JP4089655B2 - レイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法 - Google Patents

レイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法 Download PDF

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Description

本発明は、レイアウトを行うシステムおよびプログラム、並びに方法に係り、特に、独自性の高いレイアウトを実現するのに好適なレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法に関する。
従来、自動レイアウトの技術としては、例えば、特許文献1に開示されている新聞紙面制作システム、および特許文献2に開示されているディジタルコンテンツ作成システムがあった。
特許文献1記載の発明は、組版編集サーバと複数の組版端末とを通信可能に接続する。組版編集サーバ内に、各紙面に対する配置処理動作中または各紙面に配置済みである各要素の要素識別名を記憶する要素占有テーブルを設けている。そして、各組版端末は、要素の配置操作に応じて、該当要素の要素識別名で要素占有テーブルを検索し、該当要素識別名が検索されると、該当要素に対する使用不可を警告出力する。該当要素識別名が検索されないと、該当要素識別名を要素占有テーブルに登録した後、該当要素を紙面上への配置処理を開始する。紙面上に配置済みの要素に対する配置取消操作終了に応じて要素占有テーブルから該当要素識別名を削除する。
特許文献2記載の発明は、ユーザ情報に基づいてコンテンツ登録データベース(以下、データベースのことを単にDBと略記する。)のなかからコンテンツを選択し、選択したコンテンツを構成する各種情報を所定の区分でレイアウト領域に配置することによりレイアウトを行う。そして、コンテンツを構成する各種情報をレイアウト領域に配置した結果、非配置領域がレイアウト領域に存在する場合には、それぞれ異なる手法により非配置領域に情報を配置する第1〜第3の情報配置処理のうちいずれかを、非配置領域の大きさに基づいて索出し、索出した情報配置処理により非配置領域に情報を配置する。
特開2001−228596号公報 特開2002−297570号公報
ところで、同一の業種に属する異なるユーザに対してレイアウト結果データを提供する場合や、同一の顧客を抱えている異なるユーザがその顧客に対してレイアウト結果データを提供する場合は、掲載内容が同一または類似したものであってもレイアウトは極力異ならせたいという要望がある。
しかしながら、特許文献1および2記載の発明にあってはいずれも、単にレイアウトを行うだけであるので、上記のような場合に、似通ったレイアウトとなる可能性があった。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、独自性の高いレイアウトを実現するのに好適なレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を提供することを目的としている。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1のレイアウトシステムは、
修正対象となる修正対象レイアウト結果データを入力する修正対象入力手段と、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力手段と、前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力手段で入力した比較対象レイアウト結果データとを比較するレイアウト結果データ比較手段と、前記レイアウト結果データ比較手段の比較結果に基づいて前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正手段とを備え、
前記レイアウト修正手段は、前記レイアウト結果データ比較手段の比較結果に基づいて、前記比較対象レイアウト結果データに対して非類似となるように前記修正対象レイアウト結果データを修正するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、修正対象入力手段により、修正対象レイアウト結果データが入力され、比較対象入力手段により、比較対象レイアウト結果データが入力される。そして、レイアウト結果データ比較手段により、入力された修正対象レイアウト結果データと比較対象レイアウト結果データとが比較され、レイアウト修正手段により、その比較結果に基づいて、比較対象レイアウト結果データに対して非類似となるように修正対象レイアウト結果データが修正される。
これにより、例えば、同一の業種に属する異なるユーザに対してレイアウト結果データを提供する場合や、同一の顧客を抱えている異なるユーザがその顧客に対してレイアウト結果データを提供する場合は、一方に提供するレイアウト結果データを修正対象レイアウト結果データとして、他方に提供するレイアウト結果データを比較対象レイアウト結果データとして入力すれば、一方に提供するレイアウト結果データは、他方に提供するレイアウト結果データに対して非類似となるように修正されるので、従来に比して、独自性の高いレイアウトを実現することができるという効果が得られる。
ここで、レイアウト修正手段は、修正対象レイアウト結果データを修正するようになっていればどのような構成であってもよく、例えば、ユーザの指示に応じて修正を行うようになっていてもよいし、所定の修正方法により自動的に修正を行うようになっていてもよい。以下、発明2および7のレイアウトシステムにおいて同じである。
また、レイアウト結果データとは、レイアウトを行った結果を構成するデータをいう。
また、レイアウトとは、例えば、画面上に表示することを目的としてレイアウトを行う場合にはその表示レイアウトを、紙面上に印刷することを目的としてレイアウトを行う場合にはその印刷レイアウトをいう。以下、発明2および7のレイアウトシステム、発明8および13のレイアウトプログラム、並びに発明14、19ないし21のレイアウト方法において同じである。
また、入力には、修正対象レイアウト結果データまたは比較対象レイアウト結果データを記憶手段から取得することが含まれる。修正対象レイアウト結果データまたは比較対象レイアウト結果データとしては、例えば、レイアウト選択手段およびレイアウト手段を備えるレイアウトシステムによってレイアウトされたレイアウト結果データ、デザイナがデザインソフト等を利用してデザインしたレイアウト結果データ、および市販されているレイアウト結果データを利用することができる。さらに、紙媒体に印刷されているポスターなどの印刷物をスキャナやデジカメで電子データ化し、必要に応じて画像解析処理を施したレイアウト結果データを利用することもできる。以下、発明2および7のレイアウトシステム、発明8および13のレイアウトプログラム、並びに発明14、19ないし21のレイアウト方法において同じである。
また、本システムは、単一の装置、端末その他の機器として実現するようにしてもよいし、複数の装置、端末その他の機器を通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の機器等のうちいずれに属していてもよい。以下、発明2および7のレイアウトシステムにおいて同じである。
〔発明2〕 さらに、発明2のレイアウトシステムは、
複数のレイアウト要素を記憶したレイアウト要素記憶手段のなかから前記レイアウト要素を選択するレイアウト要素選択手段と、前記レイアウト要素選択手段で選択したレイアウト要素を所定のレイアウト領域に配置するレイアウト手段と、前記レイアウト手段のレイアウト結果データを修正対象レイアウト結果データとして入力する修正対象入力手段と、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力手段と、前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力手段で入力した比較対象レイアウト結果データとの類似度を算出する類似度算出手段と、前記類似度算出手段で算出した類似度に基づいて前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正手段とを備え、
前記レイアウト修正手段は、前記類似度算出手段で算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データを修正するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、レイアウト要素選択手段により、レイアウト要素記憶手段のなかからレイアウト要素が選択され、レイアウト手段により、選択されたレイアウト要素が所定のレイアウト領域に配置される。次いで、修正対象入力手段により、レイアウト手段のレイアウト結果データが修正対象レイアウト結果データとして入力され、比較対象入力手段により、比較対象レイアウト結果データが入力される。そして、類似度算出手段により、入力された修正対象レイアウト結果データと比較対象レイアウト結果データとの類似度が算出され、レイアウト修正手段により、算出された類似度が大きくなるにつれて、修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、修正対象レイアウト結果データが修正される。
これにより、例えば、同一の業種に属する異なるユーザに対してレイアウト結果データを提供する場合や、同一の顧客を抱えている異なるユーザがその顧客に対してレイアウト結果データを提供する場合は、一方に提供するレイアウト結果データを修正対象レイアウト結果データとして、他方に提供するレイアウト結果データを比較対象レイアウト結果データとして入力すれば、一方に提供するレイアウト結果データは、他方に提供するレイアウト結果データとの類似度が大きくなるにつれて修正の度合いが大きくなるように修正されるので、従来に比して、独自性の高いレイアウトを実現することができるという効果が得られる。
ここで、修正の度合いとは、レイアウトを修正する箇所数や、修正の程度をあらわす。以下、発明7のレイアウトシステム、発明8および13のレイアウトプログラム、並びに発明14、19ないし21のレイアウト方法において同じである。
また、レイアウト要素には、文字情報、画像情報その他レイアウトを構成可能な要素が含まれる。以下、発明8のレイアウトプログラム、並びに発明14および20のレイアウト方法において同じである。
また、レイアウト結果データとは、所定のレイアウト領域にレイアウト要素を配置した状態を示すデータをいう。以下、発明7のレイアウトシステム、発明8および13のレイアウトプログラム、並びに発明14、19ないし21のレイアウト方法において同じである。
また、レイアウト要素記憶手段は、レイアウト要素をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、レイアウト要素をあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、レイアウト要素をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によってレイアウト要素を記憶するようになっていてもよい。
〔発明3〕 さらに、発明3のレイアウトシステムは、発明2のレイアウトシステムにおいて、
前記レイアウト手段のレイアウト結果データまたは前記レイアウト修正手段で修正した修正対象レイアウト結果データを前記比較対象レイアウト結果データとしてレイアウト結果データ記憶手段に登録するレイアウト結果データ登録手段を備え、
前記比較対象入力手段は、前記比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段から読み出すようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、レイアウト結果データ登録手段により、レイアウト手段のレイアウト結果データまたは修正された修正対象レイアウト結果データが比較対象レイアウト結果データとしてレイアウト結果データ記憶手段に登録される。一方、比較対象入力手段により、比較対象レイアウト結果データがレイアウト結果データ記憶手段から読み出される。
これにより、過去のレイアウト結果データを比較対象レイアウト結果データとして用いることができるので、例えば、同一の業種に属するユーザに対して過去提供したことのあるレイアウト結果データ、または同一の顧客を抱えている異なるユーザがその顧客に対して過去提供したことのあるレイアウト結果データに対して独自性の高いレイアウトを実現することができるという効果が得られる。
〔発明4〕 さらに、発明4のレイアウトシステムは、発明3のレイアウトシステムにおいて、
ユーザに関するユーザ情報をユーザ識別情報と対応付けて記憶するユーザ情報記憶手段と、前記ユーザ識別情報を入力するユーザ識別情報入力手段とを備え、
前記レイアウト結果データ登録手段は、前記ユーザ識別情報入力手段で入力したユーザ識別情報と対応付けて前記比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段に登録するようになっており、
前記比較対象入力手段は、前記ユーザ識別情報入力手段で入力したユーザ識別情報に対応するユーザ情報と同一または類似のユーザ情報を前記ユーザ情報記憶手段のなかから検索して該当のユーザ情報に対応するユーザ識別情報を読み出し、読み出したユーザ識別情報に対応する比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段から読み出すようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、ユーザ識別情報入力手段によりユーザ識別情報が入力されると、レイアウト結果データ登録手段により、入力されたユーザ識別情報と対応付けられて比較対象レイアウト結果データがレイアウト結果データ記憶手段に登録される。一方、比較対象入力手段により、入力されたユーザ識別情報に対応するユーザ情報と同一または類似のユーザ情報がユーザ情報記憶手段のなかから検索されて該当のユーザ情報に対応するユーザ識別情報が読み出され、読み出されたユーザ識別情報に対応する比較対象レイアウト結果データがレイアウト結果データ記憶手段から読み出される。
これにより、ユーザ情報と同一または類似のユーザ情報に係るユーザその他の提供先に対して過去提供したことのあるレイアウト結果データに対して独自性の高いレイアウトを実現することができるという効果が得られる。
ここで、ユーザ情報記憶手段は、ユーザ情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、ユーザ情報をあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、ユーザ情報をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によってユーザ情報を記憶するようになっていてもよい。
〔発明5〕 さらに、発明5のレイアウトシステムは、発明4のレイアウトシステムにおいて、
前記ユーザ情報は、前記ユーザの属する業種を示す業種情報を含むことを特徴とする。
このような構成であれば、比較対象入力手段により、入力されたユーザ識別情報に対応する業種情報と同一または類似の業種情報がユーザ情報記憶手段のなかから検索されて該当の業種情報に対応するユーザ識別情報が読み出され、読み出されたユーザ識別情報に対応する比較対象レイアウト結果データがレイアウト結果データ記憶手段から読み出される。
これにより、同一または類似の業種に属するユーザに対して過去提供したことのあるレイアウト結果データに対して独自性の高いレイアウトを実現することができるという効果が得られる。
〔発明6〕 さらに、発明6のレイアウトシステムは、発明4のレイアウトシステムにおいて、
前記ユーザ情報は、前記ユーザが管理する顧客を識別するための顧客識別情報を含むことを特徴とする。
このような構成であれば、比較対象入力手段により、入力されたユーザ識別情報に対応する顧客情報と同一または類似の顧客情報がユーザ情報記憶手段のなかから検索されて該当の顧客情報に対応するユーザ識別情報が読み出され、読み出されたユーザ識別情報に対応する比較対象レイアウト結果データがレイアウト結果データ記憶手段から読み出される。
これにより、同一または類似の顧客を抱えているユーザがその顧客に対して過去提供したことのあるレイアウト結果データに対して独自性の高いレイアウトを実現することができるという効果が得られる。
〔発明7〕 さらに、発明7のレイアウトシステムは、
修正対象となる修正対象レイアウト結果データを入力する修正対象入力手段と、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力手段と、前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力手段で入力した比較対象レイアウト結果データとの類似度を算出する類似度算出手段と、前記類似度算出手段で算出した類似度に基づいて前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正手段とを備え、
前記レイアウト修正手段は、前記類似度算出手段で算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データを修正するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、修正対象入力手段により、修正対象レイアウト結果データが入力され、比較対象入力手段により、比較対象レイアウト結果データが入力される。そして、類似度算出手段により、入力された修正対象レイアウト結果データと比較対象レイアウト結果データとの類似度が算出され、レイアウト修正手段により、算出された類似度が大きくなるにつれて、修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、修正対象レイアウト結果データが修正される。
これにより、例えば、同一の業種に属する異なるユーザに対してレイアウト結果データを提供する場合や、同一の顧客を抱えている異なるユーザがその顧客に対してレイアウト結果データを提供する場合は、一方に提供するレイアウト結果データを修正対象レイアウト結果データとして、他方に提供するレイアウト結果データを比較対象レイアウト結果データとして入力すれば、一方に提供するレイアウト結果データは、他方に提供するレイアウト結果データとの類似度が大きくなるにつれて修正の度合いが大きくなるように修正されるので、従来に比して、独自性の高いレイアウトを実現することができるという効果が得られる。
〔発明8〕 一方、上記目的を達成するために、発明8のレイアウトプログラムは、
複数のレイアウト要素を記憶したレイアウト要素記憶手段のなかから前記レイアウト要素を選択するレイアウト要素選択ステップと、前記レイアウト要素選択ステップで選択したレイアウト要素を所定のレイアウト領域に配置するレイアウトステップと、前記レイアウトステップのレイアウト結果データを修正対象レイアウト結果データとして入力する修正対象入力ステップと、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとの類似度を算出する類似度算出ステップと、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明2のレイアウトシステムと同等の作用および効果が得られる。
ここで、レイアウト修正ステップは、修正対象レイアウト結果データを修正すればどのような方法であってもよく、例えば、ユーザの指示に応じて修正を行ってもよいし、所定の修正方法により自動的に修正を行ってもよい。以下、発明13のレイアウトプログラム、並びに発明14、19ないし21のレイアウト方法において同じである。
〔発明9〕 さらに、発明9のレイアウトプログラムは、発明8のレイアウトプログラムにおいて、
前記レイアウトステップのレイアウト結果データまたは前記レイアウト修正ステップで修正した修正対象レイアウト結果データを前記比較対象レイアウト結果データとしてレイアウト結果データ記憶手段に登録するレイアウト結果データ登録ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記比較対象入力ステップは、前記比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段から読み出すことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明3のレイアウトシステムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明10〕 さらに、発明10のレイアウトプログラムは、発明9のレイアウトプログラムにおいて、
ユーザ識別情報を入力するユーザ識別情報入力ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記レイアウト結果データ登録ステップは、前記ユーザ識別情報入力ステップで入力したユーザ識別情報と対応付けて前記比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段に登録し、
前記比較対象入力ステップは、ユーザに関するユーザ情報を前記ユーザ識別情報と対応付けて記憶したユーザ情報記憶手段のなかから、前記ユーザ識別情報入力ステップで入力したユーザ識別情報に対応するユーザ情報と同一または類似のユーザ情報を検索して該当のユーザ情報に対応するユーザ識別情報を読み出し、読み出したユーザ識別情報に対応する比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段から読み出すことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明4のレイアウトシステムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明11〕 さらに、発明11のレイアウトプログラムは、発明10のレイアウトプログラムにおいて、
前記ユーザ情報は、前記ユーザの属する業種を示す業種情報を含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明5のレイアウトシステムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明12〕 さらに、発明12のレイアウトプログラムは、発明10のレイアウトプログラムにおいて、
前記ユーザ情報は、前記ユーザが管理する顧客を識別するための顧客識別情報を含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明6のレイアウトシステムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明13〕 さらに、発明13のレイアウトプログラムは、
修正対象となる修正対象レイアウト結果データを入力する修正対象入力ステップと、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとの類似度を算出する類似度算出ステップと、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとを含み、
前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明7のレイアウトシステムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明14〕 一方、上記目的を達成するために、発明14のレイアウト方法は、
複数のレイアウト要素を記憶したレイアウト要素記憶手段のなかから前記レイアウト要素を選択するレイアウト要素選択ステップと、前記レイアウト要素選択ステップで選択したレイアウト要素を所定のレイアウト領域に配置するレイアウトステップと、前記レイアウトステップでのレイアウト結果データを修正対象レイアウト結果データとして入力する修正対象入力ステップと、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとの類似度を算出する類似度算出ステップと、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとを含み、
前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とする。
これにより、発明2のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明15〕 さらに、発明15のレイアウト方法は、発明14のレイアウト方法において、
前記レイアウトステップのレイアウト結果データまたは前記レイアウト修正ステップで修正した修正対象レイアウト結果データを前記比較対象レイアウト結果データとしてレイアウト結果データ記憶手段に登録するレイアウト結果データ登録ステップを含み、
前記比較対象入力ステップは、前記比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段から読み出すことを特徴とする。
これにより、発明3のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明16〕 さらに、発明16のレイアウト方法は、発明15のレイアウト方法において、
ユーザ識別情報を入力するユーザ識別情報入力ステップを含み、
前記レイアウト結果データ登録ステップは、前記ユーザ識別情報入力ステップで入力したユーザ識別情報と対応付けて前記比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段に登録し、
前記比較対象入力ステップは、ユーザに関するユーザ情報を前記ユーザ識別情報と対応付けて記憶したユーザ情報記憶手段のなかから、前記ユーザ識別情報入力ステップで入力したユーザ識別情報に対応するユーザ情報と同一または類似のユーザ情報を検索して該当のユーザ情報に対応するユーザ識別情報を読み出し、読み出したユーザ識別情報に対応する比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段から読み出すことを特徴とする。
これにより、発明4のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明17〕 さらに、発明17のレイアウト方法は、発明16のレイアウト方法において、
前記ユーザ情報は、前記ユーザの属する業種を示す業種情報を含むことを特徴とする。
これにより、発明5のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明18〕 さらに、発明18のレイアウト方法は、発明16のレイアウト方法において、
前記ユーザ情報は、前記ユーザが管理する顧客を識別するための顧客識別情報を含むことを特徴とする。
これにより、発明6のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明19〕 さらに、発明19のレイアウト方法は、
修正対象となる修正対象レイアウト結果データを入力する修正対象入力ステップと、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとの類似度を算出する類似度算出ステップと、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとを含み、
前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とする。
これにより、発明7のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明20〕 さらに、発明20のレイアウト方法は、
レイアウト要素選択手段が、複数のレイアウト要素を記憶したレイアウト要素記憶手段のなかから前記レイアウト要素を選択するレイアウト要素選択ステップと、
レイアウト手段が、前記レイアウト要素選択ステップで選択したレイアウト要素を所定のレイアウト領域に配置するレイアウトステップと、
修正対象入力手段が、前記レイアウトステップでのレイアウト結果データを修正対象レイアウト結果データとして入力する修正対象入力ステップと、
比較対象入力手段が、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、
類似度算出手段が、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとの類似度を算出する類似度算出ステップと、
レイアウト修正手段が、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとを含み、
前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とする。
これにより、発明2のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明21〕 さらに、発明21のレイアウト方法は、
修正対象入力手段が、修正対象となる修正対象レイアウト結果データを入力する修正対象入力ステップと、
比較対象入力手段が、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、
類似度算出手段が、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとの類似度を算出する類似度算出ステップと、
レイアウト修正手段が、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとを含み、
前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とする。
これにより、発明7のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図15は、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法の第1の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を、自動レイアウト処理のレイアウト結果データを修正する場合について適用したものである。
まず、本発明を適用するレイアウト装置100の機能概要を図1を参照しながら詳細に説明する。
図1は、レイアウト装置100の機能概要を示す機能ブロック図である。
レイアウト装置100は、図1に示すように、ユーザに関するユーザ情報を登録したユーザ情報登録DB10と、複数の比較元レイアウト結果データ4を登録したレイアウト結果データ登録DB12と、比較先レイアウト結果データ2を入力する比較先入力部14と、ユーザ情報登録DB10のユーザ情報に基づいて比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から入力する比較元入力部16と、比較先入力部14で入力した比較先レイアウト結果データ2と比較元入力部16で入力した比較元レイアウト結果データ4との類似度を算出する類似度算出部18と、類似度算出部18で算出した類似度に応じて比較先レイアウト結果データ2を修正するレイアウト修正部20とで構成されている。
ユーザ情報登録DB10は、ユーザが属する業種を示すユーザ情報をユーザIDと対応付けて登録している。
レイアウト結果データ登録DB12は、比較元レイアウト結果データ4をユーザIDと対応付けて登録している。
比較元入力部16は、修正レイアウト結果データ6を利用する現在のユーザと同一の業種に属する他のユーザのユーザIDをユーザ情報登録DB10から検索し、検索により索出したユーザIDに対応する比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から読み出す。
レイアウト修正部20は、類似度算出部18で算出した類似度が大きくなるにつれて、比較先レイアウト結果データ2に対する修正の度合いが大きくなるように、比較先レイアウト結果データ2を修正する。
次に、レイアウト装置100の構成を図2を参照しながら説明する。
図2は、レイアウト装置100の構成を示すブロック図である。
レイアウト装置100は、図2に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU30と、所定領域にあらかじめCPU30の制御プログラム等を格納しているROM32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
I/F38には、外部装置として、ユーザ情報登録DB10と、レイアウト結果データ登録DB12と、文字情報、画像情報、タイトル情報その他レイアウトを構成可能な要素(以下、レイアウト要素という。)を複数登録したレイアウト要素登録DB40と、複数のレイアウトテンプレートを登録したテンプレート登録DB42とが接続されている。
次に、テンプレート登録DB42のデータ構造を図3を参照しながら詳細に説明する。
テンプレート登録DB42は、レイアウトを規定したレイアウトテンプレートをそのファイル名と対応付けて複数登録している。レイアウトテンプレートは、例えば、レイアウト要素を格納するための情報格納枠の大きさおよびレイアウト領域での配置位置と、文字情報のフォントの大きさ、種類および色彩と、文字間隔や行ピッチと、画像の数、品質、大きさおよび割合とを定義しており、XML(eXtensible Markup Language)等により記述されている。なお、各レイアウトテンプレートは、それぞれ異なるデータ構造となっているが、ここでは、レイアウトテンプレートのなかから代表的なものを1つ取り上げて説明する。
図3は、レイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。
レイアウトテンプレートは、各ページごとにレイアウト領域360を有し、そのうち一つのレイアウト領域360は、図3に示すように、タイトル情報を格納するためのタイトル情報格納枠362と、画像情報を格納するための画像情報格納枠364と、文字情報を格納するための文字情報格納枠366と、画像情報格納枠368と、文字情報格納枠370と、フローオブジェクトを格納するためのフローオブジェクト格納枠372とを配置して構成されている。ここで、フローオブジェクトとは、現在のページよりも前のページで情報格納枠に格納しきれずに溢れた文字情報その他の溢れ情報をいう。
タイトル情報格納枠362は、横方向ほぼ一杯の幅および縦方向1/5程度の高さを有する矩形の枠で、その左上角がレイアウト領域360の左上端近傍に位置するよう配置され、画像情報格納枠364、文字情報格納枠366および文字情報格納枠370と重なり合っている。
画像情報格納枠364は、横方向1/2程度の幅および縦方向1/4程度の高さを有する矩形の枠で、その左上角がタイトル情報格納枠362の左上角と比較して横方向が一致し縦方向がそれよりもやや下方に位置するよう配置され、タイトル情報格納枠362および文字情報格納枠366と重なり合っている。
文字情報格納枠366は、横方向1/2程度の幅および縦方向ほぼ一杯の高さを有する矩形の枠で、その左上角がタイトル情報格納枠362の左上角と一致するよう配置され、タイトル情報格納枠362、文字情報格納枠364および画像情報格納枠368と重なり合っている。
画像情報格納枠368は、横方向1/2程度の幅および縦方向1/4程度の高さを有する矩形の枠で、その左下角が文字情報格納枠366の左下角と一致するよう配置され、文字情報格納枠366と重なり合っている。
文字情報格納枠370は、横方向1/2程度の幅および縦方向ほぼ一杯の高さを有する矩形の枠で、その右上角がタイトル情報格納枠362の右上角と一致するよう配置され、タイトル情報格納枠362およびフローオブジェクト格納枠372と重なり合っている。
フローオブジェクト格納枠372は、横方向1/2程度の幅および縦方向1/4程度の高さを有する矩形の枠で、その右下角が文字情報格納枠370の右下角と一致するよう配置され、文字情報格納枠370と重なり合っている。
なお、図3の例では、情報格納枠の種別として、タイトル情報格納枠、文字情報格納枠および画像情報格納枠を例示したが、それ以外にも、例えば、イラスト情報を格納するためのイラスト情報格納枠がある。イラスト情報格納枠は、画像情報格納枠が写真を格納するのに対してイラストを格納する点で用途が異なる。
また、テンプレート登録DB42は、レイアウト属性の重み付け係数を登録したレイアウト属性テーブル400を登録している。
図4は、レイアウト属性テーブル400のデータ構造を示す図である。
レイアウト属性テーブル400には、図4に示すように、各レイアウト属性ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、レイアウト属性を登録したフィールド402と、重み付け係数を登録したフィールド404とを含んで構成されている。
図4の例では、第1段目のレコードには、レイアウト属性として「配色」が、重み付け係数として「1.0」がそれぞれ登録されている。これは、配色の類似度を算出する場合に「1.0」の重み付けで類似度を算出することを示している。
次に、ユーザ情報登録DB10のデータ構造を図5を参照しながら詳細に説明する。
ユーザ情報登録DB10は、ユーザ情報をユーザIDと対応付けて登録したユーザ情報登録テーブル420を登録している。
図5は、ユーザ情報登録テーブル420のデータ構造を示す図である。
ユーザ情報登録テーブル420には、図5に示すように、各ユーザごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、ユーザIDを登録したフィールド422と、ユーザが属する業種を示す業種情報を登録したフィールド424とを含んで構成されている。
図5の例では、第1段目のレコードには、ユーザIDとして「USER1」が、業種情報として「建築」がそれぞれ登録されている。これは、ユーザID「USER1」のユーザが建築業に属していることを示している。
次に、レイアウト結果データ登録DB12のデータ構造を図6を参照しながら詳細に説明する。
レイアウト結果データ登録DB12は、複数の比較元レイアウト結果データ4と、比較元レイアウト結果データ4のファイル名をユーザIDと対応付けて登録した利用履歴情報登録テーブル440を登録している。また、レイアウト結果データ登録DB12には、比較先レイアウト結果データ2を修正するごとに、その修正レイアウト結果データ6を比較元レイアウト結果データ4として登録する。
図6は、利用履歴情報登録テーブル440のデータ構造を示す図である。
利用履歴情報登録テーブル440には、図6に示すように、各比較元レイアウト結果データ4ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、比較元レイアウト結果データ4のファイル名を登録したフィールド442と、比較元レイアウト結果データ4を利用したユーザのユーザIDを登録したフィールド444と、比較元レイアウト結果データ4の利用年月日を登録したフィールド446とを含んで構成されている。
図6の例では、第1段目のレコードには、ファイル名として「Layout1」が、ユーザIDとして「USER2」が、利用年月日として「2002/6/10」がそれぞれ登録されている。これは、「Layout1」というファイル名の比較元レイアウト結果データ4がユーザID「USER2」のユーザにより「2002/6/10」に利用されたことを示している。
次に、CPU30の構成およびCPU30で実行される処理を図7を参照しながら説明する。
CPU30は、マイクロプロセッシングユニット(MPU)等からなり、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図7のフローチャートに示すレイアウト処理を実行するようになっている。
図7は、レイアウト処理を示すフローチャートである。
レイアウト処理は、CPU30において実行されると、図7に示すように、まず、ステップS100に移行するようになっている。
ステップS100では、図示しない入力装置または通信装置を介して、修正レイアウト結果データ6を利用するユーザのユーザIDを入力し、ステップS102に移行する。
ステップS102では、レイアウト要素登録DB40のなかからレイアウト要素を選択し、テンプレート登録DB42のレイアウトテンプレートに従って、選択したレイアウト要素をレイアウト領域360に自動的に配置する自動レイアウト処理を実行し、ステップS104に移行する。
ステップS104では、ステップS102の自動レイアウト処理のレイアウト結果データを比較先レイアウト結果データ2として取得し、取得した比較先レイアウト結果データ2を修正するレイアウト結果データ修正処理を実行し、ステップS106に移行する。
ステップS106では、ステップS104のレイアウト結果データ修正処理の修正レイアウト結果データ6をユーザIDと対応付けてレイアウト結果データ登録DB12に登録する。具体的には、修正レイアウト結果データ6を比較元レイアウト結果データ4としてレイアウト結果データ登録DB12に登録するとともに、そのファイル名、ステップS100で入力したユーザIDおよび現在の年月日を利用履歴情報登録テーブル440に登録する。
そして、ステップS106の処理が終了すると、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、ステップS102の自動レイアウト処理を図8を参照しながら詳細に説明する。
図8は、ステップS102の自動レイアウト処理を示すフローチャートである。
自動レイアウト処理は、ステップS102において実行されると、図8に示すように、まず、ステップS200に移行するようになっている。
ステップS200では、テンプレート登録DB42からレイアウトテンプレートを読み出し、読み出したレイアウトテンプレートのレイアウト領域360のうち先頭ページのものを処理対象として設定し、ステップS202に移行する。
ステップS202では、ページ内に固定的に配置される固定線の位置を決定し、ステップS204に移行して、ページ内に固定的に配置される固定文字情報の形状および位置を決定し、ステップS206に移行して、ページ内に固定的に配置される固定画像情報の形状および位置を決定し、ステップS208に移行する。
ステップS208では、未処理のフローオブジェクトが存在するか否かを判定し、未処理のフローオブジェクトが存在すると判定したときは、未処理のフローオブジェクトに基づいてフローオブジェクト格納枠の形状および位置を決定する処理を実行し、ステップS210に移行する。
ステップS210では、所定の選択規則に基づいてレイアウト要素登録DB40のなかからレイアウト領域360に配置すべきレイアウト要素を選択し、ステップS212に移行する。
ステップS212では、ステップS210で選択した選択レイアウト要素がタイトル情報であるか否かを判定し、タイトル情報であると判定したときは、選択レイアウト要素に基づいてタイトル情報格納枠の形状および位置を決定する処理を実行し、ステップS214に移行する。
ステップS214では、選択レイアウト要素が画像情報であるか否かを判定し、画像情報であると判定したときは、選択レイアウト要素に基づいて画像情報格納枠またはイラスト情報格納枠の形状および位置を決定する処理を実行し、ステップS216に移行する。
ステップS216では、選択レイアウト要素が文字情報であるか否かを判定し、文字情報であると判定したときは、選択レイアウト要素に基づいて文字情報格納枠の形状および位置を決定する処理を実行し、ステップS218に移行する。
ステップS218では、分界線の位置を決定する処理を実行し、ステップS220に移行して、レイアウト領域360内に未処理の情報格納枠が存在するか否かを判定し、未処理の情報格納枠が存在しないと判定したとき(No)は、ステップS222に移行する。
ステップS222では、ステップS200で読み出したレイアウトテンプレートのすべてのページについてステップS202〜S220の処理が終了したか否かを判定し、すべてのページについて処理が終了したと判定したとき(Yes)は、ステップS224に移行する。
ステップS224では、未処理のフローオブジェクトが存在するか否かを判定し、未処理のフローオブジェクトが存在すると判定したときは、未処理のフローオブジェクトを掲載するのに必要なレイアウト領域360を追加ページとして作成し、未処理のフローオブジェクトを追加のレイアウト領域360に掲載する処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS222で、ステップS200で読み出したレイアウトテンプレートのすべてのページについてステップS202〜S220の処理が終了していないと判定したとき(No)は、ステップS226に移行して、ステップS200で読み出したレイアウトテンプレートのレイアウト領域360のうち次のページのものを処理対象として設定し、ステップS202に移行する。
一方、ステップS220で、レイアウト領域360内に未処理の情報格納枠が存在すると判定したとき(Yes)は、ステップS210に移行する。
次に、ステップS104のレイアウト結果データ修正処理を図9を参照しながら詳細に説明する。
図9は、ステップS104のレイアウト結果データ修正処理を示すフローチャートである。
レイアウト結果データ修正処理は、ステップS104において実行されると、図9に示すように、まず、ステップS300に移行するようになっている。
ステップS300では、ステップS102の自動レイアウト処理のレイアウト結果データを比較先レイアウト結果データ2として取得し、ステップS302に移行する。
ステップS302では、ステップS100で入力したユーザIDに対応する業種情報と同一の業種情報をユーザ情報登録DB10のなかから検索して該当の業種情報に対応するユーザIDを読み出す。該当の業種情報に対応するユーザIDが複数存在するときは、それらユーザIDをすべて読み出す。
次いで、ステップS304に移行して、利用履歴情報登録テーブル440を参照して、読み出したユーザIDに対応する比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から読み出す。読み出したユーザIDが複数存在するときは、それらユーザIDのうち先頭のものに対応する比較元レイアウト結果データ4を読み出す。
次いで、ステップS306に移行して、取得した比較先レイアウト結果データ2と、読み出した比較元レイアウト結果データ4との類似度を算出し、ステップS308に移行して、読み出したユーザIDに対応するすべての比較元レイアウト結果データ4についてステップS306の処理が終了したか否かを判定し、すべての比較元レイアウト結果データ4について処理が終了したと判定したとき(Yes)は、ステップS310に移行する。
ステップS310では、ステップS306の処理を1回だけ実行したときは、その類似度を、ステップS306の処理を複数回実行したときは、それら類似度のうち最大のものを、最終的に求めるべき類似度として算出し、ステップS312に移行する。
ステップS312では、算出した類似度が大きくなるにつれて、比較先レイアウト結果データ2に対する修正の度合いが大きくなるように、比較先レイアウト結果データ2を修正する。この場合、類似度が大きいときは、比較先レイアウト結果データ2に対する修正箇所を多くし、比較元レイアウト結果データ4に対する独自性を高める。逆に、類似度が小さいときは、比較元レイアウト結果データ4に対して既に独自性が高いものと考えられるので、比較先レイアウト結果データ2に対する修正箇所を少なくする。
比較先レイアウト結果データ2の修正は、例えば、複数の修正ルールを用意しておき、比較先レイアウト結果データ2に対して類似度に相当する数の修正ルールを適用することにより行うことができる。そうすると、類似度が大きいときは、多数の修正ルールが適用されることとなるので、比較先レイアウト結果データ2に対する修正箇所は多くなる。逆に、類似度が小さいときは、少数の修正ルールが適用されることとなるので、比較先レイアウト結果データ2に対する修正箇所は少なくなる。
また、類似度の大小は、所定の閾値を設けて判定することができる。例えば、類似度が「0」〜「1」の範囲の値を取り得る場合は、次の(a)〜(e)に従って比較先レイアウト結果データ2を修正する。
(a)類似度が「0.8」以上であるときは、比較先レイアウト結果データ2に対する修正箇所は10カ所とする。
(b)類似度が「0.5」以上でかつ「0.8」未満であるときは、比較先レイアウト結果データ2に対する修正箇所は7カ所とする。
(c)類似度が「0.3」以上でかつ「0.5」未満であるときは、比較先レイアウト結果データ2に対する修正箇所は5カ所とする。
(d)類似度が「0.1」以上でかつ「0.3」未満であるときは、比較先レイアウト結果データ2に対する修正箇所は3カ所とする。
(e)類似度が「0.1」未満であるときは、比較先レイアウト結果データ2に対する修正箇所は0カ所とする。
次いで、ステップS312の処理が終了すると、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS308で、読み出したユーザIDに対応するすべての比較元レイアウト結果データ4についてステップS306の処理が終了しないと判定したとき(No)は、ステップS314に移行して、読み出したユーザIDのうち次のものに対応する比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から読み出し、ステップS306に移行する。
次に、ステップS306の類似度算出処理を図10を参照しながら詳細に説明する。
図10は、ステップS306の類似度算出処理を示すフローチャートである。
類似度算出処理は、ステップS306において実行されると、図10に示すように、まず、ステップS400に移行するようになっている。
ステップS400では、レイアウト属性テーブル400のなかからレイアウト属性(以下、選択レイアウト属性という。)を選択し、ステップS402に移行する。
ステップS402では、情報格納枠の各種別ごとに、比較先レイアウト結果データ2の情報格納枠の選択レイアウト属性と、比較元レイアウト結果データ4の情報格納枠の選択レイアウト属性との属性類似度を算出する。
(1)例えば、選択レイアウト属性がフォントサイズである場合、タイトル情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2のタイトル情報格納枠のフォントサイズ、および比較元レイアウト結果データ4のタイトル情報格納枠のフォントサイズに基づいて、下式(1)により属性類似度Simを算出する。
Figure 0004089655
ただし、上式(1)において、X(i)は、比較先レイアウト結果データ2のタイトル情報格納枠のフォントサイズ、iは、比較先レイアウト結果データ2に含まれるタイトル情報格納枠の個数である。また、Y(j)は、比較元レイアウト結果データ4のタイトル情報格納枠のフォントサイズ、jは、比較元レイアウト結果データ4に含まれるタイトル情報格納枠の個数である。また、f(X,Y)は、X≧YならばX−Yを、Y>XかつX≧Y−XならばY−Xを、それ以外ならばXをとる関数である。Max(n)は、n個の要素の値のうち最大のものを選択する関数である。
文字情報格納枠についても、同様に、上式(1)により属性類似度を算出することができる。画像情報格納枠およびイラスト情報格納枠については、フォントサイズが規定されていないので、この場合は、属性類似度の算出対象とならない。
(2)また、例えば、選択レイアウト属性が情報格納枠のフォントウエイトである場合、タイトル情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2のタイトル情報格納枠のフォントウエイト、および比較元レイアウト結果データ4のタイトル情報格納枠のフォントウエイトに基づいて、上式(1)により属性類似度Simを算出する。
ただし、上式(1)において、X(i)は、比較先レイアウト結果データ2のタイトル情報格納枠のフォントウエイト、iは、比較先レイアウト結果データ2に含まれるタイトル情報格納枠の個数である。また、Y(j)は、比較元レイアウト結果データ4のタイトル情報格納枠のフォントウエイト、jは、比較元レイアウト結果データ4に含まれるタイトル情報格納枠の個数である。
文字情報格納枠についても、同様に、上式(1)により属性類似度を算出することができる。画像情報格納枠およびイラスト情報格納枠については、フォントウエイトが規定されていないので、この場合は、属性類似度の算出対象とならない。
(3)また、例えば、選択レイアウト属性が情報格納枠の配置位置である場合、タイトル情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2のタイトル情報格納枠の配置位置、および比較元レイアウト結果データ4のタイトル情報格納枠の配置位置に基づいて、例えば、特許文献1の技術により属性類似度を算出することができる。具体的には、比較先レイアウト結果データ2の構造モデルにおける情報格納枠と、比較元レイアウト結果データ4の構造モデルにおける同位置の情報格納枠との種別が一致している個数を算出し、算出した個数を情報格納枠の総数で除算した値を属性類似度として算出することができる。
文字情報格納枠、画像情報格納枠およびイラスト情報格納枠についても、同様に、属性類似度を算出することができる。
(4)また、例えば、選択レイアウト属性が情報格納枠のサイズである場合、タイトル情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2のタイトル情報格納枠のサイズ、および比較元レイアウト結果データ4のタイトル情報格納枠のサイズに基づいて、上式(1)により属性類似度Simを算出する。
ただし、上式(1)において、X(i)は、比較先レイアウト結果データ2のタイトル情報格納枠の面積、iは、比較先レイアウト結果データ2に含まれるタイトル情報格納枠の個数である。また、Y(j)は、比較元レイアウト結果データ4のタイトル情報格納枠の面積、jは、比較元レイアウト結果データ4に含まれるタイトル情報格納枠の個数である。
文字情報格納枠、画像情報格納枠およびイラスト情報格納枠についても、同様に、上式(1)により属性類似度を算出することができる。
次いで、ステップS404に移行して、算出した各種別ごとの属性類似度の平均値を代表属性類似度として算出し、ステップS406に移行する。
ステップS406では、レイアウト属性テーブル400のすべてのレイアウト属性についてステップS400〜S404の処理が終了したか否かを判定し、すべてのレイアウト属性について処理が終了したと判定したとき(Yes)は、ステップS408に移行する。
ステップS408では、各レイアウト属性ごとに、レイアウト属性テーブル400から重み付け係数を読み出し、ステップS404で算出した代表属性類似度にその重み付け係数を乗算し、各乗算結果の平均値をレイアウト結果データの類似度として算出し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS406で、レイアウト属性テーブル400のすべてのレイアウト属性についてステップS400〜S404の処理が終了しないと判定したとき(No)は、ステップS400に移行する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
自動レイアウト処理のレイアウト結果データをユーザに提供する場合、レイアウト装置100において、レイアウト結果データを提供するユーザのユーザIDを入力する。この場合、提供するレイアウト結果データは、同一の業種に属する他のユーザに過去提供したことのあるレイアウト結果データに対して独自性が高いものであることが望ましい。
レイアウト装置100では、ユーザIDを入力すると、ステップS102を経て、自動レイアウト処理が実行される。自動レイアウト処理を、図3のレイアウトテンプレートを用いてレイアウトを行う場合を例にとって説明する。
まず、ステップS200〜S210を経て、固定線の位置、固定文字情報の形状および位置、並びに固定画像情報の形状および位置がその順で決定され、所定の選択規則に基づいてレイアウト要素登録DB40のなかからレイアウト要素が選択される。
次いで、選択レイアウト要素がタイトル情報である場合には、レイアウト領域360内にタイトル情報格納枠362が存在するので、ステップS212を経て、選択レイアウト要素に基づいてタイトル情報格納枠362の形状および位置を決定する処理が実行される。この決定処理では、タイトル情報の情報量が算出され、算出された情報量に基づいてタイトル情報格納枠362の形状および位置が決定され、タイトル情報がタイトル情報格納枠362に格納される。例えば、タイトルが比較的短い場合は、タイトル情報がちょうど収まるようにデフォルトのタイトル情報格納枠362を上方向に変形する。
また、選択レイアウト要素が画像情報である場合には、レイアウト領域360内に画像情報格納枠364が存在するので、ステップS214を経て、選択レイアウト要素に基づいて画像情報格納枠364の形状および位置を決定する処理が実行される。この決定処理では、画像情報の情報量が算出され、算出された情報量に基づいて、他の情報格納枠と重なり合わないように画像情報格納枠364の形状および位置が決定され、画像情報が画像情報格納枠364に格納される。例えば、画像の高さが幅に比して大きくかつ右寄せの指定がある場合は、タイトル情報格納枠362と重なり合わない最小限の位置までデフォルトの画像情報格納枠364を下方向(または可能であれば上方向)に変形した上で、その変形後の位置を上方向の移動上限として、画像情報格納枠364を、画像のアスペクト比を保持しつつ右方向に変形する。これにより、画像のアスペクト比を保持しつつ、許容し得る最大のサイズで画像を掲載することができる。
また、選択レイアウト要素が文字情報である場合には、レイアウト領域360内に文字情報格納枠366が存在するので、ステップS216を経て、選択レイアウト要素に基づいて文字情報格納枠366の形状および位置を決定する処理が実行される。この決定処理では、他の情報格納枠と重なり合わないように文字情報の情報量が算出され、算出された情報量に基づいて、文字情報格納枠366の形状および位置が決定され、文字情報が文字情報格納枠366に格納される。例えば、文字情報格納枠366の右上部分が画像情報格納枠364と重なり合っている場合は、文字情報格納枠366は、画像情報格納枠364と重なり合う部分とそうでない部分とで上下2つの枠に分割される。分割された文字情報格納枠366のうち上側部分は、その位置を下方向および左方向の移動上限として、画像情報格納枠364と重なり合わない最小限の位置まで左方向に変形するとともに、タイトル情報格納枠362と重なり合わない最小限の位置まで下方向(または可能であれば上方向)に変形する。また、分割された文字情報格納枠366のうち下側部分は、その位置を上方向の移動上限として、画像情報格納枠368と重なり合わない最小限の位置まで上方向に変形する。そして、文字情報は、まず、分割された文字情報格納枠366のうち上側部分に格納され、格納しきれなかった分は、分割された文字情報格納枠366のうち下側部分に格納される。これにより、他の情報格納枠と重なり合っても文字情報格納枠366を分割することで文字情報を効率的に格納することができるとともに、分割しても枠間の内容の連続性を保つことができる。
図11は、比較先レイアウト結果データ2を示す図である。
自動レイアウト処理が完了すると、ステップS300を経て、自動レイアウト処理のレイアウト結果データが比較先レイアウト結果データ2として取得される。このとき、図11に示すような比較先レイアウト結果データ2が取得されたとする。
次いで、ステップS302を経て、入力されたユーザIDに対応する業種情報と同一の業種情報がユーザ情報登録DB10のなかから検索されて該当の業種情報に対応するすべてのユーザIDが読み出される。このとき、該当の業種情報に対応するユーザIDが3つ存在するものとする。
図12は、比較元レイアウト結果データ4を示す図である。
次いで、ステップS304を経て、読み出されたユーザIDのうち1番目のものに対応する比較元レイアウト結果データ4がレイアウト結果データ登録DB12から読み出される。このとき、図12(a)に示すような比較元レイアウト結果データ4が読み出されたとすると、ステップS306を経て、図11の比較先レイアウト結果データ2と、図12(a)の比較元レイアウト結果データ4との類似度が算出される。
同様に、ステップS314を経て、読み出されたユーザIDのうち2番目のものに対応する比較元レイアウト結果データ4がレイアウト結果データ登録DB12から読み出される。このとき、図12(b)に示すような比較元レイアウト結果データ4が読み出されたとすると、ステップS306を経て、図11の比較先レイアウト結果データ2と、図12(b)の比較元レイアウト結果データ4との類似度が算出される。
同様に、ステップS314を経て、読み出されたユーザIDのうち3番目のものに対応する比較元レイアウト結果データ4がレイアウト結果データ登録DB12から読み出される。このとき、図12(c)に示すような比較元レイアウト結果データ4が読み出されたとすると、ステップS306を経て、図11の比較先レイアウト結果データ2と、図12(c)の比較元レイアウト結果データ4との類似度が算出される。
図13は、修正レイアウト結果データ6を示す図である。
このように、すべての比較元レイアウト結果データ4について類似度が算出されると、ステップS310,S312を経て、それら類似度のうち最大のものが最終的な類似度として算出され、算出された類似度が大きくなるにつれて、比較先レイアウト結果データ2に対する修正の度合いが大きくなるように、比較先レイアウト結果データ2が修正される。これにより、図13に示すような修正レイアウト結果データ6が得られたとすると、ユーザには、図13の修正レイアウト結果データ6が提供される。また、ステップS106を経て、修正レイアウト結果データ6がユーザIDと対応付けられてレイアウト結果データ登録DB12に登録される。
次に、比較先レイアウト結果データ2と比較元レイアウト結果データ4の類似度を算出する場合の動作を詳細に説明する。
図14は、比較先レイアウト結果データ2および比較元レイアウト結果データ4を示す図である。
自動レイアウト処理が完了すると、自動レイアウト処理のレイアウト結果データが比較先レイアウト結果データ2として取得される。このとき、図14(a)に示すような比較先レイアウト結果データ2が取得されたとする。
図14(a)の例では、比較先レイアウト結果データ2には、タイトル1を格納したタイトル情報格納枠と、テキスト1を格納した文字情報格納枠と、テキスト3を格納した文字情報格納枠と、写真1を格納した画像情報格納枠と、イラストAを格納したイラスト情報格納枠とが配置されている。
次いで、入力されたユーザIDに対応する業種情報と同一の業種情報がユーザ情報登録DB10のなかから検索されて該当の業種情報に対応するユーザIDが読み出される。
次いで、読み出されたユーザIDに対応する比較元レイアウト結果データ4がレイアウト結果データ登録DB12から読み出される。このとき、図14(b)に示すような比較元レイアウト結果データ4が読み出されたとする。
図14(b)の例では、比較元レイアウト結果データ4には、タイトル2を格納したタイトル情報格納枠と、イラストBを格納したイラスト情報格納枠と、テキスト4を格納した文字情報格納枠と、テキスト6を格納した文字情報格納枠と、写真3を格納した画像情報格納枠とが配置されている。
そして、図14(a)の比較先レイアウト結果データ2と、図14(b)の比較元レイアウト結果データ4との類似度が算出される。以下の説明では、情報格納枠の種別として、タイトル情報格納枠、文字情報格納枠、画像情報格納枠およびイラスト情報格納枠の4種類を、レイアウト属性として、フォントサイズ、フォントウエイト、情報格納枠の配置位置および情報格納枠のサイズの4種類を取り扱うものとする。
まず、ステップS400,S402を経て、レイアウト属性としてフォントサイズが選択され、情報格納枠の各種別ごとに属性類似度が算出される。
図15は、比較先レイアウト結果データ2および比較元レイアウト結果データ4についてタイトル情報格納枠および文字情報格納枠のフォントサイズおよびフォントウエイトを解析した結果である。
タイトル情報格納枠については、図15に示すように、比較先レイアウト結果データ2のタイトル1のフォントサイズ「20」、および比較元レイアウト結果データ4のタイトル2のフォントサイズ「30」に基づいて、属性類似度Simは、上式(1)により、(20−10)/20=「0.5」として算出される。
文字情報格納枠については、図15に示すように、比較先レイアウト結果データ2のテキスト1のフォントサイズ「12」およびテキスト3のフォントサイズ「12」、並びに比較元レイアウト結果データ4のテキスト4のフォントサイズ「10」およびテキスト6のフォントサイズ「10」に基づいて、属性類似度Simは、上式(1)により、「1.0」として算出される。
そして、ステップS404を経て、算出された各種別ごとの属性類似度の平均値が代表属性類似度として算出される。タイトル情報格納枠の属性類似度が「0.5」、文字情報格納枠の属性類似度が「1.0」なので、フォントサイズの代表属性類似度は、「0.75」となる。
次に、ステップS400,S402を経て、レイアウト属性としてフォントウエイトが選択され、情報格納枠の各種別ごとに属性類似度が算出される。
タイトル情報格納枠については、図15に示すように、比較先レイアウト結果データ2のタイトル1のフォントウエイト「10」、および比較元レイアウト結果データ4のタイトル2のフォントウエイト「15」に基づいて、属性類似度Simは、上式(1)により、(10−5)/10=「0.5」として算出される。
文字情報格納枠については、図15に示すように、比較先レイアウト結果データ2のテキスト1のフォントウエイト「5」およびテキスト3のフォントウエイト「5」、並びに比較元レイアウト結果データ4のテキスト4のフォントウエイト「3」およびテキスト6のフォントウエイト「3」に基づいて、属性類似度Simは、上式(1)により、「1.0」として算出される。
そして、ステップS404を経て、算出された各種別ごとの属性類似度の平均値が代表属性類似度として算出される。タイトル情報格納枠の属性類似度が「0.5」、文字情報格納枠の属性類似度が「1.0」なので、フォントウエイトの代表属性類似度は、「0.75」となる。
次に、ステップS400を経て、レイアウト属性として情報格納枠の配置位置が選択される。そして、ステップS402,S404を経て、特許文献1の技術により、比較先レイアウト結果データ2の構造モデルにおける情報格納枠と、比較元レイアウト結果データ4の構造モデルにおける同位置の情報格納枠との種別が一致している個数が算出され、算出された個数が情報格納枠の総数で除算され、その除算結果が属性類似度として算出される。構造化モデルでは、タイトル1,2が一致し、テキスト3,4が一致しているので、一致の個数は「2」となる。また、情報格納枠の総数が「5」なので、配置位置の代表属性類似度は、2/5=「0.4」となる。
次に、ステップS400,S402を経て、レイアウト属性として情報格納枠のサイズが選択され、情報格納枠の各種別ごとに属性類似度が算出される。ここで、タイトル情報格納枠については属性類似度Simが「1.0」として、文字情報格納枠については属性類似度Simが「0.8」として、画像情報格納枠については属性類似度Simが「0.8」として、イラスト情報格納枠については属性類似度Simが「0.8」としてそれぞれ算出されたとする。
そして、ステップS404を経て、算出された各種別ごとの属性類似度の平均値が代表属性類似度として算出される。タイトル情報格納枠の属性類似度が「1.0」、文字情報格納枠、画像情報格納枠およびイラスト情報格納枠の属性類似度がそれぞれ「0.8」なので、サイズの代表属性類似度は、「0.85」となる。
このように、すべてのレイアウト属性について代表属性類似度が算出されると、ステップS408を経て、各レイアウト属性ごとに、レイアウト属性テーブル400から重み付け係数が読み出され、算出された代表属性類似度にその重み付け係数が乗算され、各乗算結果の平均値がレイアウト結果データの類似度として算出される。フォントサイズの代表属性類似度が「0.75」、フォントウエイトの代表属性類似度が「0.75」、配置位置の代表属性類似度が「0.4」、サイズの代表属性類似度が「0.85」であり、それぞれの重み付け係数が「0.8」、「0.3」、「0.3」および「0.7」なので、レイアウト結果データの類似度は、(0.75×0.8+0.75×0.3+0.4×0.3+0.85×0.7)/4=「0.385」となる。
レイアウト結果データの類似度が算出されると、それら類似度のうち最大のものが最終的な類似度として算出され、算出された類似度が大きくなるにつれて、比較先レイアウト結果データ2に対する修正の度合いが大きくなるように、比較先レイアウト結果データ2が修正される。ユーザには、修正レイアウト結果データ6が提供される。
このようにして、本実施の形態では、自動レイアウト処理のレイアウト結果データを比較先レイアウト結果データ2として取得し、比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から読み出し、比較先レイアウト結果データ2と比較元レイアウト結果データ4との類似度を算出し、算出した類似度が大きくなるにつれて、比較先レイアウト結果データ2に対する修正の度合いが大きくなるように、比較先レイアウト結果データ2を修正するようになっている。
これにより、同一の業種に属する異なるユーザに対してレイアウト結果データを提供する場合は、一方のユーザに提供するレイアウト結果データは、他方のユーザに提供するレイアウト結果データとの類似度が大きくなるにつれて修正の度合いが大きくなるように修正されるので、従来に比して、独自性の高いレイアウトを実現することができる。
さらに、本実施の形態では、入力したユーザIDと対応付けて修正レイアウト結果データ6を比較元レイアウト結果データ4としてレイアウト結果データ登録DB12に登録する一方、入力したユーザIDに対応する業種情報と同一の業種情報をユーザ情報登録DB10のなかから検索して該当の業種情報に対応するユーザIDを読み出し、読み出したユーザIDに対応する比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から読み出すようになっている。
これにより、過去のレイアウト結果データを比較元レイアウト結果データ4として用いることができるので、同一の業種に属する他のユーザに対して過去提供したことのあるレイアウト結果データに対して独自性の高いレイアウトを実現することができる。
さらに、本実施の形態では、比較先レイアウト結果データ2のレイアウト属性および比較元レイアウト結果データ4のレイアウト属性に基づいてレイアウト結果データの類似度を算出するようになっている。
これにより、情報格納枠のレイアウト属性に基づいて類似度が算出されるので、各情報格納枠ごとの類否を考慮してレイアウト結果データの類似度を算出することができる。したがって、従来に比して、読み手の主観を比較的適切に反映した類似度を算出することができる。
上記第1の実施の形態において、ユーザ情報登録DB10は、発明4、10または16のユーザ情報記憶手段に対応し、レイアウト結果データ登録DB12は、発明3、4、9、10、15または16のレイアウト結果データ記憶手段に対応し、レイアウト要素登録DB40は、発明2、8、14または20のレイアウト要素記憶手段に対応している。また、比較先レイアウト結果データ2は、発明1ないし3、7ないし9、13ないし15、19ないし21の修正対象レイアウト結果データに対応し、比較元レイアウト結果データ4は、発明1ないし4、7ないし10、13ないし16、19ないし21の比較対象レイアウト結果データに対応している。
また、上記第1の実施の形態において、ユーザIDは、発明4、10または16のユーザ識別情報に対応し、ステップS100は、発明4のユーザ識別情報入力手段に対応し、ステップS106は、発明3または4のレイアウト結果データ登録手段に対応し、ステップS210は、発明2若しくは20のレイアウト要素選択手段、または発明8、14若しくは20のレイアウト要素選択ステップに対応している。また、ステップS208,S212〜S216,S224は、発明2、3若しくは20のレイアウト手段、または発明8、9、14、15若しくは20のレイアウトステップに対応し、比較先入力部14およびステップS300は、発明1、2、7、20または21の修正対象入力手段に対応している。
また、上記第1の実施の形態において、ステップS300は、発明8、13、14、19ないし21の修正対象入力ステップに対応し、比較元入力部16およびステップS302,S304,S314は、発明1ないし4、7、20または21の比較対象入力手段に対応し、ステップS302,S304,S314は、発明8ないし10、13ないし16、19ないし21の比較対象入力ステップに対応している。また、類似度算出部18およびステップS400〜S408,S310は、発明1のレイアウト結果データ比較手段、または発明2、7、20若しくは21の類似度算出手段に対応し、ステップS400〜S408,S310は、発明8、13、14、19ないし21の類似度算出ステップに対応している。
また、上記第1の実施の形態において、レイアウト修正部20およびステップS312は、発明1ないし3、7、20または21のレイアウト修正手段に対応し、ステップS312は、発明8、9、13ないし15、19ないし21のレイアウト修正ステップに対応している。
次に、本発明の第2の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図16および図17は、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法の第2の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を、自動レイアウト処理のレイアウト結果データを修正する場合について適用したものであり、上記第1の実施の形態と異なるのは、同一の顧客を抱えている異なるユーザがその顧客に対してレイアウト結果データを提供する場合に、自動レイアウト処理のレイアウト結果データを修正する点にある。以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、上記第1の実施の形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
まず、ユーザ情報登録テーブル420のデータ構造を図16を参照しながら詳細に説明する。
図16は、ユーザ情報登録テーブル420のデータ構造を示す図である。
ユーザ情報登録テーブル420には、図16に示すように、各ユーザごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、ユーザIDを登録したフィールド422と、ユーザが管理する顧客を識別するための顧客IDを登録したフィールド426とを含んで構成されている。フィールド426には、複数の顧客IDを登録することが可能である。
図16の例では、第1段目のレコードには、ユーザIDとして「USER1」が、顧客IDとして「Client1」がそれぞれ登録されている。これは、ユーザID「USER1」のユーザが顧客ID「Client1」の顧客を抱えていることを示している。
次に、CPU30の構成およびCPU30で実行される処理を図17を参照しながら説明する。
CPU30は、図9のフローチャートに示すレイアウト結果データ修正処理に代えて、図17のフローチャートに示すレイアウト結果データ修正処理を実行するようになっている。
図17は、レイアウト結果データ修正処理を示すフローチャートである。
レイアウト結果データ修正処理は、ステップS104において実行されると、図17に示すように、まず、ステップS500に移行するようになっている。
ステップS500では、図9のフローチャートにおけるステップS300の処理に相当する処理を実行し、ステップS502に移行する。
ステップS502では、ステップS100で入力したユーザIDに対応する顧客IDと同一の顧客IDをユーザ情報登録DB10のなかから検索して該当の顧客IDに対応するユーザIDを読み出し、ステップS504に移行する。該当の顧客IDに対応するユーザIDが複数存在するときは、それらユーザIDをすべて読み出す。
ステップS504からS514までは、図9のフローチャートにおけるステップS304からS314までの処理に相当する処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
自動レイアウト処理のレイアウト結果データを顧客に提供する場合、ユーザは、レイアウト装置100において自己のユーザIDを入力する。この場合、提供するレイアウト結果データは、同一の顧客を抱えている他のユーザがその顧客に過去提供したことのあるレイアウト結果データに対して独自性が高いものであることが望ましい。
レイアウト装置100では、ユーザIDを入力すると、ステップS102,S500を経て、自動レイアウト処理が実行され、自動レイアウト処理のレイアウト結果データが比較先レイアウト結果データ2として取得される。
次いで、ステップS502を経て、入力されたユーザIDに対応する顧客IDと同一の顧客IDがユーザ情報登録DB10のなかから検索されて該当の顧客IDに対応するすべてのユーザIDが読み出される。
次いで、ステップS504,S506を経て、読み出されたユーザIDのうち先頭のものに対応する比較元レイアウト結果データ4がレイアウト結果データ登録DB12から読み出され、取得された比較先レイアウト結果データ2と、読み出された比較元レイアウト結果データ4との類似度が算出される。ユーザIDが複数存在する場合は、同様に、ステップS514,S506を繰り返し経て、読み出されたユーザIDのうち次のものに対応する比較元レイアウト結果データ4がレイアウト結果データ登録DB12から読み出され、取得された比較先レイアウト結果データ2と、読み出された比較元レイアウト結果データ4との類似度が算出される。
このように、すべての比較元レイアウト結果データ4について類似度が算出されると、ステップS510,S512を経て、それら類似度のうち最大のものが最終的な類似度として算出され、算出された類似度が大きくなるにつれて、比較先レイアウト結果データ2に対する修正の度合いが大きくなるように、比較先レイアウト結果データ2が修正される。
このようにして、本実施の形態では、自動レイアウト処理のレイアウト結果データを比較先レイアウト結果データ2として取得し、比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から読み出し、比較先レイアウト結果データ2と比較元レイアウト結果データ4との類似度を算出し、算出した類似度が大きくなるにつれて、比較先レイアウト結果データ2に対する修正の度合いが大きくなるように、比較先レイアウト結果データ2を修正するようになっている。
これにより、同一の顧客を抱えている異なるユーザがその顧客に対してレイアウト結果データを提供する場合は、一方のユーザから提供されるレイアウト結果データは、他方のユーザから提供されるレイアウト結果データとの類似度が大きくなるにつれて修正の度合いが大きくなるように修正されるので、従来に比して、独自性の高いレイアウトを実現することができる。
さらに、本実施の形態では、入力したユーザIDと対応付けて修正レイアウト結果データ6を比較元レイアウト結果データ4としてレイアウト結果データ登録DB12に登録する一方、入力したユーザIDに対応する顧客IDと同一の顧客IDをユーザ情報登録DB10のなかから検索して該当の顧客IDに対応するユーザIDを読み出し、読み出したユーザIDに対応する比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から読み出すようになっている。
これにより、過去のレイアウト結果データを比較元レイアウト結果データ4として用いることができるので、同一の顧客を抱えている他のユーザがその顧客に対して過去提供したことのあるレイアウト結果データに対して独自性の高いレイアウトを実現することができる。
上記第2の実施の形態において、ユーザ情報登録DB10は、発明4、10または16のユーザ情報記憶手段に対応し、レイアウト結果データ登録DB12は、発明3、4、9、10、15または16のレイアウト結果データ記憶手段に対応し、レイアウト要素登録DB40は、発明2、8、14または20のレイアウト要素記憶手段に対応している。また、比較先レイアウト結果データ2は、発明1ないし3、7ないし9、13ないし15、19ないし21の修正対象レイアウト結果データに対応し、比較元レイアウト結果データ4は、発明1ないし4、7ないし10、13ないし16、19ないし21の比較対象レイアウト結果データに対応している。
また、上記第2の実施の形態において、ユーザIDは、発明4、10または16のユーザ識別情報に対応し、顧客IDは、発明6、12または18の顧客識別情報に対応し、ステップS100は、発明4のユーザ識別情報入力手段に対応し、ステップS106は、発明3または4のレイアウト結果データ登録手段に対応している。また、ステップS210は、発明2若しくは20のレイアウト要素選択手段、または発明8、14若しくは20のレイアウト要素選択ステップに対応し、ステップS208,S212〜S216,S224は、発明2、3若しくは20のレイアウト手段、または発明8、9、14、15若しくは20のレイアウトステップに対応している。
また、上記第2の実施の形態において、比較先入力部14およびステップS500は、発明1、2、7、20または21の修正対象入力手段に対応し、ステップS500は、発明8、13、14、19ないし21の修正対象入力ステップに対応し、比較元入力部16およびステップS502,S504,S514は、発明1ないし4、7、20または21の比較対象入力手段に対応している。また、ステップS502,S504,S514は、発明8ないし10、13ないし16、19ないし21の比較対象入力ステップに対応し、類似度算出部18およびステップS400〜S408,S510は、発明1のレイアウト結果データ比較手段、または発明2、7、20若しくは21の類似度算出手段に対応している。
また、上記第2の実施の形態において、ステップS400〜S408,S510は、発明8、13、14、19ないし21の類似度算出ステップに対応し、レイアウト修正部20およびステップS512は、発明1ないし3、7、20または21のレイアウト修正手段に対応し、ステップS512は、発明8、9、13ないし15、19ないし21のレイアウト修正ステップに対応している。
次に、本発明の第3の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図18および図19は、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法の第3の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を、自動レイアウト処理のレイアウト結果データを修正する場合について適用したものであり、上記第1の実施の形態と異なるのは、属性類似度のほか、内容類似度およびテンプレート類似度に基づいてレイアウト結果データの類似度を算出する点にある。以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、上記第1の実施の形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
CPU30は、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図10のフローチャートに示す類似度算出処理に代えて、図18のフローチャートに示す類似度算出処理を実行するようになっている。
図18は、ステップS306の類似度算出処理を示すフローチャートである。
類似度算出処理は、ステップS306において実行されると、図18に示すように、まず、ステップS600に移行するようになっている。
ステップS600では、情報格納枠の各種別ごとに、比較先レイアウト結果データ2のレイアウト要素の内容と、比較元レイアウト結果データ4のレイアウト要素の内容との内容類似度を算出する。
タイトル情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2のタイトル情報の内容、および比較元レイアウト結果データ4のタイトル情報の内容に基づいて、例えば、TFIDF(Term Frequency & Inverse Document Frequency)法により内容類似度を算出する。比較先レイアウト結果データ2または比較元レイアウト結果データ4に複数の文字情報格納枠が配置されている場合は、総当たりでそれぞれの内容類似度を算出し、それらの最大値を内容類似度として算出する。
画像情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2の画像情報の内容、および比較元レイアウト結果データ4の画像情報の内容に基づいて、例えば、特許文献1,2の技術により内容類似度を算出する。比較先レイアウト結果データ2または比較元レイアウト結果データ4に複数の画像情報格納枠が配置されている場合は、総当たりでそれぞれの内容類似度を算出し、それらの最大値を内容類似度として算出する。
文字情報格納枠についてはタイトル情報格納枠と同様に、イラスト情報格納枠については画像情報格納枠と同様に、それぞれ内容類似度を算出することができる。
次いで、ステップS602に移行して、算出した各種別ごとの内容類似度に基づいて、下式(2)により代表内容類似度Simを算出する。

Sim=a×S1+b×S2+c×S3+d×S4 …(2)

ただし、上式(2)において、S1〜S4は、タイトル情報格納枠、文字情報格納枠、画像情報格納枠およびイラスト情報格納枠の内容類似度であり、a〜dは、所定の重み付け係数である。
次いで、ステップS604に移行して、情報格納枠の各種別ごとに、比較先レイアウト結果データ2の情報格納枠のレイアウト属性と、比較元レイアウト結果データ4の情報格納枠のレイアウト属性との属性類似度を算出する。
タイトル情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2のタイトル情報格納枠の面積、および比較元レイアウト結果データ4のタイトル情報格納枠の面積に基づいて、下式(3)により属性類似度Simを算出する。

Sim=2×s1∩s2/(s1+s2) …(3)

ただし、上式(3)において、s1は、比較先レイアウト結果データ2のタイトル情報格納枠の面積、s2は、比較元レイアウト結果データ4のタイトル情報格納枠の面積、s1∩s2は、比較先レイアウト結果データ2,4を重ね合わせた場合にタイトル情報格納枠の重なり合う領域の面積である。
文字情報格納枠、画像情報格納枠およびイラスト情報格納枠についても、同様に、上式(3)により属性類似度を算出することができる。
次いで、ステップS606に移行して、算出した各種別ごとの属性類似度に基づいて、下式(4)により代表属性類似度Simを算出する。

Sim=e×P1+f×P2+g×P3+h×P4 …(4)

ただし、上式(4)において、P1〜P4は、タイトル情報格納枠、文字情報格納枠、画像情報格納枠およびイラスト情報格納枠の属性類似度であり、e〜hは、所定の重み付け係数である。
次いで、ステップS608に移行して、情報格納枠の各種別ごとに、比較先レイアウト結果データ2を得るのに利用したレイアウトテンプレートと、比較元レイアウト結果データ4を得るのに利用したレイアウトテンプレートとのテンプレート類似度を算出する。
タイトル情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2を得るのに利用したレイアウトテンプレートにおけるタイトル情報格納枠の面積、および比較元レイアウト結果データ4を得るのに利用したレイアウトテンプレートにおけるタイトル情報格納枠の面積に基づいて、下式(5)により属性類似度Simを算出する。

Sim=2×s1∩s2/(s1+s2) …(5)

ただし、上式(5)において、s1は、比較先レイアウト結果データ2を得るのに利用したレイアウトテンプレートにおけるタイトル情報格納枠の面積、s2は、比較元レイアウト結果データ4を得るのに利用したレイアウトテンプレートにおけるタイトル情報格納枠の面積、s1∩s2は、比較先レイアウト結果データ2,4を得るのに利用したレイアウトテンプレートを重ね合わせた場合にタイトル情報格納枠の重なり合う領域の面積である。
文字情報格納枠、画像情報格納枠およびイラスト情報格納枠についても、同様に、上式(5)により属性類似度を算出することができる。
なお、テンプレート類似度は、属性類似度の算出がレイアウト後の内容に基づいて行うのに対して、レイアウト前の内容に基づいて算出する点で異なる。すなわち、レイアウトの過程では、選択レイアウト要素によって情報格納枠の配置位置や大きさが変更されるが、テンプレート類似度は、その変更を考慮しない類似度であり、属性類似度は、その変更を考慮した類似度であることがいえる。
次いで、ステップS610に移行して、算出した各種別ごとのテンプレート類似度に基づいて、下式(6)により代表テンプレート類似度Simを算出する。

Sim=i×T1+j×T2+k×T3+l×T4 …(6)

ただし、上式(6)において、T1〜T4は、タイトル情報格納枠、文字情報格納枠、画像情報格納枠およびイラスト情報格納枠のテンプレート類似度であり、i〜lは、所定の重み付け係数である。
次いで、ステップS612に移行して、算出した代表内容類似度、代表属性類似度および代表テンプレート類似度に基づいて、下式(7)によりレイアウト結果データの類似度Simを算出する。

Sim=α×S+β×P+γ×T …(7)

ただし、上式(7)において、S,P,Tは、代表内容類似度、代表属性類似度および代表テンプレート類似度であり、α〜γは、所定の重み付け係数である。
ステップS612の処理が終了すると、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図19は、比較先レイアウト結果データ2および比較元レイアウト結果データ4を示す図である。
自動レイアウト処理が完了すると、ステップS300を経て、自動レイアウト処理のレイアウト結果データが比較先レイアウト結果データ2として取得される。このとき、図19(a)に示すような比較先レイアウト結果データ2が取得されたとする。
図19(a)の例では、比較先レイアウト結果データ2には、タイトル1を格納したタイトル情報格納枠と、テキスト1を格納した文字情報格納枠と、写真2を格納した画像情報格納枠と、テキスト3を格納した文字情報格納枠と、写真1を格納した画像情報格納枠と、テキスト2を格納した文字情報格納枠と、イラストAを格納したイラスト情報格納枠とが配置されている。
次いで、ステップS302を経て、入力されたユーザIDに対応する業種情報と同一の業種情報がユーザ情報登録DB10のなかから検索されて該当の業種情報に対応するユーザIDが読み出される。
次いで、ステップS304を経て、読み出されたユーザIDに対応する比較元レイアウト結果データ4がレイアウト結果データ登録DB12から読み出される。このとき、図19(b)に示すような比較元レイアウト結果データ4が読み出されたとする。
図19(b)の例では、比較元レイアウト結果データ4には、タイトル2を格納したタイトル情報格納枠と、テキスト4を格納した文字情報格納枠と、写真3を格納した画像情報格納枠と、イラストBを格納したイラスト情報格納枠とが配置されている。
そして、ステップS306を経て、図19(a)の比較先レイアウト結果データ2と、図19(b)の比較元レイアウト結果データ4との類似度が算出される。
まず、ステップS600を経て、情報格納枠の各種別ごとに内容類似度が算出される。
タイトル情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2にタイトル1のタイトル情報格納枠が、比較元レイアウト結果データ4にタイトル2のタイトル情報格納枠がそれぞれ存在するので、内容類似度は、タイトル1,2のタイトル情報格納枠の比較で算出された内容類似度となる。
文字情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2にテキスト1〜3の文字情報格納枠が、比較元レイアウト結果データ4にテキスト4,6のタイトル情報格納枠がそれぞれ存在するので、内容類似度は、次の(1)〜(6)の内容類似度のうち最大値となる。
(1)テキスト1,4の文字情報格納枠の比較により算出された内容類似度
(2)テキスト1,6の文字情報格納枠の比較により算出された内容類似度
(3)テキスト2,4の文字情報格納枠の比較により算出された内容類似度
(4)テキスト2,6の文字情報格納枠の比較により算出された内容類似度
(5)テキスト3,4の文字情報格納枠の比較により算出された内容類似度
(6)テキスト3,6の文字情報格納枠の比較により算出された内容類似度
画像情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2に写真1,2の画像情報格納枠が、比較元レイアウト結果データ4に写真3の画像情報格納枠がそれぞれ存在するので、内容類似度は、次の(1),(2)の内容類似度のうち最大値となる。
(1)写真1,3の画像情報格納枠の比較により算出された内容類似度
(2)写真2,3の画像情報格納枠の比較により算出された内容類似度
イラスト情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2にイラストAのイラスト情報格納枠が、比較元レイアウト結果データ4にイラストBのイラスト情報格納枠がそれぞれ存在するので、内容類似度は、イラストA,Bのイラスト情報格納枠の比較により算出された内容類似度となる。
次いで、ステップS602を経て、算出された各種別ごとの内容類似度に基づいて代表内容類似度が算出される。
同様に、ステップS604,S606を経て、情報格納枠の各種別ごとに属性類似度が算出され、算出された各種別ごとの属性類似度に基づいて代表属性類似度が算出される。また、ステップS608,S610を経て、情報格納枠の各種別ごとにテンプレート類似度が算出され、算出された各種別ごとのテンプレート類似度に基づいて代表テンプレート類似度が算出される。
そして、ステップS612を経て、算出された代表内容類似度、代表属性類似度および代表テンプレート類似度に基づいてレイアウト結果データの類似度が算出される。
このようにして、本実施の形態では、比較先レイアウト結果データ2のレイアウト属性および比較元レイアウト結果データ4のレイアウト属性に基づいて属性類似度を算出し、比較先レイアウト結果データ2を得るのに利用したレイアウトテンプレートおよび比較元レイアウト結果データ4を得るのに利用したレイアウトテンプレートに基づいてテンプレート類似度を算出し、比較先レイアウト結果データ2のレイアウト要素の内容および比較元レイアウト結果データ4のレイアウト要素の内容に基づいて内容類似度を算出し、算出した属性類似度、テンプレート類似度および内容類似度に基づいてレイアウト結果データの類似度を算出するようになっている。
これにより、情報格納枠のレイアウト属性、レイアウトテンプレートおよびレイアウト要素の内容に基づいて類似度が算出されるので、各情報格納枠ごとの類否、およびレイアウト要素の内容の類否を考慮してレイアウト結果データの類似度を算出することができる。したがって、従来に比して、読み手の主観を比較的適切に反映した類似度を算出することができる。
上記第3の実施の形態において、類似度算出部18およびステップS600〜S612,S310は、発明1のレイアウト結果データ比較手段、または発明2、7、20若しくは21の類似度算出手段に対応し、ステップS600〜S612,S310は、発明8、13、14、19ないし21の類似度算出ステップに対応している。
次に、本発明の第4の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図20および図21は、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法の第4の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を、自動レイアウト処理のレイアウト結果データを修正する場合について適用したものであり、上記第3の実施の形態と異なるのは、比較先レイアウト結果データ2の各情報格納枠ごとに、属性類似度、内容類似度およびテンプレート類似度を算出する点にある。以下、上記第3の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、上記第3の実施の形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
CPU30は、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図18のフローチャートに示す類似度算出処理に代えて、図20のフローチャートに示す類似度算出処理を実行するようになっている。
図20は、ステップS306の類似度算出処理を示すフローチャートである。
類似度算出処理は、ステップS306において実行されると、図20に示すように、まず、ステップS700に移行するようになっている。
ステップS700では、比較先レイアウト結果データ2のなかから先頭の情報格納枠を選択し、ステップS702に移行する。
ステップS702では、ステップS700,S714で選択した情報格納枠(以下、選択レイアウト属性という。)について、下式(8)により属性類似度Simを算出する。

Sim=2×s1∩s2/(s1+s2) …(8)

ただし、上式(8)において、s1は、選択情報格納枠の面積、s2は、比較元レイアウト結果データ4における選択情報格納枠と同種の情報格納枠の面積、s1∩s2は、比較先レイアウト結果データ2,4を重ね合わせた場合に選択情報格納枠と同種の情報格納枠とが重なり合う領域の面積である。
次いで、ステップS704に移行して、選択情報格納枠に格納されているレイアウト要素の内容、および比較元レイアウト結果データ4における選択情報格納枠と同種の情報格納枠に格納されているレイアウト要素の内容に基づいて、例えば、TFIDF法により内容類似度を算出する。
次いで、ステップS706に移行して、比較先レイアウト結果データ2を得るのに利用したレイアウトテンプレートにおける選択情報格納枠の面積、および比較元レイアウト結果データ4を得るのに利用したレイアウトテンプレートにおける選択情報格納枠と同種の情報格納枠の面積に基づいて、下式(9)によりテンプレート類似度Simを算出する。

Sim=2×s1∩s2/(s1+s2) …(9)

ただし、上式(9)において、s1は、比較先レイアウト結果データ2を得るのに利用したレイアウトテンプレートにおける選択情報格納枠の面積、s2は、比較元レイアウト結果データ4を得るのに利用したレイアウトテンプレートにおける選択情報格納枠と同種の情報格納枠の面積、s1∩s2は、比較先レイアウト結果データ2,4を得るのに利用したレイアウトテンプレートを重ね合わせた場合に選択情報格納枠と同種の情報格納枠とが重なり合う領域の面積である。
次いで、ステップS708に移行して、算出した属性類似度、内容類似度およびテンプレート類似度に基づいて、上式(7)により選択情報格納枠の代表類似度を算出する。
ただし、上式(7)において、S,P,Tは、内容類似度、属性類似度およびテンプレート類似度であり、α〜γは、所定の重み付け係数である。
次いで、ステップS710に移行して、比較先レイアウト結果データ2のすべての情報格納枠についてステップS702〜S708の処理が終了したか否かを判定し、すべての情報格納枠について処理が終了したと判定したとき(Yes)は、ステップS712に移行して、各情報格納枠の代表類似度の平均値をレイアウト結果データの類似度として算出し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS710で、比較先レイアウト結果データ2のすべての情報格納枠についてステップS702〜S708の処理が終了しないと判定したとき(No)は、ステップS714に移行して、比較先レイアウト結果データ2のなかから次の情報格納枠を選択し、ステップS702に移行する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図21は、比較先レイアウト結果データ2および比較元レイアウト結果データ4を示す図である。
自動レイアウト処理が完了すると、ステップS300を経て、自動レイアウト処理のレイアウト結果データが比較先レイアウト結果データ2として取得される。このとき、図21(a)に示すような比較先レイアウト結果データ2が取得されたとする。
図21(a)の例では、比較先レイアウト結果データ2には、タイトル1を格納したタイトル情報格納枠と、テキスト1を格納した文字情報格納枠と、テキスト3を格納した文字情報格納枠と、写真1を格納した画像情報格納枠と、イラストAを格納したイラスト情報格納枠とが配置されている。
次いで、ステップS302を経て、入力されたユーザIDに対応する業種情報と同一の業種情報がユーザ情報登録DB10のなかから検索されて該当の業種情報に対応するユーザIDが読み出される。
次いで、ステップS304を経て、読み出されたユーザIDに対応する比較元レイアウト結果データ4がレイアウト結果データ登録DB12から読み出される。このとき、図21(b)に示すような比較元レイアウト結果データ4が読み出されたとする。
図21(b)の例では、比較元レイアウト結果データ4には、タイトル2を格納したタイトル情報格納枠と、テキスト4を格納した文字情報格納枠と、テキスト6を格納した文字情報格納枠と、写真3を格納した画像情報格納枠と、イラストBを格納したイラスト情報格納枠とが配置されている。
そして、ステップS306を経て、図21(a)の比較先レイアウト結果データ2と、図21(b)の比較元レイアウト結果データ4との類似度が算出される。
まず、ステップS700〜S706を経て、比較先レイアウト結果データ2のなかからタイトル1のタイトル情報格納枠が選択され、選択タイトル情報格納枠の属性類似度、内容類似度およびテンプレート類似度が算出される。比較元レイアウト結果データ4にタイトル2のタイトル情報格納枠がそれぞれ存在するので、属性類似度、内容類似度およびテンプレート類似度は、タイトル1,2のタイトル情報格納枠の比較で算出された内容類似度となる。そして、ステップS708を経て、算出された属性類似度、内容類似度およびテンプレート類似度に基づいて、選択タイトル情報格納枠の代表類似度が算出される。
次に、ステップS714,S702〜S706を経て、比較先レイアウト結果データ2のなかからテキスト1の文字情報格納枠が選択され、選択文字情報格納枠の属性類似度、内容類似度およびテンプレート類似度が算出される。比較元レイアウト結果データ4にテキスト4,6の文字情報格納枠がそれぞれ存在するので、属性類似度、内容類似度およびテンプレート類似度は、テキスト1,4の文字情報格納枠の比較で算出された内容類似度、およびテキスト1,6の文字情報格納枠の比較で算出された内容類似度のうち最大値となる。そして、ステップS708を経て、算出された属性類似度、内容類似度およびテンプレート類似度に基づいて、選択文字情報格納枠の代表類似度が算出される。
同様に、ステップS714,S702〜S706を繰り返し経て、テキスト3の文字情報格納枠の代表類似度、写真1の画像情報格納枠の代表類似度、およびイラストAのイラスト情報格納枠の代表類似度が算出される。
そして、比較先レイアウト結果データ2のすべての情報格納枠について代表類似度が算出されると、ステップS712を経て、各情報格納枠の代表類似度の平均値がレイアウト結果データの類似度として算出される。
このようにして、本実施の形態では、比較先レイアウト結果データ2のレイアウト属性および比較元レイアウト結果データ4のレイアウト属性に基づいて属性類似度を算出し、比較先レイアウト結果データ2を得るのに利用したレイアウトテンプレートおよび比較元レイアウト結果データ4を得るのに利用したレイアウトテンプレートに基づいてテンプレート類似度を算出し、比較先レイアウト結果データ2のレイアウト要素の内容および比較元レイアウト結果データ4のレイアウト要素の内容に基づいて内容類似度を算出し、算出した属性類似度、テンプレート類似度および内容類似度に基づいてレイアウト結果データの類似度を算出するようになっている。
これにより、情報格納枠のレイアウト属性、レイアウトテンプレートおよびレイアウト要素の内容に基づいて類似度が算出されるので、各情報格納枠ごとの類否、およびレイアウト要素の内容の類否を考慮してレイアウト結果データの類似度を算出することができる。したがって、従来に比して、読み手の主観を比較的適切に反映した類似度を算出することができる。
上記第4の実施の形態において、類似度算出部18およびステップS700〜S714,S310は、発明1のレイアウト結果データ比較手段、または発明2、7、20若しくは21の類似度算出手段に対応し、ステップS700〜S714,S310は、発明8、13、14、19ないし21の類似度算出ステップに対応している。
なお、上記第1の実施の形態においては、入力したユーザIDに対応する業種情報と同一の業種情報をユーザ情報登録DB10のなかから検索して該当の業種情報に対応するユーザIDを読み出し、読み出したユーザIDに対応する比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から読み出すように構成したが、これに限らず、業種間に類似関係を設定し、入力したユーザIDに対応する業種情報と類似の業種情報をユーザ情報登録DB10のなかから検索して該当の業種情報に対応するユーザIDを読み出し、読み出したユーザIDに対応する比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から読み出すように構成することもできる。
また、上記第2の実施の形態においては、入力したユーザIDに対応する顧客IDと同一の顧客IDをユーザ情報登録DB10のなかから検索して該当の顧客IDに対応するユーザIDを読み出し、読み出したユーザIDに対応する比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から読み出すように構成したが、これに限らず、顧客間に類似関係を設定し、入力したユーザIDに対応する顧客IDと類似の顧客IDをユーザ情報登録DB10のなかから検索して該当の顧客IDに対応するユーザIDを読み出し、読み出したユーザIDに対応する比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から読み出すように構成することもできる。
また、上記第1の実施の形態においては、ユーザ情報登録テーブル420の利用年月日を利用することについて特に説明しなかったが、業種情報に基づいて読み出した比較元レイアウト結果データ4に代えて、現在の年月日を基準として過去所定日(例えば、過去1年間)以内に利用された比較元レイアウト結果データ4を競合のものとみなし、利用年月日および現在の年月日に基づいて対象期間内の比較元レイアウト結果データ4を読み出し、これを利用するように構成することもできる。例えば、図6の利用履歴情報登録テーブル440において「USER1」の場合、「Layout1 USER1 2002/10/23」、「Layout4 USER1 2003/2/14」と登録されているが、利用年月日が2003年11月でかつ1年以上前のものは、競合のものとは見なさない。
これにより、同じようなレイアウト結果データがすぐに作られるのを抑制でき、かつ、少ないレイアウト結果データの場合でも効率的に独自性の高いレイアウトを実現することができる。
このような改良は、上記第2の実施の形態においても同様に行うことができる。
また、上記第1の実施の形態においては、比較先レイアウト結果データ2のレイアウト属性および比較元レイアウト結果データ4のレイアウト属性に基づいてレイアウト結果データの類似度を算出するように構成したが、これに限らず、次のような構成とすることもできる。
第1の構成としては、比較先レイアウト結果データ2のレイアウト属性および比較元レイアウト結果データ4のレイアウト属性に基づいて属性類似度を算出し、比較先レイアウト結果データ2の情報格納枠の種別および比較元レイアウト結果データ4の情報格納枠の種別に基づいて種別類似度を算出し、算出した属性類似度および算出した種別類似度に基づいてレイアウト結果データの類似度を算出する。
これにより、情報格納枠のレイアウト属性および種別に基づいて類似度が算出されるので、各情報格納枠ごとの類否を考慮してレイアウト結果データの類似度を算出することができる。したがって、従来に比して、読み手の主観を比較的適切に反映した類似度を算出することができる。
第2の構成としては、比較先レイアウト結果データ2のレイアウト属性および比較元レイアウト結果データ4のレイアウト属性に基づいて属性類似度を算出し、比較先レイアウト結果データ2の格納情報の内容および比較元レイアウト結果データ4の格納情報の内容に基づいて内容類似度を算出し、算出した属性類似度および内容類似度に基づいてレイアウト結果データの類似度を算出する。
これにより、情報格納枠のレイアウト属性および格納情報の内容に基づいて類似度が算出されるので、各情報格納枠ごとの類否、および格納情報の内容の類否を考慮してレイアウト結果データの類似度を算出することができる。したがって、従来に比して、読み手の主観を比較的適切に反映した類似度を算出することができる。
また、上記第1の実施の形態においては、情報格納枠の各種別ごとに選択レイアウト属性の属性類似度を算出するように構成したが、これに限らず、情報格納枠の種別によらず、各レイアウト属性ごとに属性類似度を算出するように構成することもできる。
また、上記第1の実施の形態においては、最大値をとる関数maxを利用し、その関数により各レイアウト属性の属性類似度を算出するように構成したが、これに限らず、読み手の主観に対する影響度合いを表した関数を作成し、その関数により各レイアウト属性の属性類似度を算出するように構成することもできる。
また、上記第1の実施の形態においては、レイアウト属性として図4のレイアウト属性テーブル400のレイアウト属性を利用したが、これに限らず、ジャンプ率や黒率(黒の割合)、図版率などを利用することもできる。
また、上記第3の実施の形態においては、所定の重み付け係数を利用するように構成したが、より具体的には、重み付け係数として、例えば「視覚度」の高いイラスト、画像の重みを大きくすると、より人の感性に合った類似度が算出できるようになる。
また、上記第3および第4の実施の形態においては、各重み付けの結果を加算することによりレイアウト結果データの類似度を算出するように構成したが、これに限らず、各重み付けの結果の平均値をとったり、それ以外の計算方法によりレイアウト結果データの類似度を算出するように構成することもできる。
また、上記第3の実施の形態においては、属性類似度の算出において、各情報格納枠のサイズと配置位置を一緒に扱ったが、これに限らず、サイズと配置位置それぞれで類似度を求め、平均や重み付け演算などによって、配置位置類似度を求めることもできる。
これにより、読み手の主観をさらに適切に反映した類似度を算出することができる。
また、上記第3および第4の実施の形態においては、TFIDF法により内容類似度を算出するように構成したが、これに限らず、表記的な類似度や、ひらがなの多さ、空白の多さなど、より見た目に影響しそうな内容の類似度を利用して内容類似度を算出するように構成することもできる。
また、上記第1ないし第4の実施の形態においては、自動レイアウト処理のレイアウト結果データを修正するように構成したが、これに限らず、例えば、デザイナ等が直接デザインしたレイアウト結果データを修正するように構成することもできる。
また、上記第1ないし第4の実施の形態においては、ユーザ情報登録DB10、レイアウト結果データ登録DB12、レイアウト要素登録DB40およびテンプレート登録DB42をレイアウト装置100の外部装置として設けたが、これに限らず、これらDBをネットワーク上の任意の端末に設け、レイアウト装置100とそれら端末とをネットワークで接続し、レイアウト装置100がそれら端末のDBを利用するように構成することもできる。その他、ネットワークシステムとして構成する場合は、次のような形態が考えられる。
(1)ステップS102の処理をネットワーク端末で実行可能に構成し、レイアウト装置100とネットワーク端末とをネットワークで接続し、レイアウト装置100は、ステップS102の処理をネットワーク端末に実行させ、ネットワーク端末から実行結果を取得する。これは、自動レイアウト処理をネットワーク端末に代行させる構成である。
(2)ステップS306,S406の処理をネットワーク端末で実行可能に構成し、レイアウト装置100とネットワーク端末とをネットワークで接続し、レイアウト装置100は、ステップS306,S406の処理をネットワーク端末に実行させ、ネットワーク端末から実行結果を取得する。これは、類似度算出処理をネットワーク端末に代行させる構成である。
(3)ステップS312,S412の処理をネットワーク端末で実行可能に構成し、レイアウト装置100とネットワーク端末とをネットワークで接続し、レイアウト装置100は、ステップS312,S412の処理をネットワーク端末に実行させ、ネットワーク端末から実行結果を取得する。これは、レイアウト修正処理をネットワーク端末に代行させる構成である。
(4)ステップS300,S304,S314,S400,S404,S414の処理をネットワーク端末で実行可能に構成し、レイアウト装置100とネットワーク端末とをネットワークで接続し、レイアウト装置100は、ステップS300,S304,S314,S400,S404,S414の処理をネットワーク端末に実行させ、ネットワーク端末から実行結果を取得する。これは、レイアウト結果データ入力処理をネットワーク端末に代行させる構成である。
また、上記第1ないし第4の実施の形態において、図7、図8、図9、図10、図17、図18および図20のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM32にあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、図22に示すように、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM34に読み込んで実行するようにしてもよい。
図22は、記憶媒体およびそのデータ構造を示す図である。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
また、上記第1ないし第4の実施の形態においては、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を、自動レイアウト処理のレイアウト結果データを修正する場合について適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。
レイアウト装置100の機能概要を示す機能ブロック図である。 レイアウト装置100の構成を示すブロック図である。 レイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。 レイアウト属性テーブル400のデータ構造を示す図である。 ユーザ情報登録テーブル420のデータ構造を示す図である。 利用履歴情報登録テーブル440のデータ構造を示す図である。 レイアウト処理を示すフローチャートである。 ステップS102の自動レイアウト処理を示すフローチャートである。 ステップS104のレイアウト結果データ修正処理を示すフローチャートである。 ステップS306の類似度算出処理を示すフローチャートである。 比較先レイアウト結果データ2を示す図である。 比較元レイアウト結果データ4を示す図である。 修正レイアウト結果データ6を示す図である。 比較先レイアウト結果データ2および比較元レイアウト結果データ4を示す図である。 比較先レイアウト結果データ2および比較元レイアウト結果データ4についてタイトル情報格納枠および文字情報格納枠のフォントサイズおよびフォントウエイトを解析した結果である。 ユーザ情報登録テーブル420のデータ構造を示す図である。 レイアウト結果データ修正処理を示すフローチャートである。 ステップS306の類似度算出処理を示すフローチャートである。 比較先レイアウト結果データ2および比較元レイアウト結果データ4を示す図である。 ステップS306の類似度算出処理を示すフローチャートである。 比較先レイアウト結果データ2および比較元レイアウト結果データ4を示す図である。 記憶媒体およびそのデータ構造を示す図である。
符号の説明
100…レイアウト装置, 2…比較先レイアウト結果データ, 4…比較元レイアウト結果データ, 6…修正レイアウト結果データ, 10…ユーザ情報登録DB, 12…レイアウト結果データ登録DB, 14…比較先入力部, 16…比較元入力部, 18…類似度算出部, 20…レイアウト修正部, 30…CPU, 32…ROM, 34…RAM, 38…I/F, 39…バス, 40…レイアウト要素登録DB, 42…テンプレート登録DB, 360…レイアウト領域, 362…タイトル情報格納枠, 364,368…画像情報格納枠, 366,370…文字情報格納枠, 376…文字情報格納枠, 372…フローオブジェクト格納枠, 400…レイアウト属性テーブル, 420…ユーザ情報登録テーブル, 440…利用履歴情報登録テーブル

Claims (8)

  1. 複数のレイアウト要素を記憶したレイアウト要素記憶手段のなかから前記レイアウト要素を選択するレイアウト要素選択手段と、前記レイアウト要素選択手段で選択したレイアウト要素を所定のレイアウト領域に配置するレイアウト手段と、前記レイアウト手段のレイアウト結果データを修正対象レイアウト結果データとして入力する修正対象入力手段と、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力手段と、前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力手段で入力した比較対象レイアウト結果データとについて、当該レイアウト結果データのレイアウト属性若しくは内容、または当該レイアウト結果データを得るのに利用したレイアウトテンプレートの類似度を算出する類似度算出手段と、前記類似度算出手段で算出した類似度に基づいて前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正手段とを備え、
    前記レイアウト修正手段は、前記類似度算出手段で算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データの異なる箇所を修正する複数の修正ルールのうち前記類似度に相当する数の修正ルールを前記修正対象レイアウト結果データに対して適用することにより前記修正対象レイアウト結果データを修正するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  2. 請求項1において、
    前記レイアウト手段のレイアウト結果データまたは前記レイアウト修正手段で修正した修正対象レイアウト結果データを前記比較対象レイアウト結果データとしてレイアウト結果データ記憶手段に登録するレイアウト結果データ登録手段を備え、
    前記比較対象入力手段は、前記比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段から読み出すようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  3. 請求項2において、
    ユーザの属する業種を示す業種情報または前記ユーザが管理する顧客を識別するための顧客識別情報を含むユーザ情報をユーザ識別情報と対応付けて記憶するユーザ情報記憶手段と、前記ユーザ識別情報を入力するユーザ識別情報入力手段とを備え、
    前記レイアウト結果データ登録手段は、前記ユーザ識別情報入力手段で入力したユーザ識別情報と対応付けて前記比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段に登録するようになっており、
    前記比較対象入力手段は、前記ユーザ識別情報入力手段で入力したユーザ識別情報に対応するユーザ情報と前記業種情報または前記顧客識別情報が同一または類似のユーザ情報を前記ユーザ情報記憶手段のなかから検索して該当のユーザ情報に対応するユーザ識別情報を読み出し、読み出したユーザ識別情報に対応する比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段から読み出すようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  4. 修正対象となる修正対象レイアウト結果データを入力する修正対象入力手段と、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力手段と、前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力手段で入力した比較対象レイアウト結果データとについて、当該レイアウト結果データのレイアウト属性若しくは内容、または当該レイアウト結果データを得るのに利用したレイアウトテンプレートの類似度を算出する類似度算出手段と、前記類似度算出手段で算出した類似度に基づいて前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正手段とを備え、
    前記レイアウト修正手段は、前記類似度算出手段で算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データの異なる箇所を修正する複数の修正ルールのうち前記類似度に相当する数の修正ルールを前記修正対象レイアウト結果データに対して適用することにより前記修正対象レイアウト結果データを修正するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  5. レイアウト要素選択手段が、複数のレイアウト要素を記憶したレイアウト要素記憶手段のなかから前記レイアウト要素を選択するレイアウト要素選択ステップと、
    レイアウト手段が、前記レイアウト要素選択ステップで選択したレイアウト要素を所定のレイアウト領域に配置するレイアウトステップと、
    修正対象入力手段が、前記レイアウトステップのレイアウト結果データを修正対象レイアウト結果データとして入力する修正対象入力ステップと、
    比較対象入力手段が、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、
    類似度算出手段が、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとについて、当該レイアウト結果データのレイアウト属性若しくは内容、または当該レイアウト結果データを得るのに利用したレイアウトテンプレートの類似度を算出する類似度算出ステップと、
    レイアウト修正手段が、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
    前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データの異なる箇所を修正する複数の修正ルールのうち前記類似度に相当する数の修正ルールを前記修正対象レイアウト結果データに対して適用することにより前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とするレイアウトプログラム。
  6. 修正対象入力手段が、修正対象となる修正対象レイアウト結果データを入力する修正対象入力ステップと、
    比較対象入力手段が、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、
    類似度算出手段が、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとについて、当該レイアウト結果データのレイアウト属性若しくは内容、または当該レイアウト結果データを得るのに利用したレイアウトテンプレートの類似度を算出する類似度算出ステップと、
    レイアウト修正手段が、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとを含み、
    前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データの異なる箇所を修正する複数の修正ルールのうち前記類似度に相当する数の修正ルールを前記修正対象レイアウト結果データに対して適用することにより前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とするレイアウトプログラム。
  7. レイアウト要素選択手段が、複数のレイアウト要素を記憶したレイアウト要素記憶手段のなかから前記レイアウト要素を選択するレイアウト要素選択ステップと、
    レイアウト手段が、前記レイアウト要素選択ステップで選択したレイアウト要素を所定のレイアウト領域に配置するレイアウトステップと、
    修正対象入力手段が、前記レイアウトステップでのレイアウト結果データを修正対象レイアウト結果データとして入力する修正対象入力ステップと、
    比較対象入力手段が、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、
    類似度算出手段が、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとについて、当該レイアウト結果データのレイアウト属性若しくは内容、または当該レイアウト結果データを得るのに利用したレイアウトテンプレートの類似度を算出する類似度算出ステップと、
    レイアウト修正手段が、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとを含み、
    前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データの異なる箇所を修正する複数の修正ルールのうち前記類似度に相当する数の修正ルールを前記修正対象レイアウト結果データに対して適用することにより前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とするレイアウト方法。
  8. 修正対象入力手段が、修正対象となる修正対象レイアウト結果データを入力する修正対象入力ステップと、
    比較対象入力手段が、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、
    類似度算出手段が、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとについて、当該レイアウト結果データのレイアウト属性若しくは内容、または当該レイアウト結果データを得るのに利用したレイアウトテンプレートの類似度を算出する類似度算出ステップと、
    レイアウト修正手段が、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとを含み、
    前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データの異なる箇所を修正する複数の修正ルールのうち前記類似度に相当する数の修正ルールを前記修正対象レイアウト結果データに対して適用することにより前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とするレイアウト方法。
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