JP3267487B2 - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JP3267487B2
JP3267487B2 JP28028495A JP28028495A JP3267487B2 JP 3267487 B2 JP3267487 B2 JP 3267487B2 JP 28028495 A JP28028495 A JP 28028495A JP 28028495 A JP28028495 A JP 28028495A JP 3267487 B2 JP3267487 B2 JP 3267487B2
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伸一 野島
定道 松本
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/60Editing figures and text; Combining figures or text

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、葉書(例えば、年
賀状、暑中見舞い等の葉書)や各種カード(例えば、ク
リスマスカード)等に対し、文章や画像等を任意に組み
合わせてレイアウトし、印刷することが可能なワードプ
ロセッサ、パーソナルコンピュータ等の文書処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の文書処理装置の1例とし
て、ワードプロセッサにおいて年賀状のデザインを行う
場合について説明する。 §1:年賀状のデザイン処理手順の説明 従来、ワードプロセッサを使用して年賀状をデザインす
る場合、例えば、次のような手順により処理していた。
【0003】(1) :レイアウト画面を表示し、その一覧
の中からどれか一つのレイアウトを選ぶ。 (2) :次に、前記画面上で、レイアウトの各フィールド
の部品一覧から部品を選び、位置、大きさを指定してレ
イアウトに挿入する。
【0004】(3) :前記挿入した部品を修正したい場合
は、各部品の修正方法一覧から選択する。 (4) :前記部品の挿入処理が終了したら、その結果のデ
ータをフレキシブルディスク等に保存する。
【0005】(5) :前記フレキシブルディスクに保存し
たデータを読み出し、葉書に印刷する。 §2:具体例による説明・・・図24〜図31参照 (1) :先ず、ワードプロセッサの表示画面に表示された
初期画面には、各種処理メニューの選択画面が表示され
る。この画面上で例えば「葉書メーカー」のような葉書
作成用のメニューを選択すると、図24に示したような
レイアウト選択画面が表示される。
【0006】このレイアウト選択画面には、「はがき縦
・縦書き」、「はがき縦・横書き」、「はがき横・縦書
き」、「はがき横・横書き」等の各種レイアウト一覧が
表示される。なお、この例ではタイトル1と、イラスト
2と、本文3の組み合わせからなるレイアウトが表示さ
れる。そして、このレイアウト選択画面上でレイアウト
を選択すると、いずれか1つのレイアウトが表示され
る。
【0007】(2) :前記のようにしてレイアウトが選択
されると、次に図25に示した作業選択画面(その1)
が表示される。この作業選択画面(その1)では、前記
選択された1つのレイアウトが表示されると共に、次の
作業を選択するための作業メニューが表示される。前記
作業メニューとしては、「タイトル選択」、「イラスト
選択」、「あいさつ文選択」・・・等である。
【0008】(3) :前記作業メニューで「イラスト選
択」を選択すると図26に示した「イラスト選択画面」
が表示される。この画面では十二支(ねずみ、うし、と
ら・・・等)に関する文字によりイラストが表示され
る。
【0009】(4) :前記イラスト選択画面で例えば、
「ねずみ・・・1」を選択すると、図27に示した作業
選択画面(その2)のように、前記選択した「ねずみ・
・・1」のイラストがレイアウトの所定のフィールドに
表示される。そして、この「作業選択画面」(その2)
上で再び次の作業を選択できるようになる。
【0010】(5) :次に「作業選択画面」(その2)上
で「タイトル選択」のメニューを選択すると、図28に
示したような年賀状の「タイトル選択画面」が表示され
る。この「タイトル選択画面」では「恭賀新年(筆)、
謹賀新年(筆)・・・迎春(筆)・・・1、迎春(筆)
・・・2等が表示される。
【0011】(6) :前記「タイトル選択画面」で例え
ば、「迎春(筆)・・・2」を選択すると図29に示し
たような作業選択画面(その3)上に、前記選択した
「ねずみ・・・1」のイラストと、「迎春(筆)・・・
2」のタイトルが表示される。
【0012】(7) :その後、作業選択画面(その3)上
で「あいさつ文選択」のメニューを選択すると図30に
示したような「あいさつ文選択画面」が表示される。こ
の「あいさつ文選択画面」では、年賀状に書く本文とし
ての各種挨拶文がメニュー表示される。
【0013】(8) :前記「あいさつ文選択画面」でいず
れかの挨拶文を選択すると図31に示したように作業選
択画面(その4)上に、前記選択したイラスト、タイト
ル、及び挨拶文が表示される。その後、前記挿入したイ
ラスト、タイトル、及び挨拶文等の部品を修正したい場
合は、各部品の修正方法一覧から選択することで修正す
る。
【0014】以上の処理により年賀状の文書を作成する
ことができる。そして、前記年賀状の文書データは一旦
フレキシブルディスクに退避しておき、印刷時には、前
記フレキシブルディスクから年賀状の文書データを読み
出した後、印刷装置へ出力して葉書に印刷していた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) :レイアウトの各フィールドの部品を選択する際、
部品一覧が文字で表現されているため、部品の内容が視
覚的に認識できず、不便であった。
【0016】(2) :一つのレイアウトを対象として部品
の挿入を行うため、他のレイアウトに変えたい場合、レ
イアウトの選択をやり直し、部品も再度選択する必要が
あった。従って、余分な手間と時間がかかっていた。
【0017】(3) :デザインした結果を印刷する場合、
一度フロッピィディスクに保存してからでないと印刷す
ることができなかった。従って、手間と時間がかかり、
作成した結果のデータを直ちに見ることはできなかっ
た。
【0018】本発明は、このような従来の課題を解決
し、葉書やカード等のレイアウトに部品を挿入して画像
を含む文書データを作成し、その結果を出力する処理に
おいて、レイアウトの選択や選択したレイアウトに部品
を挿入する操作を簡単にし、かつ表示画面上で視覚的に
情報を把握できるようにして、任意のレイアウトの文書
データが容易に、かつ短時間で処理できるようにするこ
とを目的とする。また、確定したレイアウトの文書デー
タを直ちに印刷して見ることができるようにすることを
目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明は前記の目的を達成するため、次のよ
うに構成した。 (1) :画像を含む文書のレイアウトを行うためのレイア
ウトデータ及び各レイアウトに挿入する部品の部品デー
タを記憶させた記憶装置15と、デザイン機能により画
像を含む文書の作成処理を行う文書/デザイン処理部1
8を備えた文書処理装置であって、文書/デザイン処理
部18には、記憶装置15のデータを基に表示装置13
の画面上にレイアウト領域及び部品一覧領域を設定し、
前記レイアウト領域に複数のレイアウトを表示させ、前
記部品一覧領域にレイアウトに挿入するための部品一覧
を表示させる制御を行うレイアウト/部品一覧表示制御
手段と、前記部品一覧領域に表示された部品一覧の中か
ら1つの部品が選択された場合、その部品を、前記レイ
アウト領域に表示されている全てのレイアウトの該当す
るフィールドに挿入する部品挿入処理手段を備えた。
【0020】(2) :前記文書処理装置において、レイア
ウト/部品一覧表示制御手段は、レイアウト領域に表示
されるレイアウト、及び部品一覧領域に表示される部品
一覧が複数頁分存在する場合、入力された改頁情報に従
って頁を更新し、頁毎のレイアウト、及び部品一覧を表
示させる制御機能を備えた。
【0021】(3) :前記文書処理装置において、レイア
ウト/部品一覧表示制御手段は、部品一覧領域に表示さ
れた部品の属性を変更する部品属性変更情報が入力され
ると、その部品属性変更情報に従い、表示される部品一
覧の全ての部品に対して部品属性を変更する制御機能を
備えた。
【0022】(4) :前記文書処理装置において、部品挿
入処理手段は、レイアウトの頁が複数存在する場合、改
頁情報の入力によりレイアウト領域に表示されたレイア
ウトが改頁されると、改頁後に表示される全てのレイア
ウトの該当するフィールドに、前記選択された部品を挿
入する制御機能を備えた。
【0023】(5) :前記文書処理装置において、前記部
品挿入処理手段は、表示されているレイアウトを固定し
た状態で、部品一覧から選択した部品を変更する部品変
更情報が入力されると、その部品を、現在表示されてい
る全てのレイアウトの該当するフィールドに挿入する制
御機能を備えた。
【0024】(6) :前記文書処理装置において、記憶装
置15に記憶されたレイアウトデータを、レイアウトに
挿入する部品を修飾するための修飾情報を含むレイアウ
トデータで構成すると共に、部品挿入処理手段は、部品
一覧の中から1つの部品が選択された場合、その部品を
前記レイアウトデータの修飾情報に従って修飾し、修飾
後の部品を、表示されている全てのレイアウトの該当す
るフィールドに挿入する制御機能を備えた。
【0025】(7) :前記文書処理装置において、部品挿
入処理手段は、スキャナから入力されたイメージ画像、
及びビデオカメラから入力されたビデオ画像を、表示さ
れている全てのレイアウトの該当するフィールドに部品
として挿入する制御機能を備えた。
【0026】(8) :前記文書処理装置において、前記レ
イアウト/部品一覧表示制御手段は、部品一覧の中に部
品としてオリジナル文書を選択可能な表示を行わせる制
御機能を備えると共に、文書/デザイン処理部18は、
前記部品一覧からオリジナル文書の部品が選択された場
合、文書作成支援機能によりオリジナル文書の作成を支
援する処理機能を備えた。
【0027】(9) :前記文書処理装置において、装置本
体10に印刷装置12を接続し、記憶装置15にワーク
用のRAMを備えると共に、文書/デザイン処理部18
は、レイアウト領域のデータをRAM上に作成し、レイ
アウト確定後、印刷出力情報が入力すると、前記レイア
ウト結果のデータを前記RAM上から直接、前記印刷装
置へ出力する制御機能を備えた。
【0028】(10):前記文書処理装置において、部品一
覧に表示される部品属性は、イラスト、タイトル、及び
本文であり、レイアウトは、前記イラスト、タイトル、
及び本文を葉書、カード、シート等の印字媒体に出力す
るためのレイアウトとした。
【0029】(11):前記文書処理装置において、時計手
段を備え、前記レイアウト/部品一覧表示制御手段は、
前記時計手段によって示される情報に応じて前記記憶手
段から読み出す部品データを変えるようにした。
【0030】(作用)前記構成に基づく本発明の作用
を、図1に基づいて説明する。 a):レイアウト/部品一覧表示制御手段は、記憶装置
15のデータを基に表示装置13の画面上にレイアウト
領域及び部品一覧領域を設定し、前記レイアウト領域に
複数のレイアウトを表示させ、前記部品一覧領域にレイ
アウトに挿入するための部品一覧を表示させる制御を行
う。
【0031】そして、部品挿入処理手段は、部品一覧領
域に表示された部品一覧の中から1つの部品が選択さ
れ、入力装置11から選択情報が入力すると、その選択
された部品を、前記レイアウト領域に表示されている全
てのレイアウトの該当するフィールドに挿入する。
【0032】b):この場合、レイアウト/部品一覧表
示制御手段は、前記レイアウト領域に表示されるレイア
ウト、及び部品一覧領域に表示される部品一覧が複数頁
分存在する場合、入力装置11から入力された改頁情報
に従って頁を更新し、頁毎のレイアウト、及び部品一覧
を表示させる制御を行う。
【0033】c):また、前記レイアウト/部品一覧表
示制御手段は、入力装置11から、前記部品一覧領域に
表示された部品の属性を変更する部品属性変更情報が入
力されると、その部品属性変更情報に従い、表示される
部品一覧の全ての部品に対して部品属性を変更する制御
を行う。
【0034】d):前記部品挿入処理手段は、レイアウ
トの頁が複数存在する場合、入力装置11からの改頁情
報の入力により、レイアウト領域に表示されたレイアウ
トが改頁されると、改頁後に表示される全てのレイアウ
トの該当するフィールドに、前記選択された部品を挿入
する処理を行う。
【0035】e):前記部品挿入処理手段は、表示され
ているレイアウトを固定した状態で、部品一覧から選択
した部品を変更する部品変更情報が入力装置11から入
力すると、その部品を、現在表示されている全てのレイ
アウトの該当するフィールドに挿入する制御を行う。
【0036】f):前記部品挿入処理手段は、部品一覧
の中から1つの部品が選択された場合、その部品を前記
レイアウトデータの修飾情報に従って修飾(左右反転、
上下反転等)し、修飾後の部品を、表示されている全て
のレイアウトの該当するフィールドに挿入する制御を行
う。
【0037】g):前記部品挿入処理手段は、スキャナ
から入力されたイメージ画像、及びビデオカメラから入
力されたビデオ画像を、表示されている全てのレイアウ
トの該当するフィールドに部品として挿入する制御を行
う。
【0038】h):前記レイアウト/部品一覧表示制御
手段は、前記部品一覧の中に部品としてオリジナル文書
を選択可能な表示を行わせる制御を行う。そして、文書
/デザイン処理部18は、前記部品一覧からオリジナル
文書の部品が選択された場合、文書作成支援機能により
オリジナル文書の作成を支援する処理を行う。
【0039】i):前記文書/デザイン処理部18は、
レイアウト領域のデータを前記RAM上に作成し、レイ
アウト確定後、入力装置11から印刷出力情報が入力す
ると、前記レイアウト結果のデータを前記RAM上から
直接、印刷装置12へ出力する制御を行う。
【0040】j:前記レイアウト/部品一覧表示制御手
段は、前記時計手段によって示される情報に応じて前記
記憶手段から読み出す部品データを変える制御を行う。 以上のようにして、葉書やカード等のレイアウトに部品
を挿入して画像を含む文書データを作成し、その結果を
出力する処理において、レイアウトの選択や選択したレ
イアウトに部品を挿入する操作が簡単になる。また、表
示画面上で視覚的に情報を把握できるから、任意のレイ
アウトの文書データが容易に、かつ短時間で処理でき
る。更に、確定したレイアウトの文書データを直ちに印
刷して見ることができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。以下に説明する実施例は、本願発明の
文書処理装置をワードプロセッサ(以下単に「装置」と
も記す)に適用した例である。なお、以下の説明では、
デザイン機能を使用して年賀状を作成する例について説
明するが、この場合、各レイアウトに挿入するタイト
ル、イラスト、本文(挨拶分等)、イメージ画像、ビデ
オ画像等を「部品」と記す。
【0042】§1:装置構成の説明・・・図2参照 図2は実施例の装置説明図であり、A図は装置構成図、
B図はレイアウトデータの概略図である。
【0043】実施例の装置は、装置本体10と、前記装
置本体10に接続された入力装置11、印刷装置12、
表示装置13等で構成する。そして前記装置本体10に
は、CPU14と、記憶装置15を設け、前記記憶装置
15として、ROM16、RAM17等で構成する。前
記各部の機能等は次の通りである。
【0044】(1) :入力装置11は、マウス、タッチパ
ネル(表示装置の表示画面上に配置され、指やペンなど
による押圧を検出し、その押圧位置から表示画面上の指
示位置を求める際に使用される入力装置)、キーボード
等からなり、各種選択指示、データ入力、制御情報入力
等を行うものである。なお、本実施例の図面にはタッチ
パネルを使用した例を図示してある。
【0045】(2) :印刷装置12は、装置本体から出力
されたデータを印刷媒体上に印刷するものである。な
お、本実施例では印字ヘッドとしてサーマルヘッドを備
えた印刷装置を使用する。そして、この印刷装置のサー
マルヘッドにより、葉書類、カード類等の印刷媒体上に
印刷する。また、前記サーマルヘッドにより、印刷用の
原紙シート、例えば、プリントゴッコシート(登録商
標)にも熱印刷する。
【0046】(3) :表示装置13は、装置本体10で処
理されたデータを表示するものである。なお、本実施例
の表示装置13は液晶表示パネルを備えており、この液
晶表示パネル上にはタッチパネルが配置されている。そ
して、前記液晶表示パネルの画面上、つまりタッチパネ
ルの任意の位置にタッチすることで必要な情報を入力す
ることができるようになっている。
【0047】(4) :ROM16は、レイアウトデータ、
部品データ、CPU14が実行する制御プログラム等を
格納しておく不揮発性メモリである。前記ROM16に
格納されたレイアウトデータは、B図に示したように、
処理対象レイアウト全体のフィールド数(n)と、処理
対象レイアウトのフィールド数(n)分のフィールド情
報で構成されている。
【0048】そして各フィールド情報は、フィールドの
種類(どのような属性の部品を挿入するか等の情報)、
フィールド位置(座標)、フィールドの大きさ、修飾情
報(左右反転、上下反転、任意角度の回転、縦/横書き
等)の各情報で構成されている。
【0049】(5) :CPU14は、ROM16に格納さ
れている制御プログラムを実行することにより、装置本
体10の各種制御を行うプロセッサである。 (6) :RAM17は、CPU14がワーク用として使用
するメモリである。なお、以下に説明する年賀状の組み
立ては、このRAM17上で行う。
【0050】§2:基本処理(レイアウト/部品一覧画
面の表示処理)の説明・・・図3、図4参照 図3はレイアウト/部品一覧画面説明図、図4はレイア
ウト/部品一覧画面の表示処理フローチャートである。
以下、図3、図4に基づいて基本処理(レイアウト/部
品一覧画面の表示処理)を説明する。なお、S1〜S5
は各処理ステップを示す。
【0051】(1) :レイアウト/部品一覧画面の説明・
・・図3参照 前記装置において、デザイン機能を利用し年賀状を作成
する場合、表示された初期画面から順次画面上のメニュ
ーを選択することで年賀状を自動的に作成することがで
きるが、その手順は例えば次の通りである。
【0052】先ず、初期画面に表示された機能選択画面
のメニューから「デザイン」(デザイン機能を選択する
メニュー)を選択すると、デザイン機能を利用した各種
の処理メニューが表示される。そして、前記処理メニュ
ーから選択された「おめでたねんが状」の処理画面に
は、「イラストねんが」、「ビデオねんが」、「スキャ
ナねんが」等の各種年賀状作成メニューが表示される。
【0053】この画面上で例えば「イラストねんが」の
メニューを選択すると、図3に示したような「イラスト
ねんが」作成用のレイアウト/部品一覧画面(レイアウ
トと部品一覧の画面)が表示される。前記レイアウト/
部品一覧画面では、画面のA側(図3の左側)をレイア
ウト領域とし、B側(図3の右側)を部品一覧領域と
し、前記レイアウト領域には複数のレイアウト(年賀状
のレイアウト)を表示し、前記部品一覧領域には部品一
覧(レイアウトに挿入する部品の一覧)を表示する。
【0054】また、前記レイアウト領域には「次」と
「前」のキー(タッチパネルのキー)を表示し、前記部
品一覧領域には「前」と、「部品属性」と、「部品属
性」と、「部品属性」と、「次」の各キー(タッチ
パネルのキー)を表示する。この場合、前記「次」キー
は次頁のデータを表示させるためのキーであり、前記
「前」キーは前頁のデータを表示させるためのキーであ
る。
【0055】前記部品一覧領域には、複数の部品表示領
域b1、b2、b3・・・b9が設定され、各部品表示
領域にはオペレータにより選択された部品属性の部品が
表示されるようになっている。また、部品一覧領域に設
けた部品属性、、の各キーは、部品属性を選択す
るためのキーであり、このキーにより選択された属性の
部品が前記部品表示領域b1、b2、b3・・・b9に
それぞれ表示される。なお、この例では前記部品属性
がイラスト、部品属性がタイトル、部品属性が本文
(挨拶文等)である。
【0056】そして、前記レイアウト/部品一覧画面は
オペレータの操作により部品属性等が選択されると順次
表示内容が変化するが、その初期画面ではA側のレイア
ウト領域にレイアウトのみ(部品は表示されない)を複
数表示し、部品一覧領域には部品属性(イラスト)の
部品一覧を表示する。
【0057】この場合、レイアウト領域に表示されたレ
イアウトの各フィールドには、、の符号を図示し
てあるが、これは前記フィールドの種類を部品属性、
、で示したものである。例えば、で示したフィー
ルドには部品属性の部品が挿入されるフィールドであ
ることを示し、で示したフィールドには部品属性の
部品が挿入されるフィールドであることを示し、で示
したフィールドには部品属性の部品が挿入されるフィ
ールドであることを示している。
【0058】なお、この画面では、表示された「前」キ
ーを押すと前頁が表示され「次」キーを押すと次頁が表
示される。すなわち、レイアウトや部品一覧が複数頁に
わたる場合には、前記「前」キーと「次」キーの操作に
より前後の頁を見ることができる。
【0059】(2) :基本処理(レイアウト/部品一覧画
面の表示処理)の説明・・・図4参照 前記「イラストねんが」メニューを選択して年賀状を作
成する場合、先ず、基本処理として、表示装置13によ
り前記レイアウト/部品一覧画面を表示するが、この場
合CPU14の制御により次のようにして処理を行う。
【0060】オペレータの操作により入力装置11(例
えば、タッチパネル)からレイアウト挿入処理の選択情
報が入力されると(S1)、CPU14は前記選択情報
を基に、記憶装置15のROM16に格納されているレ
イアウトデータを読み出しRAM17へ格納する(S
2)。
【0061】次にCPU14は、RAM17に格納され
ているレイアウトデータを読み出して分析し、その結果
のデータを表示装置13へ出力する(S3)。CPU1
4は前記S2、S3の処理を1画面に表示可能な数分
(1頁分)だけ、レイアウトの表示処理を繰り返して行
う。このようにして図3の画面上のA側のレイアウト領
域にレイアウトを表示する。
【0062】前記処理が終了するとCPU14は、記憶
装置15のROM16に格納されている部品データを読
み出しRAM17へ格納する(S4)。次にCPU14
は、RAM17に格納されている部品データを読み出し
て分析し、その結果の部品データを表示装置13へ出力
する(S5)。
【0063】この場合、部品一覧の初期値は部品属性
の部品なので、部品属性(イラスト)の部品データの
みを表示装置13へ出力する。CPU14は、前記S
4、S5の処理を1画面に表示可能な数分だけ、部品の
表示処理を繰り返して行う。このようにして図3の画面
上のB側に部品一覧を表示する。
【0064】§3:部品一覧の切り換え処理の説明・・
・図5、図6参照 図5は部品一覧の切り換え画面説明図、図6は部品一覧
の切り換え処理フローチャートである。以下、図5、図
6に基づいて部品一覧の切り換え処理を説明する。な
お、S10〜S12は各処理ステップを示す。
【0065】(1) :部品一覧の切り換え画面の説明・・
・図5参照 前記図3に示したレイアウト/部品一覧画面上で部品属
性(イラスト)、(タイトル)、(本文)の内の
いずれか1つを選択すると図5に示した部品一覧の切り
換え画面が表示される。この画面では、部品属性の選択
によりレイアウト領域の表示内容は変化しない。
【0066】初期画面では部品属性として(イラス
ト)が選択され、部品一覧領域の全ての部品表示領域b
1、b2・・・b9にそれぞれ部品属性の異なった部
品が表示される。つまり、部品表示領域b1、b2・・
・b9には部品属性の異なった部品(−1〜−
9)が表示されている。
【0067】この初期画面上で、例えば、「部品属性
」キーを押して部品属性(タイトル)を選択する
と、部品一覧の表示切り換えが行われ、部品一覧領域の
全ての部品表示領域b1、b2・・・b9にそれぞれ部
品属性の異なった部品が表示される。つまり、部品表
示領域b1、b2・・・b9には部品属性の異なった
部品(−1〜−9)が表示される。
【0068】また、「部品属性」キーを押して部品属
性(挨拶文等の本文)を選択すると、部品一覧の表示
切り換えが行われ、部品一覧領域の全ての部品表示領域
b1、b2・・・b9にそれぞれ部品属性の異なった
部品が表示される。つまり、部品表示領域b1、b2・
・・b9には部品属性の異なった部品(−1〜−
9)が表示される。
【0069】このようにして「部品属性」、「部品属
性」、「部品属性」の各キーの操作により、部品一
覧の切り換え処理を行うことができる。なお、この場合
部品一覧領域に表示された「次」キーを押すと、次頁の
部品一覧が表示され前記と同様にして次頁においても部
品属性の切り換えを行うことができる。更に、「前」キ
ーの操作により前頁においても同様な部品属性の切り換
えを行うことができる。
【0070】(2) :部品一覧の切り換え処理の説明・・
・図6参照 前記部品一覧の切り換え処理は、CPU14の制御によ
り次のようにして行う。先ず、オペレータの操作により
入力装置11(例えば、タッチパネル)から部品属性
、、のいずれかの部品属性の選択情報が入力され
ると(S10)、CPU14は、前記選択情報を基に記
憶装置15のROM16に格納されている部品データの
中から前記選択した属性をもつ部品データを読み出し、
RAM17へ格納する(S11)。
【0071】次にCPU14は、RAM17に格納され
ている部品データを読み出して分析し、その結果のデー
タを表示装置13へ出力する(S12)。CPU14は
前記S11、S12の処理を1画面に表示可能な数分だ
け繰り返して行う。このようにして図5の画面上のB側
の部品一覧領域に、選択された属性の部品を順次表示す
る。
【0072】§4:部品挿入処理の説明・・・図7、図
8参照 図7は部品挿入画面説明図、図8は部品挿入処理フロー
チャートである。以下、図7、図8に基づいて部品挿入
処理を説明する。なお、S20〜S23は各処理ステッ
プを示す。
【0073】(1) :部品挿入画面の説明・・・図7参照 前記図5の部品一覧の切り換え画面上で任意の部品属性
を選択して部品を表示させた後、前記部品一覧からいず
れか1つの部品を選択すると、レイアウト領域に表示さ
れた全てのレイアウトの該当するフィールドに、それぞ
れ前記選択された部品が挿入される。
【0074】すなわち、部品挿入画面では、部品一覧領
域に表示された部品の1つ(図の黒部分)を選択する
と、レイアウト領域の全てのレイアウトの該当するフィ
ールド(部品挿入領域)に前記選択された部品が挿入さ
れる(図7では、部品一覧領域の黒部分が選択された部
品であり、レイアウト領域の各レイアウトの黒部分が挿
入された部品である)。
【0075】例えば、部品一覧領域に部品属性(イラ
スト)の部品が表示された状態で、いずれか1つの部品
(イラスト)が選択されると、その部品が、レイアウト
領域に表示された全てのレイアウトの該当するフィール
ド(部品属性の挿入領域)に挿入されて表示される。
【0076】(2) :部品挿入処理の説明・・・図8参照 前記部品挿入処理を行う場合、オペレータの操作に基づ
きCPU14の制御で次のようにして処理を行う。前記
図5に示した部品一覧の切り換え画面上で任意の属性を
有する部品を表示した状態で、オペレータの操作により
入力装置11から1つの部品(例えば部品−1)が選
択され、その選択情報が入力されると(S20)、CP
U14はRAM17上のレイアウトデータを読み出して
分析する。そしてCPU14はレイアウト領域に表示さ
れた各レイアウトの該当するフィールド(の属性をも
つフィールド)を検索する(S21)。
【0077】次にCPU14は、RAM17上のレイア
ウトデータから前記レイアウトの該当するフィールドの
情報を得る(S22)。この情報としては、部品を出力
する位置、大きさ等の情報(図2参照)である。そして
CPU14は、選択したRAM17上の部品データ(部
品−1のデータ)をフィールド情報に従い表示装置1
3へ出力する(S23)。
【0078】CPU14は前記S21、S22、S23
の処理を1画面に表示されているレイアウト分だけ処理
を繰り返して行う。この処理により表示装置13ではA
側のレイアウト領域に、挿入された部品を表示する。
【0079】なお、オペレータの操作により、前記部品
一覧の切り換え処理と、部品挿入処理を繰り返すこと
で、任意の部品属性を持つ部品をレイアウト領域に表示
された全てのレイアウトの該当するフィールドに挿入す
ることができる。
【0080】§5:レイアウト切り換え処理の説明・・
・図9、図10参照 図9はレイアウト切り換え画面の説明図、図10はレイ
アウト切り換え処理フローチャートである。以下、図
9、図10に基づいてレイアウト切り換え処理を説明す
る。
【0081】(1) :レイアウト切り換え画面の説明・・
・図9参照 前記図7に示した部品挿入画面において、レイアウトの
該当するフィールドに部品が挿入された状態で、レイア
ウト領域に表示された「次」キー(タッチパネルのキ
ー)を押してレイアウトの切り換えを行うと、次頁のレ
イアウトが図9のように表示される。この場合、前頁と
同じ部品(選択済みの部品)がレイアウトの各フィール
ドに挿入される。
【0082】また、図9の画面が表示された状態で、再
びレイアウト領域に表示された「次」キーを押すと、更
に次の頁のレイアウトが表示される。この場合にも前記
選択済みの部品がレイアウトの該当するフィールドに挿
入される。なお、レイアウト領域に表示された「前」キ
ーを押すと、前頁のレイアウトを表示する。
【0083】このように、レイアウト領域に表示される
レイアウトが複数頁にわたって存在していた場合、
「次」キー、或いは「前」キーの操作により切り換えら
れた頁のレイアウトに選択された部品を挿入する。従っ
て、レイアウトの頁を切り換えても、常にレイアウトの
該当するフィールドに選択された部品を挿入した状態で
表示するから、オペレータは、単に「次」キー、或いは
「前」キーの操作を行うだけで、該当するフィールドに
部品が挿入された状態で任意の頁のレイアウトを見るこ
とができる。
【0084】(2) :レイアウト切り換え処理の説明・・
・図10参照 前記レイアウト切り換え画面の処理は、CPU14の制
御により次のようにして行われる。先ず、レイアウト領
域に表示された「次」キー(タッチパネルのキー)が押
され、次頁の選択情報が入力装置11(タッチパネル)
から入力されると(S30)、CPU14は、ROM1
6に格納されているレイアウトデータを読み出し、RA
M17に格納する(S31)。
【0085】その後、CPU14は、RAM17上のレ
イアウトデータからフィールドの情報を得る(S3
2)。そしてCPU14は、フィールドの部品が選択さ
れているか否かを判断し(S33)、フィールドの部品
が選択されていない場合は、RAM17上のレイアウト
データから次のフィールドの情報を得る(S32)。
【0086】このようにしてフィールドの部品が選択済
みであれば、選択済み部品データをフィールド情報に従
い、表示装置13へ出力する(S34)。このようにし
て前記S33〜S34の処理をフィールド数分だけ繰り
返し、前記処理が終了すると再び前記S31の処理へ戻
る。
【0087】そして、前記S31〜S34の処理を1画
面に表示可能な数分(1頁分)だけ、前記レイアウトの
表示処理を繰り返し、A側のレイアウト領域に表示され
るレイアウトの切り換えを行う。
【0088】§6:レイアウトデータの修飾情報に従っ
た縦書き/横書き部品挿入処理の説明・・・図11、図
12参照 図11は縦書き/横書き部品挿入画面の説明図、図12
は縦書き/横書き部品挿入処理フローチャートである。
以下、図11、図12に基づいてレイアウトデータの修
飾情報に従った縦書き/横書き部品挿入処理を説明す
る。なお、S40〜S44は各処理ステップを示す。
【0089】(1) :縦書き/横書き部品挿入画面の説明
・・・図11参照 レイアウトデータの修飾情報に従って縦書き/横書き部
品を挿入した画面は図11に示した通りである。この画
面を表示するには、ROM16に格納されているレイア
ウトデータの修飾情報を使用する。この場合、前記修飾
情報には、レイアウトの各フィールドに挿入する部品が
縦書きか、横書きかを指定する情報が含まれている。
【0090】従って、レイアウトの該当するフィールド
に部品を挿入する場合、該当するフィールドが縦書きに
指定されていれば縦書き部品を挿入し、横書きに指定さ
れていれば横書き部品を挿入する。例えば、部品属性
(タイトル)を選択した場合に、部品属性(タイト
ル)の縦書き/横書きの修飾処理を行う例について説明
する。
【0091】例えば、部品一覧領域で、部品属性を選
択し、選択した部品を表示した状態で、部品一覧から特
定の1つの部品として、例えば−1(横書きの「賀
正」)の部品を選択したとする。この場合、前記選択し
た−1の部品がレイアウト領域の各レイアウトに挿入
されるが、前記選択した部品である−1が横書きの
「賀正」であるため、レイアウトの挿入するフィールド
が横書きのフィールドであればそのまま挿入できるが、
縦書きのフィールドではそのまま挿入できない。
【0092】そこで、縦書きのフィールドに挿入する場
合は、前記横書きの「賀正」の部品を縦書きの部品に修
正(部品データの編集)して挿入する。このようにすれ
ば、部品一覧領域から選択する部品が1つでも、レイア
ウト領域の縦書き、横書きの各フィールドに全て挿入す
ることができる。
【0093】なお、図11では、部品一覧領域から選択
された−1(横書きの「賀正」)の部品が、修飾情報
に従ってレイアウト領域に表示された全てのレイアウト
の該当するフィールド(縦書き/横書きフィールド)に
挿入された状態を示している。
【0094】(2) :レイアウトデータの修飾情報に従っ
た縦書き/横書き部品挿入処理の説明・・・図12参照 前記レイアウトデータの修飾情報に従った縦書き/横書
き部品挿入処理は、CPU14の制御により次のように
して行う。先ず、入力装置11(この例では、タッチパ
ネル)を操作することにより、部品一覧から部品−1
(横書きの「賀正」)が選択され、その選択情報が入力
されると(S40)、CPU14は、RAM17上のレ
イアウトデータを分析し、選択された部品属性を持つフ
ィールド(の部品属性を持つフィールド)を検索する
(S41)。
【0095】そしてCPU14は、前記検索によりRA
M17上のレイアウトデータからフィールド情報を得る
(S42)。この場合CPU14は、部品を出力する位
置、大きさ等の情報、及び縦/横書き等の修飾情報を得
る。その後CPU14は、フィールド情報に含まれてい
る縦/横書きの修飾情報を分析し、選択した部品につい
て、該当する部品データをROM16から読み出し、R
AM17に格納する(S43)。
【0096】この場合、の部品属性を持つフィールド
が、縦/横書きの区別の必要なフィールドならば、その
フィールドに挿入される部品については、部品データも
縦/横別に情報を持っている。
【0097】その後、CPU14は、選択した部品デー
タをRAM17から読み出し、フィールド情報に従い、
修飾する部品がある場合は部品の修飾を行って(例え
ば、縦/横書き変換を行って)表示装置13へ出力する
(S44)。このようにして前記S41〜S44の処理
を、1画面に表示されるレイアウト数分(1頁分)処理
を繰り返して行う。
【0098】§7:レイアウトのフィールドに修飾のか
かった部品を挿入する処理(例えば、左右反転処理)の
説明・・・図13、図14参照 図13は修飾部品挿入画面の説明図、図14は修飾部品
挿入処理フローチャートである。以下、図13、図14
に基づいてレイアウトのフィールドに修飾のかかった部
品を挿入する処理(例えば、左右反転処理)を説明す
る。なお、S50〜S53は各処理ステップを示す。
【0099】(1) :修飾部品挿入画面の説明・・・図1
3参照 修飾部品挿入モードに設定された状態で、部品一覧から
1つの部品を選択すると、全てのレイアウトの該当する
フィールドに修飾のかかった部品が挿入されて図13の
ように表示される。
【0100】例えば、部品属性の部品が表示された部
品一覧から部品−1を選択した場合、レイアウトのフ
ィールドの内、前記部品−1を2個1組としてレイア
ウトするフィールドに対しては、前記選択された部品
−1のデータと、前記部品−1の左右を反転させたデ
ータとをペア部品として表示するようにしている。なお
前記部品−1を1個挿入するフィールドには前記選択
された部品−1をそのまま挿入するようにしている。
【0101】この場合にもレイアウト領域が複数頁にわ
たっていたら、レイアウトの切り換えが行われる度に、
全ての頁のレイアウトの該当する各フィールドに前記部
品−1、或いは部品−1と部品−1を反転させた
部品からなるペア部品を挿入する。
【0102】前記修飾部品挿入画面は、レイアウトデー
タに含まれる修飾情報の内、左右反転、上下反転、任意
角度の回転等の情報に基づいて部品一覧から選択された
部品を修飾し、この修飾した部品(例えば、縦/横反転
した部品)を該当するフィールドに挿入することで実現
する。
【0103】(2) :修飾部品挿入処理の説明・・・図1
4参照 修飾部品挿入モードにおいて、CPU14の制御により
次のようにして修飾部品の挿入処理を行う。入力装置1
1(この例では、タッチパネル)の操作により部品一覧
から部品−1を選択し、その選択情報が入力すると
(S50)、CPU14は、RAM17上のレイアウト
データを読み出して分析し、選択された部品−1の部
品属性(部品属性)を持つフィールドを検索する(S
51)。
【0104】次にCPU14は、RAM17上のレイア
ウトデータからフィールド情報を得る(S52)。そし
てCPU14は、前記フィールド情報の修飾情報を分析
し、前記情報(左右反転等の修飾情報)に従い、選択し
た部品(修飾部品)の部品データを表示装置13に出力
する(S53)。
【0105】前記処理において、部品を挿入するフィー
ルドの修飾情報に左右反転の修飾情報があれば、部品を
左右反転してその部品データを表示装置13へ出力す
る。前記のようにして、S51〜S53の処理を、1画
面に表示されるレイアウト数分(1頁分)だけ処理を繰
り返して行う。
【0106】以上の処理により、部品一覧から1つの部
品を選択するだけで、その選択された部品だけでなく、
前記選択された部品を修飾した部品(例えば、左右反転
した部品)をも同時にレイアウトのフィールドに挿入す
ることができる。なお、このような修飾部品の挿入処理
は、例えば、変化に富んだレイアウト、或いはバランス
のとれたレイアウト等を簡単な操作で実現するためであ
る。
【0107】§8:具体例による処理の説明・・・図1
5〜図23参照 以下、図15〜図23に基づいて具体例による処理を説
明する。 (1) :レイアウト/部品一覧画面例・・・図15参照 図15はレイアウト/部品一覧画面例である。図15の
例は図3に示したレイアウト/部品一覧画面の1例であ
り、イラスト年賀がメニューで選択されたときの初期画
面として部品一覧領域には部品属性のイラストが表示
されている。この場合、部品属性のイラストは十二支
の鼠であり、鼠のイラストが複数表示されている。
【0108】なお、前記鼠のイラストは部品一覧の頁を
切り換えれば、全ての頁に挿入されて表示される。例え
ば、図15の画面上、部品一覧領域に表示された「次」
キー(タッチパネルのキー)を押すと次頁の部品一覧に
鼠のイラストが挿入され表示される。
【0109】また、装置本体には、現在の年月日を示す
時計が内蔵されている。CPU14は初期画面での部品
一覧領域に表示する部品データをROM16から読み出
すときに、該時計が示す現在の年月日の情報から次の年
の干支を求める。そして、その干支の部品データが格納
されているROM16の位置からデータを読み出し、前
記部品一覧領域に表示する。なお、各年の干支の切り換
えは、例えば、2月頃行う。
【0110】また、レイアウト領域には、部品属性
(イラスト)と部品属性(タイトル)と部品属性
(本文)の各フィールドを組み合わせたレイアウト(年
賀状のレイアウト)のみ(部品は挿入されない)が表示
される。このレイアウトは例えば複数頁にわたってお
り、レイアウト領域に表示された「次」キーと「前」キ
ーの操作により任意の頁のレイアウトが表示できるよう
になっている。
【0111】(2) :部品挿入画面例・・・図16参照 図16は部品挿入画面例である。例えば、図15の画面
上で部品一覧領域に表示された部品一覧の鼠のイラスト
の内から1つのイラストが選択されると、その選択され
た鼠のイラストがレイアウト領域に表示された全てのレ
イアウトの該当するフィールドに挿入される。
【0112】すなわち、部品一覧の中から1つの鼠のイ
ラストが選択されると、その鼠のイラストが、全てのレ
イアウトの該当するフィールドに挿入される。そして、
レイアウト領域に表示された「次」キーを押すと次の頁
のレイアウトにも同様にして前記鼠のイラストが全ての
レイアウトの該当するフィールドに挿入される。
【0113】なお、前記と同様に、部品一覧領域に部品
属性の部品が表示された状態で1つの部品が選択され
ると、その選択された部品(部品属性の1つの部品)
がレイアウト領域に表示された全てのレイアウトの該当
するフィールドに挿入される。
【0114】(3) :オリジナル文書作成支援機能の表示
画面例・・・図17参照 図17はオリジナル文書作成支援機能表示画面例であ
る。前記のように、部品一覧領域には部品属性、、
を切り換えて表示することができる。この場合、部品
属性(本文)を選択すると、部品一覧領域には各種の
本文(年賀状の本文)が表示されるが、その最後の頁に
は「オリジナル」キー(タッチパネルのキー)が表示さ
れる。
【0115】前記「オリジナル」キーは、予め用意され
た定型の本文以外に、オリジナル文書を部品属性の部
品としてレイアウトに挿入する場合、そのオリジナル文
書の作成を支援するためのオリジナル文書作成支援機能
の指定キーである。
【0116】従って、レイアウトの各フィールドに本文
としてオリジナル文書を挿入する場合には、前記「オリ
ジナル」キーを押して、オリジナル文書を作成すれば、
そのオリジナル文書はレイアウト領域の各フィールドに
挿入される。なお、前記オリジナル文書作成支援機能自
体は、従来装置において使用されていた「文書作成支援
機能」を利用するものである。
【0117】また、図17は、部品一覧領域の部品属性
(イラスト)、部品属性(タイトル)、部品属性
(本文)の全てが選択され、レイアウト領域の全てのフ
ィールドに前記選択された部品が挿入された状態であ
る。
【0118】(4) :一部拡大画面例・・・図18参照 図18は一部拡大画面例である。前記図17に示した画
面上で、レイアウト領域のいずれか1つのレイアウトを
拡大指定(入力装置11で指定)すると、図18のよう
に該当するレイアウトのみを拡大表示する。この機能を
利用すれば、部品属性、、を全てのフィールドに
挿入した状態で、いずれか1つのレイアウトのみを拡大
して表示することができるからオペレータが見やすくな
る。
【0119】(5) :部品変更画面例・・・図19参照 図19は部品変更画面例である。前記図18の画面上
で、レイアウト領域に拡大表示されたレイアウトを見て
部品を変更したい場合は、部品一覧領域に表示された部
品を再度選択すれば、レイアウト領域に表示された各フ
ィールドの部品は自由に変更可能である。
【0120】この画面では、部品一覧領域に表示された
部品属性(イラスト)、部品属性(タイトル)、部
品属性(本文)のいずれかを選択すると、それに合わ
せて部品一覧領域の表示も変更される。そして、部品一
覧領域に表示されたいずれかの部品を選択すると、その
部品はレイアウト領域の各フィールドに挿入されると共
に、いずれか1つのレイアウトのみを拡大して表示す
る。この場合、レイアウト領域に表示された「一覧に戻
る」キーを押すと拡大表示でなく、元の各フィールドの
一覧表示に戻すことができる。
【0121】(6) :確定画面例・・・図20参照 図20は確定画面例である。前記のようにしてレイアウ
トの各フィールドに全ての部品(イラスト、タイトル、
本文)を挿入し、更に前記各部品を変更しながら年賀状
の文書データ(年賀状データ)を作成する。そしてオペ
レータは、例えば、図19の画面上で年賀状データが作
成できたと判断したら、この画面上に表示された「確
定」キー(タッチパネルのキー)を押す。前記「確定」
キーが押されると図20に示した確定画面が表示され、
年賀状データがRAM17上で確定する。
【0122】このようにして年賀状データがRAM17
上で確定すると、従来のようにフレキシブルディスクや
ハードディスク等に退避することなく、そのままRAM
17から直接印刷装置等へ出力することができる。この
場合、オペレータの操作により年賀状データを確定させ
た後、図20の画面に表示された「印刷」キーを押す
と、CPU14は直ちにRAM17上の確定した年賀状
データを印刷装置12へ出力する。
【0123】そして印刷装置12では、サーマルヘッド
により年賀葉書に印刷(例えば、カラー印刷)したり、
或いはサーマルヘッドにより例えば、プリントゴッコ
(登録商標)と呼ばれるカラー印刷用の原紙シートに熱
印刷して出力する。
【0124】このように確定した年賀状データをRAM
17上から直接出力するので、表示された年賀状データ
を短時間で出力し、直ちに印刷した年賀状を見ることが
できる。また、前記印刷用の原紙シートにも直ちに出力
できるから、手間がかからず処理時間も短縮することが
できる。
【0125】なお、年賀状データが確定した後、この確
定画面に表示された「修正」キーを押すと、従来の修正
機能を利用して部品の修正をすることが可能である。
「ひとつ前に戻る」キーを押すと確定前の画面に戻すこ
とが可能である。この場合画面を前に戻して部品を変更
することもできる。
【0126】(7) :イメージ画像挿入画面例・・・図2
1参照 図21はイメージ画像挿入画面例である。この例はイメ
ージスキャナから取り込んだイメージ画像をレイアウト
の該当するフィールドに挿入した画面例である。この場
合、前記イメージ画像は前記の部品属性(イラスト)
に相当するものであり、前記イラストの代わりにイメー
ジ画像を挿入する。
【0127】前記のようにレイアウトの該当するフィー
ルドにイメージ画像を挿入するには、例えば「スキャナ
でねんが」のメニューを選択した後、前記イラストの処
理と同じ処理により、スキャナからのイメード画像をレ
イアウトに挿入することが可能になる。
【0128】また、前記スキャナからのイメージ画像の
代わりに、ビデオカメラから取り込んだビデオ画像も前
記と同様にしてレイアウトに挿入することができる。こ
の場合は「ビデオでねんが」のメニューを選択すること
で前記と同様にしてレイアウトの該当するフィールドに
ビデオ画像を挿入することができる。
【0129】前記のように、スキャナからのイメード画
像や、ビデオカメラからのビデオ画像をレイアウトに挿
入する場合、CPU14がスキャナやビデオカメラから
入力された画像データをレイアウトデータ(位置、大き
さ等)に従って編集し、その編集後のデータを表示装置
13へ出力することで実現する。このように任意の画像
を部品としてレイアウトの該当するフィールドに挿入す
ることができる。
【0130】(8) :オリジナル文書作成支援機能による
表示画面例・・・図22参照 図22はオリジナル文書作成支援機能による表示画面例
である。オリジナル文書作成支援機能は、前記レイアウ
トの各フィールドに本文を挿入する際に、予め用意され
た本文以外の文章を挿入する場合、その挿入対象となる
本文の作成を支援する機能である。
【0131】この機能は図17に示した画面上に表示さ
れた「オリジナル」キーを押すことで選択される機能で
ある。この機能が選択されると、図22に示したように
支援する文章のメニューが表示される。この画面上に
は、本文を構成する短文が複数表示されており、オペレ
ータが任意に文章を選択し、選択した文章を組み合わせ
ることでオリジナル文書が自動的に作成できる。
【0132】(9) :修飾情報に従った画面例・・・図2
3参照 図23は修飾情報に従った画面例である。この例は、部
品一覧領域に部品属性(イラスト)の鼠が表示されて
おり、この鼠のイラストから1つのイラストが選択さ
れ、レイアウトの各フィールドに修飾部品としてのペア
の鼠のイラストが表示された例である。この場合、部品
一覧から選択された1つの鼠のイラストが、修飾情報に
従って左右反転されレイアウトの該当するフィールドに
挿入されている。
【0133】このように修飾情報として左右反転情報を
設定しておくことにより、1つのイラスト(図の左側を
向いた鼠)を選択すると、前記選択されたイラスト(図
の左側を向いた鼠)だけでなく、前記選択されたイラス
ト(図の左側を向いた鼠)と前記イラストの左右が反転
されたイラスト(図の右側を向いた鼠)とがペアになっ
てレイアウトの各フィールドに合わせて挿入される。
【0134】つまり、前記レイアウトデータの修飾情報
を利用することにより、部品一覧から1つの部品を選択
するだけで、異なった2つの部品(右向きの鼠と左向き
の鼠のペア)を同時にレイアウトの該当するフィールド
に挿入することができる。従って、変化に富んだイラス
トが自在に、かつ簡単な操作で挿入できる。
【0135】(他の実施例)以上実施例について説明し
たが、本発明は次のようにしても実施可能である。 (1) :ワードプロセッサに限らず、パーソナルコンピュ
ータ等でも同様に実施可能である。
【0136】(2) :前記ROMのデータは、ハードディ
スク等の記憶媒体に格納しておき、装置の通常運用開始
時にRAM上にロードしても実施可能である。 (3) :前記印刷装置は、印刷用の原紙シートに熱印刷す
る場合以外は、他の任意の印刷装置で実現可能である。
【0137】(4) :前記実施例で説明した文書処理は、
年賀状の作成だけでなく、その他の各種葉書類(暑中見
舞い、招待状、挨拶状等)への印刷文書、各種カード類
(クリスマスカード等)への印刷文書等にも同様に適用
可能である。
【0138】(5) :前記実施例では表示装置の表示パネ
ルが、タッチパネルを構成しているが、このような例に
限らず、入力装置をマウスやキーボードで構成した装置
でも同様に実施可能である。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) :部品一覧には、選択された部品属性の部品をその
まま表示する(従来のように文字による表示ではない)
ので、レイアウトの各フィールドに挿入する部品が視覚
的に簡単に認識できる。従って、レイアウトの各フィー
ルドに挿入する部品を選択するのが容易でありレイアウ
トが簡単になる。
【0140】(2) :部品一覧に表示する部品は、部品属
性を変更する操作を行うことで直ちに変更されるので、
複数の部品属性があっても、簡単に切り換えて表示させ
ることができる。従って、レイアウト処理が短時間で容
易にできる。
【0141】(3) :画面に表示されたメニューを選択す
るだけで視覚的にレイアウト処理ができるから、葉書や
カード等のデザインを行う場合の操作が簡単である。ま
た、表示画面上で視覚的に情報を把握することで簡単に
任意のデザインができる。
【0142】(4) :レイアウトの頁切り換えを行った場
合、切り換え後のレイアウトには、選択済みの部品が自
動的に挿入されるので、オペレータの手間がかからず操
作が簡単になる。
【0143】(5) :レイアウトデータの修飾情報を使用
することで、部品一覧から選択する部品が1つでも、修
飾した部品も同時に挿入できるから、オペレータの手間
と時間が節約できる。
【0144】前記効果の外、各請求項に対応して次のよ
うな効果がある。 (6) :請求項1では、文書/デザイン処理部に、レイア
ウト/部品一覧表示制御手段と、部品挿入処理手段を備
えている。従って、部品一覧には指定された部品属性の
部品をそのまま表示するので、レイアウトの各フィール
ドに挿入する部品が視覚的に簡単に認識できる。また、
選択された部品が直ちにレイアウトの各フィールドに挿
入されるので、レイアウトが確認し易い。
【0145】(7) :請求項2では、レイアウト/部品一
覧表示制御手段は、レイアウト領域に表示されるレイア
ウト、及び部品一覧領域に表示される部品一覧が複数頁
分存在する場合、入力された改頁情報に従って頁を更新
し、頁毎のレイアウト、及び部品一覧を表示させる制御
機能を備えている。従って、表示データが多い場合でも
簡単な操作により切り換えて表示させることができる。
【0146】(8) :請求項3では、レイアウト/部品一
覧表示制御手段は、部品一覧領域に表示された部品の属
性を変更する部品属性変更情報が入力されると、その部
品属性変更情報に従い、表示される部品一覧の全ての部
品に対して部品属性を変更する制御機能を備えている。
従って、簡単な操作で部品属性を変えながらレイアウト
の各フィールドに挿入する部品を簡単に選択することが
できる。
【0147】(9) :請求項4では、部品挿入処理手段
は、レイアウトの頁が複数存在する場合、改頁情報の入
力によりレイアウト領域に表示されたレイアウトが改頁
されると、改頁後に表示される全てのレイアウトの該当
するフィールドに、前記選択された部品を挿入する制御
機能を備えている。従って、改頁した場合でも常に表示
されたレイアウトに部品が挿入されるので視覚的にレイ
アウトを確認し易い。
【0148】(10):請求項5では、部品挿入処理手段
は、表示されているレイアウトを固定した状態で、部品
一覧から選択した部品を変更する部品変更情報が入力さ
れると、その部品を、現在表示されている全てのレイア
ウトの該当するフィールドに挿入する制御機能を備えて
いる。従って、部品を変更した場合でもその部品が直ち
にレイアウトに挿入されるので、処理が容易であり、か
つレイアウトの確認が容易である。
【0149】(11):請求項6では、部品挿入処理手段
は、部品一覧の中から1つの部品が選択された場合、そ
の部品を前記レイアウトデータの修飾情報に従って修飾
し、修飾後の部品を、表示されている全てのレイアウト
の該当するフィールドに挿入する制御機能を備えてい
る。従って、レイアウトデータの修飾情報を使用するこ
とで、部品一覧から選択する部品が1つでも修飾した部
品を自動的に挿入できるから、オペレータの手間と時間
が節約できる。
【0150】(12):請求項7では、部品挿入処理手段
は、スキャナから入力されたイメージ画像、及びビデオ
カメラから入力された画像を、表示されている全てのレ
イアウトの該当するフィールドに部品として挿入する制
御機能を備えている。従って、簡単な操作で任意の画像
等を部品としてレイアウトに挿入することができ、便利
である。
【0151】(13):請求項8では、レイアウト/部品一
覧表示制御手段は、前記部品一覧の中に部品としてオリ
ジナル文書を選択可能な表示を行わせる制御機能を備え
ると共に、前記文書/デザイン処理部は、前記部品一覧
からオリジナル文書の部品が選択された場合、文書作成
支援機能によりオリジナル文書の作成を支援する処理機
能を備えている。従って、オリジナル文書が簡単にレイ
アウトに挿入できるので便利である。
【0152】(14):請求項9では、装置本体に印刷装置
を接続し、前記記憶装置にワーク用のRAMを備えると
共に、文書/デザイン処理部は、レイアウト領域のデー
タを前記RAM上に作成し、レイアウト確定後、印刷出
力情報が入力すると、前記レイアウト結果のデータを前
記RAM上から直接、前記印刷装置へ出力する制御機能
を備えている。従って、レイアウト確定後、短時間で印
刷等により結果を見ることができる。
【0153】(15):請求項10では、部品一覧に表示さ
れる部品属性は、イラスト、タイトル、及び本文であ
り、前記レイアウトは、前記イラスト、タイトル、及び
本文を葉書、カード、シート等の印字媒体に出力するた
めのレイアウトである。従って、年賀状等の作成が視覚
的に確認しながら、簡単な操作で作成できる。
【0154】(16):請求項11では、時計手段を備え、
前記レイアウト/部品一覧表示制御手段は、前記時計手
段によって示される情報に応じて前記記憶手段から読み
出す部品データを変えるようにしている。従って、表示
する部品(例えば、干支のデータ)を前記時計情報に従
って自動的に変更することができて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例の装置説明図である。
【図3】実施例におけるレイアウト/部品一覧画面説明
図である。
【図4】実施例におけるレイアウト/部品一覧画面の表
示処理フローチャートである。
【図5】実施例における部品一覧の切り換え画面説明図
である。
【図6】実施例における部品一覧の切り換え処理フロー
チャートである。
【図7】実施例における部品挿入画面説明図である。
【図8】実施例における部品挿入処理フローチャートで
ある。
【図9】実施例におけるレイアウト切り換え画面の説明
図である。
【図10】実施例におけるレイアウト切り換え処理フロ
ーチャートである。
【図11】実施例における縦書き/横書き部品挿入画面
の説明図である。
【図12】実施例における縦書き/横書き部品挿入処理
フローチャートである。
【図13】実施例における修飾部品挿入画面の説明図で
ある。
【図14】実施例における修飾部品挿入処理フローチャ
ートである。
【図15】実施例におけるレイアウト/部品一覧画面例
である。
【図16】実施例における部品挿入画面例である。
【図17】実施例におけるオリジナル文書作成支援機能
表示画面例である。
【図18】実施例における一部拡大画面例である。
【図19】実施例における部品変更画面例である。
【図20】実施例における確定画面例である。
【図21】実施例におけるイメージ画像挿入画面例であ
る。
【図22】実施例におけるオリジナル文書作成支援機能
による表示画面例である。
【図23】実施例における修飾情報に従った画面例であ
る。
【図24】従来例におけるレイアウト選択画面である。
【図25】従来例における作業選択画面(その1)であ
る。
【図26】従来例におけるイラスト選択画面である。
【図27】従来例における作業選択画面(その2)であ
る。
【図28】従来例におけるタイトル選択画面である。
【図29】従来例における作業選択画面(その3)であ
る。
【図30】従来例におけるあいさつ文選択画面である。
【図31】従来例における作業選択画面(その4)であ
る。
【符号の説明】
10 装置本体 11 入力装置 12 印刷装置 13 表示装置 14 CPU(中央演算処理装置) 15 記憶装置 16 ROM 17 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−156685(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/21 - 17/24

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を含む文書のレイアウトを行うための
    レイアウトデータ及び各レイアウトに挿入する部品の部
    品データを記憶させた記憶手段と、デザイン機能により
    画像を含む文書の作成処理を行う文書/デザイン処理部
    を備えた文書処理装置であって、 前記文書/デザイン処理部には、前記記憶手段のデータ
    を基に前記表示装置の画面上にレイアウト領域及び部品
    一覧領域を設定し、前記レイアウト領域に複数のレイア
    ウトを表示させ、前記部品一覧領域にレイアウトに挿入
    するための部品一覧を表示させる制御を行うレイアウト
    /部品一覧表示制御手段と、 前記部品一覧領域に表示された部品一覧の中から1つの
    部品が選択された場合、その部品を、前記レイアウト領
    域に表示されている全てのレイアウトの該当するフィー
    ルドに挿入する部品挿入処理手段を備えていることを特
    徴とした文書処理装置。
  2. 【請求項2】前記レイアウト/部品一覧表示制御手段
    は、前記レイアウト領域に表示されるレイアウト、及び
    部品一覧領域に表示される部品一覧が複数頁分存在する
    場合、入力された改頁情報に従って頁を更新し、頁毎の
    レイアウト、及び部品一覧を表示させる制御機能を備え
    ていることを特徴とした請求項1記載の文書処理装置。
  3. 【請求項3】前記レイアウト/部品一覧表示制御手段
    は、前記部品一覧領域に表示された部品の属性を変更す
    る部品属性変更情報が入力されると、その部品属性変更
    情報に従い、表示される部品一覧の全ての部品に対して
    部品属性を変更する制御機能を備えていることを特徴と
    した請求項1記載の文書処理装置。
  4. 【請求項4】前記部品挿入処理手段は、レイアウトの頁
    が複数存在する場合、改頁情報の入力によりレイアウト
    領域に表示されたレイアウトが改頁されると、改頁後に
    表示される全てのレイアウトの該当するフィールドに、
    前記選択された部品を挿入する制御機能を備えているこ
    とを特徴とした請求項1記載の文書処理装置。
  5. 【請求項5】前記部品挿入処理手段は、表示されている
    レイアウトを固定した状態で、部品一覧から選択した部
    品を変更する部品変更情報が入力されると、その部品
    を、現在表示されている全てのレイアウトの該当するフ
    ィールドに挿入する制御機能を備えていることを特徴と
    した請求項1記載の文書処理装置。
  6. 【請求項6】前記記憶手段に記憶されたレイアウトデー
    タを、レイアウトに挿入する部品を修飾するための修飾
    情報を含むレイアウトデータで構成すると共に、 前記部品挿入処理手段は、部品一覧の中から1つの部品
    が選択された場合、その部品を前記レイアウトデータの
    修飾情報に従って修飾し、修飾後の部品を、表示されて
    いる全てのレイアウトの該当するフィールドに挿入する
    制御機能を備えていることを特徴とした請求項1記載の
    文書処理装置。
  7. 【請求項7】前記部品挿入処理手段は、スキャナから入
    力されたイメージ画像、及びビデオカメラから入力され
    たビデオ画像を、表示されている全てのレイアウトの該
    当するフィールドに部品として挿入する制御機能を備え
    ていることを特徴とした請求項1記載の文書処理装置。
  8. 【請求項8】前記レイアウト/部品一覧表示制御手段
    は、前記部品一覧の中に部品としてオリジナル文書を選
    択可能な表示を行わせる制御機能を備えると共に、前記
    文書/デザイン処理部は、前記部品一覧からオリジナル
    文書の部品が選択された場合、文書作成支援機能により
    オリジナル文書の作成を支援する処理機能を備えている
    ことを特徴とした請求項1記載の文書処理装置。
  9. 【請求項9】前記装置本体に印刷装置を接続し、前記記
    憶手段にワーク用のRAMを備えると共に、前記文書/
    デザイン処理部は、レイアウト領域のデータを前記RA
    M上に作成し、レイアウト確定後、印刷出力情報が入力
    すると、前記レイアウト結果のデータを前記RAM上か
    ら直接、前記印刷装置へ出力する制御機能を備えている
    ことを特徴とした請求項1記載の文書処理装置。
  10. 【請求項10】前記部品一覧に表示される部品属性は、
    イラスト、タイトル、及び本文であり、前記レイアウト
    は、前記イラスト、タイトル、及び本文を葉書、カー
    ド、シート等の印字媒体に出力するためのレイアウトで
    あることを特徴とした請求項1記載の文書処理装置。
  11. 【請求項11】時計手段を備え、前記レイアウト/部品
    一覧表示制御手段は、前記時計手段によって示される情
    報に応じて前記記憶手段から読み出す部品データを変え
    ることを特徴とした請求項1記載の文書処理装置。
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