JP4006797B2 - 文書処理装置および記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、葉書(例えば、年賀状、暑中見舞い等の葉書)や各種カード(例えば、クリスマスカード)等に対し、文章や画像等を任意に組み合わせてレイアウトし、印刷することが可能なワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ等の文書処理装置およびそれら処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の文書処理装置の1例として、ワードプロセッサにおいて年賀状のデザインを行う場合について説明する。
§1:年賀状のデザイン処理手順の説明
従来、ワードプロセッサを使用して年賀状をデザインする場合、例えば、次のような手順により処理していた。
(1):レイアウト画面を表示し、その一覧の中からどれか一つのレイアウトを選ぶ。
(2):次に、前記画面上で、レイアウトの各フィールドの部品一覧から部品を選び、位置、大きさを指定してレイアウトに挿入する。
(3):前記挿入した部品を修正したい場合は、各部品の修正方法一覧から選択する。
(4):前記部品の挿入処理が終了したら、その結果のデータをフレキシブルディスク等に保存する。
(5):前記フレキシブルディスクに保存したデータを読み出し、葉書に印刷する。
【0003】
§2:具体例による説明・・・図29〜図36参照
(1):先ず、ワードプロセッサの表示画面に表示された初期画面には、各種処理メニューの選択画面が表示される。この画面上で例えば「葉書メーカー」のような葉書作成用のメニューを選択すると、図29に示したようなレイアウト選択画面が表示される。
【0004】
このレイアウト選択画面には、「はがき縦・縦書き」、「はがき縦・横書き」、「はがき横・縦書き」、「はがき横・横書き」等の各種レイアウト一覧が表示される。なお、この例ではタイトル1と、イラスト2と、本文3の組み合わせからなるレイアウトが表示される。そして、このレイアウト選択画面上でレイアウトを選択すると、いずれか1つのレイアウトが表示される。
(2):前記のようにしてレイアウトが選択されると、次に図30に示した作業選択画面(その1)が表示される。この作業選択画面(その1)では、前記選択された1つのレイアウトが表示されると共に、次の作業を選択するための作業メニューが表示される。前記作業メニューとしては、「タイトル選択」、「イラスト選択」、「あいさつ文選択」・・・等である。
(3):前記作業メニューで「イラスト選択」を選択すると図31に示した「イラスト選択画面」が表示される。この画面では十二支(ねずみ、うし、とら・・・等)に関する文字によりイラストが表示される。
(4):前記イラスト選択画面で例えば、「ねずみ・・・1」を選択すると、図34に示した作業選択画面(その2)のように、前記選択した「ねずみ・・・1」のイラストがレイアウトの所定のフィールドに表示される。そして、この「作業選択画面」(その2)上で再び次の作業を選択できるようになる。
(5):次に「作業選択画面」(その2)上で「タイトル選択」のメニューを選択すると、図33に示したような年賀状の「タイトル選択画面」が表示される。この「タイトル選択画面」では「恭賀新年(筆)、謹賀新年(筆)・・・迎春(筆)・・・1、迎春(筆)・・・2」等が表示される。
(6):前記「タイトル選択画面」で例えば、「迎春(筆)・・・2」を選択すると図34に示したような作業選択画面(その3)上に、前記選択した「ねずみ・・・1」のイラストと、「迎春(筆)・・・2」のタイトルが表示される。
(7):その後、作業選択画面(その3)上で「あいさつ文選択」のメニューを選択すると図35に示したような「あいさつ文選択画面」が表示される。この「あいさつ文選択画面」では、年賀状に書く本文としての各種挨拶文がメニュー表示される。
(8):前記「あいさつ文選択画面」でいずれかの挨拶文を選択すると図36に示したように作業選択画面(その4)上に、前記選択したイラスト、タイトル、及び挨拶文が表示される。その後、前記挿入したイラスト、タイトル、及び挨拶文等の部品を修正したい場合は、各部品の修正方法一覧から選択することで修正する。
【0005】
以上の処理により年賀状の文書を作成することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記のような従来のものにおいては、次のような課題があった。
(1):レイアウトの各フィールドの部品を選択する際、部品一覧が文字で表現されているため、部品の内容が視覚的に認識できず、不便であった。
(2):一つのレイアウトを対象として部品の挿入を行うため、他のレイアウトに変えたい場合、レイアウトの選択をやり直し、部品も再度選択する必要があった。従って、余分な手間と時間がかかっていた。
(3):文書処理装置が部品として提供する画像データなどは、1つの部品データのデータ量が大きいため、記憶手段に格納している部品データ数が少なく、従ってユーザが選択できる部品の選択肢も狭かった。よって、ユーザにより選択できる部品数を増やすためには、容量の大きな記憶装置を必要としていた。また、装置が部品一覧に表示して提供する部品以外のデータを部品として取り扱い所望のフィールドに挿入するために、ユーザは他の編集処理によって新たにデータを作成する必要があり、手間と時間がかかっていた。
【0007】
本発明は、このような従来の課題を解決し、葉書やカード等のレイアウトに部品を挿入して文書データを作成する装置およびコンピュータにより文書データ作成処理を実行させるプログラムにおいて、ユーザによるレイアウトの選択や選択したレイアウトに部品を挿入する操作を簡単にし、かつユーザの簡単な操作により部品を記憶する記憶容量を大きくすることなくユーザが部品として選択できる数を増加させると共に、表示画面上で視覚的に情報を把握できるようにして、任意のレイアウトの文書データが容易に、かつ短時間で処理できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理説明図である。本発明は前記の目的を達成するため、次のように構成した。
(1):文書のレイアウトを行うためのレイアウトデータを記憶するレイアウトデータ記憶手段12a及び各レイアウトに挿入する部品の部品データを記憶する部品データ記憶手段12bを備え、該各記憶手段12a,12bのデータを用いた文書の作成処理を行う文書処理装置であって、前記レイアウトデータ記憶手段12a及び部品データ記憶手段12bのデータを基に表示手段14の画面上にレイアウト領域及び部品一覧領域を設定し、前記レイアウト領域に1または複数のレイアウトを表示させ、前記部品一覧領域にレイアウトに挿入するための部品一覧を表示させる制御を行うレイアウト/部品一覧表示制御手段13aと、前記部品一覧領域に表示された部品一覧の中から1つの部品が選択された場合、その部品を前記レイアウト領域に表示されている全てのレイアウトの該当するフィールドに挿入する部品挿入処理手段13bと、前記部品データを修飾するための効果データを記憶する効果データ記憶手段12cと、前記効果データを用いて前記部品データの修飾処理を行う修飾処理手段13cと、を備えていることを特徴とする。
(2):前記文書処理装置の前記修飾処理手段13cは、選択されたレイアウトのフィールドに挿入された部品に対し、前記効果データを用いて修飾処理を行う。
(3):前記文書処理装置の前記修飾処理手段13cは、前記レイアウト領域に表示されている全てのレイアウトの該当フィールドに前記部品挿入処理手段によって挿入された部品に対し、前記効果データを用いて修飾処理を行う。
(4):前記文書処理装置の修飾処理手段13cは、前記部品一覧領域に表示されている部品に対し、前記効果データを用いて修飾処理を行う。
(5):前記文書処理装置の前記効果データは複数個のデータで構成され、前記修飾処理手段13cは、入力手段11による指示に応じで修飾処理に用いるデータ個数を決定する。
(6):前記文書処理装置の修飾処理手段13cは、修飾処理に用いるデータ個数を前記入力手段11による指示の回数に応じて決定する。
(7):前記文書処理装置の修飾処理手段13cは、修飾処理に用いるデータ個数を前記入力手段11による指示の連続入力時間に応じて決定する。
(8):前記文書処理装置は前記修飾処理を行うための画面を表示し、前記修飾処理手段13cは、該表示された画面の領域に対する前記入力手段11による指示に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定する。
(9):前記文書処理装置の修飾処理手段13cは、前記表示された画面の第1の領域に対する前記入力手段11による指示の回数に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定する。
(10):前記文書処理装置の修飾処理手段13cは、前記表示された画面の第1の領域に対する前記入力手段11による指示の連続入力時間に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定する。
(11):前記文書処理装置の修飾処理手段13cは、該表示された画面の第2の領域に対する前記入力手段11による指示により修飾処理に用いるデータ個数を順次増加または減少させる。
(12):前記文書処理装置は効果データと前記部品データの対応情報を備え、前記修飾処理手段13cは、該対応情報に基づき前記部品データに対応する前記効果データを用いて修飾処理を行う。
(13):また、少なくともイメージデータを含む文書の作成処理を行う文書処理装置であって、処理対象とするイメージデータを選択する手段と、イメージデータを修飾するための複数個のデータからなる効果データを記憶する手段と、前記効果データを用いて前記選択されたイメージデータの修飾処理を行う手段と、を備えていることを特徴とした文書処理装置である。
(14):(13)の文書処理装置は指示をするための入力手段を備え、前記入力手段による指示に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定する。
(15):(14)の文書処理装置は、前記修飾処理に用いるデータ個数を前記入力手段による指示の回数に応じて決定する。
(16):(14)の文書処理装置は、前記修飾処理に用いるデータ個数を前記入力手段による指示の連続入力時間に応じて決定する。
(17):(14)の文書処理装置は、前記修飾処理を行うための画面を表示し、前記表示された画面の領域に対する前記入力手段による指示に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定する.
(18):(17)の文書処理装置は、前記修飾処理に用いるデータ個数は、前記表示された画面の第1の領域に対する前記入力手段による指示の回数に応じて決定する。
(19):(17)または(18)の文書処理装置は、前記修飾処理に用いるデータ個数は、前記表示された画面の第1の領域に対する前記入力手段による指示の連続入力時間に応じて決定する。
(20):(17)乃至(19)の文書処理装置は、該表示された画面の第2の領域に対する入力手段による指示により、前記修飾処理に用いるデータ個数を順次増加または減少させる。
(21):文書のレイアウトを行うためのレイアウトデータ及び各レイアウトに挿入する部品の部品データを用いた文書の作成処理を行うコンピュータを、前記レイアウトデータ及び部品データを基に表示手段の画面上にレイアウト領域及び部品一覧領域を設定し、前記レイアウト領域に1または複数のレイアウトを表示させ、前記部品一覧領域にレイアウトに挿入するための部品一覧を表示させる制御を行う手段、前記部品一覧領域に表示された部品一覧の中から1つの部品が選択された場合、その部品を前記レイアウト領域に表示されている全てのレイアウトの該当するフィールドに挿入する手段、前記部品データを修飾するための効果データを用いて前記部品データの修飾処理を行う手段、として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
(22):少なくともイメージデータを含む文書の作成処理を行うコンピュータを、処理対象とするイメージデータを選択する手段と、イメージデータを修飾するための複数個のデータからなる効果データを用いて前記選択されたイメージデータの修飾処理を行う手段と、として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0009】
(作用)
前記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づいて説明する。
(a):レイアウト/部品一覧表示制御手段13aは、レイアウトを行うためのレイアウトデータを記憶するレイアウトデータ記憶手段12a及びレイアウトに挿入する部品の部品データを記憶する部品データ記憶手段12bのデータを基に表示手段14の画面上にレイアウト領域及び部品一覧領域を設定し、前記レイアウト領域に1または複数のレイアウトを表示させ、前記部品一覧領域にレイアウトに挿入するための部品一覧を表示させる制御を行う。
【0010】
そして、部品挿入処理手段13bは、部品一覧領域に表示された部品一覧の中から1つの部品の選択を示す選択情報が入力手段11から入力されると、その選択された部品を前記レイアウト領域に表示されている全てのレイアウトの該当するフィールドに挿入する。
さらに、効果データ記憶手段12cは、前記部品データを修飾するための効果データを記憶しており、修飾処理手段13cは、前記入力手段11からの部品の修飾を示す部品効果付加情報に基づき、前記効果データを用いて前記部品データの修飾処理を行う。
(b):選択されたレイアウトのフィールドに挿入された部品に対し、前記入力手段11からの部品の修飾を示す部品効果付加情報に基づき、前記効果データを用いて修飾処理を行うよう前記修飾処理手段13cを構成してもよい。
(c):前記レイアウト領域に表示されている全てのレイアウトの該当フィールドに前記部品挿入処理手段13bによって挿入された部品に対し、前記入力手段11からの部品の修飾を示す部品効果付加情報に基づき、前記効果データを用いて修飾処理を行うよう前記修飾処理手段13cを構成してもよい。
(d):前記部品一覧領域に表示されている部品に対し、前記入力手段11からの部品の修飾を示す部品効果付加情報に基づき、前記効果データを用いて修飾処理を行うよう前記修飾処理手段13cを構成してもよい。
(e):前記効果データを複数個のデータで構成し、前記入力手段11による指示に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定するよう修飾処理手段13cを構成してもよい。
(f):また、修飾処理に用いる前記データ個数を前記入力手段11による指示の回数に応じて決定するよう修飾処理手段13cを構成してもよい。
(g):また、修飾処理に用いる前記データ個数を前記入力手段11による指示の連続入力時間に応じて決定するよう修飾処理手段13cを構成してもよい。
(h):また、修飾処理を行うための画面を表示し、該表示された画面の領域に対する前記入力手段11による指示に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定するよう前記修飾処理手段13cを構成してもよい。
(i):また、前記表示された画面の第1の領域に対する前記入力手段11による指示の回数に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定するよう修飾処理手段13cを構成してもよい。
(j):また、前記表示された画面の第1の領域に対する前記入力手段11による指示の連続入力時間に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定するよう修飾処理手段13cを構成してもよい。
(k):また、前記表示された画面の第2の領域に対する前記入力手段11による指示により修飾処理に用いるデータ個数を順次増加または減少させるよう修飾処理手段13cを構成してもよい。
(l):前記効果データと前記部品データの対応情報12dを備えるよう構成し、該対応情報12dに基づき前記部品データに対応する前記効果データを用いて修飾処理を行うよう前記修飾処理手段13cを構成してもよい。
【0011】
以上のようにして、葉書やカード等のレイアウトに部品を挿入して文書データを作成する装置において、ユーザによるレイアウトの選択や選択したレイアウトに部品を挿入する操作を簡単にすることができると共に、部品データよりもデータ量の小さい該部品データを修飾するための効果データを用い、その効果データを用いたユーザによる修飾処理の指示も上記のような簡単な操作であるから、ユーザの簡単な操作により部品を記憶する記憶容量を大きくすることなくユーザが部品として実質的に選択できる数を増加させることができる。さらに、表示画面上で視覚的に情報を把握できるから、任意のレイアウトの文書データが容易に、かつ短時間で処理できる。
【0012】
また、公知のイメージデータを含む文書を作成する文書作成装置およびコンピュータに、上述の修飾処理手段13cの機能を提供するように構成する、またはそれら装置においてその機能を実現させるためのプログラムを実行させることにより上述と同様の作用効果を得ることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。以下に説明する実施例は、本願発明の文書処理装置をワードプロセッサ(以下単に「装置」とも記す)に適用した例である。なお、以下の説明では、本発明の機能を使用して文書を作成する例について説明するが、この場合、各レイアウトに挿入するタイトル、イラスト、本文(挨拶分等)等を「部品」と記す。
【0014】
§1:装置構成の説明・・・図2,図3参照
図2は実施例の装置説明図である。また、図3はレイアウトデータの概略図である。
実施例の装置は、装置本体10と、前記装置本体10に接続された入力装置11、表示装置14、外部記憶装置17、印刷装置18等で構成する。そして前記装置本体10には、CPU14と、記憶装置12を設け、前記記憶装置12として、ROM15、RAM16等で構成する。前記各部の機能等は次の通りである。
(1):入力装置11は、マウス、タッチパネル(表示装置の表示画面上に配置され、指やペンなどによる押圧を検出し、その押圧位置から表示画面上の指示位置を求める際に使用される入力装置)、キーボード等からなり、各種選択指示、データ入力、制御情報入力等を行うものである。なお、本実施例の図面にはタッチパネルを使用した例を図示してある。
(2):表示装置14は、装置本体10で処理されたデータを表示するものである。なお、本実施例の表示装置14は液晶表示パネルを備えており、この液晶表示パネル上にはタッチパネルが配置されている。そして、前記液晶表示パネルの画面上、つまりタッチパネルの任意の位置にタッチすることで必要な情報を入力することができるようになっている。
(3):ROM15は、レイアウトデータ、部品データ、CPU13を制御して本発明の処理を実行させる制御プログラム等を格納しておく不揮発性メモリである。前記ROM15に格納されたレイアウトデータは、図3に示したように、処理対象レイアウト全体のフィールド数(n)と、処理対象レイアウトのフィールド数(n)分のフィールド情報で構成されている。
【0015】
そして各フィールド情報は、フィールドの種類(どのような属性の部品を挿入するか等の情報)、矩形状のフィールド領域の左上位置をY/X座標値で示したフィールド位置、縦/横サイズで示したフィールド領域の大きさ、フィールド領域に挿入される部品に対して行う修飾の種類を示した修飾情報(左右反転、上下反転、任意角度の回転、縦/横書き等)の各情報で構成されている。
(4):CPU13は、ROM15に格納されている制御プログラムの制御により処理を実行することにより、装置本体10の各種制御を行うプロセッサである。
(5):RAM16は、CPU13がワーク用として使用するメモリである。なお、以下に説明する文書の組み立ては、このRAM16上で行う。
(6):外部記憶装置17は、フロッピィディスクドライブ、ハードディスクドライブ、光磁気ディスクドライブ、あるいはCD−ROMドライブなどであり、前記ROM15が格納しているレイアウトデータ、部品データ、制御プログラムを格納させておき、前記ROM15の代わりとして使用してもよい。
(7):印刷装置18は、装置本体10から出力されるデータを印刷媒体上に印刷するものである。
【0016】
本実施例では、一般的なワードプロセッサの構成により本発明の処理を説明するが、パソコンやワークステーションなどの公知のコンピュータによっても実現できる。
その公知のコンピュータで本発明を実現するためには、まず、ROM15に格納されている制御プログラム,各種データを外部記憶装置17の記録媒体に格納させておく。そして、その記録媒体から制御プログラム、各種データを読み出してRAM16に格納した後、そのRAM16に格納した制御プログラムにより後述の処理内容をCPU13に実行させるように制御する。また、後述するようにな各種データをROM15から読み出しRAM16に格納する処理は、各種データが予め格納されているRAM16の領域からRAM16のワーク領域に格納する処理で実現される。
【0017】
§2:基本処理(レイアウト/部品一覧画面の表示処理)の説明・・・図4、図5参照
図4はレイアウト/部品一覧画面説明図、図5はレイアウト/部品一覧画面の表示処理フローチャートである。以下、図4、図5に基づいて基本処理(レイアウト/部品一覧画面の表示処理)を説明する。なお、S1〜S5は各処理ステップを示す。
(1):レイアウト/部品一覧画面の説明・・・図4参照
前記装置において、例えば、本発明の機能を利用し年賀状に印刷するための文書を作成する場合、ユーザは図示しない初期画面から順次画面上のメニューを選択することでその文書を自動的に作成することができ、そのユーザによる操作手順は例えば次の通りである。
【0018】
先ず、図示しない表示装置14の画面上に初期画面として表示された機能選択画面のメニューから、本発明の機能を用いて文書を作成する処理項目を選択する。
この処理項目の選択により、図4に示すようなレイアウト/部品一覧画面(レイアウトと部品一覧の画面)が表示装置14の画面上に表示される。前記レイアウト/部品一覧画面では、画面のA側(図4の左側)をレイアウト領域、B側(図4の右側)を部品一覧領域とされ、前記レイアウト領域Λには複数のレイアウト(例えば、年賀状のレイアウト)が表示され、前記部品一覧領域Bには部品一覧(レイアウトに挿入する部品の一覧)が表示される。
【0019】
また、前記レイアウト領域Aには「次」と「前」の表示画像が表示され、前記部品一覧領域Bには「前」と、「部品属性▲1▼」と、「部品属性▲2▼」と、「部品属性▲3▼」と、「次」の表示画像が表示される。(以下、これらの表示画像のことをボタンと称する。)
この場合、前記「次」ボタンは表示装置14の画面上に表示されていない次頁のデータを表示させるためのボタンであり、「前」ボタンは表示装置14の画面上に表示されていない前頁のデータを表示させるためのボタンである。
【0020】
前記部品一覧領域Bには、複数の部品表示領域b1、b2、b3・・・b9を設定され、各部品表示領域にはユーザにより選択された部品属性の部品一覧が表示されるようになっている。また、部品一覧領域Bに設けた部品属性▲1▼、▲2▼、▲3▼の各ボタンは部品属性を選択するためのものであり、このボタンにより選択した属性の部品一覧が前記部品表示領域b1、b2、b3・・・b9にそれぞれ表示される。なお、この例では前記部品属性▲1▼がイラスト、部品属性▲2▼がタイトル、部品属性▲3▼が本文(挨拶文等)である。
【0021】
そして、部品属性等を選択すると、前記レイアウト/部品一覧画面の表示内容は順次変化するが、その初期画面ではA側のレイアウト領域にレイアウトのみ(部品は表示されない)が複数表示され、部品一覧領域には部品属性▲1▼(イラスト)の部品一覧が表示される。
この場合、レイアウト領域Aに表示された各レイアウト内の各フィールドには▲1▼、▲2▼、▲3▼の符号を図示してあるが、これは前記フィールドの種類を部品属性▲1▼、▲2▼、▲3▼で示したものである。例えば、▲1▼で示したフィールドには部品属性▲1▼の部品が挿入されるフィールドであることを示し、▲2▼で示したフィールドには部品属性▲2▼の部品が挿入されるフィールドであることを示し、▲3▼で示したフィールドには部品属性▲3▼の部品が挿入されるフィールドであることを示している。
【0022】
なお、この画面では、表示された「前」ボタンを押すと表示装置14の画面上に表示されていない前頁のデータが表示され、「次」ボタンを押すと表示装置14の画面上に表示されていない次頁のデータが表示される。すなわち、レイアウトや部品一覧が複数頁にわたる場合には、ユーザは前記「前」ボタンと「次」ボタンの操作により前後の頁を見ることができる。
(2):基本処理(レイアウト/部品一覧画面の表示処理)の説明・・・図5参照
前記本発明の機能を実行する処理項目を選択して文書を作成する場合、先ず、基本処理として、表示装置14により前記レイアウト/部品一覧画面を表示するが、この場合、制御プログラムの制御により次のような処理がCPU13で行われる。
【0023】
ユーザの操作により入力装置11から本発明の機能を実行する処理項目を選択する選択情報が入力されると(ステップS1)、CPU13は前記選択情報を基に、記憶装置12のROM15に格納されている図3に示されるレイアウトデータを読み出しRAM16へ格納する(ステップS2)。
前記処理項目の選択検出は、例えば入力装置11であるタッチパネルへの押圧を検出し、その押圧された位置に対応する画面位置に表示している処理項目が本発明の機能を用いた処理項目か否かを判断することにより行う。
【0024】
次にCPU13は、RAM16に格納されでいるレイアウトデータを読み出して解析し、そのレイアウトデータのフィールド情報に従いフィールドを表す描画データに展開して表示装置14に出力し、その画面上に設定したレイアウト領域Aにフィールドを表す描画を行う(ステップS3)。CPU13は前記ステップS2、S3の処理を1画面に表示可能な数分(1頁分)だけ、レイアウトの表示処理を繰り返して行う。このようにして図4の画面上のA側のレイアウト領域にレイアウトを表示する。
【0025】
前記処理が終了するとCPU13は、記憶装置12のROM15に格納されている部品データを読み出しRAM16へ格納する(ステップS4)。
次にCPU13は、RAM16に格納されている部品データを読み出して解析し、その部品データを前記表示装置14で表示可能な描画データに展開して表示装置14へ出力する(S5)。この場合、部品一覧の部品属性の初期値を部品属性▲1▼としているので、部品属性▲1▼(イラスト)の部品データの展開データのみを表示装置14へ出力する。
【0026】
CPU13は、前記ステップS4、S5の処理を1画面に表示可能な数分だけ、部品の表示処理を繰り返して行う。このようにして図4の画面上のB側に部品一覧を表示する。
このように、表示装置14の画面上のA側にレイアウトの一覧、B側に部品の一覧が表示された後、ユーザによってレイアウト領域Aに表示した「前」または「次」ボタンが選択されると、CPU13は選択されたボタンに応じてさらに前記ROM15のアドレスを変えてレイアウトデータを読み出してRAM16に格納した後、前記ステップS3と同様の処理によってレイアウトデータを解析し、展開した描画データを表示装置14に出力し、レイアウト領域に異なるレイアウトデータを表示する。この際、部品一覧領域Bに表示されている部品データの変更は行わない。
【0027】
また、部品一覧領域Bに表示した「前」または「次」ボタンが選択されたときも同様に、CPU13は選択されたボタンに応じて前記ROM15のアドレスを変えて部品データを読み出してRAM16に格納する。そして、前記ステップS5と同様の処理によって部品データを展開した描画データを表示装置14に出力し、部品一覧領域Bの各部品表示領域に異なる部品データを表示する。この際、レイアウト領域Aに表示されているレイアウトデータの変更は行わない。
【0028】
さらに、上記のように、部品属性▲1▼が選択されている状態で、現在の部品属性と異なる部品属性である部品属性▲2▼または部品属性▲3▼を選択するボタンが押されると、CPU13は前記ステップS4、S5と同様の処理を行う。つまり、押されたボタンの部品属性に対応する部品データをROM等の記憶装置からRAMへ読み込み、その部品データを解析して描画データに展開し表示装置14へ出力する。この処理によって、部品一覧領域Bの各部品表示領域b1〜b9に、選択された部品属性の部品を表示する。
【0029】
§3:部品挿入処理の説明・・・図6、図7参照
図6は部品挿入画面説明図、図7は部品挿入処理フローチャートである。以下、図6、図7に基づいて部品挿入処理を説明する。なお、S10〜S13は各処理ステップを示す。
(1):部品挿入画面の説明・・・図6参照
前記のように、任意の部品属性を選択して部品を表示させた後、前記部品一覧からいずれか1つの部品を選択すると、レイアウト領域Aに表示された全てのレイアウトの選択された部品属性に該当するフィールドに、それぞれ前記選択された部品がフィールド情報の修飾情報(左右反転、縦/横書き等)に従い挿入される。
【0030】
すなわち、部品挿入画面では、部品一覧領域に表示された部品の1つ(図の網掛け部分)を選択すると、レイアウト領域の全てのレイアウトの該当するフィールド(部品挿入領域)に前記選択された部品が挿入されて表示する(図6では、部品一覧領域の網掛け部分が選択された部品であり、レイアウト領域の各レイアウトの網掛け部分が挿入された部品である)。
【0031】
例えば、部品一覧領域に部品属性▲1▼(イラスト)の部品が表示された状態で、いずれか1つの部品(例えば部品▲1▼−1)が選択されると、その部品が、レイアウト領域に表示された全てのレイアウトの該当するフィールド(部品属性▲1▼の挿入領域)に挿入されて表示される。
(2):部品挿入処理の説明・・・図7参照
前記部品挿入処理を行う場合、ユーザの操作に基づきCPU13は次のようにして処理を行う。前記のように、任意の属性を有する部品を表示した状態で、ユーザの操作により入力装置11から1つの部品(例えば図6に示す部品▲1▼−1)が選択され、その選択情報が入力されると(ステップS10)、CPU13はRAM16内のレイアウトデータを読み出して解析する。そしてCPU13はレイアウト領域Aに表示された各レイアウトの該当するフィールド(▲1▼の属性をもつフィールド)を検索する(ステップS11)。
【0032】
前記部品選択の検出は、例えば入力装置11であるタッチパネルへの押圧を検出し、その押圧された位置に対応する画面位置に部品が表示されているか否かを判断し、該位置に表示している部品を特定することにより行う。
次にCPU13は、RAM16内のレイアウトデータから前記レイアウトの該当するフィールドの情報を得る(ステップS12)。この情報としては、部品を出力する位置、大きさ等の情報(図3参照)である。そしてCPU13は、選択されたRAM16内の部品データ(部品▲1▼−1のデータ)をフィールド情報に従い表示装置14へ出力する(ステップS13)。
【0033】
CPU13は前記S11、S12、S13の処理を1画面に表示されているレイアウト分だけ処理を繰り返して行う。この処理により表示装置14ではA側のレイアウト領域のレイアウトの現在の部品属性をフィールド情報として備える全てのフィールドに、挿入された部品を表示する。
また、レイアウトのフィールドに部品が挿入されている状態で他の部品が選択された場合も、前述と同様の処理によって、現在フィールドに挿入して表示されている部品に換え、選択された部品を挿入して表示する。
【0034】
さらに、ユーザは各部品属性に切り換えてそれぞれ前述の部品挿入処理を行うための操作により、任意の部品属性を持つ所望の部品をレイアウト領域に表示された全てのレイアウトの該当するフィールドに挿入することができる。
CPU13は前述のように部品が選択され、レイアウトの該当するフィールドに該部品が挿入して表示された状態で、ユーザの操作によりレイアウト領域Aの「前」または「次」ボタンが押されたことを検出すると次の処理を行う。
【0035】
「前」または「次」のボタンが押されたことを検出すると、前述と同様の処理によって、押されたボタンに基づきROM15に格納されているレイアウトデータを読み出し、RAM16に格納する。
その後、CPU13は、前記RAM16に格納した各レイアウトデータのフィールド情報を用いてレイアウト領域Aにレイアウトの描画を行うが、このとき前述のように部品が選択されている場合、その選択されている部品の属性に該当するフィールドに該部品を挿入した形で描画データに展開し、表示装置14へ出力する。
【0036】
この処理をレイアウト領域Aに表示するレイアウト数分だけ繰り返し、レイアウトを切り換え表示を行う。
§4:部品効果付加処理の説明・・・図6,図8〜図10
以下、図6,図8〜図10を使用して部品効果付加処理について説明する。
(1):部品効果付加画面例・・・図6,図8参照
図8は部品効果付加画面例である。図8に示した部品は図6,図7を用いて説明した部品挿入処理後の1例である。この例での部品挿入処理は、図6の部品1゜−1(うぐいすのイメージとする)が選択されてレイアウト領域Aの各レイアウトの該当するフィールドに挿入したものである。
【0037】
その部品挿入処理の後、ユーザがレイアウト領域Aに表示されている「効果機能」ボタンを押すことにより、選択された部品へ効果データを付加するための図8の部品効果付加画面が表示される。
その部品効果付加画面の左側には選択部品表示領域Cが設定され、前述で選択された部品が表示される。また、右側には指示ボタン表示領域Dが設定され、選択部品表示領域Cに表示されている部品に対して効果データの付加を指示するための「部品効果付加」ボタン,元の部品の表示に戻す指示を行うための「元の絵」ボタン,部品に対する効果データの付加処理を決定するための「決定」ボタンが表示される。
【0038】
この部品効果付加画面が表示された状態において、ユーザは「部品効果付加」ボタンを押すことにより、選択部品表示領域Cに表示されている部品に効果データを付加し、効果データが付加された部品が所望の表示となったところで「決定」ボタンを押すことにより部品効果付加処理を終了させる。
また、前述の操作により効果データを部品に付加した状態において、「元の絵」ボタンを押すことにより、選択部品表示領域Cに表示されている部品が初めの部品のみの表示に戻る。
【0039】
さらに、ユーザが効果データ数を超えて「部品効果付加」ボタンを押すと、部品に付加された各効果データの領域が、ボタンを押した回数に応じて順次元の部品データに復元される。
さらに、ユーザは選択部品表示領域Cに表示されている部品に対して直接操作を行うことによっても効果データの付与/復元を行うことができる。
(2):部品データの説明・・・図9参照
図9は部品データの説明図であり、この部品データのデータ構造および使用方法について説明する。
【0040】
図9に示されるように、部品データは、部品数,部品コードに対応付けられた部品データ格納アドレス,実際に表示される部品データで構成される。ここで示している部品データは1部品属性に対するものであり、このような部品データが部品属性毎に図2のROM15に格納されている。
この図9に示される部品データは、図5のフローチャートに示される部品一覧領域に部品を表示するための処理において以下のように使用される。
【0041】
図5のフローチャートのステップS4では、初期値として設定されている部品属性▲1▼に対応する各部品コードを用い、該部品コードに対応する部品データ格納アドレスを得て、該アドレスに格納されている部品データをROM15から読み出しRAM16に格納する処理を行っている。
その後、ステップS5において、RAM16に格納した部品データを解析し、描画データに展開して部品表示一覧Bの各部品表示領域にそれぞれ部品を表示するよう表示装置14に出力している。
(3):部品効果情報および効果データの説明・・・図10参照
図10は部品効果情報と効果データの説明図であり、同図(a)が部品効果情報を示す図、同図(b)が1部品の部品効果情報と効果データを示す図である。
【0042】
部品効果情報は図10(a)に示されるように、図9の部品データと同様に、部品コードに対応付けられた部品効果情報格納アドレス,実際の部品効果情報で構成される。この部品効果情報格納アドレスは、実際の部品効果情報が格納されているROM15のアドレスが示されている。
そして、この部品効果情報は図10(b)に示されるような、部品効果数、部品効果数分の効果情報で構成されており、その各効果情報は効果データの貼付位置,大きさ,格納アドレスで構成される。この貼付位置は効果データを貼り付ける領域の左上位置をY/Xドット位置で示しており、大きさは効果データを貼り付ける領域を縦/横ドット数で示しており、格納アドレスは実際の効果データが格納されるROM15の先頭アドレスを示している。
(4):第1の部品効果付加処理のフローチャートの説明・・・図11〜図13参照
図11〜図13は第1の部品効果付加処理のフローチャートである。なお、S21〜S40は各処理ステップを示す。この第1の部品効果付加処理は、前述の「部品効果付加画面」における指示ボタン表示領域Dに表示される各ボタンを操作することによって、同画面の選択部品表示領域Cに表示される選択部品に効果データを付加する処理である。
【0043】
部品効果付加処理を行う場合、ユーザの操作に基づきCPU13は制御プログラムを用いて次のようにして処理を行う。
前述のように、レイアウト領域Aに表示されている「効果機能」ボタンがユーザによって押されたことにより、部品効果付加機能の選択情報入力を検出し(ステップS21)、「部品効果付加画面」のデータを表示装置14に出力して表示する(ステップS22)。
【0044】
ここで、「効果機能」ボタンの選択を検出して「部品効果付加画面」を表示するように構成してあるが、部品一覧領域B内に表示されている部品の選択を検出して「部品効果付加画面」を表示するよう構成してもよい。そして、「部品効果付加画面」を使用したユーザの操作に対する以下の処理をした後、効果データを付加した部品をレイアウト領域Aに表示されている各レイアウトの該当フィールドに挿入して表示するように構成してもよい。これらの構成をとることにより、「効果機能」ボタンをユーザに選択させるという操作を削減することができる。
【0045】
そして、選択されている部品(前述の例では部品▲1▼−1)に対応する効果データの中から次にROM15から読み出すべき効果データを特定するために用いる部品効果カウンタに初期値1を設定し(ステップS23)、その選択されている部品のコードを用いて対応する部品効果情報格納アドレスを特定し、該アドレスに格納されている部品効果情報をROM15から読み出してRAM16に格納する(ステップS24)。
【0046】
また、該部品効果情報で示される部品効果数分の状態フラグをOFFにして初期状態とし(ステップS25)、ユーザ操作による入力情報の検出状態とする。この状態フラグは、各効果データが既に部品に付加されているかどうかを示すものであり、ONであれば付加されていることを示し、OFFであればまだ付加されていないことを示す。
【0047】
ユーザ操作による入力装置11からの入力情報から「部品効果付加」ボタンが選択された(押された)ことを検出すると(ステップS26)、部品効果カウンタが示す値が部品効果情報に含まれる部品効果数を超えるか否か判定する(ステップS27)。
その後、部品効果カウンタの値で示される効果情報の効果データ格納アドレスに基づき、ROM15に格納されている効果データを読み出してRAM16に格納する(ステップS29)。例えば、部品効果カウンタの値が1であれば、図10(b)で示したような効果情報1の効果データ格納アドレス1が効果データ1の読み出しに用いられ、また、部品効果カウンタの値がnであれば、効果情報nの効果データ格納アドレスnが効果データnの読み出しに用いられる。
【0048】
そして、部品効果カウンタの値で示される状態フラグがONであるか否か判定し(ステップS30)、状態フラグがOFFであれば該部品効果カウンタによって示される効果情報の内容(貼付位置,大きさ)に基づいて効果データを描画データに展開し、該効果データによってRAM16に展開されている部品データを更新する(ステップS31)。
【0049】
また、前記ステップS30により状態フラグがONであると判定されると、部品効果カウンタの値によって示される効果情報の貼付位置,大きさで特定されるRAM16の部品データの領域を、元の部品データのデータによって復元する。(ステップS32)
このステップS31またはステップS32の処理の後、部品効果カウンタで示される状態フラグのON/OFFを反転させ(ステップS33)、部品効果カウンタに1を加える(ステップS34)。例えば、部品効果カウンタの値が1であれば、効果データ1に対応する状態フラグ(例えば、状態フラグ1)のON/OFFを反転させ、部品効果カウンタの値を2に更新する。
【0050】
これらの処理の後、RAM16に展開されている部品データを表示装置14に出力して「部品効果付加画面」の選択部品表示領域Cに表示し(ステップS35)、ステップS26のユーザ操作による入力装置11からの入力情報の検出処理に戻る。
ユーザによって「部品効果付加」ボタンが複数回押されることにより、前述の処理ステップが繰り返され、部品に順次効果データが付加されていく。
【0051】
すると、「部品効果付加」ボタンを押された回数が部品効果数を超えた、つまり、ステップS27において、部品効果カウンタが示す値が部品効果数を超えると判定される。この判定により、部品効果カウンタを初期値1に設定する。(ステップS28)
このとき全ての状態フラグはONとなっており、ステップS30において正判定がなされるため、ステップS31の処理ではなく、部品効果カウンタの値により示される部品効果情報に従いRAM16の部品データに付加された効果データの領域を元の部品データに復元する処理を行う(ステップS32)。
【0052】
この元データへの復元処理は、前述の効果データの付加処理と同様、ユーザにより「部品効果付加」ボタンの押される回数が効果データ数を超えるまで行うことになる。
また、前述のステップS26において、ユーザ操作による入力装置11からの入力情報が「部品効果付加」ボタンを選択したことを示すのではなく、「元の部品」ボタンの選択を示すことを検出した場合(ステップS36)、選択されている部品データをROM15から再度読み出してRAM16に格納し(ステップS37)、部品効果カウンタを初期値1に設定し、部品効果数分の状態フラグをOFFにして初期状態とする(ステップS38)。
【0053】
これにより、RAM16の部品データは、効果データが付加されていない元のデータに復元され、前述のステップS35により元の部品が表示されることになる。
また、そのステップS36において、入力装置11からの入力情報が「元の部品」ボタンの選択をを示すものでなく、「決定」ボタンの選択を示すことを検出した場合(ステップS39)、部品効果付加処理を終了し、該処理が行われたRAM16の部品データをレイアウト領域Aに表示されている各レイアウトの該当フィールドに挿入して表示する(ステップS40)。
【0054】
以上が、指示ボタン表示領域Dに表示されたボタンを操作して、選択部品へ効果データを付加する処理を説明したものである。
次に、選択部品表示領域Cに表示された部品に対する操作により、選択部品へ効果データを付加する第2の部品効果付加処理について説明する。
(5):第2の部品効果付加処理のフローチャートの説明・・・図14、図15参照
図14,図15は第2の部品効果付加処理のフローチャートである。なお、41〜S50は各処理ステップを示す。この第2の部品効果付加処理は、ユーザによる前述の「部品効果付加画面」の選択部品表示領域Cに表示されている部品に対する操作をCPU13が検出して行うものである。
【0055】
この第2の部品効果付加処理を行う場合、ユーザの操作に基づきCPU13は制御プログラムを用いて次のようにして処理を行う。
なお、以下の説明は、前述の第1の部品効果付加処理のフローチャートの説明における、部品効果付加機能の選択情報入力の検出処理(ステップS21)、「部品効果付加画面」のデータを表示装置14に出力して表示させる処理(ステップS22)、選択されている部品のコードを用いて対応する部品効果情報格納アドレスを特定し、該アドレスに格納されている部品効果情報をROM15から読み出してRAM16に格納する処理(ステップS24)、該選択部品の部品効果情報で示される部品効果数分の状態フラグをOFFにして初期状態とする処理(ステップS25)を行った後の処理である。
【0056】
ユーザ操作による入力装置11からの入力情報から選択部品表示領域Cへの指示を検出すると(ステップS41)、部品効果情報検索カウンタに初期値1を設定する(ステップS42)。
そして、以下説明するユーザに指示された位置が、効果データが付加される領域に含まれるかどうかの判定処理を行う。
【0057】
まず、部品効果情報検索カウンタが部品効果数を超えるか否か比較判定を行い(ステップS43)、超える場合にはこの第2の部品効果付加処理を終了する。
部品効果情報検索カウンタが部品効果数を超えない場合には、ユーザによって指示された位置が部品効果情報検索カウンタの値で示される効果情報の効果データの貼付位置と大きさで求まる領域内であるか否か判定する。(ステップS45)
例えば、部品効果情報検索カウンタの値が1であれば、効果情報1の効果データ1の貼付位置と大きさの情報を用い、また、部品効果情報検索カウンタの値がnであれば、効果情報nの効果データnの貼付位置と大きさの情報を用いて前述の領域を求め判定を行う。
【0058】
ユーザの指示位置が上記求めた領域内でないと判定されれば、部品効果情報検索カウンタに1を加え(ステップS45)、ステップS43の比較判定処理に戻る。このような処理により、ユーザの指示位置を含む領域に付加される効果データがあるか否か検索する。
検索の結果、ステップS45において、ユーザの指示位置を含む領域に付加される効果データの効果情報が特定されると、現在の部品効果情報検索カウンタの値で示される状態フラグ(特定された効果情報に対応)がONであるか否か判定する。(ステップS46)
その状態フラグがOFFであれば、部品効果情報検索カウンタの値で示される効果情報の内容(貼付位置,大きさ)に基づいて効果データを描画データに展開し、該効果データによってRAM16に展開されている部品データを更新し(ステップS47)、また状態フラグがONであれば、該効果情報の内容で特定されるRAM16の部品データの領域を、元の部品データのデータによって復元する(ステップS48)。
【0059】
このステップS47またはステップS48の処理の後、部品効果情報検索カウンタで示される状態フラグのON/OFFを反転させ(ステップS49)、RAM16に展開されている部品データを表示装置14に出力して「部品効果付加画面」の選択部品表示領域Cに効果データを付加/復元させた部品を表示し(ステップS50)、この第2の部品効果付加処理を終了する。
【0060】
以上、部品効果付加処理の内容説明を容易とするために、第2の部品効果付加処理の説明を第1の部品効果付加処理と独立して説明したが、第1の部品効果付加処理のフローチャートのステップS38において入力情報が「決定」でない場合に、第2の部品効果付加処理のフローチャートを実行させ、その第2の部品効果付加処理におけるステップS50のRAM16の部品データの表示の後に、第1の部品効果付加処理のフローチャートのステップS26に戻るように構成させることにより、部品効果付加処理を1つのフローチャートで実行させることができる。
【0061】
以上の説明が部品に効果データを付与するための専用の処理画面を表示して部品効果付加処理を行う例であり、図16は部品に効果データを付与した結果を示した図である。
図16において、選択部品表示領域C内の複数の矩形領域は、各効果情報の貼付位置,大きさで求まる領域であり、その矩形領域内の網かけの表示が実際に付加されたデータを示している。前述の第2の部品効果付加処理は、ユーザの指示がこれらのいずれかの矩形領域内であるか否かを判定しで処理を行っているものである。
【0062】
次に、前述のような専用の処理画面を表示することなく、部品に効果データを付与する第3の部品効果付加処理について説明する。
(6):第3の部品効果付加処理のフローチャート・・・図17,図18参照
図17,図18は第3の部品効果付加処理のフローチャートである。なお、S61〜S73は各処理ステップを示す。
【0063】
この第3の部品効果付加処理を行う場合、ユーザの操作に基づきCPU13は制御プログラムを用いて次のようにして処理を行う。
前述の第1の部品効果付加処理のフローチャートにおいては、レイアウト領域Aに表示されている「効果機能」ボタンがユーザによって押されたことにより、ステップS21において部品効果付加機能の選択情報入力を検出し、ステップS22において部品効果付加画面」のデータを表示装置14に出力して表示するように構成しているが、この第3の部品効果付加処理においては、これらの処理ステップは必要とせず、代わりに「効果機能」ボタンの選択に対応する処理内容を変更する。
【0064】
ユーザが操作するための表示画面は、図4に示すレイアウト/部品一覧画面であり、図6に示すようにレイアウト/部品一覧画面に対するユーザの操作により部品が選択され、レイアウト領域Aの各レイアウトの該当フィールドに選択された部品が挿入され表示されていることを初期状態とする。
部品一覧領域Bの部品表示領域に表示しているいずれかの部品が選択されたことを入力装置11からの入力情報により検出すると、まず、部品効果カウンタに初期値として1を設定し(ステップS61)、選択された部品のコードを用いて該部品に対応する部品効果情報格納アドレスを特定し、該アドレスに格納されている部品効果情報をROM15から読み出してRAM16に格納する(ステップS62)。
【0065】
そして、該部品効果情報で示される部品効果数分の状態フラグをOFFにして初期状態とし(ステップS63)、ユーザ操作による入力装置11からの入力情報の判定処理を行う(ステップS64)。この状態フラグは、各効果データが既に部品に付加されているかどうかを示すものであり、ONであれば付加されていることを示し、OFFであればまだ付加されていないことを示す。
【0066】
この入力情報の判定処理により「付加機能」ボタンが選択された(押された)ことを検出すると、部品効果カウンタが示す値が部品効果情報に含まれる部品効果数を超えるか否かを判定する(ステップS65)。
部品効果カウンタが示す値が部品効果数を超えない場合、部品効果カウンタの値で示される効果情報の効果データ格納アドレスに基づき、ROM15に格納されている効果データを読み出してRAM16に格納する(ステップS67)。例えば、部品効果カウンタの値が1であれば、図10(b)で示したような効果情報1の効果データ格納アドレス1が効果データ1の読み出しに用いられ、また、部品効果カウンタの値がnであれば、効果情報nの効果データ格納アドレスnが効果データnの読み出しに用いられる。
【0067】
ステップS65において部品効果カウンタが部品効果数を超えると判定される場合には、部品効果カウンタに初期値1を設定する(ステップS66)。
そして、部品効果カウンタの値で示される状態フラグがONであるか否か判定し(ステップS68)、状態フラグがOFFであれば該部品効果カウンタによって示される効果情報の内容(貼付位置,大きさ)と、レイアウト領域Aに表示している各レイアウトのフィールド情報の内容(位置,大きさ)に基づいて効果データを描画データに展開し、該効果データによってRAM16に展開されている部品データを更新する(ステップS69)。
【0068】
また、前記ステップS68により状態フラグがONであると判定されると、部品効果カウンタの値によって示される効果情報の内容(貼付位置,大きさ)と、レイアウト領域Aに表示している各レイアウトのフィールド情報の内容(位置,大きさ)で特定されるRAM16の部品データの領域を、元の部品データのデータによって復元する。(ステップS70)
このステップS69またはステップS70の処理の後、部品効果カウンタで示される状態フラグのON/OFFを反転させ(ステップS71)、部品効果カウンタに1を加える(ステップS72)。例えば、部品効果カウンタの値が1であれば、効果データ1に対応する状態フラグ(例えば、状態フラグ1)のON/OFFを反転させ、部品効果カウンタの値を2に更新する。
【0069】
これらの処理を行った後、処理が行われたRAM16の部品データをレイアウト領域Aに表示されている各レイアウトの該当フィールドに挿入して表示し(ステップS73)、ステップS64の入力情報の判定処理に戻る。
前述のように、ステップS64において入力情報が「付加機能」ボタンの選択を示すものではなく、ユーザ操作による所望レイアウトの選択によるレイアウトの確定を検出する(例えば、入力装置11からの入力情報が、表示しているレイアウトに対する押下を示すことを検出)と、前述の処理が行われた部品データが選択されたレイアウトの該当フィールドに挿入された文書が作成され、この第3の部品効果付加処理を終了する。
【0070】
以上の処理により、ユーザ操作により「効果機能」ボタンが押されると、レイアウト領域Aの各レイアウトの該当フィールドに挿入して表示されている選択部品に、該ボタンの押下回数に応じた個数の効果データを付加して、または全ての効果データが選択部品に付加されている場合に該ボタンの押下回数に応じた個数の効果データを元データに復元して表示する。
【0071】
また、この第3の部品効果付加処理においても、前述の第1の部品効果付加処理と同様に、例えば、「元の部品」ボタンのような表示領域をレイアウト/部品一覧表示画面上に設け、該ボタンの選択を検出して部品一覧領域に表示している選択部品を各レイアウトのフィールドに挿入して表示することにより、効果データの付加されている部品を元の部品に復元するようにしてもよい。
【0072】
さらに、前述のような専用の処理画面を表示することなく、かつ「付加機能」ボタンの押下検出に対応しで行う部品効果付加の処理内容を変えた例である第4の部品効果付加処理についで説明する。
(7):第4の部品効果付加処理のフローチャート・・・図19,図20,図21参照
図19,図20,図2は第4の部品効果付加処理のフローチャートである。なお、S81〜S101は各処理ステップを示す。
【0073】
前述の第3の部品効果付加処理は、レイアウト領域Aに表示されている「効果機能」ボタンがユーザによって押されたことにより、レイアウト領域Aの各レイアウトの該当フィールドに挿入して表示されている選択部品に、該ボタンの押下回数に応じた個数の効果データを付加して表示するように構成しているが、この第4の部品効果付加処理は、部品一覧領域Bの各部品表示領域に表示されている部品に各々対応する効果データを付加して表示するよう構成している。
【0074】
この第4の部品効果付加処理を行う場合、ユーザの操作に基づきCPU13は制御プログラムを用いて次のようにして処理を行う。
ユーザが操作するための表示画面は、図4に示すレイアウト/部品一覧画面であり、さらに、少なくとも部品一覧領域Bに表示可能な部品数である複数の部品効果カウンタと複数の状態フラグと対象部品カウンタとを備える。例えば、図4に示す表示画面では、9個の部品効果カウンタを備える。また、対象部品カウンタが示す値は部品表示領域と対応している。
【0075】
まず、選択されている部品属性に対応する複数の部品を部品一覧領域Bに表示するレイアウト/部品一覧画面の表示の後(ステップS81)、部品一覧領域Bに表示している部品数の部品効果カウンタに初期値として1を設定し(ステップS82)、その部品一覧領域Bに表示している部品のそれぞれのコードを用いて該部品に対応する部品効果情報格納アドレスを特定し、該アドレスに格納されている部品効果情報をROM15から読み出してRAM16に格納する(ステップS83)。
【0076】
また、対象部品カウンタにも初期値として1を設定する。(ステップS84)そして、部品一覧領域Bに表示している各部品対応の状態フラグを設定して、設定したそれぞれの状態フラグにおいて各部品の部品効果情報で示される部品効果数分のフラグをOFFして初期状態とする(ステップS85)。この状態フラグは、各効果データが既に部品に付加されているかどうかを示すものであり、ONであれば付加されていることを示し、OFFであればまだ付加されていないことを示す。
【0077】
ユーザ操作による入力装置11からの入力情報が「付加機能」ボタンの選択であると判定すると(ステップS86)、対象部品カウンタが示す値が部品一覧領域Bに表示している部品数を超えているか否か判定する(ステップS87)。
対象部品カウンタの示す値が表示部品数を超えている場合、対象部品カウンタに初期値1を設定して(ステップS88)、ステップS86の入力情報の判定に戻る。
【0078】
対象部品カウンタの示す値が表示部品数を超えていない場合、対象部品カウンタが示す値に対応する部品表示領域に表示されている部品に対応する部品効果カウンタが、該部品の部品効果情報に含まれる部品効果数を超えているか否か判定し(ステップS89)、部品効果カウンタが部品効果数を超えている場合、該部品効果カウンタに初期値1を設定する(ステップS90)。
【0079】
その後、該部品効果カウンタの値で示される効果情報の効果データ格納アドレスに基づき、ROM15に格納されている効果データを読み出してRAM16に格納する(ステップS91)。例えば、部品効果カウンタの値が1であれば、図10(b)で示したような効果情報1の効果データ格納アドレス1が効果データ1の読み出しに用いられ、また、部品効果カウンタの値がnであれば、効果情報nの効果データ格納アドレスnが効果データnの読み出しに用いられる。
【0080】
この部品効果カウンタの値で示される状態フラグがONであるか否か判定し(ステップS92)、状態フラグがOFFであれば該部品効果カウンタによって示される効果情報の内容(貼付位置,大きさ)と、対象部品カウンタの値で示される部品表示領域の表示位置,表示領域の大きさに基づいで効果データを描画データに展開し、該効果データによってRAM16に展開されている部品データを更新する(ステップS93)。
【0081】
また、前記ステップS92により状態フラグがONであると判定されると、部品効果カウンタの値によって示される効果情報の内容(貼付位置,大きさ)と、対象部品カウンタの値で示される部品表示領域の表示位置,表示領域の大きさで特定されるRAM16の部品データの領域を、元の部品データのデータによって復元する(ステップS94)。
【0082】
このステップS93またはステップS94の処理の後、部品効果カウンタで示される状態フラグのON/OFFを反転させ(ステップS95)、部品効果カウンタに1を加える(ステップS96)。例えば、部品効果カウンタの値が1であれば、効果データ1に対応する状態フラグ(例えば、状態フラグ1)のON/OFFを反転させ、部品効果カウンタの値を2に更新する。
【0083】
これらの処理を行った後、処理が行われたRAM16の部品データを部品一覧領域Bの対応する部品表示領域に挿入して表示し(ステップS97)、対象部品カウンタに1を加えて(ステップS98)、ステップS87の判定処理に戻る。前述のステップS86において、入力装置11からの入力情報が部品一覧領域Bに表示しているいずれかの部品の選択を示す場合(ステップS99)、RAM16に格納されている該選択部品をフィールド情報に基づいてレイアウト領域Aに表示されている各レイアウトの該当フィールドに挿入して表示する(ステップS100)。これにより、部品一覧領域Bに表示されている効果データが付加された所望の部品を、レイアウト領域の各レイアウトの該当フィールドに挿入して表示することができる。
【0084】
また、入力情報がレイアウト確定を示す場合(ステップS101)、本処理のフローチャートを終了する。
これまで説明した第1の部品効果付加処理,第3の部品効果付加処理,第4の部品効果付加処理において、部品に効果データを付加する際に、該付加処理を指示するための表示領域(ボタン)の押下回数に応じて、それぞれ効果データを部品に付加するよう構成しているが、該ボタンの連続押下時間を計測し、所定時間ごとにボタン押下時の処理を行うよう構成してもよい。また、第2の部品効果付加処理において、ステップS50の部品データの表示後、選択部品表示領域の同じ箇所の連続押下時間を計測し、所定時間連続して押下されていればステップS46からの処理を行うよう構成してもよい。
【0085】
このような構成により、ユーザにボタンを押させる回数を削減することができ、ユーザによる操作性を向上させることが可能となる。
さらに、部品効果付加処理専用の他の部品効果付加画面を用いた部品効果付加処理について説明する。
(8)他の部品効果付加処理の説明・・・図22〜図28
以下に、図22〜図28を使用して他の部品効果付加処理について説明する。上述の図6,図8〜図10を使用した説明と同様に、以下に説明する部品効果付加画面の表示および処理をするように構成してもよい。
【0086】
図22は他の部品効果付加画面例である。図22に示した部品は図8と同様の例であり、部品▲1▼−1(うぐいすのイメージとする)が選択されてレイアウト領域Aの各レイアウトの該当するフィールドに挿入したものである。
その部品挿入処理の後、ユーザがレイアウト領域Aに表示されている「効果機能」ボタンを押すことにより、選択された部品へ効果データを付加するための図22の部品効果付加画面が表示される。
【0087】
その部品効果付加画面は図8と同様に、その左側には選択部品表示領域Cが設定され、前述で選択された部品が表示される。また、右側には指示ボタン表示領域Dが設定され、選択部品表示領域Cに表示されている部品に対して効果データの付加を指示するための「部品効果付加」ボタン,元の部品の表示に戻す指示を行うための「元の絵」ボタン,部品に対する効果データの付加処理を決定するための「決定」ボタンが表示される。
【0088】
さらに、この図22の部品効果付加画面においては、指示ボタン表示領域Dに「部品効果自動付加」ボタンが表示される。
この部品効果付加画面が表示された状態において、ユーザは「部品効果付加」ボタンを押すことにより、選択部品表示領域Cに表示されている部品に効果データを付加し、効果データが付加された部品が所望の表示となったところで「決定」ボタンを押すことにより部品効果付加処理を終了させる。
【0089】
また、前述の操作により効果データを部品に付加した状態において、「元の絵」ボタンを押すことにより、選択部品表示領域Cに表示されている部品が初めの部品のみの表示に戻る。
さらに、ユーザが効果データ数を超えて「部品効果付加」ボタンを押すと、部品に付加された各効果データの領域が、ボタンを押した回数に応じて順次元の部品データに復元される。
【0090】
さらに、ユーザは選択部品表示領域Cに表示されている部品に対して直接操作を行うことによっても効果データの付与/復元を行うことができる。
この例において新たに追加表示された「部品効果自動付加」ボタンがユーザに押されると、所定時間を経過する毎に効果データを1つずつ選択部品表示領域Cに表示されている部品に付加して表示する。そして、所望の表示になったところでユーザが「決定」ボタンを押すことにより、その「決定」ボタンが押された時点で表示されている効果データがその部品に付加されることが決定する。
【0091】
部品データのデータ構造は上述した図9と同様であり、その使用方法は上述した図5と同様であるためその説明は省略する。また、部品データと同様に、部品効果情報および効果データも図10およびその説明した内容と同様であるため、その説明は省略する。
図23〜図28のフローチャートにより、第5の部品効果付加処理について説明する。
【0092】
図23〜図28は第5の部品効果付加処理のフローチャートである。
この第5の部品効果付加処理は、前述の「部品効果付加画面」における指示ボタン表示領域Dに表示される各ボタンを操作することによって、同画面の選択部品表示領域Cに表示される選択部品に効果データを付加する処理であり、第1の部品効果付加処理、第2の部品効果付加処理と同様である。ただし、この第5の部品効果付加処理は、新たに設けてある「部品効果自動付加」ボタンの操作に基づく処理,制御が追加されている点で第1の部品効果付加処理と異なる。
【0093】
この第5の部品効果付加処理も、ユーザの操作に応じて制御プログラムの制御でCPU13により次のように実行される。
前述のように、レイアウト領域Aに表示されている「効果機能」ボタンがユーザによって押されたことにより、部品効果付加機能の選択情報入力を検出し(ステップS121)、「部品効果付加画面」のデータを表示装置14に出力して表示する(ステップS122)。
【0094】
ここで、「効果機能」ボタンの選択を検出して「部品効果付加画面」を表示するように構成してあるが、部品一覧領域B内に表示されている部品の選択を検出して「部品効果付加画面」を表示するよう構成してもよい。そして、「部品効果付加画面」を使用したユーザの操作に対する以下の処理をした後、効果データを付加した部品をレイアウト領域Aに表示されている各レイアウトの該当フィールドに挿入して表示するように構成してもよい。これらの構成をとることにより、「効果機能」ボタンをユーザに選択させるという操作を削減することができる。
【0095】
そして、選択されている部品(前述の例では部品▲1▼−1)に対応する効果データの中から次にROM15から読み出すべき効果データを特定するために用いる部品効果カウンタに初期値1を設定し(ステップS123)、その選択されている部品のコードを用いて対応する部品効果情報格納アドレスを特定し、該アドレスに格納されている部品効果情報をROM15から読み出してRAM16に格納する(ステップS124)。
【0096】
また、該部品効果情報で示される部品効果数分の状態フラグをOFFにして初期状態とし(ステップS125)、前回の入力情報を初期化し、前回の入力時刻を初期化してユーザ操作による入力情報の検出状態とする。(ステップS126,S127)
この状態フラグは、各効果データが部品に付加されているかどうかを示すものであり、ONであれば付加されていることを示し、OFFであれば付加されていないことを示す。また、入力情報は画面上のどの位置が押されたかによってどのボタンが選択されたか、どの領域が選択されたかを特定するための情報であり、入力時刻はユーザがボタンや領域を押した時点での装置内蔵のタイマが示す時刻である。
【0097】
入力情報および入力時刻の初期化を行った後、入力情報検出処理を行う。(ステップS128)
この入力情報検出処理を図27のフローチャートにて説明する。
まず、入力装置の状態を読み取る(ステップS201)。本実施例の場合、入力装置としてタッチパネルを使用しているので、ユーザがタッチパネルを指示(押下)している状態か判定する(ステップS202)。
【0098】
ユーザによりタッチパネルが指示(押下)されている場合、その指示位置から求まる入力情報が前回指示の入力情報と同じかどうか判定し(ステップS203)、タッチパネルが指示されていない場合はステップS201の処理に戻る。
今回の入力情報が前回の入力情報と同じであれば、その今回の入力情報が連続処理の有効な入力情報であるか判定する(ステップS204)。この連続処理の有効な入力情報としては、「選択部品表示領域C」への指示、「部品効果付加」ボタンへの指示などがある。
【0099】
連続処理の有効でない入力情報の場合はステップS201の処理に戻り、連続処理の有効な入力情報である場合、前回の入力時刻から所定時間が経過したか判定する(ステップS205)。この所定時間はシステムによって予め決められている任意の時間であり、例えば1秒である。
また、ステップS205にて前回の入力時刻から所定時間が経過していない場合は、ステップS201の処理に戻る。
【0100】
前回の入力時刻から所定時間が経過している場合、または、ステップS203にて今回の入力情報が前回の入力情報と異なる場合は、前回の入力情報を今回の入力情報で更新し(ステップS206)、前回の入力時刻を今回の入力時刻で更新する(ステップS207)。
この前回の入力時刻から所定時間が経過しているか判定するのは、連続処理の有効な入力情報を読み取るまでの時間が所定時間(システムが決めておいた値)よりも短い場合に、一定の時間間隔で入力情報を検出することが可能になり、画面がちらつくなどの現象を抑止するのに有効であるためである。(視認性が悪くなるのを抑止できる)
再び図23のフローチャートの説明に戻る。
【0101】
ステップS128の入力情報検出処理の後、入力情報が「部品効果自動付加」ボタンの指示であるか判定する(ステップS129)。つまり、ユーザにより「部品効果自動付加」ボタンが選択されたかを判定する。
入力情報が「部品効果自動付加」ボタンの指示である場合、図示しないタイマカウンタに待ち時間をセットする(ステップS130)。この待ち時間は、「部品効果自動付加」ボタンが指示された後に、他のボタンや領域が指示されていないことを検出するための時間を示す値であり、この待ち時間を経過すると、ユーザによるボタン指示がなくでも、次の効果データを読み出して部品に貼り付けて表示するという効果データの自動貼り付け処理を実行する。
【0102】
タイマカウンタに待ち時間をセットした後、部品効果付加処理を実行する。(ステップS131)
この部品効果付加処理を図28に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、部品効果カウンタが示す値が部品効果情報に含まれる部品効果数を超えるか否か判定する(ステップS301)。
【0103】
このステップS301にて、全ての効果データが読み出され部品に付加された場合や、部品に付加された全ての効果データが元のデータに復元された場合には、部品効果カウンタが部品効果数を超えると判定されるので部品効果カウンタを初期値1に設定する。(ステップS302)
その後、部品効果カウンタの値で示される効果情報の効果データ格納アドレスに基づき、ROM15に格納されている効果データを読み出してRAM16に格納する(ステップS303)。例えば、部品効果カウンタの値が1であれば、図10(b)で示したような効果情報1の効果データ格納アドレス1が効果データ1の読み出しに用いられ、また、部品効果カウンタの値がnであれば、効果情報nの効果データ格納アドレスnが効果データnの読み出しに用いられる。
【0104】
そして、部品効果カウンタの値で示される状態フラグがONであるか否か判定し(ステップS304)、状態フラグがOFFであれば該部品効果カウンタによって示される効果情報の内容(貼付位置,大きさ)に基づいて効果データを描画データに展開し、該効果データによってRAM16に展開されている部品データを更新する(ステップS305)。
【0105】
また、ステップS304により状態フラグがONであると判定されると、部品効果カウンタの値によって示される効果情報の貼付位置,大きさで特定されるRAM16の部品データの領域を、元の部品データのデータによって復元する。(ステップS306)
このステップS305またはステップS306の処理の後、部品効果カウンタで示される状態フラグのON/OFFを反転させ(ステップS307)、部品効果カウンタに1を加える(ステップS308)。例えば、部品効果カウンタの値が1であれば、効果データ1に対応する状態フラグ(例えば、状態フラグ1)のON/OFFを反転させ、部品効果カウンタの値を2に更新する。
【0106】
以上が部品効果付加処理の説明であり、再び図23のフローチャートの説明に戻る。
この部品効果付加処理の後、RAM16に展開されている部品データを表示装置14に出力して「部品効果付加画面」の選択部品表示領域Cに表示する。(ステップS132)
上述のタイマカウンタのように、メモリ上の変数の値を書き換え、その値から経過時間を判断する方法でもよいし、入力情報検出処理と同様に、時刻の比較によって経過時間を判断する方法でもよい。
【0107】
上述のように部品データを表示した後、再び入力装置の状態を読み取る処理を行う。(ステップS133)
ユーザにより入力装置であるタッチパネルが指示されているか判定し(ステップS134)、指示されていない場合はタイマカウンタの値から1を減算する。(ステップS141)
そして、そのタイマカウンタが0であるか判定し(ステップS142)、タイマカウンタが0でなければステップS133の入力装置の状態を読み取る処理に戻る。また、タイマカウンタが0であればステップS130に戻り、上述の説明のように、部品データに対する次の効果データを付加する処理、または部品データに既に付加されている次の効果データの部分を元の部品データに復元する処理を行う。
【0108】
ステップS134の判定により、入力装置が指示されている場合は、前回の入力情報を今回の入力情報で更新し(ステップS135)、前回の入力時刻を今回の入力時刻で更新する(ステップS136)。
そして、入力装置の指示による新たな入力情報の判定(ステップS137〜S140)を行い、入力情報が「部品効果付加」ボタンの指示であればステップS144に進み、「選択部品表示領域」に対する指示であればステップS147に進み、「元の部品」ボタンの指示であればステップS157に進む。また、その入力情報が「決定」ボタンの指示であればステップS161に進み、部品効果付加処理が行われたRAM16の部品データをレイアウト領域Aに表示されているレイアウトの該当フィールドに挿入して表示する。
【0109】
ステップS129において入力情報が「部品効果自動付加」ボタンの指示でなければ、他のいずれの入力情報であるか判定するためにステップS143に進み、入力情報が「部品効果付加」ボタンの指示であるか判定する。
入力情報が「部品効果付加」ボタンの指示であれば、上述のステップS131と同様に部品効果付加処理を行い(ステップS144)、RAM16に展開されている部品データを表示装置14に出力して「部品効果付加画面」の選択部品表示領域Cに表示し(ステップS145)、ステップS128の入力情報検出処理に戻る。また、入力情報が「部品効果付加」ボタンの指示でなければ、「選択部品表示領域」の指示であるか判定する(ステップS146)。
【0110】
入力情報が「選択部品表示領域」の指示であれば、まず、部品効果情報検索カウンタに初期値1を設定する(ステップS147)。そして、以下説明するユーザに指示された位置が、効果データが付加される領域に含まれるかどうかの判定処理を行う。
まず、部品効果情報検索カウンタが部品効果数を超えるか否か比較判定を行い(ステップS148)、超える場合にはステップS128の入力情報検出処理に戻る。
【0111】
部品効果情報検索カウンタが部品効果数を超えない場合には、ユーザによって指示された位置が部品効果情報検索カウンタの値で示される効果情報の効果データの貼付位置と大きさで求まる領域内であるか否か判定する。(ステップS149)
例えば、部品効果情報検索カウンタの値が1であれば、効果情報1の効果データ1の貼付位置と大きさの情報を用い、また、部品効果情報検索カウンタの値がnであれば、効果情報nの効果データnの貼付位置と大きさの情報を用いて上述の領域を求め、その領域内か判定を行う。
【0112】
ユーザの指示位置が上記求めた領域内でないと判定されれば、部品効果情報検索カウンタに1を加え(ステップS150)、ステップS148の比較判定処理に戻る。このような処理により、ユーザの指示位置を含む領域に付加される効果データがあるか否か検索する。
検索の結果、ステップS149において、ユーザの指示位置を含む領域に付加される効果データの効果情報が特定されると、現在の部品効果情報検索カウンタの値で示される状態フラグ(特定された効果情報に対応)がONであるか否か判定する。(ステップS151)
その状態フラグがOFFであれば、部品効果情報検索カウンタの値で示される効果情報の内容(貼付位置,大きさ)に基づいて効果データを描画データに展開し、該効果データによってRAM16に展開されている部品データを更新し(ステップS152)、また状態フラグがONであれば、該効果情報の内容で特定されるRAM16の部品データの領域を、元の部品データのデータによって復元する(ステップS153)。
【0113】
このステップS152またはステップS153の処理の後、部品効果情報検索カウンタで示される状態フラグのON/OFFを反転させ(ステップS154)、RAM16に展開されている部品データを表示装置14に出力して「部品効果付加画面」の選択部品表示領域Cに効果データを付加/復元させた部品を表示し(ステップS155)、ステップS128の入力情報検出処理に戻る。
【0114】
上述のステップS146において入力情報が「選択部品表示領域」への指示でないと判定された場合は、ステップS156に進み「元の部品」ボタンの指示か判定される。
入力情報が「元の部品」ボタンの指示である場合、選択されている部品データをROM15から再度読み出してRAM16に格納し(ステップS157)、部品効果カウンタを初期値1に設定すると共に部品効果数分の状態フラグをOFFにして初期状態とし(ステップS158)、RAM16に再度格納した部品データを表示装置14に出力して「部品効果付加画面」の選択部品表示領域Cに表示する(ステップS159)。これにより、RAM16の部品データは、効果データが付加されていない元のデータに復元され、元の部品が表示されることになる。
【0115】
また、ステップS156において、入力情報が「元の部品」ボタンの指示ではない場合、「決定」ボタンの指示であるか判定する。(ステップS160)
入力情報が「決定」ボタンの指示である場合、部品効果付加処理が行われたRAM16の部品データをレイアウト領域Aに表示されている各レイアウトの該当フィールドに挿入して表示し(ステップS161)、「決定」ボタンの指示でない場合はステップS128の入力情報検出処理に戻る。
【0116】
以上説明したように、部品に効果データを付与する際に、効果データを付加または既に付加されている効果データを元のデータに復元するため、ユーザが何度もボタンを操作しなくても、選択された部品に対して効果データの付加、元データへの復元が順次自動的に行われるので、ユーザの操作を省略することが可能となる。
【0117】
以上のような第1乃至第5の部品効果付加処理において、部品に付加する効果データのデータ量は部品のデータ量より小さいものとしている。また、部品に付加する効果データの数もユーザが任意に指定できるように構成したため、記憶容量を大きくすることなくユーザが部品として実質的に選択できる数を増加させることができる。
【0118】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば次のような効果がある。
(1):部品一覧には、選択された部品属性の部品をそのまま表示する(従来のように文字による表示ではない)ので、レイアウトの各フィールドに挿入する部品が視覚的に簡単に認識できる。従って、レイアウトの各フィールドに挿入する部品を選択するのが容易でありレイアウトが簡単になる。しかも、それらの部品には、効果データを用いて修飾処理を行うことができ、該効果データのデータ量は部品データのデータ量より少量のため、記憶容量の増大を防止しつつ、ユーザに対して選択可能な部品として提供する部品数を実質的に増加させることができる。
(2):前述の修飾処理において、ユーザは所望の部品をそれぞれ選択して効果データを付加することができるだけでなく、部品一覧に表示されている全ての部品を対象とし一括して効果データの付加を行うことができるので、修飾処理を行うためのユーザの操作が簡単であり、かつ短時間に所望の部品を選択することが可能となる。
(3):前述の効果データは複数個で構成されており、ユーザは修飾処理を行う際に付加する効果データの個数を任意に指定することができるため、様々な表示の部品を選択することが可能となる。
(4):その修飾処理も該処理を行うことの指示の連続入力時間、または画面上に表示された所定のボタン(領域)への一度の指示に応じて、所定時間ごとに付加する効果データの個数が増減するので、ユーザによる操作を削減することができ、操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例の装置説明図である。
【図3】レイアウトデータの概略図である。
【図4】実施例におけるレイアウト/部品一覧画面説明図である。
【図5】実施例におけるレイアウト/部品一覧画面の表示処理フローチャートである。
【図6】実施例における部品挿入画面説明図である。
【図7】実施例における部品挿入処理フローチャートである。
【図8】実施例における部品効果付加画面の説明図である。
【図9】部品データの説明図である。
【図10】部品効果情報と効果データの説明図である。
【図11】第1の部品効果付加処理のフローチャート(その1)である。
【図12】第1の部品効果付加処理のフローチャート(その2)である。
【図13】第1の部品効果付加処理のフローチャート(その3)である。
【図14】第2の部品効果付加処理のフローチャート(その1)である。
【図15】第2の部品効果付加処理のフローチャート(その2)である。
【図16】部品効果付加後の画面の説明図である。
【図17】第3の部品効果付加処理のフローチャー(その1)である。
【図18】第3の部品効果付加処理のフローチャート(その2)である。
【図19】第4の部品効果付加処理のフローチャート(その1)である。
【図20】第4の部品効果付加処理のフローチャート(その2)である。
【図21】第4の部品効果付加処理のフローチャート(その3)である。
【図22】他の部品効果付加画面の説明図である。
【図23】第5の部品効果付加処理のフローチャート(その2)である。
【図24】第5の部品効果付加処理のフローチャート(その2)である。
【図25】第5の部品効果付加処理のフローチャート(その3)である。
【図26】第5の部品効果付加処理のフローチャート(その4)である。
【図27】第5の部品効果付加処理のフローチャート(その5)である。
【図28】第5の部品効果付加処理のフローチャート(その6)である。
【図29】従来例におけるレイアウト選択画面である。
【図30】従来例における作業選択画面(その1)である。
【図31】従来例におけるイラスト選択画面である。
【図32】従来例における作業選択画面(その2)である。
【図33】従来例におけるタイトル選択画面である。
【図34】従来例における作業選択画面(その3)である。
【図35】従来例におけるあいさつ文選択画面である。
【図36】従来例における作業選択画面(その4)である。
【符号の説明】
10 装置本体
11 入力装置
12 記憶装置
12a レイアウトデータ記憶手段
12b 部品データ記憶手段

Claims (18)

  1. 文書のレイアウトを行うためのレイアウトデータを記憶するレイアウトデータ記憶手段及び各レイアウトに挿入する部品の部品データを記憶する部品データ記憶手段を備え、該各記憶手段のデータを用いた文書の作成処理を行う文書処理装置であって、
    前記レイアウトデータ記憶手段及び部品データ記憶手段のデータを基に表示手段の画面上にレイアウト一覧領域及び部品一覧領域を設定し、前記レイアウト領域に複数のレイアウトを表示させ、前記部品一覧領域にレイアウトに挿入するための部品一覧を表示させる制御を行うレイアウト/部品一覧表示制御手段と、
    前記部品一覧領域に表示された部品一覧の中から1つの部品が選択された場合、その部品を前記レイアウト領域に表示されている全てのレイアウトの該当するフィールドに挿入する部品挿入処理手段と、
    前記部品データを修飾するための効果データを記憶する効果データ記憶手段と、
    前記効果データを用いて前記部品データの修飾処理を行う修飾処理手段と、
    を備えていることを特徴とした文書処理装置。
  2. 前記修飾処理手段は、選択されたレイアウトのフィールドに挿入された部品に対し、前記効果データを用いて修飾処理を行うことを特徴とする前記請求項1記載の文書処理装置。
  3. 前記修飾処理手段は、前記レイアウト一覧領域に表示されている全てのレイアウトの該当フィールドに前記部品挿入処理手段によって挿入された部品に対し、前記効果データを用いて修飾処理を行うことを特徴とする前記請求項1記載の文書処理装置。
  4. 前記修飾処理手段は、前記部品一覧領域に表示されている部品に対し、前記効果データを用いて修飾処理を行うことを特徴とする前記請求項1記載の文書処理装置。
  5. 前記効果データは複数個のデータで構成され、前記修飾処理手段は、入力手段による指示に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定することを特徴とする請求項1記載の文書処理装置。
  6. 前記修飾処理手段は、修飾処理に用いるデータ個数を前記入力手段による指示の回数に応じて決定することを特徴とする前記請求項5記載の文書処理装置。
  7. 前記修飾処理手段は、修飾処理に用いるデータ個数を前記入力手段による指示の連続入力時間に応じて決定することを特徴とする前記請求項5記載の文書処理装置。
  8. 前記修飾処理を行うための画面を表示し、
    前記修飾処理手段は、該表示された画面の領域に対する前記入力手段による指示に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定することを特徴とする請求項1記載の文書処理装置。
  9. 前記修飾処理手段は、前記表示された画面の第1の領域に対する前記入力手段による指示の回数に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定することを特徴とする前記請求項8記載の文書処理装置。
  10. 前記修飾処理手段は、前記表示された画面の第1の領域に対する前記入力手段による指示の連続入力時間に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定することを特徴とする前記請求項8記載の文書処理装置。
  11. 前記効果データと前記部品データの対応情報を備え、
    前記修飾処理手段は、該対応情報に基づき前記部品データに対応する前記効果データを用いて修飾処理を行うことを特徴とする前記請求項1乃至1のいずれかに記載の文書処理装置。
  12. 文書のレイアウトを行うためのレイアウトデータ及び各レイアウトに挿入する部品の部品データを用いた文書の作成処理を行うコンピュータを、
    前記レイアウトデータ及び部品データを基に表示手段の画面上にレイアウト一覧領域及び部品一覧領域を設定し、前記レイアウト一覧領域に複数のレイアウトを表示させ、前記部品一覧領域にレイアウトに挿入するための部品一覧を表示させる制御を行う手段、
    前記部品一覧領域に表示された部品一覧の中から1つの部品が選択された場合、その部品を前記レイアウト一覧領域に表示されている全てのレイアウトの該当するフィールドに挿入する手段、
    前記部品データを修飾するための効果データを用いて前記部品データの修飾処理を行う手段、
    として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 前記コンピュータは指示をするための入力手段を備え、
    前記コンピュータを、前記入力手段による指示に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定する手段として機能させることを特徴とする請求項12記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 前記コンピュータを、前記修飾処理に用いるデータ個数を、前記入力手段による指示の回数に応じて決定する手段として機能させることを特徴とする前記請求項13記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  15. 前記コンピュータを、前記修飾処理に用いるデータ個数を、前記入力手段による指示の連続入力時間に応じて決定する手段として機能させることを特徴とする前記請求項13記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 前記コンピュータを、
    前記修飾処理を行うための画面を表示する手段、
    前記表示された画面の領域に対する前記入力手段による指示に応じて修飾処理に用いるデータ個数を決定する手段、として機能させることを特徴とする請求項13記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  17. 前記コンピュータを、
    前記修飾処理に用いるデータ個数を前記表示された画面の第1の領域に対する前記入力手段による指示の回数に応じて決定する手段として機能させることを特徴とする前記請求項16記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  18. 前記コンピュータを、
    前記修飾処理に用いるデータ個数を前記表示された画面の第1の領域に対する前記入力手段による指示の連続入力時間に応じて決定する手段として機能させることを特徴とする前記請求項16記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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