1に投影された状
態でメニューキー29により「保存」を選択して、保存
LED41を点灯させ、決定キー27を押下すると、投
影画像が投影画像記憶部21aに格納される。
【0045】なお、上述の例では、画像の倍率を任意に
設定できるようにしたが、これに限定されるものではな
く、たとえば、縮小率70%の一定倍率に縮小して画像
を筆記シート1に投影するように設定してもよい。
【0046】また、上述の例では、LCDプロジェクタ
3をフレーム4によって電子黒板本体2の上部に設置し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、図8に示すように、電子黒板本体2の背面にカバー
10を設け、その内部にLCDプロジェクタ3aを収納
して、矢印のように筆記シート1の背面から投影画像を
投影し、投影画像の位置を、筆記シート1上でその投影
画像の大きさとともに変更してもよい。
【0047】さらに、図9に示すように、プリンタ5
5、LCDプロジェクタ56を電子黒板本体2から分離
して、パーソナルコンピュータ57に接続し、このパー
ソナルコンピュータ57を電子黒板本体2に接続しても
よい。この場合、図10に示すように、パーソナルコン
ピュータ57は、I/F制御部23と接続し、画像合成
部20と画像変位変倍部22を、パーソナルコンピュー
タ57に設け、LCDプロジェクタ56で投影画像の位
置を、筆記シート1上でその投影画像の大きさとともに
変更してもよい。
【0048】また、上述の例では、操作部5は、電子黒
板本体2に設けられていたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば、有線、無線各種のリモートコ
ントローラに操作部5を設け、電子黒板から遠隔操作を
行うようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】したがって、請求項1に係る発明によれ
ば、電子黒板装置が、画像投影手段で投影する投影画像
の位置を、筆記シート上でその投影画像の大きさととも
に変更する画像変位変倍手段をそなえているので、投影
画像を任意の位置に映すことができ、これにより生じる
余白に絵や文字を十分、書き込むことができる。
【0050】請求項2に係る発明によれば、上記効果に
加えて、電子黒板装置が、画像読取手段で読み取った筆
記シート上の読取画像と、画像投影手段で筆記シート上
に投影した投影画像とを合成する画像合成手段をそなえ
るので、読取画像と投影画像ということなる2つの画像
を同一の画像とすることができる。
【0051】請求項3に係る発明によれば、上記効果に
加えて、前記画像合成手段で合成した合成画像を、前記
画像投影手段で前記筆記シート上に投影可能に記憶する
画像記憶手段にそなえるので、他の画像に切換えた後で
も必要に応じて、合成画像を筆記シートに再び投影する
ことができる。
【0052】請求項4に係る発明によれば、画像変位変
倍手段で投影画像の大きさを自在に変更可能とするの
で、投影画像を任意の大きさで映すことができる。
【0053】請求項5に係る発明によれば、画像投影手
段で筆記シート上に投影画像を投影するとき、その投影
画像の輪郭を視覚的に区切る判別線を投影画像に付加す
るので、投影画像と読取画像の識別が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電子黒板装置の斜視図である。
【図2】その横断面図である。
【図3】そのブロック図である。
【図4】その操作部の平面図である。
【図5】画像が投影された筆記シートの正面図である。
【図6】その投影画像の倍率を50%として、(a)
は、筆記シートの中央に投影した図、(b)は、筆記シ
ートの左上に投影した図である。
【図7】(a)は、その投影画像の余白に手書きで絵や
文字を書き込んだ図、(b)は、投影画像の縁に判別線
が表示された図である。
【図8】本発明の電子黒板装置の他例の斜視図である。
【図9】さらに他例の構成図である。
【図10】そのブロック図である。
【図11】従来の電子黒板装置の説明図である。
【図12】その画像表示手段に投影された画像を示す図
である。
【符号の説明】
1 筆記シート(画像表示手段) 3,3a,56 LCDプロジェクタ(画像投影手
段) 14 画像読取部(画像読取手段) 20 画像合成部(画像合成手段) 21 メモリ(画像記憶手段) 22 画像変位変倍部(画像変位変倍手段) 51,51a,51b 投影画像 59 合成画像 D 判別線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C071 CA02 CA05 CC01 DA03 DB02 DB09 DC01 DC04 EA02 EB03 2K103 AA05 AA16 AA17 AA25 AB10 BC43 CA01 CA57 CA72 5C062 AA07 AA14 AB17 AB18 AB23 AC02 AC05 BD07 5C076 AA14 AA15 AA17 AA21 AA22 AA37 BB06 CB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記シート上に画像を投影する画像投影
    手段をそなえる電子黒板装置において、前記画像投影手
    段で投影する投影画像の位置を、前記筆記シート上でそ
    の投影画像の大きさとともに変更する画像変位変倍手段
    をそなえることを特徴とする、電子黒板装置。
  2. 【請求項2】 画像読取手段で読み取った前記筆記シー
    ト上の読取画像と、前記画像投影手段で前記筆記シート
    上に投影した投影画像とを合成する画像合成手段をそな
    えることを特徴とする、請求項1に記載の電子黒板装
    置。
  3. 【請求項3】 前記画像合成手段で合成した合成画像
    を、前記画像投影手段で前記筆記シート上に投影可能に
    記憶する画像記憶手段にそなえることを特徴とする、請
    求項2に記載の電子黒板装置。
  4. 【請求項4】 前記画像変位変倍手段で投影画像の大き
    さを自在に変更可能とすることを特徴とする、請求項1
    ないし3のいずれかに記載の電子黒板装置。
  5. 【請求項5】 前記画像投影手段で前記筆記シート上に
    投影画像を投影するとき、その投影画像の輪郭を視覚的
    に区切る判別線を投影画像に付加することを特徴とす
    る、請求項1ないし4のいずれかに記載の電子黒板装
    置。
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JP2019209608A (ja) * 2018-06-05 2019-12-12 株式会社内田洋行 教育支援装置

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