JP4833596B2 - 葉書デザインシステムおよびその方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、葉書や封書に印刷するためのイメージを作成する葉書デザインシステムおよびその方法およびプログラムに関する。
従来、葉書を年賀状として使用するために、宛名、文章、背景などのパーツのイメージを合成して印刷のための全体イメージを作成する葉書デザインシステムが知られている。(特許文献1、特許文献2)
特開2000−256529号 特開2002−149635号
このようなシステムでは、予め用意してある複数のパーツをユーザが表示画面上でマウスを使用して配置する。ユーザの満足が得られない場合には、複数のパーツを再配置する。以上の処理を試行錯誤的に行うために、全体イメージの作成に時間がかかってしまうという解決すべき課題が従来にはあった。
また、あらかじめ用意してあるパーツの色などは固定されおり、変更することはできない。
そこで本発明の目的は、パーツの合成や合成に使用するパーツの色の変更などに対してユーザの操作が容易な葉書デザインシステムおよびその方法およびプログラムを提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明は、複数のパーツのイメージを葉書のイメージ上に配置して、表示または印刷のための全体イメージを作成する葉書デザインシステムにおいて、前記複数のパーツを使用して異なる複数のレイアウトを作成するレイアウト作成手段と、当該作成された複数のレイアウトの中の1つを選択するレイアウト選択手段と、当該選択されたレイアウトに従って前記全体イメージを作成するイメージ作成手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは作成された複数のレイアウトの中から所望の1つを選択することができるので、従来の試行錯誤的な手動でのパーツの配置処理から開放される。
また、所望の色パレットの中から、パーツで使用する色を指定することも可能となる。
さらに、文字を有すパーツについては、その書体を統一するなど種々の自動化処理によりユーザの操作労力が低減する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は本発明を提供する葉書デザインシステムの構成の一例を示す。
葉書デザインシステムとしては、市販のパソコン、サーバなど種々の周知の情報処理装置を使用することができるので、説明は簡単に留める。
図1において、100はCPUであり、システムメモリ101にロードされた葉書デザインプログラムを実行する。また、CPU100はシステムメモリ101にロードされたオペレーティングシステム(OS)により図1に図示される構成要素の制御を行なう。
101はシステムメモリであり、上述の葉書デザインプログラムを記憶する他、葉書デザイン処理に係わる種々のデータを記憶する。102はディスプレイであり、葉書デザインに係わるメニューを表示する他、合成された葉書のイメージなどを表示する。ディスプレイ102に表示されるイメージはシステムメモリ101上で作成され、CPU100の制御によりディスプレイ102に送られて表示される。
103はハードディスクであり、保存目的で葉書デザインプログラムやOSをストアする。実行時に葉書デザインプログラムやOSがCPU100によりハーディディス103からシステムメモリ101にロードされる。
104はキーボードであり、CPU104に対して情報入力を行なう。105はマウスやトラックボールのようなポインティングデバイスであり、ディスプレイ102の表示画面上でマウスカーソルを試用して位置の指定やコマンドの入力を行なう。
なお、必要に応じて、プリンタやCDROMドライブ、モデムなどの通信装置を上記システムに備えればよい。
本発明に係わる葉書デザイン処理の説明に先立って、その処理の理解を容易にすべく、葉書デザイン処理においてディスプレイ102の表示画面に表示される内容を図12〜図16を参照して説明する。これらの図面において、同一の箇所には同一の符号を付しているので、重複的な説明は避ける。
図12はレイアウト作成に使用する複数のパーツを選択するためのメニュー画面を示す。図12の例では葉書の種類として年賀状が選択された例を示す。図12において、1003はユーザによって選択された、葉書に使用する複数のパーツを使用した複数の葉書デザインイメージを自動生成するように指示するGUIである。この例ではGUI1003はボタンである。このボタン1003の操作により、本例では最大400種類の葉書デザインイメージが自動生成される。
1001は1つの種類のパーツ群からその種類のパーツを選択するためのGUIであり、この例ではウィンドウを使用する。このウィンドウ1001は、ユーザがマウスにより指定すると、図12の符号1002に示すようにサイズが大きくなる。ユーザはウィンドウ1002の中に表示されている選択肢の中から葉書で使用するものを選択する。各ウィンドウで表示するパーツは、その種類ごとにホルダ(フォルダ)をハードディスク103上に設ける。このホルダの中に使用可能なパーツを格納しておく。図12の画面を表示する際には、複数のホルダの中に格納されているパーツ群のうち選択されたパーツを図12の各ウィンドウ1001内に縮小表示する。
本実施形態では、イラスト、タイトル、写真、文章、差出人の文字列、図形などの各パーツグループから必要なパーツを選択することができる。
また、用途を指定するためのGUI1001および用紙の方向を設定するためのGUI1001も用意されている。本実施形態では葉書の用途として、年賀状がユーザにより選択されると、イラストに属する複数の選択候補のパーツおよびタイトルに属する複数の選択候補のパーツも入れ替わる。
図13は図12のボタン1003のユーザによる操作に応じて自動生成された結果を表示する画面である。2000は全体画面を示す。2001はパーツを変更・選択するためのグラフィカルユーザインターフェース(GUI)であり、2001のいずれかを選択することで図12のパーツの設定画面に推移することができる。
2003は葉書デザインイメージを再度自動生成するためのGUIであり、この形態ではボタンを使用している。GUI2003が選択された場合は選択されているパーツを初期化してから図12のパーツの設定画面に推移する。
1004は後述するが、これまでに保存した葉書の全体イメージを表示するように指示するGUIである。この例ではGUI1004としてボタンを使用している。1005は選択した葉書の全体イメージを新たに保存するように指示するGUIである。この例ではボタンをGUI1005としてボタンを使用する。1006は画面の処理モードの終了を指示するGUIであり、この例ではボタンを使用している。
2002は図12のGUI1003により自動生成された400種類の葉書デザインイメージのうち代表的な葉書デザインイメージ1種類を表示するものである。本実施例の特徴は、合成イメージを取り囲むように選択や指示のためのGUIのイメージが配置される点にある(たとえば、図14および図15参照)。
2004は後述の配色の色設定・変更処理モードへの移行を指示するためのボタンなどのGUIである。2005は後述のレイアウト選択処理モードへの移行を指示するボタンなどのGUIである。
図14は複数のレイアウトから使用するレイアウトを選択するための画面を示す。図12のボタン1003のユーザによる操作に応じて、選択されたパーツを使用した最大400種類の異なるレイアウトがCPU100により自動生成されており、CPU100はその中の一部を図14の画面で表示する。画面中央を中心にして上下左右に、デザインの持つ属性の程度の大小、または属性の使用の有無に沿って並べて表示する。この例では右側に背景色を用いないデザイン、左側に背景色を用いたデザイン、上方に向かうに従って基軸となるパーツを大きくあしらったデザイン、下方に向かうに従って基軸パーツを小さくあしらったデザインを表示する。ユーザが任意のデザイン3001を操作して、属性の使用レベルの増減を指示すると、指示されたレベルに対応するデザインが作成済みのレイアウト中から選択されて符号2002の位置に移動する。このように、デザイン属性の程度レベルに対応する複数のレイアウトを表示画面に表示することでユーザは、自分でパーツの配置を決定しなくても所望のレイアウトを選択することができ、もって、従来よりもユーザの操作性が向上する。
2004は後述の配色の色設定・変更処理モードへの移行を指示するためのボタンなどのGUIである。3002は図13の画面に戻るように指示するGUI(ボタン)である。
図15は複数の色パレットから使用する色パレットを選択するための画面を示す。図15において、3002は図13の画面に戻るように指示するGUI(ボタン)である。4001は図16(後述)の画面への移行を指示するボタンである。4003および4004は色パレット中に複数ある配色パターンの組み合わせを変更するためのボタンである。選択可能な色パレット4002は葉書を中心にして楕円に沿うように配置される。画面下部に位置する色パレットのサイズは最も大きく、画面上部に位置する色パレットのサイズは最も小さく表示され、最も大きい色パレットが現在の合成イメージ2002で使用されている色パレットを示す。ユーザが任意の色パレットを選択すると、色パレットは楕円の円周に沿って移動し、そのサイズも変化する。このように色パレットの表示サイズを異ならせることで、現在設定されている色パレットの内容をユーザに報知することができる。また、各色パレットにはその中に含まれる色サンプルの特徴を示す名称(たとえば、シック・メルヘン)が付されているので、ユーザは名称で所望の色パレットを選択することもできる。
図16は各パーツの配色を個別に設定するための画面を示す。図15の画面で使用する色パレットを選択したのち、ユーザは図16の画面を使用して、選択した色パレットの中の色サンプルの中からパーツの色を決定することができる。図16において、5002は図15の画面で選択された色パレットを示す。5003はユーザに選択された色サンプルを示す表示であり、この例では、矩形枠の中が選択された色サンプルと同じ色で塗りつぶされる。矩形枠はパーツの種類ごとに設けられている。ユーザは、たとえば、色パレットの中の所望の色サンプル(色で塗りつぶされた矩形枠)をマウスでクリックすることで、パーツの色を指定する。
以上説明したように、本実施形態の葉書デザインシステムは、
A.複数の種類の異なるパーツ(写真、イラスト、文章)を選択する機能
B.選択されたパーツを使用して複数の異なるレイアウトを作成する機能
C.作成された複数の異なるレイアウトの中から1つのレイアウトを選択する機能
D.異なる色パレットの中から1つの色パレットを選択する機能
E.選択された色パレットを使用してパーツの色を設定する機能
を基本的に有する。
さらに、
F.複数のパーツの中の色データを有する特定の種類のパーツ(たとえば、写真イメージ)の色の特徴を分析し、分析された色の特徴に対応する色パレットを使用して、別の種類のパーツ(たとえば、イラスト、背景)の色を変更する。
この処理において、色の特徴は特定のパーツ(写真)の色の分布であり、この色の分布に最も近い分布を有する色パレットを複数の色パレットから選択する。
また、複数の色パレットと、分析結果がとり得る種々の異なる色の特徴との組み合わせが予め定められており、この組み合わせにしたがって、イラストの色変更で使用する色パレットを選択する。
G.パーツの位置、サイズ、色を異ならせると、システム内で作成される複数のレイアウトは膨大な数にのぼる。ユーザが選択可能であり、また、表示可能なように作成されたレイアウトを、たとえば、400種類程度の所定数のレイアウトに削減し、削減された所定数のレイアウトの中からユーザが所望の1つのレイアウトを選択する。
H.複数のパーツの中には文字を有する異なる種類の複数のパーツ(タイトル、住所、名前)を有しており、文字を有するこれら複数のパーツがレイアウトに使用される場合には、複数のパーツの文字の書体に統一性を持たせる。
ここで、文字を有する異なる種類の複数のパーツは文字がイメージの形態のパーツを1つおよび文字が文字コードの形態のパーツを含み、文字がイメージおよび文字コードの形態のパーツは文字の書体を表す属性情報を有しており、文字がイメージの形態の属性情報の示す書体に文字が文字コードの形態のパーツの属性情報を変更することにより文字タイプの統一を行なう。
このため、従来のようにユーザは自分自身が試行錯誤的にパーツの配置を決定する必要はない。また、背景やイラストなどのパーツの色も簡単な操作で決定することができる。
本発明に係わるパーツの自動配置処理について、説明する。パーツの自動配置処理自体は、たとえば、IC回路、電気部品回路の自動配置処理が知られているので、それらの情報処理技術を使用することができる。ただし、本実施形態では、用紙(葉書)のサイズ、各パーツの有無、および選択されたパーツのサイズの大きさ、重なり具合、各パーツの改変の程度の大小、主軸となるパーツの種類をパラメータとして、パーツの配置位置を決定するための数式が予め用意されている。レイアウトの自動作成がユーザにより指示されるとCPU100は数式に代入するパラメータの値を設定して、レイアウト、すなわち、選択された各パーツの配置位置を計算する。
次に葉書のデザイン処理について説明する。
レイアウトおよびパーツの色が上述の処理でデザイン(決定)されるとそのデザイン結果はデザインリストの形態でシステムメモリ101に格納される。デザインリストの内容を図17に示す。デザインリストは図17に示すように、ユーザが選択する項目ごとにユーザの選択した項目を示す識別情報あるいはファイル名が格納する。パーツについてはそのパーツの格納位置を示すファイル名とファイルの持つ属性情報(たとえば、サイズの大きさなど)をデザインリストに格納する。レイアウトについは各パーツの用紙上の位置を示す値を格納する。また、各パーツの色については配色パターに割り当てられた識別情報および色サンプル番号などを格納する。
デザインリストに格納された情報を基にCPU100はシステムメモリ101上に、印刷あるいは表示のための葉書の全体イメージを合成する。具体的には、各パーツのイメージをハードディスク103からシステムメモリ101上に読み出し、パーツのイメージを指定された色パレットの色サンプルを使用して変更し、レイアウトで示されるパーツの位置に変更したイメージを配置する。このようにしてシステムメモリ101上で合成したイメージをユーザからの指示に応じて、CPU100により表示、印刷を行なう。
以上の点を踏まえ、図1の葉書デザインシステムが実行する情報処理を説明する。
図2はデザインプログラムのメイン処理手順を示す。この処理手順は、コンピュータ(CPU)が読み取り実行可能なマシン言語などの形態で、葉書デザインシステムのハードディスク103にインストールされる。この後、キーボード104やポインティングデバイス105の起動の指示に応じてデザインプログラムはシステムメモリ101にロードされてCPU100により実行される。
最初にCPU100は図12のパーツ画面(パーツ選択View)を表示させる(S100)。
ここで、ユーザは所望のパーツを選択する。具体的には画面に表示されているパーツ選択用のウィンドウ1001の中の所望のウィンドウをポインティングデバイス105により選択し、ウィンドウ1002のように拡大表示させる。
この拡大表示されたウィンドウの中で表示される1以上のパーツをポインティングデバイス105により選択する。選択されたパーツを示す識別情報がCPU100により図17のデザインリストに追加、設定される(S110)。
パーツの設定が終了すると、ユーザによる画面中のボタン1003の操作に応じてCPU100はデザインリストの各項目のデータを読み取り、葉書のデザインイメージを作成し、たとえば、図13の符号2002に示すように表示する(S130)。
CPU100は次に、ユーザの指示による画面(View)の変更(切り替え)の有無を判定する(S140)。変更の指示がない場合には、ボタン1005によるデザインリストへの追加の指示があったかどうかを判定する(S150)。
追加の指示がある場合にはCPU100は、これまでに行なったパーツに関する追加や色、レイアウトの変更の内容を示すデータをCPU100によりデザインリストに追加する(S160)。
ボタン1005がユーザにより操作されない場合には手順はS150からS170へと進む。
ステップS170ではCPU100はボタン1004によりユーザが追加済みデザインイメージの表示を指示したか否かを判定する(S170)
ボタン1004がユーザにより操作された場合にはCPU100はデザインリストのデータに基づいてシステムメモリ101上でデザインイメージを再び合成して、ディスプレイ102の表示画面にパーツが追加されたデザインイメージを表示させる。(S180)。
ボタン1004がユーザにより操作されない場合には手順はS170からS190へと進む。
ステップS190でCPU100はボタン1006により作業の終了が指示されたか否かを判定する。終了の場合には、ディスプレイ102の画面消去など、その他の処理を行って、本手順を終了する。終了ではない場合には手順をS140に戻り、ユーザからの指示を待つ。
ステップS140の画面変更有無判定処理で、図14のレイアウト設定画面への変更がユーザによりポインティングデバイス105等で指定された場合には、手順をステップS210に進め、ここで、画面の変更を行い、図14の画面でレイアウトの選択または変更を行なう。
ステップS140の画面変更有無判定処理で、図15の配色の設定画面への変更がユーザによりポインティングデバイス105等で指定された場合には、手順をステップS220に進め、ここで、画面の変更を行い、図15の画面で配色の選択または変更を行なう。
ステップS140の画面変更有無判定処理で、図12のパーツの設定(選択)画面への変更がユーザによりポインティングデバイス105等で指定された場合には、手順をステップS230に進め、ここで、画面の変更を行い、図12の画面でパーツの追加のための選択設定を行なう。
図3は図2のパーツの設定処理S110の詳細手順を示す。
CPU100は図12の画面でパーツの種類(たとえば、用途など)のウィンドウ1002がユーザにより指定されたか否かを判定する(S300)。指定された場合は指定された種類のパーツの選択、変更をユーザが行なうと判断し、CPU100は、指定されたウィンドウ1002を拡大表示し、選択可能なパーツの内容をユーザに見せる。ユーザはポインティングデバイスを使用してウィンドウ1002の中の追加、あるいは変更するパーツを指示する(S310)。
ステップS300の判定がNO判定の場合にはステップS310の処理をジャンプする。
次に、主役(主軸)とするパーツを選択するためのボタンの操作の有無を判定し、操作ありの場合には、写真、タイトルおよびイラストのいずれのボタンが操作されて以下を識別する(SS320→S330)。
ステップS320の判定がボタン操作なしの場合にはステップS330の処理をジャンプする。
ステップS340ではCPU100は、ボタン1003の操作の有無を判定する。操作無しの場合は手順をS300に戻し、パーツの選択処理を続行する。
一方、ステップS340で操作有りの判定が得られた場合には、手順はS350に進む。ここで、CPU100は図8配色パレットの選択作業に移行する。CPU100が色パレットを選択すると(S350)、CPU100は選択されたパーツを使用し、パーツの葉書上の位置、パーツの大きさ、使用個数などを順次に少しずつ変更した異なる複数のレイアウトを作成する。
次に、後述のレイアウト削減(絞込み)処理により、ユーザの選択のために表示するレイアウトを400個程度に絞り込む(S370)。また、初期的にデザインイメージを表示するために使用するデータをデザインリストに書き込む(S380)。
図4は図3のパーツの選択処理S310の詳細手順を示す。図4の処理手順をCPU100が実行する際には、図12の画面が表示されている。CPU100はユーザのマウスによるウィンドウ1001の指定の有無を判定すると共に、ウィンドウ1001が指示された場合にはそのウィンドウ1001に関連付けられたパーツの種類を識別する(S400)。
識別結果に応じて、CPU100は指示されたウィンドウ1001を拡大表示し、ウィンドウ1001内に表示されたパーツのユーザによる選択を受け付ける(S410〜S480の各処理)。
図5は図3の主軸パーツの選択処理S330の詳細手順を示す。図3において、図12の画面で操作されたボタンの種類を識別し、識別されたパーツの種類(写真、イラスト、タイトルのいずれか)をレイアウトの主軸に設定する(S500〜S520)。ちなみに、主軸となるパーツのサイズは他のパーツよりも大きくするように自動デザインされる。
図6は図2のレイアウト選択処理S210の詳細手順を示す。CPU100は図14に示すように選択候補の複数のサムネイル3001(ウィンドウ画面にレイアウトを表示させたもの)をマトリクス表示させる(S610)。
CPU100はポインティングデバイスの指定位置を判別し、判別した位置からマトリクス上のどのサムネイルが指定されたかを識別する。
システムメモリ101上には、自動デザインされた表示可能な400個のサムネイルがマトリクス掲示に仮想的に配置されている。たとえば図14の画面中央部の中央最上部に表示されたサムネイルをユーザが指定すると、CPU100はシステムメモリ101上に配置され、ユーザに指示されたサムネイルの1つ上の行に配置された3つのサムネイルを表画面上の最上行に表示させる。同様に中央行および最上行のサムネイルを1行分下に下げて表示する。これによりユーザのポインティングデバイス105の指定操作(たとえば、クリック操作)により、サムネイル全体が下にスクロールしているように見える。
このようにして、CPU100は右上部の表示サムネイルをユーザの指定方向に、たとえば、ユーザが右上のサムネイルを指定した場合には、左下方向に現在の表示のサムネイルをスクロールさせて、サムネイルの表示位置を変更(スクロール)させる(S620〜S660)。
CPU100によりこのような表示制御を行なうことにより、小さい表示画面でも多数のサムネイル、すなわち、選択可能な複数のレイアウトを短い時間で表示させることができる。また、中央部のサムネイルがユーザにより指定された場合には、CPU100はそのサムネイルは拡大表示させる(S620)。これにより、ユーザにとっては拡大されたサムネイルによりレイアウトの内容が分かり易いものとなる。
図7は図2の配色(パターン)の選択・設定処理S220の詳細手順を示す。図7において、CPU100は複数の色パレットをディスプレイ102の表示画面に図15に示すように表示する。ここで、画面最下部の色パレットはもっとも大きく、画面際上部の色パレットがもっとも小さくなるように楕円に複数の色パレットを表示させる。最下部の最も大きい色パレットが現在選択されているパレットである(S700)。また、各色パレットの特徴を表す単語、たとえば、キュート、シック、ナチュラルなども色パレットの近傍に表示させる。
次にCPU100はポインティングデバイス105によるユーザのパレットの指定があるか否かを判定する(S710)。
指定がない場合にはステップS720の拡大表示処理をジャンプする。
指定があった場合には、ステップS720へと手順を進め、CPU100は指定された色パレットを最下部に拡大表示する。
ステップS730では、ボタン4003、4004の操作の有無を判定し、操作されたボタンの示す方向に現在、選択されている配色パターンを別の配色パターンに変更する(S730→S740)。
ボタン4003,4004の操作がない場合には、ステップS740の処理をジャンプする。
次に、CPU100は設定モードボタン4001の有無を判定する。設定モードボタンがユーザにより操作された場合には、ディスプレイ102の表画面を図16に変更して配色の詳細設定処理(後述)を実行する。
この後、CPU100は図16の一覧ボタン5001の操作の有無を判定し、操作された場合には表画面を図15の画面に変更して、手順をステップS710に戻す。一方、ステップS750およびS770の判定処理でボタン操作が検出されない場合には図7の処理手順を終了する。
上記の色パレットの選択のために、初期的に使用する色パレットは自動選択される。この色パレットの自動選択処理を図8に示す。
この形態では、予め色パレットの特徴を表す単語(キュート、シック等)と色パレット番号、その色パレットが有する色サンプルの番号および色データがテーブル形態でハードディスク103に格納されているものとする。
CPU100は、色データを有するパーツ、たとえば、写真イメージがユーザにより選択されている場合、選択された写真イメージの色成分の分布を調べる。
このために、CPU100は写真データの有するすべての画素をRGB(赤、緑、青)の形態の色データからHLS(色相、 明度、彩度)の形態の色データに変換する。次に空間を色相(H)に応じて12の領域(以下、グループと称する)に分割した色相環を想定する。
CPU100は、ユーザにより選択された写真イメージに含まれる全ての画素が、上記12分割された領域のどれに該当するかを分類する(S810)。CPU100は分類結果をシステムメモリ101に格納する。
CPU100は次に各グループ内に分類された複数画素の色相、明度、彩度の値を平均する(S820)。この平均値が各グループの代表色として取り扱われる。
各グループの画像データが画像全体に対して占める割合を代表色の重要度として表す(830)。
代表色と色パレットに含まれる全ての色サンプルの色の相違の大きさ(距離)を計算し、その距離の値(近似値)が高い色サンプルを代表色の近似色として選択する(S840)。
全てのグループの代表色に対して近似色の色サンプルを選択し、近似値を計算する(S850)。
代表色の近似色とされた色サンプルについては重み(係数)と近似度を掛け合わせた値を写真イメージに対する重要度とする(S860)。
重要度の高い全ての重要色の平均値を計算し、その計算値を色パレットの定号度する(S870)。
以上の処理を、予め用意されている全ての色パレットについて行う(S840〜S890の繰り返し処理)。
全ての色パレットの、写真イメージの適合度を計算結果の中から、適合度の価が最も高い色パレットの色パレット番号を取得する(S895)。取得した色パレット番号の示す色パレットを使用してCPU100は葉書デザインの自動生成を行う。なお、上述の写真データの分析方法は一例であり、種々の画像分析方法を使用することができることは言うまでもない。
図9は図7の配色詳細設定処理ステップS760の詳細手順を示す。
この手順が実行されているときにはディスプレイ102には図16の画面が表示される。CPU100は現在、選択されている色パレット(たとえば、写真のパーツの分析により得られる適合パレット)を作成し、画面の5002に示すように表示する。ユーザは色パレット5002の中の色サンプルをポインティングデバイス105を使用して指定する。次にユーザは指定した色サンプルの色を使用したい場所を、選択肢5003の中から指定する(S910〜S950)。指定された色はデザインイメージ2002内において反映される。
このように、本実施形態では自動作成した複数のレイアウトを選択した後、ユーザは所望の色にパーツの色を変更することができるので、ユーザの手作業を低減しつつ、オリジナリティに富んだ葉書を作成することができる。
本実施形態ではレイアウト(デザイン)の自動作成時に膨大な数のレイアウトを自動作成する。全てのレイアウトを表示すると、ユーザの選択処理が煩雑となるので、この実施形態ではレイアウトを400個程度に削減(絞込み)する。このための一処理例を図10を参照して説明する。
n1およびn2はレイアウトの相違(距離と称する)を計算する対象となる2つのレイアウトを指定する変数で、初期値は0である。
ステップS1005は、距離計算を終了するか否かの判定を行うための処理で、変数n1がレイアウト総数(たとえば、10000)に到達した場合に計算を終了する。したがって、初期値設定の後(ステップS1000)、手順はS1005→S1020へと進む。ステップS1020は変数n1の値を変更するか否かの判定処理で、変数n2の値がデザイン総数と同じとなったときに変数n1を変更(インクリメント)する。
現在の変数n1およびn2の値は共に0(ゼロ)であるので、手順はステップS1035へ進む。ここで、変数n1およびn2の示す2つのレイアウトの同じパーツの位置の違いを計算(測定)する。次のS1040では、2つのレイアウト中の同じパーツについてのサイズの違いを計算する。
2つのレイアウトのパーツの位置および大きさの違いを計算により測定すると、その測定結果をシステムメモリ101に記憶して変数n2の値を1だけインクリメントする。以下、ステップS1020に戻り、S1035〜S1045の処理手順を繰り返す。この一連の処理により、システムメモリには番号0のレイアウトと番号0〜10000までの各レイアウトの位置およびサイズの距離が2つのレイアウト番号と共に格納される。変数n2がデザイン総数に到達すると、判定処理S1020がYES判定となるので、CPU100は各レイアウトについて位置およびサイズの測定結果を合算し、2つのレイアウトの距離を取得する。続いて変数n1の値が0から1に変更される(S1025→S1030)。
以下、手順はS1005→S1020→S1035〜S1045へと進んだ後、S1020〜S1030のループ処理が再び繰り返される。
このようにして、自動作成された全レイアウトの中の任意の2つのレイアウトの間のパーツの位置およびサイズの相違(距離)を計算していく。全ての距離の計算を終了すると、判定処理S1005はYES判定となるので、手順はステップS1010に移行する。ここで、CPU100はシステムメモリ101に格納されている距離の計算結果に基づいて、個々のレイアウトを値の大きい順に並び替え(ソーティング)、距離の値が高い上位400個のレイアウトを取り出す。これにより、類似するレイアウトが排除されてそれぞれが相違する400個のレイアウトがユーザの表示のために供される。
本実施形態では、ユーザがメニュー等の指示で、デザインの自動化処理を望む場合には、文字コードを有するパーツ、たとえば、文章のパーツをタイトル(イメージ形態)の書体と統一したり、用途パーツの種類に対応させて書体を自動設定することができる。このための処理手順を図11に示す。
図11において、CPU100は葉書に使用するパーツとしてタイトルイメージ(画像)を選択しているか否かをデザインリストを参照して判定する(S1100)。タイトルイメージを使用している場合にはタイトル画像に付属する書体の属性情報をデザインリストから取得する(S1105)。
ステップS1110では取得した属性情報が「一般」(ゴシック体)を示すか「トラディショナル」(正楷書体)を示すか、「ポップ」(ポップ体)を示すか識別する。その識別結果に応じて、デザインリスト中の文章パーツ内の文字コード(文書を構成する文字列の文字コード)の属性を該当する書体に設定する(S1115〜S1125のいずれか)。
一方、タイトルイメージが葉書で使用されていない場合には、手順はS1100からS1130へと進み、葉書の用途パーツの使用の有無および種類を識別する。
用途パーツが使用されていない場合には、文章パーツの書体をゴシック体に設定する(S1135)。用途パーツに「年賀状」が使用されている場合には正楷書体を文章パーツの書体に設定する(S1140)。
用途パーツに「暑中見舞い」が使用されている場合にはポップ体を文章パーツの書体に設定する(S1145)。
(他の実施形態)
1)異なるレイアウトを作成するために、上述の形態では、パーツの配置位置を異ならせる例を示したが次のような情報処理をCPU100により行ってもよい。また、そのために、葉書デザインプログラムには次の処理を行うための処理手順を設ければよい。
(A)レイアウト作成処理では複数のパーツの中の特定のパーツを複数回使用することにより異なるレイアウトを作成する。
(B)レイアウト作成処理では複数のパーツの中の特定のパーツのみのイメージのサイズを変更することにより異なるレイアウトを作成する。
2)上述の実施形態では2次元的な表示を行なっているが、3次元(立体的)表示を行なっても良い。
3)上述の実施形態では1台のパソコンがデザイン処理を行う例を示したが、複数のコンピュータあるいはインターネットを利用した複数の情報処理装置でデザイン処理を実行してもよい。
(用語の説明)
葉書:ここで言う葉書とは、郵送可能な用紙であり、切手を貼ることにより郵送可能な葉書用用紙、封筒なども葉書の概念の中に含まれる。
葉書デザインシステム:情報処理装置単体に限ることはなく、複数の情報処理装置で本発明の葉書デザイン装置を構成してもよい。さらには記憶装置と、情報処理装置を遠隔的に接続し葉書デザインシステムを構築してもよい。
プログラム:CPUが実行可能な機械言語のオブジェクトプログラムに限定されることはない、機械言語に翻訳する前のソースプログラムや、スクリプト、マークアップ言語など、特許請求の範囲で規定する情報処理を実行するオブジェクトはプログラムの概念の中にはいる。
配色パターン:ひとつの色パレット中の複数の異なる色の組み合わせ方。
色パレット:複数の色のサンプル(色サンプル)を有するもの、配色パレットと呼ぶこともある。色パレットにはその種類を表すパレット番号が与えられ、また、色パレット内の色サンプルにはサンプル番号が与えられる。
イメージ(画像):複数の画素で構成され、各画素がその画素の色を表す色データを有する。
本発明実施形態のシステム構成を示すブロック図である。 葉書デザインプログラムのメイン処理手順を示すフローチャートである。 葉書デザインプログラムのパーツ設定処理手順を示すフローチャートである。 葉書デザインプログラムのパーツの選択処理手順を示すフローチャートである。 葉書デザインプログラムの主軸パーツの選択処理手順を示すフローチャートである。 葉書デザインプログラムのレイアウトの選択処理手順を示すフローチャートである。 葉書デザインプログラムの配色の選択・設定処理手順を示すフローチャートである。 葉書デザインプログラムの初期的色(配色)パレットの選択処理手順を示すフローチャートである。 葉書デザインプログラムの色(配色)パレットの詳細設定処理手順を示すフローチャートである。 葉書デザインプログラムのデザインの絞込みのための処理手順を示すフローチャートである。 葉書デザインプログラムのフォントの自動設定のための処理手順を示すフローチャートである。 パーツの種類選択のための画面を示す説明図である。 パーツの一覧画面を示す説明図である。 レイアウト設定画面を示す説明図である。 配色の一覧画面を示す説明図である。 配色の設定画面を示す説明図である。 本発明に係わるデザインリストの内容の一例を示す説明図である。
符号の説明
100CPU
101 システムメモリ
102 ディスプレイ
103 ハードディスク
104 キーボード
105 ポインティングデバイス

Claims (18)

  1. ユーザによって選択されたパーツのイメージを葉書のイメージ上に配置して、表示または印刷のための全体イメージを作成する葉書デザインシステムにおいて、
    前記ユーザに所望のパーツを選択することを許容し、且つ前記ユーザが選択したパーツを表示するパーツ選択画面を表示するパーツ選択許容手段と、
    前記ユーザによる前記所望のパーツの選択に応答して、前記ユーザによって選択されたパーツの異なる配置含む異なる複数のレイアウトを作成するレイアウト作成手段と、
    作成された前記異なる複数のレイアウトのうちの任意の2つのレイアウトにおける前記選択されたパーツの位置と大きさの相違を示す距離を計算し、計算された前記距離に従って、前記複数のレイアウトから所定の数のレイアウトを選択するレイアウト選択手段と、
    前記所定数のレイアウトのうちの少なくとも1つを、前記パーツ選択画面に代えて表示するレイアウト表示手段と、
    前記ユーザに、表示された前記レイアウトから所望のレイアウトを選択させるレイアウト選択許容手段と、
    選択された前記レイアウトに従って前記全体イメージを作成するイメージ作成手段と
    を備えたことを特徴とする葉書デザインシステム。
  2. 請求項1に記載の葉書デザインシステムにおいて、前記レイアウト作成手段は、前記選択されたパーツの配置の位置を異ならせることにより前記異なる複数のレイアウトを作成することを特徴とする葉書デザインシステム。
  3. 請求項1または2に記載の葉書デザインシステムにおいて、前記レイアウト作成手段は、前記選択されたパーツの中の特定のパーツを複数個使用することにより前記異なる複数のレイアウトを作成することを特徴とする葉書デザインシステム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つに記載の葉書デザインシステムにおいて、前記レイアウト作成手段は、前記選択されたパーツの中の特定のパーツのイメージのサイズを変更することにより前記異なる複数のレイアウトを作成することを特徴とする葉書デザインシステム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の葉書デザインシステムにおいて、
    前記レイアウト選択手段は、前記レイアウト作成手段により作成された前記複数の異なるレイアウトのうちの少なくとも1つを表示する表示手段を有し
    前記レイアウト選択許容手段は、当該表示された異なるレイアウトの中の1つを前記ユーザに指定させて前記1つのレイアウトを選択させるポインティング手段を有する
    ことを特徴とする葉書デザインシステム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一つに記載の葉書デザインシステムにおいて、
    1つの色パレットが複数の色サンプルを有し、前記複数の色サンプルが異なる複数の色パレットの中から1つの色パレットを選択する色パレット選択手段と、
    当該選択された色パレットの中から前記選択されたパーツの中の特定のパーツで使用する色を指定する色指定手段と
    をさらに有し、
    前記イメージ作成手段は、前記色指定手段により指定される色を使用して全体イメージを作成することを特徴とする葉書デザインシステム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一つに記載の葉書デザインシステムにおいて、
    前記選択されたパーツの中の色データを有する特定の種類のパーツの色の特徴を分析する分析手段と、
    複数の色パレットを有し、前記分析手段により分析された色の特徴に対応する色パレットを使用して、前記選択されたパーツの中の色データを有する前記特定の種類のパーツとは別の種類のパーツの色を変更する画像処理手段と
    をさらに備えたことを特徴とする葉書デザインシステム。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一つに記載の葉書デザインシステムにおいて、
    前記レイアウト作成手段により作成された前記異なる複数のレイアウトが、前記レイアウト選択手段によって所定数のレイアウトに削減され、
    前記レイアウト選択許容手段が、前記ユーザに、当該削減された所定数のレイアウトの中から1つのレイアウトを選択させる
    ことを特徴とする葉書デザインシステム。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一つに記載の葉書デザインシステムにおいて、
    前記選択されたパーツは、文字を有する異なる種類の複数のパーツを有し、
    文字を有する当該複数のパーツが前記レイアウトに使用される場合には、前記複数のパーツの文字の書体を統一する情報処理手段をさらに有する
    ことを特徴とする葉書デザインシステム。
  10. ユーザによって選択されたパーツのイメージを葉書のイメージ上に配置して、表示または印刷のための全体イメージを作成する葉書デザインシステムのためのデザイン方法であって、
    前記葉書デザインシステムは、パーツ選択許容手段、レイアウト作成手段、レイアウト選択手段、レイアウト表示手段、レイアウト選択許容手段およびイメージ作成手段を有しており、
    前記ユーザに所望のパーツを選択することを許容し、且つ前記ユーザが選択したパーツを表示するパーツ選択画面を表示するパーツ選択許容ステップと、
    前記ユーザによる前記所望のパーツの選択に応答して、前記ユーザによって選択されたパーツの異なる配置を含む異なる複数のレイアウトを作成するレイアウト作成ステップと、
    作成された前記異なる複数のレイアウトのうちの任意の2つのレイアウトにおける前記選択されたパーツの位置と大きさの相違を示す距離を計算し、計算された前記距離に従って、前記複数のレイアウトから所定の数のレイアウトを選択するレイアウト選択ステップと、
    前記所定数のレイアウトのうちの少なくとも1つを、前記パーツ選択画面に代えて表示するレイアウト表示ステップと、
    前記ユーザに、表示された前記レイアウトから所望のレイアウトを選択させるレイアウト選択許容ステップと、
    選択された前記レイアウトに従って前記全体イメージを作成するイメージ作成ステップと
    を備えたことを特徴とするデザイン方法
  11. 請求項10に記載の、葉書デザインシステムのためのデザイン方法において、前記レイアウト作成ステップにおいて、前記選択されたパーツの配置の位置を異ならせることにより、前記異なる複数のレイアウトを作成することを特徴とするデザイン方法
  12. 請求項10または11に記載の、葉書デザインシステムのためのデザイン方法において、前記レイアウト作成ステップにおいて、前記選択されたパーツの中の特定のパーツを複数回使用することにより、前記異なる複数のレイアウトを作成することを特徴とするデザイン方法
  13. 請求項10乃至12のいずれか一つに記載の、葉書デザインシステムのためのデザイン方法において、前記レイアウト作成ステップにおいて、前記選択されたパーツの中の特定のパーツのイメージのサイズを変更することにより、前記異なる複数のレイアウトを作成することを特徴とするデザイン方法
  14. 請求項10乃至13のいずれか一つに記載の、葉書デザインシステムのためのデザイン方法において、
    前記レイアウト選択手段は、前記レイアウト作成手段により作成された前記異なる複数のレイアウトを表示する表示手段を有し、
    前記レイアウト選択許容手段は、当該表示された異なるレイアウトの中の1つを前記ユーザに指定させて前記1つのレイアウトを選択させるポインティング手段を有する
    ことを特徴とするデザイン方法
  15. 請求項10乃至14のいずれか一つに記載の、葉書デザインシステムのためのデザイン方法において、
    前記葉書デザインシステムは、色パレット選択手段および色指定手段をさらに有し、1つの色パレットが複数の色サンプルを有しており、
    前記デザイン方法は、
    前記複数の色サンプルが異なる複数の色パレットの中から1つの色パレットを前記色パレット選択手段により選択する色パレット選択ステップと、
    当該選択された色パレットの中から前記選択されたパーツの中の特定のパーツで使用する色を前記色指定手段により指定する色指定ステップと
    をさらに有し、
    前記イメージ作成ステップにおいて、前記色指定手段により指定される色を使用して全体イメージを作成する
    ことを特徴とするデザイン方法。
  16. 請求項10乃至15のいずれか一つに記載の、葉書デザインシステムのためのデザイン方法において、
    前記葉書デザインシステムは、分析手段および画像処理手段をさらに有し、
    前記複数のパーツの中の色データを有する特定の種類のパーツの色の特徴を前記分析手段により分析し、
    複数の色パレットを有し、前記分析手段により分析された色の特徴に対応する色パレットを使用して、前記選択されたパーツの中の色データを有する前記特定の種類のパーツとは別の種類のパーツの色を前記画像処理手段により変更する
    ことを特徴とするデザイン方法。
  17. 請求項10乃至16のいずれか一つに記載の、葉書デザインシステムのためのデザイン方法において、
    前記レイアウト作成表示手段により作成された前記異なる複数のレイアウトを所定数のレイアウトに削減し、
    前記レイアウト選択許容手段が、前記ユーザに、当該削減された所定数のレイアウトの中から1つのレイアウトを選択させる
    ことを特徴とするデザイン方法。
  18. 請求項10乃至17のいずれか一つに記載の、葉書デザインシステムのためのデザイン方法において、
    前記葉書デザインシステムは情報処理手段をさらに有し、
    前記選択されたパーツは文字を有する異なる種類の複数のパーツを有し、
    当該文字を有する複数のパーツが前記レイアウトに使用される場合には、前記複数のパーツの文字の書体を前記情報処理手段により統一する
    ことを特徴とするデザイン方法。
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