JP2000108445A - 印字処理装置 - Google Patents

印字処理装置

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JP2000108445A
JP2000108445A JP10300355A JP30035598A JP2000108445A JP 2000108445 A JP2000108445 A JP 2000108445A JP 10300355 A JP10300355 A JP 10300355A JP 30035598 A JP30035598 A JP 30035598A JP 2000108445 A JP2000108445 A JP 2000108445A
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photograph
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JP10300355A
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Hiroshi Maruoka
広 丸岡
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作で、写真データ(および音声デー
タに基づく文字)を用紙画面内の可能な範囲内での自由
配置を得ることができる印字処理装置を提供する。 【構成】 印字処理装置の構成として、写真データを一
覧表示するための写真画面および写真データを用紙に印
刷すべき配置で表示するための用紙画面をそれぞれ表示
する写真画面・用紙画面表示手段と、写真画面・用紙画
面表示手段の前記写真画面に表示した写真データのうち
所望の写真データを前記用紙画面に順次移動するための
用紙画面移動手段と、用紙画面移動手段によって写真デ
ータを前記写真画面から前記用紙画面に移動する際、移
動可能な領域を判別する判別手段と、判別手段の判断の
補助の下に用紙画面に移動された写真データを印字する
印字手段と、を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報をホストコン
ピュータを介さずに直接入力し、印字データに変換して
印字するための印字処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印字処理装置においては、デジタ
ルカメラ等で撮影された写真を取り込み印刷用紙に配置
し、写真に付属した文章を挿入したい場合には、文章を
入力し、その配置レイアウトを決めて全体のレイアウト
を変更するものや、予め写真や文章の配置が定まってい
るものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の印字処理装置において、前者ではレイアウト作業に
時間が掛かる欠点があり、後者では自由なレイアウトは
妨げられるという欠点があった。
【0004】したがって、本発明の目的は、前述の欠点
を解消した印字処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は、複数のデジタル写真データおよび対応
した音声データを記憶する写真記憶手段と、前記写真記
憶手段で記憶されたデジタル写真データおよび対応した
音声データの有無を判別するための音声データ有無判別
手段と、前記写真記憶手段内のデジタル写真データおよ
び音声データを読込む手段と、指令等を入力するための
指令入力手段と、前記読込み手段で読込んだ音声データ
を文字情報に変換するための文字情報変換手段と、印刷
用紙内のレイアウト様式を記憶するレイアウト様式記憶
手段と、吹出絵を記憶する吹出絵記憶手段と、背景絵を
記憶する背景絵記憶手段と、前記レイアウト様式を記憶
するレイアウト様式に基づいて、前記読込み手段で読込
んだデジタル写真データおよび前記文字情報変換手段で
変換された文字情報、および前記吹出絵記憶手段で記憶
された吹出絵、および前記背景絵記憶手段で記憶された
背景絵を合成する合成手段と、前記合成手段で合成され
た内容を表示するための表示手段と、前記合成手段で合
成された内容を印字するための印字手段と、を有し、前
記読込み手段で読込んだデジタル写真データを前記表示
手段に一覧表示し、合わせて前記音声データ有無判別手
段で対応する音声データが有りと判別した場合には対応
するデジタル写真データに音声データ有りが識別可能な
表示形態で表示し、前記指令入力手段により一覧表示さ
れたデジタル写真データを選択し、選択されたデジタル
写真データに対して前記音声データ有無判別手段により
音声データが有りと判別された場合には前記文字情報変
換手段で音声データを文字情報に変換し、変換した文字
情報の文字数と前記レイアウト様式記憶手段内のレイア
ウト様式から文字情報の領域を決定し、さらに前記吹出
絵記憶手段と前記レイアウト様式記憶手段から前記文字
情報の領域に合成する吹出絵領域を決定し、決定した吹
出絵領域を前記文字情報の領域のサイズに合わせるよう
に変形して前記文字情報と合成し、前記背景絵記憶手段
と前記レイアウト様式記憶手段から用紙の背景に挿入さ
れる背景絵を決定し、前記選択されたデジタル写真デー
タの領域と、存在するならば対応する吹出絵を合成した
文字情報の領域を、挿入した吹出絵の方向情報を元に適
切な位置に配置し、その配置した領域が用紙上の設定位
置では不適切な場所であれば、用紙上の設定位置を次の
設定位置にずらして設定し、適切であればその位置に設
定し、前記選択されたデジタル写真データと存在するな
らば前記対応する吹出絵を合成した文字情報と前記背景
絵とを前記合成手段により前記設定位置で合成し、合成
した内容を前記表示手段に表示しあるいは前記印字手段
に印字する、ことを特徴とする印字処理装置を採用する
ものである。
【0006】要約すると、本発明は、写真データを一覧
表示するための写真画面および写真データを用紙に印刷
すべき配置で表示するための用紙画面をそれぞれ表示す
る写真画面・用紙画面表示手段と、前記写真画面・用紙
画面表示手段の前記写真画面に表示した写真データのう
ち所望の写真データを前記用紙画面に順次移動するため
の用紙画面移動手段と、該用紙画面移動手段によって写
真データを前記写真画面から前記用紙画面に移動する
際、移動可能な領域を判別する判別手段と、該判別手段
の判断の補助の下に用紙画面に移動された写真データを
印字する印字手段と、を有することを特徴とする印字処
理装置を採用するものである。
【0007】
【実施例】以下図面に基づいて、本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0008】図1は、本発明の印字処理装置の実施例の
ブロック図である。図1において、1は印刷指示情報お
よび写真選択指示情報等を入力するためのボタン等から
なる指令入力装置、2はCRTやLCD等からなる表示
装置、3は用紙等に印字するための印字装置、4は後述
する処理手順のプログラムやフォント等を記憶する内部
読出し専用メモリ、5は抜き差し可能なメモリカード、
ハードディスクカード等からなる外部記憶装置である。
なお外部記憶装置5は後述する処理手順のプログラムを
記憶しておいてもよい。6は読書き自在なメモリである
RAM、7は中央演算処理装置であるCPUである。
【0009】本実施例に使用されるプログラムはROM
4、外部記憶装置5あるいはRAM6に格納され、CP
U7が逐次プログラムROM4、外部記憶装置5あるい
はRAM6から読み出して所定の処理を行う。また本実
施例で使用されるメモリカードは、デジタルカメラ等で
撮影された写真データ等を記憶するための記憶媒体であ
り、印刷/表示用の高解像度写真データと一覧表示用の
低解像度写真データおよびユーザが録音した場合に限り
音声データが記憶される構成である。さらに本実施例で
使用されるROM4は、後述する用紙上に配置される背
景絵(図9のD4)と音声データを文字情報に変換した
文字列に合成される吹出絵(図13のD9)のデータと
書式情報を複数記憶している。
【0010】図2から8は、本発明を印字処理装置に適
用した場合のフローチャートを示している。かかるフロ
ーチャートを使用して、本装置の動作を以下順を追って
説明する。
【0011】最初に、図2を用いて本印字処理装置の全
体の説明を行う。本印字処理装置は電源がONされると
ステップS1の初期化処理を行う。この初期化処理にお
いては、本印字処理装置で用いる各種設定情報領域を予
めRAM6に確保し、その内容に初期情報を設定してお
く。
【0012】次に、ステップS2では表示装置2に本印
刷処理装置の機能メニューを表示するメニュー表示を行
う。なお以下で説明する回復不能のエラーが発生した場
合には、その旨のメッセージ表示を行い、確認後、本メ
ニュー表示に戻る様に構成されているので特に必要とし
ない限りは説明を省略する。
【0013】次に、ステップS3では指令入力装置1の
指令を待つ状態になる。ここで、指令入力装置1のボタ
ンを押下することにより、CPU7へ押下したボタンの
情報が入力され、CPU7はこの入力情報を処理するた
めROM4に記憶された所定のプログラムに入力情報を
伝達する。
【0014】今、ステップS3において指令入力装置1
のアルバム手帳印刷ボタンが押下された場合には、ステ
ップS4に進み後述するアルバム手帳印刷処理を行い、
処理終了後、再びステップS2のメニュー画面に戻る。
【0015】また、ステップS3において指令入力装置
1のその他のボタンが押下された場合には、ステップS
5に進みその他の指示処理を行い、処理終了後再びステ
ップS2のメニュー画面に戻る。
【0016】ここで、ステップS4のアルバム手帳印刷
処理を図3および図9から図10を用いて説明する。ま
ずステップS11で後述するアルバム手帳画面表示処理
を行う。すなわち、表示装置2にアルバム手帳印刷処理
で用いる画面の初期表示(図9)を行う。図9で、C1
はカーソル、D1は音声データ有りを示す音声マーク、
D2はデジタル写真、D3はデジタル写真を一覧表示す
る写真画面、D4は用紙に印刷される背景絵、D5は印
刷状態を表示した用紙画面である。この表示の際には外
部記憶装置5からデジタル写真を読み込むが、この際に
エラーになった場合には、操作者が取消の指示を行う場
合がある。この場合にはアルバム手帳印刷処理を終了
し、ステップS2のメニュー画面に戻る。
【0017】次に、ステップS12でアルバム手帳画面
で機能する指示を指令入力装置1より待ち、操作者によ
り入力が行われると、ステップS13に進む。
【0018】この後の処理(ステップS18、ステップ
S20、ステップS22)で、例えば、外部記録装置5
からデジタル写真を読込む場合や印字装置での印字中等
の場合にエラーになった場合には、その旨のメッセージ
表示を行い、操作者に対して続行か取消かの指示を行
う。続行を指示された場合には、再度エラー要因を調
べ、再度エラーであればもう一度エラー表示を行い、エ
ラーが回復されれば、処理を続行する。また、取消が指
示された場合には、それぞれの処理を終了し、ステップ
S12の指示入力待ちに進み、操作者からの指令を待つ
状態になる様に構成されているので、特に必要としない
限りは説明を省略する。
【0019】ステップS13では、入力された指示が方
向指示の場合には、ステップS14のカーソルを指示さ
れた方向に移動するカーソル移動処理を行い、処理終了
すると再びステップS12に進み、再び司令入力待ちに
なる。カーソル移動処理は、例えば、図9の状態で下方
向指示が行われた場合には、図10で示すように、カー
ソルは、C1の位置からC2の位置に移動する。
【0020】ステップS13で方向指示でない場合に
は、ステップS15に進む。ステップS15では、入力
された指示が画面切替指示の場合には、ステップS16
の写真画面D3を指定方向に切替える画面切替処理を行
い、処理終了すると再びステップS12に進み再び指令
入力待ちになる。
【0021】ステップS15で画面切替指示でない場合
には、ステップS17に進む。ステップS17では、入
力された指示が選択指示の場合には、ステップS18の
選択したデジタル写真を用紙画面D5に配置設定する用
紙画面移動処理を行い、処理終了すると再びステップS
12に進み、再び指令入力待ちになる。ここで用紙画面
移動処理は後述する。
【0022】ステップS17で選択指示でない場合に
は、ステップS19に進む。ステップS19では、入力
された指示が印刷指示の場合には、ステップS20の用
紙画面D5の内容を印刷装置3に出力する印刷処理を行
い、処理終了すると再びステップS12に進み、再び入
力待ちになる。
【0023】ステップS19で印刷指示でない場合に
は、ステップS21に進む。ステップS21では、入力
された指示の場合には、アルバム手帳印刷処理を終了
し、ステップS2のメニュー画面に戻る。
【0024】ステップS21で終了指示でない場合は、
ステップS22のその他の処理を行い、処理終了する
と、再びステップS12に進み再び指令入力待ちにな
る。
【0025】ここで、ステップS11のアルバム手帳画
面表示処理を図4、図9、図16および図17を用いて
説明する。まず、ステップS31で外部記憶装置5から
デジタル写真を読込むためにメモリカードが正常に使用
可能かを確認する外部カード確認処理を行う。すなわ
ち、本印刷処理装置で使用可能なメモリカードが装填さ
れていて、かつその中に少なくとも1枚以上のデジタル
写真データが記憶されているかを判別する。もし使用不
可のメモリカードが装填されていた場合や、メモリカー
ドが装填されていない場合や、デジタル写真が1枚も記
憶されていない場合には、使用不可を返却し、正常に使
用可能であれば使用可を返却する。
【0026】次に、ステップS31で使用不可が返却さ
れた場合は、ステップS32に進みエラーメッセージを
表示する。次に、ステップS33に進み、エラーを操作
者によって回復させるための指示入力待ちになる。次
に、ステップS33で操作者がエラー状態を回復し確認
指示を入力すると、ステップS31に戻り、再び外部メ
モリ確認処理を行う。
【0027】一方、ステップS33で操作者が取消を指
示した場合にはアルバム手帳画面表示を終了し取消終了
を上位に返却する。
【0028】なお、ステップS31で使用可が返却され
た場合は、ステップS34に進み領域初期化処理を行
う。すなわち、外部記憶装置5に装着されているメモリ
カードの内容を一時的に読込むバッファであるワーク領
域をRAM6に確保し、さらに本印字処理装置で印字す
るために必要な各種設定情報の記憶領域である一覧テー
ブルの領域(図16)、レイアウト様式テーブル(図1
7)をRAM6に確保し、それぞれの内容を、例えば、
用紙情報にはデフォルトの背景絵をROM4から設定
し、吹出絵にはデフォルトの吹出絵をROM4から設定
し、設定ポイントには用紙情報に設定した配置位置の先
頭位置、デジタル写真1からデジタル写真nまではゼロ
に初期化する。
【0029】次に、ステップS35に進み、写真画面表
示を行う。すなわち、写真画面D3を表示装置2に表示
し、外部記憶装置5に装填してあるメモリカードよりす
べてのデジタル写真を読込み一覧表示する。この場合の
一覧表示は読込んだデジタル写真の先頭写真が一覧の先
頭に位置するように表示する。なお、読込むデジタル写
真はRAM6にサムネール写真データ情報領域を確保
し、このアドレスを対応するサムネール写真アドレスに
設定し、確保したサムネール写真データ情報領域に低解
像度写真データを読込み、合わせてメモリカード上の高
解像度写真データの位置情報も記憶する。次に低解像度
写真データを元に表示装置2に表示する。
【0030】さらに読込んだデジタル写真に音声データ
が付加されていれば音声マークD2をデジタル写真の近
傍に表示し、音声情報領域をRAM6に確保し、対応す
るサムネール写真を関係付けるためそのアドレスを音声
情報アドレスに記憶する。なお、音声データが存在しな
ければ、この音声情報アドレスの内容はゼロにクリアし
ておく。なお、これ以降の処理で写真画面D3を更新す
る場合には、図16の一覧テーブル内の配置位置の内容
がゼロでなければ、対応するデジタル写真に用紙画面D
5に配置されたことを表しているので、写真画面の更新
時は、対応するデジタル写真は表示しないように制御す
る。
【0031】次に、ステップS36に進み、写真画面D
3の先頭の写真にカーソル(図9でのC1)を表示させ
る。次にステップS37に進み、用紙画面D5を表示す
る。すなわち、用紙画面D5を表示装置2に表示し、次
に図17に示すレイアウト様式テーブルの背景絵情報で
示す背景絵を用紙画面D5に表示する。また、用紙画面
D5に配置するデジタル写真の最初の位置(図11のP
1)を一覧テーブル(図16)の設定ポイントに設定し
ておく。用紙画面D5の表示処理が終了すると、アルバ
ム手帳画面表示処理を終了し、上位に正常終了を返却す
る。
【0032】ここで、ステップS18の用紙画面移動処
理を図5、図10、図11、図16および図17を用い
て説明する。まず、ステップS41で選択されたデジタ
ル写真を処理中であることを表すための処理中表示を行
う。すなわち、図10でカーソルがC2のデジタル写真
に位置する時に指令入力装置1から選択指示があると、
図11に示すように、カーソルのC2で示すデジタル写
真に対して処理中を表すアイコンD6を合成して表示装
置2に表示させる。
【0033】次に、ステップS42に進み、選択したデ
ジタル写真に音声データが付加してあれば音声データを
文字情報に変換して、文字情報の領域を決定するための
文字情報領域決定処理を行う。この文字情報領域決定処
理については後述する。次に、ステップS43に進み、
用紙上での選択したデジタル写真の配置位置を決定する
用紙配置位置算出処理を行う。この用紙位置算出処理に
ついては後述する。
【0034】次に、ステップS44に進み、写真画面D
3の選択したデジタル写真を用紙画面D5の配置決定し
た位置へ移動表示する移動表示処理を行う。この移動表
示処理については後述する。移動表示処理が終了する
と、用紙画面移動処理を終了し、アルバム手帳印刷処理
をステップS12に戻り、再びユーザからの指示入力待
ちになる。
【0035】ここで、ステップS42の文字情報領域決
定処理を図6、図13、図16および図17を用いて説
明する。まず、ステップS51に進み、文字変換を行
う。すなわち、選択したデジタル写真に音声データが付
加してあれば(図16の一覧テーブルの対応するデジタ
ル写真の音声データアドレスがゼロでない場合)、音声
データを外部記憶装置5に装填しているメモリカードよ
りRAM6のワーク領域に読込み、読込んだ音声データ
を公知の方法で文字情報に変換して図16で示すRAM
6の音声情報の文字情報領域に格納する。
【0036】次に、ステップS52に進み、変換した文
字情報の文字数の算出を行う。すなわち、図16での音
声情報iの文字情報領域に格納された文字情報の文字数
を算出し、音声情報iの文字数領域に格納する。
【0037】次に、ステップS53に進み、用紙画面D
5に表示する吹出絵D9に表示させる文字情報の行数桁
数算出を行う。すなわち、変換した文字情報の文字数
と、図17に示すレイアウト様式テーブルの吹出情報の
書式情報から行数および桁数を算出し、音声情報iの行
数桁数領域に格納する。
【0038】次に、ステップS54に進み、吹出絵の領
域サイズ算出を行う。すなわち、求めた行数桁数とレイ
アウト様式テーブルの吹出情報の書式情報から吹出絵の
外接矩形の大きさを算出し音声情報iの吹出絵サイズ領
域に格納する。領域サイズ算出が終了すると、文字情報
領域決定処理を終了し、用紙画面移動処理のステップS
43に進む。
【0039】ここで、ステップS43の用紙位配置位置
算出処理を図7、図14、図15を用いて説明する。ま
ず、ステップS61に進み、選択したデジタル写真の領
域が用紙上に配置可能かを判別する領域判別を行う。す
なわち、例えば図10のカーソルC2で示すデジタル写
真を選択した場合は、図16で示す一覧テーブル内のデ
ジタル写真iが対象とすると、サムネール写真データ情
報i内の高解像度写真でのサイズと図17で示すレイア
ウト様式テーブルの用紙情報内の様式情報から用紙上の
矩形サイズを求め、このデジタル写真の矩形サイズと、
図17のレイアウト様式テーブルの吹出絵情報の書式情
報内のデジタル写真の左右どちら側に吹出絵を配置する
かの方向情報と、吹出絵のサイズである音声情報iの吹
出絵サイズ領域とからデジタル写真と吹出絵の外接矩形
を求め、この外接矩形領域が図17のレイアウト様式テ
ーブル内の用紙情報内の書式情報から、用紙からはみ出
すか否かを判断し、更に前記外接矩形領域が図16の一
覧テーブル内の既に配置したデジタル写真1からデジタ
ル写真i−1までの配置情報および配置位置から他のデ
ジタル写真の領域と重なるか否かを判別する。用紙から
はみ出すか他の領域と重なる場合には、配置不可として
ステップS62に進む。一方用紙からはみ出さないし、
他の領域とも重ならない場合には、求めた配置情報を配
置情報iに設定し、配置可としてステップS63に進
む。
【0040】ステップS62では用紙上の配置位置であ
る設定ポイントを次の設定ポイントへ移す設定ポイント
更新を行う。すなわち、図13のカーソルC3のデジタ
ル写真が選択された時、設定ポイントが図14で示すP
2であった場合には、選択されたデジタル写真が既に配
置してある領域と重なるため、図17で示すレイアウト
様式テーブルの用紙情報内の配置情報から次の配置位置
(P3)を求め、この位置を図16の設定ポイントに設
定する。
【0041】次に、ステップS63に進み選択されたデ
ジタル画像の用紙上に位置を設定するため、図16の設
定ポイントの値を選択したデジタル画像の配置位置に設
定する。すなわち、図13のカーソルC3のデジタル写
真が選択された場合は、設定ポイントがステップS61
でP2は配置不可となり、ステップS62で設定ポイン
トがP3の位置に変更され、再びステップS61でP3
の位置を判別し、配置可となり、ステップS63で図1
6の設定ポイント(P3)の値を配置位置iに設定す
る。
【0042】次に、ステップS64に進み、用紙上の配
置位置である設定ポイントへ移す設定ポイント変更を行
う。すなわち、図13のカーソルC3のデジタル写真が
選択された時、ステップS62で設定ポイントがP3の
位置に設定され、ステップS63で選択されたデジタル
写真がP3の位置に配置されたため、図17で示すレイ
アウト様式テーブルの用紙情報内の配置情報から次の配
置位置(図15のP4)を求め、この位置を図16の設
定ポイントに設定する。設定ポイント変更が終了する
と、用紙配置位置算出処理を終了し、用紙画面移動処理
のステップS44に進む。
【0043】ここで、ステップS44の移動表示処理を
図8、図11から図13、図16および図17を用いて
説明する。まず、ステップS71に進み、ステップS4
3で決定した用紙上の配置位置が用紙画面D5に表示さ
れるように用紙画面書換えを行う。次に、ステップS7
2に進み、ステップS41で表示した処理中表示D6を
取消す処理中表示取消を行う。次に、ステップS73に
進み、デジタル写真をスムーズに用紙画面の配置位置に
移動表示するスムーズ移動表示を行う。すなわち、図1
1での処理中表示D6を取消し、カーソルC2で示すデ
ジタル写真が存在するならば音声マークD1をクリア
し、デジタル写真の大きさの移動中マーク(図12のD
7)を表示し、このマークを用紙上の配置位置であるP
1にスムーズに移動するように表示する。
【0044】次に、ステップS74に進み、デジタル写
真と吹出絵を用紙画面上へ合成表示を行う。すなわち、
図10のカーソルC2で示すデジタル写真を選択した場
合は、図16で示す一覧テーブル内のデジタル写真iが
対象とすると、配置情報iから用紙画面D5のP1の位
置へデジタル写真と、存在するなら吹出絵を合成表示す
る。吹出絵の表示に際しては、用紙上の吹出絵サイズで
ある音声情報iの吹出絵サイズ領域と吹出絵の基本サイ
ズをレイアウト様式テーブルの吹出情報を書式情報から
求め、その変倍率により、吹出絵の用紙画面上でのサイ
ズに合わせて吹出絵を変倍して表示し、合わせて文字情
報を合成表示する。合成表示が終了すると移動表示処理
を終了し用紙画面移動処理に復帰し、さらに用紙画面移
動処理を終了しアルバム手帳印刷処理のステップS12
に戻り、再びユーザからの指示入力待ちになる。
【0045】(その他の実施例)なお、本実施例では写
真記憶手段のメモリカードを直接読み書きする方式につ
いて説明したが、例えばシリアル双方向通信によりデジ
タルスチルカメラ等と通信してデジタルスチルカメラ内
のメモリカードの内容を読み書きする方式にも適用でき
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る印字
処理装置によれば、複数のデジタル写真データおよび対
応した音声データを記憶する写真記憶手段と、前記写真
記憶手段で記憶されたデジタル写真データに対応した音
声データの有無を判別するための音声データ有無判別手
段と、前記写真記憶手段内のデジタル写真データおよび
音声データを読込む手段と、指令等を入力するための指
令入力手段と、前記読込み手段で読込んだ音声データを
文字情報に変換するための文字情報変換手段と、印刷用
紙内のレイアウト様式を記憶するレイアウト様式記憶手
段と、吹出絵を記憶する吹出絵記憶手段と、背景絵を記
憶する背景絵記憶手段と、前記レイアウト様式を記憶す
るレイアウト様式に基づいて、前記読込み手段で読込ん
だデジタル写真データおよび前記文字情報変換手段で変
換された文字情報、および前記吹出絵記憶手段で記憶さ
れた吹出絵、および前記背景絵記憶手段で記憶された背
景絵を合成する合成手段と、前記合成手段で合成された
内容を表示するための表示手段と、前記合成手段で合成
された内容を印字するための印字手段と、を有し、前記
読込み手段で読込んだデジタル写真データを前記表示手
段に一覧表示し、合わせて前記音声データ有無判別手段
で対応する音声データが有りと判別した場合には対応す
るデジタル写真データに音声データ有りが識別可能な表
示形態で表示し、前記指令入力手段により一覧表示され
たデジタル写真データを選択し、選択されたデジタル写
真データに対して前記音声データ有無判別手段により音
声データが有りと判別された場合には前記文字情報変換
手段で音声データを文字情報に変換し、変換した文字情
報の文字数と前記レイアウト様式記憶手段内のレイアウ
ト様式から文字情報の領域を決定し、さらに前記吹出絵
記憶手段と前記レイアウト様式記憶手段から前記文字情
報の領域に合成する吹出絵領域を決定し、決定した吹出
絵領域を前記文字情報の領域のサイズに合わせるように
変形して前記文字情報と合成し、前記背景絵記憶手段と
前記レイアウト様式記憶手段から用紙の背景に挿入され
る背景絵を決定し、前記選択されたデジタル写真データ
の領域と、存在するならば対応する吹出絵を合成した文
字情報の領域を、挿入した吹出絵の方向情報を元に適切
な位置に配置し、その配置した領域が用紙上の設定位置
では不適切な場所であれば、用紙上の設定位置を次の設
定位置にずらして設定し、適切であればその位置に設定
し、前記選択されたデジタル写真データと存在するなら
ば前記対応する吹出絵を合成した文字情報と前記背景絵
とを前記合成手段により前記設定位置で合成し、合成し
た内容を前記表示手段に表示しあるいは前記印字手段に
印字する、ことを特徴とする印字処理装置が得られる。
【0047】要約すると、本発明によって、写真データ
を一覧表示するための写真画面および写真データを用紙
に印刷すべき配置で表示するための用紙画面をそれぞれ
表示する写真画面・用紙画面表示手段と、前記写真画面
・用紙画面表示手段の前記写真画面に表示した写真デー
タのうち所望の写真データを前記用紙画面に順次移動す
るための用紙画面移動手段と、該用紙画面移動手段によ
って写真データを前記写真画面から前記用紙画面に移動
する際、移動可能な領域を判別する判別手段と、該判別
手段の判断の補助の下に用紙画面に移動された写真デー
タを印字する印字手段と、を有することを特徴とする印
字処理装置が得られ、簡単な操作で、写真データ(およ
び音声データからの文字化)の可能な範囲内での自由配
置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る印字処置装置に適用され
る一実施例を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明の処理の全体の流れの一例を示
すフローチャートである。
【図3】本発明のアルバム手帳印刷処理の流れの一例を
示すフローチャートである。
【図4】図4は、本発明のアルバム手帳画面表示処理の
流れの一例を示すフローチャートである。
【図5】図5は、本発明の用紙画面移動処理の流れの一
例を示すフローチャートである。
【図6】図6は、本発明の文字情報領域決定処理の流れ
の一例を示すフローチャートである。
【図7】図7は、本発明の用紙配置位置算出処理の流れ
の一例を示すフローチャートである。
【図8】図8は、本発明の移動表示処理の流れの一例を
示すフローチャートである。
【図9】図9は、本発明の画面上の操作手順を説明する
ための図である。
【図10】図10は、本発明の画面上の操作手順を説明
するための図である。
【図11】図11は、本発明の画面上の操作手順を説明
するための図である。
【図12】図12は、本発明の画面上の操作手順を説明
するための図である。
【図13】図13は、本発明の画面上の操作手順を説明
するための図である。
【図14】図14は、本発明の画面上の操作手順を説明
するための図である。
【図15】図15は、本発明の画面上の操作手順を説明
するための図である。
【図16】図16は、一覧テーブルの一例を示す図であ
る。
【図17】図17は、レイアウト様式テーブルの一例を
示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AB01 BA14 BD07 BD24 BD53 CA02 CB06 CB13 CB17 CB20 5B057 CD02 CE08 5C076 AA14 AA16 AA17 AA19 5C082 AA32 AA37 BA02 BA20 CA34 CA51 CA56 CB01 CB06 DA87 MM05 MM09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のデジタル写真データおよび対応した
    音声データを記憶する写真記憶手段と、 前記写真記憶手段で記憶されたデジタル写真データに対
    応した音声データの有無を判別するための音声データ有
    無判別手段と、 前記写真記憶手段内のデジタル写真データおよび音声デ
    ータを読込む手段と、指令等を入力するための指令入力
    手段と、 前記読込み手段で読込んだ音声データを文字情報に変換
    するための文字情報変換手段と、 印刷用紙内のレイアウト様式を記憶するレイアウト様式
    記憶手段と、 吹出絵を記憶する吹出絵を記憶する吹出絵記憶手段と、 背景絵を記憶する背景絵記憶手段と、 前記レイアウト様式記憶手段で記憶されたレイアウト様
    式に基づいて、前記読込み手段で読込んだデジタル写真
    データおよび前記文字情報変換手段で変換された文字情
    報、および前記吹出絵記憶手段で記憶された吹出絵、お
    よび前記背景絵記憶手段で記憶された背景絵を合成する
    合成手段と、 前記合成手段で合成された内容を表示するための表示手
    段と、 前記合成手段で合成された内容を印字するための印字手
    段と、を有し、 前記読込み手段で読込んだデジタル写真データを前記表
    示手段に一覧表示し、合わせて前記音声データ有無判別
    手段で対応する音声データが有りと判別した場合には対
    応するデジタル写真データに音声データ有りが識別可能
    な表示形態で表示し、 前記指令入力手段により一覧表示されたデジタル写真デ
    ータを選択し、 選択されたデジタル写真データに対して前記音声データ
    有無判別手段により音声データが有りと判別された場合
    には前記文字情報変換手段で音声データを文字情報に変
    換し、 変換した文字情報の文字数と前記レイアウト様式記憶手
    段内のレイアウト様式から文字情報の領域を決定し、 さらに前記吹出絵記憶手段と前記レイアウト様式記憶手
    段から前記文字情報の領域に合成する吹出絵領域を決定
    し、 決定した吹出絵領域を前記文字情報の領域のサイズに合
    わせるように変形して前記文字情報と合成し、 前記背景絵記憶手段と前記レイアウト様式記憶手段から
    用紙の背景に挿入される背景絵を決定し、 前記選択されたデジタル写真データの領域と、存在する
    ならば対応する吹出絵を合成した文字情報の領域を、挿
    入した吹出絵の方向情報を元に適切な位置に配置し、 その配置した領域が用紙上の設定位置では不適切な場所
    であれば、用紙上の設定位置を次の設定位置にずらして
    設定し、適切であればその位置に設定し、 前記選択されたデジタル写真データと存在するならば前
    記対応する吹出絵を合成した文字情報と前記背景絵とを
    前記合成手段により前記設定位置で合成し、 合成した内容を前記表示手段に表示しあるいは前記印字
    手段に印字する、ことを特徴とする印字処理装置。
  2. 【請求項2】写真データを一覧表示するための写真画面
    および写真データを用紙に印刷すべき配置で表示するた
    めの用紙画面をそれぞれ表示する写真画面・用紙画面表
    示手段と、 前記写真画面・用紙画面表示手段の前記写真画面に表示
    した写真データのうち所望の写真データを前記用紙画面
    に順次移動するための用紙画面移動手段と、 該用紙画面移動手段によって写真データを前記写真画面
    から前記用紙画面に移動する際、移動可能な領域を判別
    する判別手段と、 該判別手段の判断の補助の下に用紙画面に移動された写
    真データを印字する印字手段と、 を有することを特徴とする印字処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の印字処理装置において、
    前記写真データに対応する音声データがある場合、該音
    声データを対応する写真データと共に同様に処理するこ
    とを特徴とする印字処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003092715A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Noritsu Koki Co Ltd 手帳用アルバムプリント作成方法及び装置
JP2012146151A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Dainippon Printing Co Ltd 画像出力受付端末および画像出力受付方法、並びにプログラム

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