JP4089655B2 - レイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法 - Google Patents
レイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法 Download PDFInfo
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Description
特許文献1記載の発明は、組版編集サーバと複数の組版端末とを通信可能に接続する。組版編集サーバ内に、各紙面に対する配置処理動作中または各紙面に配置済みである各要素の要素識別名を記憶する要素占有テーブルを設けている。そして、各組版端末は、要素の配置操作に応じて、該当要素の要素識別名で要素占有テーブルを検索し、該当要素識別名が検索されると、該当要素に対する使用不可を警告出力する。該当要素識別名が検索されないと、該当要素識別名を要素占有テーブルに登録した後、該当要素を紙面上への配置処理を開始する。紙面上に配置済みの要素に対する配置取消操作終了に応じて要素占有テーブルから該当要素識別名を削除する。
しかしながら、特許文献1および2記載の発明にあってはいずれも、単にレイアウトを行うだけであるので、上記のような場合に、似通ったレイアウトとなる可能性があった。
修正対象となる修正対象レイアウト結果データを入力する修正対象入力手段と、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力手段と、前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力手段で入力した比較対象レイアウト結果データとを比較するレイアウト結果データ比較手段と、前記レイアウト結果データ比較手段の比較結果に基づいて前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正手段とを備え、
前記レイアウト修正手段は、前記レイアウト結果データ比較手段の比較結果に基づいて、前記比較対象レイアウト結果データに対して非類似となるように前記修正対象レイアウト結果データを修正するようになっていることを特徴とする。
また、レイアウト結果データとは、レイアウトを行った結果を構成するデータをいう。
複数のレイアウト要素を記憶したレイアウト要素記憶手段のなかから前記レイアウト要素を選択するレイアウト要素選択手段と、前記レイアウト要素選択手段で選択したレイアウト要素を所定のレイアウト領域に配置するレイアウト手段と、前記レイアウト手段のレイアウト結果データを修正対象レイアウト結果データとして入力する修正対象入力手段と、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力手段と、前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力手段で入力した比較対象レイアウト結果データとの類似度を算出する類似度算出手段と、前記類似度算出手段で算出した類似度に基づいて前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正手段とを備え、
前記レイアウト修正手段は、前記類似度算出手段で算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データを修正するようになっていることを特徴とする。
また、レイアウト要素には、文字情報、画像情報その他レイアウトを構成可能な要素が含まれる。以下、発明8のレイアウトプログラム、並びに発明14および20のレイアウト方法において同じである。
また、レイアウト要素記憶手段は、レイアウト要素をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、レイアウト要素をあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、レイアウト要素をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によってレイアウト要素を記憶するようになっていてもよい。
前記レイアウト手段のレイアウト結果データまたは前記レイアウト修正手段で修正した修正対象レイアウト結果データを前記比較対象レイアウト結果データとしてレイアウト結果データ記憶手段に登録するレイアウト結果データ登録手段を備え、
前記比較対象入力手段は、前記比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段から読み出すようになっていることを特徴とする。
ユーザに関するユーザ情報をユーザ識別情報と対応付けて記憶するユーザ情報記憶手段と、前記ユーザ識別情報を入力するユーザ識別情報入力手段とを備え、
前記レイアウト結果データ登録手段は、前記ユーザ識別情報入力手段で入力したユーザ識別情報と対応付けて前記比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段に登録するようになっており、
前記比較対象入力手段は、前記ユーザ識別情報入力手段で入力したユーザ識別情報に対応するユーザ情報と同一または類似のユーザ情報を前記ユーザ情報記憶手段のなかから検索して該当のユーザ情報に対応するユーザ識別情報を読み出し、読み出したユーザ識別情報に対応する比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段から読み出すようになっていることを特徴とする。
ここで、ユーザ情報記憶手段は、ユーザ情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、ユーザ情報をあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、ユーザ情報をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によってユーザ情報を記憶するようになっていてもよい。
前記ユーザ情報は、前記ユーザの属する業種を示す業種情報を含むことを特徴とする。
このような構成であれば、比較対象入力手段により、入力されたユーザ識別情報に対応する業種情報と同一または類似の業種情報がユーザ情報記憶手段のなかから検索されて該当の業種情報に対応するユーザ識別情報が読み出され、読み出されたユーザ識別情報に対応する比較対象レイアウト結果データがレイアウト結果データ記憶手段から読み出される。
前記ユーザ情報は、前記ユーザが管理する顧客を識別するための顧客識別情報を含むことを特徴とする。
このような構成であれば、比較対象入力手段により、入力されたユーザ識別情報に対応する顧客情報と同一または類似の顧客情報がユーザ情報記憶手段のなかから検索されて該当の顧客情報に対応するユーザ識別情報が読み出され、読み出されたユーザ識別情報に対応する比較対象レイアウト結果データがレイアウト結果データ記憶手段から読み出される。
これにより、同一または類似の顧客を抱えているユーザがその顧客に対して過去提供したことのあるレイアウト結果データに対して独自性の高いレイアウトを実現することができるという効果が得られる。
修正対象となる修正対象レイアウト結果データを入力する修正対象入力手段と、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力手段と、前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力手段で入力した比較対象レイアウト結果データとの類似度を算出する類似度算出手段と、前記類似度算出手段で算出した類似度に基づいて前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正手段とを備え、
前記レイアウト修正手段は、前記類似度算出手段で算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データを修正するようになっていることを特徴とする。
複数のレイアウト要素を記憶したレイアウト要素記憶手段のなかから前記レイアウト要素を選択するレイアウト要素選択ステップと、前記レイアウト要素選択ステップで選択したレイアウト要素を所定のレイアウト領域に配置するレイアウトステップと、前記レイアウトステップのレイアウト結果データを修正対象レイアウト結果データとして入力する修正対象入力ステップと、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとの類似度を算出する類似度算出ステップと、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とする。
ここで、レイアウト修正ステップは、修正対象レイアウト結果データを修正すればどのような方法であってもよく、例えば、ユーザの指示に応じて修正を行ってもよいし、所定の修正方法により自動的に修正を行ってもよい。以下、発明13のレイアウトプログラム、並びに発明14、19ないし21のレイアウト方法において同じである。
前記レイアウトステップのレイアウト結果データまたは前記レイアウト修正ステップで修正した修正対象レイアウト結果データを前記比較対象レイアウト結果データとしてレイアウト結果データ記憶手段に登録するレイアウト結果データ登録ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記比較対象入力ステップは、前記比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段から読み出すことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明3のレイアウトシステムと同等の作用および効果が得られる。
ユーザ識別情報を入力するユーザ識別情報入力ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記レイアウト結果データ登録ステップは、前記ユーザ識別情報入力ステップで入力したユーザ識別情報と対応付けて前記比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段に登録し、
前記比較対象入力ステップは、ユーザに関するユーザ情報を前記ユーザ識別情報と対応付けて記憶したユーザ情報記憶手段のなかから、前記ユーザ識別情報入力ステップで入力したユーザ識別情報に対応するユーザ情報と同一または類似のユーザ情報を検索して該当のユーザ情報に対応するユーザ識別情報を読み出し、読み出したユーザ識別情報に対応する比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段から読み出すことを特徴とする。
前記ユーザ情報は、前記ユーザの属する業種を示す業種情報を含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明5のレイアウトシステムと同等の作用および効果が得られる。
前記ユーザ情報は、前記ユーザが管理する顧客を識別するための顧客識別情報を含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明6のレイアウトシステムと同等の作用および効果が得られる。
修正対象となる修正対象レイアウト結果データを入力する修正対象入力ステップと、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとの類似度を算出する類似度算出ステップと、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとを含み、
前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明7のレイアウトシステムと同等の作用および効果が得られる。
複数のレイアウト要素を記憶したレイアウト要素記憶手段のなかから前記レイアウト要素を選択するレイアウト要素選択ステップと、前記レイアウト要素選択ステップで選択したレイアウト要素を所定のレイアウト領域に配置するレイアウトステップと、前記レイアウトステップでのレイアウト結果データを修正対象レイアウト結果データとして入力する修正対象入力ステップと、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとの類似度を算出する類似度算出ステップと、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとを含み、
前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とする。
これにより、発明2のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
前記レイアウトステップのレイアウト結果データまたは前記レイアウト修正ステップで修正した修正対象レイアウト結果データを前記比較対象レイアウト結果データとしてレイアウト結果データ記憶手段に登録するレイアウト結果データ登録ステップを含み、
前記比較対象入力ステップは、前記比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段から読み出すことを特徴とする。
これにより、発明3のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
ユーザ識別情報を入力するユーザ識別情報入力ステップを含み、
前記レイアウト結果データ登録ステップは、前記ユーザ識別情報入力ステップで入力したユーザ識別情報と対応付けて前記比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段に登録し、
前記比較対象入力ステップは、ユーザに関するユーザ情報を前記ユーザ識別情報と対応付けて記憶したユーザ情報記憶手段のなかから、前記ユーザ識別情報入力ステップで入力したユーザ識別情報に対応するユーザ情報と同一または類似のユーザ情報を検索して該当のユーザ情報に対応するユーザ識別情報を読み出し、読み出したユーザ識別情報に対応する比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段から読み出すことを特徴とする。
これにより、発明4のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
前記ユーザ情報は、前記ユーザの属する業種を示す業種情報を含むことを特徴とする。
これにより、発明5のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
前記ユーザ情報は、前記ユーザが管理する顧客を識別するための顧客識別情報を含むことを特徴とする。
これにより、発明6のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
修正対象となる修正対象レイアウト結果データを入力する修正対象入力ステップと、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとの類似度を算出する類似度算出ステップと、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとを含み、
前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とする。
これにより、発明7のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
レイアウト要素選択手段が、複数のレイアウト要素を記憶したレイアウト要素記憶手段のなかから前記レイアウト要素を選択するレイアウト要素選択ステップと、
レイアウト手段が、前記レイアウト要素選択ステップで選択したレイアウト要素を所定のレイアウト領域に配置するレイアウトステップと、
修正対象入力手段が、前記レイアウトステップでのレイアウト結果データを修正対象レイアウト結果データとして入力する修正対象入力ステップと、
比較対象入力手段が、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、
類似度算出手段が、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとの類似度を算出する類似度算出ステップと、
レイアウト修正手段が、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとを含み、
前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とする。
これにより、発明2のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
修正対象入力手段が、修正対象となる修正対象レイアウト結果データを入力する修正対象入力ステップと、
比較対象入力手段が、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、
類似度算出手段が、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとの類似度を算出する類似度算出ステップと、
レイアウト修正手段が、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとを含み、
前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とする。
これにより、発明7のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
本実施の形態は、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を、自動レイアウト処理のレイアウト結果データを修正する場合について適用したものである。
図1は、レイアウト装置100の機能概要を示す機能ブロック図である。
レイアウト装置100は、図1に示すように、ユーザに関するユーザ情報を登録したユーザ情報登録DB10と、複数の比較元レイアウト結果データ4を登録したレイアウト結果データ登録DB12と、比較先レイアウト結果データ2を入力する比較先入力部14と、ユーザ情報登録DB10のユーザ情報に基づいて比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から入力する比較元入力部16と、比較先入力部14で入力した比較先レイアウト結果データ2と比較元入力部16で入力した比較元レイアウト結果データ4との類似度を算出する類似度算出部18と、類似度算出部18で算出した類似度に応じて比較先レイアウト結果データ2を修正するレイアウト修正部20とで構成されている。
レイアウト結果データ登録DB12は、比較元レイアウト結果データ4をユーザIDと対応付けて登録している。
比較元入力部16は、修正レイアウト結果データ6を利用する現在のユーザと同一の業種に属する他のユーザのユーザIDをユーザ情報登録DB10から検索し、検索により索出したユーザIDに対応する比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から読み出す。
次に、レイアウト装置100の構成を図2を参照しながら説明する。
図2は、レイアウト装置100の構成を示すブロック図である。
次に、テンプレート登録DB42のデータ構造を図3を参照しながら詳細に説明する。
レイアウトテンプレートは、各ページごとにレイアウト領域360を有し、そのうち一つのレイアウト領域360は、図3に示すように、タイトル情報を格納するためのタイトル情報格納枠362と、画像情報を格納するための画像情報格納枠364と、文字情報を格納するための文字情報格納枠366と、画像情報格納枠368と、文字情報格納枠370と、フローオブジェクトを格納するためのフローオブジェクト格納枠372とを配置して構成されている。ここで、フローオブジェクトとは、現在のページよりも前のページで情報格納枠に格納しきれずに溢れた文字情報その他の溢れ情報をいう。
画像情報格納枠364は、横方向1/2程度の幅および縦方向1/4程度の高さを有する矩形の枠で、その左上角がタイトル情報格納枠362の左上角と比較して横方向が一致し縦方向がそれよりもやや下方に位置するよう配置され、タイトル情報格納枠362および文字情報格納枠366と重なり合っている。
画像情報格納枠368は、横方向1/2程度の幅および縦方向1/4程度の高さを有する矩形の枠で、その左下角が文字情報格納枠366の左下角と一致するよう配置され、文字情報格納枠366と重なり合っている。
フローオブジェクト格納枠372は、横方向1/2程度の幅および縦方向1/4程度の高さを有する矩形の枠で、その右下角が文字情報格納枠370の右下角と一致するよう配置され、文字情報格納枠370と重なり合っている。
また、テンプレート登録DB42は、レイアウト属性の重み付け係数を登録したレイアウト属性テーブル400を登録している。
レイアウト属性テーブル400には、図4に示すように、各レイアウト属性ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、レイアウト属性を登録したフィールド402と、重み付け係数を登録したフィールド404とを含んで構成されている。
図4の例では、第1段目のレコードには、レイアウト属性として「配色」が、重み付け係数として「1.0」がそれぞれ登録されている。これは、配色の類似度を算出する場合に「1.0」の重み付けで類似度を算出することを示している。
ユーザ情報登録DB10は、ユーザ情報をユーザIDと対応付けて登録したユーザ情報登録テーブル420を登録している。
図5は、ユーザ情報登録テーブル420のデータ構造を示す図である。
ユーザ情報登録テーブル420には、図5に示すように、各ユーザごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、ユーザIDを登録したフィールド422と、ユーザが属する業種を示す業種情報を登録したフィールド424とを含んで構成されている。
次に、レイアウト結果データ登録DB12のデータ構造を図6を参照しながら詳細に説明する。
利用履歴情報登録テーブル440には、図6に示すように、各比較元レイアウト結果データ4ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、比較元レイアウト結果データ4のファイル名を登録したフィールド442と、比較元レイアウト結果データ4を利用したユーザのユーザIDを登録したフィールド444と、比較元レイアウト結果データ4の利用年月日を登録したフィールド446とを含んで構成されている。
次に、CPU30の構成およびCPU30で実行される処理を図7を参照しながら説明する。
図7は、レイアウト処理を示すフローチャートである。
レイアウト処理は、CPU30において実行されると、図7に示すように、まず、ステップS100に移行するようになっている。
ステップS102では、レイアウト要素登録DB40のなかからレイアウト要素を選択し、テンプレート登録DB42のレイアウトテンプレートに従って、選択したレイアウト要素をレイアウト領域360に自動的に配置する自動レイアウト処理を実行し、ステップS104に移行する。
ステップS106では、ステップS104のレイアウト結果データ修正処理の修正レイアウト結果データ6をユーザIDと対応付けてレイアウト結果データ登録DB12に登録する。具体的には、修正レイアウト結果データ6を比較元レイアウト結果データ4としてレイアウト結果データ登録DB12に登録するとともに、そのファイル名、ステップS100で入力したユーザIDおよび現在の年月日を利用履歴情報登録テーブル440に登録する。
次に、ステップS102の自動レイアウト処理を図8を参照しながら詳細に説明する。
図8は、ステップS102の自動レイアウト処理を示すフローチャートである。
自動レイアウト処理は、ステップS102において実行されると、図8に示すように、まず、ステップS200に移行するようになっている。
ステップS202では、ページ内に固定的に配置される固定線の位置を決定し、ステップS204に移行して、ページ内に固定的に配置される固定文字情報の形状および位置を決定し、ステップS206に移行して、ページ内に固定的に配置される固定画像情報の形状および位置を決定し、ステップS208に移行する。
ステップS210では、所定の選択規則に基づいてレイアウト要素登録DB40のなかからレイアウト領域360に配置すべきレイアウト要素を選択し、ステップS212に移行する。
ステップS214では、選択レイアウト要素が画像情報であるか否かを判定し、画像情報であると判定したときは、選択レイアウト要素に基づいて画像情報格納枠またはイラスト情報格納枠の形状および位置を決定する処理を実行し、ステップS216に移行する。
ステップS218では、分界線の位置を決定する処理を実行し、ステップS220に移行して、レイアウト領域360内に未処理の情報格納枠が存在するか否かを判定し、未処理の情報格納枠が存在しないと判定したとき(No)は、ステップS222に移行する。
ステップS224では、未処理のフローオブジェクトが存在するか否かを判定し、未処理のフローオブジェクトが存在すると判定したときは、未処理のフローオブジェクトを掲載するのに必要なレイアウト領域360を追加ページとして作成し、未処理のフローオブジェクトを追加のレイアウト領域360に掲載する処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、ステップS104のレイアウト結果データ修正処理を図9を参照しながら詳細に説明する。
図9は、ステップS104のレイアウト結果データ修正処理を示すフローチャートである。
ステップS300では、ステップS102の自動レイアウト処理のレイアウト結果データを比較先レイアウト結果データ2として取得し、ステップS302に移行する。
ステップS302では、ステップS100で入力したユーザIDに対応する業種情報と同一の業種情報をユーザ情報登録DB10のなかから検索して該当の業種情報に対応するユーザIDを読み出す。該当の業種情報に対応するユーザIDが複数存在するときは、それらユーザIDをすべて読み出す。
次いで、ステップS306に移行して、取得した比較先レイアウト結果データ2と、読み出した比較元レイアウト結果データ4との類似度を算出し、ステップS308に移行して、読み出したユーザIDに対応するすべての比較元レイアウト結果データ4についてステップS306の処理が終了したか否かを判定し、すべての比較元レイアウト結果データ4について処理が終了したと判定したとき(Yes)は、ステップS310に移行する。
ステップS312では、算出した類似度が大きくなるにつれて、比較先レイアウト結果データ2に対する修正の度合いが大きくなるように、比較先レイアウト結果データ2を修正する。この場合、類似度が大きいときは、比較先レイアウト結果データ2に対する修正箇所を多くし、比較元レイアウト結果データ4に対する独自性を高める。逆に、類似度が小さいときは、比較元レイアウト結果データ4に対して既に独自性が高いものと考えられるので、比較先レイアウト結果データ2に対する修正箇所を少なくする。
(a)類似度が「0.8」以上であるときは、比較先レイアウト結果データ2に対する修正箇所は10カ所とする。
(b)類似度が「0.5」以上でかつ「0.8」未満であるときは、比較先レイアウト結果データ2に対する修正箇所は7カ所とする。
(c)類似度が「0.3」以上でかつ「0.5」未満であるときは、比較先レイアウト結果データ2に対する修正箇所は5カ所とする。
(d)類似度が「0.1」以上でかつ「0.3」未満であるときは、比較先レイアウト結果データ2に対する修正箇所は3カ所とする。
(e)類似度が「0.1」未満であるときは、比較先レイアウト結果データ2に対する修正箇所は0カ所とする。
一方、ステップS308で、読み出したユーザIDに対応するすべての比較元レイアウト結果データ4についてステップS306の処理が終了しないと判定したとき(No)は、ステップS314に移行して、読み出したユーザIDのうち次のものに対応する比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から読み出し、ステップS306に移行する。
図10は、ステップS306の類似度算出処理を示すフローチャートである。
類似度算出処理は、ステップS306において実行されると、図10に示すように、まず、ステップS400に移行するようになっている。
ステップS400では、レイアウト属性テーブル400のなかからレイアウト属性(以下、選択レイアウト属性という。)を選択し、ステップS402に移行する。
(1)例えば、選択レイアウト属性がフォントサイズである場合、タイトル情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2のタイトル情報格納枠のフォントサイズ、および比較元レイアウト結果データ4のタイトル情報格納枠のフォントサイズに基づいて、下式(1)により属性類似度Simを算出する。
(2)また、例えば、選択レイアウト属性が情報格納枠のフォントウエイトである場合、タイトル情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2のタイトル情報格納枠のフォントウエイト、および比較元レイアウト結果データ4のタイトル情報格納枠のフォントウエイトに基づいて、上式(1)により属性類似度Simを算出する。
(3)また、例えば、選択レイアウト属性が情報格納枠の配置位置である場合、タイトル情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2のタイトル情報格納枠の配置位置、および比較元レイアウト結果データ4のタイトル情報格納枠の配置位置に基づいて、例えば、特許文献1の技術により属性類似度を算出することができる。具体的には、比較先レイアウト結果データ2の構造モデルにおける情報格納枠と、比較元レイアウト結果データ4の構造モデルにおける同位置の情報格納枠との種別が一致している個数を算出し、算出した個数を情報格納枠の総数で除算した値を属性類似度として算出することができる。
(4)また、例えば、選択レイアウト属性が情報格納枠のサイズである場合、タイトル情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2のタイトル情報格納枠のサイズ、および比較元レイアウト結果データ4のタイトル情報格納枠のサイズに基づいて、上式(1)により属性類似度Simを算出する。
次いで、ステップS404に移行して、算出した各種別ごとの属性類似度の平均値を代表属性類似度として算出し、ステップS406に移行する。
ステップS406では、レイアウト属性テーブル400のすべてのレイアウト属性についてステップS400〜S404の処理が終了したか否かを判定し、すべてのレイアウト属性について処理が終了したと判定したとき(Yes)は、ステップS408に移行する。
一方、ステップS406で、レイアウト属性テーブル400のすべてのレイアウト属性についてステップS400〜S404の処理が終了しないと判定したとき(No)は、ステップS400に移行する。
自動レイアウト処理のレイアウト結果データをユーザに提供する場合、レイアウト装置100において、レイアウト結果データを提供するユーザのユーザIDを入力する。この場合、提供するレイアウト結果データは、同一の業種に属する他のユーザに過去提供したことのあるレイアウト結果データに対して独自性が高いものであることが望ましい。
まず、ステップS200〜S210を経て、固定線の位置、固定文字情報の形状および位置、並びに固定画像情報の形状および位置がその順で決定され、所定の選択規則に基づいてレイアウト要素登録DB40のなかからレイアウト要素が選択される。
自動レイアウト処理が完了すると、ステップS300を経て、自動レイアウト処理のレイアウト結果データが比較先レイアウト結果データ2として取得される。このとき、図11に示すような比較先レイアウト結果データ2が取得されたとする。
次いで、ステップS302を経て、入力されたユーザIDに対応する業種情報と同一の業種情報がユーザ情報登録DB10のなかから検索されて該当の業種情報に対応するすべてのユーザIDが読み出される。このとき、該当の業種情報に対応するユーザIDが3つ存在するものとする。
次いで、ステップS304を経て、読み出されたユーザIDのうち1番目のものに対応する比較元レイアウト結果データ4がレイアウト結果データ登録DB12から読み出される。このとき、図12(a)に示すような比較元レイアウト結果データ4が読み出されたとすると、ステップS306を経て、図11の比較先レイアウト結果データ2と、図12(a)の比較元レイアウト結果データ4との類似度が算出される。
このように、すべての比較元レイアウト結果データ4について類似度が算出されると、ステップS310,S312を経て、それら類似度のうち最大のものが最終的な類似度として算出され、算出された類似度が大きくなるにつれて、比較先レイアウト結果データ2に対する修正の度合いが大きくなるように、比較先レイアウト結果データ2が修正される。これにより、図13に示すような修正レイアウト結果データ6が得られたとすると、ユーザには、図13の修正レイアウト結果データ6が提供される。また、ステップS106を経て、修正レイアウト結果データ6がユーザIDと対応付けられてレイアウト結果データ登録DB12に登録される。
図14は、比較先レイアウト結果データ2および比較元レイアウト結果データ4を示す図である。
自動レイアウト処理が完了すると、自動レイアウト処理のレイアウト結果データが比較先レイアウト結果データ2として取得される。このとき、図14(a)に示すような比較先レイアウト結果データ2が取得されたとする。
次いで、入力されたユーザIDに対応する業種情報と同一の業種情報がユーザ情報登録DB10のなかから検索されて該当の業種情報に対応するユーザIDが読み出される。
図14(b)の例では、比較元レイアウト結果データ4には、タイトル2を格納したタイトル情報格納枠と、イラストBを格納したイラスト情報格納枠と、テキスト4を格納した文字情報格納枠と、テキスト6を格納した文字情報格納枠と、写真3を格納した画像情報格納枠とが配置されている。
図15は、比較先レイアウト結果データ2および比較元レイアウト結果データ4についてタイトル情報格納枠および文字情報格納枠のフォントサイズおよびフォントウエイトを解析した結果である。
文字情報格納枠については、図15に示すように、比較先レイアウト結果データ2のテキスト1のフォントサイズ「12」およびテキスト3のフォントサイズ「12」、並びに比較元レイアウト結果データ4のテキスト4のフォントサイズ「10」およびテキスト6のフォントサイズ「10」に基づいて、属性類似度Simは、上式(1)により、「1.0」として算出される。
次に、ステップS400,S402を経て、レイアウト属性としてフォントウエイトが選択され、情報格納枠の各種別ごとに属性類似度が算出される。
文字情報格納枠については、図15に示すように、比較先レイアウト結果データ2のテキスト1のフォントウエイト「5」およびテキスト3のフォントウエイト「5」、並びに比較元レイアウト結果データ4のテキスト4のフォントウエイト「3」およびテキスト6のフォントウエイト「3」に基づいて、属性類似度Simは、上式(1)により、「1.0」として算出される。
次に、ステップS400を経て、レイアウト属性として情報格納枠の配置位置が選択される。そして、ステップS402,S404を経て、特許文献1の技術により、比較先レイアウト結果データ2の構造モデルにおける情報格納枠と、比較元レイアウト結果データ4の構造モデルにおける同位置の情報格納枠との種別が一致している個数が算出され、算出された個数が情報格納枠の総数で除算され、その除算結果が属性類似度として算出される。構造化モデルでは、タイトル1,2が一致し、テキスト3,4が一致しているので、一致の個数は「2」となる。また、情報格納枠の総数が「5」なので、配置位置の代表属性類似度は、2/5=「0.4」となる。
このように、すべてのレイアウト属性について代表属性類似度が算出されると、ステップS408を経て、各レイアウト属性ごとに、レイアウト属性テーブル400から重み付け係数が読み出され、算出された代表属性類似度にその重み付け係数が乗算され、各乗算結果の平均値がレイアウト結果データの類似度として算出される。フォントサイズの代表属性類似度が「0.75」、フォントウエイトの代表属性類似度が「0.75」、配置位置の代表属性類似度が「0.4」、サイズの代表属性類似度が「0.85」であり、それぞれの重み付け係数が「0.8」、「0.3」、「0.3」および「0.7」なので、レイアウト結果データの類似度は、(0.75×0.8+0.75×0.3+0.4×0.3+0.85×0.7)/4=「0.385」となる。
このようにして、本実施の形態では、自動レイアウト処理のレイアウト結果データを比較先レイアウト結果データ2として取得し、比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から読み出し、比較先レイアウト結果データ2と比較元レイアウト結果データ4との類似度を算出し、算出した類似度が大きくなるにつれて、比較先レイアウト結果データ2に対する修正の度合いが大きくなるように、比較先レイアウト結果データ2を修正するようになっている。
さらに、本実施の形態では、入力したユーザIDと対応付けて修正レイアウト結果データ6を比較元レイアウト結果データ4としてレイアウト結果データ登録DB12に登録する一方、入力したユーザIDに対応する業種情報と同一の業種情報をユーザ情報登録DB10のなかから検索して該当の業種情報に対応するユーザIDを読み出し、読み出したユーザIDに対応する比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から読み出すようになっている。
さらに、本実施の形態では、比較先レイアウト結果データ2のレイアウト属性および比較元レイアウト結果データ4のレイアウト属性に基づいてレイアウト結果データの類似度を算出するようになっている。
上記第1の実施の形態において、ユーザ情報登録DB10は、発明4、10または16のユーザ情報記憶手段に対応し、レイアウト結果データ登録DB12は、発明3、4、9、10、15または16のレイアウト結果データ記憶手段に対応し、レイアウト要素登録DB40は、発明2、8、14または20のレイアウト要素記憶手段に対応している。また、比較先レイアウト結果データ2は、発明1ないし3、7ないし9、13ないし15、19ないし21の修正対象レイアウト結果データに対応し、比較元レイアウト結果データ4は、発明1ないし4、7ないし10、13ないし16、19ないし21の比較対象レイアウト結果データに対応している。
次に、本発明の第2の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図16および図17は、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法の第2の実施の形態を示す図である。
図16は、ユーザ情報登録テーブル420のデータ構造を示す図である。
ユーザ情報登録テーブル420には、図16に示すように、各ユーザごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、ユーザIDを登録したフィールド422と、ユーザが管理する顧客を識別するための顧客IDを登録したフィールド426とを含んで構成されている。フィールド426には、複数の顧客IDを登録することが可能である。
次に、CPU30の構成およびCPU30で実行される処理を図17を参照しながら説明する。
図17は、レイアウト結果データ修正処理を示すフローチャートである。
レイアウト結果データ修正処理は、ステップS104において実行されると、図17に示すように、まず、ステップS500に移行するようになっている。
ステップS502では、ステップS100で入力したユーザIDに対応する顧客IDと同一の顧客IDをユーザ情報登録DB10のなかから検索して該当の顧客IDに対応するユーザIDを読み出し、ステップS504に移行する。該当の顧客IDに対応するユーザIDが複数存在するときは、それらユーザIDをすべて読み出す。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
自動レイアウト処理のレイアウト結果データを顧客に提供する場合、ユーザは、レイアウト装置100において自己のユーザIDを入力する。この場合、提供するレイアウト結果データは、同一の顧客を抱えている他のユーザがその顧客に過去提供したことのあるレイアウト結果データに対して独自性が高いものであることが望ましい。
次いで、ステップS502を経て、入力されたユーザIDに対応する顧客IDと同一の顧客IDがユーザ情報登録DB10のなかから検索されて該当の顧客IDに対応するすべてのユーザIDが読み出される。
上記第2の実施の形態において、ユーザ情報登録DB10は、発明4、10または16のユーザ情報記憶手段に対応し、レイアウト結果データ登録DB12は、発明3、4、9、10、15または16のレイアウト結果データ記憶手段に対応し、レイアウト要素登録DB40は、発明2、8、14または20のレイアウト要素記憶手段に対応している。また、比較先レイアウト結果データ2は、発明1ないし3、7ないし9、13ないし15、19ないし21の修正対象レイアウト結果データに対応し、比較元レイアウト結果データ4は、発明1ないし4、7ないし10、13ないし16、19ないし21の比較対象レイアウト結果データに対応している。
本実施の形態は、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を、自動レイアウト処理のレイアウト結果データを修正する場合について適用したものであり、上記第1の実施の形態と異なるのは、属性類似度のほか、内容類似度およびテンプレート類似度に基づいてレイアウト結果データの類似度を算出する点にある。以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、上記第1の実施の形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図18は、ステップS306の類似度算出処理を示すフローチャートである。
類似度算出処理は、ステップS306において実行されると、図18に示すように、まず、ステップS600に移行するようになっている。
タイトル情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2のタイトル情報の内容、および比較元レイアウト結果データ4のタイトル情報の内容に基づいて、例えば、TFIDF(Term Frequency & Inverse Document Frequency)法により内容類似度を算出する。比較先レイアウト結果データ2または比較元レイアウト結果データ4に複数の文字情報格納枠が配置されている場合は、総当たりでそれぞれの内容類似度を算出し、それらの最大値を内容類似度として算出する。
次いで、ステップS602に移行して、算出した各種別ごとの内容類似度に基づいて、下式(2)により代表内容類似度Simを算出する。
Sim=a×S1+b×S2+c×S3+d×S4 …(2)
ただし、上式(2)において、S1〜S4は、タイトル情報格納枠、文字情報格納枠、画像情報格納枠およびイラスト情報格納枠の内容類似度であり、a〜dは、所定の重み付け係数である。
タイトル情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2のタイトル情報格納枠の面積、および比較元レイアウト結果データ4のタイトル情報格納枠の面積に基づいて、下式(3)により属性類似度Simを算出する。
Sim=2×s1∩s2/(s1+s2) …(3)
ただし、上式(3)において、s1は、比較先レイアウト結果データ2のタイトル情報格納枠の面積、s2は、比較元レイアウト結果データ4のタイトル情報格納枠の面積、s1∩s2は、比較先レイアウト結果データ2,4を重ね合わせた場合にタイトル情報格納枠の重なり合う領域の面積である。
次いで、ステップS606に移行して、算出した各種別ごとの属性類似度に基づいて、下式(4)により代表属性類似度Simを算出する。
Sim=e×P1+f×P2+g×P3+h×P4 …(4)
ただし、上式(4)において、P1〜P4は、タイトル情報格納枠、文字情報格納枠、画像情報格納枠およびイラスト情報格納枠の属性類似度であり、e〜hは、所定の重み付け係数である。
タイトル情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2を得るのに利用したレイアウトテンプレートにおけるタイトル情報格納枠の面積、および比較元レイアウト結果データ4を得るのに利用したレイアウトテンプレートにおけるタイトル情報格納枠の面積に基づいて、下式(5)により属性類似度Simを算出する。
Sim=2×s1∩s2/(s1+s2) …(5)
ただし、上式(5)において、s1は、比較先レイアウト結果データ2を得るのに利用したレイアウトテンプレートにおけるタイトル情報格納枠の面積、s2は、比較元レイアウト結果データ4を得るのに利用したレイアウトテンプレートにおけるタイトル情報格納枠の面積、s1∩s2は、比較先レイアウト結果データ2,4を得るのに利用したレイアウトテンプレートを重ね合わせた場合にタイトル情報格納枠の重なり合う領域の面積である。
なお、テンプレート類似度は、属性類似度の算出がレイアウト後の内容に基づいて行うのに対して、レイアウト前の内容に基づいて算出する点で異なる。すなわち、レイアウトの過程では、選択レイアウト要素によって情報格納枠の配置位置や大きさが変更されるが、テンプレート類似度は、その変更を考慮しない類似度であり、属性類似度は、その変更を考慮した類似度であることがいえる。
Sim=i×T1+j×T2+k×T3+l×T4 …(6)
ただし、上式(6)において、T1〜T4は、タイトル情報格納枠、文字情報格納枠、画像情報格納枠およびイラスト情報格納枠のテンプレート類似度であり、i〜lは、所定の重み付け係数である。
Sim=α×S+β×P+γ×T …(7)
ただし、上式(7)において、S,P,Tは、代表内容類似度、代表属性類似度および代表テンプレート類似度であり、α〜γは、所定の重み付け係数である。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図19は、比較先レイアウト結果データ2および比較元レイアウト結果データ4を示す図である。
自動レイアウト処理が完了すると、ステップS300を経て、自動レイアウト処理のレイアウト結果データが比較先レイアウト結果データ2として取得される。このとき、図19(a)に示すような比較先レイアウト結果データ2が取得されたとする。
次いで、ステップS304を経て、読み出されたユーザIDに対応する比較元レイアウト結果データ4がレイアウト結果データ登録DB12から読み出される。このとき、図19(b)に示すような比較元レイアウト結果データ4が読み出されたとする。
そして、ステップS306を経て、図19(a)の比較先レイアウト結果データ2と、図19(b)の比較元レイアウト結果データ4との類似度が算出される。
タイトル情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2にタイトル1のタイトル情報格納枠が、比較元レイアウト結果データ4にタイトル2のタイトル情報格納枠がそれぞれ存在するので、内容類似度は、タイトル1,2のタイトル情報格納枠の比較で算出された内容類似度となる。
(1)テキスト1,4の文字情報格納枠の比較により算出された内容類似度
(2)テキスト1,6の文字情報格納枠の比較により算出された内容類似度
(3)テキスト2,4の文字情報格納枠の比較により算出された内容類似度
(4)テキスト2,6の文字情報格納枠の比較により算出された内容類似度
(5)テキスト3,4の文字情報格納枠の比較により算出された内容類似度
(6)テキスト3,6の文字情報格納枠の比較により算出された内容類似度
画像情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2に写真1,2の画像情報格納枠が、比較元レイアウト結果データ4に写真3の画像情報格納枠がそれぞれ存在するので、内容類似度は、次の(1),(2)の内容類似度のうち最大値となる。
(1)写真1,3の画像情報格納枠の比較により算出された内容類似度
(2)写真2,3の画像情報格納枠の比較により算出された内容類似度
イラスト情報格納枠については、比較先レイアウト結果データ2にイラストAのイラスト情報格納枠が、比較元レイアウト結果データ4にイラストBのイラスト情報格納枠がそれぞれ存在するので、内容類似度は、イラストA,Bのイラスト情報格納枠の比較により算出された内容類似度となる。
同様に、ステップS604,S606を経て、情報格納枠の各種別ごとに属性類似度が算出され、算出された各種別ごとの属性類似度に基づいて代表属性類似度が算出される。また、ステップS608,S610を経て、情報格納枠の各種別ごとにテンプレート類似度が算出され、算出された各種別ごとのテンプレート類似度に基づいて代表テンプレート類似度が算出される。
このようにして、本実施の形態では、比較先レイアウト結果データ2のレイアウト属性および比較元レイアウト結果データ4のレイアウト属性に基づいて属性類似度を算出し、比較先レイアウト結果データ2を得るのに利用したレイアウトテンプレートおよび比較元レイアウト結果データ4を得るのに利用したレイアウトテンプレートに基づいてテンプレート類似度を算出し、比較先レイアウト結果データ2のレイアウト要素の内容および比較元レイアウト結果データ4のレイアウト要素の内容に基づいて内容類似度を算出し、算出した属性類似度、テンプレート類似度および内容類似度に基づいてレイアウト結果データの類似度を算出するようになっている。
次に、本発明の第4の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図20および図21は、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法の第4の実施の形態を示す図である。
図20は、ステップS306の類似度算出処理を示すフローチャートである。
類似度算出処理は、ステップS306において実行されると、図20に示すように、まず、ステップS700に移行するようになっている。
ステップS702では、ステップS700,S714で選択した情報格納枠(以下、選択レイアウト属性という。)について、下式(8)により属性類似度Simを算出する。
Sim=2×s1∩s2/(s1+s2) …(8)
ただし、上式(8)において、s1は、選択情報格納枠の面積、s2は、比較元レイアウト結果データ4における選択情報格納枠と同種の情報格納枠の面積、s1∩s2は、比較先レイアウト結果データ2,4を重ね合わせた場合に選択情報格納枠と同種の情報格納枠とが重なり合う領域の面積である。
次いで、ステップS706に移行して、比較先レイアウト結果データ2を得るのに利用したレイアウトテンプレートにおける選択情報格納枠の面積、および比較元レイアウト結果データ4を得るのに利用したレイアウトテンプレートにおける選択情報格納枠と同種の情報格納枠の面積に基づいて、下式(9)によりテンプレート類似度Simを算出する。
Sim=2×s1∩s2/(s1+s2) …(9)
ただし、上式(9)において、s1は、比較先レイアウト結果データ2を得るのに利用したレイアウトテンプレートにおける選択情報格納枠の面積、s2は、比較元レイアウト結果データ4を得るのに利用したレイアウトテンプレートにおける選択情報格納枠と同種の情報格納枠の面積、s1∩s2は、比較先レイアウト結果データ2,4を得るのに利用したレイアウトテンプレートを重ね合わせた場合に選択情報格納枠と同種の情報格納枠とが重なり合う領域の面積である。
ただし、上式(7)において、S,P,Tは、内容類似度、属性類似度およびテンプレート類似度であり、α〜γは、所定の重み付け係数である。
次いで、ステップS710に移行して、比較先レイアウト結果データ2のすべての情報格納枠についてステップS702〜S708の処理が終了したか否かを判定し、すべての情報格納枠について処理が終了したと判定したとき(Yes)は、ステップS712に移行して、各情報格納枠の代表類似度の平均値をレイアウト結果データの類似度として算出し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
自動レイアウト処理が完了すると、ステップS300を経て、自動レイアウト処理のレイアウト結果データが比較先レイアウト結果データ2として取得される。このとき、図21(a)に示すような比較先レイアウト結果データ2が取得されたとする。
次いで、ステップS302を経て、入力されたユーザIDに対応する業種情報と同一の業種情報がユーザ情報登録DB10のなかから検索されて該当の業種情報に対応するユーザIDが読み出される。
図21(b)の例では、比較元レイアウト結果データ4には、タイトル2を格納したタイトル情報格納枠と、テキスト4を格納した文字情報格納枠と、テキスト6を格納した文字情報格納枠と、写真3を格納した画像情報格納枠と、イラストBを格納したイラスト情報格納枠とが配置されている。
まず、ステップS700〜S706を経て、比較先レイアウト結果データ2のなかからタイトル1のタイトル情報格納枠が選択され、選択タイトル情報格納枠の属性類似度、内容類似度およびテンプレート類似度が算出される。比較元レイアウト結果データ4にタイトル2のタイトル情報格納枠がそれぞれ存在するので、属性類似度、内容類似度およびテンプレート類似度は、タイトル1,2のタイトル情報格納枠の比較で算出された内容類似度となる。そして、ステップS708を経て、算出された属性類似度、内容類似度およびテンプレート類似度に基づいて、選択タイトル情報格納枠の代表類似度が算出される。
そして、比較先レイアウト結果データ2のすべての情報格納枠について代表類似度が算出されると、ステップS712を経て、各情報格納枠の代表類似度の平均値がレイアウト結果データの類似度として算出される。
なお、上記第1の実施の形態においては、入力したユーザIDに対応する業種情報と同一の業種情報をユーザ情報登録DB10のなかから検索して該当の業種情報に対応するユーザIDを読み出し、読み出したユーザIDに対応する比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から読み出すように構成したが、これに限らず、業種間に類似関係を設定し、入力したユーザIDに対応する業種情報と類似の業種情報をユーザ情報登録DB10のなかから検索して該当の業種情報に対応するユーザIDを読み出し、読み出したユーザIDに対応する比較元レイアウト結果データ4をレイアウト結果データ登録DB12から読み出すように構成することもできる。
このような改良は、上記第2の実施の形態においても同様に行うことができる。
また、上記第1の実施の形態においては、比較先レイアウト結果データ2のレイアウト属性および比較元レイアウト結果データ4のレイアウト属性に基づいてレイアウト結果データの類似度を算出するように構成したが、これに限らず、次のような構成とすることもできる。
第2の構成としては、比較先レイアウト結果データ2のレイアウト属性および比較元レイアウト結果データ4のレイアウト属性に基づいて属性類似度を算出し、比較先レイアウト結果データ2の格納情報の内容および比較元レイアウト結果データ4の格納情報の内容に基づいて内容類似度を算出し、算出した属性類似度および内容類似度に基づいてレイアウト結果データの類似度を算出する。
また、上記第1の実施の形態においては、情報格納枠の各種別ごとに選択レイアウト属性の属性類似度を算出するように構成したが、これに限らず、情報格納枠の種別によらず、各レイアウト属性ごとに属性類似度を算出するように構成することもできる。
また、上記第1の実施の形態においては、レイアウト属性として図4のレイアウト属性テーブル400のレイアウト属性を利用したが、これに限らず、ジャンプ率や黒率(黒の割合)、図版率などを利用することもできる。
また、上記第3および第4の実施の形態においては、各重み付けの結果を加算することによりレイアウト結果データの類似度を算出するように構成したが、これに限らず、各重み付けの結果の平均値をとったり、それ以外の計算方法によりレイアウト結果データの類似度を算出するように構成することもできる。
これにより、読み手の主観をさらに適切に反映した類似度を算出することができる。
また、上記第3および第4の実施の形態においては、TFIDF法により内容類似度を算出するように構成したが、これに限らず、表記的な類似度や、ひらがなの多さ、空白の多さなど、より見た目に影響しそうな内容の類似度を利用して内容類似度を算出するように構成することもできる。
また、上記第1ないし第4の実施の形態においては、ユーザ情報登録DB10、レイアウト結果データ登録DB12、レイアウト要素登録DB40およびテンプレート登録DB42をレイアウト装置100の外部装置として設けたが、これに限らず、これらDBをネットワーク上の任意の端末に設け、レイアウト装置100とそれら端末とをネットワークで接続し、レイアウト装置100がそれら端末のDBを利用するように構成することもできる。その他、ネットワークシステムとして構成する場合は、次のような形態が考えられる。
(1)ステップS102の処理をネットワーク端末で実行可能に構成し、レイアウト装置100とネットワーク端末とをネットワークで接続し、レイアウト装置100は、ステップS102の処理をネットワーク端末に実行させ、ネットワーク端末から実行結果を取得する。これは、自動レイアウト処理をネットワーク端末に代行させる構成である。
(2)ステップS306,S406の処理をネットワーク端末で実行可能に構成し、レイアウト装置100とネットワーク端末とをネットワークで接続し、レイアウト装置100は、ステップS306,S406の処理をネットワーク端末に実行させ、ネットワーク端末から実行結果を取得する。これは、類似度算出処理をネットワーク端末に代行させる構成である。
(3)ステップS312,S412の処理をネットワーク端末で実行可能に構成し、レイアウト装置100とネットワーク端末とをネットワークで接続し、レイアウト装置100は、ステップS312,S412の処理をネットワーク端末に実行させ、ネットワーク端末から実行結果を取得する。これは、レイアウト修正処理をネットワーク端末に代行させる構成である。
(4)ステップS300,S304,S314,S400,S404,S414の処理をネットワーク端末で実行可能に構成し、レイアウト装置100とネットワーク端末とをネットワークで接続し、レイアウト装置100は、ステップS300,S304,S314,S400,S404,S414の処理をネットワーク端末に実行させ、ネットワーク端末から実行結果を取得する。これは、レイアウト結果データ入力処理をネットワーク端末に代行させる構成である。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
Claims (8)
- 複数のレイアウト要素を記憶したレイアウト要素記憶手段のなかから前記レイアウト要素を選択するレイアウト要素選択手段と、前記レイアウト要素選択手段で選択したレイアウト要素を所定のレイアウト領域に配置するレイアウト手段と、前記レイアウト手段のレイアウト結果データを修正対象レイアウト結果データとして入力する修正対象入力手段と、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力手段と、前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力手段で入力した比較対象レイアウト結果データとについて、当該レイアウト結果データのレイアウト属性若しくは内容、または当該レイアウト結果データを得るのに利用したレイアウトテンプレートの類似度を算出する類似度算出手段と、前記類似度算出手段で算出した類似度に基づいて前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正手段とを備え、
前記レイアウト修正手段は、前記類似度算出手段で算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データの異なる箇所を修正する複数の修正ルールのうち前記類似度に相当する数の修正ルールを前記修正対象レイアウト結果データに対して適用することにより前記修正対象レイアウト結果データを修正するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。 - 請求項1において、
前記レイアウト手段のレイアウト結果データまたは前記レイアウト修正手段で修正した修正対象レイアウト結果データを前記比較対象レイアウト結果データとしてレイアウト結果データ記憶手段に登録するレイアウト結果データ登録手段を備え、
前記比較対象入力手段は、前記比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段から読み出すようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。 - 請求項2において、
ユーザの属する業種を示す業種情報または前記ユーザが管理する顧客を識別するための顧客識別情報を含むユーザ情報をユーザ識別情報と対応付けて記憶するユーザ情報記憶手段と、前記ユーザ識別情報を入力するユーザ識別情報入力手段とを備え、
前記レイアウト結果データ登録手段は、前記ユーザ識別情報入力手段で入力したユーザ識別情報と対応付けて前記比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段に登録するようになっており、
前記比較対象入力手段は、前記ユーザ識別情報入力手段で入力したユーザ識別情報に対応するユーザ情報と前記業種情報または前記顧客識別情報が同一または類似のユーザ情報を前記ユーザ情報記憶手段のなかから検索して該当のユーザ情報に対応するユーザ識別情報を読み出し、読み出したユーザ識別情報に対応する比較対象レイアウト結果データを前記レイアウト結果データ記憶手段から読み出すようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。 - 修正対象となる修正対象レイアウト結果データを入力する修正対象入力手段と、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力手段と、前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力手段で入力した比較対象レイアウト結果データとについて、当該レイアウト結果データのレイアウト属性若しくは内容、または当該レイアウト結果データを得るのに利用したレイアウトテンプレートの類似度を算出する類似度算出手段と、前記類似度算出手段で算出した類似度に基づいて前記修正対象入力手段で入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正手段とを備え、
前記レイアウト修正手段は、前記類似度算出手段で算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データの異なる箇所を修正する複数の修正ルールのうち前記類似度に相当する数の修正ルールを前記修正対象レイアウト結果データに対して適用することにより前記修正対象レイアウト結果データを修正するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。 - レイアウト要素選択手段が、複数のレイアウト要素を記憶したレイアウト要素記憶手段のなかから前記レイアウト要素を選択するレイアウト要素選択ステップと、
レイアウト手段が、前記レイアウト要素選択ステップで選択したレイアウト要素を所定のレイアウト領域に配置するレイアウトステップと、
修正対象入力手段が、前記レイアウトステップのレイアウト結果データを修正対象レイアウト結果データとして入力する修正対象入力ステップと、
比較対象入力手段が、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、
類似度算出手段が、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとについて、当該レイアウト結果データのレイアウト属性若しくは内容、または当該レイアウト結果データを得るのに利用したレイアウトテンプレートの類似度を算出する類似度算出ステップと、
レイアウト修正手段が、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データの異なる箇所を修正する複数の修正ルールのうち前記類似度に相当する数の修正ルールを前記修正対象レイアウト結果データに対して適用することにより前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とするレイアウトプログラム。 - 修正対象入力手段が、修正対象となる修正対象レイアウト結果データを入力する修正対象入力ステップと、
比較対象入力手段が、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、
類似度算出手段が、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとについて、当該レイアウト結果データのレイアウト属性若しくは内容、または当該レイアウト結果データを得るのに利用したレイアウトテンプレートの類似度を算出する類似度算出ステップと、
レイアウト修正手段が、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとを含み、
前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データの異なる箇所を修正する複数の修正ルールのうち前記類似度に相当する数の修正ルールを前記修正対象レイアウト結果データに対して適用することにより前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とするレイアウトプログラム。 - レイアウト要素選択手段が、複数のレイアウト要素を記憶したレイアウト要素記憶手段のなかから前記レイアウト要素を選択するレイアウト要素選択ステップと、
レイアウト手段が、前記レイアウト要素選択ステップで選択したレイアウト要素を所定のレイアウト領域に配置するレイアウトステップと、
修正対象入力手段が、前記レイアウトステップでのレイアウト結果データを修正対象レイアウト結果データとして入力する修正対象入力ステップと、
比較対象入力手段が、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、
類似度算出手段が、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとについて、当該レイアウト結果データのレイアウト属性若しくは内容、または当該レイアウト結果データを得るのに利用したレイアウトテンプレートの類似度を算出する類似度算出ステップと、
レイアウト修正手段が、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとを含み、
前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データの異なる箇所を修正する複数の修正ルールのうち前記類似度に相当する数の修正ルールを前記修正対象レイアウト結果データに対して適用することにより前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とするレイアウト方法。 - 修正対象入力手段が、修正対象となる修正対象レイアウト結果データを入力する修正対象入力ステップと、
比較対象入力手段が、比較対象となる比較対象レイアウト結果データを入力する比較対象入力ステップと、
類似度算出手段が、前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データと前記比較対象入力ステップで入力した比較対象レイアウト結果データとについて、当該レイアウト結果データのレイアウト属性若しくは内容、または当該レイアウト結果データを得るのに利用したレイアウトテンプレートの類似度を算出する類似度算出ステップと、
レイアウト修正手段が、前記類似度算出ステップで算出した類似度に基づいて前記修正対象入力ステップで入力した修正対象レイアウト結果データを修正するレイアウト修正ステップとを含み、
前記レイアウト修正ステップは、前記類似度算出ステップで算出した類似度が大きくなるにつれて、前記修正対象レイアウト結果データに対する修正の度合いが大きくなるように、前記修正対象レイアウト結果データの異なる箇所を修正する複数の修正ルールのうち前記類似度に相当する数の修正ルールを前記修正対象レイアウト結果データに対して適用することにより前記修正対象レイアウト結果データを修正することを特徴とするレイアウト方法。
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