JPH10232947A - 文書処理装置および記録媒体 - Google Patents

文書処理装置および記録媒体

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JPH10232947A
JPH10232947A JP32027897A JP32027897A JPH10232947A JP H10232947 A JPH10232947 A JP H10232947A JP 32027897 A JP32027897 A JP 32027897A JP 32027897 A JP32027897 A JP 32027897A JP H10232947 A JPH10232947 A JP H10232947A
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伸一 野島
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定道 松本
Miyuki Sasaki
美由紀 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザによるレイアウトの選択や選択したレ
イアウトに部品を挿入する操作を簡単にし、かつユーザ
の簡単な操作により部品を記憶する記憶容量を大きくす
ることなくユーザが部品として選択できる数を増加させ
る文書処理装置を提供する。 【解決手段】 レイアウトデータ及び部品データを基に
表示手段14の画面上にレイアウト領域及び部品一覧領
域を設定し、レイアウト領域に1または複数のレイアウ
ト,部品一覧領域にレイアウトに挿入するための部品一
覧を表示させる制御を行うレイアウト/部品一覧表示制
御手段13aと、部品一覧の中から1つの部品が選択さ
れた場合、その部品をレイアウト領域に表示の全レイア
ウトの該当するフィールドに挿入する部品挿入処理手段
13bと、部品データを修飾するための効果データを記
憶する効果データ記憶手段12cと、効果データを用い
て部品データの修飾処理を行う修飾処理手段13cとを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、葉書(例えば、年
賀状、暑中見舞い等の葉書)や各種カード(例えば、ク
リスマスカード)等に対し、文章や画像等を任意に組み
合わせてレイアウトし、印刷することが可能なワードプ
ロセッサ、パーソナルコンピュータ等の文書処理装置お
よびそれら処理をコンピュータに実行させるプログラム
を記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の文書処理装置の1例とし
て、ワードプロセッサにおいて年賀状のデザインを行う
場合について説明する。 §1:年賀状のデザイン処理手順の説明 従来、ワードプロセッサを使用して年賀状をデザインす
る場合、例えば、次のような手順により処理していた。 (1):レイアウト画面を表示し、その一覧の中からど
れか一つのレイアウトを選ぶ。 (2):次に、前記画面上で、レイアウトの各フィール
ドの部品一覧から部品を選び、位置、大きさを指定して
レイアウトに挿入する。 (3):前記挿入した部品を修正したい場合は、各部品
の修正方法一覧から選択する。 (4):前記部品の挿入処理が終了したら、その結果の
データをフレキシブルディスク等に保存する。 (5):前記フレキシブルディスクに保存したデータを
読み出し、葉書に印刷する。
【0003】§2:具体例による説明・・・図29〜図
36参照 (1):先ず、ワードプロセッサの表示画面に表示され
た初期画面には、各種処理メニューの選択画面が表示さ
れる。この画面上で例えば「葉書メーカー」のような葉
書作成用のメニューを選択すると、図29に示したよう
なレイアウト選択画面が表示される。
【0004】このレイアウト選択画面には、「はがき縦
・縦書き」、「はがき縦・横書き」、「はがき横・縦書
き」、「はがき横・横書き」等の各種レイアウト一覧が
表示される。なお、この例ではタイトル1と、イラスト
2と、本文3の組み合わせからなるレイアウトが表示さ
れる。そして、このレイアウト選択画面上でレイアウト
を選択すると、いずれか1つのレイアウトが表示され
る。 (2):前記のようにしてレイアウトが選択されると、
次に図30に示した作業選択画面(その1)が表示され
る。この作業選択画面(その1)では、前記選択された
1つのレイアウトが表示されると共に、次の作業を選択
するための作業メニューが表示される。前記作業メニュ
ーとしては、「タイトル選択」、「イラスト選択」、
「あいさつ文選択」・・・等である。 (3):前記作業メニューで「イラスト選択」を選択す
ると図31に示した「イラスト選択画面」が表示され
る。この画面では十二支(ねずみ、うし、とら・・・
等)に関する文字によりイラストが表示される。 (4):前記イラスト選択画面で例えば、「ねずみ・・
・1」を選択すると、図34に示した作業選択画面(そ
の2)のように、前記選択した「ねずみ・・・1」のイ
ラストがレイアウトの所定のフィールドに表示される。
そして、この「作業選択画面」(その2)上で再び次の
作業を選択できるようになる。 (5):次に「作業選択画面」(その2)上で「タイト
ル選択」のメニューを選択すると、図33に示したよう
な年賀状の「タイトル選択画面」が表示される。この
「タイトル選択画面」では「恭賀新年(筆)、謹賀新年
(筆)・・・迎春(筆)・・・1、迎春(筆)・・・
2」等が表示される。 (6):前記「タイトル選択画面」で例えば、「迎春
(筆)・・・2」を選択すると図34に示したような作
業選択画面(その3)上に、前記選択した「ねずみ・・
・1」のイラストと、「迎春(筆)・・・2」のタイト
ルが表示される。 (7):その後、作業選択画面(その3)上で「あいさ
つ文選択」のメニューを選択すると図35に示したよう
な「あいさつ文選択画面」が表示される。この「あいさ
つ文選択画面」では、年賀状に書く本文としての各種挨
拶文がメニュー表示される。 (8):前記「あいさつ文選択画面」でいずれかの挨拶
文を選択すると図36に示したように作業選択画面(そ
の4)上に、前記選択したイラスト、タイトル、及び挨
拶文が表示される。その後、前記挿入したイラスト、タ
イトル、及び挨拶文等の部品を修正したい場合は、各部
品の修正方法一覧から選択することで修正する。
【0005】以上の処理により年賀状の文書を作成する
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1):レイアウトの各フィールドの部品を選択する
際、部品一覧が文字で表現されているため、部品の内容
が視覚的に認識できず、不便であった。 (2):一つのレイアウトを対象として部品の挿入を行
うため、他のレイアウトに変えたい場合、レイアウトの
選択をやり直し、部品も再度選択する必要があった。従
って、余分な手間と時間がかかっていた。 (3):文書処理装置が部品として提供する画像データ
などは、1つの部品データのデータ量が大きいため、記
憶手段に格納している部品データ数が少なく、従ってユ
ーザが選択できる部品の選択肢も狭かった。よって、ユ
ーザにより選択できる部品数を増やすためには、容量の
大きな記憶装置を必要としていた。また、装置が部品一
覧に表示して提供する部品以外のデータを部品として取
り扱い所望のフィールドに挿入するために、ユーザは他
の編集処理によって新たにデータを作成する必要があ
り、手間と時間がかかっていた。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決
し、葉書やカード等のレイアウトに部品を挿入して文書
データを作成する装置およびコンピュータにより文書デ
ータ作成処理を実行させるプログラムにおいて、ユーザ
によるレイアウトの選択や選択したレイアウトに部品を
挿入する操作を簡単にし、かつユーザの簡単な操作によ
り部品を記憶する記憶容量を大きくすることなくユーザ
が部品として選択できる数を増加させると共に、表示画
面上で視覚的に情報を把握できるようにして、任意のレ
イアウトの文書データが容易に、かつ短時間で処理でき
るようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明は前記の目的を達成するため、次のよ
うに構成した。 (1):文書のレイアウトを行うためのレイアウトデー
タを記憶するレイアウトデータ記憶手段12a及び各レ
イアウトに挿入する部品の部品データを記憶する部品デ
ータ記憶手段12bを備え、該各記憶手段12a,12
bのデータを用いた文書の作成処理を行う文書処理装置
であって、前記レイアウトデータ記憶手段12a及び部
品データ記憶手段12bのデータを基に表示手段14の
画面上にレイアウト領域及び部品一覧領域を設定し、前
記レイアウト領域に1または複数のレイアウトを表示さ
せ、前記部品一覧領域にレイアウトに挿入するための部
品一覧を表示させる制御を行うレイアウト/部品一覧表
示制御手段13aと、前記部品一覧領域に表示された部
品一覧の中から1つの部品が選択された場合、その部品
を前記レイアウト領域に表示されている全てのレイアウ
トの該当するフィールドに挿入する部品挿入処理手段1
3bと、前記部品データを修飾するための効果データを
記憶する効果データ記憶手段12cと、前記効果データ
を用いて前記部品データの修飾処理を行う修飾処理手段
13cと、を備えていることを特徴とする。 (2):前記文書処理装置の前記修飾処理手段13c
は、選択されたレイアウトのフィールドに挿入された部
品に対し、前記効果データを用いて修飾処理を行う。 (3):前記文書処理装置の前記修飾処理手段13c
は、前記レイアウト領域に表示されている全てのレイア
ウトの該当フィールドに前記部品挿入処理手段によって
挿入された部品に対し、前記効果データを用いて修飾処
理を行う。 (4):前記文書処理装置の修飾処理手段13cは、前
記部品一覧領域に表示されている部品に対し、前記効果
データを用いて修飾処理を行う。 (5):前記文書処理装置の前記効果データは複数個の
データで構成され、前記修飾処理手段13cは、入力手
段11による指示に応じで修飾処理に用いるデータ個数
を決定する。 (6):前記文書処理装置の修飾処理手段13cは、修
飾処理に用いるデータ個数を前記入力手段11による指
示の回数に応じて決定する。 (7):前記文書処理装置の修飾処理手段13cは、修
飾処理に用いるデータ個数を前記入力手段11による指
示の連続入力時間に応じて決定する。 (8):前記文書処理装置は前記修飾処理を行うための
画面を表示し、前記修飾処理手段13cは、該表示され
た画面の領域に対する前記入力手段11による指示に応
じて修飾処理に用いるデータ個数を決定する。 (9):前記文書処理装置の修飾処理手段13cは、前
記表示された画面の第1の領域に対する前記入力手段1
1による指示の回数に応じて修飾処理に用いるデータ個
数を決定する。 (10):前記文書処理装置の修飾処理手段13cは、
前記表示された画面の第1の領域に対する前記入力手段
11による指示の連続入力時間に応じて修飾処理に用い
るデータ個数を決定する。 (11):前記文書処理装置の修飾処理手段13cは、
該表示された画面の第2の領域に対する前記入力手段1
1による指示により修飾処理に用いるデータ個数を順次
増加または減少させる。 (12):前記文書処理装置は効果データと前記部品デ
ータの対応情報を備え、前記修飾処理手段13cは、該
対応情報に基づき前記部品データに対応する前記効果デ
ータを用いて修飾処理を行う。 (13):また、少なくともイメージデータを含む文書
の作成処理を行う文書処理装置であって、処理対象とす
るイメージデータを選択する手段と、イメージデータを
修飾するための複数個のデータからなる効果データを記
憶する手段と、前記効果データを用いて前記選択された
イメージデータの修飾処理を行う手段と、を備えている
ことを特徴とした文書処理装置である。 (14):(13)の文書処理装置は指示をするための
入力手段を備え、前記入力手段による指示に応じて修飾
処理に用いるデータ個数を決定する。 (15):(14)の文書処理装置は、前記修飾処理に
用いるデータ個数を前記入力手段による指示の回数に応
じて決定する。 (16):(14)の文書処理装置は、前記修飾処理に
用いるデータ個数を前記入力手段による指示の連続入力
時間に応じて決定する。 (17):(14)の文書処理装置は、前記修飾処理を
行うための画面を表示し、前記表示された画面の領域に
対する前記入力手段による指示に応じて修飾処理に用い
るデータ個数を決定する. (18):(17)の文書処理装置は、前記修飾処理に
用いるデータ個数は、前記表示された画面の第1の領域
に対する前記入力手段による指示の回数に応じて決定す
る。 (19):(17)または(18)の文書処理装置は、
前記修飾処理に用いるデータ個数は、前記表示された画
面の第1の領域に対する前記入力手段による指示の連続
入力時間に応じて決定する。 (20):(17)乃至(19)の文書処理装置は、該
表示された画面の第2の領域に対する入力手段による指
示により、前記修飾処理に用いるデータ個数を順次増加
または減少させる。 (21):文書のレイアウトを行うためのレイアウトデ
ータ及び各レイアウトに挿入する部品の部品データを用
いた文書の作成処理を行うコンピュータを、前記レイア
ウトデータ及び部品データを基に表示手段の画面上にレ
イアウト領域及び部品一覧領域を設定し、前記レイアウ
ト領域に1または複数のレイアウトを表示させ、前記部
品一覧領域にレイアウトに挿入するための部品一覧を表
示させる制御を行う手段、前記部品一覧領域に表示され
た部品一覧の中から1つの部品が選択された場合、その
部品を前記レイアウト領域に表示されている全てのレイ
アウトの該当するフィールドに挿入する手段、前記部品
データを修飾するための効果データを用いて前記部品デ
ータの修飾処理を行う手段、として機能させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体である。 (22):少なくともイメージデータを含む文書の作成
処理を行うコンピュータを、処理対象とするイメージデ
ータを選択する手段と、イメージデータを修飾するため
の複数個のデータからなる効果データを用いて前記選択
されたイメージデータの修飾処理を行う手段と、として
機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体である。
【0009】(作用)前記構成に基づく本発明の作用
を、図1に基づいて説明する。 (a):レイアウト/部品一覧表示制御手段13aは、
レイアウトを行うためのレイアウトデータを記憶するレ
イアウトデータ記憶手段12a及びレイアウトに挿入す
る部品の部品データを記憶する部品データ記憶手段12
bのデータを基に表示手段14の画面上にレイアウト領
域及び部品一覧領域を設定し、前記レイアウト領域に1
または複数のレイアウトを表示させ、前記部品一覧領域
にレイアウトに挿入するための部品一覧を表示させる制
御を行う。
【0010】そして、部品挿入処理手段13bは、部品
一覧領域に表示された部品一覧の中から1つの部品の選
択を示す選択情報が入力手段11から入力されると、そ
の選択された部品を前記レイアウト領域に表示されてい
る全てのレイアウトの該当するフィールドに挿入する。
さらに、効果データ記憶手段12cは、前記部品データ
を修飾するための効果データを記憶しており、修飾処理
手段13cは、前記入力手段11からの部品の修飾を示
す部品効果付加情報に基づき、前記効果データを用いて
前記部品データの修飾処理を行う。 (b):選択されたレイアウトのフィールドに挿入され
た部品に対し、前記入力手段11からの部品の修飾を示
す部品効果付加情報に基づき、前記効果データを用いて
修飾処理を行うよう前記修飾処理手段13cを構成して
もよい。 (c):前記レイアウト領域に表示されている全てのレ
イアウトの該当フィールドに前記部品挿入処理手段13
bによって挿入された部品に対し、前記入力手段11か
らの部品の修飾を示す部品効果付加情報に基づき、前記
効果データを用いて修飾処理を行うよう前記修飾処理手
段13cを構成してもよい。 (d):前記部品一覧領域に表示されている部品に対
し、前記入力手段11からの部品の修飾を示す部品効果
付加情報に基づき、前記効果データを用いて修飾処理を
行うよう前記修飾処理手段13cを構成してもよい。 (e):前記効果データを複数個のデータで構成し、前
記入力手段11による指示に応じて修飾処理に用いるデ
ータ個数を決定するよう修飾処理手段13cを構成して
もよい。 (f):また、修飾処理に用いる前記データ個数を前記
入力手段11による指示の回数に応じて決定するよう修
飾処理手段13cを構成してもよい。 (g):また、修飾処理に用いる前記データ個数を前記
入力手段11による指示の連続入力時間に応じて決定す
るよう修飾処理手段13cを構成してもよい。 (h):また、修飾処理を行うための画面を表示し、該
表示された画面の領域に対する前記入力手段11による
指示に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定するよ
う前記修飾処理手段13cを構成してもよい。 (i):また、前記表示された画面の第1の領域に対す
る前記入力手段11による指示の回数に応じて修飾処理
に用いるデータ個数を決定するよう修飾処理手段13c
を構成してもよい。 (j):また、前記表示された画面の第1の領域に対す
る前記入力手段11による指示の連続入力時間に応じて
修飾処理に用いるデータ個数を決定するよう修飾処理手
段13cを構成してもよい。 (k):また、前記表示された画面の第2の領域に対す
る前記入力手段11による指示により修飾処理に用いる
データ個数を順次増加または減少させるよう修飾処理手
段13cを構成してもよい。 (l):前記効果データと前記部品データの対応情報1
2dを備えるよう構成し、該対応情報12dに基づき前
記部品データに対応する前記効果データを用いて修飾処
理を行うよう前記修飾処理手段13cを構成してもよ
い。
【0011】以上のようにして、葉書やカード等のレイ
アウトに部品を挿入して文書データを作成する装置にお
いて、ユーザによるレイアウトの選択や選択したレイア
ウトに部品を挿入する操作を簡単にすることができると
共に、部品データよりもデータ量の小さい該部品データ
を修飾するための効果データを用い、その効果データを
用いたユーザによる修飾処理の指示も上記のような簡単
な操作であるから、ユーザの簡単な操作により部品を記
憶する記憶容量を大きくすることなくユーザが部品とし
て実質的に選択できる数を増加させることができる。さ
らに、表示画面上で視覚的に情報を把握できるから、任
意のレイアウトの文書データが容易に、かつ短時間で処
理できる。
【0012】また、公知のイメージデータを含む文書を
作成する文書作成装置およびコンピュータに、上述の修
飾処理手段13cの機能を提供するように構成する、ま
たはそれら装置においてその機能を実現させるためのプ
ログラムを実行させることにより上述と同様の作用効果
を得ることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。以下に説明する実施例は、本願発明の
文書処理装置をワードプロセッサ(以下単に「装置」と
も記す)に適用した例である。なお、以下の説明では、
本発明の機能を使用して文書を作成する例について説明
するが、この場合、各レイアウトに挿入するタイトル、
イラスト、本文(挨拶分等)等を「部品」と記す。
【0014】§1:装置構成の説明・・・図2,図3参
照 図2は実施例の装置説明図である。また、図3はレイア
ウトデータの概略図である。実施例の装置は、装置本体
10と、前記装置本体10に接続された入力装置11、
表示装置14、外部記憶装置17、印刷装置18等で構
成する。そして前記装置本体10には、CPU14と、
記憶装置12を設け、前記記憶装置12として、ROM
15、RAM16等で構成する。前記各部の機能等は次
の通りである。 (1):入力装置11は、マウス、タッチパネル(表示
装置の表示画面上に配置され、指やペンなどによる押圧
を検出し、その押圧位置から表示画面上の指示位置を求
める際に使用される入力装置)、キーボード等からな
り、各種選択指示、データ入力、制御情報入力等を行う
ものである。なお、本実施例の図面にはタッチパネルを
使用した例を図示してある。 (2):表示装置14は、装置本体10で処理されたデ
ータを表示するものである。なお、本実施例の表示装置
14は液晶表示パネルを備えており、この液晶表示パネ
ル上にはタッチパネルが配置されている。そして、前記
液晶表示パネルの画面上、つまりタッチパネルの任意の
位置にタッチすることで必要な情報を入力することがで
きるようになっている。 (3):ROM15は、レイアウトデータ、部品デー
タ、CPU13を制御して本発明の処理を実行させる制
御プログラム等を格納しておく不揮発性メモリである。
前記ROM15に格納されたレイアウトデータは、図3
に示したように、処理対象レイアウト全体のフィールド
数(n)と、処理対象レイアウトのフィールド数(n)
分のフィールド情報で構成されている。
【0015】そして各フィールド情報は、フィールドの
種類(どのような属性の部品を挿入するか等の情報)、
矩形状のフィールド領域の左上位置をY/X座標値で示
したフィールド位置、縦/横サイズで示したフィールド
領域の大きさ、フィールド領域に挿入される部品に対し
て行う修飾の種類を示した修飾情報(左右反転、上下反
転、任意角度の回転、縦/横書き等)の各情報で構成さ
れている。 (4):CPU13は、ROM15に格納されている制
御プログラムの制御により処理を実行することにより、
装置本体10の各種制御を行うプロセッサである。 (5):RAM16は、CPU13がワーク用として使
用するメモリである。なお、以下に説明する文書の組み
立ては、このRAM16上で行う。 (6):外部記憶装置17は、フロッピィディスクドラ
イブ、ハードディスクドライブ、光磁気ディスクドライ
ブ、あるいはCD−ROMドライブなどであり、前記R
OM15が格納しているレイアウトデータ、部品デー
タ、制御プログラムを格納させておき、前記ROM15
の代わりとして使用してもよい。 (7):印刷装置18は、装置本体10から出力される
データを印刷媒体上に印刷するものである。
【0016】本実施例では、一般的なワードプロセッサ
の構成により本発明の処理を説明するが、パソコンやワ
ークステーションなどの公知のコンピュータによっても
実現できる。その公知のコンピュータで本発明を実現す
るためには、まず、ROM15に格納されている制御プ
ログラム,各種データを外部記憶装置17の記録媒体に
格納させておく。そして、その記録媒体から制御プログ
ラム、各種データを読み出してRAM16に格納した
後、そのRAM16に格納した制御プログラムにより後
述の処理内容をCPU13に実行させるように制御す
る。また、後述するようにな各種データをROM15か
ら読み出しRAM16に格納する処理は、各種データが
予め格納されているRAM16の領域からRAM16の
ワーク領域に格納する処理で実現される。
【0017】§2:基本処理(レイアウト/部品一覧画
面の表示処理)の説明・・・図4、図5参照 図4はレイアウト/部品一覧画面説明図、図5はレイア
ウト/部品一覧画面の表示処理フローチャートである。
以下、図4、図5に基づいて基本処理(レイアウト/部
品一覧画面の表示処理)を説明する。なお、S1〜S5
は各処理ステップを示す。 (1):レイアウト/部品一覧画面の説明・・・図4参
照 前記装置において、例えば、本発明の機能を利用し年賀
状に印刷するための文書を作成する場合、ユーザは図示
しない初期画面から順次画面上のメニューを選択するこ
とでその文書を自動的に作成することができ、そのユー
ザによる操作手順は例えば次の通りである。
【0018】先ず、図示しない表示装置14の画面上に
初期画面として表示された機能選択画面のメニューか
ら、本発明の機能を用いて文書を作成する処理項目を選
択する。この処理項目の選択により、図4に示すような
レイアウト/部品一覧画面(レイアウトと部品一覧の画
面)が表示装置14の画面上に表示される。前記レイア
ウト/部品一覧画面では、画面のA側(図4の左側)を
レイアウト領域、B側(図4の右側)を部品一覧領域と
され、前記レイアウト領域Λには複数のレイアウト(例
えば、年賀状のレイアウト)が表示され、前記部品一覧
領域Bには部品一覧(レイアウトに挿入する部品の一
覧)が表示される。
【0019】また、前記レイアウト領域Aには「次」と
「前」の表示画像が表示され、前記部品一覧領域Bには
「前」と、「部品属性」と、「部品属性」と、「部
品属性」と、「次」の表示画像が表示される。(以
下、これらの表示画像のことをボタンと称する。)この
場合、前記「次」ボタンは表示装置14の画面上に表示
されていない次頁のデータを表示させるためのボタンで
あり、「前」ボタンは表示装置14の画面上に表示され
ていない前頁のデータを表示させるためのボタンであ
る。
【0020】前記部品一覧領域Bには、複数の部品表示
領域b1、b2、b3・・・b9を設定され、各部品表
示領域にはユーザにより選択された部品属性の部品一覧
が表示されるようになっている。また、部品一覧領域B
に設けた部品属性、、の各ボタンは部品属性を選
択するためのものであり、このボタンにより選択した属
性の部品一覧が前記部品表示領域b1、b2、b3・・
・b9にそれぞれ表示される。なお、この例では前記部
品属性がイラスト、部品属性がタイトル、部品属性
が本文(挨拶文等)である。
【0021】そして、部品属性等を選択すると、前記レ
イアウト/部品一覧画面の表示内容は順次変化するが、
その初期画面ではA側のレイアウト領域にレイアウトの
み(部品は表示されない)が複数表示され、部品一覧領
域には部品属性(イラスト)の部品一覧が表示され
る。この場合、レイアウト領域Aに表示された各レイア
ウト内の各フィールドには、、の符号を図示して
あるが、これは前記フィールドの種類を部品属性、
、で示したものである。例えば、で示したフィー
ルドには部品属性の部品が挿入されるフィールドであ
ることを示し、で示したフィールドには部品属性の
部品が挿入されるフィールドであることを示し、で示
したフィールドには部品属性の部品が挿入されるフィ
ールドであることを示している。
【0022】なお、この画面では、表示された「前」ボ
タンを押すと表示装置14の画面上に表示されていない
前頁のデータが表示され、「次」ボタンを押すと表示装
置14の画面上に表示されていない次頁のデータが表示
される。すなわち、レイアウトや部品一覧が複数頁にわ
たる場合には、ユーザは前記「前」ボタンと「次」ボタ
ンの操作により前後の頁を見ることができる。 (2):基本処理(レイアウト/部品一覧画面の表示処
理)の説明・・・図5参照 前記本発明の機能を実行する処理項目を選択して文書を
作成する場合、先ず、基本処理として、表示装置14に
より前記レイアウト/部品一覧画面を表示するが、この
場合、制御プログラムの制御により次のような処理がC
PU13で行われる。
【0023】ユーザの操作により入力装置11から本発
明の機能を実行する処理項目を選択する選択情報が入力
されると(ステップS1)、CPU13は前記選択情報
を基に、記憶装置12のROM15に格納されている図
3に示されるレイアウトデータを読み出しRAM16へ
格納する(ステップS2)。前記処理項目の選択検出
は、例えば入力装置11であるタッチパネルへの押圧を
検出し、その押圧された位置に対応する画面位置に表示
している処理項目が本発明の機能を用いた処理項目か否
かを判断することにより行う。
【0024】次にCPU13は、RAM16に格納され
でいるレイアウトデータを読み出して解析し、そのレイ
アウトデータのフィールド情報に従いフィールドを表す
描画データに展開して表示装置14に出力し、その画面
上に設定したレイアウト領域Aにフィールドを表す描画
を行う(ステップS3)。CPU13は前記ステップS
2、S3の処理を1画面に表示可能な数分(1頁分)だ
け、レイアウトの表示処理を繰り返して行う。このよう
にして図4の画面上のA側のレイアウト領域にレイアウ
トを表示する。
【0025】前記処理が終了するとCPU13は、記憶
装置12のROM15に格納されている部品データを読
み出しRAM16へ格納する(ステップS4)。次にC
PU13は、RAM16に格納されている部品データを
読み出して解析し、その部品データを前記表示装置14
で表示可能な描画データに展開して表示装置14へ出力
する(S5)。この場合、部品一覧の部品属性の初期値
を部品属性としているので、部品属性(イラスト)
の部品データの展開データのみを表示装置14へ出力す
る。
【0026】CPU13は、前記ステップS4、S5の
処理を1画面に表示可能な数分だけ、部品の表示処理を
繰り返して行う。このようにして図4の画面上のB側に
部品一覧を表示する。このように、表示装置14の画面
上のA側にレイアウトの一覧、B側に部品の一覧が表示
された後、ユーザによってレイアウト領域Aに表示した
「前」または「次」ボタンが選択されると、CPU13
は選択されたボタンに応じてさらに前記ROM15のア
ドレスを変えてレイアウトデータを読み出してRAM1
6に格納した後、前記ステップS3と同様の処理によっ
てレイアウトデータを解析し、展開した描画データを表
示装置14に出力し、レイアウト領域に異なるレイアウ
トデータを表示する。この際、部品一覧領域Bに表示さ
れている部品データの変更は行わない。
【0027】また、部品一覧領域Bに表示した「前」ま
たは「次」ボタンが選択されたときも同様に、CPU1
3は選択されたボタンに応じて前記ROM15のアドレ
スを変えて部品データを読み出してRAM16に格納す
る。そして、前記ステップS5と同様の処理によって部
品データを展開した描画データを表示装置14に出力
し、部品一覧領域Bの各部品表示領域に異なる部品デー
タを表示する。この際、レイアウト領域Aに表示されて
いるレイアウトデータの変更は行わない。
【0028】さらに、上記のように、部品属性が選択
されている状態で、現在の部品属性と異なる部品属性で
ある部品属性または部品属性を選択するボタンが押
されると、CPU13は前記ステップS4、S5と同様
の処理を行う。つまり、押されたボタンの部品属性に対
応する部品データをROM等の記憶装置からRAMへ読
み込み、その部品データを解析して描画データに展開し
表示装置14へ出力する。この処理によって、部品一覧
領域Bの各部品表示領域b1〜b9に、選択された部品
属性の部品を表示する。
【0029】§3:部品挿入処理の説明・・・図6、図
7参照 図6は部品挿入画面説明図、図7は部品挿入処理フロー
チャートである。以下、図6、図7に基づいて部品挿入
処理を説明する。なお、S10〜S13は各処理ステッ
プを示す。 (1):部品挿入画面の説明・・・図6参照 前記のように、任意の部品属性を選択して部品を表示さ
せた後、前記部品一覧からいずれか1つの部品を選択す
ると、レイアウト領域Aに表示された全てのレイアウト
の選択された部品属性に該当するフィールドに、それぞ
れ前記選択された部品がフィールド情報の修飾情報(左
右反転、縦/横書き等)に従い挿入される。
【0030】すなわち、部品挿入画面では、部品一覧領
域に表示された部品の1つ(図の網掛け部分)を選択す
ると、レイアウト領域の全てのレイアウトの該当するフ
ィールド(部品挿入領域)に前記選択された部品が挿入
されて表示する(図6では、部品一覧領域の網掛け部分
が選択された部品であり、レイアウト領域の各レイアウ
トの網掛け部分が挿入された部品である)。
【0031】例えば、部品一覧領域に部品属性(イラ
スト)の部品が表示された状態で、いずれか1つの部品
(例えば部品−1)が選択されると、その部品が、レ
イアウト領域に表示された全てのレイアウトの該当する
フィールド(部品属性の挿入領域)に挿入されて表示
される。 (2):部品挿入処理の説明・・・図7参照 前記部品挿入処理を行う場合、ユーザの操作に基づきC
PU13は次のようにして処理を行う。前記のように、
任意の属性を有する部品を表示した状態で、ユーザの操
作により入力装置11から1つの部品(例えば図6に示
す部品−1)が選択され、その選択情報が入力される
と(ステップS10)、CPU13はRAM16内のレ
イアウトデータを読み出して解析する。そしてCPU1
3はレイアウト領域Aに表示された各レイアウトの該当
するフィールド(の属性をもつフィールド)を検索す
る(ステップS11)。
【0032】前記部品選択の検出は、例えば入力装置1
1であるタッチパネルへの押圧を検出し、その押圧され
た位置に対応する画面位置に部品が表示されているか否
かを判断し、該位置に表示している部品を特定すること
により行う。次にCPU13は、RAM16内のレイア
ウトデータから前記レイアウトの該当するフィールドの
情報を得る(ステップS12)。この情報としては、部
品を出力する位置、大きさ等の情報(図3参照)であ
る。そしてCPU13は、選択されたRAM16内の部
品データ(部品−1のデータ)をフィールド情報に従
い表示装置14へ出力する(ステップS13)。
【0033】CPU13は前記S11、S12、S13
の処理を1画面に表示されているレイアウト分だけ処理
を繰り返して行う。この処理により表示装置14ではA
側のレイアウト領域のレイアウトの現在の部品属性をフ
ィールド情報として備える全てのフィールドに、挿入さ
れた部品を表示する。また、レイアウトのフィールドに
部品が挿入されている状態で他の部品が選択された場合
も、前述と同様の処理によって、現在フィールドに挿入
して表示されている部品に換え、選択された部品を挿入
して表示する。
【0034】さらに、ユーザは各部品属性に切り換えて
それぞれ前述の部品挿入処理を行うための操作により、
任意の部品属性を持つ所望の部品をレイアウト領域に表
示された全てのレイアウトの該当するフィールドに挿入
することができる。CPU13は前述のように部品が選
択され、レイアウトの該当するフィールドに該部品が挿
入して表示された状態で、ユーザの操作によりレイアウ
ト領域Aの「前」または「次」ボタンが押されたことを
検出すると次の処理を行う。
【0035】「前」または「次」のボタンが押されたこ
とを検出すると、前述と同様の処理によって、押された
ボタンに基づきROM15に格納されているレイアウト
データを読み出し、RAM16に格納する。その後、C
PU13は、前記RAM16に格納した各レイアウトデ
ータのフィールド情報を用いてレイアウト領域Aにレイ
アウトの描画を行うが、このとき前述のように部品が選
択されている場合、その選択されている部品の属性に該
当するフィールドに該部品を挿入した形で描画データに
展開し、表示装置14へ出力する。
【0036】この処理をレイアウト領域Aに表示するレ
イアウト数分だけ繰り返し、レイアウトを切り換え表示
を行う。 §4:部品効果付加処理の説明・・・図6,図8〜図1
0 以下、図6,図8〜図10を使用して部品効果付加処理
について説明する。 (1):部品効果付加画面例・・・図6,図8参照 図8は部品効果付加画面例である。図8に示した部品は
図6,図7を用いて説明した部品挿入処理後の1例であ
る。この例での部品挿入処理は、図6の部品1゜−1
(うぐいすのイメージとする)が選択されてレイアウト
領域Aの各レイアウトの該当するフィールドに挿入した
ものである。
【0037】その部品挿入処理の後、ユーザがレイアウ
ト領域Aに表示されている「効果機能」ボタンを押すこ
とにより、選択された部品へ効果データを付加するため
の図8の部品効果付加画面が表示される。その部品効果
付加画面の左側には選択部品表示領域Cが設定され、前
述で選択された部品が表示される。また、右側には指示
ボタン表示領域Dが設定され、選択部品表示領域Cに表
示されている部品に対して効果データの付加を指示する
ための「部品効果付加」ボタン,元の部品の表示に戻す
指示を行うための「元の絵」ボタン,部品に対する効果
データの付加処理を決定するための「決定」ボタンが表
示される。
【0038】この部品効果付加画面が表示された状態に
おいて、ユーザは「部品効果付加」ボタンを押すことに
より、選択部品表示領域Cに表示されている部品に効果
データを付加し、効果データが付加された部品が所望の
表示となったところで「決定」ボタンを押すことにより
部品効果付加処理を終了させる。また、前述の操作によ
り効果データを部品に付加した状態において、「元の
絵」ボタンを押すことにより、選択部品表示領域Cに表
示されている部品が初めの部品のみの表示に戻る。
【0039】さらに、ユーザが効果データ数を超えて
「部品効果付加」ボタンを押すと、部品に付加された各
効果データの領域が、ボタンを押した回数に応じて順次
元の部品データに復元される。さらに、ユーザは選択部
品表示領域Cに表示されている部品に対して直接操作を
行うことによっても効果データの付与/復元を行うこと
ができる。 (2):部品データの説明・・・図9参照 図9は部品データの説明図であり、この部品データのデ
ータ構造および使用方法について説明する。
【0040】図9に示されるように、部品データは、部
品数,部品コードに対応付けられた部品データ格納アド
レス,実際に表示される部品データで構成される。ここ
で示している部品データは1部品属性に対するものであ
り、このような部品データが部品属性毎に図2のROM
15に格納されている。この図9に示される部品データ
は、図5のフローチャートに示される部品一覧領域に部
品を表示するための処理において以下のように使用され
る。
【0041】図5のフローチャートのステップS4で
は、初期値として設定されている部品属性に対応する
各部品コードを用い、該部品コードに対応する部品デー
タ格納アドレスを得て、該アドレスに格納されている部
品データをROM15から読み出しRAM16に格納す
る処理を行っている。その後、ステップS5において、
RAM16に格納した部品データを解析し、描画データ
に展開して部品表示一覧Bの各部品表示領域にそれぞれ
部品を表示するよう表示装置14に出力している。 (3):部品効果情報および効果データの説明・・・図
10参照 図10は部品効果情報と効果データの説明図であり、同
図(a)が部品効果情報を示す図、同図(b)が1部品
の部品効果情報と効果データを示す図である。
【0042】部品効果情報は図10(a)に示されるよ
うに、図9の部品データと同様に、部品コードに対応付
けられた部品効果情報格納アドレス,実際の部品効果情
報で構成される。この部品効果情報格納アドレスは、実
際の部品効果情報が格納されているROM15のアドレ
スが示されている。そして、この部品効果情報は図10
(b)に示されるような、部品効果数、部品効果数分の
効果情報で構成されており、その各効果情報は効果デー
タの貼付位置,大きさ,格納アドレスで構成される。こ
の貼付位置は効果データを貼り付ける領域の左上位置を
Y/Xドット位置で示しており、大きさは効果データを
貼り付ける領域を縦/横ドット数で示しており、格納ア
ドレスは実際の効果データが格納されるROM15の先
頭アドレスを示している。 (4):第1の部品効果付加処理のフローチャートの説
明・・・図11〜図13参照 図11〜図13は第1の部品効果付加処理のフローチャ
ートである。なお、S21〜S40は各処理ステップを
示す。この第1の部品効果付加処理は、前述の「部品効
果付加画面」における指示ボタン表示領域Dに表示され
る各ボタンを操作することによって、同画面の選択部品
表示領域Cに表示される選択部品に効果データを付加す
る処理である。
【0043】部品効果付加処理を行う場合、ユーザの操
作に基づきCPU13は制御プログラムを用いて次のよ
うにして処理を行う。前述のように、レイアウト領域A
に表示されている「効果機能」ボタンがユーザによって
押されたことにより、部品効果付加機能の選択情報入力
を検出し(ステップS21)、「部品効果付加画面」の
データを表示装置14に出力して表示する(ステップS
22)。
【0044】ここで、「効果機能」ボタンの選択を検出
して「部品効果付加画面」を表示するように構成してあ
るが、部品一覧領域B内に表示されている部品の選択を
検出して「部品効果付加画面」を表示するよう構成して
もよい。そして、「部品効果付加画面」を使用したユー
ザの操作に対する以下の処理をした後、効果データを付
加した部品をレイアウト領域Aに表示されている各レイ
アウトの該当フィールドに挿入して表示するように構成
してもよい。これらの構成をとることにより、「効果機
能」ボタンをユーザに選択させるという操作を削減する
ことができる。
【0045】そして、選択されている部品(前述の例で
は部品−1)に対応する効果データの中から次にRO
M15から読み出すべき効果データを特定するために用
いる部品効果カウンタに初期値1を設定し(ステップS
23)、その選択されている部品のコードを用いて対応
する部品効果情報格納アドレスを特定し、該アドレスに
格納されている部品効果情報をROM15から読み出し
てRAM16に格納する(ステップS24)。
【0046】また、該部品効果情報で示される部品効果
数分の状態フラグをOFFにして初期状態とし(ステッ
プS25)、ユーザ操作による入力情報の検出状態とす
る。この状態フラグは、各効果データが既に部品に付加
されているかどうかを示すものであり、ONであれば付
加されていることを示し、OFFであればまだ付加され
ていないことを示す。
【0047】ユーザ操作による入力装置11からの入力
情報から「部品効果付加」ボタンが選択された(押され
た)ことを検出すると(ステップS26)、部品効果カ
ウンタが示す値が部品効果情報に含まれる部品効果数を
超えるか否か判定する(ステップS27)。その後、部
品効果カウンタの値で示される効果情報の効果データ格
納アドレスに基づき、ROM15に格納されている効果
データを読み出してRAM16に格納する(ステップS
29)。例えば、部品効果カウンタの値が1であれば、
図10(b)で示したような効果情報1の効果データ格
納アドレス1が効果データ1の読み出しに用いられ、ま
た、部品効果カウンタの値がnであれば、効果情報nの
効果データ格納アドレスnが効果データnの読み出しに
用いられる。
【0048】そして、部品効果カウンタの値で示される
状態フラグがONであるか否か判定し(ステップS3
0)、状態フラグがOFFであれば該部品効果カウンタ
によって示される効果情報の内容(貼付位置,大きさ)
に基づいて効果データを描画データに展開し、該効果デ
ータによってRAM16に展開されている部品データを
更新する(ステップS31)。
【0049】また、前記ステップS30により状態フラ
グがONであると判定されると、部品効果カウンタの値
によって示される効果情報の貼付位置,大きさで特定さ
れるRAM16の部品データの領域を、元の部品データ
のデータによって復元する。(ステップS32)このス
テップS31またはステップS32の処理の後、部品効
果カウンタで示される状態フラグのON/OFFを反転
させ(ステップS33)、部品効果カウンタに1を加え
る(ステップS34)。例えば、部品効果カウンタの値
が1であれば、効果データ1に対応する状態フラグ(例
えば、状態フラグ1)のON/OFFを反転させ、部品
効果カウンタの値を2に更新する。
【0050】これらの処理の後、RAM16に展開され
ている部品データを表示装置14に出力して「部品効果
付加画面」の選択部品表示領域Cに表示し(ステップS
35)、ステップS26のユーザ操作による入力装置1
1からの入力情報の検出処理に戻る。ユーザによって
「部品効果付加」ボタンが複数回押されることにより、
前述の処理ステップが繰り返され、部品に順次効果デー
タが付加されていく。
【0051】すると、「部品効果付加」ボタンを押され
た回数が部品効果数を超えた、つまり、ステップS27
において、部品効果カウンタが示す値が部品効果数を超
えると判定される。この判定により、部品効果カウンタ
を初期値1に設定する。(ステップS28)このとき全
ての状態フラグはONとなっており、ステップS30に
おいて正判定がなされるため、ステップS31の処理で
はなく、部品効果カウンタの値により示される部品効果
情報に従いRAM16の部品データに付加された効果デ
ータの領域を元の部品データに復元する処理を行う(ス
テップS32)。
【0052】この元データへの復元処理は、前述の効果
データの付加処理と同様、ユーザにより「部品効果付
加」ボタンの押される回数が効果データ数を超えるまで
行うことになる。また、前述のステップS26におい
て、ユーザ操作による入力装置11からの入力情報が
「部品効果付加」ボタンを選択したことを示すのではな
く、「元の部品」ボタンの選択を示すことを検出した場
合(ステップS36)、選択されている部品データをR
OM15から再度読み出してRAM16に格納し(ステ
ップS37)、部品効果カウンタを初期値1に設定し、
部品効果数分の状態フラグをOFFにして初期状態とす
る(ステップS38)。
【0053】これにより、RAM16の部品データは、
効果データが付加されていない元のデータに復元され、
前述のステップS35により元の部品が表示されること
になる。また、そのステップS36において、入力装置
11からの入力情報が「元の部品」ボタンの選択をを示
すものでなく、「決定」ボタンの選択を示すことを検出
した場合(ステップS39)、部品効果付加処理を終了
し、該処理が行われたRAM16の部品データをレイア
ウト領域Aに表示されている各レイアウトの該当フィー
ルドに挿入して表示する(ステップS40)。
【0054】以上が、指示ボタン表示領域Dに表示され
たボタンを操作して、選択部品へ効果データを付加する
処理を説明したものである。次に、選択部品表示領域C
に表示された部品に対する操作により、選択部品へ効果
データを付加する第2の部品効果付加処理について説明
する。 (5):第2の部品効果付加処理のフローチャートの説
明・・・図14、図15参照 図14,図15は第2の部品効果付加処理のフローチャ
ートである。なお、41〜S50は各処理ステップを示
す。この第2の部品効果付加処理は、ユーザによる前述
の「部品効果付加画面」の選択部品表示領域Cに表示さ
れている部品に対する操作をCPU13が検出して行う
ものである。
【0055】この第2の部品効果付加処理を行う場合、
ユーザの操作に基づきCPU13は制御プログラムを用
いて次のようにして処理を行う。なお、以下の説明は、
前述の第1の部品効果付加処理のフローチャートの説明
における、部品効果付加機能の選択情報入力の検出処理
(ステップS21)、「部品効果付加画面」のデータを
表示装置14に出力して表示させる処理(ステップS2
2)、選択されている部品のコードを用いて対応する部
品効果情報格納アドレスを特定し、該アドレスに格納さ
れている部品効果情報をROM15から読み出してRA
M16に格納する処理(ステップS24)、該選択部品
の部品効果情報で示される部品効果数分の状態フラグを
OFFにして初期状態とする処理(ステップS25)を
行った後の処理である。
【0056】ユーザ操作による入力装置11からの入力
情報から選択部品表示領域Cへの指示を検出すると(ス
テップS41)、部品効果情報検索カウンタに初期値1
を設定する(ステップS42)。そして、以下説明する
ユーザに指示された位置が、効果データが付加される領
域に含まれるかどうかの判定処理を行う。
【0057】まず、部品効果情報検索カウンタが部品効
果数を超えるか否か比較判定を行い(ステップS4
3)、超える場合にはこの第2の部品効果付加処理を終
了する。部品効果情報検索カウンタが部品効果数を超え
ない場合には、ユーザによって指示された位置が部品効
果情報検索カウンタの値で示される効果情報の効果デー
タの貼付位置と大きさで求まる領域内であるか否か判定
する。(ステップS45) 例えば、部品効果情報検索カウンタの値が1であれば、
効果情報1の効果データ1の貼付位置と大きさの情報を
用い、また、部品効果情報検索カウンタの値がnであれ
ば、効果情報nの効果データnの貼付位置と大きさの情
報を用いて前述の領域を求め判定を行う。
【0058】ユーザの指示位置が上記求めた領域内でな
いと判定されれば、部品効果情報検索カウンタに1を加
え(ステップS45)、ステップS43の比較判定処理
に戻る。このような処理により、ユーザの指示位置を含
む領域に付加される効果データがあるか否か検索する。
検索の結果、ステップS45において、ユーザの指示位
置を含む領域に付加される効果データの効果情報が特定
されると、現在の部品効果情報検索カウンタの値で示さ
れる状態フラグ(特定された効果情報に対応)がONで
あるか否か判定する。(ステップS46) その状態フラグがOFFであれば、部品効果情報検索カ
ウンタの値で示される効果情報の内容(貼付位置,大き
さ)に基づいて効果データを描画データに展開し、該効
果データによってRAM16に展開されている部品デー
タを更新し(ステップS47)、また状態フラグがON
であれば、該効果情報の内容で特定されるRAM16の
部品データの領域を、元の部品データのデータによって
復元する(ステップS48)。
【0059】このステップS47またはステップS48
の処理の後、部品効果情報検索カウンタで示される状態
フラグのON/OFFを反転させ(ステップS49)、
RAM16に展開されている部品データを表示装置14
に出力して「部品効果付加画面」の選択部品表示領域C
に効果データを付加/復元させた部品を表示し(ステッ
プS50)、この第2の部品効果付加処理を終了する。
【0060】以上、部品効果付加処理の内容説明を容易
とするために、第2の部品効果付加処理の説明を第1の
部品効果付加処理と独立して説明したが、第1の部品効
果付加処理のフローチャートのステップS38において
入力情報が「決定」でない場合に、第2の部品効果付加
処理のフローチャートを実行させ、その第2の部品効果
付加処理におけるステップS50のRAM16の部品デ
ータの表示の後に、第1の部品効果付加処理のフローチ
ャートのステップS26に戻るように構成させることに
より、部品効果付加処理を1つのフローチャートで実行
させることができる。
【0061】以上の説明が部品に効果データを付与する
ための専用の処理画面を表示して部品効果付加処理を行
う例であり、図16は部品に効果データを付与した結果
を示した図である。図16において、選択部品表示領域
C内の複数の矩形領域は、各効果情報の貼付位置,大き
さで求まる領域であり、その矩形領域内の網かけの表示
が実際に付加されたデータを示している。前述の第2の
部品効果付加処理は、ユーザの指示がこれらのいずれか
の矩形領域内であるか否かを判定しで処理を行っている
ものである。
【0062】次に、前述のような専用の処理画面を表示
することなく、部品に効果データを付与する第3の部品
効果付加処理について説明する。 (6):第3の部品効果付加処理のフローチャート・・
・図17,図18参照 図17,図18は第3の部品効果付加処理のフローチャ
ートである。なお、S61〜S73は各処理ステップを
示す。
【0063】この第3の部品効果付加処理を行う場合、
ユーザの操作に基づきCPU13は制御プログラムを用
いて次のようにして処理を行う。前述の第1の部品効果
付加処理のフローチャートにおいては、レイアウト領域
Aに表示されている「効果機能」ボタンがユーザによっ
て押されたことにより、ステップS21において部品効
果付加機能の選択情報入力を検出し、ステップS22に
おいて部品効果付加画面」のデータを表示装置14に出
力して表示するように構成しているが、この第3の部品
効果付加処理においては、これらの処理ステップは必要
とせず、代わりに「効果機能」ボタンの選択に対応する
処理内容を変更する。
【0064】ユーザが操作するための表示画面は、図4
に示すレイアウト/部品一覧画面であり、図6に示すよ
うにレイアウト/部品一覧画面に対するユーザの操作に
より部品が選択され、レイアウト領域Aの各レイアウト
の該当フィールドに選択された部品が挿入され表示され
ていることを初期状態とする。部品一覧領域Bの部品表
示領域に表示しているいずれかの部品が選択されたこと
を入力装置11からの入力情報により検出すると、ま
ず、部品効果カウンタに初期値として1を設定し(ステ
ップS61)、選択された部品のコードを用いて該部品
に対応する部品効果情報格納アドレスを特定し、該アド
レスに格納されている部品効果情報をROM15から読
み出してRAM16に格納する(ステップS62)。
【0065】そして、該部品効果情報で示される部品効
果数分の状態フラグをOFFにして初期状態とし(ステ
ップS63)、ユーザ操作による入力装置11からの入
力情報の判定処理を行う(ステップS64)。この状態
フラグは、各効果データが既に部品に付加されているか
どうかを示すものであり、ONであれば付加されている
ことを示し、OFFであればまだ付加されていないこと
を示す。
【0066】この入力情報の判定処理により「付加機
能」ボタンが選択された(押された)ことを検出する
と、部品効果カウンタが示す値が部品効果情報に含まれ
る部品効果数を超えるか否かを判定する(ステップS6
5)。部品効果カウンタが示す値が部品効果数を超えな
い場合、部品効果カウンタの値で示される効果情報の効
果データ格納アドレスに基づき、ROM15に格納され
ている効果データを読み出してRAM16に格納する
(ステップS67)。例えば、部品効果カウンタの値が
1であれば、図10(b)で示したような効果情報1の
効果データ格納アドレス1が効果データ1の読み出しに
用いられ、また、部品効果カウンタの値がnであれば、
効果情報nの効果データ格納アドレスnが効果データn
の読み出しに用いられる。
【0067】ステップS65において部品効果カウンタ
が部品効果数を超えると判定される場合には、部品効果
カウンタに初期値1を設定する(ステップS66)。そ
して、部品効果カウンタの値で示される状態フラグがO
Nであるか否か判定し(ステップS68)、状態フラグ
がOFFであれば該部品効果カウンタによって示される
効果情報の内容(貼付位置,大きさ)と、レイアウト領
域Aに表示している各レイアウトのフィールド情報の内
容(位置,大きさ)に基づいて効果データを描画データ
に展開し、該効果データによってRAM16に展開され
ている部品データを更新する(ステップS69)。
【0068】また、前記ステップS68により状態フラ
グがONであると判定されると、部品効果カウンタの値
によって示される効果情報の内容(貼付位置,大きさ)
と、レイアウト領域Aに表示している各レイアウトのフ
ィールド情報の内容(位置,大きさ)で特定されるRA
M16の部品データの領域を、元の部品データのデータ
によって復元する。(ステップS70)このステップS
69またはステップS70の処理の後、部品効果カウン
タで示される状態フラグのON/OFFを反転させ(ス
テップS71)、部品効果カウンタに1を加える(ステ
ップS72)。例えば、部品効果カウンタの値が1であ
れば、効果データ1に対応する状態フラグ(例えば、状
態フラグ1)のON/OFFを反転させ、部品効果カウ
ンタの値を2に更新する。
【0069】これらの処理を行った後、処理が行われた
RAM16の部品データをレイアウト領域Aに表示され
ている各レイアウトの該当フィールドに挿入して表示し
(ステップS73)、ステップS64の入力情報の判定
処理に戻る。前述のように、ステップS64において入
力情報が「付加機能」ボタンの選択を示すものではな
く、ユーザ操作による所望レイアウトの選択によるレイ
アウトの確定を検出する(例えば、入力装置11からの
入力情報が、表示しているレイアウトに対する押下を示
すことを検出)と、前述の処理が行われた部品データが
選択されたレイアウトの該当フィールドに挿入された文
書が作成され、この第3の部品効果付加処理を終了す
る。
【0070】以上の処理により、ユーザ操作により「効
果機能」ボタンが押されると、レイアウト領域Aの各レ
イアウトの該当フィールドに挿入して表示されている選
択部品に、該ボタンの押下回数に応じた個数の効果デー
タを付加して、または全ての効果データが選択部品に付
加されている場合に該ボタンの押下回数に応じた個数の
効果データを元データに復元して表示する。
【0071】また、この第3の部品効果付加処理におい
ても、前述の第1の部品効果付加処理と同様に、例え
ば、「元の部品」ボタンのような表示領域をレイアウト
/部品一覧表示画面上に設け、該ボタンの選択を検出し
て部品一覧領域に表示している選択部品を各レイアウト
のフィールドに挿入して表示することにより、効果デー
タの付加されている部品を元の部品に復元するようにし
てもよい。
【0072】さらに、前述のような専用の処理画面を表
示することなく、かつ「付加機能」ボタンの押下検出に
対応しで行う部品効果付加の処理内容を変えた例である
第4の部品効果付加処理についで説明する。 (7):第4の部品効果付加処理のフローチャート・・
・図19,図20,図21参照 図19,図20,図2は第4の部品効果付加処理のフロ
ーチャートである。なお、S81〜S101は各処理ス
テップを示す。
【0073】前述の第3の部品効果付加処理は、レイア
ウト領域Aに表示されている「効果機能」ボタンがユー
ザによって押されたことにより、レイアウト領域Aの各
レイアウトの該当フィールドに挿入して表示されている
選択部品に、該ボタンの押下回数に応じた個数の効果デ
ータを付加して表示するように構成しているが、この第
4の部品効果付加処理は、部品一覧領域Bの各部品表示
領域に表示されている部品に各々対応する効果データを
付加して表示するよう構成している。
【0074】この第4の部品効果付加処理を行う場合、
ユーザの操作に基づきCPU13は制御プログラムを用
いて次のようにして処理を行う。ユーザが操作するため
の表示画面は、図4に示すレイアウト/部品一覧画面で
あり、さらに、少なくとも部品一覧領域Bに表示可能な
部品数である複数の部品効果カウンタと複数の状態フラ
グと対象部品カウンタとを備える。例えば、図4に示す
表示画面では、9個の部品効果カウンタを備える。ま
た、対象部品カウンタが示す値は部品表示領域と対応し
ている。
【0075】まず、選択されている部品属性に対応する
複数の部品を部品一覧領域Bに表示するレイアウト/部
品一覧画面の表示の後(ステップS81)、部品一覧領
域Bに表示している部品数の部品効果カウンタに初期値
として1を設定し(ステップS82)、その部品一覧領
域Bに表示している部品のそれぞれのコードを用いて該
部品に対応する部品効果情報格納アドレスを特定し、該
アドレスに格納されている部品効果情報をROM15か
ら読み出してRAM16に格納する(ステップS8
3)。
【0076】また、対象部品カウンタにも初期値として
1を設定する。(ステップS84)そして、部品一覧領
域Bに表示している各部品対応の状態フラグを設定し
て、設定したそれぞれの状態フラグにおいて各部品の部
品効果情報で示される部品効果数分のフラグをOFFし
て初期状態とする(ステップS85)。この状態フラグ
は、各効果データが既に部品に付加されているかどうか
を示すものであり、ONであれば付加されていることを
示し、OFFであればまだ付加されていないことを示
す。
【0077】ユーザ操作による入力装置11からの入力
情報が「付加機能」ボタンの選択であると判定すると
(ステップS86)、対象部品カウンタが示す値が部品
一覧領域Bに表示している部品数を超えているか否か判
定する(ステップS87)。対象部品カウンタの示す値
が表示部品数を超えている場合、対象部品カウンタに初
期値1を設定して(ステップS88)、ステップS86
の入力情報の判定に戻る。
【0078】対象部品カウンタの示す値が表示部品数を
超えていない場合、対象部品カウンタが示す値に対応す
る部品表示領域に表示されている部品に対応する部品効
果カウンタが、該部品の部品効果情報に含まれる部品効
果数を超えているか否か判定し(ステップS89)、部
品効果カウンタが部品効果数を超えている場合、該部品
効果カウンタに初期値1を設定する(ステップS9
0)。
【0079】その後、該部品効果カウンタの値で示され
る効果情報の効果データ格納アドレスに基づき、ROM
15に格納されている効果データを読み出してRAM1
6に格納する(ステップS91)。例えば、部品効果カ
ウンタの値が1であれば、図10(b)で示したような
効果情報1の効果データ格納アドレス1が効果データ1
の読み出しに用いられ、また、部品効果カウンタの値が
nであれば、効果情報nの効果データ格納アドレスnが
効果データnの読み出しに用いられる。
【0080】この部品効果カウンタの値で示される状態
フラグがONであるか否か判定し(ステップS92)、
状態フラグがOFFであれば該部品効果カウンタによっ
て示される効果情報の内容(貼付位置,大きさ)と、対
象部品カウンタの値で示される部品表示領域の表示位
置,表示領域の大きさに基づいで効果データを描画デー
タに展開し、該効果データによってRAM16に展開さ
れている部品データを更新する(ステップS93)。
【0081】また、前記ステップS92により状態フラ
グがONであると判定されると、部品効果カウンタの値
によって示される効果情報の内容(貼付位置,大きさ)
と、対象部品カウンタの値で示される部品表示領域の表
示位置,表示領域の大きさで特定されるRAM16の部
品データの領域を、元の部品データのデータによって復
元する(ステップS94)。
【0082】このステップS93またはステップS94
の処理の後、部品効果カウンタで示される状態フラグの
ON/OFFを反転させ(ステップS95)、部品効果
カウンタに1を加える(ステップS96)。例えば、部
品効果カウンタの値が1であれば、効果データ1に対応
する状態フラグ(例えば、状態フラグ1)のON/OF
Fを反転させ、部品効果カウンタの値を2に更新する。
【0083】これらの処理を行った後、処理が行われた
RAM16の部品データを部品一覧領域Bの対応する部
品表示領域に挿入して表示し(ステップS97)、対象
部品カウンタに1を加えて(ステップS98)、ステッ
プS87の判定処理に戻る。前述のステップS86にお
いて、入力装置11からの入力情報が部品一覧領域Bに
表示しているいずれかの部品の選択を示す場合(ステッ
プS99)、RAM16に格納されている該選択部品を
フィールド情報に基づいてレイアウト領域Aに表示され
ている各レイアウトの該当フィールドに挿入して表示す
る(ステップS100)。これにより、部品一覧領域B
に表示されている効果データが付加された所望の部品
を、レイアウト領域の各レイアウトの該当フィールドに
挿入して表示することができる。
【0084】また、入力情報がレイアウト確定を示す場
合(ステップS101)、本処理のフローチャートを終
了する。これまで説明した第1の部品効果付加処理,第
3の部品効果付加処理,第4の部品効果付加処理におい
て、部品に効果データを付加する際に、該付加処理を指
示するための表示領域(ボタン)の押下回数に応じて、
それぞれ効果データを部品に付加するよう構成している
が、該ボタンの連続押下時間を計測し、所定時間ごとに
ボタン押下時の処理を行うよう構成してもよい。また、
第2の部品効果付加処理において、ステップS50の部
品データの表示後、選択部品表示領域の同じ箇所の連続
押下時間を計測し、所定時間連続して押下されていれば
ステップS46からの処理を行うよう構成してもよい。
【0085】このような構成により、ユーザにボタンを
押させる回数を削減することができ、ユーザによる操作
性を向上させることが可能となる。さらに、部品効果付
加処理専用の他の部品効果付加画面を用いた部品効果付
加処理について説明する。 (8)他の部品効果付加処理の説明・・・図22〜図2
8 以下に、図22〜図28を使用して他の部品効果付加処
理について説明する。上述の図6,図8〜図10を使用
した説明と同様に、以下に説明する部品効果付加画面の
表示および処理をするように構成してもよい。
【0086】図22は他の部品効果付加画面例である。
図22に示した部品は図8と同様の例であり、部品−
1(うぐいすのイメージとする)が選択されてレイアウ
ト領域Aの各レイアウトの該当するフィールドに挿入し
たものである。その部品挿入処理の後、ユーザがレイア
ウト領域Aに表示されている「効果機能」ボタンを押す
ことにより、選択された部品へ効果データを付加するた
めの図22の部品効果付加画面が表示される。
【0087】その部品効果付加画面は図8と同様に、そ
の左側には選択部品表示領域Cが設定され、前述で選択
された部品が表示される。また、右側には指示ボタン表
示領域Dが設定され、選択部品表示領域Cに表示されて
いる部品に対して効果データの付加を指示するための
「部品効果付加」ボタン,元の部品の表示に戻す指示を
行うための「元の絵」ボタン,部品に対する効果データ
の付加処理を決定するための「決定」ボタンが表示され
る。
【0088】さらに、この図22の部品効果付加画面に
おいては、指示ボタン表示領域Dに「部品効果自動付
加」ボタンが表示される。この部品効果付加画面が表示
された状態において、ユーザは「部品効果付加」ボタン
を押すことにより、選択部品表示領域Cに表示されてい
る部品に効果データを付加し、効果データが付加された
部品が所望の表示となったところで「決定」ボタンを押
すことにより部品効果付加処理を終了させる。
【0089】また、前述の操作により効果データを部品
に付加した状態において、「元の絵」ボタンを押すこと
により、選択部品表示領域Cに表示されている部品が初
めの部品のみの表示に戻る。さらに、ユーザが効果デー
タ数を超えて「部品効果付加」ボタンを押すと、部品に
付加された各効果データの領域が、ボタンを押した回数
に応じて順次元の部品データに復元される。
【0090】さらに、ユーザは選択部品表示領域Cに表
示されている部品に対して直接操作を行うことによって
も効果データの付与/復元を行うことができる。この例
において新たに追加表示された「部品効果自動付加」ボ
タンがユーザに押されると、所定時間を経過する毎に効
果データを1つずつ選択部品表示領域Cに表示されてい
る部品に付加して表示する。そして、所望の表示になっ
たところでユーザが「決定」ボタンを押すことにより、
その「決定」ボタンが押された時点で表示されている効
果データがその部品に付加されることが決定する。
【0091】部品データのデータ構造は上述した図9と
同様であり、その使用方法は上述した図5と同様である
ためその説明は省略する。また、部品データと同様に、
部品効果情報および効果データも図10およびその説明
した内容と同様であるため、その説明は省略する。図2
3〜図28のフローチャートにより、第5の部品効果付
加処理について説明する。
【0092】図23〜図28は第5の部品効果付加処理
のフローチャートである。この第5の部品効果付加処理
は、前述の「部品効果付加画面」における指示ボタン表
示領域Dに表示される各ボタンを操作することによっ
て、同画面の選択部品表示領域Cに表示される選択部品
に効果データを付加する処理であり、第1の部品効果付
加処理、第2の部品効果付加処理と同様である。ただ
し、この第5の部品効果付加処理は、新たに設けてある
「部品効果自動付加」ボタンの操作に基づく処理,制御
が追加されている点で第1の部品効果付加処理と異な
る。
【0093】この第5の部品効果付加処理も、ユーザの
操作に応じて制御プログラムの制御でCPU13により
次のように実行される。前述のように、レイアウト領域
Aに表示されている「効果機能」ボタンがユーザによっ
て押されたことにより、部品効果付加機能の選択情報入
力を検出し(ステップS121)、「部品効果付加画
面」のデータを表示装置14に出力して表示する(ステ
ップS122)。
【0094】ここで、「効果機能」ボタンの選択を検出
して「部品効果付加画面」を表示するように構成してあ
るが、部品一覧領域B内に表示されている部品の選択を
検出して「部品効果付加画面」を表示するよう構成して
もよい。そして、「部品効果付加画面」を使用したユー
ザの操作に対する以下の処理をした後、効果データを付
加した部品をレイアウト領域Aに表示されている各レイ
アウトの該当フィールドに挿入して表示するように構成
してもよい。これらの構成をとることにより、「効果機
能」ボタンをユーザに選択させるという操作を削減する
ことができる。
【0095】そして、選択されている部品(前述の例で
は部品−1)に対応する効果データの中から次にRO
M15から読み出すべき効果データを特定するために用
いる部品効果カウンタに初期値1を設定し(ステップS
123)、その選択されている部品のコードを用いて対
応する部品効果情報格納アドレスを特定し、該アドレス
に格納されている部品効果情報をROM15から読み出
してRAM16に格納する(ステップS124)。
【0096】また、該部品効果情報で示される部品効果
数分の状態フラグをOFFにして初期状態とし(ステッ
プS125)、前回の入力情報を初期化し、前回の入力
時刻を初期化してユーザ操作による入力情報の検出状態
とする。(ステップS126,S127)この状態フラ
グは、各効果データが部品に付加されているかどうかを
示すものであり、ONであれば付加されていることを示
し、OFFであれば付加されていないことを示す。ま
た、入力情報は画面上のどの位置が押されたかによって
どのボタンが選択されたか、どの領域が選択されたかを
特定するための情報であり、入力時刻はユーザがボタン
や領域を押した時点での装置内蔵のタイマが示す時刻で
ある。
【0097】入力情報および入力時刻の初期化を行った
後、入力情報検出処理を行う。(ステップS128)こ
の入力情報検出処理を図27のフローチャートにて説明
する。まず、入力装置の状態を読み取る(ステップS2
01)。本実施例の場合、入力装置としてタッチパネル
を使用しているので、ユーザがタッチパネルを指示(押
下)している状態か判定する(ステップS202)。
【0098】ユーザによりタッチパネルが指示(押下)
されている場合、その指示位置から求まる入力情報が前
回指示の入力情報と同じかどうか判定し(ステップS2
03)、タッチパネルが指示されていない場合はステッ
プS201の処理に戻る。今回の入力情報が前回の入力
情報と同じであれば、その今回の入力情報が連続処理の
有効な入力情報であるか判定する(ステップS20
4)。この連続処理の有効な入力情報としては、「選択
部品表示領域C」への指示、「部品効果付加」ボタンへ
の指示などがある。
【0099】連続処理の有効でない入力情報の場合はス
テップS201の処理に戻り、連続処理の有効な入力情
報である場合、前回の入力時刻から所定時間が経過した
か判定する(ステップS205)。この所定時間はシス
テムによって予め決められている任意の時間であり、例
えば1秒である。また、ステップS205にて前回の入
力時刻から所定時間が経過していない場合は、ステップ
S201の処理に戻る。
【0100】前回の入力時刻から所定時間が経過してい
る場合、または、ステップS203にて今回の入力情報
が前回の入力情報と異なる場合は、前回の入力情報を今
回の入力情報で更新し(ステップS206)、前回の入
力時刻を今回の入力時刻で更新する(ステップS20
7)。この前回の入力時刻から所定時間が経過している
か判定するのは、連続処理の有効な入力情報を読み取る
までの時間が所定時間(システムが決めておいた値)よ
りも短い場合に、一定の時間間隔で入力情報を検出する
ことが可能になり、画面がちらつくなどの現象を抑止す
るのに有効であるためである。(視認性が悪くなるのを
抑止できる) 再び図23のフローチャートの説明に戻る。
【0101】ステップS128の入力情報検出処理の
後、入力情報が「部品効果自動付加」ボタンの指示であ
るか判定する(ステップS129)。つまり、ユーザに
より「部品効果自動付加」ボタンが選択されたかを判定
する。入力情報が「部品効果自動付加」ボタンの指示で
ある場合、図示しないタイマカウンタに待ち時間をセッ
トする(ステップS130)。この待ち時間は、「部品
効果自動付加」ボタンが指示された後に、他のボタンや
領域が指示されていないことを検出するための時間を示
す値であり、この待ち時間を経過すると、ユーザによる
ボタン指示がなくでも、次の効果データを読み出して部
品に貼り付けて表示するという効果データの自動貼り付
け処理を実行する。
【0102】タイマカウンタに待ち時間をセットした
後、部品効果付加処理を実行する。(ステップS13
1) この部品効果付加処理を図28に示すフローチャートを
用いて説明する。まず、部品効果カウンタが示す値が部
品効果情報に含まれる部品効果数を超えるか否か判定す
る(ステップS301)。
【0103】このステップS301にて、全ての効果デ
ータが読み出され部品に付加された場合や、部品に付加
された全ての効果データが元のデータに復元された場合
には、部品効果カウンタが部品効果数を超えると判定さ
れるので部品効果カウンタを初期値1に設定する。(ス
テップS302) その後、部品効果カウンタの値で示される効果情報の効
果データ格納アドレスに基づき、ROM15に格納され
ている効果データを読み出してRAM16に格納する
(ステップS303)。例えば、部品効果カウンタの値
が1であれば、図10(b)で示したような効果情報1
の効果データ格納アドレス1が効果データ1の読み出し
に用いられ、また、部品効果カウンタの値がnであれ
ば、効果情報nの効果データ格納アドレスnが効果デー
タnの読み出しに用いられる。
【0104】そして、部品効果カウンタの値で示される
状態フラグがONであるか否か判定し(ステップS30
4)、状態フラグがOFFであれば該部品効果カウンタ
によって示される効果情報の内容(貼付位置,大きさ)
に基づいて効果データを描画データに展開し、該効果デ
ータによってRAM16に展開されている部品データを
更新する(ステップS305)。
【0105】また、ステップS304により状態フラグ
がONであると判定されると、部品効果カウンタの値に
よって示される効果情報の貼付位置,大きさで特定され
るRAM16の部品データの領域を、元の部品データの
データによって復元する。(ステップS306) このステップS305またはステップS306の処理の
後、部品効果カウンタで示される状態フラグのON/O
FFを反転させ(ステップS307)、部品効果カウン
タに1を加える(ステップS308)。例えば、部品効
果カウンタの値が1であれば、効果データ1に対応する
状態フラグ(例えば、状態フラグ1)のON/OFFを
反転させ、部品効果カウンタの値を2に更新する。
【0106】以上が部品効果付加処理の説明であり、再
び図23のフローチャートの説明に戻る。この部品効果
付加処理の後、RAM16に展開されている部品データ
を表示装置14に出力して「部品効果付加画面」の選択
部品表示領域Cに表示する。(ステップS132) 上述のタイマカウンタのように、メモリ上の変数の値を
書き換え、その値から経過時間を判断する方法でもよい
し、入力情報検出処理と同様に、時刻の比較によって経
過時間を判断する方法でもよい。
【0107】上述のように部品データを表示した後、再
び入力装置の状態を読み取る処理を行う。(ステップS
133) ユーザにより入力装置であるタッチパネルが指示されて
いるか判定し(ステップS134)、指示されていない
場合はタイマカウンタの値から1を減算する。(ステッ
プS141) そして、そのタイマカウンタが0であるか判定し(ステ
ップS142)、タイマカウンタが0でなければステッ
プS133の入力装置の状態を読み取る処理に戻る。ま
た、タイマカウンタが0であればステップS130に戻
り、上述の説明のように、部品データに対する次の効果
データを付加する処理、または部品データに既に付加さ
れている次の効果データの部分を元の部品データに復元
する処理を行う。
【0108】ステップS134の判定により、入力装置
が指示されている場合は、前回の入力情報を今回の入力
情報で更新し(ステップS135)、前回の入力時刻を
今回の入力時刻で更新する(ステップS136)。そし
て、入力装置の指示による新たな入力情報の判定(ステ
ップS137〜S140)を行い、入力情報が「部品効
果付加」ボタンの指示であればステップS144に進
み、「選択部品表示領域」に対する指示であればステッ
プS147に進み、「元の部品」ボタンの指示であれば
ステップS157に進む。また、その入力情報が「決
定」ボタンの指示であればステップS161に進み、部
品効果付加処理が行われたRAM16の部品データをレ
イアウト領域Aに表示されているレイアウトの該当フィ
ールドに挿入して表示する。
【0109】ステップS129において入力情報が「部
品効果自動付加」ボタンの指示でなければ、他のいずれ
の入力情報であるか判定するためにステップS143に
進み、入力情報が「部品効果付加」ボタンの指示である
か判定する。入力情報が「部品効果付加」ボタンの指示
であれば、上述のステップS131と同様に部品効果付
加処理を行い(ステップS144)、RAM16に展開
されている部品データを表示装置14に出力して「部品
効果付加画面」の選択部品表示領域Cに表示し(ステッ
プS145)、ステップS128の入力情報検出処理に
戻る。また、入力情報が「部品効果付加」ボタンの指示
でなければ、「選択部品表示領域」の指示であるか判定
する(ステップS146)。
【0110】入力情報が「選択部品表示領域」の指示で
あれば、まず、部品効果情報検索カウンタに初期値1を
設定する(ステップS147)。そして、以下説明する
ユーザに指示された位置が、効果データが付加される領
域に含まれるかどうかの判定処理を行う。まず、部品効
果情報検索カウンタが部品効果数を超えるか否か比較判
定を行い(ステップS148)、超える場合にはステッ
プS128の入力情報検出処理に戻る。
【0111】部品効果情報検索カウンタが部品効果数を
超えない場合には、ユーザによって指示された位置が部
品効果情報検索カウンタの値で示される効果情報の効果
データの貼付位置と大きさで求まる領域内であるか否か
判定する。(ステップS149) 例えば、部品効果情報検索カウンタの値が1であれば、
効果情報1の効果データ1の貼付位置と大きさの情報を
用い、また、部品効果情報検索カウンタの値がnであれ
ば、効果情報nの効果データnの貼付位置と大きさの情
報を用いて上述の領域を求め、その領域内か判定を行
う。
【0112】ユーザの指示位置が上記求めた領域内でな
いと判定されれば、部品効果情報検索カウンタに1を加
え(ステップS150)、ステップS148の比較判定
処理に戻る。このような処理により、ユーザの指示位置
を含む領域に付加される効果データがあるか否か検索す
る。検索の結果、ステップS149において、ユーザの
指示位置を含む領域に付加される効果データの効果情報
が特定されると、現在の部品効果情報検索カウンタの値
で示される状態フラグ(特定された効果情報に対応)が
ONであるか否か判定する。(ステップS151) その状態フラグがOFFであれば、部品効果情報検索カ
ウンタの値で示される効果情報の内容(貼付位置,大き
さ)に基づいて効果データを描画データに展開し、該効
果データによってRAM16に展開されている部品デー
タを更新し(ステップS152)、また状態フラグがO
Nであれば、該効果情報の内容で特定されるRAM16
の部品データの領域を、元の部品データのデータによっ
て復元する(ステップS153)。
【0113】このステップS152またはステップS1
53の処理の後、部品効果情報検索カウンタで示される
状態フラグのON/OFFを反転させ(ステップS15
4)、RAM16に展開されている部品データを表示装
置14に出力して「部品効果付加画面」の選択部品表示
領域Cに効果データを付加/復元させた部品を表示し
(ステップS155)、ステップS128の入力情報検
出処理に戻る。
【0114】上述のステップS146において入力情報
が「選択部品表示領域」への指示でないと判定された場
合は、ステップS156に進み「元の部品」ボタンの指
示か判定される。入力情報が「元の部品」ボタンの指示
である場合、選択されている部品データをROM15か
ら再度読み出してRAM16に格納し(ステップS15
7)、部品効果カウンタを初期値1に設定すると共に部
品効果数分の状態フラグをOFFにして初期状態とし
(ステップS158)、RAM16に再度格納した部品
データを表示装置14に出力して「部品効果付加画面」
の選択部品表示領域Cに表示する(ステップS15
9)。これにより、RAM16の部品データは、効果デ
ータが付加されていない元のデータに復元され、元の部
品が表示されることになる。
【0115】また、ステップS156において、入力情
報が「元の部品」ボタンの指示ではない場合、「決定」
ボタンの指示であるか判定する。(ステップS160) 入力情報が「決定」ボタンの指示である場合、部品効果
付加処理が行われたRAM16の部品データをレイアウ
ト領域Aに表示されている各レイアウトの該当フィール
ドに挿入して表示し(ステップS161)、「決定」ボ
タンの指示でない場合はステップS128の入力情報検
出処理に戻る。
【0116】以上説明したように、部品に効果データを
付与する際に、効果データを付加または既に付加されて
いる効果データを元のデータに復元するため、ユーザが
何度もボタンを操作しなくても、選択された部品に対し
て効果データの付加、元データへの復元が順次自動的に
行われるので、ユーザの操作を省略することが可能とな
る。
【0117】以上のような第1乃至第5の部品効果付加
処理において、部品に付加する効果データのデータ量は
部品のデータ量より小さいものとしている。また、部品
に付加する効果データの数もユーザが任意に指定できる
ように構成したため、記憶容量を大きくすることなくユ
ーザが部品として実質的に選択できる数を増加させるこ
とができる。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1):部品一覧には、選択された部品属性の部品をそ
のまま表示する(従来のように文字による表示ではな
い)ので、レイアウトの各フィールドに挿入する部品が
視覚的に簡単に認識できる。従って、レイアウトの各フ
ィールドに挿入する部品を選択するのが容易でありレイ
アウトが簡単になる。しかも、それらの部品には、効果
データを用いて修飾処理を行うことができ、該効果デー
タのデータ量は部品データのデータ量より少量のため、
記憶容量の増大を防止しつつ、ユーザに対して選択可能
な部品として提供する部品数を実質的に増加させること
ができる。 (2):前述の修飾処理において、ユーザは所望の部品
をそれぞれ選択して効果データを付加することができる
だけでなく、部品一覧に表示されている全ての部品を対
象とし一括して効果データの付加を行うことができるの
で、修飾処理を行うためのユーザの操作が簡単であり、
かつ短時間に所望の部品を選択することが可能となる。 (3):前述の効果データは複数個で構成されており、
ユーザは修飾処理を行う際に付加する効果データの個数
を任意に指定することができるため、様々な表示の部品
を選択することが可能となる。 (4):その修飾処理も該処理を行うことの指示の連続
入力時間、または画面上に表示された所定のボタン(領
域)への一度の指示に応じて、所定時間ごとに付加する
効果データの個数が増減するので、ユーザによる操作を
削減することができ、操作性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例の装置説明図である。
【図3】レイアウトデータの概略図である。
【図4】実施例におけるレイアウト/部品一覧画面説明
図である。
【図5】実施例におけるレイアウト/部品一覧画面の表
示処理フローチャートである。
【図6】実施例における部品挿入画面説明図である。
【図7】実施例における部品挿入処理フローチャートで
ある。
【図8】実施例における部品効果付加画面の説明図であ
る。
【図9】部品データの説明図である。
【図10】部品効果情報と効果データの説明図である。
【図11】第1の部品効果付加処理のフローチャート
(その1)である。
【図12】第1の部品効果付加処理のフローチャート
(その2)である。
【図13】第1の部品効果付加処理のフローチャート
(その3)である。
【図14】第2の部品効果付加処理のフローチャート
(その1)である。
【図15】第2の部品効果付加処理のフローチャート
(その2)である。
【図16】部品効果付加後の画面の説明図である。
【図17】第3の部品効果付加処理のフローチャー(そ
の1)である。
【図18】第3の部品効果付加処理のフローチャート
(その2)である。
【図19】第4の部品効果付加処理のフローチャート
(その1)である。
【図20】第4の部品効果付加処理のフローチャート
(その2)である。
【図21】第4の部品効果付加処理のフローチャート
(その3)である。
【図22】他の部品効果付加画面の説明図である。
【図23】第5の部品効果付加処理のフローチャート
(その2)である。
【図24】第5の部品効果付加処理のフローチャート
(その2)である。
【図25】第5の部品効果付加処理のフローチャート
(その3)である。
【図26】第5の部品効果付加処理のフローチャート
(その4)である。
【図27】第5の部品効果付加処理のフローチャート
(その5)である。
【図28】第5の部品効果付加処理のフローチャート
(その6)である。
【図29】従来例におけるレイアウト選択画面である。
【図30】従来例における作業選択画面(その1)であ
る。
【図31】従来例におけるイラスト選択画面である。
【図32】従来例における作業選択画面(その2)であ
る。
【図33】従来例におけるタイトル選択画面である。
【図34】従来例における作業選択画面(その3)であ
る。
【図35】従来例におけるあいさつ文選択画面である。
【図36】従来例における作業選択画面(その4)であ
る。
【符号の説明】
10 装置本体 11 入力装置 12 記憶装置 12a レイアウトデータ記憶手段 12b 部品データ記憶手段

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書のレイアウトを行うためのレイアウ
    トデータを記憶するレイアウトデータ記憶手段及び各レ
    イアウトに挿入する部品の部品データを記憶する部品デ
    ータ記憶手段を備え、該各記憶手段のデータを用いた文
    書の作成処理を行う文書処理装置であって、 前記レイアウトデータ記憶手段及び部品データ記憶手段
    のデータを基に表示手段の画面上にレイアウト領域及び
    部品一覧領域を設定し、前記レイアウト領域に1または
    複数のレイアウトを表示させ、前記部品一覧領域にレイ
    アウトに挿入するための部品一覧を表示させる制御を行
    うレイアウト/部品一覧表示制御手段と、 前記部品一覧領域に表示された部品一覧の中から1つの
    部品が選択された場合、その部品を前記レイアウト領域
    に表示されている全てのレイアウトの該当するフィール
    ドに挿入する部品挿入処理手段と、 前記部品データを修飾するための効果データを記憶する
    効果データ記憶手段と、 前記効果データを用いて前記部品データの修飾処理を行
    う修飾処理手段と、 を備えていることを特徴とした文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記修飾処理手段は、選択されたレイア
    ウトのフィールドに挿入された部品に対し、前記効果デ
    ータを用いて修飾処理を行うことを特徴とする前記請求
    項1記載の文書処理装置。
  3. 【請求項3】 前記修飾処理手段は、前記レイアウト領
    域に表示されている全てのレイアウトの該当フィールド
    に前記部品挿入処理手段によって挿入された部品に対
    し、前記効果データを用いて修飾処理を行うことを特徴
    とする前記請求項1記載の文書処理装置。
  4. 【請求項4】 前記修飾処理手段は、前記部品一覧領域
    に表示されている部品に対し、前記効果データを用いて
    修飾処理を行うことを特徴とする前記請求項1記載の文
    書処理装置。
  5. 【請求項5】 前記効果データは複数個のデータで構成
    され、前記修飾処理手段は、入力手段による指示に応じ
    て修飾処理に用いるデータ個数を決定することを特徴と
    する請求項1記載の文書処理装置。
  6. 【請求項6】 前記修飾処理手段は、修飾処理に用いる
    データ個数を前記入力手段による指示の回数に応じて決
    定することを特徴とする前記請求項5記載の文書処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記修飾処理手段は、修飾処理に用いる
    データ個数を前記入力手段による指示の連続入力時間に
    応じて決定することを特徴とする前記請求項5記載の文
    書処理装置。
  8. 【請求項8】 前記修飾処理を行うための画面を表示
    し、 前記修飾処理手段は、該表示された画面の領域に対する
    前記入力手段による指示に応じて修飾処理に用いるデー
    タ個数を決定することを特徴とする請求項1記載の文書
    処理装置。
  9. 【請求項9】 前記修飾処理手段は、前記表示された画
    面の第1の領域に対する前記入力手段による指示の回数
    に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定することを
    特徴とする前記請求項8記載の文書処理装置。
  10. 【請求項10】 前記修飾処理手段は、前記表示された
    画面の第1の領域に対する前記入力手段による指示の連
    続入力時間に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定
    することを特徴とする前記請求項8または9記載の文書
    処理装置。
  11. 【請求項11】 前記修飾処理手段は、該表示された画
    面の第2の領域に対する前記入力手段による指示により
    修飾処理に用いるデータ個数を順次増加または減少させ
    ることを特徴とする前記請求項8乃至10のいずれかに
    記載の文書処理装置。
  12. 【請求項12】 前記効果データと前記部品データの対
    応情報を備え、 前記修飾処理手段は、該対応情報に基づき前記部品デー
    タに対応する前記効果データを用いて修飾処理を行うこ
    とを特徴とする前記請求項1乃至11のいずれかに記載
    の文書処理装置。
  13. 【請求項13】 少なくともイメージデータを含む文書
    の作成処理を行う文書処理装置であって、 処理対象とするイメージデータを選択する手段と、 イメージデータを修飾するための複数個のデータからな
    る効果データを記憶する手段と、 前記効果データを用いて前記選択されたイメージデータ
    の修飾処理を行う手段と、 を備えていることを特徴とした文書処理装置。
  14. 【請求項14】 指示をするための入力手段を備え、 前記入力手段による指示に応じで修飾処理に用いるデー
    タ個数を決定することを特徴とする請求項13記載の文
    書処理装置。
  15. 【請求項15】 前記修飾処理に用いるデータ個数は、
    前記入力手段による指示の回数に応じて決定することを
    特徴とする前記請求項14記載の文書処理装置。
  16. 【請求項16】 前記修飾処理に用いるデータ個数は、
    前記入力手段による指示の連続入力時間に応じて決定す
    ることを特徴とする前記請求項14記載の文書処理装
    置。
  17. 【請求項17】 前記修飾処理を行うための画面を表示
    し、 前記表示された画面の領域に対する前記入力手段による
    指示に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定するこ
    とを特徴とする請求項14記載の文書処理装置。
  18. 【請求項18】 前記修飾処理に用いるデータ個数は、
    前記表示された画面の第1の領域に対する前記入力手段
    による指示の回数に応じて決定することを特徴とする前
    記請求項17記載の文書処理装置。
  19. 【請求項19】 前記修飾処理に用いるデータ個数は、
    前記表示された画面の第1の領域に対する前記入力手段
    による指示の連続入力時間に応じて決定することを特徴
    とする前記請求項17または18記載の文書処理装置。
  20. 【請求項20】 該表示された画面の第2の領域に対す
    る入力手段による指示により、前記修飾処理に用いるデ
    ータ個数を順次増加または減少させることを特徴とする
    前記請求項17乃至19のいずれかに記載の文書処理装
    置。
  21. 【請求項21】 文書のレイアウトを行うためのレイア
    ウトデータ及び各レイアウトに挿入する部品の部品デー
    タを用いた文書の作成処理を行うコンピュータを、 前記レイアウトデータ及び部品データを基に表示手段の
    画面上にレイアウト領域及び部品一覧領域を設定し、前
    記レイアウト領域に1または複数のレイアウトを表示さ
    せ、前記部品一覧領域にレイアウトに挿入するための部
    品一覧を表示させる制御を行う手段、 前記部品一覧領域に表示された部品一覧の中から1つの
    部品が選択された場合、その部品を前記レイアウト領域
    に表示されている全てのレイアウトの該当するフィール
    ドに挿入する手段、 前記部品データを修飾するための効果データを用いて前
    記部品データの修飾処理を行う手段、として機能させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  22. 【請求項22】 少なくともイメージデータを含む文書
    の作成処理を行うコンピュータを、 処理対象とするイメージデータを選択する手段と、 イメージデータを修飾するための複数個のデータからな
    る効果データを用いて前記選択されたイメージデータの
    修飾処理を行う手段と、として機能させるためのプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  23. 【請求項23】 前記コンピュータは指示をするための
    入力手段を備え、 前記コンピュータを、前記入力手段による指示に応じて
    修飾処理に用いるデータ個数を決定する手段として機能
    させることを特徴とする請求項22記載のプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記コンピュータを、前記修飾処理に
    用いるデータ個数を、前記入力手段による指示の回数に
    応じて決定する手段として機能させることを特徴とする
    前記請求項23記載のプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  25. 【請求項25】 前記コンピュータを、前記修飾処理に
    用いるデータ個数を、前記入力手段による指示の連続入
    力時間に応じて決定する手段として機能させることを特
    徴とする前記請求項23記載のプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  26. 【請求項26】 前記コンピュータを、 前記修飾処理を行うための画面を表示する手段、 前記表示された画面の領域に対する前記入力手段による
    指示に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定する手
    段、として機能させることを特徴とする請求項23記載
    のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  27. 【請求項27】 前記コンピュータを、 前記修飾処理に用いるデータ個数を前記表示された画面
    の第1の領域に対する前記入力手段による指示の回数に
    応じて決定する手段として機能させることを特徴とする
    前記請求項26記載のプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  28. 【請求項28】 前記コンピュータを、 前記修飾処理に用いるデータ個数を前記表示された画面
    の第1の領域に対する前記入力手段による指示の連続入
    力時間に応じて決定する手段として機能させることを特
    徴とする前記請求項26または27記載のプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  29. 【請求項29】 前記コンピュータを、 該表示された画面の第2の領域に対する入力手段による
    指示により、前記修飾処理に用いるデータ個数を順次増
    加または減少させる手段として機能させることを特徴と
    する前記請求項26乃至28のいずれかに記載のプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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