JP5257114B2 - 情報表示装置及び情報表示用プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報表示装置及び情報表示用プログラムの技術分野に属し、より詳細には、複数頁からなる情報を表示する情報表示装置及び当該情報表示装置用のプログラムの技術分野に属する。
従来、複数頁からなる書籍の内容を頁単位で電子的に表示する携帯可能な端末装置がある。このうち、いわゆる電気泳動方式により表示を行う端末装置は、その消費電力の低さから将来的にも有望視されている。
ここで、当該端末装置では、一般に一頁分に相当する情報を一の表示画面を用いて表示することにより、あたかも書籍を捲るのと同様の感覚で表示されている内容を読み進めていくことが可能とされている。そして、上記の如き端末装置の場合、その携帯性を高めるべく小型化、軽量化が望まれる場合が多く、これにより表示画面が一つしかない端末装置も多く存在する。
一方、通常の(紙製の)書籍や書類を読む場合、一度読んだ部分又は頁を後から再度読み返したいときには、いわゆる「栞」が用いられる。そして、上述した端末装置においても、この栞の機能を有するものがある。
このとき、下記特許文献1記載のものでは、表示対象となっている書籍又は書類につき、その書籍の内容たる頁と、その書籍等に対してそれまでに付された栞を示す栞一覧表等と、を夫々別個の画面にて表示する構成とされている。
特開2001−101202号公報
しかしながら、上記の如き端末装置についての近年における小型軽量化の要請に鑑みれば、上述した如き表示画面が一つしかない端末装置の場合など、限られた表示領域のみを利用して、上記頁の内容自体と、栞の内容等と、を夫々に見易く表示したいと言う要請がある。
そこで、本発明は上記の要請に鑑みて為されたもので、その目的の一例は、端末装置に限られた表示手段しかない場合でも、目印として頁に付される栞としての機能の利便性を向上させることが可能な情報表示装置及び当該情報表示装置用のプログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、表示部等の表示手段と、前記表示手段に表示される複数の頁からなる表示情報と、各前記頁のうち予め指定されている当該頁を指定する指定情報と、を記憶するフラッシュROM等の記憶手段と、入力操作を行うために用いられる操作キー等の操作手段と、前記表示手段における前記表示情報の表示に係るモードである第1表示モードと第2表示モードとを切り換える表示コントローラ等のモード切換手段と、前記第1表示モードにおいて、前記表示手段上に前記頁のみを表示する表示コントローラ等の第1表示制御手段と、前記第1表示モードを実行中において、前記操作手段における操作に応じて、前記表示手段上に現在表示されている前記頁を他の頁に書き換える表示コントローラ等の第2表示制御手段と、前記第2表示モードにおいて、前記指定情報により示される相互に異なる前記頁の内容を夫々に示す複数の内容指示情報を、前記表示情報内における当該各頁の前後関係と整合する位置関係を有し、且つ当該表示情報内における位置が前記表示手段上に現在表示されている前記頁に近い前記頁の前記内容を示す前記内容指示情報ほど占有面積を相対的に大きくして、前記表示手段において当該頁が表示される表示領域内のいずれかの位置に表示するように制御する表示コントローラ等の第3表示制御手段と、前記第2表示モードにおいて、前記操作手段の操作によりいずれかの前記内容指示情報が指定されたとき、当該指定された内容指示情報により前記内容が示されている前記頁を前記表示手段上に表示する表示コントローラ等の第4表示制御手段と、を備え、前記操作手段は、前記表示されている複数の内容指示情報各々に対応する前記指定情報間の遷移を指示するために更に用いられ、前記第2表示モードにおいて前記第3表示制御手段は、前記指定情報間の遷移が指示されたとき、当該表示されている内容指示情報の当該表示を当該指定情報間の遷移に対応するように切り換えるように構成される
よって、第2表示モードにおいて、指定情報により指定された相互に異なる頁に夫々対応する複数の内容指示情報を表示手段において当該頁が表示される表示領域内のいずれかの位置に表示し、当該表示されている内容指示情報のいずれかが指定されたとき、当該指定された内容指示情報により内容が示されている頁を表示するので、表示手段における表示領域内のみを用いて、現在の頁の内容と併せて指定情報により指定されている他の頁の内容を確認することができる。
また、相互に異なる頁の内容を夫々に示す複数の内容指示情報を、表示情報内における当該各頁の位置関係と整合する位置関係を有するように表示手段上に表示し、更に、当該表示されている内容指示情報各々に対応する指定情報間の遷移が指示されたとき、内容指示情報の当該表示をその遷移に対応するように切り換えて表示するので、元の頁の表示を遷移させるのと同様の視覚的効果をもって内容指示情報の表示を切り換えることで、直感的且つ容易に内容指示情報により内容が示されている頁を認識することができる。
更にまた、表示情報内における位置が現在表示されている頁に近い頁の内容を示す内容指示情報ほど占有面積を相対的に大きくして表示手段上に表示するので、更に直感的に頁の内容を認識することができる。
上記の課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報表示装置において、前記第2表示モードにおいて前記第3表示制御手段は、前記指定情報により示される相互に異なる前記頁である指定頁の内容を夫々に示す複数の前記内容指示情報のうち、前記表示手段上に現在表示されている前記頁である表示頁に対して前記表示情報内において直前に位置する前記指定頁の内容を示す前記内容指示情報の大きさと、前記表示頁に対して前記表示情報内において直後に位置する前記指定頁の内容を示す前記内容指示情報の大きさと、を同一として当該各内容指示情報を表示するように制御するように構成される。
また、第1表示モードでは表示手段上に頁のみが表示されることで当該頁の閲覧が容易になると共に、第2表示モードでは、現在表示中の頁の内容を確認しつつ、指定情報により指定されている他の頁をも選択してその頁に表示を切り換えることができる。
更に、指定情報により指定されている頁に対応する内容指示情報を表示手段において当該頁が表示される表示領域内のいずれかの位置に表示するので、元の頁の表示を消去せずにその内容を確認可能としつつ、内容指示情報を表示することができる。
上記の課題を解決するために、請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報表示装置において、前記第2表示モードにおいて前記第3表示制御手段は、前記表示手段に表示されていた前記頁の当該表示の態様を維持しつつ、前記内容指示情報を当該頁に重ねて表示するように構成される。
よって、表示手段に表示されていた頁の当該表示の態様を維持しつつ、内容指示情報を当該頁に重ねて表示するように制御するので、元の頁の表示が例えば縮小等されることによりそれを構成する文字等が読み難くなることがなく、当該頁のうち内容指示情報が重ねられていない部分の当該文字等を確実に認識することができる。
上記の課題を解決するために、請求項に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報表示装置において、前記内容指示情報は、当該内容指示情報により前記内容が示されている前記頁の前記表示段上における表示状態を縮小して得られる縮小情報であるように構成される。
よって、表示領域内に表示される内容指示情報が、当該内容指示情報により内容が指示されている頁の表示状態を縮小して得られる縮小情報であるので、当該指定されている頁の内容を迅速に認識することができる。
上記の課題を解決するために、請求項に記載の発明は、請求項1からのいずれか一項に記載の情報表示装置において、前記第2表示モードにおいて前記第3表示制御手段は、前記内容指示情報により前記内容が示されている前記頁を示す頁情報を含ませて当該内容指示情報を表示するように構成される。
よって、内容指示情報により内容が示されている頁を示す頁情報が内容指示情報内に含まれているので、当該内容が示されている頁をより迅速に認識することができる。
上記の課題を解決するために、請求項に記載の発明は、請求項1からのいずれか一項に記載の情報表示装置において、前記操作手段は、前記指定情報により指定されている前記頁を前記表示手段上に表示する旨の操作を行うために更に用いられ、前記第2表示モードにおいて前記第3表示制御手段は、前記表示されている内容指示情報により前記内容が示されている前記頁と前記表示手段上に現在表示されている前記頁との前記表示情報全体の中における前後関係と、前記操作手段の前記情報表示装置内における位置関係と、が整合するように当該内容指示情報を表示するように構成される。
よって、指定情報により指定されている頁を表示する旨の操作を行うための操作手段の情報表示装置内における位置関係と、内容指示情報により内容が示されている頁と現在表示されている頁との表示情報全体の中における前後関係と、が整合するように内容指示情報が表示されるので、直感的な操作により内容指示情報により内容が示されている頁を表示させることができる。
上記の課題を解決するために、請求項に記載の発明は、請求項1からのいずれか一項に記載の情報表示装置において、前記第2表示モードにおいて前記第3表示制御手段は、前記表示領域における空白部分に前記内容指示情報を表示させるように構成される。
よって、表示手段の表示領域における空白部分に内容指示情報を表示させるので、現在表示されている頁の内容との関係を確認しつつ、内容指示情報により内容が示されている他の頁を認識することができる。
上記の課題を解決するために、請求項に記載の発明は、コンピュータで読み出して実行することにより、当該コンピュータ請求項1から7のいずれか一項に記載の情報表示装置として機能させる。
よって、第2表示モードにおいて、指定情報により指定された相互に異なる頁に夫々対応する複数の内容指示情報を当該頁が表示される表示手段における表示領域内のいずれかの位置に表示するように当該コンピュータが機能し、当該表示されている内容指示情報のいずれかが指定されたとき、当該指定された内容指示情報により内容が示されている頁を表示するように当該コンピュータが機能するので、表示手段における表示領域内のみを用いて、現在の頁の内容と併せて指定情報により指定されている他の頁の内容を確認することができる。
また、相互に異なる頁の内容を夫々に示す複数の内容指示情報を、表示情報内における当該各頁の位置関係と整合する位置関係を有するように表示手段上に表示し、更に、当該表示されている内容指示情報各々に対応する指定情報間の遷移が指示されたとき、内容指示情報の当該表示をその遷移に対応するように切り換えて表示するように当該コンピュータが機能するので、元の頁の表示を遷移させるのと同様の視覚的効果をもって内容指示情報の表示を切り換えることで、直感的且つ容易に内容指示情報により内容が示されている頁を認識することができる。
更にまた、表示情報内における位置が現在表示されている頁に近い頁の内容を示す内容指示情報ほど占有面積を相対的に大きくして表示手段上に表示するように当該コンピュータが機能するので、更に直感的に頁の内容を認識することができる。
また、第1表示モードでは表示手段上に頁のみが表示されるように当該コンピュータが機能することで当該頁の閲覧が容易になると共に、第2表示モードでは、現在表示中の頁の内容を確認しつつ、指定情報により指定されている他の頁をも選択してその頁に表示を切り換えることができる。
本発明によれば、第2表示モードにおいて、指定情報により指定された相互に異なる頁に夫々対応する複数の内容指示情報を表示手段において当該頁が表示される表示領域内のいずれかの位置に表示し、当該表示されている内容指示情報のいずれかが指定されたとき、当該指定された内容指示情報により内容が示されている頁を表示するので、表示手段における表示領域内のみを用いて、現在の頁の内容と併せて指定情報により指定されている他の頁の内容を確認することができる。
また、相互に異なる頁の内容を夫々に示す複数の内容指示情報を、表示情報内における当該各頁の位置関係と整合する位置関係を有するように表示手段上に表示し、更に、当該表示されている内容指示情報各々に対応する指定情報間の遷移が指示されたとき、内容指示情報の当該表示をその遷移に対応するように切り換えて表示するので、元の頁の表示を遷移させるのと同様の視覚的効果をもって内容指示情報の表示を切り換えることで、直感的且つ容易に内容指示情報により内容が示されている頁を認識することができる。
更にまた、表示情報内における位置が現在表示されている頁に近い頁の内容を示す内容指示情報ほど占有面積を相対的に大きくして表示手段上に表示するので、更に直感的に頁の内容を認識することができる。
また、第1表示モードでは表示手段上に頁のみが表示されることで当該頁の閲覧が容易になると共に、第2表示モードでは、現在表示中の頁の内容を確認しつつ、指定情報により指定されている他の頁をも選択してその頁に表示を切り換えることができる。
更に、指定情報により指定されている頁に対応する内容指示情報を表示手段において当該頁が表示される表示領域内のいずれかの位置に表示するので、元の頁の表示を消去せずにその内容を確認可能としつつ、内容指示情報を表示することができる。
従って、限られた表示手段(表示領域)しかない場合でも、目印として頁に付される栞としての機能の利便性を向上させることが可能である。
第1実施形態に係る情報処理システムの概要構成を示すブロック図等であり、(a)は当該情報処理システムの全体構成を示すブロック図であり、(b)は当該情報処理システムに含まれる表示装置の正面図である。 第1実施形態に係る表示装置の概要構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る表示装置における動作の全体を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る表示装置における動作の細部としての栞間移動動作を示すフローチャートである。 第1実施形態及び第2実施形態に係る表示装置の動作中における正面図であり、(a)は第1実施形態に係る表示装置の動作中における正面図であり、(b)は第1実施形態の変形形態に係る表示装置の動作中における正面図である。 第2実施形態及び第3実施形態に係る表示装置の動作中における正面図であり、(a)は第2実施形態に係る表示装置の動作中における正面図であり、(b)は第3実施形態に係る表示装置の動作中における正面図である。 第4実施形態に係る表示装置の動作中における各正面図である。 第5実施形態に係る表示装置の動作中における正面図である。
次に、本発明を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する各実施の形態は、例えばパーソナルコンピュータ(以下、単に「パソコン」と称する)と、当該パソコンに接続された例えば電気泳動方式を用いた実施形態に係る携帯型の表示装置と、を備える情報処理システムにおける当該表示装置に対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
(I)第1実施形態
始めに、第1実施形態に係る情報処理システムの概要構成について、図1(a)を用いて説明する。なお図1(a)は、当該概要構成を示すブロック図である。
図1(a)に示すように、第1実施形態に係る情報処理システムSは、上記パソコンPと、上記表示装置Dと、により構成されており、両者は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格やLAN(Local Area Network)規格に準拠したネットワークNTを介して相互に接続されている。なお、パソコンPと表示装置Dとの間のデータの授受は、後述するメモリカードを用いて行ってもよい。
この構成において、パソコンPにおいて生成された表示対象たる文書等の情報は、ネットワークNTを介して表示装置Dに出力され、当該表示装置D上において表示される。
次に、第1実施形態に係る表示装置Dについて、図1(b)及び図2を用いて説明する。なお、図1(b)は第1実施形態に係る表示装置Dの正面図であり、図2は当該表示装置Dの細部構成を示すブロック図である。
図1(b)及び図2に示すように、第1実施形態に係る表示装置Dは、表示装置D全体を統括制御する第1表示制御手段、第2表示制御手段、第3表示制御手段、第4表示制御手段及びモード切換手段の一例としてのCPU(Central Processing Unit)101と、ファームウエア等を記憶するROM(Read Only Memory)102と、第1実施形態に係る表示装置Dとしての動作を実行するための各種制御プログラムやユーザ設定等のデータ或いは後述する表示部106において表示される文書等に相当する文書情報等を不揮発性に記憶する記憶手段の一例としてのフラッシュROM103と、CPU101の制御処理に必要なデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)104と、後述するカーソルキー、決定キー及び電源スイッチから構成され、操作手段の一例としてユーザからの指示を指示情報としてCPU101に供給する操作キー105と、例えば電気泳動方式の表示パネルや液晶表示パネル等により構成され、パソコンPから送信されて来た情報に相当する文書等を画面に表示する表示手段の一例としての表示部106と、CPU101からの指示に基づき表示部106による表示を制御する第1表示制御手段、第2表示制御手段、第3表示制御手段、第4表示制御手段及びモード切換手段の一例としての表示コントローラ107と、を備えている。
この構成において、操作キー105として具体的には、表示部106に表示されている文書を例えば垂直上方向又は垂直下方向に移動(スクロール)させる際に操作される上キー105e及び下キー105cと、当該文書を前頁又は次頁に頁毎に移動させる際に操作される前キー105d及び次キー105bと、各種操作の結果を決定させる際に操作される上記決定キー105aと、上記電源スイッチ105fと、により構成されている。そして上記上キー105e、下キー105c、前キー105d及び次キー105bにより上記カーソルキーが構成されている。
これに加えて表示装置Dは、例えばリチウムイオン電池等から構成されるバッテリー108と、バッテリー108に対する充電を制御する充電コントローラ109と、メモリカードドライブ等により構成されCPU101からの指示に基づきメモリカードドライブに挿入されたメモリカードMCに対してデータの書き込み及び読み出しを行うメモリカードI/F(インターフェース)110と、表示装置DとパソコンPとをネットワークNTにより接続してデータを送受信するためのインターフェース処理を行う通信I/F111と、を備えている。そして、ROM102、フラッシュROM103、RAM104、操作キー105、表示コントローラ107、充電コントローラ109、メモリカードI/F110及び通信I/F111と、CPU101と、は、バス112を介して相互に接続されている。
次に、第1実施形態に係る表示装置Dとしての動作について、図3乃至図5を用いて説明する。なお、図3は第1実施形態に係る表示装置Dにおける動作の全体を示すフローチャートであり、図4は第1実施形態に係る表示装置Dにおける動作の細部としての栞間移動動作を示すフローチャートである。また図5(a)は第1実施形態に係る表示装置Dの動作中における正面図であり、図5(b)は第1実施形態の変形形態に係る表示装置Dの動作中における正面図である。
先ず、当該第1実施形態に係る動作の前提として、表示装置Dにおいて表示される文書に相当する文書情報は、例えば夫々が一頁に相当する複数頁分の頁情報により構成されて例えばフラッシュROM103又はメモリカードMC(以下、当該フラッシュROM103又はメモリカードMCを、纏めてフラッシュROM103等と称する)内に記憶されている。そして、いずれかの頁に相当する頁情報には、当該頁を指定する栞に相当する栞情報が付加されている。この栞(栞情報)は、表示装置Dを用いて文書を閲覧する使用者により予め指定されたものであり、その栞に相当する栞情報が対応する頁情報に付加されてフラッシュROM103等内に記憶されている。この栞情報を後述する動作において辿ることにより、当該栞を付した頁のみを掻い摘んで表示部106に表示させることができるである。
また、フラッシュROM103等内には、上記文書情報自体に加えて、複数の当該文書情報がある場合について当該フラッシュROM103等に記憶されている各文書情報を示す文書一覧情報も、併せて記憶されている。
次に、第1実施形態に係る表示装置Dとしての動作について、具体的に説明する。
図3に示すように、第1実施形態に係る動作において電源スイッチ105fの操作により表示装置Dとしての電源が投入されると(ステップS1)、CPU101及び表示コントローラ107(以下、CPU101及び表示コントローラ107を単にCPU101等と称する)は、フラッシュROM103等から上記文書一覧情報を読み出し、これを表示部106に表示する(ステップS2)。これにより使用者は、当該文書一覧が表示されている状態で例えば上記上キー105e又は下キー105c等を操作することにより、表示部106に実際に表示させる文書を選択する(ステップS3)。これによりCPU101等は、当該選択された文書に相当する文書情報を、例えば第1頁から表示部106に表示する(ステップS4)。なおこのとき、表示部106における表示モードは、通常の頁毎の文書表示を行う頁表示モードとされる。
次にCPU101は、当該文書を表示している状態において、上記次キー105b又は前キー105dが操作されることにより頁送り操作又は頁戻り操作が為されたか否かを監視する(ステップS5)。そして、当該監視中において当該頁送り操作又は頁戻り操作が実行された場合(ステップS5;YES)、CPU101等は、当該操作に対応して次の頁又は前の頁のいずれかに相当する頁情報に、表示部106上の表示を切り換える(ステップS6)。
その後CPU101は、電源スイッチ105fが操作されることにより表示装置Dとしての電源オフが指示されたか否かを確認する(ステップS13)。これにより、当該電源オフが指示されているとき(ステップS13;YES)、CPU101はそのまま表示装置Dとしての動作を終了する。一方、電源オフが指示されていないとき(ステップS13;NO)、CPU101等は、上記ステップS2の動作に戻って文書一覧を表示する。
他方、上記ステップS5の監視中において、頁送り操作及び頁戻り操作のいずれもが実行されない場合(ステップS5;NO)、CPU101は次に、表示装置Dとしての動作を指定する図示しないメニューの表示が操作キー105を用いて指示されたか否かを確認する(ステップS7)。
ここで、当該メニュー自体は表示部106において文書に重ねて表示されるものであり、当該メニューには、後述する栞の新たな付与又は削除を指定するための項目や、既に栞が付与されている頁のみを対象として表示部106上の表示を切り換える第1実施形態に係る栞間移動モードを指定するための項目が含まれている。
そして、当該メニューを表示する操作が指示されたとき(ステップS7;YES)、CPU101は必要なメニューを表示部16に表示し(ステップS8)、更に当該表示されているメニュー上において、栞の新たな付与又は削除を示す項目が選択されたか否かを確認する(ステップS9)。これにより当該栞の付与又は削除が選択された場合(ステップS9;YES)、CPU101は、当該選択された栞の新たな付与又は削除に夫々相当する栞情報の生成又は削除を行い(ステップS10)、上記ステップS13の動作に移行する。なお上記ステップS7の確認においてメニューの表示操作が為されないとき(ステップS7;NO)、CPU101等は上記ステップS2の動作に戻って文書一覧を表示する。
また、上記ステップS10の動作において新たな栞の付与が指定された場合、CPU101は当該栞が付与される頁自体を縮小した当該頁のサムネイルイメージを生成してフラッシュROM103等に記憶させる。
ここで、当該サムネイルイメージデータについては、上述したように栞の新たな付与の都度、CPU101が当該栞付与の対象となる頁に相当する頁情報(イメージデータ)を縮小して生成してフラッシュROM103等に記憶させてもよいし、各頁毎に予めサムネイルイメージデータをフラッシュROM103等に記憶させていたものを読み出すようにしてもよい。このとき、元の頁情報の大きさ(表示の際の占有面積)との関係では、当該頁情報が例えば縦1,200ドット×横825ドットの大きさであった場合、対応する縮小されたサムネイルイメージデータとしては例えば縦280ドット×横192ドット程度の大きさのものが好ましい。
一方、上記ステップS10の動作において既存の栞の削除が指定された場合、CPU101は当該削除の対象たる栞に相当する栞情報を削除する。
更に、上記ステップS9の確認において、栞の付与及び削除のいずれもが選択されない場合(ステップS9;NO)、CPU101は次に、後述する栞間移動モードを示す項目が選択されたか否かを確認する(ステップS11)。これにより当該栞間移動モードが選択された場合(ステップS11;YES)、CPU101等は、当該選択された栞間移動モードとしての動作を行い(ステップS12)、上記ステップS13の動作に移行する。なおこの栞間移動モードとしての動作については、後ほど詳述する。
一方、上記ステップS11の確認において、栞間移動モードも選択されない場合(ステップS11;NO)、CPU101等は、上記ステップS2の動作に戻って文書一覧を表示する。
次に、第1実施形態に係る栞間移動モードとしての動作について、具体的に図4及び図5(a)を用い説明する。
当該栞間移動モードとしての動作(ステップS12)として具体的には、図4に示すように、先ずCPU101等は、表示部106における表示モードを、通常の頁毎の表示を行う上記頁表示モードから、上記ステップS11に係る操作により指定された栞間移動を行うための上記栞間移動モードに切り換える(ステップS120)。この栞間移動モードにおいては、上述したように、既に栞が付与されている頁のみを対象として表示部106上の表示を切り換える動作が実行される。なお、このステップS120の動作が実行されたタイミングで、切り換え前の頁表示モードにおいて当該切り換え直前まで表示していた頁自体に栞を付与するように構成してもよい。
次にCPU101は、切り換え前の頁表示モードにおいて当該切り換え直前まで表示していた頁に相当する頁情報(頁イメージデータ)をフラッシュROM103等から改めて取得する(ステップS121)。その後CPU101は更に、当該頁情報を取得した頁の直前に栞情報が指定されている(栞が付与されている頁)頁があるか否かを確認する(ステップS122)。なお、当該栞情報が指定されている頁を、以下栞頁と称する。そして、直前に栞頁がない場合(ステップS122;NO)、CPU101は後述するステップS124の動作に移行する。一方当該直前の栞頁があった場合(ステップS122;YES)、CPU101は次に、当該直前の栞頁に相当する上記サムネイルイメージデータをフラッシュROM103等から取得する(ステップS123)。
次にCPU101は、上記ステップS121の動作において頁情報を取得した頁の直後に栞頁があるか否かを確認する(ステップS124)。そして、直後に栞頁がない場合(ステップS124;NO)、CPU101は後述するステップS126の動作に移行する。一方当該直後の栞頁があった場合(ステップS124;YES)、CPU101は次に、当該直後の栞頁に相当する上記サムネイルイメージデータをフラッシュROM103等から取得する(ステップS125)。
その後CPU101等は、上記ステップS121の動作において取得した頁イメージデータに相当する頁イメージと、上記ステップS123又はS125の動作において取得したサムネイルイメージデータに相当するサムネイルイメージと、を、表示部106において重ねて表示する(ステップS126)。
ここで、当該ステップS126の動作における重畳表示の態様について、具体的に図5(a)を用いて説明する。
第1実施形態に係る栞間移動動作の場合、栞頁毎の表示の切り替えに用いられるのは、通常の頁表示モードにおいて頁送り又は頁戻りの操作(上記ステップS5参照)に用いられていた次キー105b又は前キー105dであり、これらは図1(b)に示すように、表示装置Dにおいて左右に配置されている。
そこで、ステップS126における重畳表示動作においては、図5(a)に例示するように、表示部106上にステップS121の動作において取得した頁イメージデータに相当する頁イメージを、その表示態様(具体的には、それ自体の表示部106内における大きさ、フォント又は文字の太さ等)を維持しつつ先ず表示し、それに重ね合わせて、上記ステップS123の動作において取得したサムネイルイメージ(すなわち前の栞頁に相当するサムネイルイメージ)210を向かって左に、上記ステップS125の動作において取得したサムネイルイメージ(すなわち後の栞頁に相当するサムネイルイメージ)220を向かって右に、夫々表示する。これにより、栞間移動に係る操作が為される次キー105b又は前キー105dの表示装置Dにおける配置関係(左右の関係)と、夫々のキーにより選択されることとなる前の栞頁に相当するサムネイルイメージ210又は後の栞頁に相当するサムネイルイメージ220の表示部106における表示位置関係と、が整合することとなる。
なお、各サムネイルイメージ210及び220の表示部106内の位置としては、上述した左右の関係に加えて、背景となる頁(上記ステップS121の動作において頁情報を取得した頁)における空白の領域上に、当該サムネイルイメージ210及び220を表示するように制御することが望ましい。
以上説明したステップS126の動作により各サムネイルイメージ210又は220が表示部106に表示されたら、次にCPU101は、サムネイルイメージ210又は220に夫々対応する前キー105d又は次キー105bのいずれかが操作された場合(ステップS127)、その操作されたキーが次キー105bであるか否かを確認する(ステップS128)。これにより、操作されたのが次キー105bであった場合(ステップS128;YES)、CPU101は、直後の栞頁に相当する頁情報をフラッシュROM103等から取得し(ステップS129)、その後上記ステップS122の動作に戻る。
一方、上記ステップS128の確認において、その操作されたキーが次キー105bでなかった場合(ステップS128;NO)、次にCPU101は、ステップS127の動作において確認されたキーが前キー105dであるか否かを確認する(ステップS130)。これにより、操作されたのが前キー105dであった場合(ステップS130;YES)、CPU101は、直前の栞頁に相当する頁情報をフラッシュROM103等から取得し(ステップS131)、その後上記ステップS122の動作に戻る。
更に、上記ステップS130の確認において、その操作されたキーが前キー105dでもなかった場合(ステップS130;NO)、次にCPU101は、ステップS127の動作において確認されたキーが決定キー105aであるか否かを確認する(ステップS132)。これにより、操作されたのが決定キー105aでなかった場合に(ステップS132;NO)、CPU101は、上記ステップS122の動作に戻る。一方、当該操作されたのが決定キー105aであった場合(ステップS132;YES)、CPU101等は、その決定キー105aが操作されたタイミングで取得されている頁情報(すなわち、上記ステップS129又はS130のいずれか一方の動作において取得されていた栞頁に相当する頁情報)を用いた通常の頁表示(栞頁の頁表示)を行うべく、当該頁情報を用いた頁表示モードに移行し(ステップS133)、図3に示すステップS13の動作に移行する。
上説明したように、第1実施形態に係る表示装置Dにおける栞間移動モードの動作によれば、栞頁に対応するサムネイルイメージ210又は220を表示部106内のいずれかの位置に表示し、当該表示されているサムネイルイメージ210又は220のいずれかが選択されたとき、当該選択されたサムネイルイメージ210又は220により内容が示されている栞頁を表示するので、表示部106の表示領域のみを利用して、現在の頁の内容と併せて栞頁の内容を確認することができる。
また、頁表示モードでは表示分106上に頁のみが表示されることで当該頁の閲覧が容易になると共に、栞間移動モードでは、現在表示中の頁の内容を確認しつつ、栞頁をも選択してその頁に表示を切り換えることができる。
更に、栞頁に対応するサムネイルイメージ210又は220を表示部106の表示領域内のいずれかの位置に表示するので、元の頁の表示を消去せずにその内容を確認可能としつつ、サムネイルイメージ210又は220を表示することができる。
従って、目印として栞頁に付された栞としての機能の利便性を向上させることが可能である。
また、表示部106に表示されていた頁の当該表示の態様(具体的には、大きさやフォント等)を維持しつつ、サムネイルイメージ210又は220を当該頁に重ねて表示するように制御するので、元の頁の表示が例えば縮小等されることによりそれを構成する文字等が読み難くなることがなく、当該頁のうちサムネイルイメージ210又は220が重ねられていない部分の当該文字等を確実に認識することができる。
更に、表示部106に表示されるサムネイルイメージ210及び220が当該サムネイルイメージ210及び220により内容が指示されている栞頁の表示状態を縮小して得られるサムネイルイメージデータであるので、当該栞頁の内容を迅速に認識することができる。
更にまた、栞頁を表示する旨の操作を行うための次キー105b及び前キー105dの表示装置D内における位置関係(第1実施形態の場合、左右)と、サムネイルイメージ210又は220に対応する栞頁と現在表示されている頁との文書全体の中における頁の前後関係と、が整合するようにサムネイルイメージ210又は220が表示されるので、直感的な操作によりサムネイルイメージ210又は220に対応する栞頁を表示させることができる。
また、直前の頁表示モード現在表示部106に表示されている頁における空白部分を含む領域にサムネイルイメージ210又は220を表示させる場合には、現在表示されている頁の内容との関係を確認しつつ、サムネイルイメージ210又は220により内容が示されている栞頁を認識することができる。
なお、上述した第1実施形態においては、栞間移動モードにおいて用いられる操作キー105が表示装置D上において左右に配置されている次キー105bと前キー105dである関係から、これとの整合性を考慮して表示部106における左右にサムネイルイメージ210及び220を表示する構成とした。このとき、図5(b)に例示するように、表示装置D上において上下に配置される上キー105eと下キー105cとを用いて栞間移動を行うように構成することも可能である。より具体的に例えば、上キー105eを前の栞頁の選択に用い、下キー105cを後の栞頁の選択に用いるようにするのが好適である。そしてこの場合、サムネイルイメージ210及び220も、図5(a)に例示した左右ではなく図5(b)に例示するように上下に分けて表示部106に表示するのが好ましい。
この場合でも、上記第1実施形態に係る栞間移動モードと同様の効果を奏することができる。
更に、第1実施形態では、サムネイルイメージ210及び220を重ねるに当たって元の頁の表示はその表示態様を維持することとした。しかしながらこれ以外に、例えば当該元の頁の表示を表示部106の一部(例えば上半分)に限定し、それ以外の部分にサムネイルイメージ210及び220を表示するように構成することもできる。
この場合、元の頁の表示については、当該頁を縮小することにより当該頁の全体を表示しつつサムネイルイメージ210及び220を表示するようにしてもよい。また、当該頁の一部を欠くように表示して、空いた表示部106の領域内にサムネイルイメージ210及び220を表示するようにしてもよい。
(II)第2実施形態
次に、本発明に係る他の実施形態である第2実施形態について、図6(a)を用いて説明する。なお図6(a)は第2実施形態に係る表示装置の動作中における正面図である。また、以下に説明する第2実施形態に係る表示装置の構成は基本的に第1実施形態に係る表示装置Dの構成と同様であるので、以下の説明では、第1実施形態に係る表示装置Dについて用いられた部材番号と同一の部材番号を用いて説明する。なおこの点については、以下の第3実施形態乃至第5実施形態においても同様である。
上述した第1実施形態では、図5に例示されるように、サムネイルイメージ210又は220としては、単に栞頁自体を縮小したものを用いるのみであった。これに対し、第2実施形態に係る表示装置では、その栞間移動モードにおいて、図6(a)に例示するように、CPU101等は、第1実施形態に係るサムネイルイメージ210又は220と同様の各サムネイルイメージに対して、夫々が対応する栞頁の頁番号200を重畳したサムネイルイメージ211及び221を、当該サムネイルイメージ210又は220に代えて表示部106に表示する。この場合、背景となる頁にも、それが対応する頁番号200を重畳して表示するのが好ましい。
なお、第2実施形態に係る表示装置の動作としては、上述したサムネイルイメージ211及び221をサムネイルイメージ210及び220に代えて表示する点以外は第1実施形態に係る表示装置Dの動作と同様であるので、当該相違点以外の第2実施形態に係る表示装置としての動作の説明は省略する。
以上説明した第2実施形態に係る表示装置の動作によれば、第1実施形態に係る表示装置Dの動作による効果に加えて、栞頁を示す頁情報200がサムネイルイメージ211又は221内に含まれているので、当該内容が示されている頁をより迅速に認識することができる。
(III)第3実施形態
次に、本発明に係る更に他の実施形態である第3実施形態について、図6(b)を用いて説明する。なお図6(b)は第3実施形態に係る表示装置の動作中における正面図である。
上述した第1及び第2実施形態では、図5又は図6(a)に例示されるように、表示部106に表示されるサムネイルイメージは、サムネイルイメージ210又は220若しくはサムネイルイメージ211又は221であり、その数は多くても二つであった。これに対し、第3実施形態に係る表示装置では、その栞間移動モードにおいて、栞頁が三頁以上ある場合にCPU101等は、図6(b)に例示するように、最大で四つのサムネイルイメージ212、213、222及び223を表示する。このとき、各サムネイルイメージ212、213、222及び223の表示順は、当該各サムネイルイメージ212、213、222及び223が対応する栞頁の、文書全体における頁の順に則った順番となる。
また、各サムネイルイメージ212、213、222及び223夫々自体の表示部106における大きさは、栞間移動モードに切り換えられる直前に表示されていた頁に対して直前の栞頁及び直後の栞頁夫々に対応するサムネイルイメージ213及び222を、当該表示されていた頁に対して更に前又は更に後にある栞頁夫々に対応するサムネイルイメージ212及び223よりも大きく表示する。なお、直前の栞頁及び直後の栞頁に各々対応するサムネイルイメージ213及び222相互の大きさについては、図6(b)に例示するように同一としてもよいし、背景となる頁により近い栞頁に対応するサムネイルイメージの方を大きくしてもよい。
なお、第3実施形態に係る表示装置の動作としては、上述したサムネイルイメージ212、213、222及び223をサムネイルイメージ210及び220に代えて表示する点以外は第1実施形態に係る表示装置Dの動作と同様であるので、当該相違点以外の第3実施形態に係る表示装置としての動作の説明は省略する。
以上説明した第3実施形態に係る表示装置の動作によれば、第1実施形態に係る表示装置Dの動作による効果に加えて、文書内における位置が栞間移動モードに切り換える直前に表示されていた頁に近い栞頁の内容を示すサムネイルイメージ213及び222ほど表示部106における占有面積を相対的に大きくして表示するので、更に直感的に頁の内容を認識することができる。
(IV)第4実施形態
次に、本発明に係る更に他の実施形態である第4実施形態について、図7を用いて説明する。なお図7は第4実施形態に係る表示装置の動作中における正面図である。
上述した第1乃至第3実施形態に係る栞間移動モードでは、表示部106内にサムネイルイメージ210等を表示し、その表示されているサムネイルイメージ210等のいずれかを選択することで当該選択されたサムネイルイメージ210等に対応する栞頁の内容を表示部106に表示する構成とされていた。これに対し、第4実施形態に係る表示装置では、その栞間移動モードにおいて、図7の上側二つの図に例示するように、先ず各栞頁に対応するサムネイルイメージ211、221及び231を夫々の頁を示す頁情報200を重畳して表示する。この状態において次キー105bが操作された場合、背景に表示されている頁の内容はそのままに、栞頁に対応するサムネイルイメージのみを順送りし、次の栞頁に対応するサムネイルイメージ221、231及び241を夫々に対応する頁情報200を重畳して表示する。
そして、例えばサムネイルイメージ231が操作キー105により選択された場合、図7下側の図に例示するように、そのサムネイルイメージ231に対応する栞頁を表示部106に表示する。
なお、第4実施形態に係る表示装置の動作としては、上述したサムネイルイメージ211、221、231及び241をサムネイルイメージ210及び220に代えて表示する点以外は第1実施形態に係る表示装置Dの動作と同様であるので、当該相違点以外の第4実施形態に係る表示装置としての動作の説明は省略する。
以上説明した第4実施形態に係る表示装置の動作によれば、第1実施形態に係る表示装置Dの動作による効果に加えて、相互に異なる栞頁の内容を夫々に示す複数のサムネイルイメージ211等を文書内における当該各栞頁の位置関係と整合する位置関係を有するように表示部106上に表示し、更に当該表示されているサムネイルイメージ211等各々に対応する栞間の遷移が指示されたとき、各サムネイルイメージ211等の当該表示をその遷移に対応するように切り換えて表示するので、元の頁の表示を遷移させるのと同様の視覚的効果をもってサムネイルイメージ211等の表示を栞頁間で切り換えることで、直感的且つ容易にサムネイルイメージ211等により内容が示されている頁を認識することができる。
(V)第5実施形態
最後に、本発明に係る更に他の実施形態である第5実施形態について、図8を用いて説明する。なお図8は第5実施形態に係る表示装置の動作中における正面図である。
上述した第1乃至第4実施形態に係る表示装置では、通常の頁表示モードと栞間移動モードとの間のモード切換は、栞間の移動等にも用いられる操作キー105を兼用して操作したが、これ以外に、図8に例示されるように、当該モード切換専用の切換ボタン105gを操作キー105の一部として別途設けてもよい。そして、例えば頁表示モードから栞間遷移モードに移行する場合、図8に例示されるように切換ボタン105gの操作のみで移行するように構成することが望ましい。
なお、第5実施形態に係る表示装置の動作としては、上記切換ボタン105gに係る動作以外は第1実施形態に係る表示装置Dの動作と同様であるので、当該相違点以外の第5実施形態に係る表示装置としての動作の説明は省略する。
以上説明した第5実施形態に係る表示装置の動作によれば、第1実施形態に係る表示装置Dの動作による効果に加えて、モード間移行のための専用の切換ボタン105gを別途設けるので、より簡易にモード間移行を行うことができる。
なお、上記図3及び図4を用い説明したフローチャートに対応するプログラムをフレキシブルディスク等の記録媒体に記録しておき、又はインターネット等のネットワークを介して取得して記録しておき、これらをマイクロコンピュータ等のコンピュータで読み出して実行することにより、当該マイクロコンピュータ等を各実施形態に係るCPU101として機能させることも可能である。
以上夫々説明したように、本発明は表示装置の分野に利用することが可能であり、特に表示部106の数が少ないか表示領域としての広さが十分でない表示装置の分野に適用すれば特に顕著な効果が得られる。
101 CPU
102 ROM
103 フラッシュROM
104 RAM
105 操作キー
105a 決定キー
105b 次キー
105c 下キー
105d 前キー
105e 上キー
105f 電源スイッチ
105g 切換ボタン
106 表示部
107 表示コントローラ
108 バッテリー
109 充電コントローラ
110 メモリカードI/F
111 通信I/F
112 バス
200 頁番号
210、211、212、213、220、221、222、223、231、241 サムネイルイメージ
S 情報処理システム
P パソコン
D 表示装置
NT ネットワーク
MC メモリカード

Claims (8)

  1. 表示手段と、
    前記表示手段に表示される複数の頁からなる表示情報と、各前記頁のうち予め指定されている当該頁を指定する指定情報と、を記憶する記憶手段と、
    入力操作を行うために用いられる操作手段と、
    前記表示手段における前記表示情報の表示に係るモードである第1表示モードと第2表示モードとを切り換えるモード切換手段と、
    前記第1表示モードにおいて、前記表示手段上に前記頁のみを表示する第1表示制御手段と、
    前記第1表示モードを実行中において、前記操作手段における操作に応じて、前記表示手段上に現在表示されている前記頁を他の頁に書き換える第2表示制御手段と、
    前記第2表示モードにおいて、前記指定情報により示される相互に異なる前記頁の内容を夫々に示す複数の内容指示情報を、前記表示情報内における当該各頁の前後関係と整合する位置関係を有し、且つ当該表示情報内における位置が前記表示手段上に現在表示されている前記頁に近い前記頁の前記内容を示す前記内容指示情報ほど占有面積を相対的に大きくして、前記表示手段において当該頁が表示される表示領域内のいずれかの位置に表示するように制御する第3表示制御手段と、
    前記第2表示モードにおいて、前記操作手段の操作によりいずれかの前記内容指示情報が指定されたとき、当該指定された内容指示情報により前記内容が示されている前記頁を前記表示手段上に表示する第4表示制御手段と、
    を備え
    前記操作手段は、前記表示されている複数の内容指示情報各々に対応する前記指定情報間の遷移を指示するために更に用いられ、
    前記第2表示モードにおいて前記第3表示制御手段は、前記指定情報間の遷移が指示されたとき、当該表示されている内容指示情報の当該表示を当該指定情報間の遷移に対応するように切り換えることを特徴とする情報表示装置。
  2. 請求項1に記載の情報表示装置において、
    前記第2表示モードにおいて前記第3表示制御手段は、前記指定情報により示される相互に異なる前記頁である指定頁の内容を夫々に示す複数の前記内容指示情報のうち、前記表示手段上に現在表示されている前記頁である表示頁に対して前記表示情報内において直前に位置する前記指定頁の内容を示す前記内容指示情報の大きさと、前記表示頁に対して前記表示情報内において直後に位置する前記指定頁の内容を示す前記内容指示情報の大きさと、を同一として当該各内容指示情報を表示するように制御することを特徴とする情報表示装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報表示装置において、
    前記第2表示モードにおいて前記第3表示制御手段は、前記表示手段に表示されていた前記頁の当該表示の態様を維持しつつ、前記内容指示情報を当該頁に重ねて表示するように制御することを特徴とする情報表示装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の情報表示装置において、
    前記内容指示情報は、当該内容指示情報により前記内容が示されている前記頁の前記表示手段上における表示状態を縮小して得られる縮小情報であることを特徴とする情報表示装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の情報表示装置において、
    前記第2表示モードにおいて前記第3表示制御手段は、前記内容指示情報により前記内容が示されている前記頁を示す頁情報を含ませて当該内容指示情報を表示することを特徴とする情報表示装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の情報表示装置において、
    前記操作手段は、前記指定情報により指定されている前記頁を前記表示手段上に表示する旨の操作を行うために更に用いられ、
    前記第2表示モードにおいて前記第3表示制御手段は、前記表示されている内容指示情報により前記内容が示されている前記頁と前記表示手段上に現在表示されている前記頁との前記表示情報全体の中における前後関係と、前記操作手段の前記情報表示装置内における位置関係と、が整合するように当該内容指示情報を表示することを特徴とする情報表示装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の情報表示装置において、
    前記第2表示モードにおいて前記第3表示制御手段は、前記表示領域における空白部分に前記内容指示情報を表示させることを特徴とする情報表示装置。
  8. コンピュータで読み出して実行することにより、当該コンピュータを、請求項1から7のいずれか一項に記載の情報表示装置として機能させることを特徴とする情報表示用プログラム
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